JP2016003712A - 締結構造および締結ねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】被締結部材が任意の停止位置まで繰り返し回転しても、緩み止め効果の高い締結構造を提供する。【解決手段】テンプル側こま2aを取付けるリムロック側こま3aと、ヒンジ部6およびねじ部7を備えた締結ねじ4とからなり、ヒンジ部6はねじ部7のねじ山7aを2ピッチ分以上覆う樹脂スリーブ6bを有し、このねじ山を覆う樹脂スリーブ6bのねじ山1ピッチ分以上をリムロック側こま3aに設けられためねじ部3ab内に位置させることを特徴としている。この構成によれば、ヒンジ部6の樹脂スリーブ6bを胴膨れさせると同時にねじ部7とリムロック側こま3aのめねじ部3abとの間隙に樹脂スリーブ6bを埋め込むことができ、テンプル側こま2aが任意の停止位置まで繰り返し回転しても、これを任意の停止位置に保持でき、しかも締結ねじ4が緩むようなことがなく、緩み止め効果の高い締結構造を提供できる。【選択図】図1

Description

本発明は、眼鏡のテンプル、化粧用具の開閉蓋等を取付ける蝶番や携帯端末用チルトスタンドのように被締結部材を相手部材に対して任意の停止位置に保持できる締結構造およびこれに最適な締結ねじに関するものである。
従来、眼鏡のテンプル、化粧用具の開閉蓋、携帯端末用チルトスタンドのスタンド台等を任意の停止位置に保持する締結構造としては、眼鏡の蝶番に代表されるような樹脂スリーブの胴膨れを利用する締結構造が知られている。この種の締結構造としては、特許文献1の締結構造(以下、第1締結構造という)や特許文献2の締結構造(以下、第2締結構造という)がある。第1締結構造51は、図4に示すようにレンズ固定用リム(図示せず)に取付けられるリムロック53と、その一端に突設された3個のリムロック側こま53a,53a,53aと、隣接する2個のリムロック側こま53a,53a間に配置されるテンプル側こま52a,52aを一端に持つテンプル52とを有している。前記テンプル側こま52a,52aには、同心上に位置する下穴52aa,52aaが穿設されている。また、前記リムロック側こま53a,53a,53aの上側2個には、前記下穴52aaと同心上に位置する下穴53aa,53aaが穿設されており、最下位置にあるリムロック側こま53aには前記下穴52aa,53aaと同心上に位置してめねじ部53abが成形されている。
前記第1締結構造51はリムロック側こま53aに対してテンプル側こま52aを回転可能に取付ける締結ねじ54を有している。この締結ねじ54は、頭部55とこれに連続するヒンジ部56とこのヒンジ部56に連続するねじ部57とからなっている。ねじ部57は最下位置にあるリムロック側こま53aに成形されためねじ部53abに螺合しており、ヒンジ部56は残りのリムロック側こま53a,53aおよびテンプル側こま52a,52aの下穴53aa,52aa内に位置している。これにより、テンプル側こま52aがヒンジ部56を支点としてリムロック側こま53aに対して回転可能となっている。
前記ヒンジ部56は、首下軸部56aaおよびこれに連続する小径部56abを持つ段付き軸部56aと、この首下軸部56aaおよび小径部56abに密着するように配置された樹脂スリーブ56bとからなっている。この樹脂スリーブ56bの下部56baは、リムロック側こま53aのめねじ部53abに達するにともなってめねじ部53abにより塑性成形されている。
この第1締結構造51によれば、締結ねじ54のねじ部57がリムロック側こま53aのめねじ部53abにねじ込まれて樹脂スリーブ56bの下部56baが塑性成形され、その際に発生する余肉が上方に押し上げられる。そのため、樹脂スリーブ56bが押し上げ方向の力を受けるので、その胴部が胴膨れを起こす。この胴膨れにより、樹脂スリーブ56bがテンプル側こま52aとの摩擦力を高め、この摩擦力によりテンプル側こま52aはリムロック側こま53aに対して任意の停止位置にしっかりと保持される。
前記第2締結構造101は、図5に示すように、リムロック側こま103aおよびテンプル側こま102aの個数およびリムロック側こま103aの下穴103aaの径並びに締結ねじ104のヒンジ部106の形状を除いて、前述の第1締結構造51と同一構造をしている。前記リムロック側こま103aは2個設けられており、その下側に位置するリムロック側こま103aにはめねじ部103abが成形されている。他方のリムロック側こま103aには、めねじ部103abよりも大径の下穴103aaが穿設されており、これらこま103a,103a間にはテンプル側こま102aが配置されている。
前記締結ねじ104は頭部105とこれに連続するヒンジ部106とねじ山107aが形成されたねじ部107とを有している。前記ヒンジ部106は頭部105からその軸線に沿って延びる小径部106abを有し、この小径部106abには樹脂スリーブ106bが密着するように配置されている。前記小径部106abは、ねじ部107のねじ山107aの谷径と同径に形成されており、これを覆う後記スリーブ部106bcの外径がねじ山7aのねじ山径よりもわずかに大きくなるように構成されている。
前記樹脂スリーブ106bは、リムロック側こま103aの下穴103aaに対応する大径スリーブ部106bbと小径スリーブ部106bcとからなっている。前記小径スリーブ部106bcは、テンプル側こま102aの下穴102aa内に位置し、テンプル側こま102aと接触して摩擦力を発生させている。また、この小径スリーブ部106bcの下部は前記ねじ山107aのおおよそ1ピッチ分のねじ山107aaを覆うねじ山密着部106bdを有しており、このねじ山密着部106bdの一部がリムロック側こま103aのめねじ部103ab内に位置している。
この第2締結構造101によれば、締結ねじ104のねじ部107がリムロック側こま103aのめねじ部103abにねじ込まれる際に、小径スリーブ部106bcのねじ山密着部106bdがリムロック側こま103aのめねじ部103abにより押し出される。この時、リムロック側こま103aのめねじ部103ab内に位置する小径スリーブ部106bcのねじ山密着部106bdがわずかであるので、小径スリーブ部106bcはねじ部107から切り離される。また、リムロック側こま103aのめねじ部103abにより押し出されるねじ山密着部106bdの余肉が小径部の周囲の小径スリーブ部106bcを上方に押し上げる。そのため、小径スリーブ部106bcが押し上げ方向の力を受けることとなって胴膨れを起こし、小径スリーブ部106bcとテンプル側こま102aとの摩擦力が増加する。これにより、前述の第1締結構造51と同様にテンプル102は任意の停止位置にしっかりと保持される。
米国特許第4256388号公報 実公平6−48487号公報
しかしながら、前述したいずれの締結構造51,101の場合も、テンプル側こま52a,102aがリムロック側こま53a,103aに対して任意の停止位置まで回転を繰り返す構造であるため、締結ねじ54,104はその頭部55,105からの押圧力が大きくならないように座面をテンプル側こま52aから離したり、頭部55,105の座面の面積を少なくしたりしておかねばならない。そのため、締結ねじ54,104はねじ部57,107とリムロック側こま53a,103aのめねじ部53ab,103abとの係合による摩擦力でテンプル側こま52a,102aとリムロック側こま53a,103aとを締結することとなり、十分な締結力を保持できない。その上に、いずれの締結構造51,101も締結ねじ54,104をテンプル側こま52a,102aの回転支点とする構造であるため、テンプル側こま52a,102aが任意の停止位置まで回転を繰り返すたびに、その回転方向すなわち締結ねじ54,104の締付方向または緩み方向の回転力が締結ねじ54,104に作用する。そのため、特に締結ねじ54,104に緩み方向の回転力が加わる時には、十分な締結力を保持しない締結ねじ54,104にあってはその緩みを招くという問題が生じている。
本発明の目的は、上記問題を解消して被締結部材が任意の停止位置まで繰り返し回転をしても、締結部材をその停止位置に保持でき、しかも締結ねじの緩みを招くことのない緩み止め効果の高い締結構造およびこれに最適な締結ねじを提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、被締結部材と、被締結部材を取付ける相手部材と、ヒンジ部およびねじ部を備えた締結ねじとからなり、ヒンジ部はねじ部のねじ山を2ピッチ分以上覆う樹脂スリーブを有し、ねじ山を覆う樹脂スリーブのねじ山1ピッチ分以上を相手部材に設けられためねじ部内に位置させることを特徴としている。この構成によれば、ヒンジ部を構成する樹脂スリーブの一部が相手部材のめねじにより押し出されて残りの部分が胴膨れし、被締結部材はその停止位置にしっかりと保持される。また、樹脂スリーブが胴膨れする際には、締結ねじのねじ部と相手部材のめねじ部との間隙に樹脂スリーブの余肉の一部が埋め込まれ、締結ねじの締結力が高くなる。そのため、被締結部材が任意の停止位置まで繰り返し回転して締結ねじにゆるみ方向の力が作用しても、締結ねじが緩むようなことがなく、緩み止め効果の高い締結構造を提供することができる。
また、本発明は相手部材のめねじ部により押し出される樹脂スリーブの余肉の移動を規制して樹脂スリーブにねじり方向の力を加え、樹脂スリーブの胴膨れを徐々に行って、樹脂スリーブの余肉の量に応じて胴膨れ量が得られるようにするため、樹脂スリーブはねじ山を覆う部分のねじ山1ピッチ分以上を被締結部材の下穴内に位置させる構成であることが望ましい。
さらに、本発明は頭部とヒンジ部とねじ部とを有し、ヒンジ部は軸部とその周囲に配置された樹脂スリーブを有し、この樹脂スリーブはねじ部のねじ山を2ピッチ分以上覆う構成であってもよい。この構成によれば、ねじ部のねじ山を覆う樹脂スリーブの一部を被締結部材に下穴内に位置させるとともに、樹脂スリーブに覆われ、かつ相手部材のめねじ部内に位置するねじ山のピッチ数を変更することにより、めねじ部により押し出される樹脂スリーブの余肉の量、すなわち樹脂スリーブの胴膨れ量を任意に調整することができ、各種の締結構造に対応できる締結ねじを提供することができる。
以上説明した本発明によれば、ヒンジ部の樹脂スリーブを胴膨れさせる際に、相手部材のめねじ部と締結ねじのねじ部との間隙に樹脂スリーブを埋め込んで締結力を高め、被締結部材が任意の停止位置まで繰り返し回転しても、被締結部材をその停止位置に保持でき、しかも緩み止め効果の高い締結構造およびこれに最適な締結ねじを提供することができる。
本発明の実施形態に係る締結構造の説明図。 本発明の実施形態に係る締結ねじの正面図。 図1の要部拡大図。 従来例に係る眼鏡用蝶番を説明する説明図。 従来例に係る他の眼鏡用蝶番を説明する説明図。
以下、本発明の実施形態に係る締結構造の一例として眼鏡用の蝶番を図面に基づき説明する。この蝶番1は、図1ないし図3に示すように被締結部材の一例のテンプル(図示せず)を相手部材の一例のリムロック(図示せず)に取付けるもので、リムロックはレンズ固定用リム(図示せず)に取付けられている。このリムロックの一端にはリムロック側こま3aが設けられ、このリムロック側こま3aの上面にはテンプルの一端に設けられたテンプル側こま2aが配置されている。前記テンプル側こま2aには下穴2aaが穿設され、リムロック側こま3aには前記下穴2aaと同心上に位置するめねじ部3abが成形されている。また、前記蝶番1はテンプル側こま2aをリムロック側こま3aに対して繰り返し回転可能に取付ける締結ねじ4を有している。この締結ねじ4は、頭部5とこれに連続するヒンジ部6とこのヒンジ部6に連続するねじ部7とを備えている。前記頭部5の径は小さく、その座面5aの面積は少なくなっており、締結時に頭部5からテンプル側こま2aへ加わる押圧力は小さくなっている。前記ねじ部7は1条のねじ山7Aを有し、このねじ山7Aの一部がリムロック側こま3aのめねじ部3abに螺合している。前記ヒンジ部6は、テンプル側こま2aの下穴2aa内に位置しており、このヒンジ部6を支点としてテンプル側こま2aがリムロック側こま3aに対して回転可能となっている。
前記ヒンジ部6は、締結ねじ4の頭部5からその軸心に沿って延びる小径部6aと後記スリーブ部6baとからなっている。前記小径部6aは、前述のねじ山7Aの谷径と同径をなし、スリーブ部6baが胴膨れし易い形状となっている。この小径部6aの径は、ねじ山7Aの有効径と同径、もしくはスリーブ部6baの胴膨れに支障のない範囲でねじ山7Aの有効径以上であってもよい。また、前記小径部6baにはねじ部7の一部にわたって密着する樹脂スリーブ6bが配置されており、この樹脂スリーブ6bに小径部6aの周囲に密着するスリーブ部6baとねじ山7Aの一部のねじ山7aに密着するねじ山密着部6bbとが形成されている。この樹脂スリーブ6bを小径部6aおよびねじ山7aに密着させるに際して、製造コスト上熱収縮により行うのが望ましい。
前記ねじ山密着部6bbは、ねじ部7に成形されたねじ山7Aのおおよそ2.5ピッチ分のねじ山7aを覆っており、これらねじ山7aにより形成されるねじ溝7bに樹脂スリーブ6bが密着する構成となっている。前記ねじ山7aは、2.5ピッチ分に限定されるものではなく、2ピッチ分以上であればよく、特に2〜3ピッチ分であるのが好ましい。また、前記ねじ山密着部6bbのねじ山7aのうち、おおよそ1ピッチ分以上のねじ山、好ましくは1ピッチ分のねじ山7aaがテンプル側こま2aの下穴2aa内に位置している。残りのねじ山、おおよそ1.5ピッチ分のねじ山7abはリムロック側こま3aのめねじ部3ab内に位置している。これにより、前記ねじ山密着部6bbのうち、ねじ山7abを覆う部分がリムロック側こま3aのめねじ部3abにより押し出される余肉となっている。この余肉の一部は、締結ねじ4のねじ部7とリムロック側こま3aのめねじ部3abとの間隙を隙間なく埋め込まれている。さらに、前記余肉の残り部分はねじ山密着部6bbのねじ山7abに沿って押し出されて、このねじ山7abに連なるねじ山7aaに密着するねじ山密着部6bbを介してスリーブ部6baを圧縮している。
上記蝶番1では、締結ねじ4のねじ部7がリムロック側こま3aのめねじ部3abにねじ込まれる際に、樹脂スリーブ6bのねじ山密着部6bbのうち、1.5ピッチ分のねじ山7abを覆う部分がリムロック側こま3aのめねじ部3abにより余肉として押し出される。この時、テンプル側こま2aの下穴2aa内にはねじ山密着部6bbにより覆われる1ピッチ分のねじ山7aaが位置しているので、前述の余肉の上方への移動、すなわち樹脂スリーブ6bの延びる方向への移動が規制される。これにより、余肉はねじ山密着部6bbにより覆われるねじ山7abに沿って移動し、このねじ山7abに連なるねじ山7aaを覆うねじ山密着部6bbを徐々に圧縮する。この圧縮により、樹脂スリーブ6bのスリーブ部6baが徐々に圧縮されて胴膨れを起こす。このスリーブ部6baの胴膨れにより、テンプル側こま2aと樹脂スリーブ6bのスリーブ部6baとの摩擦力が増大するので、テンプル側こま2aはリムロック側こま3aに対して繰り返し回転しても任意の停止位置にしっかりと保持され、テンプルのあがきが良好となる蝶番1を得ることができる。
また、前述した余肉の残り部分は、締結ねじ4のねじ部7とリムロック側こま3aのめねじ部3abとの間隙に埋め込まれるので、締結ねじ4のねじ部7での摩擦力が大きくなって、締結ねじ4の締結力が大きくなる。そのため、テンプル側こま2aがヒンジ部6を支点に任意の位置まで繰り返し回転し、その都度樹脂スリーブ6bのスリーブ部6baとテンプル側こま2aとの摩擦力により締結ねじ4に緩み方向の力が作用しても、締結ねじ4は緩まない。これにより、テンプル側こま2aをリムロック側こま3aに対して任意の停止位置まで繰り返し回転可能に保持しながら、緩み止め効果の高い蝶番を得ることができる。
さらに、前記樹脂スリーブ6bのねじ山密着部6bbは2ピッチ分以上のねじ山を、好ましくは2.5ピッチ分のねじ山7aを覆う構成であるので、ねじ山密着部6bbに覆われるねじ山7aのうち1ピッチ分以上のねじ山7aaをテンプル側こま2aの下穴2aa内に残し、残りのねじ山7abをリムロック側こま3aのめねじ3ab内に位置させることができる。そのため、ねじ山密着部6bbにより覆われるねじ山7aa,7bbのピッチ数を変更して、めねじ部3abにより押し出される樹脂スリーブ6bの余肉の量、すなわち樹脂スリーブ6bの胴膨れ量を調整することができる。これにより、各種の締結構造に対応できる締結ねじ4の提供が可能となる
なお、本発明の実施形態をテンプル側こま2aおよびリムロック側こま3aが各1個でなる眼鏡用の蝶番1について説明したが、これらこまの個数が従来例と同数の蝶番であってもよい。また、眼鏡用の蝶番に限定されるものでなく、端末携帯等の薄型電子機器が保持されて水平回転するスタンド台を持つチルトスタンドであってもよい。さらに、各部の具体的な構成は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
2a…テンプル側こま
3a…リムロック側こま
3ab…めねじ部
4…締結ねじ
6…ヒンジ部
6a…小径部
6b…樹脂スリーブ
7…ねじ部
7a…ねじ山

Claims (3)

  1. 被締結部材と、被締結部材を取付ける相手部材と、ヒンジ部およびねじ部を備えた締結ねじとからなり、ヒンジ部はねじ部のねじ山を2ピッチ分以上覆う樹脂スリーブを有し、このねじ山を覆う樹脂スリーブのねじ山1ピッチ分以上を相手部材に設けられためねじ部内に位置させることを特徴とする締結構造。
  2. 前記樹脂スリーブはねじ山を覆う部分のねじ山1ピッチ以上を被締結部材の下穴内に位置させることを特徴とする請求項1に記載の締結構造。
  3. 頭部とヒンジ部とねじ部とを有し、ヒンジ部は軸部およびその周囲に配置された樹脂スリーブを有し、この樹脂スリーブはねじ部のねじ山を2ピッチ以上覆うことを特徴とする締結ねじ。
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