JP2016001792A - ドライブレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の外部を撮像した画像を損なうことなく、画像における所定の対象物の位置に関する情報を当該画像とともに記録する技術を提供する。【解決手段】取得手段(S120)は、車両の外部を撮像した第1の画像を取得する。特定手段(S130)は、第1の画像として撮像される範囲に存在する所定の対象物の、第1の画像における位置を表す対象座標を特定する。生成手段(S170)は、第1の画像を包含する第2の画像であって、第1の画像の縁よりも外側に対象座標を表す標示である位置標示が付加された第2の画像を生成する。記録手段(S180)は、第2の画像を記録媒体に記録する。ここで特に、生成手段は、対象座標を通り所定のX軸方向に沿った直線上の位置である第1の位置と、対象座標を通り所定のY軸方向に沿った直線上の位置である第2の位置と、に位置標示を付加する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の外部を撮像した画像を記録する技術に関する。
従来、車両の運行時に車両の外部を撮像した画像を取得し、取得した画像をメモリカード等の記録媒体に記録する技術が知られている。
例えば、車両の運行時に事故や急ブレーキなどの事故回避行動が発生した場合に、その発生前後の車両の外部の様子を示す画像を記録媒体に記録するドライブレコーダが提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−135418号公報
ところで、車両の運行時に、車両に搭載されたカメラで車両の外部を撮像し、撮像画像に基づき車両の外部に存在する所定の対象物を検出する技術が知られている。また、対象物の検出結果を車両に搭載されたディスプレイに表示する際に、対象物を認識し易くするため、検出された対象物を囲んだ枠を撮像画像に重ねた画像を表示する技術が周知である。
ここで、前述した特許文献1においても同様に、記録媒体に記録された画像に対象物を囲む枠の画像を重ねた画像を、記録媒体に記録することが考えられる。画像における対象物の位置に関する情報を当該画像とともに記録媒体に記録するためである。
しかしながら、記録媒体に記録される画像に対象物を囲む枠の画像を重ねると、枠と重なる部分の画像が損なわれる。記録媒体に記録された画像は事故原因の分析等にも用いられるため、枠を重ねる前の画像から本来得られるはずであった情報(画像)の一部が枠を重ねたことによって欠落することは、詳細な分析を行う上で問題であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、車両の外部を撮像した画像を損なうことなく、画像における対象物の位置に関する情報を当該画像とともに記録する技術を提供することを目的としている。
本発明の一側面は、ドライブレコーダであって、取得手段と、特定手段と、生成手段と、記録手段とを備える。取得手段は、車両の外部を撮像した第1の画像を取得する。特定手段は、第1の画像として撮像される範囲に存在する所定の対象物の、第1の画像における位置を表す対象座標を特定する。生成手段は、第1の画像を包含する第2の画像であって、第1の画像の縁よりも外側に対象座標を表す標示である位置標示が付加された第2の画像を生成する。記録手段は、第2の画像を記録媒体に記録する。
特に、生成手段は、対象座標を通り所定のX軸方向に沿った直線上の位置である第1の位置と、対象座標を通り所定のY軸方向に沿った直線上の位置である第2の位置と、に位置標示を付加する。
このようなドライブレコーダによれば、車両の外部を撮像した撮像画像の縁よりも外側に、この撮像画像における対象物の位置を表す位置標示を付加し、撮像画像と位置標示とを包含する画像を記録媒体に記録するため、撮像画像を損なうことなく、撮像画像における対象物の位置に関する情報を、当該撮像画像とともに記憶媒体に記録することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態のドライブレコーダの構成を示すブロック図。 第1実施形態の画像生成処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態の記録用画像の一例を説明する図。 (a)は第1実施形態の記録用画像の一例を示す図であり、(b)は記録基準画像に歩行者の画像を囲む枠を重ねた画像の一例を示す図である。 第2実施形態の記録用画像の一例を示す図。 他の実施形態(記録基準画像の縁の両側に位置標示を付加した実施形態)の記録用画像の一例を示す図。 他の実施形態(位置標示が複数の標示からなる実施形態)の記録用画像の一例を示す図。 他の実施形態(位置標示の形状が細長い矩形状である実施形態)の記録用画像の一例を示す図。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すドライブレコーダ1は、車両に搭載される装置であり、カメラ11、CANインタフェース(CAN−IF)部12、ディスプレイ13、カードインタフェース部14、及び制御部15を備える。
カメラ11は、車両の外部として自車両の後方を所定の周期で撮像し、撮像画像を表すデータを制御部15へ出力する。カメラ11は、概ね180度の画角で撮像可能な広角カメラ(魚眼カメラ)であり、カメラ11による撮像画像では、撮像画像の中心から離れるほど、被写体の縮小度合いが大きくなり、被写体が小さく写る。つまり、カメラ11による撮像画像は、撮像画像の中心から離れるほど被写体が小さく写るように歪んでいる歪曲画像である。
CAN−IF部12は、図示しない通信路(バス)を介して、車両に搭載された種々の機能を有する他の電子制御装置(ECU)等と接続され、他のECUとの間でCANプロトコルに従った通信を行う。
ディスプレイ13は、車両室内の前方に設置され、カメラ11の撮像画像に基づいて制御部15によって生成された表示用画像を表示する。
カードインタフェース部14は、カメラ11の撮像画像に基づいて制御部15によって生成された記録用画像をメモリカード4に記録する。カードインタフェース部14としては、SDリーダライタが一例として挙げられ、メモリカード4としては、SDカードが一例として挙げられる。
制御部15は、CPU、ROM、RAM等を構成要素とする周知のマイクロプロセッサを備える。画像変換部51、記録基準画像部52、画像解析部53、画像合成部54、画像記録部55、及び表示用画像部56は、制御部15(CPU)が実現する処理を機能ブロックとして記載したものである。本実施形態では、これらの機能ブロックで表される処理は、ソフトウェアとして実現される。
画像変換部51は、カメラ11から入力された撮像画像(歪曲画像)を、歪みのない、歪補正画像に変換する。
記録基準画像部52は、画像変換部51によって変換された歪補正画像に基づいて、メモリカード4への記録に適した所定の解像度(例えば、320×240ピクセル)の矩形の画像を記録基準画像として生成する。
画像解析部53は、記録基準画像の範囲に存在する所定の識別対象(ここでは、歩行者)を検出し、検出された歩行者について当該記録基準画像における位置を表す対象座標を特定する。
画像合成部54は、記録基準画像に、画像解析部53にて検出された歩行者についての対象座標を表す表示である位置標示が付加された記録用画像を生成する。
画像記録部55は、画像合成部54によって生成された記録用画像を所定の圧縮方法で圧縮し、圧縮した記録用画像をカードインタフェース部14を用いてメモリカード4に記録する。
表示用画像部56は、画像変換部51によって変換された歪補正画像に基づいて、ディスプレイ13への表示に適した所定の解像度(例えば、640×480ピクセル)の矩形の画像として表示基準画像を生成し、この表示基準画像に、画像解析部53にて検出された歩行者を囲む枠の画像を重ねた画像を表示用画像として生成する。そして、表示用画像をディスプレイ13に表示させる。
[1−2.処理]
次に制御部15(CPU)が実行する画像生成処理の手順を図2に示すフローチャートに従って説明する。画像生成処理では、カメラ11による撮像画像が制御部15に入力される毎に、S100〜S180が繰り返し実行される。
はじめに、S(ステップ)100では、カメラ11から入力された撮像画像(歪曲画像)を、歪みのない歪補正画像に変換する。変換された歪補正画像は(制御部15が備える)RAMに記憶される。なお、本ステップの処理は、画像変換部51による処理に相当する。
次に、S110では、S100にて変換されRAMに記憶されている歪補正画像を取得し、当該歪補正画像に基づいて、ディスプレイ13への表示に適した所定の解像度(例えば、640×480ピクセル)の矩形の画像を表示基準画像として生成する。生成された表示基準画像はRAMに記憶される。
続いて、S120では、S100にて変換されRAMに記憶されている歪補正画像を取得し、メモリカード4への記録に適した所定の解像度(例えば、320×240ピクセル)の矩形の画像を記録基準画像として生成する。生成された記録基準画像はRAMに記憶される。本実施形態では、表示基準画像及び記録基準画像は、解像度が異なるだけで、画像としては同様の範囲が撮像されている。なお、本ステップの処理は、記録基準画像部52による処理に相当する。
また、S130では、S110で生成された表示基準画像に基づいて、当該表示基準画像に存在する所定の対象物(ここでは、歩行者)を検出する。歩行者の検出は、一例として、周知のパタンマッチングの手法によって行われる。また、本ステップでは、歩行者として検出された画像(歩行者のパタン)を囲む(包含する)矩形の枠を定め、表示基準画像においてこの枠の中心位置を表す座標を、検出された歩行者の当該表示基準画像における位置(表示座標)として特定する。なお、本実施形態では、一例として、表示基準画像の左下隅を原点とし、左下隅から右下隅へ向かう方向をx軸方向とし、左下隅から左上隅へ向かう方向をy軸方向として、表示座標を表すものとする。
続くS140では、S130で歩行者として検出された画像について、表示座標と、当該歩行者として検出された画像を囲む枠の大きさとを、RAMに記憶する。なお、S130で、表示基準画像において歩行者として複数の画像が検出された場合、それぞれの画像について、表示座標と、歩行者として検出された当該画像を囲む枠の大きさとがRAMに記憶される。
次にS150では、表示基準画像に、表示座標を中心とした枠の画像であって、歩行者として検出された画像を囲む枠の画像、を重ねた画像を表示用画像として生成する。
続くS160では、S150で生成された表示用画像をディスプレイ13に出力する。なお、S110の処理、及びS150〜S160の処理は、表示用画像部56による処理に相当する。
次にS170では、S120で生成されRAMに記憶されている記録基準画像を取得する。そして、当該記録基準画像において歩行者として検出される画像の位置を表す対象座標を特定する。本実施形態では、一例として、記録基準画像の左下隅を原点とし、左下隅から右下隅へ向かう方向をx軸方向とし、左下隅から左上隅へ向かう方向をy軸方向として、対象座標を表すものとする。対象座標は、S130で特定された表示座標に対応する、記録基準画像上の位置として表される。例えば、対象座標は、表示基準画像の解像度(例えば、640×480ピクセル)と記録基準画像の解像度(例えば320×240ピクセル)との関係に基づいて、表示座標のx成分及びy成分に所定の倍率(例えば1/2)をかけた値として表されてもよい。
また、本ステップでは、対象座標を表す標示(画像)である位置標示が付加された記録用画像を生成する。位置標示は、記録基準画像の縁よりも外側であって、対象座標を通り所定のX軸方向に沿った直線上の位置である第1の位置と、対象座標を通り所定のY軸方向に沿った直線上の位置である第2の位置と、に付加される。
具体的には、図3に示すように、記録基準画像80において歩行者として画像M1が検出されたとして、この画像M1について説明すると、画像M1の位置を表す対象座標P1(x1、y1)を通り、x軸方向に沿った直線Lx1上であって、記録基準画像80の左端の縁及び右端の縁のうち一方(右端)の縁の外側(第1の位置)に、対象座標P1のy座標に対応する位置標示71が付加される。また、画像M1の位置を表す対象座標P1(x1、y1)を通り、y軸方向に沿った直線Ly1上であって、記録基準画像80の上端の縁及び下端の縁のうち一方(下端)の縁の外側(第2の位置)に、対象座標P1のx座標に対応する位置標示72が付加される。
図3に示す例では、画像M1の他にも画像M2及びM3が歩行者を表す画像として検出されている。すなわち、画像M2の位置を表す対象座標P2(x2、y2)を通り、x軸方向に沿った直線Lx2上であって、記録基準画像80の左端の縁及び右端の縁のうち一方(右端)の縁の外側に、対象座標P2のy座標に対応する位置標示73が付加される。また、画像M2の位置を表す対象座標P2(x2、y2)を通り、y軸方向に沿った直線Ly2上であって、記録基準画像80の上端の縁及び下端の縁のうち一方(下端)の縁の外側に、対象座標P2のx座標に対応する位置標示74が付加される。また、画像M3についても同様に、対象座標P3(x3、y3)のy座標に対応する位置標示75とx座標に対応する位置標示76とが、記録基準画像80の縁の外側に付加される。
本実施形態では、位置標示71〜76は、いずれも同じ矩形(正方形)の形状をした画像であり、それぞれ矩形の1辺が記録基準画像80の縁に接するように付加される。また、位置標示71〜76は、対応する画像M1〜M3毎に、位置標示71及び72、位置標示73及び74、位置標示75及び76を一組として、各組毎に異なる色の画像として付加される。なお、図3において、画像M1〜M3を囲むように二点鎖線で示した枠W1〜W3は、表示用画像における矩形の枠(歩行者として検出された画像を囲む枠)の画像に対応するものであり、比較のため仮想的に示したものである。
また、本ステップでは、記録基準画像80にこれらの位置標示(の画像)71〜76を付加した画像、を記録用画像としてRAMに記憶する。なお、本ステップの処理は、画像合成部54による処理に相当する。
続くS180では、S170にて生成されRAMに記憶された記録用画像を所定の圧縮方法で圧縮し、圧縮した記録用画像をカードインタフェース部14を用いてメモリカード4に記録する。そして、本画像生成処理を終了する。なお、本ステップの処理は、画像記録部55による処理に相当する。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
[1A]車両の外部を撮像した画像である記録基準画像の縁よりも外側に、この記録基準画像において検出された歩行者の画像の位置を表す位置標示を付加し、記録基準画像と位置標示とを包含する画像を記録用画像として記録媒体に記録する。
ここで、図4(a)に本実施形態による記録用画像81の一例を示す。図4(a)に示す記録用画像81は、説明を簡単にするため、図3に示す記録基準画像80において歩行者として検出される画像を画像M1のみとして、画像M1の対象位置を表す位置標示71及び72のみを記録基準画像80に付加した画像である。また、図4(b)に示す画像60は、図4(a)と比較するために、記録基準画像80(歩行者として検出される画像として画像M1のみを含む)に、歩行者として検出された画像M1を包含する枠61の画像を重ね合わせた画像の一例である。
ここで、画像60では、枠61を重ねる前の画像から本来得られるはずであった情報(画像)の一部が枠61を重ねたことによって欠落する。一方、記録用画像81では、記録基準画像80の縁よりも外側に、歩行者として検出された画像M1の対象位置を表す位置標示71及び位置標示72が付加されているため、情報(画像)を損なうことなく、歩行者として検出された画像M1の位置に関する情報を、記録基準画像80とともにメモリカード4に記録することができる。
メモリカード4に記録された画像は事故原因の分析等にも用いられる。本実施形態によれば、本来得られるはずであった情報(画像)を欠落させることが無いため、事故原因の分析等を詳細に行うことができる。
[1B]対象座標(P(x、y)と記載する)のy座標に対応する位置標示(例えば、図3における位置標示71)は、対象座標P(x、y)を通り、x軸方向に沿った直線上であって、記録基準画像80の左端の縁及び右端の縁のうち一方(右端)の縁の外側に付加される。また、対象座標P(x、y)のx座標に対応する位置標示(例えば、図3における位置標示72)は、対象座標P(x、y)を通り、y軸方向に沿った直線上であって、記録基準画像80の上端の縁及び下端の縁のうち一方(下端)の縁の外側に付加される。これによると、記録基準画像80の左端及び右端の両方の縁の外側と、上端及び下端の両方の縁の外側と、のそれぞれに位置標示を付加する場合と比べて、位置標示を包含する記録用画像81の画像サイズを小さくすることができる。つまり、より多くの記録用画像81をメモリカード4に記憶させることができる。
[1C]歩行者として検出された画像が複数存在する場合、これらの位置を表す位置標示は、対応する画像(歩行者として検出された画像)毎に、異なる色の画像として付加される。これによれば、例えば、メモリカード4に記憶させたデータに基づく画像を車両外部のパソコン等において表示させる場合に、画像毎の位置標示を把握させやすく表示することができる。
[1D]位置標示71〜76は、矩形(正方形)の形状をした画像で表される。これによれば、例えば三角形のように、正方形以外の他の形状とするよりも、より少ない画素数の画像を位置標示として付加できる。すなわち、記録用画像81の画像サイズを小さくすることができる。
[1E]位置標示71〜76は、それぞれ矩形の1辺が記録基準画像80の縁に接するように付加される。これによれば、位置標示を記録基準画像80の縁よりも外側であって、当該縁から離れた位置に付加する場合と比べて、記録用画像81の画像サイズを小さくすることができる。
なお、第1実施形態では、S120が「取得手段」としての処理の一例に相当し、S130が「特定手段」としての処理の一例に相当し、S170が「生成手段」としての処理の一例に相当し、S180が「記録手段」としての処理の一例に相当する。また、記録基準画像80が「第1の画像」の一例に相当し、記録用画像81が「第2の画像」に相当し、歩行者が「所定の対象物」の一例に相当する。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第2実施形態は、図1に示す構成と同様の構成を備える。但し、前述した第1実施形態では、図2に示す画像生成処理のS170において、記録基準画像の右端の縁の外側に対象座標(P(x、y))のy座標に対応する位置標示が付加され、下端の縁の外側に対象座標(P(x、y))のx座標に対応する位置標示が付加されていた。これに対し、第2実施形態では、画像生成処理のS170において、対象座標(P(x、y))に応じて、記録基準画像の右端及び左端のいずれの縁の外側に対象座標(P(x、y))のy座標に対応する位置標示が付加されるか、及び、記録基準画像80の上端及び下端のいずれの縁の外側に対象座標(P(x、y))のx座標に対応する位置標示が付加されるか、が定められる点で、第1実施形態と相違する。
[2−2.処理]
次に、第2実施形態の制御部15が実行する画像生成処理について説明する。
S100〜S160では、図2に示す第1実施形態と同様の処理を実行する。すなわち、カメラ11から入力された撮像画像に基づいて表示基準画像及び記録基準画像を生成してRAMに記憶し、表示基準画像に存在する所定の対象物(歩行者)を検出し、検出された歩行者の当該表示基準画像における位置(表示座標)を特定する。そして、歩行者として検出された画像を囲む枠の画像を表示基準画像に重ねた画像を表示用画像として生成し、表示用画像をディスプレイ13に出力する。
続いて、S170では、はじめに第1実施形態と同様に、RAMに記憶されている記録基準画像を取得し、当該記録基準画像において歩行者として検出される画像の位置を表す対象座標を特定する。
次に、S170では、x軸方向及びy軸方向のそれぞれにおいて記録基準画像を区画した部分画像ごとに、当該部分画像に含まれる対象座標についての位置標示を、当該部分画像の縁のうち他の部分画像に隣接しない縁よりも外側の位置に付加する。
すなわち、一例として図5に示すように、x軸方向に沿った直線Lx0とy軸方向に沿った直線Ly0とによって、記録基準画像80を4つの部分画像に区画する。本実施形態では、記録基準画像80は、直線Lx0及び直線Ly0によって、例えば等しく4つに区画される。各部分画像をそれぞれ、右上から反時計回りに順に、第1部分画像91、第2部分画像92、第3部分画像93、第4部分画像94、というものとする。
ここで、図5に示すように、記録基準画像80において歩行者として画像M1が検出されたとして、この画像M1について説明すると、画像M1の位置を表す対象座標P1(x1、y1)は、第3部分画像93に含まれる。第3部分画像93の縁(4つの辺)のうち他の部分画像に隣接しない縁は、記録基準画像80の左端の縁であって直線Lx0よりも下側の縁(左端下側の縁という)、及び、記録基準画像80の下端の縁であって直線Ly0よりも左側の縁(下端左側の縁という)である。そこで、画像M1については、画像M1の位置を表す対象座標P1(x1、y1)を通り、x軸方向に沿った直線Lx4上であって、記録基準画像80の左端下側の縁の外側に、対象座標P1のy座標に対応する位置標示71aが付加される。また、画像M1の位置を表す対象座標P1(x1、y1)を通り、y軸方向に沿った直線Ly4上であって、記録基準画像80の下端左側の縁の外側に、対象座標P1のx座標に対応する位置標示72aが付加される。
図5に示す例では、画像M1の他にも画像M2及びM3が歩行者を表す画像として検出されている。画像M2について説明すると、画像M2の位置を表す対象座標P2(x2、y2)は、第4部分画像94に含まれる。第4部分画像94の縁のうち他の部分画像に隣接しない縁は、記録基準画像80の右端の縁であって直線Lx0よりも下側の縁(右端下側の縁という)、及び、記録基準画像80の下端の縁であって直線Ly0よりも右側の縁(下端右側の縁という)である。そこで、画像M2については、画像M2の位置を表す対象座標P2(x2、y2)を通り、x軸方向に沿った直線Lx5上であって、記録基準画像80の右端下側の縁の外側に、対象座標P2のy座標に対応する位置標示73aが付加される。また、画像M2の位置を表す対象座標P2(x2、y2)を通り、y軸方向に沿った直線Ly5上であって、記録基準画像80の下端右側の縁の外側に、対象座標P2のx座標に対応する位置標示74aが付加される。
画像M3について説明すると、画像M3の位置を表す対象座標P3(x3、y3)は、第2部分画像92に含まれる。第2部分画像92の縁のうち他の部分画像に隣接しない縁は、記録基準画像80の左端の縁であって直線Lx0よりも上側の縁(左端上側の縁という)、及び、記録基準画像80の上端の縁であって直線Ly0よりも左側の縁(上端左側の縁という)である。そこで、画像M3については、画像M3の位置を表す対象座標P3(x3、y3)を通り、x軸方向に沿った直線Lx6上であって、記録基準画像80の左端上側の縁の外側に、対象座標P3のy座標に対応する位置標示75aが付加される。また、画像M3の位置を表す対象座標P3(x3、y3)を通り、y軸方向に沿った直線Ly6上であって、記録基準画像80の上端左側の縁の外側に、対象座標P3のx座標に対応する位置標示76aが付加される。
続くS180では、第1実施形態と同様に、S170にて生成された記録用画像を所定の圧縮方法で圧縮し、圧縮した記録用画像をカードインタフェース部14を用いてメモリカード4に記録する。そして、本画像生成処理を終了する。
[2−3.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果[1A]、[1C]〜[1E]に加え、以下の効果が得られる。
[2A]対象座標に応じて矩形の記録基準画像の縁のそれぞれ(4つの辺のそれぞれ)に対して位置表示が付加されるため、記録基準画像において所定の対象物(歩行者)として検出された画像が複数存在する場合に、これらの位置標示が重なって付加されることを抑制できる。
例えば、記録基準画像において歩行者として検出された画像が2つ存在し、これらの画像の対象座標におけるx座標(またはy座標)がほぼ同じ場合には、上記第1実施形態では、x座標(またはy座標)に対応する位置標示は、いずれも下端の縁(または右端の縁)のほぼ同じ位置に付加される。すなわち、位置標示が重なるため、どちらの位置標示がどの画像に対応するものかが分かり難くなる。
これに対して、本実施形態では、これらの画像の対象座標におけるx座標(またはy座標)がほぼ同じであっても、その画像が含まれる部分画像によって(すなわち、その画像の対象座標におけるy座標によって)位置標示が付加される位置が異なるため、複数の画像について位置標示が重なることが抑制される。
なお、第2実施形態では、第1部分画像91〜第4部分画像94が「部分画像」に相当する。
[3.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
[3A]上記実施形態では、図2に示す画像生成処理のS170において、記録基準画像80の左端及び右端のいずれか一方の縁の外側と、上端及び下端のいずれか一方の縁の外側と、にそれぞれ位置標示が付加されていた。これに対し、図6に示すように、例えば画像M1について、記録基準画像80の左端及び右端の両方の縁の外側と、上端及び下端の両方の縁の外側と、にそれぞれ位置標示71b〜71c、72b〜72cが付加されてもよい。これによれば、一方の縁にそれぞれ位置標示が付加されている場合と比べて、対象座標を認識し易くすることができる。
[3B]上記実施形態では、位置標示は、矩形(正方形)の形状をした画像で表されていたが、位置標示の形状はこれに限らず、例えば、三角形や円等の矩形以外の種々の形状であってよい。また例えば、位置標示は、図7に示すように、複数の標示を備えるものであってもよい。すなわち、例えば画像M1について、対象座標(P(x、y))をy座標に対応する位置標示71dとx座標に対応する位置標示72dとで表すとともに、歩行者として検出された画像M1を囲む枠W1について、y軸方向の端部を位置標示71e〜71fで表し、x軸方向の端部を位置標示72e〜72fで表しても良い。これによれば、画像M1の対象座標(P(x、y))とともに画像M1の占める領域(すなわち画像M1の大きさ)を表すことができる。また例えば、位置標示は、図8に示すように、細長い矩形の形状であってもよい。すなわち、例えば歩行者として検出された画像M1を囲む枠W1について、y軸方向の大きさを位置標示71gで表し、x軸方向の大きさを位置標示72gで表しても良い。これによれば、画像M1の占める領域(すなわち画像M1の大きさ)を、より明確に表すことができる。
[3C]上記実施形態では、所定の対象物(歩行者)として検出された画像が複数存在する場合、これらを区別するために、対応する画像毎に色が異なる位置標示が付加されていたが、位置標示の形態は、これに限らない。例えば、位置標示は、対応する画像毎に異なる形状(マーク)の画像であってもよく、対応する画像毎に異なる番号等の記号を表す画像であってもよい。また、検出すべき対象物が複数種類である場合(例えば、歩行者及び車両の2種類を検出する場合、など)、位置標示は、対象物の種類毎に異なる画像であってよい。
[3D]上記実施形態では、位置標示は、それぞれ矩形の1辺が記録基準画像の縁に接するように付加されていたが、位置標示が付加される位置はこれに限らない。例えば、位置標示は、記録基準画像の縁よりも外側であって、当該縁から離れた位置に付加されてもよい。
[3E]上記実施形態では、カメラ11は、車両の外部として自車両の後方を撮像していたが、カメラ11による撮像範囲はこれに限るものではない。カメラ11による撮像範囲は、自車両の前方であっても良いし、自車両の側方であっても良い。
[3F]上記実施形態では、カメラ11は単数であったが、複数のカメラ11によって車両の外部が撮像されてもよい。また、複数のカメラ11によって撮像された画像に基づいて鳥瞰画像を生成し、この鳥瞰画像とこの鳥瞰画像における所定の対象物(歩行者)の位置とを、メモリカード4に記録するようにしてもよい。
[3G]上記実施形態では、カメラ11の撮像画像に基づいて、記録基準画像に存在する所定の対象物(歩行者)の、記録基準画像における位置を表す対象座標を特定していた。これに対し、例えば、ミリ波レーダや、レーザレーダ等によって、記録基準画像として撮像される範囲に存在する所定の対象物(歩行者)を検出し、検出された対象物(歩行者)の記録基準画像における位置を表す対象座標を特定してもよい。
[3H]上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[3I]本発明は、前述したドライブレコーダ1及びドライブレコーダ1を構成する制御部15の他、当該ドライブレコーダ1を構成要素とするシステム、当該制御部15としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、画像生成方法など、種々の形態で実現することができる。
1…ドライブレコーダ 4…メモリカード 11…カメラ 13…ディスプレイ 14…カードインタフェース部 15…制御部 52…記録基準画像 53…画像解析部 54…画像合成部 55…画像記録部。

Claims (3)

  1. 車両の外部を撮像した第1の画像を取得する取得手段(52、S120)と、
    前記第1の画像として撮像される範囲に存在する所定の対象物の、前記第1の画像における位置を表す対象座標を特定する特定手段(53、S130)と、
    前記第1の画像を包含する第2の画像であって、前記第1の画像の縁よりも外側に前記対象座標を表す標示である位置標示が付加された前記第2の画像を生成する生成手段(54、S170)と、
    前記第2の画像を記録媒体に記録する記録手段(55、S180)と、
    を備え、
    前記生成手段は、前記対象座標を通り所定のX軸方向に沿った直線上の位置である第1の位置と、前記対象座標を通り所定のY軸方向に沿った直線上の位置である第2の位置と、に前記位置標示を付加する
    ことを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 請求項1に記載のドライブレコーダであって、
    前記生成手段は、前記X軸方向及び前記Y軸方向のそれぞれにおいて前記第1の画像を区画した部分画像ごとに、当該部分画像に含まれる前記対象座標についての前記位置標示を、当該部分画像の縁のうち他の前記部分画像に隣接しない縁よりも外側の前記第1の位置及び前記第2の位置に付加する
    ことを特徴とするドライブレコーダ。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のドライブレコーダであって、
    前記生成手段は、前記特定手段によって複数の前記対象物についての前記対象座標が特定された場合、複数種類の形態の前記位置標示を用いる
    ことを特徴とするドライブレコーダ。
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