JP2015536228A - 平坦なプラットフォーム部を有するモップバケツ - Google Patents
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Abstract
ユーザーが、平坦なプラットフォーム部の作業面に対してフラットモップを押し付けることによって、フラットモップから余分な流体を絞ることができる、事実上平坦なプラットフォーム部を含むモップバケツが開示される。モップバケツは収容部と、プラットフォーム部と、アクセス連絡部と、を含む。収容部は、底部と、上向きの周囲外壁と、を含む。プラットフォーム部は底部よりも高くされ、その全体が収容部の外壁の内側にある。プラットフォーム部は、収容部の底部の反対側にある作業面を含む。アクセス連絡部は、流体がプラットフォーム部から収容部内へ通過するように、プラットフォーム部の作業面と収容部とを連絡する。プラットフォーム部は事実上平坦であり、底部に対して傾斜している。【選択図】図2
Description
本開示は平坦なプラットフォーム部を有するモップバケツに関する。具体的には、本開示はフラットモップを絞るために事実上平坦であるプラットフォームを有するモップバケツに関する。
床のウェットクリーニングに典型的に使用されるモップは、長いハンドルと、吸収性材料を備えた作業ヘッドと、を含む。吸収性材料は、長いハンドルの端部から延びる、材料の一片の形態であってもよく、又は吸収性材料は平坦な吸収性スポンジ材料でもよい。いずれかを使用するためには、ユーザーは吸収性材料を濡らし、吸収性材料から余分な流体を絞り、濡れた吸収性材料で床を拭き、吸収性材料をきれいに洗い流し、これを繰り返す。
米国特許第6,823,557号、又は同第6,530,112号に記載されるように、ストリップモップでは、絞り要素は摺動自在にハンドルに連結された漏斗型装置、又はドーム型絞りバスケットであり得る。しかしながら、これらのドーム型絞りバスケットはストリップモップにのみ適用できる。
フラットモップでは、絞り要素は、ハンドルに連結される摺動自在な機構であってよく、フラットモップの両面をヒンジで取り付けて同時に絞る。このタイプのモップは一般的にバタフライモップと称される。バタフライモップに使用される機構は作動が困難なことがあり、破損しやすい。
平坦なプラットフォーム部の作業面に対してフラットモップを押し付けることによって、フラットモップから余分な流体を絞ることができるようにするための、事実上平坦なプラットフォーム部を含むモップバケツが開示される。
一実施形態において、モップバケツは、収容部と、プラットフォーム部と、アクセス連絡部と、を含む。収容部は底部を有し、上向きの周囲外壁を含む。プラットフォーム部は、底部よりも高くされ、その全体が収容部の外壁の内側にある。プラットフォーム部は、収容部の底部の反対側にある作業面を含む。アクセス連絡部は、流体がプラットフォーム部から収容部へと通過するように、プラットフォーム部の作業面と収容部とを連絡する。プラットフォーム部は、事実上平坦であり、プラットフォーム部は底部に対して傾斜している。
一実施形態において、プラットフォーム部は底部よりも高くされ、内壁によって支持される。一実施形態において、プラットフォーム部は底部よりも高くされ、周囲外壁の外縁部の周囲に支持される。
一実施形態において、プラットフォームは複数の隆起部を含み、隆起部の頂部は事実上平坦である。一実施形態において、隆起部は複数の、分離したドーム部である。一実施形態において、隆起部は複数の線状隆起部である。
一実施形態において、平坦なプラットフォーム部は平坦な底部に対して平行である。
一実施形態において、アクセス連絡部は、プラットフォーム部上に少なくとも1つの収容部への流路を含む。一実施形態において、アクセス連絡部は、プラットフォーム部と周囲外壁との間に間隙を含む。一実施形態において、アクセス連絡部は、プラットフォーム部と周囲外壁のうちの少なくとも3つとの間に間隙を含む。
一実施形態において、バケツは収容部と第2収容部とを分離する仕切り壁を更に含み、第2収容部は第2底部と、第2周囲外壁と、を含む。
上記の図面は、本発明の実施形態を表しているが、考察において述べるように、他の実施形態も企図される。いずれのケースでも、本開示は、限定する目的ではなく、説明する目的で本発明を提示する。多くの他の変更及び実施形態が当業者により想到されることができ、それらは本発明の趣旨及び範囲内であることを理解すべきである。
図は、縮尺どおりに描かれていない場合もある。
図1は、モップバケツ100の一実施形態の斜視図である。モップバケツ100は収容部110と、プラットフォーム部120と、及びアクセス連絡部130と、を含む。収容部110は底部111を含み、底部111から上方向に突出しているのは、収容部が流体を保持できるようにするための周囲外壁112である。一実施形態において、周囲外壁112は、図2に示されるように、曲線状、楕円形、円形の単一の壁であってよい。一実施形態において、周囲外壁112は、図1に示されるように、2つ以上の外壁112を含んでよい。周囲外壁112は、底部111の反対側に外縁部116を形成する。
プラットフォーム部120は、流体がプラットフォーム部120から離れて収容部110に保持され得るように、底部111よりも高くされている。プラットフォーム部120は、流体がより容易に分散するように、底部111に対して傾斜していてよい。一実施形態において、底部111に対する傾斜は、少なくとも5度である。一実施形態において、底部に対する傾斜は、少なくとも20度である。一実施形態において、底部111に対する傾斜は、60度未満である。一実施形態において、底部111に対する傾斜は、0〜5度の間である。プラットフォーム部120は、底部111の反対に位置するプラットフォーム部120の表面である作業面121を含む。作業面121は、モップから余分な流体を絞るために、モップが接触することを目的とした表面である。作業面121は、平坦であってよく、又は隆起部126を含んでよい。図1に示される一実施形態において、複数の隆起部126が作業面121上に含まれる。隆起部126の頂部は、それ自体平坦である。隆起部126は、流体が容易に作業面121から離れて、収容部110内へと分散するようにする。図示されるように、これらの隆起部126はドーム型である。異なる大きさ、又は形状を有する、任意の数の隆起部は、隆線、円錐、又は錐体を含むと理解される。
プラットフォーム部120は、様々な方法で収容部110に恒久的に、又は取り外し可能に連結されてよい。図1に示される一実施形態では、プラットフォーム部120は底部111よりも高くされ、内壁122によって支持される。一実施形態では、図1に示されるように、いくつかの内壁122は底部111からプラットフォーム部120まで延びて、プラットフォーム部120を支持する。一実施形態において、プラットフォーム部120は収容部110全体に開放的な流路を提供するために、収容部110にヒンジにより連結されてよい。
アクセス連絡部130は、流体がプラットフォーム部120から収容部110へと通過するように、プラットフォーム部120の作業面121を収容部110に連絡する。図1に示される一実施形態において、アクセス連絡部130は、プラットフォーム部120と周囲外壁112との間に形成される間隙132を含む。間隙132は、プラットフォーム部120の一部のみと、周囲外壁112との間にあってよく、又はプラットフォーム部120を全体的に囲んでよい。図1に示される一実施形態において、間隙132は、モップから絞り出された流体を容易に収容部110内へ分散させるために、プラットフォーム部120を全体的に囲む。
一実施形態において、モップバケツ100は、第2収容部150から収容部110を分離する仕切り140を更に含む。第2収容部150は、第2底部151と、第2周囲外壁152と、を含む。典型的には、使用する際、第2収容部150はきれいな流体を保持し、収容部110は絞り出された、汚れた流体を保持するであろう。
図示されるように、モップバケツ100は収容部110と、プラットフォーム部120と、概ね三角形の第2収容部と、を含む。モップバケツ100には、様々な形状及び大きさが使用され得ることを理解されたい。
図2は、モップバケツ200の別の実施形態の斜視図である。図1に記載される実施形態に類似して、モップバケツ200は、収容部210と、プラットフォーム部220と、アクセス連絡部230と、任意の第2収容部250と、を含む。図2では、モップ260は、ハンドル261と、吸収剤作業ヘッド262と、を含むことが示される。プラットフォーム部220は事実上平坦であり、隆起部を含まない。図2のモップバケツ200は、底部211よりも高くされたプラットフォーム部220を含むが、収容部210の外縁部216全体での係合によって連結する。プラットフォーム部220は、本質的には平坦であるか、底部211に対して平行である。図示されるように、プラットフォーム部220は収容部210全体を覆う。それによって、図1の実施形態と図2の実施形態とを区別し、アクセス連絡部230はプラットフォーム部220の作業面221を通る流路231を含み、流体が作業面221から収容部210内へと通過できるようにする。
本開示のモップバケツは、床を掃除するための吸収性の平坦な作業ヘッドを備えるフラットモップから、余分な流体を絞る、容易かつ効果的な方法を提供する。モップに複雑な絞り機構を備える代わりに、平坦な表面とバケツのアクセス連絡部によって、ユーザーはモップに容易に力を加えて余分な流体を絞り、収容部に流体を集めることができる。
本発明の具体的な実施形態を本明細書中に示し説明してきたが、これらの実施形態は、多くの考えられる具体的な構成を単に例示しているにすぎず、これらは本発明の原理を適用して考案され得ることが理解されよう。これらの原理にしたがって、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの様々な他の構成が当業者によって考案され得る。したがって、本発明の範囲は、本出願に述べられる構造に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の文言により述べられる構造及びそうした構造の均等物によってのみ限定されるべきである。
Claims (15)
- 底部及び上向きの周囲外壁を含む収容部と、
前記底部よりも高くされ、全体が前記周囲外壁の内側にあるプラットフォーム部であり、前記収容部の前記底部とは反対側にある作業面を含む、プラットフォーム部と、
流体が前記プラットフォーム部から前記収容部内へと通過するように、前記プラットフォーム部の前記作業面を前記収容部に連絡するアクセス連絡部と、を含む、モップバケツであって、
前記プラットフォーム部が事実上平坦であり、
前記プラットフォーム部が前記底部に対して傾斜している、モップバケツ。 - 前記収容部が少なくとも3つの周囲外壁を含む、請求項1に記載のモップバケツ。
- 前記プラットフォーム部が、前記底部よりも高くされ、内壁によって支持されている、請求項1又は2に記載のモップバケツ。
- 前記プラットフォーム部が、前記底部よりも高くされ、少なくとも3つの内壁によって支持されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記プラットフォーム部が、前記底部よりも高くされ、前記周囲外壁の外縁部の周囲に支持されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記プラットフォーム部が、頂部が事実上平坦である複数の隆起部を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記隆起部が複数の分離したドーム部である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記隆起部が複数の線状隆起部である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 平坦な前記プラットフォーム部が、平坦である前記底部に対して平行である、請求項1〜8のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記アクセス連絡部が、前記プラットフォーム部から前記収容部への少なくとも1つの流路を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記アクセス連絡部が、前記プラットフォーム部から前記収容部への複数の流路を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記アクセス連絡部が、前記プラットフォーム部と前記周囲外壁との間に間隙を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記アクセス連絡部が、前記プラットフォーム部と、前記周囲外壁のうちの少なくとも3つとの間に間隙を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 第2底部及び第2周囲外壁を含む第2収容部から前記収容部を分離する仕切り壁を更に含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のモップバケツ。
- 前記プラットフォーム部が前記収容部にヒンジにより連結されている、請求項1〜14のいずれか一項に記載のモップバケツ。
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