JP2015534377A - サービス・トラフィックを保護するための方法および装置 - Google Patents

サービス・トラフィックを保護するための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015534377A
JP2015534377A JP2015533412A JP2015533412A JP2015534377A JP 2015534377 A JP2015534377 A JP 2015534377A JP 2015533412 A JP2015533412 A JP 2015533412A JP 2015533412 A JP2015533412 A JP 2015533412A JP 2015534377 A JP2015534377 A JP 2015534377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protection group
tunnel
standby
active
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015533412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5989911B2 (ja
Inventor
フェイ、ジンデ
イエ、ジアン
カイ、ヘングアン
ガオ、ホンボー
ジャン、ジャメン
ヤン、ヤン
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2015534377A publication Critical patent/JP2015534377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5989911B2 publication Critical patent/JP5989911B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0654Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery
    • H04L41/0663Performing the actions predefined by failover planning, e.g. switching to standby network elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0805Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability
    • H04L43/0811Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability by checking connectivity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0876Network utilisation, e.g. volume of load or congestion level
    • H04L43/0894Packet rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/22Alternate routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/50Routing or path finding of packets in data switching networks using label swapping, e.g. multi-protocol label switch [MPLS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/10Active monitoring, e.g. heartbeat, ping or trace-route

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

本発明の実施形態は、サービス・トラフィックを保護するための方法を開示し、本発明の実施形態は、サービス・トラフィックを保護するための装置をさらに開示する。本方法は、プロバイダー・エッジ・ルータPEによってトラフィックを受け取ることと、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせることと、第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループが有効であるかどうかを決定することと、もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定することと、もし第1の保護グループが無効であるならば、第1の保護グループが無効である場合の処理を行うこととを含む。本発明は、保護グループの状態を時間内に把握するために使用されてもよく、それによって保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する。

Description

本出願は、参照により全体として本明細書に組み込まれる、2012年9月26日に中国専利局に出願された、「METHOD AND APPARATUS FOR PROTECTING SERVICE TRAFFIC」と題する中国特許出願第201210362700.6号への優先権を主張するものである。
本発明は、ネットワーク通信の分野に関し、特にサービス・トラフィックを保護するための方法および装置に関する。
境界ゲートウェイ・プロトコル(正式英語名:Board Gateway Protocol、略してBGP)またはマルチ・プロトコル・ラベル・スイッチング(正式英語名:Multi−Protocol Label Switching、略してMPLS)レイヤ3仮想プライベート・ネットワーク(正式英語名:Layer3 Virtual Private Network、略してL3VPN)では、保護グループ、例えば自動保護スイッチング(正式英語名:Automatic Protection Swithcing、略してAPS)技術または高速再ルーティング(正式英語名:Fast ReRoute、略してFRR)技術は、中間ネットワークまたはリンクが機能しないときに高速スイッチングを実施し、サービスの高速スイッチングを実施するように構成される。
BGP/MPLS L3VPNネットワークでは、保護グループは、2つの転送トンネル、すなわち、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルを含む。BGPがプライベート・ネットワーク・ルートをあふれさせるということは、内部ゲートウェイ・プロトコル(正式英語名:Interior Gateway Protocol、略してIGP)に依存するが、一般にネットワーク・トポロジーには多重経路があり、このことは、BGPがプライベート・ネットワーク・ルートをあふれさせる経路が、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの2つの経路に限定されないことを意味する。したがって、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが、同時に機能しないとき、BGPプロトコル・ピア(正式英語名:PEER)セッションは、なお正常な状態を保つこともあるが、従来技術では、スタンバイ・トンネルが機能しないことは、把握されない可能性がある。結果として、プロバイダー・エッジ・ルータ(正式英語名:Provider Edge、略してPE)デバイスは、なお現在のプライベート・ネットワークのルーティング・テーブルおよび対応するラベル・リソースを維持する。この場合、スタンバイ・トンネルの経路へのサービス・トラフィックの転送は、なお続けられ、それによってすべてのサービスの中断を引き起こす。
本発明の実施形態によって解決されるべき技術的問題は、保護グループの状態を時間内に把握することができ、それによって保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する、サービス・トラフィックを保護するための方法および装置を提供することである。
その技術的問題を解決するために、本発明の第1の態様によると、本発明の実施形態は、
プロバイダー・エッジ・ルータPEによってトラフィックを受け取り、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせることと、
第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループが有効であるかどうかを決定することと、
もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第1の保護グループが無効であるならば、第1の保護グループが無効である場合の処理を行うこととを含む、サービス・トラフィックを保護するための方法を提供する。
本発明の第1の態様の第1の可能性として、第1の保護グループが無効である場合の処理は、第1の保護グループが無効であるという警報を報告すること、および/またはトラフィックを保護するために第2の保護グループを選択することを含む。
本発明の第1の態様の第1の可能性を参照して、第2の可能性では、トラフィックを保護するために第2の保護グループを選択することは、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせること、および第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行うことを含む。
本発明の第1の態様の第2の可能性によると、第3の可能性では、第2の保護グループが無効である場合の処理は、第2の保護グループが無効であるという警報を報告すること、および/またはトラフィックを保護するために第3の保護グループを選択することを含む。
本発明の第1の態様の第2の可能性を参照して、第4の可能性では、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報は、次の方法で、すなわち、運用、管理および保守OAM技術または双方向転送検出BFD技術を使用することによって第2のアクティブ・トンネルの接続性を検出することと、もし第2のアクティブ・トンネルが接続されるならば、第2のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械(state machine)に保存し、状態機械に保存された第2のアクティブ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第2の保護グループの状態情報を第2のアクティブ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第2のアクティブ・トンネルが接続されないならば、第2のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、OAMまたはBFD技術を使用することによって第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出することと、もし第2のスタンバイ・トンネルが接続されるならば、第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第2のアクティブ・トンネルの接続性情報および第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第2の保護グループの状態情報を第2のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第2のスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第2のスタンバイ・トンネルが接続されないならば、第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第2のアクティブ・トンネルの接続性情報および第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第2の保護グループの状態情報を第2のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第2のスタンバイ・トンネルが接続されないということに設定することとで得られてもよい。
本発明の第1の態様または第1の態様の前述の可能性のいずれか1つを参照して、第5の可能性では、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報は、次の方法で、すなわち、運用、管理および保守OAM技術または双方向転送検出BFD技術を使用することによって第1のアクティブ・トンネルの接続性を検出することと、もし第1のアクティブ・トンネルが接続されるならば、第1のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第1のアクティブ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第1の保護グループの状態情報を第1のアクティブ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第1のアクティブ・トンネルが接続されないならば、第1のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、OAMまたはBFD技術を使用することによって第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出することと、もし第1のスタンバイ・トンネルが接続されるならば、第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第1のアクティブ・トンネルの接続性情報および第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第1の保護グループの状態情報を第1のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第1のスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第1のスタンバイ・トンネルが接続されないならば、第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第1のアクティブ・トンネルの接続性情報および第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第1の保護グループの状態情報を第1のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第1のスタンバイ・トンネルが接続されないということに設定することとで得られてもよい。
それに応じて、本発明の第2の態様によると、本発明の実施形態は、サービス・トラフィックを保護するための装置をさらに提供し、その装置は、
トラフィックを受け取るように構成される受け取りモジュールと、受け取りモジュールがトラフィックを受け取った後、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される第1の問い合わせモジュールと、第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第1の保護グループが無効であるならば、第1の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される第1の処理モジュールとを含む。
本発明の第2の態様の第1の可能性として、第1の処理モジュールは、第1の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第1のトンネル決定ユニットを含む。
本発明の第2の態様の第1の可能性を参照して、第2の可能性では、第1の処理モジュールは、第1の保護グループが無効であるときに第1の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第1のアクティブ・トンネルが不良であるときに第1のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第1のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第1のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第1の警報ユニットをさらに含む。
本発明の第2の態様の第1の可能性または第2の可能性を参照して、第3の可能性では、第1の処理モジュールは、第1の保護グループが無効であるときに第2の問い合わせモジュールを始動させるように構成される第2の保護グループ始動ユニットをさらに含む。
本発明の第2の態様の第3の可能性を参照して、第4の可能性では、本装置は、第2の問い合わせモジュールおよび第2の処理モジュールをさらに含み、第2の問い合わせモジュールは、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成され、第2の処理モジュールは、第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される。
本発明の第2の態様の第4の可能性を参照して、第5の可能性では、第2の処理モジュールは、第2の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第2のトンネル決定ユニットを含む。
本発明の第2の態様の第5の可能性を参照して、第6の可能性では、第2の処理モジュールは、第2の保護グループが無効であるときに第2の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第2のアクティブ・トンネルが不良であるときに第2のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第2のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第2のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第2の警報ユニットをさらに含む。
本発明の第2の態様の第5の可能性または第6の可能性を参照して、第7の可能性では、第2の処理モジュールは、第2の保護グループが無効であるとき、トラフィックを保護するために第3の保護グループを始動させるように構成される第3の保護グループ始動ユニットをさらに含む。
第2の態様または第2の態様の前述の可能性のいずれか1つを参照して、第8の可能性では、本装置は、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第1の検出モジュールと、第1の保護グループの状態を第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第1の状態維持モジュールとをさらに含む。
第2の態様の第4の可能性または第5の可能性または第6の可能性または第7の可能性を参照して、第9の可能性では、本装置は、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第2の検出モジュールと、第2の保護グループの状態を第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第2の状態維持モジュールとをさらに含む。
本発明の技術的解決策を実施することによって、保護グループの状態は、時間内に把握される可能性があり、それによって保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する。
本発明の実施形態または従来技術での技術的解決策をより明瞭に述べるために、下記の事項は、本実施形態または従来技術を述べるのに必要とされる添付図面を簡潔に紹介する。明らかに、下記の説明での添付図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を示すだけであり、当業者はなお、創造的な努力なしにこれらの添付図面から他の図面を導き出してもよい。
本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の実施形態の概略的流れ図である。 本発明による転送テーブルの概略図である。 本発明による保護グループの状態情報を更新するための方法の概略的流れ図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の別の実施形態の概略的流れ図である。 本発明による別の転送テーブルの概略図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の実施形態の概略的構造図である。 図4Aに示されるようなサービス・トラフィックを保護するための装置の処理モジュールの概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の別の実施形態の概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置のなお別の実施形態の概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置のなお別の実施形態の概略的構造図である。 図6Aに示されるようなサービス・トラフィックを保護するための装置の第1の処理モジュールの概略的構造図である。 図6Aに示されるようなサービス・トラフィックを保護するための装置の第2の処理モジュールの概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを転送し、処理するための装置の第4の実施形態の概略的構造図である。
下記の事項は、本発明の実施形態での添付図面を参照して本発明の実施形態での技術的解決策を明瞭にかつ完全に述べる。明らかに、述べられる実施形態は、本発明の実施形態のすべてというよりはむしろ一部にすぎない。当業者によって本発明の実施形態に基づいて創造的な努力なしに得られるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
図1Aは、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の実施形態の概略的流れ図である。図1Aに示されるように、本方法は、下記のことを含む。
S100では、PEデバイスが、トラフィックを受け取り、アクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせる。
オプションとして、本発明の実施形態の実施方法では、前述の転送テーブルは、転送入力を含み、転送入力は、前述の保護グループの状態情報を含む。さらに、オプションとして、転送入力は、次の情報、すなわち、プライベート・ネットワーク・ラベル、アウトバウンド・インターフェース、次の中継点、アクティブ・トンネル・ラベル、およびスタンバイ・トンネル・ラベルの1つまたは複数をさらに含んでもよい。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図1Bに示される。
S102。保護グループの状態情報に従って、保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを保護グループの状態情報に従って決定し、もし保護グループが無効であるならば、保護グループが無効である場合の処理を行う。
オプションとして、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報が両方とも切断を示すならば、すなわち、もしアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも機能しないならば、保護グループは無効であると決定され、そうでなく、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報の少なくとも1つが接続を示すならば、保護グループは有効であると決定される。
例えば、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるとき、またはアクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルは不良であるとき、またはアクティブ・トンネルは不良であるが、スタンバイ・トンネルは接続されるときは、保護グループは、有効状態にある。この場合、PEデバイスは、保護グループの状態情報に従って、接続状態にあるトンネルが転送トンネルであると決定してもよい。例えば、アクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルが不良であるときは、アクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。スタンバイ・トンネルは接続されるが、アクティブ・トンネルが不良であるときは、スタンバイ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるときは、好ましくはアクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。
アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも不良であるときは、保護グループが無効であると決定される。この場合、保護グループが無効である場合の処理が、行われる。例えば、ネットワーク管理および保守要員が、保護グループがすでに無効状態にあることを知ることができるように、保護グループが無効であるという警報が、報告されてもよい。別の例として、別の保護グループ(例えば、スタンバイ保護グループ)が、サービス・トラフィックを保護するために選択されてもよい。
オプションとして、保護グループが有効である場合に、もしトンネルが不良であるならば、ネットワーク管理および保守要員が、保護グループでのあるトンネルが不良であることを知ることができるように、保護グループの不良警報も、報告されてもよい。例えば、アクティブ・トンネルが不良であるときは、アクティブ・トンネルの不良警報が、報告されてもよく、スタンバイ・トンネルが不良であるときは、スタンバイ・トンネルの不良警報が、報告されてもよい。
この実施形態では、保護グループの状態は、時間内に把握される可能性があり、それによって保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する。
オプションとして、本発明の実施形態の実施方法では、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性は、運用、管理および保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)技術または双方向転送検出(Bidirectional Forwarding Detection、BFD)技術を使用することによって検出されてもよい。
図2を参照すると、PEデバイスは、下記のように保護グループの状態情報を得て、維持してもよい。
S200。OAMまたはBFD技術を使用することによってアクティブ・トンネルの接続性を検出し、もしアクティブ・トンネルが接続されるならば、S202を行い、さもなければS204を行う。
S202。アクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存されたアクティブ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルが接続されるということに設定する。
この場合、スタンバイ・トンネルの接続性も、検出されかつ状態機械に保存され続けてもよい。
S204。アクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、OAMまたはBFD技術を使用することによってスタンバイ・トンネルの接続性を検出し、もしスタンバイ・トンネルが接続されるならば、S206を行い、さもなければS208を行う。
S206。スタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存されたアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルが接続されずかつスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定する。
S208。スタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存されたアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されない、すなわち、保護グループが無効であるということに設定する。
図3Aは、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の別の実施形態の概略的流れ図である。図3Aに示されるように、本方法は、下記のことを含む。
S300。PEデバイスが、トラフィックを受け取り、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせる。
S302。第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループの状態が有効であるかどうかを決定し、もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定して、その手順を終わらせ、もし第1の保護グループが無効であるならば、トラフィックを保護するために第2の保護グループを選択して、S304を行う。
オプションとして、第1の保護グループが無効であるとき、第1の保護グループが無効であるという警報が、前述の実施形態で述べられるようにさらに報告されてもよい。
S304。第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせる。
オプションとして、この実施形態では、転送テーブルは、少なくとも第1の転送入力および第2の転送入力を含み、第1の転送入力は、第1の保護グループの状態情報を含み、第2の転送入力は、第2の保護グループの状態情報を含む。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図3Bに示される。
この実施形態では、第1の保護グループは、アクティブ保護グループであり、第2の保護グループは、スタンバイ保護グループである。
S306。第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定して、その手順を終わらせ、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行い、例えば第2の保護グループの不良警報を報告し、かつ/またはトラフィックを保護するために第3の保護グループを選択する。この場合、第3の保護グループは、第2の保護グループのためのスタンバイ保護グループである。
この実施形態では、保護グループの状態が、時間内に把握される可能性があり、保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題が、回避されるだけでなく、多重保護グループも、提供され、さらにサービス・トラフィックも、保護される可能性がある。
図4Aは、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の実施形態の概略的構造図である。図4Aに示されるように、装置40は、受け取りモジュール41、問い合わせモジュール42、および処理モジュール44を含む。
受け取りモジュール41は、トラフィックを受け取るように構成される。
問い合わせモジュール42は、受け取りモジュール41がトラフィックを受け取った後、保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される。保護グループの状態情報は、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む。
オプションとして、本発明の実施形態の実施方法では、サービス・トラフィックを保護するための装置40は、転送テーブルを記憶するように構成される記憶モジュールをさらに含んでもよい。さらに、オプションとして、転送テーブルは、保護グループの状態情報に加えて、次の情報、すなわち、プライベート・ネットワーク・ラベル、アウトバウンド・インターフェース、次の中継点、アクティブ・トンネル・ラベル、およびスタンバイ・トンネル・ラベルの1つまたは複数のピース(piece)をさらに含んでもよい。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図1Bに示される。
処理モジュール44は、保護グループの状態情報に従って、保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを保護グループの状態情報に従って決定し、もし保護グループが無効であるならば、保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される。
オプションとして、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報が両方とも切断として表示されるならば、すなわち、もしアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも不良であるならば、処理モジュール44は、保護グループが無効であると決定し、そうでなく、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報の少なくとも1つが接続として表示されるならば、処理モジュール44は、保護グループが有効であると決定する。
例えば、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるとき、またはアクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルは、不良であるとき、またはアクティブ・トンネルは不良であるが、スタンバイ・トンネルは接続されるときは、処理モジュール44は、保護グループが有効であると決定してもよい。この場合、処理モジュール44は、保護グループの状態情報に従って、接続状態にあるトンネルが転送トンネルであると決定してもよい。アクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルは不良であるときは、アクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。スタンバイ・トンネルは、接続されるが、アクティブ・トンネルは不良であるときは、スタンバイ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるときは、好ましくはアクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。
アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも不良であるときは、処理モジュール44は、保護グループが無効であると決定してもよい。
オプションとして、図4Bに示されるように、処理モジュール44は、
もし保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを保護グループの状態情報に従って決定するように構成されるトンネル決定ユニット441と、下記のユニット、すなわち、
保護グループが無効であるときに保護グループが無効であるという警報を報告する、またはアクティブ・トンネルが不良であるときにアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、またはスタンバイ・トンネルが不良であるときにスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される警報ユニット442、および
保護グループが無効であるとき、トラフィックを保護するためにスタンバイ保護グループを始動させるように構成されるスタンバイ保護グループ始動ユニット443の少なくとも1つとを含んでもよい。
オプションとして、図5を参照すると、サービス・トラフィックを保護するための装置40は、
アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように、例えば、OAMまたはBFD技術を使用することによってアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される検出モジュール52と、
保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される状態維持モジュール54とをさらに含んでもよい。
この実施形態では、検出モジュール52および状態維持モジュール54は、図2に示される実施形態での方法を実施するように構成されてもよく、それは、ここでは詳細に述べられない。
この実施形態によって提供される装置は、保護グループの状態を時間内に把握することができ、保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する。
図6Aは、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の別の実施形態の概略的構造図である。図6Aに示されるように、装置60は、
トラフィックを受け取るように構成される受け取りモジュール61と、
受け取りモジュール61が、トラフィックを受け取った後、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される第1の問い合わせモジュール62と、
第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第1の保護グループが無効であるならば、第2の問い合わせモジュール66を始動させるように構成される第1の処理モジュール64と、
第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される第2の問い合わせモジュール66と、
第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される第2の処理モジュール68とを含む。
オプションとして、この実施形態の実施方法では、サービス・トラフィックを保護するための装置60は、転送テーブルを記憶するように構成される記憶モジュールをさらに含んでもよい。さらに、オプションとして、転送テーブルは、第1の保護グループの状態情報に加えて、第2の保護グループの状態情報を含んでもよい。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図3Bに示される。
オプションとして、図6Bに示されるように、この実施形態の実施方法では、サービス・トラフィックを保護するための装置は、
例えば、OAMまたはBFD技術が検出のために使用されて、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第1の検出モジュール63と、
第1の保護グループの状態を第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第1の状態維持モジュール65と、
例えば、OAMまたはBFD技術が検出のために使用されて、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第2の検出モジュール67と、
第2の保護グループの状態を第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第2の状態維持モジュール69とをさらに含んでもよい。
オプションとして、図6Cに示されるように、第1の処理モジュール64は、
第1の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第1のトンネル決定ユニット641と、
第1の保護グループが無効であるときに第2の問い合わせモジュール66を始動させるように構成される第2の保護グループ始動ユニット643とを含んでもよい。
さらに、オプションとして、第1の処理モジュール64は、
第1の保護グループが無効であるときに第1の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第1のアクティブ・トンネルが不良であるときに第1のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第1のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第1のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第1の警報ユニット642をさらに含んでもよい。
オプションとして、図6Dに示されるように、第2の処理モジュール68は、
第2の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第2のトンネル決定ユニット681と、下記のユニット、すなわち、
第2の保護グループが無効であるときに第2の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第2のアクティブ・トンネルが不良であるときに第2のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第2のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第2のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第2の警報ユニット682、および
第2の保護グループが無効であるとき、トラフィックを保護するために第2の保護グループのためのスタンバイ保護グループである第3の保護グループを始動させるように構成される第3の保護グループ始動ユニット683の少なくとも1つとをさらに含んでもよい。
この実施形態では、保護グループの状態が、時間内に把握される可能性があり、保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題が、回避されるだけでなく、多重保護グループも、提供され、さらにサービス・トラフィックも、保護される。
図7は、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の別の実施形態の概略的構造図である。図7を参照すると、サービス・トラフィックを保護するための装置70は、トランシーバ71、メモリ72、およびプロセッサ73を含む。
トランシーバ71は、トラフィックを受け取り、転送するように構成される。
メモリ72は、プロセッサ73と結合され、メモリ72は、プロセッサ73が様々なプログラムまたはアプリケーションを呼び出して、対応する機能を実施するように、様々なプログラムまたはアプリケーションを記憶する。例えば、メモリ72は、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの状態情報、転送テーブル、ならびに転送テーブルでの保護グループの状態情報を更新するためのプログラムを記憶してもよい。
プロセッサ73は、転送テーブルでの保護グループの状態を更新するためにメモリ72での対応するプログラムを呼び出し、トラフィックのための転送トンネルを決定するために転送テーブルに問い合わせる、または保護グループが無効であると決定する、またはトンネル不良警報を報告するなどのように構成される。
本発明での保護グループは、MPLS APSまたはMPLS FRR技術を使用するトンネル保護グループであってもよく、本発明は、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが動的トンネルかまたは静的トンネルかにかかわらず、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルに適用可能であり、本発明での様々な方法および装置の実施形態は、BGP/MPLS L3VPNネットワークに適用可能であるだけでなく、またVPNの階層(正式英語名:Hierarchy of VPN、略してHoVPN)ネットワークにも適用可能である。
当業者は、実施形態での本方法のプロセスのすべてまたは一部が、関連ハードウェアに指示するコンピュータ・プログラムによって実施されてもよいことを理解することができる。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが動作するとき、実施形態での本方法のプロセスが、行われる。記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、またはランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)を含んでもよい。
本発明の例示的実施形態が、開示されたが、本発明の特許請求の範囲は、決してそれらに限定されない。本発明の特許請求の範囲に従ってなされる均等な変更および変形は、本発明の範囲に含まれるものとする。
40 サービス・トラフィックを保護するための装置
41 受け取りモジュール
42 問い合わせモジュール
44 処理モジュール
52 検出モジュール
54 状態維持モジュール
60 サービス・トラフィックを保護するための装置
61 受け取りモジュール
62 第1の問い合わせモジュール
63 第1の検出モジュール
64 第1の処理モジュール
65 第1の状態維持モジュール
66 第2の問い合わせモジュール
67 第2の検出モジュール
68 第2の処理モジュール
69 第2の状態維持モジュール
70 サービス・トラフィックを保護するための装置
71 トランシーバ
72 メモリ
73 プロセッサ
441 トンネル決定ユニット
442 警報ユニット
443 スタンバイ保護グループ始動ユニット
641 第1のトンネル決定ユニット
642 第1の警報ユニット
643 第2の保護グループ始動ユニット
681 第2のトンネル決定ユニット
682 第2の警報ユニット
683 第3の保護グループ始動ユニット
本出願は、参照により全体として本明細書に組み込まれる、2012年9月26日に中国専利局に出願された、「METHOD AND APPARATUS FOR PROTECTING SERVICE TRAFFIC」と題する中国特許出願第201210362700.6号への優先権を主張するものである。
本発明は、ネットワーク通信の分野に関し、特にサービス・トラフィックを保護するための方法および装置に関する。
境界ゲートウェイ・プロトコル(正式英語名:Border Gateway Protocol、略してBGP)またはマルチ・プロトコル・ラベル・スイッチング(正式英語名:Multi−Protocol Label Switching、略してMPLS)レイヤ3仮想プライベート・ネットワーク(正式英語名:Layer3 Virtual Private Network、略してL3VPN)では、保護グループ、例えば自動保護スイッチング(正式英語名:Automatic Protection Swithcing、略してAPS)技術または高速再ルーティング(正式英語名:Fast ReRoute、略してFRR)技術は、中間ネットワークまたはリンクが機能しないときに高速スイッチングを実施し、サービスの高速スイッチングを実施するように構成される。
BGP/MPLS L3VPNネットワークでは、保護グループは、2つの転送トンネル、すなわち、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルを含む。BGPがプライベート・ネットワーク・ルートをあふれさせるということは、内部ゲートウェイ・プロトコル(正式英語名:Interior Gateway Protocol、略してIGP)に依存するが、一般にネットワーク・トポロジーには多重経路があり、このことは、BGPがプライベート・ネットワーク・ルートをあふれさせる経路が、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの2つの経路に限定されないことを意味する。したがって、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが、同時に機能しないとき、BGPピア(正式英語名:PEER)セッションは、なお正常な状態を保つこともあるが、従来技術では、スタンバイ・トンネルが機能しないことは、把握されない可能性がある。結果として、プロバイダー・エッジ・ルータ(正式英語名:Provider Edge、略してPE)デバイスは、なお現在のプライベート・ネットワークのルーティング・テーブルおよび対応するラベル・リソースを維持する。この場合、スタンバイ・トンネルの経路へのサービス・トラフィックの転送は、なお続けられ、それによってすべてのサービスの中断を引き起こす。
本発明の実施形態によって解決されるべき技術的問題は、保護グループの状態を時間内に把握することができ、それによって保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する、サービス・トラフィックを保護するための方法および装置を提供することである。
その技術的問題を解決するために、本発明の第1の態様によると、本発明の実施形態は、
プロバイダー・エッジ・ルータPEによってトラフィックを受け取り、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせることと、
第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループが有効であるかどうかを決定することと、
もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第1の保護グループが無効であるならば、第1の保護グループが無効である場合の処理を行うこととを含む、サービス・トラフィックを保護するための方法を提供する。
本発明の第1の態様の第1の可能性として、第1の保護グループが無効である場合の処理は、第1の保護グループが無効であるという警報を報告すること、および/またはトラフィックを保護するために第2の保護グループを選択することを含む。
本発明の第1の態様の第1の可能性を参照して、第2の可能性では、トラフィックを保護するために第2の保護グループを選択することは、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせること、および第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行うことを含む。
本発明の第1の態様の第2の可能性によると、第3の可能性では、第2の保護グループが無効である場合の処理は、第2の保護グループが無効であるという警報を報告すること、および/またはトラフィックを保護するために第3の保護グループを選択することを含む。
本発明の第1の態様の第2の可能性を参照して、第4の可能性では、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報は、次の方法で、すなわち、運用、管理および保守OAM技術または双方向転送検出BFD技術を使用することによって第2のアクティブ・トンネルの接続性を検出することと、もし第2のアクティブ・トンネルが接続されるならば、第2のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械(state machine)に保存し、状態機械に保存された第2のアクティブ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第2の保護グループの状態情報を第2のアクティブ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第2のアクティブ・トンネルが接続されないならば、第2のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、OAMまたはBFD技術を使用することによって第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出することと、もし第2のスタンバイ・トンネルが接続されるならば、第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第2のアクティブ・トンネルの接続性情報および第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第2の保護グループの状態情報を第2のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第2のスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第2のスタンバイ・トンネルが接続されないならば、第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第2のアクティブ・トンネルの接続性情報および第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第2の保護グループの状態情報を第2のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第2のスタンバイ・トンネルが接続されないということに設定することとで得られてもよい。
本発明の第1の態様または第1の態様の前述の可能性のいずれか1つを参照して、第5の可能性では、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報は、次の方法で、すなわち、運用、管理および保守OAM技術または双方向転送検出BFD技術を使用することによって第1のアクティブ・トンネルの接続性を検出することと、もし第1のアクティブ・トンネルが接続されるならば、第1のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第1のアクティブ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第1の保護グループの状態情報を第1のアクティブ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第1のアクティブ・トンネルが接続されないならば、第1のアクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、OAMまたはBFD技術を使用することによって第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出することと、もし第1のスタンバイ・トンネルが接続されるならば、第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第1のアクティブ・トンネルの接続性情報および第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第1の保護グループの状態情報を第1のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第1のスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定することと、もし第1のスタンバイ・トンネルが接続されないならば、第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存された第1のアクティブ・トンネルの接続性情報および第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの第1の保護グループの状態情報を第1のアクティブ・トンネルが接続されずかつ第1のスタンバイ・トンネルが接続されないということに設定することとで得られてもよい。
それに応じて、本発明の第2の態様によると、本発明の実施形態は、サービス・トラフィックを保護するための装置をさらに提供し、その装置は、
トラフィックを受け取るように構成される受け取りモジュールと、受け取りモジュールがトラフィックを受け取った後、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される第1の問い合わせモジュールと、第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第1の保護グループが無効であるならば、第1の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される第1の処理モジュールとを含む。
本発明の第2の態様の第1の可能性として、第1の処理モジュールは、第1の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第1のトンネル決定ユニットを含む。
本発明の第2の態様の第1の可能性を参照して、第2の可能性では、第1の処理モジュールは、第1の保護グループが無効であるときに第1の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第1のアクティブ・トンネルが不良であるときに第1のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第1のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第1のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第1の警報ユニットをさらに含む。
本発明の第2の態様の第1の可能性または第2の可能性を参照して、第3の可能性では、第1の処理モジュールは、第1の保護グループが無効であるときに第2の問い合わせモジュールを始動させるように構成される第2の保護グループ始動ユニットをさらに含む。
本発明の第2の態様の第3の可能性を参照して、第4の可能性では、本装置は、第2の問い合わせモジュールおよび第2の処理モジュールをさらに含み、第2の問い合わせモジュールは、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成され、第2の処理モジュールは、第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される。
本発明の第2の態様の第4の可能性を参照して、第5の可能性では、第2の処理モジュールは、第2の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第2のトンネル決定ユニットを含む。
本発明の第2の態様の第5の可能性を参照して、第6の可能性では、第2の処理モジュールは、第2の保護グループが無効であるときに第2の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第2のアクティブ・トンネルが不良であるときに第2のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第2のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第2のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第2の警報ユニットをさらに含む。
本発明の第2の態様の第5の可能性または第6の可能性を参照して、第7の可能性では、第2の処理モジュールは、第2の保護グループが無効であるとき、トラフィックを保護するために第3の保護グループを始動させるように構成される第3の保護グループ始動ユニットをさらに含む。
第2の態様または第2の態様の前述の可能性のいずれか1つを参照して、第8の可能性では、本装置は、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第1の検出モジュールと、第1の保護グループの状態を第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第1の状態維持モジュールとをさらに含む。
第2の態様の第4の可能性または第5の可能性または第6の可能性または第7の可能性を参照して、第9の可能性では、本装置は、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第2の検出モジュールと、第2の保護グループの状態を第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第2の状態維持モジュールとをさらに含む。
本発明の技術的解決策を実施することによって、保護グループの状態は、時間内に把握される可能性があり、それによって保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する。
本発明の実施形態での技術的解決策をより明瞭に述べるために、下記の事項は、本実施形態を述べるのに必要とされる添付図面を簡潔に紹介する。明らかに、下記の説明での添付図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を示すだけであり、当業者はなお、創造的な努力なしにこれらの添付図面から他の図面を導き出してもよい。
本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の実施形態の概略的流れ図である。 本発明による転送テーブルの概略図である。 本発明による保護グループの状態情報を更新するための方法の概略的流れ図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の別の実施形態の概略的流れ図である。 本発明による別の転送テーブルの概略図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の実施形態の概略的構造図である。 図4Aに示されるようなサービス・トラフィックを保護するための装置の処理モジュールの概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の別の実施形態の概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置のなお別の実施形態の概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置のなお別の実施形態の概略的構造図である。 図6Aに示されるようなサービス・トラフィックを保護するための装置の第1の処理モジュールの概略的構造図である。 図6Aに示されるようなサービス・トラフィックを保護するための装置の第2の処理モジュールの概略的構造図である。 本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の第4の実施形態の概略的構造図である。
下記の事項は、本発明の実施形態での添付図面を参照して本発明の実施形態での技術的解決策を明瞭にかつ完全に述べる。明らかに、述べられる実施形態は、本発明の実施形態のすべてというよりはむしろ一部にすぎない。当業者によって本発明の実施形態に基づいて創造的な努力なしに得られるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
図1Aは、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の実施形態の概略的流れ図である。図1Aに示されるように、本方法は、下記のことを含む。
S100では、PEデバイスが、トラフィックを受け取り、アクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせる。
オプションとして、本発明の実施形態の実施方法では、前述の転送テーブルは、転送入力を含み、転送入力は、前述の保護グループの状態情報を含む。さらに、オプションとして、転送入力は、次の情報、すなわち、プライベート・ネットワーク・ラベル、アウトバウンド・インターフェース、次の中継点、アクティブ・トンネル・ラベル、およびスタンバイ・トンネル・ラベルの1つまたは複数をさらに含んでもよい。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図1Bに示される。
S102。保護グループの状態情報に従って、保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを保護グループの状態情報に従って決定し、もし保護グループが無効であるならば、保護グループが無効である場合の処理を行う。
オプションとして、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報が両方とも切断を示すならば、すなわち、もしアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも機能しないならば、保護グループは無効であると決定され、そうでなく、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報の少なくとも1つが接続を示すならば、保護グループは有効であると決定される。
例えば、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるとき、またはアクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルは不良であるとき、またはアクティブ・トンネルは不良であるが、スタンバイ・トンネルは接続されるときは、保護グループは、有効状態にある。この場合、PEデバイスは、保護グループの状態情報に従って、接続状態にあるトンネルが転送トンネルであると決定してもよい。例えば、アクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルが不良であるときは、アクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。スタンバイ・トンネルは接続されるが、アクティブ・トンネルが不良であるときは、スタンバイ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるときは、好ましくはアクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。
アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも不良であるときは、保護グループが無効であると決定される。この場合、保護グループが無効である場合の処理が、行われる。例えば、ネットワーク管理および保守要員が、保護グループがすでに無効状態にあることを知ることができるように、保護グループが無効であるという警報が、報告されてもよい。別の例として、別の保護グループ(例えば、スタンバイ保護グループ)が、サービス・トラフィックを保護するために選択されてもよい。
オプションとして、保護グループが有効である場合に、もしトンネルが不良であるならば、ネットワーク管理および保守要員が、保護グループでのあるトンネルが不良であることを知ることができるように、保護グループの不良警報も、報告されてもよい。例えば、アクティブ・トンネルが不良であるときは、アクティブ・トンネルの不良警報が、報告されてもよく、スタンバイ・トンネルが不良であるときは、スタンバイ・トンネルの不良警報が、報告されてもよい。
この実施形態では、保護グループの状態は、時間内に把握される可能性があり、それによって保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する。
オプションとして、本発明の実施形態の実施方法では、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性は、運用、管理および保守(Operation Administration and Maintenance、OAM)技術または双方向転送検出(Bidirectional Forwarding Detection、BFD)技術を使用することによって検出されてもよい。
図2を参照すると、PEデバイスは、下記のように保護グループの状態情報を得て、維持してもよい。
S200。OAMまたはBFD技術を使用することによってアクティブ・トンネルの接続性を検出し、もしアクティブ・トンネルが接続されるならば、S202を行い、さもなければS204を行う。
S202。アクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存されたアクティブ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルが接続されるということに設定する。
この場合、スタンバイ・トンネルの接続性も、検出されかつ状態機械に保存され続けてもよい。
S204。アクティブ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、OAMまたはBFD技術を使用することによってスタンバイ・トンネルの接続性を検出し、もしスタンバイ・トンネルが接続されるならば、S206を行い、さもなければS208を行う。
S206。スタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存されたアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルが接続されずかつスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定する。
S208。スタンバイ・トンネルの接続性情報を状態機械に保存し、状態機械に保存されたアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性情報に従って、転送テーブルでの保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されない、すなわち、保護グループが無効であるということに設定する。
図3Aは、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための方法の別の実施形態の概略的流れ図である。図3Aに示されるように、本方法は、下記のことを含む。
S300。PEデバイスが、トラフィックを受け取り、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせる。
S302。第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループの状態が有効であるかどうかを決定し、もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定して、その手順を終わらせ、もし第1の保護グループが無効であるならば、トラフィックを保護するために第2の保護グループを選択して、S304を行う。
オプションとして、第1の保護グループが無効であるとき、第1の保護グループが無効であるという警報が、前述の実施形態で述べられるようにさらに報告されてもよい。
S304。第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせる。
オプションとして、この実施形態では、転送テーブルは、少なくとも第1の転送入力および第2の転送入力を含み、第1の転送入力は、第1の保護グループの状態情報を含み、第2の転送入力は、第2の保護グループの状態情報を含む。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図3Bに示される。
この実施形態では、第1の保護グループは、アクティブ保護グループであり、第2の保護グループは、スタンバイ保護グループである。
S306。第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定して、その手順を終わらせ、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行い、例えば第2の保護グループの不良警報を報告し、かつ/またはトラフィックを保護するために第3の保護グループを選択する。この場合、第3の保護グループは、第2の保護グループのためのスタンバイ保護グループである。
この実施形態では、保護グループの状態が、時間内に把握される可能性があり、保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題が、回避されるだけでなく、多重保護グループも、提供され、さらにサービス・トラフィックも、保護される可能性がある。
図4Aは、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の実施形態の概略的構造図である。図4Aに示されるように、装置40は、受け取りモジュール41、問い合わせモジュール42、および処理モジュール44を含む。
受け取りモジュール41は、トラフィックを受け取るように構成される。
問い合わせモジュール42は、受け取りモジュール41がトラフィックを受け取った後、保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される。保護グループの状態情報は、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む。
オプションとして、本発明の実施形態の実施方法では、サービス・トラフィックを保護するための装置40は、転送テーブルを記憶するように構成される記憶モジュールをさらに含んでもよい。さらに、オプションとして、転送入力は、保護グループの状態情報に加えて、次の情報、すなわち、プライベート・ネットワーク・ラベル、アウトバウンド・インターフェース、次の中継点、アクティブ・トンネル・ラベル、およびスタンバイ・トンネル・ラベルの1つまたは複数のピース(piece)をさらに含んでもよい。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図1Bに示される。
処理モジュール44は、保護グループの状態情報に従って、保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを保護グループの状態情報に従って決定し、もし保護グループが無効であるならば、保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される。
オプションとして、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報が両方とも切断として表示されるならば、すなわち、もしアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも不良であるならば、処理モジュール44は、保護グループが無効であると決定し、そうでなく、もしアクティブ・トンネルの接続性情報およびスタンバイ・トンネルの接続性情報の少なくとも1つが接続として表示されるならば、処理モジュール44は、保護グループが有効であると決定する。
例えば、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるとき、またはアクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルは、不良であるとき、またはアクティブ・トンネルは不良であるが、スタンバイ・トンネルは接続されるときは、処理モジュール44は、保護グループが有効であると決定してもよい。この場合、処理モジュール44は、保護グループの状態情報に従って、接続状態にあるトンネルが転送トンネルであると決定してもよい。アクティブ・トンネルは接続されるが、スタンバイ・トンネルは不良であるときは、アクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。スタンバイ・トンネルは、接続されるが、アクティブ・トンネルは不良であるときは、スタンバイ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも接続されるときは、好ましくはアクティブ・トンネルがトラフィックのための転送トンネルであると決定される。
アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが両方とも不良であるときは、処理モジュール44は、保護グループが無効であると決定してもよい。
オプションとして、図4Bに示されるように、処理モジュール44は、
もし保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを保護グループの状態情報に従って決定するように構成されるトンネル決定ユニット441と、下記のユニット、すなわち、
保護グループが無効であるときに保護グループが無効であるという警報を報告する、またはアクティブ・トンネルが不良であるときにアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、またはスタンバイ・トンネルが不良であるときにスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される警報ユニット442、および
保護グループが無効であるとき、トラフィックを保護するためにスタンバイ保護グループを始動させるように構成されるスタンバイ保護グループ始動ユニット443の少なくとも1つとを含んでもよい。
オプションとして、図5を参照すると、サービス・トラフィックを保護するための装置40は、
アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように、例えば、OAMまたはBFD技術を使用することによってアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される検出モジュール52と、
保護グループの状態情報をアクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される状態維持モジュール54とをさらに含んでもよい。
この実施形態では、検出モジュール52および状態維持モジュール54は、図2に示される実施形態での方法を実施するように構成されてもよく、それは、ここでは詳細に述べられない。
この実施形態によって提供される装置は、保護グループの状態を時間内に把握することができ、保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題を回避する。
図6Aは、本願によるサービス・トラフィックを保護するための装置の別の実施形態の概略的構造図である。図6Aに示されるように、装置60は、
トラフィックを受け取るように構成される受け取りモジュール61と、
受け取りモジュール61が、トラフィックを受け取った後、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される第1の問い合わせモジュール62と、
第1の保護グループの状態情報に従って、第1の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第1の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第1の保護グループが無効であるならば、第2の問い合わせモジュール66を始動させるように構成される第1の処理モジュール64と、
第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される第2の問い合わせモジュール66と、
第2の保護グループの状態情報に従って、第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし第2の保護グループが有効であるならば、トラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定し、もし第2の保護グループが無効であるならば、第2の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される第2の処理モジュール68とを含む。
オプションとして、この実施形態の実施方法では、サービス・トラフィックを保護するための装置60は、転送テーブルを記憶するように構成される記憶モジュールをさらに含んでもよい。さらに、オプションとして、転送テーブルは、第1の保護グループの状態情報に加えて、第2の保護グループの状態情報を含んでもよい。例示的に、転送テーブルでのコンテンツの一部が、図3Bに示される。
オプションとして、図6Bに示されるように、この実施形態の実施方法では、サービス・トラフィックを保護するための装置は、
例えば、OAMまたはBFD技術が検出のために使用されて、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第1の検出モジュール63と、
第1の保護グループの状態を第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第1の状態維持モジュール65と、
例えば、OAMまたはBFD技術が検出のために使用されて、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第2の検出モジュール67と、
第2の保護グループの状態を第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの検出された接続性情報に従って維持するように構成される第2の状態維持モジュール69とをさらに含んでもよい。
オプションとして、図6Cに示されるように、第1の処理モジュール64は、
第1の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第1の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第1のトンネル決定ユニット641と、
第1の保護グループが無効であるときに第2の問い合わせモジュール66を始動させるように構成される第2の保護グループ始動ユニット643とを含んでもよい。
さらに、オプションとして、第1の処理モジュール64は、
第1の保護グループが無効であるときに第1の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第1のアクティブ・トンネルが不良であるときに第1のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第1のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第1のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第1の警報ユニット642をさらに含んでもよい。
オプションとして、図6Dに示されるように、第2の処理モジュール68は、
第2の保護グループが有効であるときにトラフィックのための転送トンネルを第2の保護グループの状態情報に従って決定するように構成される第2のトンネル決定ユニット681と、下記のユニット、すなわち、
第2の保護グループが無効であるときに第2の保護グループが無効であるという警報を報告する、または第2のアクティブ・トンネルが不良であるときに第2のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または第2のスタンバイ・トンネルが不良であるときに第2のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第2の警報ユニット682、および
第2の保護グループが無効であるとき、トラフィックを保護するために第2の保護グループのためのスタンバイ保護グループである第3の保護グループを始動させるように構成される第3の保護グループ始動ユニット683の少なくとも1つとをさらに含んでもよい。
この実施形態では、保護グループの状態が、時間内に把握される可能性があり、保護グループが無効であるときにサービス・トラフィックがなお保護グループに送られることから生じるサービス中断問題が、回避されるだけでなく、多重保護グループも、提供され、さらにサービス・トラフィックも、保護される。
図7は、本発明によるサービス・トラフィックを保護するための装置の別の実施形態の概略的構造図である。図7を参照すると、サービス・トラフィックを保護するための装置70は、トランシーバ71、メモリ72、およびプロセッサ73を含む。
トランシーバ71は、トラフィックを受け取り、転送するように構成される。
メモリ72は、プロセッサ73と結合され、メモリ72は、プロセッサ73が様々なプログラムまたはアプリケーションを呼び出して、対応する機能を実施するように、様々なプログラムまたはアプリケーションを記憶する。例えば、メモリ72は、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルの状態情報、転送テーブル、ならびに転送テーブルでの保護グループの状態情報を更新するためのプログラムを記憶してもよい。
プロセッサ73は、転送テーブルでの保護グループの状態を更新するためにメモリ72での対応するプログラムを呼び出し、トラフィックのための転送トンネルを決定するために転送テーブルに問い合わせる、または保護グループが無効であると決定する、またはトンネル不良警報を報告するなどのように構成される。
本発明での保護グループは、MPLS APSまたはMPLS FRR技術を使用するトンネル保護グループであってもよく、本発明は、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルが動的トンネルかまたは静的トンネルかにかかわらず、アクティブ・トンネルおよびスタンバイ・トンネルに適用可能であり、本発明での様々な方法および装置の実施形態は、BGP/MPLS L3VPNネットワークに適用可能であるだけでなく、またVPNの階層(正式英語名:Hierarchy of VPN、略してHoVPN)ネットワークにも適用可能である。
当業者は、実施形態での本方法のプロセスのすべてまたは一部が、関連ハードウェアに指示するコンピュータ・プログラムによって実施されてもよいことを理解することができる。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが動作するとき、実施形態での本方法のプロセスが、行われる。記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、またはランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)を含んでもよい。
本発明の例示的実施形態が、開示されたが、本発明の保護範囲は、決してそれらに限定されない。本発明の特許請求の範囲に従ってなされる均等な変更および変形は、本発明の範囲に含まれるものとする。
40 サービス・トラフィックを保護するための装置
41 受け取りモジュール
42 問い合わせモジュール
44 処理モジュール
52 検出モジュール
54 状態維持モジュール
60 サービス・トラフィックを保護するための装置
61 受け取りモジュール
62 第1の問い合わせモジュール
63 第1の検出モジュール
64 第1の処理モジュール
65 第1の状態維持モジュール
66 第2の問い合わせモジュール
67 第2の検出モジュール
68 第2の処理モジュール
69 第2の状態維持モジュール
70 サービス・トラフィックを保護するための装置
71 トランシーバ
72 メモリ
73 プロセッサ
441 トンネル決定ユニット
442 警報ユニット
443 スタンバイ保護グループ始動ユニット
641 第1のトンネル決定ユニット
642 第1の警報ユニット
643 第2の保護グループ始動ユニット
681 第2のトンネル決定ユニット
682 第2の警報ユニット
683 第3の保護グループ始動ユニット

Claims (16)

  1. サービス・トラフィックを保護するための方法であって、
    プロバイダー・エッジ・ルータPEによってトラフィックを受け取り、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせることと、
    前記第1の保護グループの前記状態情報に従って、前記第1の保護グループが有効であるかどうかを決定することと、
    もし前記第1の保護グループが有効であるならば、前記トラフィックのための転送トンネルを前記第1の保護グループの前記状態情報に従って決定し、もし前記第1の保護グループが無効であるならば、前記第1の保護グループが無効である場合の処理を行うこととを含む、方法。
  2. 前記第1の保護グループが無効である場合の前記処理は、前記第1の保護グループが無効であるという警報を報告すること、および/または前記トラフィックを保護するために第2の保護グループを選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記トラフィックを保護するために第2の保護グループを選択することは、
    第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む前記第2の保護グループの状態情報を得るために前記転送テーブルに問い合わせることと、
    前記第2の保護グループの前記状態情報に従って、前記第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし前記第2の保護グループが有効であるならば、前記トラフィックのための転送トンネルを前記第2の保護グループの前記状態情報に従って決定し、もし前記第2の保護グループが無効であるならば、前記第2の保護グループが無効である場合の処理を行うこととを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2の保護グループが無効である場合の前記処理は、前記第2の保護グループが無効であるという警報を報告すること、および/または前記トラフィックを保護するために第3の保護グループを選択することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報は、下記のように、すなわち、
    運用、管理および保守OAM技術または双方向転送検出BFD技術を使用することによって前記第2のアクティブ・トンネルの接続性を検出することと、
    もし前記第2のアクティブ・トンネルが接続されるならば、前記第2のアクティブ・トンネルの前記接続性情報を状態機械に保存し、前記状態機械に保存された前記第2のアクティブ・トンネルの前記接続性情報に従って、前記転送テーブルでの前記第2の保護グループの前記状態情報を前記第2のアクティブ・トンネルが接続されるということに設定することと、
    もし前記第2のアクティブ・トンネルが接続されないならば、前記第2のアクティブ・トンネルの前記接続性情報を前記状態機械に保存し、前記OAMまたはBFD技術を使用することによって前記第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出することと、
    もし前記第2のスタンバイ・トンネルが接続されるならば、前記第2のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報を前記状態機械に保存し、前記状態機械に保存された前記第2のアクティブ・トンネルの前記接続性情報および前記第2のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報に従って、前記転送テーブルでの前記第2の保護グループの前記状態情報を前記第2のアクティブ・トンネルが接続されずかつ前記第2のスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定することと、
    もし前記第2のスタンバイ・トンネルが接続されないならば、前記第2のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報を前記状態機械に保存し、前記状態機械に保存された前記第2のアクティブ・トンネルの前記接続性情報および前記第2のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報に従って、前記転送テーブルでの前記第2の保護グループの前記状態情報を前記第2のアクティブ・トンネルが接続されずかつ前記第2のスタンバイ・トンネルが接続されないということに設定することとで得られてもよい、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第1のアクティブ・トンネルおよび前記第1のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報は、下記のように、すなわち、
    前記OAM技術またはBFD技術を使用することによって前記第1のアクティブ・トンネルの接続性を検出することと、
    もし前記第1のアクティブ・トンネルが接続されるならば、前記第1のアクティブ・トンネルの前記接続性情報を前記状態機械に保存し、前記状態機械に保存された前記第1のアクティブ・トンネルの前記接続性情報に従って、前記転送テーブルでの前記第1の保護グループの前記状態情報を前記第1のアクティブ・トンネルが接続されるということに設定することと、
    もし前記第1のアクティブ・トンネルが接続されないならば、前記第1のアクティブ・トンネルの前記接続性情報を前記状態機械に保存し、前記OAMまたはBFD技術を使用することによって前記第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出することと、
    もし前記第1のスタンバイ・トンネルが接続されるならば、前記第1のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報を前記状態機械に保存し、前記状態機械に保存された前記第1のアクティブ・トンネルの前記接続性情報および前記第1のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報に従って、前記転送テーブルでの前記第1の保護グループの前記状態情報を前記第1のアクティブ・トンネルが接続されずかつ前記第1のスタンバイ・トンネルが接続されるということに設定することと、
    もし前記第1のスタンバイ・トンネルが接続されないならば、前記第1のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報を前記状態機械に保存し、前記状態機械に保存された前記第1のアクティブ・トンネルの前記接続性情報および前記第1のスタンバイ・トンネルの前記接続性情報に従って、前記転送テーブルでの前記第1の保護グループの前記状態情報を前記第1のアクティブ・トンネルが接続されずかつ前記第1のスタンバイ・トンネルが接続されないということに設定することとで得られてもよい、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法。
  7. サービス・トラフィックを保護するための装置であって、
    トラフィックを受け取るように構成される受け取りモジュールと、
    前記受け取りモジュールが前記トラフィックを受け取った後、第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第1の保護グループの状態情報を得るために転送テーブルに問い合わせるように構成される第1の問い合わせモジュールと、
    前記第1の保護グループの前記状態情報に従って、前記第1の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし前記第1の保護グループが有効であるならば、前記トラフィックのための転送トンネルを前記第1の保護グループの前記状態情報に従って決定し、もし前記第1の保護グループが無効であるならば、前記第1の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される第1の処理モジュールとを備える、装置。
  8. 前記第1の処理モジュールは、
    前記第1の保護グループが有効であるときに前記トラフィックのための転送トンネルを前記第1の保護グループの前記状態情報に従って決定するように構成される第1のトンネル決定ユニットを備える、請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1の処理モジュールは、
    前記第1の保護グループが無効であるときに前記第1の保護グループが無効であるという警報を報告する、または前記第1のアクティブ・トンネルが不良であるときに前記第1のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または前記第1のスタンバイ・トンネルが不良であるときに前記第1のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第1の警報ユニットをさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の処理モジュールは、前記第1の保護グループが無効であるときに第2の問い合わせモジュールを始動させるように構成される第2の保護グループ始動ユニットをさらに備える、請求項8または9に記載の装置。
  11. 前記装置は、前記第2の問い合わせモジュールおよび第2の処理モジュールをさらに備え、
    前記第2の問い合わせモジュールは、第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性情報を含む第2の保護グループの状態情報を得るために前記転送テーブルに問い合わせるように構成され、
    前記第2の処理モジュールは、前記第2の保護グループの前記状態情報に従って、前記第2の保護グループが有効であるかどうかを決定し、もし前記第2の保護グループが有効であるならば、前記トラフィックのための転送トンネルを前記第2の保護グループの前記状態情報に従って決定し、もし前記第2の保護グループが無効であるならば、前記第2の保護グループが無効である場合の処理を行うように構成される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第2の処理モジュールは、
    前記第2の保護グループが有効であるときに前記トラフィックのための転送トンネルを前記第2の保護グループの前記状態情報に従って決定するように構成される第2のトンネル決定ユニットを備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第2の処理モジュールは、
    前記第2の保護グループが無効であるときに前記第2の保護グループが無効であるという警報を報告する、または前記第2のアクティブ・トンネルが不良であるときに前記第2のアクティブ・トンネルの不良警報を報告する、または前記第2のスタンバイ・トンネルが不良であるときに前記第2のスタンバイ・トンネルの不良警報を報告するように構成される第2の警報ユニットをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第2の処理モジュールは、前記第2の保護グループが無効であるとき、前記トラフィックを保護するために第3の保護グループを始動させるように構成される第3の保護グループ始動ユニットをさらに備える、請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第1の検出モジュールと、
    前記第1のアクティブ・トンネルおよび第1のスタンバイ・トンネルの前記検出された接続性情報に従って前記第1の保護グループの状態を維持するように構成される第1の状態維持モジュールとをさらに備える、請求項7ないし14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの接続性を検出するように構成される第2の検出モジュールと、
    前記第2のアクティブ・トンネルおよび第2のスタンバイ・トンネルの前記検出された接続性情報に従って前記第2の保護グループの状態を維持するように構成される第2の状態維持モジュールとをさらに備える、請求項11ないし14のいずれか一項に記載の装置。
JP2015533412A 2012-09-26 2013-05-29 サービス・トラフィックを保護するための方法および装置 Active JP5989911B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201210362700.6A CN102904816B (zh) 2012-09-26 2012-09-26 业务流量保护方法和装置
CN201210362700.6 2012-09-26
PCT/CN2013/076361 WO2014048126A1 (zh) 2012-09-26 2013-05-29 业务流量保护方法和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015534377A true JP2015534377A (ja) 2015-11-26
JP5989911B2 JP5989911B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=47576859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015533412A Active JP5989911B2 (ja) 2012-09-26 2013-05-29 サービス・トラフィックを保護するための方法および装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2892180B1 (ja)
JP (1) JP5989911B2 (ja)
CN (1) CN102904816B (ja)
WO (1) WO2014048126A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102904816B (zh) * 2012-09-26 2017-04-12 华为技术有限公司 业务流量保护方法和装置
CN107852604B (zh) * 2015-04-07 2021-12-03 安博科技有限公司 用于提供全局虚拟网络(gvn)的系统
CN114143142B (zh) * 2020-09-02 2023-06-20 华为技术有限公司 一种报文传输方法及装置
CN113766433B (zh) * 2021-09-09 2022-10-14 中国电子科技集团公司第三十四研究所 一种无线信道设备的拓扑业务感知方法
CN115065590B (zh) * 2022-06-28 2023-05-26 烽火通信科技股份有限公司 一种分布式双状态机实现线性保护的方法及装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252632A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Nec Corp Atm伝送装置、及びその冗長伝送系の切替方法
JP2010166328A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Nec Corp 通信ネットワークシステム及びパスの高信頼化方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033124A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Fujitsu Ltd トンネル障害通知装置および方法
CN101060442A (zh) * 2006-04-22 2007-10-24 华为技术有限公司 一种链路状态检测装置及方法
CN101141330B (zh) * 2007-10-23 2010-06-16 华为技术有限公司 一种为lsp隧道建立bfd检测的方法、系统及设备
CA2744272A1 (en) * 2008-11-28 2010-06-03 Nortel Networks Limited In-band signalling for point-point packet protection switching
CN101789879B (zh) * 2009-12-30 2013-01-16 中兴通讯股份有限公司 一种关联链路的动态维护方法及装置
CN101820317A (zh) * 2010-03-17 2010-09-01 中兴通讯股份有限公司 实现保护组保护倒换的方法及系统
KR101697372B1 (ko) * 2010-12-23 2017-02-01 한국전자통신연구원 다중보호그룹의 보호절체를 수행하는 보호절체 장치 및 방법
US20120195190A1 (en) * 2011-01-31 2012-08-02 Fujitsu Network Communications, Inc. Method and system for solving communication failure and traffic loss in service protection networks
CN102264088B (zh) * 2011-06-08 2017-04-05 中兴通讯股份有限公司 伪线保护倒换实现方法及装置
CN102571458A (zh) * 2012-03-05 2012-07-11 中兴通讯股份有限公司 隧道保护组的切换方法及装置
CN102904816B (zh) * 2012-09-26 2017-04-12 华为技术有限公司 业务流量保护方法和装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002252632A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Nec Corp Atm伝送装置、及びその冗長伝送系の切替方法
JP2010166328A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Nec Corp 通信ネットワークシステム及びパスの高信頼化方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN102904816B (zh) 2017-04-12
CN102904816A (zh) 2013-01-30
EP2892180A1 (en) 2015-07-08
EP2892180B1 (en) 2017-04-26
JP5989911B2 (ja) 2016-09-07
EP2892180A4 (en) 2015-12-09
WO2014048126A1 (zh) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101931520B (zh) 一种切换方法及系统
US9077561B2 (en) OAM label switched path for fast reroute of protected label switched paths
Shand et al. IP fast reroute framework
KR101895092B1 (ko) Ldp를 사용한 mpls 고속 재라우팅(ldp-frr)
EP2761827B1 (en) Incremental deployment of mrt based ipfrr
CN100536407C (zh) 一种端到端业务快速收敛的方法和运营商边界设备
CN102664788B (zh) Mpls l3vpn中ce双归链路保护的方法及系统
KR102055714B1 (ko) Ldp를 이용하는 mpls 고속 리라우트(ldp―frr)
US20090245137A1 (en) Highly available virtual stacking architecture
EP1916812A1 (en) Method and device for fast convergence
US8817601B2 (en) HVPLS hub connectivity failure recovery with dynamic spoke pseudowires
US20100238800A1 (en) Method and Node Device for Fault Detection and Convergence in Ethernet
US20130272114A1 (en) Pseudo wire switching method and device
JP5989911B2 (ja) サービス・トラフィックを保護するための方法および装置
WO2008083590A1 (fr) Procédé et appareil de convergence rapide d'un service point à point
WO2017190672A1 (zh) 报文转发方法及装置
JP2007201575A (ja) データ通信装置およびその方法
CN101789879B (zh) 一种关联链路的动态维护方法及装置
WO2011076029A1 (zh) 一种实现快速重路由的方法及装置
WO2015196676A1 (zh) 组网保护方法、装置及组网中的汇聚主用网元
US20150186202A1 (en) Method and Device for Sending Inter-Domain Fault Information
WO2011147299A1 (zh) 二层虚拟专用网络快速重路由方法及装置
WO2011140890A1 (zh) 实现快速重路由的方法及装置
WO2012065409A1 (zh) 分组传送网的保护方法和装置
US8670299B1 (en) Enhanced service status detection and fault isolation within layer two networks

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5989911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250