JP2015532802A - 通信サーバ装置、発呼装置及びこれらの動作方法 - Google Patents

通信サーバ装置、発呼装置及びこれらの動作方法 Download PDF

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Abstract

通信サーバ装置(102)は、プロセッサ(106)とメモリ(118)とを備え、前記プロセッサの制御下で、前記メモリに記憶される命令(120)を実行して、通信リンク(108、110、112)上で、発呼装置(104)での発呼者入力に関連したURL情報を受信する。前記発呼者入力は、受信装置(106a、106b)との通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である。前記受信装置は、前記URL情報を用いて特定され、通信セッションは、前記発呼装置と前記受信装置との間で開始される。前記発呼装置は、前記通信サーバ装置とのインタフェースに対する補完的な機能を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、発呼装置と受信装置との間の通信セッションを開始する通信サーバ装置に関する。本発明は、通信サーバ装置を介して受信装置と通信する発呼装置にも関する。本発明は、対応する動作方法、及びその方法の1以上を実行するためのコンピュータ可読命令が記憶されたコンピュータ可読媒体にも関する。
本発明は、特に発呼装置から受信装置への“ワンクリック(one−click)”通信サービスを開始することに関連するが、これに限定されるものでは無い。少なくとも幾つかの実施において、通信セッションは、ユーザの便宜上、発呼装置のウェブブラウザを介して進行され得る。
近年におけるインターネット接続及び帯域幅の著しい増加は、技術発展を活用しようと慌ただしいアクティビティをもたらしている。よって、多くのVoIP(Voice over Internet protocol)技術が、ユーザへ音声電話及び/又は映像電話といった通信のための利便且つコスト効率の高い技術を提供すべく開発されている。
多くの取り組みが、ユーザがダウンロードし且つ自身のコンピュータ装置(例えば、デスクトップ型又はラップトップ型コンピュータ、PDA、タブレット、スマートフォン等)で使用するために供される各種のソフトウェアアプリケーションの発展に結び付いている。おそらく、このようなソフトウェアアプリケーションの内で最も知られているものは、Skype(TM)であろう。
米国特許公報第7,593,355号は、VoIP電話の開始に際して発呼者へインタフェースを提供する技術を開示している。この技術は、発呼者により、着呼者に関する情報の要求を発行すること、要求に応じたURLを返すこと、及び発呼者に対し、URLに対応する1以上の接続オプションを表示すること、を含む。一の接続オプションの選択により、SIPリクエストが開始されて接続を行う。
国際公開公報第2006/010193号は、通信ネットワーク上でVoIP電話を開始するコンピュータがイニシエータ(initiator)システムからスモール制御プログラムをダウンロードするシステム、を開示している。制御プログラムは、機器を各発呼者コンピュータ上での音声又は映像通信に利用すべく設定し、コンピュータ同士間での直接的なピア・ツー・ピア(peer−to−peer)接続を可能にする。発呼者及び着呼者の各々は、呼へ参加せよとの招待(invitation)を受信し、この招待は、ユーザがその呼の一部を開始するために辿るURL又はハイパーリンクを含んでいる。各ユーザは、リンクを辿ると、呼をブリッジするイニシエータシステムへつながれる。
米国公開特許公報第2006/0210041号は、ユーザが、発呼するためのウェブブラウザ又は他のインターネットを利用可能なソフトウェアを使用することを可能にする第三者(third−party)呼制御アプリケーションプログラムインタフェース、を対象としている。ユーザが呼を開始し、そしてSIPプロキシサーバが、“発呼側”電話機と“着呼側”電話機との間の呼をセットアップする。
その他、幾つかの例を挙げると、典型的な技術が、米国特許公報第7,493,381号、韓国公開特許公報第10−2007−0078543号、韓国公開特許公報第2002−0088977号及び日本国公開特許公報第2002−305588号に記載されている。
本発明は、独立請求項に定義される。本発明の幾つかのオプション的な特徴は、従属請求項に定義される。
ここで開示される技術の実施は、ユーザが、顕著な技術的効果を活用することを可能にし得る。このような技術的効果には、発呼ユーザが自身の発呼(例えば、コンピュータ)装置で使用するためのソフトウェアアプリケーションをダウンロードする必要が無いであろうとの事実が含まれる。よって例えば、ユーザは、わざわざ自身のコンピュータ装置へソフトウェアアプリケーションをダウンロードし且つインストールする必要が無い。さらに、幾人かのコンピュータユーザは、実行可能なソフトウェアアプリケーションをダウンロードする必要性が望ましく無いと考えている。これは例えば、コンピュータ装置のリソースに負担を強いる為であり、よって、このような懸念事項が未然に防止され得る。また、ソフトウェアアプリケーションに付加される又は潜む迷惑ソフトウェア(例えば、ポップアップ広告を開始するブラウザツールバーのようなアドオンプログラム)や、悪意のあるソフトウェア(ウィルス、トロイの木馬等)をダウンロードすることを恐れて、ダウンロード可能なソフトウェアアプリケーションが検討されるべきとの流派が依然として存在するといった問題をも取り除き得る。
少なくとも幾つかの実施において、ここで開示される技術は、通信セッションを発呼装置と受信装置との間でセットアップするために、例えば発呼装置でのURL(uniform resource locator)の選択又はアクティブ化のみが要求される真の“ワンクリック”電話を提供し得る。URLの選択又はアクティブ化の後、通信セッションをセットアップするのに必要な全ての手順及び通信システムトランザクションが、自動的に実行され得る。
URLの選択又はアクティブ化は、多くの方法のいずれか一つにより達成することが可能である。例えば、ユーザが、URLにより定義されるウェブリソースを示すハイパーリンクをクリック(すなわち、選択)し、以てURLを選択しても良い。勿論、ハイパーリンクは、着呼者を呼び出す招待のために、ユーザに対し任意のウェブページ、Eメールメッセージ、SMS等で提示され得て、着呼者へコンタクトしたい人は誰でも、その都度、単純にURLを選択又はアクティブ化し得る。加えて又は代えて、ユーザは、単純にURL文字を自身のコンピュータ装置上のウェブブラウザの所謂アドレスバーへ入力し、例えば、コンピュータ装置のキーボード上で“ENTER”を押下することによりURLをアクティブ化しても良い。URLに対するインターネット検索−例えばGoogle検索−でも十分であろう。他の例において、ユーザは、ユーザのコンピュータ装置をURLにより定義されるウェブリソースへと導くQRコード等のグラフィックを読み取ることによって、URLを選択又はアクティブ化することが可能である。
より詳細に後述する如く、通信サーバ装置は、発呼者のコンピュータ装置での発呼者入力(URLの選択又はアクティブ化)に関連した情報を受信し得る。よって、通信サーバ装置は、URLに関連した情報を受信し得る。一の形態において、通信サーバ装置は、URL自体を受信しても良い。通信サーバ装置は、URL情報から、着呼者−受信装置−を特定し、発呼装置と受信装置との間の通信セッションを開始しても良い。一の形態において、URLは、例えば対象となる受呼者の電話番号、或いはこれに関連した、通信サーバ装置が電話番号を特定若しくは検索及び/又は着呼者を特定可能にする情報を含んでも良い。通信サーバ装置は、URLから電話番号を抽出し、及び/又は所謂データベースから(例えば、データベース中のルックアップテーブルを参照して)発呼装置を特定し、発呼装置と受信装置との間の通信セッションを開始しても良い。
これら技術の実施は、URLが受呼者により定義される場合に特に有益であろう。よって、例えば、人々がここで開示される技術を用いて着呼者へ電話するために、着呼者−受信デバイスのユーザ−は、(着呼者が公表したくない)受信装置の電話番号を配布又は公表する必要が無いようにエイリアス(alias)を使用することが可能である。
先に引用した従来技術文献はいずれも、発呼装置にてユーザがURLを選択/アクティブ化して発呼装置と受信装置との間の通信セッションを開始し、受信装置がURLに関連した情報又はURL自体から特定可能であるという技術を、開示も示唆もしていない。
よって、ここで開示される技術は、より詳細に後述される如く、ユーザが自身のコンピュータ装置上でInternet Explorer、Chrome、Safari又はモバイル/タブレットウェブブラウザ等の標準的なウェブブラウザを用いてインターネットを操作(navigate)/閲覧(browse)する場合に、ユーザが、ワンクリックでプロバイダのウェブサイトから発呼装置へ、音声/映像電話をかける(又は、会議電話をかける、SMS、ボイスメール、FAX、Eメール等を送信する)ことを可能にし得る。ここで、発呼装置には、電話機(及び携帯電話機)、並びにスマートフォン、PDA、タブレット等の他のコンピュータ装置が含まれる。発呼先の電子アドレス(電話番号、IPアドレス、若しくはEメール、IM、オンラインアカウント等の他のアドレス)又はこれに相当するコードは、URL中に配置しても、或いはURLから導出可能であっても良く、電話機若しくはコンピュータへ電話をかけるといったデータ通信用セッションの確立をワンクリックにする。これには、発呼者に対し同様の機能を、発呼者がクリックして電話をかけ得る、他のウェブサイト上(又は、Eメール中、ソーシャルネットワーキングサイト、SMS、IM Chat等)でのプロバイダのウェブサイトへのURLリンクを介して提供することも含まれる。発呼者は、何らソフトウェアをダウンロードする必要も、ソフトウェア/システム設定を実行する必要も無いであろう。呼は、発呼者が閲覧しているプロバイダのページを介して、発呼者のコンピュータとURL中の着呼者の電話番号(又はこれに相当するコード)との間で確立され得る。また、リンク/URLが呼(音声/映像)を確立するために用いられるため、電話の履歴を、ウェブブラウザの履歴フォルダに含まれる情報から容易に管理することが可能である。
さらに、ウェブブラウザへURLを入力又はURLへのリンクをクリックすることにより電話をかける“ワンクリック”方法は、発呼者ID、電話録音、プライベート番号電話、電話録音に対するオンラインアクセス、ボイスメール、コールバック等の付加的な特徴及び機能を提供するために用いることが可能である。呼に対するURL又は同等にこれへのリンクは、(i)発呼者、(ii)着呼者(電話の受信者)、又は(iii)第三者のいずれかが独立或いは連携していることを保証可能である。以下で理解されるだろうが、これは、着呼者が自身でURLを定義する場合に特に有益であり得る。これら技術は、発呼者/着呼者/第三者へ、呼の所望の特徴/機能のためにリンクを作成する設備を提供する。このようなリンク/URL/QRコードは、全ての発呼者に対し同一なものであっても良いし、異なるものであっても良く、発呼者毎又は発呼者のグループ毎にカスタマイズされても良い。
ここで使用されるように、電話、音声電話、映像電話、音声/映像電話等の用語は、本明細書全体に亘って互換性があるように用いられている。また、(URL及び/又はリンクと共に)QRコードは、適切にスキャンされると、呼を確立するために用いられる。
多くのVoIPサービスが存在し、これらVoIPサービスでは、発呼者が、ソフトウェアアプリケーションをダウンロードし、自身のコンピュータ上でシステム/ソフトウェア設定を請け負わなければならない。
ここで使用されるように、“コンピュータ”との用語又は“コンピュータ装置”との用語は、インターネットへの接続性を提供可能な装置であると考えても良い。よって、コンピュータは、ウェブサイトへのアクセス並びにVoIP及び他の技術を用いた電話のためにウェブへアクセスするのに使用可能なものとして、PC、ラップトップ、ネットブック、携帯電話機、スマートフォン、IP電話機、ゲーム機器、セットトップボックス、iPAD、タブレットPC、及び他の同等な装置とすることが可能である。一般に、コンピュータは、インターネットへのアクセスに必要となるデータ通信のために、LAN、ルータ、WLAN、DSL、ケーブル、3G、LTE、WiMAX、3G+等を用いる。一般に、コンピュータは、そのインスタンスがInternet Explorer、FireFox等を含むインターネットブラウザを介して、ウェブ並びにそのコンテンツ、サービス及びアプリケーションへアクセスする。
発呼者のコンピュータからVoIP電話をかける既存のサービス(Google、MSN、Yahoo等)は、発呼者に、プロバイダのウェブサイトへ訪れること、オンラインアカウントを有すること、ボックスへ電話番号を入力してcallを押下することを要求する。これは、多くのステップを要求し、発呼者にとって面倒であろう。他のサービス(Skype、Google等を含む)は、発呼者に、ソフトウェアをダウンロードし、自身のコンピュータ上でソフトウェアを設定することを要求する。
ここで使用されるように、“電話機”との文言は、固定(又は固定回線)電話機、セルラ/モバイル電話機、スマートフォン、IP電話機、Wi−Fi電話機等であると考えても良い。“電話機”との文言は、主として数字列から成る電子アドレス又は電話番号を介して電話をかける/受けることが可能な装置であると考えても良い。
或る特別な文字“+”を、電話番号の表現に用いても良い。
発呼装置と受信装置との間の通信を可能にするシステムを示した概略的なブロック図である。 第1の通信技術のための一連のイベントを示した第1の発呼タイミング図である。 他の通信技術のためのアルゴリズムフローを示した第1のフロー図である。 他の通信技術のための一連のイベントを示した第2の発呼タイミング図である。 他の通信技術のための一連のイベントを示した第3の発呼タイミング図である。 他の通信技術のためのアルゴリズムフローを示した第2のフロー図である。 他の通信技術のための一連のイベントを示した第3の発呼タイミング図である。 他の通信技術のためのアルゴリズムフローを示した第3のフロー図である。 他の通信技術のためのアルゴリズムフローを示した第4のフロー図である。 他の通信技術のためのアルゴリズムフローを示した第5のフロー図である。 他の通信技術のためのアルゴリズムフローを示した第6のフロー図である。 他の通信技術のためのアルゴリズムフローを示した第7のフロー図である。
本発明を、ほんの一例として、図面を参照して説明する。
まず図1を参照すると、通信システム100が示されている。
通信システム100は、通信サーバ装置102と、発呼装置104と、受信装置106a、106bとを備える。これらの装置は、その各々の通信リンク110、112、114a/114bを介し、通信ネットワーク108(例えば、インターネット)において接続される。明瞭さのために図1からは省略されているが、受信装置106a、106bは、モバイル通信セルラネットワークを含むPSTN(public switched telephone networks)等の他の通信ネットワークを介して通信可能であっても良い。
通信サーバ装置102は、図1に概略的に示す如く単独のサーバであっても良いし、複数のサーバコンポーネントに亘って分散されるサーバ装置102により実行される機能を有していても良い。このような配置の一つが、より詳細に以下で議論される図4に示されている。図1の例では、通信サーバ装置102は、但しこれには限定するものでは無いが、マイクロプロセッサ116、実行可能な命令120をロードするためのメモリ118(例えば、RAM等の揮発性メモリ)を含む多数の個別なコンポーネントを備え得る。実行可能な命令120は、サーバ装置102がプロセッサ116の制御下で実行する機能を定義する。また、通信サーバ装置102は、サーバが通信ネットワーク108上で通信することを可能にする入/出力モジュール122を備える。ユーザインタフェース124は、ユーザ制御のために設けられており、例えば、ディスプレイモニタ、コンピュータキーボード等といった慣用的なコンピュータ周辺装置を備え得る。また、サーバ装置102は、データベース126を備え得る。データベース126の目的は、以下の議論から容易に理解されるであろう。
発呼装置104は、但しこれに限定するものでは無いが、マイクロプロセッサ128、実行可能な命令132をロードするためのメモリ130(例えば、RAM等の揮発性メモリ)を含む多数の個別なコンポーネントを備え得る。実行可能な命令132は、発呼装置104がプロセッサ128の制御下で実行する機能を定義する。また、発呼装置104は、発呼装置104が通信ネットワーク108上で通信することを可能にする入/出力モジュール134を備える。ユーザインタフェース136は、ユーザ制御のために設けられている。このユーザインタフェース136は、例えば、ディスプレイモニタ、コンピュータキーボード等といった慣用的なコンピュータ周辺装置の形式を採る。或いは、発呼装置104が所謂スマートフォン又はタブレットデバイスである場合、ユーザインタフェース136は、多くのスマートフォン及び他の可搬型デバイスにおいて普及している通りのタッチパネルディスプレイの形式である。
受信装置106a、106bは、例えば、装置106aのような電話機若しくは所謂、慣用的なコンピュータ装置106b、又は後述するボイスメールサービス等の他のサービスであり得る。
図2は、発呼装置104と受信装置106との間での通信セッションの開始における情報フローのための第1のタイミング・シーケンスを示している。シーケンスステップ1において、発呼装置104にて発呼ユーザは、上述したようなURLを選択、アクティブ化或いは入力する。図2に示すように、このURLは、www.gnum.com/<PhoneNumber>との形式を採る。ここで、gnumは、出願人の商標であり、gnum.comは、出願人に対し登録されたドメインである。発呼装置104は、通信サーバ装置102へ、発呼者入力に関連したURL情報を送信する。上述の通り、URL情報は、URL自体を含み得る。通信サーバ装置102は、URL情報を用いて、例えばURLをデコードし電話番号を得るか或いはURL情報から電話番号を抽出して、受信装置を特定する。これは、少なくとも一つの技術において、データベース126を参照することにより実施される。データベース126は、少なくとも受信装置のレコード、及びURL情報から受信装置を特定可能にする情報を保持するものである。
また、通信サーバ装置は、シーケンスステップ2で呼を開始し、シーケンスステップ3で受信装置106への呼を開始するのに先立って、広告メッセージを含むメッセージの再生といった実行すべき他のTFF(tasks, features and functions)も決定する(加えて或いは代えて、メッセージの再生は呼の間及び/又後に実行しても良い。但し、呼の間に再生されるのみであれば、グラフィカルなメッセージが望ましいであろう)。受信装置のユーザが電話に出ると、双方向の通信、例えば双方向の会話がシーケンスステップ4で行われるであろう。
よって、当然のことながら、図1及び図2は、プロセッサ116と、メモリ118とを備え、プロセッサ116の制御下でメモリ118に記憶される命令120を実行して、通信リンク108、110、112上で、発呼装置104での発呼者入力に関連したURL情報を受信し、URL情報を用いて、受信装置106a、106bを特定し、発呼装置104と受信装置106との間の通信セッションを開始し、発呼者入力が、受信装置106a、106bとの通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、通信サーバ装置102を示している。
或いは、当然のことながら、通信サーバ装置102において実施される方法であって、通信サーバ装置のプロセッサ116の制御下で、通信リンク108、110、102上で、発呼装置104での発呼者入力に関連したURL情報を受信し、URL情報を用いて、受信装置106を特定し、発呼装置104と受信装置106との間の通信セッションを開始する、ことを含み、発呼者入力が、受信装置106との通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、方法を示している。
また、当然のことながら、図1及び図2は、プロセッサ128とメモリ130とを備え、プロセッサ128の制御下でメモリ130に記憶される命令132を実行して、発呼者入力を受信し、通信リンク108、110、112上で、発呼者入力に関連したURL情報を通信サーバ装置102へ送信して、通信サーバ装置102がURL情報を用いて受信装置106を特定できるようにし、通信セッションが通信サーバ装置102により開始されたことに応じて、通信リンク上で受信装置と通信し、発呼者入力が、受信装置106との通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、発呼装置104を示している。
或いは、当然のことながら、発呼装置104において実施される方法であって、発呼装置104のプロセッサの制御下で、発呼者入力を受信し、通信リンク上で、発呼者入力に関連したURL情報を通信サーバ装置へ送信して、通信サーバ装置がURL情報を用いて受信装置を特定できるようにし、通信セッションが通信サーバ装置により開始されたことに応じて、通信リンク上で前記受信装置と通信する、ことを含み、発呼者入力が、受信装置との通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、方法を示している。
よって、ここで開示される技術は、ウェブサイトを使用して、例えば電話機への電話をかけることを可能にしている。この例では、ウェブサイトwww.gnum.comが、呼のためのウェブサイトとして使用される。なお、一意なウェブサイトを、サービスを利用して着呼し得るありとあらゆる発呼装置のためにウェブサーバgnum.comにて維持する必要は無い。必要なのは、発呼者がgnum.comウェブサイトの対象とされ、そして通信サーバ装置102がURLから受信装置をこれに対し電話をかけるのに十分に抽出或いは特定することだけである。
電話番号(+659661xxxx)へ電話(音声又は映像)をかけたい者は誰でも、下記のURLを自身のコンピュータのウェブブラウザ(一般性を損なうこと無くInternet Explorerを用いる)へ入力することができる。
www.gnum.com/+659661xxxx
或いは、発呼者は、他の何らかのウェブサイト上でリンクwww.gnum.com/+659661xxxxをクリックして、ウェブサイトwww.gnum.comへ到達し、以て+659661xxxxへ電話をかけることができる。このリンクは、Eメール、ソーシャルネットワーキング・ポスティング(social networking postings)、ブログ及びIMチャットログ、或いは活字メディア、ビルボード(bill−boards)、新聞紙等といった他の場所中に設けても良い。同等に、QRコードを、同様の目的で活用しても良い。
また、このURLを、ツールバー又はGoogle(若しくは、他の何らかの検索エンジン)の検索ボックスへ入力することもできる。
ウェブサイトwww.gnum.com用のサーバ102(gNumシステムとも呼称され得る)は、URLを処理し、ユーザ/発呼者が電話番号+659661xxxxへ電話(音声又は映像)をかけたい(大略、或る種のデータ/情報を交換するために通信用のセッションを確立したい)と望んでいることを認識する。gNumシステムは、発呼者が支払、ユーザプロファイリング、広告等を含む種々の目的でクリックした参照ウェブサイトも追跡する。また、gNumシステムは、発呼者コンピュータのIPアドレスを判定及び使用して、発呼者がクリックしたリンクをどのように処理する必要があるか決定しても良い。ここで、gNumシステムは、電話をかけるのに先立って“チェック”を実行する。このようなチェックの包括的では無いリストは、下記1〜5の通りである。
1.+659661xxxxは有効な電話番号であるか? ユーザに正しい電話番号の入力を促さない場合、電話番号は携帯電話番号又は固定電話番号であるか?
2.この電話は、かけられるか及びどのようにかけられるか? これには、誰が電話料金を支払うか、並びに価格情報、(URL、及び発呼者/着呼者の地理的地域等の他の関連情報に基づき得る)広告/情報が、呼の前/間/後に、ウェブサイトwww.gnum.com上で発呼者のために又は電話番号に関する着呼者のために再生されるか否かといったことが含まれる。この電話は、映像電話又は単なる音声電話であり得るか?
3.この電話に関する情報をどのように管理すべきか? 誰がこの情報に対するアクセス権を有し、どのようにアクセスし得るか。
4.呼の後に何が発生すべきか? 例えば、請求及び他の課金サービスを実行しても良い。ウェブサイトwww.gnum.com上の発呼者又は着呼者が、将来のサービスのためにウェブサイトwww.gnum.comとのアカウントを契約すべきか?
5.着呼者は、その電話番号を介して特定可能なwww.gnum.comとのオンラインアカウントを既に有しているか? もしあれば、この電話に関するどのような情報が、着呼者にそのオンラインアカウントを介して提供されるか?
チェックが完了すると、gNumシステムは、発呼者リクエストを処理すべき正確な方法を決定しており、呼(音声又は映像)が、ウェブサイトwww.gnum.comを閲覧する発呼者コンピュータと電話番号+659661xxxxの着呼者との間のVoIP電話を介して、ウェブサイトwww.gnum.comを閲覧する発呼者コンピュータと電話番号+659661xxxxの着呼者との間で確立される。通信リンク114a、114b上の呼の第2行程は、所謂PSTNネットワークを介して遂行され得る。受信装置が十分に利用可能であるならば、呼の第2行程は、VoIP技術を同様に利用して遂行される。呼が完了した後、gNumシステムは、www.gnum.comにて、自身で決定した呼に関する残りのタスクを実行する。発呼者に、新たなアカウントを契約するか、或いは既存アカウントに関する情報を提供するよう求めても良い。同様に、着呼者が未だアカウントを有していないと特定した場合には、着呼者を、後続のSMS及び/又は電話を介してユーザID及びパスワードを提供することにより、新たなアカウントを開設するよう招待しても良い。発呼者が自身のアカウントへサインインする場合はいつでも、呼情報が発呼者のオンラインアカウント中に設置され得る。同様に、呼情報を着呼者のアカウント中に設定しても良い。
図3に、ウェブサイトから電話機へ電話をかける上記方法のためのフローチャートを示す。
或いは、+659661xxxx(65はシンガポールの国コード、9661xxxxは電話番号)へ電話をかけるためのURLは、以下のようにすることができる。
www.gnum.com/659661xxxx
gNumシステムは、入力された番号が国コード65を介してシンガポールに且つ電話番号9661xxxxに対応することを知的に解読することができる。発呼者へ、gNumシステムが電話番号へ電話することを実際に検証させても良い。
図4に、通信サーバ装置102のための代替のハードウェア・セットアップ、及び代替のシグナル・シーケンスフローを示す。この例では、通信サーバ装置102が、サーバ機能を下位分割するために離散したサーバ装置から成る。よって、通信サーバ装置102は、ウェブサーバ302と、データベースサーバ304と、アプリケーションサーバ306と、メディアゲートウェイ308から成る。この例では、離散したサーバ装置各々が、自身のプロセッサ(図示せず)の制御下で動作して、装置を各サーバ装置のメモリへロードされ得る命令により定義される必要機能を実行するよう制御する。
図4の例において、ユーザは、上述したものと同様の方法でURLを選択又はアクティブ化する。そして、発呼装置104は、シーケンスステップ1で、URL情報をウェブサーバ302へ送信する。そして、ウェブサーバ302は、URL情報を受信し、シーケンスステップ2で、データベースサーバ304へ、データベースサーバ304がリンクを検証するための要求を送信する。リンクが検証された場合、ウェブサーバ302は、シーケンスステップ3で、ウェブページ(“gnumページ”)を発呼装置104へ送信する。gnumページ/ウェブページは、その内部に組み込まれた、発呼装置106との通信セッションを手助けする通信アプリケーションを有している。ページが発呼装置104の所謂ウェブブラウザで表示されると、音声及び/又は映像通信が発呼装置104から可能となり得る。よって、当然のことながら、通信サーバ装置102は、URL情報の受信に応じて、ウェブページ情報を発呼装置104へ送信するよう構成されており、ウェブページ情報は、発呼装置104と受信装置106との間の前記通信セッションを導く(channelling)アプリケーション用のアプリケーションコードを含んでいる。
通信アプリケーションは、ブラウザ中、おそらくバックグラウンドで動作する。すなわち、通信サーバ装置102は、発呼装置104上のウェブブラウザプログラムのバックグラウンドで動作するアプリケーション用のアプリケーションコードを、発呼装置104へ送信するよう構成されている。
発呼装置104上で動作するアプリケーションを用いて、発呼装置104は、シーケンスステップ4で、受信装置を呼び出せとの要求をアプリケーションサーバ306へ送信する。すなわち、通信サーバ装置102は、発呼装置104にinitiate call requestを通信サーバ装置102(この例では、アプリケーションサーバ306)へ送信させるためのアプリケーションコードを、発呼装置104へ送信するよう構成されており、initiate call requestは、受信装置106への呼を開始せよとの要求である。
図4の例において、アプリケーションサーバ306は、シーケンスステップ5で、データベースサーバ304への要求を引き起こして、URLから発呼装置106を特定する。シーケンスステップ6で、電話番号等の呼識別子が、アプリケーション306へ返却される。シーケンスステップ7で、アプリケーションサーバ306は、メディアゲートウェイ308を介して、受信装置106へ電話をかける。よって、通信サーバ装置102は、initiate call requestを受信したことに応じ、URL情報を用いて受信装置用の呼識別子を検索し、呼識別子を用いて受信装置への呼を開始するよう構成されている。
シーケンスステップ8で、受信装置106の受信ユーザが電話に出て、シーケンスステップ9で、通信が、発呼装置104と受信装置106との間に確立される。
上述した通り、ここで開示される技術の実施は、発呼装置の発呼ユーザによるURLの選択又はアクティブ化による真の“ワンクリック”電話を手助けし得て、URLを、発呼ユーザが通信したいと望む受信ユーザに関連付けられた受信装置を特定するために利用できる。URLの選択又はアクティブ化の後、通信セッションを開始するために必要な全てのステップが自動的にアクティブ化され得る。
代替の配置において、電話をかけるためのリンクのURLは、以下のようなフォーマットである。
www.gnum.com/<gnum_link>
ここで、<gnum_link>は、下記のフォーマットを有している。
string1/string2/・・・/stringn
“n”個の文字列、string1、string2、・・・、stringnの各々は、英数字の文字である。発呼者がリンクwww.gnum.com/<gnum_link>をクリックすると(又は、同等に自身のコンピュータのウェブブラウザへURLを入力すると)、発呼者コンピュータは、自コンピュータのウェブブラウザを介してウェブサイトwww.gnum.comへ訪れて、<gnum_link>を介してgNumシステムが決定したサービス定義、発呼者に関する他の関連情報(発呼者コンピュータのIPアドレス、クリックされたリンクが位置していたウェブサイト)等を有する電話(映像/音声)をかける。<gnum_link>は、発呼者、着呼者及びgNumシステム全体を保護するための暗号化された形式である場合、gNumシステムにより復号化する必要があり得る。また、gNumシステムは、(もし)発呼者がリンクをクリックした場合には、発呼者がいたウェブサイトを判定し、発呼者がURLを自身のコンピュータのウェブブラウザへ入力するか或いはリンクをクリックすることによりウェブサイトwww.gnum.comへ訪れた場合には、発呼者コンピュータのIPアドレスを判定しても良い。サービス定義は、下記の包括的では無いタスクリストの1以上の形式を含んでも良い。
・呼のための有効なリンク?
・発呼者は、どのように呼のためにgNumシステムと通信し得る? 発呼者がオンラインな場合、着呼者電話番号から発呼者コンピュータ及び/又は電話機への、並びにその逆方向の通信のための完全なルーティング情報が、gNumシステムにより決定される。
・着呼者電話番号
・発呼者電話番号
・gNumシステムの電話番号から呼び出すべき着呼者電話番号
・www.gnum.comとの着呼者アカウント
・www.gnum.comとの発呼者アカウント
・電話が録音されるべきか否か、電話の他の特徴は?
・電話をかける場合の時間及び/又は他の制限。発呼者IP、発呼者gNumアカウント、発呼者がリンクをクリックしたウェブサイト、発呼者の位置等を含む制限のインスタンス。
・gNumシステムにより、発呼者コンピュータがwww.gnum.comへ訪れた際のIPアドレスに基づき決定された、呼の機能/タスク/特徴
・価格/コスト情報
・呼の前、間、後に行われるべき事項、例えば、発呼者及び/又は着呼者へ表示及び/又は再生されるべき広告や他のメッセージ等。
・請求及び課金情報
・この電話により生成される情報(呼ログ)の管理方法
・電話に関連付けられた他の特徴
これら“タスク”の幾つかが“必須のタスク”である一方、他のタスクはオプションであっても良い。例えば、幾つかの実施において、発呼者の電子アドレス(IPアドレス、オンラインアドレス及びオンラインルーティング情報)は、発呼者がこの電話のために自身のコンピュータを用いてオンラインであるならば“必須”である。同様に、着呼者の電話番号も、幾つかの実施において“必須”である。或いは、発呼者は、適切な文字列を有するリンクをクリックして、gNumシステムに発呼者の電話機と着呼者の電話機との間の呼を手配して欲しい旨を示しても良い。この場合、gNumシステムは、<gnum_link>から、発呼者の電話番号及び着呼者の電話番号を判定しても良い。
gNumシステムは、データベースを用いて、<gnum_link>を処理し、発呼者及び着呼者の電子アドレスを判定しても良い。着呼者の電子アドレスの文字列の一つは、着呼者の電子アドレスとして単純に“cocacola”と言い得る。この場合、gNumシステムは、データベースを用いて、符号系列“cocacola”に関連付けられた電話番号を決定する。これら符号系列は、発呼者又は着呼者により指定されても良い。また、これら符号系列は、着呼者の電話番号がgNumシステムのみに知られ且つ発呼者には知られない方式で、ランダムに生成し且つ様々な着呼者へ割り当てても良い。
<gnum_link>を、呼についての完全な情報を伝搬するよう指定しても良いため、gNumシステムは、着呼者及び/若しくは発呼者のオンラインアカウント並びに/又は第三者からの情報を必要とせずに<gnum_link>を処理しても良い。また、着呼者、発呼者、又は第三者のいずれかがwww.gnum.comとのオンラインアカウント(若しくは同等に、www.gnum.comへアクセス可能な他の何らかのアカウント)を有さなくても良い。但し、gNumシステムは、発呼者/着呼者/第三者がこのようなオンラインアカウントを有している場合に、発呼者/着呼者/第三者へ付加価値のあるサービスをさらに提供可能であっても良い。
また、gNumシステムは、発呼者及び/又は着呼者及び/又は第三者がwww.gnum.comとの自身のアカウント(或いは同等に、www.gnum.comへアクセス可能な他の何らかのアカウント)への部分的/完全的なアクセスを実行されるべき幾つかのタスクのために許可するよう要求しても良い。また、発呼者/着呼者/第三者アカウントアクセス情報は、<gnum_link>中の1以上の文字列に含まれていても良く、以て発呼者がリンクをクリックすると、これらのアカウントが<gnum_link>中の文字列を処理するためのgNumシステムへアクセス可能である。例えば、発呼者は、gNumシステムが発呼者のオンラインアカウントへアクセスして<gnum_link>中の文字列から着呼者の電話番号を判定するよう要求するリンクを、クリックしても良い。
同様に、着呼者アカウントは、実行されるべき幾つかのタスクのためにアクセスされる必要があっても良く、この情報を、<gnum_link>中に設置しても良い。着呼者は、多くの方法でリンクをカスタマイズしても良い。着呼者又は代わりの誰かが、着呼者の発呼者毎(友人又は友人のグループ毎)に、<gnum_link>リンクをカスタマイズしても良い。よって、異なる友人(又は異なる友人グループ)は、gNumシステムが着呼者又は代わりの他の何らかのエンティティにより友人(又は友人グループ)毎に登録された所定のgNumシステム電話番号から着呼者電話番号を呼び出すようカスタマイズされた、異なる<gnum_link>を有するリンクをクリックするであろう。そして、このgNumシステム電話番号は、着呼者が、友人又は友人グループの身元を着呼者の電話機がgNumシステムにより呼び出されたものとして判定するために用いることができる。また、呼び出される着呼者電話番号は、友人又は友人グループ毎に異なるようにすることもできる。
上述した全てのTFF(tasks/functions/features)を、発呼者及び/又は着呼者のオンラインアカウントがgNumシステムによりリンクを処理するためにアクセスされる必要がある又はアクセスされる必要が無いように、<gnum_link>へ組み込むことが可能である。発呼者及び着呼者は、このようなアカウントすら有さなくても良い。他の例において、gNumシステムは、発呼者によりクリックされたリンクを処理して、自システムが当該リンクに対しかける必要のある電話のために発呼者を特定する必要があると判定しても良い(例えば、不正検出及び防止の為)。このような例においては、発呼者を、そのオンラインアカウントを介して特定しても良いし、発呼者に、予め割り当てられたPINの入力又は他の何らかの手段を促しても良い。発呼者が、gNumシステムがこのような電話をかけるためにリンクを処理するよりも前にサインインしない場合、gNumシステムは、発呼者へそのオンラインアカウントへサインインするよう要求しても良い。このことは、請求、並びにプライバシー及び迷惑な電話及び発呼者の防止のために極めて重要であろう。
重要な態様は、呼のための全ての情報がリンクに含まれ得ること、並びに略全ての例において、発呼者が電話をかけるためにリンクをクリックする、リンクをウェブブラウザのURLへ入力する若しくはQRコードをスキャンする以外は何もする必要が無いことである。gNumシステムは、呼に関連した情報を判定し、電話をかけ、呼の前/間/後に呼に関連付けられた他のあらゆるタスク/機能を実行する。このようなタスクの例としては、広告の再生、発呼者及び着呼者に対するアカウント及び請求情報のチェック、並びに発呼者及び着呼者のいずれかがアカウントを有していない場合における、アカウントの作成、オンライン表示を介した発呼者に対するアカウントの通知及び電話/SMSを介した着呼者に対するアカウントの通知等が挙げられる。電話録音、通話ログ等の他のタスクも提供される。また、請求及び課金情報を、<gnum_link>中で提供しても良い。
ウェブリンクwww.gnum.com/<gnum_link>は、以下のエンティティのいずれかによって作成できる。
・発呼者、又は
・着呼者、又は
・発呼者及び着呼者以外の第三者、又は
・互いに連携する発呼者、着呼者及び第三者の一つ若しくは1以上
リンクは、gNumシステムがリンクを処理してリンクの作成者が誰であるかを確立できるように作成しても良い。また、gNumシステムは、リンクを作成するエンティティがリンクのクリックに際してgNumシステムによりかけられる電話に対し有したいと望む機能/タスクに応じて、リンク作成の手段を提供して支援しても良い。これらのリンクは、ソーシャルネットワーキングウェブサイト、Eメール、ブログ等に設置できる。<gnum_link>を作成するエンティティが誰であるか次第で、エンティティは、リンクが作成された際にエンティティ及びgNumシステムにとって利用可能な情報に応じた制限された機能/タスクのみを提供できるであろう。
URLが着呼者、受信装置106のユーザにより定義されることは、特に有益であり得る。よって、このようなシナリオにおいて、<gnum_link>の例は下記1の通りである。
1.www.gnum.com/abcdefgh、又は<gnum_link>=abcdefgh
gNumシステムにとって、これは、呼を、発呼者がwww.gnum.comへ到達すべくリンクをクリックするのに用いた発呼者のコンピュータと、<gnum_link>中の文字列“abcdefgh”により特定される着呼者の電話番号との間に確立すべきことを意味し得る。gNumシステムは、データベース検索を行って、<gnum_link>=abcdefghに対応する着呼者の電話番号を決定する。gNumシステムは、発呼者のコンピュータと着呼者の電話番号との間で電話をかける。また、gNumシステムは、発呼者の電話番号を判定可能な場合、着呼者の電話機の発呼者IDディスプレイが発呼者の電話番号を表示するように、着呼者を呼び出しても良い。
よって、当然のことながら、図1の通信サーバ装置102は、発呼者入力に関連したURL情報を受信するよう構成されており、発呼者入力は、受信装置の受信ユーザにより定義されたURLの選択又はアクティブ化である。
他の幾つかの<gnum_link>の例は、下記2〜7の通りである。
2.www.gnum.com/+6596613446/+919990044055、又は<gnum_link>=+6596613446/+919990044055
gNumシステムにとって、これは、呼を、電話番号+6596613446と電話番号+919990044055との間に確立すべきことを意味し得る。ここで、+6596613446は着呼者の電話番号であり、+919990044055は他の電話番号(好ましくは、発呼者の電話番号)である。また、gNumシステムは、+919990044055が真に有効な電話番号であるかを、この電話番号を先ず呼び出すことにより検証しても良い。コードが発呼者へ提供され、gNumシステムが、発呼者に当該コードをgNumシステムボックスへオンライン入力するよう促しても良い。或いは、発呼者へ、自身のオンラインアカウントへサインインするよう促すか、又は発呼者(例えばPIN)を特定し且つこの電話番号の正当性を立証する他の何らかの情報を提供するよう促すようにしても良い。電話番号が検証されると、gNumシステムは、2つの電話番号を呼び出し、2つの呼をブリッジする。他の例において、gNumシステムは、単純に呼を2つの電話番号へ進めて、これらの電話番号同士間に電話呼を確立する。このような場合、リンクは、発呼者/着呼者を特定する更なる情報、及び2つの電話番号に対する電話を特定のgNum電話番号からかけるべき旨を含んでも良い。
3.www.gnum.com/abcdefgh/zzz/usa/estime_1100−1300、又は<gnum_link>=abcdefgh/zzz/usa/estime_1100−1300
gNumシステムにとって、これは、米国(USA)における東部標準時間が11:00時から13:00時の間である場合に、呼を、文字列“abcdefgh”により特定される着呼者の電話番号と、文字列“zzz”により特定される発呼者の電話番号との間に確立すべきことを意味し得る。
4.www.gnum.com/abcdefgh/zzz/+www、又は<gnum_link>=abcdefgh/zzz//+www
gNumシステムにとって、これは、呼を、文字列“abcdefgh”により特定される発呼者と文字列“zzz”により特定される着呼者との間に確立すべきこと、並びに着呼者を、文字列+wwwにより特定される電話番号から呼び出すべきことを意味し得る。
5.www.gnum.com/code_x/abcdefgh/zzz/+www/+xxx/5min、又は<gnum_link>=code_x/abcdefgh/zzz/+www/+xxx/5min
gNumシステムにとって、これは、発呼者が、5分以内に、文字列abcdefghにより特定される電話番号を用いて、文字列zzzにより特定されるgNumシステム電話番号を呼び出すこと、並びに当該呼出しが発生した際に、gNumシステムが、文字列+xxxにより特定されるgNumシステム電話番号から文字列+wwwにより特定される電話番号の着呼者を呼び出し、着呼者及び発呼者に対する2つの呼をブリッジして互いに通信させるべきことを意味し得る。
6.www.gnum.com/code_y/abcdefgh/zzz/usa、又は<gnum_link>=code_y/abcdefgh/zzz/usa
gNumシステムにとって、これは、着呼者を文字列abcdefghにより特定される電話番号で呼び出すべきこと、発呼者がオンラインであること、並びにgNumシステムが文字列zzzにより特定されるgNumシステム電話番号から着呼者を呼び出すべきことを意味し得る。発呼者のコンピュータがリンクをクリックしてwww.gnum.comへ到達した際、gNumシステムは、発呼者が自システムで判定したIPアドレス情報の通りに米国(USA)に存在すると特定した場合にのみ、この電話をかけるべきである。
7.www.gnum.com/code_z/abcdefgh/zzz、又は<gnum_link>=code_z/abcdefgh/zzz
gNumシステムにとって、これは、着呼者を文字列abcdefghにより特定される電話番号でfind−me−follow−me方式で呼び出すべきこと、発呼者がオンラインであること、並びにgNumシステムが文字列zzzにより特定されるgNumシステム電話番号から着呼者を呼び出すべきことを意味し得る。着呼者が対応gNumシステム電話番号により呼び出された電話番号の一つに設置された電話へ応答するか、或いは全ての電話番号を使い果たす迄、gNumシステムは、これらの電話をかけるべきである。更なる機能として、gNumシステムは、電話がかけられなかった場合に発呼者から伝言(音声/映像)を受け取っても良い。
また、当業者にとって明らかな通り、他のTFF(tasks/feature/functionality)、リッチ故により複雑なリンクを、電話のために組み込むことが可能である。ここで説明する発明及び実施形態は、ワンクリック電話に基づき発呼者及び着呼者へ、特徴/機能リッチな電話エクスペリエンスを提供する。この発明は、発呼者がリンクをクリックし、そしてgNumシステムが、残りのタスクを行って、呼を遂行し且つ呼の前/間/後に呼に関連付けられた他の全ての機能/タスクを提供するという意味で、発呼者へ真のワンクリック電話エクスペリエンスを提供する。
図6に、ウェブサイトから電話機へ電話をかける上記方法のためのフローチャートを示す。
リンクwww.gnum.com/<gnum_link>は、会議/グループ電話の目的で用いても良い。ここで、<gnum_link>は、gNumシステムが会議電話であると判定するのに用いる1以上の文字列を含む。また、gNumシステムは、<gnum_link>を処理して、会議/電話の前/間/後に実行すべき他の全てのタスクと共にかけるべき電話のために、会議のための各グループ及びそれらの電子アドレス(電話番号、コンピュータのIPアドレス等)を判定する。そして、gNumシステムは、会議/電話のために特定した全てのグループの電子アドレスを呼び出し、会議/グループ電話のための全ての呼をブリッジして行う。
gNumシステムは、例え着呼者の1以上が電話を利用可能でなくとも、残りの発呼者及び着呼者を接続する電話をかけるよう進めるといった、他の特徴を組み込んでも良い。
よって、通信サーバ装置102は、発呼装置104、受信装置106及び第三者装置(図示せず)の間のマルチパーティな通信セッションを開始するよう構成されている。このような実施において、URLは、会議電話において呼び出される受信装置106a、106bの一つのユーザにより定義されても良い。
ボイスメールを送信するために、リンク/URLを次のようにすることができる。
www.gnum.com/vm/address
ここで、文字列“address”は、着呼者を特定するものであり、ボイスメールを送信すべき電話番号(若しくは、1以上の電話番号に関連付けられた文字列)、及び/又はボイスメールファイルを伝送すべき1以上のEメールアドレスのいずれかである。発呼者がリンクをクリックした後、gNumシステムは、発呼者へ、自身の音声を用いてボイスメールを作成するよう促す。この後、発呼者はボイスメールを終わらせる。gNumシステムは、音声メッセージの録音を行い、“address”で特定される着呼者へ配信する。配信は、多くの方法で行うことができる。“address”の着呼者は、SMS/Eメール/IM/ソーシャルネットワーキングウェブサイト等を介して招待されて、オンラインとなるか或いはボイスメールを検索すべく電話をかけることができる。或いは、リンクを、www.gnum.comでのボイスメール検索のために作成することができる。このリンクは、着呼者へ送信されるか或いはソーシャルネットワーキングウェブサイトに投稿(ポスト:post)することができる。また、ボイスメールは、着呼者へのEメール中で添付ファイルとして送信することもできる。
当業者にとって明らかな通り、他の特徴/機能、リッチ故により複雑なリンク/URLを、音声電話と同様にしてボイスメールのために組み込むことも可能である。
例えば、音声からテキストへの変換を行って、SMSとして着呼者へ送信しても良い。ここで説明する発明及び実施形態は、ワンクリック方式を用いて、特徴/機能リッチなボイスメールエクスペリエンスを提供する。
よって、受信装置は、受信ユーザのためのボイスメールサービスであっても良く、通信サーバは、発呼装置とボイスメールサービスとの間の通信セッションを開始するよう構成されている。
<gnum_link>は、呼が映像及び/又は音声電話であるか否かについての情報を含んでも良い。会議電話の場合、gNumシステムは、<gnum_link>を処理するか或いはオンラインアカウント情報等を用いて、発呼者及び着呼者のどの装置(コンピュータ及び/又は電話機)が映像/マルチメディア電話が可能であり、どの装置が映像/マルチメディア電話が不可能であるかを判定しても良い。よって、gNumシステムは、<gnum_link>を処理して、呼のパラメータを決定しても良い。そして、gNumシステムは、純粋に映像/マルチメディア電話であるか、音声電話であるか、又は(映像/マルチメディア電話を扱うことが可能な装置を有する1以上の発呼者/着呼者に対する)映像/マルチメディア電話と(他の発呼者/着呼者に対する)音声電話とをミックスした電話を提供する。
また、gNumシステムは、呼のためのリンク/URL作成、オンラインアカウントの作成及び管理等の他の多くの機能を提供しても良い。同様に、gNumシステムは、アカウント作成を提供しても良い。このようなアカウントを、発呼者/着呼者/第三者の電話番号及び/又はEメールアドレス及び/又は他のオンラインアカウントへリンクし、Eメール、オンラインアカウント、音声電話及びSMSを用いて検証を行っても良い。
図8は、リンク/URL作成のためのgNumシステム(又はその一部)のフローチャートを示している。図5は、図6のための典型的な電話フローを示している。図7は、図8のための、情報/アクションの典型的なフローを示している。
また、特定のコンピュータ上で動作する特定のOS(iOSがこのようなOSの一例であり得る)は、OSの設定に因り、ここで説明した発呼者コンピュータと着呼者電話機との間の電話方法とは協働しない可能性もある。このような場合、発呼者コンピュータに対し、ワンタイムダウンロード及び設定を要求しても良い。このようなシステム設定は、gNumシステムにより発呼者コンピュータへ提供されるオンタイムソフトウェアダウンロードを用いて容易に実行されるものと予測される。
ここまでは、発呼者が単純にリンクwww.gnum.com/<gnum_link>をクリックするか或いは対応URLをウェブブラウザへ入力することによって開始される発呼者と着呼者との間の電話(音声/映像)のためのワンクリック方法について説明した。以降、SMS、ボイスメール、ファックス等の他種の通信のための発明の実施形態を説明する。
SMSを送信するために、リンク/URLを、www.gnum.com/sms/phno/text_messageとすることができる。
ここで、“phno”は、電話番号(或いは、1以上の電話番号及び/又は1以上のEメールアドレスに関連付けられた文字列)であり、text_messageは、SMS及び/又はEメールとして送信されるべきものである。文字列text_messageは、SMS及びEメールのコンテンツである。
また、当業者にとって明らかな通り、他の特徴/機能、リッチ故により複雑なリンク/URLを、音声電話と同様にしてSMSのために組み込むことも可能である。発呼者によりワンクリックで送出されるSMS及びEメールがミックスされても良い。ここで説明する発明及び実施形態は、ワンクリック方式を用いて、特徴/機能リッチなSMS及びEメールエクスペリエンスを提供する。
ファックスを送信するために、リンク/URLを、www.gnum.com/fax/address1/address2とすることができる。
ここで、“address1”は、着呼者を特定するものであり、ファックスを伝送すべき着呼者のファックス/電話番号(或いは、1以上のファックス/電話番号及び/又はEメールアカウントに関連付けられた文字列)である。address2は、gNumシステムがファックス文書を検索するためのアドレスである。これは、大略、発呼者コンピュータ上及び/又は特定のオンラインアカウント中のファイルに相当する。発呼者がリンクをクリックした後、gNumシステムは、address2のファイルへアクセスし、ファックスを作成する。この後、gNumシステムは、ファックスを終わらせる。gNumシステムは、ファックスを取り“address1”で特定される着呼者へ配信する。配信は、多くの方法で行うことができる。“address”の着呼者は、SMS/Eメール/IM/ソーシャルネットワーキングウェブサイト等を介して招待されて、オンラインとなるか或いはファックスを検索すべくファックス電話をかけることができる。或いは、リンクを、www.gnum.comでのファックス検索のために作成することができる。このリンクは、着呼者へ送信されるか或いはソーシャルネットワーキングウェブサイトに投稿することができる。また、ファックスは、着呼者へのEメール中で添付ファイルとして送信することもできる。
また、当業者にとって明らかな通り、他の特徴/機能、リッチ故により複雑なリンク/URLを、音声電話と同様にしてファックスメールのために組み込むことも可能である。ここで説明する発明及び実施形態は、ワンクリック方式を用いて、特徴/機能リッチなファックスエクスペリエンスを提供する。
ここまでは、インターネットを閲覧するコンピュータ上の発呼者から電話番号での着呼者へのワンクリック電話のためのシステム及び方法を説明した。以降、発呼者と着呼者の少なくとも1人とがインターネットを閲覧するコンピュータを使用する場合に、発呼者から1以上の着呼者へのワンクリック電話(1対1又は会議電話)を提供するシステム及び方法を説明する。このシステム及び方法において、発呼者は、ウェブサイト、Eメール、IMチャット、ブログ、ソーシャルネットワーキングウェブサイト等上で電話をかけるために、URL用のリンクをクリックする。また、発呼者は、URLを自身のコンピュータのブラウザへ入力しても良い。このようなリンクは、次のような形式である。
www.gnum.com/<gnum_link>
ここで、<gnum_link>は、下記のフォーマットを有している。
string1/string2/・・・/stringn
“n”個の文字列、string1、string2、・・・、stringnの各々は、英数字の文字である。発呼者がリンクwww.gnum.com/<gnum_link>をクリックすると(又は、同等に自身のコンピュータのウェブブラウザへURLを入力すると)、発呼者コンピュータは、自コンピュータのウェブブラウザを介してウェブサイトwww.gnum.comへ訪れて、<gnum_link>を介してgNumシステムが決定したサービス定義、発呼者に関する他の関連情報(発呼者コンピュータのIPアドレス、クリックされたリンクが位置していたウェブサイト)等を有する電話(映像/音声)をかける。<gnum_link>は、発呼者、着呼者及びgNumシステム全体を保護するための暗号化された形式である場合、gNumシステムにより復号化する必要があり得る。また、gNumシステムは、(もし)発呼者がリンクをクリックした場合には、発呼者がいたウェブサイトを判定し、発呼者がURLを自身のコンピュータのウェブブラウザへ入力するか或いはリンクをクリックすることによりウェブサイトwww.gnum.comへ訪れた場合には、発呼者コンピュータのIPアドレスを判定しても良い。
<gnum_link>は、呼が映像及び/又は音声電話であるか否かについての情報を含んでも良い。会議電話の場合、gNumシステムは、<gnum_link>を処理するか或いはオンラインアカウント情報等を用いて、発呼者及び着呼者のどの装置(コンピュータ及び/又は電話機)が映像/マルチメディア電話が可能であり、どの装置が映像/マルチメディア電話が不可能であるかを判定しても良い。よって、gNumシステムは、<gnum_link>を処理して、呼のパラメータを決定しても良い。そして、gNumシステムは、純粋に映像/マルチメディア電話であるか、音声電話であるか、又は(映像/マルチメディア電話を扱うことが可能な装置を有する1以上の発呼者/着呼者に対する)映像/マルチメディア電話と(他の発呼者/着呼者に対する)音声電話とをミックスした電話を提供する。
当業者にとって明らかな通り、コンピュータ上の発呼者と電話番号での着呼者との間で電話をかけるワンクリックシステム及び方法についての先の説明の大部分を、コンピュータ上の発呼者とコンピュータ上の着呼者の少なくとも1人との間で電話をかける現在のシチュエーションに同様に適用可能である。故に以降、先の説明からは直接的には自明では無いであろう態様についてのみ説明する。
<gnum_link>は再び、独立した或いは連携した発呼者及び/又は着呼者及び/又は第三者のいずれかによって作成し、カスタマイズすることができる。
発呼者がリンクwww.gnum.com/<gnum_link>をクリックしてgNumシステムへ到達すると、gNumシステムは、<gnum_link>を処理して、着呼者の電子アドレスを判定する。これら着呼者の幾人かは電話番号を有しており、他の着呼者はオンラインアドレス(例えば、Skype ID xxyyzz、Eメールアドレスxyz@abc.com、gNum ID zzyyxx、又はFacebook ID abc)を有しているであろう。オンラインアドレスを有する着呼者が自身のwww.gnum.comとのアカウントへサインインすると、gNumシステムは、このような着呼者のコンピュータへの呼(映像/音声、又はこれらのミックス)を確立するためのアドレス情報(IPアドレス等)を知見する。
同様に、着呼者は、gNumシステムが着呼者の身元及び呼のための通信リンクに必要なアドレス/ルーティング情報(IPアドレス等)を判定するのに使用可能な、自身の共同ウェブサイト及び/又は他のウェブサイトとのオンラインアカウントへサインインしても良い。
gNumシステムは、発呼者のオンラインソーシャルネットワーキングアカウントを用いて、処理全体を手助けしても良い。例えば、gNumシステムは、発呼者のFacebookアカウントを用いて発呼者の代わりに、リクエスト及び/又はIMを着呼者のFacebookアカウントへポストしても良い。gNumシステムは、発呼者のFacebookアカウントを用いて発呼者に代わり、発呼者及び着呼者のFacebookアカウントの設定通りに、Facebook上の友人又は家族である着呼者へリクエストを送信しても良い。また、発呼者及び着呼者は、自身のソーシャルネットワーキングアカウント(所謂、Facebook)をセットアップし、以てgNumシステムが発呼者のFacebookアカウントを用いて、着呼者がオンラインであるか否か、及び着呼者のどのアドレス/ルーティング情報(IPアドレス等)が呼に必要なデータ通信のためのものであるか判定できるようにしても良い。このことは、発呼者及び着呼者の両者がSkype(Google、MSN、Yahoo)アカウント等の他種のアカウントを有している場合、これらのアカウントによっても実現される。gNumシステムは、発呼者コンピュータ上で現在進行中の他のアクティビティ(閲覧されているソーシャルネットワーキングウェブサイトを含む他のウェブサイト、現在進行中のVoIP及びIMセッション、ゲーム、ピア・ツー・ピアなファイル共有/ダウンロード、Skype、MSN等のアカウントへの自動ログイン)を経由して、呼に必要な着呼者のオンラインアドレス情報を判定しても良い。また、gNumシステムは、発呼者の代わりに着呼者Eメール、IM、ゲーム/ピア・ツー・ピアサイト、ブログ投稿、チャット、Facebook投稿を介して、着呼者へ招待を送信しても良い。このようなgNumシステムからの招待は、着呼者がクリックするためのリンク(着呼者用のワンクリックコールバック)を含んでも良く、以て着呼者が、ウェブサイトwww.gnum.comを訪問する発呼者コンピュータとの呼を持つべくコールバックすることが可能である。また、リンクは、着呼者が発呼者を特定するのに用い得る、発呼者についての情報を含んでも良い。よって、この場合、電話をかけるための着呼者コンピュータに対しては、ソフトウェアダウンロード及び/又はシステム設定が何ら要求されない。
gNumシステムは、発呼者が着呼者について有する他の全てのアドレス情報(Eメールアドレス、IM、Facebook等)を用いて、招待を送信し呼を着呼者へ接続するのに必要な情報を提供する。また、gNumシステムは、発呼者のオンラインアカウント(発呼者と着呼者の間における、VoIP電話を介したサーチ、最近のチャット、Eメール、IMログ等)を経由して、gNumシステムが電話をかけるべく着呼者を接続するのに必要な、着呼者用のアドレス情報を判定しても良い。gNumシステムがアドレス情報を所有し且つ呼のためのTFF(tasks、features、functions)が決定されると、gNumシステムは、着呼者へ電話をかけて、呼を確立する。gNumシステムは、1以上の着呼者が呼のために利用可能では無い場合であっても残りの発呼者及び着呼者を接続する電話をかけることを進められるよう、他の特徴を組み込んでも良い。
他の実施形態において、コンピュータ同士間でのワンクリック電話用のリンクの例は、次の通りである。
www.gnum.com/callee@abc1.com/callee@abc2.com/caller/caller_ID_info
発呼者がリンクをクリックすると、発呼者コンピュータがウェブサイトwww.gnum.comへ訪れ、gNumシステムは、文字列caller_ID_infoを介して発呼者を特定し、以下のリンクを作成する。
www.gnum.com/caller_ID_info/callee@abc1.com/callee@abc2.com
そして、gNumシステムは、このリンクを、callee@abc1.com及びcallee@abc2.comの着呼者宛てのEメールにて送信する。他の例においては、リンクを、IM、SMS、Facebook投稿、ブログ等を介して着呼者へ送信することができる。着呼者が2通のEメールのいずれかの中のリンクをクリックすると、着呼者コンピュータがwww.gnum.comへ訪れ、gNumシステムは、caller_ID_infoを介して発呼者を特定し、発呼者と着呼者との間に呼を確立する。
図12は、発呼者コンピュータから着呼者コンピュータへ電話をかける上記方法のためのフローチャートを示している。
発呼者が、電話をかけるために、何らソフトウェアをダウンロードせず、自身のコンピュータを設定しなくても良いことを再び断言する。電話は、発呼者がウェブブラウザを用いて、(ウェブページ上、又はEメール、IMチャット等中の)リンクをクリックする或いはURLをウェブブラウザへ入力することによってかけられる。
以下、着呼者がソフトウェアアプリケーションをダウンロードし且つ自身のコンピュータを設定する一方で、コンピュータ上でインターネットブラウザを用いる発呼者(ソフトウェアダウンロード等は不要)に対しワンクリック電話を提供するために使用可能な2つの技術を説明する。
1番目のものは、発呼者及び着呼者に対し、ソフトウェアをダウンロード済みの他者へ映像及び/又は音声電話をかけるのに用いるべく、ソフトウェアアプリケーションのダウンロード及びコンピュータの設定を要求するVoIPプロバイダのための実施形態である。発呼者及び着呼者は、互いを呼び出すことを優先すべきであっても良い。このようなプロバイダの一つがSkypeiであると言及したい。今、着呼者がSkypei ID abcを伴うSkypeiアカウントを有し、発呼者が当該着呼者へワンクリック電話をかけたいと望んでいるとする。この場合、発呼者は、次のようなURL用のリンクをクリックできる。
www.skypei.com/abc
或いは、発呼者は、URLを自身のコンピュータのブラウザへ入力することもできる。発呼者は、以下のSkypeiウェブサイトへ訪れる。
www.skypei.com
そして、発呼者は、Skypeiサーバへ、Skypei ID abcを有する着呼者へ電話をかけたい旨を指示する。Skypeiサーバは、(着呼者コンピュータ上で動作するSkypeiソフトウェアを介して)着呼者用のルーティング及びオンラインアドレス情報を知見し、Skypeiウェブサイトを閲覧している発呼者を知見する。このため、Skypeiサーバは、発呼者と着呼者との間に呼を確立する。
更に別の実施形態においては、URL用のリンクを次のようなものとすることができる。
www.skypei.com/abc/def
ここで、defは発呼者のSkypei IDである。発呼者によりリンクがクリックされると、Skypeiサーバは、発呼者及び着呼者のSkypei ID(両者のSkypei ID、並びに発呼者のSkypeiアカウント識別情報/サインイン情報にそれぞれ対応する文字列def及びabc)を知見し、以て発呼者のSkypeiアカウントから着呼者を呼び出す。再び、呼が、発呼者コンピュータ(Skypeiソフトウェアのダウンロードは不要)と、Skypeiソフトウェアがダウンロード/設定された着呼者コンピュータとの間に確立される。また、Skypeiサーバは、発呼者が電話をかける前に自身のSkypeiオンラインアカウントへサインインすることを要求しても良い。サインイン情報は、発呼者が電話をかけるためにクリックするリンクの一部であっても良く、発呼者部分には、追加ステップを要求しなくても良い。また、発呼者のオンラインSkypeiアカウントは、どのSkypei IDが、発呼者が各種パーミッション及び利用可能な着呼者に基づき通信可能なものであるかについての情報を含んでも良い。他の実施形態において、発呼者が、www.skypei.comとの自身のオンラインアカウントへサインインし、Skypeiサーバが、発呼者へそのアカウントを介して、各種着呼者のためにクリックすべきリンク(或いは、他の何らかの同等の方法)を提示しても良い。
図9は、上記方法を用いてコンピュータ同士間で電話をかけるこのようなシステム及び方法のためのフローチャートを示している。
また、独立した第三者、所謂www.gnum.comでのgNumシステムが、発呼者コンピュータに対するダウンロードを不要としつつ、2つのSkypeiアカウント保持者の間に呼を提供する可能性もある。この場合、発呼者がクリックするためのリンクは、以下のURLを有することができる。
www.gnum.com/caller_gnum_ID/caller_Skypei_ID/callee_Skypei_ID
発呼者がリンクをクリックすると、発呼者コンピュータがwww.gnum.comへ訪れる。gNumシステムは、これを、caller_gnum_IDで特定される発呼者が、発呼者のSkypei ID caller_Skypei_IDと着呼者のSkypei ID callee_Skypei_IDとの間で電話をかけることを要求していると認識する。gNumシステムは、下記のタスク1〜4を実行しても良い。
1.gNumサーバ上でSkypeiソフトウェアのインスタンスを実行し、Skypei ID caller_Skypei_IDを用いて、発呼者のSkypeiアカウントへログインする。
2.Skypeiアカウントcaller_Skypei_IDから、Skypei ID callee_Skypei_IDを呼び出す。
3.電話がかかった際、www.gnum.comでの発呼者を、Skypei ID caller_Skypei_IDとcallee_Skypei_IDとの間の呼へ接続する。このような呼は、呼に必要となるデータ通信のためにピア・ツー・ピア方式を活用することができる。また、gNumシステムは、発呼者コンピュータと、gNumシステムと、Skypei ID caller_Skypei_ID及びcallee_Skypei_IDの間のSkypei呼との間のデータ通信に必要となるコーデック及びデータフォーマットを変更すべきであっても良い。
4.電話が完了すると、gNumシステムは、発呼者のSkypeiアカウントcaller_Skypei_IDからサインアウトする。
図10は、上記方法を用いてコンピュータ同士間で電話をかけるこのようなシステム及び方法のためのフローチャートを示している。
更に別の技術において、発呼者及び着呼者は、Skypeiソフトウェアを自身のコンピュータへダウンロードして設定しても良い。発呼者は、着呼者へ電話をかけたい場合、自身のコンピュータ上で動作するSkypeiアプリケーションを用いて、着呼者名をクリックし呼を開始する。但し、着呼者が自身のコンピュータで動作するSkypeiアプリケーション上で呼を受信すべくコンピュータを利用可能で無ない場合、発呼者は、電話をかけることができなくても良い。このような場合、Skypeiサーバは、着呼者がクリックするためのリンクを作成し、このようなリンクを着呼者へEメール、IM、着呼者のFacebookへの投稿等を介して送信しても良い。着呼者は、リンクを、Eメール、IM、Facebook(他のソーシャルネットワーキングウェブサイト)、ブログ等中で発見し、望むならクリックしても良い。着呼者は、リンクをクリックするとwww.skypei.comを訪れ、Skypeiサーバは、これが発呼者と着呼者との間の呼を意味すると認識し、発呼者と着呼者との間の呼の確立を進める。
図11は、上記方法を用いてコンピュータ同士間で電話をかけるこのようなシステム及び方法のためのフローチャートを示している。
当然のことながら、ここで説明したシステム及び方法はワンクリック電話(ワンステップ電話)に対応し得るものであるが、当業者にとって明らかなように、その概念は他のワンステップを介して実施されても良い。このようなワンクリック(ステップ)システム及び方法、又は他のワンクリック(ステップ)システム及び方法を介して実施するか否かの全ての技術は、ここで説明した技術の範囲に含まれる。
上述した通り、URLは多くの方法でアクティブ化され得る。例えば上述したが、一の方法は、URLにより定義されるウェブリソースを指し示すハイパーリンクを選択することである。他の方法は、URLをウェブブラウザのアドレスバーへ入力し“ENTER”を押下して、URLをアクティブ化することである。なお、特定のアプリケーション及び所謂、発呼装置の特定のハードウェア構成次第では、ハイパーリンクのアクティブ化が、ウェブブラウザから独立したソフトウェアアプリケーションを、URLの選択/アクティブ化に応じて呼び出すと好適である。正確な設定に応じて、ソフトウェアアプリケーションが、ウェブブラウザの前後に開始されるか、ウェブブラウザの代わりに開始されるようにしても良い。このような配置は、スマートフォン、PDA及びタブレットデバイスにおいて特に有益であろう。
当然のことながら、本発明を、ほんの一例として説明した。特許請求の範囲を逸脱すること無く、種々の変更がここで説明した技術へ行われても良い。開示される技術は、独立した方式、又は他の方式との組合せで提供される技術を含む。このため、一の技術に関して説明した特徴を、他の技術と組み合せて提示しても良い。

Claims (16)

  1. プロセッサと、メモリと、を備えた通信サーバ装置であって、
    前記プロセッサの制御下で、前記メモリに記憶される命令を実行して、
    通信リンク上で、発呼装置での発呼者入力に関連したURL情報を受信し、
    前記URL情報を用いて、受信装置を特定し、
    前記発呼装置と前記受信装置との間の通信セッションを開始し、
    前記発呼者入力は、前記受信装置との前記通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、
    通信サーバ装置。
  2. 請求項1において、
    前記発呼者入力に関連した前記URL情報を受信し、
    前記発呼者入力は、前記受信装置の受信ユーザにより定義されたURLの選択又はアクティブ化である、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記URL情報の受信に応じて、ウェブページ情報を前記発呼装置へ送信し、
    前記ウェブページ情報は、前記発呼装置と前記受信装置との間の前記通信セッションを導く(channelling)アプリケーション用のアプリケーションコード、を含む、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  4. 請求項3において、
    前記発呼装置上のウェブブラウザプログラムのバックグラウンドで動作するアプリケーション用のアプリケーションコードを、前記発呼装置へ送信する、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記発呼装置にinitiate call requestを自通信サーバ装置へ送信させるためのアプリケーションコードを、前記発呼装置へ送信し、
    前記initiate call requestは、前記受信装置への呼を開始せよとの要求である、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  6. 請求項5において、
    前記initiate call requestを受信したことに応じ、前記URL情報を用いて前記受信装置用の呼識別子を検索し、前記呼識別子を用いて前記受信装置への呼を開始する、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、
    前記発呼装置と前記受信装置との間の前記通信セッションを、前記発呼装置での前記URLの選択又はアクティブ化のみに基づき導く、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、
    前記受信装置は、前記受信ユーザのためのボイスメール(voicemail)サービスであり、
    前記発呼装置と前記ボイスメールサービスとの間の通信セッションを開始する、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項において、
    前記発呼装置、前記受信装置及び第三者(third−party)装置の間のマルチパーティ(multi−party)な通信セッションを開始する、
    ことを特徴とした通信サーバ装置。
  10. プロセッサと、メモリと、を備えた発呼装置であって、
    前記プロセッサの制御下で、前記メモリに記憶される命令を実行して、
    発呼者入力を受信し、
    通信リンク上で、前記発呼者入力に関連したURL情報を、通信サーバ装置へ送信して、前記通信サーバ装置が前記URL情報を用いて受信装置を特定できるようにし、
    通信セッションが前記通信サーバ装置により開始されたことに応じて、前記通信リンク上で、前記受信装置と通信し、
    前記発呼者入力は、前記受信装置との前記通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、
    発呼装置。
  11. 請求項10において、
    前記発呼者入力を、前記受信装置の受信ユーザにより定義されたURLの選択又はアクティブ化として、受信する、
    ことを特徴とした発呼装置。
  12. 請求項10又は11において、
    前記通信サーバ装置から、ウェブページ情報を受信し、
    前記ウェブページ情報は、自発呼装置と前記受信装置との間の前記通信セッションを導くアプリケーション用のアプリケーションコード、を含む、
    ことを特徴とした発呼装置。
  13. 請求項12において、
    前記通信サーバ装置から、自発呼装置上のウェブブラウザプログラムのバックグラウンドで動作するアプリケーション用のアプリケーションコードを、受信する、
    ことを特徴とした発呼装置。
  14. 通信サーバ装置において実施される方法であって、
    前記通信サーバ装置のプロセッサの制御下で、
    通信リンク上で、発呼装置での発呼者入力に関連したURL情報を受信し、
    前記URL情報を用いて、受信装置を特定し、
    前記発呼装置と前記受信装置との間の通信セッションを開始する、ことを含み、
    前記発呼者入力は、前記受信装置との前記通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、
    方法。
  15. 発呼装置において実施される方法であって、
    前記コットン装置のプロセッサの制御下で、
    発呼者入力を受信し、
    通信リンク上で、前記発呼者入力に関連したURL情報を、通信サーバ装置へ送信して、前記通信サーバ装置が前記URL情報を用いて受信装置を特定できるようにし、
    通信セッションが前記通信サーバ装置により開始されたことに応じて、前記通信リンク上で、前記受信装置と通信する、ことを含み、
    前記発呼者入力は、前記受信装置との前記通信セッションの要求としての、URLの選択又はアクティブ化である、
    方法。
  16. 処理装置の制御下で請求項14又は15に記載の方法を実行するためのコンピュータ可読命令を、記憶したコンピュータ可読媒体。
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