JP2015531439A - 陸屋根構造、陸屋根構造の製造方法、及び荒天安全要素 - Google Patents

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Abstract

本発明は、陸屋根被覆材を貫通する柱の荒天保護要素に関する。より詳細には、前記荒天保護要素は、バネ弾性を有する爪部に取り囲まれた開口部を有するホールドダウンディスク又はプレートとして設計され、前記爪部は、前記開口部の内側輪郭を決定するように設計され、前記内側輪郭は、保護される前記柱の外側輪郭に取り付けられる。前記荒天保護要素は、前記柱の自由端から、前記爪部の弾性抵抗に抗して前記柱に押し付け可能であり、一方、前記爪部は、反対方向への力が作用すると前記柱にくさび状に割り込み、それにより、前記荒天保護要素が前記柱に押し付けられた際に到達する位置に、前記要素を固定する。

Description

本発明は、陸屋根構造、及び点状の安全保護具(Secupoint、ABS−Point)の荒天保護要素(storm protection element)に関する。本発明はさらに、荒天保護用の陸屋根被覆材の製造方法に関する。
陸屋根は、気密性、断熱性、使用/成形及びメンテナンスに関する多くの要求事項を満たさねばならない。シーリング及び安全性に関する要求事項は、ここで特別な役割を果たす。通常、安全保護具は、陸屋根上で取り付け又はメンテナンス作業を行う作業員の安全を確保するためのロープ取付け箇所が導入される、やや大型の陸屋根面上に、間隔を置いて設置される。屋根表層及びその下にある断熱層を貫通するこのような保護具が、湿気が浸透する原因の箇所とならないことを確実にするべきである。この目的のために、特定の安全保護具上の、ある特定の高さまで延び、面シールで融着された特別なカバーが、慣例的に使用される。基本的に、このようなシーリング要素は、風による吸い上げ(wind suction)によって緩む危険があるため、それらを機械的にさらに補強する必要があり、そのため、天候に直接曝される屋根面の場合、荒天保護の概念が通例となっている。
図1は、荒天保護のための異なる既知の手段を例示するために、鼻隠3に囲まれ、かつその上に数個の換気管5が配置された陸屋根1の一部を、上方斜視図として示す図である。特に、端部又は屋根貫通部(セクションAに示す)の荒天保護のために使用されるだけでなく、換気管5の領域における荒天保護のためにも使用される締め付けレール7に加え、個々のポイント締め付け具(被覆材及び断熱層を貫通する、長ネジ11)も、換気管5上のシーリング要素9の荒天保護のために使用される。荒天保護を提供するためのこの方法は、信頼性は高いが大きな労力を有し、コストがかかる上に、屋根構造上に、望まれない付加的な貫通部を作ることになる。
したがって、本発明は、改善された陸屋根構造、改善された荒天保護要素、及び改善された荒天保護用陸屋根被覆材の製造方法を示すという、基本的な課題を有する。
この課題は、請求項1に記載の陸屋根構造、請求項3に記載の荒天保護要素、及び請求項10に記載の陸屋根構造の製造方法により解決される。本発明の概念の、有利なさらなる進展は、特定の従属請求項の主題である。
本発明は、荒天及び風による吸い上げに対してシーリング要素を保護するため考察であって、安全保護具を形成し、かつ陸屋根構造の領域を貫通する柱(post)についての考察を含み、この考察は、単独の荒天保護要素を提供する代わりに、シーリング要素の端部及び隅部において、これらのシーリング要素を多重に固定するという原理に基づいている。本発明はさらに、この個々の荒天保護要素を、対応する柱及び/又はそれを取り囲むシーリング要素と空間的に直接関連付けつつも、屋根表層上のシーリング要素の平坦部に必要とされる保持効果を確実にするような方法で構築するという概念をも含む。この概念は、荒天保護要素の側方への最小限の拡がりを前提とする。
これらの考察の結果、ディスク形状又はプレート形状を有し、かつ対応する柱がその中を貫通する開口部を有する、荒天保護要素を作製する。この開口部の周縁部は、組み立ての間に荒天保護要素が調節された高さで、荒天保護要素が柱に自動的に堅牢に固定されるように形成され、それにより荒天保護要素が柱上で浮き上がり、シーリング要素の固定効果が打ち消されてしまうという望まれない副作用を予防する。
上述の課題は、陸屋根被覆材と、被覆材を貫通する少なくとも1つの柱を有する陸屋根構造であって、荒天保護要素が柱に取り付けられ、荒天保護要素は、バネ弾性を有する爪部に囲まれた ホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートとして構築され、爪部は、保護される柱の外側輪郭に合うようになっている開口部の内側輪郭を決定するように構成され、及び、荒天保護要素は、柱の自由端から、爪部の弾性抵抗に抗して柱に押し付け可能であるように構成され、一方、爪部は、反対方向への力が作用すると柱にくさび状に割り込み、それにより、荒天保護要素が柱に押し付けられた際に到達する位置に、要素を固定するように構成される、陸屋根構造により解決される。このような陸屋根構造により、保護すべき作業員又は対象物を、信頼性高く保護することができ、建設労力及びコストも低減できる。さらに、簡単な方法で、屋根構造に望まれない(付加的な)貫通部を設けることを避けることができる。
陸屋根構造の一実施形態において、柱に取り付けられた荒天保護要素は、防水被覆材により覆われている。防水被覆材の形状は、荒天保護要素の、特に平面図における形状に対応し得る。防水被覆材の寸法は、荒天保護要素の寸法よりも、(いくらか)大きくてもよい。防水被覆材は、荒天保護要素の周縁部の外側の、陸屋根被覆材の面に接着又は融着することができる。
上述の課題はさらに、荒天保護要素、より詳細には開口部を有するホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートとして構築された、上述の種類の陸屋根構造により、解決される。その開口部は、バネ弾性を有する爪部に囲まれており、爪部は、保護される柱の外側輪郭に合うようになっている開口部の内側輪郭を決定するように構築されている。荒天保護要素は、柱の自由端から、爪部の弾性抵抗に抗して柱に押し付け可能であるように構成され、一方爪部は、反対方向への力が作用すると柱にくさび状に割り込み、それにより、荒天保護要素が柱に押し付けられた際に到達する位置に、要素を固定するように構成される。優位性に関しては、上述の陸屋根構造に関する記載を参照されたい。
一実施形態において、荒天保護要素は、中央開口部を有する円形プラスチックディスクとして構成される。他の実施形態において、荒天保護要素は、楕円であるか、又は随意に角を丸くした、実質的に方形又は矩形のプレート形状を有する。星状の形状の突出した支持足部を有する、実施形態も可能である。
別の実施形態において、荒天保護要素を柱上に堅牢に保持する爪部は、開口部内に恒久的に組み込まれる金属製固定リングの突起として構成される。他の実施形態においては、個々の爪部を、ディスク若しくはプレート内に導入するか、又は組み立ての際に、対応する動作を有する、複数の弾力のある突起を与えて形成された爪部若しくは一体型の爪部を有する開口部を、プレート内に備えつける。
別の実施形態において、少なくともいくつかの部分、特に爪部の自由端の一部又はその近傍において、爪部と荒天保護要素の保持面との間の角度は、鋭角である。ここで、爪部は、屋根被覆材の平面に対して、上向きになっているので、柱の外面との接触により、その自由上端から対応する柱に押し付けられると、爪部はさらにいくらか上向きに曲がり、その結果として柱に押し付けられることができる。緩んだ状態において爪部の端部により決定される、荒天保護要素の開口部の自由直径は、荒天保護要素が組み立てられた状態において柱面に対して爪部に初荷重がかかり、結果的に一定の保持力によって柱に押し付けられるように、柱の外側の断面の直径よりもいくらか小さいことが好ましい。これにより、荒天保護要素の「波打ち」と、要素が徐々にゆるんでくることが予防される。より詳細には、爪部と保持面との間の角度は5度〜45度の間、特に10度〜30度の間である。
別の実施形態において、ホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートの厚さは、周縁部から開口部に向かって一定に増加し、したがってその形状は、平坦な錐台又は錐状の一部の形状である。代替の実施形態において、ディスク又はプレートは、開口部の周囲に延びる肉厚の領域を有し、周縁部の方向に向かって次第に厚みが薄くなる。それぞれ、実質的に放射状に走る補強リブ又はらせん状に走る補強リブを有する実施形態もまた可能であり、及びホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートは、その全域において、基本的に同じ厚さであってもよい。
上述の問題は、上述される種類の陸屋根構造の製造方法により、独立して解決され、上述の種類の荒天保護要素は、陸屋根被覆材を貫通する柱、より詳細には各柱の、少なくとも一部に押し付けられる。各柱の、陸屋根被覆材の近傍の少なくとも一部、及び柱の周囲の少なくとも一部には、荒天保護要素を被う、防水被覆材が備えられていてもよい。防水被覆材は、荒天保護要素の周縁部の外側の、陸屋根被覆材の面に、接着又は融着され得る。
以下に、図面を用いて、好ましい実施形態を詳細に説明する。
屋根貫通部(換気管)及び異なる荒天保護要素を有する陸屋根構造の斜視図であり; 本発明の荒天保護要素の実施形態を示す斜視図であり; 本発明の荒天保護要素の実施形態を示す斜視断面図であり; 陸屋根の安全保護具に使用する位置における、本発明の荒天保護要素の実施形態を示す斜視図である。
図2〜4は、円形のホールドダウンディスクとして構成される荒天保護要素13を、平面図及び斜視図又は斜視断面図として示す図である。荒天保護要素13は、実質的に、例えばポリアミド又は類似の材料などのプラスチックからなり、中心にある円形開口部13aを有し、円形開口部13aには、爪状の突起13cを有する金属リング13bが挿入される。突起(爪部)13cは、開口部13aの自由端により決定される開口部13aの自由内径が、保護される柱の外径よりいくらか小さい寸法になるように構成される。したがって、柱を被覆するシーリング要素又は他の被覆層に損傷を与えることなく、比較的小さな力によって荒天保護要素を押しつけることが可能である一方、柱の外面に対する爪部13cの弾性接触圧により、荒天保護要素は、所与の位置で、柱に自動的に堅固に固定される。金属リング13b(好ましくは、ばね鋼からなる)の材料及び壁厚は、通常の組み立て及び使用条件下で、この機能が信頼性を満たすように、選択される。
外側プラスチックディスク13dは、一定の厚みを有する外側リング領域13d1、及び開口部13aに向かって厚みが増す、錐台状の形状を有する中間領域13d2を含む、漸加的に変化する形状を有する。しかしながら、これは単に好ましい実施形態にすぎず、ディスクを、外縁部から開口部に向かう平坦な錐台状の形状(すなわち、外縁部から一定に増加する厚みを有する)に設計することもできる。
ディスクの外径は、例えば80〜100mmであるが、具体的な目的に応じて、これより大きくても小さくてもよく、及び緩んだ状態における爪部の自由端により設定される、開口部13aの直径及びその自由断面は、保護される柱の外径に依存する。当業者に公知の、SecuPointロープ取付け用柱を含む、市販されているSarnabar/Sarnafast−Systemのために、開口部13aの直径はおよそ16〜20mmである。保護される柱又は陸屋根の別の貫通部の断面形状が円形ではない場合、荒天保護要素の開口部の輪郭、及び必要な場合は、その外側輪郭も、図2〜4に示す円形ではなくなる。
本発明の性能は、示される例及び強調される態様に限定されず、複数の変更が、専門家の作業の範囲内で、可能である。
この課題は、以下の態様1に記載の陸屋根構造、以下の態様3に記載の荒天保護要素、及び以下の態様10に記載の陸屋根構造の製造方法により解決される。本発明の概念の、有利なさらなる進展は、特定の従属的態様の主題である。
本発明の実施態様としては、以下の態様を挙げることができる:
《態様1》
陸屋根被覆材と、前記被覆材を貫通する少なくとも1つの柱を有する陸屋根構造であって、
荒天保護要素(13)が前記柱(5)に取り付けられ;
前記荒天保護要素(13)は、バネ弾性を有する爪部に囲まれた開口部を有するホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートとして構築され;
前記爪部(13c)は、保護される前記柱の外側輪郭に合うようになっている前記開口部(13a)の内側輪郭を決定するように構成され;かつ
前記荒天保護要素は、前記柱の自由端から、前記爪部の弾性抵抗に抗して前記柱に押し付け可能であるように構成される一方で、前記爪部は、反対方向への力が作用すると前記柱にくさび状に割り込み、それにより前記荒天保護要素が前記柱に押し付けられた際に到達する位置に、前記要素を固定するように構成される;
陸屋根構造。
《態様2》
前記柱(5)に取り付けられた前記荒天保護要素(13)が、特に平面図上における前記荒天保護要素の形状に対応する形状を有しかつ前記荒天保護要素よりわずかに大きい寸法を有する防水被覆材に覆われており、前記防水被覆材が、前記荒天保護要素の周縁部の外側の、前記陸屋根被覆材の面に接着又は融着される、態様1に記載の陸屋根構造。
《態様3》
バネ弾性を有する爪部に囲まれた開口部を有するホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートとして構築された、陸屋根構造の荒天保護要素(13)であって、
前記爪部(13c)は、保護される前記柱の外側輪郭に合うようになっている前記開口部(13a)の内側輪郭を決定するように構成され;かつ
前記荒天保護要素は、前記柱の自由端から、前記爪部の弾性抵抗に抗して前記柱に押し付け可能であるように構成される一方で、前記爪部は、反対方向への力が作用すると前記柱にくさび状に割り込み、それにより前記荒天保護要素が前記柱に押し付けられた際に到達する位置に、前記要素を固定するように構成される;
態様1又は2に記載の陸屋根構造用の荒天保護要素(13)。
《態様4》
中央開口部(13a)を有する円形プラスチックディスクとして構築される、態様3に記載の荒天保護要素(13)。
《態様5》
前記爪部が、前記開口部(13a)内に恒久的に固定される金属製固定リング(13b)の突起として設計される、態様3又は4に記載の荒天保護要素(13)。
《態様6》
少なくともいくつかの部分で、特に前記爪部の自由端又はその近傍の一部において、前記爪部が、前記荒天保護要素の保持面との間で鋭角を有している、態様3〜5いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)。
《態様7》
前記爪部(13c)と前記保持面との間の角度が5度〜45度の間、特に10度〜30の間である、態様6に記載の荒天保護要素(13)。
《態様8》
前記荒天保護要素(13)の厚さが、前記周縁部から前記開口部に向かって一定に増加する、態様3〜7いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)。
《態様9》
前記開口部の周りに延び、周縁部に向かって徐々に厚みが薄くなる肉厚部(13d2)を有する、態様3〜7いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)。
《態様10》
態様1又は2に記載の陸屋根構造の製造方法であって、態様3〜9いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)を、陸屋根被覆材を貫通する前記柱(5)の少なくとも一部、より詳細には各柱、及び前記陸屋根被覆材の面に押し付ける、陸屋根構造の製造方法。
《態様11》
前記各柱(5)の、前記陸屋根被覆材の近傍の少なくとも一部、及び前記柱の周囲の少なくとも一部に、前記荒天保護要素(13)を被う防水被覆材を与える、態様10に記載の方法。
《態様12》
前記防水被覆材を、前記陸屋根被覆材の面上の前記荒天保護要素(13)の周縁部の外側に接着又は融着する、態様10に記載の方法。

Claims (12)

  1. 陸屋根被覆材と、前記被覆材を貫通する少なくとも1つの柱を有する陸屋根構造であって、
    荒天保護要素(13)が前記柱(5)に取り付けられ;
    前記荒天保護要素(13)は、バネ弾性を有する爪部に囲まれた開口部を有するホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートとして構築され;
    前記爪部(13c)は、保護される前記柱の外側輪郭に合うようになっている前記開口部(13a)の内側輪郭を決定するように構成され;かつ
    前記荒天保護要素は、前記柱の自由端から、前記爪部の弾性抵抗に抗して前記柱に押し付け可能であるように構成される一方で、前記爪部は、反対方向への力が作用すると前記柱にくさび状に割り込み、それにより前記荒天保護要素が前記柱に押し付けられた際に到達する位置に、前記要素を固定するように構成される;
    陸屋根構造。
  2. 前記柱(5)に取り付けられた前記荒天保護要素(13)が、特に平面図上における前記荒天保護要素の形状に対応する形状を有しかつ前記荒天保護要素よりわずかに大きい寸法を有する防水被覆材に覆われており、前記防水被覆材が、前記荒天保護要素の周縁部の外側の、前記陸屋根被覆材の面に接着又は融着される、請求項1に記載の陸屋根構造。
  3. バネ弾性を有する爪部に囲まれた開口部を有するホールドダウンディスク又はホールドダウンプレートとして構築された、陸屋根構造の荒天保護要素(13)であって、
    前記爪部(13c)は、保護される前記柱の外側輪郭に合うようになっている前記開口部(13a)の内側輪郭を決定するように構成され;かつ
    前記荒天保護要素は、前記柱の自由端から、前記爪部の弾性抵抗に抗して前記柱に押し付け可能であるように構成される一方で、前記爪部は、反対方向への力が作用すると前記柱にくさび状に割り込み、それにより前記荒天保護要素が前記柱に押し付けられた際に到達する位置に、前記要素を固定するように構成される;
    請求項1又は2に記載の陸屋根構造用の荒天保護要素(13)。
  4. 中央開口部(13a)を有する円形プラスチックディスクとして構築される、請求項3に記載の荒天保護要素(13)。
  5. 前記爪部が、前記開口部(13a)内に恒久的に固定される金属製固定リング(13b)の突起として設計される、請求項3又は4に記載の荒天保護要素(13)。
  6. 少なくともいくつかの部分で、特に前記爪部の自由端又はその近傍の一部において、前記爪部が、前記荒天保護要素の保持面との間で鋭角を有している、請求項3〜5いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)。
  7. 前記爪部(13c)と前記保持面との間の角度が5度〜45度の間、特に10度〜30の間である、請求項6に記載の荒天保護要素(13)。
  8. 前記荒天保護要素(13)の厚さが、前記周縁部から前記開口部に向かって一定に増加する、請求項3〜7いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)。
  9. 前記開口部の周りに延び、周縁部に向かって徐々に厚みが薄くなる肉厚部(13d2)を有する、請求項3〜7いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)。
  10. 請求項1又は2に記載の陸屋根構造の製造方法であって、請求項3〜9いずれか一項に記載の荒天保護要素(13)を、陸屋根被覆材を貫通する前記柱(5)の少なくとも一部、より詳細には各柱、及び前記陸屋根被覆材の面に押し付ける、陸屋根構造の製造方法。
  11. 前記各柱(5)の、前記陸屋根被覆材の近傍の少なくとも一部、及び前記柱の周囲の少なくとも一部に、前記荒天保護要素(13)を被う防水被覆材を与える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記防水被覆材を、前記陸屋根被覆材の面上の前記荒天保護要素(13)の周縁部の外側に接着又は融着する、請求項10に記載の方法。
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