JP2015528950A - 野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析方法及びそのシステム - Google Patents
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Abstract
本発明は、証券の取引に関する保有銘柄の損益又は口座残高の変動をパターン化し、野球用語に対応するように関連付けて表現することにより、各投資家が自分の投資パターンを野球用語の特性を用いて容易に理解できるようにするシステム及びその方法に関し、特に保有している銘柄の時価情報や口座残高の変動を野球で用いる用語のうち似たパターン、概念の用語に関連付けるシステムにより、証券投資家が自分の売買パターンを容易に分析、理解、対応できるようにする方法とそのシステムに関する。【選択図】図1
Description
本発明は、証券の取引に関する保有銘柄の損益又は口座残高の変動をパターン化し、野球用語に対応するように関連付けて表現することにより、各投資家が自分の投資パターンを野球用語の特性を用いて容易に理解できるようにするシステム及びその方法に関し、特に保有している銘柄の時価情報や口座残高の変動を野球で用いる用語のうち似たパターン、概念の用語に関連付けるシステムにより、証券投資家が自分の売買パターンを容易に分析、理解、対応できるようにする方法とそのシステムに関する。
近年、PC、各種プログラム及びオンライン通信網の発達により、オンラインを用いたサイバートレードが普遍化しているが、株式、先物やオプション取引はもとより、債権、通貨などの取引においてオンラインを用いたサイバートレードは、アプローチの容易性、様々な情報の提供、時価のリアルタイム把握、迅速な売買注文などの利点を有する。
このような傾向から、専門的な投資家でなくても一般の個人が株式などの投資を容易に行えるようになってきているが、投資時の意思決定をしなければならない個人投資家は、別途の投資教育を希望するほどに専門性のない状態であるだけでなく、投資の参考にする情報も各種媒体が伝える最も遅い情報のみを用いて売買の意思決定をしているので、その結果ほとんどが投資損失に帰結しており、より効果的な株式売買分析が求められている現状である。
また、大型投資機関や専門アナリストに比べて個人投資家には深刻な情報の非対称性があり、たとえ同じ情報が与えられたとしても個人投資家がその情報を正しく解析できる専門的な能力を有することは稀であるので、結局、個人投資家はたとえ不利であっても金融機関又は言論媒体を通じて公開された情報により基本的分析を行い、自分の投資基準を確立、応用するためにテクニカル分析に依存するのが一般的である。
テクニカル分析とは、株価変動には全ての情報が反映されているという仮定の下にチャートなどの分析に基づくものであるが、株価と出来高の過去及び現在の流れを分析して未来の株価を予測する方法をいい、伝統的な証券分析方法により過去の株価や出来高などの資料を用いて株価変動の傾向を見出して未来の株価を予測する方法である。このテクニカル分析は、その分析が非常に難しく、複雑であるので、株式の初心者にとっては敷居が高く、上場企業が2千社を超えるのでこれらの銘柄の特性を全般的に分析するには長い時間がかかる。また、テクニカル分析は、ローソク足チャート、バーチャート、比較チャート、出来高大チャート、フローチャート、一目均衡表など数十種のチャートや、300余りの補助指標などを正確に理解して活用しなければならず、これらを組み合わせると数十万種のチャートになるので、投資家には多くの研究と実戦経験が求められるという問題がある。
専門的に投資を行う専業投資家であっても、補助指標の変数を変更しながら一々2千社を超える全ての銘柄を短期間で分析することは不可能であり、かりに1日に100社のグラフを分析したとしてもコスピとコスダックの全体を分析するのに20日以上必要であり、月間変動(月足)、週間変動(週足)、日間変動(日足)、60分足、30分足、15分足、10分足、5分足などのグラフを分析するには数年という時間を要する。加えて、数多くの補助指標をさらに分析しなければならず、毎時、毎分単位で新たなチャートを分析しなければならない。
このような分析アプローチの難しさは、専門投資家であっても日常のほとんどの時間を株式分析に投資するほどであり、株式の初心者においては独自の投資手法の確立に数年の期間と多額の投資金損失を伴うこともあり、投資手法を確立できないと、その投資家は数カ月から数年で株式投資に失敗することになる。そうすると、投資家は株式分析に対する抵抗を感じるようになり、株式を単なる賭博と認識してアプローチするようになる。よって、一般の投資家が株式の特性について容易に理解し、統計的にアプローチできるようにする手段が求められている。
上記問題を解決するために、一般の投資家が容易に理解できるように、簡単な代替用語、とりわけ野球用語を用いて、各銘柄を分析できるようにするシステムを本出願人が開発した。しかし、このシステムは銘柄自体を野球用語にして分析するものであり、銘柄の特性把握を容易にする卓越した効果はあるものの、より根本的に、投資する投資家自身の関心や性向、売買パターンや成功、失敗事例による投資スタイルを分析することは不可能であった。
すなわち、一般の投資家が株式を売買した後に売買結果を分析するということは一々分析しなければならない非常に煩雑なことであり、そのうち収益が最も高かった売買を見出して分析するには分析能力が足りないこともあり、時間の制約もあり、分析自体が技術的に非常に難しく困難なことでもある。また、通常の株式売買者は自分の売買や残高、収益率について深く考察しないことが多い。
株式銘柄の特性分析も重要であるが、株式投資家の売買パターン分析も重要である。一例として、最も初歩の株式投資家の売買パターンは、保有株式が少しでも上昇すると早急に保有株式を処分する傾向があり、保有株式が下落し始めると継続保有又は難平買いを敢行して損失を大きくする傾向がある。これらが株式投資家の売買パターン分析が重要な理由である。また、株式個別銘柄の特性がそれぞれ異なり、株式投資家の投資売買パターン又は性向もそれぞれ異ならざるを得ないが、ある銘柄のある売買で収益が最大化したとしたら、該当銘柄の変動特性が株式売買者の売買パターンと一致する点が多い場合に収益率が高くなる可能性が高いのは当然である。
よって、投資に値する銘柄分析以外にも、一般の投資家が容易に理解できる用語及び伝統的に必要な統計的要因を活用して、自分固有の売買スタイルやパターンを確認、分析できるようにするシステム及び方法が強く求められている。
また、自分が成功した売買にいかなる特徴があるか、自分が失敗した売買にいかなる過ちがあるかについて、統計的に確認して定義できるようにする手段が求められている。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、保有している銘柄や自分の口座残高の変化を類似概念の野球用語に対応させて表現するシステムと方法により、株式投資家が使い慣れた野球用語を用いて自分の売買状況や投資パターン及び特性を理解できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、保有銘柄の時価又は口座残高を長年の経験から蓄積された統計的効率性を有する野球用語パターンに対応させて投資家が分析できるようにすることにより、容易に理解することができ、かつ効果的な売買パターンを設定できるようにするシステム及び方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、野球用語から連想される特性により自分の投資特性を容易に分析及び把握し、今後の投資に反映して改善できるようにサポートするシステム及び方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、自分固有の投資スタイルやパターンを短期間で分析できるようにし、直観や経験に頼っていた抽象的な観念を、各パターンの特性統計に基づいて客観的に解明できるようにし、精密かつ科学的な分析方法を提示する株式投資の意志決定指標を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、株式投資家自身の売買結果の分析により収益率を向上させることができ、自分の問題を客観的に分析することにより、全体の売買結果又は所定期間毎の分析で最も収益率が高かった売買パターンに対して、野球用語を用いて抽出、分析してパターン化できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、(1)通信網を介して、ユーザ端末の情報受信部が、保有している銘柄の時価情報又は口座の残高情報を含む評価情報を受信する情報受信段階と、(2)情報抽出部が、前記情報受信部から受信した評価情報のうち一部が抽出されるか、又は演算して得られた判断情報を出力する情報抽出段階と、(3)分類対応部が、前記情報抽出部から受信した前記判断情報が予め設定されている分類情報のいずれの分類に属するかを決定して対応させる分類対応段階と、(4)出力部が、前記分類対応部で対応させた結果を出力する出力段階とを含むことを特徴とする、野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析方法を提供する。
用語定義部が、前記分類情報及び前記分類情報に対応する対応用語を保存し、前記分類対応部が、前記用語定義部に保存されている前記分類情報と前記対応用語をロードし、前記情報抽出部から受信した前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記対応用語に対応させる過程をさらに含むことを特徴とする。
前記対応用語は野球用語であり、前記分類対応部は前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記野球用語に対応させることを特徴とする。
前記出力段階は、前記保有銘柄の時価変化を前記野球用語に変換して出力することにより、保有している銘柄又はその売買パターンを前記野球用語に対応させて判断できるようにすることを特徴とする。
前記出力段階は、前記口座の残高変化を前記野球用語に変換して出力することにより、投資額の損益変化又はその売買パターンを前記野球用語に対応させて判断できるようにすることを特徴とする。
また、通信網を介して、保有している銘柄の時価情報又は口座の残高情報を含む評価情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部から受信した評価情報のうち一部が抽出されるか、又は演算して得られた判断情報を出力する情報抽出部と、前記情報抽出部から受信した前記判断情報が予め設定されている分類情報のいずれの分類に属するかを決定して対応させる分類対応部と、前記分類対応部で対応させた結果を出力する出力部とを含むことを特徴とする、野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システムを提供する。
前記分類情報及び前記分類情報に対応する対応用語を保存する用語定義部をさらに含み、前記分類対応部は、前記用語定義部に保存されている前記分類情報と前記対応用語をロードし、前記情報抽出部から受信した前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記対応用語に対応させることを特徴とする。
前記対応用語は野球用語であり、前記分類対応部は前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記野球用語に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動又は口座残高の変動情報であり、前記分類情報は上昇範囲であり、前記野球用語はヒットであり、前記分類対応部は前記株価の変動が前記分類情報に従って上昇範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って上昇範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「ヒット」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は値幅制限の上昇率範囲又は特定範囲であり、前記野球用語はホームランであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って値幅制限まで上昇した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って上昇率範囲を超えて上昇した場合、これを前記野球用語「ホームラン」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇率範囲の一部であり、前記野球用語はn塁打(ただし、nは1〜3のいずれか1つ)であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「n塁打」に対応させることを特徴とす
る。
る。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引期間に前記保有銘柄の株価が上昇した日数を保有日数で割るか、又は口座残高が上昇した日数を保有もしくは取引日数で割ったものであり、前記野球用語は打率であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「打率」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引日に株価が上昇した上昇率もしくはその合計、又は所定取引日に口座残高が上昇した上昇率もしくはその合計であり、前記野球用語は得点であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「得点」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引日に株価が上昇した上昇率を合計するか、又は所定取引日に口座残高が上昇した上昇率を合計し、これを上昇保有日数又は上昇売買日数で割ったものであり、前記野球用語は平均得点であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「平均得点」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はバントであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値が横ばいより低く、かつ終値が横ばいより高くなった場合、これを前記野球用語「バント」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はバント失敗であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値が横ばいより高く、かつ終値が横ばいより低くなった場合、これを前記野球用語「バント失敗」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇率範囲の一部の2つの範囲であり、前記野球用語は盗塁であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲内であり、かつ終値上昇率が第2範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲内であり、かつ終値上昇率が第2範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「盗塁」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇率範囲の一部の範囲であり、前記野球用語はホームスチールであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲であり、かつ終値上昇率が値幅制限まで上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲であり、かつ終値上昇率が第2範囲まで上昇した場合、これを前記野球用語「ホームスチール」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報が上昇率範囲の一部であるときの前記野球用語はn塁打(ただし、nは1〜3のいずれか1つ)であり、前記分類情報が値幅制限の上昇率範囲又は特定上昇率以上であるときの前記野球用語はホームランであり、前記分類対応部は前記株価の変動率が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「n塁打」に対応させ、前記株価の変動率が前記分類情報に従って値幅制限まで上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が特定上昇率以上の場合、これを前記野球用語「ホームラン」に対応させ、前記n塁打及び前記ホームランに該当する各加重値をかけた値を合計した後、これを保有日数又は売買日数で割って野球用語「長打率」に対応させることを特徴とする。
前記分類対応部は、前記ヒット日数を保有日数又は売買日数で割って野球用語「出塁率」に対応させることを特徴とする。
前記分類対応部は、所定取引期間に直近日から逆に累積される連続ヒットに対応する日数を野球用語「連続打席ヒット」に対応させることを特徴とする。
前記分類対応部は、所定取引期間に直近日から逆に累積される連続ホームランに対応する日数を野球用語「連続打席ホームラン」に対応させることを特徴とする。
前記分類対応部は、前記保有銘柄の株価が上昇率範囲の一部の特定範囲に属し、かつ終値が前記ホームランに対応する日数を前記株価が前記特定範囲に属する保有日数で割ってこれを野球用語「得点圏打率」に対応させるか、又は前記口座残高が上昇率範囲の一部の特定範囲に属し、かつ終値が前記ホームランに対応する日数を前記口座残高が前記特定範囲に属する取引日数で割ってこれを野球用語「得点圏打率」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は下落範囲であり、前記野球用語はアウトであり、前記分類対応部は前記株価の変動又は口座残高の変動が前記分類情報に従って下落範囲で下落した場合、これを前記野球用語「アウト」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は下落率範囲の一部であり、前記野球用語は三振、ダブルプレイ又はトリプルプレイであり、前記分類対応部は前記株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って下落率範囲の一部の特定範囲で下落した場合、これを前記野球用語「三振」、「ダブルプレイ」又は「トリプルプレイ」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語は勝ち又は負けであり、前記分類対応部は前記株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って上昇した場合、これを前記野球用語「勝ち」に対応させ、前記株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って下落した場合、これを前記野球用語「負け」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語は完封勝ち又は完封負けであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の始値、安値、高値、終値が全て値幅制限まで上昇したものであるか、又は前記口座残高の始値、安値、高値、終値が全て特定範囲より高く上昇したものであれば前記野球用語「完封勝ち」に対応させ、前記保有銘柄の株価の始値、安値、高値、終値が全て値幅制限まで下落したものであるか、又は前記口座残高の始値、安値、高値、終値が全て特定範囲より低く下落したものであれば前記野球用語「完封負け」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引日に株価が下落した下落率もしくはその合計、又は所定取引日に口座残高が下落した下落率もしくはその合計であり、前記野球用語は失点であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「失点」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定保有日に株価が下落した下落率もしくは前記下落率の合計を下落日数で割るか、又は所定取引日に口座残高が下落した下落率もしくは前記下落率の合計を下落日数で割ったものであり、前記野球用語は防御率であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「防御率」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は値幅制限の下落率範囲又は特定範囲であり、前記野球用語は被本塁打であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って値幅制限まで下落した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って下落率範囲を超えて下落した場合、これを前記野球用語「被本塁打」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語は引き分けであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って横ばいである場合、これを前記野球用語「引き分け」に対応させることを特徴とする。
前記分類対応部は、勝ちの日数を、勝ちの日数と負けの日数の合計で割った値を野球用語「勝率」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はセーブであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値と同じか、もしくは前記始値より上昇した場合、又は前記口座残高の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値と同じか、もしくは前記始値より上昇した場合、これを前記野球用語「セーブ」に対応させることを特徴とする。
前記分類対応部は、所定取引期間に直近日から逆に累積される連続セーブ日数を野球用語「連続セーブ」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はセーブ失敗であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値より下落した場合、又は前記口座残高の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値より下落した場合、これを前記野球用語「セーブ失敗」に対応させることを特徴とする。
前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はビジター勝ちであり、前記分類対応部は総合指数が下落した取引日に、前記株価が上昇した場合、又は前記口座残高が上昇した場合、これを前記野球用語「ビジター勝ち」に対応させることを特徴とする。
前記分類対応部は、所定期間内のビジター勝ち日数を前記総合指数が下落した日数で割った値を野球用語「ビジター勝率」に対応させることを特徴とする。
本発明は、株式投資家が使い慣れた野球用語を用いて自分固有の売買スタイルやパターンの特性を容易に理解できるようにする効果を有する。
また、本発明は、野球用語から連想される特性により売買スタイルの特性をルール化し、投資スタイルを改善できるようにする効果を有する。
さらに、本発明は、株式情報をよく知らない素人投資家も容易に売買スタイルを確立して分析できるようにする効果を有する。
さらに、本発明は、容易に理解できる野球用語を用いるので、短期間で自分の売買パターンや好みのスタイルを分析して理解できるようにする効果を有する。
さらに、本発明は、客観的な指標に基づいて容易に売買特性を分析することができるので、株式の初心者であっても伝統的な分析方法以外に独特な分析能力を有し、売買スタイルを確立して改善できるようにする効果を有する。
さらに、本発明は、各自の売買スタイルに合ったパターンに復帰、選定できるようにサポートする効果を有する。
さらに、本発明は、野球用語を用いて投資家の投資性向、問題分析、解決方法提示などの投資クリニックサービスを提供できるようにする効果を有する。
以下、添付図面に示す本発明の実施形態を参照して、本発明の構成について詳細に説明する。
一般に、株式、先物やオプション取引はもとより、債権、通貨などの取引においても、HTS(Home Trading System)などの証券会社提供システムを用いている。図1は一般的なHTSシステムの接続関係を示す図である。図1に示すように、証券電算院1から提供される各種株式関連情報は、通信網2を介して証券会社サーバ3に送信され、また通信網2を介して各家庭、証券会社支店、事務所などに備えられたユーザ端末4に送信され、HTSプログラムを駆動することによりユーザに表示され、各種取引情報の入力などの取引行為を可能にする。証券会社サーバ3は、投資家が保有している銘柄情報、口座残高情報などを受信して保管している。
このような便利なシステムにもかかわらず、依然としてこのシステムで取り扱われて提供される各種情報は、予習を十分にしていないと、投資家には理解が困難な内容がほとんどである。また、自分の売買スタイル、性向や、収益を収めたときに選択された特性、失敗したときに誤ったパターンを容易に認知できないのが一般的である。
一方、韓国で最も人気のあるスポーツ種目が野球であることに議論の余地はなく、大多数の人は野球のルールや用語をある程度理解している。自分の売買スタイル、性向情報をこのような野球にたとえて説明すると、株式の初心者や各種理論を難しがる人々に分かりやすく、かつ親しみやすくアプローチすることができる。よって、投資家は株式投資に対する理解を深めることができ、統計に対する新たな観点を得ることができる。
このために、本発明においては、自分を野球選手とみなし、自分の売買によって株式市場という野球場で実績を出すことを基本概念とする。よって、自分の株式投資を野球のように数値化した科学的統計手段で分析できるようにし、科学的株式分析による売買スタイルを確立できるようにする。
例えば、自分の売買がホームラン打者、俊足打者と分析される場合、各状況でそれに応じた売買を選択して行うことができ、また勝率が高い投手、防御率が低い投手、被本塁打が少ない投手と分析される場合、各状況でそれに応じて対応することができる。このような予測により、各株式に対して次のような特性を理解して予測できるようになる。 ・私の収益率は午前中に上がって午後に下がる(前強後弱)
・私の収益率は粘り強い(前弱後強)
・私の収益率は市場開始時に最も高いことが多い
・私の収益率は市場開始時にはよくないが、市場終了時にはよい
・私の収益率は一日変動幅が大きい
・私の収益率は夏/冬によく上がる
・私の収益率は値幅制限を超えるまでよく上がる
・私の収益率は高い状態からよく下がる
・私の収益率は総合株価指数が上がると常に同時に上がる(総合株価指数との相関関係)
・私の収益率は総合株価指数が上がると下がる(総合株価指数との逆相関関係)
・私の収益率は○○の株式と同時に変動する(個別銘柄との相関関係)
・私の収益率は粘り強い(前弱後強)
・私の収益率は市場開始時に最も高いことが多い
・私の収益率は市場開始時にはよくないが、市場終了時にはよい
・私の収益率は一日変動幅が大きい
・私の収益率は夏/冬によく上がる
・私の収益率は値幅制限を超えるまでよく上がる
・私の収益率は高い状態からよく下がる
・私の収益率は総合株価指数が上がると常に同時に上がる(総合株価指数との相関関係)
・私の収益率は総合株価指数が上がると下がる(総合株価指数との逆相関関係)
・私の収益率は○○の株式と同時に変動する(個別銘柄との相関関係)
また、確率的にも次のような予測パターンを作成することができる。 ・私の収益率が市場開始時に(+)であったとき、市場終了時にも(+)である確率は?
・私の収益率が市場開始時に(+)であり、総合株価指数が(+)であったとき、市場終了時に(+)である確率は?
・私の収益率が市場開始時に(+)であり、総合株価指数が(+)であり、総合株価指数が市場終了時に(−)であったとき、私の収益率が市場終了時に(+)である確率は?
・私の収益率が市場開始時より市場終了時のほうが高くなる確率は?
・私の収益率が市場開始時に(+)であり、場中に(−)になったとき、私の収益率が市場終了時に(+)である確率は?
・私の収益率が市場開始時に(−)であり、場中に(+)になったとき、私の収益率が市場終了時に(−)である確率は?
・私の収益率が場中最高値を記録したとき、市場終了時までそれを維持する確率は?
・私の収益率が直近3日間下落したとき、翌日(+)で開始する確率は?
・私の収益率が市場開始時に(+)であり、総合株価指数が(+)であったとき、市場終了時に(+)である確率は?
・私の収益率が市場開始時に(+)であり、総合株価指数が(+)であり、総合株価指数が市場終了時に(−)であったとき、私の収益率が市場終了時に(+)である確率は?
・私の収益率が市場開始時より市場終了時のほうが高くなる確率は?
・私の収益率が市場開始時に(+)であり、場中に(−)になったとき、私の収益率が市場終了時に(+)である確率は?
・私の収益率が市場開始時に(−)であり、場中に(+)になったとき、私の収益率が市場終了時に(−)である確率は?
・私の収益率が場中最高値を記録したとき、市場終了時までそれを維持する確率は?
・私の収益率が直近3日間下落したとき、翌日(+)で開始する確率は?
従来、このような概念は漠然と考えられていただけであったが、本発明によれば、これらに対して対応用語を用いて定義することができ、それに最も適した対応用語は野球用語である。野球用語を用いて定義するこのような特徴は、新たな銘柄の相場パターンの分類と区分の目安となる画期的な役割を果たし、卓越した売買スタイルを確立することができる。野球に適用される用語及びそれに伴う各種統計指標は長期にわたって検証されてきた指標であり、活用性が非常に高い。既に数多くの研究と試行錯誤を経ており、その中でも統計値として意味のある検証された指標のみ広く用いられているからである。
このような売買パターンの分析は、野球用語により投資家の理解や抽出を容易にするので、株式売買者は売買する方法においても異なる特性があることが分かり、自分に合ったパターンや方式を見出すことができる。売買に関する結果情報を野球用語に対応させるシステムの構成は次の通りである。
図2は本発明によるシステムの構成を示すブロック図であり、図3は本発明による特性分析、提供方法を示すフローチャートである。図2及び図3に示すように、特性分析システムは、通常のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、サーバシステム、無線端末、PDA、タブレットPCなどを含む概念であり、これらの装置が単独で特性分析システムの役割を果たしてもよく、互いに接続されて特性分析システムの役割を果たしてもよい。すなわち、1つのコンピュータ端末内に情報受信部10、情報抽出部20、分類対応部30、出力部40、用語定義部50及び表示端末60が備えられ、コンピュータ端末に各種RAW DATAが受信されるとそれを内部で抽出及び算出して結果値を出力及び表示するようにしてもよく、証券会社やサービスプロバイダサーバに情報受信部10、情報抽出部20、分類対応部30、出力部40及び用語定義部50が備えられ、その結果値のみサーバから出力されて通信網に接続された他の表示端末60に表示されるようにし、結果値の算出まではサーバが担当し、結果値の表示のみユーザ端末が担当するようにしてもよい。ある一部の構成がいかにモジュール化されて構成されるかは、技術的選択と発達に応じて制限なく適用される。
情報受信部10は取引情報を受信する役割を果たし、その取引情報は通常、証券電算院1(図1)から受信する(S1)。情報受信部10は通常のHTSから受信する各種関連株式情報を含む評価情報を受信する。それには選択された銘柄の取引日の始値、高値、安値、終値、上昇率、下落率などの時価情報が含まれる。また、ここで受信される情報は、個別企業銘柄であってもよく、コスピ、コスダック、先物などの指数銘柄であってもよい。
情報抽出部20は、情報受信部10により受信した様々な情報のうち必要な判断情報を抽出したり、RAW DATAを演算、取得することにより必要な判断情報を生成して出力する役割を果たす(S2)。例えば、情報抽出部20は、数多くの評価情報から保有銘柄の特定取引日の始値、高値、安値、終値を選択、抽出するか、又は抽出された値から上昇率を演算して得る。あるいは、口座の残高の変動する値を抽出したり、その値から新たな値を演算することができる。情報受信部10から受信した様々な時間帯の様々な時価、売買データに関して、情報抽出部20から選択的にもしくは全部を抽出し、又は編集、演算して分類対応部30に提供する。
分類対応部30は、情報抽出部20から送信された各種データを各種条件、数式により分類、演算する機能を果たす(S3)。ここで、分類、演算のための条件式、計算式は別途の用語定義部DBに保存、定義されたものをロードして処理する。
用語定義部50は、分類対応部30が必要とする条件、数式などの分類情報と、該当分類情報に対応する対応用語とを保存してそれを提供し、分類対応部30に、該当銘柄の時価がいかなる条件に該当し、いかなる定義された用語に対応するか、又は逆に用語定義部50に定義された用語に該当する条件に該当銘柄が属するかなどを分類させる。
用語定義部50に保存された分類情報は該当分類情報に対応する対応用語がマッチされており、分類対応部30が分類情報に該当するか否かを分類、演算し、その後それをロードされた対応用語に対応させて出力、表現させる。
分類対応部30は、用語定義部50から分類情報と対応用語をロードし、情報抽出部20から受信した条件を分類情報に従って分類、演算し、その後それを対応用語にマッチさせる。ここで、対応用語は様々に設定することができるが、本発明の主な実施形態は野球用語を借用する。野球の勝敗及び統計表示は株式や口座残高の上昇、下落及びその統計と相通じるのでふさわしいからである(S4)。用語定義部50は、野球用語とそれに対応する分類情報を保存するが、その用語とそれに関する分類情報は管理者の設定により変更されてもよく、追加されてもよい。
このようにマッチされた結果値は出力部40から外部に送信され、これは投資家の個人端末やディスプレイ装置などの表示装置60により最終的に表示される。すなわち、後述するように、取引、売買の特定パターンを野球において特定状況を意味する用語に対応させてその結果値と共に出力する(S5)。
以下、このように用語定義部50で定義された分類情報とそれに対応する対応用語、すなわち野球用語を1つずつ説明するが、このような定義と対応内容、パターンはそれ自体が特有な特徴を有するものである。
図4〜図15は本発明の用語定義部に保存されている分類情報、対応野球用語及びその計算式の実施形態を示す表である。
大きく分けて、このような分類は、投資家が保有している銘柄を基準に収益率などを判断するために分析されるか、又はそれに伴う口座残高、評価金額を基準に判断するために分析される。保有銘柄基準は1日以上保有する場合に分析するためのものであり、口座残高評価基準はデイトレードを含む当日売買の場合に分析するためのものである。これらは便宜に応じて選択、重複適用、活用することができる。また、図面の表に示す数式は証券会社の手数料や諸税金を含めたものでもよく、除いたものでもよく、また保有中の銘柄の個別の収益率分析であってもよく、残高全体の収益率分析であってもよい。また、口座残高評価などは金額で示してもよく、比率で示してもよい。
図4に示すように、対応用語である野球用語「ヒット」においては、分類情報は特定取引日に保有銘柄の終値が直前取引日比で上昇した場合を意味するものと定義し、判断情報がこれに該当すると「ヒット」という結果値が得られる。あるいは、売買日に最終売買の口座残高評価金額が直前取引日比で上昇した場合も同じ結果値が得られる。表では終値又は終値騰落率を例に挙げたが、場合によっては終値を始値、安値、高値などに変更することができ、また上昇の基準は前日の終値であってもよく、当日の始値であってもよい。これは、以下でも同様である。
例えば、保有している銘柄Aが3%上昇して終了した場合、判断情報は3%上昇であり、これは分類情報のうち「特定保有日に終値が直前取引日比で上昇」に該当するので、これを「ヒット」に対応させて表現する。口座評価金額が直前取引日より増えた場合、分類情報のうち「最終の売買口座評価金額が直前取引日比で上昇」したケースに該当するので、これを「ヒット」に対応させて表現する。
また、1、2、3塁打は、表に示すように、終値(始値、高値、安値などに変更してもよい)がそれぞれ5%未満の範囲、10%未満の範囲、15%未満となるストップ高直前の呼値までの範囲の上昇を意味するものに対応させ、ホームランは、ストップ高、すなわち当日の値幅制限まで上昇したものに対応させる。これと同様に、口座残高評価金額が直前取引日比で上昇するか、5、10、15%を基準に特定範囲で上昇した場合、それぞれヒット、n塁打(n=1,2,3)、ホームランなどで表すことができる。ホームランはストップ高すなわち15%以上上昇した場合に特定することができる。すなわち、保有銘柄が全てストップ高に到達するか、又は口座残高評価金額が特定上昇率、例えば15%以上上昇した場合は用語「ホームラン」に対応させることができる。
保有銘柄の株価の変動率を考慮するケースは1日以上保有銘柄を保有している場合であり、売買口座評価金額を考慮するケースは当日売買の場合や、銘柄を保有しているときの評価金額の場合である。
図5に示すように、対応用語である野球用語「打率」とは、保有銘柄が直前取引日比で上昇して終了した日数を保有日数で割った値であり、これは始値、高値、安値騰落率を基準としてもよい。また、最終、最初、最高、最低の口座評価金額が直前取引日比で上昇して終了した日数を保有又は売買日数で割った値であってもよい。これらを終値打率、始値打率、高値打率、安値打率などに対応させることができる。
図6に示すように、対応用語である野球用語「得点」及び「平均得点」とは、保有銘柄が上昇して終了したときの終値上昇率、及びその合計を上昇保有日数で割ったものを意味する。また、口座残高が直前取引日比で上昇して終了した最終の口座評価比率、及びその合計を最終の口座評価比率上昇保有又は売買日数で割った値を意味する。すなわち、得点合計を保有銘柄の終値騰落率上昇保有日数で割るか、又は得点合計を最終の口座評価比率上昇保有/売買日数で割ったものを意味する。
図7に示すように、対応用語である野球用語「バント」とは、保有銘柄の始値は直前取引日比で下落した状態で出発したものの、終値は横ばいより高く上昇して終了した場合を意味し、「バント失敗」とは、逆に始値は横ばいより高く上昇した状態で出発したものの、終値は横ばい未満に下落したものを意味する。同様に、口座残高評価基準では、最初の売買口座評価金額が直前取引日比で下落したものの、最終の口座評価金額が直前取引日比で上昇して終了した場合をバントに対応させ、逆に最初の売買口座評価金額が直前取引日比で上昇したものの、最終の口座評価金額が直前取引日比で下落して終了した場合をバント失敗に対応させる。
図8に示すように、対応用語である野球用語「盗塁」とは、一領域から他の領域に上昇したことを意味し、「2塁盗塁」とは、始値が5%未満の上昇範囲であり、5〜10%の上昇範囲で上昇して終了した場合を意味し、「3塁盗塁」とは、始値が5〜10%の上昇から始まり、10%から15%未満となるストップ高直前の呼値までの上昇範囲で上昇して終了した場合を意味し、「ホームスチール」とは、始値が10%から15%未満となるストップ高直前の呼値までの上昇から始まり、ストップ高で終値が終了した場合を意味する。口座残高評価基準も同様に、最初の売買口座評価比率の範囲及び上昇した最終の口座評価比率の幅に応じて、2塁盗塁、3塁盗塁、ホームスチールに対応させることができる。ここで、臨界点を含むか否かや上昇率は選択により調節することができる。
図9に示すように、対応用語である野球用語「長打率」とは、前記1、2、3塁打及びホームランに加重値を与えて(例えば、それぞれ1、2、3、4で計算して)合計した数を取引日数で割った値を意味する。すなわち、図9に示すように、1塁打には1をかけ、2塁打には2をかける方式で加重値を与え、それをかけて売買、保有日数で割る。
「出塁率」とは、所定保有期間に高値騰落率が横ばい以上上昇した日数又は場中最高の口座評価金額が直前取引日比で上昇した日数を保有又は売買日数で割った値を意味し、「得点圏打率」とは、高値騰落率が2、3塁打である得点圏状況で終値がストップ高で終了した場合の日数を得点圏状況の保有日数で割った値を意味する。また、「連続打席ヒット」、「連続打席ホームラン」とは、直近日から逆に累積される連続ヒット日数、連続ホームラン日数を意味する。
図10及び図11に示すように、対応用語である野球用語「アウト」とは、前記ヒット、塁打とは逆に、所定範囲で下落したことを意味するが、「1アウト」は−5%までの範囲で、「2アウト」は−10%までの範囲で、「3アウト」はストップ安直前の呼値まで下落して終了した場合を意味する。
「三振」とは、高値が横ばい以下であり、終値が−5%の範囲内で下落した場合を意味し、「ダブルプレイ」とは、高値が横ばいより高くストップ高直前の呼値以下の上昇状態であったものの、終値が−5〜−10%の範囲で下落した場合を意味し、「トリプルプレイ」とは、高値が横ばいより高くストップ高直前の呼値以下で上昇したものの、終値がストップ安直前の呼値以上〜−10%の範囲で下落して終了した場合を意味する。
図12に示すように、対応用語である野球用語「勝ち」、「負け」、「引き分け」とは、それぞれ、終値又は口座評価金額が横ばいより高くなった場合、横ばい未満下落して終了した場合、横ばいで終了した場合を意味する。
図13に示すように、対応用語である野球用語「完封勝ち」、「完封負け」とは、それぞれ始値、安値、高値及び終値がストップ高、ストップ安の場合を意味する。口座残高評価基準では、始値、安値、高値及び終値が例えば15%以上を維持しているか、又は−15%以下を維持している場合に対応させる。
図14に示すように、対応用語である野球用語「防御率」とは、所定保有期間に終値騰落率が横ばい未満下落して終了した場合の終値下落率の合計を下落保有日数で割った値である。「失点」とは、特定保有日に終値騰落率が横ばい未満下落して終了した場合の終値下落率を意味し、「セーブ」とは、特定取引日に始値騰落率が横ばいより高く上昇し、終値騰落率が始値騰落率以上に上昇して終了した場合を意味し、「セーブ失敗」とは、終値騰落率が始値騰落率未満で終了した場合を意味する。「連続セーブ」とは、所定取引期間に直近日から逆に累積される連続セーブ数を意味する。これらは、口座残高評価基準では、価格を口座評価金額で代替して同様に対応させることができる。
図15に示すように、対応用語である野球用語「勝率」とは、終値騰落率が横ばいの場合を除く所定保有期間に終値騰落率が横ばいより高く上昇して終了した比率であり、ここで、横ばいの場合を計算から除いたものであり、証券会社の手数料を含めたものでもよく、除いたものでもよい。
「ビジター勝率」とは、総合株価指数が下落したものの、該当保有銘柄の終値が横ばいより高く上昇して終了した場合、又は口座残高が上昇した場合の比率を意味する。「被本塁打」とは、特定保有日に終値騰落率がストップ安で終了した場合、又は口座残高が−15%以上下落した場合を意味する。
一方、野球用語には、攻撃用語、打者用語、守備用語、投手用語などがあるが、これらを分類し、総合株価指数に関連付けて好適に用いることができる。すなわち、総合株価指数が上がった日には攻撃用語や打者用語を用い、総合株価指数が下がった日には守備用語や投手用語を用いることができる。
図16〜図18は本発明により分析された結果物を野球グラウンド及び対応野球用語で示す図である。図16及び図18に示すように、最終的に出力部40から出力された結果値はユーザの選択により表示装置60に表示される。同図に示すように、該当投資家の投資パターンに応じて、ヒット数、1塁打率、2塁打率、3塁打率、ホームラン率、ホームラン数、長打率、盗塁、ダブルプレイなどの内容で表現される。また、図18のように、打者の特性を示す数値と投手の特性を示す数値が表示されるので、これらを見る投資家は野球用語から連想されるイメージにより該当数値についての理解度がはるかに向上する。また、自分の売買パターン、投資スタイルを野球選手に対応させて理解することができ、今後の投資に活用することができる。
すなわち、従来の株式用語には自分の売買パターンや投資スタイルを説明したり、特徴付ける好ましい方法がなかったが、本発明によれば、このような説明や特定が可能になる。また、打率などをグラフで示したり、ゲーム化して表現することができるので、どのパターン、スタイルが自分に合うかや、最高の収益が得られるかを示すことができる。さらに、上昇市場、下落市場、横ばい市場などの相場毎に差別化された統計により、売買スタイルを確立、選択できるようにサポートする役割を果たす。さらに、各種野球指標により同類のタイプ、同等の成績の売買を確認できるようにし、投資のパターンに一貫性をもたらす役割を果たす。すなわち、自分の売買パターンを分析した結果、俊足打者、ホームラン打者、セーブの多い投手などと分析することにより、自分の性向を把握し、それと共に売買を発展させることができる。
以上の説明において、各構成要素である情報受信部、情報抽出部、分類対応部、出力部、用語定義部とその下位構成は、ハードウェア的にそれぞれ分離した構成であってもよく、ソフトウェア的に機能区分される構成であってもよく、一連の情報体系を各機能別に説明可能に類型化した構成であってもよい。
このようなシステムとその提供方法により、正確に投資分析をすることができ、計算及び認識の利便性による指標としての活用性が増加する。また、指標がずれることを防止すると共に、一度に全ての内容を容易に理解、把握できるので、投資意思決定の道具として大いに活用することができる。
10 情報受信部 20 情報抽出部 30 分類対応部 40 出力部 50 用語定義部 60 表示端末
Claims (37)
- (1)通信網を介して、ユーザ端末の情報受信部が、保有している銘柄の時価情報又は口座の残高情報を含む評価情報を受信する情報受信段階と、 (2)情報抽出部が、前記情報受信部から受信した評価情報のうち一部が抽出されるか、又は演算して得られた判断情報を出力する情報抽出段階と、 (3)分類対応部が、前記情報抽出部から受信した前記判断情報が予め設定されている分類情報のいずれの分類に属するかを決定して対応させる分類対応段階と、 (4)出力部が、前記分類対応部で対応させた結果を出力する出力段階とを含むことを特徴とする、野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析方法。
- 用語定義部が、前記分類情報及び前記分類情報に対応する対応用語を保存し、前記分類対応部が、前記用語定義部に保存されている前記分類情報と前記対応用語をロードし、前記情報抽出部から受信した前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記対応用語に対応させる過程をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析方法。
- 前記対応用語は野球用語であり、前記分類対応部は前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記野球用語に対応させることを特徴とする、請求項2に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析方法。
- 前記出力段階は、前記保有銘柄の時価変化を前記野球用語に変換して出力することにより、保有している銘柄又はその売買パターンを前記野球用語に対応させて判断できるようにすることを特徴とする、請求項3に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析方法。
- 前記出力段階は、前記口座の残高変化を前記野球用語に変換して出力することにより、投資額の損益変化又はその売買パターンを前記野球用語に対応させて判断できるようにすることを特徴とする、請求項3に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析方法。
- 通信網を介して、保有している銘柄の時価情報又は口座の残高情報を含む評価情報を受信する情報受信部と、 前記情報受信部から受信した評価情報のうち一部が抽出されるか、又は演算して得られた判断情報を出力する情報抽出部と、 前記情報抽出部から受信した前記判断情報が予め設定されている分類情報のいずれの分類に属するかを決定して対応させる分類対応部と、 前記分類対応部で対応させた結果を出力する出力部とを含むことを特徴とする、野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類情報及び前記分類情報に対応する対応用語を保存する用語定義部をさらに含み、 前記分類対応部は、前記用語定義部に保存されている前記分類情報と前記対応用語をロードし、前記情報抽出部から受信した前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記対応用語に対応させることを特徴とする、請求項6に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記対応用語は野球用語であり、前記分類対応部は前記判断情報を前記分類情報に従って分類して前記野球用語に対応させることを特徴とする、請求項7に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動又は口座残高の変動情報であり、前記分類情報は上昇範囲であり、前記野球用語はヒットであり、前記分類対応部は前記株価の変動が前記分類情報に従って上昇範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って上昇範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「ヒット」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は値幅制限の上昇率範囲又は特定範囲であり、前記野球用語はホームランであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って値幅制限まで上昇した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って上昇率範囲を超えて上昇した場合、これを前記野球用語「ホームラン」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇率範囲の一部であり、前記野球用語はn塁打(ただし、nは1〜3のいずれか1つ)であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「n塁打」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引期間に前記保有銘柄の株価が上昇した日数を保有日数で割るか、又は口座残高が上昇した日数を保有もしくは取引日数で割ったものであり、前記野球用語は打率であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「打率」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引日に株価が上昇した上昇率もしくはその合計、又は所定取引日に口座残高が上昇した上昇率もしくはその合計であり、前記野球用語は得点であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「得点」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引日に株価が上昇した上昇率を合計するか、又は所定取引日に口座残高が上昇した上昇率を合計し、これを上昇保有日数又は上昇売買日数で割ったものであり、前記野球用語は平均得点であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「平均得点」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はバントであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値が横ばいより低く、かつ終値が横ばいより高くなった場合、これを前記野球用語「バント」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はバント失敗であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値が横ばいより高く、かつ終値が横ばいより低くなった場合、これを前記野球用語「バント失敗」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇率範囲の一部の2つの範囲であり、前記野球用語は盗塁であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲内であり、かつ終値上昇率が第2範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲内であり、かつ終値上昇率が第2範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「盗塁」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇率範囲の一部の範囲であり、前記野球用語はホームスチールであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲であり、かつ終値上昇率が値幅制限まで上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って始値上昇率が第1範囲であり、かつ終値上昇率が第2範囲まで上昇した場合、これを前記野球用語「ホームスチール」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報が上昇率範囲の一部であるときの前記野球用語はn塁打(ただし、nは1〜3のいずれか1つ)であり、前記分類情報が値幅制限の上昇率範囲又は特定上昇率以上であるときの前記野球用語はホームランであり、前記分類対応部は前記株価の変動率が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って上昇率範囲の一部の特定範囲で上昇した場合、これを前記野球用語「n塁打」に対応させ、前記株価の変動率が前記分類情報に従って値幅制限まで上昇した場合、又は前記口座残高の変動率が特定上昇率以上の場合、これを前記野球用語「ホームラン」に対応させ、前記n塁打及び前記ホームランに該当する各加重値をかけた値を合計した後、これを保有日数又は売買日数で割って野球用語「長打率」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類対応部は、前記ヒット日数を保有日数又は売買日数で割って野球用語「出塁率」に対応させることを特徴とする、請求項9に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類対応部は、所定取引期間に直近日から逆に累積される連続ヒットに対応する日数を野球用語「連続打席ヒット」に対応させることを特徴とする、請求項9に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類対応部は、所定取引期間に直近日から逆に累積される連続ホームランに対応する日数を野球用語「連続打席ホームラン」に対応させることを特徴とする、請求項10に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類対応部は、前記保有銘柄の株価が上昇率範囲の一部の特定範囲に属し、かつ終値が前記ホームランに対応する日数を前記株価が前記特定範囲に属する保有日数で割ってこれを野球用語「得点圏打率」に対応させるか、又は前記口座残高が上昇率範囲の一部の特定範囲に属し、かつ終値が前記ホームランに対応する日数を前記口座残高が前記特定範囲に属する取引日数で割ってこれを野球用語「得点圏打率」に対応させることを特徴とする、請求項10に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は下落範囲であり、前記野球用語はアウトであり、前記分類対応部は前記株価の変動又は口座残高の変動が前記分類情報に従って下落範囲で下落した場合、これを前記野球用語「アウト」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は下落率範囲の一部であり、前記野球用語は三振、ダブルプレイ又はトリプルプレイであり、前記分類対応部は前記株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って下落率範囲の一部の特定範囲で下落した場合、これを前記野球用語「三振」、「ダブルプレイ」又は「トリプルプレイ」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語は勝ち又は負けであり、前記分類対応部は前記株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って上昇した場合、これを前記野球用語「勝ち」に対応させ、前記株価の変動率又は口座残高の変動率が前記分類情報に従って下落した場合、これを前記野球用語「負け」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語は完封勝ち又は完封負けであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の始値、安値、高値、終値が全て値幅制限まで上昇したものであるか、又は前記口座残高の始値、安値、高値、終値が全て特定範囲より高く上昇したものであれば前記野球用語「完封勝ち」に対応させ、前記保有銘柄の株価の始値、安値、高値、終値が全て値幅制限まで下落したものであるか、又は前記口座残高の始値、安値、高値、終値が全て特定範囲より低く下落したものであれば前記野球用語「完封負け」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定取引日に株価が下落した下落率もしくはその合計、又は所定取引日に口座残高が下落した下落率もしくはその合計であり、前記野球用語は失点であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「失点」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は所定保有日に株価が下落した下落率もしくは前記下落率の合計を下落日数で割るか、又は所定取引日に口座残高が下落した下落率もしくは前記下落率の合計を下落日数で割ったものであり、前記野球用語は防御率であり、前記分類対応部は前記分類情報に従って前記野球用語「防御率」に対応させることを特徴とする、請求項28に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は値幅制限の下落率範囲又は特定範囲であり、前記野球用語は被本塁打であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率が前記分類情報に従って値幅制限まで下落した場合、又は前記口座残高の変動が前記分類情報に従って下落率範囲を超えて下落した場合、これを前記野球用語「被本塁打」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語は引き分けであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の変動率又は前記口座残高の変動率が前記分類情報に従って横ばいである場合、これを前記野球用語「引き分け」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類対応部は、勝ちの日数を、勝ちの日数と負けの日数の合計で割った値を野球用語「勝率」に対応させることを特徴とする、請求項26に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はセーブであり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値と同じか、もしくは前記始値より上昇した場合、又は前記口座残高の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値と同じか、もしくは前記始値より上昇した場合、これを前記野球用語「セーブ」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類対応部は、所定取引期間に直近日から逆に累積される連続セーブ日数を野球用語「連続セーブ」に対応させることを特徴とする、請求項33に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はセーブ失敗であり、前記分類対応部は前記保有銘柄の株価の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値より下落した場合、又は前記口座残高の始値が上昇範囲であり、かつ終値が前記始値より下落した場合、これを前記野球用語「セーブ失敗」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記判断情報は保有銘柄の株価の変動率又は口座残高の変動率情報であり、前記分類情報は上昇及び下落率範囲であり、前記野球用語はビジター勝ちであり、前記分類対応部は総合指数が下落した取引日に、前記株価が上昇した場合、又は前記口座残高が上昇した場合、これを前記野球用語「ビジター勝ち」に対応させることを特徴とする、請求項8に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
- 前記分類対応部は、所定期間内のビジター勝ち日数を前記総合指数が下落した日数で割った値を野球用語「ビジター勝率」に対応させることを特徴とする、請求項36に記載の野球用語に関連付けた投資評価及び特性分析システム。
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