JP2015528652A - 無線通信システムにおける方法及びノード - Google Patents

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Abstract

サブフレームにおいて、少なくとも1つのアンテナポートを介して、情報を送信するための方法及びノードであって、前記情報は、無線通信システムの中の受信機により受信される。前記受信機による前記情報エンティティの復号は、また、DM−RSパターンを含む復調参照信号、DM−RS、を送信することにより可能とされ、前記DM−RSパターンの中の複数の位置は前記情報エンティティの送信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。前記方法は、少なくとも1つのサブフレームについて、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットを定めることを含む。また、前記方法は、複数のDM−RSパターンの前記定められたセットのうちの1つのDM−RSパターンを、前記受信機に割り当てることを含む。さらに、方法は、前記割り当てられたDM−RSパターンと関連付けられた前記少なくとも1つのアンテナポートにおいて、前記情報エンティティを送信することを含む。

Description

本明細書に記載される複数の実施は、一般に、無線ネットワークノード、無線ネットワークノードにおける方法、受信機及び受信機における方法に関連する。特に、本明細書において、受信機に割り当てられるDM−RSパターンに関連付けられるアンテナポートにおける、無線ネットワークノードから受信機への情報の伝送のメカニズムが説明される。
ユーザ装置(User Equipment、UE)、移動局、無線端末、及び/又は携帯端末としても知られる受信機は、場合によってはセルラ無線システムとも呼ばれる無線通信システムにおいて無線で通信することを可能にする。通信は、例えば、2つの受信機の間、受信機と有線で接続される電話機との間、及び/又は受信機とサーバとの間で、無線アクセスネットワーク(RAN)及び場合によっては1つ以上のコアネットワークを経由して行うことができる。
受信機は、さらに、携帯電話、セルラー電話、無線機能を有するコンピュータタブレット又はラップトップのことであってもよい。この文脈における複数のUEは、無線アクセスネットワーク経由で他の受信機又はサーバ等の他のエンティティと音声及び/又はデータを通信することを可能とする、例えば、ポータブルモバイルデバイス、ポケット格納可能なモバイルデバイス、ハンドヘルドモバイルデバイス、コンピュータで構成されるモバイルデバイス、又は車載のモバイルデバイスであってもよい。
無線通信システムは、複数のセル領域に分割される地理的エリアをカバーし、各セルアリアは、無線ネットワークノード又はRadio Base Station(RBS)等の基地局によりサービスの提供を受け、これについては、使用される技術及び用語に応じて、一部のネットワークでは、送信機、「eNB」、「eNodeB」、「NodeB」又は「B node」と呼ばれてもよい。複数の無線ネットワークノードは、送信電力及び、また、それに関するセルサイズに基づき、例えば、マクロeNodeB、ホームeNodeB又はピコ基地局等の、異なる複数のクラスのものであってもよい。セルは、無線カバレッジが基地局サイトにおける無線ネットワークノード/基地局により提供される地理的エリアである。基地局サイトに位置する1つの無線ネットワークノードは、1つ又はいくつかのセルに対してサービスを提供してもよい。複数の無線ネットワークノードは、それぞれの無線ネットワークノードの範囲内の複数の受信機と無線周波数で動作するエアインターフェースを介して通信する。
いくつかの無線アクセスネットワークにおいて、いくつかの無線ネットワークノードは、固定電話回線又はマイクロ波により、例えば、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)における、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller(RNC))と接続されてもよい。GSM(登録商標)における場合のように、場合によっては基地局制御装置(Base Station Controller、BSC)と呼ばれるRNCは、それに接続される複数の無線ネットワークノードの各種活動を管理及び調整してもよい。GSM(登録商標)とは、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System for Mobile Communications、元々は、Group Special Mobile)の略称である。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボルーションにおいて、複数のeNodeB又は複数のeNBと呼ばれてもよい複数の無線ネットワークノードは、1つ以上のコアネットワークに対するゲートウェイに接続されてもよい。
この文脈において、ダウンリンク、ダウンストリームリンク、又はフォワードリンク等といった表現は、無線ネットワークノードから受信機への伝送路に対して使用されてもよい。上りリンク、アップストリームリンク、又はリバースリンクといった表現は、逆方向における伝送路、すなわち、受信機から無線ネットワークノードへの伝送路に対して使用されてもよい。
同一の物理的な通信媒体上で、フォワード通信チャネルとリバース通信チャネルとを分割するために、無線通信システムで通信する場合に、例えば、周波数分割デュプレックス(FDD)及び/又は時分割デュプレックス(TDD)等の、デュプレックス方式が適用されてもよい。FDD方式は、上りリンクの伝送と下りリンクの伝送との間の干渉を回避するために、十分に分離された複数の周波数帯域にわたって使用される。TDDでは、上りリンクのトラフィックと下りリンクのトラフィックは、同じ周波数帯域で送信されるが、異なる時間間隔において送信される。従って、TDD送信の時間次元において、上りリンクのトラフィックと下りリンクのトラフィックとは、場合によっては、上りリンクの伝送と下りリンクの伝送の間のガード期間(Guard Period、GP)を伴って、互いに分離されて送信される。上りリンクと下りリンクとの間の干渉を回避するために、同じエリアにおける複数の無線ネットワークノード及び/又は複数の受信機に対して、異なる複数のセルの中の複数の無線ネットワークノードと複数の受信機との間の上りリンクの伝送及び下りリンクの伝送は、共通の時間基準に対する同期及び上りリンク及び下りリンクに対する複数のリソースの同じ割り当ての使用により調整されてもよい。
データのコヒーレントな復号を可能とするために、無線ネットワークノード(例えば、eNodeB)は、パイロット信号として知られる、事前に定められた参照信号を受信機(例えば、UE)に対して送信しなければならない。参照信号は情報を符号化しなくてもよく、そして典型的には、例えば、事前に定められていることにより、受信機により知られている。複数の変調シンボル及び送信される参照信号の時間−周波数位置の事前情報を使用して、受信機は、受信した参照信号に基づき、復調前のチャネル等化に対して使用され得る複数のチャネル推定値(例えば、チャネル周波数応答の位相及び振幅)を取得してもよい。
従来技術の3GPP LTEシステムにおいて、複数の送信及び受信アンテナがサポートされ、そしてアンテナポートの概念が使用される。各ダウンリンクのアンテナポートは、固有の参照信号と関連付けられる。アンテナポートは、必ずしも物理アンテナに対応しなくてもよく、そして1つのアンテナポートは、1つ以上の物理アンテナと関連付けられてもよい。いずれの場合においても、参照信号は、同じアンテナポートで送信されるデータについてのチャネル推定に対して使用されてもよい。従って、チャネル推定は、データ送信のために使用される全てのアンテナポートに対して実行されてもよい。
LTEにおいて、送信に使用することのできる最小の時間周波数エンティティは、リソースエレメント(RE)と呼ばれ、これはサブキャリア上の複素数値変調シンボルを搬送することができる。リソースブロック(RB)は、複数のREのセットを含み、0.5msの期間(例えば、7つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル)であり且つ180kHzの帯域幅(例えば、15kHz間隔の12サブキャリア)である。システムの送信帯域幅は、複数のRBのセットに分割される。各ユーザデータの送信は、1つ又は複数のRBにおいて、1msの期間(それはまた、サブフレームとも呼ばれる)において実行される。
OFDMは、複数のキャリア周波数においてデジタルデータを符号化する方法である。OFDMは、デジタルマルチキャリア変調方式として使用される周波数分割多重(FDM)方式である。密集した多数の直交サブキャリア信号がデータを伝送するために使用される。データは、各サブキャリアに対して1つずつ、いくつかの並列データストリーム又はチャネルに分割される。
OFDMは、無線であるか銅線によるかにかかわらず、広帯域デジタル通信に対する一般的な方式として発展しており、デジタルテレビ及び音声放送、デジタル加入者線(DSL、元々は、Digital Subscriber Loop)ブロードバンドインターネットアクセス、複数の無線ネットワーク、及び4Gの移動通信等の、複数のアプリケーションにおいて使用されている。
LTEの下りリンクにおいて、例えば以下のように、いくつかのリファレンス信号が定義されている:
共通参照信号(Common Reference Signal、CRS)
CRSは、セル固有の参照信号であり、全てのサブフレームの中で、且つ搬送波の全てのRBにおいて送信される。CRSは、特に、復号;チャネル状態情報測定;時間及び周波数同期、及び/又は無線リソース管理(RRM)及びモビリティ管理を含む、いくつかの目的に対して、参照信号としての役割を果たす。
最大で4つのCRSアンテナポートが含まれてもよい。CRSは、複数の目的のために提供されるので、かなり堅牢であり、そして従って非常に大きな密度を有する。欠点は、そのオーバヘッドがかなり大きいということであり、他の方法ではデータを送信するために利用可能な複数のリソースがCRSのリファレンスシグナリング専用とされるので、これにより無線通信システムの一般的な効率が低下する。
複数のアンテナの場合、異なる複数のアンテナに対して異なる複数の複素数値のプリコーダ重みを適用することにより、ビームフォーミングを達成することができる。しかしながら、CRSはセル固有であるため、UE固有にプリコードすることができない、すなわち、いかなるビームフォーミング利得を達成することもできない。他方、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)等のデータチャネルにおけるユーザデータは、セル固有ではないので、ビームフォーミングを受けてもよい。
その後、LTEシステムにおいて、それぞれ特定の目的を持つ2つの新しい参照信号を含む、基準信号設計に対する異なる手法が導入された。
チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal、CSI−RS)
CSI−RSは、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディングマトリクスインジケータ(PMI)、及び/又はランク表示(RI)等、受信機が無線ネットワークノード(eNodeB)に通知する送信品質指標の手段による、チャネル状態情報を評価するためだけに使用される低密度のUE固有の参照信号である。CSI−RSは、搬送波の全てのRBの中で送信されてもよいが、時間的に設定可能な周期で送信されてもよく、そしてCRSよりもはるかに低密度である。最大で8つのCSI−RSアンテナポートが含まれてもよい。
復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DM−RS)
DM−RSは、コヒーレント復調に対する位相及び振幅の基準についてのみ使用される受信機固有の参照信号であり、すなわち、チャネル推定において使用される。CRSとは対照的に、受信機がデータをスケジュールした(すなわち、PDSCHを含む)複数のRB及びサブフレームの中でのみ送信される。最大で8つのDM−RSアンテナポートが含まれてもよい。複数のアンテナポート(7−14とラベルされる)が、周波数と直交カバーコードによる双方で多重化される。これは受信機に固有であるため、DM−RSは、PDSCHに対して使用されるものと同じプリコーダによりプリコードされてもよく、従ってこの参照信号に対するビームフォーミング利得を達成することができる。複数のデータシンボルに対して複数の参照信号シンボルに対するものと同じプリコーダを使用する場合、プリコーディングは、プリコーダをチャネルの一部として観測する受信機に対して透過的になる。従って、プリコーダは、受信機に対してはシグナリングされない。典型的には、異なる複数のプリコーダが異なる複数のRBにおいて使用されてもよく、このことは複数のRBの間でチャネル推定が補間できないことを意味する。しかしながら、システムは、同じプリコーダが連続する複数のRBのセット(すなわち、RBバンドリング)に対して使用されるようにUEを構成してもよい。これは、チャネル推定の性能を向上するために、複数のRBの間の周波数領域における補間を可能としてもよい。時間領域において、そのようなプリコーダの制限は適用されず、且つ複数のサブフレーム間のチャネル推定の補間を実行することはできない。
追加的に、DM−RSはまた、例えば、CRSベースの復調を適用しない拡張物理下りリンク制御チャネル(enhanced Physical Downlink Control Channel、ePDCCH)等の、複数の下りリンクの制御チャネルのいくつかに対する復調基準として利用される。現在、PDCCHと対称的に、ePDCCHに対して標準化された送信ダイバーシティ方式は存在しない。従って、厳しいチャネル条件の下では、ePDCCHの性能は、CRSベースのPDCCHよりも悪くなり得る。従って、CRSが存在しない場合、ePDCCHの信頼できる動作をDM−RSがサポートすることが重要となる。
従来のLTEシステムでは、構成されるCSI−RSアンテナポート及びDM−RSアンテナポートの数にかかわらず、少なくとも1つのCRSポートが常に送信される。従って、DM−RSが復調の参照信号として使用されるとしても、CRSは送信される。
また、LTEシステムは、キャリアアグリゲーションが可能であり、受信機は、複数の下りリンクのコンポーネントキャリア(これらはまた、複数のサービングセルと参照されてもよい)を同時に受信することができる。複数のサービングセル/複数のキャリアのうちの1つは、プライマリセル(PCell)と呼ばれ、そして他の複数のセル/複数のキャリアは複数のセカンダリセル(複数のSCell)である。如何なるCRSアンテナポートも送信しない複数のセル(例えば、複数のSCell)を定義することが提案されている。従って、そのような複数のセルに対して、データチャネル及びダウンリンク制御チャネル伝送は、DM−RSベースの復調に依存しなければならないことになる。
従来技術
LTEの複数のDM−RS時間周波数パターンは、技術仕様:3GPP TS36.211(http://www.3gpp.orgからインターネット経由で取得可能である)、において定義されている。
図1は、通常のサイクリックプレフィックス長で構成された複数のセルに対する、全ての通常のサブフレームについて、FDD及びTDDの双方に使用されるDM−RSパターンを示す。アンテナポート7、8、11及び13は、同じ複数のREにおいて送信され、且つ異なる複数の直交系列により分離される。アンテナポート9、10、12及び14は、他の複数のREのセットにおいて送信され、且つ異なる複数の直交系列により分離される。
TDDの場合、通常の複数のサブフレームに加えて、フレーム構造は、下りリンクの送信のための第1の部分を含む複数の特殊サブフレーム;ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)、ガード期間(GP)及び上りリンクの送信のための第2の部分;アップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)を含む。異なる複数の部分の持続時間は異なってもよく、且つシステムにより設定可能であってもよい。
追加的な複数のDM−RSパターンが複数の特殊サブフレームにおいて使用されてもよく、その状況が図2において示される。前に考察された図1において示されるDM−RSパターンの例との比較において、図2に示されるDM−RSパターンの相違は、複数のOFDMシンボルの他のセットが複数のDM−RSシンボルを含む、ということである。複数のDM−RSシンボルの複数の時間周波数位置は、RBの全てのREにおいて正確な複数のチャネル推定値が得られるように配置される。しかしながら、これらのパターンについて、いくつかの制約条件もまた設計の一部となっている。例えば、複数のDM−RSシンボルは、CRSと同じ複数のOFDMシンボルには配置されなくてもよい。また、LTEシステムにおいて、下りリンクの制御領域であって、サブフレームの最初の4つのOFDMシンボルにおいて複数の制御チャネル(例えば、PDCCH)が送信されてもよく且つこれら複数のOFDMシンボルにおいては、DM−RSを配置することができない、下りリンクの制御領域、が存在する。TDDの複数の特殊サブフレームにおいては、通常の複数のサブフレームにおけるよりも、下りリンクの制御領域は短い。従って、それぞれ、図2及び図1の複数のDM−RSパターンの示される複数の例を比較した場合に理解できるように、サブフレームの中において時間的により前に複数のDM−RSシンボルを配置することができる。また、DwPTSは、サブフレームの開始における複数のOFDMシンボルのセットを構成し、そしてDM−RSをこの複数のシンボルのセット(すなわち、GP又はUpPTSの中)の外部に配置することはできない。
従来技術のLTEシステムにおいて、DM−RSは、複数のRBの中でのみ送信され、PDSCHは受信機に対してスケジュールされる。FDDにおいて、DM−RSパターンは全てのサブフレームにおいて同じである。TDDにおいて、全ての通常のサブフレームにおいてDM−RSパターンはFDDの場合と同様であるが、複数の特殊サブフレームにおいて異なる複数のパターンが使用される。いずれの所定のサブフレームにおいても、DM−RSパターンは全ての受信機に対して同じである。
従来のLTEシステムでは、CRS及びDM−RSの両方が送信され、これは高いオーバーヘッド、低下したスループット及び低下したシステム全体の効率につながる。
これは、信号の伝搬条件が変更される全ての種類の状況下において、過大なオーバヘッドに帰着することなく、データチャネル及び複数の制御チャネルに対して、正確且つ堅牢なチャネル推定を提供するという問題である。
従って、DM−RSオーバーヘッドと性能との間に妥当なトレードオフが存在することを仮定する一般的な問題である。
従って、上述の複数の欠点の少なくともいくつかを解消し、且つ無線通信システムにおける性能を向上することを目的とする。
第1の態様によると、前記目的は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中の少なくとも1つのアンテナポートを介して情報エンティティを送信するための無線ネットワークノードにおける方法により達成される。前記情報エンティティは、無線通信システムの中における受信機により受信される。前記受信機による前記情報エンティティの復調は、また、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号(DM−RS)の送信によって可能とされる。DM−RSパターンにおける複数の位置は、前記情報エンティティの送信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。前記方法は、少なくとも1つのサブフレームに対して、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットを定めることを含む。さらに、前記方法は、前記定義された複数のDM−RSパターンのセットから1つのDM−RSパターンを受信機に対して割り当てることを含む。さらに、前記方法は、前記割り当てられたDM−RSパターンと関連付けられた少なくとも1つのアンテナポートにおいて前記情報エンティティを送信することを含む。DM−RSは、前記関連付けられた情報エンティティと同じ複数のRBにおいて送信されることを特徴とする。この文脈において複数のパターンについて言及する場合、例えば、図1及び図2における図解は2つの異なるDM−RSパターンの複数の例であり、それぞれの各パターンは、アンテナポート数と関連付けられる。
第2の態様によると、前記目的は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中において、少なくとも1つのアンテナポートを介しての情報エンティティを送信するための無線ネットワークノードにより達成される。前記情報エンティティは、無線通信システムにおける受信機により受信される。前記受信機による前記情報エンティティの復調は、また、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号(DM−RS)の送信により可能とされる。DM−RSパターンの中の複数の位置は、前記情報エンティティの送信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。前記無線ネットワークノードは、処理回路を含む。前記処理回路は、少なくとも1つのサブフレームに対して、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットを定めるように構成される。さらに、前記処理回路は、前記定義された複数のDM−RSパターンのセットから、1つのDM−RSパターンを前記受信機に割り当てるように構成される。また、前記無線ネットワークノードは、前記割り当てられたDM−RSパターンと関連付けられた少なくとも1つのアンテナポートにおいて前記情報エンティティを送信するために構成される送信部を含む。
第3の態様によると、前記目的は、受信機における方法により達成される。前記受信機は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームにおける、少なくとも1つのアンテナポートを介しての情報エンティティの受信のために構成される。前記情報エンティティは、無線通信システムにおける無線ネットワークノードにより送信され、また、情報エンティティの復号は、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号(DM−RS)の受信により可能とされる。前記DM−RSパターンにおける前記複数の位置は、前記情報エンティティの受信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。前記方法は、チャネル推定に利用されるDM−RSパターンに関連する情報を取得することを含む。さらに、前記方法は、チャネル推定に利用される前記DM−RSパターンと関連付けられたアンテナポートにおいて、前記無線ネットワークノードから前記情報エンティティを受信することを含む。
第4の態様によると、前記目的は受信機により達成される。前記受信機は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームにおいて、少なくとも1つのアンテナポートを介して、情報エンティティを受信するために構成される。前記情報エンティティは、無線通信システムにおける無線ネットワークノードにより送信され、また、前記情報エンティティの復号は前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号(DM−RS)を受信することにより可能とされる。前記DM−RSパターンの中の前記複数の位置は、前記情報エンティティの受信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。前記受信機は、チャネル推定のために利用されるDM−RSパターンに関する情報を取得するために構成される処理回路を含む。また、前記受信機は、受信部を含む。前記受信部は前記取得されたDM−RSパターンと関連付けられるアンテナポートにおいて、前記無線ネットワークノードから前記情報エンティティを受信するために構成される。
本明細書における複数の実施例によるいくつかの利点は、参照信号のオーバーヘッドを低く維持しつつ、ネットワークの性能を向上することを含む。いくつかの実施例のさらなる利点は、複数のDM−RSパターンが受信機に固有であり得るため、ビームフォーミングが可能であるということである。
これは、異なる複数の条件下において利用される異なる複数のDM−RSパターンを定めることにより達成される。従って、いくつかの実施例において、適切なDM−RSパターンが選択されてもよく且つ特定の受信機に対して割り当てられてもよく、これによりオーバーヘッドを低く維持しつつ、正確且つ堅牢なチャネル推定を提供する。これにより、DM−RSのオーバーヘッドと性能との間の妥当なトレードオフが達成される。従って、無線通信システム内において、向上した性能が提供される。
本発明の複数の実施例の他の複数の目的、複数利点及び複数の新規な特徴は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の複数の実施例は、複数の実施例の複数の例を示す複数の添付図面を参照してより詳細に説明される。
従来技術に従う、リソースブロックの中の参照信号パターンを示すブロック図である。 従来技術に従う、リソースブロックの中の参照信号を示すブロック図である。 本発明の実施例を示すブロック図である。 実施例に従う、リソースブロックの中の参照信号パターンを示すブロック図である。 実施例に従う、リソースブロックの中の参照信号パターンを示すブロック図である。 実施例に従う、リソースブロックの中の参照信号パターンを示すブロック図である。 本発明の実施例に従う、無線ネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例に従う、無線ネットワークノードを示すブロック図である。 本発明の実施例に従う、受信機における方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例に従う、受信機を示すブロック図である。
本明細書において説明される本発明の複数の実施例は、無線ネットワークノード、無線ネットワークノードにおける方法、受信機及び受信機における方法として定義され、以下に説明される複数の実施例において実施され得る。しかしながら、これらの実施例は、多くの異なる形態において例示され且つ実現することができ、且つ本明細書に記載の複数の実施例に限定されると見なされるべきではない;むしろ、これらの実施例は、本開示が充分且つ完全となるように提供されている。
さらに、他の複数の目的及び特徴は、添付の複数の図面と併せて考慮される以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかしながら、複数の図面は、単に例示を目的として設計されるものであり、且つ本明細書に開示される複数の実施例の定義ではなく、これについては添付の複数の特許請求項を参照すべきである。さらに、図面は必ずしも一定の縮尺で描かれておらず、そしてとくに断らない限り、それらは、本明細書に記載される複数の構造及び複数の手順を概念的に説明することだけを意図する。
図3は、無線通信システム100に関する概略図である。無線通信システム100は、ほんのいくつかの選択肢について述べると、3GPP LTE、LTE−Advanced、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、汎欧州デジタル移動電話方式(元々は、Group Special Mobile)(GSM)/Enhanced Data rate for GSM Evolution(GSM/EDGE)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA(登録商標))、Worldwide Interoperability for Microwave Access(MiMax)、又はUltra Mobile Broadband(UMB)、High Speed Packet Access (HSPA)Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA)、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、GSM EDGE Radio Access Network(GERAN)、例えば、CDMA 1x RTT及びHigh Rate Packet Data(HRPD)などの3GPP2 CDMA技術等の無線アクセス技術に少なくとも部分的に基づいていてもよい。
異なる複数の実施例によると、無線通信システム100は、TDD及び/又はFDDの原理に従って動作するように構成されてもよい。
TDDは、時間的に上りリンクの信号と下りリンクの信号を分離するための時分割多重の応用であり、場合によっては、時間領域において、上りリンクのシグナリングと下りリンクのシグナリングの間に位置するガード期間を伴う。FDDは、前述のように、送信機と受信機とが異なる複数のキャリア周波数で動作することを意味する。
図3の例示の目的は、本明細書において記載される無線ネットワークノード及び受信機、及び関連する複数の機能等の、複数の方法及び複数のノードの簡略化された一般的な概要を提供することである。複数の方法、無線ネットワークノード及び受信機は、次に、非限定的な例として、3GPP/LTE環境において説明されるが、開示される複数の方法、無線ネットワークノード及び受信機の複数の実施例は、例えば、上に列挙されたいずれかのような他のアクセス技術に基づき無線通信システム100において動作してもよい。従って、本発明の複数の実施例は、3GPPLTEシステムに基づき、且つその専門用語を使用して説明されるが、3GPP LTEに限定されるものではない。
図示される無線通信システム100は、受信機110及びセル130にサービスを提供する無線ネットワークノード120を含む。
無線ネットワークノード120は、例えば、セル130内の受信機110に対して複数の無線リソースを割り当て且つ無線ネットワークノード120とUE110との間の無線通信の信頼性を確かなものにする等、セル130における無線リソースマネージメントを制御する。無線ネットワークノード120は、典型的には、例えば、LTEに関連する無線通信システム100における、eNodeBを含んでもよい。
受信機110は、無線ネットワークノード120により受信される情報を含む複数の無線信号を送信するように構成されてもよい。これに対応して、受信機110は、無線ネットワークノード120により送信される情報を含む複数の無線信号を受信するように構成されてもよい。
図3における図示された1つの受信機110及び1つの無線ネットワークノード120のネットワーク設定は、一実施例の単なる限定しない例であるとみなされるべきである、ということに注意すべきである。明確さを理由として、図3において、受信機110及び無線ネットワークノード120それぞれの一例だけが図示されているが、無線通信システム100は、無線ネットワークノード120及び/又は受信機110の他の如何なる数及び/又は如何なる組合せを含んでもよい。複数の受信機110及び複数の無線ネットワークノード120が、さらに、開示される発明のいくつかの実施例に含まれる。
従って、「one」又は「a/an」受信機110及び/又は無線ネットワークノード120が本文脈において言及される際にはいつでも、いくつかの実施例によれば、複数の受信機110及び/又は複数の無線ネットワークノードを含む。
異なる複数の実施例及び異なる用語によると、受信機110は、例えば、UE、無線通信端末、携帯セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線プラットフォーム、移動局、ポータブル通信装置、ラップトップ、コンピュータ、中継局として機能する無線端末、中継ノード、移動中継、顧客宅内装置(CPE)、固定無線アクセス(FWA)ノード、又は無線ネットワークノード120と無線で通信するように構成される如何なる種類の装置、により表されてもよい。
いくつかの実施例によると、使用される無線アクセス技術及び用語に応じて、無線ネットワークノード120は、例えば、基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB、又はeNodeB)、ベーストランシーバステーション、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局(RBS)、マクロ基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、ホームeNodeB、センサ、ビーコン装置、中継ノードリピータ、又は無線インターフェースを介して受信機110と通信するように構成される他の如何なるネットワークノード、と呼ばれてもよい。
本明細書における本発明の複数の実施例は、復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DM−RS)等の、コヒーレント復調のための受信機に固有の参照信号を開示する。DM−RSは、いくつかの実施例において、特に、汎用のセル固有のCRSが利用できず且つDM−RSの代わりに使用できないシナリオにおいて、複数の参照信号を、データチャネルの復号(例えば、PDSCHの復号)及び/又は制御チャネルの復号(例えば、ePDCCHの復号)に対して提供するといった、多数のシナリオに対応するように構成される。
本発明の複数の実施例は、例えば、報知情報又はシステム情報を含む複数のチャネルを含む、復調のためにDM−RSを利用する任意のチャネルに対してさらに適用可能である。
いくつかの実施例において、受信機110において、複数のチャネル推定値は、先ず、DM−RSを含む複数のREの各アンテナポートに対して取得されてもよい。次に、スケジュールされた複数のRBの他の複数のRE全てに対するチャネル推定値を導出するために、時間及び周波数領域の補間又は外挿が実行されてもよい。
典型的には、REとDM−RSを伝送するREとの間の距離が(時間及び周波数に関して)遠い程、チャネル推定値は悪くなる。前に示された図1を検討する場合には、最初の5つのOFDMシンボルの中のDM−RSシンボルが含まれない、ということに注意してもよい。従って、時間変動するチャネルにおいて、これらの複数のOFDMシンボルにおける複数のREに対する複数のチャネル推定値は、不正確になる可能性があり、且つデータチャネル又は制御チャネルの性能が劣化し得る。これは、サブフレームの中の最初の複数のOFDMシンボルのいくつかを占有する制御領域が存在せず、且つこれらのシンボルが、例えば、データチャネル又はDM−RSベースの制御チャネルを送信するために使用される場合に起こり得る。他方、図2において示されるDM−RSパターンは、時間に関する複数のDM−RSシンボルのより均一な分布を有し、より良い補間精度を示唆しており、これにより図1及び2に示されるように、最初の複数のOFDMシンボルのいくつかを占有する制御領域が存在しない場合におけるより良いチャネル推定の性能が与えられる。
CRSの堅牢性は、それが各サブフレームにおいて及び各RBにおいて送信されることを条件とする。これは、より良いチャネル推定値をもたらす、時間及び周波数次元における複数のチャネル推定値の連続補間を可能とする。例えば、従来技術は、ウィーナフィルタリング(Wiener filtering)に基づく、精巧な複数の推定アルゴリズムを含む。DM−RSの場合、補間の機会は、比較において、より制限されることがあり、例えば、UEの速度が速い又は低い信号対干渉雑音比(Signal to Interference plus Noise Ratio、SINR)の結果として、チャネルにおける変動に対してチャネル推定値はより脆弱になる。典型的には、DM−RSが使用される場合、RB内の複数のREに対してのみ補間/外挿が実行されてもよい。全ての場合において複数の良いチャネル推定値を提供するために、さらに説明されるように、少なくともいくつかのシナリオにおいては、チャネル推定の信頼性を向上するために、従来のLTEシステムと比較して、DM−RSパターンの密度を増加することが必要であるかもしれない。
従って、高密度なDM−RSパターンは、良いチャネル推定性能を提供する。他方、高密度なDM−RSパターンは、必ずしも必要ではなく、且つスループット性能に対して有害な大きなオーバーヘッドを生成し得る。高次のマルチインプットマルチアウトプット(MIMO)及び/又は変調及び符号化でスケジュールされる受信機110は、非常に大きなSINRを有し且つ低いモビリティを経験する可能性がある(拡散、わずかな、無視できるドップラー拡散を与える、又はドップラー拡散を与えない)。従って、それは余分且つ単に冗長なオーバーヘッドを加えるだけであり得るため、高密度のDM−RSパターンに対する必要は、この場合において必要ない可能性がある。従って、DM−RSの密度を低減する機会を持ち、そして代わりにデータ伝送のためにそれらのREを使用することは役に立つかもしれない。すなわち、SINR、ドップラー拡散、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power、RSRP)、参照信号受信品質(Reference Signal Received Quality、RSRQ)、受信信号強度(Received Signal Strength Indicator、RSSI)又は受信機110と無線ネットワークノード120との間の無線インターフェースにおける信号伝搬条件に関連するその他の任意の適切な測定値等の、受信機110の信号伝搬条件に基づいて、DM−RSパターンの密度を調整することは役に立つかもしれない。
いくつかの実施例による他の目的は、マルチサブフレームスケジューリングを提供することである。従来技術のLTEシステムにおいて、ダイナミックスケジューリングの場合、データチャネル、又はそのようにも呼ばれるように、PDSCHは1つのサブフレーム内で送信され、且つ関連付けられた下りリンクの制御チャネル(PDCCH又はePDCCH)は同じサブフレーム内に置かれる。しかしながら、本発明の複数の実施例によると、下りリンクの制御チャネルオーバーヘッドは、1つのPDCCH又はePDCCHに、1つ以上のサブフレームにおけるPDSCHをスケジュールさせることにより、低減される。この利点は、より多くの時間周波数リソースをデータ伝送に対して使用することができるということである。本発明のいくつかの実施例は、クロスサブフレームスケジューリングの一つの選択肢は、与えられたRBについてのスケジュールされた複数のサブフレームの少なくとも2つ、又は場合によっては全てにおいて、同じプリコーダを使用することである、ということを開示する。そのような複数の実施例は、時間領域RBバンドリングを提供し、ここで複数のチャネル推定値は、複数のサブフレームの間で補間されてもよく、そしてこれによりチャネル推定を改善することができる。サブフレーム内の複数のDM−RSシンボルグループの間の距離は、連続する複数のサブフレームの複数のDM−RSグループの間の時間に関する距離と同じであるため、すなわち、複数のDM−RSシンボルを含む4つのREのグループの間に置かれる複数のDM−RSシンボルを含まない5つのOFDMシンボルが存在するため、図2において図示されるDM−RSパターンは、そのような時間領域バンドリングに対して適切であり得る。
上記の観察は、例えば、前述のようにキャリアアグリゲーションを適用する場合であり得るような、特に、セル固有の参照信号等の他の参照信号が存在しない場合において、1つのDM−RSパターンは、予見される各種送信を効率的にはサポートできないかもしれないことを意味する。本発明のいくつかの実施例によると、少なくとも1つのサブフレームの中の少なくとも2つのDM−RSパターンのセットが定義され、それから受信機110は、1つのDM−RSパターンを割り当てる。DM−RSは、データ又は制御チャネルであって、それに対してDM−RSが復調の基準としての役割を果たすべきである、データ又は制御チャネル、と関連付けられた複数のRBにおいてのみ送信されるので、新しい複数のDM−RSパターンの導入を既存のシステム100においても効率的に行うことができる、ということがさらに実現される。従って、如何なる新しいDM−RSパターンも認識していない複数の既存の受信機110は、既に定義されている複数のDM−RSパターンを代わりに使用することが可能であるため、依然としてキャリア上で動作することが可能である。
従って、いくつかの実施例において、DM−RSパターン形式の割り当ては、受信機に固有である。
このことは、サブフレームにおいて、異なる複数の受信機110は、いくつかの実施例におけるサービングセルにおける異なる複数のDM−RSパターンを使用してもよいことを意味する。DM−RSパターンはセル130内の各受信機110の無線シグナリング条件に適応可能であるため、このことは大きな柔軟性を与え、かつ割り当てを定義するためのシグナリングを必要とするかもしれない。利点は、異なるいくつかのDM−RSパターンをサポートするという点で異なる複数の能力を持つ複数の受信機110を許容するということである。例えば、受信機110が最上位のMIMO方式、変調方式及び符号化方式に対応しない場合、そのような複数の場合に合わせたDM−RSパターンに対するチャネル推定を行うことが可能であることは必要ではなくてもよい。
いくつかの実施例においては、キャリアアグリゲーションが適用される。従って、第1のサービングセルは、CRS伝送を含むように構成されてもよく且つ第2のサービングセルは、CRS伝送を含まないキャリア種別を含むように構成されてもよい。この場合、異なる複数のキャリアに対する複数のDM−RSパターンの複数のセットの結合は、少なくとも2つの異なる複数のDM−RSパターンを含んでもよい。いくつかの実施例によると、他の選択肢は、セル固有の複数のセットが存在するが、当該複数のセットからの割り当ては、受信機固有のものである、ということであってもよい。
複数の無線ネットワークノード120、又は複数のeNodeBは、さらに、特定の複数の条件下で、同じDM−RSパターンを異なる複数の受信機110に割り当てるように構成され、又はそうすることが好まれる。例えば、マルチユーザMIMO(MU−MIMO)が実行される場合、複数の受信機110は、同じ複数のRBのセットにおいて、それらの複数のデータチャネルを送信する。この場合、直交する複数の参照信号を確保するために、割り当てられた複数のDM−RSパターンが等しいことが有利であり得る。
従って、いくつかの実施例において、少なくとも複数の受信機110のサブグループに対して、DM−RSパターンセットの割り当ては、セル固有であってもよい。
いくつかの実施例によると、各サービングセルは、セル130における全ての受信機110に同じDM−RSパターンが割り当てられ得るように、それ自身の複数のDM−RSパターンのセットにより構成されてもよい。この1つの例は、所定のサービングセルにおいて複数の受信機110に1つのDM−RSパターンが割り当てられ、一方で、他のセルにおいて複数の受信機110には他のDM−RSパターンが割り当てられる、という場合である。これは、割り当てを定義するためのより少ないシグナリングを必要とするかもしれない。第1のセルは、CRS伝送を含む従来のキャリアに対応してもよく且つ第2のセルは、CRS伝送を含まないキャリア種別に対応してもよい。いくつかの実施例によると、キャリアアグリゲーションが可能である受信機110は、そのような2種類のキャリアを集約してもよく、そして従って、異なる複数のキャリアにおいて異なる複数のDM−RSパターンを割り当ててもよい。
ここにおける考察は、DM−RS(又はDM−RSパターン)に関するものであるが、いくつかの実施例によれば、その代わりに、又はそれに加えて、アンテナポートの用語を使用することが可能であってもよい、ということに注意してもよい。例えば、上においてその後で例示され且つ図4−6に示されるように、新しいDM−RSパターンは、新しい複数のアンテナポートのセットとしてラベル付けされてもよい。
図4は、14のOFDMシンボル(x軸)及び12のサブキャリア(y軸)から得られる168のREを含む時間周波数空間上のDM−RSパターンの例を示す。DM−RSパターンの密度は、アンテナポート9、10、12、及び14からの複数のREを再利用することにより、アンテナポート7、8、11、及び13に対して増加している。
図5は、14のOFDMシンボル(x軸)及び12のサブキャリア(y軸)から得られる168のREを含む時間周波数空間上のDM−RSパターンの例を示す。DM−RSパターンの密度は、全てのアンテナポートに対して減少している。
図6は、14のOFDMシンボル(x軸)及び12のサブキャリア(y軸)から得られる168のREを含む時間周波数空間上のDM−RSパターンの例を示す。DM−RSパターンの密度は、全てのアンテナポートに対して減少している。
本発明の複数の実施例によると、異なる複数の受信機110は、異なる複数のDM−RSパターンと関連付けられている異なる複数のDM−RSアンテナポートを使用することができる。従来技術のLTEシステムにおいて、PDSCHにおけるランクv(v=1、2、...、8)の伝送は、アンテナポート7から6+vに関連付けられ、ここでランクは送信の空間レイヤの数又はデータストリーム数を表す。同じランクの複数の伝送を経験する2つの異なる受信機は、同じDM−RSパターンを利用する。従来のLTEとは対照的に、本発明の複数の実施例は、複数の受信機110が同じ送信モードに設定されている場合であっても、特定の数(N)のDM−RSアンテナポートを利用していてもよい第1の受信機110は、NのDM−RSアンテナポートをさらに利用していてもよい他の第2の受信機110と比較して、異なるDM−RSパターンを利用してもよい、ということを開示する。当該数Nは、例えば、複数の伝送のランクを表してもよい。特に、これはPDSCHの復調に使用される1つ又はいくつかのアンテナポート7−14、又はePDCCHの復調に使用される1つ又はいくつかのアンテナポート107−110に対して適用される。
無線通信システム100におけるいくつかの実施例において、異なる複数の受信機110が異なる複数のDM−RSパターンを持つかもしれない一方で、第1の受信機110は、所定のサブフレーム及び第1のサービングセルの中の1つのDM−RSパターンをサポートしてもよいが、異なる複数のサービングセルにおける異なる複数のDM−RSを使用してもよい。これは、例えば、前記異なる複数の受信機110が異なる複数のシステムリリースに対応する場合等、限定しない例において適用可能であってもよい。無線通信システム100の進化は、多くの場合、システムリリースの概念により特徴付けられる。最新のシステムリリースの第1の受信機110は、そのリリース及び以前の複数のリリースの全ての必須の機能に対応できることが想定されている。他方、この限定しない例において、最新でないリリースの第2の受信機110は、後のシステムリリースの複数の機能に対応することができないかもしれない。従って、サービングセルにおいて、以前のリリースの任意の受信機110は、複数のDM−RSパターン(例えば、LTEにおけるアンテナポート7−14と関連づけられたDM−RSパターン)のうちの1つのセットに対応するかもしれない一方で、後のリリースの受信機110は、複数のDM−RSパターンの他のセット(例えば、以前のシステムリリースの複数のDM−RSパターンを含む拡張セット、又は互いに素であるセットでもあり得る)をサポートするかもしれない。
本発明の一実施例において、受信機110は、サービングセルの所定のサブフレームにおける少なくとも2つのDM−RSパターンに対応してもよく且つ事前に定められた規則に従って、及び/又はシグナリング手段により割り当てられてもよい。事前に定められた規則とは、例えば、サブフレーム種別(通常又は特殊)、又は、例えば、変調、符号化率、MIMOモード、時間又は周波数RBバンドリングが適用されるかどうか、スケジュールされたRBの位置等の、伝送と関連付けられた任意のパラメータと関連してもよい。さらに、事前に定められた規則は、無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier、RNTI)と関連してもよい。従来技術のLTEシステムにおいて、下りリンク制御チャネルのCRCは、RNTIに基づきスクランブルされてもよい。受信機は、セル固有のRNTI(C−RNTI)、システム情報RNTI(SI−RNTI)、ランダムアクセスRNTI(RA−RNTI)、ページングRNTI(P−RNTI)、セミパーシステントスケジューリングRNTI(SPS−RNTI)及び一時的C−RNTI等の、それぞれ、制御チャネルと関連付けられる情報の種別と関連する、異なる複数のRNTIを有してもよい。
少なくとも2つのDM−RSパターンのセットは、例えば、以前の複数のシステムリリースからの既存の全てのDM−RSパターン及び、例えば、上において例示され且つ図4−6に示されるような、後のシステムリリースの新しい複数のDM−RSパターンを含んでもよい。複数のDM−RSパターンのセットに関する情報がデータチャネルを介して受信機110にシグナリングされる場合、受信機110は、まず、下りリンクの制御チャネルを受信してもよい。下りリンクの制御チャネルがCRS復調に基づいているかどうかは問題ではない。この場合、CRSベースの制御チャネルによりスケジュールされ且つデータチャネルを介して送信される受信機に固有のRRCシグナリングがDM−RSパターンを構成するために適用されてもよい。
下りリンクの制御チャネル(例えば、ePDCCH)がDM−RSベースの復調を仮定する場合、DM−RSパターンの事前知識なしに制御チャネルを正しく受信することは困難であるかもしれない。LTEにおいて、受信機110は、共通サーチ空間又は受信機固有のサーチ空間におけるブラインド復号によりePDCCHを受信しており、サーチ空間は複数の制御チャネルが送信され得る複数のREのセットを定める。サーチ空間は、サブフレーム内の時間周波数空間の一部であり、ここで当該受信機110は、無線ネットワークノード120からの下りリンクの複数の制御信号を連続的に監視し且つ確認する。セル内の全ての受信機110が共通サーチ空間において検索することができるので、複数のアンテナポート間の直交性を達成するために、当該共通サーチ空間において全ての受信機110について同じDM−RSパターンを利用することは有利であるかもしれない。従って、この課題を解決する一つの実施例は、共通サーチ空間に対して、複数のDM−RSパターンのセットを事前に定めるようにすることであってもよい。つまり、受信機110は、その時間周波数パターン又は変調系列についての事前の知識なしに、共通サーチスペース内のDM−RSを利用することが可能であってもよい。追加の複数のDM−RSパターンについての情報は、次に、共通サーチ空間からの制御チャネルによりスケジュールされるPDSCHの中で(すなわち、いくつかの実施例に従うRRCシグナリングの手段により)シグナリングされてもよい。関連付けられたデータチャネルは、共通サーチ空間の中の制御チャネルについて使用されたように、同じDM−RSパターンを使用してもよい。共通サーチ空間において使用されるDM−RSパターンは、受信機110に対するセットにおいて定義された他の複数のDM−RSパターンの拡張セットから取得されてもよい。例えば、最大の信頼性のために、より高密度のDM−RSパターンが共通サーチ空間において適用されてもよい。受信機固有のサーチ空間に対するDM−RSパターンは、それ以外に設定されるまで、デフォルトにより、共通サーチ空間に対するものと同じであってもよい。
本発明の一実施例は、異なる複数のチャネルに対する複数のDM−RSパターンの異なる複数のセットを有することを含んでもよい。例えば、ePDCCH等の下りリンクの複数の制御チャネル、及びPDSCH等の下りリンクの複数のデータチャネルは、異なる複数のDM−RSパターンを利用してもよい。例えば、ePDCCHに対する複数のDM−RSパターンは、事前に定められてもよく、且つ少なくとも2つのDM−RSパターンのセットだけがPDSCHに対して適用されてもよい。これは、下りリンクの制御チャネルの復号におけるDM−RSパターンに関するいずれかの曖昧さを回避し、且つ同じRBにおいて下りリンクの制御チャネルを検索する複数の受信機110に同じDM−RSパターンを割り当てる必要性を緩和するために有利である。ePDCCH及びPDSCHに対する異なる複数のセットを有することの更なる利点は、DM−RSパターンの動的割り当て(すなわち、複数のサブフレームの時間スケールを変更してもよい)が提供され得る、ということである。所定のDM−RSパターンがePDCCHについて使用されることを考えると、PDSCHについて、少なくとも2つのDM−RSパターンのセットが構成されてもよい。いくつかの実施例によると、ePDCCHは、構成された複数のDM−RSパターンのうちのどれがスケジュールされたPDSCHについて使用されてもよいかを示す情報(例えば、明示的なビット)を送信してもよい。
本発明の別の実施例によると、複数のDM−RSパターンは、制御チャネルの受信から推定されてもよい。従って、制御チャネルは、コードワードとともにスクランブル(すなわち、要素ごとに乗算)されてもよい複数の巡回冗長検査(CRC)ビットのセットを含んでもよい。いくつかの一意のコードワードが存在してもよく、各一意のコードワードは複数のDM−RSパターンのセットの中のDM−RSパターンに対応する。無線ネットワークノード120は、使用されるDM−RSパターンに対応する、又はそれを表す一意のコードワードを選択してもよく、且つ複数のCRCビットとともにそれをスクランブルしてもよく、これによりどのDM−RSパターンが利用されるかを符号化する。いくつかの実施例によると、受信機110は、次に、複数のCRCビットをデスクランブルすることにより、どのDM−RSパターンが使用されるかに関するこの情報を取得してもよく、且つこのスクランブリングに対して無線ネットワークノード120によりどの一意のコードワードが使用されたかを決定してもよい。これにより、複数のDM−RSパターンのセットの中のどのDM−RSパターンを使用するかに関する情報が、無線ネットワークノード120から受信機110に対して送信されてもよい。
セル130にアクセスするために、受信機110は典型的には、まず、それがセル130を検出し且つ対応するサービング無線ネットワークノード120に対して同期を行う、セルサーチを実行する。受信機110は、その後、報知チャネルであって、サービング無線ネットワークノード120からの複数の無線信号の受信を続けるために必要な複数のパラメータを含む、報知チャネル、の受信を継続する。従来のLTEシステムにおいて、物理報知チャネル(Physical Broadcast Channel、PBCH)の復調のためにCRSが使用される。キャリアにCRSが存在しない場合、本発明のいくつかの実施例において、DM−RSベースの報知チャネルが考慮される。いくつかの実施例によると、DM−RSパターンは、そのような報知チャネルを復調する前に知られていてもよい。この課題を解決する一実施例は、従って、物理報知チャネルについて、割り当てられたDM−RSパターンを事前に定められたものとする、ということである。さらに、実施例は、セルサーチの間の報知チャネルの受信のために割り当てられたDM−RSパターンを考慮して、受信機110が情報を取得するというものである。例えば、CRSのないキャリアにおいて、CRSを伴う従来のキャリアにおける既存の複数の同期信号と比較して、複数の同期信号が変化する場合(例えば、時間/周波数に関する複数の新しい位置、複数の新しい変調系列等)、受信機110は、キャリアがCRSを含まないことを検出することが可能であってもよく、従って、例えば、事前に定められた規則により、どのDM−RSパターンを物理報知チャネルの受信について使用すべきか知っていてもよい。
さらに、システム100に対する初期のアクセスの間、報知チャネルを受信した後、UE110は、例えば、無線ネットワークノード120からの通信の設定を可能とするために必要とされ得る、システム情報無線ネットワーク一時識別子(System Information Radio Network Temporary Identifier、SI−RNTI)によりスクランブルされる、システム情報をPDSCHにおいて受信する。いくつかの実施例において、DM−RSパターンは、システム情報を復調した場合に知られてもよい。従って、この課題を解決する一実施例は、システム情報に関連するPDSCHの送信について、割り当てられたDM−RSパターンを事前に定められたものとする、ということである。
さらに、システム100に対する初期のアクセスの間、受信機100は、無線ネットワークノード120からの通信を設定可能とするために必要とされ得る、PDSCHにおける複数のRACH応答(例えば、RA−RNTIによりスクランブルされる)を受信してもよい。RACHレスポンスを復調する場合、DM−RSパターンが知られている必要がある。従って、この課題を解決する一実施例は、割り当てられたDM−RSパターンを、複数のRACH応答に関する複数のPDSCH送信に対して、事前に定められたものとする、ということである。
本発明の他の実施例によると、複数のDM−RSパターンは、報知チャネルの受信から推定されてもよい。従来技術のLTEシステムにおいて、PBCHは、コードワードと共にスクランブル(すなわち、要素毎に乗算)されてもよい、複数の巡回冗長チェック(CRC)ビットのセットを含む。一意のコードワードが3つ存在し、それぞれキャリアのCRSポートの数を符号化する。従って、正しいコードワードによりデスクランブルし、そしてそれによりCRSポートの数を検出した場合、受信機110は、正しいCRCを得ることができる。いくつかの実施例によると、そのような情報が必要でない場合、例えば、CRSが送信されないシナリオにおいて、スクランブリングは、使用される複数のDM−RSパターンについての情報を符号化する複数のコードワードと共に行われてもよい。これにより、複数のDM−RSパターンのセットの中のどのDM−RSパターンを使用するかに関する情報が、無線ネットワークノード120から受信機110に送信されてもよい。
以下において、上記の異なる複数の場合に適応するのに好適であり得る複数のMD−RSパターンのいくつかの追加の限定しない例が与えられる。
いくつかの実施例によると、DM−RS密度の増加は、既存のDM−RSパターンに複数のDM−RSシンボルの複数のREを追加すること及び/又は既存のDM−RSパターンに対してアンテナポートマッピングを再定義すること、により達成されてもよい。既存のDM−RSパターンは、以前又は現在のシステムリリースに含まれるDM−RSパターンを含んでもよい。
さらに、実施例は、以下のように実現されてもよい;例えば、悪い無線チャネル条件のため、受信機110がより高密度のDM−RSパターンを必要とする場合、多数のアンテナポートおいてはスケジュールを行わないということがあり得る。というのは、そのような送信(すなわち、高次のMIMO)は典型的に、良好なチャネル条件を必要とするからである。いくつかの(複数の)アンテナポートに対して、より高密度のDM−RSは、他のいくつかの(複数の)アンテナポートに対するより少ないDM−RSにより達成されてもよく、或いは、場合よっては、いくつかのアンテナポートを切り捨てることにより達成されてもよい。例えば、図1の24のREを伴うDM−RSパターンは、最大8アンテナポートまで収容する。アンテナマッピングを再定義することにより、これらの24のREは、ただ1つのアンテナポートに割り当てられてもよく、或いは8未満のアンテナポート等に割り当てられてもよい。これにより、DM−RSパターンが再利用されてもよいが、複数のアンテナポートのより小さいセットをサポートする。そのような一つの例が図4に与えられ、24のREは従来のLTEシステムの8つのアンテナポートに代えて、4つのアンテナポートを収容する。複数のアンテナポートのラべリングは、単に例示的なものであり、そして異なってもよく、例えば、それは、いくつかの実施例によると、7、8、9及び10といったようなアンテナポートの一連の順序付けを含んでもよい、ということに注意すべきである。DM−RSパターンを維持し且つアンテナポートマッピングを再定義することの利点は、DM−RSの複数の時間周波数位置は変わらないので、受信機110が同じチャネル推定値の補間/外挿アルゴリズムを利用できるということである。
いくつかの実施例によると、DM−RS密度の減少は、例えば、既存のDM−RSパターンからいくつかのREを取り除くことにより達成されてもよい。
そのような実施例は以前に提示し且つ考察された図5において示されており、DM−RSを送信するために、元々の24のREのうちの16のREだけが使用される。しかしながら、これは限定しない例の単なる例示であり、異なる複数の実施例によると、他の複数のDM−RSシンボルが除去されてもよい。例えば、周波数領域のRBバンドリングが適用される場合、複数のチャネル推定値は、連続する複数のRBに配置される複数のDM−RSシンボルの間の周波数領域において補間されてもよい。図1−2及び/又は図4−5のいずれのDM−RSパターンについても、連続した複数のRBの間のバンドリングを考慮すると、複数のDM−RSシンボルの間の周波数に関する距離は均一ではない。これは、複数のチャネル推定値の不均一な精度を引き起こし得る。上に提示された図6は、DM−RSを送信するための24のREのうちの8を使用するDM−REパターンを示し、これは、いくつかの実施例によると、周波数領域におけるDM−RSシンボルの複数のグループの等距離の配置をもたらすRBバンドリングを適用するのに特に好適であり得る。
また、減少した参照信号の密度は、マルチサブフレームスケジューリングに対して特に有用であり得る。例えば、DM−RSパターンにより占有される少なくとも1つのREを使用した他の複数のチャネル(例えば、複数の報知チャネル及び複数の同期信号)及び複数の信号が存在する複数のサブフレームが存在するかもしれない。従って、衝突する複数のREにおける複数のDM−REシンボルは、必ずしも送信されなくてもよい。これは、効果的に、より低密度のDM−RSパターンをもたらす。従って、いくつかの実施例に従う1つの選択肢は、前のサブフレームからのDM−RSを現在のサブフレームのDM−RSと共に利用してもよい、ということである。代替的に、いくつかの実施例によると、前のサブフレームのDM−RSだけを現在のサブフレームに対して利用することができ、そして現在のDM−RSフレームにおいては、DM−RSは送信されなくてもよい。これは、時間領域のバンドリング、又はRBバンドリングと呼ばれてもよい。
従って、本発明のいくつかの実施例によると、複数のDM−RSパターンは周波数領域及び/又は時間領域において、RBバンドリングが適用される場合、周波数及び時間に関して、それぞれ、複数のDM−RSシンボルが均一に離間するように現れ得るような対称性を持つ。
本明細書に記載の複数の実施例は、OFDM又は離散フーリエ変換拡散(Discrete Fourier Transform Spread)OFDM等の、マルチキャリアシステムに対して適用可能である。さらに、本発明の複数の実施例は、キャリアアグリゲーション有り又は無しの両方に対して適用可能であってもよい。また、本明細書に記載の複数の実施例は、異なる複数の実施例によると、スタンドアロンで展開可能な複数のキャリア又はキャリアアグリゲーションと共にだけ機能し得る複数のキャリアに対して適用可能であってもよい。
向上された理解と概要のために、本発明の上述した複数の実施例の少なくともいくつかの簡単な要約が続いて行われる。
本発明の態様は、無線通信システム100において、受信機に固有の復調参照信号(Demodulation Reference Signals、DM−RS)を利用することにより、データ及び/又は制御情報を送信するための、無線ネットワークノード120における方法を含む。また、受信機固有という表現は、場合によっては、いくつかの用語において、ユーザ固有、又はUE固有と呼ばれてもよい。当該方法は、少なくとも1つのサブフレームについて、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットを定めることを含む。さらに、当該方法は、定められた複数のDM−RSパターンからの1つのDM−RSパターンを、受信機110に対して割り当てることを含む。また、当該方法は、割り当てられたDM−RSパターンを使用して、前記データ及び/又は制御情報を送信することを含み、当該データ及び/又は制御情報は受信機110により受信される。
受信機110は、前記無線ネットワークノード120から送信された前記データ及び/又は制御情報のコヒーレント復調のためのチャネル推定において、前記割り当てられたDM−RSパターンを使用するように構成される。
少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットの定義、すなわち、前記セットに含まれる複数のDM−RSパターンの選択は、受信機110から受信した、信号伝搬条件、セル固有のシグナリングに関する情報、又は事前に定義された複数の規則、に基づいて行われてもよい。
さらに、いくつかの実施例は、受信機110に対して割り当てられるDM−RSパターンの参照信号密度を調整することを含んでもよい。このような調整は、例えば、既存のDM−RSパターンの複数のDM−RSシンボルに対する複数のアンテナポートの再マッピングによる、より大きな参照信号密度の提供を含んでもよい。しかしながら、DM−RSパターンの参照信号密度の調整は、代替的に、より小さい参照信号密度の提供を含んでもよい。いくつかの実施例によると、より小さい参照信号密度は、既存のDM−RSパターンから複数のREのセットを除去することにより、達成されてもよい。
さらに、周波数領域及び/又は時間領域において、RBバンドリングが適用される場合において、周波数領域における等間隔の複数のDM−RSシンボル位置の配置を含むDM−RSパターンが受信機110に割り当てられてもよい。
これにより、本発明の複数の実施例は、例えば、従来の下りリンクの制御領域が存在しない場合等において、セル固有のCRSシグナリングに依存することなく、複数のシナリオ、特定の受信機110の信号伝搬条件に基づく参照信号密度の調整、及びマルチサブフレームスケジューリングについてもサポートすることができる。
図7は、無線通信システム100の中の無線ネットワークノード120において使用する方法700の複数の実施例を示すフローチャートである。方法700は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中で、少なくとも1つのアンテナポートを介して情報エンティティを送信することを目的とする。また、これらの複数の時間周波数リソースは、複数のリソースエレメント(RE)と呼ばれてもよく、当該エンティティはサブキャリアにおいて複素値変調シンボルを搬送してもよい。データチャネルの中で送信される場合データを含み且つ制御チャネルにおいて送信される場合制御情報を含む前記情報エンティティは、無線通信システム100において、受信機110により受信される。さらに、前記方法700はまた、DM−RSパターンを含む変調参照信号(DM−RS)をさらに送信することにより、受信機110による前記情報エンティティの復調を可能とすることを目的とする。前記DM−RSパターンは、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含み、前記DM−RSパターンの前記複数の位置は、前記情報エンティティの送信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。いくつかの実施例によると、DM−RSパターンの中の前記複数の位置は、異なる複数の実施例によると、1つのアンテナポート、2つのアンテナポート、4つのアンテナポート又は8つのアンテナポートに関連付けられてもよい。しかしながら、特定の複数の実施例は、アンテナポートの他の数をサポートするように構成されてもよい。
いくつかの実施例によると、前記無線通信システム100は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内のロングタームエボルーション(LTE)に基づいていもよく、前記無線ネットワークノード120は、例えば、拡張ノードBを含んでもよい。受信機110は、ユーザ装置(User Equipment、UE)を含んでもよい。
いくつかの実施例によると、少なくとも2つのサブフレームにおけるリソースブロックバンドリングは、時間領域において適用されてもよい。少なくともそのようないくつかの実施例において、同じDM−RSが少なくとも2つのサブフレームであって、時間領域において互いにバンドルされる、少なくとも2つのサブフレーム、に対して使用されてもよい。
送信を適切に実行するために、前記方法700は、いくつかの動作701−703を含んでもよい。
しかしながら、説明される複数の動作701−703のいずれか、いくつか又は全ては、番号の付けられたリストに示すものとは若干異なる時間的順序で実行されてもよく、又は場合によっては、同時に実行されてもよい、ということに注意すべきである。方法700は次の複数の動作を含んでもよい:
動作701
少なくとも1つのサブフレームに対して、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットが定められる。
いくつかの実施例において、データチャネル及び/又は制御チャネル等の少なくとも1つのチャネルが、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットと関連付けられる。
いくつかの実施例によると、マルチキャリアシナリオにおける受信機110に対して、無線ネットワークノード120によりサービスの提供を受ける異なる複数のセルに対して、異なる複数のキャリアの異なる複数のセットの結合が少なくとも2つの異なるDM−RSパターンを含むように、複数のDM−RSパターンの異なる複数のセットが定義されてもよい。
いくつかの実施例において、少なくとも1つのサブフレームに対して定義される少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットは、異なる複数の参照信号密度を伴う複数のDM−RSパターンを含む。
いくつかの実施例において、少なくとも1つのサブフレームに対して定義される少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットは、第1の参照信号密度の第1のDM−RSパターン及び第2の参照信号密度の第2のDM−RSパターンを含んでもよい。第2の参照信号密度は、第1の参照信号密度よりも高くてもよい。また、いくつかの実施例において、第2のDM−RSパターンは、第1のDM−RSパターンに対して複数のDM−RSシンボルに対する複数の時間周波数リソースを加えることにより、及び/又は第1のDM−RSパターンに対してアンテナポートマッピングを再定義することにより、作成されてもよい。
さらに、少なくとも1つのサブフレームに対して定義される少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットは、第1の参照信号密度の第1のDM−RSパターン及び第2の参照信号密度の第2のDM−RSパターンを含んでもよく、第2の参照信号密度は第1の参照信号密度よりも低い。いくつかの実施例において、第2のDM−RSパターンは、第1のDM−RSパターンの中のいくつかの時間周波数リソースを除去することにより作成されてもよい。
また、いくつかの実施例によると、少なくとも1つのサブフレームに対して定義される少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットは、時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の異なる分布を伴う複数のDM−RSパターンを含んでもよい。
そのような複数の実施例の少なくともいくつかにおいて、少なくとも1つのサブフレームに対して定義される少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットは、時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の第1の分布を伴う第1のDM−RSパターン及び時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の第2の分布を伴う第2のDM−RSパターンを含んでもよく、時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の第2の分布は、時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の第1の分布を外すことにより作成されてもよい。
動作702
701で定められた複数のDM−RSパターンのセットのうちの1つのDM−RSパターンが、受信機110に対して割り当てられる。
いくつかの異なる実施例によると、受信機110に対するDM−RSパターンの割り当ては、無線ネットワークノード120及び受信機110の双方により知られる、事前に定められた複数の規則という手段により行われてもよい。
いくつかの異なる実施例によると、受信機110に対するDM−RSパターンの割り当ては、無線ネットワークノード120により行われてもよく、そしていくつかの実施例によると、どのDM−RSパターンを使用するかを受信機110に知らせることの可能な情報は、受信機110に対して明示的にシグナリングされてもよい。
さらに、いくつかの実施例によると、事前に定められた複数の規則及びシグナリングの組み合わせは、次に例示されるように適用されてもよい。
少なくとも1つのサブフレームについて、異なる複数のDM−RSパターンが異なる複数の受信機110に割り当て可能であるといったように、いくつかの実施例によると、割り当てられたDM−RSパターンは、受信機に固有であってもよい。
少なくとも1つのサブフレームについて、同じDM−RSパターンが異なる複数の受信機110に対して割り当て可能であるといったように、いくつかの実施例によると、割り当てられたDM−RSパターンは、セル固有であってもよい。
いくつかの実施例によると、割り当てられたDM−RSパターンはセル固有であってもよく、そのキャリアにおいて送信される複数の参照信号の種別により決定される。
いくつかの実施例において、DM−RSパターンは、事前に定められた規則に基づき、受信機110に割り当てられてもよい。そのような事前に定められた規則は、複数アンテナ受信に関する受信機110の能力;変調;符号化方式;受信機110の利用されるアンテナポートの数;受信機110のシステムリリースの数;サブフレーム種別;変調に関連する送信パラメータ;符号化率;MIMOモード;時間又は周波数バンドリングが適用されるかどうか;無線ネットワーク一時識別子(RNTI)及び/又はスケジュールされたリソースブロック(RB)の位置、のうちの、いずれか、いくつか、サブセット、又は全て、と関連してもよい。
いくつかの実施例において、事前に定められた規則は、下りリンク制御チャネルの共通サーチ空間に対する事前に定められたDM−RSパターンの割り当てに関連してもよい。
いくつかの実施例によると、割り当てられたDM−RSパターンは、報知チャネルに対して事前に定められてもよい。
いくつかの代替実施例によると、報知チャネルの受信のために割り当てられたDM−RSパターンに関する情報は、セルサーチ手順の間に受信機110に対して与えられてもよい。
さらに、いくつかの実施例によると、ランダムアクセスチャネルを介して受信機110により行われたシグナリングに対して行われた複数の応答は、データチャネルにおいて受信機110に対して送信されてもよく、且つ割り当てられたDM−RSパターンは、そのようなデータチャネルにおける複数の送信に対して事前に定められてもよく、当該ランダムアクセスチャネルを介する受信機シグナリングに対する複数の応答に関連してもよい。ランダムアクセスチャネルは、例えば、本発明がLTE環境において具体化される場合には、Random Access Channel(RACH)を含んでもよい。
選択的に、事前に定められたDM−RSパターンは、下りリンクの制御チャネルに対して利用されてもよく、且つ701で定められた複数のDM−RSパターンのセットは、データチャネルに対して構成されてもよい。これらの複数の実施例において、下りリンクの制御チャネルを介して情報が受信機110に対してシグナリングされてもよく、701で定められた複数のDM−RSパターンのセットのうち、受信機110に割り当てられているどのDM−RSパターンがデータチャネルに対して使用されるかを示す。
さらに、いくつかの実施例において、無線ネットワークノード120との通信を可能とするために、システム情報がデータチャネルにおいて受信機110に提供されてもよい。そのような複数の実施例において、割り当てられたDM−RSパターンは、システム情報に関連する複数のデータチャネルの送信に対して事前に定められてもよい。
また、いくつかの実施例において、選択的に、割り当てられた複数のDM−RSパターンのセットに関する情報は、受信機固有の無線リソース制御シグナリングにより、受信機110に対してシグナリングされてもよい。
いくつかの実施例において、割り当てられたDM−RSパターンは、巡回冗長検査(CRC)エンティティとコードワードとをスクランブルし、割り当てられたDM−RSパターンについての情報を符号化することにより、報知チャネルを介して受信機110に対して提供されてもよい。
CRCは、誤り検出符号であり、いくつかの実施例において、無線インターフェースを介して送信される情報及び/又はデータについて計算されてもよい。データの複数のブロックであって、それに対してCRCが計算される、データの複数のブロックには、例えば、それらの内容の多項式除算の剰余に基づき、短いチェック値が添付される。受信機110が情報/データ及び添付されたチェックサムを受信する場合、当該情報/データにおいてCRC計算アルゴリズムが繰り返され、そして達成された結果は無線ネットワークノード120から受信されたチェックサムと比較されてもよい。
いくつかの実施例によると、CRCチェックサムはコードワードと共にスクランブルされ、受信機110に対して割り当てられたDM−RSパターンを表す。そのようなスクランブリングは、異なってスクランブルされた複数のCRCチェックサムを互いに区別できるようにするために、オリジナルのCRCチェックサムに対する構成要素の加算又は乗算により達成されてもよく、或いはCRCチェックサムのいくつかの重要な構成要素の変更により達成されてもよい。従って、複数のDM−RSパターンのセットの中の各DM−RSパターンは、対応するコードワードと関連付けられてもよい。その結果、受信機110がデータ及び添付されたスクランブルCRCチェックサムを受信した場合、受信した情報/データに対してCRC計算アルゴリズムを適用してもよく、第1のコードワードと共にそれをスクランブルし、且つその結果を無線ネットワークノード120から受信した添付のスクランブルされたチェックサムと比較してもよい。それらが一致する場合、受信機110は、第1のコードワードに関連づけられたDM−RSが使用されることを受信機110は知る。それらが一致しない場合、一致が検出されるまで、或いは如何なる成功した一致に遭遇することなく、全てのコードワードとのスクランブリング及び比較が行われるまで、上記概説した手順が繰り返されてもよい。このような場合には、送信誤りが発生している可能性があるため、受信機110は、無線ネットワークノード120に再送を要求してもよい。
さらに、いくつかの実施例によると、周波数及び/又は時間領域において、リソースブロックバンドリングが適用され、割り当てられたDM−RSパターンは、それぞれ、周波数領域及び/又は時間領域において均等に離間した複数のDM−RSシンボルを含んでもよい。
さらに、いくつかの選択的な実施例によると、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンの複数のセル固有のセットが定義されてもよく701、その一方で、701で定められたセットからの複数のDM−RSパターンの割り当ては、受信機に固有であってもよい。
さらなる追加において、マルチユーザマルチ入力マルチ出力(Multi User Multiple−Input and Multiple−Output、MU−MIMO)が実行される場合に、同じDM−RSパターンが異なる複数の受信機110に割り当てられてもよい。
動作703
情報エンティティは、702で割り当てられたDM−RSパターンと関連付けられた少なくとも1つのアンテナポートにおいて送信され、受信機110により受信される。
図8は、無線通信システム100の中の無線ネットワークノード120を示すブロック図である。無線ネットワークノード120は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中で、少なくとも1つのアンテナポートを介して情報エンティティを送信するように構成される。また、これらの複数の時間周波数リソースは、複数のリソースエレメント(RE)と呼ばれてもよい。データチャネルの中で送信される場合データを含み且つ制御チャネルにおいて送信される場合制御情報を含む前記情報エンティティは、無線通信システム100において、受信機110により受信される。さらに、無線ネットワークノード120はまた、DM−RSパターンを含む変調参照信号(DM−RS)をさらに送信することにより、受信機110による前記情報エンティティの復調を可能とするように構成される。前記DM−RSパターンは、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含み、前記DM−RSパターンの前記複数の位置は、前記情報エンティティの送信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。
いくつかの実施例によると、前記無線通信システム100は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内のロングタームエボルーション(LTE)に基づいていもよく、前記無線ネットワークノード120は、例えば、拡張ノードBを含んでもよい。受信機110は、ユーザ装置(User Equipment、UE)を含んでもよい。
無線ネットワークノード120は、情報エンティティを送信するための動作701−703のいずれか、いくつか又は全てに従って、上述の方法700の異なる複数の実施例を実行するように構成される。
明確さの向上のために、本明細書に記載される複数の実施例を理解するのに完全には必須でない、無線ネットワークノード120の任意の内部電子機器又は他の構成要素は、図8から省略されている。
無線ネットワークノード120は、少なくとも1つのサブフレームについて、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットを定義するために構成された処理回路820を備える。また、処理回路820は、複数のDM−RSパターンの定められたセットからの1つのDM−RSパターンを受信機110に割り当てるように構成される。
処理回路820は、例えば、中央処理装置(CPU)、処理装置、処理回路、プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサ、又は複数の命令を解釈し且つ実行することができる処理論理部のうちの1つ以上の実例を含んでもよい。従って、本明細書で利用される「処理回路(processing circuit)」という表現は、例えば、上に列挙された複数のもののうちのいずれか、いくつか又は全て等の、複数の処理回路を含む処理回路素子(processing circuitry)のことを表してもよい。
処理回路820は、さらに、呼処理制御、ユーザインターフェース制御等の、データバッファリング及びデバイス制御機能を含む入力、出力、及びデータ処理のためのデータ処理機能を実行してもよい。
さらに、無線ネットワークノード120は、割り当てられたDM−RSパターンに関連付けられた少なくとも1つのアンテナポートにおいて、情報エンティティを送信するように構成される送信部830を備える。
さらに、いくつかの実施例によると、無線ネットワークノード120は、無線インターフェースを介して複数の無線信号を受信するように構成される受信部810を備えてもよい。いくつかの実施例によると、複数の無線信号は、例えば、受信機110、又は無線通信のために構成される任意の他のエンティティから受信されてもよい。
さらに、いくつかの実施例によると、無線ネットワークノード120は、少なくとも1つのメモリ825を備えてもよい。メモリ825は、一時的又は永続的に、データ又は複数のプログラム、すなわち、複数の命令の複数のシーケンス、を記憶するために利用される物理的な装置を含んでもよい。いくつかの実施例によると、メモリ825は、シリコンベースの複数のトランジスタを含む複数の集積回路を含んでもよい。さらに、メモリ825は揮発性又は不揮発性であってもよい。
無線ネットワークノード120で実行される動作701−703は、動作701−703の複数の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、無線ネットワークノード120の1つ以上の処理回路820により実行されてもよい。従って、無線ネットワークノード120における動作701−703を実行するための複数の命令を含むコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードの複数の命令が処理回路820にロードされた場合、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中で、少なくとも1つのアンテナポートを介して、無線通信システム100の中の受信機110に対する情報エンティティの送信を実行してもよく、且つDM−RSパターンを含む復調参照信号(DM−RS)を受信機110にさらに送信することにより、受信機110による当該情報エンティティの復調を可能としてもよい。
上述したコンピュータプログラム製品は、例えば、処理回路820にロードされた場合に、いくつかの実施例に従う動作701−703のうちの少なくともいくつかを実行するためのコンピュータプログラムコードを保持するデータキャリアの形態で提供されてもよい。データキャリアは、例えば、ハードディスク、CD−ROMディスク、メモリスティック、光記憶装置、磁気記憶装置、又は機械可読データを非一時的な方法で保持するディスク又はデータ等の、その他の任意の適切な媒体であってもよい。コンピュータプログラム製品は、さらに、サーバにおけるコンピュータプログラムコードとして提供されてもよく、そして、例えば、インターネット又はイントラネット接続を介して、遠隔で無線ネットワークノード120にダウンロードされてもよい。
図9は、無線通信システム100の中の受信機110において使用する方法900の複数の実施例を示すフローチャートである。方法900は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中で、少なくとも1つのアンテナポートを介して情報エンティティを受信することを目的とし、当該情報エンティティは、無線通信システム100の中の無線ネットワークノード120から受信される。また、前記情報エンティティの復調は、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号、DM−RSを受信することにより可能とされ、DM−RSパターンの中の複数の位置は、前記情報エンティティの受信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。異なる複数の実施例において、前記情報エンティティは、データ又は制御情報を含んでもよい。
さらに、データチャネル又は制御チャネル等の少なくとも1つのチャネルは、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットと関連付けられてもよい。
いくつかの実施例によると、少なくとも1つのサブフレームについて、異なる複数のDM−RSパターンが異なる複数の受信機110により取得可能であるといったように、DM−RSパターンは、受信機に固有であってもよい。
しかしながら、いくつかの実施例によると、少なくとも1つのサブフレームについて、同じ複数のDM−RSパターンが異なる複数の受信機110に対して割り当て可能であるといったように、DM−RSパターンは、セル固有であってもよい。
さらに、DM−RSパターンは、そのキャリアにおいて送信される複数の参照信号の種別により決定されるキャリア種別に基づき、セル固有であってもよい。
チャネル推定に利用されるDM−RSパターンは、いくつかの実施例に従う事前に定められた規則に基づいてもよい。そのような複数の実施例において、当該事前に定められた規則は、複数アンテナ受信に関する受信機110の能力;変調;符号化方式;受信機110の利用されるアンテナポートの数;受信機110のシステムリリースの数;サブフレーム種別;変調に関連する送信パラメータ;符号化率;MIMOモード;時間又は周波数バンドリングが適用されるかどうか;無線ネットワーク一時識別子、RNTI、及び/又はスケジュールされたリソースブロック(RB)、RBの位置、のうちの、いずれか、いくつか、サブセット、又は全て、と関連してもよい。
いくつかの実施例において、また、事前に定められた規則は、下りリンク制御チャネルの共通サーチ空間に対する事前に定められたDM−RSパターンに関連してもよい。
いくつかの実施例において、DM−RSパターンは、物理報知チャネルに対して事前に定められてもよい。
いくつかの実施例によると、前記無線通信システム100は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内のロングタームエボルーション(LTE)に基づいていもよく、前記無線ネットワークノード120は、例えば、拡張ノードBを含んでもよい。受信機110は、ユーザ装置(User Equipment、UE)を含んでもよい。
いくつかの実施例によると、少なくとも2つのサブフレームにおけるリソースブロックバンドリングは、時間領域において適用されてもよい。少なくともそのようないくつかの実施例において、同じDM−RSが少なくとも2つのサブフレームであって、時間領域において互いにバンドルされる、少なくとも2つのサブフレーム、に対して使用されてもよい。
さらに、いくつかの実施例によると、周波数及び/又は時間領域において、リソースブロックバンドリングが適用され、DM−RSパターンは、それぞれ、周波数領域及び/又は時間領域において均等に離間した複数のDM−RSシンボルを含んでもよい。
情報エンティティの受信を適切に実行するために、方法900は、いくつかの動作901−902を含んでもよい。
しかしながら、説明される複数の動作901−902のいずれか、いくつか又は全ては、番号の付けられたリストに示すものとは若干異なる時間的順序で実行されてもよく、又は場合によっては、同時に実行されてもよい、ということに注意すべきである。方法900は次の複数の動作を含んでもよい:
動作901
チャネル推定に利用されるDM−RSパターンに関連する情報が取得される。
いくつかの実施例において、MD−RSパターンは事前に定められ、DM−RSパターンの取得は、当該事前に定められたDM−RSパターンを取得し且つ適用することを含む。
いくつかの実施例において、DM−RSパターンに関する情報は、受信機110から無線ネットワークノード120にシグナリングされる。いくつかのそのような実施例によると、報知チャネルの受信のためのDM−RSパターンに関する情報は、セルサーチ手順の間に取得、すなわち、受信されてもよい。
しかしながら、いくつかの実施例において、受信機110によりランダムアクセスチャネルで前に行われたシグナリングに応答して、データチャネルで無線ネットワークノード120からの送信が受信され、そして、DM−RSパターンは、ランダムアクセスチャネルにおける受信機のシグナリングに対する複数のレスポンスに関連するデータチャネルにおけるそのような複数の送信に対して事前に定められてもよい。
さらに、いくつかの実施例において、事前に定められたDM−RSパターンは、下りリンクの制御チャネルに対して利用され且つ複数のDM−RSパターンのセットは、データチャネルに対して構成される。下りリンクの制御チャネルを介して情報が無線ネットワークノード120から取得されてもよく、受信機110に対して割り当てられているどのDM−RSパターンがデータチャネルに対して使用されるかを示す。
いくつかの実施例において、無線ネットワークノード120との通信を可能とするために、データチャネルにおいてシステム情報が取得されてもよい。そのような複数の実施例の少なくともいくつかにおいて、DM−RSパターンは、システム情報に関連する複数のデータチャネルの送信に対して事前に定められてもよい。
しかしながら、いくつかの実施例によると、複数のDM−RSパターンに関する情報は、受信機固有の無線リソース制御シグナリングによる無線ネットワークノード120からのシグナリングにより情報を受信することによって取得されてもよい。
また、特定の複数の実施例によると、DM−RSパターンは、巡回冗長検査(CRC)エンティティとコードワードとをデスクランブルし、利用されるDM−RSパターンの情報を復号化することにより、報知チャネルを介して取得されてもよい。
動作902
情報エンティティは、チャネル推定に利用されるDM−RSパターンと関連付けられたアンテナポートにおいて、無線ネットワークノード120から受信される。
図10は、無線通信システム100の中の受信機110を示すブロック図である。受信機110は、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームにおいて、少なくとも1つのアンテナポートを介して、情報エンティティであって、無線通信システム100の無線ネットワークノード120から受信される、情報エンティティ、を受信するように構成される。また、情報エンティティの復調は、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号、DM−RS、を受信することにより可能とされ、前記DM−RSの中の前記複数の位置は、情報エンティティの受信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられる。異なる複数の実施例において、情報エンティティは、データ又は制御情報を含んでもよい。
いくつかの実施例によると、前記無線通信システム100は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内のロングタームエボルーション(LTE)に基づいていもよく、前記無線ネットワークノード120は、例えば、拡張ノードBを含んでもよい。いくつかの実施例において、受信機110は、ユーザ装置(User Equipment、UE)を含んでもよい。
受信機110は、情報エンティティを受信するための動作901−902のいずれか、いくつか又は全てを実行するように構成されてもよい。
明確さの向上のため、本明細書に記載される複数の実施例を理解するのに完全には必須でない、受信機110の任意の内部電子機器又は他の構成要素は、図10から省略されている。
前述の方法900のいずれかの実施例によると、受信機110は、チャネル推定に利用されるDM−RSパターンに関連する情報を取得するために構成される処理回路1020を備える。
処理回路1020は、例えば、中央処理装置(CPU)、処理装置、処理回路、プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサ、又は複数の命令を解釈し且つ実行することができる処理論理部のうちの1つ以上の実例を含んでもよい。従って、本明細書で利用される「処理回路(processing circuit)」という表現は、例えば、上に列挙された複数のもののうちのいずれか、いくつか又は全て等の、複数の処理回路を含む処理回路素子(processing circuitry)のことを表してもよい。
処理回路1020は、さらに、呼処理制御、ユーザインターフェース制御等の、データバッファリング及びデバイス制御機能を含む入力、出力、及びデータ処理のためのデータ処理機能を実行してもよい。
さらに、受信機110は、取得されたDM−RSパターンと関連付けられたアンテナポートにおいて、無線ネットワークノード120からの情報エンティティを受信するように構成される受信部1010を備える。
また、いくつかの実施例によると、受信機110は、複数の無線信号を送信するために構成される送信部1030を備えてもよい。
さらに、いくつかの実施例によると、受信機110は、少なくとも1つのメモリ1025を備えてもよい。メモリ1025は、一時的又は永続的に、データ又は複数のプログラム、すなわち、複数の命令の複数のシーケンス、を記憶するために利用される物理的な装置を含んでもよい。いくつかの実施例によると、メモリ1025は、シリコンベース複数のトランジスタを含むの複数の集積回路を含んでもよい。さらに、メモリ1025は揮発性又は不揮発性であってもよい。
受信機110で実行される動作901−902は、動作901−902の複数の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、受信機110の1つ以上の処理回路1020により実行されてもよい。従って、受信機110における動作901−902を実行するための複数の命令を含むコンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードの複数の命令が処理回路1020にロードされた場合、複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中で、少なくとも1つのアンテナポートを介して、無線通信システム100の中の無線ネットワークノード1020からの情報エンティティの受信を実行してもよく、且つDM−RSパターンを含む無線ネットワークノード120からの復調参照信号(DM−RS)をさらに受信することにより、受信機110による当該情報エンティティの復調を可能としてもよい。
上述したコンピュータプログラム製品は、例えば、処理回路1020にロードされた場合に、いくつかの実施例に従う動作901−902のうちの少なくともいくつかを実行するためのコンピュータプログラムコードを保持するデータキャリアの形態で提供されてもよい。データキャリアは、例えば、ハードディスク、CD−ROMディスク、メモリスティック、光記憶装置、磁気記憶装置、又は機械可読データを非一時的な方法で保持するディスク又はデータ等の、その他の任意の適切な媒体であってもよい。コンピュータプログラム製品は、さらに、サーバにおけるコンピュータプログラムコードとして提供されてもよく、そして、例えば、インターネット又はイントラネット接続を介して、遠隔で受信機110にダウンロードされてもよい。
さらに、例示により及び理解を容易にするために、所望の信号のレベルとバックグラウンドノイズと信号妨害のレベルとの間の比である干渉及び信号雑音比(Signal to Interference and Noise Ratio)を説明する場合において、このテキストにおいてはSINRという用語が一貫して使用されている、ということに注意してもよい。この比が高いほど、バックグラウンドノイズは突出しなくなる。しかしながら、場合によっては同じ又は類似の比率を記述するために使用される、例えば、信号対雑音比(Signal to Noise Ratio、SNR又はS/N)、信号対雑音及び干渉比(Signal to Noise and Interference Ratio、SNIR)、信号対雑音及び干渉比(Signal to noise and Interference Ratio、SIR)又は干渉対信号比(ISR)のような当該比の反転等の、他の複数の略語が存在する。これら又は類似の複数の比のうちのいずれかが、本開示の文脈において、SINRの代わりに利用されてもよい。
本発明の詳細な説明において使用される用語は、添付の図面に示されるように、説明された方法700、900、無線ネットワークノード120及び受信機110を限定することを意図するものではなく、そうではなくて、それらは、添付の複数の特許請求項により限定される。
本明細書で使用される場合、用語「及び/又は(and/or)」は、関連付けられ列挙された複数の項目のうちの1つ以上の複数の組み合わせのいずれか及び全てを含む。また、単数形である「a」、「an」及び「the」は、「少なくとも1つ」として解釈されるべきであり、従ってさらに、そうでないことが明示的に明記されない限り、複数形を含む。用語「includes」、「comprises」、「including」及び/又は「comprising」は、記載された特徴、動作、整数、ステップ、操作、要素、及び/又は構成要素の存在を明示するが、1つ以上の他の特徴、動作、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を排除するものではない、ということがさらに理解されるであろう。
従って、高密度なDM−RSパターンは、良いチャネル推定性能を提供する。他方、高密度なDM−RSパターンは、必ずしも必要ではなく、且つスループット性能に対して有害な大きなオーバーヘッドを生成し得る。高次のマルチインプットマルチアウトプット(MIMO)及び/又は変調及び符号化でスケジュールされる受信機110は、非常に大きなSINRを有し且つ低いモビリティを経験する可能性がある(拡散、わずかな、無視できるドップラー拡散を与える、又はドップラー拡散を与えない)。従って、それは余分且つ単に冗長なオーバーヘッドを加えるだけであり得るため、高密度のDM−RSパターンは、この場合において必要ない可能性がある。従って、DM−RSの密度を低減する機会を持ち、そして代わりにデータ伝送のためにそれらのREを使用することは役に立つかもしれない。すなわち、SINR、ドップラー拡散、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power、RSRP)、参照信号受信品質(Reference Signal Received Quality、RSRQ)、受信信号強度(Received Signal Strength Indicator、RSSI)又は受信機110と無線ネットワークノード120との間の無線インターフェースにおける信号伝搬条件に関連するその他の任意の適切な測定値等の、受信機110の信号伝搬条件に基づいて、DM−RSパターンの密度を調整することは役に立つかもしれない。
ここにおける考察は、DM−RS(又はDM−RSパターン)に関するものであるが、いくつかの実施例によれば、その代わりに、又はそれに加えて、アンテナポートの用語を使用することが可能であってもよい、ということに注意してもよい。例えば、においてその後で例示され且つ図4−6に示されるように、新しいDM−RSパターンは、新しい複数のアンテナポートのセットとしてラベル付けされてもよい。

Claims (46)

  1. 複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中の少なくとも1つのアンテナポートを介して情報エンティティであって、無線通信システム(100)の中の受信機(110)により受信される、情報エンティティ、を送信するための無線ネットワークノード(120)における方法(700)であって、前記受信機(110)による前記情報エンティティの復調は、また、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号、DM−RS、の送信によって可能とされ、前記DM−RSパターンの中の前記複数の位置は、前記情報エンティティの送信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられ、
    少なくとも1つのサブフレームに対して、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットを定めるステップ(701);
    前記定義(701)された複数のDM−RSパターンのセットから1つのDM−RSパターンを前記受信機(110)に対して割り当てる(702)ステップ;
    前記割り当てられた(702)DM−RSパターンと関連付けられた前記少なくとも1つのアンテナポートにおいて前記情報エンティティを送信する(703)ステップ;
    を含む、方法(700)。
  2. 前記少なくとも1つのサブフレームについて、異なる複数のDM−RSパターンが異なる複数の受信機(110)に割り当て可能であるように、前記割り当てられた(702)DM−RSパターンは、受信機に固有である、
    請求項1に記載の方法(700)。
  3. 前記少なくとも1つのサブフレームについて、同じ複数のDM−RSパターンが異なる複数の受信機(110)に対して割り当て可能であるように、前記割り当てられた(702)DM−RSパターンは、セル固有である、
    請求項1に記載の方法(700)。
  4. 前記割り当てられた(702)DM−RSパターンはセル固有であり、そのキャリアで送信される参照信号の種別により決定される、
    請求項3に記載の方法(700)。
  5. データチャネル又は制御チャネルなどの少なくとも1つのチャネルが少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットに関連付けられる、
    請求項1に記載の方法(700)。
  6. 前記無線ネットワークノード(120)によりサービスの提供を受ける異なる複数のセル(130)において、マルチキャリアシナリオにおける受信機(110)に対して、複数のDM−RSパターンの異なる複数のセットが定められ(701)、異なる複数のキャリアの前記異なる複数のセットの結合は少なくとも2つの異なるDM−RSパターンを含む、
    請求項1に記載の方法(700)。
  7. 前記DM−RSパターンは、事前に定められた規則に基づき、前記受信機(110)に割り当てられる(702)、
    請求項1に記載の方法(700)。
  8. 前記事前に定められた規則は、複数アンテナ受信に関する前記受信機(110)の能力;変調;符号化方式;前記受信機(110)の利用されるアンテナポートの数;前記受信機(110)のシステムリリースの数;サブフレーム種別;変調に関連する送信パラメータ;符号化率;MIMOモード;時間又は周波数バンドリングが適用されるかどうか;無線ネットワーク一時識別子、RNTI、及び/又はスケジュールされたリソースブロック、RBの位置、のうちのいずれかと関連する、
    請求項7に記載の方法(700)。
  9. 前記事前に定められた規則は、下りリンクの制御チャネルの共通サーチ空間に対する、事前に定められたDM−RSの割り当て(702)に関連する、
    請求項7に記載の方法(700)。
  10. 前記割り当てられた(702)DM−RSパターンは、物理報知チャネルに対して事前に定められている、
    請求項1に記載の方法(700)。
  11. 報知チャネルの受信のための前記割り当てられた(702)DM−RSパターンに関する情報は、セルサーチ手順の間に前記受信機(110)に与えられる、
    請求項1に記載の方法(700)。
  12. ランダムアクセスチャネルを介して前記受信機(110)により行われたシグナリングに対して行われた複数の応答は、データチャネルにおいて前記受信機(110)に対して送信され、且つ前記割り当てられた(702)DM−RSパターンは、前記データチャネルにおけるそのような複数の送信に対して事前に定められ、前記ランダムアクセスチャネルを介する受信機シグナリングに対する複数の応答に関連する
    請求項1に記載の方法(700)。
  13. 事前に定められたDM−RSパターンは、下りリンクの制御チャネルに対して利用され且つ複数のDM−RSパターンの前記定められた(701)セットは、前記データチャネルに対して構成され、且つ前記下りリンクの制御チャネルを介して情報が前記受信機(110)に対してシグナリングされ、前記定められた(701)複数のDM−RSパターンのセットのうち、前記受信機(110)に割り当てられているどのDM−RSパターンが前記データチャネルに対して使用されるかを示す、
    請求項1に記載の方法(700)。
  14. 前記無線ネットワークノード(120)との通信を可能とするために、前記データチャネルにおいてシステム情報が受信機(110)に提供され、且つ前記割り当てられた(702)DM−RSパターンは、システム情報に関連するデータチャネルの送信に対して事前に定められる、
    請求項7に記載の方法(700)。
  15. 前記割り当てられた(702)複数のDM−RSパターンのセットに関する情報は、受信機固有の無線リソース制御シグナリングにより、前記受信機(110)にシグナリングされる、
    請求項1に記載の方法(700)。
  16. 前記割り当てられた(702)DM−RSパターンは、巡回冗長検査、CRC、エンティティとコードワードとをスクランブルし、前記割り当てられた(702)DM−RSパターンにおいて情報を符号化することにより、報知チャネルを介して受信機(110)に対して提供される、
    請求項1に記載の方法(700)。
  17. 少なくとも1つのサブフレームに対して定められる(701)少なくとも2つの異なるDM−RSパターンの前記セットは、異なる複数の参照信号密度を伴う複数のDM−RSパターンを含む、
    請求項1に記載の方法(700)。
  18. 少なくとも1つのサブフレームに対して定められる(701)少なくとも2つの異なるDM−RSパターンの前記セットは、第1の参照信号密度の第1のDM−RSパターン及び第2の参照信号密度の第2のDM−RSパターンを含み、前記第2の参照信号密度は、前記第1の参照信号密度よりも高く、前記第2のDM−RSパターンは、前記第1のDM−RSパターンに対して複数のDM−RSシンボルに対する複数の時間周波数リソースを加えることにより、及び/又は前記第1のDM−RSパターンに対してアンテナポートマッピングを再定義することにより、作成される、
    請求項17に記載の方法(700)。
  19. 少なくとも1つのサブフレームに対して定められる(701)少なくとも2つの異なるDM−RSパターンの前記セットは、第1の参照信号密度の第1のDM−RSパターン及び第2の参照信号密度の第2のDM−RSパターンを含み、前記第2の参照信号密度は前記第1の参照信号密度よりも低く、前記第2のDM−RSパターンは、前記第1のDM−RSパターンの中のいくつかの時間周波数リソースを除去することにより作成される、
    請求項17に記載の方法(700)。
  20. 少なくとも1つのサブフレームに対して定められる(701)少なくとも2つの異なるDM−RSパターンの前記セットは、時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の異なる分布を伴う複数のDM−RSパターンを含む、
    請求項1に記載の方法(700)。
  21. 少なくとも1つのサブフレームに対して定められる(701)少なくとも2つの異なるDM−RSパターンの前記セットは、時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の第1の分布を伴う第1のDM−RSパターン及び時間領域及び/又は周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の第2の分布を伴う第2のDM−RSパターンを含み、前記時間領域及び/又は前記周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の前記第2の分布は、前記時間領域及び/又は前記周波数領域における複数の時間周波数リソースの複数の位置の前記第1の分布を外すことにより作成される、
    請求項20に記載の方法(700)。
  22. 前記時間領域において、少なくとも2つのサブフレームにおいて、リソースブロックバンドリングが適用される、
    請求項1に記載の方法(700)。
  23. 前記時間領域において互いにバンドルされる少なくとも2つのサブフレームに対して、同じDM−RSパターンが使用される、
    請求項22に記載の方法(700)。
  24. 周波数及び/又は時間領域において、リソースブロックバンドリングが適用され、且つ前記割り当てられた(702)DM−RSパターンは、それぞれ、周波数領域及び/又は時間領域において均等に離間した複数のDM−RSシンボルを含む
    請求項1に記載の方法(700)。
  25. 前記無線通信システム(100)はロングタームエボルーション、LTE、システムであり;前記受信機(110)はユーザ装置、UE、であり;前記無線ネットワークノード(120)は、拡張ノードB、eNodeBである、
    請求項1に記載の方法(700)。
  26. 複数の時間周波数リソースを含むサブフレームの中において、少なくとも1つのアンテナポートを介しての情報エンティティを送信するための無線ネットワークノード(120)であって、前記情報エンティティは、無線通信システム(100)における受信機(110)により受信され、前記受信機(110)による前記情報エンティティの復調は、また、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号、DM−RS、の送信により可能とされ、前記DM−RSパターンの中の前記複数の位置は、前記情報エンティティの送信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられ、
    少なくとも1つのサブフレームに対して、少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットを定めるように構成され、且つ前記定義された複数のDM−RSパターンのセットから、1つのDM−RSパターンを前記受信機(110)に割り当てるようにさらに構成される処理回路(820);
    前記割り当てられたDM−RSパターンと関連付けられた少なくとも1つのアンテナポートにおいて前記情報エンティティを送信するために構成される送信部(830)、
    を備える、無線ネットワークノード(120)。
  27. 複数の時間周波数リソースを含むサブフレームにおける、少なくとも1つのアンテナポートを介して情報エンティティを受信するための受信機(110)における方法(900)であって、前記情報エンティティは、無線通信システム(100)における無線ネットワークノード(120)により送信され、前記情報エンティティの復号は、また、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号、DM−RS、の受信により可能とされ、前記DM−RSパターンにおける前記複数の位置は、前記情報エンティティの受信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられ、
    チャネル推定に利用されるDM−RSパターンに関連する情報を取得する(901)ステップ;及び
    チャネル推定に利用される前記DM−RSパターンと関連付けられたアンテナポートにおいて、前記無線ネットワークノード(120)から前記情報エンティティを受信する(902)ステップ、
    を含む、方法(900)。
  28. 前記少なくとも1つのサブフレームについて、異なる複数のDM−RSパターンが異なる複数の受信機(110)に取得可能であるように、前記DM−RSパターンは、受信機に固有である、
    請求項27に記載の方法(900)。
  29. 前記少なくとも1つのサブフレームについて、同じ複数のDM−RSパターンが異なる複数の受信機(110)に対して割り当て可能であるように、前記DM−RSパターンは、セル固有である、
    請求項27に記載の方法(900)。
  30. そのキャリアで送信される参照信号の種別により決定されるキャリア種別に基づき、前記DM−RSパターンはセル固有である、
    請求項27に記載の方法(900)。
  31. データチャネル又は制御チャネルなどの少なくとも1つのチャネルが少なくとも2つの異なるDM−RSパターンのセットに関連付けられる、
    請求項27に記載の方法(900)。
  32. 前記DM−RSパターンは、事前に定められた規則に基づき、チャネル推定に利用される、
    請求項27に記載の方法(900)。
  33. 前記事前に定められた規則は、複数アンテナ受信に関する前記受信機(110)の能力;変調;符号化方式;前記受信機(110)の利用されるアンテナポートの数;前記受信機(110)のシステムリリースの数;サブフレーム種別;変調に関連する送信パラメータ;符号化率;MIMOモード;時間又は周波数バンドリングが適用されるかどうか;無線ネットワーク一時識別子、RNTI、及び/又はスケジュールされたリソースブロック、RBの位置、のうちのいずれかと関連する、
    請求項32に記載の方法(900)。
  34. 前記事前に定められた規則は、下りリンクの制御チャネルの共通サーチ空間に対する、事前に定められたDM−RSに関連する、
    請求項32に記載の方法(900)。
  35. 前記DM−RSパターンは、物理報知チャネルに対して事前に定められている、
    請求項27に記載の方法(900)。
  36. 報知チャネルの受信のための前記DM−RSパターンに関する情報は、セルサーチ手順の間に取得される(901)、
    請求項27に記載の方法(900)。
  37. 前記受信機(110)によりランダムアクセスチャネルを介して前に行われたシグナリングに応答して、データチャネルで前記無線ネットワークノード(120)からの送信が受信され、且つ前記DM−RSパターンは、前記ランダムアクセスチャネルにおける受信機のシグナリングに対する複数の応答に関連する前記データチャネルにおけるそのような複数の送信に対して事前に定められる、
    請求項27に記載の方法(900)。
  38. 事前に定められたDM−RSパターンは、下りリンクの制御チャネルに対して利用され且つ複数のDM−RSパターンのセットは、前記データチャネルに対して構成され且つ前記下りリンクの制御チャネルを介して前記無線ネットワークノード(120)から情報が取得され(901)、前記受信機(110)に割り当てられているどのDM−RSパターンが前記データチャネルに対して使用されるかを示す、
    請求項27に記載の方法(900)。
  39. 前記無線ネットワークノード(120)との通信を可能とするために、前記データチャネルにおいてシステム情報が取得され(901)、且つ前記DM−RSパターンは、システム情報に関連するデータチャネルの送信に対して事前に定められる、
    請求項27に記載の方法(900)。
  40. 前記割複数のDM−RSパターンに関する情報は、受信機固有の無線リソース制御シグナリングによる、前記無線ネットワークノード(120)からのシグナリングにより、前記情報を受信することにより取得される(901)、
    請求項27に記載の方法(900)。
  41. 前記DM−RSパターンは、巡回冗長検査、CRC、エンティティとコードワードとをデスクランブルし、利用される前記DM−RSパターンの情報を復号化することにより、報知チャネルを介して取得される(901)、
    請求項27に記載の方法(900)。
  42. 前記時間領域において、少なくとも2つのサブフレームにおいて、リソースブロックバンドリングが適用される、
    請求項27に記載の方法(900)。
  43. 前記時間領域において互いにバンドルされる少なくとも2つのサブフレームに対して、同じDM−RSパターンが使用される、
    請求項42に記載の方法(900)。
  44. 周波数及び/又は時間領域において、リソースブロックバンドリングが適用され、且つ前記取得された(901)DM−RSパターンは、それぞれ、周波数領域及び/又は時間領域において均等に離間した複数のDM−RSシンボルを含む、
    請求項27に記載の方法(900)。
  45. 前記無線通信システム(100)はロングタームエボルーション、LTE、システムであり;前記受信機(110)はユーザ装置、UE、であり;前記無線ネットワークノード(120)は、拡張ノードB、eNodeBである、
    請求項27に記載の方法(900)。
  46. 複数の時間周波数リソースを含むサブフレームにおいて、少なくとも1つのアンテナポートを介して、情報エンティティを受信するために構成される受信機(110)であって、前記情報エンティティは、無線通信システム(100)における無線ネットワークノード(120)により送信され、前記情報エンティティの復号は、また、前記複数の時間周波数リソースの複数の位置のセットを含むDM−RSパターンを含む復調参照信号、DM−RS、を受信することにより可能とされ、前記DM−RSパターンの中の前記複数の位置は、前記情報エンティティの受信のための少なくとも1つのアンテナポートと関連付けられ、
    チャネル推定のために利用されるDM−RSパターンに関する情報を取得するように構成される処理回路(1020);及び
    前記取得されたDM−RSパターンと関連付けられるアンテナポートにおいて、前記無線ネットワークノード(120)から前記情報エンティティを受信するように構成される受信部(1010)、
    を備える、受信機(110)。
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