JP2015527247A - 操縦翼面作動アセンブリ - Google Patents

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Abstract

航空機操縦翼面作動アセンブリは、冗長性のために2つの独立したモータ(48,50)によって駆動される第1の電気機械式アクチュエータアセンブリ(44)と、フラッタを軽減するために提供された減衰アセンブリ(46)とを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、航空機の操縦翼面作動アセンブリに関する。本発明は、特に、とりわけ補助翼などの航空機の主操縦翼面を作動させるための、電気駆動式の作動アセンブリに関する。
航空機の多くは、補助翼などの主操縦翼面を運動させるために、油圧駆動式の操縦翼面作動アセンブリを使用する。多くの場合、補助翼表面ごとに、2つの線形油圧サーボアクチュエータが提供される(例えば、エアバスA320(RTM)など)。各線形油圧サーボアクチュエータは、補助翼表面を運動させるために、個別の油圧ラムを含む。各ラムの動きは、サーボバルブを含むバルブモジュールによって制御される。サーボアクチュエータは、一方のサーボアクチュエータが問題に見舞われた場合の機械的冗長性を提供するために、翼構造から補助翼までの個別の荷重経路を形成する。
各線形油圧サーボアクチュエータは、一方の油圧供給部が例えば圧力損失などの問題に見舞われた場合の冗長性を提供するために、独立した油圧供給部によって動力供給される。通常使用では、油圧式の操縦翼面作動アセンブリは、アクティブ状態の1つの線形油圧サーボアクチュエータと、待機状態の1つの線形油圧サーボアクチュエータとで動作する。待機状態の線形油圧サーボアクチュエータは、アクティブ状態の線形油圧サーボアクチュエータが望みどおりに機能しない場合にあとを引き継ぐことができる。つまり、このようなシステムでは、動作性及び安全性の必要条件を満たすために、冗長性が提供される。
通常動作では、待機状態の線形油圧サーボアクチュエータは、それがより容易にバックドライブされることを可能にするために、油圧迂回モードに置かれる。これは、アクティブ状態の線形油圧サーボアクチュエータにかかる負担を軽らし、したがって、必要とされる油圧ラムシリンダのサイズを小さくする。
線形油圧サーボアクチュエータへの両油圧供給部がともに動作上の問題に見舞われる極めて稀な事態では、線形油圧サーボアクチュエータの一方又は両方を、補助翼面の自由運動を減衰させるためのダンパとして機能するモードに切り替えることができる。
非減衰自由運動、すなわち「フラッタ」は、これらの状況における航空機の空気力学的性能に深刻な悪影響を及ぼし、したがって、減衰モードを有することが有益である。
着目すべきは、この既知のシステムが、いずれの線形油圧サーボアクチュエータを通じても減衰機能を提供することであり、これは、減衰冗長性があることを意味する。これが必要であるのは、いずれかのサーボアクチュエータが問題に見舞われたときに、(ダンパとして機能している)他方の線形油圧サーボアクチュエータからの荷重経路の使用が求められるかもしれないからである。これらの状況では、フラッタの事態を軽減するために、減衰能力が維持される。
航空機産業では、電気作動が増々一般的に検討されている。電気作動を提供する手法は、1つには、上述された線形油圧サーボアクチュエータを回転式電気アクチュエータに置き換えることである。そのサイズ、トルクの低さ、及び速度の速さゆえに、電気モータが望ましいとされる。これは、アクチュエータ内にギアボックスを提供することを必要とし、このようなギアボックスは、操縦翼面の作動に適した比較的低速で且つ高トルクの出力を提供するために、比較的高いギア比(数百対1)を有する。
単純に、操縦翼面ごとに、2つの線形油圧サーボアクチュエータを2つの電気アクチュエータに置き換えることによって、電力供給、モータ、及びギアボックスにおける冗長性という上記の全ての利点が提供されるだろう。しかしながら、この手法には、問題がある。
油圧式のシステムについて上述されたように、アクティブユニットは、待機ユニットをバックドライブすることが可能でなければならない。線形油圧サーボアクチュエータの事例では、アクティブサーボアクチュエータにかかる負担を減らすために待機サーボアクチュエータを油圧迂回に置くことが容易である。電気システムにおける問題は、ギアボックス比である。直接的にバックドライブされたときの待機モータの電機子は、低い抵抗を示す。しかしながら、アクティブモータは、高いギア比を通じて反映される待機モータの慣性を駆動しなければならないので、待機モータの電機子の慣性に打ち勝つための所要電力は、相当な大きさになる。
着目すべきは、この同じ増大した待機モータ慣性が、減衰の観点から見ると有利だろうということである。もし、両モータへの電力供給部に問題がある場合は、これらの慣性は、慣性ダンパとして機能し、それによって、パネルフラッタを回避することができる。
問題は、線形油圧サーボアクチュエータの場合の迂回モードに相当するものがないことであり、いずれの電気モータも、通常使用中に他方のモータの慣性をバックドライブするためには特大サイズでなければならず、これは、システムの重量及び費用の増大を招く。
このような迂回機能は、ひょっとすると、待機状態の電気アクチュエータを機械的に切り離すことによって実現されるかもしれない。しかしながら、そのようなシステムは、システムの複雑性、非信頼性、及び費用の増大を招くだろう。
したがって、このようなシステムの信頼性を低下させることなく操縦翼面作動アセンブリの費用及び重量を減らすことが望ましい。
上記の電気アクチュエータには、その潜在的に高いそのギア比及びコンパクトなサイズゆえに、遊星ギアボックスが適している。必要なギア比は、二段階の遊星ギアボックスによって実現することができる。第一の段階では、入力太陽ギアが、遊星車キャリア上の一連の遊星車ギアを駆動し、これらの遊星車ギアは、第二の段階の太陽ギアを駆動する。第二の段階は、(遊星車キャリアの代わりに)複数の遊星車を位置決めするためのスプレッダリングを伴う遊星配置を含む。遊星配置は、出力リングギアを駆動するように構成される。
このようなギアボックスの問題は、1つには、出力リングギアにおける位置又は速度の測定である。リングギアは、半径が大きく、リングギアによって駆動されるリゾルバの位置決めは、リングギアの半径ゆえに、設計及びパッケージングの問題を招く。
遊星ギアボックス出力は、リングギアに接続された、そこから半径方向に伸びる出力アームを有するだろう。アクチュエータによって必要とされる運動範囲では、これが問題になる可能性がある。なぜならば、アームの運動を可能にするために、ギアボックスのケースに大きな円周方向スロットを設ける必要があるからである。このようなスロットは、通常は、組み立てを容易にするために、2つのケースパーツを分ける割れ目に提供される。これが問題であるのは、スロットが大きいほど、(遊星車ギアなどの)様々なギアが接地されるギアボックスケースの剛性が低くなるからである。ケースは、一般に、ギア配置及び外部荷重の両方からの大きな力に耐えなくてはならず、したがって、ケースの変形を可能にする特徴の提供は、回避されるべきである。
本発明の狙いは、上記の問題を克服する又は少なくとも軽減することである。
本発明の第1の態様にしたがって、操縦翼面アセンブリが提供される。該アセンブリは、航空機構造コンポーネントと、該航空機構造コンポーネントに可動式に装着された操縦翼面と、操縦翼面と航空機翼コンポーネントとの間の第1の荷重経路を通じて操縦翼面を航空機翼コンポーネントに相対的に駆動するように配置された第1の電気モータを含むアクチュエータと、操縦翼面と航空機翼コンポーネントとの間の、第1の荷重経路とは別個の第2の荷重経路を通じて操縦翼面と航空機翼コンポーネントとの間の相対的な動きを減衰させるように配置された減衰アセンブリと、を含む。
本発明は、翼と補助翼との間の荷重経路としてアクチュエータが1つのみ提供されると想定している。これは、普通は容認できないことである。なぜならば、アクチュエータのどのような問題であれ、操縦翼面がフラッタモードに入る結果を招くだろうからである。本発明は、これに対処するために、専用の別個のダンパを提供する。1つのダンパのほうが、更なるアクチュエータアセンブリよりも単純で且つ軽く、したがって、第1のアクチュエータに問題がある場合のフラッタ条件を回避するための所要の減衰機能を提供しつつ、費用及び複雑性が抑えられる。
好ましくは、アクチュエータアセンブリは、操縦翼面を航空機翼コンポーネントに相対的に駆動するように構成された第2の電気モータを含む。これは、モータ冗長性を提供する。2つのモータは、アクティブモード/待機モードで動作する。
また、同じアクチュエータを駆動する2つの電気モータを提供することによって、これらをともに、ギアボックスへの共通の入力シャフトに接続することができる。したがって、アクティブユニットが、待機ユニットの電機子の、増幅した慣性に打ち勝つ必要がある、という問題が回避される。アクティブモータは、待機モータ電機子の、ギアを介さない慣性に打ち勝つだけでよい。
好ましくは、第1及び第2のモータは、電力供給冗長性のために、個別の電力供給部によって駆動される。
好ましくは、アクチュエータは、第1及び第2のモータのうちの少なくとも1つによって駆動されるように配置された入力と、出力とを有するギアボックスを含む。これは、高速・低トルク出力を有する小型モータが、低速・高トルクを必要条件とする補助翼の作動に使用されることを可能にする。好ましくは、第1及び第2のモータは、ともに、ギアボックス入力を選択的に交互に駆動するように配置される。より好ましくは、共通のシャフト上に、モータ電機子が装着される。
好ましくは、減衰アセンブリは、第1のモードと第2のモードとの間で切り替え可能であり、アセンブリの減衰効果は、第2のモードにおいてよりも、第1のモードにおいてのほうが低い。有利なことに、切り替え可能ダンパは、操縦翼面フラッタを減衰させる必要がない限りは第1のモードに維持することができるので、このようなダンパの提供は、アクティブモータにおける力の必要条件を軽減する。
減衰アセンブリは、アクチュエータアセンブリの動作条件に応じて第1のモードと第2のモードとの間で自動的に切り替えられてよい。通常動作中における減衰効果が無視できるように減衰アセンブリを第1のモードに置くように構成された、制御システムが提供されてよい。アクチュエータの欠陥などの誤動作が生じ、モータから補助翼への構造的連結が断ち切られた場合は、ダンパは、第2のモードに切り替えられる。
例えば、補助翼の動き(例えば過剰な速度又は異常な動き)を感知する、フラッタ検出器が提供されてもよいと考えられる。フラッタを示す動きを検出器が検出した場合は、減衰アセンブリは、第2のモードに切り替えられる。
減衰アセンブリは、油圧ダンパを含んでいてよい。油圧ダンパは、減衰係数を制御するために機械制御オリフィスを有する油圧シリンダを含んでいてよい。このように、油圧ダンパは、線形出力を有するだろう。このようなダンパは、アクチュエータほど大きくはなく、また、操縦翼面を作動させるようにサイズ決定される必要がないゆえに、通常使用中にバックドライブするためと同じレベルの電力を要することもないだろう。
或いは、減衰アセンブリは、抵抗荷重永久磁石発電機などの電気ダンパを含んでいてよい。このようなダンパは、巻きステータ内に永久磁石ロータを含む。ロータの運動は、ステータ内に電流を発生させ、このような電流は、適切な抵抗器によって分散される。ダンパは、ギアボックスを含んでいてよい。ダンパの唯一の機能は、エネルギを吸収することであるので、ダンパ及びギアボックスのいずれも、普通サイズの待機アクチュエータほど大きくない。
本発明の第2の態様にしたがって、航空機の翼における減衰アセンブリをテストする方法が提供される。該方法は、第1の態様にしたがった操縦翼面アセンブリを用意するステップと、電気モータに動力供給するステップと、モータによって引き出された電力を使用して、減衰アセンブリの機能を検証するステップと、を含む。
有利なことに、モータは、このように、減衰アセンブリの飛行前チェックを提供するために使用することができる。(例えば所定のレベルを超える)モータ電流の増加は、ダンパが運動に対して適切な抵抗を提供していることを示す。
方法は、第1の動力引き出しを得るために、第1のモードにあるダンパによって電気モータに動力供給するステップと、ダンパを第2のモードに切り替えるステップと、第2の動力引き出しを得るために、第2のモードにあるダンパによって電気モータに動力供給するステップと、第1の動力引き出しと第2の動力引き出しとを比較することによって、ダンパの機能を検証することと、を含む。
この場合は、アクティブにされたダンパによるテストが、アクティブにされていないダンパによるテストと比較される。これは、ダンパの切り替え機能性はもちろん、両モードにおけるその性能及びその絶対的減衰特性もテストする。
運動に対する抵抗の差は、出力の速度を同じに維持することで最も良く証明される。動力引き出しが異なる場合は、ダンパは、意図どおりに明確に切り替わっている。
本発明の第3の態様にしたがって、航空機操縦翼面アクチュエータが提供される。該アクチュエータは、遊星ギアボックスアセンブリであって、入力太陽ギアと、該太陽ギアによって駆動される中間処理遊星車ギアと、該中間処理遊星車ギアによって駆動される出力リングギアと、を有する遊星ギアボックスアセンブリと、回転入力を有する変換器であって、ギアを介さない接続を通じて遊星車ギアの進行によって回転入力を駆動される変換器と、を含む。
有利なことに、変換器を遊星ギアから出発する位置に提供するということは、変換器を遊星ギア配置の中心軸の近くに据えられることを意味する。これは、リゾルバをリングギアに係合させる試みに伴う問題を克服するゆえに、有利である。遊星車ギアは、リングギ
アから半径方向に内側に位置決めされ、アクセス可能である。例えば、回転式変換器への入力として、処理遊星車ギアの中心周りに回転するように装着されたアームを使用することができる。(ギア比が既知であるので、)遊星車キャリアの位置/速度を出力リングギアのそれに変換するために、適切な計算を行うことができる。
好ましくは、位置変換器の回転入力は、遊星車ギアの進行の軸と同心である。より好ましくは、位置変換器は、遊星ギアの進行によって定められる体積内に少なくとも部分的に位置決めされる。位置変換器の回転入力は、遊星ギアの進行に対して半径方向を向いた駆動アームの駆動フォーメーションに係合してよい。
好ましくは、駆動アームは、半径方向における相対運動を許容するが円周方向における相対運動は許容しないために、遊星車ギアに係合される。有利なことに、遊星車ギアは、それによって半径方向への移動が自由であり、そうしてアーム及び変換器にかかる半径方向の力が軽減される。これを実現するために、半径方向のスロットがアームに提供されて、遊星車ギアからの突起によって係合されてよい。
複数の遊星車ギアに、2本以上の駆動アームが提供されてよい。
有利なことに、位置リゾルバは、遊星車ギアセットへの係合を可能にされることによって、ギアボックス配置内に、及びひいては遊星セットの進行によって定められる体積内の凹所内に、挿入することができる。これは、配置を更にいっそうコンパクトにし、また、位置リゾルバを外部の力及び汚染物質から保護する働きもする。
本発明の第4の態様にしたがって、航空機操縦翼面アクチュエータが提供される。該アクチュエータは、外部サポートを突き出させたケースと、ケースから突き出し、ケースに相対的に回転するように配置された出力アームと、を含み、出力アーム及び外部サポートのうちの一方は、第1の先止めを有するスロットを形成し、出力アーム及び外部サポートのうちのもう一方は、使用時における出力アームの移動の範囲を制限するためにスロットに係合されるピンを形成する。
有利なことに、制限止め/サポートの提供は、ケースに対して追加の構造を提供し、出力アームの過度な移動を阻止する。ケースの構造的剛性は、維持することができる。サポートがケースの外部であるという事実は、それが出力アームよりも大きい半径上にあることを意味し、したがって、止める力の提供において、より効果的であることができる。
好ましくは、外部サポートは、2つの個別のケースパーツを結合する。有利なことに、ケースの結合部品としてサポートを提供することは、通常は可能ではないだろう出力アームの経路内にサポートを据えられることを意味する。このようにして、ケースから作動出力アームが突き出すことによる不利点が克服される。
好ましくは、使用時に出力アームを駆動するギアボックスが提供され、該ギアボックスのうちの少なくとも1つのギアが、ケースに接地される。より好ましくは、少なくとも1つのギアが、遊星ギア配置の遊星車ギアである。有利なことに、本発明は、遊星車ギアによってケースにかかる力ゆえに、遊星ギア配置に特に良く適している。遊星車ギアセットは、リングギアの軸方向の両側でケースに接地されてよい。出力アームを据えられたケースに追加の取り付けを行うことによって、ケースに更なる剛性を組み込むことができ、これは、ひいては材料の節約につながる。
好ましくは、ケース上で出力アームとは正反対のところに取り付けフォーメーションが提供される。
次に、以下の図面を参照にして、本発明にしたがった航空機操縦翼面アセンブリ及びアクチュエータが説明される。
先行技術の油圧式主操縦翼面作動アセンブリを含む航空機の翼の一部を示した略平面図である。 電気駆動式主操縦翼面作動アセンブリを含む航空機の翼の一部を示した平面図である。 本発明にしたがった、電気駆動式主操縦翼面作動アセンブリを含む航空機の翼の一部を示した平面図である。 図3のアセンブリの作動のための第1の制御システムを示した概略図である。 図3のアセンブリの作動のための第2の代替の制御システムを示した概略図である。 図3にしたがったアセンブリに使用されるギアボックス配置を示した概略図である。 図3のアセンブリに使用されるアクチュエータを示した側断面図である。 図6aの領域Bを詳細に示した図である。 図6aのアクチュエータを示した端面図である。
図1を見ると、補助翼パネル12が可動式に装着された航空機の翼10の一部が示されている。補助翼パネル12は、5つの機械的連結アセンブリ14を通じて翼10に取り付けられ、これらの連結アセンブリは、相隔てられており、飛行時における翼の空気力学的特性を制御するために、所定の運動範囲にわたる補助翼12の関節運動を可能にするように構成される。
第1の油圧サーボアクチュエータ16及び第2の油圧サーボアクチュエータ18が提供され、補助翼パネル12を翼10に相対的に運動させるように構成される。各サーボアクチュエータ16,18は、それぞれの油圧ラム24,26によって駆動され、各ラムは、個別の独立した油圧供給部(不図示)によって供給を受ける。
使用時に、油圧サーボアクチュエータ16,18は、アクティブ/待機制御モードにある。つまり、第1の油圧サーボアクチュエータ16は、飛行制御コンピュータからのコマンドに応えて運動させるために、補助翼パネル12に動力供給を行う。このような作動中に、第2の油圧サーボアクチュエータ18は、待機モードに置かれ、したがって、油圧ラム26は、パネルの運動に対してなるべく小さい抵抗を提供するために、迂回モードにある。したがって、第1のラム24は、第2のラム26をバックドライブするために更なる大きな動力を提供する必要がない。
(i)ラム24に動力供給している油圧供給部に、(ii)ラム24自体に、又は(iii
)ラム24の出力からパネル12への機械的接続に、問題がある場合は、待機している油圧サーボアクチュエータ18を代わりに使用することができる。
油圧サーボアクチュエータ16,18の両方に問題が発生した場合は、パネル12へのラム24,26のそれぞれの機械的取り付けを通じてラム24,26の固有の抵抗によって翼10に相対的な補助翼パネル12の減衰が提供される。これは、補助翼パネル12の無制御フラッタを回避する。このような減衰は、いずれかの油圧サーボアクチュエータ16,18の機械的取り付けがパネル12との間で荷重の伝達を行えなくなった場合にも生じる。
図2を見ると、油圧システムから電気システムへの変換が示されている。
翼10及び補助翼パネル12は、図1と同様に、5つの機械的連結アセンブリ14によって結合される。
第1の回転式電気アクチュエータ28及び第2の回転式電気アクチュエータ30が提供される。各アクチュエータ28,30は、それぞれ第1及び第2の電気モータ36,38を含む。各モータは、個別の電力供給部(不図示)によって駆動される。各アクチュエータ28,30は、電気モータ36,38の高速・低トルク出力を、補助翼パネル12を翼10に対して運動させるのに適した低速・高トルク出力に変換するそれぞれの減速ギアボックス40,42を含む。
図1のシステムと同様に、アクチュエータ28,30は、アクティブ/待機モードで動作する。通常は、第2のアクチュエータアセンブリ30が待機している状態で、第1のアクチュエータ28が補助翼12を駆動する。
(i)電気供給部に、(ii)モータ自体に、及び(iii)アクチュエータに関して冗長
性が提供される。
図2のシステムは、導入において論じられた固有の問題に見舞われる。
図2のシステムは、それぞれのギアボックスを通じたモータの慣性減衰ゆえに、固有の慣性減衰特性を有する。例えば、(両アクチュエータが機能していたと想定したときに、)もし、両電気供給部における割り込みゆえに駆動が与えられないならば、それぞれのギアボックスを通じたモータ電機子の慣性がパネル12の動きを減衰させるゆえに、フラッタが生じることはないだろう。また、着目すべきは、2つのアセンブリ28,30によっても減衰冗長性が提供されることである。
図2の配置における問題は、通常使用のもとで、第1のアクチュエータ28が第2のアクチュエータ30をバックドライブする必要があることである。打ち勝つ必要があるのは、モータ38の電機子の電機子の慣性のみであるが、この慣性は、ギアボックス42によって何倍にも増幅されている。これは、アクティブモータ36にかなりの負担をかけ、この用途のためには、モータを大幅に大型化する必要がある。
図3は、本発明にしたがったアセンブリを示している。補助翼12は、4つの機械的連結アセンブリ14を通じて翼10に接続されている。また、翼10から補助翼12への個々で且つ個別の荷重経路をそれぞれ提供している回転式電気アクチュエータ44及び減衰アセンブリ46が提供される。
アクチュエータ44は、1つのモータ36の代わりに第1の電気モータ48及び第2の電気モータ50が提供されることを除き、図2に示されるようなアクチュエータアセンブリ28と実質的に同様である。両モータ電機子は、ともに、アクチュエータ44のギアボックス40への共通の入力シャフトを駆動する。図2のシステムと同様に、モータ48,50は、ともに、独立に動作可能であり、独立の電気供給部(不図示)によって動力供給される。したがって、電力供給の冗長性及びモータの冗長性が提供される。
着目すべきは、モータ48,50が、アクティブ/待機モードで動作されることである。この場合は、もし、いずれか一方のモータが、もう一方のモータをバックドライブする必要があるときに、それを、ギアボックスによって慣性が増幅されないゆえに容易に行う
ことが可能である。
機械的連結52と専用ダンパ54とを含む、専用の減衰アセンブリ46も提供される。機械的連結52は、翼10に相対的な補助翼12に運動とともに関節運動するように配置され、専用ダンパ54は、連結52の運動を通じて翼10と補助翼12との間の動きを減衰させることができる。
ダンパ54は、その減衰効果が無視できる第1のモードと、その減衰効果が重大である第2のモードとの間で切り替えることができる。したがって、アクチュエータアセンブリ44の通常動作中、補助翼12の運動は、(ダンパ54が第1のモードにあるゆえに、)ダンパ54によって大きく減衰されることはない。アクチュエータ44に問題が発生した場合は、ダンパ54は、補助翼を減衰させて補助翼12のフラッタを抑制するために、第2のモードに切り替わる。したがって、通常動作中、アクチュエータアセンブリ44は、ダンパ54を駆動するエネルギを消費する必要がない。
飛行制御コンピュータ(FCC)は、ダンパ54を第1のモードと第2のモードとの間で切り替えるために使用される。FCCは、(それが補助翼パネルの運動を監視するゆえに、)例えば、両モータ48,50への制御信号が補助翼12の運動に対して何ら効果を有していないことを検出することができる。これは、誤動作を示しているだろう。
操縦士がダンパ54を第2のモードに切り替えることができるように、マニュアルオーバーライドも提供される。これは、手動による飛行前点検に有用であり、このような点検では、ダンパ54を第2のモードを置くととともに、補助翼をモータ48又はモータ50によって作動させることができる。ダンパ54が第1のモードにあるときと比べた、モータによって引き出される動力の増加は、ダンパ及び制御システムが満足のいくように機能していることを示す。これらの状況下では、パネル12は、いずれのテストにおいても同じ速度で運動するだろう。駆動されるモータによって必要とされる電流は、ダンパが第2のモードに切り替えられるとともに増加するだろう。
FCCは、このような点検を最後の点検から所定回数の飛行後に行うように構成されてよい。その意図は、潜在欠陥を回避することにある。
アクチュエータ44は、(2つのモータがあるゆえに)モータの冗長性と、(モータが独立した供給部によって動力供給されるゆえに)電力供給の冗長性とを提供する。アクチュエータとパネル12との間の機械的連結が残っていると想定すると、アクチュエータ44は、(パネルがギアボックスを通してモータ電機子の慣性をバックドライブしなければならないという事実ゆえに、)減衰を提供することもできる。アクチュエータ44とパネル12との間の機械的連結が断ち切られ、アクチュエータ44がこれ以上は減衰を提供することができなくなった場合は、減衰アセンブリ46があとを引き継いで、フラッタの事態を軽減することができる。
着目すべきは、減衰アセンブリ46が、図2の第2のアクチュエータ30よりも大幅に小型で且つ単純であり、図3の実施形態では、1つのギアボックス40のみが必要とされることである。したがって、費用及び複雑性が抑えられる。
図4aを見ると、アクチュエータアセンブリ44のための制御システムの概要が示されている。飛行制御コンピュータ(FCC)56は、操縦士又は自動操縦によるコマンドに応えて補助翼12の運動を制御するように構成される。
アクチュエータ44は、ギアボックス40の共通の入力シャフト49に装着されたモー
タ48,50を含む。飛行制御コンピュータ56への2つの出力データ接続60,61を有する二重位置リゾルバ58が提供される。後述のように、位置リゾルバ58は、ギアボックス40の遊星車ギアによって駆動される。飛行制御コンピュータ56は、それによって、翼10に相対的な補助翼12の位置を監視することができる。これは、遠隔ループ閉鎖として知られている、すなわち、FCCは、補助翼の位置に関するフィードバックを提供され、このデータを使用して、閉ループ制御システムの一環として補助翼位置を正確に制御することができる。
2つのモータ駆動制御ユニット62,64が提供される。モータ駆動制御ユニット62は、動力供給ライン78から高電圧動力(通常は±270ボルト)を受け取り、動力出力ライン66を通じて第1の電気モータ48に電力を提供するように構成される。モータ駆動制御ユニット64は、動力供給ライン80から高電圧動力(270ボルト)を受け取り、動力出力ライン70を通じて第2の電気モータ50に動力を提供するように構成される。
シャフト49の端に、二重速度リゾルバ68が提供され、モータ電機子の速度を表す速度信号を提供する。二重速度リゾルバ68,72は、それぞれデータライン74,76を通じてモータ駆動制御ユニット62,64にデータを提供する。
着目すべきは、高電圧システムが、モータ駆動制御ユニット/モータ回路に限定されることである。各モータ駆動制御ユニット62,64は、飛行制御コンピュータ56からそれぞれ受け取られる低電圧制御ライン82,84を通じてイネーブルされる。
飛行制御コンピュータ56は、3本のデータラインを使用してモータ駆動制御ユニット62,64と直接的にやり取りする。それぞれ第1及び第2のモータ駆動ユニット62,64のための状態データライン86,88は、診断情報を飛行制御コンピュータ56に提供する。速度データライン90,92は、二重変換器68によって集められた各モータ48,50についての速度情報を飛行制御コンピュータ56に提供する。最後に、2本のコマンドライン94,96は、それぞれ、飛行制御コンピュータ56からのコマンドデータをモータ駆動ユニット62,64のそれぞれに提供する。各制御ラインは、パネル運動に対する要求を含む。FCCは、結果として生じた運動を、二重変換器58を通じて監視する。
上述されたシステムは、遠隔又は局所ループ閉鎖用に構成することができる。上記の例では、外側の位置ループは、データライン60を通じて飛行制御コンピュータによって閉じられる。速度ループは、入力ライン74,76及び動力ライン66,70によってそれぞれ提供されるとおりにモータ駆動ユニットによって閉じられる。
図4bを見ると、位置リゾルバがFCCではなく(アクチュエータ44と一体になった)MDUに報告を行う遠隔ループ閉鎖が提供されている。したがって、FCCは、単純に、ライン94,96を通じて要求信号を送信し、MDUは、それを、局所ループ閉鎖を通じて実行する。FCCは、MDU又はアクチュエータ44に問題がある場合にエラー信号を見るかもしれないが、そうでなければ、フィードバック信号を伴うことなくパネル位置要求信号を伝送する(フィードバックループ及び位置制御は、MDUによって行われる)。MDUは、「高性能」アクチュエータを提供するために、アクチュエータに組み込まれてよい。
いずれの例においても、冗長性のために2つのMDUが提供される。
MDU62,64及びモータ48,50は、いずれも、合体されて1つの「耐故障性」
MDUユニット及びモータユニットにされえると考えられる。MDUは、合体ユニットの信頼性が2つのユニットと同じ機能性(すなわち冗長性)を有する限り、合体されてよい。これは、例えば、MDU内に冗長性回路を使用することによって実現されてよい。
同様に、モータ48,50も合体されてよい。例えば、合体モータは、それが2つのモータと同等な又はそれを上回る信頼性を有する限り、提供されてよい。これは、モータコイルを幾つかの異なる独立したサブコイルに分けることによって実現されてよい。
図5、図6a、及び図6bを見ると、アクチュエータ44(及び特にギアボックス40)が、更に詳しく示されている。図5は、ギアボックス40の概略図であり、図6aは、アクチュエータアセンブリ44の一部の断面図である。
図6aを見ると、各モータ48,50は、それぞれ一連のモータ巻き線98,100を含む。各巻き線セット内には、それぞれのモータ電機子102,104が提供される。各モータ48,50は、個別の電気回路によって動力供給されることがわかる。
各モータ48,50は、共通シャフト49を駆動するように配置される。通常動作中は、(動作のアクティブ/待機モードにしたがって、)一方のモータのみが駆動を行う。シャフト49の第1の端には、シャフト49の回転速度を決定するように配置された二重速度リゾルバ68が提供される。
図5及び図6aに同時に言及すると、シャフト49の反対側の端には、シャフト49からの駆動を伝達するための、平ギア106が提供される。シャフト49及びしたがって平ギア106は、ギアボックス40の中心軸X周りに回転するように配置される。平ギア106は、後述のように、二段階の遊星ギアボックスの入力太陽ギアとして機能する。
平(入力太陽)ギア106は、複合遊星入力ギア108に係合されてそれを駆動するように配置される。複合遊星入力ギア108は、3つの個々の遊星車110を含む。個々の各単一遊星車110は、入力ギア112と、出力ギア114とを含む。出力ギア114は、ギアボックスケース118上の固定ギア歯セット116に係合するように配置される。複合遊星入力ギア108は、したがって、ケース118上で接地される。このように、複合遊星入力ギア108の各遊星車110は、第1の遊星車キャリア120上の中心軸X周りに進行する。
遊星車キャリア120は、軸X周りに出力ギア122を有し、太陽ギアを形成している。出力ギア122は、個々の各遊星車126を含む複合遊星出力ギア124と噛み合う。複合遊星出力ギア124は、遊星車キャリアを有しておらず、その代わり、1対のスプレッダリング124,125が軸方向にずらされ、遊星車126の半径方向内向きの動きへの反応を提供している(スプレッダリングは、図5には示されていない)。
各遊星車126は、太陽ギア(すなわち遊星車キャリア120の出力ギア122)に及びケース118上の固定歯セット130に係合する第1のギア126を含む。各遊星車126の軸方向の反対側の端には、更なる第2のギア歯セット132が設けられ、これらは、ケース118上の更なる固定セット134と噛み合う。このように、各遊星車は、相隔てられた2つの位置でケース118に接地されている。
相隔てられた第1の歯セット128と第2の歯セット132との間には、補助翼パネル12を運動させるように構成された作動アーム140への出力を提供するリングギア138と噛み合う出力歯セット136が提供される。
図6bを見ると、リゾルバ駆動アーム142が、軸X周りに回転するように配置されている。リゾルバ駆動アーム142は、軸Xと同心であり、端壁146を有する円筒状の凹所144を形成している。凹所144は、遊星車ギア126の中心の進行の円形座位の中心点を通って伸びている。凹所144は、遊星車126と少なくともそれらの軸方向長さの一部に沿って同一平面上にあるように、遊星車ギア126と重複している。端壁146は、その軸方向の中心に、平面を伴う孔の形態をとった駆動フォーメーション148を含む(スプラインなどのその他のフォーメーションも考えられる)。
遊星車の1つ(図6bでは126で標識されている)は、隆起129を軸方向に突き出させた挿入部127を含む。隆起129は、リゾルバ駆動アーム142が遊星車126とともに回転するように、リゾルバ駆動アーム142の端に係合する。隆起は、遊星車126がリゾルバ駆動アーム142に相対的に円周方向ではなく半径方向に運動することができるように、リゾルバ駆動アーム142に係合する。これは、隆起129をリゾルバ駆動アーム142上の半径方向スロットと噛み合わせることによって実現される。これは、変換器58のリゾルバ駆動アーム142にかかる半径方向の荷重を排除する。
二重位置変換器58は、凹所144内に収容され、位置変換器58の入力シャフト152は、リゾルバ駆動アーム142上の駆動フォーメーション148に係合される。位置リゾルバ58は、オフセットピン150を使用して、回転することができないようにケース118内に固定して装着され、したがって、入力シャフトは、リゾルバ駆動アーム142の(及びしたがって遊星車126の)位置を決定するために駆動される。
着目すべきは、凹所144が、遊星車ギア126内に組み込まれるゆえに、リゾルバ58が、ケース118から大きく突き出すことはなく、したがって、コンパクトな配置を形成していることである。
適切な計算を使用することによって、出力アーム140の位置を容易に決定することができる。遊星車126間のギア比、及びしたがってリゾルバ駆動アーム142とリングギア138との間のギア比が既知であるので、出力アーム140の位置は、二重リゾルバ58の出力から決定することができる。
図7には、図6aが方向VIIの視点から示されている。アーム140は、軸X周りの2つの回転位置で明確に示されている。アーム140は、第1の端158でリングギア138を形成している。出力遊星車クラスタ124の各遊星車ギアアセンブリ126も示されている。アーム140は、第1の端158からそれよりも小さい第2の端160に向かって先細り、第2の端では、アクチュエータ44のその他の部分への接続を駆動するために、接続点162が確立されている。
着目すべきは、アーム140が、弧状のスロット154をリングギア138の半径よりも外側に含んでいることである。
図6aに戻り、ケース118は、ギアボックス40の大部分を収められた第1のパーツ164を有する。ケースの第2のパーツ166は、ボルト167を通じて第1のパーツ164に留め付けられる。パーツ164とパーツ166との間には、中間スペーサパーツ165が提供される。パーツ164,165,166は、使用時におけるアーム140の回転を可能にするために、組み合わさって弓形の(すなわち一部円周方向の)スロットを形成している。弓状スロット154には、パーツ164とパーツ166とを結合するボルト156が通される。これは、アーム140のスロット154を通るボルト156が、ケースのパーツ164とパーツ166との間の結合に更なる強度を提供するゆえに、有利である。更に、スロット154の両端は、軸X周りのアーム140の動きが制限されるように
、アーム140のための制限止まりを提供する。
中間スペーサパーツ165には、取り付け点168が提供され、その中心位置をアーム140とは実質的に正反対のところに位置決めされる。

Claims (23)

  1. 操縦翼面アセンブリであって、
    航空機構造コンポーネントと、
    前記航空機構造コンポーネントに可動式に装着された操縦翼面と、
    前記操縦翼面と前記航空機翼コンポーネントとの間の第1の荷重経路を通じて前記操縦翼面を前記航空機翼コンポーネントに相対的に駆動するように配置された第1の電気モータを含むアクチュエータと、
    前記操縦翼面と前記航空機翼コンポーネントとの間の、前記第1の荷重経路とは別個の第2の荷重経路を通じて前記操縦翼面と前記航空機翼コンポーネントとの間の相対的な動きを減衰させるように配置された減衰アセンブリと、
    を備える操縦翼面アセンブリ。
  2. 請求項1にしたがった操縦翼面アセンブリであって、
    前記アクチュエータは、前記操縦翼面を前記航空機翼コンポーネントに相対的に駆動するように配置された第2の電気モータを含む、操縦翼面アセンブリ。
  3. 請求項2に記載の操縦翼面アセンブリであって、
    前記アクチュエータは、前記第1及び第2のモータのうちの少なくとも1つによって駆動されるように配置された入力と、前記操縦翼面を駆動するように構成された出力と、を有するギアボックスを含む、操縦翼面アセンブリ。
  4. 請求項3に記載の操縦翼面アセンブリであって、
    前記第1及び第2のモータは、ともに、前記ギアボックス入力を選択的に(i)交互に及び(ii)同時に駆動するように配置される、操縦翼面アセンブリ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の操縦翼面アセンブリであって、
    前記減衰アセンブリは、第1のモードと第2のモードとの間で切り替え可能であり、前記アセンブリの減衰効果は、前記第2のモードにおいてよりも前記第1のモードにおいてのほうが低い、操縦翼面アセンブリ。
  6. 請求項5に記載の操縦翼面アセンブリであって、
    前記第1のモードにおいて、前記減衰効果は無視できる、操縦翼面アセンブリ。
  7. 請求項5又は6のいずれか一項に記載の操縦翼面アセンブリであって、
    前記減衰アセンブリは、前記アクチュエータの動作条件に応じて前記第1のモードと前記第2のモードとの間で自動的に切り替えられる、操縦翼面アセンブリ。
  8. 請求項7に記載の操縦翼面アセンブリであって、
    前記ダンパは、電磁ダンパである、操縦翼面アセンブリ。
  9. 請求項7に記載の操縦翼面アセンブリであって、
    前記ダンパは、油圧ダンパである、操縦翼面アセンブリ。
  10. 航空機の翼における減衰アセンブリをテストする方法であって、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載の操縦翼面アセンブリを用意するステップと、
    前記電気モータに動力供給するステップと、
    前記モータによって引き出された電力を使用して、前記減衰アセンブリの機能を検証するステップと、
    を備える方法。
  11. 請求項10に記載の、航空機の翼における減衰アセンブリをテストする方法であって、前記操縦翼面アセンブリは、請求項5に、又は請求項5に従属するいずれか一項に記載され、前記方法は、
    第1の動力引き出しを得るために、前記第1のモードにある前記ダンパによって前記電気モータに動力供給するステップと、
    前記ダンパを前記第2のモードに切り替えるステップと、
    第2の動力引き出しを得るために、前記第2のモードにある前記ダンパによって前記電気モータに動力供給するステップと、
    前記第1の動力引き出しと前記第2の動力引き出しとを比較することによって、前記ダンパの機能を検証するステップと、
    を備える方法。
  12. 請求項11に記載の、航空機の翼における減衰アセンブリをテストする方法であって、
    前記動力供給するステップは、いずれも、同じ出力速度を実現するように前記電気モータに動力供給することを含む、方法。
  13. 航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    遊星ギアボックスアセンブリであって、
    入力太陽ギアと、
    前記太陽ギアによって駆動される中間遊星車ギアと、
    前記中間遊星車ギアによって駆動される出力リングギアと、
    を有する遊星ギアボックスアセンブリと、
    回転入力を有する変換器であって、ギアを介さない接続を通じて前記遊星車ギアによって前記回転入力を駆動される位置変換器と、
    を備える航空機操縦翼面アクチュエータ。
  14. 請求項13に記載の航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    前記位置変換器の前記回転入力は、前記遊星車ギアの進行軸と同心である、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  15. 請求項14に記載の航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    前記位置変換器は、前記遊星ギアの進行によって定められる体積内に少なくとも部分的に位置決めされる、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  16. 請求項15に記載の航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    前記位置変換器の前記回転入力は、前記遊星ギアの進行に対して半径方向を向いた駆動アームの駆動フォーメーションに係合する、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  17. 航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    外部サポートを突き出させたケースと、
    前記ケースから突き出し、前記ケースに相対的に回転するように配置された出力アームと、
    を備え、
    前記出力アーム及び前記外部サポートのうちの一方は、第1の先止めを有するスロットを形成し、前記出力アーム及び前記外部サポートのうちのもう一方は、使用時における前記出力アームの移動の範囲を制限するために前記スロットに係合されるピンを形成する、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  18. 請求項18に記載の航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    前記スロットは、前記スロットの反対側の端に第2の先止めを有する、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  19. 請求項17又は18のいずれか一項に記載の航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    前記外部サポートは、2つの個別のケースパーツを結合する、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  20. 請求項17ないし19のいずれか一項に記載の航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    使用時に前記出力アームを駆動するギアボックスを備え、
    前記ギアボックスのうちの少なくとも1つのギアは、前記ケースに接地される、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  21. 請求項20に記載の航空機操縦翼面アクチュエータであって、
    前記少なくとも1つのギアは、遊星ギア配置の遊星車ギアである、航空機操縦翼面アクチュエータ。
  22. 添付の図面を参照にして又は前記添付の図面にしたがって本明細書において説明される操縦翼面アセンブリ。
  23. 添付の図面を参照にして又は前記添付の図面にしたがって本明細書において説明される航空機操縦翼面アクチュエータ。
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