JP2015527161A - ヘアクリッピング装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、筐体12と、前記筐体12の一端に設けられる切断アセンブリ14であって、固定ブレード要素22を囲む周囲に配置された歯状の刃先26を具備する前記固定ブレード要素22と、可動ブレード要素24を囲む周囲に配置された第2の刃先28を具備する前記可動ブレード要素24とを有し、前記固定ブレード要素22及び前記可動ブレード要素24が、互いに略平行に配置される、前記切断アセンブリ14と、回転態様で駆動シャフト36を駆動するモータ34と、を有し、前記駆動シャフト36が、前記駆動シャフト36の回転運動を前記可動ブレード要素24の偏心運動に変換する偏心結合メカニズム38を介して、前記可動ブレード要素24に結合される、ヘアクリッピング装置に関する。

Description

本発明は、ヘアクリッピング装置に関する。さらに、本発明は、かかるヘアクリッピング装置において用いられる切断アセンブリに関する。
電気ヘアカット機器が、一般的に知られており、電源供給される電気又はバッテリによって給電される、トリマー、クリッパー、及び、シェーバーを含んでいる。かかる装置は、一般的に、体毛を整えるために用いられるが、身だしなみのよい外見をもたらすことができるよう、特に、顔及び頭の毛を整えるために用いられる。
従来のヘアカット機器は、前部又はカット部と、反対側の把持部とを有する細長い筐体を形成する本体を有する。切断アセンブリは、カット部に配置される。当該技術分野において既知の多くの切刃アセンブリは、固定ブレード要素と、固定ブレード要素に対して相互的、直道の態様で動く可動ブレード要素とを有する。切刃アセンブリ自体は、カット部から延び、切刃アセンブリの向きが、装置本体を方向づけるユーザによって決定されるように、ヘアクリッパーの本体に対して、単一の位置に通常固定されている。
上記の種類のヘアクリッパーは、通常、髭を整えるために用いられ、従って、大きいブレード要素を具備するかなり大きい切刃アセンブリを有している。かかる装置は、例えば、米国特許第5367772号明細書により知られている。更なる特徴として、当該装置は、同一の装置を用いて複数の異なる長さに毛を切るべく、固定切刃と可動切刃との間の距離を選択的に変化させるために、固定切刃に対する可動切刃の位置の調整を可能としている。しかしながら、米国特許第5367772号明細書により知られているタイプのトリマーは、例えば、髭全体又は髭の一部を整えるなど、大きく且つ粗い毛の輪郭を整えるためだけに適している。かかる装置の大きな切刃アセンブリのために、これらの種類のヘアトリマーで細部を切るのは実に難しい。
毛の細部を切ることを可能にしたり、鼻孔内又は耳の中などの、極めて繊細な身体の部位又は小さい身体の部位を切ることを可能にしたりする、他のタイプのヘアトリマーも存在する。当該タイプのヘアトリマー装置は、例えば、国際公開第98/18604号により知られている。しかしながら、かかるトリマーは、近年ますますファッショナブルになっているため、細かく、手が込んだ形状の輪郭の髭に切るのに便利でない。小さな切刃アセンブリを具備する極めて小さなトリマーも当該技術分野において知られており、細かく、手が込んだ形状の輪郭の髭に切るのに使用され得る。このタイプのトリマーの一例は、米国特許公開公報第2012/0110855号明細書により知られている。当該公報は、繊細且つ正確な毛のカット及びデザインが可能なヘアトリマーに関する。顔の小さく複雑な領域をより容易に切られるようにするための小さなかみそりパッドが用いられている。トリマーは、顔上のカーブ及び凹凸の周りをより自在に動ける一方、髭、口髭、耳周辺の髪の部分が無傷のままであることが可能である。一方、上記装置は、ユーザの点の震えがまっすぐでない輪郭につながるため、早く快適に、大きく且つ粗い輪郭を切ることに対しては、確実に不便である。
このことは、ユーザが切りたい各種類の体毛及び各タイプの輪郭のために、ユーザが、幾つかの異なるタイプのヘアトリマーを有する必要があることを意味する。異なるタイプのトリマー要素、又は、異なるタイプのトリマー及びシェーバー(小さく、粗いトリマー)を選択する必要があることの問題は、ユーザによって快適でないことが分かる。
従って、本発明の目的は、小さく粗いトリマー要素を選択する必要があるという上記問題を克服するヘアクリッピング装置を提供することである。ヘアクリッピング装置は、細かく、且つ、粗い輪郭の両方を切ることができるように供給されるべきである。さらに、かかるヘアクリッパーのための対応する切刃アセンブリを供給することも目的の1つである。
本発明の第1の態様では、筐体と、前記筐体の一端に設けられる切断アセンブリであって、固定ブレード要素を囲む周囲に配置された歯状の刃先を具備する前記固定ブレード要素と、可動ブレード要素を囲む周囲に配置された第2の刃先を具備する前記可動ブレード要素とを有し、前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素が、互いに略平行に配置される、前記切断アセンブリと、回転態様で駆動シャフトを駆動するモータと、を有し、前記駆動シャフトが、前記駆動シャフトの回転運動を前記可動ブレード要素の偏心運動に変換する偏心結合メカニズムを介して、前記可動ブレード要素に結合される、ヘアクリッピング装置が提示される。
本発明の他の態様では、上記のヘアクリッピング装置において用いられる切断アセンブリであって、固定ブレード要素を囲む周囲に配置された歯状の刃先を具備する前記固定ブレード要素と、可動ブレード要素を囲む周囲に配置された第2の刃先を具備する前記可動ブレード要素と、偏心結合メカニズムと、を有し、前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素は、互いに略平行に配置され、前記偏心結合メカニズムは、前記可動ブレード要素に接続され、回転駆動される駆動シャフトへ結合され、前記偏心結合メカニズムは、前記駆動シャフトの回転運動を前記可動ブレード要素の偏心運動に変換する、切断アセンブリが提示される。
本発明の好適な実施形態が、従属項において規定される。上記切断アセンブリは、本発明のヘアクリッピング装置及び従属項において規定されるものと、類似の、及び/又は、同一の好適な実施形態を有することが理解されるべきである。
ここで提案されるヘアクリッピング装置の主要目的の1つは、刃先のデザインである。当該刃先は、円周刃先として設計されている。互いに対して平行に動く2つの線形状/直線状の刃先を利用する従来のヘアクリッピング装置とは対照的に、本発明に従ったヘアクリッピング装置の刃先は、切刃要素の外周全体に亘って配置されている、即ち、切断アセンブリを囲んでいる。2つの刃先(固定ブレード要素の歯状の刃先及び可動ブレード要素の第2の刃先)は、従って、切断アセンブリの一端のみに配置されるのではなく、切断アセンブリの側部全体の周辺に亘って延在している。従って、上記ヘアクリッピング装置は、中心軸周りに360度回転することができ、この360°回転に従った2つの刃先の各セクションは、ヘアトリミングのために用いられることができる。換言すれば、毛は、切断アセンブリの周辺/外周全体に沿って切断されることができ、切断アセンブリの一端又は一側面上の直線に沿って単純に切断されない(従来技術のヘアクリッピング装置のほとんどの場合はそうである)。
より重要な点は、固定ブレード要素に対して可動ブレード要素を駆動する態様に関する。本発明によれば、可動ブレード要素は、固定ブレード要素に対して偏心運動を行なう。これは、(他のヘアクリッピング装置と同様に)回転的態様において駆動シャフトを駆動するためのモータによって実現され、当該駆動シャフトは、駆動シャフトの回転運動を可動ブレードの偏心運動に変換する偏心結合メカニズムを介して可動ブレード要素に結合される。固定ブレード要素は、じっとしたままである(動かない)。本発明に従って用いられる偏心結合メカニズムは、偏心ギアリング又は偏心運動結合とも称され得る機械的メカニズムである。
従来のヘアクリッピング装置と同様、2つのブレード要素である、固定ブレード要素及び可動ブレード要素は、互いに対して、略平行又は正確に平行に配置され、互いに対して弾性的にバイアスされている。このバイアス又は事前の荷重は、いわゆる歯の圧力(teeth pressure)(2つの刃先が互いに対して押されることによる圧力)を供給することによって、効率的なヘアカットに役立つとともに、毛の不要な引き抜きを防ぐ。
従来のヘアトリマーにおける2つの刃先の直線状で、線形且つ平行な相互運動とは対照的に、上記可動ブレード要素は、上記固定ブレード要素に対して、小さな偏心運動を与える。当該運動は、切断アセンブリの周辺全体周りのブレード要素の全ての側面において同じである。切断アセンブリの全ての側面において上記運動が同じであるため、毛は、切断アセンブリの周辺全体に沿って、即ち、肌に対して任意の向きにブレード要素を方向付けることによって、カット/トリムされることができる。より重要なことは、固定ブレード要素に対して可動ブレード要素を偏心的に駆動させるという技術的思想が、ブレード要素を任意の形状で設計可能にするということである。ブレード要素の輪郭は、従って、様々な異なる形式を有していてもよい。
ブレード要素の形式/形状とは独立して、固定ブレード要素及び可動ブレード要素は、実質的に同一の形状を有することが好ましい。このことは、切断アセンブリの周囲に沿った全ての側面において、カットが同じであることを保証する。
可動ブレード要素が、固定ブレード要素に対して偏心的に動き、この結果、運動の間、その表面積よりも大きな領域をカバーするので、固定ブレード要素は、可動ブレード要素よりも大きいことが更に好ましい、即ち、固定ブレード要素は、好適には、可動ブレード要素よりも大きな寸法を有する。
異なる形状のブレード要素が実現されることができ、さらに、両方の刃先が円周状に配置されるため、ブレード要素の一側面を直線状、線形状の刃先で設計し、ブレード要素の他の側面をカーブした刃先で設計することが可能となる。ブレード要素は、360°を囲む刃先を持っているため、2つより多い異なる形状のセクションが、切断アセンブリの外周において実現され得る。これらの異なる形状のセクションは、異なる種類のヘアトリミング機器のために用いられ得る。一のセクションは、極めて粗く大まかな輪郭を切るために使用されることができ、切断アセンブリの周囲の他のセクションは、極めて細かい切断輪郭のために使用されることができる。極めて粗い切断輪郭から極めて細かい切断輪郭へ切り替える必要がある場合、ユーザは、ヘアクリッピング装置の方向を変えるだけで、切刃のより細かい、よりカーブしたセクションを使用するだけでよい。
従って、本発明に従ったヘアクリッピング装置は、全く同一の装置によって、細かい輪郭と粗い輪郭との両方の毛を切ることができる。
好ましくは、可動ブレード要素の偏心運動は、偏心変換運動である。可動ブレード要素は、固定ブレード要素に対して、変換的な(変換の)偏心態様で動く。このことは、可動ブレードの全ての歯は、同じ偏心軌道を描くこと、及び、各歯は、同じ時点で同じ速度を有することを意味する。しかしながら、歯の各々と同様、可動ブレードの運動は偏心運動のままである。本発明における意味での変換的運動とは、固定ブレード要素に対する可動ブレード要素の変換である。専門用語において、これは、2つの任意の点A及びBの間を結ぶ線の方向が一定であることを意味する。ある時点における速度ベクトルが、点A及びBの両方で同じである
Figure 2015527161
一方、他の時点tでの点A及びBにおける速度ベクトルは、tにおける速度ベクトルと同じではない(これは、
Figure 2015527161
であるが、
Figure 2015527161

Figure 2015527161
と同じではないことを意味する)。
本発明の一実施形態によれば、固定ブレード要素及び可動ブレード要素は、しずく形状を有する。換言すれば、切断アセンブリは、上面図からみたときに、しずくの形状/輪郭を有する。かかるしずく形状は、しずくの先端における細かい形状を、しずくの側部における長い形状と結合する。周辺配置された刃先の長手側面は、従って、粗く、直線状の輪郭を切るために用いられることができ、一方、しずく形状の刃先の先端は、細かく、薄い輪郭を切るのに適している。しずくの先端は、極めて細かく、手が込んだ形状に髭を切るために用いられることができる一方、切刃のまっすぐなセクションは、髭を完全に整えるために用いられることができる。かかるしずく形状のブレード要素は好適であるものの、本発明から逸脱しない範囲で、他の形状のブレード要素が可能であることに留意すべきである。
本発明の一実施形態によれば、固定ブレード要素及び可動ブレード要素は、平面的な二次元形状を有する。両方が、例えば、平面的なしずく形状を有していてもよい。固定ブレード要素及び可動ブレード要素は、この場合、平行な平面において、互いに平行に配置され、互いに対して弾性的にバイアスされる切断面を互いの間で定める。上記の平面的デザインにおいて、固定ブレード要素の周辺配置された歯状の刃先は、1つの共通の平面において配置される。可動ブレード要素の周辺配置された第2の刃先も、固定ブレード要素の歯状の刃先に対して平行な平面において配置される。
上述のように、固定ブレード要素に対する可動ブレード要素の偏心運動は、(可動切刃要素及び固定切刃要素が類似又は同一の形状を有している限り)切刃要素の全周に亘って切ることが可能であるにも関わらず、2つのブレード要素が任意の形状で設計されることを可能にする。
他の実施形態によれば、全周配置された歯状の刃先は、第1の直線状セグメントと第1のカーブ状セグメントとを有し、全周配置された第2の刃先は、第2の直線状セグメントと第2のカーブ状セグメントとを有し、第1の直線状セグメントは、第2の直線状セグメントに対して略平行に配置され、第1のカーブ状セグメントは、第2のカーブ状セグメントに対して略平行に配置される。
第1及び第2の直線状セグメントは、刃先の第1の直線状部分を協働して形成し、第1及び第2のカーブ状セグメントは、刃先の第1のカーブ状部分を協働して形成する。なお、「第1」及び「第2」なる用語は、量を示すものではなく、異なるセグメントを区別するために用いられていることに留意すべきである。直線状の刃先は、粗くまっすぐな髪の部分を整えるために用いられてもよく、一方、刃先のカーブした部分は、細かい、丸い、及び/又は、複雑な髪の輪郭を切るために用いられてもよい。刃先部分の両方が、2つの切刃要素の全周に亘って配置されているため、ユーザは、粗いヘアカットと細かいヘアカットとの間で変えるために、上記装置を所望の方向に少しだけ方向を変えるだけでよい。
他の実施形態によれば、全周配置された歯状の切刃は、第3の直線状セグメントと第3のカーブ状セグメントとを更に有し、全周配置された第2の切刃は、第4の直線状セグメントと第4のカーブ状セグメントとを有し、第3の直線状セグメントは、第4の直線状セグメントに対して略平行に配置され、第3のカーブ状セグメントは、第4のカーブ状セグメントに対して略平行に配置される。
切断アセンブリは、従って、1つだけの直線状の刃先を有するのではなく、2以上の直線状の刃先を有していてもよい。同様に、切断アセンブリは、2以上のカーブ状の刃先セグメントを有していてもよい。
上述した実施形態によれば、第1の直線状セグメントが、第3の直線状セグメントとは異なる長さを有し、第2の直線状セグメントが、第4の直線状セグメントとは異なる長さを有し、第1のカーブ状セグメントが、第3のカーブ状セグメントとは異なるアーク長を有し、第2のカーブ状セグメントが、第4のカーブ状セグメントとは異なるアーク長を有することが特に好ましい。
この場合、ユーザは、2つの異なるサイズの直線状の刃先を選択するだけでよく、同様に、2つの異なる曲がったカーブ状の刃先を選択するだけでよい。勿論、ユーザは、ヘアトリミングのために、異なる刃先の中間部分を使用してもよい。なお、このことは、固定ブレード要素に対する可動ブレード要素の偏心運動と全周配置された刃先とにより可能であることに留意すべきである。従来のヘアクリッピング装置では、従来技術の装置のほとんどが互いに平行に往復運動する2つの直線状の切刃のみを使用しているため、上記の異なる形状の刃先は、達成されることができない。
本発明の他の実施形態によれば、駆動シャフトが、第1の方向に沿って延在しており、第1のストレート状セグメント、第3のストレート状セグメント、第1のカーブ状セグメント、及び、第3のカーブ状セグメントが、第1の方向に対して垂直な方向を向く第1のブレード面において配置され、第2のストレート状セグメント、第4のストレート状セグメント、第2のカーブ状セグメント、及び、第4のカーブ状セグメントが、第1の方向に対して垂直な方向を向く第2のブレード面において配置される。
この実施形態では、駆動シャフトは、上記切断面に対して垂直な、即ち、第1のブレード面及び第2のブレード面に対して垂直な方向に方向付けられる。固定ブレード要素の周囲に配置された全て異なるカーブ状セグメントは、共通の第1のブレード面において配置される。換言すれば、固定ブレード要素は、当該実施形態に従って、二次元的な平面形式を有している。同様に、可動ブレード要素も、当該実施形態に従って、二次元的な平面形式を有し、第2の刃先の各セクションが、同一の第2のブレード面において置かれる。
他の実施形態によれば、可動ブレード要素を囲んでいる第2の刃先は、歯状の刃先である。従って、固定ブレード要素の刃先が歯状であるだけでなく、可動ブレード要素の刃先も歯状である。従って、上記ヘアクリッピング装置は、2つの歯の列を有している。このことは、特に、ヘアカット性能の室を増加させる。あるいは、可動ブレード要素の刃先は、歯状の刃先でなく、直線状であってもよい。本発明者の実験によれば、このことは、比較的良好なヘアカット品質につながることが分かった。
本発明の他の実施形態によれば、固定ブレード要素及び可動ブレード要素は、非平面的な三次元形状を有する。偏心駆動される可動ブレード要素を具備するトリマーの特別な構造のために、ほとんど全ての形状のトリマーブレード要素が実現されることができる。従って、各ブレード要素の周辺に亘って周辺配置された刃先を有しながらも、本当に三次元のブレード要素として固定及び可動ブレード要素を設計することも可能である。
三次元的形状は、顔、頭、又は、身体の他の部分の狭く複雑な形状の領域において、毛を切ることをより一層促進する。上記ヘアクリッピング装置は、例えば、ビキニライン周りのヘアクリッピングに役立つヘアクリッピング装置などの、女性用のヘアクリッピング装置としても設計されることができる。
ある実施形態では、三次元形状のブレード要素、即ち、固定ブレード要素及び可動ブレード要素が、少なくとも1つの球状に湾曲した平面要素を各々有していてもよい。換言すれば、球の小さい要素が、ブレード要素に形成され得る一方、上述した可動ブレード要素の偏心的な円運動のために、切断アセンブリの全ての側部で毛を整えることができる。
上記の球状に湾曲した平面要素をブレード要素に組み込む場合、固定ブレード要素の少なくとも1つの球状に湾曲した平面要素と可動ブレード要素の少なくとも1つ球状に湾曲した平面要素とが、同一の曲率半径を有することのみが重要である。換言すれば、固定ブレード要素に対する可動ブレード要素の平行なガイドが、上記偏心運動の間、可能でない。従って、両ブレード要素の曲率半径が、全体の表面積に亘って、等しい、及び/又は、一定であることが好ましい。
本発明の上記態様及び他の態様が、ここで説明される実施形態を参照して明らかになるであろう。
図1は、本発明に従ったヘアクリッピング装置の第1の実施形態を透視図において示している。 図2は、第1の実施形態に従ったヘアクリッピング装置の側面図を概略的に示している。 図3は、第1の実施形態に従ったヘアクリッピング装置の切断アセンブリの拡大図を示している。 図4は、第1の実施形態に従った切断アセンブリの構造的な技術的詳細を概略的に示している。 図5は、本発明に従ったヘアクリッピング装置の駆動原理を概略的に示している。 図6aは、本発明に従ったヘアクリッピング装置の切断アセンブリの第2の実施形態を透視図において概略的に示しており、図6bは、本発明に従ったヘアクリッピング装置の切断アセンブリの第2の実施形態を下からの概略図において概略的に示している。 図7aは、本発明に従ったヘアクリッピング装置の切断アセンブリの第3の実施形態を透視図において概略的に示しており、図7bは、本発明に従ったヘアクリッピング装置の切断アセンブリの第3の実施形態を下からの概略図において概略的に示している。
図1は、本発明に従ったヘアクリッピング装置の原理的設計を透視図において示しており、図2は、本発明に従ったヘアクリッピング装置の原理的設計を概略的な側面図において示している。ヘアクリッピング装置は、本明細書全体において、参照符号10を付されている。ヘアクリッピング装置10は、切断アセンブリ14のための支持構造として機能する筐体12を有する。筐体12は、握り16と後端18とを持つ細長い本体を有する。筐体12は、手動のかみそり/シェーバーの本体に似たスリムな本体を有している。制御ボタン15が、筐体12の中に組み込まれていてもよい。この制御ボタン15は、単純なオン/オフスイッチであってもよいが、装置10の駆動スピード又は任意の他のパラメータを調整するために用いられることができる。なお、他の筐体配置及びデザインが、本発明の範囲を逸脱することなく、構想されることに留意すべきである。制御ボタンの代わりに、筐体は、例えば、欧州特許第0325326号明細書により知られているものに似ている、いわゆるズーホイール(zoo-wheel)などの、装置を制御する任意の他のタイプの調整ハンドルを含んでいてもよい。勿論、ディスプレイも、供給され得る。
切断アセンブリが、筐体12の前端20上に配置される。切断アセンブリ14は、切断アセンブリ14を変更することができるようにするため、筐体12へ永久固定されてもよい、又は、取り外し可能に取り付けられてもよい。切断アセンブリ14の筐体12への取り外し可能な接続は、切断アセンブリ14を洗濯可能にし、ユーザフレンドリーの点を改善するため、特に好適である。
切断アセンブリ14は、互いに並行に配置された、固定ブレード要素22と可動ブレード要素24とを含む。可動ブレード要素24は、筐体12の内側方向を実質的に向く固定ブレード要素22の上面に取り外し可能にマウントされている。固定ブレード要素22は、切断歯のアレイを具備する歯状の刃先26を有する。固定ブレード要素22は、ガード又は櫛22とも称される。従来のヘアクリッピング装置とは異なり、固定ブレード要素22の歯状の刃先26は、単純な直線状の刃先ではなく、固定ブレード要素22の周囲に周辺配置された、即ち、固定ブレード要素22を囲む刃先である。
図1からも分かるように、歯状の刃先26の歯は、固定ブレード要素22の全周に亘って配置されている。固定ブレード要素22と同様に、可動ブレード要素24も、可動ブレード要素24を囲む周辺配置された第2の刃先28を有する。可動ブレード要素24も、「ナイフ」と称されることがある。図3において図示されるような拡大図から見られる。第2の刃先28も、歯のアレイを具備する歯状の刃先として設計されてもよい。しかしながら、これは必須の特徴でないことに留意する必要がある。可動ブレード要素24の刃先28は、(歯を持たない)連続した鋭い刃として設計されてもよい。
カバー板30が、切断アセンブリ14の一端において、2つのブレード要素22,24に対して平行に配置される。カバー板30、固定ブレード要素22、及び、可動ブレード要素24は、好ましくは、3つのネジ32によって一緒にマウントされる。他の固定要素が使用されてもよいことは明らかである。良好なカット性能を得るために、可動ブレード要素24及び固定ブレード要素22は、いわゆる歯の圧力(teeth pressure)を受けるべく、互いに対してアクティブに押される。
通常のヘアクリッピング装置との主な相違点の1つは、本発明に従って用いられる全く新しい駆動メカニズムに依存していることである。当該駆動メカニズムの技術的原理が、図4及び図5から最も明らかになる。図4に図示されているように、可動ブレード要素24は、動作中、固定ブレード要素22に対して偏心運動を行なう(即ち、2つのブレードの刃先は、従来の装置のほとんどの場合のように、互いに平行な線形態様では動かない)。可動ブレード要素24の当該偏心運動は、動作中、モータ34がシャフト36(駆動シャフト36と称される)を回転態様で駆動することで実現される。図5に示されるように、駆動シャフト36は、偏心結合メカニズム38を介して、可動ブレード要素24に結合されている。偏心結合メカニズムは、偏心ギアリングの特徴を有する。偏心結合メカニズムは、駆動シャフト36の回転運動を、可動ブレード要素24の偏心運動に変換する。
上記偏心運動メカニズム38は、駆動シャフト36と結合されたピン42を有する(偏心40として符号を付けられた)偏心要素40を含む。ピン42は、偏心40の対称軸に対して、偏心的に配置されている。偏心40自体は、好ましくは、可動ブレード要素24内にピボットマウントされた円板として設計される。3つのガイドベアリング44a〜44cが、固定ブレード要素26に対する可動ブレード要素24の偏心運動をガイドするために、付加的に供給されている。図4に示されるように、駆動シャフト36の回転運動が、固定ブレード要素26に対する可動ブレード要素24の偏心円運動を発生させる。ガイドベアリング44a〜44cのため、この偏心円運動は、変換される運動である。図4における実線は、可動ブレード要素24の運動中における第1の位置を示しており、点線は、上記偏心運動の間の可動ブレード要素24の第2の位置を示している。
偏心運動の間、可動ブレード要素24をガイドするために2つのガイドベアリング44でも十分であることに留意すべきである。しかしながら、第3の例に従って供給されるような第3のガイドベアリングは、運動中の機械的安定性を向上させる。
上記偏心運動のために、可動ブレード要素24の運動は、切断アセンブリ14の全ての側部において同じである。固定の刃先26と可動の刃先28との両方が、2つのブレード要素22,24の全周に亘って周辺配置されているので、切断アセンブリ14の全ての側面が、ヘアトリミングのために用いられることができる。換言すれば、毛は、切断アセンブリ14の異なる縁部の各々でトリムされ得る。このことは、可動ブレード要素24の上記偏心円運動のために可能となることが明らかである。
ヘアクリッピング装置10の特別な構造のため、ブレード要素22,24のほとんど全ての形状が実現されることができる。図1乃至図4に示された実施形態では、固定ブレード要素22及び可動ブレード要素24が、しずくの形状を有している、即ち、しずく形状である。当該しずく形状は、より大きな直線状の刃先のセクションと、様々な種類のヘアカットの輪郭のために用いられることができるより小さな曲線状の刃先のセクションとを結合する。詳細には、固定ブレード要素22の周辺配置された歯状の刃先26は、第1の曲線状セグメント48aにつながる第1の直線状セグメント46aを有する。第1の曲線状セグメント48aは、次いで、第3の直線状セグメント46bにつながり、歯状の刃先26の当該第3の直線状セグメント46bは、第3の曲線状セグメント48bにつながり、第3の曲線状セグメント48bは、第1の直線状セグメント46aにつながっている。可動ブレード要素24は、実質的に同一の形状を有しているため、その周辺に沿って(周辺配置された第2の刃先28に沿って)、第2の直線状セグメント50aを有しており、当該第2の直線状セグメント50aは、第2の曲線状セグメント52aにつながっている。当該第2の曲線状セグメント52aは、第4の曲線状セグメント52bにつながる第4の直線状セグメント50bに接続されている。「第1」、「第2」、「第3」及び「第4」なる用語は、2つの刃先26,28の異なるセクション46a,b、48a,b、50a,b、52a,bを区別するためだけに用いられていることに留意すべきである。
図4から分かるように、歯状の刃先26の第1の直線状セグメント46aは、第3の直線状セグメント46bよりも長い。同様に、第2の直線状セグメント50aも、第2の刃先28の第4の直線状セグメント50bよりも長い。さらに、第1の曲線状セグメント48aは、第3の曲線状セグメント48bよりも短いアーク長を有している。従って、刃先28の第2の曲線状セグメント52aも、第4の曲線状セグメント52bよりも短いアーク長を有している。
切断アセンブリ14の各側において、同様又は同一のカッティング性能を実現するために、刃先26の直線状セグメント46aは、好ましくは、刃先28の直線状セグメント50aと平行に配置され、刃先26の直線状セグメント46bは、刃先28の直線状セグメント50bと平行に配置され、刃先26の曲線状セグメント48aは、刃先28の曲線状セグメント52aと平行に配置され、刃先26の曲線状セグメント48bは、刃先28の曲線状セグメント52bと平行に配置される。
提案されるしずく形状の切断アセンブリ14は、従って、全く同一の切断アセンブリ14によって様々な髪型を切ることができるようにする。しずくの先端(セグメント48a,52a)は、繊細な髪の輪郭のために用いられることができるが、刃先26,28の長い直線的な部分(セグメント46a,50a、又は、48b,50b)は、粗く広い髪の輪郭のために用いられることができる。直線状の切刃セグメント46a,50aは、切刃セグメント46b,50bよりも長いため、ユーザは、様々な広い直線的なヘアカット輪郭を選択することができる。異なるヘアカット輪郭に変更又は選択するため、ユーザは、装置10の向きを変え、歯状の切刃26の所望のセクション46a,b、48a,bの歯に肌を接触させるだけでよい。
本発明に従って用いられる固定ブレード要素22の歯に対する可動ブレード要素24の上記円偏心運動のため、任意のブレード形状が実現されることができる。このことは、設計において大きな自由度を与える。図1〜図4に示される実施形態は、平面的な、二次元形状の固定ブレード要素22及び可動ブレード要素24をそれぞれ有している。同一の偏心駆動原理を用いることで、本当に三次元のブレード形状を実現することも可能となる。非平面の三次元形状のブレードを有する切断アセンブリ14´,14´´の例が、図6及び図7に示されている。ここで示された両方の例示的なケースにおいて、固定ブレード要素22´,22´´は、例えば、周辺的に湾曲した平面の要素を有している。同様に、可動ブレード要素24´,24´´も、三次元形状の周辺的に湾曲した平面の要素を有している。このことは、勿論、ブレード要素22´,22´´,24´,24´´のより複雑な形状につながる。しかしながら、技術的な駆動原理は、切断アセンブリ14´,14´´の偏心駆動原理を概略的な態様で示す図6b及び図7bにおいて図示されるように同じままである(図4に示された第1の実施形態と同様である)。
図6に示される切断アセンブリ14´は、上面から見た場合に、およそ三角型を有している(図6b参照)。図7に示される代替的な実施形態では、切断アセンブリ14´´は、上面から見た場合に、およそ卵型又は楕円型を有している(図7b参照)。しかしながら、固定ブレード要素22´,22´´の歯に対する可動ブレード要素24´,24´´の偏心運動原理は、前述したものと同じままである。各切断アセンブリ14´,14´´は、駆動シャフト36の回転運動を可動ブレード要素24´,24´´の偏心運動に変換する偏心40´,40´´を具備する偏心結合メカニズム38´,38´´を有する。点線及び実線は、運動中の、可動ブレード要素24´,24´´の様々な位置を示している。図1〜図4に示される第1の実施形態と異なり、偏心運動は、ここでは、2つのガイドベアリング44a´,44b´、及び、44a´´,44b´´のみでガイドされる。しかしながら、この場合においても、3つ以上のガイドベアリング44が偏心変換運動を達成するために用いられてもよいことが明らかである。
装置10の適切な動作のために、三次元形状の切断アセンブリ14´,14´´の場合、そうしないと上述の偏心円運動が達成されないので、固定ブレード22´,22´´の周辺的に湾曲した平面の要素と可動ブレード24´,24´´の周辺的に湾曲した平面の要素とが同一の曲率半径を有していることが必須であることに留意すべきである。しかしながら、上記技術的原理(偏心駆動原理及び周辺配置された切刃)を有することで、ここでは全てが示されていないが、様々な他の二次元及び三次元のブレード形状が可能であることが分かるであろう。矩形又は二次的な形状も、勿論、可能である。形状の自由度の利点は、特別な機能を消費者に対して直接見せることを可能にする。従って、様々なヘアカット機器に依存して、ユーザは、様々な異なる形状の切断アセンブリを選択することができる。
本発明が、図面及び上記説明において、詳細に図示及び説明されてきたが、かかる図示及び説明は、例示的なものであって、限定的なものではないと解釈されるべきである、即ち、本発明は、開示の実施形態に限定されない。開示の実施形態に対する他の変形が、本発明を実施する際、図面、開示、及び、添付の請求項の研究から、当該技術分野における当業者によって、理解及び実現され得る。
請求項中、「有する」なる用語は、他の要素又はステップを除外せず、単数形は複数であることを除外しない。単一の要素又は他のユニットが、請求項に記載の幾つかの項目の機能を果たしてもよい。特定の特徴が相互に異なる従属項において言及されるという単なる事実は、これらの特徴の組み合わせが好適に用いられないということを示すものではない。
請求項中の任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 筐体と、
    前記筐体の一端に設けられる切断アセンブリであって、固定ブレード要素を囲む周囲に配置された歯状の刃先を具備する前記固定ブレード要素と、可動ブレード要素を囲む周囲に配置された第2の刃先を具備する前記可動ブレード要素とを有し、前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素が、互いに略平行に配置される、前記切断アセンブリと、
    回転態様で駆動シャフトを駆動するモータと、
    を有し、
    前記駆動シャフトが、前記駆動シャフトの回転運動を前記可動ブレード要素の偏心運動に変換する偏心結合メカニズムを介して、前記可動ブレード要素に結合される、ヘアクリッピング装置。
  2. 前記可動ブレード要素の前記偏心運動は、偏心変換運動である、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  3. 前記固定ブレード要素は、前記可動ブレード要素よりも大きい、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  4. 前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素は、実質的に、同じ形状を有する、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  5. 前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素は、しずく形状を有する、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  6. 前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素は、平面状の二次元形状を有する、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  7. 前記周囲に配置された歯状の刃先は、第1のストレート状セグメントと第1のカーブ状セグメントとを持ち、前記周囲に配置された第2の刃先は、第2のストレート状セグメントと第2のカーブ状セグメントとを持ち、前記第1のストレート状セグメントは、前記第2のストレート状セグメントに対して略平行に配置され、前記第1のカーブ状セグメントは、前記第2のカーブ状セグメントに対して略平行に配置される、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  8. 前記周囲に配置された歯状の刃先は、第3のストレート状セグメントと第3のカーブ状セグメントとを持ち、前記周囲に配置された第2の刃先は、第4のストレート状セグメントと第4のカーブ状セグメントとを持ち、前記第3のストレート状セグメントは、前記第4のストレート状セグメントに対して略平行に配置され、前記第3のカーブ状セグメントは、前記第4のカーブ状セグメントに対して略平行に配置される、請求項7記載のヘアクリッピング装置。
  9. 前記第1のストレート状セグメントは、前記第3のストレート状セグメントとは異なる長さを持ち、前記第2のストレート状セグメントは、前記第4のストレート状セグメントとは異なる長さを持ち、前記第1のカーブ状セグメントは、前記第3のカーブ状セグメントとは異なるアーク長を持ち、前記第2のカーブ状セグメントは、前記第4のカーブ状セグメントとは異なるアーク長を持つ、請求項7又は8に記載のヘアクリッピング装置。
  10. 前記駆動シャフトは、第1の方向に沿って延在しており、前記第1のストレート状セグメント、前記第3のストレート状セグメント、前記第1のカーブ状セグメント、及び、前記第3のカーブ状セグメントは、前記第1の方向に対して垂直な方向を向く第1のブレード面において配置され、前記第2のストレート状セグメント、前記第4のストレート状セグメント、前記第2のカーブ状セグメント、及び、前記第4のカーブ状セグメントは、前記第1の方向に対して垂直な方向を向く第2のブレード面において配置される、請求項7又は8に記載のヘアクリッピング装置。
  11. 前記可動ブレード要素を囲んでいる前記第2の刃先は、歯状の刃先である、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  12. 前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素は、非平面の三次元形状を有する、請求項1記載のヘアクリッピング装置。
  13. 前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素は、少なくとも1つの球状に湾曲した平面要素をそれぞれ有する、請求項12記載のヘアクリッピング装置。
  14. 前記固定ブレード要素の前記少なくとも1つの球状に湾曲した平面要素と、前記可動ブレード要素の前記少なくとも1つの球状に湾曲した平面要素とは、同一の曲率半径を有する、請求項13記載のヘアクリッピング装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のヘアクリッピング装置において用いられる切断アセンブリであって、
    固定ブレード要素を囲む周囲に配置された歯状の刃先を具備する前記固定ブレード要素と、
    可動ブレード要素を囲む周囲に配置された第2の刃先を具備する前記可動ブレード要素と、
    偏心結合メカニズムと、
    を有し、
    前記固定ブレード要素及び前記可動ブレード要素は、互いに略平行に配置され、
    前記偏心結合メカニズムは、前記可動ブレード要素に接続され、回転駆動される駆動シャフトへ結合され、
    前記偏心結合メカニズムは、前記駆動シャフトの回転運動を前記可動ブレード要素の偏心運動に変換する、切断アセンブリ。
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