JP2015526850A - 産業用バッテリーの蒸留水充填システム - Google Patents
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Abstract
本発明に係る産業用バッテリーの蒸留水充填システムは、バッテリーが装着された機器にバッテリーと共に搭載され、蒸留水が貯蔵される蒸留水貯蔵タンクと、前記蒸留水貯蔵タンクと連結され、蒸留水貯蔵タンクに貯蔵されている蒸留水をバッテリー側へ供給する供給ホースと、前記バッテリーに装着され、前記供給ホースと連結されてバッテリー内の電解液の水位に応じてバッテリー側への蒸留水供給を選択的に遮断する注入弁とを含む。前記注入弁は、前記供給ホースと連結される連結ポートと、前記連結ポートの下方に備えられ、連結ポートと連結される注入口が上段に設けられて下面が開放された形態でバッテリー内部へ挿入される弁ハウジングと、前記弁ハウジング内に内蔵され、浮力によって上昇して前記弁ハウジングの注入口を遮断したり、重力によって下降して前記注入口を開放したりする浮力式開閉手段とを含む。前記浮力式開閉手段は、上下方向に連通される複数の通水管路が設けられた中空構造のフロートと、前記フロートの上段に備えられ、前記注入口を塞ぐパッキン蓋とを含む。上述したような本発明に係る産業用バッテリーの蒸留水充填システムによると、蒸留水貯蔵タンクがバッテリーと共に機器に搭載される特性上、蒸留水の充填作業が持続的に行われる上に、蒸留水貯蔵タンクの水位を確認し、蒸留水貯蔵タンクに蒸留水を補充する簡単な作業だけで蒸留水の充填に必要な作業が完了するので、作業の効率性が向上するというメリットがある。【選択図】図4
Description
本発明は、蒸留水の充填を必要とする産業用バッテリーに適用され、充填作業の安定性と効率を向上できる蒸留水充填システムに関するものである。
産業用バッテリーは2次電池の一種として、その内部に陽極板と陰極板が挿入され、電解液が充填された複数のセルの組み合わせからなり、自動車をはじめとする電動カートや電動フォークリフトなどの運送機器において電力供給のために多く用いられている。
かかる産業用バッテリーは、基本的に電解液に浸漬された陽極板と陰極板との間で起こる化学反応による化学的エネルギーを利用して電力を発生する放電と、外部から供給される電気的エネルギーによって電解液を硫酸化する充電とを繰り返しながら持続的に使用することになる。
一方、かかる産業用バッテリーを用いる機器のうち、電動カートや電動フォークリフトの場合はバッテリーから供給される電力を主動力源として使用するため、周期的に外部電力を利用し、バッテリーを充電する作業が必要となる。さらにバッテリーの使用過程において、化学反応により電解液に含まれている水が蒸発して電解液の水位が低下し、濃度が増加するため、蒸留水を充填することで電解液の水位及び濃度を調整しなければならない。
そのため、従来は、バッテリーの上面に備えられたキャップを開けて作業員が蒸留水を直接注入する方法を用いたが、そのような従来の方法によると、蒸留水の注入過程において作業員が蒸留水の充填量を目視で確認することになり、作業員の不注意などによって蒸留水が溢れるといった現象が発生した。
蒸留水が溢れて外部に流出されると、硫酸成分の電解液によって作業員が火傷したり周辺機器が腐食したりする恐れがあるため、蒸留水が溢れないようユーザーが十分な注意を払わなければならないなど、作業が煩わしく危険であるとの問題があった。
さらに、作業員が電解液の水位を随時に点検し、水位が正常値より低い場合は、注入作業を行わなければならないが、それぞれのセルを開放して電解液の残量を確認する作業は非常に厄介なため、ややもすると疎かになり電解液の水位を確認できない場合が多いとの問題もあった。
かかる問題を解決するため、バッテリーに蒸留水を容易に充填するための、いわゆる蒸留水充填システムが案出された。
従来の蒸留水充填システムは、その一例として図1に示すように、バッテリー5に装着される複数の注入弁10と、前記各注入弁10と順次連結される供給ホース12と、前記供給ホース12を通して蒸留水を供給する、いわゆる充填カート14とを含んで構成される。
注入弁10は遮断方式によってフロート式や圧力反応式など、幾つかの種類に分けられる。その中でフロート式の注入弁10は例示的に図2に示すように、その内部に注入管路10aが形成されたポートキャップ101と、ポートキャップ101に装着され、注入管路10aに沿って上下するように備えられたフロート102とを含んで構成される。
充填カート14は、蒸留水を貯蔵するタンクと、貯蔵されている蒸留水を加圧し、供給ホース12を通して移送するポンプとを備えるものであって、容易に移動できるよう車輪が設けられた形態が一般的である。
かかる従来の蒸留水充填システムによると、バッテリー5のセル毎に注入弁10が装着された状態で充填カート14から供給された蒸留水が供給ホース12を通して移送され、注入弁10を通してバッテリー5の各セル内に注入される。蒸留水が注入されるにしたがい電解液の水位が上昇し、フロート102が上昇すると、フロート102によってポートキャップ101の注入管路10aが塞がることになり、その結果、蒸留水の注入が遮断される。
そして、複数のセルの組み合わせで構成されたバッテリー5の構造特性上、蒸留水の充填過程においては、セル毎に蒸留水の充填が行われることになり、一方のセルの充填が完了して注入弁10が遮断したら他方のセルの充填が行われる過程が順次進行し、最終的に全セルの充填が行われる。
一方、かかる従来の蒸留水充填システムは、その構造及び機能の面において幾つかの問題点があるが、それについて説明すると次の通りである。
まず、産業用バッテリー5は前述のように複数のセルの組み合わせからなるため、バッテリー5の種類によって少なければ数個、多ければ数十個のセルが組み合わせられ、一つのバッテリー5に対する充填作業を行う場合においても、数回或いは数十回にわたって注入弁10を装着し、充填が完了したら注入弁10を脱去する作業を繰り返さなければならない。
したがって、かかる従来技術によると、注入弁10を装着及び脱去する作業が非常に煩わしいという問題がある。
また、化学反応過程において電解液の温度が上昇する特性上、図2に示すようにフロート式の注入弁10が適用された充填システムの場合、フロート102が注入管路10a内で熱変形して曲がるなどの理由からポートキャップ101と干渉することにより、電解液の水位が上昇するにも関わらず、フロート102が上昇しなかったり遅く反応したりする誤作動が誘発される。
このようにフロート102の誤作動により、注入弁10の遮断機能が適切に行われず、蒸留水の注入過程において蒸留水が溢れる現象が起きるなどの問題もある。
圧力反応式の注入弁が適用された充填システムは、注入弁の構造が複雑であり、単価が高いため、結果的にシステムの構成にたくさんの費用がかかるという問題がある(不図示)。
さらに、かかる従来の蒸留水充填システムを用いるに当たり、作業員がバッテリー5の電解液の水位を随時に点検し、水位が正常値より低い場合は注入作業を行わなければならないため、それぞれのセルを開放し、電解液の残量を確認する作業が非常に煩わしいことは前と変わらないと考えられる。
本発明は、上述したような問題を解決するためのものであり、バッテリーに蒸留水を充填する作業を効率的、かつ安定的に行うための産業用バッテリーの蒸留水充填システムを提供しようとするものである。
本発明に係る産業用バッテリーの蒸留水充填システムは、バッテリーが装着された機器にバッテリーと共に搭載され、蒸留水が貯蔵される蒸留水貯蔵タンクと、前記蒸留水貯蔵タンクと連結され、蒸留水貯蔵タンクに貯蔵されている蒸留水をバッテリー側へ供給する供給ホースと、前記バッテリーに装着されて前記供給ホースと連結され、バッテリー内の電解液の水位に応じてバッテリー側への蒸留水供給を選択的に遮断する注入弁とを含む。
前記注入弁は、前記供給ホースと連結される連結ポートと、前記連結ポートの下方に備えられ、連結ポートと連結される注入口が上段に設けられて下面が開放された形態でバッテリー内部へ挿入される弁ハウジングと、前記弁ハウジング内に内蔵され、浮力によって上昇して前記弁ハウジングの注入口を遮断したり、重力によって下降して前記注入口を開放したりする浮力式開閉手段とを含む。
前記浮力式開閉手段は、上下方向に連通される複数の通水管路が設けられた中空構造のフロートと、前記フロートの上段に備えられ、前記注入口を塞ぐパッキン蓋とを含む。
前記フロートは、その底部が他部位より厚く形成される。
前記弁ハウジングは、前記電解液がその内部へ流入できると共に前記フロートが離脱しないよう、部分的に遮断された構造をなす。
前記弁ハウジングは、その下段の縁部に沿って前記フロートの直径より内径の小さい仕上げリング部が設けられた構造をなす。
前記蒸留水貯蔵タンクは、貯水されている蒸留水の水位を外部から目視で把握できるよう、半透明または透明素材からなる。
本発明に係る産業用バッテリーの蒸留水充填システムによると、蒸留水貯蔵タンクがバッテリーと共に機器に搭載される特性上、蒸留水の充填作業が持続的に行われる上に、蒸留水貯蔵タンクの水位を確認し、蒸留水貯蔵タンクに蒸留水を補充する簡単な作業だけで蒸留水の充填に必要な作業が完了するので、作業の効率性が向上するというメリットがある。
以下、図3ないし図6bを参照し、本発明を実施するための具体的な内容について説明する。
本発明に係る産業用バッテリーの蒸留水充填システムは、図3及び図4に示すようにバッテリー5が装着された機器7にバッテリー5と共に搭載される蒸留水貯蔵タンク40と、前記蒸留水貯蔵タンク40と連結され、それに貯蔵されている蒸留水をバッテリー5側へ供給する供給ホース30と、前記バッテリー5に装着され、前記供給ホース30と連結されてバッテリー5内の電解液の水位に応じてバッテリー5側への蒸留水供給を選択的に遮断する注入弁20とを含む。
前記蒸留水貯蔵タンク40からバッテリー5側へ蒸留水を供給する方式は、その原理によっていわゆる自然落下方式と、ポンピング方式に分けられる。
自然落下方式は、蒸留水貯蔵タンク40をバッテリー5より高い位置に配置することで、蒸留水貯蔵タンク40に貯蔵されている蒸留水が供給ホース30を通して流れるようにする。ポンピング方式は、蒸留水貯蔵タンク40に設けられた加圧ポンプ(不図示)により、蒸留水がバッテリー5側へ加圧移送されるようにする。
自然落下方式が適用される場合、例えばフォークリクトのような機器7の場合においては、一般的にバッテリー5が機器7の中心底部に配置されるので、蒸留水貯蔵タンク40はエンジンフード9の後側上面のように高い位置に配置されることが好ましい(図3を参照)。
そして、前記注入弁20は、前記供給ホース30と連結される連結ポート22と、前記連結ポート22の下方に備えられ、連結ポート22と連結される注入口24aが上段に設けられて下面が開放された形態の弁ハウジング24と、前記弁ハウジング24内に内蔵される浮力式開閉手段とを含む。
前記浮力式開閉手段は、図5に示すように上下方向に連通される複数の通水管路26aが設けられた中空構造のフロート26と、前記フロート26の上段に備えられ、前記注入口24aを防ぐパッキン蓋28とを含む。
前記フロート26は、概ね厚い円筒状で上段がテーパー状であることが好ましい。また、その直径が弁ハウジング24の内径よりやや小さく、かつ後述のように仕上げリング部241の内径よりは大きく形成される。
パッキン蓋28は耐酸性弾性素材からなり、前記フロート26はその底部261が他部位より厚く形成される。
前記弁ハウジング24は、前記電解液がその内部へ流入できると共に前記フロート26が離脱しないよう、部分的に遮断された構造をなす。例えば、前記弁ハウジング24の下段の縁部に沿って前記フロート26の直径より内径の小さい仕上げリング部241が設けられた構造をなす。
そして、前記蒸留水貯蔵タンク40は、貯水されている蒸留水の水位を外部から目視で把握できるよう、半透明または透明素材からなる。
上述したような本発明に係る蒸留水充填システムの作動を説明すると、次の通りである。
まず、前記注入弁20は、弁ハウジング24がバッテリー5の内部へ挿入される形態でバッテリー5に装着される。図6aに示すように、バッテリー5内の電解液の水位が正常レベルである場合には、浮力によって浮き上がったフロート26のパッキン蓋28が注入口24aを防ぐ遮断状態を維持することになる。遮断状態では蒸留水がバッテリー5内へ注入されない。
続いて、図6bに示すように、バッテリー5の使用につれ電解液が蒸発し、水位が低下すると、フロート26の高さも低下することになる。それによってパッキン蓋28が注入口24aから離隔され、注入口24aが開放された開放状態になる。
開放状態では、蒸留水貯蔵タンク40に貯蔵されている蒸留水が供給ホース30を通してそれぞれの注入弁20へ供給され、順次にバッテリー5の各セルに注入される。
そして、再び電解液の水位が正常レベルに到達すると、フロート26が浮き上がってパッキン蓋28が注入口24aを塞ぐ遮断状態になり、蒸留水の注入が中断される。
したがって、本発明によると、蒸留水貯蔵タンク40がバッテリー5と共に機器7に搭載されて蒸留水がバッテリー5へ持続的に供給され、注入弁20によって自動で遮断される特性上、作業員が蒸留水貯蔵タンク40内の蒸留水の水位を観察し、蒸留水貯蔵タンク40に蒸留水を補充する作業だけで蒸留水の補充作業が容易に行われる。
また、前記蒸留水貯蔵タンク40が半透明または透明材質からなる特性上、作業員は蒸留水貯蔵タンク40内の水位を目視でも容易に観察することができる。
本発明によると、注入弁20を構成する弁ハウジング24と浮力式開閉手段の構造上、蒸留水の注入及び遮断機能の安定性が従来に比べて向上する。それについて説明すると次の通りである。
まず、本発明によると、前述の通り、フロート26が弁ハウジング24の内部に完全に内蔵され、フロート26が厚い円筒状をなす特性上、従来のような熱変形による誤作動の恐れは殆どないと考えられる。
さらに、前記フロート26の底部261が他部位より厚く形成される特性上、フロート26の重量が下向きに偏るため、フロート26が上昇する過程における偏りによって、パッキン蓋28が注入口24aを正確に塞げなかったり、逆に弁ハウジング24の内面と干渉し、動きが円滑に行われなかったりした現象が積極的に防止される。
また、フロート26と弁ハウジング24の内面との間隔は広くないが、注入口24aを通して注入される蒸留水がフロート26と弁ハウジング24の内面との間隙だけでなく、フロート26に設けられた通水管路26aを通しても流れるため、蒸留水の注入作動が円滑に行われる。
そして、弁ハウジング24の下段に設けられた仕上げリング部241によってフロート26が支えられることから、蒸留水の注入過程においてフロート26と弁ハウジング24の内面との間隙に流入した蒸留水の流れが若干滞ることになるが、このように流れの滞る蒸留水は、フロート26と弁ハウジング24の内面との間で一種の潤滑液として働くため、フロート26の動きが滑らかに行われるようになる。
Claims (7)
- バッテリーが装着された機器にバッテリーと共に搭載され、蒸留水が貯蔵される蒸留水貯蔵タンクと、
前記蒸留水貯蔵タンクと連結され、蒸留水貯蔵タンクに貯蔵されている蒸留水をバッテリー側へ供給する供給ホースと、
前記バッテリーに装着され、前記供給ホースと連結されてバッテリー内の電解液の水位に応じてバッテリー側への蒸留水供給を選択的に遮断する注入弁と、
を含む、産業用バッテリーの蒸留水充填システム。 - 前記注入弁は、
前記供給ホースと連結される連結ポートと、
前記連結ポートの下方に備えられ、連結ポートと連結される注入口が上段に設けられて下面が開放された形態でバッテリー内部へ挿入される弁ハウジングと、
前記弁ハウジング内に内蔵され、浮力によって上昇して前記弁ハウジングの注入口を遮断したり、重力によって下降して前記注入口を開放したりする浮力式開閉手段と、
を含む、請求項1に記載の産業用バッテリーの蒸留水充填システム。 - 前記浮力式開閉手段は、
上下方向に連通される複数の通水管路が設けられた中空構造のフロートと、
前記フロートの上段に備えられ、前記弁ハウジングの注入口を塞ぐパッキン蓋と、を含む、請求項2に記載の産業用バッテリーの蒸留水充填システム。 - 前記フロートは、その底部が他部位より厚く形成されることを特徴とする、請求項3に記載の産業用バッテリーの蒸留水充填システム。
- 前記弁ハウジングは、前記電解液がその内部へ流入できると共に前記フロートが離脱しないよう、部分的に遮断された構造をなすことを特徴とする、請求項3に記載の産業用バッテリーの蒸留水充填システム。
- 前記弁ハウジングは、その下段の縁部に沿って前記フロートの直径より内径の小さい仕上げリング部が設けられた構造をなすことにより、前記弁ハウジングから前記フロートが離脱しないようにすると共に前記弁ハウジングの内面と前記フロートとの間隙で電解液が滞ることを特徴とする、請求項5に記載の産業用バッテリーの蒸留水充填システム。
- 前記蒸留水貯蔵タンクは、貯水されている蒸留水の水位を外部から目視で把握できるよう、半透明または透明素材からなることを特徴とする、請求項1に記載の産業用バッテリーの蒸留水充填システム。
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