JP2015526134A - 飲料作製用カプセル - Google Patents

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Abstract

飲料作製用カプセル(1)は、粉末状食品物質を収容し、下壁(3)および側壁(4)を備えた本体(2)と、下壁(4)の縁(5)に固定された蓋(6)とを備える。蓋(6)と本体(2)の内表面の間には、硬質または半硬質のフィルタ(10)が配置されたチャンバが存在し、縁(5)の近くの側壁(4)に位置する連結部(14)において連結する。フィルタ(10)は、蓋(6)の近くに位置し連結部(14)と連結する周縁(12)と、下壁(3)の近くに位置し、第1区画室(15)と第2区画室(16)とにチャンバを分離する底部(13)との間に延在する。第1区画室(15)は、粉末状食品物質を収容し、フィルタ(10)と蓋(6)の間に少なくとも画定される。第2区画室(16)は、その一部が、側壁(4)とフィルタ(10)の間に配置され、フィルタ(10)、下壁(3)、および側壁(4)のうち下壁(3)と連結部(14)の間に位置する部分の間に画定される。第2区画室(16)は、フィルタ(10)と側壁(4)の間に位置するその一部に開口(11)を有する。【選択図】図2

Description

本発明は飲料を作製するためのカプセルに関する。特に、本体およびその本体の上部を閉じる蓋を備えており、内部に粉末状食品物質(例えばコーヒー粉末)を収容するカプセルに関する。粉末状食品物質は、水(加圧されていてもよい)を通過させることにより抽出して、飲料、例えばコーヒーを作ることができる。より具体的には、本体が、硬質または半硬質フィルタをその内部に備えるチャンバを形成する下壁および側壁を備えたカプセルに関する。
さらに詳細には、カプセルの蓋に孔を開けることにより、カプセル自体への水(加圧されていてもよい)の注入が可能であり、また、下壁において、水と粉末状食品物質の相互作用により生成した飲料をカプセルの外部へ吐出可能な、飲料作製システムでの使用に適したカプセルに関する。
そのようなカプセルでは、フィルタは実質的に平らで、通常は円盤形状をしており、カプセル本体の下壁の近くに配置されている。フィルタは、下壁から粉末状食品物質を分離して、穿孔要素が下壁に侵入した後でも粉末がカプセルの外に出ないようにしている。実際、フィルタは開口を有し、その開口により、飲料は、下壁を介して(穿孔要素により形成された孔または後者(穿孔要素)に存在するチャネルを通して)カプセルの外に出られるようにフィルタを通過することが可能になる。しかしながら、同時に、開口は粉末状食品物質の保持も可能にしている。
しかしながら、この従来技術は、ある状況下ではいくつかの欠点を呈するおそれがある。
特に、いくつかの種類および粒径の粉末状食品物質を用いた場合、従来技術のカプセルでは、粉末状食品物質の最適な抽出ができない可能性がある。実際、例えば、蓋の近くに存在する粉末と水の相互作用により作られた飲料がカプセルの外に出るためにはフィルタに到達しなければならないため、したがって、その下にある、その経路を塞ぐ可能性のある粉末をすべて通過しなくてはならない。実際、水にいったん濡れると、粉末状食品物質は圧縮する傾向があるため、液体は粉末を浸透する際、より大きい抵抗を受けることになり、その流れが妨げられる。
実際、カプセルに注入された水は、粉末状食品物質をともに引き連れていく傾向があるため、フィルタに向けて粉末を運び、蓄積させ、そしてフィルタにおいてまさに圧縮する。したがって、液体が粉末状食品物質を通過する際に該物質から受ける抵抗が増し、結果として、それを通した飲料の排出が困難になる。
したがって、カプセルに水を注入する間、さまざまな圧縮度合いを有する領域が粉末中に形成される。したがって、従来技術のカプセルでは、粉末状食品物質は不均一にしか浸透されないという欠点、すなわち、カプセル内における粉末状食品物質の位置によって、浸透する度合いが大きく異なるという欠点を有する。さらに、従来技術のカプセルでは、水は、浸透する際の抵抗がより小さい粉末区域に流れる傾向があるため、水が通過するための優先的な流路が容易に形成されてしまい、結果として、粉末状食品物質はすべて均質に浸透されることがない。
このような状況において、本発明の基礎をなす技術的な目的は、上記欠点を克服することができる飲料作製用カプセルを提供することである。
特に本発明の技術的な目的は、供給された水が、従来技術のカプセルより、より均等に粉末状食品物質を浸透可能な飲料作製用カプセルを提供することである。
また、従来技術のカプセルと比較して、飲料の流れを妨げうる高度に圧縮された区域が粉末状食品物質に形成されるリスクを制限することができる飲料作製用カプセルを提供することも本発明の技術的目的である。
本発明は、また、従来技術のカプセルと比較して、粉末状食品物質全体に対する水の浸透を促進し、水を通過させるための優先的チャネルが後者(粉末状食品物質)に形成されるリスクを制限する飲料作製用カプセルを提供するという技術的目的も有する。
特定した技術目的および示した目標は、添付の特許請求の範囲に記載した、飲料作製用カプセルにより実質的に達成される。
本発明に係るカプセルの軸測投影上面図であり、該カプセルの延長線の軸線を通る第1の垂直切断平面で切断した図である。 延長線の軸線を通り、第1の切断平面と比較して22.5°回転させた第2の垂直平面による、図1のカプセルの垂直断面図である。図2には、蓋を通過する注入要素と下壁を通過する穿孔要素も示されている。 図2のIIIで表される箇所の詳細を示す図である。 図1のカプセルの分解図である。 本発明にしたがって作製したカプセルのフィルタ(より一般的にはフィルタ要素)の第2の実施形態の軸測投影上面図であり、カプセルの延長線の軸線を通る第1の垂直切断平面で切断した図である。 本発明にしたがって作製したカプセルのフィルタの第3の実施形態の軸測投影上面図である。 図6の第3の実施形態の軸測投影上面図であり、カプセルの延長線の軸線を通る第1の垂直切断平面で切断した図である。 図7のフィルタの正面図である。
本発明のさらなる特徴や利点は、いくつかの好適な、かつ限定目的ではない飲料作製用カプセルの実施形態を例示する添付の図面を参照しつつ、以下の詳細な説明においてより明瞭に示される。
添付図面では、参照符号1は、本発明に係る飲料作製用カプセル全体を示す。
本発明は、水を通過させることにより抽出して飲料を作ることができる粉末状食品物質を少なくとも1種類収容する飲料作製用カプセル1に関する。例えば粉末コーヒー等の粉末状食品物質は、例えば浸出により抽出するか、または、溶かして、コーヒー、お茶、煎じ汁(infusions)、スープ等の飲料を作製することができる。カプセル1は、例えばエスプレッソコーヒーを作るために、加圧された水を通過させることにより、例えばコーヒー等の粉末状食品物質の抽出を可能にするのに適し得る。
カプセル1は、下壁3と側壁4を備える略カップ形状を有する本体2を備える。図1〜図4に例示した実施形態では、カプセル1の下壁3は、主に円形状をなして延在し、側壁4はそこから延在し、その形状は、第一近似では円錐台形である。その上部は、下壁3の反対側に位置する縁5で終端する。蓋6は、縁5において本体2に固定されており、カプセル1の本体2の上部を閉じる。カプセル1の本体2と蓋6は、互いに異なる材料で作製されてもよい。例えば、本体2はプラスチック材料で作成することができる一方、蓋6はアルミニウムシートで作製することができる。蓋6と本体2の内表面の間にはチャンバがある。カプセル1の使用中、飲料は、粉末状食品物質と水の相互作用後にチャンバ内に作られる。蓋6の中心点と下壁3の中心点の間には、図2に見られるように、カプセル1の延長線7の軸線が特定される。例示した実施形態では、カプセル1は、延長線7の軸線を中心として対称をなす。
有利には、例示した実施形態では、蓋6に孔を開けてカプセル1への水の注入が可能であり、また、下壁3にも孔を開けて飲料をカプセル1から外に出すことが可能である。したがって以下では、この解決策に対して優先的な言及がなされることになる。
したがってカプセル1は、飲料、例えばコーヒーの作製に使用するために、カプセル1をその内部に挿入可能なハウジングを備えると有利な飲料作製システムの使用に適している。図2に示すように、例示したカプセル1を使用するのに適したシステムは、実質的に公知の方法で、蓋6と関連可能な、カプセル1に水を注入するための手段と、下壁3と関連可能な、カプセル1から飲料を抽出するための手段を備える。水を注入するための手段は、水を通過させるためのチャネルを有する、針または刃といった注入要素8を備え、一方、飲料を抽出するための手段は、カプセル1の本体2の下壁3を穿孔/貫通するための穿孔要素9を備える。この状況では、穿孔要素9という用語は、孔を開ける、切る、または破ることが可能な実質的に公知な任意の要素、例えば、釘状物または刃を意味する。穿孔要素9は固定されていてもよいし、移動可能としてもよい。
カプセル1は、チャンバ内に配置される硬質または半硬質フィルタ10もさらに備える。フィルタ10は、特に、流体連通を可能にする開口11を有する。実際、開口11は、有利には、それ自体を通して飲料の通過を可能にし、同時に、粉末状食品物質を実質的に保持することにより、カプセル1の使用中、飲料がフィルタ10を通過し、次いでカプセル1から(例えば、穿孔要素9により下壁3に形成された孔または穿孔要素9に形成されたチャネルを通して)外に出ることを可能にしつつ、粉末状食品物質をその内部に実質的に閉じ込めたままにすることができる。
本発明によると、フィルタ10は、フィルタ10の上部かつカプセル1の蓋6の近くに配置された、フィルタの略環状周縁12と、フィルタ10の下部かつ下壁3の近くに配置された底部13との間に延在する。
フィルタ10は、連結部14においてカプセル1の本体2と連結し、連結部14は、延長線7の軸線を中心として略環状延在部を有し、側壁4上に位置する。
本発明によると、連結部14は側壁4の縁5の近くに位置し、フィルタ10は、実質的に周縁12において連結部14と連結する。したがって、有利には、フィルタ10の周縁12も、延長線7の軸線を中心とする略環状延在部を有する。フィルタ10とカプセル1の本体2との連結については、以下でさらに詳細に記載する。
本発明によると、フィルタ10は、粉末状食品物質が収容される第1区画室15と、第2区画室16とにチャンバを実質的に分離する。好適な実施形態では、穿孔要素9は、使用中、下壁3を貫通後、フィルタ10に損傷を与えることなく第2区画室16に挿入可能である。
カプセル1に注入された水は、第1区画室15に収容された粉末状食品物質を通過する。有利には、添付図面に示すように、フィルタ10の周縁12は、第1区画室15へのアクセスを可能にする、例示した実施形態では略円形の開口部を実質的に画定する。したがって、フィルタ10の上部、すなわち蓋6を向く側は開いていると有利である。この解決策には、以下の2つの利点がある。第1に、カプセル1の製造時、蓋6が本体2と離れているとき、上記アクセス用開口部を通して第1区画室15に粉末状食品物質を単純に注ぐことにより、該区画室15に粉末状食品物質を挿入することができる。第2に図2に示すように、カプセル1の使用中、注入要素8は、有利には、蓋6を通過して、アクセス用開口部を介して部分的に第1区画室15に侵入し、水を直接第1区画室15に注入することができる。
したがって、第1区画室15では、粉末状食品物質がカプセル1に注入された水と相互作用することにより飲料が作製される。これに対し、第2区画室16は、使用中、第1区画室15で作製された飲料を受けることが意図されている。その作製された飲料は、後者(第1区画室15)から、フィルタ10に存在する開口11を通して外に出る。
本発明によると、第1区画室15は、少なくともフィルタ10と蓋6との間で画定される。しかしながら、第1区画室15は、側壁4自体の縁5と連結部14(既に示したように、縁5に近い)の間に位置する側壁4の小環状部によっても画定することができる。第1区画室15は、少なくとも主に空洞として構成され、フィルタ10により画定される。また有利には、チャンバの容積のほとんどを占め、その内部には粉末状食品物質が収容される。
また本発明によると、第2区画室16は、フィルタ10と、下壁3と、側壁4のうち下壁3と連結部14の間に位置する部分との間で画定される。さらに、第2区画室16の少なくとも一部は、側壁4とフィルタ10の間に位置する。言い換えると、第2区画室16は、少なくともフィルタ10の一部を取り囲む。特に、第2区画室16は、連結部14と下壁3の間の、延長線7の軸線と平行に測定される距離の少なくともほとんどにおいて、側壁4に沿って延在する。言い換えると、第2区画室16は、延長線7の軸線と平行に測定されたその延在部のほとんどにおいて、フィルタ10を取り囲む。本発明によると、開口11は、第2区画室16のうちフィルタ10と側壁4の間に位置する部分に少なくとも形成される。このようにして、第2区画室16のうちフィルタ10と側壁4の間に位置する部分に形成された開口11は、水が飲料の形態でフィルタ10から(または第1区画室15から)外に出るために粉末状食品物質を介して移動しなくてはならない平均距離を、従来技術のカプセルと比較して短縮することができ、またその際、水が粉末状食品物質を通過する際に遭遇する抵抗がより小さくなるという利点も得られる。結果としてフィルタ10により、飲料の濾過機能の向上、粉末状食品物質の不均一な圧縮傾向の低減が可能になり、したがって、粉末状食品物質は、カプセル1に注入される水をさらに均一に浸透させることができる。
しかしながら、有利には、開口11は底部13にも形成され、それによって、飲料が第1区画室から外に出られる可能性が増し、飲料の濾過機能がさらに向上する。
さらに有利なことに、添付図面に例示した実施形態にあるように、第2区画室16は、側壁4に沿って連結部14まで延在する。フィルタ10は周縁12において連結部14に連結するため、フィルタ10の実質的てきに全体が第2区画室16によって囲まれる。有利には、開口11は、第2区画室16によって囲まれるフィルタ10の全表面、特に第2区画室16のうちフィルタ10と側壁4の間に位置する部分にあるフィルタ10の全表面に分布している。例示した実施形態では、有利には、開口11は、フィルタの周囲に均一に分布しており、周縁12と底部13の間でフィルタ10の延在部に沿って実質的に均一に分布する各グループにグループ化されている。
既に示したように、フィルタ10は連結部14において側壁4と連結している。連結はさまざまな方法で行うことができる。
図3に詳細に例示される実施形態では、フィルタ10は、周縁12の近くにショルダー部17を備え、ショルダー部17は、延長線7の軸線を中心とした略環状延在部を有し、延長線7の軸線を基準として、フィルタ10の残りの部分よりも放射方向に突出している。言い換えると、延長線7の軸線における半径断面から見ると、フィルタ10は、周縁12の近くに段差を有する。フィルタ10は、有利には、ショルダー部17を用いて連結部14に載置される。実際、連結部14は、これもまた延長線7の軸線を中心に略環状延在部を有する対向ショルダー部18を有し、対向ショルダー部18は、延長線7の軸線を基準として、下壁3側に隣接する側壁4の部分よりも放射方向に突出している。したがって、図3に示すように、ショルダー部17は、対向ショルダー部18に載置される。図1〜図4に示す実施形態では、対向ショルダー部18と、蓋6が固定されている側壁4の縁5との間に位置する連結部14の環状領域19と、周縁12は連結している(図3)。したがって、好適な実施形態では、フィルタ10は、カプセル1の本体2と接触しており、特に、実質的に環状部の2か所(1つは周縁12に対応し、もう1つはショルダー部17に対応する)において連結部14と接触していると有利である。特に、ショルダー部17と対向ショルダー部18の接触により、いったんカプセル1の本体2に挿入されたフィルタ10が、対向ショルダー部18においてストップすることが可能になる。言い換えると、対向ショルダー部18は、フィルタ10がカプセル1の下壁3に向かってそれ以上移動することを防ぐ接触要素として作用する。以下でより詳細に記載するが、これは、フィルタ10を所定の位置に保つのに特に有用である。
しかしながら、連結はフィルタ10と連結部14の間に形成され、フィルタ10は、有利には、機械的干渉により連結部14に連結される。さらに、加えてもしくはあるいは、フィルタ10は連結部14と連結して、連結部14と封止接触を形成し、そこでは、この状況における「封止接触」とは、有利には、液密な接触を意味する。さらに、封止接触はカプセル1の製造においても有用となりうる。実際、第1区画室15に、有利には上記したようにアクセス用開口を介して、粉末状食品物質を挿入する間、(連結部14における)封止接触により、粉末が誤って第2区画室16に注がれないことが保証される(注がれてしまった場合、飲料作製用カプセル1の使用に支障を来すことになる)。
機械的干渉を用いる連結および/または封止による連結は、様々な方法で行うことができる。
図3に詳細に例示した実施形態では、フィルタ10の周縁12と上述した連結部14の環状領域19の間に、機械的干渉による連結が形成される。図3では、周縁12は、環状領域19と互いに貫通し合っている様子が示されている。しかしながらこの例示は、フィルタ10とカプセル1の本体2それぞれの設計寸法を表現するものであり、それら要素間の実際の相互作用を反映するものではない。明らかにそれら要素は同じ空間に共存することはできない。特に、上記表現は、周縁12と環状領域19の干渉による実際の接触が、有利には、少なくともどちらか一方が変形状態(有利には弾性変形)にあることが必要なことを示唆している。
機械的干渉は、周縁12および/または環状領域19の弾性変形性により可能となり、弾性は有利には、それらを作製するのに用いられる材料および/またはそれらの形状により得られる。例示した実施形態では、環状領域19、すなわち連結部14のうち対向ショルダー部18と縁5の間に位置する領域は、有利には、曲げることができる。特に、環状領域19は、それ自体が受ける弾性変形により、フィルタ10の周縁12を押圧する。図3に示すように、軸線方向断面から見る環状領域19は、延長線7の軸線と関連した角度で延在する。特に、縁5から下壁3に進むにつれて、環状領域19は、延長線7の軸線から遠ざかる。さらに、縁5における連結部14、または環状領域19のうち縁5に隣接する部分の、延長線7の軸線と垂直方向の断面の面積は、有利には、延長線7の軸線と垂直な平面にある周縁12により画定される面積よりも小さい。それが理由で、有利には、カプセル1の製造時、連結部14、特にその環状領域19は、フィルタ10をチャンバに挿入する最終工程の間、周縁12の通過を阻む。したがって、フィルタ10をチャンバに挿入するには、周縁12が環状領域19を通過するのに少なくとも伴い、フィルタ10に、下壁3に向けた圧力を加える必要がある。好適な実施形態では、有利には、フィルタ10に加えられた圧力は、ショルダー部17が対向ショルダー部18に載置されるまで維持され、それによってスナップ式の挿入が形成される。連結部14のその特定の形状およびそのフィルタ10との、特に周縁12との相互作用により、例えばフィルタ10の底部13に力が加えられフィルタ10が蓋6に向けて押された後でも、有利には、カプセル1の本体2の内部からフィルタ10が外れてしまうことが防止できる。
さらに、有利には、フィルタ10の周縁12と連結部14の環状領域19との間の封止接触も形成される。特に、例示した実施形態では、周縁12と環状領域19は、それらが連続的に接触し、封止が機械的干渉により保証されるように形成される。
フィルタ10は様々な形状をとる。例えば、例示した好適な実施形態では、フィルタ10は略カップ形状を有し、底部13と周縁12の間に、延長線7の軸線を中心にして延在する側部20を備える。開口11は少なくとも側部20に配置されるが、有利には、それらは底部13にも配置される。フィルタ10は、第1区画室15の形状を実質的に定める一方、第2区画室16の形状は、フィルタ10とカプセル1の本体2により定められる。既に示したように、第2区画室16は、有利には、穿孔要素9がカプセル1の下壁3をフィルタ10に損傷を与えることなく貫通できるように形成される。穿孔要素9は、図2に示すように、中心部または中心部からずれた位置において、カプセル1の下壁3を貫通することができる。
第2区画室16に侵入した穿孔要素9との接触を避けられるように(下壁3が穿孔される場合)、フィルタ10は、その寸法、関連する一突き、およびその位置を考慮することにより、穿孔要素9の侵入は許可するが、同時に穿孔要素9との接触は避けられる形状を有すると有利である。
例えば、底部13は、穿孔要素9をその内部に挿入できる、蓋6に向けた凹部を有することができる。凹部の寸法は、穿孔要素9の寸法および関連する一突きに見合ったものであり、カプセル1の内部において進まなくてはならない寸法(穿孔要素9がカプセル1に挿入されたときの下壁3と穿孔要素9の先端の間の距離)である。穿孔要素9が下壁3の中心部を通過するか、中心部からずれた位置を通過するかによって、凹部は、それぞれ、底部13の中心部に配置されるか、延長線7の軸線に対して中心部からずれて配置される。後者の場合、有利には、それを中心に環状をなす延在部を有する。この構成は図5に例示されており、そこでは、底部12は外部環状区域23と内部区域24を備える。外部環状区域23は、下壁3から離間している一方、内部区域24は下壁3に近接している。2つの区域23、24は、補助壁25によりつながっており、補助壁25は、内部区域24とともに、下壁3内に別のカップ形状を有する突起部を画定する。図5に例示する実施形態では、開口11は、外部環状区域23および内部区域24に形成されており、補助壁25には形成されていないが、他の実施形態では、開口は、補助壁25にも形成されるか、または外部環状区域23および/または内部区域24にも形成されない。さらに、環状凹部の存在の代わりに、フィルタ10は略円錐形状を有していてもよく、そのテーパは、穿孔要素9が第2区画室16に完全に(その最大の一突きを考慮して)挿入されているときでも、穿孔要素9との接触を防止できるような形状とする。
有利には、図1〜図4の好適な実施形態では、フィルタ10の底部13は、下壁3と離間しており、そのことによって、カプセル1を使用するのに適したシステムにおいてカプセル1を使用する間、フィルタ10の底部13に損傷を与えずに、下壁3を介して、穿孔要素9をカプセル1へ挿入することができる。さらに、フィルタ10の底部13は、好適には、延長線7の軸線を中心として略円形に延在する平らな円盤形状を主に備える。
例示した実施形態では、連結部14上の対向ショルダー部18の位置とフィルタ10上のショルダー部17の位置は、本体2の下壁3とフィルタ10の底部13の間の距離を定めるように確立される。その距離は、穿孔要素9がカプセル1に挿入されたときの穿孔要素9の先端と下壁3の間の距離よりも大きい。
フィルタ10の形状について再度言及するが、既に示したように、それは、連結部14において側壁4と接触する。連結部14からスタートして下壁3に向かって進むにつれて、フィルタ10と側壁4は、有利には延長線7の軸線を基準にして放射方向に向かって互いから遠ざかる。すなわち、本体2の側壁4とフィルタ10の側部20の間に、第2区画室16のうち側壁4とフィルタ10の間に位置する部分に相当する空間が存在する。
有利には、第2区画室16におけるフィルタ10と側壁4の間の距離は、底部13に向かって進むにつれて増加する。例えば、側壁4が、延長線7の軸線を基準として略円錐形状で延在する場合、蓋6から下壁3に向かって進むにつれて、フィルタ10の側部20は、例えば、似ているがより顕著なテーパを有する延在部を有することもある。
しかしながら、例示した好適な実施形態では、フィルタ10の側部20は、複数の環形状21が重なり合う構造を有し、それらは、延長線7の軸線を中心として同心であり、互いにつながっている。各環形状21は、周縁12からフィルタ10の底部13に向かって進むにつれて、次の環形状21によって画定される面積よりも大きい面積を有する第1区画室15の各区分を、延長線7の軸線と略垂直な平面において画定する。有利には、例示した実施形態では、同じ環形状21により、周縁12から底部13の方向に向かって進むにつれてその面積が減少する第1区画室15の様々な区分(これらは延長線7の軸線と垂直である)が画定される。言い換えると、各環形状21は、周縁12から底部13に進むにつれて、延長線7の軸線の近くに移動する。例示した好適な実施形態では、環形状21により画定される各区分は、略円形であり、その中心部は、延長線7の軸線との交点により特定される。最も小さい面積(そして有利には半径)を有する区分を画定する環形状21、すなわち下壁3に最も近い環形状21は、底部13を取り囲む。
フィルタ10の側部20の上記構造により、フィルタ10は剛性を得ることができ、またその製造も容易になる。製造は有利には射出成形によって行うことができる。
延長線7の軸線における半径断面方向から見た側部20は、第1区画室15を向く側に、実質的に段差を有する外形を有し、各段差は、それぞれ各環形状21と対応している。有利には、側壁4を向く側においても、フィルタ10の側部20は、段差を有する外形を有し、各段差は、その段差と周縁12の間に位置する隣接する段差よりも、延長線7の軸線を基準として放射方向にへこんでいる。言い換えると、フィルタ10の側部20は、各環形状21により形成される内部段差と、側壁4を向く外部段差とを有する。図1、図2、および図4に示すように、有利には、内部段差と外部段差は互いに一線上に並んでいない。特に、各外部段差は、延長線7の軸線と平行に測定して、各内部段差のおよそ半分の高さから実質的に延在する。言い換えると、各内部段差(すなわち環形状21)は、それらのうち内部段差(すなわち環形状21)の延在部の約半分にわたって有利には延在する部分においてのみ、添付図面では、各環形状21のうち周縁12に向かう半分に対応する内部段差の部分においてのみ、外部段差と対向している。しかしながら他の実施形態では、側部20は、他の構成および構造をとることも可能である。
フィルタ10を介した流体連通を可能にする開口11、すなわち、第1区画室15内に閉じ込められたままの粉末状食品物質の通過を少なくとも主に防止しつつ、第1区画室15から第2区画室16への飲料の通過を可能にする開口11は、既に示したように、第2区画室16のうちフィルタ10とカプセル1の本体2の側壁4の間に位置する部分にあるフィルタ10の部分に少なくとも配置される。したがって、有利には、開口11は、フィルタ10の側部20に形成される。例示した好適な実施形態では、環形状21毎にいくつかの開口11が存在する。特に、開口11は、延長線7の軸線と主に平行に延在するスリットにより形成され、隣り合わせで配置される。添付図面に示すように、スリットは、実質的に、各環形状21(そしてゆえに各内部段差)の高さ全体にわたって延在する。しかしながら、各スリットのうち、外部段差と対向しない内部段差(すなわち環形状21)部分に延在する部分のみにより、開口11は形成される。
既に示したように、開口11は、底部13(平らな円盤形状を主に有する)にも形成されると有利である。例示した実施形態では、上記開口11は、底部13上で、延長線7の軸線に対して放射方向に延在する細長いスロットである。
しかしながら、より一般的には、フィルタ10の形状をどのようなものにしようと、開口11をどこに配置しようと、それらの形状、向き、配置、および寸法は、例えば円形の孔、または十字型の細長いスリット、曲線等、様々にすることができる。さらに、フィルタ10は異なる種類の開口11を有することもできる。
好適な実施形態では、フィルタ10は、フィルタ10の側部20に少なくとも有利には配置される補剛用のリブ22を有する。添付図面に示すように、有利には、側部20のリブ22は、周縁12から少なくとも底部13まで長手方向に延在し、延長線7の軸線を通る平面に実質的に存在する。好適には、リブ22は、底部13上にも延在する。例示した好適な実施形態では、より正確には、いくつかのリブ22は、底部13上に(延長線7の軸を基準として)放射状に広がる一方、他のリブ22は、延長線7の軸線を中心とした環状に広がっている。環状の延在部と放射状の延在部とを有する各リブ22は、図1および図4に示すように、互いにぶつかり合ってもよい。放射状に延在する底部13のいくつかのリブ22は、側部20のリブ22から延在させることもできる。
例示した実施形態では、側部20のリブ22は、環形状21およびその内部に側部20が構成される外部段差上に延在し、リブ22は後者よりも放射方向に突出して全体として円錐台形を形成する。言い換えると、各リブ22は、周縁12からフィルタ10の底部13に向かって進むにつれて、その外表面と延長線7のカプセル1の軸線との間の距離が短縮するように角度付けられている。したがって、該表面と側壁4の間の距離は増加する。
好適な実施形態では、リブ22は、連結部14での接触を除いて、カプセル1の本体2と接触することはない。しかしながら、概して、フィルタ10は、連結部14以外の様々な箇所においてもカプセル1の本体2と接触しうる。ただし、フィルタ10を介する流体連通と、下壁3を通る飲料吐出区域の流体連通の両方において妨害物がない場合に限る。したがって、いくつかの実施形態では、側部20および/または底部13に存在する1つまたは複数のリブ22が、カプセル1の本体2と接触していてもよい。例えば、側部20にある長手方向リブ22は、連結部14と下壁3の間に位置する側壁4と、1箇所または複数箇所において接触しうる一方、フィルタ10は、あるリブ22と別のリブ22の間で、側壁4から隔てられる。
最後に、図6〜図8は、フィルタ10の別の代替的な実施形態を示し、該実施形態は、少なくとも底部13の外周縁26(例示した場合では、フィルタ10の側部20と底部13の間の接続区域に対応する)が、同底部13よりも下壁3に向けて突出する場合に適用されると有利である。そして、使用時は、カプセル1の別の要素に載置されるように形成される。特に、それは例えば、外周縁26が、追加のフィルタ要素(図示しない)に載置される場合のことであり、その追加のフィルタ要素は、フィルタ10と下壁3の間のカプセル1の内部チャンバ内に配置され、フィルタ10から出て下壁3に向かって流れる飲料の進行を遮断する場合に使用される。この場合、有利には、追加のフィルタ要素は、少なくとも1層の可撓性フィルタ材料を含み、外側の本体2の内側部分に連結される。好適には、追加のフィルタ要素も、延長線7の軸線を横切るように配置された円盤形状を有していることになる。
図6〜図8に示すように、この実施形態では、外周縁26は、それ自体が載置される別の要素との非連続接触が保証されるような切り欠き状の外形を有している。そうすることにより、フィルタの側部に形成された開口11から出てくる飲料の流れが追加のフィルタ要素のいずれの部分にも到達できることが保証され、その潜在能力を最大限に活用することができる。
追加のフィルタ要素がフィルタ10との組み合わせで用いられた場合、少なくとも、開口11のサイズが所定の粒子サイズ(粉末状物質の呼びサイズより小さくなるように通常選択されるサイズ)よりも大きいときに、粉末状食品物質を保持するために、すべての開口11が、粉末状食品物質用のフィルタとして作用するようなサイズを有することが適切であることに留意すべきである。
既に示したように、カプセル1は、カプセル1の蓋6と関連しうる水注入手段と、カプセル1の下壁3と関連しうる飲料抽出手段とを備えたカプセルに基づく飲料作製システムにおける使用に適している。特に、好適な実施形態では、蓋6に孔を開ける注入要素8を用いて、粉末状食品物質を収容する第1区画室15に水が注入される。水が粉末状食品物質と相互作用することで飲料が作られ、該飲料は、水の流れ(加圧されていてもよい)に運ばれて粉末を通過し、フィルタ10に存在する開口11に達するまでその距離を進む。粉末状食品物質は、少なくとも主に第1区画室15内に閉じ込められたままである一方、飲料は第1区画室15から第2区画室16まで開口11を介して通過し、そこでは、下壁3を貫通する穿孔要素9の動作後、飲料はカプセル1の外に出ることができる。飲料作製システムの種類によっては、飲料は、穿孔要素9によって残された孔または穿孔要素9に存在するチャネルを通って外に出ることもできる。
本発明は有意義な利点をもたらす発明である。
フィルタとカプセル本体の側壁の間に位置する第2区画室の部分に位置するフィルタ表面に開口が存在することにより、水が、フィルタの外に出るために、粉末状食品物質を通過して進まなければならない平均距離を短縮することが可能になる。例えば、蓋の近くに作られた飲料は、フィルタの底部を介して外に出るために実質的にすべての粉末状食品物質を通過しなくてもよく、上述の開口のうち近くにある開口を介して外に出ることができる。このようにして、飲料がその移動中に遭遇する抵抗がより小さくなる。さらに、この方法では、水と飲料の実質的な一方向流れと関連して生じる高度に圧縮された領域が形成されるリスクが減少する。このようにして、飲料が作られる間、粉末状食品物質は実質的に均一な圧縮性を維持し、結果として、優先的な水流チャネルが形成されるリスクを減らすことができる。したがって水は、粉末状食品物質をより均一かつ均質に浸透することができ、作られる飲料の質の向上が実現できる。
これに加えて、本発明の対象であるカプセルのフィルタは、その形状および上述の開口が存在することにより、一般的な平らなフィルタの濾過表面よりも大きい濾過表面を有しつつも(カプセルの寸法は同じ)、その内部に収容する粉末状食品物質の量を実質的に以前と変化させないという事実も存在する。これにより、飲料の濾過機能を向上させることが可能になる。
最後に、本発明は比較的容易に製造することができ、本発明の実施に関連するコストもそれほど高いものではないことに留意されたい。
上記発明は、発明の概念の範囲から逸脱することなく、幾通りかの方法で修正および利用することができる。
さらに、本発明のすべての詳細は、他の技術的に同等の要素および材料で代用することができる。また種々の部品の形状および寸法は、需要に応じて変更可能である。
1 カプセル
2 本体
3 下壁
4 側壁
5 縁
6 蓋
7 延長線
8 注入要素
9 穿孔要素
10 フィルタ
11 開口
12 周縁
13 底部
14 連結部
15 第1区画室
16 第2区画室
17 ショルダー部
18 対向ショルダー部
19 環状領域
20 側部
21 環形状
22 リブ
23 外部環状区域
24 内部区域
25 補助壁
26 外周縁

Claims (18)

  1. 水を通過させることにより抽出して飲料を作ることができる粉末状食品物質を少なくとも1種類収容する飲料作製用カプセル(1)であって、
    下壁(3)および側壁(4)を備えた略カップ形状を有する本体(2)と、
    前記下壁(3)の反対側に位置する前記側壁(4)の縁(5)において前記本体(2)に固定された蓋(6)であって、該蓋(6)と前記本体(2)の内表面との間にチャンバがあり、前記蓋(6)の中心点と前記下壁(3)の中心点との間に延長線(7)の前記カプセル(1)の軸線が特定される、前記蓋(6)と、
    前記チャンバ内に位置し、前記延長線(7)の前記軸線を中心として略環状であり前記側壁(4)に位置する連結部(14)において前記カプセル(1)の前記本体(2)と連結する硬質または半硬質のフィルタ(10)であって、該フィルタ(10)は、開口(11)を有し、それを通した流体連通を可能にする前記フィルタ(10)と、を備えた前記カプセル(1)において、
    前記フィルタ(10)は、前記フィルタ(10)の上部に配置されて前記カプセル(1)の前記蓋(6)の近くに位置する略環状の周縁(12)と、前記フィルタ(10)の底に配置されて前記下壁(3)の近くに位置する底部(13)との間に延在し、
    前記連結部(14)は、前記側壁(4)の前記縁(5)の近くに配置され、前記フィルタ(10)は、実質的に前記周縁(12)において前記連結部(14)に連結し、
    前記フィルタ(10)は、前記粉末状食品物質が収容される第1区画室(15)と、第2区画室(16)とに前記チャンバを実質的に分離し、
    前記第1区画室(15)は、前記フィルタ(10)と前記蓋(6)の間に少なくとも画定され、前記第2区画室(16)は、前記フィルタ(10)、前記下壁(3)、および前記側壁(4)のうち前記下壁(3)と前記連結部(14)の間に位置する部分、の間に画定され、前記第2区画室(16)の少なくとも一部は、前記側壁(4)と前記フィルタ(10)の間に位置し、前記第2区画室(16)は、前記延長線(7)の前記軸線と平行に測定された、前記連結部(14)と前記下壁(3)の間の少なくともほとんどの距離にわたって前記側壁(4)に沿って延在し、前記開口(11)は、前記フィルタ(10)と前記側壁(4)の間に位置する前記第2区画室(16)の前記少なくとも一部に形成されていることを特徴とする、カプセル(1)。
  2. 前記第2区画室(16)は、前記側壁(4)に沿って前記連結部(14)まで延在することを特徴とする、請求項1に記載のカプセル(1)。
  3. 前記フィルタ(10)は、機械的干渉によって前記連結部(14)に連結されることを特徴とする、請求項1または2に記載のカプセル(1)。
  4. 前記フィルタ(10)は、前記連結部(14)と封止接触を形成することにより、前記連結部(14)と連結することを特徴とする、請求項1、2、または3に記載のカプセル(1)。
  5. 前記周縁(12)の近くに、前記フィルタ(10)はショルダー部(17)を備え、該ショルダー部(17)は、前記延長線(7)の前記軸線を中心として略環状であり、前記フィルタ(10)の残りの部分よりも、前記延長線(7)の前記軸線を基準として放射方向に突出しており、前記連結部(14)は、対向ショルダー部(18)を備え、該対向ショルダー部(18)は、前記延長線(7)の前記軸線を中心として略環状であり、前記下壁(3)側において隣接する前記側壁(4)部分よりも、前記延長線(7)の前記軸線を基準として放射方向に突出しており、前記ショルダー部(17)は、前記対向ショルダー部(18)上に載置されており、前記周縁(12)は、前記対向ショルダー部(18)と前記縁(5)の間に位置する前記連結部(14)の環状領域(19)と連結していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
  6. 前記機械的干渉による連結は、前記フィルタ(10)の前記周縁(12)と前記連結部(14)の前記環状領域(19)の間に形成されることを特徴とする、請求項3および5に記載のカプセル(1)。
  7. 前記封止接触は、前記フィルタ(10)の前記周縁(12)と前記連結部(14)の前記環状領域(19)の間に形成されることを特徴とする、請求項4および5、または4および6に記載のカプセル(1)。
  8. 前記第2区画室(16)における、前記フィルタ(10)と前記側壁(4)の間の距離は、前記底部(13)に向かって進むにつれて増加することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
  9. 前記フィルタ(10)の前記底部(13)は、前記下壁(3)から離間しており、それによって、使用中、前記フィルタ(10)の前記底部(13)に損傷を与えることなく、前記下壁(3)を介して、前記カプセル(1)内への穿孔要素(9)の挿入が可能になることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
  10. 前記底部(13)は、外部環状区域(23)および内部区域(24)を備え、前記外部環状区域(23)は、前記下壁(3)から離間しており、それによって、使用中、前記フィルタ(10)の前記底部(13)に損傷を与えることなく、前記下壁(3)を介して、前記カプセル(1)内への穿孔要素の挿入が可能になり、一方、前記内部区域(24)は、前記下壁(3)に近接していることを特徴とする、請求項9に記載のカプセル(1)。
  11. 前記フィルタ(10)は、略カップ形状を有し、前記延長線(7)の前記軸線を中心として、前記底部(13)と前記周縁(12)の間に延在する側部(20)を備え、前記開口(11)は、少なくとも前記側部(20)に配置されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
  12. 前記フィルタ(10)の前記側部(20)は、環形状(21)が重なり合った構造を有し、前記環形状(21)は、前記延長線(7)の前記軸線を中心とした環状で、互いにつながっており、各環形状(21)は、前記周縁(12)から前記フィルタ(10)の底部(13)に向かって進むにつれて、前記第1区画室(15)の各区分を画定し、前記延長線(7)の前記軸線と略垂直な平面において、次の環形状(21)により区画される面積よりも大きい面積を有し、前記延長線(7)の前記軸線に対する半径断面から見た前記側部(20)は、前記第1の区画室(15)を向く側に、前記各環形状(21)に対応する段差により実質的に形成される外形を有することを特徴とする、請求項8および11に記載のカプセル(1)。
  13. 前記環形状(21)のそれぞれに、複数個の前記開口(11)が配置されていることを特徴とする、請求項12に記載のカプセル(1)。
  14. 前記フィルタ(10)の前記底部(13)は、前記延長線(7)の前記軸線を中心として略円形状に延在する平らな円盤形状で主に構成されることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
  15. 前記フィルタ(10)は、補剛用のリブ(22)を備えることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
  16. 前記リブ(22)は、前記フィルタ(10)の前記側部(20)に少なくとも配置され、前記リブ(22)は、周縁(12)から少なくとも底部(13)まで長手方向に延在し、かつ前記延長線(7)の前記軸線を通る平面に実質的に存在することを特徴とする、請求項15に記載のカプセル(1)。
  17. 前記下壁(3)は、使用中に孔を開けられて、飲料が前記カプセル(1)の外に出ることを可能にし、穿孔要素(9)は、使用中に前記下壁(3)を貫通した後、前記フィルタ(10)に損傷を与えることなく前記第2区画室(16)に挿入可能であることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
  18. 前記カプセル(1)は、前記フィルタ(10)から出て前記下壁(3)に向かって流れる前記飲料の進行を遮断する場合に使用される、前記フィルタ(10)と前記下壁(3)の間のチャンバ内に配置される追加のフィルタ要素をさらに備え、前記追加のフィルタ要素は、少なくとも1層の可撓性フィルタ材料を含み、外側の前記本体(2)の内側部分に連結され、前記底部(13)は、外周縁(26)を備え、該外周縁(26)は、該底部(13)自体の残りの部分よりも前記下壁(3)に向かって突出しており、かつ前記追加のフィルタ要素上に載置され、前記外周縁(26)は、前記追加のフィルタ要素との非連続的な接触が保証されるような切り欠き状の外形を有することを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載のカプセル(1)。
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