JP2015526024A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. ビデオデータを符号化する方法であって、前記方法は、
   ランダムアクセスポイント（ＲＡＰ）ピクチャを符号化することと、
   前記ＲＡＰピクチャに関連する１つまたは複数のランダムアクセススキップリーディング（ＲＡＳＬ）ピクチャを符号化することと、ここにおいて、前記１つまたは複数のＲＡＳＬピクチャは、出力順序値で前記ＲＡＰピクチャに先行し、復号順序で前記ＲＡＰピクチャに後続し、前記復号順序で前記ＲＡＰピクチャよりも前のビデオデータを参照する、
   すべてのＲＡＳＬピクチャが、出力順序で前記ＲＡＰピクチャに関連するランダムアクセス復号可能リーディング（ＲＡＤＬ）に先行するという制限に従って、前記ＲＡＰピクチャについての１つまたは複数の前記ＲＡＤＬピクチャを符号化することと
   を備える、方法。
2. 前記ＲＡＤＬが、前記ＲＡＰピクチャの出力順序値よりも前の出力順序を示す出力順序値を有し、前記ＲＡＰピクチャの復号順序値よりも後の復号順序を示す復号順序値を有する、１つまたは複数のピクチャを備え、ここにおいて、前記１つまたは複数のピクチャが、復号順序で前記ＲＡＰピクチャよりも前のビデオデータを参照しない、請求項１に記載の方法。
3. 前記ＲＡＰピクチャのためのリーディングピクチャのすべてが復号順序で前記ＲＡＰピクチャのためのすべてのトレーリングピクチャに先行するという制限に従って、前記ＲＡＰピクチャに関する１つまたは複数の前記リーディングピクチャを符号化することをさらに備え、ここにおいて、前記トレーリングピクチャが、前記ＲＡＰピクチャの出力順序値よりも大きい出力順序値を有するピクチャを備える、請求項１に記載の方法。
4. 前記ＲＡＰピクチャが、クリーンランダムアクセス（ＣＲＡ）ピクチャと切断リンクアクセス（ＢＬＡ）ピクチャとのうちの１つを備える、請求項１に記載の方法。
5. 復号順序でＣＲＡピクチャまたはＢＬＡピクチャに先行する任意のピクチャは、出力順序で前記ＣＲＡピクチャまたは前記ＢＬＡピクチャに関連する任意のＲＡＤＬピクチャに先行する、請求項１に記載の方法。
6. 前記方法は、
   前記ＲＡＰピクチャに関連する１つまたは複数のリーディングピクチャを符号化することと、ここにおいて、前記リーディングピクチャが、出力順序値で前記ＲＡＰピクチャに先行し、復号順序で前記ＲＡＰピクチャに後続する、
   前記リーディングピクチャのすべてが復号順序ですべてのトレーリングピクチャに先行するという制限に従って、前記ＲＡＰピクチャに関連する１つまたは複数の前記トレーリングピクチャを符号化することと、ここにおいて、前記トレーリングピクチャが出力順序値と復号順序の両方で前記ＲＡＰピクチャに後続する、
   をさらに備える、請求項１に記載の方法。
7. 前記ＲＡＰピクチャについての前記１つまたは複数のＲＡＤＬを符号化することが、すべての前記ＲＡＳＬピクチャが出力順序で前記ＲＡＤＬに先行するという前記制限に従って、前記ＲＡＰピクチャに関連する前記１つまたは複数のＲＡＤＬを符号化することを備え、ここにおいて、前記ＲＡＤＬが、出力順序で前記ＲＡＰピクチャに先行し、前記復号順序で前記ＲＡＰピクチャに後続し、前記復号順序で前記ＲＡＰピクチャよりも前のビデオデータを参照しない、請求項１に記載の方法。
8. 前記方法が、
   復号順序で前記ＲＡＰピクチャに先行する１つまたは複数のピクチャを符号化することをさらに備え、
   ここにおいて、前記１つまたは複数のＲＡＤＬを符号化することは、復号順序で前記ＲＡＰピクチャに先行するすべてのピクチャが出力順序ですべての前記ＲＡＤＬにも先行するという制限に従って、前記ＲＡＰピクチャに関連する前記１つまたは複数のＲＡＤＬを符号化することを備え、ここにおいて、前記ＲＡＤＬが、出力順序で前記ＲＡＰピクチャに先行し、復号順序で前記ＲＡＰピクチャに後続し、復号順序で前記ＲＡＰピクチャよりも前のビデオデータを参照しない、
   請求項１に記載の方法。
9. 前記ＲＡＰピクチャを符号化することが、ビデオ符号化プロセスの一部として実行される、請求項１に記載の方法。
10. 請求項１乃至１１のうちのいずれか一項の方法に従って符号化されたビデオデータを復号する方法であって、前記方法は、
    ランダムアクセスポイント（ＲＡＰ）ピクチャを復号することと、
    前記ＲＡＰピクチャに関連する１つまたは複数のランダムアクセススキップリーディング（ＲＡＳＬ）ピクチャを復号することと、
    前記１つまたは複数ランダムアクセススキップリーディング（ＲＡＳＬ）ピクチャのすべてが、出力順序で前記ＲＡＰピクチャに関連するランダムアクセス復号可能リーディング（ＲＡＤＬ）に先行するという制限に従って、前記ＲＡＰピクチャについての１つまたは複数の前記ＲＡＤＬピクチャを復号することと
    を備える、方法。
11. ビデオデータを符号化するための装置であって、前記装置は、
    ランダムアクセスポイント（ＲＡＰ）ピクチャを符号化するための手段と、
    前記ＲＡＰピクチャに関連する１つまたは複数のランダムアクセススキップリーディング（ＲＡＳＬ）ピクチャを符号化するための手段と、ここにおいて、前記１つまたは複数のＲＡＳＬピクチャは、出力順序値で前記ＲＡＰピクチャに先行し、復号順序で前記ＲＡＰピクチャに後続し、前記復号順序で前記ＲＡＰピクチャよりも前のビデオデータを参照する、
    すべてのＲＡＳＬピクチャが、出力順序で前記ＲＡＰピクチャに関連するランダムアクセス復号可能リーディング（ＲＡＤＬ）に先行するという制限に従って、前記ＲＡＰピクチャについての１つまたは複数の前記ＲＡＤＬピクチャを符号化するための手段と
    を備える、装置。
12. 前記ＲＡＤＬが、前記ＲＡＰピクチャの出力順序値よりも前の出力順序を示す出力順序値を有し、前記ＲＡＰピクチャの復号順序値よりも後の復号順序を示す復号順序値を有する、１つまたは複数のピクチャを備え、ここにおいて、前記１つまたは複数のピクチャが、復号順序で前記ＲＡＰピクチャよりも前のビデオデータを参照しない、請求項１１に記載の装置。
13. 前記ＲＡＰピクチャのためのリーディングピクチャのすべてが復号順序で前記ＲＡＰピクチャのためのすべてのトレーリングピクチャに先行するという制限に従って、前記ＲＡＰピクチャに関する１つまたは複数の前記リーディングピクチャを符号化するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記トレーリングピクチャが、前記ＲＡＰピクチャの出力順序値よりも大きい出力順序値を有するピクチャを備える、請求項１１に記載の装置。
14. １つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、前記１つまたは複数のプロセッサに、請求項１乃至１０のうちのいずれか一項に記載の方法を行わせる命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。