JP2015524664A - 有効成分をペレット化の間の分解から保護する方法 - Google Patents
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Abstract
特に畜産および/または獣医学の分野における使用のための、微粒子または顆粒の形態の組成物を含む、1種類以上の生理的または薬理学的有効物質のペレット化の間の分解に対する保護のための系。その微粒子には、薬理学的作用を有する1種類以上の物質、食品栄養補助剤または診断媒体を含有するコアが含まれ、前記の1種類以上の物質はそれらの化学構造内の、塩基性官能基、特にアミン官能基が含まれる塩基性官能基の存在を特徴とする。そのコアは、1種類以上のカルボン酸および/またはそれらの塩類ならびに最終的に1種類以上の賦形剤も含む。前記のコアは、脂肪または蝋の外層により、そして好ましくは脂肪酸のグリセリドの混合物によりコートされている。【選択図】 なし
Description
この出願は、2012年8月2日に出願された米国特許出願一連番号61/678,910に対する優先権を主張する。
[0001] 本発明は、概して微粒子の形態の組成物に、より具体的には畜産の分野における、および/または獣医学の分野における使用を意図した微粒子に関する。
[0002] 畜産の分野における有効物質の経口投与は、特に前記の物質の適切な用量の腸管吸収を確実にして特に反芻動物の場合における動物の消化管を通る通過の間のそれらの大量分解を避ける可能性に関して、解決するのが容易ではない問題である。別の問題は、有効成分の生物学的利用能における50%の喪失が見られるのが珍しくない飼料製品の作製におけるペレット化の間の有効物質の分解である。
[0003] 本発明は、動物、特に反芻動物の胃腸間中での有効成分の制御放出を可能にし、ペレット化による成分の処理の間に有効成分を保護する。記載される技術および配合物は、薬理作用を有する、または飼料栄養補助剤の役目を果たす1種類以上の物質の放出を制御することができる。そのような組成物において、微粒子により運ばれる物質(単数または複数)は消化管の第1部分において、特に反芻胃において起こり得る分解に対して保護されており、代わりに腸において放出および吸収されることができる。さらに、その微粒子により運ばれる物質(単数または複数)は動物飼料のペレット化の間に起こり得る分解に対して保護される。
[0004] 本発明の方法および組成物は、0.1〜5000ミクロンの大きさを有し、畜産の分野および/または獣医学の分野における使用を意図した微粒子の形態の、1種類以上の生理的または薬理学的に有効な物質のペレット化の間の放出および保護を制御するための系に関する。その組成物は、薬理作用を有する、または飼料栄養補助剤の役目を果たす1種類以上の物質(以下有効成分と呼ぶ)ならびに1種類以上のカルボン酸および/またはそれらの塩類ならびに最終的に1種類以上の賦形剤を含むコアを含有する。前記のコアは、脂肪もしくは蝋または脂肪および蝋の組み合わせの外層により、そして好ましくは脂肪酸のグリセリド類の混合物によりコートされている。
[0005] 前記の有効成分(単数または複数)は、それらの化学構造内のアミン官能基の存在を特徴とし、より一般的には塩基性の特徴を有する官能基を含有し;そのコアは、それらの化学構造内の酸性官能基の存在を特徴とし、そのコア自体の中に密接に混合された、またはその表面上に添加された1種類以上のカルボン酸および/またはそれらの塩類も含有する。これらのカルボン酸または塩類は、少なくとも1個のカルボキシル基および親油性官能基の存在を特徴とし:その酸性官能基は有効成分の塩基性官能基と相互作用し、その親油性官能基はそのコアの親油性を増大させるのを助け、それは外部の脂肪層のそのコア自体との接着に好都合である。
[0006] 上記で言及した目的に適した塩基性官能基を有する有効成分の例には以下のものが含まれるが、それらに限定されない:イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、プロリン、セレノシステイン、セリン、チロシン、アルギニン、ヒスチジン、コリン、ベタイン、カルニチン、チアミン、ピリドキシン、ストレプトマイシン、コリスチン、チアムリン、ネオマイシン、アルギニン、グルコサミン、ナイアシンアミドおよびそれらの塩類、特に塩化コリン、ベタイン塩酸塩、リジン塩酸塩、チアミン塩酸塩、チアミン一硝酸塩、ピリドキシン塩酸塩、硫酸コリスチン、およびフマル酸チアムリン。上記で言及した目的に適した酸性官能基を有するカルボン酸の例には以下のものが含まれるが、それらに限定されない:中〜長鎖飽和および不飽和脂肪酸ならびにそれらの塩類、例えばラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アラキジン酸およびそれらの塩類、芳香族カルボン酸、例えば安息香酸およびその塩類、ジカルボン酸、例えばアジピン酸、セバシン酸およびそれらの塩類。
[0007] 場合により、賦形剤を本発明に従う微粒子のコアに添加することが可能である。これらの賦形剤はそのコアの形成を向上させることができ、それらの化学構造中に塩基性官能基を含有することもできる。上記で言及した目的に適した賦形剤の例には以下のものが含まれるが、それらに限定されない:粘土、コブミール、シリカ、シリケート類、微結晶性セルロース、ポリビニルピロリドン、リン酸カルシウム、デンプン、アルギネート、アミノ修飾シリカ、アミノ修飾粘土、アミノ修飾セルロース、アミン基を有するアクリル酸ポリマー類、キトサン、およびゼラチン。これらの賦形剤は典型的にはそのコアの総重量の0〜40%に含まれる量で用いられる。
[0008] 前記のコアは脂肪または蝋の外層により、好ましくは脂肪酸のグリセリドの混合物によりコートされている。放出を有効に制御する能力は、2種類の現象:コア中の塩基性官能基およびカルボキシル基の間の相互作用、ならびに外部の脂肪層の障壁作用の相乗作用により決定される。
[0009] 本発明に従う制御放出およびペレット化システムの間の分解に対する保護は、下記で記載されるような工程からなる方法を用いて微粒子を調製することにより提供される。
[00010] 有効成分(単数または複数)およびカルボン酸(単数または複数)を含む混合物を調製する。有効物質(単数または複数)の量は、その混合物の重量の30〜100%、好ましくは50〜100%、さらにもっと好ましくは60〜100%に含まれる。そのカルボン酸(単数または複数)の量は、0〜70%、好ましくは0〜50%、さらにもっと好ましくは0〜40%に含まれる。ミキサーのタイプの選択は意図される結果に関して特に重要ではないため、混合は一般に用いられる固定または回転体ミキサーを用いて実施することができる。前記の混合物から出発して、製薬の分野において、および食品または飼料産業において造粒または凝集に関するプロセスに関して一般的に記載されている技法を用いて微小顆粒が形成される。この点での例は、例えばPharmaceutical principles of solid dosage forms, J. T. Carstensen (編者) (1993), Technomic Publishing Co., Lancaster (米国)、またはPharmaceutical Pellettization Technology I. Ghebre-Sellassie (編者) (1989), Marcel Dekker, New York (米国)、またはPrincipi di tecnologie farmaceutiche, P. Colombo et al. (編者) (2004), Casa Editrice Ambrosiana, Milan (イタリア)のような専門家の文献において豊富に記載されており、それは例えば押出成形−球状化、流動床造粒、回転プレート造粒、高速造粒、湿式造粒、融解造粒、融解押出成形、融解凝集のプロセスにより代表される。
[00011] 上記で記載されている方法に対する代替策として、コアの粉末を、それに有効成分(単数または複数)を含有する水溶液を噴霧する、またはそれを有効成分(単数または複数)を含有する水溶液と混合することにより微小顆粒へと変換することができる。この場合、前記の溶液の濃度は、0.05〜0.95g/ml、好ましくは0.2〜0.8g/mlに含まれる。添加される有効物質の溶液の量は、有効成分の量がそのコアの重量により0.1〜50%、好ましくはそのコアの重量により0.5〜40%、さらにもっと好ましくはそのコアの重量により1〜30%に含まれるような量である。
[00012] この場合ではまた、その顆粒を製造するための方法は、例えば押出成形−球状化、流動床造粒、回転プレート造粒、高速造粒、湿式造粒、融解造粒、融解押出成形および融解凝集であることができる。
[00013] 上記で記載した方法に対する代替案として、そのカルボン酸(単数または複数)を、それまたはそれらを予め形成した微小顆粒の表面上に噴霧することにより添加することができる。この場合ではまた、カルボン酸(単数または複数)の量は、そのコアの重量により0〜70%、好ましくは0〜50%、さらにもっと好ましくは0〜40%に含まれる。前記の酸(単数または複数)は、前記の酸(単数または複数)を融解させた後に、いわゆる流動床もしくは噴霧凝結技法を用いて、またはドラムミキサーコーティングにより、またはあらゆる場合において例えば研究書Coated pharmaceutical dosage forms. Fundamentals, manufacturing techniques, biopharmaceutical aspects, test methods and raw materials, K.H. Bauer, K. Lehmann, H. P. Hosterwald, G. Rothgang (編者), CRC Press, Boca Raton 1998において示されているコーティング法のようなコーティング法を用いて、前に記載されたように調製されたコアの表面に適用することができる。
[00014] 場合により、そのコアに微小顆粒の形成を向上させることができる賦形剤を、コアの重量の0〜40%、好ましくは0〜30%に含まれる量で添加することができる。これらの賦形剤は、そのコアに粉末として添加する、または水溶液中に可溶化することができる。
[00015] その有効成分がその純粋な(>96%)形態で顆粒(granulate)として入手可能である場合、例えば液体製品を吸収するために必要な賦形剤は存在しなくてよい。その場合、そのコアの製造のために用いられる賦形剤の好ましい濃度は、0〜20%である。
[00016] 上記で記載した全ての製造法において、一度顆粒または微小顆粒が得られたら、必要であればそれらを固定床または動的床(dynamic bed)を用いる乾燥法を用いて乾燥させる。
[00017] そうして得られたコアを、脂肪または蝋の層で、50〜80℃、好ましくは55〜62℃に含まれる融点を有する脂肪酸のグリセリドの混合物によりコートする。その脂肪は好ましくは硬化脂肪酸グリセリドの混合物で構成される。特に、好ましい条件は、その総脂肪酸含有量の40〜70%に含まれるC−16脂肪酸トリグリセリド含有量および30〜50%に含まれるC−18脂肪酸トリグリセリド含有量を提供する。当業者は、その有効物質および脂肪または蝋マトリックスを用いられるコーティングの方法に依存して製造の間に一貫した状態で維持するための適切な温度制御に関する必要性を理解しているであろう。そのマトリックスの粘度はそのコアの水分含量における増大と共に急速に上昇する可能性があり、それは結果として一貫した製品の形成における問題をもたらすため、その有効物質およびコアの貯蔵条件は、特にその有効物質またはコアがリジンの場合のように吸湿性である場合は注意深く制御されるべきである。
[00018] 前記の脂肪は、前に記載したように調製されたコアの表面に、前記の脂肪を融解させた後に、いわゆる流動床または噴霧凝結技法を用いて、またはドラムミキサーコーティングにより、またはあらゆる場合において例えば研究書Coated pharmaceutical dosage forms. Fundamentals, manufacturing techniques, biopharmaceutical aspects, test methods and raw materials, K.H. Bauer, K. Lehmann, H. P. Hosterwald, G. Rothgang (編者), CRC Press, Boca Raton 1998において示されているコーティング法のようなコーティング法を用いて、前に記載されたように調製されたコアの表面に適用することができる。
[00019] 適用される前記のコーティング脂肪の総量は、その微粒子の最終的な重量の10〜60%、好ましくは15〜50%である。
[00020] 場合により、そのコーティング脂肪に、それらの物理特性、例えば耐水性、粘度、可塑性、接着性、応力および温度安定性を向上させることができる賦形剤を添加することが可能である。
[00021] 脂肪の物理特性を向上させることができる賦形剤の例には、レシチン、粘土、シリカ、テルペン類、ステロール類、カルシウムおよびナトリウム塩類が含まれるが、それらに限定されない。
[00022] 本発明の特定の特徴は、有効物質の放出を有効に制御し、結果的に第一胃での分解を低減する能力が、2種類の現象:コア中に含有される有効物質の塩基性官能基およびカルボン酸の酸性官能基の間の相互作用;ならびにコーティング脂肪層の障壁作用の相乗作用により決定されることである。その塩基性および酸性官能基の間の相互作用は、有効物質の放出を減速させるのを助ける。この放出を制御する能力は、USPパドル装置(装置2)を100rpmおよび38℃において用いて実施される24時間水溶解試験を用いて検証され、24時間の溶解試験後の放出はその有効物質の含有量の30%未満である。
[00023] 限定的でない実証として、本発明の調製および特徴に関する実施例に以下で言及する。
実施例1.その中に密接に混合された有効成分およびカルボン酸を含有するコアに基づく制御放出配合物
[00024] 乾燥L−リジン一塩酸塩を液体塩基性L−リジンおよびステアリン酸と混合し、70℃においてploughshareミキサー中で30分間混合した。次いでそのコアを40℃に冷却し、コーティング層を65℃においてそれをパンコーター中で噴霧することにより適用した。次いでその微粒子を45℃未満まで冷却した。
[00025] 放出溶解試験をUSPパドル装置(装置2)を用いて38℃において100r.p.mで700mlの蒸留水中で実施した。
[00026] 24時間後、放出されたL−リジンは18.7%であり、0.8の標準偏差を有していた。
実施例2.それらの表面上に添加された有効成分およびカルボン酸を含有するコアに基づく制御放出配合物
[00027] 乾燥L−リジン一塩酸塩を液体塩基性L−リジンと45℃においてリボンブレンダー中で混合した。その液体をその乾燥L−リジン一塩酸塩上に噴霧ノズルを用いて2バールの圧力で5分間の時間をかけて噴霧した。次いでその顆粒を流動床において乾燥させた。70℃のステアリン酸をその予め形成された微小顆粒の表面に、それをパンコーター中で噴霧することにより添加した。次いでそのコアを40℃に冷却し、コーティング層を65℃においてそれをパンコーター中で噴霧することにより適用した。次いでその微粒子を45℃未満まで冷却した。
[00028] 放出溶解試験をUSPパドル装置(装置2)を用いて38℃において100r.p.mで700mlの蒸留水中で実施した。
[00029] 24時間後、放出されたL−リジンは6.0%であり、0.6の標準偏差を有していた。
実施例3.コーティング層における賦形剤の使用
[00030] 乾燥L−リジン一塩酸塩を液体L−リジンと45℃で回転式造粒機において混合した。次いでその顆粒を流動床において乾燥させた。70℃のステアリン酸をその予め形成された微小顆粒に、それをパンコーター中で噴霧することにより添加した。次いでそのコアを40℃に冷却し、65℃においてレシチンを含有する液体脂肪でコートした。次いでその微粒子を45℃未満まで冷却した。
[00031] 放出溶解試験をUSPパドル装置(装置2)を用いて38℃において100r.p.mで700mlの蒸留水中で実施した。
[00032] 24時間後、放出されたL−リジンは13.8%であり、0.4の標準偏差を有していた。
比較例4.コア中にカルボン酸を含まない配合物
[00033] その有効物質の塩基性官能基とカルボン酸の間の相互作用の重要性を実証するため、カルボン酸を含まずコーティング脂肪層のみを有する配合物も製造し、有効成分の放出に関して試験した。
[00033] その有効物質の塩基性官能基とカルボン酸の間の相互作用の重要性を実証するため、カルボン酸を含まずコーティング脂肪層のみを有する配合物も製造し、有効成分の放出に関して試験した。
[00034] 乾燥L−リジン一塩酸塩を70℃の液体硬化植物油でコートした。これはパンコーター中で成し遂げられた。次いでその微粒子を45℃未満まで冷却した。
[00035] 放出溶解試験をUSPパドル装置(装置2)を用いて38℃において100r.p.mで700mlの蒸留水中で実施した。
[00036] 24時間後、放出されたL−リジンは80%であった。
実施例5.その中で密接に混合された有効成分およびカルボン酸塩を含有するコアに基づく制御放出配合物
[00037] Taminizer(登録商標)Cは特許出願国際公開第2010072842 A1号に従って作製された、塩化コリンおよび少なくとも1種類の中〜長鎖脂肪酸の塩を含有する商業商標製品である。Taminizer(登録商標)Cをコアとして用いて、それを65℃でレシチンを含有する液体脂肪で、それをパンコーター中で噴霧することによりコートした。次いでその微粒子を45℃未満まで冷却した。
[00038] 放出溶解試験をUSPパドル装置(装置2)を用いて38℃において100r.p.mで700mlの蒸留水中で実施した。
[00039] 24時間後、放出された塩化コリンは12.9%であり、0.6の標準偏差を有していた。
実施例6.非常に低濃度の賦形剤を含有するコアに基づく制御放出配合物
[00040] 乾燥DL−メチオニンを回転式造粒機のチャンバー中でデンプンおよび水と混合した。次いでその顆粒を流動床において乾燥させた。その後、70℃のステアリン酸をその予め形成された微小顆粒に、それをパンコーター中で噴霧することにより添加した。次いでそのコアを40℃に冷却し、65℃においてコーティング層を適用した。次いでその微粒子を45℃未満まで冷却した。
[00041] 放出溶解試験をUSPパドル装置(装置2)を用いて38℃において100r.p.mで700mlの蒸留水中で実施した。
[00042] 24時間後、放出されたDL−メチオニンは11.4%であり、1.2の標準偏差を有していた。
実施例7.
高濃度の賦形剤を含有するコアに基づく制御放出配合物
高濃度の賦形剤を含有するコアに基づく制御放出配合物
[00043] 塩化コリン70%は、穀類キャリヤー上に塩化コリンを含有する乾燥商業製品である。それを液体塩基性L−リジンおよびステアリン酸と70℃においてploughshareミキサー中で30分間混合した。次いでそのコアを40℃に冷却し、コーティング層を65℃においてそれをパンコーター中で噴霧することにより適用した。次いでその微粒子を45℃未満まで冷却した。
[00044] 放出溶解試験をUSPパドル装置(装置2)を用いて38℃において100r.p.mで700mlの蒸留水中で実施した。
[00045] 24時間後、放出されたL−リジンは4.0%であり、2.1の標準偏差を有していた。
実施例8.ペレット化の間の分解に対する保護
[00046] その微粒子を実施例3におけるように調製し、この実施例においてUSA Lysine(商標)と呼ぶ。その研究は8匹の去勢牛(276±24kg)を用いた複製4×4ラテン方陣デザインであり、それにTMRを1日2回与え(14.9%CP、2.75Mcal/kg ME)、午前8:00にそのTMRの60%を自由に与え、残りを12時間後に与えた。7日目に、血漿を給餌後0、2、4、6および8時間の時点で頸静脈穿刺により採取した。それぞれの血漿試料をL−リジン含有量に関して分析した[p−Lys]。食餌のLys処置はUSA Lysine(商標)として与えられ、穀物混合物中への3タイプの組み込みとして供給された:手混合(50および100g;H50およびH100)、機械的混合(100g;M100)、およびペレットとして(100g;P100)。H50の結果はその基礎飼料を超えて[p−Lys]を増大させなかった。H100、M100およびP100の[p−Lys]濃度はその基礎飼料とは異なっていた(P<0.0001)。トップドレス(top−dress)中でのUSA Lysine(商標)の機械的混合およびペレット化は、手混合と比較して[p−Lys]に影響を及ぼさなかった。食餌への組み込み法にかかわらず、100gのUSA Lysine(商標)を与えられた去勢牛の[p−Lys]に適用された回帰方程式は、USA Lysine(商標)からのLysの少なくとも50%の生物学的利用能を予測している。具体的には、H100の組み込みから53.88%、M100の組み込みから54.76%、そしてP100の組み込みから51.31%が生物学的に利用可能であった。その有効成分の生物学的利用能は例えその微粒子がペレット化された試料へと加工されていた場合でさえも有意に減少しなかったことは驚くべきことであった。
[00046] その微粒子を実施例3におけるように調製し、この実施例においてUSA Lysine(商標)と呼ぶ。その研究は8匹の去勢牛(276±24kg)を用いた複製4×4ラテン方陣デザインであり、それにTMRを1日2回与え(14.9%CP、2.75Mcal/kg ME)、午前8:00にそのTMRの60%を自由に与え、残りを12時間後に与えた。7日目に、血漿を給餌後0、2、4、6および8時間の時点で頸静脈穿刺により採取した。それぞれの血漿試料をL−リジン含有量に関して分析した[p−Lys]。食餌のLys処置はUSA Lysine(商標)として与えられ、穀物混合物中への3タイプの組み込みとして供給された:手混合(50および100g;H50およびH100)、機械的混合(100g;M100)、およびペレットとして(100g;P100)。H50の結果はその基礎飼料を超えて[p−Lys]を増大させなかった。H100、M100およびP100の[p−Lys]濃度はその基礎飼料とは異なっていた(P<0.0001)。トップドレス(top−dress)中でのUSA Lysine(商標)の機械的混合およびペレット化は、手混合と比較して[p−Lys]に影響を及ぼさなかった。食餌への組み込み法にかかわらず、100gのUSA Lysine(商標)を与えられた去勢牛の[p−Lys]に適用された回帰方程式は、USA Lysine(商標)からのLysの少なくとも50%の生物学的利用能を予測している。具体的には、H100の組み込みから53.88%、M100の組み込みから54.76%、そしてP100の組み込みから51.31%が生物学的に利用可能であった。その有効成分の生物学的利用能は例えその微粒子がペレット化された試料へと加工されていた場合でさえも有意に減少しなかったことは驚くべきことであった。
実施例9.ペレット化の間の分解に対する保護
材料および方法
リジンの商業的に入手可能な保護された形態であるLysiPEARL(商標)(Kemin Industries,Inc.、アイオワ州デモイン)を濃縮飼料に添加し、産業の推奨に従ってペレット化した。飼料の2種類の物理的形態を用いた:(1)対照としての濃縮飼料、ミール形態;および(2)濃縮飼料、ペレット形態。その製品を、殻を外した(dehulled)大豆ミール、トウモロコシグルテンミール、トウモロコシ蒸留器乾燥穀粒および脱脂大豆(extruded soybeans)からなり、85.5%の乾燥物質、38.5%の粗タンパク質、5.0%の粗脂肪および6.0%の粗繊維を有する濃縮飼料のミール形態に添加した。その混合物を、反芻動物用飼料のための標準的なペレットミルを用いてペレット化した。LysiPEARL(商標)に関する典型的な飼料に含ませる割合および完全穀粒混合物に関する供給の割合(feeding percentage)に基づいて、飼料中のLysiPEARL(商標)の濃度は給餌基準(as−fed basis)(AF)に基づいておおよそ0.35%であった。LysiPEARL(商標)は完全穀粒混合物ではなくタンパク質混合物のようなより低い製品包含基礎(inclusion product base)で含まれることができるであろうことを主張することにより、わずかに大きな濃度を正当化することができるであろう。従ってこの製品基礎は実際の濃度を1.00%AFに近い値まで増大させるであろう。
材料および方法
リジンの商業的に入手可能な保護された形態であるLysiPEARL(商標)(Kemin Industries,Inc.、アイオワ州デモイン)を濃縮飼料に添加し、産業の推奨に従ってペレット化した。飼料の2種類の物理的形態を用いた:(1)対照としての濃縮飼料、ミール形態;および(2)濃縮飼料、ペレット形態。その製品を、殻を外した(dehulled)大豆ミール、トウモロコシグルテンミール、トウモロコシ蒸留器乾燥穀粒および脱脂大豆(extruded soybeans)からなり、85.5%の乾燥物質、38.5%の粗タンパク質、5.0%の粗脂肪および6.0%の粗繊維を有する濃縮飼料のミール形態に添加した。その混合物を、反芻動物用飼料のための標準的なペレットミルを用いてペレット化した。LysiPEARL(商標)に関する典型的な飼料に含ませる割合および完全穀粒混合物に関する供給の割合(feeding percentage)に基づいて、飼料中のLysiPEARL(商標)の濃度は給餌基準(as−fed basis)(AF)に基づいておおよそ0.35%であった。LysiPEARL(商標)は完全穀粒混合物ではなくタンパク質混合物のようなより低い製品包含基礎(inclusion product base)で含まれることができるであろうことを主張することにより、わずかに大きな濃度を正当化することができるであろう。従ってこの製品基礎は実際の濃度を1.00%AFに近い値まで増大させるであろう。
リジンのバックグラウンド濃度は(補っていない)基礎飼料において2.61%、そして0.35%(AF)のLysiPEARL(商標)を補ったそれらの処理物において2.78%であると予想された。反芻胃によるインキュベーション後に存在するであろうリジンの量は、上記で記載した値のおおよそ50%であろうと推定される。従って、16gのその処理物をインキュベート(8つの複製にそれぞれの複製に関する2gを掛ける)した場合、16時間の反芻胃によるインキュベーション後に220mgのリジンが存在するであろう。
その実験設計は5種類の処理をもたらした(表8)。
おおよそ2gのそれぞれの処理物をそれぞれのIVバッグ中に8つの複製において入れた。インビトロ(IV)での反芻胃消化の程度を16時間後に測定した。監視した構成要素は乾燥物質およびリジンであった。おおよそ3Lの反芻胃液および200gの繊維マット(fiber mat)を4匹の提供者であるジャージー去勢牛から食事の1時間後に採取した。12Lの反芻胃の内容物を複合させ(composited)、分割量(aliquots)を、600mlの緩衝された反芻胃の内容物がIV容器間で分布するようにVan Soest緩衝液と混合し、体積を蒸留水を用いて1800mlまで増やした。全ての手順はそれぞれのIV容器中で二酸化炭素の流れの下であった。その反芻胃の内容物および緩衝液を混合した後、そのIVバッグを二酸化炭素下のままであるIV容器に添加した。次いでそのIV容器を、空気ジャケット付き無酸素インキュベーター中に、6.5のpH、38℃、および3%二酸化炭素の環境で置き、3時間ごとに人為的に反芻した。
反芻後または胃/腸IVインキュベーションを3つの相で実施した:相1、胃;相2、回腸(illeal);および相3、洗い流し(wash out)。相1の溶液は、蒸留水中50%塩酸+500ml中0.1gペプシンを次いで1800mlまで増やしたもので構成されていた。相2の溶液は、pH8のリン酸緩衝液+膵臓アミラーゼ(0.75g)、リパーゼ(0.75g)およびパンクレアチン(0.75g)からなる半精製酵素カクテルを次いで1800mlまで増やしたもので構成されていた。相3は、付着している微生物を除去するための11℃におけるアジ化ナトリウムおよびラウリル硫酸ナトリウムの水溶液中での浸漬であった。
それぞれのIVインキュベーション後、そのIVバッグを強制空気オーブン中で20℃において恒量になるまで乾燥させた。その乾燥バッグをリジンの分析のために送った。適切なIVバッグ(消化残留物)の乾燥物含有量でのリジン濃度をAOAC 994.12により測定した。
XLSTAT(2007年5月公開、2012年にアップデートされたもの、Addinsoft USA,NY)において適切なモデルを用いて統計学を実施した。
論考
この研究の主な目的は、濃縮物または完全飼料の物理形態(ミール対ペレット)の商業的な保護されたリジンの栄養補助剤の消化特性への作用を定量化することであった。有効分子の反芻胃からの脱出(Rumen escape)は、反芻胃でのインキュベーション(この研究では16時間が反芻胃でのインキュベーションの長さであった)の間に分解されない(反芻胃未分解)分子の量の測定である。
この研究の主な目的は、濃縮物または完全飼料の物理形態(ミール対ペレット)の商業的な保護されたリジンの栄養補助剤の消化特性への作用を定量化することであった。有効分子の反芻胃からの脱出(Rumen escape)は、反芻胃でのインキュベーション(この研究では16時間が反芻胃でのインキュベーションの長さであった)の間に分解されない(反芻胃未分解)分子の量の測定である。
反芻胃保護されたリジンを含有するLysiPEARL(商標)に関する反芻胃未分解値を、表9(ミール形態)および10(ペレット形態)において、腸内消化性(反芻胃で分解されていない物質の消化(胃および回腸)の量(反芻胃未分解リジンの消化性))と共に示す。反芻胃未分解物質は反芻胃迂回物質、または反芻胃回避物質と呼ぶこともできる。
表9および10中のデータの比較はその動物の腸レベルで利用可能なリジンの量を明らかにし、それにより反芻胃の迂回(by−passing the rumen)(全消化管IV%リジン)はペレット形態(72.63)において、それがミール形態(72.96)である場合とほとんど同じである。従って、LysiPEARL中のリジンはペレット化の熱および圧力による消化を回避するようにうまく保護された。
[00047] 前記の記載および図面は本発明の説明的な態様を含む。本明細書で記載された前記の態様および方法は、当業者の能力、経験、および選好に基づいて異なってよい。単にその方法の工程を特定の順序で列挙することは、その方法の工程の順序への限定を一切構成しない。前記の記載および図面は単に本発明を説明および図説しているにすぎず、本発明は特許請求の範囲がそのように限定する場合を除いてそれに限定されない。それらの前の開示を有する当業者は、本発明の範囲から逸脱することなくそれにおいて修正および変更を行うことができるであろう。
Claims (15)
- 以下の工程:
(a)以下のものを含むコアを調製し、
(i)生理的または薬理学的作用を有し、塩基性官能基の存在を特徴とする少なくとも1種類の有効物質、ならびに
(ii)酸性官能基および少なくとも1個の親油性官能の存在を特徴とする少なくとも1種類のカルボン酸またはカルボン酸の塩;
(b)該コアを、ろう剤、脂肪、油、および脂肪酸のグリセリドからなる群から選択される1種類以上の組成物でコートしてコートされた粒子を製造し;
(c)該コートされた粒子を動物飼料または濃縮物に添加し;
(d)該動物飼料または濃縮物をペレット化して該有効物質を含有するペレットを製造し;そして
(e)該ペレットを動物に与え、それにより、該有効物質が該コートされた粒子の形態ではない場合よりも多くの該有効物質が該動物による取り込みに関して利用可能である;
を含む、有効物質を含有する飼料または濃縮物のペレット化の間の分解から有効物質を保護する方法。 - 有効物質がイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、プロリン、セレノシステイン、セリン、チロシン、アルギニン、ヒスチジン、コリン、ベタイン、カルニチン、チアミン、ピリドキシン、ストレプトマイシン、コリスチン、チアムリン、ネオマイシン、アルギニン、グルコサミン、ナイアシンアミドおよびそれらの塩類、特に塩化コリン、ベタイン塩酸塩、リジン塩酸塩、チアミン塩酸塩、チアミン一硝酸塩、ピリドキシン塩酸塩、硫酸コリスチン、およびフマル酸チアムリンからなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- カルボン酸およびそれらの塩類が、酪酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アラキジン酸およびそれらの塩類、安息香酸およびその塩類、ならびにアジピン酸およびセバシン酸からなるジカルボン酸ならびにそれらの塩類からなる短、中および長鎖飽和および不飽和脂肪酸ならびにそれらの塩類からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記の少なくとも1種類の親油性官能基の存在が外部の脂肪層のコアとの接着を向上させる、請求項1に記載の方法。
- コアがさらに賦形剤を含む、請求項1に記載の方法。
- 賦形剤が塩基性官能基を含む、請求項5に記載の方法。
- 賦形剤が粘土、コブミール、シリカ、シリケート類、微結晶性セルロース、ポリビニルピロリドン、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、デンプン、アルギネート、アミノ修飾デンプン、アミノ修飾シリカ、アミノ修飾粘土、アミノ修飾セルロース、アミン基を有するアクリル酸ポリマー類、キトサン、およびゼラチンからなる群から選択される、請求項5に記載の方法。
- 前記の賦形剤が0.1〜40重量%の量で存在する、請求項5に記載の方法。
- 前記の有効物質がコアの30〜100%、好ましくは50〜100%、さらにもっと好ましくは60〜100%の量で存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記のカルボン酸および/またはそれらの塩類が0.1〜70%、好ましくは0.1〜50%、さらにもっと好ましくは0.1〜40%の量で存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記のカルボン酸および/またはそれらの塩類がコア中で密接に混合されている、またはその表面上に添加されている、請求項1に記載の方法。
- 外層が50℃〜80℃、好ましくは55℃〜62℃の融点を有する、請求項1に記載の方法。
- グリセリドが硬化脂肪酸グリセリドの混合物である、請求項1に記載の方法。
- 前記の硬化脂肪酸グリセリドが総脂肪酸含有量の40〜70%のC−16脂肪酸トリグリセリド含有量および30〜50%のC−18脂肪酸トリグリセリド含有量を含む、請求項13に記載の方法。
- コーティングの量が微粒子の最終的な重量の10〜60%、好ましくは15〜50%である、請求項1に記載の方法。
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