JP2015523376A - ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)およびポリアルコールを含む化粧料組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ヒト用化粧品に使用する活性組成物の分野に関する。より詳しくは、本発明は、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびポリアルコールを含む化粧料組成物に関する。さらに本発明は、皮膚水和、および/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量を、維持、回復および/または向上させるための前記組成物の使用に関する。本発明はさらに、皮膚および/または頭皮においてプラスミンおよびウロキナーゼの両活性を共阻害するための、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩と、ポリアルコールとの組み合わせ使用に関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、ヒト用化粧品に使用する活性組成物の分野に関する。より詳しくは、本発明は、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびポリアルコールを含む化粧料組成物に関する。さらに本発明は、皮膚水和、および/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量を、維持、回復および/または向上させるための前記組成物の使用に関する。本発明はさらに、皮膚および/または頭皮においてプラスミンおよびウロキナーゼの両活性を共阻害するための、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩と、ポリアルコールとの組み合わせ使用に関する。
例えば、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)などの4−アミジノベンジルアミンは、以前に、ウロキナーゼ阻害剤として記載されている(国際公開第09/026949号パンフレット)。ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子とも呼ばれるウロキナーゼ(uPA)は、マルチドメインセリンプロテアーゼである(EC 3.4.21.31)。uPAは3つのドメイン、すなわち、成長因子様ドメイン(aa 4−43)、クリングルドメイン(aa 47−135)および触媒的「B」鎖(アミノ酸144−411)からなる411アミノ酸残基タンパク質である。クリングルドメインには、ヘパリンが結合すると思われる。成長因子様ドメインは、表皮成長因子(EGF)の構造といくらかの類似性を有しており、したがって、EGF様ドメインと呼ばれる。uPAは酵素前駆体(プロ−uPAまたは一本鎖uPA)として合成され、プラスミンによるLys158とIle159の間のタンパク質切断により活性化される。得られる2本鎖はジスルフィド結合により繋がっている。
uPAの主な基質は、プラスミノーゲンであり、これは細胞表面に結合したuPAによりプラスミンに転換される。uPAは、プラスミノーゲンのペプチド単結合に高い特異性を有する。活性化プラスミンは、細胞外基質成分(フィブリン、フィブロネクチン、ラミニンおよびプロテオグリカン)を分解し、またマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)を活性化させて、コラーゲンの分解を促進する。
したがって、ウロキナーゼの強力な選択的阻害剤であるばかりでなく、強力なプラスミン阻害剤でもありながら、カリクレイン5、カリクレイン7、エラスターゼ、第VII因子、第X因子および組織型プラスミノーゲン活性化因子(tPA)などのセリンプロテアーゼは阻害しない化粧料組成物を見出すことは有益であろう。
意外にも、本発明者らは、国際公開第09/026949号パンフレットに記載されているウロキナーゼ阻害剤の1つ、すなわち、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)と、ポリアルコールを含む化粧料組成物が、上記の問題を解決し、かつ皮膚水和、表皮バリアおよび/またはヒトの皮膚における経皮水分蒸散量を維持、回復および/または向上させるための局所用に使用できることを見出した。この化粧料組成物の、この驚くべき効果は、プラスミンおよびウロキナーゼの両者に対する組成物の強力な阻害効果によるものである。
[発明の説明]
したがって、本発明は、
a)ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、および
b)ポリアルコール
を含む化粧料組成物に関する。
本願で使用する用語「化粧料組成物」は、Roempp Lexikon Chemie,第10版,1997,Georg Thieme Verlag Stuttgart,New Yorkの表題「Kosmetika」の下で定義されている化粧料組成物、およびA.Domsch,“Cosmetic Compositions”,Verlag fuer chemische Industrie(ed.H.Ziolkowsky),第4版,1992で開示されている化粧料組成物を指す。本発明の化粧料組成物は、局所的に塗付できることが好ましい。
ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)は、次の式(I)で表される。
Figure 2015523376

当業者であれば、式(I)で表わされる化合物は、従来のペプチド合成化学にしたがい、また、より具体的には国際公開第03/076391号パンフレットに記載の手順に基づいて化学的に製造することができる。この化合物は、ラセミ混合物として好適に使用することができるが、純エナンチオマーとしての使用がより好ましい。本発明の全ての実施形態で、式(I)で表わされる化合物は、化粧料として許容可能な塩の形態であることが好ましい。最も好ましい塩は酢酸塩である。
多価アルコール、ポリオールまたは糖アルコールとしても知られるポリアルコールは、カルボニル基(アルデヒドまたはケトン、還元糖)を1級または2級水酸基へと還元した炭水化物の水素化形態である(したがって、アルコールである)。糖アルコールは、一般式H(HCHO)n+1Hで表わされ、一方、糖はH(HCHO)HCOで表わされる。本発明の好ましいポリアルコールは、グリコール、グリセロール、エリトリトール、トレイトール、アラビトール、キシリトール、リビトール、マンニトール、ソルビトール、ガラクチトール、フシトール、イジトール、イノシトール、マルチトール、ラクチトール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、エトキシジグリコール、ジプロピレングリコールおよびポリグリシトールからなるリストから選択される。本発明の最も好ましい化粧料組成物は、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびグリセリンまたは1,2,3−プロパントリオールの名もあるグリセロールを含む。
好ましい実施形態では、本発明の化粧料組成物は、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩を、化粧料組成物の全重量に対して0.001〜10,000ppmの範囲の濃度で、好ましくは化粧料組成物の全重量に対して0.1〜1,000ppmの範囲の濃度で含む。最も好ましくは、本発明の化粧料組成物は、化粧料組成物の全重量に対して0.001〜10,000ppmの範囲の濃度でベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩と、化粧料組成物の全重量に対する計算で0.1〜15重量%のグリセリンを含む。
本発明の好ましい化粧料組成物は、化粧料として許容可能な1種または数種の担体をさらに含む化粧料組成物である。用語、化粧料として許容可能な担体は、局所使用向けの化粧料組成物で従来使用されている、全ての担体、賦形剤、および/または希釈剤を指す。本化粧料組成物は、特に、スキンケア調製物、ヘアケア調製物、装飾調製物、および、特にスキンケア調製物およびヘアケア調製物などの機能性調製物である。
本発明で使用すべき、化粧料として許容可能な担体は、具体的には、グリセリン、ポリグリセリン化合物、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、寒天ガム、タラカントガム、アラビアガム、植物性または動物性ゼラチン、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール酢酸エステル、セチルアルコールなどのC6〜22脂肪アルコール、C6〜22脂肪アルコールエステル、具体的にはステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸のエステル、ならびに対応するメチル、エチルおよびプロピルエステル、ラノリン、液体パラフィン、またはワセリンもしくは蜜蝋などの天然もしくは合成ワックス、オリーブ油、ココナッツ油、大豆油、ヒマシ油および対応する硬化油などの植物油、ポリアルキレンオキサイドで変性した水酸基含有化合物、ならびに化粧料製剤に含まれることが知られている他の原料である。
本発明の化粧料組成物は、溶液、エマルション(油/水もしくは水/油)、多相エマルション(油/水/油もしくは水/油/水)、マイクロエマルション、乳液、ローション、分散体、軟膏、ポマード、シャンプー、セッケン、ゲル、凍結乾燥物、パウダー、スティック、ペンシル、スプレー、ボディオイル、フェイスマスクまたはパッチの形態とすることができる組成物である。
本発明はまた、皮膚水和、および/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量を維持、回復および/または向上させるための、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびポリアルコールを含む化粧料組成物の使用を提供する。
水分を保持する皮膚の能力は、主として角質層によるものであり、健康で美しい皮膚を維持するために重要である。角質層の細胞間に組織的に配置された脂質は、経皮の水分蒸散に対して障壁を形成する。
経皮の水分蒸散量(TWL)または(TEWL)は、拡散および蒸発過程により、体内(動物または植物)から表皮層(皮膚)を経て周囲の大気へと通過する水分量の測定値と定義される。
TWLの測定により、ある化学物質または物理的損傷(「テープの剥離」など)により引き起こされた皮膚の損傷を確認することができる。しかしながら、TWLはまた、湿度、温度、時季(季節変化)および皮膚の水分含有率(水和レベル)などの環境因子により影響を受ける。
他の実施形態では、本発明はまた、皮膚および/または頭皮におけるプラスミンの酵素活性を阻害することにより、乾燥症および/またはふけの治療を行う際に使用する、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびポリアルコールを含む化粧料組成物を提供する。プラスミン活性は、当業者であれば、例えばAnaspecのSensoLyte(登録商標)AFC Plasmin Assay Kitのような商業的に入手可能なプラスミン検定キットを使用して容易に測定することができる。
さらに、本発明はまた、皮膚および/または頭皮におけるプラスミンおよびウロキナーゼの両酵素活性を共阻害することにより、乾燥症および/またはふけを治療する際に使用する、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびポリアルコールを含む化粧料組成物を提供する。ウロキナーゼ活性は、当業者であれば、例えばAnaSpecのSensoLyte(登録商標)AFC Urokinase Assay Kitのような商業的に入手可能なウロキナーゼ検定キットを使用して容易に測定することができる。
本願の組成物は、皮膚および/または頭皮への塗付用として、クリーム、ローション、ゲル、シャンプーなどの形態で最も良好に使用される。本発明の、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびポリアルコールを含む局所的に有効な組成物は、所望の任意の塗付形態で利用可能に、または調製することができる。したがって、これらの剤形は、例えば、水性もしくは無水調製物、油中水(W/O)型もしくは水中油(O/W)型のエマルションもしくはマイクロエマルション、例えば水中油中水(W/O/W)型の多相エマルション、ゲル、シャンプー、固体、またはエアロゾルとすることができる。本発明の配合物は、例えばパウダー、湿式パッチ、ローション、クリームもしくは軟膏、シャンプーおよび洗浄剤として、または化粧料として認められた他の任意の形態で利用可能としてもよい。
本発明の化粧料組成物は、一般に塗布され、かつ局所的に塗付可能な他の任意のスキンケア成分と共に使用することができる。追加のスキンケア成分の例は、植物、藻類、微細藻類、酵母、キノコ、動物および微生物、合成および半合成物質、メラトニン、尿素、クレアチニン、ジメチルエタノールアミンおよびそれらの誘導体、アミノ酸およびその誘導体(例えば、セリン、グリシン、アスパラギン、システイン、グルタミン、リシン、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、N−アセチルシステイン、シトルリン)、タンパク質、その加水分解物およびその誘導体(例えば、コラーゲン、ゼラチン、アルブミン、カゼイン、エラスチン、ケラチン、セリシン、フィブロイン、フィラグリン)、成長因子およびその誘導体(例えば、形質転換成長因子、インスリン様成長因子、表皮成長因子、酸性および塩基性線維芽細胞成長因子、神経成長因子、ケラチノサイト成長因子、肝細胞成長因子、血小板由来成長因子、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、血管内皮成長因子)、酵素およびプロテアーゼ、ならびにそれらの誘導体(パパイン、ブロメライン、サブチリシン、スーパーオキシドジスムターゼ、ラクトペルオキシダーゼ、ホスホリパーゼ、トランスグルタミナーゼ)、酵素阻害物質、プロテアーゼ阻害物質およびそれらの誘導体(例えば、トラネキサム酸、ダイズトリプシン阻害物質、ボーマン・バーク阻害物質、LEKTI、アプロチニン、エラフィン、SLPI、α1−抗トリプシン、α1−抗キモトリプシン、硫酸コレステロール、ロイペプチン、キモスタチン、メタロプロテアーゼの組織阻害剤、Elhibin(登録商標)、Colhibin(登録商標)、pefabloc(登録商標)シリーズの化合物)、コエンザイムおよびその誘導体(例えば、ユビキノン、ニコチンアミド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドホスフェート、コエンザイムA、コエンザイムB12、フラビンアデニンジヌクレオチド、フラビンモノヌクレオチド)、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−およびヘキサペプチドなどのペプチドおよびそれらの誘導体(例えば、カルノシン、H−PAla−Pro−Dab−NHベンジル、Cu(II)−H−Gly−His−Lys−OH、H−Gly−Leu−Phe−OH、エライジル−Lys−Phe−Lys−OH、パルミトイル−Lys−Val−Lys−OH、H−Lys−Pro−Val−OH、パルミトイル−Lys−Val−Dab−OH、H−Arg−Ser−Arg−Lys−OH、パルミトイル−Lys−Val−Dab−ThrOH、H−Gly−Pro−Arg−Pro−Ala−NH2、パルミトイル−Lys−Thr−Thr−Lys−Ser−OH、アセチル−Glu−Glu−Met−Gln−Arg−Arg NH)、モノ、ジ−、トリ−およびオリゴサッカリドなどの炭水化物、ならびにそれらの誘導体(例えば、グルコース、フルクトース、マンノース、ジヒドロキシアセトン、エリトルロース、サッカロース、トレハロース、マルトース)、ポリサッカリドおよびその誘導体(例えば、ガラクトマンナン、グルコマンナン、β−グルカン、カラギーナン、グリコーゲン、キトサン、レンチナン、リケニン、イヌリン、フコース、アルギネート、キシログルカン、デキストラン、アミロース、フルクタン、キサンタン、プルラン)、グリコサミノグリカン、そのサブユニットおよびそれらの誘導体(例えば、ヒアルロナン、硫酸コンドロイチン、ヘパリン、グルクロン酸、Nアセチルグルコサミン)、プリン、ピリミジン、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよびそれらの誘導体(例えば、アラントイン、尿酸、アデノシン、アデノシン一リン酸、アデノシン5’−三リン酸、キネチン)、カルボン酸およびその誘導体(例えば、乳酸、クエン酸、グリコール酸、アゼライン酸、サリチル酸、リポ酸、ピロリドンカルボン酸、ウロカニン酸、コーヒー酸)、脂肪酸およびその誘導体(例えば、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、共役リノール酸)、脂質およびその誘導体(例えば、スクアラン、スクアレンモノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリド、ペトラタム、ラノリン)、スフィンゴシン、スフィンゴ脂質、グリコスフィンゴ脂質、スルホリピドおよびそれらの誘導体(例えば、フィトスフィンゴシン、セラミド、糖セラミド、セレブロシド、ガングリオブロシド、スルファチド)、リン脂質およびその誘導体(ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルエタノールアミン)、ステロール、フィトステロール、サポニンおよびそれらの誘導体(例えば、コレステロール、シトステロール、スチグマステロール、カンペステロール(Kampesterol)、ルペオール、グリチルリジン)、フラボノイドおよびその誘導体(例えば、ルチン、ケルセチン、ゲニステイン、ダイゼイン、フィセチン、ミリセチン、ルテオリン、ヘスペレチン、シリビン、シリマリン、アピゲニン)、フェノール、ポリフェノールおよびそれらの誘導体(例えば、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、レスベラトロール、ノルジヒドログアヤレチン酸、エラグ酸、レゾルシノール)、テルペンおよびその誘導体(例えば、グリチルレチン酸、ファルネソール、a−ビサボロール、β−ビサボロール)、アルカロイドおよびその誘導体(例えば、カフェイン、テオフィリン、テオブロミン)、ベンゾフランおよびその誘導体(例えば、ウスニン酸)、微量元素(例えば、Zn、Se、Mn)およびそれらの塩、ポリアルコールおよびその誘導体(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ソルビトール、エリトリトール、ヘキサンジオール、フィタントリオール)、抗生成分、抗生ペプチドおよびそれらの誘導体(例えば、ピリチオン亜鉛、デフェンシン、カテリシジン、ダームシジン、ヒスタチン)、UV吸収剤およびその誘導体(例えば、ベンゾエート、アントラニレート、サリチレート、ケイ皮酸塩、ベンゾフェノン(Parsol(商標)340など)、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール(Tinosorb(商標)Mなど)、トリアジン(Tinosorb(商標)Sなど)、ポリシリコーン(Parsol(商標)SLXなど)、酸化チタン、酸化亜鉛、メラニン、アボベンゾン)、ビタミン、プロビタミンおよびそれらの誘導体(例えば、ビタミンA、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE)、レチノイドおよびその誘導体(例えば、レチノール、レチナール、トレチノイン、イソトレチノイン、アリトレチノイン、エトレチネート、アシトレチン、タラゾテン、ベキサロテン)、カロテノイドおよびその誘導体(例えば、α−カロテン、β−カロテン、リコペン、ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチン)、キレート剤およびその誘導体(例えば、EDTA、デスフェリオキサミン、フリルジオキシム)、保湿剤(例えば、グリセロール、ブチレングリコール、ソルビトール、尿素、N−アセチルグルコサミン、ヒアルロン酸、グリコサミノグリカン、アミノ酸、タンパク質加水分解物、コラーゲン、モノ−、ジ−、オリゴ−およびポリサッカリド、Pentavitin(登録商標)、Phytaluronate(登録商標))、表皮バリア機能調整剤(例えば、セラミド、コレステロール、脂肪酸、スクアラン、フィトスフィンゴシン、ラノリン、レシチン、ペトラタム)、皮膚活性化および再生成分(例えば、Revitalin(登録商標)−BT、酵母抽出物、ヒレハリソウ抽出物、イチョウ抽出物)、皮膚引き締め剤および抗シワ剤(例えば、ツボクサ(centella asiatica)、Vialox(登録商標)、Syn(登録商標)−ake、Pefa(登録商標)−Tight、Matrixyl(登録商標)、Biopeptide CL、Kollaren PP、エライジル−Lys−Phe−Lys−OH、HArg−Ser−Arg−Lys−OH、Argireline、Collaxyl、Dermican LS 9745)、鎮痛剤および抗炎症剤(例えば、カモミール抽出物、パンテノール、ナイアシンアミド、酸化亜鉛、アロエベラ、キンセンカ抽出物、カンゾウ抽出物、ハマメリス抽出物、Sensicalmine、Aiistine、H−Lys−Pro−Val−OH)、抗痒み成分(例えば、Stimu−Tex(登録商標)、マツヨイグサ油)、抗ふけ成分(例えば、アラントイン、硫化セレン、ビフォナゾール、ピリチオン亜鉛)、剥離成分(例えば、アルファヒドロキシ酸、ベータヒドロキシ酸)、抗酸化剤(例えば、スーパーオキシドジスムターゼ、ユビキノン、リポ酸、ビタミンE、緑茶抽出物)、皮脂調節剤および抗ニキビ剤(例えば、Regu(登録商標)Seb、リノール酸、アフリカプルーン(pygeum africanum)抽出物、タイムス・オフィキナリス(thymus offcinalis)抽出物、レゾルシノール、サリチル酸)、皮膚伸展線条調節剤(例えば、ツボクサ抽出物、Darutosid、Registril)、皮膚免疫系調節剤(例えば、アルニカ抽出物、Immucell(登録商標))、美白剤(例えば、α−アルブチン、β−アルブチン、コウジ酸、リン酸アスコルビルマグネシウム、カンゾウ抽出物、Melfade(登録商標)、メラノスタチン、アセチル−Asn−Ser−Leu−Asp−Phe−NH2)、皮膚タンニング剤(エリトルロース、ジヒドロキシアセトン(dihydroxyacteone)、Melitane PP)、抗痩身剤(例えば、カフェイン、テオフィリン、ガラナ抽出物、Regu(登録商標)−Fade)、皮膚微小循環調節剤(例えば、アルギニン、シリビン、シリマリン)、潮紅および非一過性紅斑などの酒さ一次特徴調節剤(例えば、メトロニダゾール(metronidazoie)、アゼライン酸)、クーパーローズおよび毛細血管拡張調節剤(例えば、シリマリン)、抗真菌成分(例えば、ケトコナゾール(ketokonazole)、シクロピロクス、チャノキ油)、さらに、これらの混合物から得られる。
他の実施形態では、本発明はまた、皮膚水和、および/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量を維持、回復および/または向上させる方法であって、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、およびポリアルコールを含む組成物の有効量を個体の皮膚および/または頭皮に塗布する工程と、その効果を観察する工程とを含む方法を提供する。
本発明はまた、皮膚および/または頭皮におけるプラスミンの酵素活性を阻害する方法であって、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩を、ポリアルコール、好ましくはグリセロールと併用することを含む方法に関する。
本発明はさらに、皮膚および/または頭皮におけるプラスミンおよびウロキナーゼの両酵素活性を共阻害する方法であって、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩を、ポリアルコール、好ましくはグリセロールと併用することを含む方法に関する。
本発明はさらに、皮膚水和の維持、回復および/もしくは向上、ならびに/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量に対する、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩の効果を相乗的に向上させる方法であって、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩を含む化粧料組成物を、ポリアルコール、好ましくはグリセロールと組み合わせて、それを必要とする患者の皮膚に、局所的に塗付することを含む方法に関する。
以下の実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
[実施例]
[実施例1:エマルションの調製]
A相の成分を70℃に、B相の成分を75℃に加熱する。撹拌しながら、B相をA相に注ぐ。混合物を50℃にまで冷却し、均質化し、30℃に冷却する。その後、C層およびD相の成分を加える。室温に達するまで、そのエマルションを撹拌する。
Figure 2015523376

[実施例2:アンチエージングクリームの調製]
Figure 2015523376

[実施例3:ベビーケア用クリームおよびアフターサンクリーム]
Figure 2015523376

[実施例4:過敏性顔面皮膚用の水中油型ファンデーション]
Figure 2015523376

[実施例5:ストレスを受けた皮膚に対する油中水型エクストラケアクリーム]
Figure 2015523376

[実施例6:保湿ゲル]
Figure 2015523376

[実施例7:ウロキナーゼの阻害における、本発明の化粧料組成物の阻害効果]
測定は、25℃でマイクロプレートリーダーにより行った。試験媒体は、200μlのトリス緩衝液(0.05M;0.154MのNaCl、5%のエタノール、pH8.0)、25μlの水性基質溶液(Bz−βAla−Gly−Arg−pNA、0.18mMおよび0.09mM)、および50μlのヒトuPA溶液(最終濃度150U/ml)で構成した。2種の濃度の基質と、5種の濃度の、阻害剤0.1%と86%のグリセリン99.9%からなる阻害組成物を使用した。酵素を加えてから3分後、25μlの酢酸(50%)を加えて反応を停止させ、405nmで光学濃度を測定した。
線形回帰プログラムを用い、Dixon34により0.028μMのKi値を計算した。
[実施例8:プラスミンに対する本発明の化粧料組成物の阻害効果]
測定は、25℃でマイクロプレートリーダーにより行った。試験媒体は、200μlのトリス緩衝液(0.05M;0.154MのNaCl、5%のエタノール、pH8.0)、25μlの水性基質溶液(Tos−Gly−Pro−Lys−pNA、0.18mMおよび0.09mM)、および50μlのヒトプラスミン溶液(最終濃度0.06CTA−U/ml)で構成した。2種の濃度の基質と、5種の濃度の、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)0.1%と86%のグリセリン99.9%からなる阻害組成物を使用した。酵素を加えてから3分後、25μlの酢酸(50%)を加えて反応を停止させ、405nmで光学濃度を測定した。
線形回帰プログラムを用い、Dixon34により、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミドについて0.036μMのKi値を計算した。
[例9:同一検定法による、プラスミンに対する他の3種の4−アミジノベンジルアミン誘導体の阻害効果(比較データ)]
測定は、25℃でマイクロプレートリーダーにより行った。試験媒体は、200μlのトリス緩衝液(0.05M;0.154MのNaCl、5%のエタノール、pH8.0)、25μlの水性基質溶液(0.18mMおよび0.09mM)および50μlのヒトプラスミンまたはヒトuPA溶液(プラスミン最終濃度0.06CTA−U/ml、uPA最終濃度150U/ml)で構成した。2種の濃度の基質と、5種の濃度の、阻害剤0.1%と86%のグリセリン99.9%からなる阻害組成物を使用した。酵素を加えてから3分後、25μlの酢酸(50%)を加えて反応を停止させ、405nmで光学濃度を測定した。線形回帰プログラムを用い、Dixon34により、それぞれの阻害剤のKi値を計算した。ヒトuPAの基質にはBz−βAla−Gly−Arg−pNAを使用し、ヒトプラスミンにはTos−Gly−Pro−Lys−pNAを使用した。
Figure 2015523376

[実施例10:他のセリンプロテアーゼに対する本発明の組成物の選択性]
測定は、37℃でマイクロプレートリーダーにより行った。試験媒体は、140μlのトリス緩衝液(0.05M;0.05%のBrij(登録商標)35P、pH9.0)、20μlの水性基質溶液(25mM)、および20μlの酵素溶液(最終濃度100ng/ml)で構成した。3種の濃度の、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)0.1%と86%のグリセリン99.9%からなる阻害組成物を使用した(最終濃度:100ppm、10ppmおよび1ppm)。405nmで2時間、反応速度を記録した。ヒトカリクレイン5用の基質として、Boc−Phe−Ser−Arg−pNAを、ヒトカリクレイン7用にMeOSuc−Arg−Pro−Tyr−pNAを、ヒトエラスターゼ用にMeOSuc−Ala−Ala−Pro−Val−pNAを、ヒトuPA用にBz−βAla−Gly−Arg−pNAを、ヒトプラスミン用にMeOSuc−Ala−Phe−Lys−pNAを使用した。
[結果:]
Figure 2015523376

Claims (15)

  1. a)ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、および
    b)ポリアルコール
    を含む化粧料組成物。
  2. 局所的に塗付可能な組成物である請求項1に記載の化粧料組成物。
  3. 前記ポリアルコールがグリセロールである請求項1または2に記載の化粧料組成物。
  4. 前記ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩が、前記化粧料組成物の全重量に対して0.001〜10,000ppmの範囲の濃度で使用される請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
  5. 前記ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩が、前記化粧料組成物の全重量に対して0.1〜1,000ppmの範囲の濃度で使用される請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
  6. 化粧料として許容可能な1種または数種の担体をさらに含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
  7. 前記組成物は、溶液、エマルション(油/水、水/油、水/油/水もしくは油/水/油)、マイクロエマルション、乳液、ローション、分散体、軟膏、ポマード、シャンプー、セッケン、ゲル、凍結乾燥物、パウダー、スティック、ペンシル、スプレー、ボディオイル、フェイスマスクまたはパッチの形態とすることができる請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
  8. a)ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、および
    b)ポリアルコール
    を含む化粧料組成物の
    皮膚水和、および/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量を維持、回復および/または向上させるための使用。
  9. a)ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、および
    b)ポリアルコール
    を含む化粧料組成物であって
    皮膚および/または頭皮のプラスミンの酵素活性を阻害することによる乾燥症および/またはふけの治療における使用のための化粧料組成物。
  10. a)ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩、および
    b)ポリアルコール
    を含む化粧料組成物であって
    皮膚および/または頭皮のプラスミンおよびウロキナーゼの両酵素活性を共阻害することによる乾燥症および/またはふけの治療における使用のための化粧料組成物。
  11. 皮膚水和、および/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量を維持、回復および/または向上させる方法であって、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物の有効量を個体の皮膚および/または頭皮に塗布する工程と、その効果を観察する工程とを含む方法。
  12. 皮膚および/または頭皮におけるプラスミンの酵素活性を阻害する方法であって、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩を、ポリアルコールと併用することを含む方法。
  13. 皮膚および/または頭皮におけるプラスミンおよびウロキナーゼの両酵素活性を共阻害する方法であって、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩を、ポリアルコールと併用することを含む方法。
  14. 皮膚水和の維持、回復および/もしくは向上、ならびに/またはヒトの皮膚の経皮水分蒸散量に対する、ベンジルスルホニル−D−Ser−ホモPhe−(4−アミジノ−ベンジルアミド)またはその塩の効果を相乗的に向上させる方法であって、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化粧料組成物を、それを必要とする患者の皮膚に、局所的に塗付することを含む方法。
  15. 前記ポリアルコールがグリセロールである請求項12または13に記載の方法。
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