JP2015521071A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 少なくとも１つの光源および少なくとも１つの光検出器を備えるフォトプレチスモグラフィシステムを用いた、血圧の連続的で非観血的な測定のための方法であって、
   少なくとも１つの光源および少なくとも１つの光検出器を、動脈を含む身体部分に配置することと、
   前記フォトプレチスモグラフィシステムの接触圧力を、平均血圧に依存して変化させることとを含む方法。
2. 前記フォトプレチスモグラフィシステムの接触圧力が、前記平均血圧に適応されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記フォトプレチスモグラフィシステムの接触圧力の変化の速度は、前記動脈内の脈動血圧変化の速度より遅いことを特徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. サーチ段階において、前記フォトプレチスモグラフィシステムの初期接触圧力（ｐ_０）が測定され、その圧力において、初期フォトプレチスモグラフィ信号（ｖ_０）が最大振幅を伴って上昇することを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の方法。
5. サーチ段階において、前記初期接触圧力（ｐ_０）と、最大振幅を伴う前記初期フォトプレチスモグラフィ信号（ｖ_０）とが測定されること、および初期設定点（ｖ_０／ｐ_０）が測定されてそこから記憶されることを特徴とする請求項４に記載の方法。
6. 前記フォトプレチスモグラフィシステムの接触圧力ｐ（ｔ）は、制御システムによって、初期接触圧力から離れて制御されることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の方法。
7. 前記制御システムは、フィルタ処理されたフォトプレチスモグラフィ信号（ｖ_ＬＦ（ｔ））を生成し、その信号は、初期フォトプレチスモグラフィ信号（ｖ_０）と比較されることを特徴とする請求項６に記載の方法。
8. 前記制御システムは、ローパスフィルタに前記フォトプレチスモグラフィ信号を通すことにより、動脈血管壁の生理学的変化を考慮することを特徴とする請求項６または７に記載の方法。
9. 前記制御システムは、前記フォトプレチスモグラフィ信号の脈動信号成分を比較することによって、前記動脈血管壁の生理学的変化を認識することを特徴とする請求項８に記載の方法。
10. フォトプレチスモグラフィ測定から導出された血圧信号は、間欠的血圧モニタリングによって較正されることを特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載の方法。
11. 間欠的上腕測定の平均血圧と、前記フォトプレチスモグラフィシステムの接触圧力と、場合により、脈動フォトプレチスモグラフィ信号成分とは、前記血圧信号の較正に用いられることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. 前記接触圧力は、圧力追従に用いられる制御変数から得られることを特徴とする請求項１〜１１のいずれかに記載の方法。
13. フォトプレチスモグラフィシステムを用いた血圧の連続的で非観血的測定のための装置であって、
    少なくとも１つの光源と、
    フォトプレチスモグラフィ信号を生成する少なくとも１つの光検出器と、
    少なくとも１つの光源および少なくとも１つの光検出器を、動脈を含む身体部分に取り付けるための取付け要素と、
    を備え、
    身体部分に対する取付け要素の接触圧力を、前記平均血圧に依存して変化させることができる装置が設けられることを特徴とする装置。
14. 前記少なくとも１つの光源はＬＥＤであり、前記少なくとも１つの光検出器はフォトダイオードであることを特徴とする請求項１３に記載の装置。
15. 前記接触圧力を変化させるための装置は、フォトプレチスモグラフィシステムの接触圧力の変化の速度を実現するように構成され、その速度は、身体部分の動脈内の脈動血圧変化の速度より遅いことを特徴とする請求項１３または１４に記載の装置。
16. 前記接触圧力を変化させるための装置は、機械的、電磁的または電動機的なアクチュエータを備えることを特徴とする請求項１３〜１５のいずれかに記載の装置。
17. 前記接触圧力を変化させるための装置に対して、第１のフィルタ（ＴＰ_ＬＦ）を用いて脈動圧力変化が排除されている信号（ｖ_ＬＦ（ｔ））、および、第２のフィルタ（ＴＰ_ＶＬＦ）を用いて前記血管運動性変化が排除されている信号（ｖ_ＶＬＦ（ｔ））がフォトプレチスモグラフィシステムのフォトプレチスモグラフィ信号（ｖ（ｔ））から導出される、制御システムが割り当てられることを特徴とする請求項１３〜１６のいずれかに記載の装置。