JP2015520634A - 担荷システム - Google Patents
担荷システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015520634A JP2015520634A JP2015511391A JP2015511391A JP2015520634A JP 2015520634 A JP2015520634 A JP 2015520634A JP 2015511391 A JP2015511391 A JP 2015511391A JP 2015511391 A JP2015511391 A JP 2015511391A JP 2015520634 A JP2015520634 A JP 2015520634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- bending section
- load
- belt
- carrying system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45F—TRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
- A45F3/00—Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
- A45F3/04—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45F—TRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
- A45F3/00—Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
- A45F3/04—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
- A45F3/047—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders with adjustable fastenings for the shoulder straps or waist belts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45F—TRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
- A45F3/00—Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
- A45F3/04—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
- A45F3/08—Carrying-frames; Frames combined with sacks
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45F—TRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
- A45F3/00—Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
- A45F3/10—Pack-frames carried on the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45F—TRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
- A45F3/00—Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
- A45F3/04—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
- A45F2003/045—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders and one additional strap around the waist
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
本発明は、利用者の背部に荷物を背負うための担荷システム(1)に関する。この担荷システム(1)は、荷物用の荷物キャリア(10)と、利用者の肩に掛けられるように荷物キャリア(10)に連結された2本のショルダーストラップ(17)と、利用者の臀部の直上において腹部周囲に固定されることとなるベルト(3)と、ベルト(3)に荷物キャリア(10)を連結する1つの長形サポート(60)とを備える。長形サポート(60)は、荷物サポート(10)の幅よりも小さい幅を有し、荷物サポート(10)から下方に自由に突出することにより、利用者の背部にて荷物サポート(10)とベルト(3)との間に唯一の重量伝達連結部を形成し、長形サポート(60)は、ベルト(3)に対する荷物サポート(10)の変位を可能にする第1の曲げセクションを備える。
Description
本発明は、利用者の背部に荷物を背負うための担荷システムであって、利用者の肩に掛けられる2本のショルダーストラップと、利用者の臀部の直上において腹部周囲に固定されるベルトとを備えるシステムに関する。担荷システムは、例えばバックパックなどとして実施され得る。
ヒップベルトを有する既知のバックパックは、サバイバル用フルパッケージなどの比較的高重量の荷物を背負うために使用される。この重量の大部分が、ヒップベルトを介して人体に伝達されることにより、背部に対する負荷が軽減される。通常、このベルトは、利用者の背部に当接載置されるバックパック部分と一体部分を形成するが、これにより、利用者は、臀部に対して自身の胴部を屈曲または揺動させる場合に不快感を覚える。
本発明の目的は、利用者の背部に快適に背負うことができる上述のタイプの担荷システムを提供することである。
本発明は、利用者の背部に荷物を背負うための担荷システムを提供する。この担荷システムは、荷物用の荷物サポートと、利用者の肩の上に配置される荷物サポートに連結された2本のショルダーストラップと、利用者の臀部の直上において腹部周囲に固定されることとなるベルトと、ベルトに荷物サポートを連結する1つの長形サポートとを備える。長形サポートは、荷物サポートの幅よりも小さい幅を有し、荷物サポートから下方に自由に突出することにより、利用者の背部にて荷物サポートとベルトとの間に唯一の重量伝達連結部を形成する。長形サポートは、ベルトに対する荷物サポートの変位を可能にする第1の曲げセクションを備える。第1の曲げセクションは、長形サポートの長手方向軸に対して実質的に横方向である長形サポートの曲げ方向に依存する曲げ特性を有し、第1の曲げセクションは、胴部が解剖学的矢状面に対して実質的に平行に前後に移動する利用者と共に第1の曲げ方向に曲がる際の第1の可撓性と、第1の曲げ方向に対して実質的に横方向である第2の可撓性とを有する。第1の可撓性は、第2の可撓性よりも大きい。
長形サポートは、利用者の背部にてバッグサポートとベルトとの間に唯一の連結部を形成する。前屈方向および背屈方向における可撓性により、ユーザは、前後方向に搖動することがやはり可能となると共に、荷物は、搖動時に臀部領域によって依然として担荷される。第2の曲げ方向への曲げは、胴部が解剖学的冠状面に対して実質的に平行に側方に移動する利用者と共に曲がる際に生じ得る。
実際的な一実施形態においては、第1の可撓性は、第2の可撓性よりも少なくとも5倍大きく、好ましくは少なくとも10倍大きい。
実際的な一実施形態においては、第1の曲げセクションは、荷物サポートからベルトへの少なくとも10キログラム、好ましくは少なくとも20キログラムの重量の伝達下において、可逆的可撓性を有するように寸法設定される。これにより、長形サポートは、この状況下においても座屈または塑性変形しない。
一実施形態においては、長形サポートは、解剖学的矢状面内に延在し、第1の曲げセクションは、荷物サポートおよびベルトに対面する凹状側部を有する湾曲部を備える。この湾曲部により、長形サポートは、例えば荷物を携えて歩行している最中など、利用者が直立している場合に、利用者の背部から離間された状態に留まることが確保される。これは、快適性をもたらす。
一実施形態においては、第1の曲げセクションは、長形サポートの長手方向に対して横方向に延在するリビングヒンジを形成する一連の狭窄部を備える。リビングヒンジは、局所的曲げ領域を形成し、これらの曲げ領域は、その方向により、本発明による可撓性に相違をもたらすと共に、隣接し合う部分は、ベルトに対してバッグの重量の一部を伝達するのを可能にする。
その一実施形態においては、第1の曲げセクションは、リビングヒンジにより相互に連結される、剛性体を形成する一連の椎骨状部材を備える。このようにすることで、第1の曲げセクションは、利用者の背部自体として挙動することが可能となり、それにより、利用者の背骨に対する負荷を軽減するための第2の背骨状部材が形成される。
その一実施形態においては、椎骨状部材は、リビングヒンジを越えて隣接する椎骨状部材まで延在する突出部と、隣接する椎骨状部材の突出部の遠位端部を受け支持するための凹部とを備える。受けられた突出部は、第1の曲げセクションにより担持されることとなる重量の一部分を伝達し、それにより、突出部によってブリッジされるリビングヒンジに対する負荷が軽減される。これにより、リビングヒンジは、突出部が凹部外に位置する場合にのみ完全に荷重を被り、これは、利用者が、前屈した場合のみとなる。
一実施形態においては、第1の曲げセクションは、一体性部分または単体片として形成され、したがって、射出成形によって同一材料から作製され得る。
その一実施形態においては、第1の曲げセクションは、剛性プラスチックから作製される。
一実施形態においては、長形サポートは、第1の曲げセクションと直列の第2の曲げセクションを備え、第2の曲げセクションは、ベルトの側に配置され、第1の曲げセクションに対するベルトの搖動を可能にする。この別個の第2の曲げセクションは、バッグサポートとベルトとの間の連結部の下方部分を形成することにより、第1の曲げセクションからベルトに重量を伝達するための専用特性を有する。
その一実施形態においては、第1の曲げセクションは、長形サポートの長手方向軸を中心とした荷物サポートとベルトとの間の捩じれを第2の曲げセクションへと実質的に完全に伝達するように構成され、第2の曲げセクションは、この伝達される捩じれを実質的に完全に吸収するように構成される。荷物キャリアの側における長形サポートの専用方向感受性可逆的撓曲とベルトの側における長形サポートの捩じれの専用吸収とにより、臀部に対して胴部が移動する場合でも、荷物を快適に運搬できることが判明している。
実際的な一実施形態においては、長形サポートは、第1の曲げセクションの長手方向に、第2の曲げセクションの少なくとも2倍の長さを有する。
一実施形態においては、第2の曲げセクションは、第1の曲げセクションの可撓性特性とは異なる可撓性特性を有する。
その一実施形態においては、第2の曲げセクションは、長形サポートの長手方向軸に対して実質的に横方向である長形サポートの曲げ方向に依存する曲げ特性を有し、第2の曲げセクションは、矢状面内において利用者と共に第1の曲げ方向に曲がる際の第3の可撓性と、第1の曲げ方向に対して実質的に横方向である第4の可撓性とを有する。
その一実施形態においては、第4の可撓性は、第3の可撓性よりも大きく、それにより、第2の曲げ部分は、利用者の前屈および背屈において第1の曲げ部分のより大きい可撓性を補償することが可能となり、第2の曲げ部分は、利用者の側方への曲げまたは搖動において第1の曲げ部分のより低い可撓性を補償することが可能となる。
その一実施形態においては、第2の曲げセクションは、リビングヒンジを形成する少なくとも1つの狭窄部を備える。
一実施形態においては、第2の曲げセクションは、一体性部分または単体片として形成される。
一実施形態においては、第1の曲げセクションおよび第2の曲げセクションは、利用者の移動下においてベルトに重量を伝達するように専用化された材料特性をそれぞれ有する、それぞれ異なる材料から作製される。
一実施形態においては、第2の曲げセクションは、ゴムまたはゴムとして挙動する可撓性材料から作製される。
一実施形態においては、荷物サポートは、レールと、レールに沿って移動可能であるランナとを備え、長形サポートは、荷物サポートとベルトとの間の距離を変更するためにランナに連結される。ランナを用いることにより、この距離は、重量のかなりの部分が長形サポートを経由してベルトに伝達されることが確保されるように、利用者の個別の寸法に適合化され得る。
その一実施形態においては、荷物サポートとベルトとの間の距離を縮小する方向へのレールに沿ったランナの移動は、ランナと当接状態になるようにレールに位置決めされる当接部材によって、ランナの第1の位置に制限される。この当接部材は、重量がベルトに最適に伝達される専用距離を利用者に対して設定する。
一実施形態においては、ランナは、第1の位置と第2の位置との間でレールに沿って移動可能であり、荷物サポートとベルトとの間の距離は、第1の位置における距離よりも大きく、これにより、長形サポートは、ユーザが深く前屈した場合に、荷物サポートとベルトとの間の距離を拡大することが可能となる。
一実施形態においては、担荷システムは、ランナを第1の位置に付勢すべく前記ランナに連結された弾性ケーブルまたはばねを備える。これにより、ランナの当接位置が確保される。
一実施形態においては、当接部材は、第1の位置を摺動可能に調節するために第1のロープに連結されたスライダの一部を形成し、第1のロープの対向側端部が、荷物サポートの外部に延在する。これにより、利用者は、第1のロープを把持することと、自身にとって最適な位置に当接部材の位置を調節することとが可能となる。
一実施形態においては、担荷システムは、荷物サポートに対してロープを固定する、第1のロープ用のブレーキを備え、ブレーキは、その作動位置へと付勢される。担荷システムは、好ましくは、第2のロープを備え、第2のロープは、荷物サポートに対して第2のロープを引くことによりブレーキを解除するようにブレーキに連結され、第2のロープの対向側端部が、バッグサポートの外部に延在する。利用者は、第2のロープを引くことによりブレーキを解除することが可能であり、これにより、荷物サポートとベルトとの間の距離が、担荷システムの取外しを容易にするように迅速に縮小され得る。このコンパクトモードにおいて、担荷システムは、より容易に輸送されることも可能となる。
代替のより基本的な実施形態においては、当接部材は、レールに対して固定位置を有する固定ブロックの一部を形成する。
一実施形態においては、荷物サポートは、荷物を収容するバッグを備え、これにより、担荷システムは、バックパックとして構成される。
本明細書において説明され示される様々な態様および特徴は、可能である場合には個別に適用され得る。これらの個々の態様、特に添付の従属請求項に記載される態様および特徴は、分割特許出願の対象となり得る。
添付の図面に示す例示の実施形態に基づき、本発明を説明する。
図1は、利用者の背部に荷物を背負えるように寸法設定された本発明による担荷システムを示す。図1においては、担荷システムは、バックパック1として実施される。この実施形態においては、荷物は、荷物キャリアのキャリア10に連結されるバッグ2である。この例においては、バッグ2およびキャリア10は、2つの別個の部分を形成するが、代替的には、キャリア10が、荷物と一体部分を形成する。本発明によれば、荷物は、バッグ2に限定されず、利用者の背部に担荷されることとなる携帯デバイスまたは携帯マシンなどの、任意の種類の荷物が該当し得る。
また、図2においても示すように、キャリア10は、実質的に一定の壁厚を有する形状安定プラスチック荷物サポート11を備える。荷物サポート11は、内部の細長凹状部分13と結合したベース12と、バッグ2の一方の側部を部分的に包囲するためのベース12の周囲の外周壁部14とを備える。ベース12および細長凹状部分13は、共に若干湾曲する。外方外周部には、2つの上方穴15および2つの下方穴16が、バックパック1の利用者の肩に掛けられる2本のショルダーストラップ17に連結するように設けられる。
図3および図6に示すように、キャリア10は、実質的に一定の壁厚を有する形状安定プラスチックフレーム30を備える。フレーム30は、溝32と結合したベース31を備える。ベース31は、溝32の周囲において若干8の字に似た形状を有し、バッグサポート11のベース12を支持し、溝32は、バッグサポート11の凹状部分13内に挿入される。
図3および図6に示すように、キャリア10は、溝13の約半分の深さにおいて引っ込み位置に配置された、細長金属摺動プレート40を備える。摺動プレート40およびそれに付随する部分は、別個に図示されており、図7Aおよび図7Bにおいては反転されている。フレーム30は、摺動プレート40を支持する溝32内部にブッシュ33を備え、摺動プレート40は、ブッシュ33内に螺合されるボルト41により固定される。摺動プレート40は、溝32の湾曲に倣い若干の湾曲を有する。摺動プレート40は、細長スロット43を備え、これにより、2つの対向側の摺動レール42が画成される。
図6および図7Aに示すように、キャリア10は、摺動レール42の前方側部の上方に延在する第1の翼部51と、摺動プレート40の細長スロット43内に挿入される第2の翼部52とを有する、2つの金属ランナ50を備える。各ランナ50は、第2の翼部52上に、摺動レール42と溝32の底部との間で回転可能に拘束された2つのローラ53を備える。図6に示すように、ランナ50の第1の翼部51は、共に金属取付けプレート55に装着され、この金属取付けプレート55が、ランナ50同士を一定の相互距離に保持する。このようにすることで、ランナ50および取付けプレート55は、細長スロット43の長さ間にわたり方向Aへと平滑的に移動し得る一体性部分を形成する。図6は、取付けプレート55を、その取付け配向においてと、その対向側部を示すために反転された状態との両方で示す。取付けプレート55は、直線状の矩形ベースプレート56と、取り付けられた場合に細長スロット43を貫通して突出する第1のリップ57およびより長い第2のリップ58とを備える。
図3および図4に示すように、キャリア10は、溝32の湾曲に倣う若干の湾曲部を有する長形サポート60を備える。上方端部にて、長形サポート60は、取付けプレート55上に取り付けられる。下方端部には、長形サポート60が、可撓性ベルト3に連結される。ベルト3は、前方開閉部4を備え、臀部の直上において利用者の腹部の周囲に巻きつけられるように構成される。図1は、バックパック1が背部に背負われる場合の利用者の身体の主軸を概略的に示す。軸Lは、実質的に垂直に延在した、人体の解剖学的長手方向軸を示す。直角に交わるように配向された軸Lおよび軸Cは、人体の冠状面を共に画定する。直角に交わるように配向された軸Lおよび軸Sは、人体の解剖学的矢状面を共に画定する。直角に交わるように配向された軸Cおよび軸Sは、人体の横断面を共に画定する。
図4および図7Aに示すように、長形サポート60は、背骨状部63と結合した取付け部62を直列的に備える形状安定プラスチック背骨状部材61を備える。背骨状部63は、一定の壁厚を有する単体片として形成される。この実施形態においては、背骨状部63は、平坦状前方表面64と、実質的に半長円体の外方後方表面65とを有する。背面側部には、頂部において後方表面65と結合した湾曲状内方表面を有する切欠(隙間)66が形成されている。底部には、切欠66が、背骨状部63の残りの部分と同一の壁厚を有する、一連の横方向に延在するプラスチックリビングヒンジ68を画成する。さらに、切欠66は、一連の椎骨状部材67を画成し、各椎骨状部材67は、リビングヒンジ68が屈曲された場合に、隣接する椎骨状部材67中の凹部70の内外に自由に移動し得る突出部69を有する。このようにすることで、背骨状部材61は、矢状面に対して実質的に平行に曲げられた場合には、幾分かの可撓性を有し、冠状面に対して実質的に平行にまたは冠状面内において屈曲した場合には、より低い可撓性をまたは少なくとも数十倍の剛直性を有する。この可撓性および剛直性は、背骨状部63の形状との組合せにおいて、プラスチック自体によって実現される。
取付け部62の平坦状側部および背骨状部材61の背骨状部63は、上述の湾曲に倣い得る細長い平坦状プラスチックカバー75で覆われる。可撓性の前記方向的相違により、背骨状部材61は、矢状面内におけるベルト3のフレーム30に向かう方向および離れる方向への可逆的な往復移動を可能にする。背骨状部材61は、可逆的に撓曲しつつ、すなわちリビングヒンジ68の塑性変形下における座屈を伴うことなく、その長手方向において20キログラム超の重量をフレーム30からベルト3へと伝達するように寸法設定される。背骨状部63は、その形状により、長手方向軸を中心とするトルクがその両端部に印加される場合に、殆ど捩じれない。
この実施形態においては、背骨状部63は、一連の椎骨状部材67を備える。しかし、上述の方向依存的な可撓性相違および捩じり特性は、平坦状プレートまたは若干の湾曲を有するストリップによってなど、多数の異なる方法で実現され得る。
図4に示すように、長形サポート60は、背骨状部63に取り付けられる可撓性ジョイント80を備える。可撓性ジョイント80は、ゴムから作製され、平坦状前方表面81および実質的に半長円体の後方表面82を有し、これらの表面は、背骨状部63の前方表面64および後方表面65の連続部分を形成する。その両側部にて、2つの切欠(隙間)83が、ジョイント80の狭窄部分84を画成する。その上方側部にて、ジョイント80は、背骨状部63の挿入チャネル内に挿入され、ボルト85によりロックされる、挿入セクションを備える。下方側部にて、ジョイント80は、プラスチックブラケット90に可撓性ジョイント80を連結するための挿入セクションを備える。代替的には、可撓性ジョイント80は、玉継手として具現化される。
ブラケット90は、ねじ93によりベルト3の後方側部に連結される4つのフィンガを有する取付けプレート91と、中央挿入チャネル92とを備え、この中央挿入チャネル92内に、可撓性ジョイント80の下方挿入セクションは、挿入されボルト86により固定される。ジョイント80の狭窄部分84により、背骨状部63は、矢状面に対して実質的に平行においてよりも、冠状面に対して実質的に平行において、ベルト3に対してより大きい可撓性にて移動され得る。可撓性ジョイント80は、長形サポート60の湾曲状長手方向軸を中心としてフレーム30とベルト3との間の捩じれを可逆的に吸収することが可能である。
図1、図3、および図7Aに示すように、ベルト3とバッグサポート11のベース12との間の距離は、以下の段落内で説明される機構により方向Aに調節可能である。
キャリア10は、溝32から離れる方向に向く側部にてその長さ間にわたり開口する長手方向内方チャネル104を有する細長矩形本体101を有するプラスチック固定ブロック100を備える。固定ブロック100は、溝32の底部の全長にわたり延在する2列の歯33にインターロックする2列の歯102を備える。固定ブロック100のインターロック位置は、溝32の底部の対向側に当接するロゼット106と、ロゼット106に挿入され溝32の底部を通り矩形本体101のねじ穴103内に螺合されるねじ107とによって固定される。摺動プレート40に対面する側部には、固定ブロック100は、突出する当接エッジ105を備える。
さらに、キャリア10は、溝32から離れる方向に向いた側部においてその長さ間にわたり開口する長手方向内方チャネル112を有する矩形本体111を備えるプラスチック摺動ブロック110を備える。摺動ブロック110は、下方に摺動して、固定ブロック100の矩形本体101の端部に当接状態になることが可能である。取付けプレート55の第1のリップ57は、当接エッジ105と固定ブロック100に対面する摺動ブロック110の前面との間に配置される。摺動ブロック110が、固定ブロック100と当接状態にある場合に、第1のリップ57は、矩形本体111を越えるストロークのみが可能であるにすぎず、このストロークは、上方突出当接部材105と、摺動ブロック110の上方突出面とによって制限される。摺動ブロック110は、第1のリップ57と第2のリップ58との間に拘束されて、常に往復移動可能である。
摺動ブロック110は、第1のロープ120に連結され、この第1のロープ120は、固定ブロック100の内方チャネル104を通り下方におよびランナ50同士の間に延在し、その後摺動プレート40上の第1のリール121を経由して上方へと戻って、摺動プレート40上に固定されたブレークプレート122と摺動プレート40にヒンジ可能に連結されたロープクランプ123との間に拘束される。ブレークプレート122は、直線列の歯124を備え、ロープクランプ123は、曲線列の歯125を備える。ロープクランプ123は、搖動することが可能であり、ロープをクランプする圧搾位置にばねで付勢されている。このクランプ状態においては、ロープは、上方方向Eにのみ進み得る。ロープクランプ123は、方向Fに引っ張られた場合の付勢に対してロープクランプ123を搖動させることにより、圧搾しているロープクランプ123を解除し、これにより第1のロープ120が後方に移動し得るようにするために、第2のロープ126に連結される。
取付けプレート55の第2のリップ58は、弾性ケーブル130に連結され、この弾性ケーブル130は、固定ブロック100の内方チャネル104を通り上方に延在し、その後摺動プレート40上の第2のリール131を経由して下方に戻って、摺動プレート40の下方端部に連結される。弾性ケーブル130は、摺動ブロック110を付勢しそれにより取付けプレート55およびランナ50を細長スロット43の上方端部まで完全に押し上げられるように付勢され、それにより、摺動ブロック110は、第1のロープ120によって細長スロット43の下方端部へと引っ張られ得るようになっている。
ベルト3とバッグサポートベース12の間の距離調節は、以下のように行われる。
自身の背部にバッグサポート11を担荷する必要がある直立状態の利用者にとっての最適な高さが、設定されるべきバッグサポート11とベルト3との間の最適距離を決定する。この担荷距離は、バッグサポート11の底部側から下方に突出する長形サポートの部分の担荷長さを決定する。この担荷長さは、摺動プレート40の長手方向において決定される第1のリップ57の位置に対応する。これにより、固定ブロック100は、摺動ブロック110が固定ブロック100および第1のリップ57の両方に当接状態になるように、取り付けられる。
ランナ50は、弾性ケーブル130の付勢下において方向Aへと完全に上方に進み得る。摺動ブロック110は、取付けプレート55の第1のリップ57と第2のリップ58との間に摺動可能に拘束された状態に留まる。この進みは、方向Fに第2のロープ126を引っ張ることにより開始され、それにより、摺動ブロック110に装着された第1のロープ120は、解放され、摺動ブロック110は、当接している第1のリップ57によって上方に押される。この位置において、ベルト3の下方側部は、バッグ2の底部の高さにて延在し、それにより、バックパック1は、背部に担荷された場合と同一の配向にて床上に安定的に立つことが可能となる。これは、バックパック1の引戻り状態であり、また、これにより、例えばバックパック1が背部に担荷されずに積み込まれる場合などに、バックパック1を容易に輸送することが可能となる。
ユーザが、キャリーストラップ17を用いて自身の背部に引戻り状態のバックパック1を掛けた直後に、ユーザは、ベルト3を留め金で留め、摺動ブロック110が固定ブロック100と当接状態になるまで第1のロープ120を引き締める。この動作時に、ランナ50は、第1のリップ57に係合する摺動ブロック110により押し下げられる。このとき、バックパック1の重量は、ユーザの臀部部位のベルト3により部分的に担荷される。この部分的重量は、引っ張られた第1のロープ120を経由してロープクランプ123へとさらに伝達される。長形サポート60は、その湾曲により、その全長にわたってユーザの背部から自由距離をおいた状態に維持される。長形サポート60を経由して伝達される重量は、長形サポート60の可逆的弾性曲げ範囲内における湾曲の増大を促進する。長形サポート60は、この重量下において、不可逆的にはまたは塑性的には座屈しない。長形サポート60は、フレーム30から自由に延伸するが、フレーム30とのまたはバッグサポート11の下方領域34におけるバッグサポート11とのスポット接触が、可能となる。
使用時に、立脚状態の利用者が、自身の長手方向軸Lを中心として自身の臀部に対して自身の肩を揺り動かす場合に、背骨状部材61は、その付勢された湾曲を維持し、フレーム30から真っ直ぐに下方に可撓性ジョイント80を維持する。背骨状部材61は、フレーム30とベルト3との間の捩じり相互作用を可撓性ジョイント80へと実質的に完全に伝達し、この可撓性ジョイント80は、ベルト3と背骨状部材61の下方側部との間の回転差を実質的に完全に吸収する。このようにすることで、フレーム30および背骨状部材61は、可撓性ジョイント80の上方において搖動する一体性部分を形成する。
使用時に、ユーザが、前屈する場合に、背骨状部材61は、初めに、その元の湾曲へと弾性的に撓曲して戻る。その後、ランナ50は、第1のリップ57が、当接エッジ105の方向へと固定ブロック100を越えて摺動することが可能になることにより、自体の制限されたストローク内において自由に下方に進むことが可能となる。第1のリップ57は、後に利用者が自身の背部を真っ直ぐに伸ばした場合には、摺動ブロック110と再び当接状態に戻る。
ユーザが、バックパック1を取り外す場合には、ユーザは、ベルト3を開き、方向Fへと第2のロープ126を引き、それにより第1のロープ120は、解除される。付勢された弾性ケーブル130は、上方へとランナ50を引き上げることが可能である。この動作時に、第1のリップ57は、摺動ブロック110と当接状態に留まり、第1のロープ120を手繰り寄せる。
図8は、長形サポート60用の代替的な調節機構を示す。前述のような機構に対応する部分は、対応する参照数字を備える。
この代替的な調節機構は、長手方向内方チャネル204を有する細長矩形本体201を有する固定ブロック200を備える。取付けプレート55から突出する収納可能ピン206が、固定ブロック200に対するランナ50の移動を制限するために、内方チャネル204内に摺動可能に拘束される。ピン206は、そのロック位置に付勢され、固定ブロック200は、傾斜逃げ表面107を備え、この傾斜逃げ表面107は、ピン206の端部を付勢して、ロック方向Gに従って内方チャネル104に不可逆的に進入させる。固定ブロック200は、溝内の2列の歯33とインターロックする2列の歯102を備える。固定ブロック200のインターロック位置は、ロゼット106を用いて固定される。また、固定ブロック200は、ランナ50の第2の翼部52の下方エッジと完全に当接状態になるのに十分なだけ遠方に突出する2つの当接エッジ205を有する。固定ブロック200は、ユーザの上述のニーズに応じて、ピン206が、ベルト3に重量を伝達するために内方チャネル204の上方端部と当接状態になるように、取り付けられる。付勢された弾性ケーブル130は、内方チャネル204の上方端部と当接状態にピン206を維持し、この当接状態は、ユーザが前屈した場合にのみ一時的に解除される。この前屈時に、ピン206は、内方チャネル204を通り下方に移動され、再び移動して戻る。
フレーム30および長形サポートのプラスチック材料は、好ましくは、曲げ荷重を被った場合に十分な形状安定性をもたらすポリオキシメチレン(POM)、ポリアミドナイロン(PAナイロン)、または繊維強化ポリエステルである。
上述の説明は、好ましい実施形態の動作を説明するために含まれるものであり、本発明の範囲を制限するようには意図されない点を理解されたい。上述の説明より、本発明の趣旨および範囲内に依然として包含される多数の変形形態が、当業者には自明となろう。
Claims (28)
- 利用者の背部に荷物を背負うための担荷システムであって、
前記荷物用の荷物サポートと、前記荷物サポートに連結され前記利用者の肩に掛ける2本のショルダーストラップと、前記利用者の臀部直上にて腹部周囲に固定されるベルトと、前記ベルトに前記荷物サポートを連結する1つの長形サポートと、を備え、
前記長形サポートは、前記荷物サポートの幅よりも小さい幅を有し、前記利用者の前記背部の後方で前記荷物サポートと前記ベルトとの間に唯一の重量伝達連結部を形成すべく前記荷物サポートから下方に自由に突出しており、
前記長形サポートは、前記ベルトに対する前記荷物サポートの変位を可能にする第1の曲げセクションを備え、前記第1の曲げセクションは、前記長形サポートの長手方向軸に対して実質的に横方向である前記長形サポートの曲げ方向に依存する曲げ特性を有し、かつ、胴部が解剖学的矢状面に対して実質的に平行に前後に移動する前記利用者と共に第1の曲げ方向に曲がる第1の可撓性と、前記第1の曲げ方向に対して実質的に横方向である第2の可撓性とを有し、前記第1の可撓性は、前記第2の可撓性よりも大きい、担荷システム。 - 前記第1の可撓性は、前記第2の可撓性よりも少なくとも5倍大きく、好ましくは少なくとも10倍大きい、請求項1に記載の担荷システム。
- 前記第1の曲げセクションは、前記荷物サポートから前記ベルトへの少なくとも10キログラムの、好ましくは少なくとも20キログラムの重量の伝達下において、可逆的可撓性を有するように寸法設定されている、請求項1または2に記載の担荷システム。
- 前記長形サポートは、解剖学的矢状面内に延在し、前記第1の曲げセクションは、前記荷物サポートおよび前記ベルトに対面する凹状側部を有する湾曲部を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第1の曲げセクションは、前記長形サポートの長手方向に対して横方向に延在するリビングヒンジを形成する一連の狭窄部を備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第1の曲げセクションは、前記リビングヒンジにより相互に連結された剛性体を形成する一連の椎骨状部材を備える、請求項5に記載の担荷システム。
- 前記椎骨状部材は、隣接する椎骨状部材まで前記リビングヒンジを越えて延在する突出部と、前記隣接する椎骨状部材の前記突出部の遠位端部を受け支持するための凹部とを備える、請求項6に記載の担荷システム。
- 前記第1の曲げセクションは、一体性部分または単体片として形成される、請求項1から7のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第1の曲げセクションは、剛性プラスチックから作製される、請求項8に記載の担荷システム。
- 前記長形サポートは、前記第1の曲げセクションと直列の第2の曲げセクションを備え、前記第2の曲げセクションは、前記ベルトの側に配置され、前記第1の曲げセクションに対する前記ベルトの搖動を可能にする、請求項1から9のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第1の曲げセクションは、前記長形サポートの前記長手方向軸を中心とした前記荷物サポートと前記ベルトとの間の捩じれを前記第2の曲げセクションへと実質的に完全に伝達するように構成され、前記第2の曲げセクションは、この伝達される捩じれを実質的に完全に吸収するように構成される、請求項10に記載のバックパック。
- 前記長形サポートの前記長手方向において、前記第1の曲げセクションは、前記第2の曲げセクションの長さの少なくとも2倍を有する、請求項10または11に記載の担荷システム。
- 前記第2の曲げセクションは、前記第1の曲げセクションの可撓性特性とは異なる可撓性特性を有する、請求項10から12のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第2の曲げセクションは、前記長形サポートの前記長手方向軸に対して実質的に横方向である前記長形サポートの前記曲げ方向に依存する曲げ特性を有し、前記第2の曲げセクションは、矢状面内において前記利用者と共に前記第1の曲げ方向に曲がる際の第3の可撓性と、前記第1の曲げ方向に対して実質的に横方向である第4の可撓性とを有する、請求項10から13のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第4の可撓性は、前記第3の可撓性よりも大きい、請求項14に記載の担荷システム。
- 前記第2の曲げセクションは、リビングヒンジを形成する少なくとも1つの狭窄部を備える、請求項10から15のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第2の曲げセクションは、一体性部分または単体片として形成される、請求項10から16のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第1の曲げセクションおよび前記第2の曲げセクションは、それぞれ異なる材料から作製される、請求項10から17のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記第2の曲げセクションは、ゴムまたはゴムとして挙動する可撓性材料から作製される、請求項10から18のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記荷物サポートは、レールと、前記レールに沿って移動可能であるランナとを備え、前記長形サポートは、前記荷物サポートと前記ベルトとの間の距離を変更するために前記ランナに連結される、請求項1から19のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記荷物サポートと前記ベルトとの間の前記距離を縮小する方向への前記レールに沿った前記ランナの移動は、前記ランナと当接状態になるように前記レールに位置決めされる当接部材によって、前記ランナの第1の位置に制限される、請求項20に記載の担荷システム。
- 前記ランナは、前記第1の位置と第2の位置と間で前記レールに沿って移動可能であり、前記荷物サポートと前記ベルトとの間の距離は、前記第1の位置における距離よりも大きい、請求項21に記載の担荷システム。
- 前記ランナを前記第1の位置に付勢すべく前記ランナに連結された弾性ケーブルまたはばねを備える、請求項21または22に記載の担荷システム。
- 前記当接部材は、前記第1の位置を摺動可能に調節するために第1のロープに連結されたスライダの一部を形成し、前記第1のロープの対向側端部が、前記荷物サポートの外部に延在する、請求項21から23のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記荷物サポートに対して前記ロープを固定する、前記第1のロープ用のブレーキを備え、前記ブレーキは、その作動位置へと付勢される、請求項24に記載のバックパック。
- 第2のロープを備え、前記第2のロープは、前記荷物サポートに対して前記第2のロープを引くことにより前記ブレーキを解除するように前記ブレーキに連結され、前記第2のロープの対向側端部が、前記バッグサポートの外部に延在する、請求項25に記載の担荷システム。
- 前記当接部材は、前記レールに対して固定位置を有する固定ブロックの一部を形成する、請求項21から23のいずれか1項に記載の担荷システム。
- 前記荷物サポートは、前記荷物を収容するバッグを備える、請求項1から27のいずれか1項に記載の担荷システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL2008784A NL2008784C2 (en) | 2012-05-09 | 2012-05-09 | Load carrying system. |
NL2008784 | 2012-05-09 | ||
PCT/NL2013/050300 WO2013169100A1 (en) | 2012-05-09 | 2013-04-23 | Load carrying system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015520634A true JP2015520634A (ja) | 2015-07-23 |
Family
ID=48237217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015511391A Pending JP2015520634A (ja) | 2012-05-09 | 2013-04-23 | 担荷システム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9332821B2 (ja) |
EP (1) | EP2846659B1 (ja) |
JP (1) | JP2015520634A (ja) |
CN (1) | CN104394733B (ja) |
NL (1) | NL2008784C2 (ja) |
WO (1) | WO2013169100A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB201304542D0 (en) * | 2013-03-13 | 2013-04-24 | Bcb Int Ltd | Dynamic load carriage frame |
US9220333B2 (en) * | 2013-11-27 | 2015-12-29 | Msa Technology, Llc | Adjustable lumbar support for mounting on a backpack and backpack having the same |
GB2582526B (en) * | 2014-05-01 | 2021-01-13 | James Moncreiff Robert | Free-flex harness |
GB2525662B (en) * | 2014-05-01 | 2020-08-12 | James Moncreiff Robert | Free-flex harness |
AU2015202529B2 (en) * | 2014-05-12 | 2019-11-28 | Tyr Tactical, Llc | Universal adapter system for load bearing packs |
EP3251545B1 (en) * | 2016-06-01 | 2021-01-20 | TYR Tactical, LLC | Load carriage frame |
WO2018039363A1 (en) * | 2016-08-23 | 2018-03-01 | Randall May International, Inc. | Instrument carrier with auto-release articulating back brace |
EP3595486B1 (en) * | 2017-09-27 | 2023-12-06 | Globe (Jiangsu) Co., Ltd. | Adjustable carrier assembly for a harness |
EP3595487B1 (en) * | 2017-09-27 | 2021-01-27 | Globe (Jiangsu) Co., Ltd. | Carrier assembly for a harness |
US10842243B2 (en) * | 2017-12-15 | 2020-11-24 | Pantelis Chatzidakis | Weight support systems |
EP3622849B1 (de) * | 2018-09-17 | 2022-11-02 | Andreas Stihl AG & Co. KG | Rückentragvorrichtung, insbesondere für einen akkupack |
JP7177652B2 (ja) * | 2018-10-11 | 2022-11-24 | 株式会社マキタ | 背負式機器 |
WO2024026421A1 (en) * | 2022-07-27 | 2024-02-01 | Vizjon Innovations L.L.C. | Backpack or shoulder strap accessory mount |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4015759A (en) * | 1975-05-27 | 1977-04-05 | Dreissigacker Peter D | Backpack frame having shoulder and hip supports with flexible connection to hip support |
US4298149A (en) * | 1978-01-17 | 1981-11-03 | Panavision, Incorporated | Body harness for cinematographer |
US4479595A (en) * | 1982-09-28 | 1984-10-30 | Canadian Mountaineering Equipment Ltd. | Back pack |
US4911346A (en) * | 1984-11-23 | 1990-03-27 | Shallman Richard W | Flexible, segmental backpack frame |
US4982884A (en) * | 1986-03-18 | 1991-01-08 | Wise Stephen A | Backpack carrier assemblies |
US5806741A (en) * | 1997-09-16 | 1998-09-15 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Load-carrying system |
DE10033738A1 (de) * | 2000-01-10 | 2002-01-24 | Ekkehard Gorski | Trage-bzw. Haltevorrichtung |
EP1842449A1 (en) * | 2006-04-05 | 2007-10-10 | Nederlandse Organisatie voor Toegepast-Natuuurwetenschappelijk Onderzoek TNO | Personal carriage system |
US20080035686A1 (en) * | 2006-04-14 | 2008-02-14 | Gregory Wayne B | Backpack pivot system |
AT503417B1 (de) * | 2006-07-11 | 2007-10-15 | Iic Intersport Internat Corp | Vorrichtung zum tragen eines behältnisses, insbesondere eines rucksackes |
US8182439B2 (en) * | 2007-01-12 | 2012-05-22 | Emerald Touch, Inc. | Individual body support system |
WO2009017499A1 (en) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Orthomerica Products, Inc. | Adjustable extension compression posterior spinal orthosis and method |
DE202008000644U1 (de) * | 2008-01-16 | 2008-03-20 | Vaude Sport Gmbh & Co. Kg | Rucksack |
US9801453B2 (en) * | 2009-11-10 | 2017-10-31 | Lance Hoag | Exoskeletal backpack system and articulating connector therefor |
IL210054A0 (en) * | 2010-12-16 | 2011-02-28 | Source Vagabond Systems Ltd | Load carrier device |
WO2012094499A1 (en) * | 2011-01-06 | 2012-07-12 | Illinois Tool Works Inc. | Personal equipment suspension system with active lumbar support |
DE102011075683A1 (de) * | 2011-05-11 | 2012-11-15 | Hexonia Gmbh | Modulares Tragsystem |
US9370237B2 (en) * | 2013-02-13 | 2016-06-21 | Innovital Llc | Active spinal support system |
US9700122B2 (en) * | 2013-10-22 | 2017-07-11 | Dept. Of The Navy, A U.S. Government Agency, By The U.S. Marine Corps | Central osteoarticular relief and performance structured load distribution system device and modular scalable vest system |
US20150189974A1 (en) * | 2014-01-03 | 2015-07-09 | Easton Technical Products, Inc. | Pivotable pack frame apparatus |
-
2012
- 2012-05-09 NL NL2008784A patent/NL2008784C2/en not_active IP Right Cessation
-
2013
- 2013-04-23 CN CN201380024580.1A patent/CN104394733B/zh active Active
- 2013-04-23 JP JP2015511391A patent/JP2015520634A/ja active Pending
- 2013-04-23 WO PCT/NL2013/050300 patent/WO2013169100A1/en active Application Filing
- 2013-04-23 EP EP13720123.2A patent/EP2846659B1/en active Active
- 2013-04-23 US US14/399,924 patent/US9332821B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9332821B2 (en) | 2016-05-10 |
CN104394733B (zh) | 2016-08-24 |
US20150157114A1 (en) | 2015-06-11 |
EP2846659A1 (en) | 2015-03-18 |
NL2008784C2 (en) | 2013-11-12 |
WO2013169100A1 (en) | 2013-11-14 |
CN104394733A (zh) | 2015-03-04 |
EP2846659B1 (en) | 2017-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015520634A (ja) | 担荷システム | |
US8066164B2 (en) | Backpack having auto-adjusting waistbelt | |
KR101494189B1 (ko) | 배낭 프레임 장치 | |
KR101162591B1 (ko) | 배낭 서스펜션 시스템 및 배낭 | |
US8833623B2 (en) | Bag with self-adjusting straps | |
US8678258B1 (en) | Backpack back support frame | |
US7175188B2 (en) | Device for transporting a load and suitable attaching device | |
US9434401B2 (en) | Harness and pulling assembly | |
US3827612A (en) | Adjustable fit pack frame | |
CA2058664C (en) | Back bag | |
US7165706B2 (en) | Modular pack system with belt and leg bags | |
US9307846B1 (en) | Collapsible carriers | |
AU2006286319A1 (en) | Carrying strap | |
US20140231476A1 (en) | Hip mounted carrying aid | |
US20170188689A1 (en) | Adjustable Strap Height Mechanism | |
US20140263498A1 (en) | Backpack carrier strap system | |
CN210672485U (zh) | 一种背包 | |
US20130292433A1 (en) | Wearable supports | |
KR20090054768A (ko) | 하중분산용 보조끈이 구비된 가방 또는 배낭 | |
JP3289731B2 (ja) | 背負バッグ | |
CN211533059U (zh) | 一种防止滑落的单肩包背带辅助附件 | |
KR200410039Y1 (ko) | 버클용 멜빵 배낭 | |
CN108367187B (zh) | 锻炼装置 | |
CN115886426A (zh) | 一种减负型背包 | |
EP1541046A1 (fr) | Bretelle à tendeur élastique réglable |