JP2015519998A - 縫合糸プラー - Google Patents

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Abstract

縫合糸プラー(100)は、第1の端部および第2の端部を有する管状本体部材(101)を含む。第1および第2の円錐端部材(104a、104b)が、管状本体部材の第1および第2の端部にそれぞれ結合されている。第1の円錐端部材および管状本体部材が、第1の円錐端部材と管状本体部材の一部分とを通って縫合糸プラーの中心軸に沿って延在するスロット(102)を画定しており、このスロット(102)は縫合糸を受け入れるように構成されている。

Description

本開示は、縫合糸プラーに関する。
手術手技には、縫合糸を骨内の通路に通すことを必要とするものがある。たとえば、断裂してしまい、修復不能である前十字靱帯(ACL:anterior cruciate ligament)は、組織移植片によって置換することができる。この置換組織移植片は、縫合糸を通すことによって組織移植片を骨トンネルに引き込むことによって配置することができる。
一態様では、縫合糸プラーは、第1の端部および第2の端部を有する管状本体部材を含む。第1の円錐端部材が、管状本体部材の第1の端部に結合され、第2の円錐端部材が、管状本体部材の第2の端部に結合されている。第1の円錐端部材および管状本体部材は、第1の円錐端部材と管状本体部材の一部分とを通って縫合糸プラーの中心軸に沿って延在するスロットを画定する。このスロットは、縫合糸を受け入れるように構成されている。
諸実装形態には次の特徴の1つまたは複数が含まれ得る。たとえば、管状本体部材には、係止スロットをその管状本体部材の表面に画定することができる。この係止スロットは、縫合糸の一部を受け入れて保持するように構成することができる。管状本体部材の表面の大部分は、テクスチャ加工することができる。スロットは、縫合糸が滑るのを防止するように構成された材料で内張りすることができる。スロットは、圧縮されるように構成され、その圧縮によって縫合糸のスロット内での動きを止めるようになっていてもよい。管状本体部材は、縁部を有しないような円筒状の本体部材にすることができる。この縫合糸プラーは、第1の円錐端部材の端部から第2の円錐端部材の端部までの長さが約8インチ未満であってもよい。この縫合糸プラーは、第1の円錐端部材の端部から第2の円錐端部材の端部までの長さが約6インチ未満であってもよい。この縫合糸プラーは、第1の円錐端部材の端部から第2の円錐端部材の端部までの長さが約4.5インチであってもよい。
一般的な態様では、方法は、骨トンネルを形成するステップと、組織移植片を移植片取付けデバイスに結合するステップと、縫合糸の第1の端部を移植片取付けデバイスに結合するステップと、縫合糸の第2の端部を骨トンネルに通すステップと、縫合糸の第2の端部を縫合糸プラーに結合するステップと、縫合糸プラーを操作して、縫合糸、移植片取付けデバイス、および組織移植片を骨トンネルに引き込むステップとを含む。この縫合糸プラーは、第1の端部および第2の端部を有する管状本体部材と、管状本体部材の第1の端部に結合された第1の円錐端部材と、管状本体部材の第2の端部に結合された第2の円錐端部材とを含む。
諸実装形態には、次の特徴の1つまたは複数が含まれ得る。たとえば、第1の円錐端部材および管状本体部材には、第1の円錐端部材と管状本体部材の一部分とを通って縫合糸プラーの中心軸に沿って延在するスロットを画定することができる。縫合糸の第2の端部を縫合糸プラーに結合するステップは、縫合糸の第2の端部をスロットに配置するステップを含むことができる。縫合糸の第2の端部を縫合糸プラーに結合するステップは、縫合糸の第2の端部をスロットに配置するステップの後、縫合糸の一部分を管状本体部材の周りに巻き付けるステップを含むことができる。本方法は、スロットを圧縮し、その圧縮によって縫合糸のスロット内での動きを止めるようにするステップを含むことができる。縫合糸が滑るのを防止するように構成された材料でスロットを内張りしてもよい。この縫合糸プラーは、管状本体部材の表面に係止スロットを含むことができる。本方法は、縫合糸の一部分を係止スロットと係合させて、縫合糸を保持するステップをさらに含むことができる。管状本体部材の表面の大部分は、テクスチャ加工することができる。管状本体部材は、縁部を有しないような円筒状本体部材でよい。この縫合糸プラーは、第1の円錐端部材の端部から第2の円錐端部材の端部までの長さが約8インチ未満であってもよい。この縫合糸プラーは、第1の円錐端部材の端部から第2の円錐端部材の端部までの長さが約6インチ未満であってもよい。この縫合糸プラーは、第1の円錐端部材の端部から第2の円錐端部材の端部までの長さが約4.5インチであってもよい。
縫合糸プラーの斜視図である。 縫合糸プラーの概略側面図である。 縫合糸プラーの概略断面図である。 縫合糸プラーの一部分の拡大断面図である。 縫合糸が付いた縫合糸プラーの斜視図である。 縫合糸が付いた縫合糸プラーの斜視図である。 ACL手術中に使用されている縫合糸プラーの概略図である。 ACL手術中に使用されている縫合糸プラーの概略図である。
図1〜図3Bは、たとえば前十字靱帯(ACL)手術に使用するための縫合糸プラー100の一例を示す。縫合糸プラー100は、第1の円錐端部材104aおよび第2の円錐端部材104bを有する管状本体部材101を含む。第1の端部材104aは、管状本体部材101の第1の端部に結合され、第2の端部材104bは、管状本体部材101の第2の端部に結合されている。このより大きい端部は、使用中に縫合糸プラー100の端部が外科医の手から滑り落ちないようにする一助となり得る。
端部材104aおよび管状本体部材101が、縫合糸プラー100の中心軸に沿って、端部材104aと、管状本体部材101の少なくとも一部分とを通って延びるスロット102を画定する。スロット102は、中心軸に沿って、第1の端部材104aおよび管状本体部材101の長さに及び、かつ管状本体部材101および第1の端部材104aの幅にわたっている。スロット102は、少なくとも1本の縫合糸(図示せず)を受けるように構成されている。スロット102は、少なくとも部分的に圧縮可能に構成され、したがって縫合糸がスロット102内に配置されると、この縫合糸をスロット102の上面102aと底面102bとの間で圧縮することができる。この圧縮は、縫合糸に力が加わったときにこの縫合糸を定位置に保持する(すなわち、縫合糸のスロット102内での動きを止める)ことができる。スロット102の圧縮に加えて、スロット102の上面102aおよび底面102bは、縫合糸が滑るのを制限または防止するように、ゴムまたはシリコンなどの内張りを有することができる。
管状本体部材101の外面の大部分は、たとえば表面上にクロスハッチングまたは隆起線などの表面テクスチャ108を含む。縫合糸を管状本体部材101の外面の周りに巻き付ける際、この外面にあるテクスチャ108は、縫合糸が動くのを防止する一助となり得る。管状本体部材101の外面にあるテクスチャ108はまた、外科医の手袋を損傷しかねない鋭利な縁部または形状を有することなく、外科医が縫合糸プラー100を把持する助けとなるように設計することができる。
また、係止スロット106が管状本体部材101の外面に画定されており、縫合糸の一部を受け、かつ保持するように構成されている。この係止スロット106は、管状本体部材101の外面から、第1の端部材104aと第2の端部材104bとの間のほぼ中間に延びるタブ107によって画定され、したがってこのタブ107の一端部107aは自由端となっている(すなわち、管状本体部材101に連結されていない)。タブ107は長方形であり、その自由端107aは丸みを帯びている。図3Bに示すように、管状本体部材101の外面にある係止スロット106は、縫合糸の一部分を保持するために使用することができる。係止スロット106はさらに、たとえば縫合糸の一端部を保持して、縫合糸を定位置に保持する一助となり得る。係止スロット106は、剛性でも、ばねとして作用するように可撓性でもよい。
管状本体部材101は、縁部を有しないように、円筒状本体部材である。この形状によって、縫合糸または外科医の手袋が切断または損傷する危険を最小限に抑えることができる。より一般的には、縫合糸プラー100は、いかなる鋭利な縁部も有しないように設計することができ、これは縫合糸または外科医の手袋が切断または損傷する危険を最小限に抑える一助となり得、かつ/または使用中、外科医がより快適に感じることができる。
縫合糸プラー100は、外科医の手に合うようにサイズ設定し、寸法決めする。縫合糸プラー100は、片手で、または両手で使用するように設計することができる。したがって、一実装形態では、縫合糸プラー100の長さは、一方の端部材104aの端部から他方の端部材104bの端部まで長さ約8インチ未満でよい。他の実装形態では、縫合糸プラー100の長さは、一方の端部材104aの端部から他方の端部材104bの端部まで長さ約6インチ未満でもよい。さらに他の実装形態では、縫合糸プラー100の長さは、一方の端部材104aの端部から他方の端部材104bの端部まで長さ約4.5インチである。縫合糸プラー100の設計が対称であるため、外科医が縫合糸または移植片を均一に引っ張り、また、たとえば、縫合糸に取り付けられた移植片を骨トンネルに引き込むためのてこ作用を与える一助となり得る。
図4Aを参照すると、縫合糸などの可撓性部材410が、縫合糸プラー100の管状本体部材101と端部材104aとに画定された長手スロット102を通り抜け、本体部材101の周りに巻き付けられている。
使用中(たとえば、ACL手術中)、外科医は、縫合糸プラー100をある表面(たとえば外科医の手または指先)に載せたまま、縫合糸410の一部分を本体部材101の長手スロット102に通す。外科医は、その縫合糸を本体部材101の周りに巻き付け、次いで縫合糸プラー100の周りに指を回して縫合糸プラーを把持する。縫合糸410は、外科医の指を通って外科医の片手側方へと、または(たとえば外科医が両手を使用する場合)外科医の両手間にわたすことができる。外科医が縫合糸プラー100を把持すると、長手スロット102は少なくとも部分的に圧縮する。上述のように、この圧縮は、縫合糸410をスロット102内で固定し、滑りを制限するように作用することができる。使用中、外科医は、たとえば縫合糸プラー100をその長手軸の周りで回転させることによって縫合糸410を本体部材101の周りに巻き付けることができる。図4Bに示すように、複数本の縫合糸410および412を縫合糸プラー100とともに使用して、たとえばエンドボタンを骨トンネルに引き込むなどの手技を容易にすることができ、その場合、複数本の縫合糸(引張り縫合糸および追従縫合糸(trailing suture))がエンドボタンに取り付けられる。
図5Aおよび図5Bを参照すると、前十字靱帯(ACL)修復および再建手技中に、組織移植片524が膝500内に移植される様子が示されている。穿孔手技を実施して、適切にサイズ設定され、脛骨516を通って延びる脛骨トンネル518、および大腿骨520を通って延びる大腿骨トンネル522などの1つまたは複数の骨トンネルを形成する。外科用構成体(surgical construct)515には、組織移植片524、骨ブロック525および526、閉ループ縫合糸527、ならびに移植片取付けデバイス514が含まれる。組織移植片524は、大腿骨トンネル522および脛骨トンネル518内にそれぞれ嵌合するようにサイズ設定され、成形された骨ブロック525、526を両端部に有する。組織移植片524は、閉ループ縫合糸527を骨ブロック526に差し込み、この縫合糸527を移植片取付けデバイス514内に捕捉することによって、移植片取付けデバイス514に結合されている。
縫合糸410の第1の端部が移植片取付けデバイス514に結合され、縫合糸410の第2の端部がたとえば通しピン(図示せず)を用いてトンネル518および522に通される。縫合糸410の第2の端部は、通しピン(図示せず)を用いて、皮膚を越えて引き出される。
縫合糸410の第2の端部は、たとえば縫合糸プラー100の長手スロット102に縫合糸410の第2の端部を配置することによって、縫合糸プラー100に結合される。外科医は、縫合糸プラー100を上述のように把持し、それによってスロット102を圧縮して縫合糸410をスロット102内に維持し、また、縫合糸410の第2の端部をスロット102に配置した後、縫合糸410の一部分を管状本体部材101の周りに巻き付けることができる。縫合糸410の一部分を、係止スロット106と係合させて縫合糸410を保持することができる。縫合糸410を係止スロット106と係合させることは、縫合糸プラー100が外科医の手の中で回転するのを防止する一助となり得る。次いで、外科医は、縫合糸プラー100を操作して、縫合糸、移植片取付けデバイス、および組織移植片を骨トンネルに引き込む。たとえば、外科医は、縫合糸プラー100を引っ張って、縫合糸410を脛骨トンネル518および大腿骨トンネル522に引き込み、その縫合糸410によって、組織移植片524が大腿骨トンネル522および脛骨トンネル518内に位置するように、移植片取付けデバイス514および組織移植片524を骨トンネル518、522に引き込むことができる。構成体515がトンネル518、522に引き込まれると、外科医は、縫合糸410を縫合糸プラー100の周りに巻き付けて、たとえば縫合糸プラー100をその長手軸の周りで回転させることによって、縫合糸410のたるみを巻き取ることができる(図5B)。外科医は、外科用構成体515を引っ張りながら縫合糸410のいかなるたるみも巻き取ることによって、閉ループ縫合糸527を移植片取付けデバイス514内に捕捉されたまま保つことができる。しかし、外科医は、外科用構成体515を適正に配置するために、縫合糸410に均一な張力を慎重に加えなければならない。縫合糸プラー100の設計が対称であるため、外科用構成体515に加わる力の分散を均一にすることが可能となる。
移植片取付けデバイス514を大腿骨トンネル522から引き出した後は、外科医は、この移植片取付けデバイス514を、大腿骨トンネル522を横断し、開口を横切るように配置する。移植片取付けデバイス514は、組織移植片524を脛骨516に取り付け、組織移植片524および閉ループ縫合糸527に張力を加えることによって、大腿骨520に対して固定される。
いくつかの実装形態について説明してきた。とはいえ、様々な改変を行うことができることが理解されよう。たとえば、縫合糸プラー100を膝関節とともに使用する様子を示しているが、この縫合糸プラーは、身体の他の部位、たとえば腰部または肩関節にも使用することができ、その場合適切にサイズ設定されることになる。別の例では、細長い管状本体部材101、ならびに広くなった端部片104aおよび104bは、上述したものとは異なる形状でもよく、たとえば楕円形または回転楕円形でもよい。縫合糸プラーは、ステンレス鋼、アルミニウム、PEEK、ポリカーボネート、アセタールなど、多くの様々な材料から作成することができ、単回使用向けでも複数回使用向けでもよい。縫合糸プラー100を手で使用する場合について説明してきたが、縫合糸プラー100は、別の器具とともに使用しても、引っ張りデバイスもしくは巻取りデバイスに連結させてもよいことが企図される。したがって、以下の特許請求の範囲には他の実装形態も含まれる。
100 縫合糸プラー
101 管状本体部材
102 長手スロット
102a 上面
102b 底面
104a 第1の円錐端部材
104b 第2の円錐端部材
106 係止スロット
107 タブ
107a 自由端
108 表面テクスチャ
410 可撓性部材(縫合糸)
412 可撓性部材(縫合糸)
500 膝
514 移植片取付けデバイス
515 外科用構成体
516 脛骨
518 脛骨トンネル
520 大腿骨
522 大腿骨トンネル
524 組織移植片
525 骨ブロック
526 骨ブロック
527 閉ループ縫合糸

Claims (20)

  1. 第1の端部および第2の端部を有する管状本体部材と、
    前記管状本体部材の前記第1の端部に結合された第1の円錐端部材と、
    前記管状本体部材の前記第2の端部に結合された第2の円錐端部材と
    を備える縫合糸プラーであって、
    前記第1の円錐端部材および前記管状本体部材が、前記第1の円錐端部材と前記管状本体部材の少なくとも一部とを通って前記縫合糸プラーの中心軸に沿って延在するスロットを画定しており、前記スロットが、縫合糸を受け入れるように構成されている、縫合糸プラー。
  2. 前記管状本体部材が前記管状本体部材の表面に係止スロットを画定し、前記係止スロットが、前記縫合糸の一部を受け入れて保持するように構成されている、請求項1に記載の縫合糸プラー。
  3. 前記管状本体部材の表面の大部分が、テクスチャ加工されている、請求項1に記載の縫合糸プラー。
  4. 前記スロットが、前記縫合糸が滑るのを防止するように構成された材料で内張りされている、請求項1に記載の縫合糸プラー。
  5. 前記スロットが、圧縮されるように構成されており、前記圧縮によって前記縫合糸の前記スロット内での動きを止めるようになっている、請求項1に記載の縫合糸プラー。
  6. 前記管状本体部材が、縁部を有しないような円筒状の本体部材である、請求項1に記載の縫合糸プラー。
  7. 前記縫合糸プラーは、前記第1の円錐端部材の端部から前記第2の円錐端部材の端部までの長さが約8インチ未満である、請求項1に記載の縫合糸プラー。
  8. 前記縫合糸プラーは、前記第1の円錐端部材の前記端部から前記第2の円錐端部材の前記端部までの長さが約6インチ未満である、請求項7に記載の縫合糸プラー。
  9. 前記縫合糸プラーは、前記第1の円錐端部材の前記端部から前記第2の円錐端部材の前記端部までの長さが約4.5インチである、請求項8に記載の縫合糸プラー。
  10. 骨トンネルを形成するステップと、
    組織移植片を移植片取付けデバイスに結合するステップと、
    縫合糸の第1の端部を前記移植片取付けデバイスに結合するステップと、
    前記縫合糸の第2の端部を前記骨トンネルに通すステップと、
    前記縫合糸の前記第2の端部を縫合糸プラーに結合するステップであって、前記縫合糸プラーが、第1の端部および第2端部を有する管状本体部材と、前記管状本体部材の前記第1の端部に結合された第1の円錐端部材と、前記管状本体部材の前記第2の端部に結合された第2の円錐端部材とを含む、ステップと、
    前記縫合糸プラーを操作して、前記縫合糸、前記移植片取付けデバイス、および前記組織移植片を前記骨トンネルに引き込むステップと
    を含む、方法。
  11. 前記第1の円錐端部材および前記管状本体部材が、前記第1の円錐端部材と前記管状本体部材の少なくとも一部分とを通って前記縫合糸プラーの中心軸に沿って延在するスロットを画定しており、
    前記縫合糸の前記第2の端部を前記縫合糸プラーに結合するステップが、前記縫合糸の前記第2の端部を前記スロットに配置するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記縫合糸の前記第2の端部を前記縫合糸プラーに結合するステップが、前記縫合糸の前記第2の端部を前記スロットに配置するステップの後、前記縫合糸の一部分を前記管状本体部材の周りに巻き付けるステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記スロットを圧縮し、前記圧縮によって前記縫合糸の前記スロット内での動きを止めるようにするステップを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記スロットが、前記縫合糸が滑るのを防止するように構成された材料で内張りされている、請求項11に記載の方法。
  15. 前記縫合糸プラーが、前記管状本体部材の表面に係止スロットを備え、前記方法が、前記縫合糸の一部分を前記係止スロットと係合させて、前記縫合糸を保持するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記管状本体部材の表面の大部分が、テクスチャ加工されている、請求項10に記載の方法。
  17. 前記管状本体部材が、縁部を有しないような円筒状の本体部材である、請求項10に記載の方法。
  18. 前記縫合糸プラーは、前記第1の円錐端部材の端部から前記第2の円錐端部材の端部までの長さが約8インチ未満である、請求項10に記載の方法。
  19. 前記縫合糸プラーは、前記第1の円錐端部材の前記端部から前記第2の円錐端部材の前記端部までの長さが約6インチ未満である、請求項18に記載の方法。
  20. 前記縫合糸プラーは、前記第1の円錐端部材の前記端部から前記第2の円錐端部材の前記端部までの長さが約4.5インチである、請求項19に記載の方法。
JP2015518510A 2012-06-21 2013-06-18 縫合糸プラー Pending JP2015519998A (ja)

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