JP2015519222A - 傾斜ウェブ付きハット型スティフナーおよびその形成方法 - Google Patents

傾斜ウェブ付きハット型スティフナーおよびその形成方法 Download PDF

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Abstract

傾斜ウェブ部(52aおよび52b)を備えるハット型スティフナー(50)と、それを製造するための方法が開示される。ハット型スティフナーはキャップ(56)を有する。ハット型スティフナーはさらに、キャップの両端部から延びる第1ウェブ(52a)および第2ウェブ(52b)を有する。第1ウェブおよび第2ウェブは非直線状であり、かつ少なくとも1つの傾斜部(64)を含む。ハット型スティフナーはさらに、第1ウェブのベース部から外方に延びる第1フランジ(84a)および第2ウェブのベース部から外方に延びる第2フランジ(84b)を有する。【選択図】 図3A

Description

本開示は、一般的に構造部品、および構造部品の製造に関し、さらに詳しくは、航空機で使用されるような補強パネル構造体を形成するのに使用されるハット型スティフナー構成および方法に関する。
複合材および金属製の構造体は多種多様な用途で使用される。航空機の建造では、複合材および金属は通常、胴体、翼、尾部領域、およびその他の航空機構成要素を形成するために使用される。例えば航空機胴体は、補強パネル構造体から形成することができ、当該補強パネル構造体は、複合材または金属から構成された外板パネル構造体を有し、当該外板パネル構造体は、その強度、剛性、および安定性が向上するようにストリンガのような補強要素を結合することができる。ストリンガは外板パネル構造体に接合しあるいは取り付けることができ、かつ様々な荷重を支持するように構成することができる。加えて航空機はストリンガのような補強要素を翼に組み込むことができ、そこでストリンガは、翼の上面および下面を形成するために、外板パネル構造体に結合することができる。
ストリンガのような補強要素は、多種多様な断面形状で提供される。例えばストリンガは、金属材または複数の複合材プライで構成され、かつハット型の形状を持つ断面を有するハット型スティフナーを備えることができる。ハット型スティフナーはキャップと、各々がキャップの両端部から延びる1対のウェブと、各々が各ウェブのベース部から外方に延びる1対のフランジとを有することができる。フランジは、ストリンガの外板パネル構造体への結合を容易にすることができる。
ハット型スティフナーにより強化されたような補強パネル構造体の設計は、ハット型スティフナーのウェブの安定性によって性能および/または重量効率が制限される。例えば、補強パネル構造体の曲げ剛性の向上を達成するため、ハット型スティフナーのキャップを外板パネル構造体からより遠くに離して偏位させることが有利であろう。しかし、キャップを支持するハット型スティフナーのウェブの高さが増大すると、座屈などによって不安定になる傾向がある。したがって、ハット型スティフナーのウェブ安定性は、ハット型スティフナーにより強化されたような補強パネル構造体の設計および最適化における制限要素となり得る。
ハット型スティフナーにより強化された補強パネル構造体を設計し、かつ大きさを決定するための方法およびシステムが存在する。例えば1つの公知の方法は、ハット型スティフナーのウェブの高さを制限することである。しかし、補強パネル構造体の屈曲効率は、ハット型スティフナーのウェブの相対的高さに関係している。したがって、ウェブの高さを制限することによって、潜在的屈曲効率を制限することになる。
ハット型スティフナーにより強化された補強パネル構造体を設計し、かつ大きさを決定するための別の公知の方法およびシステムは、ハット型スティフナー全体の厚さを増大すること、またはハット型スティフナーのウェブの厚さを増大することである。しかし、ハット型スティフナー全体の厚さまたはハット型スティフナーのウェブだけの厚さでも増大することは、座屈抵抗またはクリップリング抵抗(clippling resistance)を生成するための最も重量効率の高い方法ではないので、最終結果として、設計はかなりの強度余裕を有するが、安定余裕は最小または零になる。そのような設計は結果的に補強パネル構造体の全体的重量を増大させ、それは次に燃料コストの増大および乗物効率の低下をもたらす。
さらに、ハット型スティフナーにより強化された補強パネル構造体を設計しかつ大きさを決定するための別の公知の方法およびシステムは、キャップ角度すなわちキャップと各ウェブとの間に形成される角度を低減することであり、それは各ウェブの勾配を増大させる。そのようなキャップ角度を低減すると、補強パネル構造体の外板パネル構造体に対するキャップの特定の偏位を達成するために必要な各ウェブの長さも減少する。しかし、これは、キャップ角度が90度に近づくと効果が薄れる。さらに、ウェブが急勾配になるにつれて、キャップと外板パネル構造体との間の剪断経路は損なわれ、それは次に、補強パネル構造体に剪断荷重が加えられた場合に、半径開口問題を導く。
したがって、当該分野では、公知の設計および方法より優れた利点をもたらす改善されたハット型スティフナーおよび方法が必要とされている。
改善されたハット型スティフナーおよび方法のこの必要性は満たすために、以下の詳細な説明で論じる通り、改善されたハット型スティフナーおよび方法の実施形態は、公知の設計および方法より著しく優れた利点を有する。
開示の実施形態では、ハット型スティフナーが提供される。ハット型スティフナーはキャップを備える。ハット型スティフナーはさらに、キャップの両端部から延びる第1ウェブおよび第2ウェブを備える。第1ウェブおよび第2ウェブは非直線状であり、少なくとも1つの傾斜部を含む。ハット型スティフナーはさらに、第1ウェブベース部から外方に延びる第1フランジと、第2ウェブベース部から外方に延びる第2フランジとを備える。
開示の別の実施形態では、航空機用のハット型補強パネル構造体が提供される。ハット型補強パネル構造体は外板パネル構造体を備える。ハット型補強パネル構造体はさらに、外板パネル構造体に装着されたハット型スティフナーを備える。ハット型スティフナーはキャップを含む。ハット型スティフナーはさらに、キャップの両端部から延びる第1ウェブおよび第2ウェブを含む。第1ウェブおよび第2ウェブは非直線状であり、少なくとも1つの傾斜部を含む。ハット型スティフナーはさらに、第1ウェブベース部から外方に延びる第1フランジと、第2ウェブベース部から外方に延びる第2フランジとを含む。
開示の別の実施形態では、傾斜ウェブを備える複合材料製の複合ハット型スティフナーを形成する方法が提供される。当該方法は、ハット型ツールの加工面に、ハット型ツールの実質的にハット型の断面形状を一体的に機械加工することを含む。ハット型の断面形状は、キャップと、キャップの両端部からそれぞれ延びる第1ウェブおよび第2ウェブであって、両方とも非直線状でありかつ少なくとも1つの傾斜部を含む第1ウェブおよび第2ウェブと、第1ウェブベース部から外方に延びる第1フランジおよび第2ウェブベース部から外方に延びる第2フランジとを含む。方法はさらに、ハット型ツールの加工面上に複合材プライを積層することによって、ハット型スティフナーを形成することを含む。ハット型スティフナーは、ハット型ツールの実質的ハット型断面形状と一致するハット型スティフナーの実質的ハット型断面形状を持つように形成される。方法はさらに、ハット型スティフナーのハット型スティフナーキャビティにマンドレルを挿入することを含む。方法はさらに、ハット型スティフナーを硬化させて、第1ウェブおよび第2ウェブの両方に少なくとも1つの傾斜部が形成された複合材料製のハット型スティフナーを形成することを含む。方法はさらに、ハット型ツールからハット型スティフナーを取り出すことを含む。
開示の別の実施形態では、金属材料から作られた傾斜ウェブ付きのハット型スティフナーを形成する方法が提供される。方法は、ハット型ツールの加工面に、ハット型ツールの実質的にハット型の断面形状を一体的に機械加工することを含む。ハット型断面形状は、キャップと、各々がキャップの両端部から延びる第1ウェブおよび第2ウェブであって、両方とも非直線状でありかつ少なくとも1つの傾斜部を含む第1ウェブおよび第2ウェブと、第1ウェブベース部から外方に延びる第1フランジおよび第2ウェブベース部から外方に延びる第2フランジとを含む。方法はさらに、ハット型ツールの加工面上で金属薄板を変形することによってハット型スティフナーを形成することを含む。ハット型スティフナーは、ハット型ツールの実質的ハット型断面形状と一致するハット型スティフナーの実質的ハット型断面形状を持つように形成され、ハット型スティフナーは金属材料製であり、第1ウェブおよび第2ウェブの両方に少なくとも1つの傾斜部が形成される。方法はさらに、ハット型ツールからハット型スティフナーを取り出すことを含む。
記載した特徴、機能、および利点は、開示の様々な実施形態で個別に達成することができ、あるいはさらに他の実施形態で組み合わせることができ、それについてのさらなる詳細は、以下の説明および図面を参照することにより理解することができる。
本開示は、好適な例示的実施形態を示すが必ずしも一定の縮尺で描かれていない添付の図面と併せて、以下の詳細な説明を参照することによって、いっそうよく理解することができる。
航空機のハット型補強パネル構造体に傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの1つ以上の例示的実施形態を組み込むことのできる航空機の斜視図である。 公知のウェブハット型スティフナーの斜視図である。 図2Aの公知のウェブハット型スティフナーの前端面図である。 本開示の傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの一実施形態の斜視図である。 ハット型ツールに隣接して示された、図3Aの傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの前端面図である。 本開示の傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの別の実施形態の斜視図である。 ハット型ツールに隣接して示された、図4Aの傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの前端面図である。 外板パネル構造体に装着された傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの一実施形態の斜視図である。 本開示の傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの実施形態を形成するのに使用することのできるハット型ツール、ハット型スティフナー、およびマンドレルの分解斜視図である。 本開示の方法の一実施形態のフローチャートである。 本開示の方法の別の実施形態のフローチャートである。
次に、開示する実施形態について、添付の図面を参照しながら、以下でさらに詳述する。図面には、開示する実施形態の全部ではなく、一部が示されている。実際、幾つかの異なる実施形態を提供することができ、本明細書に記載する実施形態に限定されると解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底した完全なものになるように、かつ開示の範囲が当業者に充分に伝わるようにするために提供するものである。
次に図を参照すると、図1は、航空機10のハット型補強パネル構造体26に傾斜ウェブ付きハット型スティフナーの1つ以上の例示的実施形態を組み込むことのできる航空機10の斜視図である。図1に示す通り、航空機10は胴体12、機首14、コックピット16、翼18、1つ以上の推進ユニット20、垂直尾翼部22、および水平尾翼部24を備える。図1に示す航空機10は、1つ以上のハット型補強パネル構造体26を有する民間旅客機を一般的に表しているが、開示する実施形態の教示は、他の旅客機、貨物航空機、軍用航空機、回転翼航空機、および他の種類の航空機または空中機のみならず、航空宇宙機、衛星、宇宙打上機、ロケット、および他の航空宇宙ビークル、さらにはボートおよび他の船舶、列車、自動車、トラック、バス、または1つ以上のハット型補強パネル構造体26を有する他の適切な構造体にも適用することができる。
図2Aは、公知のウェブハット型スティフナー30の斜視図である。図2Aに示す通り、公知のウェブハット型スティフナー30はハット型断面形状32を有する。公知のウェブハット型スティフナー30は、キャップ34と、キャップ34から延びる1対のウェブ36a、36bと、1対のウェブ36a、36bからそれぞれ外方に延びる1対のフランジ38a、38bとを有する。図2Bは、図2Aの公知のウェブハット型スティフナー30の前端面図である。図2Bは、公知のウェブハット型スティフナー30のウェブ厚さ40、キャップ角度42、およびハット高さ44を示す。ハット高さ44は、フランジ38aの底面46からキャップ34の内面48まで測定される。ウェブ36aは直線状である。
図3Aは、ハット型スティフナー50の一実施形態の斜視図であり、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bなどの形態である1対の傾斜ウェブ52を有する形態のハット型スティフナー50aとして示されている。図3Aに示す通り、ハット型スティフナー50は実質的ハット型断面形状54aを有することが好ましい。ハット型スティフナー50aの形態であるハット型スティフナー50はキャップ56を含む。キャップ56は第1端58および第2端60を有する。
ハット型スティフナー50aの形態であるハット型スティフナー50はさらに、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bなどの形態である傾斜ウェブ52を含む。第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bはそれぞれキャップ56の両側の第1および第2端58、60から延びる。第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは非直線状であり、非直線状構成62を有する(図3B参照)。第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは両方とも少なくとも1つの傾斜部64を含む。一実施形態では、図3Aに示す通り、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは両方とも、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの長さ68に沿った中間部分66に形成された第1傾斜部64aを有する。第1傾斜部64aは、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの各々を2つの区間70、72に分割する(図3B参照)。第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは両方とも各々、頂部74(図3B参照)およびベース部76(図3B参照)を有する。
少なくとも1つの傾斜部64は、キャント角82(図3B参照)を有することが好ましく、当該キャント角は、ハット型スティフナー50のキャップ56の内面78(図3B参照)と、第1ウェブ52aの第1傾斜部64aのような少なくとも1つの傾斜部64および特に第1ウェブ52aの区間72(図3B参照)との間に形成される。ハット型スティフナー50の形成または製造中にハット型スティフナー50をハット型ツール88a(図3B参照)から取り出すことができるように、キャント角82は90度より大きいことが好ましい。さらに好ましくは、キャント角82は90度から180度の間である。キャップ角92の測定値とキャント角82の測定値との間の差が安定性特徴部として働く傾斜部64を形成するように、キャップ角92(図3B参照)はキャント角82(図3B参照)より大きくすることができる。代替的に、キャップ角92の測定値とキャント角82の測定値との間の差が同じく安定性特徴部として働く傾斜部64を形成するように、キャップ角92はキャント角82より小さくしてもよい。選択されるキャント角82は、外板パネル構造体86(図5参照)に装着されたハット型スティフナー50を含むハット型補強パネル構造体26(図1、図5参照)に加えられる荷重によって異なる。
図3Aに示す通り、ハット型スティフナー50aの形態であるハット型スティフナー50はさらに、第1フランジ84aおよび第2フランジ84bなどの形態である1対のフランジ84を含む。第1フランジ84aは第1ウェブ52aのベース部76(図3Bも参照)から外方に延びる。第2フランジ84bは第2ウェブ52bのベース部76(図3Bも参照)から外方に延びる。第1および第2フランジ84a、84bは各々、ハット型スティフナー50の外板パネル構造体86(図5参照)への装着(例えば接合または取付け)を容易にする底面96(図3Bも参照)を有する。
図3Bは、ハット型スティフナー50の前端面図であり、ハット型ツール88aに隣接して示された傾斜ウェブ52を有するハット型スティフナー50aとして示されている。図3Bは第1傾斜部64a、非直線状構成62、およびウェブ厚さ90を持つ第1ウェブ52aを示す。図3Bはさらに、キャップ角92を示し、当該キャップ角92は、ハット型スティフナー50のキャップ56の内面78と、ハット型スティフナー50の第1ウェブ52a、例えば第1ウェブ52aの区間70の内面78との間に形成される。図3Bはさらに、上述したキャント角82、およびキャント高さ94を示す。キャント高さ94は第1フランジ84aの底面96から第1傾斜部64aまでの測定寸法である。図3Bはさらに、ハット型ツール88aに隣接するハット型スティフナー50の外面80を示す。
図4Aは、ハット型スティフナー50の別の実施形態の斜視図であり、1対の傾斜ウェブ52を有する形態のハット型スティフナー50bとして示されている。この実施形態のハット型スティフナー50bは、当該実施形態において第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bが各々、第1傾斜部64aおよび第2傾斜部64bなどの形態である2つの傾斜部64を有することを除いて、図3Aに示したハット型スティフナー50aと同様の特徴を有する。第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは両方とも各々、頂部74(図4Bも参照)およびベース部76(図4Bも参照)を有する。図4Aに示す通り、ハット型スティフナー50は実質的ハット型断面形状54bを有することが好ましい。ハット型スティフナー50bの形態であるハット型スティフナー50は、キャップ56を含む。キャップ56は第1端58および第2端60を有する。
さらに図4Aに示す通り、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは各々が、キャップ56の両側の第1および第2端58、60からそれぞれ延びる。第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは両方とも非直線状であり、かつ2つの傾斜部64を含む。図4Aに示す通り、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは両方とも、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの各々の長さ68に沿った第1部分98(図4Bも参照)に形成された第1傾斜部64aを有し、かつさらに第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの各々の長さ68に沿った第2部分100(図4Bも参照)に形成された第2傾斜部64bを有する。第1傾斜部64aおよび第2傾斜部64bは、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの各々の長さ68に沿って互いに離隔した第1および第2部分98、100に形成されることが好ましい。第1傾斜部64aおよび第2傾斜部64bは、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの各々をそれぞれ3つの区間102、104、および106に分割する(図4Aも参照)。
図4Bは、ハット型スティフナー50の前端面図であり、ハット型ツール88bに隣接する傾斜ウェブ52を有するハット型スティフナー50bとして示されている。図4Bは、第1傾斜部64a、第2傾斜部64b、および非直線状構成62を持つ第1ウェブ52aを示す。図4Bはさらに、キャップ角92を示し、当該キャップ角は、ハット型スティフナー50のキャップ56の内面78と、ハット型スティフナー50の第1ウェブ52a、例えば第1ウェブ52aの区間102の内面78との間に形成される。
図4Bはさらに、第1キャント角82aを示し、当該第1キャント角は、ハット型スティフナー50のキャップ56の内面78と、第1ウェブ52aの第1傾斜部64aおよび特に第1ウェブ52aの区間104との間に形成される。図4Bはさらに、第2キャント角82bを示し、当該第2キャント角は、ハット型スティフナー50のキャップ56の内面78と、第1ウェブ52aの第2傾斜部64bおよび特に第1ウェブ52aの区間106との間に形成される。ハット型スティフナー50の形成または製造中にハット型スティフナー50をハット型ツール88b(図4B参照)から取り出すことができるように、第1キャント角82aおよび第2キャント角82bは各々90度より大きいことが好ましい。さらに好ましくは、第1キャント角82aおよび第2キャント角82bは90度から180度の間である。選択されるキャント角82は、外板パネル構造体86(図5参照)に装着されるハット型スティフナー50を含むハット型補強パネル構造体26(図1、図5参照)に加えられる荷重によって異なる。
図4Aにさらに示す通り、ハット型スティフナー50bの形態であるハット型スティフナー50はさらに、第1フランジ84aおよび第2フランジ84bなどの形態である1対のフランジ84を含む。第1フランジ84aは、第1ウェブ52aのベース部76(図3Bも参照)から外方に延びる。第2フランジ84bは、第2ウェブ52bのベース部76(図3Bも参照)から外方に延びる。第1および第2フランジ84a、84bの各々は、ハット型スティフナー50の外板パネル構造体86(図5参照)への装着(例えば接合または取付け)を容易にする底面96(図3Bも参照)を有する。
図4Bはさらに、第1キャント高さ94aおよび第2キャント高さ94bを示す。第1キャント高さ94aは、第1フランジ84aの底面96から第1傾斜部64aまでの測定寸法をいう。第2キャント高さ94bは、第1フランジ84aの底面96から第2傾斜部64bまでの測定寸法をいう。ハット型スティフナー50の外面80はハット型ツール88bに隣接する。
ハット型スティフナー50a(図3A参照)およびハット型スティフナー50b(図4A参照)などの形態であるハット型スティフナー50は、複合材料、金属材料、および複合材料および金属材料の組合せ、または他の適切な材料を含む材料から作成することができる。複合材料は、グラファイト、芳香族ポリアミド繊維、ガラス繊維、エポキシ、または別の適切な複合材料から作成することのできる、織物または単方向性テープのような複合材料のプリプレグプライを含んでいてもよい。金属材料は軽量アルミニウム、チタン、鋼、または別の適切な金属材料などである。ハット型スティフナー50が複合材料製のハット型スティフナーである場合、少なくとも1つの傾斜部64は、以下でさらに詳述するハット型スティフナー50の形成または製造中に、ハット型スティフナー50が硬化プロセスを受けるときに形成することが好ましい。
開示の別の実施形態では、航空機10(図1参照)用のハット型補強パネル構造体26(図1、図5参照)が提供される。図5は、外板パネル構造体96に装着されたハット型スティフナー50の一実施形態の斜視図であり、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bなどの形態である傾斜ウェブ52を有するハット型スティフナー50aとして示されている。図5に示す通り、ハット型補強パネル構造体26は外板パネル構造体96を含む。ハット型補強パネル構造体26はさらに、外板パネル構造体96に対して第1フランジ84aおよび第2フランジ84bにて装着されたハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50を含む。上述の通り、ハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50は、キャップ56を含む。ハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50はさらに、キャップ56の両側の第1および第2端58、60からそれぞれ延びる第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bを含む。第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bは非直線状であり、少なくとも1つの傾斜部64を含む。ハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50はさらに、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bのベース部76からそれぞれ外方に延びる第1フランジ84aおよび第2フランジ84bを含む。
ハット型スティフナー50a(図3A参照)およびハット型スティフナー50b(図4A参照)などの形態であるハット型スティフナー50は、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの安定性、強度、および座屈抵抗を向上する実質的ハット型断面形状54a(図3A参照)、54b(図4A参照)を有する。ハット型スティフナー50a(図3A参照)およびハット型スティフナー50b(図4A参照)などの形態であるハット型スティフナー50の第1フランジ84aおよび第2フランジ84bは、外板パネル構造体96(図5参照)に装着することができる。図5に示す通り、ハット型補強パネル構造体26(図1も参照)は、、外板パネル構造体86からキャップ56の内面78までの第1ウェブ高さ108aと、外板パネル構造体86からキャップ56の内面78までの第2ウェブ高さ108bと、外板パネル構造体86から偏位したキャップ偏位110とを有し、これらの寸法は全て既存または公知の補強パネル構造体におけるウェブ高さおよびキャップ偏位と比較してより大きいことが好ましい。そのようなより大きい第1ウェブ高さ108a、第2ウェブ高さ108b、およびキャップ偏位110は結果的に、ハット型補強パネル構造体26の重量効率を改善することができる。
公知のウェブハット型スティフナー30(図2A参照)の場合、臨界座屈変位は0.2317インチと算出された。少なくとも1つの傾斜部64を有するハット型スティフナー50a(図3A参照)などの形態であるハット型スティフナー50では、臨界座屈変位は、公知のウェブハット型スティフナー30の臨界座屈変位より8%高い0.2501インチと算出された。したがって、ハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50は、改善された座屈抵抗を有することが示された。改善された座屈抵抗は、キャント角82および/または傾斜部64の数を変更することによって変更または増大させることができる。
開示の他の実施形態では、傾斜ウェブ52を有するハット型スティフナー50a(図3A参照)またはハット型スティフナー50b(図3B参照)などの形態であるハット型スティフナー50を形成する方法150(図7参照)および方法200(図8参照)が提供される。ここでハット型スティフナー50は複合材料(図7参照)または金属材料(図8参照)とすることができる。図6は、ハット型ツール88aと、複合材料製のハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50と、傾斜ウェブ52付きハット型スティフナー50の開示された実施形態の形成または製造で使用することのできるマンドレル112とを示す分解斜視図である。図7は、傾斜ウェブ52(図3A、図4A参照)付きハット型スティフナー50(図3A、図4A参照)を形成する方法150の一実施形態のフローチャートであり、当該実施形態ではハット型スティフナー50は複合材料から作成される。図8は、傾斜ウェブ52(図3A、図4A参照)付きハット型スティフナー50(図3A、図4A参照)を形成する別の実施形態の方法200を示すフローチャートであり、同実施形態ではハット型スティフナー50は金属材料製である。
図7に示す通り、方法150は、ハット型ツール88a(図6参照)の加工面114(図6参照)に、ハット型ツールの実質的にハット型の断面形状116(図6参照)を一体的に機械加工するステップ152を含む。ハット型断面形状は、キャップ56と、キャップ56の両側の第1および第2端58、60からそれぞれ延びる第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bであって、非直線状でありかつ少なくとも1つの傾斜部64を含む第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bと、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bのベース部76からそれぞれ外方に延びる第1フランジ84aおよび第2フランジ84bとを含む。
方法150はさらに、ハット型ツール88aの加工面114(図6参照)上に複合材プライ118(図5および図6参照)を積層することによって、ハット型スティフナー50を形成するステップ154を含む。複合材プライ118は、ハット型ツール88aの加工面114上に手動で積層することができる。代替的に、複合材プライ118は平坦な加工面(図示せず)上に手動で、または自動テープ積層機械を使用して積層し、次いで、複合材プライをハット型スティフナー50の形状に成形するために、ホットドレープ成形を利用するプロセスまたは別の公知のプロセスなどによってハット型ツール88aにプレス成形することができる。ハット型スティフナー50は、ハット型ツールの実質的ハット型断面形状116と一致するハット型スティフナーの実質的ハット型断面形状54a(図3Aも参照)を持つように成形されることが好ましい。方法150はさらに、ハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50のハット型スティフナーキャビティ120(図6参照)内にマンドレル112(図6参照)を挿入するステップ156を含む。
方法150はさらに、ハット型スティフナー50aなどの形態であるハット型スティフナー50を硬化させて、キャップ56と、第1ウェブ52aと、第2ウェブ52bと、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの両方に形成された少なくとも1つの傾斜部64とを持つ、ハット型スティフナー50aなどの形態である複合材料製のハット型スティフナー50を形成するステップ158を含む。硬化ステップ108は、オートクレーブ硬化プロセス、真空バッグ硬化プロセス、オートクレーブおよび真空バッグの組合せ硬化プロセス、圧縮成形硬化プロセス、樹脂トランスファ成形プロセス、室温硬化プロセス、または別の適切な硬化プロセスなどの硬化プロセスである。硬化は、ハット型スティフナー50を効果的に硬化させるために、材料仕様に従って必要に応じて昇温および昇圧で行うことができる。
方法150はさらに、複合材料製のハット型スティフナー50をハット型ツール88aから取り出すステップ160を含む。硬化後に複合材料製のハット型スティフナー50をハット型ツール88aから取り出すことを容易にするために、少なくとも1つの傾斜部64をハット型ツール88aの加工面114(図6参照)内に一体的に機械加工することが好ましい。方法150はさらに、複合材料製のハット型スティフナー50をハット型ツール88aから取り出すステップ160の後、ハット型スティフナーキャビティ120からマンドレル112を取り出すステップ162を含むことができる。
方法150はさらに、複合材料製のハット型スティフナー50をハット型ツール88aから取り出すステップ160の後、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの両方に少なくとも1つの傾斜部64が形成された複合材料製のハット型スティフナー50を外板パネル構造体86(図5参照)に装着するステップ164を含むことができる。外板パネル構造体86およびハット型スティフナー50は、上述の通り、グラファイト‐エポキシ材料または別の複合材料のような複合材料を含むことができ、かつハット型スティフナー50は外板パネル構造体86に接着剤で接合することができる。方法150のこの実施形態では、ハット型スティフナー50は、昇温および昇圧での共硬化中に外板パネル構造体86に接合することができる。
開示の別の実施形態では、金属材料製の傾斜ウェブ52(図3A、図4A参照)を持つハット型スティフナー50(図3A、図4A参照)を形成する方法200が提供される。図8は、ハット型スティフナー50を金属材料から作成する場合において、傾斜ウェブ52(図3A、図4A参照)を持つハット型スティフナー50(図3A、図4A参照)を形成する方法200の別の実施形態のフローチャートを示す。
図8に示す通り、方法200は、ハット型ツール88a(図6参照)の加工面114(図6参照)に一体的に機械加工して、実質的にハット型の断面形状116(図6参照)を作り込むステップ202を含む。前記ハット型断面形状は、キャップ56と、キャップ56の両側の第1および第2端58、60からそれぞれ延びる第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bであって、両方とも非直線状であり、かつ少なくとも1つの傾斜部64を含む第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bと、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bのベース部76からそれぞれ外方に延びる第1フランジ84aおよび第2フランジ84bとを含む。
方法200はさらに、当業界で公知の金属薄板のような金属薄板(図示せず)をハット型ツール88aの加工面114上で変形することによって、ハット型スティフナー50を形成するステップ204を含む。代替的に、ハット型スティフナー50は、金型を介して金属薄板(図示せず)をプレスし、かつハット型ツール88aの加工面114上に配置することによって、ハット型スティフナー50の形状に押出し成形することができる。ハット型スティフナー50は、ハット型ツールの実質的にハット型の断面形状116(図6参照)に一致するハット型スティフナーの実質的にハット型の断面形状54a(図3A、図6参照)を持つように成形され、ハット型スティフナー50は金属材料から作られ、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの両方に少なくとも1つの傾斜部64(図6参照)が形成される。方法200はさらに、ハット型スティフナー50をハット型ツール88aから取り出すステップ206を含む。
方法200はさらに、金属材料製のハット型スティフナー50をハット型ツール88aから取り出すステップ206の後、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの両方に少なくとも1つの傾斜部64が形成された金属材料製のハット型スティフナー50を外板パネル構造体86(図5参照)に装着するステップ208を含むことができる。この実施形態では、ハット型スティフナー50は外板パネル構造体86に鋲着するか他の方法で機械的に取り付けることができ、硬化プロセスは不要である。
ハット型スティフナー50(図3A、図4A参照)、ハット型スティフナー50a(図3A参照)、ハット型スティフナー50b(図4A参照)、方法150(図7参照)、および方法200(図8参照)の開示した実施形態は、安定性が向上し、重量を増大することなく、より最適なハット型スティフナー構成の設計を可能にする、第1ウェブ52a(図3A、図4A参照)および第2ウェブ52b(図3A、図4A参照)を持つハット型スティフナーを提供する。加えて、ハット型スティフナー50(図3A、図4A参照)、ハット型スティフナー50a(図3A参照)、ハット型スティフナー50b(図4A参照)、方法150(図7参照)、および方法200(図8参照)の開示した実施形態は、既存または公知の製造または製作技術を利用しながら、第1ウェブ52a(図3A、図4A参照)および第2ウェブ52b(図3A、図4A参照)の安定性、強度、および座屈抵抗を改善する実質的のハット型の断面形状54a(図3A参照)、54b(図4A参照)および設計を提供する。改善された安定性、強度、および座屈抵抗は、好ましくは既存または公知の補強パネル構造体のウェブ高さおよびキャップ偏位と比較して全てがより大きい、外板パネル構造体86(図5参照)からキャップ56の内面78(図5参照)までの第1ウェブ高さ108a(図5参照)と、外板パネル構造体86からキャップ56の内面78までの第2ウェブ高さ108b(図5参照)と、外板パネル構造体86から偏位したキャップ偏位110(図5参照)とを有する、より最適なハット型補強パネル構造体26(図1、図5参照)を可能にする。そのようなより大きい第1ウェブ高さ108a、第2ウェブ高さ108b、およびキャップ偏位110は結果的に、ハット型補強パネル構造体26の重量効率を改善することができる。これにより、航空機10(図1参照)の重量のような乗物の重量の低減、および構造効率の改善をもたらすことができる。重量の低減は航空機の効率に直接関係する。
さらに、ハット型スティフナー50(図3A、図4A参照)、ハット型スティフナー50a(図3A参照)、ハット型スティフナー50b(図4A参照)、方法150(図7参照)、および方法200(図8参照)の開示した実施形態は、少なくとも1つの傾斜部64(図3A、図4A参照)を持つハット型スティフナーを提供する。少なくとも1つの傾斜部64は、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bのそれぞれの高さの途中で、第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの1つ以上の部分のキャント角をわずかに変更することによって生成することができる。少なくとも1つの傾斜部64は、ハット型ツール88a(図3B参照)、88b(図4B参照)に一体的に機械加工することができる。ハット型スティフナー50が硬化する複合材料である場合、少なくとも1つの傾斜部64はハット型スティフナー50の一体的部分とすることができる。複合材料製のハット型スティフナー50の少なくとも1つの傾斜部64を作成するために、既存のマンドレルおよびハット型スティフナーのオートクレーブ硬化プロセスまたは他の適切なプロセスを利用することができる。ハット型スティフナー50の第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bにおけるキャント角の微小な変化は、非常に微小な材料または重量の違いにより、ハット型スティフナー50の第1ウェブ52aおよび第2ウェブ52bの安定性を実質的に高めることができる。さらに、複合材料から作られ硬化プロセスを受けるハット型スティフナー50がハット型ツール88a(図6参照)から容易に取り出すことができるように、少なくとも1つの傾斜部64を生成することが好ましい。
本開示の態様では、航空機用のハット型補強パネル構造体を提供する。構造体は外板パネル構造体と、当該外板パネル構造体に装着されるハット型スティフナーとを備え、ハット型スティフナーはキャップと、キャップの両端からそれぞれ延びる第1ウェブおよび第2ウェブであって、非直線状でありかつ少なくとも1つの傾斜部を含む第1ウェブおよび第2ウェブと、第1ウェブベース部から外方に延びる第1フランジと、第2ウェブベース部から外方に延びる第2フランジとを含む。第1ウェブおよび第2ウェブは、当該第1および第2ウェブの各々の長さに沿うよう中間部分に形成された1つの傾斜部を有することが有利である。第1ウェブおよび第2ウェブは、2つの傾斜部を有することが有利であり、これら傾斜部は、第1および第2ウェブの各々の長さに沿うとともに、互いに離隔した第1および第2部分に形成される。前記少なくとも1つの傾斜部は、キャップと少なくとも1つの傾斜部との間に形成されるキャント角を有し、かつさらにキャント角が90度より大きいことが有利である。キャント角は90度から180度の間であることが有利である。ハット型スティフナーは、複合材料、金属材料、またはそれらの組合せを含む材料から作られることが有利である。ハット型スティフナーは第1ウェブおよび第2ウェブの安定性、強度、および座屈抵抗を向上する実質的ハット型断面形状を有することが有利である。
本開示の一つの態様では、金属材料製の傾斜ウェブ付きハット型スティフナーを製造する方法が提供する。当該方法は、ハット型ツールの加工面に、キャップと、当該キャップの両端部からそれぞれ延びるともに、非直線状であり、かつ少なくとも1つの傾斜部を含む第1ウェブおよび第2ウェブと、第1ウェブのベース部から外方に延びる第1フランジと、第2ウェブのベース部から外方に延びる第2フランジとを含むハット型ツールの実質的ハット型断面形状を一体的に機械加工すること、ハット型ツールの加工面上で金属薄板を変形することによって、ハット型ツールの実質的ハット型断面形状と一致するハット型スティフナーの実質的ハット型断面形状を持つハット型スティフナーであって、金属材料製であり、第1ウェブおよび第2ウェブの両方に少なくとも1つの傾斜部が形成されたハット型スティフナーを形成すること、およびハット型スティフナーをハット型ツールから取り出すことを含む。
本開示が関連する当業者は、上記の開示および添付の図面に提示した教示に基づき、多くの変形および開示の他の実施形態を想起できるであろう。本明細書に記載した実施形態は例示を意図したものであり、限定または網羅を意図するものではない。本明細書では特定の用語を使用しているが、それらは一般的かつ説明的な意味で使用したものであって、限定する目的で使用したものではない。

Claims (13)

  1. キャップ(56)と、
    前記キャップ(56)の両端部から延びる第1ウェブ(52a)および第2ウェブ(52b)であって、非直線状でありかつ少なくとも1つの傾斜部(64)を含む第1ウェブ(52a)および第2ウェブ(52b)と、
    第1ウェブ(52a)のベース部から外方に延びる第1フランジ(84a)、および第2ウェブ(52b)のベース部から外方に延びる第2フランジ(84b)と、を備えたハット型スティフナー。
  2. 前記第1ウェブ(52a)および前記第2ウェブ(52b)が、前記第1および第2ウェブの各々の長さに沿う中間部分(66)に形成された1つの傾斜部(64)を有する、請求項1に記載のハット型スティフナー。
  3. 前記第1ウェブ(52a)および前記第2ウェブ(52b)が、前記第1および第2ウェブの各々の長さに沿う、互いに離隔した第1および第2部分に形成された2つの傾斜部(64a、64b)を有する、請求項1または2に記載のハット型スティフナー。
  4. 前記少なくとも1つの傾斜部(64)が、前記キャップ(56)と前記少なくとも1つの傾斜部(64)との間に形成されるキャント角を有し、前記キャント角が90度より大きい、請求項1ないし3のいずれかに記載のハット型スティフナー。
  5. 前記キャント角が90度から180度の間である、請求項4に記載のハット型スティフナー。
  6. 前記ハット型スティフナーが、複合材料、金属材料、またはそれらの組合せを含む材料から作成される、請求項1ないし5のいずれかに記載のハット型スティフナー。
  7. 前記ハット型スティフナーが、前記第1ウェブ(52a)および前記第2ウェブ(52b)の安定性、強度、および座屈抵抗を向上する実質的にハット型の断面形状を有する、請求項1ないし6のいずれかに記載のハット型スティフナー。
  8. 前記ハット型スティフナーの前記第1フランジ(84a)および前記第2フランジ(84b)が外板パネル構造体(96)に装着されて、前記外板パネル構造体(96)から前記キャップ(56)の内面までの第1ウェブ高さ(108a)と、前記外板パネル構造体(86)から前記キャップ(56)の内面(78)までの第2ウェブ高さ(108b)と、前記外板パネル構造体(86)から偏位したキャップ偏位(110)とを有するハット型補強パネル構造体であって、それらが既存の補強パネル構造体の第1および第2ウェブ(52b)高さならびにキャップ偏位と比較してより大きく、したがって結果的に前記ハット型補強パネル構造体の重量効率が向上したハット型補強パネル構造体を形成する、請求項1ないし7のいずれかに記載のハット型スティフナー。
  9. 傾斜ウェブを有する複合材料製のハット型スティフナーを形成する方法であって、
    ハット型ツール(88a)の加工面(114)に、キャップ(56)と、前記キャップ(56)の両端部からそれぞれ延びる第1ウェブ(52a)および第2ウェブ(52b)であって、両方とも非直線状でありかつ少なくとも1つの傾斜部(64)を含む前記第1ウェブ(52a)および前記第2ウェブ(52b)と、第1ウェブ(52a)のベース部(76)から外方に延びる第1フランジ(84a)および第2ウェブ(52b)ベース部(76)から外方に延びる第2フランジ(84b)とを含む、ハット型ツール(88a)の実質的にハット型の断面形状を一体的に機械加工するステップと、
    前記ハット型ツール(88a)の前記加工面(114)上に複合材プライを積層することによって、ハット型ツール(88a)の実質的ハット型断面形状と一致するハット型スティフナーの実質的にハット型の断面形状を持つようにハット型スティフナーを形成するステップと、
    前記ハット型スティフナーのハット型スティフナーキャビティ(120)内にマンドレル(112)を挿入するステップと、
    前記ハット型スティフナーを硬化させて、第1ウェブ(52a)および第2ウェブ(52b)の両方に少なくとも1つの傾斜部(64)が形成された複合材料製のハット型スティフナーを形成するステップと、
    前記ハット型スティフナーを前記ハット型ツール(88a)から取り出すステップと、
    を含む方法。
  10. 前記ハット型スティフナーを前記ハット型ツール(88a)から取り出した後、前記ハット型スティフナーキャビティ(120)から前記マンドレル(112)を取り出すステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ハット型スティフナーを前記ハット型ツール(88a)から取り出した後、前記少なくとも1つの傾斜部(64)が前記第1ウェブ(52a)および前記第2ウェブ(52b)の両方に形成された前記ハット型スティフナーを外板パネル構造体(86)に装着するステップをさらに含む、請求項9および10に記載の方法。
  12. 前記硬化ステップが、オートクレーブ硬化プロセス、真空バッグ硬化プロセス、オートクレーブおよび真空バッグの組合せ硬化プロセス、圧縮成形硬化プロセス、および樹脂トランスファ成形プロセスを含む、請求項9ないし11のいずれかに記載の方法。
  13. 硬化後における前記ハット型スティフナーを前記ハット型ツール(88a)から取り出すことを容易にするために、前記少なくとも1つの傾斜部(64)が前記ハット型ツール(88a)の前記加工面(114)に一体的に機械加工される、請求項9に記載の方法。
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