JP2015518455A - 自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイス - Google Patents

自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイス Download PDF

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Abstract

自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイス(1)は、枠(2)、ウェブに付着させたラベルを有するウェブ・リールのための支持手段(3)、ラベルをウェブから取り外すステーション(5)、回収手段(6)、戻し手段(8)、及びウェブを移動させる手段(10)を備え:ウェブを移動させる手段(10)は、モータ駆動ローラ(11)、及びウェブをモータ駆動ローラ(11)に対して押圧する少なくとも1つのユニット(15)を備え、モータ駆動ローラ(11)は、ウェブをモータ駆動ローラ(11)に対して挟持するために支持体(17)上に組み付けた少なくとも1つの接触ローラ(16)を備える。支持体(17)は、接触ローラ(16)をモータ駆動ローラ(11)に対して押圧する動作位置と、接触ローラ(16)をモータ駆動ローラ(11)から遠ざける挿入位置との間で枠(2)に対して可動である。支持体(17)に関連付けられた切換え要素(18)があり、支持体(17)は、第1の構成では動作位置にあり、第2の構成では挿入位置にあり、第3の構成では、挿入位置と整備位置との間を移動でき、整備位置では、接触ローラ(16)は、挿入位置にあるときよりもモータ駆動ローラ(11)から遠い。【選択図】 図9

Description

本発明は、自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスに関する。
詳細には、本発明は、ウェブにラベルを付着させると同時にラベルを移動するデバイスに関し、このウェブを巻回してリールを形成し、支持手段によって支持されるこのリールは、次に、巻き出される。特に興味深いのは、ウェブに付着させたラベルをラベル取外しステーションに供給するための移動手段及び戻り要素を使用するデバイスであり、このラベル取外しステーションでは、ラベルは、ラベルがデバイスから最終的に離れ、例えばびん上にラベルを貼り付けるラベル貼付機に送られるようにウェブから取り外される。次に、ラベルのないウェブは、例えば、ウェブを再度券回して、回収リール、即ちラベルがウェブ上にないウェブ・リールを形成できるように回収手段によって回収される。そのような種類のデバイスの一例は、同じ出願人による欧州特許出願第1619129号に提供される。
より詳細には、移動手段が、摩擦を使用してウェブを移動可能にするモータ駆動ローラを備えるそれらのデバイスを参照されたい。上述の欧州特許出願第1619129号に示されるものと同様のそのようなデバイスでは、接触ローラをモータ駆動ローラに対して押圧可能にし、ウェブを接触ローラとモータ駆動ローラとの間に挟持する少なくとも1つの圧力ユニットがある。モータ駆動ローラに対して押圧する接触ローラは、ウェブとモータ駆動ローラとの間の接触を保証する。類似のデバイスでは、接触ローラは、支持体上、具体的には、支持体の下側部に接続された第1の側部、及び上側部に接続された第2の側部に組み付けられ、接触ローラの回転軸は、モータ駆動ローラの回転軸と実質的に平行である。支持体は、枠に関連付けられ、接触ローラをモータ駆動ローラに対して押圧する動作位置と、例えばリールの交換中に接触ローラをモータ駆動ローラからわずかに遠ざけて、接触ローラとモータ駆動ローラとの間でウェブの挿入(及び取出し)を可能にする挿入位置との間で枠に対して可動である。支持体は、切換え要素によって2つの位置の間を変位でき、この切換え要素は、枠に対して回転可能であり、支持体に関連付けられる。モータ駆動ローラ、圧力ユニット(圧力ユニットに接続した構成要素の全てを含む)及び切換え要素は、移動手段の一部を共に形成する。切換え要素は、支持体の下側部に結合した接続要素によって支持体に移動できないように関連付けられる。接続要素は、通常、支持体係止ピンのための空洞及びガイドとして働く溝を面上に作製した結合面を有し、この支持体係止ピンは、溝内部を摺動できる。切換え要素の回転、したがって切換え要素に固定した接続要素の回転により、係止ピン及び溝の相対的な摺動が生じる。この溝は、前記摺動の間、係止ピンが枠に対して変位し、切換え要素に付与された回転方向に応じて特に動作位置と挿入位置との間で支持体を変位させるように、カム形状である。欧州特許出願第1619129号の場合、具体的には、支持体は、枠に回転可能に関連付けた第1の側部、及び下側部で係止ピンを支持する第2の側部を有する。接触ローラは、第1の側部と第2の側部との間の中間位置に組み付けられる。切換え要素の回転によって、溝内を摺動する係止ピンに対して溝の変位が生じると、支持体の第2の側部の変位、したがって、すでに述べた、接触ローラをモータ駆動ローラに対して押圧する動作位置と、接触ローラを遠ざける挿入位置との間で接触ローラの変位がもたらされる。
通常、欧州特許出願第1619129号に記載したもの等の従来技術デバイスは、2つの圧力ユニット(両方とも移動手段の一部である)を有し、これらは、モータ駆動ローラの両側に設置される。2つの圧力ユニットは、実質的に同様である。前記デバイスは、ウェブを2つの線に沿って反対方向に移動可能にする。具体的には、ラベルを有するウェブは、第1の圧力ユニットとモータ駆動ローラとの間で、第1の供給方向でラベルを取り外す取外しステーションに供給される。次に、ラベルのないウェブは、第2の圧力ユニットとモータ駆動ローラとの間で第1の方向とは逆の第2の方向で供給される。このようにして、取外しステーションに供給した同じ量のウェブが、同時に取外しステーションから出る。2つの圧力ユニットの存在下、切換え要素は、圧力ユニットのそれぞれの支持体に関連付けられる。具体的には、接続要素は、2つの支持体(各圧力ユニットにつき1つ)に関連付けられ、結合面は、各係止ピンにつき1つ(支持体ごとに1つ)、2つの溝を有する。接続要素の回転により、同時に、係止ピンとそれぞれの座との間に摺動が生じ、したがって、第2の端部の回転も同時に生じる(第2の端部は、挿入位置から動作位置に移行する際互いに向かって移動し、動作位置から挿入位置に移行する際は遠ざかる)。
しかし、この従来技術は、いくつかの欠点を有する。
かなりの動作速度で、ほぼ連続して動作するラベル供給デバイスにおいて、移動手段は、移動手段を清掃するための定期的な整備、及び例えば接触ローラに対し作用するモータ駆動ローラにウェブを詰まらせた後の、例えばモータ駆動ローラへの臨時の整備の両方を必要とすることが多く、これらの整備は、移動手段に対して働く枠内の関連する座、又は移動手段に接続したデバイスの部品から移動手段を取り外すことを必要とする。
しかし、従来技術デバイスは、ウェブを単に取り換えることを除いて、作業員が整備作業を実行しなければならない場合の整備作業を容易にせず、作業員は、移動手段を様々な構成要素に分解することを余儀なくされる。例えば、接触ローラを取り換える必要がある場合、作業員は、最初に枠から切換え要素を取り外す、即ち枠から切換え要素のねじを抜き、枠から切換え要素を持ち上げ、支持体(又は複数の支持体)から切換え要素を開放しなければならない。整備の完了後、次に、作業員は、逆の順序で処置を実施しなければならず、このことは労力を要し、何より時間の無駄である。
更に、従来技術デバイスの場合、移動手段を清掃する単純な作業さえ非常に複雑である。実際、従来技術デバイスの場合、清掃作業は、支持体が挿入位置にある状態で実施される。しかし、挿入位置では、支持体とモータ駆動ローラとの間の空間は、明らかに縮小され、比較的薄い清掃ブラシ又は器具を使用しなければ容易なアクセスを可能にしない。更に、挿入位置では、支持体内の多くの区域は、アクセス不可能なままであり、汚れ及びほこりは、そのような区域内で容易に蓄積し得る。そのような清掃作業は、大雑把なものであるので、時々、前述のように移動手段を分解して徹底的な清掃を実行しなければならない。
更に、従来技術デバイスでは、高速動作の間にウェブとモータ駆動ローラとの間の密着性が失われる場合がある。具体的には、ウェブは、モータ駆動ローラと一体となって移動せずに、モータ駆動ローラ上で急にずり落ち、滑り落ちることがある。更に、従来技術デバイスは、やはりウェブを高速供給する場合、支持体に振動があることがあり、不快な騒音を生じることがある。
欧州特許出願第1619129号
この状況において、本発明の基礎を形成する技術的目的は、上述の欠点を克服した、自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスを提供することである。
具体的には、本発明は、整備及び清掃作業を容易にし、移動手段を構成する構成要素への容易なアクセスを保証し、従来技術デバイスと比較して所要時間を減少させる、自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスを提供する技術的目的を有する。
動作による振動及び騒音を制限可能にした、自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスを提供することも、本発明の技術的目的である。
特定の技術的目的及び示される目標は、添付の特許請求の範囲に記載の自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスによって実質的に達成される。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付の図面に関する詳細な説明においてより明らかである。添付の図面は、自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスのいくつかの好ましい、非限定的な実施形態を示す。
本発明によるデバイスの不等角投影上面図である。 図1のデバイスの移動手段の不等角投影分解図である。 切換え要素を貫通する、図11の線III−IIIに従った移動手段の垂直断面図である。 異なる構成の図3の移動手段の図である。 図2に見られる切換え要素の不等角投影底面図である。 第1の構成における図1のデバイスの移動手段の不等角投影上面図である。 第2の構成における図6の移動手段の図である。 第3の構成における図6の移動手段の図である。 第4の構成における図6の移動手段の図である。 図6の移動手段の上面図である。 図7及び図8の移動手段の上面図である。 図9の移動手段の上面図である。 図7の移動手段の正面図である。 図13の移動手段の線XIV−XIVに従った水平断面図である。 図13の線XV−XVに従った図6の移動手段の水平断面図である。 図13の線XV−XVに従った図7の移動手段の水平断面図である。 図13の線XV−XVに従った図8の移動手段の水平断面図である。 図13の線XV−XVに従った図9の移動手段の水平断面図である。
添付の図面を参照すると、数字1は全体として、本発明による自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスを示す。
本発明によるデバイス1は、ラベル貼付機に結合できる及び/又は例えば適切な支持体(図示せず)によって敷地に載置できる枠2を備える。実際には、枠2を有利に据え付けて、デバイス1をラベル貼付装置内に統合可能にし、具体的には、デバイス1をラベル貼付機に接続及び/又はラベル貼付機に近接して配置可能にする。
デバイス1は、枠2上に組み付けた、動作中に巻き出すことを目的とするウェブ・リールを支持する支持手段3を更に備える。公知の方法では、リールは、ウェブをウェブ自体の上に(又は少なくとも巻回要素の周囲に)巻回することによって形成され、このリールに、ウェブに取り外し可能に付着される自己接着性又は「感圧」ラベルがある。図示する実施形態では、支持手段3は、リールを上に設置できる支持板4、及びリールを支持板4に対して中心に位置決めし、巻き出す間にリールを所定位置に保持するリール位置決め手段を備える。
デバイス1は、枠2に関連付けられた、ラベルをウェブから取り外し可能にするラベル取外しステーション5を更に備える。取外しステーション5では、ラベルは、ラベルをラベル貼付機に送ることができるようにデバイス1から最終的に離れる。
デバイス1は、同様に枠2に関連付けられた、ラベルのないウェブを回収する手段6を更に備える。図1に示す実施形態では、ラベルのないウェブを回収する手段6は、回収リールを形成するためにラベルのないウェブを再度券回可能にする少なくとも1つの再券回ローラ7を備える。
支持手段3と取外しステーション5と回収手段6との間には、ウェブ延設経路があり、このウェブ延設経路に沿ってウェブ戻し手段8も位置決めされ、このウェブ戻し手段8は、同様に枠2に関連付けられ、垂直に回動する及び/又は実質的に公知の種類の戻し要素を傾けるローラを通例は備える。
したがって、ウェブは、延設経路に沿って延設できる。リールが徐々に巻き出されるにつれて、ウェブは、ウェブが取外しステーション5に到達するまで戻し手段8を通過する。図1に示す実施形態では、取外しステーション5において、ウェブ延設経路は、(実質的に公知の方法で)羽根9によって方向の急な変化が生じる。ウェブを供給する間の方向変化により、ラベルがウェブから取り外される。次に、ラベルのないウェブは、必要な場合は他の戻し要素を通って、有利にはウェブが回収手段6、具体的には再券回ローラ7に到達するまで残りの延設経路を進行する。
本発明によるデバイス1は、枠2に関連付けられた、ウェブを延設経路に沿って移動させるウェブ移動手段10を更に備える。移動手段10も、ラベル貼付装置を構成する他の部品、具体的にはラベル貼付機と同期できるように公知の方法で取外しステーション5へのウェブ供給を保証する。図示する実施形態では、移動手段10は、有利には延設経路に沿って位置決めされる。移動手段10は、枠2に関連付けられたモータ駆動ローラ11を備え、このモータ駆動ローラ11は、モータ駆動ローラ11との接触によってウェブを移動させるために第1の回転軸(図示しないが、図15から図18の平面に直交する)周りを回転できる。モータ駆動ローラ11(図2にはっきりと見える)は、回転駆動ユニット12(図13)に動作可能に接続され、この回転駆動ユニット12は、モータ、及びモータとモータ駆動ローラ11との間に接続された変速機を公知の方法で備える。図示する実施形態では、モータ駆動ローラ11は、枠2に作製した通路を通して回転駆動ユニット12に接続した、モータ駆動ローラ11の端部の1つを有する一方で、もう一方の端部は、枠2に関連付けられた接続構造体13に回転可能に接続される。具体的には、このもう一方の端部は、接続構造体13の上に位置決めした接続器14に回転可能に関連付けられる。更に、図示する実施形態では、回転駆動ユニット12によってローラに付与される回転方向は、この回転方向によりウェブを支持手段3から取外しステーション5に向かって供給させるようなものであり、したがって、添付の図面では、モータ駆動ローラ11は、(上から見た場合)時計回り方向に回転する。
すでに示したように、モータ駆動ローラ11は、ウェブとモータ駆動ローラ11の横面との間の接着のために、モータ駆動ローラ11と接触することによりウェブを引き出し可能にする。
接着を保証するために、移動手段10は、ウェブをモータ駆動ローラ11に対して押圧する少なくとも1つの圧力ユニット15を備える。
圧力ユニット15は、少なくとも1つの接触ローラ16を備え、この少なくとも1つの接触ローラ16は、第1の回転軸と平行な第2の回転軸(図示せず)周りに回動回転できるか、又は接触ローラ16にわずかな制動作用を加えた状態で回転できる。少なくともデバイス1の動作中、接触ローラ16は、モータ駆動ローラ11に対して押圧され、したがってモータ駆動ローラに対して反対の方向で(したがって添付の図面では上から見た場合反時計回りの方向で)回転することによってウェブを引き出すことができる。接触ローラ16は、ウェブを接触ローラ16自体とモータ駆動ローラ11との間に挟持する。モータ駆動ローラ11に対する接触ローラ16の圧力により、ウェブとモータ駆動ローラ11の横面との間の接着を増大可能にし、ウェブの引出し効果を増大させ、こうして(実質的に公知の方法で)ウェブがモータ駆動ローラの横面に対して滑り落ちるのを防止する。
有利には、ウェブとモータ駆動ローラ11との間の接触表面積を増大させるために、圧力ユニット15(及び一般には、以下でより詳細に説明する追加の圧力ユニット15がある場合は、両方の圧力ユニット15)は、2つ以上の接触ローラ16を備えることができる。なお一層有利には、1つの圧力ユニット15に関連する接触ローラ16は、延設経路の一部を形成するように位置決めでき、ウェブをモータ駆動ローラ11周りに強制的に部分的に券回する。
圧力ユニット15は、枠2に関連付けられた、接触ローラ16のための少なくとも1つの支持体17を備える。有利には、2つ以上の接触ローラ16の存在下、接触ローラ16は、支持体17にも関連付けられる。支持体17は、接触ローラ16をモータ駆動ローラ11に対して押圧する動作位置と、接触ローラ16をモータ駆動ローラ11から遠ざけ、接触ローラ16とモータ駆動ローラ11との間にウェブを挿入可能にする挿入位置との間で枠2に対して可動である。
移動手段10は、支持体17に関連付けられた、支持体17を少なくとも動作位置と挿入位置との間で変位させる切換え要素18を更に備える。具体的には、切換え要素18及び支持体17は、切換え要素18が支持体17を動作位置に保持する第1の往復動構成(図6)、及び切換え要素18が支持体17を挿入位置に保持する第2の往復動構成(図7)を採ることができる。有利には、切換え要素18は、以下でより詳細に説明するように、第1の回転軸と平行な第3の回転軸19(図13)周りを回転可能であり、切換え要素18の回転により、第1の構成と第2の構成との間で切換えが生じ、支持体17が動作位置と挿入位置との間を移行する。
図示する好ましい実施形態(図2)では、支持体17は、下側部20及び上側部21を備え、下側部20及び上側部21は、有利には実質的に垂直に(即ち第1の回転軸と平行に)位置合わせされ、動作中の安全ガードとして働く覆い22によって互いに接続される。
同様に好ましい実施形態では、支持体17は、有利には、枠2に回転可能に接続された第1の側部23、及び第2の自由側部24を備える。具体的には、第1の側部23では、支持体17は、枠2で枢動し、第1の回転軸と平行な第4の回転軸周りに回転できる。図示する実施形態では、支持体17は、第1の側部23で上側部21と下側部20との間に組み付けた回転ピン25によって枠2で枢動し、回転ピン25は、第4の回転軸を画定する。図2に示すように、回転ピン25は、支持体17の下側部20を通して回転ピン25のための座26で枠2に結合される。第2の側部24では、支持体17は、以下でより詳細に説明するように切換え要素18に関連付けられる。
図示する実施形態では、支持体17が回転ピン25周りに回転することによって、動作位置と挿入位置との間で支持体17の変位が生じる。しかし、いくつかの種類の支持体17の移動、例えば本明細書では示さない並進移動及び/又は異なる種類の回転が可能である。
好ましい実施形態では、接触ローラ16は、有利には、第1の側部23と第2の側部24との間の中間位置において、上側部21と下側部20との間で支持体17に関連付けられる。このようにして、支持体17は、接触ローラ16をモータ駆動ローラ11からわずかに遠ざけて接触ローラ6とモータ駆動ローラ11との間にウェブを挿入可能にする挿入位置と、接触ローラ16をモータ駆動ローラ11に対して押圧する動作位置との間で第1の側部23周り、具体的には回転ピン25周りを回転できる。
有利には、各接触ローラ16は、支持体17が動作位置にあるときに接触ローラ16をモータ駆動ローラ11に対して押し込む弾性手段27によって支持体17に関連付けられる。具体的には、図10及び図15に示すように、各接触ローラ16は中心ピン28を備え、中心ピン28の周り又は中心ピン28で接触ローラ16の外殻は回転できる。図示する実施形態では、接触ローラ16の中心ピン28は、支持体17の上側部21と下側部20との間の中心ピン28端部で、下側部20及び上側部21に存在する摺動座29に接続される(図2)。摺動座29は、実質的には下側部20及び上側部21に作製した貫通孔であり、中心ピン28に作用する弾性手段27の作用下、摺動座29が中心ピン28の(特に中心ピン端部のための)移動ガイドとして働くようにスロット形状を実質的に有する。
図示する好ましい実施形態では、図10から図12及び図15から図18に示すように、弾性手段27は、有利にはばね30である。具体的には、弾性手段27は、中心ピン28の一端に接続した案内要素31に作用し、摺動座29内を摺動できる。案内要素31は、実際は、接触ローラ16をモータ駆動ローラ11に向けて押し込むばね30によって支持体17に関連付けられる。ばね30を圧縮可能にする栓55も存在する。(例えばねじ回しで)栓55に作用することによって、接触ローラ16がモータ駆動ローラ11に対して加える力を調節することが可能である。この力を調節することで、モータ駆動ローラ11からウェブへの運動伝達の精度が調節される。切換え要素18及び支持体17によって採られた第1の構成、即ち支持体17が動作位置にある状態において、ばね30は、圧縮され、接触ローラ16をモータ駆動ローラ11に対して押圧したままにすることになる(状況は図示しない)。
すでに示したように、切換え要素18及び支持体17は、支持体17が動作位置にある第1の構成(図6、図10及び図15)、並びに支持体17が挿入位置にある第2の構成(図7、図11、図13及び図16)を採ることができる。更に、切換え要素18及び支持体17は、支持体17が少なくとも挿入位置と整備位置との間で可動でもある第3の往復動構成(図8、図9、図11、図12、図17及び図18)を採ることもでき、この整備位置では、接触ローラ16は、支持体17が挿入位置にあるときよりもモータ駆動ローラ11から遠い(図9、図12及び図18)。有利には、好ましい実施形態では、整備位置において、支持体17(又は以下で説明するように2つの圧力ユニット15がある場合には両方の支持体17)は、支持体17が挿入位置にあるときと比べて約90°で回転ピン25周りに回転する(図9及び図12)。同様に好ましい実施形態によれば、第3の構成では、支持体17は、挿入位置と整備位置との間を回動回転できる。
有利には、好ましい実施形態では、切換え要素18は、支持体17から分離でき、具体的には、第3の構成では、切換え要素18は、支持体17から分離する(図8、図11及び図17)。切換え要素18が支持体17から分離すると、支持体17が整備位置を採ることが可能になる。当該事例において、切換え要素18は、支持体17に結合する場合、前述のように及び以下でより詳細に取り上げるように支持体17を動作位置と挿入位置との間で変位可能にする。したがって、有利には、第1の構成及び第2の構成では、切換え要素18は支持体17に結合される。好ましい実施形態では、有利には、支持体17が挿入位置にある場合、切換え要素18は、支持体17が整備位置を採ることを可能にするように移動できる。実際、有利には、切換え要素18は、第2の構成にあるときに支持体17から分離できる。
したがって、好ましい実施形態では、支持体17及び切換え要素18が第2の構成にあるとき、切換え要素18は、支持体17から分離して第3の構成を得ることができ、こうして支持体17を挿入位置と整備位置との間で有利に回動移動可能にする。
添付の図面に示す好ましい実施形態では、移動手段10は、有利には、2つの同様の圧力ユニット15を備え、それぞれが他方に対するモータ駆動ローラ11の反対側に位置決めされる。添付の図面において、2つの圧力ユニット15は、第1の回転軸及び第3の回転軸19を含む長手方向面に対して実質的に対称的に位置決めされる。いずれの場合も、添付の図面に示す2つの圧力ユニット15は、図9及び図15から図18に示すように、それぞれの接触ローラ16及びそれぞれの弾性手段27の異なる位置決めのために実質的に異なる。添付の図面に存在する2つの接触ローラ16は、それぞれの弾性手段27によって長手方向面に対して非対称であるように押圧される。実際は、例えば図15を観察すると、支持体17が動作位置又は挿入位置にあるときに、左側の圧力ユニット15と比較して、右側の圧力ユニット15が切換え要素18により近接する位置で接触ローラ16をどのように支持するのかが分かり、右側の圧力ユニット15の接触ローラ16は、長手方向面に対して実質的に直交する線に沿ってモータ駆動ローラ11に対して実質的に押圧される。図示する実施形態では、2つの圧力ユニット15の存在により、モータ駆動ローラ11が、ラベルを有するウェブを取外しステーション5に向けて供給し、ラベルのないウェブを反対に回収手段6に向けて(実質的に公知の方法で)供給する両方のことが得られる。基本的に、取外しステーション5に供給した同じ量のウェブが、同時に取外しステーションから出る。具体的には、図3を参照すると、ウェブは、最初にモータ駆動ローラ11と左側の圧力ユニット15との間を通り、次に、モータ駆動ローラ11と右側の圧力ユニット15との間を通る。
単一の圧力ユニット15を備える実施形態に関して、デバイス1が2つの圧力ユニット15を備える場合にも適用されることに気付くはずである。具体的には、挿入位置から動作位置への移行に従って各支持体17が回転することは、支持体17のそれぞれの第2の側部24が互いに向かって移動することを伴う。更に、有利には、切換え要素18は、各圧力ユニット15の支持体17に関連付けられており、(各支持体17が切換え要素18と共に採り得る)第1の構成と第2の構成との間で切換えられ、有利には、支持体17自体の回転に従って、各圧力ユニット15の支持体17は、それぞれの動作位置と挿入位置との間で実質的に同時に移行する。更に、切換え要素18は、好ましくは各圧力ユニット15が支持体17から同時に分離するのに従って各圧力ユニット15の支持体17が第3の構成において整備位置を採ることを可能にする。
したがって、第1の構成、第2の構成及び第3の構成は、切換え要素18と一緒に存在する各支持体17によって採ることができ、有利には、第1の構成、第2の構成及び第3の構成は、切換え要素18と共に各支持体17によって同時に採り得ることを理解すべきである。
以下は、2つの圧力ユニット15を備える実施形態を参照するものであり、この実施形態に関して述べることは、適用可能な場合には、移動手段10が単一の圧力ユニット15を備える場合にも有効である。
図示する実施形態の切換え要素18のより詳細な説明に戻ると、切換え要素18は、有利には第3の回転軸19によって画定した線に沿って細長い形状を有し、この長さ部は、支持体17の上側部21と下側部20との間の距離よりもわずかに長い。
好ましい実施形態では、切換え要素18は、切換え要素18自体の第1の結合面33を備える下側接続要素32を備える(図5)。具体的には、下側接続要素32は、ディスク形状を実質的に有し、切換え要素18の第1の結合面33は、支持体17(又は2つの圧力ユニット15がある場合には複数の支持体17)、即ち添付の図面では下側と接触するように設計した側にある。有利には、各支持体17は、第2の結合面34を備える。図示する実施形態では、第2の結合面34は、各支持体17につき、第2の側部24の下側部20上に特に位置決めされる。
存在する切換え要素18と各支持体17との間の結合は、有利には、前記結合面33、34で生じる。より詳細には、第1の結合面33及び第2の結合面34は、切換え要素18及び支持体17が第1の構成又は第2の構成にあるとき実質的に互いに対面するが、第1の構成と第2の構成との間を切換える際の前記対面は、支持体17の第2の側部24の変位のために互いに対して変位する。
更に、有利には、第1の結合面33又は第2の結合面34において、少なくとも1つの第1の成形座35があり、第2の結合面34又は第1の結合面33上にはそれぞれ、第1の成形座35と摺動可能に結合できる少なくとも1つの第1の係止ピン36がある。好ましい実施形態では、具体的には、第1の成形座35は、第1の結合面33に作製され、したがって切換え要素18の一部である一方で、第1の係止ピン36は、第2の結合面34上に組み付けられ、したがって支持体17に固定される。2つの支持体17が存在する実施形態では、切換え要素18は、第1の結合面33に、各第1の係止ピン36につき1つ、2つの第1の成形座35(又は各第1の成形座35につき1つ、2つの第1の係止ピン36)を備え、各第1の係止ピン36(又は各第1の成形座35)は、存在する各支持体17の第2の結合面34上に存在する。
第1の成形座35と第1の係止ピン36との間の様々な種類の結合が可能である。有利には、第1の結合面33及び第2の結合面34は、実質的に平坦であり、突出する第1の係止ピン36又は凹設した第1の成形座35を備える。好ましい実施形態では、第1の結合面33に存在する第1の成形座35は、切換え要素18の下側接続要素32の体積部に凹設される。したがって、前記第1の成形座35は、溝として構成される。第1の成形座35は、具体的には細長い形状を有し、第1の係止ピン36のための筐体として働く。好ましい実施形態では、切換え要素18の回転に従って第1の係止ピン36と第1の成形座35との間が摺動すると、動作位置と挿入位置との間で1つ又は複数の支持体17の移動が生じる。実際は、第1の成形座35の移動により、軌道に沿った各第1の係止ピン36の変位がもたらされ、この軌道は、支持体17が動作位置から挿入位置に移行するにつれて第1の係止ピン36を第3の回転軸19から離して移動させ、逆の移行の間は、第1の係止ピン36は第3の回転軸19に近づく。2つの支持体17が存在する好ましい実施形態の場合、軌道は、支持体17が動作位置から挿入位置に移行するにつれて第1の係止ピン36を互いから遠ざけ、逆の移行の間は、第1の係止ピン36を互いに近づける。有利には、第1の成形座35は、各第1の係止ピン36のそれぞれの軌道が長手方向面に対して実質的に対称であるように成形される。
好ましい実施形態では、図15から図18で明白に下方から見える第1の成形座35のそれぞれは、実質的に湾曲形状を有する。具体的には、各第1の成形座35は、第1の結合面33上で第3の回転軸19に対し偏心して延在する第1の係止ピン36のための移動経路を画定するようにカム形状である。具体的には、各第1の成形座35は、径方向の線を横切って、結合面上で第1の位置に画定される第1の端部37と、第2の位置に画定される、第3の回転軸19に対し径方向でより近接する第2の端部38との間に延在する溝である。
したがって、図示する実施形態では、第1の係止ピン36とカムとして働く第1の成形座35との間に相対的摺動がある。有利には、各第1の成形座35は、関連する第1の係止ピン36のための2つの行程停止端部を形成し、2つの行程停止端部で、第1の成形座35と第1の係止ピン36との間の相対的変位を制限する。
図示する好ましい実施形態では、具体的には第1の成形座35の第1の端部37及び第2の端部38はそれぞれ、第1の係止ピン36のための第1の行程停止端部及び第2の行程停止端部を形成する。
有利には、図示する好ましい実施形態では、各第1の係止ピン36は、(動作位置にある)関連する支持体17及び切換え要素18が第1の構成(図15)にある場合にそれぞれの第2の行程停止端部に載置される一方で、各第1の係止ピン36は、(挿入位置にある)関連する支持体17及び切換え要素18が第2の構成(図16)にある場合にそれぞれの第1の行程停止端部に載置される。
すでに示したように、好ましい実施形態では、切換え要素18の回転により、支持体17及び切換え要素18自体の第1の構成(図6)と第2の構成(図7)との間の切換えが生じる。有利には、切換え要素18の回転は、第2の構成において回転が第1の回転方向に生じたとき第1の行程停止端部によって制限され、第1の構成において回転が(第1の回転方向とは反対の)第2の回転方向に生じたとき第2の行程停止端部によって制限される。
具体的には、切換え要素18及び支持体17が第1の構成(係止ピンがそれぞれの第2の行程停止端部に接する状態)にあるときに、切換え要素18が第3の回転軸19周りに第1の回転方向(図11の矢印、したがって反時計回りで示す)で回転すると、第1の構成(図10及び図15)から第2の構成(図11及び図16)への切換えが生じる。図15から図16に移行する間、第1の結合面33は第3の回転軸19周りに時計回りで回転したことに気付くはずである。図16が示すように、回転は、第1の係止ピン36がそれぞれの第1の行程停止端部に衝突するまで継続する。同じようにして、切換え要素18及び支持体17が第2の構成(したがって係止ピンが第1の行程停止端部に接する状態)にあるときに、切換え要素18が第1の方向とは反対(図11の矢印によって示す矢印とは反対の)第2の方向に回転すると、第2の構成から第1の構成への切換えが生じる。この場合も、回転は、第1の係止ピン36がそれぞれの第2の行程停止端部に衝突するまで継続する。
圧力ユニット15のモータ駆動ローラ11に対する挟持の改良を保証するために、切換え要素18は、それ自体が第3の結合面40を備える上側接続要素39を更に備える(図5)。上側接続要素39は、有利には、下側接続要素32と同様である。差異は、平面図で見ると、上側接続要素39が2つの鏡状円形区間がない円として見えることである。図示する実施形態では、図5及び図14に示すように、上側接続要素39は、実質的に下側接続要素32のように見えるが、切換え要素18が第2の構成にあるときの長手方向面と実質的に平行な2つの切断面で切断されている。したがって、上側接続要素39は、切断面に設置した2つの横面41を備える。このようにして、各支持体17及び切換え要素18が第2の構成にあるとき、即ち、各支持体17が挿入位置にあるとき、上側接続要素39と各支持体17との間にはスリットがもたらされ、このスリットを通じて、延設経路に沿って位置決めする間、ウェブを第3の回転軸19と実質的に平行な線に沿って支持体17と切換え要素18との間に挿入(及び取り外し)できる(図11)。第2の構成では、上側接続要素39の特定形状のために、実際、ウェブを上からモータ駆動ローラ11と各圧力ユニット15との間に挿入することが可能である。この動作中、ウェブは、実質的に各横面41に通され、次に、圧力ユニット15と切換え要素18との間の空間に下降される(図3)。
各支持体17は、第4の結合面42を備える。添付の図面に示すように、この第4の結合面42は、各支持体17につき、第2の側部24の上側部21上に特に位置決めされる。したがって、切換え要素18と各支持体17との間の結合は、第3の結合面40及び第4の結合面42でも生じる。第3の結合面40及び第4の結合面42は、切換え要素18及び支持体17が第1の構成にあるとき実質的に互いに対面する。第1の構成から第2の構成に切り換える間、第3の結合面40及び第4の結合面42は、第2の構成において(第3の回転軸19と平行な線に沿って見た場合)実質的に互いに対面しなくなるまで互いに対して変位する。第3の結合面40と第4の結合面42との間の相対的変位は、切換え要素18の第3の回転軸19周りの回転及び支持体17の第2の端部の付随する変位の両方によって生じる。
第3の結合面40又は第4の結合面42において、それぞれが第4の結合面42又は第3の結合面40の上に組み付けられた少なくとも1つの第2の成形座43もあり、また、第2の成形座43と摺動可能に結合できる少なくとも1つの第2の係止ピン44がある。好ましい実施形態では、具体的には、第2の成形座43は、第3の結合面40に作製され、したがって、第2の成形座43は上側接続要素39の一部である一方で、第2の係止ピン44は、第4の結合面42上に位置決めされ、それゆえ支持体17に固定される。2つの支持体17が存在する実施形態では、切換え要素18は、第3の結合面40で(即ち上側接続要素39上に)各第2の係止ピン44につき1つ、2つの第2の成形座43(又は各第2の成形座43につきそれぞれ1つ、2つの第2の係止ピン44)を備え、各第2の係止ピン44(又は各第2の成形座43)は、各支持体17の第4の結合面42上に存在する。
第2の成形座43と第2の係止ピン44との間の様々な種類の結合が可能である。有利には、第3の結合面40及び第4の結合面42は、第1の面33及び第2の面34と同様に、実質的に平坦であり、突出する第2の係止ピン44又は凹設した第2の成形座43を備える。好ましい実施形態では、第3の結合面40に存在する第2の成形座43は、上側接続要素39の体積部に凹設される。したがって、第2の成形座43も溝として構成され、具体的には細長い形状を有する。基本的には、第2の成形座43は、第1の成形座35と対応するが、上述の円形区間に設置した部分は取り除いた状態である。
好ましい実施形態では、図14で下方から見た第2の成形座43のそれぞれは、第1の結合面上で第3の回転軸19に対し偏心して延在する第2の係止ピン44のための移動経路を形成するように実質的に湾曲形状を有し、カム形状であり、同じ支持体17に対して第1の成形座35によって形成されたものと少なくとも部分的に対応する。すでに示したように、第2の成形座43は、径方向の線を横切って第3の端部45と開口46との間に延在する溝の形態であり、この第3の端部45は、第3の回転軸19に平行な線に従って、対応する第1の成形座35の第2の端部38と有利に位置合わせした位置で結合面上に設置され、開口46は、(移動経路に沿って)より径方向外側の位置で有利には横面41に形成される。
したがって、図示する実施形態では、第2の係止ピン44とカムとして働く第2の成形座43との間に相対的摺動がある。第3の端部45と開口46との間の摺動は、制限される。具体的には、第3の端部45は、第2の係止ピン44のための第3の行程停止端部として働き、切換え要素18が第2の回転方向で回転する際、第1の構成における切換え要素18の回転を制限する。対照的に、開口46では、第2の係止ピン44は、切換え要素18の第1の回転方向への回転に従って第2の成形座43から分離できる。
有利には、好ましい実施形態では、切換え要素18の回転に従って第2の係止ピン44と第2の成形座43との間で摺動すると、動作位置と挿入位置との間で1つ又は複数の支持体17の移動が部分的にのみ生じ、即ち第2の係止ピン44が第3の行程停止端部と開口46との間で第2の成形座43に挿入される間だけ生じる。同じようにして、第3の回転軸19から離れて移動する第2の係止ピン44が進む軌道は、第2の成形座43によって部分的にのみ決定される。実際は、有利には、第2の係止ピン44は、第3の回転軸19と平行な線に沿って第1の係止ピン36と位置合わせされる。したがって、この位置合わせのために、第2の係止ピン44の軌道の形状は、第2の係止ピン44と位置合わせした第1の係止ピン36の軌道の形状と対応する。
支持体17が挿入位置にある場合に切換え要素18が第2の回転方向で回転すると、有利には第2の係止ピン44の開口46内への挿入に従って最初に第2の係止ピン44と第2の成形座43とが結合し、次に、第2の係止ピン44は、(第3の端部45によって形成された)第3の行程停止端部に到達するまで第2の成形座43に対して摺動する。前記摺動は、特に、第1の係止ピン36及び第2の係止ピン44の両方がそれぞれ第1の成形座35及び第2の成形座43内で摺動する場合に支持体17を挿入位置から動作位置へ少なくとも部分的に移動させる。対照的に、支持体17が動作位置にある場合(即ち、有利には第2の係止ピン44が第3の行程停止端部に接した状態)で切換え要素18が第1の回転方向に回転すると、最初に、以前の方向とは逆の方向で摺動し、支持体17は、動作位置から挿入位置に向かって少なくとも部分的に移動し、続いて第2の係止ピン44及び第2の成形座43は、開口46で分離する。
実質的に、上側接続要素39は、存在する各支持体17と共に第2の結合点を支持体17と切換え要素18との間に形成し、結合は、有利には支持体17が動作位置にあるときにのみ維持され、挿入位置にある場合は維持されない。
支持体17が整備位置を採り得るか否か、又は支持体17及び切換え要素18が第3の往復動構成を採り得るか否かに関係なく、上記した、支持体17と切換え要素18との間の第2の接触点の存在及び上側接続要素39の存在が、ラベルを供給するあらゆるデバイス1に適用できる本発明の概念にどのように関連するかを重要視すべきである。前記本発明の概念は、切換え要素18が支持体17から分離できるか否かに関係なく適用することもできる。
切換え要素18のより詳細な説明を続けると、図示する実施形態では、図3及び図4に示すように、切換え要素18は、枠2に関連付けられた、第3の回転軸19を画定する硬いピン47周りに有利に組み付けられる。有利には、切換え要素18は、中空であって、硬いピン47に回転可能に関連付けられた第1の円筒形要素48を備え、この硬いピン47は、第1の円筒形要素48内に挿入される。上部には、第1の円筒形要素48上に組み付けられた上側接続要素39があり、底部には、第1の円筒形要素48に固定した下側接続要素32がある。実質的には、円筒形第1の要素48の上端部上に組み付けたつまみ49が有利にはあり、作業者が切換え要素18を制御するのを可能にする。
すでに示したように、切換え要素18は、有利には1つ又は複数の支持体17から分離できる。なお一層有利には、この場合、切換え要素18は、第1の回転軸に平行な線に沿って並進移動し、支持体17(又は両方の支持体17)と結合及び/又は支持体17(又は両方の支持体17)から分離できる。有利には、切換え要素18がそれに沿って並進移動できる線は、第3の回転軸19と一致する。好ましい実施形態では、分離には、第1の円筒形要素48が関与する。実際は、有利には、第1の円筒形要素48は、第3の回転軸19によって特定される線に沿って硬いピン47上で摺動できる。
第1の円筒形要素48と硬いピン47との間に位置決めされた弾性押込み手段があり、この弾性押込み手段は、切換え要素18及び支持体17が第1の構成にあるときに、それぞれ、(下側接続要素32に対する)第1の結合面33を第2の結合面34に向けて押し込み、(上側接続要素39に対する)第3の結合面40を第4の結合面42に向けて押し込む。基本的に、押込み手段は、切換え要素18と1つ又は複数の支持体17との間の結合を維持可能にする。押込み手段は、1つ又は複数の支持体17及び切換え要素18が第2の構成にある場合でさえ、第1の結合面33を第2の結合面34に向けて押し込むことも可能にする。このことは、第2の構成において、好ましい実施形態では各支持体17の第3の結合面40及び第4の結合面42は、有利には互いに対面しないので、上側接続要素39には当てはまらない。
図示する実施形態では、特に図3及び図4を参照すると、押込み手段が実質的に押しばね50をどのように備えるかがわかる。押しばね50は、有利には、硬いピン47周りに券回され、ばねの上部は、硬いピン47から(第3の回転軸19に関して)径方向に突出する、硬いピン47の頭部51と接触する一方で、ばねの底部は、摺動内筒52と接触し、この摺動内筒52は、第1の円筒形要素48に作製した環状肩部上に載置される。図3は、2つの圧力ユニット15、モータ駆動ローラ11及び切換え要素18を備える移動手段10を実質的に示し、図3では、支持体17は挿入位置にあり、支持体17及び切換え要素18は、第2の往復動構成にある。この構成では、押しばね50が、それほど圧縮されず、第1の延在部を有することに気付くべきである。すでに示したように、第2の構成から第3の構成への移行は、切換え要素18及び支持体17の分離によって決定される。第2の構成(図3)と第3の構成(図4)との切換えの間、切換え要素18は、有利には引き上げられる。有利には、引上げは、第1の円筒形要素48を第3の回転軸19によって画定した線に沿って並進移動させる手段によって生じ、即ち引上げは、有利には、第1の円筒形要素48を硬いピン47から部分的に取り出すことによって生じる。したがって、切換え要素18の引上げは、図4に示すように、第1の延在部よりも短い第2の延在部を有する押しばね50の端部に更なる圧縮をもたらす。したがって、押しばね50は、デバイス1の動作中に切換え要素18と1つ又は複数の支持体17との間の結合を維持するだけでなく、切換え要素18が支持体17から分離した場合、即ち1つ又は複数の第1の係止ピンがそれぞれの第1の成形座35から分離した場合(図4)であってもそれらの結合を回復させようとする。
図示する実施形態では、第1の円筒形要素48の周りには、玉軸受等の作動手段54によって回転可能に関連付けられた第2の円筒形要素53もある。前記作動手段は、第1の円筒形要素48に対して第2の円筒形要素53を第3の回転軸19周りに回転可能にする。このようにして、第2の円筒形要素53は、ウェブが動作中に誤って切換え要素18と接触した場合のウェブ戻し要素を形成する。このように、切換え要素18は、ウェブと接触した後にウェブ供給への障害とならないことになる。有利には、第2の円筒形要素53は、切換え要素18及び支持体17が動作構成である場合に第2の側部24上の各圧力ユニット15と切換え要素18との間に存在する空いた空間を低減可能にする。このようにして、動作中、作業者が誤ってモータ駆動ローラ11に触れることは不可能である。
図示しない代替実施形態では、切換え要素18の部分的な引上げを促進するために、第1の成形座35は、有利には可変深さを有することができる。具体的には、第1の成形座35は、第1の深さで(下側接続要素32の内側に)平坦な内面を有することができ、この第1の深さは、第1の端部37と第2の端部38との間で実質的に一定の伸張である。第1の成形座35は、第1の端部37において第1の深さから、第1の深さ未満である第2の深さに角度を付けた表面を有することができ、それにより、要素の第1の回転方向への更なる回転に従って第2の構成から開始すると、第1の係止ピン36は、角度を付けた表面上を摺動し、下側接続要素32を上方に押して押しばね50の抵抗に打ち勝ち、こうして第1の係止ピン36が第2の深さを有する第1の成形座35の一部に到達したときに第3の構成に到達させる。
同様に、下側接続要素32の横面は、少なくとも局所的に角度を付けて、支持体17が整備位置から挿入位置に変位する場合に下側接続要素32と支持体17との間の結合を促進できる。このようにして、第3の構成において切換え要素18を支持体17に結合可能にするために、各支持体17は、整備位置から挿入位置に向けて変位できる。この場合、支持体17を切換え要素18に向けて押し込むことによって、第1の係止ピン36は、上側接続要素39の角度を付けた横面に衝突し、横面上で摺動し始め、これにより第1の係止ピン36が第1の結合面33と接触するまで下側接続要素32を引き上げ、押しばね50の抵抗に打ち勝ち、この結果、第1の係止ピン36は、次にそれぞれの第1の成形座35内に挿入できる。
以下は、特に移動手段10を参照したデバイス1の動作の説明である。
すでに示したように、各圧力ユニット15の支持体17は、動作位置と挿入位置と整備位置との間を可動である。具体的には、デバイス1の動作中、1つ又は複数の接触ローラをモータ駆動ローラ11に対して押圧し、ウェブが接触ローラとモータ駆動ローラ11との間に挟持されるように、支持体17は動作位置にある(したがって支持体17及び切換え要素18は、第1の構成にある)。したがって、動作中、各接触ローラ16は、モータ駆動ローラ11に対して反対方向で(有利には回動回転して又はわずかな制動作用を加えて)回転し、こうしてモータ駆動ローラ11と共にウェブを供給する。図示する実施形態では、取外しステーション5に向けて供給されるラベルを備えるウェブは、図1に関してモータ駆動ローラ11と左側の圧力ユニット15との間を移動する一方で、取外しステーション5から回収手段6に向けて供給されるラベルのないウェブは、モータ駆動ローラ11と右側の圧力ユニット15との間を移動する。
ウェブに付着させたラベルを有するウェブ・リールを使い尽くしたときは、リールを取り換えなければならない。切換え要素18を(上から見ると反時計回りに)回転させて支持体17を同時に変位させ、具体的には、それぞれの回転ピン25周りの切換え要素18の回転を動作位置から第1の側部23を通して挿入位置に移行させ、こうして第2の構成に到達させる(図7、図11、図13及び図16)。したがって、切換え要素18の回転により、各支持体17の変位並びに各支持体17及び上側接続要素39の付随する分離が生じる。第2の構成では、ウェブは、戻し手段8周囲の延設経路に沿って、各圧力ユニット15とモータ駆動ローラ11との間に位置決めできる。上側接続要素39が存在する場合、このことは上側接続要素39の特殊形状のために特に可能であり、上側接続要素39は、実質的に横面41に作出したスリットを通して切換え要素18と各支持体17との間にウェブを上から挿入可能にする。次に、切換え要素18を前とは反対の方向に回転させ、各支持体17を動作位置に変位させ、こうして第1の構成に再度到達させる(図6、図10及び図15)。
代わりに、圧力ユニット15又はモータ駆動ローラ11の整備又は清掃を必要とする場合、支持体17及び切換え要素18が第2の構成にあるときは切換え要素18を各支持体17から分離して第3の構成を得る(図8、図11及び図17)。具体的には、押しばね50の抵抗に打ち勝った切換え要素18は、持ち上げられ、硬いピン47から部分的に取り外され、図4に示すように各第1の係止ピン36及び各第1の成形座35を分離させる。この状況では、各支持体17は、変位でき、具体的には挿入位置と整備位置との間でそれぞれの回転ピン25周りに回転でき、実質的には必要に応じて、圧力ユニット15の構成要素及びモータ駆動ローラ11への改良されたアクセスを可能にする(図9、図12及び図18)。
整備作業が完了したとき、各支持体17を挿入位置に戻すことができ、切換え要素18は、各支持体17に再度結合でき、こうして各第1の係止ピン36とそれぞれの第1の成形座35との間の結合を回復する。この状況において、押しばね50は、再度、第1の結合面33及び1つ又は複数の第2の結合面の互いに向かう移動を促進する。したがって、各支持体17及び切換え要素18は、再度第2の構成にある。
本発明は、重要な利点をもたらす。
まず、各支持体が挿入位置と、各支持体をモータ駆動ローラから遠ざける整備位置との間でも可動であること、並びに切換え要素及び各支持体が第2の構成から第3の構成に切り換えできることにより、デバイスは、整備及び清掃作業を容易にすることが可能になり、圧力ユニットの内側構成要素及びモータ駆動ローラへの容易なアクセスが保証される。実際は、支持体及び切換え要素の第3の往復動構成への切換えにより、移動手段を分解する必要なく移動手段の構成要素へのアクセスを可能にする。このことも、整備及び清掃作業を著しく迅速にする。実際は、作業者は、(少なくとも部分的に)移動手段を分解するのでなく、切換え要素を持ち上げ、支持体から分離させるだけでよい。整備又は清掃の完了後、作業者は、支持体を挿入位置に再度位置決めし、切換え要素を支持体に再度結合するだけでよい。
第2に、上側接続要素の存在により、切換え要素と各支持体との間の結合は、2つの点で生じ、このようにして、支持体が動作位置にあるとき、即ち接触ローラがモータ駆動ローラに対して押圧されるときに動作中の支持体の振動を低減可能にする。このようにして、上側接続要素の存在、並びに存在する接触ローラとモータ駆動ローラとの接着の改良が保証されることにより、そうでなければ下側接続要素に設置した単一の点で切換え要素を支持体と接触させる従来技術デバイスにて生じた、振動によって生じる動作騒音を低減可能にする。
最後に、本発明は、製造が比較的容易であり、本発明の実装に関連する費用さえそれほど高くはないことに気付くはずである。上述した本発明は、変更、適合によって本発明の概念の範囲から逸脱することなく、いくつかの方法で変更、適合できる。更に、本発明の全ての詳細は、他の技術的等価要素及び使用する材料と置き換えることができ、且つ様々な構成要素の形状及び寸法は、要件に従って変更できる。
1 デバイス
2 枠
3 支持手段
5 ステーション
6 回収手段
8 戻し手段
10 移動手段
11 モータ駆動ローラ
15 圧力ユニット
16 接触ローラ
17 支持体
18 切換え要素

Claims (17)

  1. 自己接着性又は「感圧」ラベルをラベル貼付機に供給するデバイスであって、前記デバイスは:
    枠(2);
    前記枠(2)に関連付けられた、前記自己接着性又は「感圧」ラベルを貼り付けるウェブ・リールのための支持手段(3);
    前記枠(2)に関連付けられた、前記ラベルを前記ウェブから取り外す取外しステーション(5);
    前記枠(2)に関連付けられた、前記ウェブを回収する手段(6);
    前記支持手段(3)と前記取外しステーション(5)と前記回収手段(6)との間のウェブ延設経路;
    前記枠(2)に関連付けられ、前記延設経路に沿って位置決めされたウェブ戻し手段(8);
    前記枠(2)に関連付けられ、前記ウェブを前記延設経路に沿って移動させる、前記ウェブを移動させる移動手段(10)
    を備え、前記移動手段(10)は:
    前記枠(2)に関連付けられたモータ駆動ローラ(11)であって、第1の回転軸周りに回転し、前記モータ駆動ローラ(11)と接触することによって前記ウェブを移動できる、モータ駆動ローラ(11);
    前記ウェブを前記モータ駆動ローラ(11)に対して押圧する少なくとも1つの圧力ユニット(15)
    を備え、前記圧力ユニット(15)は:
    前記第1の回転軸と平行な第2の回転軸周りに、前記モータ駆動ローラ(11)とは少なくとも反対の方向で回転できる少なくとも1つの接触ローラ(16)であって、実際には、前記モータ駆動ローラ(11)に対して押圧して前記ウェブを前記接触ローラ(16)と前記モータ駆動ローラ(11)との間に挟持できる接触ローラ(16);及び
    前記接触ローラ(16)のための少なくとも1つの支持体(17)であって、前記枠(2)に関連付けられ、前記接触ローラ(16)を前記モータ駆動ローラ(11)に対して押圧する動作位置と、前記接触ローラ(16)を前記モータ駆動ローラ(11)から遠ざけ、前記ウェブを前記接触ローラ(16)と前記モータ駆動ローラ(11)との間に挿入可能にする挿入位置との間で前記枠(2)に対して可動である支持体(17)
    を備え;
    前記移動手段(10)は、前記支持体(17)を少なくとも前記動作位置と前記挿入位置との間で切り換えるための、前記支持体(17)に関連付けられた少なくとも1つの切換え要素(18)を更に備え、前記切換え要素(18)及び前記支持体(17)は、前記切換え要素(18)が前記支持体(17)を前記動作位置に保持する第1の往復動構成、及び前記切換え要素(18)が前記支持体(17)を前記挿入位置に保持する第2の往復動構成を採ることができる、デバイスにおいて;
    前記切換え要素(18)及び前記支持体(17)は、前記支持体(17)が少なくとも前記挿入位置と整備位置との間でも可動である第3の往復動構成を採ることもでき、前記整備位置では、前記接触ローラ(16)は、前記支持体(17)が前記挿入位置にあるときよりも前記モータ駆動ローラ(11)から遠いことを特徴とするデバイス。
  2. 前記切換え要素(18)は、前記支持体(17)から分離できること、前記切換え要素(18)を前記支持体(17)から分離する前記第3の構成では、前記切換え要素(18)を前記支持体(17)から分離すると、前記支持体(17)が前記整備位置を採るのを可能にすることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記第1の構成及び前記第2の構成では、前記切換え要素(18)は前記支持体(17)に結合されることを特徴とする、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記切換え要素(18)は、前記第2の構成にある場合に前記支持体(17)から分離できることを特徴とする、請求項2又は3に記載のデバイス。
  5. 前記切換え要素(18)は、前記支持体(17)と結合及び/又は前記支持体(17)から分離するために、前記第1の回転軸と平行な線に沿って並進移動できることを特徴とする、請求項2又は3又は4に記載のデバイス。
  6. 前記切換え要素(18)は、前記第1の回転軸と平行な第3の回転軸(19)周りに回転可能であり、前記切換え要素(18)の回転により、前記第1の構成と前記第2の構成との間で切換えが生じることを特徴とする、請求項1から5のうちいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記切換え要素(18)及び前記支持体(17)が前記第1の構成にある場合、前記切換え要素(18)の第1の回転方向への前記回転により、前記第1の構成から前記第2の構成への切換えが生じ、前記切換え要素(18)及び前記支持体(17)が前記第2の構成にある場合、前記第1の回転方向とは反対の第2の回転方向への前記切換え要素(18)の前記回転により、前記第2の構成から前記第1の構成への切換えが生じることを特徴とする、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記切換え要素(18)は、第1の結合面(33)を備える下側接続要素(32)を備えること、前記支持体(17)は、第2の結合面(34)を備え、前記切換え要素(18)と前記支持体(17)との間の結合は、前記結合面で生じ、前記第1の結合面(33)及び前記第2の結合面(34)は、前記切換え要素(18)及び前記支持体(17)が前記動作構成又は前記挿入構成にある場合に互いに対面すること、並びに前記第1の結合面(33)又は前記第2の結合面(34)には、少なくとも1つの第1の成形座(35)があり、前記第2の結合面(34)又は前記第1の結合面(33)上にそれぞれ組み付けた、前記第1の成形座(35)と摺動可能に結合できる少なくとも1つの第1の係止ピン(36)があり、前記第1の係止ピン(36)は、前記切換え要素(18)の回転に従って前記第1の成形座(35)内で摺動し、前記動作位置と前記挿入位置との間で前記支持体(17)の移動が生じることを特徴とする、請求項6又は7に記載のデバイス。
  9. 前記第1の成形座(35)は、前記第1の係止ピン(36)のための2つの行程停止端部を形成して、前記切換え要素(18)を前記第1の回転方向で回転させるときに前記第2の構成における前記切換え要素(18)の前記回転を第1の行程停止端部により制限し、前記切換え要素(18)を前記第2の回転方向で回転させるときに前記第1の構成における前記切換え要素(18)の前記回転を第2の行程停止端部により制限することを特徴とする、請求項7又は8に記載のデバイス。
  10. 前記切換え要素(18)は、第3の結合面(40)を備える上側接続要素(39)を備えること、前記支持体(17)は、第4の結合面(42)を備え、前記切換え要素(18)と前記支持体(17)との間の前記結合は、前記第3の結合面(40)及び前記第4の結合面(42)で生じ、前記第3の結合面(40)及び前記第4の結合面(42)は、前記切換え要素(18)及び前記支持体(17)が前記動作構成にある場合に互いに対面すること、並びに前記第3の結合面(40)又は前記第4の結合面(42)には、少なくとも1つの第2の成形座(43)があり、前記第4の結合面(42)又は前記第3の結合面(40)上にそれぞれ組み付けた、前記第2の成形座(43)と摺動可能に結合できる少なくとも1つの第2の係止ピン(44)があることを特徴とする、請求項6から9のうちいずれか一項に記載のデバイス。
  11. 前記支持体(17)が前記挿入位置にある場合に前記切換え要素(18)が前記第2の回転方向で回転すると、最初に、前記第2の係止ピン(44)が前記第2の成形座(43)と結合し、次に、第2の係止ピン(44)が前記第2の成形座(43)内で摺動し、前記摺動により、前記支持体(17)が前記挿入位置から前記動作位置へ少なくとも部分的に移動すること、並びに前記支持体(17)が前記動作位置にある場合、前記切換え要素(18)の前記第1の回転方向への前記回転は、最初に前記支持体(17)が以前とは反対の方向で摺動し、前記支持体(17)が前記動作位置から前記挿入位置に向けて少なくとも部分的に移動し、次に、前記第2の係止ピン(44)及び前記第2の成形座(43)が分離することを特徴とする、請求項7又は10に記載のデバイス。
  12. 前記第2の成形座(43)は、前記第2の係止ピン(44)のための第3の行程停止端部を形成して、前記切換え要素(18)を前記第2の回転方向で回転させるときに前記第1の構成における前記切換え要素(18)の前記回転を前記第3の行程停止端部で制限することを特徴とする、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記支持体(17)は、前記支持体(17)が前記枠(2)で枢動する第1の側部(23)であって、前記第1の回転軸に平行な第4の回転軸周りに回転できる第1の側部(23)、及び前記支持体(17)が前記切換え要素(18)に関連付けられた第2の自由側部(24)を備えること、並びに前記接触ローラ(16)は、前記第1の側部(23)と前記第2の側部(24)との間の中間位置で前記支持体(17)に関連付けられることを特徴とする、請求項1から12のうちいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 前記各接触ローラ(16)は、弾性手段(27)によって前記支持体(17)に関連付けられ、前記弾性手段(27)は、前記支持体(17)が前記動作位置にある場合に前記接触ローラ(16)を前記モータ駆動ローラ(11)に対して押し込むことを特徴とする、請求項1から13のうちいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記移動手段(10)は、それぞれがもう一方に対して前記モータ駆動ローラ(11)の反対側にある2つの同様の圧力ユニット(15)を備え、前記切換え要素(18)は、前記各圧力ユニット(15)の前記支持体(17)に関連付けられ、前記第1の構成と前記第2の構成との間を切り換えると、前記各圧力ユニット(15)の前記支持体(17)を前記動作位置と前記挿入位置との間で実質的に同時に移行させることを特徴とする、請求項1から14のうちいずれか一項に記載のデバイス。
  16. 前記切換え要素(18)は、前記各圧力ユニット(15)の前記支持体(17)からの分離に従って、前記各圧力ユニット(15)の前記支持体(17)が前記第3の構成において前記整備位置を採るのを可能にすることを特徴とする、請求項2又は15に記載のデバイス。
  17. 前記デバイスは、前記枠(2)に関連付けられた硬いピン(47)を備え、前記硬いピン(47)は、前記第3の回転軸(19)を画定すること、及び前記切換え要素(18)は、前記硬いピン(47)周りに回転可能に関連付けられた第1の円筒形要素(48)を備え、前記硬いピン(47)は、前記第1の円筒形要素(48)内に挿入され、前記第1の円筒形要素(48)は、前記第3の回転軸(19)によって特定される線に沿って前記硬いピン(47)を取り出すことによって前記硬いピン(47)から分離もし、前記第1の円筒形要素(48)と前記硬いピン(47)との間には前記第1の円筒形要素(48)に対向させて取り出すための押込み手段があることを特徴とする、請求項5若しくは6又は請求項1から16のうちいずれか一項に記載のデバイス。
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