JP2015517592A5 - 液−液分離器界面検出システムおよびそれを利用する重合方法 - Google Patents

Description

本発明は、液−液分離器界面検出システム（以下、システムを系ともいう）およびそれを利用する重合方法に関する。

一実施形態において、本発明は、ポリマー濃化相と溶媒濃化相との間の界面を検出するシステムであって、入口供給部を通して、溶剤型重合反応器（以下、溶媒ベースの重合反応器ともいう）中に生成される、溶媒、ポリマーおよび非反応モノマーを含む入口流を受容するよう設計された液−液分離器（ＬＬＳ）であって、槽が、少なくとも２０分の滞留時間を提供するよう、そして流れをポリマー濃化相および溶媒濃化相に分離させるよう設計される、液−液分離器；液−液分離器の上部または底部のいずれかからの第一音波シグナルを送信するための、ならびに音波シグナルの第一反射部分を受信するための第一音波応答機であって、前記音波シグナルの前記反射部分は、溶媒濃化相とポリマー濃化相との間の液−液界面を通した音波シグナルの通過により生成され、第一音波応答機は、液−液界面に対して直角に進むシグナルを送信するよう配置される第一音波応答機を包含するシステム（系）を提供する。

Claims (5)

1. ポリマー濃化相と溶媒濃化相との間の界面を検出するシステムであって、以下の：
   入口供給部を通して、溶剤型重合反応器中で生成される、溶媒、ポリマーおよびモノマーを含む入口流を受容するよう設計された液−液分離器であって、前記液−液分離器の槽が、少なくとも２０分の滞留時間を提供するよう、そして流れをポリマー濃化相および溶媒濃化相に分離させるよう設計される、液−液分離器；
   液−液分離器の上部または底部のいずれかからの第一音波シグナルを送信するための、ならびに音波シグナルの第一反射部分を受信するための第一音波応答機であって、前記音波シグナルの前記反射部分は、溶媒濃化相とポリマー濃化相との間の液−液界面を通した音波シグナルの通過により生成され、第一音波応答機は、液−液界面と直角に進むシグナルを送信するよう配置される第一音波応答機；ならびに
   前記第一音波応答機を部分的にまたは全体的に取り囲むスリーブ
   を包含し、前記入口供給部が前記液−液分離器の底部に前記流れを供給するシステム。
2. 前記液−液分離器が被覆される請求項１に記載のシステム。
3. 前記液−液分離器が比重分離器である請求項１または２に記載のシステム。
4. 流量計および流量計のいずれかの側面に位置する差圧伝送器を含むポリマー濃化相出口弁をさらに包含する請求項１から３のいずれか一項に記載のシステム。
5. 液−液分離器中のポリマー濃化相のレベルを制御するための自動制御弁をさらに包含する請求項１から４のいずれか一項に記載のシステム。