JP2015517243A - 異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見するための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見する問題解決手法を提供している。マクロ基地局は、マクロ・セルの中のすべての候補スモール・セルについての記憶されたロケーション範囲情報と、ユーザ機器の推定された位置情報とに基づいて、ユーザ機器が、1つまたは複数の候補スモール・セルを含むターゲット領域に近づいているかどうかを判断し、またスモール・セルを発見するために、1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示すべきかどうかを判断し、またそうである場合に、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得し、取得された密度情報に基づいてユーザ機器の定期的な測定についての間隔を決定し、また決定された間隔で定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示する第1の信号をユーザ機器に対して送信する。本発明は、ユーザ機器の電力消費量を節約しながら、より効率的に異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見する/識別することができる。
Description
本開示は、異種通信ネットワーク(HetNet:heterogonous network)に関し、詳細には、異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見するための方法および装置に関する。
限定加入者グループ(CGS:Closed Subscriber Group)についてのセルを発見すること/識別することに対する既存の問題解決手法は、自律的探索機能(ASF:Autonomous Search Function)と、近接表示メカニズムとに基づいて達成され、その重要な目標のうちの1つは、ユーザ機器の電力消費量の低減のためのものである。この問題解決手法においては、ユーザ機器側に記憶されるホワイト・リストは、それに関連する限られた数のCGSセルのセルIDを含んでいる。さらに、ユーザ機器には、それに関連する限られた数のCGSセルについての情報、例えば、ロケーション範囲情報、無線フィンガープリント情報などが記憶されている。ユーザ機器は、それに関連する限られた数のCGSセルの記憶されたロケーション範囲情報、ユーザ機器の推定されたロケーション情報などに従って、そのホワイト・リストの中の1つまたは複数のCGSセルに近づいているかどうかを判断し、またそうである場合、探索は、ホワイト・リストの中のすべてのCGSセルを定期的に探索するようにトリガされる。その探索中に、ユーザ機器は、ホワイト・リストの中の最も強い測定信号強度を有するセルをターゲットCGSセルとして決定し、またマクロ基地局に対して近接表示を送信して、ハンドオーバについて準備するようにマクロ基地局をトリガし、ここで近接表示は、ターゲットCGSセルのセルIDを含んでいる。
CGSセルを発見する/識別する既存の方法は、ユーザ機器が、限られた数のCGSセルだけに関連付けられることに基づいている。それゆえに、ユーザ機器は、それに関連するCGSセルに関する情報を、例えば、ロケーション情報、無線フィンガープリントなどを記憶することができる。しかしながら、パブリック・ピコ・セルの数が多いために、ユーザ機器がすべてのこれらのパブリック・ピコ・セルに関する情報を記憶することは不可能であることがあり、そのようにして、CGSセルを発見することに対する既存の問題解決手法は、パブリック・ピコ・セルを発見すること/識別することに対して適用可能でないことがある。
現在のところ、パブリック・ピコ・セルは、単に、全数探索においてのみ、発見され/識別され、それゆえに、ユーザ機器の電力消費量がかなり大きくなる。
したがって、この技術的問題に対処することができる問題解決手法を提供する必要性がある。
2011年7月7日に出願された中国特許出願第201110190014.0号において、本発明の出願人は、異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見すること/識別することに対する問題解決手法を提案しており、ここでは、マクロ基地局は、ユーザ機器が、マクロ・セルの中のそれぞれのスモール・セルのロケーション範囲情報と、ユーザ機器の推定された位置情報とに従って、1つまたは複数の特定のスモール・セルに近づいているかどうかを判断しており、またそうである場合、マクロ基地局は、ユーザ機器に対して専用の信号を送信し、またユーザ機器は、その専用の信号に基づいて探索をトリガして、1つまたは複数のスモール・セルを定期的に探索する。この問題解決手法は、ユーザ機器の電力消費量を節約しながら、より効率的に異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見する/識別することができる。
電力消費量がかなり大きいという上記問題に加えて、CSGセルを発見することに対する既存の問題解決手法は、基準信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)に基づいたs−測定判断基準を使用するが、この判断基準は、ユーザ機器がこれらのピコ・セルに非常に近くにある場合でもサービング・マクロ・セルのRSRPが依然として十分に高いので、サービング・マクロ・セルの基地局に近接して位置するピコ・セルを発見するには十分でない。
さらに、基準信号受信品質(RSRP:Reference Signal Received Quality)に基づいた問題解決手法を用いて、ピコ・セルが、セル間干渉とともに発見される可能性があるが、この問題解決手法は、周波数内ピコ・セルの発見に適用可能であるにすぎず、周波数間ピコ・セルがマクロ・セルに対してセル間干渉をもたらさないので、周波数間ピコ・セルを発見するには十分でない。
さらに、ユーザ機器は、周波数間ピコ・セルを発見する/識別するように周波数間測定を実行する必要があり、また周波数間測定のために必要とされる電力消費量は、周波数間測定のために構成される間隔が限られるため、周波数内測定の電力消費量よりも多くなる。
これらの問題を考慮して、本発明は、異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見する問題解決手法を提供しており、この問題解決手法は、上記で引用された中国特許出願第201110190014.0号において提案された問題解決手法に対するさらなる改良物と見なすことができる。
本発明による、スモール・セルを発見する問題解決手法は、周波数内スモール・セルを発見することに対して適用可能であるが、また周波数間スモール・セルを発見することに対しても適用可能である。
この文脈ではスモール・セルは、ピコ・セルと、フェムト・セルとを含むが、ピコ・セルと、フェムト・セルとだけには限定されないことに留意されたい。
本発明の一態様によれば、異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援する方法が、提供されている。本方法は、B.マクロ・セルの中のすべての候補スモール・セルの記憶されたロケーション範囲情報と、ユーザ機器の推定された位置情報とに基づいて、ユーザ機器が、1つまたは複数の候補スモール・セルを含むターゲット領域に近づいているかどうかを判断するステップと、C.ステップBにおける判断の結果に基づいて、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示すべきかどうかを判断するステップと、D.ステップCにおける判断の結果が、定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示することであるときに、D1.ターゲット領域における候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得するステップと、D2.取得された密度情報に基づいてユーザ機器の定期的な測定についての間隔を決定するステップと、D3.定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示する第1の信号をユーザ機器に対して、送信するステップであって、第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、決定された間隔とを含む、送信するステップとを実行するステップとを含む。
測定についての間隔は、スモール・セルの密度に従って、それに応じて測定についての間隔を決定することにより、より合理的に構成される可能性がある。より低密度のスモール・セルの場合には、ユーザ機器の電力消費量は、不必要な、またあまりにも頻繁すぎる測定を低減させることにより、低下させることができ、それによってユーザ機器のバッテリ寿命を延長することができる。より高密度のスモール・セルの場合には、測定の頻度は、増大させられて、より効率的にスモール・セルを発見することができる。
本発明の一実施形態においては、ステップD2において、決定された間隔は、密度情報が、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度がより高いことを示すときに、より短くなる。言い換えれば、測定についての間隔は、スモール・セルの密度が、より低いときに、それに応じて増大させられる可能性がある。このようにして、より高密度のスモール・セルの場合には、スモール・セルは、より頻繁な測定において、より効率的に発見される可能性があり、より低密度のスモール・セルの場合には、ユーザ機器の電力消費量は、必要に応じて測定についての間隔を増大させることにより、スモール・セルの効果的な発見を保証しながら、低下させることができる。
本発明の特定の一実装形態によれば、ステップBの前に、本方法は、A1.ユーザ機器が、マクロ・セルの境界に位置しているかどうかを判断するステップと、ステップA1における判断の結果が、ユーザ機器がマクロ・セルの境界に位置していることであるときに、A2.すべての候補スモール・セルを、マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルとして決定するステップを実行するステップとをさらに含む。
一般に、スモール・セルは、ユーザ機器のモビリティ堅牢性を保証する目的のためにマクロ・セルの境界に配置される。ユーザ機器が、マクロ・セルの境界に位置しているときに、ユーザ機器が、タイムリーにスモール・セルを発見することに失敗する場合に、無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)またはハンドオフ障害(HOF:Handoff Failure)が、生ずる可能性がある。したがって、ユーザ機器が、マクロ・セルの境界に位置しているときに、タイムリーにスモール・セルを発見するユーザ機器の能力は、マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルを候補スモール・セルとして決定することにより保証される可能性があり、このようにして無線リンク障害またはハンドオフ障害の確率を効果的に低下させている。
さらに、ステップA1における判断の結果が、ユーザ機器がマクロ・セルの境界に位置していないことであるときに、A3.マクロ・セルのトラフィックが、第1のしきい値より上にあるかどうかを判断するステップを実行し、ステップA3における判断の結果が、マクロ・セルのトラフィックが第1のしきい値より上にあることであるときに、A4.マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルのうちでマクロ・セルのトラフィックをオフロードすることができるすべてのスモール・セルとしてすべての候補スモール・セルを決定するステップを実行する。
さらに、後続のステップBは、ステップA3における判断の結果が、マクロ・セルのトラフィックが第1のしきい値よりも上にないことであるときには実行されないであろう。
一般に、マクロ・セルのどのような境界にも位置していないスモール・セルは、マクロ・セルのトラフィックをオフロードすることを意図している。例えば、そのようなスモール・セルは、一般的にホット・スポットの中に配置されて、これらのスポットにおけるサービス品質(QoS:Quality of Service)を改善する。特に、ユーザ機器のサービス品質は、ユーザ機器が、重い負荷のマクロ・セルから軽い負荷のスモール・セルへとハンドオーバされるときに、かなり改善される可能性がある。しかしながら、マクロ・セルが、重い負荷をもたないときに、そのようなハンドオーバは、あまりサービス品質を改善せず、その代わりに、ユーザ機器が、スモール・セルを発見するために消費される電力と、遅延と、ハンドオーバからもたらされる信号オーバーヘッドとを含めて、不必要なコストを招くことになる。さらに、スモール・セルが、それ自体の過剰なトラフィックに起因して、新しいユーザ機器を受け入れることができない場合、スモール・セルは、たとえそれがユーザ機器によって発見されるとしても、依然として、ハンドオーバを実行することができない。上記方法を用いて、マクロ基地局は、マクロ・セルが重い負荷をもつときに、スモール・セルだけを発見するように測定を実行するようにユーザ機器に指示することになり、またマクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルのうちのマクロ・セルのトラフィックをオフロードすることができるこれらのスモール・セルだけを、候補スモール・セルとして決定することになる。それゆえに、使用機器によるスモール・セルの不必要な発見が、軽減され、または回避されて、それによってユーザ機器の不必要な電力消費量を低下させ、または回避させることができる。
本発明の特定の一実装形態によれば、ステップA4は、マクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを報告するようにすべてのスモール・セルに要求するオフロード要求を、マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルに対して送信するステップと、少なくとも1つのスモール・セルからそれぞれ対応するオフロード応答を受信するステップであって、そのオフロード応答は、対応するスモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを示すために使用されており、オフロード応答は、トラフィック情報報告を送信するスモール・セルの識別子を含んでいる、受信するステップと、受信されたオフロード応答から、マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルのうちのマクロ・セルのトラフィックをオフロードすることができるすべてのスモール・セルを決定するステップとをさらに含む。
さらに、オフロード応答は、対応するスモール・セルのトラフィック情報をさらに含んでいる。
本発明の特定の一実装形態によれば、ステップA3における判断の結果が、マクロ・セルのトラフィックが、第1のしきい値より上にあることであるときに、ステップBとCとの間に、本方法は、ユーザ機器のモビリティ・ステータス情報を取得するステップであって、モビリティ・ステータス情報は、ユーザ機器の速度を示す、取得するステップと、ステップBにおける判断の結果と、ステップCにおいて取得されたモビリティ・ステータス情報とに基づいて定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示すべきかどうかを判断するステップとをさらに含む。
本発明の一実装形態においては、ステップCにおいて、モビリティ・ステータス情報が、ユーザ機器の速度が第2のしきい値よりも上にあることを示すときに、定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示すべきでないと、判断される。
一般に、スモール・セルのカバレッジ・エリアは、比較的小さく、またユーザ機器が、高速で移動するときに、ユーザ機器は、非常に短期間に、スモール・セルのカバレッジ・エリアを離れる可能性がより高い。スモール・セルを発見するために必要とされる電力消費量と、遅延と、後続のプロセスのために、例えば、ハンドオーバなどのために必要とされる信号オーバーヘッドとを考慮して、この状況におけるマクロ・セルからスモール・セルへのユーザ機器のハンドオーバは、利益をもたらさないこともあり、例えば、マクロ・セルおよび/またはスモール・セルの間の頻繁なハンドオーバは、ハンドオーバ障害の確率を増大させることもある。それとは逆に、マクロ・セルは、一般的に、高速のユーザ機器に対してよりよいサービスを提供することができる。
本発明の特定の一実装形態によれば、ステップA1における判断の結果が、ユーザ機器がマクロ・セルの境界に位置していることであるときに、本方法は、ユーザ機器のモビリティ・ステータス情報を取得するステップであって、モビリティ・ステータス情報は、ユーザ機器の速度を示す、取得するステップと、ステップD2において、取得された密度情報と、取得されたモビリティ・ステータス情報とに基づいて間隔を決定するステップとをさらに含む。
本発明の一実装形態においては、決定された間隔は、ステップD2において、モビリティ・ステータス情報が、ユーザ機器の速度がより高速であることを示すときに、より短くなる。
上記で説明されるように、マクロ・セルの境界に配置されるスモール・セルは、ユーザ機器のモビリティ堅牢性を保証することを意図している。ユーザ機器が、マクロ・セルの境界に位置しているときに、ユーザ機器が、タイムリーにスモール・セルを発見することに失敗する場合に、無線リンク障害またはハンドオフ障害が、起こることもある。それゆえに、ユーザ機器が、マクロ・セルの境界に位置しているときに、スモール・セルは、測定についてのより短い期間を用いて高速度のユーザ機器を構成することにより、より短い期間の中で発見されて、それによってモビリティ堅牢性を保証することができる。
本発明の特定の一実装形態によれば、本方法は、E.ユーザ機器から、ユーザ機器によって発見されるスモール・セルのセル識別子を含む第2の信号を受信するステップと、F.第2の信号に基づいて、発見されたスモール・セルのうちの1つに対するユーザ機器のハンドオーバについて準備するステップと、ユーザ機器にサービスするために1つまたは複数の発見されたスモール・セルを1つまたは複数の候補二次セルと見なすステップとのうちの一方を実行するステップとをさらに含む。
ユーザ機器が、1つまたは複数のスモール・セルを発見した後に、ユーザ機器は、第2の信号を経由して、セル識別子により、発見されたスモール・セルについてマクロ基地局に通知する。その後に、マクロ基地局は、対応するオペレーションを実行することができる。一例においては、マクロ基地局は、発見されたスモール・セルの1つに対してユーザ機器をハンドオーバすることを決定し、またこのようにしてマクロ基地局は、ハンドオーバについて準備する。別の例においては、ユーザ機器が、複数のスモール・セルを用いて構成され得る場合には、マクロ基地局は、1つまたは複数の発見されたスモール・セルを二次セルとして決定して、ユーザ機器にサービスすることができ、またこのようにして、マクロ基地局は、ユーザ機器にサービスするように、1つまたは複数の発見されたスモール・セルを候補二次セルと見なすことができる。
本発明の一実装形態においては、ユーザ機器は、すべての発見されたスモール・セルをマクロ基地局に対してフィードバックすることができる。代替案として、ユーザ機器は、所定の規則に従って1つまたは複数のスモール・セルを選択し、またスモール・セルをマクロ基地局に対してフィードバックすることができる。例えば、ユーザ機器は、発見されたスモール・セルのうちの最も強い信号強度を有するスモール・セルをマクロ基地局に対してフィードバックすることができる。
本発明の別の態様によれば、異種通信ネットワークのユーザ機器において、スモール・セルを発見する方法が、提供されている。本方法は、a.マクロ基地局から第1の信号を受信するステップであって、第1の信号は、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについて定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示するために使用されており、第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、定期的な測定についての間隔とを含む、受信するステップと、b.受信された第1の信号に応答して、スモール・セルを発見するために、間隔を用いて定期的な測定を実行するステップと、c.発見されたスモール・セルのセル識別子を含む第2の信号をマクロ基地局に対して送信するステップとを含む。
さらに、ユーザ機器が、不連続な受信(DRX:Discontinuous Receive)を用いて構成されているときに、ステップbの前に、本方法は、受信された第1の信号に応答してユーザ機器の不連続な受信構成をディセーブルにするステップをさらに含んでいる。
本発明のさらなる一態様によれば、異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局によってカバーされたスモール・セルの基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援する方法が、提供されている。本方法は、i.マクロ基地局からオフロード要求を受信するステップであって、そのオフロード要求は、マクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを報告するように、マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルに要求するために使用されている、受信するステップと、ii.スモール・セルが、所定の判断基準に従って、スモール・セルのトラフィックに基づいて、マクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを判断するステップと、iii.ステップiiにおける判断の結果が、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできるということであるときに、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを示すオフロード応答であって、スモール・セルのセル識別子を含むオフロード応答をマクロ基地局に対して送信するステップとを含む。
本発明の一実装形態においては、所定の判断基準は、スモール・セルのトラフィックがしきい値よりも下にあるときに、スモール・セルが、マクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを判断することである。
本発明は、スモール・セルを発見する/認識する方法に加えて、対応する装置をさらに提供している。
本発明は、異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援するための装置を提供しており、本装置は、
マクロ・セルにおけるすべての候補スモール・セルの記憶されたロケーション範囲情報と、ユーザ機器の推定された位置情報とに基づいて、ユーザ機器が、1つまたは複数の候補スモール・セルを含むターゲット領域に近づいているかどうかを判断するように構成された第1の判断ユニットと、
第1の判断ユニットの判断の結果に基づいて、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示すべきかどうかを判断するように構成された第2の判断ユニットと、
第2の判断ユニットの判断の結果が、定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示することであるときに、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得するように構成された第1の取得ユニットと、
第1の取得ユニットによって取得される密度情報に基づいてユーザ機器の定期的な測定についての間隔を決定するように構成された第1の決定ユニットと、
定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示する第1の信号をユーザ機器に対して送信するように構成された第1の送信ユニットであって、第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、決定された間隔とを含む、第1の送信ユニットと
を備える。
マクロ・セルにおけるすべての候補スモール・セルの記憶されたロケーション範囲情報と、ユーザ機器の推定された位置情報とに基づいて、ユーザ機器が、1つまたは複数の候補スモール・セルを含むターゲット領域に近づいているかどうかを判断するように構成された第1の判断ユニットと、
第1の判断ユニットの判断の結果に基づいて、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示すべきかどうかを判断するように構成された第2の判断ユニットと、
第2の判断ユニットの判断の結果が、定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示することであるときに、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得するように構成された第1の取得ユニットと、
第1の取得ユニットによって取得される密度情報に基づいてユーザ機器の定期的な測定についての間隔を決定するように構成された第1の決定ユニットと、
定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示する第1の信号をユーザ機器に対して送信するように構成された第1の送信ユニットであって、第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、決定された間隔とを含む、第1の送信ユニットと
を備える。
本発明は、異種通信ネットワークのユーザ機器において、スモール・セルを発見するための装置をさらに提供しており、本装置は、
マクロ基地局から第1の信号を受信するように構成された第1の受信ユニットであって、第1の信号は、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示するために使用されており、第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、定期的な測定についての間隔とを含む、第1の受信ユニットと、
受信された第1の信号に応答して、スモール・セルを発見するために、その間隔で定期的な測定を実行するように構成された第1の測定ユニットと、
発見されたスモール・セルのセル識別子を含む第2の信号をマクロ基地局に対して送信するように構成された第2の送信ユニットと
を備える。
マクロ基地局から第1の信号を受信するように構成された第1の受信ユニットであって、第1の信号は、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器に指示するために使用されており、第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、定期的な測定についての間隔とを含む、第1の受信ユニットと、
受信された第1の信号に応答して、スモール・セルを発見するために、その間隔で定期的な測定を実行するように構成された第1の測定ユニットと、
発見されたスモール・セルのセル識別子を含む第2の信号をマクロ基地局に対して送信するように構成された第2の送信ユニットと
を備える。
本発明は、異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局によってカバーされたスモール・セルの基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援するための装置をさらに提供しており、本装置は、
マクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを報告するようにマクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルに要求するために使用されているオフロード要求をマクロ基地局から受信するように構成された第2の受信ユニットと、
スモール・セルが、スモール・セルのトラフィックに基づいてマクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを判断するように構成された第3の判断ユニットと、
第3の判断ユニットの判断の結果が、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできるということであるときに、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを示すオフロード応答をマクロ基地局に対して送信するように構成された第3の送信ユニットとを備え、オフロード応答はスモール・セルのセル識別子を含む。
マクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを報告するようにマクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルに要求するために使用されているオフロード要求をマクロ基地局から受信するように構成された第2の受信ユニットと、
スモール・セルが、スモール・セルのトラフィックに基づいてマクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを判断するように構成された第3の判断ユニットと、
第3の判断ユニットの判断の結果が、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできるということであるときに、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを示すオフロード応答をマクロ基地局に対して送信するように構成された第3の送信ユニットとを備え、オフロード応答はスモール・セルのセル識別子を含む。
本発明についてのそれぞれは、その実施形態についての以下の説明からより明らかになるであろう。
本発明についての上記特徴および他の特徴は、図面を参照して与えられる非限定的な実施形態についての以下の詳細な説明からより明らかになるであろう。
図面全体を通して、同一の、または類似した参照番号は、同一の、または類似したステップおよび/またはコンポーネントを示している。
本発明は、図面を参照して以下で詳細に説明されるであろう。
図1は、本発明の一実施形態による異種通信ネットワークのネットワーク・トポロジ図である。図面の中の大きな楕円は、マクロ・セルMCを、すなわち、マクロ基地局(マクロeノードB(macro eNodeB))10のカバレッジ・エリアを表す。複数のピコ・セルは、例えば、図の中に示されるように、ピコ・セルPC1と、ピコ・セルPC2と、ピコ・セルPC3との小さな楕円は、マクロ・セルMCにおいて展開される。図においては、マクロ・セルMC全体を通して移動するユーザ機器20と、ユーザ機器30とがまた、示されてもいる。
3つのピコ・セルPC1、PC2、およびPC3だけが、図1においてマクロ・セルMCの中に示されているが、当業者なら、マクロ・セルMCの中のピコ・セルの数は、実際のアプリケーションにおいては、3だけには限定されることはなく、またさらにマクロ・セルMCは、複数のフェムト・セルをさらに含むことができることを理解することができる。それゆえに、図1は、単に、例証の目的のためにすぎず、ただし、本発明の範囲を限定することはないであろう。
さらに本発明によれば、マクロ基地局10は、マクロ・セルMCの中のすべてのピコ・セルについてのセル識別子、ロケーション範囲情報などをその中に記憶する。さらに、マクロ基地局10は、ユーザ機器を位置づけることができ、すなわち、ユーザ機器のロケーション情報を推定することができる。
図2は、本発明の一実施形態による、異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見する方法のフロー・チャートを示すものである。本発明の一実施形態による、スモール・セルを発見する際にユーザ機器20を支援する方法は、図1と一緒に図2を参照して以下で説明されるであろう。
図2を参照すると、最初にステップS111において、マクロ基地局10は、ユーザ機器20が、マクロ・セルMCの境界に位置しているかどうかを判断する。例えば、マクロ基地局10は、ユーザ機器20の推定されたロケーション情報に基づいて判断を実行することができる。例えば、マクロ基地局10は、定期的に判断を実行することができる。この例においては、判断の結果は、ユーザ機器20が、マクロ・セルMCの境界に位置していることである。それゆえに、ステップS112において、マクロ基地局10は、マクロ局10によってカバーされたすべてのスモール・セルとして、すなわち、ピコ・セルPC1と、PC2と、PC3として、候補スモール・セルを決定する。
その後に、ステップS120において、マクロ基地局10は、ユーザ機器20が、マクロ・セルMCの中の候補スモール・セルの、すなわち、ピコ・セルPC1と、PC2と、PC3との記憶されたロケーション範囲情報と、ユーザ機器20の推定された位置情報とに基づいて、1つまたは複数のピコ・セルを含む領域に近づいているかどうかを判断する。この例においては、判断の結果は、ユーザ機器20が、そのような領域に近づいていることを、例えば、ユーザ機器20が、ピコ・セルPC3が位置している(図1に示されるように)領域の近くに移動していることを示す。
その後に、ステップS130において、マクロ基地局10は、ステップS120における判断の結果に基づいて、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域において1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器20に指示すべきかどうかを判断する。具体的には、ステップS130における判断の結果は、ステップS120における判断の結果が、ユーザ機器20が1つまたは複数のピコ・セルを含む領域に近づいていることであるときに、定期的な測定を実行するようにユーザ機器20に指示することである。上記で説明されるように、この例においては、ステップS120における判断の結果は、ユーザ機器20が、ピコ・セルPC3が位置している領域の近くに移動していることを示しており、そのようにしてステップS130における判断の結果は、定期的な測定を実行するようにユーザ機器20に指示することであり、また次いで、マクロ基地局10は、後続のステップを実行する。
ステップS141において、マクロ基地局10は、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得し、またステップS142において、マクロ基地局10は、取得された密度情報に基づいてユーザ機器20の定期的な測定についての間隔を決定する。具体的には、決定された間隔は、密度情報が、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度がより高いことを示すときに、より短くなる。例えば、測定についての間隔は、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度がより高いときに、40msごとに6msの測定を実行するように設定され、また測定についての間隔は、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度がより低いときに、80msごとに6msの測定を実行するように設定される。例えば、密度がより高いか、またはより低いかは、所定のしきい値に基づいて判断される可能性がある。
さらに、密度情報に加えて、マクロ基地局10は、さらに、ユーザ機器の速度を示す、ユーザ機器20のモビリティ・ステータス情報を取得し、また取得された密度情報と、取得されたモビリティ・ステータス情報とに基づいて間隔を決定することができる。具体的には、決定された間隔は、モビリティ・ステータス情報が、ユーザ機器のより高速な速度を示すときに、より短くなる。例えば、測定についての間隔は、ユーザ機器が、低速度で、または控えめの速度で、移動するときに、80msごとに6msの測定を実行するように設定され、また測定についての間隔は、ユーザ機器が、高速度で移動するときに、40msごとに6msの測定を実行するように設定される。例えば、ユーザ機器が、高速度で移動するかどうかは、所定のしきい値に基づいて判断される可能性がある。
さらに図2を参照すると、ステップS143において、マクロ基地局10は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セル(この例においては、ピコ・セルPC3)についての定期的な測定を実行するようにユーザ機器20に指示する第1の信号をユーザ機器20に対して送信し、そこでは第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子(この例においては、ピコ・セルPC3のセル識別子)と、ステップS142において決定される間隔とを含む。
それに応じて、ステップS210において、ユーザ機器20は、第1の信号を受信し、またステップS220において、受信された第1の信号に応答して、ユーザ機器20は、スモール・セルを発見するために、その中で示される間隔で、その中で示される1つまたは複数のスモール・セル(この例においては、ピコ・セルPC3)についての定期的な測定を実行する。この例においては、ユーザ機器20が、ピコ・セルPC3を発見することが仮定される。
さらに、ユーザ機器20が、不連続な受信(DRX)で構成されるときに、ステップS220の前に、ユーザ機器20は、受信された第1の信号に応答して不連続な受信構成をディセーブルにして、それによって後続のステップS220において定期的な測定を実行する。
その後に、ステップS230において、ユーザ機器20は、マクロ基地局MCに対して第2の信号を送信し、その第2の信号は、発見されたスモール・セルのセル識別子を含んでいる。
それに応じて、ステップS150において、マクロ基地局10は、使用機器20から第2の信号を受信し、またステップS160において、マクロ基地局10は、受信された第2の信号に応答して、対応するオペレーションを実行する。一例においては、マクロ基地局10は、発見されたスモール・セルのうちの1つ(例えば、ピコ・セルPC3)に対するユーザ機器20のハンドオーバについて準備する。別の例においては、マクロ基地局10は、1つまたは複数の発見されたスモール・セル(例えば、ピコ・セルPC3)をユーザ機器の1つまたは複数の候補二次セルと見なす。
図3は、本発明の別の実施形態による、異種通信ネットワークにおいてスモール・セルを発見する方法のフロー・チャートを示すものである。図4は、図3の方法におけるステップS114のフロー・チャートを示すものである。本発明の一実施形態による、スモール・セルを発見する際にユーザ機器30を支援する方法は、図1と一緒に、図3および図4を参照して以下で説明されるであろう。
図3を参照すると、最初にステップS111において、マクロ基地局10は、ユーザ機器30が、マクロ・セルMCの境界に位置しているかどうかを判断する。本ステップは、図2におけるステップS111に類似しており、そのようにして、それについての反復された説明は、ここでは省略されることになる。この例においては、判断の結果は、ユーザ機器30が、マクロ・セルMCの境界に位置していないことである。それゆえに、マクロ基地局10は、ステップS113を実行する。
ステップS113において、マクロ基地局10は、マクロ・セルMCのトラフィックが、第1のしきい値より上にあるかどうかを判断する。この例においては、判断の結果は、マクロ・セルMCのトラフィックが、第1のしきい値より上にあることである。言い換えれば、マクロ・セルMCのトラフィックは、オフロードされるべきである。それゆえに、マクロ基地局10は、ステップS114を実行する。さらに、マクロ基地局10は、判断の結果が、マクロ・セルMCのトラフィックが第1のしきい値より上にないことである場合、どのような後続のステップも実行しないことになる。
ステップS114において、マクロ基地局10は、マクロ基地局10によってカバーされたすべてのスモール・セルのうちで、マクロ・セルのトラフィックをオフロードすることができるスモール・セルとして候補スモール・セルを決定する。この例においては、マクロ基地局10によってカバーされたすべてのスモール・セルのうちで、マクロ・セルのトラフィックをオフロードすることができるスモール・セルは、ピコ・セルPC1およびPC3であることが仮定される。
本発明の一実施形態によれば、マクロ基地局10は、図4において例証されるフローに従って、マクロ基地局10によってカバーされたすべてのスモール・セルのうちでマクロ・セルのトラフィックをオフロードすることができるスモール・セルを決定することができる。
図4を参照すると、最初に、マクロ基地局10は、マクロ基地局10によってカバーされたすべてのスモール・セルに対して、すなわち、ピコ・セルPC1、PC2およびPC3に対して、オフロード要求を送信して、(ステップiにおいて例証されるように)マクロ・セルMCのトラフィックをオフロードできるかどうかを報告するようにすべてのスモール・セルに要求する。例えば、マクロ基地局10は、ブロードキャストの方法で、オフロード要求を送信することができる。
ひとたびスモール・セルが、マクロ基地局10からオフロード要求を受信した後に、スモール・セルの基地局は、スモール・セルが、(ステップiiにおいて例証されるように)所定の判断基準に従って、スモール・セルのトラフィックに基づいてマクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを判断する。一例においては、所定の判断基準は、スモール・セルのトラフィックが、所定のしきい値より下にある場合に、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを判断することである。
スモール・セルの基地局が、上記の判断を実行した後に、判断の結果が、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを示す場合、(ステップiiiにおいて例証されるように)スモール・セルの基地局は、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできることを示すオフロード応答をマクロ基地局に対して送信し、オフロード応答はスモール・セルのセル識別子を含む。さらに、オフロード応答は、対応するスモール・セルのトラフィックをさらに含むことができる。この例においては、ピコ・セルPC1およびPC3は、マクロ・セルMCのトラフィックをオフロードすることができ、そのようにして、ステップiiiにおいては、ピコ・セルPC1およびPC3は、それぞれオフロード応答をマクロ基地局10に対して送信することが、仮定される。
代替案として、オフロード要求を受信する各スモール・セルの基地局は、対応するオフロード応答を送信して、スモール・セルがマクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを示すことになる。
次に、ステップivにおいて例証されるように、少なくとも1つのスモール・セルからのそれぞれ対応するオフロード応答の受信に応じて、マクロ基地局10は、受信されたオフロード応答から、マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルのうちで、マクロ・セルのトラフィックをオフロードすることができるすべてのスモール・セルを決定する。
マクロ基地局と、スモール・セルとの間のオフロード要求および/またはオフロード応答の上記相互作用は、非常に多くのやり方で実行される可能性がある。一例においては、X2インターフェースは、既存の規格に従って、マクロ基地局と、ピコ・セルとの間で規定され、そのようにしてオフロード要求および/またはオフロード応答の相互作用は、X2インターフェースを経由してマクロ基地局と、スモール・セルとの間で実行される可能性がある。当業者なら、マクロ基地局と、スモール・セルとの間の任意のインターフェースは、オフロード要求および/またはオフロード応答に対して適用可能とできることを理解することができる。
さらに図3を参照すると、マクロ基地局10は、ステップS114に引き続いてステップS120を実行する。ステップS120においては、マクロ基地局10は、ユーザ機器30が、マクロ・セルMCの中の候補スモール・セル(この例においては、ピコ・セルPC1、PC2およびPC3)の記憶されたロケーション範囲情報と、ユーザ機器30の推定された位置情報とに基づいて、1つまたは複数のピコ・セルを含む領域に近づいているかどうかを判断する。この例においては、判断の結果は、ユーザ機器30が、そのような領域に近づいていることを、例えば、ユーザ機器が、(図1に示されるように)ピコ・セルPC1が、位置している領域の近くに移動していることを示している。
その後に、ステップS130においては、マクロ基地局10は、ステップS120における判断の結果に基づいて、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示すべきかどうかを判断する。具体的には、ステップS130における判断の結果は、ステップS120における判断の結果が、ユーザ機器30が1つまたは複数のピコ・セルを含む領域に近づいていることであるときに、定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示することである。上記で説明されるように、この例においては、ステップS120における判断の結果は、ユーザ機器30が、ピコ・セルPC1が位置している領域の近くに移動していることを示しており、そのようにしてステップS130における判断の結果は、定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示することであり、また次いで、マクロ基地局10は、後続のステップを実行する。
代替案として、ステップS130の前に、マクロ基地局10は、さらに、ユーザ機器の速度を示す、ユーザ機器30のモビリティ・ステータス情報を取得することができ、またステップS130において、ステップS120における判断の結果と、取得されたモビリティ・ステータス情報とに基づいて、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示すべきかどうかを判断する。具体的には、ステップS120における判断の結果が、ユーザ機器30が1つまたは複数のスモール・セルを含む領域に近づいており、また取得されたモビリティ・ステータス情報がユーザ機器30についての低速度(例えば、低速度、または控えめの速度で移動している)を示すことであるときに、マクロ基地局10は、上記の定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示することを判断し、そうでない場合には、マクロ基地局10は、上記の定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示しないことを判断し、またこのようにしてどのような後続のステップも実行しないことになる。この例においては、ステップS120における判断の結果は、ユーザ機器30が、ピコ・セルPC1が位置している領域の近くに移動していることを示しており、また取得されたモビリティ・ステータス情報は、ユーザ機器30が、低速度、または控えめの速度で移動することを示しており、そのようにしてステップS130における判断の結果は、上記の定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示することであり、またこのようにしてマクロ基地局10は、後続のステップを実行することが、仮定される。
ステップS141において、マクロ基地局10は、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得し、またステップS142において、マクロ基地局10は、取得された密度情報に基づいてユーザ機器30の定期的な測定についての間隔を決定する。具体的には、決定された間隔は、密度情報が、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度がより高いことを示すときに、より短くなる。例えば、測定についての間隔は、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度が、より高いときに、40msごとに6msの測定を実行するように設定され、また測定についての間隔は、ターゲット領域における候補スモール・セルの密度が、より低いときに、80msごとに6msの測定を実行するように設定される。例えば、密度がより高いか、またはより低いかは、所定のしきい値に基づいて判断される可能性がある。
さらに、図3を参照すると、ステップS143において、マクロ基地局10は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セル(この例においては、ピコ・セルPC1)についての定期的な測定を実行するようにユーザ機器30に指示する第1の信号をユーザ機器30に対して送信し、そこでは第1の信号は、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子(この例においては、ピコ・セルPC1のセル識別子)と、ステップS142において決定される間隔とを含む。
それに応じて、ステップS210において、ユーザ機器30は、第1の信号を受信し、またステップS220において、受信された第1の信号に応答して、ユーザ機器30は、スモール・セルを発見するために、その中で示される間隔で、その中で示される1つまたは複数のスモール・セル(この例においては、ピコ・セルPC1)についての定期的な測定を実行する。この例においては、ユーザ機器30は、ピコ・セルPC1を発見することが、仮定される。
さらに、ユーザ機器30が、不連続な受信(DRX)で構成されるときに、ステップS220の前に、ユーザ機器は、受信された第1の信号に応答して不連続な受信構成をディセーブルにして、それによって後続のステップS220において定期的な測定を実行する。
その後に、ステップS230において、ユーザ機器30は、第2の信号をマクロ基地局MCに対して送信し、その第2の信号は、発見されたスモール・セルのセル識別子を含んでいる。
それに応じてステップS150において、マクロ基地局10は、ユーザ機器30から第2の信号を受信し、またステップS160において、マクロ基地局10は、受信された第2の信号に応答して対応するオペレーションを実行する。一例においては、マクロ基地局10は、発見されたスモール・セル(例えば、ピコ・セルPC1)のうちの1つに対する使用機器30のハンドオーバについて準備する。別の例においては、マクロ基地局10は、ユーザ機器の1つまたは複数の候補二次セルとして1つまたは複数の発見されたスモール・セル(例えば、ピコ・セルPC1)を解釈する。
当業者なら、本発明が、上記の例示の実施形態についての詳細だけには限定されないことになり、また本発明が、本発明の精神または範囲を逸脱することなく他の特定の形態で実施され得ることを理解すべきであることが、明らかであろう。それゆえに、本実施形態は、例証されているが、どのような点においても限定的ではないように解釈されるべきであり、また特許請求の範囲の中のどのような参照番号も、問題になっている特許請求の範囲を限定するように解釈されるべきではない。さらに、用語「備えている(comprising)」は、別の要素またはステップを除外することはなく、またある要素に先行する用語「1つの(a)」または「1つの(an)」は、「複数の(a plural of)」そのような要素の存在を除外することにはならないことが、明らかであろう。製品請求項の形で述べられる複数の要素は、ある要素としてソフトウェアまたはハードウェアの形で実施される可能性もある。用語「第1の」、「第2の」などは、名前を表現することを意図しているが、どのような特定の順序も示唆することを意図してはいない。
Claims (15)
- 異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援する方法であって、
B.前記マクロ・セルの中のすべての候補スモール・セルの記憶されたロケーション範囲情報と、前記ユーザ機器の推定された位置情報とに基づいて、前記ユーザ機器が、1つまたは複数の候補スモール・セルを含むターゲット領域に近づいているかどうかを判断するステップと、
C.前記ステップBにおける前記判断の結果に基づいて、スモール・セルを発見するために、前記ターゲット領域における前記1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示すべきかどうかを判断するステップと、
D.前記ステップCにおける前記判断の結果が、前記定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示することであるときに、
D1.前記ターゲット領域における前記候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得するステップと、
D2.前記取得された密度情報に基づいて前記ユーザ機器の前記定期的な測定についての間隔を決定するステップと、
D3.前記定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示する第1の信号を前記ユーザ機器に対して、送信するステップであって、前記第1の信号は、前記ターゲット領域における前記1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、前記決定された間隔とを含む、送信するステップと
を実行するステップと
を含む方法。 - 前記ステップD2において、前記決定された間隔は、前記密度情報が、前記ターゲット領域における前記候補スモール・セルの前記密度がより高いことを示すときに、より短くなる、請求項1に記載の方法。
- 前記ステップBの前に、
A1.前記ユーザ機器が、前記マクロ・セルの境界に位置しているかどうかを判断するステップと、
前記ステップA1における前記判断の結果が、前記ユーザ機器が前記マクロ・セルの前記境界に位置していることであるときに、
A2.すべての前記候補スモール・セルを、前記マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルとして決定するステップ
を実行するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記ステップA1における前記判断の前記結果が、前記ユーザ機器が前記マクロ・セルの前記境界に位置していないことであるときに、
A3.前記マクロ・セルのトラフィックが、第1のしきい値より上にあるかどうかを判断するステップ
を実行し、
前記ステップA3における前記判断の結果が、前記マクロ・セルの前記トラフィックが前記第1のしきい値より上にあることであるときに、
A4.すべての前記候補スモール・セルを、前記マクロ基地局によってカバーされたすべての前記スモール・セルのうちで前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードすることができるすべてのスモール・セルとして決定するステップ
を実行する、請求項3に記載の方法。 - 前記ステップA4は、
前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできるかどうかを報告するようにすべての前記スモール・セルに要求するオフロード要求を、前記マクロ基地局によってカバーされたすべての前記スモール・セルに対して送信するステップと、
少なくとも1つのスモール・セルからそれぞれ対応するオフロード応答を受信するステップであって、前記オフロード応答は、前記対応するスモール・セルが、前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできることを示すために使用されており、前記オフロード応答は、前記トラフィック情報報告を送信する前記スモール・セルの識別子を含んでいる、受信するステップと、
前記受信されたオフロード応答から、前記マクロ基地局によってカバーされたすべての前記スモール・セルのうちの前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードすることができるすべてのスモール・セルを決定するステップと
をさらに含む、請求項4に記載の方法。 - 前記ステップA3における前記判断の前記結果が、前記マクロ・セルの前記トラフィックが、前記第1のしきい値より上にあることであるときに、
前記ステップBとCとの間に、前記方法は、
前記ユーザ機器のモビリティ・ステータス情報を取得するステップであって、前記モビリティ・ステータス情報は、前記ユーザ機器の速度を示す、取得するステップと、
前記ステップBにおける前記判断の結果と、前記ステップCにおいて前記取得されたモビリティ・ステータス情報とに基づいて、前記定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示すべきかどうかを判断するステップと
をさらに含む、請求項4に記載の方法。 - 前記ステップCにおいて、前記モビリティ・ステータス情報が、前記ユーザ機器の前記速度が第2のしきい値よりも上にあることを示すときに、前記定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示すべきでないと、判断される、請求項6に記載の方法。
- 前記ステップA1における前記判断の前記結果が、前記ユーザ機器が前記マクロ・セルの前記境界に位置していることであるときに、前記方法は、
前記ユーザ機器のモビリティ・ステータス情報を取得するステップであって、前記モビリティ・ステータス情報は、前記ユーザ機器の速度を示す、取得するステップと、
前記ステップD2において、前記取得された密度情報と、前記取得されたモビリティ・ステータス情報とに基づいて前記間隔を決定するステップと
をさらに含む、請求項3に記載の方法。 - 前記決定された間隔は、前記ステップD2において、前記モビリティ・ステータス情報が、前記ユーザ機器の前記速度がより高速であることを示すときに、より短くなる、請求項8に記載の方法。
- E.前記ユーザ機器から、前記ユーザ機器によって発見される前記スモール・セルのセル識別子を含む第2の信号を受信するステップと、
F.前記第2の信号に基づいて、
前記発見されたスモール・セルのうちの1つに対する前記ユーザ機器のハンドオーバについて準備するステップと、
前記ユーザ機器にサービスするために1つまたは複数の前記発見されたスモール・セルを1つまたは複数の候補二次セルと見なすステップと
のうちの一方を実行するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 異種通信ネットワークのユーザ機器において、スモール・セルを発見する方法であって、
a.マクロ基地局から第1の信号を受信するステップであって、前記第1の信号は、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについて定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示するために使用されており、前記第1の信号は、前記ターゲット領域における前記1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、前記定期的な測定についての間隔とを含む、受信するステップと、
b.前記受信された第1の信号に応答して、スモール・セルを発見するために、前記間隔を用いて前記定期的な測定を実行するステップと、
c.前記発見されたスモール・セルのセル識別子を含む第2の信号を前記マクロ基地局に対して送信するステップと
を含む方法。 - 異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局によってカバーされたスモール・セルの基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援する方法であって、
i.前記マクロ基地局からオフロード要求を受信するステップであって、前記オフロード要求は、前記マクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを報告するように、前記マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルに要求するために使用されている、受信するステップと、
ii.前記スモール・セルが、所定の判断基準に従って、前記スモール・セルのトラフィックに基づいて、前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできるかどうかを判断するステップと、
iii.前記ステップiiにおける前記判断の結果が、前記スモール・セルが前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできるということであるときに、前記スモール・セルが、前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできることを示すオフロード応答を前記マクロ基地局に対して送信するステップであって、前記オフロード応答は前記スモール・セルのセル識別子を含む、ステップと
を含む方法。 - 異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援するための装置であって、
前記マクロ・セルにおけるすべての候補スモール・セルの記憶されたロケーション範囲情報と、前記ユーザ機器の推定された位置情報とに基づいて、前記ユーザ機器が、1つまたは複数の候補スモール・セルを含むターゲット領域に近づいているかどうかを判断するように構成された第1の判断ユニットと、
前記第1の判断ユニットの前記判断の結果に基づいて、スモール・セルを発見するために、前記ターゲット領域における前記1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示すべきかどうかを判断するように構成された第2の判断ユニットと、
前記第2の判断ユニットの前記判断の結果が、前記定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示することであるときに、前記ターゲット領域における前記候補スモール・セルの密度を示す密度情報を取得するように構成された第1の取得ユニットと、
前記第1の取得ユニットによって取得される前記密度情報に基づいて前記ユーザ機器の前記定期的な測定についての間隔を決定するように構成された第1の決定ユニットと、
前記定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示する第1の信号を前記ユーザ機器に対して送信するように構成された第1の送信ユニットであって、前記第1の信号は、前記ターゲット領域における前記1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、前記決定された間隔とを含む、第1の送信ユニットと
を備える装置。 - 異種通信ネットワークのユーザ機器において、スモール・セルを発見するための装置であって、
マクロ基地局から第1の信号を受信するように構成された第1の受信ユニットであって、前記第1の信号は、スモール・セルを発見するために、ターゲット領域における1つまたは複数の候補スモール・セルについての定期的な測定を実行するように前記ユーザ機器に指示するために使用されており、前記第1の信号は、前記ターゲット領域における前記1つまたは複数の候補スモール・セルのセル識別子と、前記定期的な測定についての間隔とを含む、第1の受信ユニットと、
前記受信された第1の信号に応答して、スモール・セルを発見するために、前記間隔で前記定期的な測定を実行するように構成された第1の測定ユニットと、
前記発見されたスモール・セルのセル識別子を含む第2の信号を前記マクロ基地局に対して送信するように構成された第2の送信ユニットと
を備える装置。 - 異種通信ネットワークのマクロ・セルのマクロ基地局によってカバーされたスモール・セルの基地局において、スモール・セルを発見する際にユーザ機器を支援するための装置であって、
前記マクロ・セルのトラフィックをオフロードできるかどうかを報告するように前記マクロ基地局によってカバーされたすべてのスモール・セルに要求するために使用されているオフロード要求を前記マクロ基地局から受信するように構成された第2の受信ユニットと、
前記スモール・セルが前記スモール・セルのトラフィックに基づいて前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできるかどうかを判断するように構成された第3の判断ユニットと、
前記第3の判断ユニットの前記判断の結果が、前記スモール・セルが前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできるということであるときに、前記スモール・セルが、前記マクロ・セルの前記トラフィックをオフロードできることを示すオフロード応答を前記マクロ基地局に対して送信するように構成された第3の送信ユニットとを備え、前記オフロード応答は前記スモール・セルのセル識別子を含む、装置。
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