JP2015515811A - ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークに基づく検出及び軽減 - Google Patents

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Abstract

ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減の方法及び装置。例えば、一実施形態において、セルラーデバイスは単一の無線ソリューションを使用して、CDMA 1Xネットワーク上の回線交換呼とLTE上のパケット交換呼をサポートする。定期的に、このセルラーデバイスは、LTEからチューンアウェイし、CDMA 1X活動を監視、及びその逆を行う。これらのチューンアウェイした期間中、このネットワークは動作を調整し、有害な影響(例えば、無線リソースの未活用、同期損失、等)を軽減する。

Description

本願は、同一出願人に所有され、同時係属の、同時出願している、発明の名称「APPARATUS AND METHODS FOR NETWORK DETECTION AND MITIGATION OF HYBRID CLIENT DEVICE OPERATION」である米国特許出願第13/851,016号に対し優先権を主張するものであり、この米国出願は、2012年3月26日に出願された、同一名称の米国仮特許出願第61/685,891に対し優先権を主張するものであり、各々参照することによって本明細書に全体的に組み込まれている。
本願は、共同出願で同時係属の、2012年5月18日に出願された、発明の名称が「APPARATUS AND METHODS FOR CLIENT SERVER INTERACTION IN HYBRID NETWORK ENVIRONMENTS」である米国特許出願第13/475,482号と、発明の名称が「APPARATUS AND METHODS FOR OPTIMIZING SCHEDULED OPERATIONS IN HYBRID NETWORK ENVIRONMENTS」である2012年5月18日に出願された米国特許出願第13/475,655号と、発明の名称が「APPARATUS AND METHODS FOR NETWORK ASSISTED HYBRID NETWORK OPERATION」である2012年5月18日に出願された米国特許出願第13/475,802号と、発明の名称が「DYNAMIC TRANSMIT CONFIGURATIONS IN DEVICES WITH MULTIPLE ANTENNAS」である2012年1月9日に出願された米国特許出願第13/346,419号と、発明の名称が「MULTIMODE USER EQUIPMENT WITH DUAL CIRCUIT ARCHITECTURE」である2012年1月10日に出願された米国特許出願第13/347,641号と、及び発明の名称が「SINGLE−RADIO DEVICE SUPPORTING COEXISTENCE BETWEEN MULTIPLE RADIO ACCESS TECHNOLOGIES」である2011年5月2日に出願された米国特許出願第13/099,204号と、に関連する。本願は更に、発明の名称が「DUAL NETWORK MOBILE DEVICE RADIO RESOURCE MANAGEMENT」である2011年4月25日に出願された米国仮特許出願第61/_____号と、発明の名称が「MULTIPLE NETWORK MOBILE DEVICE CONNECTION MANAGEMENT」である2011年4月6日に出願された米国仮特許出願第61/_____号とに関連し、各々参照することによって本明細書に全体的に組み込まれている。
1.技術分野
本開示は全体として、異種無線システム内の動作に関するものであり、例えば、いくつかのネットワークのいずれか1つを使用して、クライアントデバイスが通信できるハイブリッドネットワーク動作に関するものである。より詳細には、一例において、本開示は、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減の方法及び装置を導入している。
2.関連技術の説明
セルラーネットワークのオペレータは、例えばセルラー基地局(BS)、基地局制御装置、基盤ノード等のネットワーク基盤を介して、一般の人々にモバイル通信サービスを提供する。セルラーネットワーク技術は広範囲にわたるが、歴史的にはセルラーデバイスは、単一セルラーネットワーク内での動作に特化している。けれども、セルラー技術はますますコモディティー化してきているので、デバイスはいわゆる「マルチモード」動作を提供できる。つまり1台のデバイスが2つ以上のセルラーネットワーク上で動作できる。マルチモード動作では、デバイス1台をいくつかのネットワーク技術のいずれか1つで動作させることができるが、同時に多数のネットワーク技術で動作させることはできない。
初期の研究は、いわゆる「ハイブリッド」ネットワーク動作を対象としている。ハイブリッドネットワーク動作中、異なる技術を有する多数の個別のネットワークの中で、クライアントデバイスは同時に動作できる。一例として、ハイブリッドデバイスは、(i)LTE(ロングタームエボリューション)ネットワークと(ii)CDMA 1X(符号分割多元接続1X)ネットワークとの両方をサポートできる。つまり、このデバイスは第1のLTEネットワークと第2のCDMA 1Xネットワーク間の同時接続を維持できる。例えば、LTE/CDMA 1Xハイブリッドデバイスは、このモバイルデバイスがLTEモードであっても、CDMA 1Xネットワーク上で音声通話をすることができる。別の例では、ハイブリッドデバイスは、(i)CDMA 1X−EVDO(エボリューションデータ最適化)ネットワークと(ii)CDMA 1Xネットワークとの両方をサポートできる。
ハイブリッドネットワーク動作のための既存のソリューションは、クライアントデバイスに依存して、ネットワーク間の動作を管理する。具体的には、クライアントデバイスは、種々のサービスネットワークへのアクティブな接続を維持する必要がある。つまり、既存ネットワークの組み込みの際には、変更は必要ではない(すなわち、ハイブリッドネットワーク動作は、ネットワーク基盤の旧来のハードウェア及びソフトウェアに影響を及ぼさない)。クライアント中心のハイブリッド動作には、いくつかの利点がある。例えば、ネットワークのオペレータのための基盤コストは(かかるとしても)ごくわずかなものである。さらに、ハードウェアのコストは、消費者デバイスの価格に組み入れることができる。また、ハイブリッドネットワーク動作は、既存の旧来のデバイスに影響することはない。同様に、ハイブリッド動作が可能なデバイスは、通常動作を行うこともできる。
しかし、ハイブリッドネットワーク動作の既存のソリューションは、構成ネットワークが互いに協調することを要求しないので、クライアントデバイスは、一定のスケジューリング衝突を経験することは不可避である。例えば、LTE/CDMA動作の前述の例のコンテキストにおいて、第1のLTEネットワークに取り付けられているモバイルデバイスは、定期的にLTEネットワークから「チューンアウト(tune out))」して、CDMA 1Xアクション(高速ページングチャネル(QPCH)を復号化し、デバイスがページングされているか判定する)を行わなければならない。このチューンアウト期間、モバイルデバイスがデータをLTEネットワークから受信している場合、このデータは失われ、これは、スループット及び最終的にユーザエクスペリエンスに悪影響をもたらすことがある。また、チューンアウトしたモバイルデバイスは、任意にブロードキャストされ、更新されたネットワークリソース情報又は制御データを逃すので、これにより、モバイルデバイスは、LTEネットワークへのアクセスから除外される(少なくとも一定期間)。
また、チューンアウトしたクライアントデバイスに割り当てられたネットワークリソースは、浪費された状態及び/又は未活用の状態となる。
したがって、特に、このようなチューンアウトしたデバイスによるネットワークへの影響を最小化する、改良された方法及びデバイスが必要とされている。
前述の必要性を満たすよう、特に、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントの検出及び軽減のための、改良された装置及び方法を提供する。
まず、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減方法を開示する。一実施形態において、その方法は、クライアントデバイスに関連付けられた受信ロスイベントを判定し、クライアントデバイスの動作を調整し、受信回復を監視し、受信が回復した場合、通常動作を再開し、さもなければ、クライアントデバイスの接続を切断する。
ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減のための装置もここに開示する。一実施形態において、装置は、ネットワークベースのエンティティ(例えば、サーバ)である。別の実施形態において、装置は、スマートフォン又はタブレットコンピュータのようなモバイルデバイスである。
別の実施形態において、装置は、少なくとも第1の無線技術及び第1の無線技術と異なる第2の無線技術を介して無線通信を行うように構成されている、少なくとも1つの無線インタフェースと、少なくとも1つの無線インタフェースとデータ通信を行う、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサとデータ通信を行うロジックとを備える。1つの変形において、ロジックは、クライアントデバイスの無線インタフェースに関連付けられた受信ロスイベントの発生を識別し、クライアントデバイスの無線インタフェースは第2の無線技術に準拠しており、クライアントデバイスの動作の少なくとも1つの態様を調整し(例えば、1つの変形において、少なくとも一定の期間、クライアントデバイスによるネットワークリソースの利用を低減することになる、少なくとも1つの態様の調整を含む)、クライアントデバイスによる受信回復を監視し、受信が回復した場合、確立されたプロトコルに従って動作を再開し、受信が回復していない場合、クライアントデバイスの接続を切断するように構成される。
コンピュータ−読み取り可能な記憶装置を更に開示する。一実施形態において、装置は、少なくとも1つのコンピュータプログラムが記憶されている記憶媒体を含み、少なくとも1つのプログラムは、実行された際、コンピュータ化されたデバイスに、クライアントデバイスに関連付けられた受信ロスイベントを判定させ、クライアントデバイスの動作を調整させ、受信回復を監視させ、受信が回復した場合、通常動作を再開させ、さもなければクライアントデバイスの接続を切断させるように構成されている。
ハイブリッドネットワークシステムも開示する。一実施形態において、システムは、少なくとも2つのネットワークを含み、ハイブリッドネットワークシステムの少なくとも1つのネットワークは、少なくとも2つのネットワークのうちの1つ以上のネットワークの高優先度のタスクに基づいて、1つ以上の自身のタスクの優先度付けする。
ハイブリッドネットワーク動作を行えるクライアントデバイスも更にここに開示する。一実施形態において、クライアントデバイスは、多数の異なる無線ネットワークインフラストラクチャとの通信のための1つ以上のエアインタフェースを備えたモバイル無線可能なデバイスである。無線ネットワークにおいて有用なクライアントデバイスも開示する。一実施形態において、無線ネットワークは、クライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減を提供するように構成されており、クライアントデバイスは、少なくとも第1の無線技術及び第1の無線技術と異なる第2の無線技術を介して無線通信を行うように構成されている少なくとも1つの無線インタフェースと、少なくとも1つの無線インタフェースとデータ通信を行う、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサとデータ通信を行うロジックとを1つの変形において備え、ロジックは、少なくとも1つの無線インタフェースに関連付けられた受信ロスイベントの発生又は初期発生をネットワークエンティティにシグナリングし、クライアントデバイスの動作の少なくとも1つの態様の少なくとも1つの調整を受信し、その調整は、少なくとも一定の期間、クライアントデバイスによるネットワークリソースの利用を低減することになる、少なくとも1つの態様の調整を含み、この受信した調整を実行するように構成されている。
ネットワークの少なくとも1つのモバイルデバイスに関連付けられているネットワークリソースの浪費を軽減するように無線ネットワークエンティティを稼動する方法も開示する。一実施形態において、この方法は、少なくとも1つのモバイルデバイスから1つ以上の通信を受信し、受信した1つ以上の通信を評価し、この評価から、受信イベントのロスは、少なくとも1つのモバイルデバイスに対して初期であると推量し、(i)ネットワーク、及び/又は(ii)少なくとも部分的に推量に基づく少なくとも1つのモバイルデバイスのうちの少なくとも1つの動作を調整し、この調整が軽減をもたらす。
他の特徴及び有利点は、添付図面、及び以下に記載されるような例示的実施形態の詳細な説明を参照することで、当業者によって即座に認識されるであろう。
本開示の様々な特徴と組み合わせて有用なハイブリッドネットワークシステムの一例を示す論理ブロック図である。 ユーザ機器(UE)装置の実施形態の一例の機能ブロック図である。 一実施形態に係る、タイムラインの一例に沿ったチューンアウェイ期間を示すグラフである。 ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減方法の一実施形態を詳細に示す論理フロー図である。 ロングタームエボリューションネットワーク及び符号分割多元接続1Xネットワークにおいて、図4の方法の実施の一例を詳細に示す論理フロー図である。 本開示の様々な方法を実施するために有用な無線ネットワーク装置の実施形態の一例の機能ブロック図である。
全ての図は、2012年から2013年に作成され、その全ての著作権はApple Inc.が保持している。
ここで図面を参照するが、全体を通して、同様の番号は同様の部分を指す。
例示的実施形態の詳細な説明
本開示の実施形態の例と、態様について詳細に説明する。これらの実施形態と態様は主に、ロングタームエボリューション(LTE)、符号分割多元接続1X(CDMA 1X)セルラーネットワーク及びCDMA 1X EVDO(エボリューションデータ最適化)を背景にして議論しているが、本開示の様々な特徴を限定するものではなく、TD−LTE(時分割ロングタームエボリューション)、TD−LTE−Advanced、TD−SCDMA(時分割同期符号分割多元接続)及び移動通信用のグローバルシステム(GSM)のような他のセルラー技術を用いて本開示の様々な特徴を使用できることを当業者は、認識するだろう。実際、様々な特徴は、任意のネットワーク(セルラー、無線、有線、あるいはそれ以外)との組み合わせにより有用であり、これは、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減の恩恵を受けることができる。
LTE/CDMA 1Xハイブリッドネットワーク動作−
図1は、ハイブリッドネットワークシステム100の一例を示す。この例示のハイブリッドネットワークは、第1のLTE RAN(無線アクセスネットワーク)102Aと第2のCDMA 1X RAN102Bとを備え、ユーザ機器(UE)クライアントデバイス200と通信する。図1に示すように、LTE RANとCDMA 1X RANは、非同期であり、他のRANの動作に全く感知しない。他のシナリオでは、RANは比較的高いレベルの協調性を備えている。つまりRANは、緩やかに同期させることもでき、動作の態様次第では、緻密に同期させることもできる。
ここで図2を参照して、ユーザ機器(UE)装置200の例を詳細に説明する。図2のUEは、例えば、CDMA 1Xネットワーク上の回線交換呼とLTE上のパケット交換呼をサポートする単一の無線ソリューションでもよい。具体的には、このUEは、CDMA 1X又はLTE処理のために交互に使用される単一の無線周波数(RF)処理「チェーン」を有する。具体的には、この単一のRFチェーンは、定期的にLTEからチューンアウトし、CDMA 1Xの活動を監視し、及びその逆を行う。UEは、(i)1つ以上の無線周波数(RF)フロントエンド202(例えば、他のRFフロントエンドは、他の無線アクセス技術等のために在る。)と、(ii)1つ以上のベースバンドプロセッサ204と、(iii)少なくとも1つのアプリケーションプロセッサ206及びそれに関連付けられたメモリ(群)208とを備えている。様々な実装では、RFフロントエンド及びベースバンドプロセッサは、さらに単一の無線技術の取り扱いに特化してもよく、又は多数の無線技術を含むように一般的化してもよい。
上記のように、UEの例は、LTEネットワークとCDMA 1Xネットワークそれぞれとインタフェースをとるようになされた第1と第2のベースバンドプロセッサの両方に接続された、第1のRFフロントエンドを備える。さらに当然のことながら、前記構成は純粋に説明のためのものであり、様々な実装は、GSM、GPRS、EDGE、WCDMA、CDMA2000、CDMA 1X EVDO、LTE−A(LTE Advanced)のような他のセルラー技術を、様々に組合せて含んでもよい。また、簡単にするために、RFフロントエンドを1つだけ示したが、当然のことながら、RFフロントエンドは多数の受信、及び/又は送信アンテナ、及び/又はチェーンを含むことができる(かつ一般的に含んでいる)。例えば、周知のMIMO(マルチプルインマルチプルアウト)、SISO(シングルインシングルアウト)、MISO(マルチプルインシングルアウト)、及びSIMO(シングルインマルチプルアウト)アンテナ構成は、従来技術では広く使用されており、本開示に矛盾すること無く使用できる。
更に、実施形態の一例では、UE200は、任意の1つ(又は複数)のベースバンドプロセッサ204を種々の1つ(又は複数)のアンテナ202に接続することができる、スイッチングファブリック210を更に備える。この図示したスイッチングファブリックは、LTEベースバンド又はCDMA 1Xベースバンドのどちらかを、RFフロントエンドに接続するようになされている。しかし、実施形態に共通して、1つのベースバンドプロセッサを1つのアンテナ(「一対一」)、一対多、多対一等に接続することができる。この「スイッチング」能力は多くの理由で望ましく、その理由としては、特に、(i)電力管理、(ii)処理効率/汎用性、及び(iii)アンテナ分離制約により、モバイルデバイスの無線のサブセットのみがいつでもアクティブであることを要求できることが含まれる。フォームファクタ設計が小さいと、動作中に複数のアンテナを完全に分離するための十分なスペースがないため、結果として、いつでもアクティブになるのは1つのアンテナ(あるいは限定されたサブセット)だけであるという場合もある。同様に、あるフォームファクタの設計の場合、様々な無線インタフェース用にアンテナを再使用するので、任意の時間に共通のアンテナを使用できるのは1つの無線インタフェースだけになる。当業者であれば、当然ながらさらに他の動機もあるが、本明細書ではこれ以上議論しない(例えば、ビジネス、又は利益の考慮、ネットワークの活用等)。
また、当然のことながら、他の構成要素もUE 200に同じように組み込まれているが、本明細書ではこれ以上議論しない。例えば、UEは、ユーザインタフェース部品(表示画面、ボタン、マルチタッチディスプレイのようなタッチスクリーン、ダイヤル、等)、メモリ部品(例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ(HDD)等)、電力管理部品(例えば、バッテリ、充電器部品等)、外部インタフェース(例えば、ファイヤーワイヤ(商標)、ユニバーサルシリアルバス(商標)(USB)、サンダーボルト等)を含んでもよい。
さらに当然のことながら、図2に示すUEは実施形態の一例を説明しているに過ぎない。本開示の様々な特徴に有用な他の変形は、2011年4月25日に出願された共同出願で同時係属の米国仮特許出願第61/__________号、発明の名称「DUAL NETWORK MOBILE DEVICE RADIO RESOURCE MANAGEMENT」及び2011年4月6日に出願された米国仮特許出願第61/__________号、発明の名称「MULTIPLE NETWORK MOBILE DEVICE CONNECTION MANAGEMENT」と、2011年5月2日に出願された米国特許出願第13/099,204号、発明の名称「SINGLE−RADIO DEVICE SUPPORTING COEXISTENCE BETWEEN MULTIPLE RADIO ACCESS TECHNOLOGIES」と、2012年1月9日に出願された米国特許出願第13/346,419号、発明の名称「DYNAMIC TRANSMIT CONFIGURATIONS IN DEVICES WITH MULTIPLE ANTENNAS」と、2012年1月10日に出願された米国特許出願第13/347,641号、発明の名称「MULTIMODE USER EQUIPMENT WITH DUAL CIRCUIT ARCHITECTURE」と、に詳細に記載されており、各々参照することによって本明細書に全体的に組み込まれている。
図2の例示のUE200は、例えば、図1のハイブリッドネットワークシステム内で、LTE/CDMA 1Xハイブリッドモード動作が可能である。具体的には、UE200は、LTEネットワークに登録しながら、CDMA 1X音声通話を行うことができる。ハイブリッド動作中、UEは、LTEネットワーク102AとCDMA 1Xネットワーク102Bとの双方に登録することができる。UEは、LTEネットワーク又はCDMA 1Xネットワークのいずれかからデータ及び制御メッセージを受信し、応答することが可能であるが、前述したように、UEは両方のネットワークに同時に応答することができず、したがって、図示の実施形態において、UEは、LTE(データ)トラフィックよりもCDMA 1X(音声通話)トラフィックを常に優先することで、音声通話に対するユーザエクスペリエンスに確実に影響を及ぼさないように構成されている。他の実装では他の優先付けをする場合もある(例えば、音声通話の優先順位が低い場合は、トラフィックの種類、デバイス使用の履歴、QoS要件、等に基づいて)。
UE200が一旦LTEネットワーク102Aに接続されると、UEはLTEネットワークから定期的に「チューン」アウェイして、CDMA 1Xセルの取得、取得したCDMA 1Xセルへの登録、及びCDMA 1Xページの受信等のCDMA 1X保守アクションを行う。CDMA 1Xネットワーク102Bの無線通信状況により、これらのアクションは一実施例では80ミリ秒(80ms)から数秒(4秒〜6秒)の範囲になり得る。さらに、CDMA 1Xネットワーク上で、UEが音声通話を受信したり、かけたりする場合、LTE接続が外される。以下に使用するように、「チューンアウェイ(tune-away)」及び「チューンアウト(tune-out)」等の用語を互換可能に使用し、また同様に、これらに相反する用語「チューンイン(tune-in)」、「チューンバック(tune-back)」等も互換可能に使用する。より一般的には、「チューンアウェイ」動作は、クライアントデバイス受信停止イベントのより大きなグループに包含される。具体的には、これらのクライアントデバイス受信停止イベントは、クライアントデバイス(ネットワーク協調を伴う又は伴わない)により開始され、意図的又は間接的にクライアントデバイスの受信を不能にし、その他の目的又は目標を達成する。共通の例としては、例えば、他のネットワークを測定するため、電力消費を低減するため、他の隣接するデバイスへの干渉を低減するため、他のアプリケーションのための処理リソースを保存するため、等が含まれる。
図2の例示のUE200に戻り、チューンアウェイイベントを引き起こし得るイベントは、いくつかある。共通の例としては、(i)登録、(ii)位置更新、(iii)ページング、(iv)検索動作、(v)セル計測、(vi)音声通話イベント(双方ともモバイルが発端(MO)(すなわち、モバイルデバイスにより発信)、及びモバイルが終端(MT)(すなわち、モバイルデバイスにより受信))、(vii)サービス停止(OOS)手順、等が含まれるが(限定されない)。チューンアウェイイベントは、実際には周期的(あるいはそれ以外予想可能にスケジューリングされる)、又は完全に予想不可能な、割り込みイベントであるか、あるいはそれらの変形又は組み合わせでもよい。チューンアウェイイベントの継続時間は、数ミリ秒から数秒の広い範囲に亘る。
例えば、この意味において、UEは、定期的にLTEネットワークからチューンアウェイしてCDMA 1Xネットワークにチューンインして、ページングチャネルを検出し、CDMA 1Xネットワークのサービングセル及び隣接セルの計測を行ってもよい。ごくまれに、チューンアウェイイベントは、長時間のメンテナンスタスクを行うために、実質的により長い時間インターバルを必要とする。例えば、一例としてのタイムラインを図3に示す。図示するように、通常動作の過程に亘って、モバイルデバイスは、定期的にCDMA 1Xネットワークに短い時間インターバル302の間チューンする。時々、このデバイスは、更により長いタスク304を行わなければならない。より長いタスクの共通の例としては、限定されることなく、モバイルデバイスが能動的にCDMA 1Xネットワークと情報を交換しなければならない位置エリア更新(LAU)、受信障害期間(例えば、モバイルデバイスがメッセージングをデコードするための追加の時間を必要とする(例えば、ページングチャネル等))、等が含まれる。
LTE/CDMA 1Xに対応可能なクライアントデバイスに関連して前記シナリオを議論してきたが、他のハイブリッドクライアントデバイスにおいて、類似の(同一でなければ)問題が生じることも認識される。例えば、他のモバイルデバイスは、時分割ロングタームエボリューション(TD−LTE)及び時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)技術に対応可能であってもよい。LTE(周波数分割複信LTE(FD−LTE)とも称す)において、ダウンリンク及びアップリンクは異なる周波数を用いて送信される。時分割複信LTE(TD−LTE)において、ダウンリンク及びアップリンクは、同一の周波数上にあり、分割は時間ドメイン内で生じるので、呼における各方向は特定のタイムスロットに割り当てられる。
同様に、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)によれば、同一フレーム内の異なるタイムスロットを用いた、アップリンク対象のトラフィック(モバイル端末から基地局へ)とダウンリンク対象のトラフィック(基地局からモバイル端末へ)が可能となる。
本開示の実施形態は、図4を参照してここに記載された手法を実装するなどして、ハイブリッドネットワークにおいて、これらの技術を一緒に及び個別に使用することを(他の技術と組み合わせて)意図している(ここに記載の無線アクセス技術の1つ以上の異なる組み合わせを使用することを除く)。例えば、TD−LTE及びTD−SCDMA双方に関する実施形態の一例において、TD−LTEネットワークに接続されたUEは、定期的に(あるいは、イベントドリブン又は他のベースで)TD−LTEネットワークから無線をチューンアウェイして、セル選択、登録、及びページ受信などのTD−SCDMAアクションを行う。
また、移動通信用のグローバルシステム(GSM)は、セルラー技術規格であり、汎用パケット無線サービス(GPRS)、GSM進化のためのエンハンストデータレート(EDGE)、及び3G(第3世代)UMTSとして周知のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)を含む多くの進歩点で高度化している。様々な他の共通の実施形態として、LTE又はTD−LTEのどちらかをGSM、GPRS、EDGE、UMTS等のいずれかと更に組み合わせてもよい。
あいにく、チューンアウェイ動作中、ネットワーク(例えば、高度化ノードB(eNB))は、UEがチューンアウトしていることに感知しない。これは、著しく望ましくない影響をもたらし得る。例えば、eNBは、UEへのアップリンク(UL)リソース(不使用となる)又は送信用ダウンリンク(DL)リソース(逃す)を付与する。同様に、eNBは、不必要な再送信及び/又は不正確な又は古くなった情報となる、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)情報(例えば、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)確認応答(ACK)/非確認応答(NACK)、チャネル品質指示(CQI)、ランク指示(RI)、予符号化マトリックス情報(PMI)、等)を受信しない。
UEが「古くなった」情報と共に不適当に稼動した場合、更に深刻な結果をもたらす。例えば、eNBが、サウンディング基準信号(SRS)を受信しなければ、eNBは、ULスケジューリングに対してUEを不適当にスケジューリングする可能性がある。同様に、チューンアウェイ動作中に無線リソース接続(RRC)不活動タイマーが満了となった場合、UEとeNBとは、同期を失う可能性がある。いずれの状況においても、UEは、古くなったリソース(例えば、PUCCH送信、SRS送信、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)等の)で制御シグナリングを送信して、ネットワーク全体の汚染をもたらしてしまう。
更に他の状況において、UEとeNBとは、完全に接続を失う可能性がある。これにより、UEは、長期サービス停止となってしまう。例えば、早期の無線リンク障害(RLF)は、同期の問題、受信ムラ、及び過度の接続試行を更にもたらす。
方法
ここで図4を参照して、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減の方法400の一実施形態について説明する。1つのシナリオにおいて、クライアントデバイスは、第1のネットワークに接続されており、この第1のネットワークは、このクライアントデバイスと他のネットワークとの接続について全く感知しない。あるいは、第1のネットワークは、定期的に更新される、隣接するネットワークに関する限られた情報(例えば、タイミング情報、登録済装置等)有してもよいが、第1のネットワークの動作意思決定において、一体化はしていない。
ステップ402において、ネットワークは、クライアントデバイスに関連付けられた受信ロスイベントを判定する。1つの変形において、この受信ロスは、不完全な及び/又は受信されていない、1つ以上のシグナリング交換又はイベントに基づいて検出される。別の変形において、受信ロスは、シグナリングをクライアントデバイスから受信しない時間の長さに基づいて検出される。
更に他の別の変形において、受信ロスイベントは、ネットワークに報知される。1つの実装において、このシグナリングは、1つ以上の既存のプロトコル(すなわち、ロスイベントが推定され得るプロトコルの単なる呼び出し)において、暗示的である。代替として、このシグナリングは、明示的(例えば、その目的のために実装された専用メッセージプロトコル、あるいは、「別の目的に再利用された」又は必要なシグナリングが「上乗せされた」既存のメッセージプロトコル)であってもよく、または、1つの稼動状況に対し両技術の内の1つをより適切とし、他の状況には他の技術をより適切とする、暗示的及び明示的技術を「混在させる」アプローチでもよい。
更に他の変形において、受信ロスは、ネットワークにより開始された一回又は複数回のアクセス試行が失敗したことに起因する。
前述の組み合わせは、同時に(例えば、「ロス」が確立する前に、三つの暗示的/明示的評価基準の内2つが合わなければならない)、あるいは、代替として、異なる状況(例えば、1つの状況に1つの評価基準又一連の評価基準かつ第2の状況に他の評価基準)において使用してもよいことも認識されるだろう。
方法400のステップ404において、ネットワークは、クライアントデバイスの動作を調整する。一実施形態において、ネットワークは、より少ないクライアントデバイス用のリソースを確保することによって、調整する。あるいは、ネットワークは、クライアントデバイスのリソースを全く確保しなくてもよい。これらのアクションにより、「浪費される」ネットワークリソースの低減が達成される。すなわち、クライアントに割り当てられるが使用されないリソースを解放することである。
一実施形態において、ネットワークは、デバイスコンテキストの1つ以上の層を非活性化することができる。実装の一例において、デバイスコンテキストの1つ以上の層には、1つ以上の通信プロトコルスタックソフトウェア要素又は層の状態情報が含まれる。例えば、このような1つのシナリオにおいて、ネットワークは、1つ以上の物理ソフトウェア層、無線リンク層、媒体アクセス(例えば、MAC)層等を非活性化してもよい。
ステップ406において、ネットワークは受信回復を監視し、受信が回復した場合、ネットワークは通常動作を再開する(例えば、デバイスが繰り返しサイクルモードにならないよう、受信が実際に確実に回復するまで耐えるために、即時、又は「待機」若しくは他の期間の後に行われてもよい)。一実施形態において、ネットワークとクライアントデバイスとは、接続動作用リソースについてネゴシエーションする。別の実施形態において、ネットワークとクライアントデバイスとは、デバイスコンテキスト情報の1つ以上の層について再開又は再ネゴシエーションする。例えば、1つのこのような例において、ネットワークは、1つ以上の物理ソフトウェア層、無線リンク層、媒体アクセス層等を再活性化してもよい。
別の変形において、ネットワークは、単にデフォルトでロスイベントの直前にクライアントに関連付けられた割り当てとする。このアプローチは、ネットワークとクライアントデバイスとのネゴシエーションを不要にする利点がある。
1つの変形において、1つ以上の評価基準、例えば、ロスイベント継続時間に基づいて、どの前述の技術を適用するかの選択が判定される。例えば、ロスイベント継続時間が比較的短かい場合(およそ、上記で説明した例の内容において、100ms)、ネットワークは、ネゴシエーションすることなく、前のリソース割り当てを再設定する。しかし、所定の閾値を超えた際(例えば、1000ms又は1s)、再ネゴシエーションを行う。
さもなければ、受信が回復しない場合(実施形態の一例に関して以下に説明するように、例えば、所定の時間窓内、イベントの数、サイクル、等)、ステップ408において、ネットワークはクライアントデバイスの接続を切断する。
例示的動作−
ここで図5を参照して、図4の方法400の実装の一例を示して、説明する。具体的には、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減の方法500の実施形態の一例を示す。
1つのシナリオにおいて、ハイブリッドクライアントデバイスは、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク及び符号分割多元接続1X(CDMA 1X)ネットワークと通信できる単一の無線ソリューションである。以下の動作はLTEネットワークの高度化ノードB(eNB)を参照して説明するが、本発明の様々な態様は、基地局(技術にかかわらず)、より一般的には、いずれのタイプの(例えば、アドホックネットワーク等)無線サーバデバイスに広く適用可能なことは、容易に理解される。
端的に、通常動作中、eNBは、無線リソース接続(RRC)セットアップ中の専用の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)及び/又はサウンディング基準信号(SRS)リソースと共にUEを構成する。この専用のPUCCHリソースにより、UEは、1つ以上のスケジューリング要求(SR)、チャネル品質指示(CQI)、ランク指示(RI)、及び/又はプリコーディングマトリックス指標(PMI)を送信できる。各PUCCHリソースは、特に、専用のリソースのロケーション(例えば、タイムスロット、副搬送波)、周期性、及びオフセットに従って識別される。専用のSRSリソースは、専用のリソースの帯域幅、ロケーション、周期性及びオフセットに従って特定される。
既存のeNBは、PUCCH及び/又はSRSがUEから取り戻されていないか判定できる。一般に、この機能は、間欠送信(DTX)検出の下に大別される。DTX検出の共通のソリューションは、特に、実装アルコリズム、チャネル条件、及び隣接セルの干渉に従って様々な成功の度合いを示す。
図5を参照すると、ステップ502において、eNBは、UEチューンアウェイイベントを監視する。一例の実施形態では、eNBは、例えば、DTX検出を介して、1つ以上の損失PUCCH及び/又はSRS信号を監視する。
変形の中には、eNBが複数の損失PUCCH及び/又はSRS(例えば、1つ以上のDTXの発生)を監視する場合もある。複数のDTXの発生をチェックすることで、UEが実際にチューンアウェイされたことを保証することができる(例えば、深いフェードに起因する受信の単なる一瞬のロスと反対に)。連続したDTXの数は、UL送信を伴わない真のチューンアウェイを検出する時間と誤警報の確率(eNB PUCCH/SRS DTXに基づく)との間のトレードオフに基づいて、選択してもよい。実施形態の中には、例えば、成功確率、誤検出確率、総検出時間、等に従って、このレードオフを動的に調整して最適化してもよいものがある。1つのこのような変形において、一旦、eNBがDTXイベントを検出すると、eNBは、タイマー機能(例えば、DTX_監視_タイマー)を開始させる。1つの実装において、DTX_監視_タイマーの長さは、最上限を有する(例えば、DTX監視タイムアウト中は、無線リンク障害(RLF)が宣言されないように)。
実装の中には、UEは、次回のチューンアウェイ期間に関する情報を提供するため、明示的又は暗示的にeNBと通信できるものがある。例えば、1つのこのようなケースにおいて、eNBは、既存のメッセージング方式を介して、暗示的にシグナリングされる。eNBは、例えば、UEがPUCCH/PUSCHリソースで所定値を伴った多数の連続したCQI測定を送信した場合(例えば、ヌル値又はゼロ値のCQIが現在確保され、スペクトル効率推定をサポートできる画定変調及び符号化方式(MCS)がないことを示す)、次回のチューンアウェイ期間を推量してもよい。
他のこのような例において、UEが有効なULグラントのヌル(あるいはゼロ)値を伴った多数の連続したバッファ状態報告(BSR)を送信した際、eNBは、次回のチューンアウェイ期間を推量してもよい。
更に他の例において、特定値(例えば、LTEは、最小PHR値である−23dBmを有する)を伴った多数の連続したパワーヘッドルーム(PHR)報告に基づいて、eNBは、次回のチューンアウェイ期間を推量してもよい。チューンアウェイイベントの検出は、前述の任意の組み合わせに基づいてなされることも可能であることが理解される。
1つの実装において、UEの活動を受信する前に、DTX_監視_タイマーが満了となった場合、eNBは、そのUEをチューンアウェイしたUEとして扱い、ステップ504に進む。あるいは、DTX_監視_タイマーが満了でない場合(例えば、タイマーが満了となる前にUE活動が発生する)、eNBはそのUEを一時的割り込みとみなす(すなわち、訂正アクションは必要がない)。
ステップ504を参照して、eNBは、1つ以上の訂正アクションを実行することで、チューンアウェイしたUEを補償できる。
一例の実施形態では、eNBは、タイマー機能(例えば、チューンアウェイ_解放_タイマー)を開始させる。実装の一例において、UEの回復を検出する時間と完全接続切断確率との間のトレードオフに基づいて、チューンアウェイ_解放_タイマーは選択される。実施形態の中には、例えば、チューンアウェイ時間の最大化、再接続時間の最小化、実際の受信ロスイベントにおける再接続時間の最小化等に従って、このトレードオフが動的に調整され、最適化されてもよいものがある。1つのこのような変形において、一旦eNBがチューンアウェイイベントを検出すると、eNBは、他のタイマー(例えば、チューンアウェイ_解放_タイマー)を開始させる。
訂正アクションの共通の例としては、例えばしかし限定されることなく、(i)UEのスケジューリングの一時停止、(ii)RRC_不活動_タイマーの一時停止(作動中の場合)、(iii)C−DRX_不活動_タイマー(接続DRX動作)の一時停止(作動中の場合)、(iv)RRC手順(例えば、ハンドオーバ動作、無線リンク監視、再確立、等)の一時停止(作動中の場合)、(v)様々なソフトウェアスタックコンポーネント(例えば、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)層)の一時停止(作動中の場合)、及び/又は(vi)任意(又は一部分)の物理層専用のリソース(例えば、タイムスロット、副搬送波、リソースブロック、等)の解放が含まれる。
方法500の判定点505において、eNBはUEの回復を監視する。UEが回復している場合、次にeNBはステップ506に進む。あるいは、チューンアウェイ_解放_タイマーが作動せず満了となった場合、eNBは、eNB起動回復のためステップ508に進む。あるいは、チューンアウェイ_解放_タイマーが作動せず満了となった場合、eNBは、直接ステップ510に進んでもよい(したがって、UEをドロップさせる)。
1つの変形において、eNBは、ランダムアクセスチャネル(RACH)動作を監視する。UEがRACH試行を起動する場合、eNBは、ステップ506の手順を介して、UE復旧処理を行うか、さもなければ、eNBは、ステップ508に進む。
他の変形において、eNBは、UEからのPUCCH及び/又はSRSアクセスを監視し、あるいは又は更に、eNBは、チューンアウェイしたUEからのRACH手順を監視してもよい。一例の実施形態では、連続したPUCCH及び/又はSRSの最小閾値を検出した場合、eNBは、UEがLTEネットワークに戻ったとみなすことができる。RACHタイプの実施形態として、UEがRACH手順の起動を成功した場合、eNBは、UEがLTEネットワークに戻ったとみなす。
ここでステップ506を参照して、eNBは、UEの以前の状態に復旧させる。動作の復旧としては、限定されることはないが、(i)UEのスケジューリングの再開、(ii)RRC_不活動_タイマーの再開(停止している場合)、(iii)C−DRX_不活動_タイマーの再開(停止している場合)、(iv)RRC手順の再開(例えば、ハンドオーバ動作、無線リンク監視、再確立、等)(停止している場合)、(v)任意の停止したソフトウェアスタックコンポーネント(例えば、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)層)の再開、及び/又は(vi)任意の物理層専用のリソース(例えば、タイムスロット、副搬送波、リソースブロック、等)のセットアップが含まれる。
最後に、ステップ508において、eNBは、UEとの接続の再確立を試行してもよい。UEが、eNBの再確立の試行に応答した場合、eNBは、ステップ506において、UEを復旧できる。再確立の試行が失敗した場合、eNBは、UEを完全にドロップさせることができる(ステップ510)。例えば、一例の実施形態では、eNBは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)メッセージを送り、UEが「チューンイン」した場合、そのUEは、応答としてRACH試行を起動して、eNBは、ステップ506に進むことができる。eNBがRACHを受信しない場合、eNBは、ステップ510に進む。eNBは、例えば、ステップ510の処理の前にn回の再試行及び/又はタイマーの満了、様々な前述のプロセスに対する再試行及び/又はタイムアウトロジックを適用するように構成されてもよいことも理解される。
ステップ510において、eNBは、UEをドロップする(接続が再確立できない場合)。一実施形態において、任意の専用の無線リソースの解放、UEをeNBアクティブUEデータベースから削除、UEのRRC_IDLE動作へのトランジション、及び任意のシグナリング及びデータ無線ベアラの解放を含む。
装置−
図6は、本開示に従って構成されるネットワークエンティティ600の実施形態の一例を示す。このネットワークエンティティは、単独型のエンティティでもよく、又は他のネットワークエンティティ(例えば、基地局、基地局制御装置、無線アクセスネットワーク制御装置等)に組み込まれてもよい。一例の実施形態では、ネットワークエンティティは、ロングタームエボリューション(LTE)高度化ノードB(eNB)を備える。
図6に示すように、ネットワークエンティティ600は、一般に、セルラーデバイスとインタフェースをとる無線(例えば、セルラー)インタフェース602と、プロセッサ604と、記憶装置606とを備える。セルラーインタフェースは、1つ以上のモバイルデバイスと通信するように構成される無線セルラーインタフェースとして示されるが、他の構成及び機能に代えてもよい。例えば、別の実施形態において、セルラーインタフェースは、基地局と有線通信し、その基地局がモバイルデバイスと通信してもよい。
図6に示す、高水準の装置600のセルラーインタフェース602は、無線周波数送信(RF)を介して、データを送信及び受信するように構成された1つ以上の無線送受信機回路を備える。無線送受信機の共通の実施形態は、一般に、モデムプロセッサ及び1つ以上のアンテナを含む。本発明の実施形態の一例において、この無線送受信機は、ロングタームエボリューション(LTE)無線アクセス技術に従って構成されている。本発明の様々な他の実装は、他のセルラー及び/又は無線規格向けに構成可能であることが理解される。このような技術の共通の例として、GSM、GPRS、EDGE、WCDMA、CDMA2000、CDMA 1X、CDMA 1X−EVDO、LTE−A等及びこれらの様々な組み合わせが含まれる。
通常動作中、前記セルラーインタフェース602は、ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントの検出及び軽減を調整する。
プロセッサ604は、1つ以上のプロセッサ(あるいは、1つ又は複数のマルチコアプロセッサ)を備える。更に、このプロセッサは、処理メモリ及び/又は記憶装置に連結されている。この処理サブシステムは、一般的に、信号プロセッサ、汎用プロセッサ、ネットワークプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)、デジタル信号プロセッサ(DSPs)、及び前述の任意の組み合わせ内に実装される。メモリ及び記憶装置の典型的な実装としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及びその派生(ダイナミックRAM、スタティックRAM、シンクロナスRAM等)、フラッシュメモリ、及びハードディスクドライブ(HDD)が含まれる。また、1つ以上のメモリ装置が、更に、様々な冗長スキーム(例えば、廉価ドライブ冗長アレイ(RAID))等で構成されていてもよいことが更に理解される。
一例の実施形態では、ネットワークエンティティ600は、ネットワークインタフェース612を介して、有線ネットワークインフラストラクチャに更に連結されている。このネットワークインタフェースは、一般的に、イーサネットネットワークと共に使用されるよう適合されているが、他の好適なネットワークの変形例としては、同期光学ネットワーキング(SONET)、非同期転送モード(ATM)、MoCA等が含まれる。物理インタフェースの様々な形式が、従来技術において広く使用されており、これには、例えばイーサネットケーブル(例えば、CAT5)、同軸、光ファイバー、等が含まれる。
本開示の特定の特徴が、方法の具体的なステップのシーケンスの観点から説明されているが、これらの説明は、より広範な方法の例示に過ぎないものであり、具体的な適用によって、必要に応じて修正することができる点が、認識されるであろう。特定のステップは、特定の状況下では、不必要又は任意選択とできる。さらには、特定のステップ又は機能性を、開示される実施形態に追加でき、あるいは2つ以上のステップの実行の順序を、置き換えることもできる。全てのそのような変形例は、本開示の範囲内に包含されると見なされる。
上記の詳細な記載で、様々な実施形態に適用されるような、新規の特徴を示し、説明し、指摘しているが、例示されたデバイス又はプロセスの形態及び詳細の、様々な省略、置換、並びに変更を、当業者によって実施することができる点が、理解されるであろう。上述の説明は、現時点で想到される最良の実施態様の説明である。本説明は、限定することを決して意図するものではなく、むしろ、本開示の一般的原理の例示として解釈されるべきである。

Claims (28)

  1. ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減のために構成されている無線ネットワーク装置であって、
    少なくとも第1の無線技術及び前記第1の無線技術と異なる第2の無線技術を介して無線通信を行うように構成されている、少なくとも1つの無線インタフェースと、
    前記少なくとも1つの無線インタフェースとデータ通信を行う、少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサとデータ通信を行うロジックとを備え、前記ロジックは前記装置に、
    クライアントデバイスの無線インタフェースに関連付けられた受信ロスイベントの発生を識別させ、前記クライアントデバイスの前記無線インタフェースは前記第2の無線技術に準拠しており、
    前記クライアントデバイスの動作の少なくとも1つの態様を調整させ、
    前記クライアントデバイスによる受信回復を監視させ、
    受信が回復した場合、確立されたプロトコルに従って動作を再開させ、
    受信が回復していない場合、前記クライアントデバイスの接続を切断させるように構成されている、装置。
  2. 前記は、前記クライアントデバイスに少なくとも一定の期間、リソースを割り当てないことを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記調整は、前記クライアントデバイスへの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)及び/又はサウンディング基準信号(SRS)リソースのうちの少なくとも1つの割り当ての変更を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記調整は、クライアントデバイスコンテキストの1つ以上の層の非活性化を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記非活性化したデバイスコンテキストの1つ以上の層は、1つ以上の通信プロトコルスタックソフトウェア要素又は層の状態情報を含む、請求項4に記載の装置。
  6. 前記1つ以上の層の非活性化は、(i)物理ソフトウェア層、(ii)無線リンク層、及び/又は(iii)媒体アクセス制御(MAC)層のうちの少なくとも1つの非活性化を含む、請求項4に記載の装置。
  7. 前記第1の無線技術は、符号分割多元接続(CDMA)に基づく技術を含み、前記第2の無線技術は、直交波周波数分割多重(OFDM)に基づく技術を含む、請求項1に記載の装置。
  8. 前記OFDMに基づく技術は、ロングタームエボリューション(LTE)に準拠した技術を含み、
    前記無線ネットワーク装置は、前記LTEネットワークの拡張ノードB(eNB)に関連付けられ、
    前記クライアントデバイスによる受信回復を監視するように構成されている前記ロジックは、前記クライアントデバイスからの、(i)物理アップリンク制御チャネル(PUCCCH)データ要素、及び/又は(ii)サウンディング基準信号(SRS)データ要素のうちの少なくとも1つの回復を監視するように構成されている、請求項7に記載の装置。
  9. ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減方法は、
    クライアントデバイスに関連付けられた受信ロスイベントを判定することと、
    前記クライアントデバイスの動作の少なくとも1つの態様を調整することと、
    受信回復を監視することと、
    受信が回復した場合、通常動作を再開することと、
    さもなければ、前記クライアントデバイスの接続を切断することと、
    を含む、方法。
  10. 前記受信ロスイベントは、前記クライアントデバイスによって行われたチューンアウェイイベントの結果である、前記クライアントデバイスの高速無線データインタフェースに関連付けられた受信ロスイベントを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記チューンアウェイイベントは、前記クライアントデバイスが準拠するロングタームエボリューション(LTE)技術規格内の所定のプロトコルに準じて行われる、請求項10に記載の方法。
  12. 無線ネットワーク内において有用なクライアントデバイスであって、前記無線ネットワークは、クライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減を提供するように構成され、前記クライアントデバイスは、
    少なくとも第1の無線技術及び前記第1の無線技術と異なる第2の無線技術を介して無線通信を行うように構成されている、少なくとも1つの無線インタフェースと、
    前記少なくとも1つの無線インタフェースとデータ通信を行う、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサとデータ通信を行うロジックとを備え、
    前記ロジックは、
    前記少なくとも1つの無線インタフェースに関連付けられた受信ロスイベントの発生又は初期発生をネットワークエンティティにシグナリングし、
    前記クライアントデバイスの動作の少なくとも1つの態様の少なくとも1つの調整を受信し、前記調整は、少なくとも一定の期間、前記クライアントデバイスによるネットワークリソースの利用が低減されることになる少なくとも1つの態様の調整を含み、
    前記受信した調整を実行するように構成された、クライアントデバイス。
  13. 前記発生又は初期発生の前記シグナリングは、前記シグナリングのために再目的化された既存のメッセージプロトコルを介したシグナリングを含む、請求項12に記載のデバイス。
  14. 少なくとも1つの調整メッセージを受信するように構成された前記ロジックは、前記クライアントデバイスによって送られた前記発生又は初期発生の前記シグナリングの評価に少なくとも部分的に基づいて生成された少なくとも1つの調整メッセージを受信するように構成されたロジックを含む、請求項12に記載のデバイス。
  15. ネットワークリソースの浪費を軽減するように無線ネットワークエンティティを稼動する方法であって、前記ネットワークリソースは、前記ネットワークの少なくとも1つのモバイルデバイスに関連付けられており、前記方法は、
    前記少なくとも1つのモバイルデバイスから1つ以上の通信を受信することと、
    前記受信した1つ以上の通信を評価することと、
    前記評価から、受信イベントのロスは、前記少なくとも1つのモバイルデバイスに対して初期であると推量することと、
    (i)前記ネットワーク、及び/又は(ii)少なくとも部分的に前記推量に基づく前記少なくとも1つのモバイルデバイスの動作のうちの少なくとも1つを調整することであって、前記調整が前記軽減をもたらすことと、を含む、方法。
  16. 前記1つ以上の通信は、アップリンク制御又は共有チャネル値を有する複数の連続したチャネル品質指標(CQI)測定を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記値は、ヌル値及び/又はゼロ値のCQIのうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記1つ以上の通信は、有効アップリンクグラントのヌル(又はゼロ)値を伴った、複数の連続したバッファ状態報告(BSR)を含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記1つ以上の通信は、所定値を伴った複数の連続したパワーヘッドルーム(PHR)報告を含む、請求項15に記載の方法。
  20. 記憶媒体を含むコンピュータ読み取り可能な装置であって、前記記憶媒体は、複数の命令を含む少なくとも1つのコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、プロセッサで実行された際、クライアントデバイスに
    少なくとも1つの無線インタフェースに関連付けられた受信ロスイベントの発生又は初期発生をネットワークエンティティにシグナリングさせ、
    前記クライアントデバイスの動作の少なくとも1つの態様の少なくとも1つの調整を受信させ、前記調整は、少なくとも一定の期間、前記クライアントデバイスによるネットワークリソースの利用を低減することになる少なくとも1つの態様の調整を含み、
    前記受信した調整を実行させる、コンピュータ読み取り可能な装置。
  21. ハイブリッドクライアントデバイス受信停止イベントのネットワークベースの検出及び軽減のために構成された無線ネットワーク装置であって、前記無線ネットワーク装置は、
    クライアントデバイスに関連付けられた受信ロスイベントを判定する手段と、
    前記クライアントデバイスの動作の少なくとも1つの態様を調整する手段と、
    受信回復を監視する手段と、
    受信が回復した場合、通常動作を再開し、さもなければ前記クライアントデバイスの接続を切断する手段とを含む、無線ネットワーク装置。
  22. 前記受信ロスイベントは、前記クライアントデバイスによって行われたチューンアウェイイベントの結果である、前記クライアントデバイスの高速無線データインタフェースに関連付けられた受信ロスイベントを含む、請求項21に記載の無線ネットワーク装置。
  23. 前記チューンアウェイイベントは、前記クライアントデバイスが準拠するロングタームエボリューション(LTE)技術規格内の所定のプロトコルに準じて行われる、請求項21に記載の無線ネットワーク装置。
  24. ネットワークリソースの浪費を軽減するように構成された無線ネットワーク装置であって、前記ネットワークリソースは、前記ネットワークの少なくとも1つのモバイルデバイスに関連付けられており、前記無線ネットワーク装置は、
    前記少なくとも1つのモバイルデバイスから1つ以上の通信を受信する手段と、
    前記受信した1つ以上の通信を評価する手段と、
    前記評価から、受信イベントのロスは、前記少なくとも1つのモバイルデバイスに対して初期であるとの推量をする手段と、
    (i)前記ネットワーク及び/又は(ii)少なくとも部分的に前記推量に基づく前記少なくとも1つのモバイルデバイスのうちの少なくとも1つの動作を調整する手段であって、前記調整が前記軽減をもたらす、手段と含む、無線ネットワーク装置。
  25. 前記1つ以上の通信は、アップリンク制御又は共有チャネル値を有する複数の連続したチャネル品質指標(CQI)測定を含む、請求項24に記載の無線ネットワーク装置。
  26. 前記値は、ヌル値及び/又はゼロ値のCQIのうちの少なくとも1つを含む、請求項25に記載の無線ネットワーク装置。
  27. 前記1つ以上の通信は、有効アップリンクグラントのヌル(あるいはゼロ)値を伴った複数の連続したバッファ状態報告(BSR)を含む、請求項24に記載の無線ネットワーク装置
  28. 前記1つ以上の通信は、所定値を伴った複数の連続したパワーヘッドルーム(PHR)報告を含む、請求項24に記載の無線ネットワーク装置。
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