JP2015515338A - 孔の縁部の切り取られた隆起部 - Google Patents

孔の縁部の切り取られた隆起部 Download PDF

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Abstract

骨固定器具は、骨の中に挿入されるように形成された、内部を貫通する第1のチャンネルを有する細長い本体、骨内で標的の配向に植え込まれたとき外側方向に向く本体の第1の側壁に形成された第1の開口部、及び第1の開口部に対向する本体の第2の側壁に形成された第2の開口部を含む。第2のチャンネルは、第1の開口部から第2の開口部まで本体を貫通し、インプラントが第2のチャンネルを通って挿入されることができるような寸法を有する。第1の隆起部は、もしそのような第1の隆起部が形成されなければ、応力の集中が最大であろう位置で、第1の開口部の周辺の周りに位置決めされ、第2のチャンネルを通って延在するインプラントによって第1の開口部の周辺の周りに加えられた力により、その周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有する。

Description

(優先権の主張)
本出願は、2012年4月16日付け出願の「Bump Cut on Hole Edge」という名称の米国特許仮出願第61/624,678号に対する優先権を主張し、その全ての開示を参照により本明細書の開示に含める。
(発明の分野)
本出願は一般に、骨固定用器具及び方法を対象とし、より詳細には、骨折した、あるいは損傷した骨に挿入するように形成され、その後、所望の形状で骨を支持するためにその骨においてロックされる骨固定要素を対象とする。
背景情報
骨固定のシステム及び方法は、例えば、所望の整列で骨の断片を安定させるため、及び/又は骨を強くするために、骨に骨固定器具を挿入することを時として必要とする。そのような骨髄内釘の特定の部分は、釘が受ける周期的荷重からの応力により傷つきやすい。例えば、骨髄内釘はしばしば、それを通してインプラントを転子の中に通過させることができる横方向の穴を含む。これらのインプラントは、患者が一歩ずつ歩くごとに、穴に隣接する釘の部分に周期的荷重を加えている。
本発明は、骨の中に挿入するための形状及び寸法を有し、近位端から遠位端まで内部を貫通する第1のチャンネルを有する細長い本体、骨内で標的の配向に植え込まれたとき、外側方向に向くように形成された本体の第1の側壁に形成された第1の開口部、及び第1の開口部に対向する本体の第2の側壁に形成された第2の開口部を含む、骨固定器具に関する。第2のチャンネルは、第1の開口部から第2の開口部まで本体内部を貫通し、インプラントが第2のチャンネルを通って挿入されることができるような寸法を有する。第1の隆起部は、もしそのような第1の隆起部が形成されなければ応力の集中が最大であろう位置で、第1の開口部の周辺の周りに位置決めされ、第2のチャンネルを通って延在するインプラントによってその周辺の周りに加えられた力によりその周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有する。
具体例を挙げ添付の図面を参照して本発明のいくつかの実施形態について以下で述べる。
本発明の例示的な実施形態による骨固定器具の第1の斜視図である。 図1の骨固定器具の第1の部分的な横断面図である。 図1の骨固定器具の第2の斜視図である。 図1の骨固定器具の第3の斜視図である。 図1の骨固定器具の第2の部分的な横断面図である。 本発明の他の実施形態による骨固定器具の斜視図である。 図6の骨固定器具の部分的な横断面図である。 本発明の別の実施形態による骨固定器具の第1の斜視図である。 図8の骨固定器具の第2の斜視図である。
本発明は、骨に(例えば、骨髄腔に)挿入するように形成された骨固定器具を含む骨固定のシステム及び方法に関する。特に、本発明による骨固定器具は、内部を貫通する横方向の穴を有する骨髄内釘として形成され、例示的な固定手技による転子インプラントが内部を通って挿入されることを可能にする。釘は、その特定位置で、応力の集中を低減させるように形成される特徴を含む。作動する形状では、本発明による釘は、その第1の壁は身体の外側方向に向き、その第2の壁は内側に向いて、骨(例えば、大腿骨)の髄管内に植え込まれる。横方向の孔は、以下でより詳細に説明されるように、第1の側壁から第2の側壁まで釘を貫通する。骨髄内釘は、釘が所望通り植え込まれるとき、前方向に向く前面、及び後方向に向く後面を更に含む。第1の側壁の部分は、切抜き(例えば、小平面など)を含んでもよく、髄管の縮小した間隙部分に留置される、又は、植え込み中に若しくはインプラントの寿命の間に、高いレベルの応力を受ける、釘の部分の外側の輪郭を縮小する。横方向の孔は、大腿骨頚部の軸に沿って釘が植え込まれた大腿骨頭の中にその孔の内部を通って挿入されるインプラントを目標とするように選択された位置及び角度で、第1の側壁の外側開口部から第2の内側壁の内側開口部まで延在する。以下でより詳細に説明されるように、1つ以上の応力を低減させる特徴は、そうでなければ外側開口部の周りの位置で生じてくる応力の集中を拡散させるように、横方向の孔の外側開口部に加えられ、それによって器具が受ける繰返しの荷重に耐える器具の能力を強化させる。第1の応力低減特徴は、外側開口部を囲む第1及び第2の領域がミリングされる際に適所に残された器具の材料の部分として形成される。特に、以下でより詳細に説明されるように、第1の応力低減特徴は、第1及び第2のミリングされた部分によって、近位側及び遠位側に画定される。第1及び第2のミリングされた部分のそれぞれの位置は、そのようにミリングされた部分が提供されなかったら応力の集中が外側開口部の周辺の周りに生じるであろう位置に一致するように、釘の本体に沿って選択される。したがって、第1及び第2のミリングされた部分によって画定された第1の応力低減特徴は、以下で更により詳細に説明されるように、過度の荷重下で破断するのではなく、ぴんと張ることが可能な釘の本体の弾性部分としての機能を果たす。
以下でより詳細に説明されるように、第1及び第2のミリングされた部分はそれぞれ、骨内に植え込まれたとき、目標の形状で外側開口部が受ける応力の量に一致するように選択された曲率半径を有する。別の実施形態では、第2の応力低減特徴は、第1の応力低減特徴に相対向する壁に沿って形成されてもよい。本発明による例示的な器具は、身体の任意の骨内で使用可能である。更に、本明細書に開示される例示的な切抜き及び横方向の孔の属性はまた、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の内外の骨固定器具に応用されてもよい(例えば、骨プレートなど)。本発明による釘の例示的な特徴は、左右の骨、並びに広範囲の解剖学的長さを有する骨の両方に用いられてもよいことが、更に想定される。例示的な実施形態は、大腿骨に挿入するように形成された器具に関して開示されるが、本発明による例示的なシステム及び方法は、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の骨に用いられてもよいことに留意すべきである。
図1〜5は、本発明による例示的な骨固定器具100を図示する。本発明のこの実施形態による骨固定器具100は、骨髄内釘である。しかしながら、本発明の概念は、骨プレート、又は任意の他の好適な固定器具にも応用され得ることが当業者に理解されるであろう。器具100は、遠位端から(図示せず)近位端106まで延在する細長い、実質的に円筒形の本体102を含む。実質的に一定の外径を有する本体102の遠位シャフト108は、遠位端からテーパ部分110まで近位に延びる。テーパ部分110の外径は、遠位シャフト108の外径と実質的に等しい遠位端での最小径からテーパ部分110のその近位端での最大径まで、徐々に増加する。テーパ部分110から近位端106まで近位に延びる近位部分112は、テーパ部110の近位端の直径に実質的に等しい、実質的に均一の外径を有する。増大した外径(遠位シャフト108に比べて)によって、近位部分112は、その内部を通って転子インプラントが挿入されることを可能にし、加えられる増大した荷重に耐えることを可能にすることが当業者に理解されるであろう。例示的な実施形態では、第1の部分の直径はおよそ10mmであるが、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の寸法が用いられてもよい。第2の部分の直径は、およそ15〜17mmであるが、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の直径が用いられてもよい。円筒形の本体102を貫通する細長いチャンネル114の直径は、使用中にそこに加えられる荷重に耐えるように十分なレベルで本体102の強度を維持する一方で、器具の輪郭を最小限にするように選択される。近位端106は、所定の距離だけ近位に中に延びる1つ以上のスロット116(又は、他の好適な構造)を含む。スロット116は、釘100を挿入器具(図示せず)に取り付ける補助をすることが当業者に理解されるであろう。近位端106の内壁は、例えば、端部ねじ(図示せず)が中に挿入できるように形成されるねじ切り118が備えられてもよいことが当業者に理解されるであろう。挿入器具を釘に連結させるための任意の既知の構造が、本発明の範囲から逸脱することなく、近位端106に含まれてもよいことが当業者に理解されるであろう。
第1の横方向の開口部120は、本体102の外側壁123に備えられる。第1の横方向の開口部120は、チャンネル軸124に沿って器具100を貫通するチャンネル122の中を通り、内側壁125に備えられた第2の横方向の開口部121まで開く。例示的な実施形態では、チャンネル122は、器具100の長手方向軸126に関しておよそ56±0.5°の角度で延びる。しかしながら、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の角度が用いられてもよい(治療される骨の幾何学形状により)ことに留意すべきである。一実施形態では、長手方向軸100に関するチャンネル122の角度は、50°〜70°の範囲であってもよい。例えば、当業者に理解されるように、チャンネル122の角度は、右大腿骨、又は左大腿骨に挿入されるように修正されてもよく、そのように角度が選択されると、器具100が骨内の所望の位置に植え込まれると、チャンネル122は、その内部を通って骨頚の軸に沿って骨頭の中に挿入される転子インプラントを目標とする角度をなす。しかしながら、当業者に理解されるように、選択された角度は、骨頚から骨頭へのインプラントの任意の所望の経路を達成するために変えられてもよい。
図1、2、及び5に示されているように、作動する形状で圧縮下にある第2の横方向の開口部121の周辺は、実質的に平滑であってもよい。作動する形状で骨の外側壁123に向かって位置決めされる第1の開口部120の周辺に隣接する本体102の部分は、第1及び第2の湾曲部分130、132を含み、その間で第1の隆起部128を画定する。第1及び第2の湾曲部分130、132は、第1の開口部をわずかに拡大させて、本体102にミリングされてもよく、あるいは、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の形成加工技法が用いられてもよい。第1及び第2の湾曲部分130、132のそれぞれ、及び第1の隆起部128の寸法は、第1の開口部120をその周囲の周りで実質的に楕円形のままにしておいた場合(すなわち、第1の開口部が、単に円筒形のチャンネル122が本体102の外側表面と交差する点として形成された場合)、開口部120の周辺の周りの位置で見られる応力の集中を分散させるように選択される。第1の隆起部128の実質的に弧状の形状は頂点129を画定する。第1及び第2の湾曲部分130、132のそれぞれの曲率半径、及び隆起部128の位置は、器具が受けることになる条件下でこれらの特徴を含まない器具に存在するであろう応力の分布に一致するように選択される。第1及び第2の部分130、132の湾曲は、所望通りに応力を再分散する必要に従って、対称又は非対称であってもよい。一実施形態では、第1の壁134は、器具100の長手方向軸126に関して角度αで延びる。例示的な実施形態では、角度αは、50°と60°との間であるが、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の角度が用いられてもよい。第2の壁136は、器具100の長手方向軸126に関して角度αで延びる。例示的な実施形態では、角度αは、15°と20°との間であるが、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の角度が用いられてもよい。角度α及びαは、所望の深さまで骨を掘削するとき、開口部120の近位壁、又は遠位壁でミリングがないように選択されてもよい。別の実施形態では、第2の隆起部138は、第1の隆起部128に対向する開口部120の側に備えられてもよい。第2の隆起部138は、第1の隆起部128と実質的に類似して形成されてもよい。更に、以下でより詳細に説明されるように、作動する形状のとき、器具が受ける応力が集中する位置の数に一致するように、任意の数の隆起部が、第1の開口部120の周りに備えられてもよいことに留意すべきである。
当業者に理解されるように、第1及び第2の隆起部128、138は、釘100の弾性部として機能し、そうでなければ起こる応力の集中を分散させ、本体102に隣接する開口部120の部分が破断することなく伸び縮みすることができる結果となる。特に、転子インプラントを介して応力を受けるとき、第1及び第2の隆起部128、138は、それぞれの頂点129で延伸される。したがって、各頂点129の位置は、もしもそのような隆起部128、138が開口部120の周りに形成されなかった場合、応力の集中が第1の開口部120の周辺の周りに生じるであろう位置に一致するように選択される。頂点129は、応力が集中したであろう第1の開口部120の周りの任意の位置に配置されてもよい。転子インプラントは、挿入された骨髄内釘に周期的に荷重をかける(例えば、患者が一歩ずつ歩くごとに)ことが当業者に理解されるであろう。これは、骨髄内釘の外側、特に、第1の開口部120に隣接する釘の部分を、緊張下に置く。上記で説明されたように、角度α及びαは、チャンネル122を通って挿入された転子インプラント(図示せず)によって骨固定器具100に加えられた応力、並びに、使用される骨固定器具100に加えられた他の荷重を分散するように選択されることが当業者に理解されるであろう。器具100の例示的な特徴は、本体102の破断に対する抵抗を増大させることが当業者に理解されるであろう。更に、加えられる力を均等に分散させることによって、本発明による例示的な器具はまた、釘の強度及び寿命を妥協することなく、従来の器具より小さい直径で形成されることが可能であり、器具の外側の輪郭を縮小させ、より広い範囲の使用者ベース(例えば、より小さな輪郭の骨固定器具を必要とする小柄な患者)で使用されることが可能である。しかしながら、その支持力のおかげで、本発明による例示的な器具は、不具合のリスクを上昇させることなく、大柄な患者にでも用いることができる。
外側壁123に沿った本体102の外壁は、外側逃げ面として形成された小平面150を備えてもよく、挿入中に、器具にかけられる応力を、その結果として、骨にかけられる応力を低減させる。当業者に理解されるように、本明細書で説明された小平面は、上述の隆起部を備えて、又は備えないで、任意の器具100に含まれてもよい。特に、一般に曲線を含む髄管の部分に位置が一致する小平面を備える釘が髄管に挿入される際に、小平面150は、釘の輪郭を縮小させる。特に、小平面150は、本体102が挿入中に骨髄腔の湾曲を横断するために曲がることができるように形成される。小平面150の位置は、当業者に理解されるように、大腿骨の転子に隣接する皮質骨のより厚い部分と整合するように選択される。特に、小平面150は、器具100が引き続き骨との十分な支持力を維持することを可能にしながら、骨(図示せず)によって器具100に加えられる力、又は器具によって骨に加えられる力を低減させる。小平面150は、本体102のテーパ部分110、及び近位部分112の部分にわたって延びる。例示的な実施形態では、植え込まれたとき、小平面150が、骨の外側面に接触しているように、小平面150は、本体102の外側壁123にわたって延びる。別の実施形態では、追加の小平面150は、本体102の内側壁125に備えられてもよい。小平面150は、実質的に平滑であってもよく、又は互いに接する複数の平坦な壁を有してもよい。更に、小平面150は、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の形状及び寸法で形成されてもよいことを提示する。更に、目標の骨の要件に一致するために、器具100は、任意の数の小平面146で備えられてもよい。
本発明による例示的な器具は、ショットピーニングによって仕上げることができるが、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の他の冷間加工工程が用いられてもよい。ショットピーニング工程は、器具100の疲労強度を高めることができ、したがって、その強度を妥協することなく、より小さな外側の輪郭を有する器具100の使用を可能にすることが当業者に理解されるであろう。本発明による例示的なシステム及び方法は、開口部120、122の領域を除いて、本体102の実質的な部分にショットピーニング工程を採用する。その領域は、鍛造、スェージング、ロータリスウェージング、冷間加工、熱処理、又は、当該技術分野において周知の他の工程の1つ以上の手段で形成されてもよい。別の実施形態では、その領域もショットピーニングによって仕上げられてもよい。したがって、本発明の例示的な特徴は、骨の中で器具100の全体的な剛性を妥協することなく、従来の骨固定手技で用いられるものより小さな直径を有する骨髄内釘の使用を可能にする。むしろ、本発明による例示的なシステム及び方法は、より大きな従来の器具と比べて、骨に対する器具100の支持力を高める。特に、器具100と共に使用する横方向の転子ねじ(図示せず)は、従来の横方向の転子ねじより、およそ0.4mm小さくなり得る。
図6〜7は、本発明の別の実施形態による器具200を図示する。器具200は、切子面のある部分250を除くと、図1〜7の器具100と実質的に類似して形成される。特に、切子面のある部分250は、互いに接近して設けられた複数の実質的に平坦な壁250’、250’’、250’’’として形成される。切子面のある部分250の外周囲は平滑ではなく、目標の骨の解剖学的構造に一致するように選択されてもよく、実質的に平坦な壁250’、250’’、250’’’はそれぞれ、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の長さで形成されてもよい。当業者に理解されるように、器具200は、貫通する細長いチャンネル114を含まなくてもよく、むしろ、近位端106から所定距離だけ中に延びる係止孔260のみを含んでもよく、係止孔260は、係止孔をその内部に受け入れるための形状及び寸法を有する。
図8〜9は、本発明の更に別の実施形態による、器具300を図示する。器具300は、以下に記載されることを除いては、器具100、200と実質的に類似して形成される。器具300は、チャンネル軸324に沿って延在し、第1及び第2の開口部320、321を通ってその両端部で開くチャンネル322を含む。上記の実施形態と同様に、第2の開口部321の周辺は、実質的に平滑であってもよい。第1の開口部320の周辺に隣接する本体302の部分は、隆起部328を含む。本体302は、長手方向軸326に沿って延びる。図8に示されるように、外軸313は、本体302に沿って延び、長手方向軸326と平行に延び、本体302の近位部分312の外壁と整合する。例示的な実施形態では、隆起部328は、水平線330の近位に(すなわち、本体302の近位端306に向かって)、チャンネル322の縁部に沿って位置決めされ、ここで、水平線330は、図8に示されるように、外軸313がチャンネル軸324と交差する点を通って投影される。隆起部328は、水平線330の近位に画定された領域329内の任意の場所に位置決めされてもよいことに更に留意されたい。更に別の実施形態では、領域329は、例えば、これらの隆起部の非存在下で応力の集中が見られる箇所の数に依存して、任意の数の隆起部328がそこに形成されてもよい。別の実施形態では、領域329は、中央の長手方向軸326の周りに対称的に配置された、1つ以上の対の隆起部を含んでもよい。
本発明の意図又は範囲から逸脱せずに本発明の構造及び方法に様々な修正及び変更を行うことが可能であることは当業者には明らかであろう。したがって、本発明の改変及び変更が、付属する特許請求の範囲及びそれらの均等物の範囲に含まれるものであれば本発明はそれらを包含するものとする。
〔実施の態様〕
(1) 骨固定器具であって、
骨の中に挿入するための形状及び寸法を有し、近位端から遠位端まで内部を貫通する第1のチャンネルを有する細長い本体と、
前記骨内で標的の配向にて植え込まれたとき外側方向に向くように形成された前記本体の第1の側壁に形成された第1の開口部と、
前記第1の開口部に対向する、前記本体の第2の側壁に形成された第2の開口部と、
チャンネル軸に沿って、前記第1の開口部から前記第2の開口部まで前記本体を貫通する第2のチャンネルであって、インプラントが前記第2のチャンネルを通って挿入されることができるような寸法を有する、第2のチャンネルと、
第1の隆起部であって、もしそのような第1の隆起部が形成されなければ応力の集中が最大であろう位置で、前記第1の開口部の周辺の周りに位置決めされ、前記第2のチャンネルを通って延在するインプラントによって前記周辺の周りに加えられた力により前記周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有する、第1の隆起部と、を含む、骨固定器具。
(2) 前記第1の隆起部は、前記第1の開口部の中に半径方向に延びて前記第1の隆起部の第1の頂点で互いに接合する、第1及び第2の壁を含む、実施態様1に記載の骨固定器具。
(3) 前記第1の隆起部は、その第1及び第2の側に配置された第1及び第2のミリングされた部分によって画定され、前記第1及び第2のミリングされた部分のそれぞれは、前記第1の頂点で前記応力が集中するのを拡散させるように選択された曲率半径を有する、実施態様2に記載の骨固定器具。
(4) 前記第1の開口部の周辺上の第2の隆起部を更に含み、前記第2の隆起部は、前記第2のチャンネルを通って延在するインプラントによって前記第1の開口部の前記周辺の周りに加えられた力により前記第1の開口部の前記周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有し、前記第2の隆起部は、前記第1の隆起部に対向して位置決めされる、実施態様2に記載の骨固定器具。
(5) 前記第2の隆起部は、前記第1の開口部の中に半径方向に延びる第1及び第2の壁を含み、前記第1及び第2の壁は、前記第2の隆起部の第2の頂点で互いに接合する、実施態様4に記載の骨固定器具。
(6) 前記本体の側壁に逃げ面の切抜き(relief cutout)を更に含み、前記逃げ面の切抜きは、縮小した断面輪郭を有し、前記器具が植え込まれる髄管の縮小した間隙部分と整合するように位置決めされる、実施態様1に記載の骨固定器具。
(7) 前記逃げ面の切抜きは、実質的に平滑な表面及び複数の切子面のある表面のうちの1つで形成される、実施態様6に記載の骨固定器具。
(8) 前記逃げ面の切抜きは、前記器具が所望の形状で骨に植え込まれるとき外側及び内側に向く、前記器具の部分に備えられる、実施態様6に記載の骨固定器具。
(9) 前記第2のチャンネルは、前記第1のチャンネルに対して横方向である、実施態様1に記載の骨固定器具。
(10) 前記器具は骨髄内釘である、実施態様1に記載の骨固定器具。
(11) 前記細長い本体は、中央の長手方向軸と、前記長手方向軸と平行に延びる外軸とを含み、前記外軸は前記本体の前記近位端の外壁と整合し、前記第1の隆起部は、前記チャンネル軸が前記外軸と交差する点によって画定される横軸の側に前記細長い本体の近位端に向かって配置される、実施態様1に記載の骨固定器具。
(12) 骨固定システムであって、
細長い本体を有する、骨の中に挿入されるように形成された器具であって、前記細長い本体は、前記器具の近位端から前記器具の長手方向軸に沿って遠位に前記細長い本体の中に延びる第1のチャンネルと、第1の開口部と第2の開口部との間で前記長手方向軸に対して横方向に延びる第2のチャンネルであって、チャンネル軸に沿って延び、インプラントが前記第2のチャンネルを通って挿入されることができるような寸法を有する、第2のチャンネルと、第1の隆起部であって、もしそのような第1の隆起部が形成されなければ応力の集中が最大であろう位置で、前記第1の開口部の周辺の周りに位置決めされ、前記第2のチャンネルを通って延在するインプラントによって前記周辺の周りに加えられた力により前記周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有する、第1の隆起部と、を有する、器具と、
前記第2のチャンネルを通って挿入されるように形成されたインプラントと、を含む、骨固定システム。
(13) 前記第1の隆起部は、前記第1の開口部の前記周辺から離れて半径方向に延びて前記第1の隆起部の第1の頂点で互いに接合する、第1及び第2の壁を含む、実施態様12に記載のシステム。
(14) 前記第1の隆起部は、その第1及び第2の側に配置された第1及び第2のミリングされた部分によって画定され、前記第1及び第2のミリングされた部分のそれぞれは、前記第1の頂点で前記応力が集中するのを拡散させるように選択された曲率半径を有する、実施態様13に記載のシステム。
(15) 前記第1の開口部の周辺上に第2の隆起部を更に含み、前記第2の隆起部は、前記インプラントを介して前記器具に加えられた力が原因である前記第1の開口部の周りの応力を分散させるような形状及び寸法を有し、前記第2の隆起部は、前記第2の開口部の前記周辺から離れて前記第1の開口部の中に半径方向に延びる第1及びの第2の壁を含み、前記第1及びの第2の壁は、前記第2の隆起部の第2の頂点で互いに接合する、実施態様12に記載のシステム。
(16) 前記本体の側壁に逃げ面の切抜きを更に含み、前記逃げ面の切抜きは、前記本体の縮小した断面輪郭部分を形成し、前記器具が骨内の所望の位置に植え込まれるとき、前記骨の髄管の縮小した間隙部分と整合するように位置決めされる、実施態様12に記載のシステム。
(17) 前記逃げ面の切抜きは、実質的に平滑な表面及び複数の切子面のある表面のうちの1つで形成される、実施態様16に記載のシステム。
(18) 前記逃げ面の切抜きは、前記器具が骨内の所望の位置に植え込まれるとき、外側及び内側に向く、前記本体の表面に備えられる、実施態様16に記載のシステム。
(19) 前記細長い本体は、作動する形状で前記第1の開口部が前記骨の外側面に隣接して位置決めされるように形成される、実施態様12に記載のシステム。
(20) 前記細長い本体は、前記長手方向軸と平行に延びる外軸を含み、前記外軸は前記本体の前記近位端の外壁と整合し、前記第1の隆起部は、前記チャンネル軸が前記外軸と交差する点によって画定される横軸の側に前記細長い本体の近位端に向かって配置される、実施態様12に記載のシステム。

Claims (20)

  1. 骨固定器具であって、
    骨の中に挿入するための形状及び寸法を有し、近位端から遠位端まで内部を貫通する第1のチャンネルを有する細長い本体と、
    前記骨内で標的の配向にて植え込まれたとき外側方向に向くように形成された前記本体の第1の側壁に形成された第1の開口部と、
    前記第1の開口部に対向する、前記本体の第2の側壁に形成された第2の開口部と、
    チャンネル軸に沿って、前記第1の開口部から前記第2の開口部まで前記本体を貫通する第2のチャンネルであって、インプラントが前記第2のチャンネルを通って挿入されることができるような寸法を有する、第2のチャンネルと、
    第1の隆起部であって、もしそのような第1の隆起部が形成されなければ応力の集中が最大であろう位置で、前記第1の開口部の周辺の周りに位置決めされ、前記第2のチャンネルを通って延在するインプラントによって前記周辺の周りに加えられた力により前記周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有する、第1の隆起部と、を含む、骨固定器具。
  2. 前記第1の隆起部は、前記第1の開口部の中に半径方向に延びて前記第1の隆起部の第1の頂点で互いに接合する、第1及び第2の壁を含む、請求項1に記載の骨固定器具。
  3. 前記第1の隆起部は、その第1及び第2の側に配置された第1及び第2のミリングされた部分によって画定され、前記第1及び第2のミリングされた部分のそれぞれは、前記第1の頂点で前記応力が集中するのを拡散させるように選択された曲率半径を有する、請求項2に記載の骨固定器具。
  4. 前記第1の開口部の周辺上の第2の隆起部を更に含み、前記第2の隆起部は、前記第2のチャンネルを通って延在するインプラントによって前記第1の開口部の前記周辺の周りに加えられた力により前記第1の開口部の前記周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有し、前記第2の隆起部は、前記第1の隆起部に対向して位置決めされる、請求項2に記載の骨固定器具。
  5. 前記第2の隆起部は、前記第1の開口部の中に半径方向に延びる第1及び第2の壁を含み、前記第1及び第2の壁は、前記第2の隆起部の第2の頂点で互いに接合する、請求項4に記載の骨固定器具。
  6. 前記本体の側壁に逃げ面の切抜きを更に含み、前記逃げ面の切抜きは、縮小した断面輪郭を有し、前記器具が植え込まれる髄管の縮小した間隙部分と整合するように位置決めされる、請求項1に記載の骨固定器具。
  7. 前記逃げ面の切抜きは、実質的に平滑な表面及び複数の切子面のある表面のうちの1つで形成される、請求項6に記載の骨固定器具。
  8. 前記逃げ面の切抜きは、前記器具が所望の形状で骨に植え込まれるとき外側及び内側に向く、前記器具の部分に備えられる、請求項6に記載の骨固定器具。
  9. 前記第2のチャンネルは、前記第1のチャンネルに対して横方向である、請求項1に記載の骨固定器具。
  10. 前記器具は骨髄内釘である、請求項1に記載の骨固定器具。
  11. 前記細長い本体は、中央の長手方向軸と、前記長手方向軸と平行に延びる外軸とを含み、前記外軸は前記本体の前記近位端の外壁と整合し、前記第1の隆起部は、前記チャンネル軸が前記外軸と交差する点によって画定される横軸の側に前記細長い本体の近位端に向かって配置される、請求項1に記載の骨固定器具。
  12. 骨固定システムであって、
    細長い本体を有する、骨の中に挿入されるように形成された器具であって、前記細長い本体は、前記器具の近位端から前記器具の長手方向軸に沿って遠位に前記細長い本体の中に延びる第1のチャンネルと、第1の開口部と第2の開口部との間で前記長手方向軸に対して横方向に延びる第2のチャンネルであって、チャンネル軸に沿って延び、インプラントが前記第2のチャンネルを通って挿入されることができるような寸法を有する、第2のチャンネルと、第1の隆起部であって、もしそのような第1の隆起部が形成されなければ応力の集中が最大であろう位置で、前記第1の開口部の周辺の周りに位置決めされ、前記第2のチャンネルを通って延在するインプラントによって前記周辺の周りに加えられた力により前記周辺の周りで応力が集中するのを拡散させるような寸法を有する、第1の隆起部と、を有する、器具と、
    前記第2のチャンネルを通って挿入されるように形成されたインプラントと、を含む、骨固定システム。
  13. 前記第1の隆起部は、前記第1の開口部の前記周辺から離れて半径方向に延びて前記第1の隆起部の第1の頂点で互いに接合する、第1及び第2の壁を含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1の隆起部は、その第1及び第2の側に配置された第1及び第2のミリングされた部分によって画定され、前記第1及び第2のミリングされた部分のそれぞれは、前記第1の頂点で前記応力が集中するのを拡散させるように選択された曲率半径を有する、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記第1の開口部の周辺上に第2の隆起部を更に含み、前記第2の隆起部は、前記インプラントを介して前記器具に加えられた力が原因である前記第1の開口部の周りの応力を分散させるような形状及び寸法を有し、前記第2の隆起部は、前記第2の開口部の前記周辺から離れて前記第1の開口部の中に半径方向に延びる第1及びの第2の壁を含み、前記第1及びの第2の壁は、前記第2の隆起部の第2の頂点で互いに接合する、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記本体の側壁に逃げ面の切抜きを更に含み、前記逃げ面の切抜きは、前記本体の縮小した断面輪郭部分を形成し、前記器具が骨内の所望の位置に植え込まれるとき、前記骨の髄管の縮小した間隙部分と整合するように位置決めされる、請求項12に記載のシステム。
  17. 前記逃げ面の切抜きは、実質的に平滑な表面及び複数の切子面のある表面のうちの1つで形成される、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記逃げ面の切抜きは、前記器具が骨内の所望の位置に植え込まれるとき、外側及び内側に向く、前記本体の表面に備えられる、請求項16に記載のシステム。
  19. 前記細長い本体は、作動する形状で前記第1の開口部が前記骨の外側面に隣接して位置決めされるように形成される、請求項12に記載のシステム。
  20. 前記細長い本体は、前記長手方向軸と平行に延びる外軸を含み、前記外軸は前記本体の前記近位端の外壁と整合し、前記第1の隆起部は、前記チャンネル軸が前記外軸と交差する点によって画定される横軸の側に前記細長い本体の近位端に向かって配置される、請求項12に記載のシステム。
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