JP2015514455A - 摩擦洗浄表面を生成する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、摩擦洗浄表面の生成と、1又は2以上のテキスタイル物品を洗浄するための封止可能な防水バッグ用のハウジング材料の表面に対するこの摩擦洗浄表面の接合とを同時に行う方法であって:i)ある量のポリマーを、封止可能なバッグ用のハウジング材料の表面に付着させるステップと;ii)摩擦洗浄表面の形状に相補的な凹部及び/又は凸部を含む空隙領域を含んだ用具を、ある量のポリマーの上に配置するステップと;iii)用具に熱及び/又は電流及び/又は周波数を加えてポリマーを軟化させ、摩擦洗浄表面形状を形成させるのと同時に、摩擦洗浄表面を封止可能なバッグ用のハウジング材料に接合させるステップとを含む方法に関する。

Description

本発明は、摩擦洗浄表面の生成と、1又は2以上のテキスタイル物品(textile item)を洗浄するための封止可能な(sealable)防水バッグ用のハウジング材料(housing material)の表面に対するこの摩擦洗浄表面の接合とを、同時に行う方法に関する。
内側に摩擦洗浄表面がある封止可能な防水バッグを使用することにより、家を離れているときに衣類を洗浄するための便利で軽量のデバイスが旅行者に提供される。そのようなバッグは、洗面器に服地を浸すこと又は彼らの衣類を洗浄してもらうのに支払いをすることの代替手段になる。
衣類を洗浄するには、使用者は、2〜4リットルの水と、少量の洗浄剤(例えば、シャンプー、ボディウォッシュ、洗浄液又は洗浄粉末など)と、数着の汚れた衣類とを加える。バッグを封止し、弁を通して空気を追い出してもよい。次いで、使用者はバッグをテーブル又は床の上に置き、衣類を内部の摩擦洗浄表面に20〜40秒間擦り付ける。次いで、衣類を取り出し、濯ぐことができる。任意選択で、バッグに外部把持表面(摩擦洗浄表面を裏打ちする(back))を設けて、バッグの滑りを防止し、及び/又は摩擦洗浄表面がひだになるのを防止することもできる。
そのようなバッグは、約2L〜40Lの体積を有する可能性があり、約30g〜1500gの重さになる可能性がある。バッグを封止するのに使用することができる特に効果的な封止メカニズムは、ロールダウン封止(roll-down seal)である(これらは、布ウェビングストラップ(fabric webbing strap)又はゴム/プラスチック補強材を含み、これらの材料を一まとめにした後に、ストラップ又は補強材をバッグに沿って3〜4回巻き取り、封止材の両端を一緒にクリップ留めしてもよい)。防水ファスナ、折り重ね封止材、ジップロック封止材、引き紐、クリンプ封止材、剥離可能な糊/粘着性封止材、疎水性材料封止材、クランプ留め封止材などの、その他の封止材を使用してもよい。
摩擦洗浄表面の生成及びバッグへの適用は、複雑で入り組んだプロセスである。例えば、摩擦洗浄表面は射出成型によって生成することができ、その後、バッグのハウジング材料に接着しなければならない。これは複雑で費用のかかる用具製作と、最終製品に到達するまでのいくつかのステップとを必要とする。したがって、衣類を洗浄するための摩擦洗浄表面を有する封止可能な防水バッグを生産するための、改善された方法を提供することが望ましい。
本発明は、摩擦洗浄表面の生成と、1又は2以上のテキスタイル物品を洗浄するための封止可能な防水バッグ用のハウジング材料の表面に対するこの摩擦洗浄表面の接合とを、同時に行う方法であって:i)ある量のポリマーを、封止可能なバッグ用のハウジング材料の表面に付着させる(apply)ステップと;ii)生成される摩擦洗浄表面の形状に相補的な凹部及び/又は凸部を含む空隙領域を含んだ用具(tool)を、ある量のポリマーの上に配置するステップと;iii)用具に熱及び/又は電流及び/又は周波数(frequency)を加えてポリマーを軟化させ、摩擦洗浄表面形状を形成させるのと同時に、摩擦洗浄表面を封止可能なバッグ用のハウジング材料に接合させるステップとを含む方法を提供する。ハウジング材料を伝導性表面(例えば、伝導性プレート)上に置いて、ポリマー及びハウジング材料を通した熱及び/又は電流及び/又は周波数の伝導を可能にすることができる。
この方法は、バッグを生産するのに必要な用具製作の量及びこの生産に要する時間が削減されるので、従来の方法よりもさらになお時間的及びコスト的に効率がよい。さらに、方法では、摩擦洗浄表面が生成されるのと同時にこの表面がバッグ用のハウジング材料の表面に接合されるので、製造ステップがなくなる。ハウジング材料は、既にバッグの形状に構成されていてもよく、又はバッグを構成するのに使用されることになるリニアシート(linear sheet)であってもよい。
本明細書で使用される「摩擦洗浄表面」という用語は、表面と、この表面に沿って(along)又は端から端まで(across)擦り付けられる1又は2以上のテキスタイル物品(例えば、衣類、靴下、リネン、タオルなど)との間の摩擦を増大させる、隆起部分及び/又は陥凹部分を含む表面を意味するものとする。
上述のように、用具は、生成される摩擦洗浄表面の形状に相補的な凹部及び/又は凸部を含む空隙領域を含む。理解されるように、凹部及び/又は凸部の形状は、望まれる摩擦洗浄表面のパターンに応じて変えてもよい。いくつかの実施形態において、空隙領域の体積は、深さが0.5mm〜8mm、0.75mm〜2mm、0.9mm〜1.6mm、又は1mm〜1.3mmである凹部を含んでいてもよい。用具は、ある量のポリマーが少なくとも部分的には空隙領域に受容されるように、配置されてもよい。ポリマーが軟化するにつれ、ポリマーは引き上げられて空隙領域(凹部を含む)を満たす。このプロセスは、ポリマーを空隙領域の凹部に引き込むのを助けるため、ステップiii)中(during step iii))に用具に圧力を加えることによって支援されてもよい。圧力は、例えば水圧又は空気プレスを使用して加えてもよい。いくつかの実施形態では、用具は、それぞれが凹部及び/又は凸部を含有している多数の空隙領域を含んでいてもよい。理解されるように、空隙領域の凹部は、結果的に得られる摩擦洗浄表面に凸部を生成することになる。空隙領域の凸部を使用して、チャネル、折り目、刻印されたロゴ、パターン、又は文字を、結果的に得られる摩擦洗浄表面に生成してもよい。
理解されるように、用具の空隙領域の体積は、生成される摩擦洗浄表面の面積、凹部及び/又は凸部の数、凹部及び/又は凸部のタイプ、凹部及び/又は凸部の寸法に応じて変わることになる。いくつかの実施形態では、用具の空隙領域の体積は、長さに幅を乗じた面積、2500mm超、10,000mm超、25,000mm超、50,000mm超、又は60,000mm超を有する。例えば、空隙領域の体積の、長さ及び/又は幅は、50mm超、100mm超、150mm超、200mm超、250mm超、又は300mm超であってもよい。理解されるように、いくつかの実施形態では、摩擦洗浄表面は、2500mm超、10,000mm超、25,000mm超、50,000mm超、又は60,000mm超のハウジング材料の表面積をカバーしてもよい。
封止可能なバッグ用のハウジング材料の表面に付着されるポリマーは、固体状態、半固体状態、又は液体状態であってもよい。付着を容易にするために、ポリマーは、より整然とした付着及びより良好な配置を可能にすることができることから、固体又は半固体状態で使用されてもよい。これに関し、ポリマーは、シート、ブロック、塊、ボール、又は任意のその他の形状の形をとってもよい。いくつかの実施形態では、ある量のポリマーは、単一の単位、多数の単位、又は部分的に接合された単位として得ることができる。いくつかの実施形態では、ポリマーのシートは、用具の形状に実質的に一致するように切り取ることができる(例えば、ダイカット(die cut))ので、方法を簡略化することができ、また、ポリマーを用具の全体に、より均等に分布させることができるので、摩擦洗浄表面のより良好な形成が可能になり得、それによって用具の空隙領域の凹部へのポリマーの、より良好な取込みが可能になる。さらに、ポリマーのシートの使用は、ポリマーが分散されているので、ポリマーの軟化に必要なエネルギーの量を低減させることができる。「シート」という用語は、平らなシート、メッシュシート、パターニングされたシート(patterned sheet)、様々な厚さのシート、穿孔されたシートなどを含むものとする。いくつかの実施形態では、アパーチャ(aperture)を有するシートは、ポリマーが用具のリセス部(recess)と実質的に一致するように且つアパーチャが用具の空隙領域の凸部又は平らなセクションと一致するように調製されてもよい。
摩擦洗浄表面は、特に限定されるわけではなく、比較的剛性(rigid)の洗浄表面又は柔軟な(flexible)洗浄表面を含んでいてもよい。携帯性のためには、柔軟な洗浄表面が有益かもしれない。いくつかの実施形態では、摩擦洗浄表面は、複数の凸部(例えば、隆線部(ridge)又はノブ(knob)など)及び/又は凹部(例えば、イナンデーション(inundation)、ディボット(divot)、チャネル(channel)など)を含んでいてもよい。凹部及び/又は凸部は、細長くてもよく、他の凸部又は凹部に接続されていてもよく、不連続の単位であってもよく、均一に成形されていてもよく、又は不規則に成形されていてもよい。いくつかの実施形態では、凹部及び/又は凸部、又はその部分は、先細りのプロファイル(tapered profile)を有していてもよい。例えば、凹部及び/又は凸部は、半円形、円形セグメント、半楕円形、楕円形セグメント、ピラミッド形、三角形状、五角形状、又は波形の断面を含んでいてもよい。或いは、凹部及び/又は凸部は、四角形状の断面を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、洗浄表面は、複数の異なる形状の又はサイズの凹部及び/又は凸部を含んでいてもよい。凹部及び/又は凸部は、洗浄表面の全て又は一部をカバーしてもよい。テキスタイルへの損傷を最小限に抑えるために、洗浄表面は、低研磨表面(例えば、突出部は比較的鋭利ではなく及び/又は弾性材料で構成される)であってもよい。
いくつかの実施形態では、洗浄表面は、ハウジングの全内面の50%未満、40%未満、30%未満、又は20%未満を占めてもよい。凹部及び/又は凸部は、ハウジング上に均一に分布されてもよく、及び/又は、ハウジングの長さ若しくは幅の中間点の周りに又は封止された場合にはハウジングの長さの中間点の周りに集中していてもよい。
いくつかの実施形態では、形成された洗浄表面は、凹部及び/又は凸部が設けられる基材(base)を含んでいてもよい。基材は、摩擦洗浄表面にさらなる安定性を与えることができ、凹部及び/又は凸部が集まる(bunch up)のを防止し、及び/又は圧力をより広い面積に分散させ、それによってハウジング又は把持表面の摩耗を低減させることができる(以下に記述する)。いくつかの実施形態では、基材は、約0.05mm〜1mmの厚さを有していてもよい。基材を形成することにより、使用の際に最も大きな応力下に存在しがちな及び/又は最も素早く擦り切れがちなハウジング部分に、さらなる強度及び/又は厚さを与えることができる。基材を設けることは、空隙領域の形状に設計されてもよく、及び/又は用具に周縁リップ(peripheral lip)を含めることによって設計されてもよい。或いは基材は、用具の空隙領域の体積を超えるある体積のポリマーを使用することによって、及び/又は、用具に加えられる熱及び/若しくは電流及び/若しくは周波数並びに/又は用具に加えられる圧力のレベル若しくは持続時間を調節することによって、形成されてもよい。
いくつかの実施形態では、用具の空隙領域の体積は、2,000mm〜400,000mm、5,000mm〜200,000mm、15,000〜150,000mm、35,000mm〜85,000mm、又は45,000mm〜70,000mmであってもよい。
いくつかの実施形態では、ある量のポリマーは、用具の空隙領域の体積に等しい又はそれより大きくてもよい。これは、軟化したポリマーを実質的に全ての空隙領域の体積中に取り込むことが可能であるという利益を得ることができる。用具の空隙領域の体積よりも多いポリマーの量は、軟化したポリマーを、空隙領域の体積の70%超、80%超、90%超、95%超、又は実質的に全てに取り込むことを可能にするのに役立てることができ、及び/又は摩擦洗浄表面の基材を提供することができる(例えば、上述のように)。用具の空隙領域は、用具の空の体積として計算することができる(例えば、空隙領域の体積は、用具の空隙領域を満たすのに必要な材料の体積と同じと考えられる)。特定の厚さの基材が望まれる場合、基材の体積は、使用されるポリマーの最適な量の計算に含めることができる。
上述のように、ある量のポリマーはシートとして得てもよい。いくつかの実施形態では、ポリマーのシートは、0.1mm〜8mm、0.2mm〜4mm、0.4mm〜3mm、又は0.6mm〜1mmの厚さを有していてもよい。いくつかの実施形態では、様々な厚さを有するシートも本発明により企図されるので、このポリマーシートの厚さはシートの平均厚さであり得る。シートの形をしたポリマーに必要な平均厚さは、用具の空隙領域の体積と、望ましいと考えられる摩擦洗浄表面の基材の厚さとに関して決定されてもよい。
ポリマーは、配置されたときに用具に熱及び/又は電流及び/又は周波数を加えることによって軟化することができ、且つ熱及び/又は電流及び/又は周波数を除去し及び/又は重合剤を加えることによって引き続き重合することが可能な、任意のポリマーであってもよい。いくつかの実施形態では、ポリマーは、27.12MHzという高周波数を使用して測定したときに、1よりも大きい又は2よりも大きい比誘電率を有するポリマーであってもよい。ポリマーは:ABS、アクリル、Aclar、APET、Barex 210、Barex 218、セルロースアセテート、セルロースアセテートブチレート、セルロースナイトレート、セルローストリアセテート、エチルビニルアルコール(EVA,ethyl vinyl alcohol)、EVOH、ナイロン(ポリアミド)、ペラタン、PET、ポリエステルグリコール(PETG,polyester glycol)、Pliofilm(塩酸ゴム)、フェノール−ホルムアルデヒド、ポリエチレン、ポリメチル:メチルアクリレート、ポリウレタン、ポリウレタンフォーム、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、Saran(ポリ塩化ビニリデン)、又は前述のいずれかの誘導体若しくは組合せを含む群から選択されるポリマーを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ポリマーは、ウレタンポリマー又はPVCポリマーであってもよい。
用具は、この用具に熱及び/又は電流及び/又は周波数を加えることによってポリマーを軟化させることが可能な、任意の適切な材料で構成されていてもよい。いくつかの実施形態では、用具は、金属製の用具である。いくつかの実施形態では、用具は、アルミニウム、鋼、チタン、銅、鉄、又は前述のいずれか1又は2以上を含む複合体若しくは合金で構成されていてもよい。いくつかの実施形態では、用具は、アルミニウム製の用具である。
用具に加えられた熱及び/又は電流及び/又は周波数は、高周波溶接(又は無線周波溶接)、振動溶接、又は超音波溶接を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、熱及び/又は電流及び/又は周波数を加えるステップは、約27.12MHzの無線周波数を加えることを必要とし得る。正確な周波数及び持続時間は、ポリマーのタイプ、ポリマーの厚さ及び形、並びに用具の空隙領域の体積(例えば、リセス部の深さ及び/又は凸部の高さ)に依存することになる。いくつかの実施形態では、機械的圧力を用具に加えて、用具をある量のポリマー及びハウジング材料に押圧してもよい。いくつかの実施形態では、用具の重量と重力との組合せによって、用具とある量のポリマー及びハウジング材料との間に充分な圧力を提供することができる。
必要とされる加熱電流/周波数、時間、及び圧力は、例えばポリマーのタイプ、ポリマーの厚さ、形成される摩擦洗浄表面の表面積、及び用具の構成を含めたいくつかの因子に依存することになることが理解されよう。いくつかの実施形態では、加熱電流、加熱時間、及び圧力に最適な設定は、最初に最小限の電力、最小限の時間(例えば、1秒未満又は2秒未満)、及び中程度の圧力で試験をすることによって決定することができる。接合が弱く、及び/又は摩擦洗浄表面が適切ではない状態で形成された場合、時間は3秒又は4秒まで徐々に延ばしてもよい。次いで電力は、良好な接合及び適切に形成された摩擦洗浄表面が得られるまで、漸進的に増加させてもよい。燃焼及びアーク形成を最小限に抑えるため、加熱電流を、良好な接合及び摩擦洗浄表面の形成に矛盾のないようにできる限り低く保ってもよい。
いくつかの実施形態では、ポリマーを軟化させるため、約27.12MHzの無線周波数を0.25〜10秒間又は0.5〜5秒間、用具に加えてもよい。用具及び伝導性底面は、周波数がポリマー及びハウジング材料内に向かうように、電極として作用してもよい。
理解されるように、用具の形状は、摩擦洗浄表面の所望の形状によって決定することができる。いくつかの実施形態では、用具は、隆起した周縁リップを含んでいてもよい。周縁リップは、ステップiii中に軟化したポリマーを収容するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、周縁リップは、摩擦洗浄表面の基材(基材が存在する場合)の厚さを定めるのに使用されてもよい。基材の厚さは、周縁リップと空隙領域の凸部/凹部との間の高さの差であってもよい。
いくつかの実施形態では、用具は、過剰な軟化ポリマーを取り込むために、用具の周縁に隣接するチャネルを含んでいてもよい。これに関し、軟化したポリマーは用具の周縁を越えることが少なく、乱雑に見える可能性がある。チャネルは、周縁リップと併せて又は周縁リップを存在させずに設けてもよい。
ハウジング材料は、任意の適切な防水材料を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ハウジング材料は、本明細書で既に述べたポリマーのいずれか1つを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ハウジング材料は、合成繊維又は天然繊維を含んでいてもよい。繊維は、個々の繊維であってもよく、又は織布、不織布、フィラメント、スレッド(thread)、若しくはヤーン(yarn)の部分であってもよい。繊維、布、フィラメント、スレッド、又はヤーンは、ポリマー(例えば、前述のポリマーのいずれかを含む)でコーティングされていてもよく、封入されていてもよく、又は含浸させていてもよい。いくつかの実施形態では、繊維を、繊維の非組織化配置構成(unorganised arrangement of fibre)(例えば、液体ポリマー又はポリマー層に混合され又はコーティングされる)としてハウジングに含めてもよく、マット状にまとめてもよく、又は繊維、フィラメント、スレッド、若しくはヤーンの組織化配置構成(organised arrangement of fibre)(例えば、織布、スクリム(scrim)、又は一方向繊維の1若しくは2以上の層若しくはライン)として含めてもよい。本明細書で使用されるスクリムという用語は、繊維、フィラメント、又はスレッドを網状パターンに配置し、交点でそれらを接合することによって(例えば、編むことによって、結ぶことによって、又は接着することによって)生成された基材布成分を意味するものとする。いくつかの実施形態では、ハウジング材料は、0.5〜600、1〜300、25〜220、又は30〜80デニールの布又は繊維を有する布を含んでいてもよく、及び/又は繊維は、0.5未満のデニールのマイクロファイバーである。
繊維は、セルロース繊維、鉱物繊維、ポリマー繊維、マイクロファイバー、植物性繊維、木質繊維、又は動物性繊維を含んでいてもよい。そのような繊維の例には:ナイロン繊維、ポリエステル繊維(例えば、Dacron(登録商標)、PET、PBT)、超高分子量ポリエチレン繊維(例えば、Dyneema(登録商標)、Spectra(登録商標)、Pentex(登録商標)、Certran(登録商標))、液晶ポリマー繊維(例えば、Vectran(登録商標)、Zylon PBO(登録商標))、アラミド繊維(例えば、Kevlar(登録商標)(Kevlar(登録商標)49又はKevlar(登録商標)Edge(商標)を含む)、Technora(登録商標)、Twaron(登録商標)、Nomex(登録商標))、炭素繊維、フェノール−ホルムアルデヒド(PF,phenol-formaldehyde)、ポリビニルアルコール繊維(PVA,polyvinyl alcohol fibre)、ポリ塩化ビニル繊維、ポリオレフィン繊維(PP又はPE)、PBO Zylon繊維、PEN繊維(ポリエチレンナフタレート)、ポリウレタン繊維、レーヨン繊維、木綿繊維、絹繊維、羊毛繊維、リネン繊維、麻繊維、コイア繊維、及びジュート繊維が含まれる。
繊維、フィラメント、スレッド、ヤーン、又は布がポリマーでコーティングされる実施形態では、ポリマー被覆は薄い被覆であってもよい(例えば、100nm〜500nm)。いくつかの実施形態では、ポリマー被覆は100nm〜50μm、又は100nm〜200μm、又は100nm〜300μm、又は50μm〜200μmであってもよい。より厚い又はより薄いコーティングも、本発明により企図される。
いくつかの実施形態では、繊維、フィラメント、スレッド、ヤーン、又は布をコーティングし、含浸させ、又は封入するのに使用されるポリマーは、4g/m〜400g/m、又は15g/m〜300g/m、又は20g/m〜30g/m、又は30g/m〜80g/mの量で使用されてもよい。より高い又はより低い量も、本発明により企図される。布をコーティングするのに使用される場合、ポリマーは、布の内面、外面、又は両面に設けられてもよい。
いくつかの実施形態では、布は、耐久性の増大及び/又は重量の低減のために特定の製織パターン又はプロセスを含んでいてもよい。例えば、布は、リップストップ布、Cordura(登録商標)布、Kodra布、Oxford織布、又はTaffeta(登録商標)布を含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、繊維は、一方向繊維層が形成されるように並んで配置されてもよく、それによって、一部の織布で生じ得るクリープ(creep)又はクリンプ(crimp)が低減する。多方向に布の強度を増大させるため、繊維層が異なる方向(例えば、第1の層に対して30°、45°、又は90°)に配向している多数の層を使用してもよい。いくつかの実施形態では、防水ハウジングは、CTF3布(CUBIC TECH CORP)又はCuban布(プラズマ処理された超高分子量ポリエチレン繊維及びモノフィラメントポリエステル被膜)を含んでいてもよい。
いくつかの実施形態では、ハウジングは、ナイロン布、アクリル布、ポリエステル布、又はビニル布を含んでいてもよく、この布は、PVC、ポリウレタン、PET、EVA、ABSプラスチック、シリコーン、又はラテックスを少なくとも片面にコーティングし又は含浸させてもよい。
摩擦洗浄表面とハウジング材料との効果的な接合を容易にするために、ハウジング材料は、ハウジング材料に付着されるある量のポリマーとの溶接適合性を有するポリマーを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、ポリマーは異なるタイプのものであってもよい。いくつかの実施形態では、ポリマーは同じタイプのものであってもよい(例えば、共にウレタンであって、異なる化学組成を有するウレタン)。いくつかの実施形態では、ポリマーは同一であってもよい。
いくつかの実施形態では、方法はさらに、摩擦洗浄表面の位置の少なくとも一部を裏打ちするハウジング材料の表面で、把持表面を同時に生成することも含んでいてもよく、この方法は:iv)ある量のポリマーの一部にハウジング材料内を通り抜け(pass through)させて、ステップiii)中に(during step iii))把持表面を形成するさらなるステップ;又はv)摩擦洗浄表面の位置の少なくとも一部を裏打ちするハウジング材料の表面に第2の量のポリマーを付着させ、第2の量のポリマーもステップiii)中にハウジング材料に接合させるさらなるステップを含む。2つの量のポリマーが使用される場合、ポリマーは同一であってもよく、同じポリマータイプ又は異なるタイプのポリマーであってもよいことが理解されよう。ポリマーがハウジング材料内を通り抜けるのを容易にするのを助けるため、ハウジング材料は、1又は2以上の小さいアパーチャを含んでいてもよい。そのようなアパーチャは、0.001mm〜5mmの直径/幅を有していてもよい。把持表面は、パターニング用具(例えば、凸部又は凹部を含む空隙領域を有する用具)を使用することによって、パターニングされてもよい。
把持表面を設けることは、摩擦洗浄表面を使用中に実質的に同じ場所に保持することが可能になり得る(例えば、ハウジングが滑るのを防止する)ので、有利とすることができる。テキスタイルが洗浄表面に擦り付けられるにつれて洗浄表面が移動し、及び/又は凸部/凹部がずれて集まる(bunch up)場合(特に、摩擦洗浄表面が上述の基材を含まない場合)、洗濯デバイスは、それほど効果的ではなくなる。把持表面はまた、防水ハウジングとそれが使用される表面との間に障壁を提供することができ、それによってハウジング材料の研磨及び摩耗が低減されるので、有利と考えられる。
把持表面のポリマーは、本明細書で既に述べたポリマーのいずれかを含んでいてもよく、エラストマーポリマーを含んでいてもよい。把持表面のポリマーは、シート、メッシュ、格子、小塊などの形で付着させてもよい。いくつかの実施形態では、用具のサイズにほぼ合わせて切り出されるシート、メッシュ、格子として把持表面を設けることによって、より整然として見える製品を得ることができる。いくつかの実施形態では、大きいアパーチャを有するシート、メッシュ、又は格子は、格子状の又は網状の把持表面を設けることができるので、有利と考えられる。滑らかな湿潤表面で使用される場合、水は、少なくとも部分的に把持表面のアパーチャ又はリセス部に移動されてもよく、それによって、網状又は格子状の把持表面が滑らかな表面を把持する能力が改善される。
いくつかの実施形態では、把持表面は、0.5超、0.75超、1.0超、1.25超、1.50超、2.0超、2.5超、又は3.0超の静又は動摩擦係数を有していてもよい。いくつかの実施形態では、形成された把持表面は、ハウジング材料の非把持部分の摩擦係数よりも、少なくとも25%、少なくとも50%、少なくとも100%、少なくとも200%、少なくとも300%、少なくとも400%、少なくとも500%、少なくとも600%、少なくとも700%、又は少なくとも800%大きい摩擦係数を有していてもよい。
本発明は、本明細書に記述される方法により生成された、テキスタイル物品を洗浄するための内部摩擦洗浄表面を有する封止可能な防水バッグ用のハウジング材料も提供する。ハウジング材料は、既にバッグの形をとっていてもよく、又はバッグの構成に使用されてもよい。
本発明は、本明細書に記述される方法を使用して本明細書に記述されるバッグを生産するのに使用される場合、摩擦洗浄表面の形状に相補的な凹部及び/又は凸部を含む空隙領域を有する用具も提供する。
次に、本発明の特定の実施形態について記述する下記の例を参照する。これらの例は、特許請求の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
本発明の実施形態による方法のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態による用具の斜視図である。 本発明の実施形態により使用される、図2の用具の斜視図である。 図3Bの断面αを、正確ではない縮尺で表した図である。 図3A及び図3Bの用具を使用して形成された摩擦洗浄表面の斜視図である。 図3Dの断面βを、正確ではない縮尺で表した図である。 図3Dの摩擦洗浄表面を含むハウジング材料を使用して構成された、1又は2以上のテキスタイル物品を洗浄するための封止可能な防水バッグの斜視図である。 本発明の実施形態により生産された、完成後の封止可能な防水バッグの斜視図である。
図1に示されるように;ある量のポリマー22をハウジング材料20に付着させ;用具10をポリマー22上に配置し;熱及び/又は電流及び/又は高周波数を加えてポリマー22を軟化させ、このポリマーを用具10の空隙領域24に引き込んで、摩擦洗浄表面30の形状を形成し;用具10を除去し、ポリマー22を冷まし;次いで、封止可能な防水バッグ40の構成を完了させることができる。任意選択で、第2のポリマー38をハウジング材料20の下及び第2の用具11上に付着させて、把持表面48を、形成された摩擦洗浄表面30を裏打ちするハウジング材料20上に形成させてもよい。同様に任意選択で、圧力を用具10に加えて、ポリマー22を空隙領域24に引き込むのを助けてもよい。
次に本発明の実施形態について、図2及び図3の図面を参照しながら記述する。
図2は、空隙領域24を有する用具10を示す。空隙領域24は、面14に設けられ、リセス部12を含む。用具10は、用具10の周縁に隣接して走るチャネル16も含む。リップ(lip)18も示されている。隆線部26が、用具10の中間に設けられ、テキストの隆線部又はチャネル28は、約0.2〜0.4mmの深さ又は高さで設けてもよい。用具10は、アルミニウムから作製され、300mm×240mm×15mm(長さ×幅×深さ)の近似寸法を有する。リセス部12は、約1〜1.3mmの深さを有する。
図3は、摩擦洗浄表面30の生成と、封止可能な防水バッグ40用のハウジング材料20の表面に対するこの摩擦洗浄表面30の接合とを同時に行う、使用中の用具10を示す。図3Aに示されるように、ウレタン又はPVC(厚さ約0.6mm)のダイカットシートの形をしたポリマー22が、ハウジング材料20、即ち片面がウレタンでコーティングされた40デニールのナイロン織布上に配置される。用具10をポリマー22上に降ろす(図3B)。任意選択で、第2のポリマー38を、第2の用具11上及びハウジング材料20の下に置いて、把持表面を形成してもよい。用具11又はハウジング材料20は、伝導性プレート21上に置かれる。用具10が所定場所に置かれたら、約27.12MHzの無線周波数(radio frequency)を用具10に0.5〜5秒間加え、それと共に下方圧力を加える。無線周波数及びそれによって発生した熱は、ポリマー22を軟化するように作用する。ポリマー22の軟化及び用具10によって加えられた圧力の影響により、ポリマー22はリセス部12に引き込まれて、ノブ36を形成する(図3C及び3D)。過剰な軟化ポリマーは、チャネル16に取り込まれ、隆起リップ18により、用具10の下のエリア外への漏洩が阻止される。さらに、ハウジング材料20のウレタンコーティングも軟化し、ポリマー22と融合する。用具10の隆線部26は、摩擦洗浄表面30の基材33に折り目32を生成する。折り目32は、完成した摩擦洗浄表面を折り曲げるのを支援する。基材33は、厚さが約0.3mmであり、ハウジング材料20上で僅かに隆起し、ノブ36を接続している(図3E)。用具10を除去すると、この時点でハウジング材料20にしっかり接合している摩擦表面30の形状をとるポリマー22が冷却される。テキストの隆線部又はチャネル28は、刻印され(impressed)又はエンボス加工されたテキスト34を摩擦洗浄表面30上にもたらす。
次いで、ハウジング材料20を使用した封止可能なバッグ40の構成は、必要な継ぎ目を縫い合わせ又は溶接することによって完了してもよい。図4に示されるように、縁部50は一つに接合され、末端ハウジング小片(end housing piece)52が縁部54に取着される。図5に示されるように、封止可能なバッグ40は、ストラップ43及びクリップ44を含んだロールダウン封止材42を含んでいてもよい。封止可能なバッグ40は、弁46を含んでいてもよい。任意選択で、封止可能なバッグ40はさらに、把持表面48を、摩擦洗浄表面30を裏打ちするハウジング材料20の外側に含んでいてもよい。

Claims (15)

  1. 摩擦洗浄表面の生成と、1又は2以上のテキスタイル物品を洗浄するための封止可能な防水バッグ用のハウジング材料の表面に対する前記摩擦洗浄表面の接合とを、同時に行う方法であって、
    i)ある量のポリマーを、前記封止可能なバッグ用の前記ハウジング材料の表面に付着させるステップと、
    ii)生成される前記摩擦洗浄表面の形状に相補的な凹部及び/又は凸部を含む空隙領域を含んだ用具を、前記ある量のポリマーの上に配置するステップと、
    iii)前記用具に熱及び/又は電流及び/又は周波数を加えて前記ポリマーを軟化させ、前記摩擦洗浄表面形状を形成させるのと同時に、前記摩擦洗浄表面を前記封止可能なバッグ用の前記ハウジング材料に接合させるステップと
    を含む方法。
  2. ある量のポリマーが、ポリマーのシートとして設けられる、請求項1に記載の方法。
  3. ポリマーのシートが、0.2mm〜3mm又は0.8mm〜1.4mmの平均厚さを有する、請求項2に記載の方法。
  4. 用具の空隙領域が、2,000mm〜400,000mmの体積を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 用具が、アルミニウム、鋼、チタン、銅、鉄、又は前述のいずれか1又は2以上を含む複合体若しくは合金で構成される、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. ステップiii)が、電流又は約27.12mHzの周波数を加えることを含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. ハウジング材料が、任意選択で織布、不織布、フィラメント、スレッド、又はヤーンの形をとる合成又は天然繊維を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 繊維、フィラメント、スレッド、ヤーン、又は布が、ポリマーでコーティングされ、封入され、又は含浸させた、請求項7に記載の方法。
  9. ハウジング材料が、0.5〜600、1〜300、25〜220、又は50〜100デニールの布又は繊維を有する布を含み、及び/又は、繊維が、0.5未満のデニールのマイクロファイバーである、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. ハウジングが、ナイロン布、アクリル布、ポリエステル布、又はビニル布を含み、前記布が、PVC、ポリウレタン、シリコーン、又はラテックスを少なくとも片面にコーティングし又は含浸させた、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 摩擦洗浄表面の位置の少なくとも一部を裏打ちするハウジング材料の表面で、把持表面を同時に生成するステップをさらに含み、
    iv)ある量のポリマーの一部に前記ハウジング材料内を通り抜けさせて、ステップiii)中に前記把持表面を形成するさらなるステップ、
    v)又は、前記摩擦洗浄表面の位置の少なくとも一部を裏打ちする前記ハウジング材料の表面に第2の量のポリマーを付着させ、前記第2の量のポリマーもステップiii)中に前記ハウジング材料に接合させるさらなるステップ
    を含む、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載のポリマーが、1より大きい又は2より大きい比誘電率を有するポリマーを含む、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. ポリマーが、ポリウレタン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ナイロン、EVA、又はABSプラスチックを含む群から選択される、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 請求項1〜13のいずれかにより生成された、テキスタイル物品を洗浄するための内部摩擦洗浄表面を有する封止可能な防水バッグ用のハウジング材料。
  15. 請求項1〜13のいずれかに記載の方法を使用して請求項14に記載のハウジング材料を生成するのに使用される場合、摩擦洗浄表面の形状に相補的な凹部及び/又は凸部を含む空隙領域を有する用具。
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