JP2015514368A - ローカル切断後のpdnへの再接続前のepsベアラ同期の実行 - Google Patents

ローカル切断後のpdnへの再接続前のepsベアラ同期の実行 Download PDF

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Abstract

本開示のいくつかの態様は、データサービスアベイラビリティを改善するための方法および装置に関する。いくつかの態様は、UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることとを含む、UEによるワイヤレス通信のための方法および装置を提供する。

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年3月30日に出願された「METHODS AND APPARATUS FOR IMPROVING DATA SERVICE AVAILABILITY」と題する米国仮出願第61/618,561号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、データサービスアベイラビリティを改善するための方法および装置に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように、コストを下るように、サービスを改善するように、そして、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合するように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることとを含む。
[0006]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定するための手段と、第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとるための手段とを含む。
[0007]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、概して、UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることとを行うように構成される。
[0008]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。本コンピュータプログラム製品は、概して、UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を含む。
[0009]ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 [0010]アクセスネットワークの一例を示す図。 [0011]LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 [0012]LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 [0013]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 [0014]本開示のいくつかの態様による、アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0015]本開示のいくつかの態様による、パケットデータネットワーク(PDN)に接続するようにとの要求の拒否を回避するための、ユーザ機器(UE)によって実行される例示的な動作を示す図。 [0016]本開示のいくつかの態様による、図7に示す動作を実行することが可能な例示的な構成要素を示す図。 [0017]本開示のいくつかの態様による、パケットデータネットワーク(PDN)に接続するようにとの要求の拒否を回避するための、ユーザ機器(UE)によって実行される例示的な動作を示す図。
詳細な説明
[0018]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0019]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0020]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0021]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
[0022]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。例示的な他のアクセスネットワークは、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)PDN、インターネットPDN、管理PDN(たとえば、プロビジョニングPDN)、キャリア固有のPDN、事業者固有のPDN、および/またはGPS PDNを含み得る。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0023]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、X2インターフェース(たとえば、バックホール)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0024]eNB106はS1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、たとえば、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。この方法では、UE102は、LTEネットワークを通してPDNに結合され得る。
[0025]PDNゲートウェイ118は、一般に、インターネット、イントラネットなど、事業者のIPサービス122中に一般に含まれるPDNへのアクセスをUEに与える。いくつかの態様では、LTEネットワーク100は、UE102とネットワークの様々な他の構成要素との間の通信のための、ベアラと呼ばれる1つまたは複数の論理接続をセットアップする。たとえば、LTEネットワークは、UE102とE−UTRAN104との間の通信のための1つまたは複数の無線ベアラ(RB:radio bearer)をセットアップし得る。UE102がE−UTRAN104を越えて、たとえばPDNに通信することを可能にするために、LTEネットワークは、1つまたは複数の拡張パケットサービス(EPS:Enhanced Packet Services)ベアラをセットアップし得る。一態様では、無線ベアラとEPSベアラとの間に1対1マッピングが存在する。
[0026]MME112は、UE102がPDNと通信することを可能にするためのベアラを作成することを担当する制御プレーンエンティティである。MME112は、概して、UE102とEUTRAN/PDNとの間のデータの通信に参加しない。MME112は、UE102とPDNとの間の接続(たとえばインターネット)をセットアップするのを単に助ける。これは、MME112が、UE102とPDN123との間の通信のための無線ベアラおよび/またはEPSベアラをセットアップすることを含み得る。一態様では、UE102がPDN123と通信することを希望するが、すでにセットアップされた必要なベアラを見つけられない場合、UE102は、PDN123との通信のために必要とされるベアラを作成するようにMME112に要求し得る。
[0027]いくつかの態様では、UE102がLTEカバレージ中にあり、LTEネットワークに接続されているとき、UE102は常に、少なくとも1つのPDNゲートウェイ/PDNに接続されている。UE102が1つまたは複数の追加のPDNに接続すること(たとえば、デフォルトネットワーク、たとえばインターネットに接続されながら、イントラネットに接続すること)を望む場合、UE102は、(たとえば、ベアラがまだLTEネットワークによってセットアップされていないので)各新しいPDNに接続するためにUE102とMME112との間で実行されるPDN接続性要求プロシージャを使用し得る。ベアラがMME112によってセットアップされると、UE102はデータをPDNゲートウェイ/新しいPDNに送ることを開始し得る。いくつかの態様では、追加のPDNへの接続が事業者によって必要とされることがある。
[0028]LTEネットワークとネットワークとは、以下で(たとえば、図7の説明まで)互換的に使用される。
[0029]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、リモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)と呼ばれることがある。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルであり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
[0030]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、Evolved UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
[0031]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコードし(たとえば、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコードされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
[0032]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0033]以下の詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様について、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関して説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0034]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、0〜9のインデックスをもつ等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続OFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0035]LTEでは、eNBは、eNB中の各セルについて1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)と2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)とを送り得る。1次同期信号および2次同期信号は、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)をもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送り得る。PBCHはあるシステム情報を搬送し得る。
[0036]eNBは、各サブフレームの最初のシンボル期間中で物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるいくつか(M個)のシンボル期間を搬送し得、ここで、Mは、1、2または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅では4に等しくなり得る。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間中に物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中に物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。
[0037]eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSS、およびPBCHを送り得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方法でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方法でPDSCHを送り得る。
[0038]各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素(RE)は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間中に基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)に構成され得る。各REGは、1つのシンボル期間中に4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数全体にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICHのための3つのREGは、すべてシンボル期間0に属し得るか、またはシンボル期間0、1および2に拡散され得る。PDCCHは、たとえば、最初のM個のシンボル期間中に利用可能なREGから選択され得る、9個、18個、36個、または72個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して許可され得る。
[0039]UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索する組合せの数は、一般に、PDCCHに対して可能にされた組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
[0040]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0041]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0042]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するためにリソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
[0043]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0044]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、メディアアクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0045]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0046]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0047]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0048]TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、コーディングされ変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコードされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0049]UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0050]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での多重分離と、パケット再統合と、復号(decipher)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0051]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
[0052]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0053]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0054]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
データサービスアベイラビリティを改善するための例示的な方法および装置
[0055]いくつかの態様では、規格が様々なシナリオでのLTEネットワーク/UEビヘイビアを定義する。たとえば、UEがLTEカバレージ中にあり、PDNがLTEネットワークまたはUEのいずれかによって切断されなければならない場合、明示的オーバージエア(over the air; OTA)シグナリングが使用されなければならない。たとえば、明示的OTAシグナリングは、UEがPDNを切断することを望むときに、UEがPDN切断要求をネットワークに送ることを含み得る。PDN切断要求を受信したことに応答して、ネットワークは、たとえば、接続のために使用されたベアラを割振り解除することと、PDNへの接続のためにUEに割り振られたIPアドレスを割振り解除することと、接続のために割り振られたリソースを解放することと、ネットワーク側のコンテキストをクリアすることと、UEにコンテキストをクリアするように命令することとによって、PDN接続に関するリソースをクリアし得る。
[0056]さらに、規格によれば、LTEカバレージ外にある間、UEがPDNへの接続をティアダウン(tear down)することを必要とする場合、UEはローカルに接続を終了しなければならない。さらに、UEは、それがLTEネットワークに戻るとすぐに、UEのベアラステータスをネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU:Tracking Area Update)を実行するように要求される。同様に、UEがLTEカバレージ外にあるときにネットワークがPDNを切断する場合、UEがサービス要求を行うときはいつでも、UEは、1つのデータ無線ベアラ(DRB:data radio bearer)が消失していることに気づき得、PDNと通信するために割り当てられたコンテキストとリソースとのローカルクリーンアップを実行するように要求される。したがって、規格は、ネットワークとUEとが、規格ベースのプロシージャを使用して常に同期していると仮定する。
[0057]しかしながら、UEがネットワークと同期外れになることにつながり得る、規格によって予期されていない状況があり得る。たとえば、いくつかのシナリオ(たとえばパケットロスを生じ得る輻輳)では、UEは、LTEネットワークカバレージ中にある間、所定の時間期間の間、メッセージをPDN上で送るのを停止するように命令され得る。これは一般に、データスロットリングまたはバックオフと呼ばれる。しかしながら、UEが、LTEネットワークカバレージ中にある間、データスロットリング中に(たとえばUE上のブラウザを閉じることによって)PDNをローカルに切断し、所定の時間期間(またはデータスロットリング)の満了後にPDNに再接続するように要求する場合、ネットワークは依然としてUEがPDNに接続されていると考えるので、ネットワークはUEの要求を拒否し得る。これは、ネットワークが、規格によって定義された上記の同期機構により、そのような状況が起こることをまったく予想しないからである。しかしながら、このシナリオについて定義されたTAUトリガがあり得ないので、UEは、PDNに再接続している間、TAUプロシージャを実行し得ず、したがって、LTEネットワークとUEとが同期外れになる(たとえば、UEの知覚されているEPSベアラのステータスが、ネットワークの知覚されているEPSベアラのステータスに一致しない)ことにつながる。一態様では、ネットワークが、たとえば非アクティビティの結果として、UEをPDNから切断されるべきものとして扱うまで、UEからの再接続要求の拒否は続き得る。この状況は、UEが再びネットワークと同期するまで、UEがPDNによって提供されるサービスにアクセスできないことにつながり得る。
[0058]本開示のいくつかの態様は、PDNに接続または再接続するようにとの要求の拒否を回避するためにUEがとり得る、1つまたは複数のアクションについて説明する。
[0059]第1の態様では、データスロットリング中にPDNがUEによってローカルに切断された場合、UEは、データスロットリング中にPDNへの接続がUEにおいてローカルに切断されたと決定した実質的直後に、UEのベアラステータスをLTEネットワークと同期させるためにTAUプロシージャを開始および/または実行し得る。
[0060]第2の態様では、データスロットリング中にPDNがUEによってローカルに切断された場合、UEは、フラグを設定する手段によって、PDNがローカルに切断されたことを記憶し、フラグが設定された場合、スロットリングタイマーの満了時にTAUプロシージャを実行し得る。
[0061]第3の態様では、サービス要求時に、UEは、UEのためにLTEネットワークによってセットアップされた余分のまたは未使用の(たとえば、予期しない)DRBまたはアクティブベアラコンテキストがあるかどうかを確認し得る。ある場合、UEは、それのベアラステータスをネットワークと同期させるためにTAUプロシージャを実行し得る。
[0062]第4の態様では、UEにあるアプリケーション(たとえば、インターネットブラウザ)がスロットル状態中にPDNから切断しようと試みた場合、要求はUEにおいてバッファされ得、バッファされた要求はデータスロットリングの満了時に実行され得る。
[0063]第5の態様では、UEは、PDNへの接続をローカルに切断することに対してフラグを設定し得る。LTEネットワークが、たとえば、(たとえば、原因コード#55を介して)PDN接続性拒否で応答することによって、PDNに接続するようにとのUEによる要求を拒否した場合、およびフラグが設定された場合、UEはベアラステータスを同期させるためのTAUを実行し得る。一態様では、このことは、TAUプロシージャが開始される回数を(たとえば、絶対に必要な場合のみに)低減し得る。
[0064]第6の態様では、サービス要求時に、UEは、ネットワークによってセットアップされた余分のまたは未使用の(たとえば、予期しない)DRBまたはアクティブベアラコンテキストがあるかどうかを確認し得る。ある場合、UEは、ネットワークがUEがすでにローカルに切断したPDNのためのPDNコンテキストを依然として有するかもしれない可能性を示すために、フラグを設定し得る。その後、ネットワークから(たとえば原因コード#55を用いて)PDN接続性拒否を受信すると、UEはフラグを検査し得る。フラグが設定されている場合、UEは、ベアラステータスをネットワークと同期させるためにTAUを実行し得る。
[0065]第7の態様では、UEがPDN接続性要求を実行し、ネットワークから(たとえば原因コード#55を用いて)PDN接続性拒否を受信した場合、UEは、要求がそれを求めて行われたPDNにすでに接続されているかどうかを確認し得る。接続されていない場合、UEは、ベアラステータスをネットワークと同期させるためにTAUを実行し得る。このようにして、上記で説明した態様のうちの1つまたは複数は、ネットワークのEPSベアラステータスの認知とUEのEPSベアラステータスの認知とを同期させるためにTAUプロシージャを活用し得る。
[0066]図7に、本開示のいくつかの態様による、パケットデータネットワーク(PDN)に接続するようにとの要求の拒否を回避するための、ユーザ機器(UE)によって実行される例示的な動作700を示す。
[0067]動作700は、702において、UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することによって開始する。704において、UEは、第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとる。一態様では、第1のネットワークはLTEネットワークを含み得、第2のネットワークは、LTEネットワークを介して接続され得る。
[0068]一態様では、UEは、第2のネットワークへの接続がデータスロットリング中に切断されたと決定し得る。一態様では、少なくとも1つのアクションは、第2のネットワークへの接続がデータスロットリング中に切断されたと決定した実質的直後に、UEのベアラステータスを第1のネットワークと同期させるためにTAUプロシージャを開始することを含み得る。
[0069]一態様では、少なくとも1つのアクションは、UEによって第2のネットワークへの接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、フラグが設定された場合、UEのベアラステータスを第1のネットワークと同期させるために、スロットリングタイマーの満了時にTAUプロシージャを開始することとを含み得る。
[0070]一態様では、少なくとも1つのアクションは、第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、応答して、UEのベアラステータスを第1のネットワークと同期させるためにTAUを開始することとを含み得る。
[0071]一態様では、少なくとも1つのアクションは、データスロットリングが実施されている間、アプリケーションから第1のネットワークへの、第2のネットワークから切断するようにとの要求をバッファすることと、データスロットリングの満了まで要求をバッファすることと、データスロットリングの満了時に、バッファされた要求を第1のネットワークに転送することとを含み得る。
[0072]いくつかの態様では、UEは、第2のネットワークへの接続を求める後続の要求が第1のネットワークによって拒否されたことを検出し得る。一態様では、後続の要求の拒否は、第1のネットワークが第2のネットワークへの追加の接続を許可しないことを示す。一態様では、少なくとも1つのアクションは、第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定したことに応答して、フラグを設定することと、フラグが設定された場合、後続の要求の拒否を検出したことに応答して、UEのベアラステータスを第1のネットワークと同期させるためにTAUを開始することとを含み得る。別の態様では、少なくとも1つのアクションは、UEが第2のネットワークに接続されているかどうかを決定することと、後続の要求の拒否を検出したこととUEが第2のネットワークに接続されていないと決定したこととに応答して、TAUを開始することとを含み得る。
[0073]上記で説明した動作700は、図7の対応する機能を実行することが可能な任意の好適な構成要素または他の手段によって実行され得る。たとえば、図7に示す動作700は、図7Aに示す構成要素700Aに対応する。図7Aでは、PDN接続ステータス決定器710が、PDNへの接続がUE650においてローカルに切断されているかどうか、およびいつ切断されたかを決定し得る。たとえば、決定器710は、ユーザインターフェース720からの(たとえば、ブラウザウィンドウを閉じることによる)PDNのローカル切断を求める切断要求を感知し、PDNがUE650においてローカルに切断されたことを示すためにフラグを設定し得る。さらに、決定器710はまた、ローカル切断がデータスロットル状態中であったかまたはそうでなかったかの指示を記憶し得る。コントローラ/プロセッサ659は、PDNに接続するようにとのUE650による後続の要求の拒否を回避するための1つまたは複数のアクションをとり得る。一態様では、コントローラ659は、(たとえば、フラグが設定された場合)PDNへの接続がローカルに切断されたと決定するとすぐ、UE650のベアラステータスをeNB610と同期させるためにTAUプロシージャを開始し得る。
[0074]いくつかの態様では、PDNへの接続を求める後続の要求によって、決定器710は、eNB610がPDNのための予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有することに気づき得る。応答して、コントローラ659は、ベアラステータスをeNB610と同期させるためにTAUプロシージャを開始し得る。
[0075]いくつかの態様では、コントローラ659は、データスロットル状態中に、アプリケーションからの(たとえば、ユーザインターフェース720を介して受信した)PDNから切断するようにとの要求をバッファし得る。コントローラ659は、データスロットリングの満了時に、バッファされた要求をeNBに転送し得る。
[0076]図8に、本開示のいくつかの態様による、パケットデータネットワーク(PDN)に接続するようにとの要求の拒否を回避するための、ユーザ機器(UE)によって実行される例示的な動作800を示す。
[0077]動作800は、802において、LTEカバレージ中にある間、PDN接続をUEにおいてローカルに終了することによって開始する。上記で説明したように、PDNの終了は、たとえば、ユーザインターフェース上のブラウザウィンドウを閉じることにより起こり得る。804において、UEは、接続がデータスロットル状態中にローカルに終了されたかどうかを検査する。はいの場合、806において、UEはステータスフラグを設定する。しかしながら、PDN接続がデータスロットル状態中に終了されなかった場合、動作800はプロセスブロック808に直接進む。808において、UEは、それがPDNとの接続を再開する準備ができているとき、ステータスフラグを検査する。一態様では、UEは、データスロットリングの満了後にPDN接続を再開することを決定し得る。810において、UEがPDN接続をデータスロットル状態中に終了したことを示すステータスフラグが設定されている場合、UEは、それのベアラステータスをネットワークのベアラステータスと同期させるために、トラッキングエリア更新プロシージャを実行する。その後、UEは、PDNへの接続を要求するためにサービス要求をネットワークに送り得る。810において、フラグが設定されていない場合、UEのベアラステータスとネットワークのベアラステータスとは規格プロシージャに従ってすでに同期し得、UEは、サービス要求をネットワークに送ることに直接進み得る。たとえば、上記で説明したように、UEがPDN接続を非データスロットル状態中に終了した場合、UEは、規格規定のプロシージャに従って、オーバージエア(OTA)シグナリングを介して、UEのベアラステータスをネットワークと同期させなければならない。
[0078]開示したプロセス中のステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0079]本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらのアイテムの任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cを含むものとする。
[0080]以上の説明は、本明細書で説明した様々な態様を当業者が実施できるように与えたものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
[0080]以上の説明は、本明細書で説明した様々な態様を当業者が実施できるように与えたものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願明細書に最初に添付した特許請求の範囲に記載の内容を付記する。
[C1] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、 前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、 前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることと を備える、方法。
[C2] 前記第2のネットワークへの前記接続がデータスロットリング中に切断されたと決定すること をさらに備える、[C1]に記載の方法。
[C3] 前記少なくとも1つのアクションをとることは、前記第2のネットワークへの前記接続が前記データスロットリング中に切断されたと決定した実質的直後に、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することを備える、[C2]に記載の方法。
[C4] 前記少なくとも1つのアクションをとることは、 前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、 前記フラグが設定された場合、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるために、スロットリングタイマーの満了時にトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を備える、[C2]に記載の方法。
[C5] 前記少なくとも1つのアクションをとることは、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、 応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を備える、[C1]に記載の方法。
[C6] 前記少なくとも1つのアクションをとることは、 データスロットリングが実施されている間、アプリケーションから前記第1のネットワークへの、前記第2のネットワークから切断するようにとの要求をバッファすることと、 前記データスロットリングの満了まで前記要求をバッファすることと、 前記データスロットリングの満了時に、前記バッファされた要求を前記第1のネットワークに転送することと を備える、[C1]に記載の方法。
[C7] 前記第2のネットワークへの接続を求める後続の要求が前記第1のネットワークによって拒否されたことを検出すること をさらに備える、[C1]に記載の方法。
[C8] 前記後続の要求の前記拒否は、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークへの追加の接続を許可しないことを示す、[C7]に記載の方法。
[C9] 少なくとも1つのアクションをとることは、 前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、 前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を備える、[C7]に記載の方法。
[C10] 前記少なくとも1つのアクションをとることは、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定したことに応答して、フラグを設定することと、 前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を備える、[C7]に記載の方法。
[C11] 前記少なくとも1つのアクションをとることは、 前記UEが前記第2のネットワークに接続されているかどうかを決定することと、 前記後続の要求の前記拒否を検出したことと、前記UEが前記第2のネットワークに接続されていないと決定したこととに応答して、トラッキングエリア更新(TAU)を開始することと、 を備える、[C7]に記載の方法。
[C12] 前記第1のネットワークがロングタームエボリューション(LTE)ネットワークを備える、[C1]に記載の方法。
[C13] 決定することが、前記UEによって決定することを備える、[C1]に記載の方法。
[C14] 前記第2のネットワークが前記第1のネットワークを介して接続される、[C1]に記載の方法。
[C15] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、 前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定するための手段と、 前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとるための手段と を備える、装置。
[C16] 前記第2のネットワークへの前記接続がデータスロットリング中に切断されたと決定するための手段 をさらに備える、[C15]に記載の装置。
[C17] 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、前記第2のネットワークへの前記接続が前記データスロットリング中に切断されたと決定した実質的直後に、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始するように構成された、[C16]に記載の装置。
[C18] 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、 前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、 前記フラグが設定された場合、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるために、スロットリングタイマーの満了時にトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を行うように構成された、[C16]に記載の装置。
[C19] 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、 応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を行うように構成された、[C15]に記載の装置。
[C20] 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、 データスロットリングが実施されている間、アプリケーションから前記第1のネットワークへの、前記第2のネットワークから切断するようにとの要求をバッファすることと、 前記データスロットリングの満了まで前記要求をバッファすることと、 前記データスロットリングの満了時に、前記バッファされた要求を前記第1のネットワークに転送することと を行うように構成された、[C15]に記載の装置。
[C21] 前記第2のネットワークへの接続を求める後続の要求が前記第1のネットワークによって拒否されたことを検出するための手段 をさらに備える、[C15]に記載の装置。
[C22] 前記後続の要求の前記拒否は、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークへの追加の接続を許可しないことを示す、[C21]に記載の装置。
[C23] 少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、 前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、 前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を行うように構成された、[C21]に記載の装置。
[C24] 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定したことに応答して、フラグを設定することと、 前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を行うように構成された、[C21]に記載の装置。
[C25] 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、 前記UEが前記第2のネットワークに接続されているかどうかを決定することと、 前記後続の要求の前記拒否を検出したことと、前記UEが前記第2のネットワークに接続されていないと決定したこととに応答して、トラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を行うように構成された、[C21]に記載の装置。
[C26] 前記第1のネットワークがロングタームエボリューション(LTE)ネットワークを備える、[C15]に記載の装置。
[C27] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、 前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることと を行うように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと を備える、装置。
[C28] 前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることは、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、 応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を備える、[C27]に記載の装置。
[C29] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、 前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることと を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C30] 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記コードは、 前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、 応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと を行うためのコードを含む、[C29]に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、
    前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることと
    を備える、方法。
  2. 前記第2のネットワークへの前記接続がデータスロットリング中に切断されたと決定すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのアクションをとることは、前記第2のネットワークへの前記接続が前記データスロットリング中に切断されたと決定した実質的直後に、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのアクションをとることは、
    前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、
    前記フラグが設定された場合、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるために、スロットリングタイマーの満了時にトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのアクションをとることは、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、
    応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つのアクションをとることは、
    データスロットリングが実施されている間、アプリケーションから前記第1のネットワークへの、前記第2のネットワークから切断するようにとの要求をバッファすることと、
    前記データスロットリングの満了まで前記要求をバッファすることと、
    前記データスロットリングの満了時に、前記バッファされた要求を前記第1のネットワークに転送することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2のネットワークへの接続を求める後続の要求が前記第1のネットワークによって拒否されたことを検出すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記後続の要求の前記拒否は、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークへの追加の接続を許可しないことを示す、請求項7に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのアクションをとることは、
    前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、
    前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つのアクションをとることは、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定したことに応答して、フラグを設定することと、
    前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を備える、請求項7に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのアクションをとることは、
    前記UEが前記第2のネットワークに接続されているかどうかを決定することと、
    前記後続の要求の前記拒否を検出したことと、前記UEが前記第2のネットワークに接続されていないと決定したこととに応答して、トラッキングエリア更新(TAU)を開始することと、
    を備える、請求項7に記載の方法。
  12. 前記第1のネットワークがロングタームエボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 決定することが、前記UEによって決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第2のネットワークが前記第1のネットワークを介して接続される、請求項1に記載の方法。
  15. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定するための手段と、
    前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとるための手段と
    を備える、装置。
  16. 前記第2のネットワークへの前記接続がデータスロットリング中に切断されたと決定するための手段
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、前記第2のネットワークへの前記接続が前記データスロットリング中に切断されたと決定した実質的直後に、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始するように構成された、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、
    前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、
    前記フラグが設定された場合、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるために、スロットリングタイマーの満了時にトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を行うように構成された、請求項16に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、
    応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を行うように構成された、請求項15に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、
    データスロットリングが実施されている間、アプリケーションから前記第1のネットワークへの、前記第2のネットワークから切断するようにとの要求をバッファすることと、
    前記データスロットリングの満了まで前記要求をバッファすることと、
    前記データスロットリングの満了時に、前記バッファされた要求を前記第1のネットワークに転送することと
    を行うように構成された、請求項15に記載の装置。
  21. 前記第2のネットワークへの接続を求める後続の要求が前記第1のネットワークによって拒否されたことを検出するための手段
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  22. 前記後続の要求の前記拒否は、前記第1のネットワークが前記第2のネットワークへの追加の接続を許可しないことを示す、請求項21に記載の装置。
  23. 少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、
    前記UEによって前記第2のネットワークへの前記接続をローカルに切断することに対してフラグを設定することと、
    前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を行うように構成された、請求項21に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定したことに応答して、フラグを設定することと、
    前記フラグが設定された場合、前記後続の要求の前記拒否を検出したことに応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を行うように構成された、請求項21に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記手段は、
    前記UEが前記第2のネットワークに接続されているかどうかを決定することと、
    前記後続の要求の前記拒否を検出したことと、前記UEが前記第2のネットワークに接続されていないと決定したこととに応答して、トラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を行うように構成された、請求項21に記載の装置。
  26. 前記第1のネットワークがロングタームエボリューション(LTE)ネットワークを備える、請求項15に記載の装置。
  27. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、
    前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることと
    を行うように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  28. 前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることは、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、
    応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を備える、請求項27に記載の装置。
  29. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
    前記UEが第1のネットワークのカバレージエリア中にある間、パケットデータネットワーク(PDN)を備える第2のネットワークへの接続がローカルに切断されたと決定することと、
    前記第2のネットワークに接続するようにとの要求の拒否を回避するための少なくとも1つのアクションをとることと
    を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  30. 前記少なくとも1つのアクションをとるための前記コードは、
    前記第1のネットワークが予期しないアクティブ無線ベアラコンテキストを有すると決定することと、
    応答して、前記UEのベアラステータスを前記第1のネットワークと同期させるためにトラッキングエリア更新(TAU)を開始することと
    を行うためのコードを含む、請求項29に記載のコンピュータプログラム製品。
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