以下の詳細な説明は説明のための実施形態を参照して進められるが、それらの実施形態の多くの代替、変更及び変形が当業者に明らかである。
概して、本開示は、無線ネットワーク内のUEへのセル情報指示を向上するための装置及び方法を提供する。セル情報は、UEのサービングセルeNB及び/又はUEの近隣セルeNBに関連するキャリアタイプに関する情報を含み得る。無線ネットワークは、後方互換タイプ(Backward−compatible Carrier Type:BCT)キャリア及び新キャリアタイプ(New Carrier Type:NCT)キャリアの両方を含むキャリアで動作するeNBを有する異種LTE又はLTE−Aネットワークであっても良い。eNBは、異なるキャリア周波数で更に動作しても良い。キャリアタイプセル情報は、RRC(Radio Resource Control)メッセージの一部として送信されても良く、同期情報及びRRM(Radio Resource Management)測定情報を含んでも良い。
幾つかの実施形態では、キャリアタイプセル情報は、近隣セルリストに含まれても良い。幾つかの実施形態では、キャリアタイプセル情報は、(イントラ周波数構成のための)タイプ4SIB及び/又は(インター周波数動作のための)タイプ5SIBであっても良いシステム情報ブロック(System Information Block:SIB)に含まれても良い。
図1は、本開示に従う例示的な一実施形態の上位レベルのシステム図100を示す。異種無線ネットワーク100は、1つのマクロセルeNB110、2つのスモールセルeNB108、112、及びUE114を含むとして示される。マクロセルeNB110は、周波数F1で動作するBCT eNBとして構成される。スモールセルeNB108は、周波数F2で動作するBCT eNBとして構成される。また、スモールセルeNB112は、周波数F3で動作するNCT eNBとして構成される。
スモールセルは、例えばピコセル及びフェムトセルを含み得る。マクロセルeNB110はセルカバレッジエリア102を提供する。一方、スモールセルeNB108はセルカバレッジエリア104を提供し、スモールセルeNB112はセルカバレッジエリア106を提供する。UE114は、セルカバレッジエリアの各々を通る経路116に沿って移動するよう示される。これは、eNB間のハンドオーバーを生じ得る。後に詳述するように、UE114は、サービングセル及び/又は近隣セルeNBのキャリアタイプに関する情報、並びにUE動作の測定及び管理特徴に関連する関連パラメータを提供されても良い。
これは説明のために簡略化された例であり、実際には種々の種類のeNB及びUEの任意の構成が展開可能であることが理解されるだろう。異種無線ネットワーク100は、現在の、以前の及び将来の種々の3GPP(Third Generation Partnership Project)LTE(Long Term Evolution)及び/又はLTE−A(LTE-Advanced)を含む3GPP LTE及び/又はLTE−A標準に基づく無線ネットワーク標準に準拠するか又は互換性があっても良い。
図2は、本開示に従う例示的な一実施形態のブロック図200を示す。UE114は、サービングセルeNB210及び1又は複数の近隣セルeNB212と通信しているように示される。eNB210及び212は、マクロセルeNB110、又はスモールセルeNB108及び112のいずれかに対応しても良い。UE114は、受信回路202、処理回路204、同期回路206、及び信号測定回路208を有するよう示される。
受信回路202は、サービングセルeNB210からRRC(Radio Resource Control)メッセージを受信するよう構成されても良い。RRCメッセージは、サービングセルeNB210のキャリア並びに1又は複数の近隣セルeNB212のキャリアに関する情報を含んでも良い。キャリア情報は、キャリアタイプの指示、同期情報、及びRRM(Radio Resource Management)測定情報を有しても良い。これらのうちのいずれも、処理回路204により抽出されても良い。キャリアタイプは、BCT、非同期NCT、同期NCT、及び単独キャリア、を含んでも良い。
同期回路206は、キャリア情報から抽出された同期情報に基づき、UE114をサービングセルeNB210及び/又は近隣セルeNB212に同期させるよう構成されても良い。同期情報は、PSS(Primary Synchronization Signal)/SSS(Secondary Synchronization Signal)がeNBにより送信されるか否かに関する指示を有しても良い。同期情報は、PSS/SSSが送信されない場合に参照のためにどのセルが用いられるかを示す参照セルインデックスを更に有しても良い。
信号測定回路208は、キャリア情報から抽出されたRRM測定情報に基づき、サービングセルeNB210及び/又は近隣セルeNB212に対してRRM信号測定を実行するよう構成されても良い。RRM測定情報は、CSI−RS(Channel State Information Reference Signal)又はCRS(Cell Specific Reference Signal)が測定に用いられるか否かに関する指標を有しても良い。RRM測定情報は、CRSがセル内のどこで送信されるかを示すCRSサブフレームインデックスを有しても良い。
幾つかの実施形態では、キャリア情報は、以下の追加情報、つまり、どこでePDCCH(enhanced Physical Downlink Control Channel)が送信されるかを示すセルインデックス、リソース割り当てタイプ指定、及びリソースブロック配置識別子を提供しても良い。
幾つかの実施形態では、キャリア情報は、図3に示すように、スロット番号オフセット312及びスロットタイミングオフセット308を提供しても良い。図3は、サービングセルeNBからの無線フレーム302、及び近隣セルeNBからの無線フレーム304を示す。無線フレーム302、304は、それぞれ、指定スロット番号310を有する。2つの無線フレーム302、304は、通常、時間的に揃っていないので、両者の間にはタイミング差306が存在する。タイミング差は、スロット番号オフセット312とスロットタイミングオフセット308により表すことができ、CRSサブフレームを見付けるときにUEを支援するためにUEに提供される。スロット番号オフセット312は、2つの無線フレーム境界の間にある全スロット数を示し、本例(図3)では2に等しい。スロットタイミングオフセット308は、サービングセル及び測定されるべき近隣セルの2つの最近接スロット間の時間差を示す。スロットタイミングオフセット308は、スロット番号オフセット312と組み合わされて、2つの無線フレーム間の合計タイミング差306の指標を提供する。
図4〜9は、3GPP LTE及び/又はLTE−A標準の現在の、以前の及び将来のバージョンを含む3GPP LTE及び/又はLTE−A標準に基づく無線ネットワーク標準に準拠する又は互換性のあるデータ構造及び/又はメッセージフィールドを示す。
図4は、本開示に従う例示的な一実施形態に関連するデータ構造400を示す。LTE又はLTE−Aシステムでは、サービングセルeNBは、NCTとして構成され、新しい情報フィールドを含むRRCメッセージをUEへ送信しても良い。新しい情報フィールドは、図4に示すようなPhysicalConfigDedicatedSCell−r11データアイテム410、420の変形のいずれかを有しても良い。PhysicalConfigDedicatedSCell−r11データアイテム410、420は、carrierType−r11 430及びphysicalConfigDedicatedNewCarrierType440を更に有しても良い。これらのデータアイテム430、440は、セル測定及びセル管理目的で、サービングセルeNBのキャリアタイプに関する情報をUEに提供するよう構成されても良い。キャリアタイプデータアイテムは、以下のキャリアタイプ、つまりBCT、非同期NCT、同期NCT、及び単独キャリアを有しても良い。幾つかの実施形態では、キャリアタイプデータアイテムは、キャリアタイプの将来のバージョン及び/又は実装の指示を可能にするために、BIT STRINGタイプとして構成されても良い。他の実施形態では、キャリアタイプデータアイテムは、BOOLEANタイプとして構成され、真の値はセルがNCTであることを示すために用いられ、UEはCRSポート0のみが1サブフレーム内で5ms周期で送信されると想定しても良い。physicalConfigDedicatedNewCarrierType440を以下に詳述する。
図5は、本開示に従う別の例示的な一実施形態に関連するデータ構造500を示す。LTE又はLTE−Aシステムでは、近隣セルリストは、1又は複数の近隣セル及びこれらの近隣セルの関連付けられたeNBに関する情報を提供する。この情報は、キャリア周波数、帯域幅、並びに近隣セルのUE測定及びサービングセルから近隣セルへのUE114の可能なハンドオーバーのために必要な他の情報を有しても良い。近隣セルリストは、MeasObjectEUTRA510として知られる情報要素に関連付けられても良い。MeasObjectEUTRA510は、サービングセルeNBからのRRCメッセージ(例えば、RRCConnectionReconfigurationメッセージ)の一部として含まれても良い。本実施形態では、MeasObjectEUTRAデータアイテム510は新しいデータアイテムneighCellType520(図4のcarrierType−r11 430と同様である)及びphysicalConfigDedicatedNewCarrierType530を含んでも良い。
これらデータアイテムは、セル測定及びセル管理目的で、近隣セルeNB、特に非構成近隣セルeNBのキャリアタイプに関する情報をUEに提供するよう構成されても良い。これは、後に詳述する。
図6は、本開示に従う別の例示的な一実施形態に関連するデータ構造600を示す。physicalConfigDedicatedNewCarrierTypeデータアイテム440の詳細は、前述の同期及び測定情報を含むよう示される。同期情報は、データアイテムsynchTransmissionStatus及びreferenceCelllndexを含む。想定情報は、measureCSI−RS及びcrsSubFrameを含む。さらに、ePDCCH−Config、リソース割り当てタイプ、リソースブロック配置、スロット番号オフセット、及びスロットタイミングオフセットが提供される。
幾つかの実施形態では、synchTransmissionStatusデータアイテムは、PSS/SSSが送信されるか否かを示す。PSS/SSSが送信されない場合、referenceCelllndexデータアイテムはどのセルが参照のために用いられるかを示す。measureCSI−RSデータアイテムは、CSI−RSがCRSの代わりに測定のために用いられるか否かを示す。crsSubFrameデータアイテムは、CRSが特定セル内のどこで送信されるかを示す。スロット番号オフセットデータアイテムは、特定セルとサービングセルとの間の送信機におけるスロット番号オフセットを指定する。slotNumberOffsetは、サービングセルの現在のスロット番号と一緒に、該特定セルの現在のスロット番号を計算するために用いられても良い。オフセットは、サービングセルの無線フレームの始めから該特定セルの最も近い後続の無線フレームの始めまでに計数された全スロット数に対応する。このフィールドが存在しない場合、スロットタイミングは、サービングセルに関して同じである。スロットタイミングオフセットデータアイテムは、特定セルとサービングセルとの間の送信機におけるシンボルオフセットを示す。slotTimingOffsetは、サービングセルの現在のスロット境界と一緒に、該特定セルの現在のスロット境界を計算するために用いられても良い。このオフセットは、サービングセルのスロットの始めから特定セルの最も近い後続のスロットの始めまでの時間オフセットに対応する。
図7は、本開示に従う別の例示的な一実施形態に関連するデータ構造700を示す。CellsToAddModデータアイテム710は、MeasObjectEUTRA内で指定される各近隣セルについてのMeasObjectEUTRA510データアイテムに含まれても良い。本実施形態では、新しい情報フィールドNewCamerType720は、前述のキャリアタイプ、同期及び測定情報を提供するためにCellsToAddModデータ構造710に追加されても良い。幾つかの実施形態では、measureCSI−RSデータアイテムがCSI−RS RRM測定は上述のようにMeasObjectEUTRAシグナリング内で構成されると示す場合、UEは、RRM測定のためのCSI−RSセットのサイズが関連するキャリア周波数での全ての近隣セルをカバーするのに十分大きいという事実に依存しても良い。
図8は、本開示に従う別の例示的な一実施形態に関連するデータ構造800を示す。LTE又はLTE−A SIB(System Information Block)4の一例は810で示される。UE114がRRCアイドル状態である場合、近隣セルリストはSIB−4 810内で提供され、前述のように特定近隣セルについてのキャリア情報を提供するためにnewCamerTypeフィールド720を含むintraFreqNeighCelllnfo−newCarrierTypeデータ構造820の追加を伴っても良い。この情報は、セル探索及び再選択を最適化するためにUEを支援し得る。
図9は、本開示に従う別の例示的な一実施形態に関連するデータ構造900を示す。LTE又はLTE−A SIB(System Information Block)5の一例は910で示される。
UE114がRRCアイドル状態である場合、近隣セルリストはSIB−5 910内で提供され、前述のように特定近隣セルについてのキャリア情報を提供するためにnewCamerTypeフィールド720を含むinterFreqNeighCelllnfo−newCarrierTypeデータ構造920の追加を伴っても良い。この情報は、セル探索及び再選択を最適化するためにUEを支援し得る。
図10は、本開示に従う例示的な一実施形態のメッセージフロー図1000を示す。UE114とサービングセルeNB210との間のメッセージフロー図1000は、NCTのための処理の指標の一例を提供する。UEは、セル探索及び同期1010の後に、ランダムアクセス手順1020に基づく接続を実行する。RRCメッセージ1 1030は、UE114によりサービングセルeNB210から受信されても良い。メッセージ1030は、サービングセルeNB210に関連するキャリアタイプ、同期情報、及びRRM測定関連情報を提供するために、PhysicalConfigDedicatedSCellデータアイテム410を有しても良い。RRCメッセージ2 1040は、UE114によりサービングセルeNB210から受信されても良い。メッセージ1040は、近隣セルeNBに関連するキャリアタイプ、同期情報、及びRRM測定関連情報を提供するために、MeasObjectEUTRAデータアイテム510を有しても良い。次に、UE114は、RRCメッセージ1 1030に基づきサービングセルeNB210の周波数内/間RRM測定、及びRRCメッセージ2 1040に基づき近隣セルeNBのインター/イントラ周波数RRM測定を実行しても良い。
図11は、本開示に従う例示的な一実施形態の動作のフローチャート1100を示す。動作1110で、RRCメッセージは、UEのサービングセルのeNB(evolved Node B)から受信される。RRCメッセージは、サービングセルeNBに関連するキャリア情報を含む。動作1120で、キャリアタイプ、同期情報、及びRRM測定情報は、サービングセルeNBキャリア情報から抽出される。動作1130で、UEは、サービングセルeNBキャリア情報と関連する同期情報に基づき、サービングセルeNBと同期される。動作1140で、RRM信号測定は、サービングセルeNBキャリア情報と関連するRRM測定情報に基づき、サービングセルeNBに対して実行される。RRCメッセージは、近隣セルeNBに関連するキャリア情報を含んでも良い。UEは、この追加キャリア情報に基づき、同期し、近隣セルに対して測定を実行しても良い。
図12は、本開示に従う例示的な一実施形態のプラットフォーム1200を示す。プラットフォーム1200は、例えばUE装置(スマートフォン)、タブレット、ラップトップコンピューティング装置、又は無線信号を送信又は受信するよう構成される任意の他の装置のようなモバイル通信装置であっても良い。幾つかの実施形態では、プラットフォーム1210は、プロセッサ1220、メモリ1230、入力/出力(I/O)システム1240、ディスプレイ/キーボード若しくは例えばタッチスクリーンのような他の種類のユーザインタフェース(UI)1270を有しても良い。プラットフォーム1210は、ベースバンド処理モジュール1250及びRF処理モジュール1260、並びにMIMO(Multiple Input Multiple Output)アンテナシステムの部分を形成し得る1又は複数のアンテナ1280を更に有しても良い。任意の数のプラットフォーム1200は、LTE若しくはLTE−A無線ネットワークであっても良い無線ネットワークを介して、RFモジュール1260及びアンテナ1280を通じて信号を送信又は受信しても良い。
本願明細書に記載の方法の実施形態は、1又は複数のプロセッサにより実行されると個々に若しくは組み合わせて当該方法を実行する命令を格納した1又は複数の記憶媒体を有するシステムで実施されても良い。ここで、プロセッサは、例えば、システムCPU(例えば、コアプロセッサ)及び/又はプログラマブル回路を含み得る。したがって、本願明細書に記載の方法による動作は、幾つかの異なる物理的位置にある処理構造のような複数の物理的装置に渡り分散されても良い。また、方法の動作は、当業者に理解されるように、個々に又は部分結合されて実行されても良い。したがって、フローチャートの各々の動作の必ずしも全部が実行される必要はない。当業者に理解されるように、本開示はこのような動作の全ての部分結合が可能であることを明示する。
記憶媒体は、任意の種類の有形媒体、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、CD−ROM(compact disk read−only memory)、CD−RW(compact disk rewritable)、DVD(digital versatile disk)及び光磁気ディスクを含む任意の種類のディスク、ROM(read−only memory)、動的及び静的RAM(random access memory)を含むRAM、EPROM(erasable programmable read−only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read−only memory)、フラッシュメモリ、磁気若しくは光カードのような半導体素子、又は電子命令を格納するのに適する任意の種類の媒体を含み得る。
本願明細書の任意の実施形態で用いられるように、「回路」は、例えば、単独に又は任意の組み合わせで、ハードワイヤド回路、プログラマブル回路、状態機械回路、及び/又はプログラマブル回路により実行される命令を格納するファームウェアを有しても良い。アプリケーション(app)は、ホストプロセッサのようなプログラマブル回路又は他のプログラマブル回路で実行され得るコード又は命令として具現化されても良い。本願明細書の任意の実施形態で用いられるように、モジュールは回路として具現化されても良い。回路は、集積回路チップのような集積回路として具現化されても良い。
したがって、本開示は、無線ネットワーク内のUEへの向上されたセル情報指示のための装置、方法及びコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
一態様によると、UEが提供される。UEは、UEのサービングセルのeNBからRRCメッセージを受信するよう構成される受信回路を有しても良い。RRCメッセージは、サービングセルeNBに関連するキャリア情報を有する。本例のUEは、サービングセルeNBのキャリア情報から、キャリアタイプ、同期情報、及びRRM測定情報を抽出するよう構成される処理回路を更に有しても良い。本例のUEは、サービングセルeNBのキャリア情報に関連する同期情報に基づき、サービングセルeNBにUEを同期させるよう構成される同期回路を更に有しても良い。本例のUEは、サービングセルeNBのキャリア情報に関連するRRM測定情報に基づき、サービングセルeNBに対してRRM信号測定を実行するよう構成される信号測定回路を更に有しても良い。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、サービングセルeNBからのRRCメッセージは、近隣セルeNBに関連するキャリア情報を更に有し、処理回路は、近隣セルeNBのキャリア情報からキャリアタイプ、同期情報及びRRM測定情報を抽出するよう更に構成される。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、同期回路は、近隣セルeNBのキャリア情報に関連する同期情報に基づき、UEを近隣セルeNBに同期させるよう更に構成され、信号測定回路は、近隣セルeNBのキャリア情報に関連するRRM測定情報に基づき、近隣セルeNBに対してRRM信号測定を実行するよう更に構成される。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、キャリアタイプは、後方互換キャリアタイプ、非同期新キャリアタイプ、同期新キャリアタイプ、及び/又は単独キャリアタイプである。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、同期情報は、PSS/SSSのための状態指示と、PSS/SSSに関連する参照セルインデックスと、を有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、CSI−RS使用指示と、CRS使用指示と、を有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、CRS送信のためのサブフレーム識別子と、ePDCCHのためのサブフレーム識別子とを有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、サービングセルeNBの無線フレームと近隣セルeNBの無線フレームとの間のスロット番号オフセット、及びサービングセルeNBの無線フレームと近隣セルeNBの無線フレームとの間のスロットタイミングオフセットを有する。
別の態様によると、UEが提供される。UEは、UEのサービングセルのeNBからRRCメッセージを受信するよう構成される受信回路を有しても良い。RRCメッセージは、UEに関連する近隣セルのリストを有する。本例のUEは、近隣セルのリストから、近隣セルeNBに関連するキャリア情報を抽出するよう構成される処理回路を更に有する。キャリア情報は、キャリアタイプ、同期情報、及びRRM測定情報を有する。本例のUEは、同期情報に基づき、近隣セルeNBにUEを同期させるよう構成される同期回路を更に有しても良い。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、キャリアタイプは、後方互換キャリアタイプ、非同期新キャリアタイプ、同期新キャリアタイプ、及び/又は単独キャリアタイプである。
別の例示的なUEは、上述のコンポーネントを有し、RRM測定情報に基づき近隣セルeNBに対してRRM信号測定を実行するよう構成される信号測定回路を更に有し、同期情報は、PSS/SSSの状態指示と、PSS/SSSに関連する参照セルインデックスと、を有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、CSI−RS使用指示と、CRS(Cell Specific Reference Signal)使用指示と、を有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、CRS送信のためのサブフレーム識別子と、ePDCCHのためのサブフレーム識別子とを有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、サービングセルeNBの無線フレームと近隣セルeNBの無線フレームとの間のスロット番号オフセット、及びサービングセルeNBの無線フレームと近隣セルeNBの無線フレームとの間のスロットタイミングオフセットを有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、処理回路に結合されるメモリと、処理回路に結合されるI/Oシステムと、I/Oシステムに結合されるタッチスクリーンディスプレイと、を更に有する。
別の態様によると、UEが提供される。UEは、UEのサービングセルのeNBからメッセージを受信するよう構成される受信回路を有しても良い。メッセージはSIBを有し、SIBはUEに関連する近隣セルのリストを有する。本例のUEは、近隣セルのリストから、近隣セルeNBに関連するキャリア情報を抽出するよう構成される処理回路を更に有する。キャリア情報は、キャリアタイプ、同期情報、及びRRM測定情報を有する。本例のUEは、同期情報に基づき、近隣セルeNBにUEを同期させるよう構成される同期回路を更に有しても良い。本例のUEは、RRM測定情報に基づき、近隣セルeNBに対してRRM信号測定を実行するよう構成される信号測定回路を更に有しても良い。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、SIBはSystem Information Block Type 4であり、近隣セルeNBはサービングセルeNBに関連するイントラ周波数セルである。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、SIBはSystem Information Block Type 5であり、近隣セルeNBはサービングセルeNBに関連するインター周波数セルである。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、キャリアタイプは、後方互換キャリアタイプ、非同期新キャリアタイプ、同期新キャリアタイプ、及び/又は単独キャリアタイプである。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、同期情報は、PSS/SSSのための状態指示と、PSS/SSSに関連する参照セルインデックスと、を有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、CSI−RS使用指示と、CRS使用指示と、を有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、CRS送信のためのサブフレーム識別子と、ePDCCHのためのサブフレーム識別子とを有する。
別の例示的なUEは、前述のコンポーネントを有し、RRM測定情報は、サービングセルeNBの無線フレームと近隣セルeNBの無線フレームとの間のスロット番号オフセット、及びサービングセルeNBの無線フレームと近隣セルeNBの無線フレームとの間のスロットタイミングオフセットを有する。
更に別の態様によると、方法が提供される。方法は、UEのサービングセルのeNBからRRCメッセージを受信するステップを有しても良い。RRCメッセージは、サービングセルeNBに関連するキャリア情報を有する。本例の方法は、キャリアタイプ、同期情報、及びRRM測定情報をサービングセルeNBキャリア情報から抽出するステップを更に有しても良い。本例の方法は、サービングセルeNBのキャリア情報に関連する同期情報に基づき、サービングセルeNBにUEを同期させるステップを更に有しても良い。本例の方法は、サービングセルeNBのキャリア情報に関連するRRM測定情報に基づき、サービングセルeNBに対してRRM信号測定を実行するステップを更に有しても良い。本例の方法は、追加キャリア情報に基づき、近隣セルに同期させ近隣セルに対して測定を実行するステップを更に有しても良い。RRCメッセージは、近隣セルeNBに関連する追加キャリア情報を有する。
別の態様によると、命令を格納されたコンピュータ可読記憶媒体が提供される。命令は、プロセッサにより実行されると、前述の無線ネットワーク内のUEへのセル情報の指示を向上するための動作を生じさせる。
本願明細書で用いられる用語及び表現は、説明のために用いられるものであり、限定ではない。また、このような用語及び表現の使用により、図示及び記載された特徴(又はそれらの部分)のいかなる等価物も除外されず、種々の変更が請求の範囲に包含され得ることが理解される。したがって、請求の範囲は、全てのそのような等価物を包含する。種々の特徴、態様、及び実施形態が本が明細書に記載された。当業者により理解されるように、これらの特徴、態様、及び実施形態は、変形及び変更とともに互いに結合され得る。したがって、本開示は、このような結合、変形及び変更を包含する。