JP2015510314A - 二重偏光多重波長コヒーレント受信機フロントエンド - Google Patents

二重偏光多重波長コヒーレント受信機フロントエンド Download PDF

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Abstract

装置は、第1および第2の隣接する入力ポートを有するAWGデマルチプレクサを含む。第1入力ポートは、第1WDMデータ担持信号を受け取るように構成され、第2入力ポートは、第1WDM LO信号を受け取るように構成される。第1入力ポートおよび第2入力ポートは、前記WDMデータ担持信号の個々のチャネルが出力ポートの第1セットにルーティングされ、前記WDM LO信号の個々のチャネルが第1セットとインターリーブされた出力ポートの第2セットにルーティングされるように配置される。

Description

本開示は、一般には、光通信のシステムおよび方法を対象とする。
この節では、本発明のよりよい理解を促すのに役立ち得る態様を導入する。したがって、この節で述べることは、これに鑑みて読まれるべきであり、何が従来技術にあるのかまたは何が従来技術にないのかを認めるものとして理解されるべきではない。
将来の光ネットワークは、スペクトル帯域幅の効率的な使用のためにコヒーレント偏光多重4位相偏移キーイング(PM−QPSK)伝送フォーマットを使用すると期待される。そのようなフォーマットは、長距離および超長距離(LH/ULH)高密度波長分割多重(DWDM)システムで使用される可能性が最も高い。さらに、トランスポンダ・インターフェース・レートのボトルネックを克服するために、次世代コヒーレント受信機は、光学的並列性の度合を高め、したがってシステム容量を増やすために、多重波長受信を使用すると期待される。しかし、この高められた容量は、通常、より複雑な受信機フロントエンドを必要とする。
一態様は、装置、たとえば光受信機を提供する。この装置は、第1および第2の隣接する入力ポートを有するアレイ導波路格子(AWG)デマルチプレクサを含む。第1入力ポートは、第1WDMデータ担持信号を受け取るように構成され、第2入力ポートは、第1WDM LO信号を受け取るように構成される。第1入力ポートおよび第2入力ポートは、WDMデータ担持信号の個々のチャネルがAWGの出力ポートの第1セットにルーティングされ、WDM LO信号の個々のチャネルが第1セットとインターリーブされた出力ポートの第2セットにルーティングされるように配置される。
もう1つの態様は、方法、たとえば、光受信機を形成する方法を提供する。第1入力ポートおよび隣接する第2入力ポートを有するAWGデマルチプレクサが、形成される。第1入力ポートは、第1WDMデータ担持信号を受け取るように構成される。第2入力ポートは、第1WDM LO信号を受け取るように構成される。第1入力ポートおよび第2入力ポートは、WDMデータ担持信号の個々のチャネルが出力ポートの第1セットにルーティングされ、WDM LO信号の個々のチャネルが第1セットとインターリーブされた出力ポートの第2セットにルーティングされるように配置される。
添付図面に関連して解釈される以下の説明をこれから参照する。
受信された偏光ダイバース(polarization−diverse)WDM光信号を復調するように構成された、光WDNデマルチプレクサを含む光システムの例示的実施形態を示す図である。 図1のマルチプレクサに適用可能なN×Nアレイ導波路格子(AWG)(N=8)の態様を示す図である。 入力信号と出力信号との間のさまざまな関係を示すために分離された図1のWDNデマルチプレクサを示す図である。 図1のWDMデマルチプレクサ内の入力信号と出力信号との間のルーティングを示す図である。 図1のWDMデマルチプレクサ内の入力信号と出力信号との間のルーティングを示す図である。 図1のWDMデマルチプレクサ内の入力信号と出力信号との間のルーティングを示す図である。 図1のWDMデマルチプレクサ内の入力信号と出力信号との間のルーティングを示す図である。 図1のWDNデマルチプレクサと光ハイブリッドとの間、およびハイブリッドと平衡検波器との間の接続性の諸態様を示す図である。 図1のさまざまな光コンポーネントを相互接続するのに使用される導波路構造の諸態様を示す図である。 たとえば、光システム、たとえば図1のシステムを形成する方法を示す図である。
本明細書で説明される実施形態は、単一のPLC基板上で、デマルチプレクサ(たとえば、AWG)、偏光ビーム・スプリッタ(PBS)、および90°ハイブリッドを一体化する単一のデバイスを提供する。さまざまな実施形態は、さらに、第1入力ポートで多重波長(たとえば、波長分割多重すなわちWDM)データ担持信号コムおよび別の入力ポートでLOコムを受信するデマルチプレクサ(demux)を提供する。demux出力では、信号の各波長成分およびそれに対応するLOが、2つの別々の隣接する導波路にルーティングされ、信号およびLOを、さらに、90°ハイブリッド・ミキサに結合することができる。二重偏光受信を実施するいくつかの実施形態は、各偏光成分を90°ハイブリッド・ミキサの異なるセットに独立にルーティングするのに同一のdemuxを使用する。
本明細書で使用されるさまざまな実施形態は、光学コンポーネントに関する比較的低い屈折率(RIまたはn)を有する導波路材料と、コンポーネントおよび導波路の挿入損失および温度感度を下げるための導波路相互接続とを使用し、これによって、コヒーレント受信機応答性およびその温度安定性を大幅に改善する。さらに、単一のAWGを使用する二重偏光受信に関する信号コムとLOコムとの両方の多重分離は、将来の400GネットワークおよびLH/ULHネットワークに適する低コスト解決策を提供する。
図1に、1つの例示的でありかつ非限定的な実施形態による光システム100を示す。システム100は、デマルチプレクサ(「demux」)110、第1偏光ビーム・スプリッタ(「PBS」)120、および第2PBS 130を含む。第1PBS 120は、データ、たとえばディジタル・データを搬送するために変調された光入力信号140を受信する。入力信号140は偏光ダイバースとすることができ、偏光ダイバースはたとえば第1偏光、たとえば横電場(TEまたはX)の光と、第二偏光、たとえば横磁場(TMまたはY)の光とを含む。各偏光の光を、複数のWDMチャネル内にデータを含めるために波長分割多重とすることもできる。限定ではなく例示のために、入力信号140は、波長λ、λ、λ、およびλの4つのチャネルを含む。説明の明瞭さのために、X偏光チャネルを、
Figure 2015510314
、および
Figure 2015510314
と表し、Y偏光チャネルを、
Figure 2015510314
、および
Figure 2015510314
と表す。チャネルは、チャネル間隔Δλだけ分離される。入力信号140を、本明細書および特許請求の範囲では入力コム140と称する場合がある。諸実施形態は、特定のチャネル間隔に限定されない。例示的実施形態では、Δλ≒1.6μmまたは同等にΔv≒200GHzである。したがって、図示の実施形態は、8つのデータ・チャネルを含み、各データ・チャネルは、独立に変調され得る。当業者は、本明細書で開示される原理を、より多数またはより少数のWDMチャネルおよびより大きいまたはより小さいチャネル間隔に拡張できることを了解するであろう。
demux110は、i1〜i8と表される8つの信号入力ポートと、i1’〜i8’と表される8つのインターリーブされたLO入力ポートとを有する。demux110は、さらに、o1〜o8と表される8つの信号出力ポートと、o1’〜o8’と表される8つのインターリーブされたLO出力ポートとを有する。同様の符号を有する入力および出力を、本明細書では、それぞれ入力対および出力対と称する場合がある。したがって、たとえば、i8およびi8’は、入力対であり、o8およびo8’は、出力対である。さまざまな実施形態では、demux110は、N×Nルータとして動作するように構成されたAWGを含む。そのような構成は、demux110が、偏光ダイバースの、たとえば二重偏光の光信号を受信し、多重分離することを可能にする。図1に示され、下でさらに説明されるように、X偏光光が、入力ポートi8に発射される場合に、その波長コム成分は、より下位の4つの出力ポート、たとえばo1〜o4に多重分離される。その一方で、入力コム140のY偏光成分が、入力ポートi4に発射される時に、成分は、demux110出力の上半分、たとえばo5〜o8に焦点を合わされる。
PBS 130は、局所発振器(LO)信号135を受け取る。LO 135は、偏光ダイバースとすることもでき、たとえば、X偏光およびY偏光とすることができる。各偏光の光は、複数の波長の光を含むことができる。さまざまな実施形態では、各偏光は、入力コム140によって搬送されるWDMチャネルの各波長、たとえば、λ、λ、λ、およびλに対応する波長での変調されない光を含む。Xチャネルは、
Figure 2015510314
、および
Figure 2015510314
と表され、Yチャネルは、
Figure 2015510314
、および
Figure 2015510314
と表される。LO 135が、WMDチャネル波長を有する光だけを含むことが好ましい可能性があるが、諸実施形態は、これに限定されない。PBS 130に入力されるLO 135信号は、本明細書および特許請求の範囲で、LOコム130として言及される場合がある。
PBS 120は、入力コム140の第1偏光および第2偏光を分離する。第1部分、たとえばX偏光部分は、demux110のi8入力にルーティングされる。第2部分、たとえばY部分は、demux110のi4入力にルーティングされる。PBS 130は、同様に、LOコムのX偏光成分およびY偏光成分を分離する。X偏光部分は、demux110のi8’入力にルーティングされる。Y偏光部分は、demux110のi4’入力にルーティングされる。
各ポート対のポートは、隣接するポートである。ポートは、そのポートが入力導波路または出力導波路に接続されていようといまいと、存在すると考えられる。当業者は、AWG設計が、受け取られた光を出力ポート位置に集中させるように働く入力面の特定の位置を提供することを了解するであろう。したがって、ポートi4は、ポートi4〜i7およびポートi4’〜i7’への接続が行われない場合であっても、入力ポートi8’に隣接しないと考えられる。より一般的に、AWG設計によって決定された少なくとも1つの介在するポート位置が未使用である時に、本明細書では、すべてのポートは隣接しないと考えられる。
LOコム135を、さまざまな実施形態で、LOソース150、たとえば光学ソースと、マルチプレクサ(mux)160とによって生成することができる。LOソース150のそれぞれは、光、たとえば変調されていないレーザ光を、LOコムの周波数、たとえばλ、λ、λ、およびλのうちの1つの付近で作る。各LOソース150は、第1偏光および第2偏光、たとえばXおよびYのそれぞれでほぼ等しい強度の光を作ることができる。mux160は、LOソース150の出力をLOコム135に組み合わせる。いくつかの代替実施形態では、LOコムまたはコムの個々の波長を、demux110が形成される基板の外部で生成し、任意の適切な結合デバイスによってその基板に結合することができる。
システム100は、光学ミキサ170a〜h、たとえば90°ハイブリッドおよび対応する平衡検波器180a〜hをも含む。demux110の各出力対は、対応する光学ミキサ170に結合される。各ハイブリッド・ミキサ170の出力は、対応する平衡検波器180に結合される。demux110とミキサ170との間およびミキサ170と平衡検波器180との間の接続の諸態様を、下でさらに議論する。
光信号は、mux160とPBS 130との間、PBS 120、130とdemux110との間、demux110とミキサ170との間、ならびにミキサ170と平衡検波器180との間の参照されない導波路を介して伝えられる。導波路は、下でさらに議論するように、平坦な光学基板上に形成されたプレーナ型導波路とすることができ、オプションで、シリコンから形成することができる。PBS 120、130、mux160、およびdemux110を、導波路を形成するのに使用されるものと同一の光媒体層から形成することができる。
いくつかの実施形態で、ミキサ170は、そのミキサ170によって受け取られる波長ごとに独立に最適化される。たとえば、ミキサ170aを、λについて最適化することができ、ミキサ170bを、λについて最適化することができる。そのような最適化は、ミキサ・フィルタ挿入損失を減らし、その出力でのより正確な光パワー分割を作り、潜在的に平衡検波器180の入力で受け取られるより高い出力パワーをもたらすと期待される。
図6に、平坦な基板620上の導波路コア610の断面図を示す。参照されないクラッディングを、オプションで、空気または誘電材料とすることができる。導波路コア610は、平坦な光学コア層から形成できるシステム100のさまざまな光学コンポーネントを表す。そのようなコンポーネントは、たとえば、demux110、PBS 120、130、mux160、ミキサ170、および光学コンポーネントを相互接続するのに使用される導波路を含む。導波路コアは、屈折率(RI)ncoreを有し、一方基板は、RI nsubstrate<ncoreを有し、クラッディングは、RI ncladding<ncoreを有する。
限定なしに、光学コア層、したがって導波路コア610は、たとえばシリカ(n≒1.5)、ベンゾシクロブテン(BCB)(n≒1.55)、窒化ケイ素(n≒1.8)、InP(n≒3.1)、またはケイ素(n≒3.34)を含むことができる。1つの非限定的な実施形態では、導波路コア610は、2%屈折率差平面光波回路(PLC)導波路プロセスを使用して形成される。当業者は、さまざまな材料を処理するのに必要なさまざまな材料オプションおよびステップを熟知している。
有利なことに、コア層に関するシリカまたはBCBなどの低屈折率差光学材料の使用は、システム100フィルタの製造公差を増やすことができる。これに関して、利益は、より小さいRIに正に相関すると期待される。したがって、いくつかの実施形態では、約3.1以下のRIが好ましく、約1.8以下のRIがより好ましく、約1.5以下のRIが最も好ましい。相対的に低い損失を有する光学材料の使用は、高い応答性をもたらすと期待され、この高い応答性は、さらに、より高損失の代替案に比べてよいシステム雑音指数を可能にすると期待される。限定なしに、0.03dB/cmの損失性能指数(loss figure of merit)を有するシリカは、これに関して適切な材料選択になると期待される。さらに、シリカなど、いくつかの光学材料は、InPなどの他の光学材料より高い温度安定性(たとえば、より小さい∂n/∂T)を有する。したがって、より温度安定な光学材料の使用は、InPなどの代替物より高い、システム100の温度安定性をもたらすと期待される。
基板620を、光学プロセスおよび光学デバイスと互換の任意の材料および形状とすることができる。いくつかの好ましい実施形態では、基板は、自動化半導体製造ツールを使用する処理に適切である。LOソース150および平衡検波器180など、いくつかの非光学コンポーネントまたは光電気コンポーネントを、周知の技法を使用してシステム100に一体化されるハイブリッド・デバイスとすることができる。
図2に、例示的で非限定的な実施形態でdemux110として使用できるAWG 200を示す。AWGは、第1スラブ210および第2スラブ220を含む。スラブ210および220は、アレイ導波路230に接続される。図示の実施形態では、AWG 200は、8×8 AWGである。したがって、AWG 200は、スラブ210の入力面上の8つの位置のうちの1つ、たとえば入力ポートに光入力を集中させ、スラブ220の出力面上の8つの位置のうちの1つ、たとえば出力ポートに光を集中させるのに適当なチャネル間隔および自由スペクトル領域(free spectral range)の組合せを有するように設計される。入力ポートの間の間隔は、チャネル波長間隔と、スラブ210および220の自由伝搬領域(free−propagation region)の焦点距離とによって決定される。入力ポートおよび出力ポートの位置は、下で説明するように、スラブ210および220の物理パラメータによって決定される。入力導波路または出力導波路の不在は、物理パラメータによって決定されるポートの存在に影響しない。
光学技術の当業者によって了解されるように、AWGを、特定のチャネル間隔について設計することができる。たとえば、理論による限定なしに、式1は、チャネル間隔ΔfをAWGのさまざまな物理的態様に関係付ける。
Figure 2015510314
ただし、Δxは、入力ポートまたは出力ポートの間隔であり、
は、スラブの焦点距離であり、
dθ/dfは、角分散であり、
mは、回折次数であり、
Xは、光の波長であり、
は、群屈折率であり、
は、アレイ導波路の屈折率であり、
は、スラブの実効屈折率であり、
dは、ピッチ長であり、
cは、導波路/スラブ媒体内での光速である。
式1によって示されるように、チャネル間隔Δfは、入力ポートおよび出力ポートの間の間隔Axによって部分的に決定される。逆に、ポート間隔Axは、式1の関係を与えられて、適当な操作によってΔfから判定され得る。従来、AWG 200の入力ポートおよび出力ポート、ならびにすべての入力導波路および出力導波路は、Δxの整数増分に配置される。
AWG 200は、4つの入力導波路240と16個の出力導波路250とを有して図示されている。入力導波路240および出力導波路250は、それぞれ、入力ポートへおよび出力ポートから信号を伝えるのに使用される導波路の部分とすることができる。接続されていない入力ポートは、入力導波路に接続されていない時であっても、そのアイデンティティを保つ。2つの入力導波路240−1および240−2は、スラブ210に、チャネル間隔によって決定される入力ポートに対応する位置、たとえばΔxの整数増分で接続される。これらのポートは、たとえば、demux110の入力ポートi4およびi8に対応する。2つの追加の入力導波路240−3および240−4は、スラブ210に、入力導波路240−1および240−2からオフセットされた位置で接続され、したがって、たとえば入力ポートi4’およびi8’に対応する物理パラメータによって決定されるように、ポート位置からオフセットされる。オフセット距離は、チャネル間隔によって決定される入力ポートの間の間隔の約1/2、たとえば≒Δx/2とすることができる。8つの出力導波路250は、チャネル間隔によって決定される、出力ポートに対応する位置、たとえばΔxの整数増分に配置される。これらの出力は、たとえばdemux110の出力ポートo1〜o8に対応する。8つの追加の出力導波路250は、それぞれ、やはり、チャネル間隔考慮事項によって決定される出力ポートの間の距離の約1/2、たとえば≒Δx/2とすることができる距離だけ、最初の8つの出力からオフセットされる。これらの出力は、たとえばdemux110の出力ポートo1’〜o8’に対応する。
したがって、いくつかの実施形態は、入力導波路および出力導波路のうちのいくつかが、たとえば式1によって決定されるように、従来の入力導波路位置および出力導波路位置の間の約半分の位置に配置される、AWG 200の新規の構成を提供する。言い替えると、たとえば、i4が、入力スラブ210の位置xに配置される場合に、i4’は、x+Δx/2に配置される。同様に、i8が、xに配置される場合には、i8’は、x+Δx/2に配置される。オフセットされた入力導波路位置および出力導波路位置を、本明細書では半チャネル位置と称する。さまざまな実施形態では、Δx/2を、公称チャネル入力位置からの正または負のオフセットとすることができる。チャネル入力i1…i8の位置を、AWG 200の物理的特性から決定することができる。したがって、AWGの点検によって、半チャネル入力i1’〜i8’が、たとえば標準チャネル入力位置から約Δx/2だけオフセットされた、半チャネル位置に配置されると決定することができる。
いくつかの場合に、AWG 200による対処がなければ、ポートi4’およびi8’に入力される信号が、ポートo1’〜o8’で解決可能ではなくなる可能性がある。この問題には、8×8 AWGに通常使用されるはずのものより多数のアレイ導波路230を含めることによって対処することができる。通常、N×N AWGは、約3N個のチャネル導波路を含む。たとえば、8×8 AWGは、通常、24個のアレイ導波路を有するはずである。そのような従来の設計実践とは異なって、AWG 200を、半チャネル信号を解決するために通常より狭いチャネル応答を有するように構成することができる。したがって、さまざまな実施形態で、アレイ導波路230の個数は、3Nより多い。いくつかの実施形態で、アレイ導波路230の個数は、少なくとも約3.5Nであり、好ましくは、少なくとも約4Nである。したがって、いくつかの実施形態のAWG 200は、約32個のアレイ導波路230を有することができる。したがって、WDMチャネル間隔(Δλ)が約1.6μmである時に、AWG 200は、ポートi4’、i8’、および01’〜08’が、波長の約800nmと同等の間隔によってオフセットされる時に、LO周波数成分を解決することができる。
代替実施形態では、200GHz間隔および半チャネル位置に配置された入力/出力導波路を有する8×8 AWGではなく、入力信号140のチャネル間隔の半分、たとえば100GHz間隔を有する16×16 AWGを使用することができる。そのような実施形態では、本開示の範囲内で構成されたAWGを、物理的特性から決定されるAGWのチャネル間隔および受け取られた光WDN信号のチャネル間隔から決定することができる。そのような実施形態では、入力信号140xおよび140yを、たとえばAWGの偶数番号のチャネル入力に入力することができ、LO信号135xおよび135yを、それぞれの入力信号に隣接する奇数番号のチャネルに入力することができる。この構成では、各出力信号およびそれに対応する出力LOは、前に説明したように、AWGの隣接する出力に配置される。
当業者は、たとえば異なるチャネル間隔および異なる個数のAWGチャネルを有するシステムに、上で議論した原理を拡張することができる。そのような代替実施形態は、本開示によって企図され、本開示の範囲に含まれる。
図3に、さまざまな態様をより明瞭に示すために、別々の詳細でdemux110を示す。この図では、入力信号チャネル成分は、それぞれ、LOチャネル成分を示す線の2倍の長さの線を用いて概略的に示されている。この図示の慣例は、本明細書で、demux110を介する信号伝搬を追跡するのを助けるために使用され、信号成分強度の差を表すのではない。
図3は、限定なしに、demux110が、半チャネル・ポートを有して構成されたAWGdemuxである実施形態について示されている。入力i1〜i8は、入力信号140のチャネル間隔について構成されたAWG 200の公称チャネル入力に対応するAWG 200の物理的位置に配置される。入力i1’〜i8’は、LO入力i1’〜i7’が信号入力i1〜i8とインターリーブされるように、信号入力i1〜i8から物理的にオフセットされる。さまざまな実施形態では、LO入力i1’〜i7’は、信号入力i1〜i8の間のほぼ中間に配置される。したがって、LO入力は、前に説明したように半チャネルだけオフセットされるものとすることができる。たとえば、WMDチャネル間隔Δvを、≒200GHzとすることができ、信号入力i1〜i8は、200GHz入力ポート位置に配置され、LO入力i1’〜i7’は、信号入力から約100GHzだけオフセットされる。
出力ポートo1〜o8は、入力コム140の周波数成分を出力し、したがって、信号出力ポートと呼ぶことができる。出力ポートo1’〜o8’は、LOコム135の周波数成分を出力し、したがって、LO出力ポートと呼ぶことができる。LO出力ポートo1’〜o8’は、LO出力ポートi1’〜i7’が信号出力ポートo1〜o8とインターリーブされるように、信号出力ポートo1〜o8から物理的にオフセットされる。さまざまな実施形態では、LO出力ポートo1’〜o7’は、信号出力ポートo1〜o8の間のほぼ中間に配置される。出力ポートo1〜o8およびo1’〜o8’は、それぞれ、所期の信号チャネルを受け取るためにdemux110の出力面に物理的に配置された出力導波路(図示せず)に関連する。
いくつかの実施形態では、AWG 200の入力導波路および出力導波路を、最も外側の出力導波路が使用されないように選択することができる。通常のN×Nは、最も外側のAWG入力で3dBの過剰な損失を有する場合がある。したがって、いくつかの実施形態では、N個のチャネルの内側のサブセットを使用して、最も外側の導波路が使用された場合に生じるはずの挿入損失を回避することができる。N=16である、より特定の例では、位置i12、i12’の入力導波路(図3によって例示される命名規約に従う)を、x偏光の入力として使用することができ、入力導波路i8、i8’を、Y偏光に使用することができる。代替案では、入力導波路i8、i8’、i4、およびi4’を使用することができる。したがって、光学分野の当業者は、図1の実施形態が、システム100の説明された動作をもたらすAWG入力から出力へのマッピングをもたらすさまざまなAWG構成の一例にすぎないことを認めるであろう。
図4A〜4Dに、demux110内の入力コム140とLOコム135の光のルーティングを示す。図4Aに、入力i8によって受け取られるX(たとえば、TE)偏光成分140xの場合を示す。入力コムの異なる波長は、異なる出力に集中し、より長い波長は、より下のポートに集中する。したがって、
Figure 2015510314
チャネルは、o1出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o2出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o3出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o4出力にルーティングされる。図4Bに、入力i8’によって受け取られるX偏光LO成分135xの場合を示す。LOコムの異なる波長は、隣接し、対応する信号出力ポートの上側にある異なるLO出力ポートに集中する。したがって、
Figure 2015510314
チャネルは、o1’出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o2’出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o3’出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o4’出力にルーティングされる。
図4Cに、入力i4によって受け取られるTMまたはY偏光信号成分140yの場合を示す。
Figure 2015510314
チャネルは、o5出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o6出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o7出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o8出力にルーティングされる。図4Dに、入力i4’によって受け取られるTMまたはY偏光LO成分135yの場合を示す。
Figure 2015510314
チャネルは、o5’出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o6’出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o7’出力にルーティングされ、
Figure 2015510314
チャネルは、o8’出力にルーティングされる。
もう一度図3を検討して、複数の態様を注記する。第1に、X偏光成分に対応する信号は、一緒にグループ化され、Y偏光成分に対応する信号は、一緒にグループ化される。第2に、2つの偏光成分に対応するグループは、互いに素である。本明細書では、互いに素は、X偏光に対応する出力ポートのセットとY偏光に対応する出力ポートのセットとがオーバーラップしないことを意味する。言い替えると、X偏光の信号成分またはLO成分を担持する出力のいずれもが、Y偏光の信号成分を担持する出力の間に配置されず、逆も同様であり、たとえば、X偏光出力およびY偏光出力は、インターリーブされない。第3に、各信号成分は、対応するLO成分に隣接する出力にルーティングされる。したがって、たとえば、
Figure 2015510314
は、
Figure 2015510314
に隣接して配置され、
Figure 2015510314
は、
Figure 2015510314
に隣接して配置され、以下同様である。したがって、出力は、8つの出力対を形成し、各対は、信号成分出力およびそれに対応するLO成分出力からなる。最後に、図1および3は、X偏光とY偏光との両方が存在することを示すが、実施形態はこれに限定されない。言い替えると、入力コム140は、X偏光成分だけ、Y偏光成分だけを含むことができ、あるいは、X偏光成分とY偏光成分との両方を含むことができる。同様に、LOコムは、X偏光成分とY偏光成分とのうちの一方または両方を含むことができる。
図5に、ミキサ170hと平衡検波器180hとの間の接続のさまざまな態様を強調するために、ミキサ170hおよび平衡検波器180hを詳細に提示する。ミキサ170hは、導波路510を介して
Figure 2015510314
信号および
Figure 2015510314
信号を受け取る。ミキサ170hは、相補的なI光信号および
Figure 2015510314
光信号と、相補的なQ光信号および
Figure 2015510314
光信号とを作る。導波路520は、I信号、
Figure 2015510314
信号、Q信号、および
Figure 2015510314
信号を、平衡検波器180hに伝える。平衡検波器180hは、電気領域でのさらなる処理のために、電気I信号および電気Q信号を受信機530に出力する。
特筆すべきことに、光受信機システムの通常の従来の実施態様とは異なって、導波路510は、お互いと交差せず、導波路520は、お互いと交差しない。たとえば、従来のコヒーレント受信機は、通常、同相チャネルおよび直角位相チャネルのためにそれぞれ1つのAWGを有して設計される。これらのチャネルが、偏光ダイバースである場合に、従来の受信機は、通常、同相チャネルおよび直角位相チャネルのそれぞれの偏光チャネルごとに1つを含む、4つのAWGを使用する。AWGの出力が、プレーナ型導波路によってハイブリッド・ミキサに結合される時に、導波路は、通常、交差し、たとえば、導波路によって伝えられる光信号の間の漏話をもたらす。
そのような従来の設計実践とは異なって、demux110の出力での信号成分およびLO成分の順序付けのおかげで、demux110とミキサ170hとの間またはミキサ170hと平衡検波器180hとの間で、導波路交差は不要である。交差の不在は、たとえば信号成分の間の漏話の減少または除去によって、導波路交差を含むシステムに対する相対的な改善された性能をもたらすと期待される。
図7に移ると、たとえば光デバイスを形成する方法700が提示されている。方法700のステップは、たとえば図1〜6で、本明細書で前に説明された要素を参照して、限定なしに説明される。方法700のステップを、図示の順序とは別の順序で実行することができ、いくつかの実施形態では、完全に省略することができる。
ステップ710では、第1入力ポートおよび隣接する第2入力ポート、たとえばポートi8およびi8’を有するAWGデマルチプレクサ、たとえばdemux110が、形成される。ステップ720では、第1入力ポートを、第1WDMデータ担持信号、たとえば信号140xを受け取るように構成する。ステップ730では、第2入力ポートを、第1WDM LO信号、たとえば信号135xを受け取るように構成する。第1入力ポートおよび第2入力ポートは、WDMデータ担持信号の個々のチャネルが、出力ポートの第1セット、たとえばポートo5〜o8にルーティングされ、WDM LO信号の個々のチャネルが、出力ポートの第2セット、たとえばo5’〜o8’にルーティングされ、第1セットおよび第2セットがインターリーブされるように、配置される。
上で説明した実施形態では、第1WDMデータ担持信号および第1WDM LO信号は、第1偏光を有することができる。その場合に、形成は、AWGデマルチプレクサの第3入力ポートおよび隣接する第4入力ポート、たとえばポートi4およびi4’を形成することを含むことができる。そのような実施形態では、この方法は、さらに、第3入力ポートが、第2偏光を有する第2WDMデータ担持信号を受け取るように構成されるステップ740を含むことができる。ステップ750では、第4入力ポートを、第2偏光を有する第2WDM LO信号を受け取るように構成することができる。第3入力ポートおよび第4入力ポートは、第2WDMデータ担持信号の個々のチャネルが出力ポートの第3セットにルーティングされ、第2WDM LO信号の個々のチャネルが出力ポートの第4セットにルーティングされ、第3セットおよび第4セットがインターリーブされるように、配置することができる。
上で説明した実施形態のいずれにおいても、この方法は、複数の光学ミキサ、たとえばミキサ170が形成されるステップ760を含むことができる。各ミキサを、単一のWDMチャネルおよび対応する単一のLOチャネルをAWGデマルチプレクサから受け取るように構成することができる。そのような実施形態では、この方法は、さらに、複数の平衡検波器、たとえば検波器180が形成されるステップ770を含むことができる。各平衡検波器を、交差しない導波路を介して光学ミキサの対応する1つの出力を受け取るように構成することができる。
上で説明した実施形態のいずれにおいても、方法700は、WDM LO信号ソース、たとえばソース150が第2入力ポートに結合されるステップ780を含むことができる。WDM LO信号は、WDMデータ担持信号のチャネル間隔とほぼ等しいチャネル間隔を有することができる。
上で説明した実施形態のいくつかでは、方法700は、偏光ビーム・スプリッタ、たとえばPBS 120が形成されるステップ790を含むことができる。ビーム・スプリッタを、偏光ダイバースWDMデータ担持信号の第1および第2の偏光を分離し、第1WDMデータ担持信号を第1入力ポートに供給し、第2WDMデータ担持信号を第3入力ポートに供給するように構成することができる。
上で説明した実施形態のいくつかでは、方法700は、偏光ビーム・スプリッタ、たとえばPBS 130が形成されるステップ795を含む。ビーム・スプリッタを、偏光ダイバースWDM LO信号の第1および第2の偏光成分を分離し、第1偏光成分を第2入力ポートに供給し、第2偏光成分を第4入力ポートに供給するように構成することができる。
上で説明した実施形態のいずれにおいても、AWGデマルチプレクサを、データ信号コムのチャネル間隔の約半分であるチャネル間隔を有するように構成することができる。上で説明した実施形態のいずれにおいても、AWGデマルチプレクサと、AWGデマルチプレクサに接続された入力導波路および出力導波路とを、平坦なシリカ層から形成することができる。上で説明した実施形態のいくつかでは、第1入力ポートおよび第2入力ポートを、隣接するポートとすることができ、第3入力ポートおよび第4入力ポートを、隣接するポートとすることができ、第2入力ポートおよび第3入力ポートを、複数の未使用の入力ポートによって分離することができる。
本開示が関係する当業者は、他のおよびさらなる追加、削除、置換、および変更を、説明された実施形態に対して行うことができることを了解するであろう。

Claims (19)

  1. 第1波長分割多重(WDM)データ担持信号を受け取るように構成されたアレイ導波路格子(AWG)デマルチプレクサの第1入力ポートと、
    前記第1入力ポートに隣接し、第1WDM局所発振器(LO)信号を受け取るように構成された第2入力ポートであって、
    前記第1入力ポートおよび前記第2入力ポートは、前記WDMデータ担持信号の個々のチャネルを前記AWGの出力ポートの第1セットに、前記WDM LO信号の個々のチャネルを前記AWGの出力ポートの第2セットに装置がルーティングできるように配置され、前記AWGの出力ポートの前記第1セットおよび前記第2セットは、お互いにインターリーブされる、第2入力ポートと、
    前記AWGデマルチプレクサの前記出力ポートから、前記WDMチャネルのうちの単一のチャネルおよび前記LOチャネルのうちの対応する単一のチャネルを各ミキサが受け取るように構成される、複数の光学ミキサと、
    交差しない導波路を介して前記光学ミキサの対応する1つから出力を受け取るように各平衡検波器が構成される、複数の平衡検波器と
    を含む装置。
  2. 前記第1WDMデータ担持信号および前記第1WDM LO信号は、第1偏光を有し、前記装置は、
    第2偏光を有する第2WDMデータ担持信号を受け取るように構成された前記AWGデマルチプレクサの第3入力ポートと、
    前記第3入力ポートに隣接し、前記第2偏光を有する第2WDM LO信号を受け取るように構成された、第4入力ポートと
    をさらに含み、前記第3入力ポートおよび前記第4入力ポートは、前記第2WDMデータ担持信号の個々のチャネルが出力ポートの第3セットにルーティングされ、前記第2WDM LO信号の個々のチャネルが出力ポートの第4セットにルーティングされるように配置され、前記第3セットおよび前記第4セットは、インターリーブされる
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記AWGデマルチプレクサは、データ信号コムのチャネル間隔の約半分であるチャネル間隔を有するように構成される、請求項1に記載の装置。
  4. (取り消し)
  5. 前記ミキサのそれぞれは、交差しない導波路を介して前記AWGデマルチプレクサから前記単一のWDMチャネルのうちの1つを受け取る、請求項1に記載の装置。
  6. 前記AWGデマルチプレクサと、前記AWGデマルチプレクサに接続された入力導波路および出力導波路とは、平坦なシリカ層から形成される、請求項1に記載の装置。
  7. 前記WDM LO信号を提供するように構成された光学ソースをさらに含み、前記WDM LO信号は、前記WDMデータ担持信号のチャネル間隔とほぼ等しいチャネル間隔を有する、請求項1に記載の装置。
  8. 偏光ダイバースWDMデータ担持信号の前記第1偏光および前記第2偏光を分離し、前記WDMデータ担持信号の前記第1偏光を前記第1入力ポートに提供し、前記WDMデータ担持信号の前記第2偏光を前記第3入力ポートに提供するように構成された偏光ビーム・スプリッタをさらに含む、請求項2に記載の装置。
  9. 偏光ダイバースWDM LO信号の前記第1偏光および前記第2偏光を分離し、前記WDM LO信号の前記第1偏光を前記第2入力ポートに提供し、前記WDM LO信号の前記第2偏光を前記第4入力ポートに提供するように構成された偏光ビーム・スプリッタをさらに含む、請求項2に記載の装置。
  10. 前記第1入力隣接ポートおよび前記第2入力隣接ポート、前記第3入力隣接ポートおよび前記第4入力隣接ポート、ならびに前記第2入力ポートおよび前記第3入力ポートは、複数の未使用入力ポートによって分離される、請求項2に記載の装置。
  11. 第1入力ポートおよび隣接する第2入力ポートを有するアレイ導波路格子(AWG)デマルチプレクサを形成するステップと、第1波長分割多重(WDM)データ担持信号を受け取るように前記第1入力ポートを構成するステップと、
    第1WDM局所発振器(LO)信号を受け取るように前記第2入力ポートを構成するステップであって、
    前記第1入力ポートおよび前記第2入力ポートは、前記WDMデータ担持信号の個々のチャネルが前記AWGの出力ポートの第1セットにルーティングされ、前記WDM LO信号の個々のチャネルが前記AWGの出力ポートの第2セットにルーティングされるように配置され、前記AWGの出力ポートの前記第1セットおよび前記第2セットは、お互いにインターリーブされる
    構成するステップと、
    複数の光学ミキサを形成するステップであって、各ミキサは、前記AWGデマルチプレクサから前記WDMチャネルのうちの単一のチャネルおよび前記LOチャネルのうちの対応する単一のチャネルを受け取るように構成される、形成するステップと、
    複数の平衡検波器を形成するステップであって、各平衡検波器は、交差しない導波路を介して前記光学ミキサの対応する1つから出力を受け取るように構成される、形成するステップと
    を含む方法。
  12. 前記第1WDMデータ担持信号および前記第1WDM LO信号は、第1偏光を有し、形成する前記ステップは、前記AWGデマルチプレクサの第3入力ポートおよび隣接する第4入力ポートを形成するステップを含み、前記方法は、
    第2偏光を有する第2WDMデータ担持信号を受け取るように前記第3入力ポートを構成するステップと、
    前記第2偏光を有する第2WDM LO信号を受け取るように、前記第3入力ポートに隣接する前記第4入力ポートを構成するステップと
    をさらに含み、前記第3入力ポートおよび前記第4入力ポートは、前記第2WDMデータ担持信号の個々のチャネルが出力ポートの第3セットにルーティングされ、前記第2WDM LO信号の個々のチャネルが出力ポートの第4セットにルーティングされるように配置され、前記第3セットおよび前記第4セットは、インターリーブされる
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記AWGデマルチプレクサは、データ信号コムのチャネル間隔の約半分であるチャネル間隔を有するように構成される、請求項11に記載の方法。
  14. 前記ミキサのそれぞれは、交差しない導波路を介して前記AWGデマルチプレクサから前記単一のWDMチャネルのうちの1つを受け取る、請求項11に記載の方法。
  15. 前記AWGデマルチプレクサと、前記AWGデマルチプレクサに接続された入力導波路および出力導波路とは、平坦なシリカ層から形成される、請求項11に記載の方法。
  16. WDM LO信号ソースを前記第2入力ポートに結合するステップをさらに含み、前記WDM LO信号は、前記WDMデータ担持信号のチャネル間隔とほぼ等しいチャネル間隔を有する、請求項11に記載の方法。
  17. 偏光ダイバースWDMデータ担持信号の前記第1偏光および前記第2偏光を分離し、前記WDMデータ担持信号の前記第1偏光を前記第1入力ポートに提供し、前記WDMデータ担持信号の前記第2偏光を前記第3入力ポートに提供するように構成された偏光ビーム・スプリッタを形成するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  18. 偏光ダイバースWDM LO信号の前記第1偏光および前記第2偏光を分離し、前記WDM LO信号の前記第1偏光を前記第2入力ポートに提供し、前記WDM LO信号の前記第2偏光を前記第4入力ポートに提供するように構成された偏光ビーム・スプリッタを形成するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  19. 前記第1入力隣接ポートおよび前記第2入力隣接ポート、前記第3入力隣接ポートおよび前記第4入力隣接ポート、ならびに前記第2入力ポートおよび前記第3入力ポートは、複数の未使用入力ポートによって分離される、請求項12に記載の方法。
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