JP2015508962A - エンハンスドセルフォワードアクセスチャネル専用チャネルにおけるチャネルフォールバックのための方法および装置 - Google Patents

エンハンスドセルフォワードアクセスチャネル専用チャネルにおけるチャネルフォールバックのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

ユーザ機器(UE)装置、ネットワーク装置、および、通信のためにフォールバックリソースを使用する対応する方法。UEは、アップリンクデータの通信にフォールバックリソースが好ましいかどうかを規定するフォールバック情報をネットワーク装置に示し、アップリンクデータを通信するためにフォールバックリソースが使用されるべきであるかどうかを規定するフォールバック判断をネットワーク装置から受信する。UEは次いで、フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワーク装置に通信するかどうかを判定する。ネットワーク装置は、アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することと関連するプリアンブルをUEから受信し、UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断を決定する。ネットワーク装置は次いで、フォールバック判断をUEに通信する。

Description

本開示の態様は全般にワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、Cell Forward Access Channel (CELL_FACH)においてアクセスチャネルを通じて通信することに関する。
[米国特許法第119条に基づく優先権の主張]
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により明白に本明細書に組み込まれる、2012年1月30日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR CHANNEL FALLBACK IN ENHANCED CELL FORWARD ACCESS CHANNEL DEDICATED CHANNEL」と題する仮出願第61/592,251号、および2012年5月10日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR CHANNEL FALLBACK IN ENHANCED CELL FORWARD ACCESS CHANNEL DEDICATED CHANNEL」と題する仮出願第61/645,469号の優先権を主張するものである。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)携帯電話技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させるHigh Speed Packet Access (HSPA)のような改善された3Gデータ通信プロトコルもサポートする。さらにUMTSは、マルチ無線アクセスベアラ(マルチRAB)能力をサポートし、これは、2つ以上の無線アクセスベアラを通じたユーザ機器(UE)との同時のネットワーク通信を可能にする。したがって、UMTSにおけるマルチRAB機能は、ユーザ機器が、パケット交換データと回線交換データとを同時に送信および受信することを可能にする。
リリース8(Rel-8)のような3GPPのいくつかのリリースでは、HSPAを使用して通信しているユーザ機器(UE)およびネットワーク(NW)が、Cell Forward Access Channel (CELL_FACH)においてEnhanced Uplink (EUL)をサポートする場合、UEは、CELL_FACHにおいてアップリンク上で、共通のEnhanced Dedicated Channel (E-DCH)リソースを通じて、またはHigh Speed Random Access Channel (HS-RACH)を通じて送信することができる。たとえば、UEは、3GPPリリース99(Rel-99)RACHリソースのような他のリソースを通じて送信することを許容されないことがある。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
ある例では、ある状況において、ネットワーク(NW)がユーザ機器(UE)をレガシーリソースへフォールバックさせることを可能にするための、フォールバック方式が提示される。たとえば、UEおよびNWがCell Forward Access Channel (CELL_FACH)状態でEnhanced Uplink (EUL)を使用して通信している場合、NWは、広帯域符号分割多元接続リリース99のような、レガシー技術のRandom Access Channel (RACH)リソースへとフォールバックするように、UEに命令することができる。一例では、UEは、NWへの1つまたは複数のメッセージ中で、フォールバック指示を規定することができる。
一態様では、ワイヤレスネットワークにおいて通信するための方法が提供される。方法は、アップリンクデータを通信するのにフォールバックリソースが好ましいかどうかを規定するフォールバック情報をネットワークコンポーネントに示すステップと、アップリンクデータを通信するためにフォールバックリソースが使用されるべきであるかどうかを規定するフォールバック判断をネットワークコンポーネントから受信するステップとを含む。方法はさらに、フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するステップを含む。
別の態様によれば、非一時的コンピュータ可読媒体を有する、ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのコンピュータプログラム製品が提供され、非一時的コンピュータ可読媒体は、アップリンクデータを通信するのにフォールバックリソースが好ましいかどうかを規定するフォールバック情報をネットワークコンポーネントに示すための少なくとも1つの命令と、アップリンクデータを通信するためにフォールバックリソースが使用されるべきであるかどうかを規定するフォールバック判断をネットワークコンポーネントから受信するための少なくとも1つの命令と、フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するための少なくとも1つの命令とを伴う。
さらに別の態様では、アップリンクデータを通信するのにフォールバックリソースが好ましいかどうかを規定するフォールバック情報をネットワークコンポーネントに示すための手段と、アップリンクデータを通信するためにフォールバックリソースが使用されるべきであるかどうかを規定するフォールバック判断をネットワークコンポーネントから受信するための手段とを含む、ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのUE装置が提供される。UE装置はさらに、フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するための手段を含む。
その上、ある態様では、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを有する、ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのUE装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサは、アップリンクデータを通信するのにフォールバックリソースが好ましいかどうかを規定するフォールバック情報をネットワークコンポーネントに示し、アップリンクデータを通信するためにフォールバックリソースが使用されるべきであるかどうかを規定するフォールバック判断をネットワークコンポーネントから受信し、フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するように構成される。
別の態様では、ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信するための方法が提供される。方法は、アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することと関連するプリアンブルをUEから受信するステップと、UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断を決定するステップとを含む。方法はさらに、フォールバック判断をUEに通信することを含む。
別の態様によれば、非一時的コンピュータ可読媒体を有するワイヤレスネットワークにおいて通信するためのコンピュータプログラム製品が提供され、非一時的コンピュータ可読媒体は、アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することと関連するプリアンブルをUEから受信するための少なくとも1つの命令と、UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断を決定するための少なくとも1つの命令と、フォールバック判断をUEに通信するための少なくとも1つの命令とを伴う。
さらに別の態様では、アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することと関連するプリアンブルをUEから受信するための手段と、UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断を決定するための手段とを含む、ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのUE装置が提供される。UE装置はさらに、フォールバック判断をUEに通信するための手段を含む。
その上、ある態様では、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを有する、ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのUE装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサは、アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することと関連するプリアンブルをUEから受信し、UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断を決定し、フォールバック判断をUEに通信するように構成される。
本開示のこれらの態様および他の態様は、以下の発明を実施するための形態を概観することによってより完全に理解されるであろう。
開示される態様を限定するためではなく例示するために与えられる添付の図面とともに、開示される態様が以下で説明され、同様の記号表示は同様の要素を示している。
ユーザ機器(UE)とネットワークとの間で通信する際にフォールバックリソースを使用するかどうかを示すためのシステムの一態様の概略的なブロック図である。 ネットワークと通信するためにフォールバック判断をUEに示すための例示的な状態を示す図である。 受信されたフォールバック判断に基づいて通信するかどうかを判定するための例示的な方法の一態様のフローチャートである。 フォールバック判断をUEに示すための例示的な方法の一態様のフローチャートである。 フォールバック判断に基づいてネットワークコンポーネントと通信するかどうかを判定するためのシステムの一態様の概略的なブロック図である。 フォールバック判断を通信するためのシステムの一態様の概略的なブロック図である。 本明細書で説明される態様による、ハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。 本明細書で説明される態様による、遠隔通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 本明細書で説明される態様による、アクセスネットワークの一例を示す概念図である。 本明細書で説明される態様による、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 本明細書で説明される態様による、遠隔通信システムにおいてUEと通信しているNode Bの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実行され得る唯一の構成を表すことは意図されない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細を伴わずに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避するために、周知の構造およびコンポーネントがブロック図の形式で示されている。
本明細書で説明されるのは、ユーザ機器(UE)とネットワーク(NW)との間で新たなデータを通信するために、かつ/またはデータを再送信するために、リソースのセットからレガシーリソースのセットへのフォールバックを可能にすることに関する様々な態様である。たとえば、リソースのセットは、Enhanced Cell Forward Access Channel (CELL_FACH) Enhanced Data Channel (E-DCH)リソース、High Speed Random Access Channel (HS-RACH)リソースなどを含んでよく、レガシーリソースのセットは、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA(登録商標))リリース99(Rel-99)のPhysical Random Access Channel (PRACH)リソースを含んでよい。たとえば、Enhanced CELL_FACH E-DCH/HS-RACHリソースは、リリース8(Rel-8)のような3GPPのリリースにおいて定義されたリソースに対応してよく、一方レガシー技術のRACHリソースは、Rel-99のような3GPPのより以前のリリースに対応し得る。
一例では、UEは、フォールバック指示をNWに与えることによって、フォールバックの実施を支援することができ、NWは、このフォールバック指示を、UEのためのフォールバック判断を行う際に考慮することができる。たとえば、フォールバック指示は、UEがE-DCH/HS-RACHリソースのみをサポートするのか、またはE-DCH/HS-RACHおよび/またはレガシーリソースをサポートするのかを示し得る。ある例では、UEは、チャネルを通じてNWに送信されるべきアップリンクデータのタイプに基づいて、フォールバック指示を選択することができる。NWは、負荷平衡基準のような他の考慮事項も、フォールバック判断の根拠とすることができる。加えて、一例では、UEは、NWのフォールバック判断に従うかどうかを判定し、または、チャネルを通じて送信されるデータに対する非肯定応答としてその判断を見なすことができる。したがって、UEは、フォールバックを実施して、アクセスチャネルリソースをUEに割り当てる際のNWにおける柔軟性を実現することができる。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム10は、ワイヤレスネットワーク中の1つまたは複数のネットワークコンポーネント14と通信するためのユーザ機器(UE)12を含む。たとえば、ネットワークコンポーネント14は実質的に、Node Bおよび/または無線ネットワークコントローラ(RNC)、リレー、UE 12とピアツーピアモードまたはアドホックモードで通信するUEのような、ワイヤレスネットワークの任意のコンポーネント、ゲートウェイ、モビリティ管理エンティティ(MME)のような1つまたはコアネットワークコンポーネントなどであってよい。たとえば、ネットワークコンポーネント14は、ネットワークコンポーネント14と通信するためにリソースをUE 12に割り当てることができ、ここで、リソースは、1つまたは複数の論理ワイヤレスチャネルを定義する時間/周波数リソースに対応する。ワイヤレスチャネルは、アクセスチャネル(RACHのような)、CELL_FACHチャネル(E-DCHのような)などを含み得る。
UE 12は、ネットワークコンポーネントから通信リソースを要求するためのリソース要求コンポーネント16と、フォールバック情報32をネットワークコンポーネントに提供するための任意選択のフォールバック指示コンポーネント18と、ネットワークコンポーネントからフォールバック判断を取得するためのフォールバック判断受信コンポーネント20と、チャネルを通じてデータをネットワークコンポーネントに送信するためのチャネル通信コンポーネント22とを含む。
ネットワークコンポーネント14は、ネットワークコンポーネントにアクセスするためのUEからの通信リソースに対する要求を取得するためのリソース要求受信コンポーネント24と、UEからフォールバック情報32を取得するための任意選択のフォールバック情報受信コンポーネント26と、UEがレガシーリソースにフォールバックすることを許可するかどうか判定するためのフォールバック判断コンポーネント28と、1つまたは複数のチャネルを通じてUEからデータを受信するためのチャネル通信コンポーネント30とを含む。
ある例によれば、リソース要求コンポーネント16は、リソースに対する要求をネットワークコンポーネント14に送信することができる。たとえば、これは、ネットワークコンポーネント14のRACHリソースを通じて(たとえば、プリアンブルランピング(preamble ramping)手順を使用して)RACHプリアンブルを送信するステップを含み得る。UE 12がレガシーリソースにフォールバックする能力を有するか、またはそのことを好むかどうかに関するフォールバック指示は、その要求によって規定され得る。一例では、フォールバック指示コンポーネント18は、リソースに対する要求に含めるためのフォールバック指示を含み得る、フォールバック情報32を生成することができる。別の例では、フォールバック指示コンポーネント18は、リソースに対する要求が送信される方式によって、たとえば、複数のプリアンブルスクランブリングコード、アクセススロット、プリアンブルシグニチャ、または、フォールバック指示を区別するためのリソースに対する要求の実質的に任意の送信パラメータのうちの1つを選択することによって、フォールバック判断を示すことができる。いずれの例でも、リソース要求受信コンポーネント24は、リソースに対する要求を取得することができ、フォールバック情報受信コンポーネント26は、要求からフォールバック指示を決定することができる。
一例では、フォールバック情報受信コンポーネント26は、リソースに対する要求または他のメッセージ内のフォールバック情報32からフォールバック指示を取得することができる。別の例では、フォールバック情報受信コンポーネント26は、UE 12から受信されるような要求の1つまたは複数の態様に基づいて、フォールバック情報を決定することができる。たとえば、フォールバック情報受信コンポーネント26は、要求を送信するために使用される、プリアンブルスクランブリングコード、アクセススロット、プリアンブルシグニチャなどに基づいて、フォールバック指示を決定することができる。したがって、フォールバック情報受信コンポーネント26は、フォールバック指示に基づいて、UE 12がレガシーリソースにフォールバックすることが可能かどうかを判定することができ、フォールバック判断コンポーネント28は、UE 12にフォールバックリソースを割り当てるかどうかを判定する際にこの情報を使用することができる。フォールバック判断受信コンポーネント20は、ネットワークコンポーネント14からフォールバック判断を取得することができるので、ネットワークコンポーネント14によって割り当てられたチャネル通信コンポーネント22を介してネットワーク14と通信することと、フォールバック判断を無視してフォールバックリソースを使用しないことのうちの少なくとも1つなどのために、フォールバックリソースを使用することができる。
レガシーUEのような一部のUEは、リソースに対する要求の中でフォールバック指示を規定できないことが諒解される。この例では、フォールバック情報受信コンポーネント26は、フォールバック指示を取得しない。したがって、フォールバック判断コンポーネント28は、UEがレガシーUEであると判定し、フォールバックリソース以外のリソースをレガシーUEに割り当てることができる。
ある特定の例では、UE 12は、CELL _FACH状態でネットワークコンポーネント14と通信することができる。UE 12およびネットワークコンポーネント14がEnhanced Uplink (EUL)をサポートするこの例では、UE 12およびネットワークコンポーネント14は、E-DCH/HS-RACHを通じて(たとえば、チャネル通信コンポーネント22および30を介して)、または、UE 12に割り当てられる、もしくはネットワークコンポーネント14によって別様に通知される同様のリソースを通じて、通信することができる。加えて、チャネル通信コンポーネント22は、UE 12および/またはネットワークコンポーネント14がフォールバックすると決定したフォールバックリソース(たとえば、Rel-99 RACHのようなレガシーリソース)を通じてネットワークコンポーネント14と通信することに、フォールバックすることができる。このことは、アクセスチャネルリソースを割り当てる際にネットワークコンポーネント14により高い柔軟性をもたらし、それは、ネットワークコンポーネント14が、UE 12と通信するためにE-DCH/HS-RACHまたはRel-99 RACHリソースを利用できるからである。
一例では、UE 12は、ネットワークコンポーネント14に送信するためのアップリンクデータを生成することができ、このデータは、新たなデータ(たとえば、アプリケーションまたは他のより高い通信レイヤから受信された)、再送信データ(たとえば、前のデータが正常に受信または復号されなかったという指示をネットワークコンポーネント14から受信したことに基づく)などであり得る。この点について、リソース要求コンポーネント16は、プリアンブルランピング手順を開始して、プリアンブルをネットワークコンポーネント14に送信し、データを送信する際に使用するリソースを取得することができる。プリアンブルランピングは、応答がネットワークコンポーネント14から受信されるまで(たとえば、かつ/または、閾値の電力または試行の回数に達するまで)、増大する電力を使用してプリアンブルを送信することを指し得る。
リソース要求受信コンポーネント24は、ランピング手順から1つまたは複数のプリアンブルの少なくとも1つを取得することができ、フォールバック判断コンポーネント28は、UE 12に、ネットワークコンポーネント14と通信する際にフォールバックリソース(たとえば、レガシーリソース)を使用することを許可するかどうか、または別様にはそのようにさせるかどうかを、判定することができる。たとえば、フォールバック判断コンポーネント28は、ネットワークコンポーネント14上の負荷に対応する、負荷平衡アルゴリズムまたは負荷平衡基準に一部基づいて、そのように判定することができる。たとえば、1つまたは複数の負荷基準が閾値に達する場合、フォールバック判断コンポーネント28は、フォールバックリソースを使用して動作することをUE 12に許可すること、またはそのように動作するようにUE 12に命令することを、決定することができる。したがって、一例では、フォールバック判断コンポーネント28は、UE 12がフォールバックリソースにフォールバックすべきであると判定することができる。一例では、フォールバックリソースはより少量の帯域幅を使用し得るので、フォールバック判断コンポーネント28は、UE 12とネットワークコンポーネント14との間の通信のために利用される帯域幅を節約しようとして、フォールバックリソースを使用するようにUE 12に要求または命令することができる。
説明されたように、フォールバック指示コンポーネント18は、フォールバック情報32をネットワークコンポーネント14に通信することができる。フォールバック情報32は、UE 12がE-DCH/HS-RACHのような非フォールバックリソースのみを通じて通信し得るか、非フォールバックリソースまたはフォールバックリソース(たとえば、Rel-99 RACHのようなレガシーリソース)を通じて通信し得るかなどに関する、UE 12のフォールバック指示を含み得る。説明されるように、フォールバック指示コンポーネント18は、要求の中で、または、プリアンブルスクランブリングコードの選択、アクセススロットの選択、プリアンブルシグニチャの選択などのような、リソースに対する要求を生成する際にリソース要求コンポーネント16によって使用されるパラメータとして、フォールバック情報32を示すことができる。いずれの場合でも、フォールバック情報受信コンポーネント26は、UE 12からフォールバック情報32を取得することができ、フォールバック判断コンポーネント28は、レガシーリソース(本明細書ではフォールバックリソースとも呼ばれる)にフォールバックすることをUE 12に許可するかどうか、または別様にはそのように命令するかどうかを判定する際に、フォールバック情報32を考慮することができる。フォールバック判断コンポーネント28は、フォールバックリソースを利用することをUE 12に許可するかどうか、またはそのように命令するかどうかを判定する際に、負荷情報および/または他のパラメータに加えて、またはそれらの代わりに、フォールバック情報32を考慮することができる。
説明されたように、フォールバック判断コンポーネント28はフォールバック判断をUE 12に示すことができ、フォールバック判断受信コンポーネント20はフォールバック判断を取得することができる。一例では、フォールバック判断コンポーネント28は、Enhanced Acknowledgement Indicator Channel (E-AICH)を通じてプリアンブルを受信することの確認応答において、フォールバック判断を通信することができる。たとえば、フォールバック判断コンポーネント28は、フォールバックリソースを使用するかどうか規定するために、または、フォールバックリソースの使用がネットワークコンポーネント14によって許可されることを規定するために、所与のEnhanced Acknowledgement Indicator (E-AI)を規定することができる。一例では、フォールバック判断コンポーネント28は、フォールバックリソース(たとえば、Rel-99 PRACHリソース)がUE 12によって利用されるべきであることを規定するために、否定応答(NACK)の値を利用し、それ以外のことを規定するために、確認応答(ACK)を利用することなどが可能である。フォールバック判断受信コンポーネント20は、ネットワークコンポーネント14によって送信されたE-AICHからE-AI値を取得することができ、E-AI値に基づいて、ネットワークコンポーネント14と通信するためにフォールバックリソース(たとえば、Rel-99 PRACHリソース)を使用するかどうか判定することができる。いずれの場合でも、たとえば、チャネル通信コンポーネント22は、ネットワークコンポーネント14から受信されたフォールバック判断に基づいて、データをネットワークコンポーネント14に通信するためのチャネルを決定することができる。
一例では、チャネル通信コンポーネント22は、フォールバック判断に基づいて、アップリンクE-DCH/HS-RACHまたはレガシーリソースを通じて、データをネットワークコンポーネント14に通信することができる。たとえば、フォールバック判断受信コンポーネント20が、フォールバック判断がフォールバック指示コンポーネント18によって決定されたフォールバック情報32(たとえば、E-DCH/HS-RACHのみを通じて通信する、E-DCH/HS-RACHまたはレガシーRACHを通じて通信するなど)と相関すると判定する場合、チャネル通信コンポーネント22は、フォールバック判断に基づいて、チャネルを通じてデータを送信することができる。したがって、UE 12がフォールバックリソースにフォールバックすべきであることをフォールバック判断が規定する場合、チャネル通信コンポーネント22は、フォールバックリソースを通じてデータを通信することができる。他の例では、フォールバック判断がフォールバック情報32中のフォールバック指示と合わないと、フォールバック判断受信コンポーネント20が判定する場合、チャネル通信コンポーネント22は、フォールバック判断がその中で受信される確認応答を、プリアンブルに対する否定応答(NACK)として扱うことができ、または別様には、確認応答を無視して、ある期間、ネットワークコンポーネント14と通信するのを控えることができる。
一例では、フォールバック判断受信コンポーネント20は、Rel-99 RACHリソースにフォールバックするための指示として、リソースに対する要求に応答してNACKを受信するので、この例では、チャネル通信コンポーネント22は、E-DCH/HS-RACHを通じたRACH要求に応答して、NACKを受信したことに対して定義されるレガシーバックオフ手順を開始し、たとえば、ある規定された期間の後で、プリアンブルランプアップを再開する。NACKがリソースに対する要求に応答して受信される別の例では、チャネル通信コンポーネント22はそのバックオフ手順を使用することができ、リソース要求コンポーネント16は、(たとえば、共通制御チャネル(CCCH)または専用制御チャネル(DCCH)を通じて)制御データを送信するためのリソースを要求している。この例では、チャネル通信コンポーネント22は、フォールバックリソースを使用することができ、リソース要求コンポーネント16は、非制御データを送信するためのリソースを要求している(たとえば、専用トラフィックチャネル(DTCH)を通じたユーザプレーンデータ)。
一例では、フォールバックリソースを使用する場合、可変の無線リンク制御レイヤ(RLC)プロトコルデータユニット(PDU)のサイズおよび/または媒体アクセス制御(MAC)-i/isのセグメント化がサポートされないことがあるので、フォールバック判断がフォールバックリソースを使用することを示す場合、チャネル通信コンポーネント22は、フォールバックリソースのPDUサイズを使用して、データを通信することが可能であることも可能ではないこともある。したがって、ある状況では、上記の状況に遭遇するのを避けるために、フォールバック指示コンポーネント18が、フォールバック情報32の中でE-DCH/HS-RACHに対するフォールバック指示のみを規定することが有益であり得る。たとえば、チャネル通信コンポーネント22が新たなデータの一部をネットワークコンポーネント14にすでに通信した場合、フォールバック指示コンポーネント18は、新たなデータの残りの部分の後続の通信のために、E-DCH/HS-RACHに対するフォールバック指示のみをネットワークコンポーネント14に対して規定することができる。同様に、チャネル通信コンポーネント22がPDU全体と通信している場合、RACHリソースのサイズ一定という要件は、PDU全体を送信するために必要とされる要件と合わないことがあり、この状況では、フォールバック指示コンポーネント18は同様に、フォールバック情報32の中で、E-DCH/HS-RACHのみのリソースを要求することができる。
別の例では、可変のPDUおよび/またはMAC-i/isのセグメント化がフォールバックリソースを通じてサポートされ得るので、UE 12は、ネットワークコンポーネント14にフォールバック情報を示さなくてよく、ネットワークコンポーネント14のフォールバック判断に従うことができる。
加えて、フォールバック判断コンポーネント28は、フォールバックリソースの割当てと非フォールバックリソースの割当てとを行き来するのを避けるために、フォールバックリソースを使用することをUE 12に許可すること、またはそのように命令することと、そのようにしないように示すこととを切り替えるのを、以前の切り替えからの経過時間に基づいて制約することができる。たとえば、この時間は、時間の長さ、送信時間間隔(TTI)の数、割振りの数などとして規定され得る。この例では、フォールバック判断コンポーネント28はさらに、フォールバックを許可または命令することからそのようにしないように示すことへの(またはその逆の)最後の切り替えからの時間と、フォールバックリソースを使用することをUE 12に許可するかどうか、またはそのように命令するかどうかを判定する際の閾値とを比較することができる(たとえば、フォールバック判断コンポーネント28は、その時間が閾値に達した場合、フォールバックリソースを使用することをUE 12に許可する、またはUE 12にそのようにさせると、決定することができる)。
上で全般にE-DCH/HS-RACHリソースおよびRel-99 RACHリソースの用語で説明されたが、この概念は、非フォールバックリソースとしてのリソースおよびフォールバックリソースとしてのレガシーリソースの実質的に任意のセットに対して適用され得ることを諒解されたい。
図2では、上で説明されたような、ネットワークコンポーネント14と通信するUE 12を含む、例示的なワイヤレス通信システム40が示される。42において、UE 12は、CELL_FACH状態(またはEnhanced CELL_FACH状態)にある。UE 12は、送信されるべきアップリンクデータを有する。アップリンクデータは新たなデータであってよく、または、以前の送信からの再送信データであってよい。44において、アップリンクデータを送信するために、UE 12は、3GPP Rel-8のランピングアップ手順を含み得る、アップリンクプリアンブルランピングアップ手順を開始する。プリアンブル手順を実行するとき、UE 12は、46において、フォールバック指示(たとえば、フォールバックリソースの能力または選好)を任意選択で規定することができる。たとえば、これは、上で説明されたようなフォールバック情報32に対応し得る。
一例では、UE 12のフォールバック指示は、(a)E-DCH単独(たとえば、UE 12は、今後来るアップリンク送信のためにRel-8 HS-RACH/E-DCHを使用することを好む)、または(b)E-DCHまたはPRACH(たとえば、UEは、今後来るアップリンク送信に対してフォールバックリソースの選好を有さない)の少なくとも1つに対応する、リソースに対するサポートまたは選好の指示であり得る。一例では、UE 12は、(a)(たとえば、上で説明されたような、PDUサイズの不一致を避けるための)以前のデータの再送信のために選択肢(a)を示し、かつ/またはUE 12は新たなデータの再送信のために選択肢(b)を示す。その上、たとえば、46において、UE 12は、(1)異なるプリアンブルスクランブリングコードを使用すること、(2)異なるアクセススロットを使用すること、または(3)異なるプリアンブルシグニチャを使用することという選択肢のうちの1つに基づいて、プリアンブルランプアップにおいてフォールバック指示を規定することができる。
48において、ネットワークコンポーネント14は、フォールバックチャネルリソースをUE 12に提供するかどうかについてのフォールバック判断を行う(たとえば、E-DCH単独-非フォールバックリソースと、Rel-99 PRACH-フォールバックリソースのいずれか)。48におけるフォールバック判断は、UEフォールバック選好または、ネットワークコンポーネント14における負荷平衡基準および/またはアルゴリズム(または、フォールバックする、またはフォールバックしないという以前の指示のタイミングなどのような追加の考慮事項)に基づき得る。たとえば、ネットワークコンポーネント14が少なくとも閾値の負荷を有する場合、ネットワークコンポーネント14は、UE 12がネットワークコンポーネント14と通信するためのレガシーリソースを使用するものとして(たとえば、UE 12がそのような選好を示すかどうかに基づいて、または無関係に)、フォールバック判断を決定することができる。50において、ネットワークコンポーネント14は、確認応答チャネル(たとえば、Rel-8におけるE-AICHチャネル)を介して、フォールバック判断をUE 12に示すことができる。一例では、50において、ネットワークコンポーネント14は、NACKを使用してフォールバックを示す。
UE 12が50においてネットワークコンポーネント14からフォールバック判断を受信すると、UE 12は、フォールバック判断を決定すること(たとえば、NACKがネットワークコンポーネント14からE-AICHを通じて受信される場合に、フォールバックすると決定すること)に基づいて、ステップ52および54とステップ56および58のいずれかを任意選択で実行することができる。ある例として、UE 12のフォールバック指示が、ネットワークコンポーネント14のフォールバック判断と同じである場合(UE 12には好ましい)、UE 12はステップ52および/または54を実行することができる。一方、UE 12のフォールバック指示が、ネットワークコンポーネント14のフォールバック判断と異なる場合(UE 12には好ましくない)、UE 12はステップ56および/または58を実行することができる。52および54において、フォールバック判断はUE 12に好ましい。UE 12は、ネットワークコンポーネント14のフォールバック判断に従い、それに従ってアップリンクデータの送信を開始する。56および58において、フォールバック判断はUE 12に好ましくなく、この場合、UE 12は、NACKが現在のプリアンブル手順において受信されたかのようにフォールバック判断を扱うことができる。あるいは、UE 12は、56において、ネットワークコンポーネント14のフォールバック判断を無視し、アップリンクデータを送信しなくてよい。何らかのバックオフ時間の後、58において、UE 12は42においてプリアンブルランピング手順を再開する。
50においてNACKがE-AICHを通じて受信される場合、UE 12は、46におけるプリアンブルランピングアップが制御チャネルリソース(たとえば、CCCHまたはDCCH)のためのものであった場合、ステップ58を実行して、CELL_FACHにおけるE-DCHに対して定義されるレガシーバックオフ手順を実行できることを諒解されたい。46におけるプリアンブルランピングアップが非制御リソース(たとえば、DTCH)のためのものであった場合、UE 12は、52においてフォールバック判断に従い、54においてフォールバックRACHリソース(たとえば、Rel-99 RACH)上でデータを送信することができる。
56および58において、フォールバック判断がUE 12に好ましくなく、しかしUE 12がそれでもアップリンクデータを送信することを望む(たとえば、以前のRLC PDUの再送信のために)場合、UE 12は、(以前にセグメント化されている場合)完全な/全体のPDUを再送信して、完全性を伴ったRLCデータ配信を確実にすることができる。
上で説明されたように、上記のシステム40は、Rel-99 RACHリソースが一定のRLC PDUサイズを使用し、かつ/またはMAC-i/isのセグメント化を許容しない場合に有益であり得る。Rel-99 RACHリソースが可変サイズのRLC PDUおよび/またはMACI-i/isのセグメント化を許容する場合、ステップ50の後で、UE 12は、フォールバック判断に従って、再送信のためにリソースを使用して送信することができ、フォールバック判断に基づいて、HS-RACH/E-DCHとRel-99 RACHのいずれかでの、再送信PDUの送信を続けることができる。
図3〜図4は、フォールバックリソースを使用して通信するかどうかを判定するための例示的な方法を示す。説明を簡単にするために、方法は、一連の行為として示され説明されるが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態に従って、本明細書で示され説明されたものと異なる順序で、かつ/または他の行為と同時に行われ得るので、方法は、行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図などにおいて、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表され得ることを、諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態に従って方法を実施するために、示されたすべての行為が必要とされ得るとは限らない。
図3を参照すると、一態様では、ワイヤレスネットワークにおいて通信するための例示的な方法60が示される。
62において、フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するのに好ましいかどうかを規定する、フォールバック情報がネットワークコンポーネントに示され得る。たとえば、フォールバック情報は、UEが非フォールバックリソース(E-DCH/HS-RACHリソースのような)からフォールバックリソース(Rel-99 RACHリソースのような)または他のレガシーリソースへのフォールバックを好むかどうか、または別様にサポートするかどうかを規定し得る。一例では、62において、1つまたは複数のプリアンブルランピング手順の一部として送信される1つまたは複数のプリアンブルで、フォールバック情報が示され得る。これは、フォールバック情報などを示すために異なるプリアンブルスクランブリングコード、アクセススロット、またはプリアンブルシグニチャを使用する、プリアンブル中での情報の明示的な指示を含み得る。
64において、フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するために使用されるべきかどうかを規定する、フォールバック判断がネットワークコンポーネントから受信され得る。一例では、フォールバック判断は、62において示されるフォールバック情報に一部基づき得る。その上、フォールバック判断は、(たとえば、E-AICHを通じて)プリアンブルランピング手順に対するACKまたはNACKとしてネットワークコンポーネントから受信され得る。フォールバック判断は、ACK/NACKによって、または、対応するメッセージの中の値として示されてよく、かつ/または、それらから別様に導出可能であり得る。
66において、フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワークコンポーネントに通信するかどうかが判定され得る。説明されたように、フォールバック判断がフォールバック情報(たとえば、フォールバック情報の中のフォールバック指示)と一致する場合、UEはフォールバック判断に従ってネットワークコンポーネントと通信することができる。しかしながら、フォールバック判断がフォールバック情報と一致しない(たとえば、フォールバック判断がRel-99 RACHへのフォールバックを示し、フォールバック情報がE-DCH/HS-RACHのみへの選好を示す)場合、UEは、フォールバック判断を無視してネットワークコンポーネントと通信せず、ある期間ネットワークコンポーネントと通信することを控え、フォールバック判断がその中で受信される確認応答を、プリアンブル手順に対する否定応答として扱うことなどが可能である。その上、上の機能は、フォールバックリソースが一定のサイズであり、かつ/またはMAC-i/isのセグメント化を許容しない場合に、使用され得る。
フォールバック判断がE-AICHを通じてNACKとして受信される、ある特定の例では、レガシーバックオフ手順が、66において通信するかどうか判定することの一部として開始され、アップリンクデータはDTCHを通じた送信のための非制御データである。しかしながら、アップリンクデータが制御データである場合、66において、フォールバックリソースを通じてアップリンクデータを通信することが決定され得る。
図4を参照すると、一態様では、ワイヤレスネットワーク中のUEのためのフォールバック判断を通信するための方法70が示される。
72において、アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することに関連するプリアンブルが、UEから受信され得る。説明されるように、これは、プリアンブルランピング手順の一部であってよく、チャネルリソースは、プリアンブルを受信することに基づいてUEに付与され得る。たとえば、プリアンブルは、(たとえば、UEがCELL_FACHで動作している場合)RACHまたはE-DCHを通じて受信され得る。
74において、UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断が、決定され得る。たとえば、フォールバック判断は、1つまたは複数の負荷基準またはアルゴリズムに一部基づいて、決定され得る。その上、ある例では、フォールバック情報は、72においてプリアンブルの一部としてUEから受信されてよく、この情報は、フォールバック判断を決定するために追加で利用され得る。さらに別の例では、フォールバック判断の以前の変更からの時間、TTIの数などが決定され、複数のフォールバック判断の間での頻繁な変更(たとえば、行き来)を防ぐために、フォールバック判断を決定する際に利用され得る。
76において、フォールバック判断がUEに通信され得る。たとえば、これは、(たとえば、E-AICHを通じて)プリアンブルに対する確認応答の中でフォールバック判断を規定することを含み得る。一例では、NACKが、フォールバックを示すために、UEへのE-AICHを通じて規定され得る。
図5は、フォールバック判断に基づいてネットワークコンポーネントと通信するかどうか判定するための、例示的なシステム80を示す。たとえば、システム80は、少なくとも部分的にUE内に存在し得る。システム80は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであり得る、機能ブロックを含むものとして表されていることを諒解されたい。システム80は、アップリンクデータを通信するのにフォールバックリソースが好ましいかどうかを規定するフォールバック情報をネットワークコンポーネントに示すための電気的コンポーネント82と、アップリンクデータを通信するためにフォールバックリソースが使用されるべきであるかどうかを規定するフォールバック判断をネットワークコンポーネントから受信するための電気的コンポーネント84と、フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するための電気的コンポーネント86とを含む。たとえば、電気的コンポーネント82はリソース要求コンポーネント16またはフォールバック指示コンポーネント18に対応してよく、電気的コンポーネント84はフォールバック判断受信コンポーネント20に対応してよく、かつ/または、電気的コンポーネント86はチャネル通信コンポーネント22に対応してよい。
加えて、システム80は、電気的コンポーネント82、84、および86に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ88を含んでよい。メモリ88の外部にあるものとして示されているが、電気的コンポーネント82、84、および86のうちの1つまたは複数は、メモリ88内に存在し得ることを理解されたい。電気的コンポーネント82、84、および86は、一例では、バス89を通じて、または、コンポーネント間の通信を可能にするための同様の接続を通じて、相互接続され得る。一例では、電気的コンポーネント82、84、および86は、少なくとも1つのプロセッサを含んでよく、または各電気的コンポーネント82、84、および86は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであってよい。その上、追加の例または代替の例では、電気的コンポーネント82、84、および86はコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品であってよく、各電気的コンポーネント82、84、および86は対応するコードであってよい。
図6は、UE通信に関連するフォールバック判断を決定するための例示的なシステム90を示す。たとえば、システム90は、ワイヤレスネットワーク内に(たとえば、基地局または他のネットワークコンポーネントにおいて)少なくとも部分的に存在し得る。システム90は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであり得る、機能ブロックを含むものとして表されていることを諒解されたい。システム90は、アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することと関連するプリアンブルをUEから受信するための電気的コンポーネント92と、UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断を決定するための電気的コンポーネント94と、フォールバック判断をUEに通信するための電気的コンポーネント96とを含む。たとえば、電気的コンポーネント92はリソース要求受信コンポーネント24に対応してよく、電気的コンポーネント94はフォールバック情報受信コンポーネント26に対応してよく、かつ/または、電気的コンポーネント96はフォールバック判断コンポーネント28に対応してよい。
加えて、システム90は、電気的コンポーネント92、94、および96に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ98を含んでよい。メモリ98の外部にあるものとして示されているが、電気的コンポーネント92、94、および96のうちの1つまたは複数は、メモリ98内に存在し得ることを理解されたい。電気的コンポーネント92、94、および96は、一例では、バス99を通じて、または、コンポーネント間の通信を可能にするための同様の接続を通じて、相互接続され得る。一例では、電気的コンポーネント92、94、および96は、少なくとも1つのプロセッサを含んでよく、または各電気的コンポーネント92、94、および96は、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールであってよい。その上、追加の例または代替の例では、電気的コンポーネント92、94、および96はコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品であってよく、各電気的コンポーネント92、94、および96は対応するコードであってよい。
図7は、処理システム114を使用する装置100のハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。たとえば、装置100は、上で説明されたように、UE 12、ネットワークコンポーネント14などとして動作するように、特別にプログラムされ、または別様に構成され得る。この例では、処理システム114は、バス102によって全般的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス102は、処理システム114の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む、様々な回路を一緒につなぐ。バス102はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路のような、様々な他の回路をつなぐこともでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明されない。バスインターフェース108は、バス102と送受信機110との間にインターフェースを提供する。送受信機110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)も設けられてよい。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明される様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。ある態様では、たとえば、プロセッサ104および/またはコンピュータ可読媒体106は、上で説明されたように、UE 12、ネットワークコンポーネント14などとして動作するように、特別にプログラムされ、または別様に構成され得る。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。
限定はされないが、例として、図8に示される本開示の態様は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを使用するUMTSシステム200を参照して提示される。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)204、UMTS Terrestrial Radio Access Network (UTRAN)202、およびユーザ機器(UE)210という、3つの相互作用する領域を含む。この例では、UTRAN 202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN 202は、無線ネットワークコントローラ(RNC)206のようなそれぞれの無線ネットワークコントローラ(RNC)によって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)207のような複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)を含み得る。ここで、UTRAN 202は、本明細書で示されるRNC 206およびRNS 207に加えて、任意の数のRNC 206およびRNS 207を含み得る。RNC206は、とりわけ、RNS 207内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを担う装置である。RNC 206は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを通じて、UTRAN 202中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE 210とNode B 208との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのNode B 208によるUE 210とRNC 206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、レイヤ1と見なされ、MAC層は、レイヤ2と見なされ、RRC層は、レイヤ3と見なされ得る。以下の情報は、参照により本明細書に組み込まれるRRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0において取り入れられている用語を使用する。さらに、たとえば、UE 210は、上で説明されたように、UE 12として、および/またはネットワークコンポーネント14としてのNode B 208として動作するように、特別にプログラムされ、または別様に構成され得る。
RNS 207によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分割されてよく、無線送受信機装置が各セルにサービスする。無線送受信機装置は、通常、UMTS用途ではNode Bと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、トランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線送受信機、送受信機機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS 207に3つのNode B 208が示されているが、RNS 207は、任意の数のワイヤレスNode Bを含んでもよい。Node B 208は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN 204に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE 210は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)211をさらに含み得る。説明のために、1つのUE 210がいくつかのNode B 208と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるDLは、Node B208からUE 210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるULは、UE210からNode B 208への通信リンクを指す。
CN 204は、UTRAN 202のような1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。示されるように、CN 204は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念は、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装され得る。
CN 204は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、Mobile services Switching Centre (MSC)、Visitor Location Register (VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、Serving GPRS Support Node (SGSN)、およびGateway GPRS Support Node (GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。示される例では、CN 204は、MSC 212およびGMSC 214によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC 214は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC 206のような1つまたは複数のRNCが、MSC 212に接続され得る。MSC212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC 212は、UEがMSC 212のカバレッジエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC 214は、UEが回線交換ネットワーク216にアクセスするためのゲートウェイを、MSC 212を通じて提供する。GMSC 214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納する、Home Location Register (HLR)215を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する、認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC 214は、UEの位置を決定するためにHLR 215に問い合わせ、その位置をサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN 204はまた、Serving GPRS Support Node (SGSN)218およびGateway GPRS Support Node (GGSN)220によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN 220は、パケットベースネットワーク222へのUTRAN 202の接続を提供する。パケットベースネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークであってもよい。GGSN 220の主要機能は、UE 210にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC 212が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN 218を通じて、GGSN 220とUE 210との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用することができる。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMA(登録商標)エアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、Node B 208とUE 210との間のULおよびDLに異なる搬送周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は理解するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMA(登録商標)エアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する修正の中でもとりわけ、HSPAは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)およびHSUPA(High Speed Uplink Packet Access、Enhanced UplinkまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、High-Speed Downlink Shared Channel(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、High-Speed Physical Downlink Shared Channel (HS-PDSCH)、High-Speed Shared Control Channel (HS-SCCH)、およびHigh-Speed Dedicated Physical Control Channel (HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。つまり、ダウンリンクに関して、UE 210は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをNode B 208に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式とコーディング方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、Node B 208が正しい決定を行うのを支援するための、UE 210からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大および性能の向上を可能にする。つまり、本開示のある態様では、Node B 208および/またはUE 210は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、NodeB 208は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることが可能になる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指すために一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送性能を高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化は、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを上げるために単一のUE 210に送信されてよく、または全体的なシステム容量を拡大するために複数のUE 210に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを通じて送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグニチャを伴いUE 210に到着し、これによりUE 210の各々は、そのUE 210に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することが可能になる。アップリンク上では、各UE 210は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりNode B 208は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用され得る。チャネル状態がさほど好ましくないときは、送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させるために、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善するために、ビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通じて送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルの端において良好なカバレッジを達成するために、シングルストリームビームフォーミング送信が送信ダイバーシティと組み合わせて使用され得る。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアを通じてn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナを通じて送信される異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式およびコーディング方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。したがって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送信される。
図9を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク300が示されている。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル302、304、および306を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル302において、アンテナグループ312、314、および316は、各々異なるセクタに対応し得る。セル304において、アンテナグループ318、320、および322は、各々異なるセクタに対応する。セル306において、アンテナグループ324、326、および328は、各々異なるセクタに対応する。セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE 330および332は、Node B 342と通信していてもよく、UE 334および336は、Node B 344と通信していてもよく、UE 338および340は、Node B 346と通信していてもよい。ここで、各Node B 342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306の中のすべてのUE 330、332、334、336、338、340のために、CN 204(図8参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。たとえば、ある態様では、図9のUEは、上で説明されたように、UE 12として、および/またはネットワークコンポーネント14としてのNode Bとして動作するように、特別にプログラムされ、または別様に構成され得る。
UE 334がセル304における図示された位置からセル306に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバーが生じることがあり、UE 334との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル304からターゲットセルと呼ばれ得るセル306に移行する。UE 334において、それぞれのセルに対応するNode Bにおいて、無線ネットワークコントローラ206(図8を参照)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバー手順の管理が行われ得る。たとえば、ソースセル304との呼の間、または任意の他の時間において、UE 334は、ソースセル304の様々なパラメータ、ならびに、セル306および302のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE 334は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE 334は、アクティブセット、すなわち、UE 334が同時に接続されるセルのリストを保持することができる(すなわち、Downlink Dedicated Physical Channel DPCHまたはFractional Downlink Dedicated Physical Channel F-DPCHを現在UE 334に割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク300によって使用される変調方式および多元接続方式は、導入されている具体的な電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形を使用するUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを使用するGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを使用するEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。ここでHSPAシステムの一例が、図10を参照して提示される。図10は、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。
図10を参照すると、UEおよびNode Bの無線プロトコルアーキテクチャは、層1、層2、および層3という3つの層で示される。層1は最下層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。層1は、本明細書では物理層406と呼ばれる。層2(L2層)408は、物理層406の上にあり、物理層406を通じたUEとNode Bとの間のリンクを担う。たとえば、図10の無線プロトコルアーキテクチャに対応するUEは、上で説明されたように、UE 12、ネットワークコンポーネント14などとして動作するように、特別にプログラムされ、または別様に構成され得る。
ユーザプレーンでは、L2層408は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ410、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ412、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ414を含み、これらはネットワーク側のNode Bで終端する。示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層408より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、Node B間のUEのハンドオーバーのサポートを実現する。RLCサブレイヤ412は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ410はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の複数のUEへの割り当てを担う。MACサブレイヤ410はまた、HARQ動作も担う。
図11は、UE 550と通信しているNode B 510を含むシステム500のブロック図である。たとえば、UE 550は、上で説明されたように、UE 12として、および/またはネットワークコンポーネント14としてのNode B 510として動作するように、特別にプログラムされ、または別様に構成され得る。さらに、たとえば、Node B 510は図8のNode B 208であってよく、UE 550は図8のUE 210であってよい。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データ源512からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ540から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ520は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、スクランブリングコードとの乗算を行い、一連のシンボルを生成することができる。送信プロセッサ520のための、コーディング方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ544からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ540によって使用され得る。これらのチャネル推定は、UE 550によって送信される参照信号から、またはUE 550からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ530に与えられる。送信フレームプロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこれらフレームは送信機532に与えられ、送信機532は、アンテナ534を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE 550において、受信機554は、アンテナ552を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上に変調されている情報を回復する。受信機554によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ560に与えられ、受信フレームプロセッサ560は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ594に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ570に提供する。受信プロセッサ570は次いで、Node B 510中の送信プロセッサ520によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ570は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、Node B 510によって送信された、最も可能性の高い信号配列点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されるチャネル推定に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。そして、フレームの復号が成功したかどうか判定するために、CRCコードが確認される。次いで、復号が成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク572に与えられ、データシンク572は、UE 550および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号が成功したフレームによって搬送される制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に与えられる。受信プロセッサ570によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ590は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを使用して、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データソース578からのデータおよびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号が、送信プロセッサ580に与えられる。データソース578は、UE 550で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。Node B 510によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、送信プロセッサ580は、一連のシンボルを生成するために、CRCコード、FECを支援するためのコーディングおよびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、スクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。Node B 510によって送信される参照信号から、または、Node B 510によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ594によって導出されるチャネル推定が、適切なコーディング方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使用され得る。送信プロセッサ580によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ582に与えられる。送信フレームプロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機556に与えられ、送信機556は、アンテナ552を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびキャリア上へのフレームの変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE 550において受信機能に関して説明された方式と同様の方式で、Node B 510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機535によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ536に与えられ、受信フレームプロセッサ536は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ544に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ538に提供する。受信プロセッサ538は、UE 550中の送信プロセッサ580によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号が成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ540は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルも使用して、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることができる。
コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれNode B 510およびUE 550における動作を指示するために使用され得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、Node B 510およびUE 550のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。Node B 510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り当て、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使用され得る。
W-CDMA(登録商標)システムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様が提示されてきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明される様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTS、たとえばTD-SCDMA、High Speed Downlink Packet Access(HSDPA)、High Speed Uplink Packet Access (HSUPA)、High Speed Packet Access Plus (HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様はまた、Long Term Evolution(LTE)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、LTE-Advanced(LTE-A)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを利用するシステムに拡張され得る。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装され得る。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータによりアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータによりアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在し
てもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品で具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明される機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
本出願で使用される場合、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はされないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が、コンポーネントであり得る。1つまたは複数のコンポーネントが、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在してよく、1つのコンポーネントが、1つのコンピュータ上に配置されてよく、かつ/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてよい。加えて、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらのコンポーネントは、信号によって、ローカルシステム、分散システム内の別のコンポーネントと対話し、かつ/またはインターネットなどのネットワークを介して他のシステムと対話する1つのコンポーネントからのデータのような1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うことなどによって、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスによって通信し得る。
開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的な処理を示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、例示的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記されない限り、提示された特定の順序または階層に限定されることを意図されていない。
上記の説明は、本明細書で説明される様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示される態様に限定されるよう意図されておらず、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。
さらに、別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを指す。たとえば、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」をカバーするよう意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、請求項が包含することを意図されている。また、本明細書で開示される内容は、そのような開示が請求項で明記されているか否かにかかわりなく、公に供することは意図されてはいない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法クレームで「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
10 ワイヤレス通信システム
12 ユーザ機器
14 ネットワークコンポーネント
16 リソース要求コンポーネント
18 フォールバック指示コンポーネント
20 フォールバック判断受信コンポーネント
22 チャネル通信コンポーネント
24 リソース要求受信コンポーネント
26 フォールバック情報受信コンポーネント
28 フォールバック判断コンポーネント
30 チャネル通信コンポーネント
32 フォールバック情報
40 ワイヤレス通信システム
60 方法
70 方法
80 システム
82 フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するのに好ましいかどうかを規定するフォールバック情報を、ネットワークコンポーネントに示すための電気的コンポーネント
84 フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するために使用されるべきかどうかを規定するフォールバック判断を、ネットワークコンポーネントから受信するための電気的コンポーネント
86 フォールバック判断に一部基づいて、アップリンクデータをネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するための電気的コンポーネント
88 メモリ
89 バス
90 システム
92 アップリンクデータを送信するためにアクセスを要求することに関連するプリアンブルをUEから受信するための電気的コンポーネント
94 UEがアップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定する、フォールバック判断を決定するための電気的コンポーネント
96 フォールバック判断をUEに通信するための電気的コンポーネント
98 メモリ
99 バス
100 装置
102 バス
104 プロセッサ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 送受信機
112 ユーザインターフェース
114 処理システム
200 UMTSシステム
202 UTRAN
204 コアネットワーク
206 RNC
207 RNS
208 Node B
210 ユーザ機器
211 USIM
212 MSC/VLR
214 GMSC
215 HLR/AuC
216 PSTN/ISDN
218 SGSN
220 GGSN
222 インターネット
300 アクセスネットワーク
302, 304, 306 セル
312, 314, 316, 318, 320, 322, 324, 326, 328 アンテナグループ
330, 332, 334, 336, 338, 340 UE
342, 344, 346 Node B
406 物理層
408 層2
410 MACサブレイヤ
412 RLCサブレイヤ
414 PDCPサブレイヤ
416 RRCサブレイヤ
500 システム
510 Node B
512 データソース
520 送信プロセッサ
530 送信フレームプロセッサ
532 送信機
534 アンテナ
535 受信機
536 受信フレームプロセッサ
538 受信プロセッサ
539 データシンク
540 コントローラ/プロセッサ
542 メモリ
544 チャネルプロセッサ
546 スケジューラ/プロセッサ
550 UE
552 アンテナ
554 受信機
556 送信機
560 受信フレームプロセッサ
570 受信プロセッサ
572 データシンク
578 データソース
580 送信プロセッサ
582 送信フレームプロセッサ
590 コントローラ/プロセッサ
592 メモリ
594 チャネルプロセッサ

Claims (30)

  1. ワイヤレスネットワークにおいて通信するための方法であって、
    フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するのに好ましいかどうかを規定する、フォールバック情報をネットワークコンポーネントに示すステップと、
    前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するために使用されるべきかどうかを規定する、フォールバック判断を前記ネットワークコンポーネントから受信するステップと、
    前記フォールバック判断に一部基づいて、前記アップリンクデータを前記ネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記フォールバック情報を示す前記ステップが、プリアンブルランピング手順において前記フォールバック情報を示すステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フォールバック判断を受信する前記ステップが、前記プリアンブルランピング手順に対する確認応答または否定応答として、前記フォールバック判断を受信するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記フォールバックリソースを通じて前記アップリンクデータを前記ネットワークコンポーネントに通信するステップをさらに含み、
    前記フォールバック判断は、否定応答として受信され、
    前記アップリンクデータは制御データである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記プリアンブルランピング手順に対するバックオフ手順を開始するステップをさらに含み、
    前記フォールバック判断は、否定応答として受信され、
    前記アップリンクデータは、非制御データである、請求項3に記載の方法。
  6. 前記フォールバック情報を示す前記ステップが、前記プリアンブルランピング手順において、複数のプリアンブルに対して、異なるプリアンブルスクランブリングコード、異なるアクセススロット、または異なるプリアンブルシグニチャを利用するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記フォールバック判断が、前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するために使用されるべきであることを規定し、前記フォールバック情報が、前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するのに好ましいことを規定しない場合、前記プリアンブルランピング手順に対する否定応答を示すステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記フォールバックリソースが、レガシーランダムアクセスチャネルリソースを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記フォールバック判断が、前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するために使用されるべきであることを規定し、
    前記フォールバック情報が、前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するのに好ましいことを規定する場合、前記フォールバックリソースを通じて前記アップリンクデータを前記ネットワークコンポーネントに通信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記フォールバック判断が、前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するために使用されるべきであることを規定し、
    前記フォールバック情報が、前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するのに好ましいことを規定しない場合、前記ネットワークコンポーネントに通信するのを控えるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記フォールバック情報を示す前記ステップが、前記アップリンクデータが新たなデータか再送信データかに一部基づく、請求項1に記載の方法。
  12. ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムが、
    フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するのに好ましいかどうかを規定する、フォールバック情報をネットワークコンポーネントに示すための少なくとも1つの命令と、
    前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するために使用されるべきかどうかを規定する、フォールバック判断を前記ネットワークコンポーネントから受信するための少なくとも1つの命令と、
    前記フォールバック判断に一部基づいて、前記アップリンクデータを前記ネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するための少なくとも1つの命令と、
    を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 示すための前記少なくとも1つの命令が、プリアンブルランピング手順において前記フォールバック情報を示す、請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 受信するための前記少なくとも1つの命令が、プリアンブルランピング手順に対する確認応答または否定応答として、前記フォールバック判断を受信する、請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記フォールバックリソースが、レガシーランダムアクセスチャネルリソースを含む、請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  16. ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのユーザ機器(UE)装置であって、
    フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するのに好ましいかどうかを規定する、フォールバック情報をネットワークコンポーネントに示すための手段と、
    前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するために使用されるべきかどうかを規定する、フォールバック判断を前記ネットワークコンポーネントから受信するための手段と、
    前記フォールバック判断に一部基づいて、前記アップリンクデータを前記ネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するための手段と、
    を含むことを特徴とするUE装置。
  17. 示すための前記手段が、プリアンブルランピング手順において前記フォールバック情報を示す、請求項16に記載のUE装置。
  18. 受信するための前記手段が、プリアンブルランピング手順に対する確認応答または否定応答として、前記フォールバック判断を受信する、請求項16に記載のUE装置。
  19. 前記フォールバックリソースが、レガシーランダムアクセスチャネルリソースを含む、請求項16に記載のUE装置。
  20. ワイヤレスネットワークにおいて通信するためのユーザ機器(UE)装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    フォールバックリソースがアップリンクデータを通信するのに好ましいかどうかを規定する、フォールバック情報をネットワークコンポーネントに示し、
    前記フォールバックリソースが前記アップリンクデータを通信するために使用されるべきかどうかを規定する、フォールバック判断を前記ネットワークコンポーネントから受信し、
    前記フォールバック判断に一部基づいて、前記アップリンクデータを前記ネットワークコンポーネントに通信するかどうかを判定するように構成される、UE装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサが、プリアンブルランピング手順において前記フォールバック情報を示す、請求項20に記載のUE装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサが、プリアンブルランピング手順に対する確認応答または否定応答として、前記フォールバック判断を受信する、請求項20に記載のUE装置。
  23. 前記フォールバックリソースが、レガシーランダムアクセスチャネルリソースを含む、請求項20に記載のUE装置。
  24. ワイヤレスネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信するための方法であって、
    アップリンクデータを送信するためのアクセスを要求することと関連するプリアンブルをUEから受信するステップと、
    前記UEが前記アップリンクデータを通信する際にフォールバックリソースを利用すべきかどうかを規定するフォールバック判断を決定するステップと、
    前記フォールバック判断を前記UEに通信するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  25. 前記フォールバック判断を決定する前記ステップが、1つまたは複数の負荷平衡基準に一部基づく、請求項24に記載の方法。
  26. 前記フォールバック判断を通信する前記ステップが、前記プリアンブルに対する確認応答または否定応答として、前記フォールバック判断を通信するステップを含む、請求項24に記載の方法。
  27. 前記プリアンブルに一部基づいて、前記UEからフォールバック情報を決定するステップをさらに含み、
    前記フォールバック情報が、前記アップリンクデータを送信する際に前記フォールバックリソースを利用することを前記UEが好むかどうかを規定する、請求項24に記載の方法。
  28. 前記フォールバック情報を決定する前記ステップが、前記UEから受信された複数のプリアンブルに対して使用される、異なるプリアンブルスクランブリングコード、アクセススロット、またはプリアンブルシグニチャの少なくとも1つに基づいて前記フォールバック情報を決定するステップを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記フォールバックリソースが、レガシーランダムアクセスチャネルリソースを含む、請求項24に記載の方法。
  30. 前記フォールバック判断を決定する前記ステップが、前記フォールバックリソースを利用するかどうかの切り替えをもたらした以前のフォールバック判断からの、送信時間間隔の数、時間、またはフォールバック判断の数に一部基づく、請求項24に記載の方法。
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