JP2016526809A - 呼の性能およびデータスループットを改善するための方法および装置 - Google Patents

呼の性能およびデータスループットを改善するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

呼の性能およびデータスループットを改善するための、方法および装置が説明される。方法および装置は、ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信するステップを含み、1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる。さらに、方法および装置は、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するステップを含む。その上、方法および装置は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするステップを含み、1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、TTI内で再順序付けされる。加えて、方法および装置は、1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するステップを含む。

Description

優先権の主張
本特許出願は、それらの両方が本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年1月17日に出願された"Methods and Apparatus for Improving Call Performance and Data Throughput"と題する非仮出願第14/158,748号および2013年6月10日に出願された"Handling RLC UM Out of Order PDUs in one TTI"と題する仮出願第61/833,064号の優先権を主張する。
本開示の態様は一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、呼の性能およびデータスループットを改善することに関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザ経験を進化させ拡張させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。
いくつかのワイヤレス通信システムでは、パケットデータユニット(PDU)はユーザ機器(UE)によって順序が狂った(out-of-order)状態で受信されることがある。結果として、UEは、再送信がないので欠けているPDUをなんら待機することなく、受信されたPDUを順序が狂った状態で処理することがある。したがって、呼のPDUの処理における改善が望まれる。
RRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
一態様では、ワイヤレス通信における改良された状態の再送信の方法は、ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信するステップを備え、1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる。方法はさらに、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するステップを備える。その上、方法は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするステップを備え、1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、TTI内で再順序付けされる。加えて、方法は、1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するステップを備える。
さらなる態様は、ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信するための少なくとも1つの命令を含むコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信における改良された状態の再送信のためのコンピュータプログラム製品を提供し、1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる。コンピュータプログラム製品はさらに、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するための少なくとも1つの命令を備える。その上、コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするための少なくとも1つの命令を備え、1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、TTI内で再順序付けされる。加えて、コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するための少なくとも1つの命令を備える。
追加の態様は、ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信するための手段を備える、通信のための装置を提供し、1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる。装置はさらに、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するための手段を備える。その上、装置は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするための手段を備え、1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、TTI内で再順序付けされる。加えて、装置は、1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するための手段を備える。
追加の態様では、通信のための装置は、実行可能命令を記憶するメモリと、メモリと通信しているプロセッサとを備え、プロセッサは、ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信するための命令を実行するように構成され、1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる。プロセッサはさらに、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するように構成される。その上、プロセッサは、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするように構成され、1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、TTI内で再順序付けされる。加えて、プロセッサは、1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するように構成される。
上記の目的および関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され特許請求の範囲で具体的に指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のうちのいくつかを示すものにすぎず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの等価物を含むものとする。
本開示の特徴、性質、および利点は、下記の詳細な説明を図面と併せ読めばより明らかになる。図面中、同様の参照符号は、全体を通じて同様の部分を表す。
呼の性能およびデータスループットを改善することができるユーザ機器のある態様を含む通信ネットワークの概略図である。 図1の再構成構成要素のある態様の概略図である。 図1による、ユーザ機器とネットワークエンティティとの間の通信設備の概念図である。 図1による、ユーザ機器における状態再送信機能のある態様のフローチャートである。 図1による、処理システムを採用する装置のハードウェア実装のある例を示すブロック図である。 図1による、電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 本明細書で説明されるある態様のユーザ機器を含むアクセスネットワークの一例を示す概念図である。 本明細書で説明されるある態様のユーザ機器を含む、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 図1による、電気通信システムにおいてUEと通信しているNodeBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本態様は一般に、順序の狂ったPDUを再順序付けすることによって、呼の性能およびデータスループットを改善することに関する。具体的には、いくつかのユーザ機器(UE)は、ネットワークエンティティにデータ(たとえば、パケットデータユニット(PDU))を送信し、ネットワークエンティティからデータを受信するように構成され得る。いくつかの例では、UEは順序が狂った状態でPDUを受信することがある。たとえば、ネットワークエンティティは、ある順番でPDUを送信することがあるが、劣悪なネットワーク条件および/または劣悪な接続の結果として、UEはそれらが送信された順番とは異なる順番でPDUを受信することがある。再送信がない場合、UEは、たとえば無線リンク制御(RLC)非確認応答モード(UM:unacknowledged mode)の動作で、欠けているPDUをなんら待機することなく、順序が狂った状態でPDUを処理することがある。
いくつかの例では、PDU(たとえば、RLC UM PDU)は、それらが処理されるべき順序に対応するとともに、長さが7ビットであり127という最大値を伴う、シーケンス番号(SN)を有することがある。通常、後続のPDUの後続のSNが127から0に移行するときにロールオーバイベントが発生し、処理が適切に発生し得るようにフレームはインクリメントされる必要がある。しかしながら、上で述べられたように、UEは、再送信がないので欠けているPDUをなんら待機することなく、先入先出法(FIFO)に基づいて入来するPDUを処理することがある。結果として、UEは、PDUの喪失の影響を受けやすいことがある。たとえば、UEが対応するSN X(Xは任意の整数値である)を伴うPDUを予測している場合、かつ、UEが対応するSN X+1を伴うPDUを受信する場合、UEは、対応するSN Xを伴うPDUが欠けていると仮定し、再組立論理に従ってSN X+1を扱う。これによって、UEは、次のPDU SN X+2を扱う準備ができ得る。対応するSN Xを伴うPDUがこの時点で受信される場合、UEは、ロールオーバイベントが発生した後でこのSNが受信されると仮定してよく、RLC再組立論理に従って対応するSN Xを伴うPDUを扱ってよい。ロールオーバの一部として、ハイパーフレーム番号(HFN)がインクリメントされ、対応するSN Xを伴うPDUは、誤ったHFNを使用して解読される。ある態様では、HFNは、25ビットの長さであり、各々のSN周期において(たとえば、各々のRLC UM SN周期において)インクリメントされ得る。ネットワークが期せずして、対応するSN XおよびSN X+1を伴うPDUを、SN X+1およびSNのように逆の順序で符号化する場合、X+1に対応するPDUは、Xに対応するPDUが欠けていると仮定して扱われることがある。結果として、Xに対応するPDUは、ロールオーバイベントが発生した後で受信されると仮定して扱われる。これは、受信されたPDUおよびさらに後続のシーケンス中のPDUの誤った復号ももたらすことがある。結果として、呼の障害が、シグナリングプレーンとデータプレーンのいずれかで発生することがある。
したがって、本方法および本装置の態様によれば、1つまたは複数の呼の性能およびデータスループットの改善技法が、UEによる順序の狂ったPDUの処理を軽減するために、またはそうでなければ防止するために実施され得る。一態様では、方法および装置は、ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のPDUを受信し、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定し、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付け、1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理することによって、呼の性能およびデータスループットを改善することができる。したがって、いくつかの態様では、本方法および本装置は、現在の解決法と比較して、呼の性能およびデータスループットを改善するための効率的な解決法を提供することができる。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム10は、少なくとも1つのネットワークエンティティ14(たとえば、基地局)の通信カバレッジ中の少なくとも1つのUE12を含む。たとえば、UE12は、ネットワークエンティティ14によってネットワーク16と通信することができる。その上、UE12は、1つまたは複数のエアインターフェースを利用して、1つまたは複数の通信チャネル18を介してネットワークエンティティ14と通信することができる。そのような態様では、1つまたは複数の通信チャネル18は、アップリンクとダウンリンクの一方または両方での通信を可能にし得る。さらに、1つまたは複数の通信チャネル18上での通信は、1つまたは複数のPDU20の通信を含み得る。たとえば、PDU20は、無線リンク制御(RLC)非確認応答モード(UM)PDUを含み得る。
いくつかの態様では、UE12はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントと呼ばれるか、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。加えて、ネットワークエンティティ14は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、リレー、NodeB、モバイルNodeB、(たとえば、ピアツーピアまたはアドホックモードでUE12と通信する)UE、またはUE12においてワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにUE12と通信することができる実質的に任意のタイプの構成要素であり得る。
本態様によれば、UE12は、ネットワークエンティティから再構成メッセージを受信したことに応答してネットワークエンティティとの通信を再構成(たとえば、物理チャネル再構成)するように構成され得る、再構成構成要素22を含み得る。たとえば、再構成構成要素22は、通信構成要素30を介してネットワークエンティティ14から少なくとも1つまたは複数のPDU20を取得し、またはそうでなければ受信するように構成され得る。PDUの1つまたは複数は、複数のPDU20(たとえば、PDU1、PDU2、PDU3、PDU4、PDUN)の任意の1つまたは複数であってよく、Nは正の整数である。さらに、PDU20は、シグナリング無線ベアラ(SRB)データと無線ベアラ(RB)データの一方または両方を含んでよく、TTIの間に受信されてよい。しかしながら、いくつかの場合には、PDU20のすべてがUE12において受信されるとは限らないことがある。そのような場合は、構成を支援するためのRBデータを含むPDUが受信されないとき、呼のドロップのような劣悪なワイヤレスサービス体験につながり得る。したがって、そのような欠陥に対処するために、再構成構成要素22は決定構成要素24を含み得る。
ある態様では、決定構成要素24は、ネットワークエンティティ14からTTIの間に1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するように構成され得る。たとえば、決定構成要素24は、第1のPDUのSN(たとえば、PDU1のSN)および第2のPDUのSN(たとえば、PDU2のSN)を決定することによって、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU1、PDU2、PDU3、PDU4、PDUN)から1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定することができる。結果として、決定構成要素24は、第2のPDUのSNが第1のPDUのSNより小さいと決定することができる。したがって、決定構成要素24は、順序が狂ったことの表示(out-of-order indication)を出力することができる。1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定することは無線リンク制御(RLC)レイヤエンティティにおいて発生することに留意されたい。
さらなる態様では、再構成構成要素22は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けるように構成され得る、再順序付け構成要素25を含み得る。たとえば、再順序付け構成要素25は、第1のPDUのSN(たとえば、PDU1のSN)および第2のPDUのSN(たとえば、PDU2のSN)を再順序付けすることによって、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。再順序付け構成要素25は、決定構成要素24から順序が狂ったことの表示を受信したことに基づいて、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。さらに、再順序付け構成要素25は、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定した後で、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを継続的に再順序付けすることができ、または、再順序付け構成要素25は、TTIの間にすべての順序の狂ったPDUを決定した後で、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。結果として、再順序付け構成要素25は再順序付けされたPDUを出力することができる。
いくつかの態様では、再構成構成要素22は、再順序付け構成要素25が1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けした後でロールオーバトリガを決定し、ロールオーバトリガを決定したことに少なくとも一部基づいてロールオーバカウンタ値をインクリメントするように構成され得る、ロールオーバ構成要素26を含み得る。そのような態様では、ロールオーバトリガは、1つまたは複数の再順序付けされたPDUの1つまたは複数のSNに少なくとも一部基づき得る。いくつかの態様では、順序の狂ったPDUを再順序付けした後でロールオーバトリガを決定することは、欠けているPDUまたは順序の狂ったPDUが原因で、正しくないロールオーバトリガが発生するのを防ぐことができる。そのような態様では、正しいロールオーバトリガは、フレームが正しく調整されるので、PDU20の処理を同期することができる。
別の態様では、UE12は、ロールオーバカウンタ値に少なくとも一部基づいて再順序付けされたPDUを処理するように構成され得る、処理構成要素28を含み得る。たとえば、再構成構成要素22および/またはロールオーバ構成要素26は、ロールオーバカウンタ値を処理構成要素28に出力することができる。加えて、処理構成要素28は、再構成構成要素22および/または再順序付け構成要素25から再順序付けされたPDUを受信し、ロールオーバカウンタ値に基づいて再順序付けされたPDUを処理することができる。
追加の態様では、UE12は、1つまたは複数のネットワークエンティティ(たとえば、ネットワークエンティティ14)との1つまたは複数の通信チャネル18上でデータおよび/または音声通信(たとえば、PDU20)を送信し受信するように構成され得る、通信構成要素30を含み得る。たとえば、ある態様では、通信構成要素30は、1つまたは複数のネットワークエンティティ(たとえば、ネットワークエンティティ14)から少なくとも1つまたは複数のPDU20を受信することができ、かつ/または、1つまたは複数のメッセージをネットワークエンティティに送信することができる。さらに、通信構成要素30は、限定はされないが、送信機、受信機、送受信機、プロトコルスタック、送信チェーン構成要素、および受信チェーン構成要素の1つまたは複数を含み得る。
図2を参照すると、再構成構成要素22のある態様は、改善された再構成(たとえば、物理チャネル再構成)を支援するように構成され得る、様々な構成要素および/またはサブ構成要素を含み得る。たとえば、再構成構成要素22は、ネットワークから受信された順序の狂ったPDUを再順序付けすることによって、呼の性能およびデータスループットを改善することができる。本明細書で説明される様々な構成要素/サブ構成要素は、再構成構成要素22が、そのような改善された呼の性能およびデータスループットを達成することを可能にする。
ある態様では、再構成構成要素22は決定構成要素24を含み得る。たとえば、決定構成要素24は、通信構成要素30(図1)からメッセージ50の一部として1つまたは複数のPDUを受信するように構成され得る。メッセージ50は、1つもしくは複数のメッセージまたは1つもしくは複数のPDU20(図1)に対応し得る。任意の1つまたは複数のメッセージが各々、1つまたは複数のPDUを含み得ることを理解されたい。非限定的な例では、たとえば、メッセージ50は、PDU130、PDU232、PDU334、PDU436、およびPDUN38を含んでよく、Nは4より大きい任意の数である。加えて、メッセージ50は、1つまたは複数のPDUの各々に対する対応するSN40、SN42、SN44、SN46、およびSN48を含んでよく、Nは4より大きい任意の数である。さらに、メッセージ50は無線ベアラ(RB)54を含み得る。したがって、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU130〜PDUN38)の各々は、1つまたは複数のSN(たとえば、SN40〜SN48)およびRB54に対応し得る。任意の1つのPDU、またはメッセージ50の一部として示されるPDUもしくはメッセージ50を形成するPDUの任意の組合せは、1つまたは複数のPDUと見なされ得ることを理解されたい。いくつかの態様では、決定構成要素24はTTI52を決定することができる。非限定的な例では、たとえば、TTI52は、UE12とネットワークエンティティ14との間で構成される現在のTTIに対応し得る。
加えて、決定構成要素24は、PDU(たとえば、PDU130〜PDUN38)の1つまたは複数の順序が狂っていると決定したことに基づいて、順序が狂ったことの表示56を出力することができる。この例では、決定構成要素24は、第1のPDUのSN(たとえば、PDU130のSN40)および第2のPDUのSN(たとえば、PDU232のSN42)を決定することができる。ある例では、決定構成要素24は、第2のPDU32が第1のPDU30の後で受信されるが、第2のPDU32が第1のPDU30のSN(たとえば、SN40)より小さい対応するSN(たとえば、SN42)を有し得ると、決定することがある。たとえば、SN40は5という値を有することがあるが、SN42は(たとえば、SN40の値より小さい)値3を有することがある。しかしながら、PDU30はPDU32より前に受信されたので、決定構成要素24は、PDU30が(たとえば、SN40に対応する)5というSN値を有する一方でPDU32が(たとえば、SN42に対応する)3というSN値を有するので、PDU30が順序の狂った状態で受信されたと決定することができる。結果として、決定構成要素24は、決定に基づいて順序が狂ったことの表示56を出力することができる。
さらに、決定構成要素24は、1つまたは複数の順序の狂ったPDU(たとえば、PDU130〜PDUN38)を再順序付けするように構成され得る、再順序付け構成要素25を含み得る。たとえば、再順序付け構成要素25は、対応するSN(たとえば、SN40〜SN48)に基づいて順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。再順序付け構成要素25は、決定構成要素24から順序が狂ったことの表示56を受信したことに基づいて、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。一態様では、再順序付け構成要素25は、第1のPDUのSN(たとえば、PDU130のSN40)および第2のPDUのSN(たとえば、PDU232のSN42)を再順序付けすることによって、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。その上、再順序付け構成要素25は、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定した後で、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを継続的に再順序付けすることができ、または、再順序付け構成要素25は、TTIの間にすべての順序の狂ったPDUを決定した後で、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。結果として、PDUは、対応するSNに基づいて順次的な順序で再順序付けされ、再順序付け構成要素25は、再順序付けされたPDU58を出力することができる。したがって、トランスポートブロックサイズ(たとえば、メッセージ50)内のRLCシーケンス番号は、決定構成要素24によって再順序付けされている。
いくつかの態様では、決定構成要素24は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けした後でロールオーバトリガ60を決定するように構成され得る、ロールオーバ構成要素26を含み得る。ある例では、ロールオーバ構成要素26は、再順序付けされたPDU58を受信し、ロールオーバが発生したことを、再順序付けされたPDU58のSNに基づいて決定することができる。そのような態様では、再順序付けされたPDU58が順次的な順序にあるので、ロールオーバ構成要素26は、再順序付けされたPDU58のSNを検査する。SNは、127という最大の値を伴う7ビットの長さであるので、ロールオーバ構成要素26は、再順序付けされたPDU58の1つのSNが127という値を有し、再順序付けさられたPDU58の1つの後続のSNが0という値を有すると決定することができる。結果として、ロールオーバ構成要素26は、ロールオーバが発生したと決定することができ、フレームが変化したことを示すロールオーバトリガ60を出力する。
加えて、ロールオーバ構成要素26は、ロールオーバトリガ60を決定したことに少なくとも一部基づいて、ロールオーバカウンタ値68をインクリメントするように構成され得る、ロールオーバカウンタ62を含み得る。いくつかの態様では、ロールオーバカウンタ値68は、フレームインジケータ64および1つまたは複数のSN66に少なくとも一部基づき得る。フレームインジケータ64はしたがってハイパーフレーム番号インジケータ(HFNI)であってよく、1つまたは複数のSN66は無線リンク制御(RLC)SNであってよい。いくつかの態様では、ロールオーバカウンタ62は、フレームインジケータ64をインクリメントすることができ、このことは転じて、ロールオーバカウンタ値68がインクリメントされることをもたらす。結果として、ロールオーバ構成要素26は、処理構成要素28(図1)によって再順序付けされたPDU58の処理を適切に同期するために使用され得る、ロールオーバカウンタ値68を出力することができる。
図3を参照すると、再構成イベントの例示的な概念図が示される。この例では、UE12との間の呼72が確立され、かつ/またはネットワークエンティティ14を介して進行中である。さらに、モビリティの状況により、ネットワークエンティティ14はTTIの間に1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU20)をUE12に送信することができる。しかしながら、劣悪なネットワーク条件および/または劣悪な接続の結果として、(図2のメッセージ50と同様の)メッセージ74は、全体が受信されているとは限らず、かつ/または、PDUの1つまたは複数は順序の狂った状態で受信されることがある。すなわち、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU130およびPDUN38)は、それらがネットワークエンティティ14によって送信された順序とは異なる順序で受信されることがある。さらに、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU130およびPDUN38)は、対応するSNおよびRB(たとえば、SN40およびSN48およびRB54)を備え得る。
受信すると、通信構成要素30は、1つまたは複数のPDUを再構成構成要素22および/または決定構成要素24に送信することができ、再構成構成要素22および/または決定構成要素24が次いで、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU130およびPDUN38)から1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定する。結果として、決定構成要素24は、順序が狂ったことの表示56を再順序付け構成要素25に出力することができ、再順序付け構成要素25は、順序が狂ったことの表示56を受信したことに応答して、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることができる。それに応答して、再順序付け構成要素25は、ロールオーバ構成要素26と処理構成要素28の両方に再順序付けされたPDU58を出力することができる。再順序付けされたPDU58を受信すると、ロールオーバ構成要素26は、ロールオーバが発生したかどうかを決定し、ロールオーバカウンタ値68を処理構成要素28に出力することができる。したがって、処理構成要素28は、再構成構成要素22から再順序付けされたPDU58およびロールオーバカウンタ値68を受信し、ロールオーバカウンタ値68とともに再順序付けされたPDU58を処理する。
図4を参照すると、動作において、UE12(図1)のようなUEは、呼の性能およびデータスループットを改善するための方法80の一態様を実行することができる。説明を簡単にするために、本明細書の方法は、一連の行為として示され説明されるが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様に従って、本明細書で示され説明されたものと異なる順序で、および/または他の行為と同時に発生し得るので、方法は、行為の順序によって限定されないことを理解し、了解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図などにおいて、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表され得ることを了解されたい。その上、本明細書で説明された1つまたは複数の特徴に従って方法を実施するために、示されたすべての動作が必要とされるとは限らない。
ある態様では、ブロック82において、方法80は、ネットワークエンティティからTTIの間に1つまたは複数のPDUを受信するステップを含む。たとえば、本明細書で説明されるように、UE12は、ネットワークエンティティ14(図1)からメッセージ50(図2)の1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU1〜PDUNを備えるPDU20)を受信するように、通信構成要素30(図1)を実行することができる。いくつかの態様では、1つまたは複数のPDUは、シグナリング無線ベアラ(SRB)データと無線ベアラ(たとえば、無線ベアラ(RB)54、図2)データの少なくとも1つを含み得る。さらに、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU1〜PDUNを備えるPDU20)は、TTI(たとえば、TTI52、図2)の間に受信され得る。
その上、ブロック84において、方法80は、1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するステップを含む。たとえば、本明細書で説明されるように、再構成構成要素22(図1および図2)は、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU1〜PDUNを備えるPDU20)から1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するように、決定構成要素24を実行することができる。ある態様では、1つまたは複数のPDU20は、対応するシーケンス番号(SN)(SN40、SN42、SN44、SN46、SN48)とともに、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU130、PDU232、PDU334、PDU436、PDUN38)を備えるメッセージ50(図2)の一部として送信され得る。1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU20)は、ネットワークエンティティ14から送信されるときに対応するSNを含み得る。さらに、再構成構成要素22(図1および図2)は、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU20)の第1のPDUのSN(たとえば、PDU1 30に対応するSN40)と、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU20)の第2のPDUのSN(たとえば、PDU2 32に対応するSN42)とを決定するように、決定構成要素24を実行することができる。いくつかの態様では、第2のPDUはTTIの間に第1のPDUの後で受信され得る。したがって、再構成構成要素22(図1および図2)は、第2のPDUのSNが第1のPDUのSNより小さいと決定するように、決定構成要素24を実行することができる。結果として、再構成構成要素22(図1および図2)は、1つまたは複数のPDUの順序が狂っていると決定したことに少なくとも一部基づいて、順序が狂ったことの表示56(図2)を出力するように決定構成要素24を実行することができる。
ブロック86において、方法80は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、再構成構成要素22(図1および図2)は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするように、再順序付け構成要素25を実行することができる。いくつかの態様では、再順序付け構成要素25は、決定構成要素24から順序が狂ったことの表示56を受信し、第1のPDUのSNと第2のPDUのSNとを順次的な順序で再順序付けすることができる。さらに、この処理は、順序が狂っているものとして示され得る任意のPDUに対して繰り返される。結果として、1つまたは複数の順序の狂ったPDUは再順序付けされたPDU58として再順序付けされるので、それらのSNは順次的な順序となる。加えて、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることは、1つまたは複数のPDU(たとえば、PDU20)から1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定した後で継続的に発生してよく、または、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けすることは、TTI52の間にすべての順序の狂ったPDUを決定した後で発生してよい。
さらに、ブロック88において、方法80は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けした後で、ロールオーバトリガを決定するステップを任意選択で含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、再構成構成要素22(図1および図2)は、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けした後でロールオーバトリガ60を決定するように、再送信ロールオーバ構成要素26を実行することができる。いくつかの態様では、ロールオーバ構成要素26は、再順序付け構成要素25から受信された再順序付けされたPDU58に基づいて、ロールオーバトリガ60を決定する。そのような態様では、再順序付けされたPDU58が順次的な順序にあるので、ロールオーバ構成要素26は、再順序付けされたPDU58のSNを検査する。SNは、127という最大の値を伴う7ビットの長さであるので、ロールオーバ構成要素26は、再順序付けされたPDU58の1つのSNが127という値を有し、再順序付けされたPDU58の1つの後続のSNが0という値を有すると、決定することができる。結果として、ロールオーバ構成要素26は、ロールオーバが発生したと決定することができ、ロールオーバトリガ60を出力する。
加えて、ブロック90において、方法80は、ロールオーバトリガを決定したことに少なくとも一部基づいて、ロールオーバカウンタをインクリメントするステップを任意選択で含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、再構成構成要素22(図1および図2)は、ロールオーバトリガ60を決定したことに少なくとも一部基づいて、ロールオーバカウンタ値68をインクリメントするようにロールオーバ構成要素26を実行することができる。ある態様では、ロールオーバカウンタ62は、フレームインジケータ64および1つまたは複数のSN66に少なくとも一部基づき得るロールオーバカウンタ値68を、インクリメントして出力することができる。フレームインジケータ64はしたがってハイパーフレーム番号インジケータ(HFNI)であってよく、1つまたは複数のSN66は無線リンク制御(RLC)SNであってよい。いくつかの態様では、ロールオーバカウンタ62は、フレームインジケータ64をインクリメントすることができ、このことは転じて、ロールオーバカウンタ値68がインクリメントされることをもたらす。結果として、ロールオーバ構成要素26は、再順序付けされたPDU58の処理を適切に同期するために使用され得る、ロールオーバカウンタ値68を出力することができる。
ブロック92において、方法80は、1つまたは複数の再順序付けされたPDU92を処理するステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、UE12(図1)は、1つまたは複数の再順序付けされたPDU58を処理するように、処理構成要素28(図1)を実行することができる。ある態様では、処理構成要素28は、再構成構成要素22および/またはロールオーバ構成要素26からのロールオーバカウンタ値68とともに、再構成構成要素22および/または再順序付け構成要素25から1つまたは複数の再順序付けされたPDU58を受信する。結果として、処理構成要素28は、正しいフレームを特定するために、ロールオーバカウンタ値68に少なくとも一部基づいて、1つまたは複数の再順序付けされたPDU58を処理する。
図5は、処理システム114を採用する装置100のためのハードウェア実装の一例を示すブロック図であり、システムは、再構成構成要素22(図1)を実行するUE12と同一または同様であり得る。この例では、処理システム114は、バス102によって全般的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス102は、処理システム114の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって全般的に表される1つまたは複数のプロセッサ、コンピュータ可読媒体106によって全般的に表されるコンピュータ可読媒体、および再構成構成要素22(図1)のようなUE構成要素(たとえば、UE12)を含む、様々な回路を相互接続する。
バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明される様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
さらに、再構成構成要素22(図1)は、プロセッサ104およびコンピュータ可読媒体106の任意の1つまたは複数によって実装され得る。たとえば、プロセッサおよび/またはコンピュータ可読媒体106は、再構成構成要素22を介して、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定し、1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付け、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE12)において再順序付けされたPDUを処理するように構成され得る。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。
図6を参照すると、限定されるものではないが、例として、本開示の態様は、W-CDMAエアインターフェースを採用するUMTSシステム200に関して提示されている。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)204、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)202、および、再構成構成要素22(図1)を含むUE12と同一または同様であり得るユーザ機器(UE)210という、3つの対話する領域を含む。この例では、UTRAN202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN202は、無線ネットワークコントローラ(RNC)206などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)207などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN202は、本明細書で説明するRNC206およびRNS207に加えて、任意の数のRNC206およびRNS207を含むことができる。RNC206は、とりわけ、RNS207内の無線リソースの割り当て、再構成、および解放を担う装置である。RNC206は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN202中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE210とNodeB208との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのNodeB208によるUE210とRNC206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、層1と見なされ、MAC層は、層2と見なされ、RRC層は、層3と見なされ得る。情報は、参照により本明細書に組み込まれる、RRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0に述べられている用語を、以下、利用する。
RNS207によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分けることができ、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS適用例ではNodeBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS207に3つのNodeB208が示されているが、RNS207は、任意の数のワイヤレスNodeBを含んでもよい。NodeB208は、ワイヤレスアクセスポイントをUE210などの任意の数のモバイル装置のためのCN204に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE210は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)211をさらに含み得る。説明のために、1つのUE210がいくつかのNodeB208と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、NodeB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UE210からNodeB208への通信リンクを指す。
CN204は、UTRAN202など1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN204は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN204は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、CN204は、MSC212およびGMSC214によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC214は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC206のような1つまたは複数のRNCが、MSC212に接続され得る。MSC212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC212は、UEがMSC212のカバレッジエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC214は、UEが回線交換ネットワーク216にアクセスするためのゲートウェイを、MSC212を通じて提供する。GMSC214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納するホームロケーションレジスタ(HLR)215を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC214は、UEの位置を判断するためにHLR215に問い合わせ、その位置でサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN204はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN220は、パケットベースネットワーク222へのUTRAN202の接続を提供する。パケットベースネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークでもよい。GGSN220の一次機能は、UE210にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC212が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN218を介して、GGSN220とUE210との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用してよい。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、NodeB208とUE210との間のULおよびDLに異なるキャリア周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMAエアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は理解するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMAエアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。つまり、ダウンリンクに関して、UE210は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB208に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式と符号化方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB208が正しい決定を行うのを支援するための、UE210からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
"HSPA Evolved"またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。つまり、本開示のある態様では、ノードB208および/またはUE210は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB208は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化を使用して、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信することができる。データストリームを単一のUE210に送信してデータレートを上げること、または複数のUE210に送信して全体的なシステム容量を拡大することができる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャを伴いUE210に到着し、これによりUE210の各々は、当該UE210に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE210は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB208は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用できる。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成できる。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送を送信ダイバーシティと組み合わせて使用できる。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式および符号化方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られ得る。
図7を参照すると、再構成構成要素22(図1)を含むUE12と同一または同様のUEのようなUEが動作できる、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク300が示されている。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル302、304、および306を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル302において、アンテナグループ312、314、および316は、各々異なるセクタに対応し得る。セル304において、アンテナグループ318、320、および322は、各々異なるセクタに対応する。セル306において、アンテナグループ324、326、および328は、各々異なるセクタに対応する。セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE330および332は、NodeB342と通信していてもよく、UE334および336は、NodeB344と通信していてもよく、UE338および340は、NodeB346と通信していてもよい。ここで、各NodeB342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306の中のすべてのUE330、332、334、336、338、340のために、CN204(図2参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。ある態様では、UE330、332、334、336、338および/または340は、再構成構成要素22(図1)を含み得る。
UE334がセル304における図示された位置からセル306に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE334との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル304からターゲットセルと呼ばれ得るセル306に移行することがある。UE334において、それぞれのセルに対応するNodeBにおいて、無線ネットワークコントローラ206(図6)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバプロシージャの管理が生じ得る。たとえば、ソースセル304との呼の間、または任意の他の時間において、UE334は、ソースセル304の様々なパラメータ、ならびに、セル306、および302のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE334は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE334は、UE334が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHをUE334に現在割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク300によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を用いるUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを用いるGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いるEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。ここで、図8を参照してHSPAシステムの例が提示される。
図8を参照すると、例示的な無線プロトコルアーキテクチャ400は、ユーザ機器(UE)またはノードB/基地局のユーザプレーン402および制御プレーン404に関係する。たとえば、アーキテクチャ400は、再構成構成要素22(図1)を含むUE12のようなUEに含まれ得る。UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャ400は、レイヤ1 406、レイヤ2 408、およびレイヤ3 410という3つの層で示される。レイヤ1 406は最も下のレイヤであり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。したがって、レイヤ1 406は、物理層407を含む。レイヤ2(L2レイヤ)408は、物理層407の上にあり、物理層407を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。レイヤ3(L3レイヤ)410は、無線リソース制御(RRC)サブレイヤ415を含む。RRCサブレイヤ415は、UEとUTRANとの間のレイヤ3の制御プレーンシグナリングを扱う。
ユーザプレーンでは、L2層408は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ409、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ411、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ413を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層408より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ413は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ413はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、ノードB間のUEのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ411は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ409は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ409はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の複数のUEへの割り当てを担う。MACサブレイヤ409はまた、HARQ動作も担う。
図9は、UE550と通信しているNodeB510のブロック図であり、ここで、NodeB510は図5のNodeB208であってよく、UE550は図6のUE210、または、図1の再構成構成要素22および図2〜図5で説明されたその対応する機能を含むUE12であってよい。再構成構成要素22は、呼の性能およびデータスループットを改善するように構成され得る。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データソース512からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ540から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ520は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を支援するための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ520のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ544からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ540によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE550によって送信される参照信号から、またはUE550からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ530に与えられる。送信フレームプロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機532に与えられ、送信機532は、アンテナ534を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE550において、受信機554は、アンテナ552を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機554によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ560に与えられ、受信フレームプロセッサ560は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ594に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ570に提供する。受信プロセッサ570は次いで、NodeB510中の送信プロセッサ520によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ570は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、NodeB510によって送信された、最も可能性の高い信号配列点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されるチャネル推定に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。そして、フレームの復号が成功したかどうか判断するために、CRCコードが確認される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク572に与えられ、データシンク572は、UE550および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に与えられる。コントローラ/プロセッサ590は、呼の性能およびデータスループットを改善するように動作可能である再構成構成要素22を含み、かつ/またはそれと通信することができる。受信プロセッサ570によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ590は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データソース578からのデータおよびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号が、送信プロセッサ580に与えられる。データソース578は、UE550で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。NodeB510によるダウンリンク送信に関して説明する機能と同様に、送信プロセッサ580は、CRCコード、FECを支援するための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。NodeB510によって送信される参照信号から、または、NodeB510によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ594によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使われ得る。送信プロセッサ580によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ582に与えられる。送信フレームプロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機556に与えられ、送信機556は、アンテナ552を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE550において受信機機能に関して説明されたのと同様の方式で、NodeB510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機535によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ536に与えられ、受信フレームプロセッサ536は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ544に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ538に提供する。受信プロセッサ538は、UE550中の送信プロセッサ580によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ540は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれNodeB510およびUE550における動作を指示するために使われ得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、NodeB510およびUE550のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。NodeB510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り振り、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
W-CDMAシステムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を示してきた。当業者が容易に了解するように、本開示全体にわたって説明する様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTS、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様はまた、(FDDモード、TDDモード、またはその両方の)Long Term Evolution(LTE)、(FDDモード、TDDモード、またはその両方の)LTE-Advanced(LTE-A)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを採用するシステムに拡張され得る。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品として具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的なプロセスを示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されるように意図されているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明する様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを意味する。たとえば、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」を含むことが意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されることが意図される。また、本明細書で開示する内容は、そのような開示が請求項で明記されているか否かにかかわりなく、公に供することは意図されていない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法クレームで「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
12 UE
14 ネットワークエンティティ
16 ネットワーク
18 通信チャネル
20 PDU
22 再構成構成要素
24 決定構成要素
25 再順序付け構成要素
26 ロールオーバ構成要素
28 処理構成要素
30 通信構成要素
30 PU
32 PDU2
34 PDU3
36 PDU4
38 PDUN
40 SN
42 SN
44 SN
46 SN
48 SN
50 メッセージ
52 TTI
54 無線ベアラRB
56 順序が狂ったことの表示
58 再順序付けされたPDU
60 ロールオーバトリガ
62 ロールオーバカウンタ
64 フレームインジケータ
66 シーケンス番号(SN)
68 ロールオーバカウンタ値
80 方法
100 装置
102 バス
104 プロセッサ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 トランシーバ
112 ユーザインターフェース
114 処理システム
200 UMTSシステム
202 UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)
204 コアネットワーク(CN)
206 RNC、無線ネットワークコントローラ
207 RNS、無線ネットワークサブシステム
208 NodeB、ノードB
210 ユーザ機器(UE)
211 汎用加入者識別モジュール(USIM)
212 MSC
214 GMSC
215 ホームロケーションレジスタ(HLR)
216 回線交換ネットワーク
218 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
220 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
222 パケットベースネットワーク
300 アクセスネットワーク
302 セル
304 セル、ソースセル
306 セル
312 アンテナグループ
314 アンテナグループ
316 アンテナグループ
318 アンテナグループ
320 アンテナグループ
322 アンテナグループ
324 アンテナグループ
326 アンテナグループ
328 アンテナグループ
330 UE
332 UE
334 UE
336 UE
338 UE
340 UE
342 NodeB
344 NodeB
346 NodeB
400 無線プロトコルアーキテクチャ
402 ユーザプレーン
404 制御プレーン
406 レイヤ1
407 物理層
408 レイヤ2
409 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
410 レイヤ3
411 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
413 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ
510 NodeB
512 データソース
520 送信プロセッサ
530 送信フレームプロセッサ
532 送信機
534 アンテナ
535 受信機
536 受信フレームプロセッサ
538 受信プロセッサ
539 データシンク
540 コントローラ/プロセッサ
542 メモリ
544 チャネルプロセッサ
546 スケジューラ/プロセッサ
550 UE
552 アンテナ
554 受信機
556 送信機
560 受信フレームプロセッサ
570 受信プロセッサ
572 データシンク
578 データソース
580 送信プロセッサ
582 送信フレームプロセッサ
590 コントローラ/プロセッサ
592 メモリ
594 チャネルプロセッサ

Claims (26)

  1. 通信の方法であって、
    ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信するステップであって、前記1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる、ステップと、
    前記1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するステップと、
    前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするステップであって、前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、前記TTI内で再順序付けされる、ステップと、
    前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するステップとを備える、方法。
  2. 前記1つまたは複数のPDUから前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するステップが、
    前記1つまたは複数のPDUの第1のPDUのシーケンス番号と前記1つまたは複数のPDUの第2のPDUのシーケンス番号とを決定するステップであって、前記第2のPDUは前記TTIの間に前記第1のPDUの後で受信される、ステップと、
    前記第2のPDUの前記シーケンス番号が前記第1のPDUの前記シーケンス番号より小さいと決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするステップが、前記第1のPDUの前記シーケンス番号と前記第2のPDUの前記シーケンス番号とを順次的な順序で再順序付けするステップを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けした後でロールオーバトリガを決定するステップと、
    前記ロールオーバトリガを決定したことに少なくとも一部基づいてロールオーバカウンタ値をインクリメントするステップとをさらに備え、前記ロールオーバカウンタ値が、フレームインジケータおよび1つまたは複数のシーケンス番号に少なくとも一部基づく、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ロールオーバトリガが、前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUの1つまたは複数のシーケンス番号に少なくとも一部基づく、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ロールオーバカウンタ値をインクリメントするステップが、前記フレームインジケータをインクリメントするステップを備える、請求項4に記載の方法。
  7. 前記インジケータがハイパーフレーム番号インジケータ(HFNI)であり、前記1つまたは複数のシーケンス番号が、1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)シーケンス番号である、請求項4に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUの前記処理が、前記ロールオーバカウンタ値に少なくとも一部基づいて、前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するステップを備える、請求項4に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするステップが、前記1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定した後で継続的に発生する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするステップが、前記TTIの間にすべての順序の狂ったPDUを決定した後で発生する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のPDUから前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するステップが、無線リンク制御(RLC)レイヤエンティティにおいて発生する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数のPDUが、1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)非確認応答モード(UM)PDUを備える、請求項1に記載の方法。
  13. コンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信させるように実行可能な少なくとも1つの命令のためのコードであって、前記1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる、コードと、
    前記コンピュータに、前記1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定させるように実行可能な少なくとも1つの命令のためのコードと、
    前記コンピュータに、前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けさせるように実行可能な少なくとも1つの命令のためのコードであって、前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、前記TTI内で再順序付けされる、コードと、
    前記コンピュータに、前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理させるように実行可能な少なくとも1つの命令のためのコードとを備える、コンピュータプログラム。
  14. 通信のための装置であって、
    ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信するための手段であって、前記1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられる、手段と、
    前記1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するための手段と、
    前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするための手段であって、前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、前記TTI内で再順序付けされる、手段と、
    前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するための手段とを備える、装置。
  15. 通信のための装置であって、
    実行可能命令を記憶するメモリと、
    前記メモリと通信しているプロセッサとを備え、前記プロセッサが、
    ネットワークエンティティから送信時間間隔(TTI)の間に1つまたは複数のパケットデータユニット(PDU)を受信し、前記1つまたは複数のPDUは無線ベアラと関連付けられ、
    前記1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定し、
    前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けし、前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUは、前記TTI内で再順序付けされ、
    前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理する
    ために前記命令を実行するように構成される、装置。
  16. 前記1つまたは複数のPDUから前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するための前記命令がさらに、
    前記1つまたは複数のPDUの第1のPDUのシーケンス番号と前記1つまたは複数のPDUの第2のPDUのシーケンス番号とを決定し、前記第2のPDUは前記TTIの間に前記第1のPDUの後で受信され、
    前記第2のPDUの前記シーケンス番号が前記第1のPDUの前記シーケンス番号より小さいと決定する
    ための命令を備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするための前記命令がさらに、前記第1のPDUの前記シーケンス番号と前記第2のPDUの前記シーケンス番号とを順次的な順序で再順序付けするための命令を備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けした後でロールオーバトリガを決定することと、
    前記ロールオーバトリガを決定したことに少なくとも一部基づいてロールオーバカウンタ値をインクリメントすることとをさらに備え、前記ロールオーバカウンタ値が、フレームインジケータおよび1つまたは複数のシーケンス番号に少なくとも一部基づく、請求項17に記載の装置。
  19. 前記ロールオーバトリガが、前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUの1つまたは複数のシーケンス番号に少なくとも一部基づく、請求項18に記載の装置。
  20. 前記ロールオーバカウンタ値をインクリメントするための前記命令がさらに、前記フレームインジケータをインクリメントするための命令を備える、請求項18に記載の装置。
  21. 前記インジケータがハイパーフレーム番号インジケータ(HFNI)であり、前記1つまたは複数のシーケンス番号が、1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)シーケンス番号である、請求項18に記載の装置。
  22. 前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するための前記命令がさらに、前記ロールオーバカウンタ値に少なくとも一部基づいて、前記1つまたは複数の再順序付けされたPDUを処理するための命令を備える、請求項18に記載の装置。
  23. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするための前記命令が、前記1つまたは複数のPDUから1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定した後で継続的に発生する、請求項15に記載の装置。
  24. 前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを再順序付けするための前記命令が、前記TTIの間にすべての順序の狂ったPDUを決定した後で発生する、請求項15に記載の装置。
  25. 前記1つまたは複数のPDUから前記1つまたは複数の順序の狂ったPDUを決定するための前記命令が、無線リンク制御(RLC)レイヤエンティティにおいて発生する、請求項15に記載の装置。
  26. 前記1つまたは複数のPDUが、1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)非確認応答モード(UM)PDUを備える、請求項15に記載の装置。
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