JP2010239377A - 無線ネットワーク制御装置、移動体通信システム、並びにリオーダリング制御方法及びプログラム - Google Patents
無線ネットワーク制御装置、移動体通信システム、並びにリオーダリング制御方法及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】無線ネットワーク制御装置30を構成する受信部31は、基地局20から、移動局10により生成された複数のデータパケット110を含むフレーム120を順次受信する。リオーダリング部32は、各データパケットを、各データパケットに付加されたシーケンス番号111順に並べ替える。この際、リオーダリング部32は、次に受信されるべき期待データパケットの受信待機時間130を、移動局10及び基地局20が前記期待データパケットの再送に要し得る最大時間と、前記期待データパケットより遅れて受信されるべきデータパケットの内で受信済みの一のデータパケットに付加されたシーケンス番号、及び前記期待データパケットに対応するシーケンス番号に基づき算出した、移動局10による両データパケット間の送出時間差との差分時間に設定する。
【選択図】図1
Description
図1に示す本実施の形態に係る移動体通信システム1は、移動局10と、この移動局10との無線通信を行う基地局20と、この基地局20に有線伝送路を介して接続された無線ネットワーク制御装置(RNC)30とで構成され、一例としてHSUPA方式に準拠した上り方向のデータ伝送サービスを提供する。
…式(2)
(テーブル34中の先頭TSN − 期待TSN111e) × TTI …式(4)
最大再送時間132 − 送出時間差133 + TTI …式(5)
図11に示す本実施の形態に係る無線ネットワーク制御装置30aは、受信部31が、MAC−es PDU110の受信時刻(以下、PDU受信時刻と呼称する)150を記憶する点と、リオーダリング部32内の順序補正部322が、PDU受信時刻150をさらに用いてリオーダリングタイマ130を設定する点とが、上記の実施の形態1と異なる。
− バッファリング時間134 …式(6)
・バッファリング時間134 =
現在時刻 − テーブル34中の先頭PDUの受信時刻 …式(8)
本実施の形態に係る無線ネットワーク制御装置は、上記の実施の形態1又は2に示した無線ネットワーク制御装置30又は30aと同様の構成とすることができる。但し、リオーダリング部32内の順序補正部322が、図12に示す受信ウィンドウ160を用いて、MAC−es PDU110をリオーダリング処理の対象とするか否かを判定する。
図16に示す本実施の形態に係る無線ネットワーク制御装置30bは、複数(この例では3台)の基地局20_1〜20_3に接続されている点が、上記の実施の形態1と異なる。
より具体的には、フレーム選択部321は、下記の式(10)に示す条件を満たすCFN121を、有効CFN121vと判定する。
…式(10)
10 移動局
20, 20_1〜20_3 基地局
21, 21_1〜21_3 HSUPAサービスエリア
30, 30a, 30b 無線ネットワーク制御装置
31 受信部
32 リオーダリング部
33 データ分離部
34 リオーダリングテーブル
110, 110_1〜110_6 MAC−es PDU
111 TSN
111c 比較対象TSN
111e 期待TSN
120 E−DCH FPフレーム
121 CFN
121r 受信済みCFN
121v 有効CFN
122 フレーム受信時刻
130 リオーダリングタイマ
131 タイマ値
132 最大再送時間
133 送出時間差
140 タイムアウト通知
150 PDU受信時刻
160 受信ウィンドウ
161 開始時刻
321 フレーム選択部
322 順序補正部
323 タイマ機能部
t0〜t2 時刻
Claims (18)
- 基地局から、移動局により生成された複数のデータパケットを含むフレームを順次受信する受信部と、
各データパケットを、各データパケットに付加されたシーケンス番号順に並べ替えるリオーダリング部と、を備え、
前記リオーダリング部が、前記並べ替えに際して次に受信されるべき期待データパケットの受信待機時間を、前記移動局及び基地局が前記期待データパケットの再送に要し得る最大時間と、前記期待データパケットより遅れて受信されるべきデータパケットの内で受信済みの一のデータパケットに付加されたシーケンス番号、及び前記期待データパケットに対応するシーケンス番号に基づき算出した、前記移動局による両データパケット間の送出時間差との第1の差分時間に設定する、無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1において、
前記リオーダリング部が、前記期待データパケットの受信を、前記受信待機時間の経過後、さらに前記移動局による前記データパケット同士間の送出時間間隔だけ待機することを特徴した無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1又は2において、
前記受信部が、各データパケットの受信時刻を記憶し、
前記リオーダリング部が、前記受信待機時間を、前記第1の差分時間から、現在時刻と前記受信部から取得した前記一のデータパケットの受信時刻との第2の差分時間をさらに減算した時間に設定することを特徴とした無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項において、
前記シーケンス番号に、一定範囲内の値が循環して設定され、
前記リオーダリング部が、前記期待データパケットに対応するシーケンス番号に対して循環方向に予め定めた差分内の値を有するシーケンス番号が付加されたデータパケットを、前記並べ替えの対象として扱うことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。 - 請求項4において、
前記リオーダリング部が、前回の期待データパケットの受信時点から前記予め定めた差分に相当する時間が経過した場合、前記シーケンス番号の値に関わらず、以降のデータパケットを前記並べ替えの対象として扱うことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項において、
前記フレームにフレーム番号が付加され、且つ前記フレーム番号に一定範囲内の値が循環して設定され、
前記リオーダリング部が、受信済みのフレームに付加されたフレーム番号に対して、循環方向に予め定めた差分内の値を有するフレーム番号が付加されたフレームに含まれるデータパケットを、前記並べ替えの対象として扱うことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。 - 請求項6において、
前記リオーダリング部が、前回のフレームの受信時点から前記予め定めた差分に相当する時間が経過した場合、前記フレーム番号の値に関わらず、以降のフレームに含まれるデータパケットを前記並べ替えの対象として扱うことを特徴とした無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項において、
前記フレーム及びデータパケットが、それぞれ、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)方式に規定されるE−DCH FP(Enhanced Dedicated Channel Frame Protocol)フレーム及びMAC−es PDU(Medium Access Control dedicated Protocol Data Unit)であることを特徴とした無線ネットワーク制御装置。 - データパケットを生成する度毎に、前記データパケットにシーケンス番号を付加して送出する移動局と、
前記移動局から一定期間内に受信した複数のデータパケットを含むフレームを生成すると共に、前記フレームを送出する基地局と、
前記基地局から前記フレームを順次受信すると共に、各データパケットを前記シーケンス番号順に並べ替える無線ネットワーク制御装置と、を備え、
前記無線ネットワーク制御装置が、前記並べ替えに際して次に受信されるべき期待データパケットの受信を、前記移動局及び基地局が前記期待データパケットの再送に要し得る最大時間と、前記期待データパケットより遅れて受信されるべきデータパケットの内で受信済みの一のデータパケットに付加されたシーケンス番号、及び前記期待データパケットに対応するシーケンス番号に基づき算出した、前記移動局による両データパケット間の送出時間差との差分時間だけ待機する、移動体通信システム。 - 無線ネットワーク制御装置におけるリオーダリング制御方法であって、
基地局から、移動局により生成された複数のデータパケットを含むフレームを順次受信し、
各データパケットをこれに付加されたシーケンス番号順に並べ替えるのに際して、次に受信すべき期待データパケットの受信待機時間を、前記移動局及び基地局が前記期待データパケットの再送に要し得る最大時間と、前記期待データパケットより遅れて受信すべきデータパケットの内で受信済みの一のデータパケットに付加されたシーケンス番号、及び前記期待データパケットに対応するシーケンス番号に基づき算出した、前記移動局による両データパケット間の送出時間差との第1の差分時間に設定する、リオーダリング制御方法。 - 請求項10において、
前記期待データパケットの受信を、前記受信待機時間の経過後、さらに前記移動局による前記データパケット同士間の送出時間間隔だけ待機することを特徴したリオーダリング制御方法。 - 請求項10又は11において、
各データパケットの受信時刻を記憶し、
前記受信待機時間を、前記第1の差分時間から、現在時刻と前記一のデータパケットの受信時刻との第2の差分時間をさらに減算した時間に設定することを特徴としたリオーダリング制御方法。 - 請求項10〜12のいずれか一項において、
前記シーケンス番号に一定範囲内の値が循環して設定される場合、前記期待データパケットに対応するシーケンス番号に対して循環方向に予め定めた差分内の値を有するシーケンス番号が付加されたデータパケットを、前記並べ替えの対象として扱うことを特徴としたリオーダリング制御方法。 - 請求項13において、
前回の期待データパケットの受信時点から前記予め定めた差分に相当する時間が経過した場合、前記シーケンス番号の値に関わらず、以降のデータパケットを前記並べ替えの対象として扱うことを特徴としたリオーダリング制御方法。 - 請求項10〜12のいずれか一項において、
前記フレームにフレーム番号が付加され、且つ前記フレーム番号に一定範囲内の値が循環して設定される場合、受信済みのフレームに付加されたフレーム番号に対して、循環方向に予め定めた差分内の値を有するフレーム番号が付加されたフレームに含まれるデータパケットを、前記並べ替えの対象として扱うことを特徴としたリオーダリング制御方法。 - 請求項15において、
前回のフレームの受信時点から前記予め定めた差分に相当する時間が経過した場合、前記フレーム番号の値に関わらず、以降のフレームに含まれるデータパケットを前記並べ替えの対象として扱うことを特徴としたリオーダリング制御方法。 - 請求項10〜16のいずれか一項において、
前記フレーム及びデータパケットとして、HSUPA方式に規定されるE−DCH FPフレーム及びMAC−es PDUをそれぞれ用いることを特徴としたリオーダリング制御方法。 - 無線ネットワーク制御装置に、
基地局から、移動局により生成された複数のデータパケットを含むフレームを順次受信する処理と、
各データパケットをこれに付加されたシーケンス番号順に並べ替えるのに際して、次に受信すべき期待データパケットの受信待機時間を、前記移動局及び基地局が前記期待データパケットの再送に要し得る最大時間と、前記期待データパケットより遅れて受信すべきデータパケットの内で受信済みの一のデータパケットに付加されたシーケンス番号、及び前記期待データパケットに対応するシーケンス番号に基づき算出した、前記移動局による両データパケット間の送出時間差との第1の差分時間に設定する処理と、
を実行させるためのリオーダリング制御プログラム。
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JP2016526809A (ja) * | 2013-06-10 | 2016-09-05 | クアルコム,インコーポレイテッド | 呼の性能およびデータスループットを改善するための方法および装置 |
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JP2005295558A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Lucent Technol Inc | 失速の識別および回復の方法 |
JP2007533280A (ja) * | 2004-04-19 | 2007-11-15 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 改善されたumrlcデータ管理装置及びその方法 |
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