JP2015508888A - 容器位置決め装置および容器位置決め装置の使用法 - Google Patents

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Abstract

容器位置決め装置であって、環状線上に配置した、円環形の容器チェーン用の一連の受け器と、一連の受け器内に配置されており、試薬を含む単一の容器用のさらなる受け器(単一の容器の受け器)を有する中心の領域と、位置決め手段と、を含む容器用ホルダを有し、円形ディスクまたは、円形ディスクの一部であり、単一の容器用の孔をある位置に有する保持プレートと、ホルダの位置決め手段に保持具を特定の位置に位置決めする少なくとも1つのさらなる手段と、を含む単一の容器用の保持具を有し、この位置において、孔が特定のさらなる受け器に位置決めされ、残りのさらなる受け器が保持プレートによって覆われ、反応液で充填されている単一の容器が、孔および保持具に位置決めされたさらなる受け器に挿入可能になっている。

Description

本発明は、容器位置決め装置に関する。さらに、本発明は、容器位置決め装置の使用法に関する。
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)の調製において、まず核酸を精製する。核酸は、磁性粒子を用いて精製可能である。この際、核酸が固有の試薬で繰り返し溶解され、磁性粒子に付着し、試薬から分離する。研究室の自動機によって磁性粒子を用いて精製を行うことが知られている。この際、試料が精製され、必要な試薬および磁性粒子が研究室の自動機の作業面上の容器に供給される。試料は、研究室の自動機のピペットによって容器から抽出され、容器内で混合され、磁界に晒され、ここで、核酸が付着した磁性粒子を溶液から分離させる。さらなる処理工程で、試薬がピペットによって取り出され、さらなる精製工程を行うために新規な試薬が追加される。
精製された核酸は、緩衝液、酵素溶液と結合し、場合によって容器内の食塩水と結合する(これら異なる溶液の同義語は、「試薬」または「反応液」である)。研究室の自動機を用いてこれらの調製工程をも行うことが知られている。そうするために、溶液を容器の作業面に供給し、精製された試料とともにPCR用の容器にピペットで加える。ピペットで加えられた供給材料を備えるPCR用の容器を密閉し、PCRを行うサーモサイクラに入れる。
周知のシステムにおいて、アルミニウムの塊のホルダが、PCR用の試料の調製に使用される。ホルダは、環状線上に配置されている一連の受け器を有し、この中に互い連結されている単一の容器の円環形チェーン(円環形の容器チェーン)が入れられる。容器チェーンの単一の容器は、以下「チェーン容器」とも呼ばれる。一連の受け器内に、異なる試薬を含む単一の容器(分離した容器)のさらなる受け器(単一の容器の受け器)を備えた突出領域を上方に有する。突出領域は、外側周縁部に溝を有し、この中に円環形の容器チェーンの内周部の突起が係合するので、チェーンがホルダ上の特定位置に配置される。さらに、ホルダは、平行の一連の受け器を有し、さらに単一の容器用より小型のさらなる受け器がその一連を越えて備えられている。さらなる受け器は、試薬を備えた分離した単一の容器を受ける。研究室の自動機が、PCRに必要な精製された試料および試薬を、このために想定される円環形の容器チェーンの容器にピペットで移す。この際、研究室の自動機の制御装置は、必要な試薬を単一の容器の特定のさらなる容器内に供給することを想定する。核酸または微生物のいずれかが検出されなければならないので、固有のキットを使用する。キットには、常に単一の容器に異なる試薬の組成物があり、ある生化学反応(例えば、それぞれ特定な核酸または微生物の検出のためのPCR反応)において使用される。ユーザが、それぞれのキットの試薬を備えたそれぞれの単一の容器をこれらのために想定された受け器に正確に(すなわち、特定の配置で)入れるために、これらのさらなる受け器が、適した方法で印をつけられる。
この種のシステムは、特に、ROTOR−GENE(登録商標)の名前でQIAGEN社から販売されており、ROTOR DISC(登録商標)の製品名の円環形の容器チェーンを有する。
PCR用の供給材料が、円環形の容器チェーンの容器に一緒にピペットで移された後に、ユーザは、ホルダから試薬を備えた単一の容器を抜き取る。さらに、ユーザは、円環形の容器チェーンを備えたホルダを密封装置に挿入する。この円環形の容器チェーンは、密封装置内で密封される。その後、ユーザは、円環形の容器チェーンをホルダから抜き取る。密封された円環形の容器チェーンをサーモサイクラに設定し、ホルダを研究室の自動装置において再び使用する。
周知システムでは、単一の容器をホルダに挿入することは、手間がかかり誤りやすい。その理由は、単一の容器のそれぞれを手で取り出さなければならず、正確な受け器に入れなければならないからである。密封された円環形の容器チェーンをホルダから取り外した後、受け器から単一の容器を引き抜くことですら手間がかかる。その理由は、単一の容器のそれぞれを手で個々に取り出さなければならないからである。
これに起因して、本発明は、作業費用およびPCRの調製のエラーリスクを低減させる容器位置決め装置および容器位置決め装置の使用法を提供するという目的に基づくものである。
この目的は、請求項1の特徴を有する装置によって達成される。さらに、この目的は、請求項14の特徴を有する使用によって達成される。
装置および使用法の有利な実施形態は、従属項に示される。請求項1によると、本発明の容器位置決め装置は、
a)環状線上に配置した、円環形の容器チェーン用の一連の受け器と、
一連の受け器内に配置されており、試薬を含む単一の容器用のさらなる受け器(単一の容器の受け器)を有する中心領域と、
位置合わせ手段と、
を含む容器用ホルダと、
b)円形ディスクまたは円形ディスクの一部であり、単一の容器用の孔を特定位置に有する保持プレートと、
前記ホルダの位置合わせ手段に保持具を特定位置に位置合わせする少なくとも1つのさらなる手段と、
を含む保持具と、
を備え、位置合わせされた位置において、前記孔がある前記さらなる受け器に位置合わせされ、残りのさらなる受け器が保持プレートによって覆われ、反応液で充填されている単一の容器が、孔およびそれに位置合わせされたさらなる受け器に挿入可能に構成されている。
本発明の装置は、容器用ホルダおよび単一の容器用の保持具を含む。容器用ホルダは、円環形の容器チェーン用の環状線上に、一連の受け器を備える。さらに、ホルダは、一連の受け器内に配置されている領域を有し、単一の容器用のさらなる受け器は、試薬を含んでいる。さらに、ホルダは、位置合わせ手段を有する。
単一の容器用の保持具は、特定位置に単一の容器用の孔を備えた円形ディスクまたは円形ディスクの一部としての保持プレートを含む。この保持具は、保持具をホルダの位置合わせ手段に位置合わせするさらなる手段を備える。さらなる位置合わせ手段が位置合わせ手段に位置合わせされる場合、保持具は、孔があるさらなる受け器に位置合わせされる位置にあり、残りのさらなる受け器は、保持プレートに覆われる。この位置で、反応液で充填されている単一の容器を、孔およびそれに位置合わせされるさらなる受け器に挿入することができる。
本発明の装置では、保持具がホルダに位置合わせされる前に、保持具は単一の容器を備えていてもよい。保持具は、個々の生化学反応、例えばPCRを行うための供給材料の調製に必要な試薬を含む、単一の容器用の孔を備えるのみである。挿入された単一の容器は、保持プレートの底面から突出する。ホルダに保持具を位置合わせすることによって、単一の容器をホルダのさらなる受け器に容易に入れることができる。単一の容器がさらなる受け器に配置されると、保持具はホルダ上に載置される。あるいは、さらなる位置合わせ手段を位置合わせ手段に位置合わせすることによって、保持具をまずホルダ上に入れる。その後、保持具が単一の容器を備える。両方の変形例では、保持プレートは、それらのさらなる受け器を覆う。この受け器は試薬を含む単一の容器を備えていない。異なる試薬を含む単一の容器をさらなる受け器に誤って備えつける危険性は、これにより減少する。しかしながら、異なるキットの試薬を含む単一の容器をホルダに備え付ける可能性がある。この場合、ユーザは、好ましくは、使用されるそれぞれのキット用に特定位置に孔を備える異なる保持具を使用するので、使用されるそれぞれの試薬を備えた単一の容器を想定されたさらなる容器に入れる。しかしながら、原則的に、ユーザは、保持具なしのホルダを別の組の試薬を含む単一の容器に備え付けてもよい。したがって、ユーザは、ホルダに備えるための型として保持具を使用することができる。ホルダを想定された位置で想定された単一の容器に備え付ける労力および誤った備え付けのリスクは、大幅に減少する。
さらに、単一の容器をさらなる受け器から引き抜くのに、保持具を使用してもよい。これを実行するために、単一の容器がすでに孔に入っている保持具を持ち上げる。単一の容器が完全に空になると、容器は、簡単な方法で保持具から外すことができる。保持具によって単一の容器を出し入れすることは、単一の容器がその縁部で孔を覆っていくぶん突出することを意味するので、単一の容器は保持具から滑り出ない。
特に、ホルダの多数のさらなる受け器が単一の容器を備えなければならない場合、保持プレートは、円形ディスクの形状であることが好ましい。あるいは、特に、ホルダのほんの少しの受け器しか単一の容器を備えない場合、保持プレートは、円形ディスクの一部、例えば環状ディスクまたは環状ディスクの一区画の形状を有する。
一実施形態によると、ホルダの位置合わせ手段が、さらなる受け器を備え少なくとも1つの特定位置に凹部を有する領域を円形に包囲する突出した突起を有し、保持具を位置合わせするさらなる手段は、凹部に合致するように挿入可能な突起を保持プレートの縁部に有する。突起を凹部に合わせて挿入することによって、保持具がホルダに正確に位置合わせされる。ホルダがいくつかの凹部を有し、保持具がいくつかの突起を有する場合、保持具が一回の単一の位置合わせでホルダに位置合わせされることができるように、これらは互いに合致する。この位置合わせで、ただ1つのある突起のみが1つのある凹部に嵌合する。この目的のために、そこに挿入される少なくとも1つの凹部および突起が、特定の寸法を有してもよく、かつ/または、隣接する凹部および突起の角距離が異なっていてもよい。
さらなる実施形態によると、一連の受け器が、ホルダの第1の円筒形プラットホーム上に形成され、さらなる受け器を備えた領域および位置決め手段が、ホルダの第2の円筒形プラットホーム上に形成されている。この第2のプラットホームは、第1のプラットホーム上に形成されている。
さらなる実施形態によると、ホルダのさらなる受け器が、同軸の環状線上に配置されるさらなる一連の受け器であり、保持具の孔もまた同軸の環状線上に配置される。
さらなる実施形態によると、ホルダのさらなる受け器および保持具の孔が、3本の同軸の環状の線上にそれぞれ一度に配置される。さらなる実施形態によると、16個のさらなる受け器が外側の環状線上に、10個のさらなる受け器が中央の環状線上に、4つのさらなる受け器が内側の環状線上に配置される。
さらなる実施形態によると、この装置は、ある距離をおいて受け器およびさらなる受け器を覆う着脱可能なカバーを含む。このカバーは、ホルダおよび保持具を、挿入された単一の容器および挿入された円環形の容器チェーンで覆うことができる。このカバーは、研究室の自動機がPCR用の供給材料を容器のチェーンのチェーン容器にピペットで移す前および/または後に、ホルダおよび保持具に配置可能である。このカバーは、単一の容器、容器チェーンおよびそこに含まれる液体を汚染から保護する。供給材料を調製する前に、カバーを例えば研究室の自動機の把持装置によって取外すことができ、研究室の自動機の作業面の待機位置に設定することができる。供給材料の調製後、把持部は、カバーを待機位置で取り出し、ホルダおよび保持具上にカバーを置くことができる。
さらなる実施形態によると、第1のプラットホームは、外周縁部に径方向に突出するリブを有する。リブは、リブに合致するカバーの下縁部で下側凹部に係合する。これによって、カバーは、ホルダ上の定められた位置に確実に配置される。研究室の自動機の把持部によって、カバーをホルダ上に設定することができ、ホルダから垂直方向に取り外すことができる。
さらなる実施形態によると、ホルダが、「米国規格協会」(AINSI)の規格またはSBS規格(生体分子科学協会)の規格に従ったマイクロタイタプレート用に研究室の自動機の少なくとも1つのワークステーションにホルダを配置するための位置決め手段を底部に有する。研究室の自動機のワークステーションは、AINSI/SBS規格に従ったマイクロタイタプレートの型式に通常は合致する。この目的のために、ワークステーションの底部領域は、ANSI/SBS1―2004:MICROPLATES−FOOTPRINT DIMENSIONに従ったマイクロタイタプレートの矩形の底部(フットプリント)の外寸に合致する。これらの寸法は127.676mm×85.48mmであり、公差さえ標準化される。これらのワークステーションの底部領域は、マイクロタイタプレートを正確に位置決めするワークステーションの止め具または他の位置決め手段によって制限される。エッペンドルフAGのepMOTION(登録商標)タイプの研究室の自動機では、ワークステーションが、作業領域からそれらの角で突出する5本のピンによって制限される。これらから、4本のピンが作業領域に固定して接続され、1本のピンが、対角線上の反対側の角に向かう方向に可動となるように取り付けられ、ばねによってその反対側の角に向かって付勢されている。作業領域に固定して接続されている2本のピンは、対向する角に存在する。同時に、さらなる角には1本のピンしかない。角の近くには、作業領域に固定して接続されているピンが、ワークステーション上にセットされるマイクロタイタプレートを密接に支持する。可動ピンは、マイクロタイタプレートのさらなる角を支持する。可動ピンによって、作業領域上にマイクロタイタプレートを置くのが容易になり、そこからマイクロタイタプレートを取り外すのが容易になる。可動ピンがマイクロタイタプレートを剛性ピンに押圧するので、マイクロタイタプレートが作業領域に正確に配置される。
容器がその上に配置されているホルダを、少なくとも1つのワークステーションに直接配置することができる。その位置決め手段を微量検定板のSBS規格に適合させることによって、正確な位置決めが容易になる。ユーザは、位置決め手段によってワークステーション上のホルダを配置するだけでよい。ホルダを配置する想定されたワークステーションは、研究室の自動機の制御装置として知られているので、ワークステーションはピペットをそれぞれの想定された容器に入れることができる。
さらなる実施形態によると、位置決め手段は、ホルダのベースの外端縁であり、その寸法は、SBS規格に従ったマイクロタイタプレート用に研究室の自動機の少なくとも1つのワークステーションの寸法に対応している。
さらなる実施形態によると、ホルダが、受け器およびさらなる受け器を含むベース本体と、ベース本体を保持する位置決め手段を有するアダプタとを含む。あるいは、ホルダは、受け器を含むベース本体である。アダプタによって、ホルダの寸法がワークステーションの寸法を超えるか、または、下回る場合でさえも、ホルダを研究室の自動機の1つの単一のワークステーションに配置することができる。
さらなる実施形態によると、保持具の保持プレートは、各孔に近い頂部側に、少なくとも1つの特定のマーキングを有する。このマーキングによって、ユーザが容易に容器を孔に正確に位置決めするようになる。一実施形態によると、マーキングは、カラーコード、符号、文字、記号、またはこれらの種類のコードの組合せを含む。この単一の容器は、対応する符号を備えているのが好ましい。
さらなる実施形態によると、保持プレートを地面からある距離支持するために、保持具を接地面に置くために保持具のさらなる受け器に入れることのできる足部が保持プレートの底面から突出し、かつ/または、ハンドル要素が保持プレートの上面から突出する。保持具がその足部で接地面に設定されると、単一の容器を孔に入れることができる。単一の容器を備えた保持具は、その足部でホルダのさらなる受け器内に設定することができる。あるいは、単一の容器を挿入するために、保持具を装置のホルダまたは別のホルダに直接設定することができる。この場合、足部を省略してもよい。ハンドル要素は、備えられたホルダを容易に運ぶのと挿入された単一の容器およびその中に含まれる液体が汚染されるのを回避するのに役立つ。
さらなる実施形態によれば、装置はいくつかの保持具を含み、各保持具は、保持プレートに特定の配置の孔を有する。異なる保持具は、PCR用の異なる供給材料を調製するのに役に立つ。PCRが他の供給材料で行われる場合、特定の配置の孔を有する別のホルダを使用することができる。
好ましい実施形態によると、保持具が予定する供給材料を研究室の自動機が調製するときに、できるだけ小さな経路を通じてピペットで移されるように、孔の配置が最適化される。
さらなる実施形態によると、ホルダおよび/または保持具は、金属製である。これは、装置の温度制御に好都合である。温度制御に関して、研究室の自動機の加熱ステーションおよび/または冷却ステーションと合致するように、装置を設計することができる。
上述の装置のいくつかの有利な使用を、以下にまとめる。
請求項14によると、請求項1から13のいずれか一項に記載の容器位置決め装置の使用法において、
円環形の容器チェーンが、環状線上に配置されているホルダの受け器に入れられ、
試薬で充填されている単一の容器が、保持具の孔に入れられ、特定の試薬を含む単一の容器が特定の孔に入れられ、
単一の容器を含む保持具が、ホルダのさらなる受け器に位置決めされ、さらなる位置決め手段でホルダの位置決め手段に位置決めされ、正確な位置でホルダ上に置かれ、
試薬がある単一の容器から選択され、容器チェーンのあるチェーン容器に充填される。
一実施形態によると、単一の容器が、その隣に少なくとも1つのマーキングを有する孔に入れられる。マーキングは、入れられるそれぞれの単一の容器に含まれる試薬に関する符号を示す。
さらなる実施形態によると、ホルダは、研究室の自動機の作業面に配置されている。
さらなる実施形態によると、ホルダは、SBS規格に従ったマイクロタイタプレート用に研究室の自動機のワークステーションに配置されている。
さらなる実施形態によると、試薬が、研究室の自動機のピペットを用いて単一の容器から抽出され、円環形の容器チェーンのチェーン容器にピペットで移される。さらなる実施形態によると、試料が、ピペットを用いて容器チェーンのチェーン容器にピペットで移される。
さらなる実施形態によると、容器チェーンを充填した後、単一の容器を含む保持具が、ホルダから取り外され、保持具が空になる。
さらなる実施形態によると、容器チェーンは、充填された後にホルダ上で密封される。
本発明を、その実施例の添付図面を用いてより詳細に説明する。
円環形の容器チェーンおよび単一の容器を備える、容器位置決め装置の分解斜視図である。 この装置のホルダの斜視図である。 同じホルダの上面図である。 この装置の保持具の斜視図である。 同じ保持具の保持プレートの上面図である。 この装置のさらなる保持具の斜視図である。 同じ保持具の保持プレートの上面図である。 この装置のさらなる保持具の斜視図である。 同じ保持具の保持プレートの上面図である。 この装置のカバーの斜視図である。 PCR用試料を調製する装置を備えた研究室の自動機の作業領域の斜視図である。
本願において、「頂部」および「底部」は、水平な床にホルダを備えた位置決め装置およびホルダの頂部に保持具を備えた配置に関して示したものである。
図1によると、位置決め装置1は、ホルダ2、保持具3、カバー4、およびアダプタ5を備える。
さらに、図1は、ホルダ2に挿入するための円環形の容器チェーン6を示す。円環形の容器チェーン6は、72個の平行配置されたチェーン容器7を含む。これらはその上縁部で円環形ディスクの形をした接合要素8によって互いに連結されている。個々のチェーン容器7は、それらのチェーン容器7の開口部9を有し、接合要素8とほぼ同じ平面にある。円環形の容器チェーン6は、ROTOR DISC(R)という製品名でQIAGEN社から販売されている。
円環形の容器チェーン6は、接合要素8の内周部に、径方向内側に突出する内側突起10を有する。内側突起10は、接合要素8の外周方向に、互いに異なる幅を有し、かつ/または互いに異なる角距離を有する。内側突起10は、円環形の容器チェーン6の内周部にわたって一様に分布する。接合要素8の外周方向に見ると、1つの内側突起10は、他の2つの内側突起10よりも広い。
さらに、図1によると、試薬を受ける単一の容器11が、保持具に部分的に挿入されている。すべての単一の容器11は、外側の輪郭が一致している。これらは、外側が円筒形であり、下側が底部で閉止されている。これらは、頂部に単一の容器開口部12を有する。単一の容器11は、単一の容器開口部12のいくぶん下に、径方向外側に突出している循環突起13を有する。単一の容器11の内側の輪郭は変更可能であるので、単一の容器11がさまざまな量の液体で充填可能であり、それにもかかわらず、異なる単一の容器11の高さは、実質的に同じままである。
図2および図3によると、ホルダ2は、頂部から見て交差状のベースプレート14を有する。円筒形の第1のプラットホーム15が、頂部でベースプレート14から突出している。円筒形の第2のプラットホーム16が、第1のプラットホーム15から上方に突出している。水平なステップ17が、第1のプラットホーム15と第2のプラットホーム16の間で循環している。一連の受け器18が、ステップ17上で環状線上に存在する。本例では、72個の受け器18がある。各受け器18は、円環形の容器チェーン6の1つの単一のチェーン容器7を収容することができるように、各受け器18の寸法が決められる。
軸方向に向いた3つの溝19が、第2のプラットホーム16の外周縁部にある。これらは、第2のプラットホーム16の周縁部にわたり一様に分布する。図2の上側にある溝19は、2つの他の溝19よりも広い。内側突起10によって、円環形の容器チェーン6をある回転位置で溝19に挿入することができる。この位置で広い内側突起10がより広い溝19に係合する。この位置で、チェーン容器7を備えた円環形の容器チェーン6を、受け器18に入れることができる。
第2のプラットホーム16は、さらに上側にある。ホルダ2の領域20は、受け器18の中に配置される。領域20は、さらに受け器21を有する。さらなる受け器21は、3本の環状線上に配置される。環状線は、互いにかつ受け器18が配置される円に対して同軸である。16個のさらなる受け器21が外側の環状線上に、10個のさらなる受け器21が中央の環状線上に、4個のさらなる受け器21が内側の環状線上に配置されている。
第2のプラットホーム16は、上方に突出する突起22を外端縁に有する。突起22は、さらなる受け器21を備えた領域20を包囲し、円環状である。突起22は、溝19の真上の均一に離間した3箇所に凹部23を有する。図3の一番上にある凹部23は、領域20の外周方向において2つのさらなる凹部23よりも広い。凹部23の幅は、それらの下に配置されているそれぞれの溝19の幅に対応する。
図3の一番上の凹部23の隣には、さらなる凹部24が、上方に突出する突起22上にある。突起22は、さらなる溝25の上の第2のプラットホーム16の周縁部上に配置されている。さらなる凹部24の幅は、第2のプラットホーム16の外周方向において、凹部23よりも小さい。さらなる凹部24の幅は、さらなる溝25の幅に対応する。
各さらなる受け器21にはそれぞれ、その縁部に漏斗形のさら穴がある。
第1のプラットホーム15には、その外周縁部に3つの径方向外側に突出するリブ26がある。各リブ26は、第2のプラットホーム16の周縁部の溝19に向いている。第1のプラットホーム15の外周方向のリブ26の幅は、それに位置決めされるそれぞれの溝19の幅に対応する。
底部において、ベースプレート14は、突出する帯状の架台27、28を図3の左右両側に有する。
さらに、ベースプレート14は、底面にアダプタ5への接合手段29、30を有する。例えば、接合手段29、30は、ベースプレート14の架台27、28の内側の案内面29、30である。
図4および図5によると、保持具3.1は、孔32を有する円環形の保持プレート31を有する。孔32は、3本の同軸の環状線上に特定の配列で配置されている。これらの環状線の直径は、ホルダ2のさらなる受け器21が配置されるその環状線の直径に対応する。保持プレート31の孔32は、ホルダ2の特定のさらなる受け器21の上に一致して配置可能である。保持プレート31の孔32の数は、ホルダ2のさらなる受け器21の数よりも少ない。そのため、ホルダ2のさらなる受け器24の上に孔32を一致するように配置すると、さらなる受け器24のいくつかは、保持プレート31によって覆われる。単一の容器31に孔32を配置することは、さまざまな試薬の固有のキットを使用するPCR用の供給材料の調製に適合する。
各孔32の隣に、マーク33が保持プレート31の上面に配置され、挿入される単一の容器に含まれるべき試薬の符号を示す。
マーキング33は、それぞれの孔を部分的に囲むカラーサークルの形態のカラーマーキング34と、カラーママーキング34の隙間に配置される英数字マーキング35とを含む。本例では、同じマーキング33を有する孔32は、保持プレート31の中心に関して点対称となるように、セクタIおよびIIの分離線36の異なる側に配置されている。これによって、ユーザがそれぞれのマーキング33によって表示されている試薬を含む単一の容器11を保持プレート31に備え付けるのが容易となる。
4本の足部37が、保持プレート31の底面から下方に突出している。ホルダ2のさらなる受け器21の上に孔32が一致してある状態で保持具3.1が配置される場合、足部37は、ホルダ2のさらなる受け器21が設置される位置に配置される。足部37をさらなる受け器21に入れることができ、保持プレート31をさらなるプラットホーム16の上面に設定することができるように、足部37の直径および足部37の高さの寸法が決められる。
ピン形状のハンドル要素38が、保持プレート31の中心から上方へ垂直に突出している。
外側突起39が、保持プレート31の縁部から径方向外側に突出している。本例では、3つの外側突起39がある。隣接した外側突起39は、互いから120度の同じ角距離を有する。図5の最も上にある外側突起39の幅は、保持プレート31の外周方向において、他の2つの外側突起39よりも大きい。外側突起39の幅は、凹部23の幅に合致している。そのため、図5の最も上にある外側突起30が図2の最も上にある凹部23に合致して、2つの他の2つの外側突起39が他の凹部23に合致して入ることができる。したがって、保持具3.1は、外側突起39が上述の方法で凹部23に係合し、孔32が特定のさらなる受け器21よりも上に配置され、足部37が特定のさらなる受け器21に係合するという定められた位置決めで、ホルダ2上に設定されることができる。保持プレート31を備えた保持具3.1は、このような位置決めで、第2のプラットホーム16の上面に設定されることができる。これによって、孔32に設定された単一の容器11がホルダ2のあるさらなる受け器21に確実に挿入される。
図6および図7による保持具3.2は、保持プレート31の孔32の別の数および配置を有する点において、上述の保持具3.1と異なる。再び、孔32は、カラーマーキング34および英数字マーキング35の形態のマーキング33によってマークされる。図6および図7からわかるのは、同じマーキングの孔32のグループが2つあるので、これらはさまざまな試薬を含む単一の容器11を同じ方法で備え付けることが可能である。残りの孔32は、それらのマーク33に従って他の特定の試薬を含むさらなる単一の容器11を備える。保持具3は、PCR用の他の固有の供給材料を調製するために、ホルダ2に単一の容器11の試薬を備える役割をする。
図8および図9による保持具3.3は、保持プレート31の孔32の数および配置によってもまた、上述の保持具3.1、3.2と異なる。再び、カラーマーキング34および英数字マーキング35の形態の表示部33は、各孔32に関連する。保持プレート31は、2本の分離軸40、42によって、4つのセクタI〜IVに再分割され、セクタI〜IVは、保持プレート31の中央にゼロ点を有する座標系と同様に配置されている。セクタI〜IVでは、孔32は同じマーキング33を備えており、保持プレート31の中心に関して点対称性に、分離軸40、41に関して軸対称に配置されている。これによって、ユーザが、それぞれの表示部33が符号を示す試薬を含む単一の容器11を孔32に備えるのがより簡単となる。
図10によると、キャップ状のカバーは、円すい状にわずかに上向きにテーパが付けられているか、円筒形の側壁42と、カバー壁43とを有する。カバー壁43は、側方のカバー壁部44と、上方に突出し側方の側面46を有する中心のカバー壁部45を有する。
カバー4は、研究室の自動機の把持部によって側方の側面46で握持されることができる。カバー4は、側壁42の下縁部に、軸方向に向いた下側凹部47を有する。本例では、カバー4は、合計で3つの下側凹部47を有する。1つの下側凹部47は、図3で頂部側に示されているホルダ2の最も広いリブ26の幅に対応する側壁42の外周方向の幅を有する。そのため、下側凹部47が最も広いリブ26を合致して受けることができる。残りの下側凹部47がホルダ2の残りのリブ26を合致して受けることができるように、残りの下側凹部47の寸法が決められる。その結果、カバー4は、ある位置決めでのみホルダ2に設定することができる。
図1によると、アダプタ5は矩形のアダプタプレート48を有する。アダプタプレート48は、その外寸が、SBS規格に従ったマイクロタイタプレートのベース領域の外寸に対応する。さらに、アダプタ5は、架台の側面の形態のさらなる接合手段49、50を有する。接合手段49、50は、ホルダ2の案内表面29、30で支えられる。さらに、アダプタ5は、ベース本体14の底面の穴に挿入可能であるピンを含んでいてもよい。
さらなる接合手段49、50を接合手段29、30に接続することによって、アダプタ5をホルダ2に着脱可能に接続することができる。さらに、アダプタ5を用いて、ホルダ2を研究室の自動機のワークステーションに配置することができる。
ホルダ2は、金属製、特にアルミニウム製が好ましい。さらに好ましくは、ホルダ2は一片の構成部品である。
保持具3および/またはアダプタ5も金属製が好ましく、アルミニウム製が好ましい。保持プレート31ならびに足部37、ハンドル要素38またはアダプタプレート48、およびピンは、別々に生産され、共に組立てられるのが好ましい。
カバー4は、プラスチック材料から好ましくは作られる。さらに好ましくは、カバー4は、射出成形される。さらに好ましくは、カバーは、透明プラスチック材料から作られる。
図11によると、研究室の自動機の作業面51に、SBS規格に従ったマイクロタイタプレート用にいくつかのワークステーション52がある。各ワークステーション52は、作業面53に固定して連結されている4本のピン53と、1本の可動ピン54とによって制限される。
1つの角の隣に、各ワークステーション52は、作業面51に固定して接続されている2本のピン53と、正反対に対向する角に1本の可動ピン54とを有する。可動ピン54は、ばねによってピン53に向かう方向に荷重をかけられ、ばねの動作に反してピン53から離れて移動することができる。各ワークステーション52の2つのさらなる角の隣に、作業面51に固定して接続されている1本のさらなるピン53は同時に配置されている。さらに、作業面51は、さらなるワークステーション55を有する。さらなるワークステーション55は、固定して配置されているピン53と可動ピン54とが対応して配置されているが、SBS規格に従ったマイクロタイタプレート用の作業面52の領域の一部分しか占めない。
1つのワークステーション52に、ホルダ2が配置されており、本発明の位置決め装置1の保持具3がそこ載置されている。ホルダ2は、アダプタ5を用いてピン53、54間に保持されている。位置決め装置1は、試薬を冷却するために、研究室の自動機の冷却ワークステーション52に配置される。
カバー4は、作業面51の待機位置56の下に設定される。
研究室の自動機のピペットの把持部57およびピペット計量ツール58が、さらなる待機位置に設定されている。
さらなるワークステーションに、精製される試料を備えた容器のためのフレーム59がある。
容器ホルダ60が、さらなるワークステーション52に配置され、試薬用の容器を収容するための異なる谷部61および差込み62を含む。適切に構成された小型の容器ホルダ63が、さらなるワークステーション52に配置されている。
さらに、サーモミキサに置くための複数の受け器を有する反応容器64が、ワークステーション52上に配置されている。
さらに、核酸が付着した磁性粒子を試薬から磁気分離するための複数の受け器を有する特別な容器65が、ワークステーション52に存在する。
上述の装置59〜65は、核酸の精製に役立つ。研究室の自動機によって、精製された核酸は、マイクロタイタプレート66にピペットで移される。マイクロタイタプレート66は、容器11を位置決めする装置1の隣のさらなるワークステーション52に配置されている。
作業面の中心領域には、ピペット・チップ・ホルダ67が、位置決め装置1の近くに配置されている。ピペット・チップ・ホルダ67には、円形リング状の容器チェーン6に試料および試薬を共にピペットで加えるために特に使用されるピペットチップが設けられている。
使用されるピペットチップを、ピペットによって、作業面51のさらなる位置に配置されている廃棄物容器68に排出することができる。
試料および溶液を共に円環形の容器チェーン6にピペットで移した後、単一の容器11を、孔32およびさらなる受け器21から引き抜く。円環形の容器チェーン6を密閉するために、位置決め装置1を密封装置に配置する。その後、PCRを行うために、円環形の容器チェーン6をサーモサイクラに設定する。
1 位置決め装置
2 ホルダ
3、3.1、3.2、3.3 保持具
4 カバー
5 アダプタ
6 円形に成形された容器チェーン、
7 チェーン容器
8 接合要素
9 チェーン容器の開口部
10 内側突起
11 単一の容器
12 単一の容器の開口部
13 外周突起
14 ベースプレート
15 第1のプラットホーム
16 第2のプラットホーム
17 ステップ
18 受け器
19 溝
20 領域
21 さらなる受け器
22 上方に突出する突起
23 凹部
24 さらなる凹部
25 さらなる溝
26 リブ
27、28 架台
29、30 接合手段
31 保持プレート
32 孔
33 マーキング
34 カラーマーキング
35 英数字マーキング
36 分離線
37 足部
38 ハンドル要素
39 外側突起
40、41 分離軸
42 側壁
43 カバー壁
44 側方カバー壁部
45 中心カバー壁部分
46 側面
47 下側凹部
48 アダプタプレート
49、50 さらなる接合手段
51 作業面
52 ワークステーション
53 ピン
54 可動ピン
55 さらなるワークステーション
56 待機位置
57 把持部
58 ピペット・ツール
59 フレーム
60 容器ホルダ
61 谷部
62 差込み
63 小型容器ホルダ
64 反応容器
65 特別な容器
66 マイクロタイタプレート
67 ピペット・チップ・ホルダ
68 廃棄物容器

Claims (20)

  1. A)環状線上に配置した、円環形の容器チェーン(6)用の一連の受け器(18)と、
    前記一連の受け器内に配置されており、試薬を含む単一の容器(11)用のさらなる受け器(21)を有する中心の領域(20)と、
    位置決め手段(23)と、
    を含む容器(1)用ホルダ(2)と、
    B)円形ディスクまたは、円形ディスクの一部であり、単一の容器(11)用の孔(32)を特定の位置に有する保持プレート(31)と、
    前記ホルダ(2)の前記位置決め手段(23)に前記保持具(3)を特定の位置に位置決めする少なくとも1つのさらなる手段(39)と、
    を含む単一の容器(11)用の保持具(3)と、
    を備え、特定の位置において、前記孔(32)を有するさらなる受け器(21)に位置決めされ、残りのさらなる受け器(21)が前記保持プレート(31)によって覆われ、反応液で充填されている単一の容器(11)が、前記孔(32)および保持具(3)に位置決めされたさらなる受け器(21)に挿入可能な容器位置決め装置。
  2. 前記ホルダ(2)の前記位置決め手段(23)は、さらなる受け器(21)を備え少なくとも1つのある位置に凹部(23)を有する前記領域(20)を円形に包囲する突出した突起(22)を有し、
    前記保持具(3)を位置決めするさらなる手段(39)は、前記凹部(23)に合致するように挿入可能で外側に突出する突起(39)を前記保持プレート(31)の縁部に有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記一連の受け器(18)は、前記ホルダ(2)の第1のプラットホーム(15)上に形成され、
    前記さらなる受け器(21)を備えた前記領域(20)および前記位置決め手段(23)は、前記ホルダ(2)の円筒形の第2のプラットホーム(16)上に形成されており、
    当該第2のプラットホーム(16)は、前記第1のプラットホーム(15)上に形成されている、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記ホルダ(2)の前記さらなる受け器(21)は、同軸の環状線上に配置され、前記保持具(3)の前記孔(32)もまた同軸の環状線上に配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記ホルダ(2)の前記さらなる受け器(21)および前記保持具(3)の前記孔(32)は、3本の同軸の環状の線上にそれぞれ一度に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記受け器(18)および前記さらなる受け器(21)をある距離をおいて覆う着脱可能なカバー(4)を備えている、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第1のプラットホーム(15)は、外周縁部に径方向に突出するリブ(26)を有し、
    前記リブ(26)は、前記リブ(26)に合致する前記カバー(4)の下縁部で下側凹部(47)に係合する、請求項6に記載の装置。
  8. 前記ホルダ(2)は、SBS規格に従ったマイクロタイタプレート用に研究室の自動機の少なくとも1つのワークステーション(52)にホルダを配置するための位置決め手段(5)を底部に有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記位置決め手段は、前記ホルダ(2)の底部の外端縁であり、その寸法は、SBS規格に従ったマイクロタイタプレート用に研究室の自動機の少なくとも1つのワークステーション(52)の寸法に対応している、請求項8に記載の装置。
  10. 前記ホルダ(2)は、前記受け器(18)および前記さらなる受け器(21)を含むベース本体(14)と、
    前記ベース本体(14)を保持するとともに、前記位置決め手段を有するアダプタ(5)とを含むか、あるいは、前記ホルダ(2)が、前記受け器(18)および前記さらなる受け器(21)を含むがアダプタ(5)を含まないベース本体(14)である、請求項9に記載の装置。
  11. 前記保持具(3)の前記保持プレート(31)は、各孔(32)に近い頂面に、少なくとも1つの特定のマーキング(33)を有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記保持プレート(31)を接地面からある距離で支持するために、前記保持具(3)を接地面に載置する足部(37)が、前記保持プレート(31)の底面から突出し、かつ/または、ハンドル要素が保持プレート(31)の上面から突出している、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記各保持具(3)は、前記保持プレート(31)に特定の配置の孔(32)を有する、請求項1から11のいずれか一項に記載のいくつかの前記保持具(3)を含む装置。
  14. 円環形の容器チェーン(6)が、環状線上に配置されている前記ホルダ(2)の前記受け器(18)に入れられ、
    試薬で充填されている単一の容器(11)が、前記保持具(3)の前記孔(32)に入れられ、ある試薬を含む単一の容器(11)がある孔(32)に入れられ、
    前記単一の容器(11)を含む前記保持具(3)が、前記ホルダ(2)の前記さらなる受け器(21)に位置決めされ、さらなる位置決め手段(39)で前記ホルダ(2)の位置決め手段(23)に位置決めされ、正確な位置で前記ホルダ(2)上に載置され、
    試薬がある単一の容器(11)から選択され、前記容器チェーン(6)のあるチェーン容器(7)に充填される、請求項1から13のいずれか一項に記載の容器位置決め装置の使用法。
  15. 前記単一の容器(11)が、その隣に少なくとも1つのマーキング(33)が特定の
    孔(32)に入れられ、
    前記マーキング(33)は、入れられる前記それぞれの単一の容器(11)に含まれる試薬に関する符号を示す、請求項14に記載の使用法。
  16. 前記ホルダ(2)が、研究室の自動機の作業面(51)に配置されている、請求項14または15に記載の使用法。
  17. 前記ホルダ(2)が、SBS規格に従ったマイクロタイタプレート用に研究室の自動機のワークステーション(52)に配置されている、請求項14から16のいずれか一項に記載の使用法。
  18. 前記試薬が、前記研究室の自動機のピペットを用いて前記単一の容器(11)から抽出され、かつ/または前記円環形の容器チェーン(6)の前記チェーン容器(7)にピペットで移される、請求項16または17に記載の使用法。
  19. 前記円環形の容器チェーン(6)の前記チェーン容器(7)内の前記供給材料を調製した後、前記単一の容器(11)を含む前記保持具(3)が前記ホルダ(2)から取り外され、前記保持具(3)が空になる、請求項17または18に記載の使用法。
  20. 前記円環形の容器チェーン(6)が、充填された後に前記ホルダ上(2)で密封される、請求項19に記載の使用法。
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