JP2015508547A - タッチ感応式デバイスを使用する方向制御 - Google Patents

タッチ感応式デバイスを使用する方向制御 Download PDF

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Abstract

電子デバイス上に表示される二次元グリッドオブジェクト内でのナビゲーションのための方法およびシステムは、タッチ感応式インタフェース上のタッチジェスチャの開始位置および円状の動作を決定することを含む。タッチジェスチャの円状の動作の進行は、表示されるグリッドオブジェクトの軸に沿って、連続的なナビゲーションにマップされる。グリッドオブジェクト内のナビゲーション方向へのマッピングは、タッチジェスチャの開始位置および円状の方向に基づく。ナビゲーション方向の表示およびグリッドオブジェクト内での位置などのナビゲーションの結果が表示される。

Description

本発明は、ユーザインタフェースの分野に関し、特に、電子デバイスのタッチ感応式インタフェース上にて円状のジェスチャ(circular gesture)を使用するXY座標の制御に関する。
タッチパッドデバイスは、ユーザに、電子デバイスの機能をナビゲートおよび制御するためのタッチ感応式インタフェースを提供する。タッチパッドは、ヒューマンインタフェースを必要とする電子デバイスの制御およびナビゲーションのために円状のタッチジェスチャを受け付ける任意のタッチ感応式インタフェースでありうる。タッチ感応式デバイスの一つの方式は、タッチホイールの円形状の周囲で円動作を実行し、その円動作を電子デバイス上のディスプレイに対するスクロール動作に変換する指のタッチを、概して、検出できるタッチホイールを含む。ツールは、タッチホイールデバイスによって使用される技術に従って、人間の指の代わりに使用されることも可能である。当業者によって理解されるように、タッチホイールは、抵抗膜方式、静電容量方式、または他のタッチ感応式特性によって機能しうる。タッチホイールデバイスの一つの例は、米国カリフォルニア州クパチーノのアップル(登録商標)社から市販されているiPod(登録商標)デバイスのクリックホイールのようなポータブルメディアプレイヤーに使用されているものである。
タッチホイールデバイスは、一次元線形リストとして表示されうる項目のリストをナビゲートするために使用されうる。指または他のツールを動かすことにより、ユーザは、タッチホイールのタッチ感応式特性をアクティブ化することが可能であり、その動きは、一次元線形リストを通して前方または後方にスクロールするナビゲーションコマンドとして電子デバイスに解釈されうる。このように、ユーザは、単軸(一次元)の項目のリストを通じて順番にスクロールして、所望の項目を選択することができる。そのような単軸ナビゲーションの一つの例は、ポータブルメディアプレイヤーで演奏されることが所望される歌または動画のユーザの選択である。ユーザは、タッチホイール上で時計回りまたは反時計回りの円動作を使用して、一次元リスト中を前方または後方に移動することができる。しかしながら、タッチホイールインタフェースは、マトリックスのような二次元リストについてのナビゲーションデバイスとして、または絵やグラフのようなXY軸のデータアイテム上において、使用されたことはない。また、より一般的には、ラップトップコンピュータ上で一般的に使用されるタッチパッドは、一次元リストまたは二次元グリッドオブジェクトのいずれかをナビゲートするための円状のタッチジェスチャの使用には対応していない。
この概要は、以下の詳細な説明でさらに記述される発想の選択を簡潔な形で紹介するために提供される。本概要は、特許請求される主題の重要な特徴または必須の特徴を特定することは意図されておらず、特許請求される主題の範囲を制限するために使用されることも意図されていない。
本発明は、電子デバイス上で表示されうる二次元グリッドオブジェクト内での二次元のナビゲーションの方法を提供する。本発明は、二次元グリッドオブジェクトの1つのナビゲーションの軸にマップされる円状のタッチジェスチャの開始位置を解釈するタッチ感応式インタフェースを使用する。タッチ感応式インタフェース上の第2のタッチジェスチャは、二次元グリッドオブジェクトの他のナビゲーションの軸においてナビゲートするために使用されうる。グリッドオブジェクトの軸への円状のジェスチャのマッピングの結果が表示され、双方向の二軸ナビゲーションを可能とする。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照しながら進む、以下の実例である実施形態の詳細な説明から明らかにされるであろう。
前述の本発明の概要は、以下の実例である実施形態の詳細な説明と同様に、添付の図面とともに読まれることでより理解されるであろう。添付の図面は、例として含まれるものであり、特許請求される発明についての制限として含まれるものではない。
一実施形態に係る+X方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 一実施形態に係る−X方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 一実施形態に係る+Y方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 一実施形態に係る−Y方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 第二の実施形態に係る+X方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 第二の実施形態に係る−X方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 第二の実施形態に係る−Y方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 第二の実施形態に係る+Y方向においてナビゲートするための本発明の操作例を説明する図である。 本発明の第一および第二の実施形態に共通の操作の方法例を説明する図である。 本発明の第一の実施形態に係る操作の方法例を説明する図である。 本発明の第二の実施形態に係る操作の方法例を説明する図である。 本発明の装置例の特徴を図示する図である。 本発明の装置例の特徴を図示する図である。 本発明の装置例の特徴を図示する図である。
以下の様々な実例である実施形態の記述において、添付の図面への参照が行われる。添付の図面は、実施形態の一部を形成し、添付の図面においては、図として、本発明において様々な実施形態が実行されうることが示される。他の実施形態が利用されうることが可能であり、本発明の範囲から逸脱せずに構成的および機能的変更がなされうることは、理解されるべきである。
タッチ感応式インタフェース(例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、タッチホイール)としても知られる、タッチベースのユーザインタフェース制御は、典型的には、タッチジェスチャを使用して項目のリスト中を移動する。長い項目のリストをナビゲーションするための主な仕組みは、データ、および/または項目のリスト中のコースナビゲーションのための別個のスクロールバー制御の使用を介して、“ページ”への、別々ではあるが、反復するストロークに関係すると思われる。これらの場合のいずれにおいても、複数のジェスチャまたはモードスイッチ(使用される制御を変更する)は、長い項目のリストのナビゲーションを促進するために必要とされる。
本明細書に記載の本発明は、タッチパッド、タッチスクリーン、およびその他において、円状のジェスチャを使用して、長い項目のリスト中をスクロールする、代替の、および、出来る限りより効果的な方法を説明する。本発明は、また、表示された二次元オブジェクトのような、グリッドオブジェクト中をスクロールまたはナビゲートするのに特に適する。そのようなグリッドオブジェクトは、電子デバイス上に表示される、マトリックスのようなセル方式のアプリケーション、テーブル、スプレッドシート、グラフ、テキストドキュメント、または写真を含む。本発明の目的のために、グリッドオブジェクトは、表示されることが可能な二次元オブジェクトであり、オブジェクト中またはオブジェクトにまたがるナビゲーションは、X方向もしくはY方向またはこれら両方向において移動してグリッド内のデータポイント、セル、または位置に到達することで、達成されうる。そのようなデータポイントは、テーブルもしくはスプレッドシート内の情報のセル、グラフ上もしくはグラフ近傍の点、写真中の1つまたは複数のピクセル、または、テキストドキュメント中の文字の1つもしくは複数の位置であってよい。このように、グリッドオブジェクトは、マトリックスタイプのオブジェクトに限定されないが、代わりに、オブジェクトが二次元の特徴を有するように表示されることが可能な、任意の表示されるオブジェクトを含む。二次元の特徴の網羅的でない非限定的な例は、長さおよび幅、高さおよび横幅、大きさおよび方向、大きさおよび時間、XY座標、YZ座標、垂直および水平、並びにその他を含む。
本発明の一態様によれば、円状のタッチジェスチャを使用することで、任意の所与の方向におけるナビゲーションが単一の連続的動作を用いて実現されうる。一実施形態において、グリッドオブジェクト内で情報の軸に沿ったスクロールのための方向を確立することは、タッチジェスチャの相対的開始ポイントを特定することによって開始し、タッチジェスチャの円動作または回転動作の、グリッドオブジェクト内での線形方向へのマッピングを決定する。グリッドオブジェクトの1つの軸に沿ったナビゲーションは、グリッドオブジェクトのナビゲーションのその軸に包含される情報に沿って移動することと同等である。例えば、スプレッドシートグリッドオブジェクトのX軸に沿ったナビゲーションは、スプレッドシートの行(row)に沿ったナビゲーションである。スプレッドシートのY軸に沿ったナビゲーションは、スプレッドシートの列(column)に沿ったナビゲーションである。他の例では、プロットされたグラフ曲線が交差するグラフのX軸に沿ったナビゲーションは、プロットされたグラフ上の曲線のX座標の値を提供する。
図1〜図4は、本発明の一実施形態を図示する。それぞれの図は、タッチ感応式デバイス10およびタッチデバイス20を含む。タッチ感応式デバイスは、当業者に知られた任意のタッチ感応式デバイスであってよく、標準もしくはノートブック、もしくはパッド型ラップトップデバイスで見られるようなタッチパッド、PCキーボードもしくは他のPC周辺デバイス、PDA、携帯電話、試験装置、メディアプレイヤー、または他の電子デバイスを含むことができる。タッチホイールは、当業者に知られたタッチ感応式デバイスの他の形式であり、PDA、携帯電話、試験装置、iPod(登録商標)のようなメディアプレイヤー、または他の電子デバイスに備えられうるタッチホイールまたはクリックホイールを含む。手および指(親指以外の4指)または親指が図1〜図4においてデバイスに接触しているように示されているが、当業者は、スタイラスまたは他のポインティングデバイスのような代替のタッチ用デバイスが使用されて、タッチ感応式デバイスについて使用される技術によって決まるタッチ感応式デバイスをアクティブ化してよいことを理解するであろう。図1〜図4において、タッチジェスチャの結果が、電子デバイス上に表示されるオブジェクト内での移動の相対方向、つまり水平(+/−X)または垂直(+/−Y)の方向を示す矢印として、右側に記号で示される。このように、例えば、図1は、表示されるグリッドオブジェクト内の+Xまたは右方向への移動のために必要とされるユーザインタフェースのタッチジェスチャを説明している。そのような移動は、特定の方向での連続的なタッチジェスチャ動作に対応する、表示されるオブジェクト内での連続的な方向の移動であることが想定されうる。グリッドオブジェクトを表示する電子デバイスは、任意のデバイスであってよいが、タッチ感応式インタフェースを含むデバイスと同一のものである必要はない。例えば、本発明は、ディスプレイを有し、タッチ感応式スクリーンまたはタッチパッドのようなタッチ感応式デバイスを使用するラップトップまたはタブレットコンピュータにおいて具現化されることが可能である。さらに、本発明は、例えば、ディスプレイを有しないリモート制御デバイスであるが、ディスプレイを制御する、またはディスプレイを有する、他の電子デバイスを制御するリモート制御デバイスにおいて具現化されることが可能である。非限定的な例は、テレビリモート制御、セットトップボックスリモート制御、DVDリモート制御、および試験装置リモート制御を含む。
図1〜図4は、円状のタッチジェスチャの中心15に関するタッチ感応式インタフェース10上の最初のタッチ場所または位置によって、表示されるグリッドオブジェクト内の移動の軸を決定する本発明の一実施形態を図示する。グリッドオブジェクト内の移動の軸は、例えば、X(左または右)軸またはY(上または下)軸であってよい。グリッドオブジェクト内の移動の方向は、タッチ感応式インタフェース上におけるタッチジェスチャの特定の回転(円状の)方向に基づいて決定される。
図1は、表示されるグリッドオブジェクトにおいて右方向または+X方向のナビゲーションとなるタッチジェスチャを図示する。図1において、最初のタッチジェスチャの開始位置が円状のタッチジェスチャの中心15の左24または右26であるとき、グリッドオブジェクト内の移動の軸は水平である(X軸にある)。もし、タッチジェスチャの回転の進行(継続)が時計回り(CW)22方向であれば、グリッドオブジェクト内の移動の方向は、水平に右方向または+X軸方向41である。このように、図1における開始位置24または26は、時計回りの回転方向22でのタッチジェスチャの進行と結びつけられ、表示されるグリッドオブジェクトにおける+X方向41の移動となる。
図2は、表示されるグリッドオブジェクトにおいて左方向または−X方向のナビゲーションとなるタッチジェスチャを図示する。図2において、最初のタッチジェスチャの開始位置が円状のタッチジェスチャの中心15の左24または右26であるとき、グリッドオブジェクト内の移動の軸は水平である(X軸にある)。もし、タッチジェスチャの回転の進行(継続)が反時計回り(CW)28方向であれば、グリッドオブジェクト内の移動の方向は、水平に左方向または−X軸方向42である。このように、図2における開始位置24または26は、反時計回りの回転方向28でのタッチジェスチャの進行と結びつけられ、表示されるグリッドオブジェクトにおける−X方向42の移動となる。
図3は、表示されるグリッドオブジェクトにおいて上方向または+Y方向のナビゲーションとなるタッチジェスチャを図示する。図3において、最初のタッチジェスチャの開始位置が円状のタッチジェスチャの中心15の上部34または下部36であるとき、グリッドオブジェクト内の移動の軸は垂直である(Y軸にある)。もし、タッチジェスチャの回転の進行(継続)が時計回り(CW)32方向であれば、グリッドオブジェクト内の移動の方向は、垂直に上方向または+Y軸方向43である。このように、図3における開始位置34または36は、時計回りの回転方向38でのタッチジェスチャの進行と結びつけられ、表示されるグリッドオブジェクトにおける+Y方向43の移動となる。
図4は、表示されるグリッドオブジェクトにおいて下方向または−Y方向のナビゲーションとなるタッチジェスチャを図示する。図4において、最初のタッチジェスチャの開始位置が円状のタッチジェスチャの中心15の上部34または下部36であるとき、グリッドオブジェクト内の移動の軸は垂直である(Y軸にある)。もし、タッチジェスチャの回転の進行(継続)が反時計回り(CW)38方向であれば、グリッドオブジェクト内の移動の方向は、垂直に下方向または−Y軸方向44である。このように、図4における開始位置34または36は、反時計回りの回転方向38でのタッチジェスチャの進行と結びつけられ、表示されるグリッドオブジェクトにおける−Y方向44の移動となる。
図1〜図4において、グリッドオブジェクト内の移動の方向反転は、円状のタッチジェスチャの動作を時計回り動作から反時計回り動作へ単純に反転することによって実現されうる。例えば、図1において、タッチジェスチャの時計回り動作を使用して動作の+X方向がグリッドオブジェクトにおいて確立されると、反時計回り方向へのタッチジェスチャの反転は、グリッドオブジェクトにおける−X方向での移動となる。ポインティングデバイスまたはタッチ用デバイスは、発生する方向反転についてタッチ感応式デバイスと関係し続ける。
同様に、図2において、反時計周りのタッチジェスチャ動作を使用して−X方向のグリッドオブジェクトでの移動を確立した後、時計回り動作へのタッチジェスチャの反転は、グリッドオブジェクトでの+X方向における移動となるであろう。図3において、時計周りのタッチジェスチャ動作を使用して+Y方向のグリッドオブジェクトでの移動を確立した後、反時計回り動作へのタッチジェスチャの反転は、グリッドオブジェクトでの−Y方向における移動となるであろう。図4において、反時計周りのタッチジェスチャ動作を使用して−Y方向のグリッドオブジェクトでの移動を確立した後、時計回り動作へのタッチジェスチャの反転は、グリッドオブジェクトでの+Y方向における移動となるであろう。
図1〜図4において示される本発明の第一の実施形態を使用して、グリッドオブジェクトでのX軸およびY軸の両方におけるナビゲーションが獲得されうる。第1の方向におけるナビゲーションに続く第2の方向におけるナビゲーションを達成する1つの方法例は、以下のように2つのタッチジェスチャを使用することによって表現されうる。電子デバイス上に表示される二次元オブジェクトのX軸およびY軸においてナビゲートする方法は、タッチ感応式インタフェース上の上部位置または下部位置における第1のタッチジェスチャを開始すること、およびタッチ感応式インタフェース上での時計周り動作で第1のタッチジェスチャを進行して二次元グリッドオブジェクト内で上への(+Y)方向のナビゲートをすることを含む。その後、タッチ感応式インタフェース上において反時計回り動作でタッチジェスチャを進行することにより、二次元グリッドオブジェクト内で下への(−Y)方向でナビゲートすることに注意する。
その後、他の軸においてナビゲートをするために、第2のタッチジェスチャは、タッチ感応式インタフェース上の左位置または右位置において開始される。第2のタッチジェスチャが、タッチ感応式インタフェース上で時計回り動作で進行して、二次元グリッドオブジェクト内において右(+X)方向でナビゲートする。その後、タッチ感応式インタフェース上で反時計回り動作で第2のタッチジェスチャを進行させることで、二次元グリッドオブジェクト内において左(−X)方向でナビゲートすることに注意されたい。このように、第1の軸でのナビゲーションおよびその後の第2の軸でのナビゲーションは、本発明の本態様を使用して、達成されうる。
図1〜図4に図示される、純粋にまたは厳密に時計回りまたは反時計回りである動作に対する変形例として、線形のジェスチャ動作(図示しない)が、最初のナビゲーション方向を確立するために使用されてよい。例えば、最初の厳密に時計回りまたは反時計回りである動作の代わりに、連続的であるが、最初は線形である動作は、円移動と連続的に結合して使用されて、最初の方向を確立しうる。時計回りまたは反時計回りのジェスチャが検出されると、その特定の回転方向は、最初の線形のジェスチャと同じ方向にマップされる。例えば、図1において、位置24から左から右へ移動する線形のジェスチャは、最初に、+X方向を確立することができる。その後、もしジェスチャが時計回りで連続すると、ナビゲーションは、最初の線形動作によって確立された+X方向で連続する。このように、最初の線形のジェスチャの後の円状のジェスチャの使用は、停止することなく、選択された方向で発生する非制限的で連続的なナビゲーションを可能とする。通常は、タッチパッドまたはタッチスクリーンは、単一方向での連続的なナビゲーションを制限するであろう。なぜならば、タッチパッドまたはタッチスクリーンのふちに到達するからである。本発明は、円状のジェスチャの使用により、停止することのない、選択された方向での連続的なナビゲーションを提供する。上記の実施形態のいずれにおいても、最初の線形のジェスチャから少々の逸脱は許容され、異なる最初の線形のジェスチャにおける小さな変動に対する過剰反応を回避する。同様に、円状のジェスチャからいくつかの少々の変更があっても、異なる円状のジェスチャにおける小さな相違に対する過剰反応は回避されうる。
図1〜図4について上述したような二次元グリッドオブジェクトにおけるナビゲーションに加えて、本発明は、タッチパッドまたはタッチスクリーンデバイス上にて円状のジェスチャを使用することで、一次元リスト中のナビゲートのために使用されることも可能である。通常、タッチパッドデバイスを使用する一次元リスト中のナビゲーションは、線形のみのジェスチャを使用することで行われる。本発明は、リストにおけるナビゲーションを発展させて、タッチパッドまたはタッチスクリーンデバイス上での円状のジェスチャを含んでいる。
図5〜図8は、本発明の第二の実施形態を図示する。タッチ感応式インタフェースのアイテムについての番号付けは、図1〜図4において使用されたものと同様である。図5〜図8において、時計回りまたは反時計回りの回転は、グリッドオブジェクト内のナビゲーション方向を決定するとき、回転動作が最初に開始される限りは、無視されてよい。ナビゲーション方向は、タッチ感応式インタフェース上での円状のタッチジェスチャの中心に対する最初のタッチポイントによって決定される。タッチジェスチャの時計回りまたは反時計回りの動作は、タッチジェスチャの主要な、または最初の回転動作として、検出されて確立される。タッチジェスチャの最初の回転動作は、グリッドオブジェクトについてのナビゲーション方向にマップされる。タッチジェスチャの円動作を反転すること(時計回りから反時計回りへ、またはその逆)により、表示されるグリッドオブジェクト上へマップされるナビゲーション方向が反転する。
図5は、グリッドオブジェクト内において右(+X)ナビゲーション方向となる、タッチ感応式インタフェース上でのタッチジェスチャを図示する。図5において、左のタッチポイントの開始位置44は、グリッドオブジェクト内でのナビゲーション方向のX軸または水平軸が使用されるであろうことを示しつつ、使用される。そして、時計回り62または反時計回り68での円状のジェスチャが、グリッドオブジェクト内で+Xのナビゲーション方向の移動を開始する。図5の本発明の例の他の態様においては、円状のジェスチャは、その後、変化し、例えば、+Xのナビゲーション方向が開始された後に時計回り動作から反時計回り動作に変わると、ナビゲーション方向は、グリッドオブジェクト内にて+Xのナビゲーション方向から−Xのナビゲーション方向に反転されるであろう。ナビゲーション方向が反転されるためには、円状のタッチジェスチャは、途切れない状態を持続するべきである。すなわち、タッチ感応式インタフェースの表面の連続的な接触が要求される。
図6は、グリッドオブジェクト内において左(−X)ナビゲーション方向となる、タッチ感応式インタフェース上でのタッチジェスチャを図示する。図6において、右のタッチポイントの開始位置46は、グリッドオブジェクト内でのナビゲーション方向のX軸または水平軸が使用されるであろうことを示しつつ、使用される。そして、時計回り62または反時計回り68での円状のジェスチャが、グリッドオブジェクト内で−Xのナビゲーション方向の移動を開始する。図6の本発明の例の他の態様においては、円状のジェスチャは、その後、変化し、例えば、−Xのナビゲーション方向が開始された後に時計回り動作から反時計回り動作に変わると、ナビゲーション方向は、グリッドオブジェクト内にて−Xのナビゲーション方向から+Xのナビゲーション方向に反転されるであろう。ナビゲーション方向が反転されるためには、円状のタッチジェスチャは、途切れない状態を持続するべきである。すなわち、タッチ感応式インタフェースの表面の連続的な接触が要求される。
図7は、グリッドオブジェクト内において下(−Y)ナビゲーション方向となる、タッチ感応式インタフェース上でのタッチジェスチャを図示する。図7において、上部のタッチポイントの開始位置54は、グリッドオブジェクト内でのナビゲーション方向のY軸または垂直軸が使用されるであろうことを示しつつ、使用される。そして、時計回り62または反時計回り68での円状のジェスチャが、グリッドオブジェクト内で−Yのナビゲーション方向の移動を開始する。図7の本発明の例の他の態様においては、円状のジェスチャは、その後、変化し、例えば、−Yのナビゲーション方向が開始された後に時計回り動作から反時計回り動作に変わると、ナビゲーション方向は、グリッドオブジェクト内にて−Yのナビゲーション方向から+Yのナビゲーション方向に反転されるであろう。ナビゲーション方向が反転されるためには、円状のタッチジェスチャは、途切れない状態を持続するべきである。すなわち、タッチ感応式インタフェースの表面の連続的な接触が要求される。
図8は、グリッドオブジェクト内において上(+Y)ナビゲーション方向となる、タッチ感応式インタフェース上でのタッチジェスチャを図示する。図8において、下部のタッチポイントの開始位置56は、グリッドオブジェクト内でのナビゲーション方向のY軸または垂直軸が使用されるであろうことを示しつつ、使用される。そして、時計回り62または反時計回り68での円状のジェスチャが、グリッドオブジェクト内で+Yのナビゲーション方向の移動を開始する。図8の本発明の例の他の態様においては、円状のジェスチャは、その後、変化し、例えば、+Yのナビゲーション方向が開始された後に時計回り動作から反時計回り動作に変わると、ナビゲーション方向は、グリッドオブジェクト内にて+Yのナビゲーション方向から−Yのナビゲーション方向に反転されるであろう。ナビゲーション方向が反転されるためには、円状のタッチジェスチャは、途切れない状態を持続するべきである。すなわち、タッチ感応式インタフェースの表面の連続的な接触が要求される。
図5〜図8において示される本発明の第二の実施形態を使用して、グリッドオブジェクトでのX軸およびY軸の両方におけるナビゲーションが獲得されうる。第1の方向におけるナビゲーションに続く第2の方向におけるナビゲーションを達成する1つの方法例は、以下のように2つのタッチジェスチャを使用することによって表現されうる。電子デバイス上に表示される二次元オブジェクトのX軸およびY軸においてナビゲートする方法は、タッチ感応式インタフェース上の上部位置における第1のタッチジェスチャを開始すること、およびタッチ感応式インタフェース上での時計周りまたは反時計周り動作で第1のタッチジェスチャを進行して二次元グリッドオブジェクト内で下への(−Y)方向のナビゲートをすることを含む。代わりに、Y軸に沿って+Y方向でナビゲーションを開始するために、第1のタッチジェスチャがタッチ感応式インタフェース上の下部場所で開始されることができ、タッチ感応式インタフェース上で時計周りまたは反時計周りの動作で進行されて二次元グリッドオブジェクト内で上への(+Y)方向のナビゲートをしうる。円状のジェスチャの中心に対して上部または下部である開始位置を使用して、ナビゲーション方向がY軸に沿って選択されると、円状のジェスチャが反転し、結果としてグリッドオブジェクト内でのナビゲーション方向が反転する。
図5〜図8に図示される、純粋にまたは厳密に時計回りまたは反時計回りである動作に対する変形例として、線形のジェスチャ動作(図示しない)が、最初のナビゲーション方向を確立するために使用されてよい。図1〜図4に表されるように、最初の厳密に時計回りまたは反時計回りである動作の代わりに、連続的であるが、最初は線形である動作は、円移動と連続的に結合して使用されて、最初の方向を確立しうる。時計回りまたは反時計回りのジェスチャが検出されると、その特定の回転方向は、最初の線形のジェスチャと同じ方向にマップされる。例えば、図5において、位置44から左から右へ移動する線形のジェスチャは、最初に、+X方向を確立することができる。その後、もしジェスチャが時計回りまたは反時計回り動作で連続すると、ナビゲーションは、最初の線形動作によって確立された+X方向で連続する。このように、最初の線形のジェスチャの後の円状のジェスチャの使用は、停止することなく、選択された方向で発生する非制限的で連続的なナビゲーションを可能とする。通常は、タッチパッドまたはタッチスクリーンは、単一方向での連続的なナビゲーションを制限するであろう。なぜならば、タッチパッドまたはタッチスクリーンのふちに到達するからである。本発明は、円状のジェスチャの使用により、停止することのない、選択された方向での連続的なナビゲーションを提供する。上記の実施形態のいずれにおいても、最初の線形のジェスチャから少々の逸脱は許容され、異なる最初の線形のジェスチャにおける小さな変動に対する過剰反応を回避する。同様に、円状のジェスチャからいくつかの少々の変更があっても、異なる円状のジェスチャにおける小さな相違に対する過剰反応は回避されうる。
図5〜図8について上述したような二次元グリッドオブジェクトにおけるナビゲーションに加えて、本発明は、タッチパッドまたはタッチスクリーンデバイス上にて円状のジェスチャを使用することで、一次元リスト中のナビゲートのために使用されることも可能である。通常、タッチパッドデバイスを使用する一次元リスト中のナビゲーションは、線形のみのジェスチャを使用することで行われる。本発明は、リストにおけるナビゲーションを発展させて、タッチパッドまたはタッチスクリーンデバイス上での円状のジェスチャを含んでいる。
その後、グリッドオブジェクトの他の軸においてナビゲートするために、第2のタッチジェスチャは、タッチ感応式インタフェース上の左の場所において開始され、タッチホイール上で時計回りまたは反時計回りの動作で進行させて、二次元オブジェクト内において右(+X)方向でナビゲートする。あるいは、X軸にそって−X方向でナビゲーションを開始するために、第2のタッチジェスチャは、タッチ感応式インタフェース上の右の場所において開始されることが可能であり、タッチ感応式インタフェース上で時計回り動作または反時計回り動作で進行されて、二次元オブジェクト内において左(−X)方向でナビゲートすることができる。左または右の開始位置を使用して、ナビゲーション方向がX軸に沿って選択されると、円状のジェスチャの反転により、グリッドオブジェクト内のナビゲーションの方向が反転する。このように、第1の軸でのナビゲーションおよびその後の第2の軸でのナビゲーションは、本発明の態様を使用して達成されうる。
図9は、図1〜図4を使用して記述された第1の実施形態および図5〜図8を使用して記述された第2の実施形態の両方を包含する発明に係る方法100を図示する。図9の方法は、ステップ101で始まり、ステップ105に移行し、ステップ105では、タッチ感応式インタフェースを有する電子デバイスが使用される。電子デバイスは、タッチ感応式インタフェース上のタッチジェスチャの開始位置を決定する。ステップ110において、タッチ感応式インタフェースに沿った移動によって、電子デバイスにタッチジェスチャの円動作を検出させる。前述されたように、線形のジェスチャ動作に続く円動作は、円状のジェスチャとして検出されうる。そして、ステップ115において、電子デバイスは、ナビゲーション方向をオブジェクト上にマップする。オブジェクトは、リストのような一次元オブジェクト、またはグリッドオブジェクトであってよい。説明のために、グリッドオブジェクトが以下で論じられるが、本発明は、二次元グリッドオブジェクトだけでなく一次元リスト上でも良好に機能する。そのようなグリッドオブジェクトは、電子デバイス上に表示されるスプレッドシート(セルのマトリックス)、グラフ、テキストドキュメント、または写真のようなアイテムのいずれかであってよい。マッピングの結果は、グリッドオブジェクト内の移動であり、グリッドオブジェクト内のナビゲーションは円動作に対応して実現されうる。グリッドオブジェクト内の移動は、水平移動(+X軸または−X軸)または垂直移動(+Y軸または−Y軸)として特徴付けられることが可能であり、グリッドオブジェクト内の水平移動または垂直移動は、タッチ感応式インタフェース上のタッチの円移動によって発生されることに注意する。このように、ステップ120において、円移動の、グリッドオブジェクト内での水平移動または垂直移動のマッピング結果は、表示デバイス上に表示される。この表示によって、円動作による二次元グリッドオブジェクトのナビゲーションが可能となる。
図10は、図9の全体的な方法100の第1の詳細な実施形態の方法200を図示する。図10の方法200は、図1〜図4の動作に対応する。方法200は、ステップ201で開始し、ステップ205に移行し、ステップ205では、タッチ感応式インタフェースを有する電子デバイスが使用される。電子デバイスは、タッチ感応式インタフェース上のタッチジェスチャの開始位置を決定する。円状のジェスチャの開始位置は、タッチ感応式インタフェース上の何処においても生じうることに注意されたい。例えば、円状のタッチジェスチャは、タッチ感応式インタフェースの中心において開始することができるであろうし、円状のタッチジェスチャは、それでも検出されるであろう。ステップ210において、タッチジェスチャの開始位置がタッチ感応式インタフェース上のタッチジェスチャの中心の左または右にあるかどうか判定される。あるいは、タッチジェスチャの開始位置が、タッチ感応式インタフェース上の上部または下部にあるかどうか判定される
タッチ感応式インタフェース上のタッチの開始位置が、円状のタッチジェスチャの中心の周囲の左の場所または右の場所である場合、開始場所は、グリッドオブジェクト内のX軸ナビゲーションが所望されているという判断を示すであろう。これは、図1および図2において示される通りである。図10に戻り、タッチ感応式インタフェース上でのタッチの開始位置が、X方向であると決定される場合、ステップ215に移行し、ステップ215では、グリッドオブジェクト内の移動についてX軸のナビゲーション方向が使用される。
タッチ感応式インタフェース上のタッチの開始位置が、円状のタッチジェスチャの中心の周囲の上部の場所または下部の場所である場合、開始位置は、グリッドオブジェクト内のY軸ナビゲーションが所望されているという判断を示すであろう。これは、図3および図4において示される通りである。図10に戻り、タッチ感応式インタフェース上でのタッチの開始位置が、X方向ではないと決定される場合、ステップ220に移行し、ステップ215では、グリッドオブジェクト内の移動についてY軸のナビゲーション方向が使用される。
いずれのイベントにおいても、方法200は、ステップ225に移行し、ステップ225では、電子デバイスがタッチ感応式インタフェース上でのタッチジェスチャの円動作を検出する。前述されたように、円状のジェスチャがその後に続く、線形のジェスチャは、円状のジェスチャとして解釈されうる。ステップ230において、円状の時計回り動作がタッチ感応式インタフェース上にて検出されると、グリッドオブジェクト上の+軸のナビゲーション方向がグリッドオブジェクト上にマップされる。円状の反時計回り動作がタッチ感応式インタフェース上にて検出されると、グリッドオブジェクト上の−軸のナビゲーション方向がグリッドオブジェクト上にマップされる。例えば、ステップ210における判断が、X軸方向がマップされるべき、であったとすると、ステップ230においては、時計回りの円動作は、グリッドオブジェクト中で+Xのナビゲーション方向を提供するであろう。また、ステップ210においてX軸の決定がなされて、反時計回りの円動作がタッチ感応式インタフェース上にて検出された場合、電子デバイスは、−Xのナビゲーション方向がグリッドオブジェクトにマップされるであろうと判断するであろう。当業者であれば、そのような定義は、本発明の基本的な機能を変更することなく、逆にされうることは、容易に分かるであろう。つまり、本発明は、タッチ感応式インタフェース上での時計回りの円動作がグリッドオブジェクト中での−X軸の移動にもマップされうるように、実施されることも可能である。
ステップ235において、ステップ230のマッピングの結果が、ディプレイデバイス上に表示され、ディスプレイを見ることによって、グリッドオブジェクト内におけるナビゲーションが実現される。本発明の一態様において、タッチジェスチャが途切れない(連続的)が、時計回りから反時計回りの回転に変化することによるような、円状のジェスチャの回転の変化が、タッチ感応式インタフェース上で電子デバイスによって検出された場合、電子デバイスは、方向の変化を、選択された軸に沿ったマッピングの方向の反転にマップするであろう。例えば、マッピングおよびナビゲーションが、+X軸に沿って時計回り方向であり、反時計回りの回転への回転の変化が発生した場合、+X軸のナビゲーションから−X軸のナビゲーションへのマッピングの変化が発生するであろう。接触(タッチ)が連続的かつ途切れない場合には、そのような単軸に沿った反転が発生しうる。
本発明の他の態様において、所望されたX軸のナビゲーションが発生した後、タッチ感応式インタフェースから接触(タッチ)が無くなることによりタッチジェスチャが停止された後に、その後のY軸のナビゲーションが発生しうる。そして、方法200は再度開始されることが可能であり、ステップ210およびステップ220が発生したように、異なる開始位置を選択することでY軸ナビゲーションが発生しうるであろう。そして、X軸ナビゲーションの後に、Y軸でのナビゲーションが、実現される。このように、円状のタッチ感応式インタフェースを使用した二次元グリッドオブジェクト中でのナビゲーションが実現されうる。
図11は、方法300を図示し、これは図9の方法100の第2の実施形態である。図11の方法300は、図5〜図8の動作に対応する。方法300は、ステップ301で開始し、ステップ305に移行し、ステップ305では、タッチ感応式インタフェースを有する電子デバイスが使用される。電子デバイスは、タッチ感応式インタフェース上のタッチジェスチャの開始位置を決定する。ステップ310において、タッチジェスチャの開始位置がタッチ感応式インタフェース上の円状のタッチジェスチャの中心の周囲の左または右にあるかどうか判定される。あるいは、タッチジェスチャの開始位置が、タッチ感応式インタフェース上の円状のタッチジェスチャの中心の周囲の上部または下部にあるかどうか判定される。
タッチ感応式インタフェース上のタッチの開始位置が、タッチ感応式インタフェースの円状のジェスチャの中心の周囲の左の場所または右の場所である場合、開始場所は、グリッドオブジェクト内においてX軸ナビゲーションが所望されるという判断を示すであろう。よって、ステップ312に移行し、ステップ312では、グリッドオブジェクト内での移動についてX軸ナビゲーション方向が使用される。ステップ314において、タッチジェスチャの時計回りまたは反時計回りの円動作の方向が検出される。前述したように、円動作は、純粋にまたは厳密に円動作であることが可能であり、または、円状のジェスチャがその後に続く、線形のジェスチャであることが可能である。ステップ316において、ステップ310の開始位置がタッチ感応式インタフェース上の左である場合には、+X軸のナビゲーション方向がグリッドオブジェクトにマップされる。ステップ316において、ステップ310の開始位置がタッチ感応式インタフェース上の右である場合には、−X軸のナビゲーション方向がグリッドオブジェクトにマップされる。
ステップ310に戻り、タッチ感応式インタフェース上のタッチの開始位置が、タッチ感応式インタフェースの円状のタッチジェスチャの中心の周囲の上部の場所または下部の場所である場合、開始場所は、グリッドオブジェクト内においてY軸ナビゲーションが所望されるという判断を示すであろう。よって、ステップ313に移行し、ステップ313では、グリッドオブジェクト内での移動についてY軸ナビゲーション方向が使用される。ステップ315において、タッチジェスチャの時計回りまたは反時計回りの円動作の方向が検出される。前述したように、円動作は、純粋にまたは厳密に円動作であることが可能であり、または、線形のジェスチャに続く円状のジェスチャであることが可能である。ステップ317において、ステップ310の開始位置がタッチ感応式インタフェース上の円状のタッチジェスチャの中心の周囲の下部である場合には、+Y軸のナビゲーション方向がグリッドオブジェクトにマップされる。ステップ317において、ステップ310の開始位置がタッチ感応式インタフェース上の円状のタッチジェスチャの中心の周囲の上部である場合には、−Y軸のナビゲーション方向がグリッドオブジェクトにマップされる。
当業者であれば、ステップ316および317についての方向の定義は、本発明の基本的な機能を変更することなく、逆にしうることは、容易に分かるであろう。しかしながら、できる限り、自然に、および直観的に、円動作からグリッドナビゲーションへのマッピングを行うことを試みるのが合理的である。本発明の本実施は、その目的を達成することを試みている。
方法300に戻り、円状のジェスチャのグリッドナビゲーションの方向へのマッピングが達成されると、例えば、ステップ316またはステップ317から、ステップ320へ移行する。ステップ320において、円状のジェスチャのグリッドオブジェクトへのマッピングが表示されて、二次元ナビゲーションが実現されうる。
本発明の他の態様において、所望されたX軸のナビゲーションが発生した後、タッチ感応式インタフェースから接触(タッチ)が無くなることによりタッチジェスチャが停止された後に、その後のY軸のナビゲーションが発生しうる。そして、方法300は再度開始されることが可能であり、ステップ305において、異なる開始位置を選択することでY軸ナビゲーションが発生しうるであろう。そして、X軸ナビゲーションの後に、Y軸でのナビゲーションが、実現される。このように、円状のタッチ感応式インタフェースを使用した二次元グリッドオブジェクト中でのナビゲーションが実現されうる。
図12aは、円状形式のタッチ感応式インタフェースを使用する本発明の実現可能な実施形態における電子デバイス400を図示する。このインタフェースは、タッチジェスチャの開始ポイントの相対的位置を説明するには有用である。上述されるように、タッチ感応式インタフェースを備える電子デバイスは、グリッドオブジェクトを表示するデバイスをも有する必要はない。例示は、タッチ感応式インタフェースを備えるが、グリッドオブジェクトのリモートディスプレイを備える異なる電子デバイスを制御するリモート制御デバイスを含む。図12aに示されるように、円状のタッチ感応式インタフェース10は、中心基準領域15の周囲に形成されるように示されている。中心基準領域15は、単に基準とするために示されており、タッチ感応式インタフェース10の任意の機能に、任意の特定の関連性を有していてもよいし、有していなくてもよい。本実施形態においては、上部位置34が、円状のタッチジェスチャの中心の周囲の下部位置36の上方に示されている。左位置24は、円状のタッチジェスチャの中心の周囲の右位置26の左方に示されている。これらの位置は、先の記載において参照されたナビゲーションのための領域を提供する。
本発明の他の実現可能な実施形態において、タッチ感応式インタフェースは、図12bに示されるように、タッチパッドインタフェースである。ここで、上部位置34aは、円状のタッチジェスチャの中心の周囲の下部位置36aの上方にあるとみなされている。左位置24aは、円状のタッチジェスチャの中心の周囲の右位置26aの左方に示されている。上部位置34a、下部位置36a、左位置24a、および右位置26aは、円状のタッチジェスチャの中心部品と関連して示されている。さらに、本発明の他の態様において、タッチパッドインタフェース上の上部位置、下部位置、左位置、および右位置は、領域として示されている。タッチパッド、タッチスクリーン、または円状のタッチ感応式インタフェースのようなタッチ感応式インタフェースは、円状のジェスチャについての開始位置として解釈されうる1つ以上の明確なポイントを簡単に備えることができることは、簡単に理解されうる。開始位置は、円状のジェスチャの中心に関係する。開始位置の領域形式の説明は、図12aおよび図12bにおいて図示されるインタフェースを含む任意のタッチ感応式インタフェースに適用可能である。
図12cは、本発明の一態様を具現化する電子デバイス500ブロック図を図示する。図12cに示されるタッチ感応式インタフェース510のようなタッチ感応式インタフェース、インタフェース回路520、プロセッサ525、光学式ディスプレイ530、メモリ535、およびデバイス用の光学式入力/出力インタフェースは、デバイス500に含まれる。インタフェース回路520は、接触動作を検出可能なタッチ感応式インタフェースに対するインタフェースである。一実施形態において、内部バス515は、検出された接触を、インタフェース回路からプロセッサ525へ通信するために使用されうる。プロセッサ525は、インタフェース回路520から接触位置情報を受信して、その情報を解釈することができる。プロセッサ525は、上述された方法を実行するために有用であり、プログラムおよびデータ記憶のためにメモリ535にアクセスするために有用である。メモリ535は、また、オプションのディスプレイ530に、表示可能なグリッドオブジェクトに関する情報およびグリッドオブジェクトのX軸およびY軸のナビゲーションを供給するために使用されうる。オプションのディスプレイ530は、デバイス500が、例えば、ハンドヘルド動画デバイス、ラップトップ、またはタブレットPCである場合に、含まれうる。しかしながら、デバイス500が表示の無いリモート制御である場合は、オプションのディスプレイは含まれる必要はない。オプションの入出力インタフェース540は、デバイス500がリモート制御であれば、含まれうる。この場合、入力/出力インタフェースは、リモート制御のためのRFまたは赤外線ポートであってよい。デバイス500がラップトップまたはタブレットコンピューティングデバイスであり、リモート制御のためにも使用されうる場合、オプションのディスプレイおよびオプションの入出力インタフェースが両方とも含まれうることは、当業者にはよく理解されるであろう。
当業者にはよく理解されるように、図12cは、上述された電子デバイスの一つの実現可能な実施を表しただけである。バスが無い形式での実施を含む他の実施も可能である。一つの実現可能なバス無し形式での実施は、より高性能なプロセッサとメモリの必要性を減少させ、または消滅させることができるであろう組み合わせ論理(combinatorial logic)ベースの実施であってよい。他の実現可能な実施は、本発明の一態様を依然として有するより大きな器械における機能モジュールとして本発明の使用を可能とするモジュール手法であってよい。
本明細書に記載された実施内容は、例えば、方法もしくはプロセス、装置、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせにて実施されうる。単一形式の実施の内容で論じられた(例えば、方法としてのみ論じられた)のみであっても、論じられた機能の実装は、他の形式(例えば、ハードウェア装置、ハードウェアおよびソフトウェア装置、またはコンピュータ読み取り可能媒体)にて実施されてもよい。装置は、例えば、適切なハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアにて実施されうる。方法は、例えば、プロセッサのような装置にて実施可能であり、プロセッサとは、例えば、コンピュータ、マイクロプロセッサ、集積回路、または、プログラマブル論理デバイスを含む、任意の処理デバイスのことを言う。処理デバイスは、例えば、コンピュータ、携帯電話、PDA(portable/personal digital assistant)、および、エンドユーザ間の情報の通信を促進する他のデバイスのような通信デバイスをも含む。
さらに、方法は、プロセッサによって実行される命令によって実施されることが可能であり、そのような命令は、プロセッサ、または、例えば、集積回路、ソフトウェア搬送波、もしくは、ハードディスク、コンパクトディスク、RAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、もしくは、任意の他の磁気的、光学的、もしくはソリッドステート媒体のような他の記憶デバイスのようなコンピュータ読み取り可能媒体上に記憶されうる。命令は、上に列挙された媒体のいずれかのようなコンピュータ読み取り可能媒体上に実体的に具現化されるアプリケーションプログラムを形成しうる。プロセッサは、プロセッサユニットの一部として、例えば、プロセスを実行するための命令を有するコンピュータ読み取り可能媒体を含みうることが明らかであろう。命令は、本発明の方法に対応し、実行されると、汎用コンピュータを、本発明の方法を実行する特定のマシンとすることができる。
図3は、表示されるグリッドオブジェクトにおいて上方向または+Y方向のナビゲーションとなるタッチジェスチャを図示する。図3において、最初のタッチジェスチャの開始位置が円状のタッチジェスチャの中心15の上部34または下部36であるとき、グリッドオブジェクト内の移動の軸は垂直である(Y軸にある)。もし、タッチジェスチャの回転の進行(継続)が時計回り(CW)32方向であれば、グリッドオブジェクト内の移動の方向は、垂直に上方向または+Y軸方向43である。このように、図3における開始位置34または36は、時計回りの回転方向3でのタッチジェスチャの進行と結びつけられ、表示されるグリッドオブジェクトにおける+Y方向43の移動となる。
図5〜図8において示される本発明の第二の実施形態を使用して、グリッドオブジェクトでのX軸およびY軸の両方におけるナビゲーションが獲得されうる。第1の方向におけるナビゲーションに続く第2の方向におけるナビゲーションを達成する1つの方法例は、以下のように2つのタッチジェスチャを使用することによって表現されうる。電子デバイス上に表示される二次元オブジェクトのX軸およびY軸においてナビゲートする方法は、タッチ感応式インタフェース上の上部位置における第1のタッチジェスチャを開始すること、およびタッチ感応式インタフェース上での時計周りまたは反時計周り動作で第1のタッチジェスチャを進行して二次元グリッドオブジェクト内で下への(−Y)方向のナビゲートをすることを含む。代わりに、Y軸に沿って+Y方向でナビゲーションを開始するために、第1のタッチジェスチャがタッチ感応式インタフェース上の下部位置で開始されることができ、第1のタッチジェスチャをタッチ感応式インタフェース上で時計周りまたは反時計周りの動作で進行さて二次元オブジェクト内で上への(+Y)方向のナビゲートをしうる。円状のジェスチャの中心に対して上部または下部である開始位置を使用して、ナビゲーション方向がY軸に沿って選択されると、円状のジェスチャが反転し、結果としてグリッドオブジェクト内でのナビゲーション方向が反転する。
その後、グリッドオブジェクトの他の軸においてナビゲートするために、第2のタッチジェスチャは、タッチ感応式インタフェース上の左の場所において開始され、タッチホイール上で時計回りまたは反時計回りの動作で進行させて、二次元オブジェクト内において右(+X)方向でナビゲートする。あるいは、X軸にそって−X方向でナビゲーションを開始するために、第2のタッチジェスチャは、タッチ感応式インタフェース上の右の場所において開始されることが可能であり、第2のタッチジェスチャをタッチ感応式インタフェース上で時計回り動作または反時計回り動作で進行させて二次元オブジェクト内において左(−X)方向でナビゲートすることができる。左または右の開始位置を使用して、ナビゲーション方向がX軸に沿って選択されると、円状のジェスチャの反転により、グリッドオブジェクト内のナビゲーションの方向が反転する。このように、第1の軸でのナビゲーションおよびその後の第2の軸でのナビゲーションは、本発明の態様を使用して達成されうる。
さらに、方法は、プロセッサによって実行される命令によって実施されることが可能であり、そのような命令は、プロセッサ、または、例えば、集積回路、ソフトウェア搬送波、もしくは、ハードディスク、コンパクトディスク、RAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、もしくは、任意の他の磁気的、光学的、もしくはソリッドステート媒体のような他の記憶デバイスのようなコンピュータ読み取り可能媒体上に記憶されうる。命令は、上に列挙された媒体のいずれかのようなコンピュータ読み取り可能媒体上に実体的に具現化されるアプリケーションプログラムを形成しうる。プロセッサは、プロセッサユニットの一部として、例えば、プロセスを実行するための命令を有するコンピュータ読み取り可能媒体を含みうることが明らかであろう。命令は、本発明の方法に対応し、実行されると、汎用コンピュータを、本発明の方法を実行する特定のマシンとすることができる。
(付記)
(付記1)
電子デバイス上に表示されるオブジェクト内におけるナビゲーションの方法であって、
タッチ感応式インタフェース上のタッチジェスチャの開始位置および円状の動作を決定するステップと、
前記タッチジェスチャの前記開始位置および前記円状の方向に基づいて、前記オブジェクト内においてナビゲーション方向をマッピングするステップと、
前記オブジェクト内における前記ナビゲーション方向の結果を表示するステップと、
を含む、前記方法。
(付記2)
前記オブジェクトはグリッドオブジェクトであり、前記電子デバイス上に表示されるセルのマトリックス、グラフ、テキストドキュメント、または写真のいずれかを含む、付記1に記載の方法。
(付記3)
前記タッチ感応式インタフェースは、タッチパッドまたはタッチスクリーンデバイスである、付記1に記載の方法。
(付記4)
前記オブジェクトはグリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、前記タッチ感応式インタフェース上の上部の場所または下部の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において前記円状の動作で移動することを含み、
前記グリッドオブジェクト内においてナビゲーション方向をマッピングするステップは、前記タッチジェスチャを前記グリッドオブジェクト内におけるY軸に沿ったナビゲーション方向に変換するステップを含み、
その後の前記タッチジェスチャの前記円状の動作を反転することによって、前記グリッドオブジェクト内における前記Y軸に沿った前記方向が反転する、付記1に記載の方法。
(付記5)
前記円状の動作は、時計回りの動作であり、前記Y軸に沿った前記方向は、前記グリッドオブジェクト内における上(+Y)方向である、付記4に記載の方法。
(付記6)
前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、前記タッチ感応式インタフェース上の左の場所または右の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において前記円状の動作で移動することを含み、
前記グリッドオブジェクト内においてナビゲーション方向をマッピングするステップは、前記タッチジェスチャを前記グリッドオブジェクト内におけるX軸に沿ったナビゲーション方向に変換するステップを含み、
その後の前記タッチジェスチャの前記円状の動作を反転することによって、前記グリッドオブジェクト内における前記X軸に沿った前記方向が反転する、付記1に記載の方法。
(付記7)
前記円状の動作は、時計回りの動作であり、前記X軸に沿った前記方向は、前記グリッドオブジェクト内における右(+X)方向である、付記6に記載の方法。
(付記8)
前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記グリッドオブジェクト内における前記ナビゲーション方向は、前記開始位置によって決定され、前記タッチ感応式インタフェース上における前記タッチジェスチャの前記円状の動作は、前記ナビゲーション方向にマップされる最初の円状の動作を決定する、付記1に記載の方法。
(付記9)
前記最初の円状の動作がその後反転される場合、前記グリッドオブジェクト上にマップされた前記ナビゲーション方向は反転される、付記8に記載の方法。
(付記10)
前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、
前記円状のジェスチャの上部の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において下(−Y)方向でナビゲーションするステップ、または、
前記円状のジェスチャの下部の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において上(+Y)方向でナビゲーションするステップ、
を含む、付記1に記載の方法。
(付記11)
前記タッチ感応式インタフェース上の回転動作が反転されるとき、下(−Y)方向から上(+Y)方向への、およびその逆のナビゲーション方向の反転が生じる、付記10に記載の方法。
(付記12)
前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、
前記円状のジェスチャの左の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において右(+X)方向でナビゲーションするステップ、または、
前記円状のジェスチャの右の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において左(−X)方向でナビゲーションするステップ、
を含む、付記1に記載の方法。
(付記13)
前記タッチ感応式インタフェース上の回転動作が反転されるとき、左(−X)方向から右(+X)方向への、およびその逆の、ナビゲーション方向の反転が生じる、付記12に記載の方法。
(付記14)
円状のタッチジェスチャの開始位置を検出するタッチ感応式インタフェースと、
前記検出された円状のタッチジェスチャの前記開始位置を使用して、前記円状のタッチジェスチャを、情報のX軸およびY軸を有するグリッドオブジェクトの1つの軸の上にマップするプロセッサであって、前記円状のタッチジェスチャの進行を、前記グリッドオブジェクトの前記X軸または前記Y軸のうちの1つに沿った移動にマップする、前記プロセッサと、
を備える、電子装置。
(付記15)
円状のタッチジェスチャを検出するタッチパッドまたはタッチスクリーンを備えるタッチ感応式インタフェースと、
前記検出された円状のタッチジェスチャを、表示される項目のリストの連続的なナビゲーションにマップするプロセッサと、
を備える、電子装置。

Claims (15)

  1. 電子デバイス上に表示されるオブジェクト内におけるナビゲーションの方法であって、
    タッチ感応式インタフェース上のタッチジェスチャの開始位置および円状の動作を決定するステップと、
    前記タッチジェスチャの前記開始位置および前記円状の方向に基づいて、前記オブジェクト内においてナビゲーション方向をマッピングするステップと、
    前記オブジェクト内における前記ナビゲーション方向の結果を表示するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記オブジェクトはグリッドオブジェクトであり、前記電子デバイス上に表示されるセルのマトリックス、グラフ、テキストドキュメント、または写真のいずれかを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記タッチ感応式インタフェースは、タッチパッドまたはタッチスクリーンデバイスである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記オブジェクトはグリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、前記タッチ感応式インタフェース上の上部の場所または下部の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において前記円状の動作で移動することを含み、
    前記グリッドオブジェクト内においてナビゲーション方向をマッピングするステップは、前記タッチジェスチャを前記グリッドオブジェクト内におけるY軸に沿ったナビゲーション方向に変換するステップを含み、
    その後の前記タッチジェスチャの前記円状の動作を反転することによって、前記グリッドオブジェクト内における前記Y軸に沿った前記方向が反転する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記円状の動作は、時計回りの動作であり、前記Y軸に沿った前記方向は、前記グリッドオブジェクト内における上(+Y)方向である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、前記タッチ感応式インタフェース上の左の場所または右の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において前記円状の動作で移動することを含み、
    前記グリッドオブジェクト内においてナビゲーション方向をマッピングするステップは、前記タッチジェスチャを前記グリッドオブジェクト内におけるX軸に沿ったナビゲーション方向に変換するステップを含み、
    その後の前記タッチジェスチャの前記円状の動作を反転することによって、前記グリッドオブジェクト内における前記X軸に沿った前記方向が反転する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記円状の動作は、時計回りの動作であり、前記X軸に沿った前記方向は、前記グリッドオブジェクト内における右(+X)方向である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記グリッドオブジェクト内における前記ナビゲーション方向は、前記開始位置によって決定され、前記タッチ感応式インタフェース上における前記タッチジェスチャの前記円状の動作は、前記ナビゲーション方向にマップされる最初の円状の動作を決定する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記最初の円状の動作がその後反転される場合、前記グリッドオブジェクト上にマップされた前記ナビゲーション方向は反転される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、
    前記円状のジェスチャの上部の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において下(−Y)方向でナビゲーションするステップ、または、
    前記円状のジェスチャの下部の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において上(+Y)方向でナビゲーションするステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記タッチ感応式インタフェース上の回転動作が反転されるとき、下(−Y)方向から上(+Y)方向への、およびその逆のナビゲーション方向の反転が生じる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記オブジェクトは、グリッドオブジェクトであり、前記タッチジェスチャは、
    前記円状のジェスチャの左の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において右(+X)方向でナビゲーションするステップ、または、
    前記円状のジェスチャの右の場所において接触し、前記タッチ感応式インタフェース上において時計回りまたは反時計回りの動作で移動して前記グリッドオブジェクト内において左(−X)方向でナビゲーションするステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記タッチ感応式インタフェース上の回転動作が反転されるとき、左(−X)方向から右(+X)方向への、およびその逆の、ナビゲーション方向の反転が生じる、請求項12に記載の方法。
  14. 円状のタッチジェスチャの開始位置を検出するタッチ感応式インタフェースと、
    前記検出された円状のタッチジェスチャの前記開始位置を使用して、前記円状のタッチジェスチャを、情報のX軸およびY軸を有するグリッドオブジェクトの1つの軸の上にマップするプロセッサであって、前記円状のタッチジェスチャの進行を、前記グリッドオブジェクトの前記X軸または前記Y軸のうちの1つに沿った移動にマップする、前記プロセッサと、
    を備える、電子装置。
  15. 円状のタッチジェスチャを検出するタッチパッドまたはタッチスクリーンを備えるタッチ感応式インタフェースと、
    前記検出された円状のタッチジェスチャを、表示される項目のリストの連続的なナビゲーションにマップするプロセッサと、
    を備える、電子装置。
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