JP2015508268A - 隣接する周波数帯域における共存をサポートするためのフィルタを備えたワイヤレスデバイス - Google Patents

隣接する周波数帯域における共存をサポートするためのフィルタを備えたワイヤレスデバイス Download PDF

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Abstract

隣接する周波数帯域における干渉を低減するために電力増幅器の前に配置されたナローフィルタを使用するための技法を開示する。例示的な設計では、装置(たとえば、ワイヤレスデバイス)がナローフィルタと電力増幅器とを含む。ナローフィルタは、第1の周波数帯域(たとえば、バンド40)に関するものであり、第1の周波数帯域よりも狭い第1の帯域幅を有する。ナローフィルタは、入力無線周波数(RF)信号を受信し、フィルタリングし、フィルタリングされたRF信号を提供する。電力増幅器は、フィルタリングされたRF信号を受信し、増幅し、増幅されたRF信号を提供する。本装置は、電力増幅器の後に配置された、第1の周波数帯域に関するフルフィルタをさらに含み得る。フルフィルタは、使用のために選択されたときには、増幅されたRF信号を受信し、フィルタリングし、出力RF信号を提供する。

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年2月23日に出願された「WIRELESS DEVICE WITH FILTERS TO SUPPORT CO-EXISTENCE ON ADJACENT FREQUENCY BANDS」と題する米国仮出願第61/602,401号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、一般に電子機器に関し、より詳細にはワイヤレスデバイスに関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークにおけるワイヤレスデバイス(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)は、双方向通信のためのデータを送信および受信し得る。ワイヤレスデバイスは、データ送信のための送信機と、データ受信のための受信機とを含み得る。データ送信では、送信機は、無線周波数(RF)キャリア信号をデータで変調して、変調されたRF信号を取得し、変調されたRF信号を増幅して、適切な送信電力レベルを有する出力RF信号を取得し、アンテナを介して出力RF信号を基地局に送信し得る。データ受信では、受信機は、アンテナを介して受信RF信号を取得し、受信RF信号を調整し処理して、基地局によって送られたデータを復元し得る。
[0004]ワイヤレスデバイスは、マルチプルなワイヤレスネットワークとの同時通信をサポートするためにマルチプルな送信機とマルチプルな受信機とを含み得る。あるワイヤレスネットワークのための送信機は、いくつかのシナリオでは別のワイヤレスネットワークのための受信機に干渉することがあり、パフォーマンスを低下させることがある。
様々なワイヤレス通信ネットワークと通信することが可能なワイヤレスデバイスを示す図。 図1のワイヤレスデバイスのブロック図。 電力増幅器(PA)モジュールのブロック図。 バンド40のためのフルフィルタ(full filter)の例示的な周波数応答を示す図。 バンド40のためのナローフィルタ(narrow filter)の例示的な周波数応答を示す図。 隣接する周波数帯域におけるマルチプルなワイヤレスネットワークとの共存をサポートするPAモジュールの例示的な設計のブロック図。 隣接する周波数帯域におけるマルチプルなワイヤレスネットワークとの共存をサポートするPAモジュールの例示的な設計のブロック図。 ワイヤレスデバイスによってフィルタリングを実行するためのプロセスを示す図。
詳細な説明
[0011]以下に示す詳細な説明は、本開示の例示的な設計を説明するものであり、本開示が実施され得る唯一の設計を表すものではない。「例示的」という用語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる設計も、必ずしも他の設計よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。詳細な説明は、本開示の例示的な設計の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。本明細書で説明する例示的な設計はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、本明細書で提示する例示的な設計の新規性を不明瞭にしないように、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形式で示す。
[0012]隣接する周波数帯域におけるマルチプルなワイヤレスネットワークとの同時通信(すなわち、共存)をサポートするためのフィルタを備えたワイヤレスデバイスを本明細書で開示する。マルチプルなワイヤレスネットワークは、互いに隣接または近接する周波数帯域において動作し得る。ワイヤレスデバイスは、マルチプルなワイヤレスネットワークとの通信のためのマルチプルなトランシーバを含み得る。あるワイヤレスネットワークのためのトランシーバは、別のワイヤレスネットワークのための別のトランシーバへの干渉を引き起こすことがある。フィルタは、すべてのワイヤレスネットワークのためのワイヤレスデバイスについて良好なパフォーマンスが達成され得るように、トランシーバ間の干渉を緩和し得る。
[0013]図1に、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)120、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)130、およびワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)140など、様々なワイヤレス通信ネットワークと通信することが可能なワイヤレスデバイス110を示す。WWAN120は、たとえば、市、州、または国全体など、大きい地理的エリアに通信カバレージを与える。WWAN120は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)ネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)ネットワークなど、セルラーネットワークであり得る。CDMAネットワークは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、cdma2000、またはCDMAの何らかの他のバージョンを実装し得る。WWAN120は、WWANのカバレージエリア内のワイヤレスデバイスのための通信をサポートする、いくつかの基地局と他のネットワークエンティティとを含み得る。簡単のために、図1は、WWAN120における2つの基地局122のみを示している。
[0014]WLAN130は、たとえば、建築物、家庭など、中間の地理的エリアに通信カバレージを与える。WLAN130は、WLANのカバレージエリア内の任意の数の局のための通信をサポートする、任意の数のアクセスポイントおよび他のネットワークエンティティ(たとえば、ハブおよびルータ)を含み得る。簡単のために、図1は、WLAN130におけるただ1つのアクセスポイント132のみを示している。WLAN130は、IEEE802.11規格ファミリーおよび/または他のWLAN規格における1つまたは複数のエアインターフェースを実装し得る。
[0015]WPAN140は、小さい地理的エリアに通信カバレージを与え、ワイヤレスデバイス110とヘッドセット142との間の通信をサポートする。概して、WPAN140は、任意の数のWPANデバイスと任意のタイプのWPANデバイスとを含み得る。WPAN140はBluetooth(登録商標)および/または他のWPAN規格を実装し得る。
[0016]ワイヤレスデバイス110は、1つまたは複数のワイヤレスネットワークと通信することが可能であり得る。ワイヤレスデバイス110は、ユーザ機器(UE)、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。ワイヤレスデバイス110は、セルラーフォン、スマートフォン、タブレット、ワイヤレスモデム、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、スマートブック、ネットブック、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、Bluetoothデバイスなどであり得る。ワイヤレスデバイス110は、WWAN120、WLAN130および/またはWPAN140と、場合によっては同時に、通信することが可能であり得る。ワイヤレスデバイス110は、LTE、cdma2000、WCDMA、GSM、IEEE802.11、Bluetoothなど、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の無線技術をサポートし得る。
[0017]図2に、図1のワイヤレスデバイス110の例示的な設計のブロック図を示す。図2に示す例示的な設計では、ワイヤレスデバイス110は、データプロセッサ/コントローラ210と、WWANトランシーバ220と、WLANトランシーバ270と、WPANトランシーバ280と、WWANのためのアンテナ252と、WLANおよびWPANのためのアンテナ254とを含む。WWANトランシーバ220は、WWANとの双方向ワイヤレス通信をサポートする送信機230と受信機260とを含む。トランシーバ270および280の各々は、それぞれ、WLANおよびWPANとのワイヤレス通信をサポートするための送信機と受信機と含み得る。簡単のために、トランシーバ270および280の詳細は図2には示されていない。
[0018]WWANトランシーバ220の送信経路では、データプロセッサ210は、送信されるべきデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、送信機230にアナログ出力信号を与える。送信機230内で、送信回路232は、アナログ出力信号を増幅し、フィルタリングし、ベースバンドからRFにアップコンバートし、入力RF信号を与える。送信回路232は、増幅器、フィルタ、ミキサ、ドライバ増幅器、発振器、局部発振器(LO)生成器、位相ロックループ(PLL)などを含み得る。電力増幅器(PA)モジュール240は、入力RF信号を受信し、増幅し、適切な出力電力レベルを有する出力RF信号を与える。PAモジュール240は、電力増幅器、ドライバ増幅器、フィルタ、スイッチ、マッチング回路などを含み得る。出力RF信号は、アンテナインターフェース回路250を通じてルーティングされ、アンテナ252を介してWWANにおける1つまたは複数の基地局に送信される。アンテナインターフェース回路250は、1つまたは複数のスイッチ、デュプレクサ、ダイプレクサ、方向性結合器などを含み得る。
[0019]WWANトランシーバ220の受信経路では、アンテナ252は、WWANにおける基地局および/または他の送信機局から信号を受信し、受信RF信号を与え、その受信RF信号は、アンテナインターフェース回路250を通じてルーティングされ、受信機260に与えられる。受信機260内で、低雑音増幅器(LNA)モジュール262は、受信RF信号を増幅し、LNA出力信号を与える。受信回路264は、LNA出力信号を増幅し、フィルタリングし、RFからベースバンドにダウンコンバートし、データプロセッサ210にアナログ入力信号を与える。受信回路264は、増幅器、フィルタ、ミキサ、発振器、LO生成器、PLLなどを含み得る。
[0020]図2は、送信機230および受信機260の例示的な設計を示す。送信機230および/または受信機260は、図2に示されていない異なるおよび/または追加の回路を含み得る。たとえば、送信機230は、簡単のために図2には明示的に示されていない、フィルタ、マッチング回路などを含み得る。トランシーバ220の全部または一部分が、1つまたは複数のアナログ集積回路(IC)、RF IC(RFIC)、混合信号ICなどの上に実装され得る。たとえば、送信回路232、PAモジュール240、LNAモジュール262、および受信回路264は、RFIC上に実装され得る。PAモジュール240および場合によっては他の回路は、また、別個のICまたは回路モジュール上にも実装され得る。
[0021]WLANトランシーバ270は、WLANにおけるアクセスポイントとの通信のための信号を受信し、処理し得る。WPANトランシーバ280は、WPANデバイスとの通信のための信号を受信し、処理し得る。トランシーバ270および280の各々は、WWANトランシーバ220における回路と同様の回路を含み得る。
[0022]データプロセッサ/コントローラ210は、ワイヤレスデバイス110のための様々な機能を実行し得る。たとえば、データプロセッサ210は、送信機230を介して送信されているデータおよび受信機260を介して受信されているデータのための処理を実行し得る。コントローラ210は、送信回路232、受信回路264、PAモジュール240、LNAモジュール262、アンテナインターフェース回路250などの動作を制御し得る。メモリ212は、データプロセッサ/コントローラ210のためのプログラムコードおよびデータを記憶し得る。データプロセッサ/コントローラ210は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)および/または他のIC上に実装され得る。
[0023]ワイヤレスデバイス110は、図1のWWAN120、WLAN130、および/またはWPAN140など、様々なワイヤレスネットワークとの通信をサポートし得る。各ワイヤレスネットワークは、1つまたは複数の周波数帯域における通信をサポートし得る。たとえば、WWAN120は、以下の周波数帯域のうちの1つまたは複数における通信をサポートするLTEネットワークであり得る。
・時分割複信(TDD)のための2570〜2620MHzのバンド38(Band 38)
・TDDのための2300〜2400MHzのバンド40(Band 40)
・TDDのための2496〜2690MHzのバンド41(Band 41)、および/または
・他の帯域
[0024]WLAN130は、2400〜2500MHzの産業科学医療用(ISM:industrial, scientific and medical)バンドにおける通信をサポートするWi−Fi(登録商標)ネットワークであり得る。WPAN140は、2400〜2500MHzのISMバンドにおけるBluetoothをサポートし得る。WWAN120、WLAN130およびWPAN140は、また、他の周波数帯域における通信もサポートし得る。
[0025]図3に、図2のWWANトランシーバ220におけるPAモジュール240の1つの例示的な設計である、PAモジュール340のブロック図を示す。PAモジュール340内で、電力増幅器(PA)350は、それの入力がPAモジュール340の入力に結合され、それの出力がスイッチプレクサ360に結合されている。スイッチプレクサ360はスイッチ362〜366を含み、それらのスイッチの第1の端子はノードAに結合され、それらのスイッチの第2の端子は、それぞれフィルタ372〜376に結合されている。ノードAは電力増幅器350の出力に対応する。フィルタ372〜376は、それらの入力がそれぞれスイッチ362〜366に結合され、それらの出力がアンテナインターフェース回路250に結合されている。フィルタ372〜376は、バンドパスフィルタ、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタなどを備え得る。フィルタ372〜376は、表面弾性波(SAW:surface acoustic wave)フィルタ、セラミックフィルタ、微小電子機械システム(MEMS:micro-electro-mechanical system)フィルタ、または他のタイプのフィルタを用いて実装され得る。
[0026]ドライバ増幅器(DA)330は、変調されたRF信号を受信し、増幅し、PAモジュール340に入力RF信号を与える。ドライバ増幅器330は、(図3に示すように)図2の送信回路232の一部であり得るか、またはPAモジュール340の一部であり得る(図3には図示せず)。PAモジュール340内で、電力増幅器350は、ドライバ増幅器330からの入力RF信号を受信し、増幅し、増幅されたRF信号を与える。スイッチプレクサ360は、電力増幅器350からの増幅されたRF信号を受信し、増幅されたRF信号をフィルタ372〜376のうちの1つに与える。スイッチプレクサ360内のスイッチ362〜366のうちの1つは、所与の任意の瞬間において選択され得る。選択されたスイッチは閉じており、増幅されたRF信号を関連するフィルタに通す。選択されていないスイッチは開いている。選択されたスイッチに結合されたフィルタは、閉じているスイッチを介して、増幅されたRF信号を受信し、アンテナインターフェース回路250に出力RF信号を与える。
[0027]フィルタ372〜376は、ワイヤレスデバイス110によってサポートされる異なる関心周波数帯域をカバーする。図3に示す例では、フィルタ372はバンド40をカバーし、バンド40フィルタ372とも呼ばれる。フィルタ376は、バンド38、バンド41などであり得る、バンドXをカバーする。フィルタ372〜376はまた、他の周波数帯域をカバーし得る。各フィルタは、それの周波数帯域内の信号を通し、それの周波数帯域外の信号を減衰させるように設計され得る。
[0028]図4Aは、図3のバンド40フィルタ372の例示的な周波数応答を示す。バンド40フィルタ372は、バンド40の周波数レンジである2300〜2400MHzの通過帯域を有する。バンド40フィルタ372は、下側遷移帯域(lower transition band)において2300MHzの左にロールオフし、また、上側遷移帯域(upper transition band)において2400MHzの右にロールオフする。各遷移帯域の幅(すなわち、ロールオフのスティープネス(steepness))は、バンド40フィルタ372のために使用されるフィルタのタイプに依存する。図4Aに示すように、バンド40フィルタ372の上側遷移帯域は、2400〜2500MHzのISMバンドとオーバーラップする。
[0029]ワイヤレスデバイス110は、マルチプルなワイヤレスネットワークとの通信をサポートし得る。たとえば、ワイヤレスデバイス110は、バンド40におけるWWANと、また、ISMバンドにおけるWLANとの同時通信をサポートし得る。この場合、WWANトランシーバ220からの所望の信号がアンテナ252および254を介してWLANトランシーバ270に結合され得、結合された信号は、WLANトランシーバ270への不所望な信号として働き得る。アンテナ252とアンテナ254の両方はワイヤレスデバイス110上に実装され得、2つのアンテナ間で達成され得る分離(isolation)の量には限界があり得る。
[0030]図4Aに示すように、バンド40フィルタ372の上側遷移帯域における不所望な信号は、2.4GHz ISMバンドにおけるWLAN周波数チャネル1上の所望の信号への干渉を引き起こし得る。周波数チャネル1は、2412MHzを中心とし、IEEE802.11bについて22MHzの帯域幅を有する。バンド40における不所望な信号からの干渉は、ISMバンドにおけるWLANとの通信のパフォーマンスを著しく低下させるおそれがあり、周波数チャネル1をWLAN通信のために使用不可能にし得る。
[0031]本開示の一態様では、関心帯域(たとえば、バンド40)のためのナローフィルタが、電力増幅器の前に配置され、隣接する帯域への干渉が低減され得るように当該の帯域における信号を減衰させるために使用され得る。以下で説明するように、電力増幅器の前にナローフィルタを設置することは、電力増幅器の後にナローフィルタを設置することに比べていくつかの利点を与え得る。
[0032]図5Aに、隣接する周波数帯域におけるマルチプルなワイヤレスネットワークとの共存をサポートするPAモジュール540aのブロック図を示す。PAモジュール540aは、図2のPAモジュール240の1つの例示的な設計である。
[0033]図5Aに示す例示的な設計では、PAモジュール540a内で、スイッチ542aおよび542bは、それらの第1の端子がPAモジュール540aの入力に結合され、スイッチ548aおよび548bは、それらの第1の端子が電力増幅器550の入力に結合されている。ナローバンド40フィルタ544がスイッチ542aの第2の端子とスイッチ548aの第2の端子との間に結合される。バイパス経路546が、スイッチ542bの第2の端子とスイッチ548bの第2の端子との間に結合される。
[0034]図5Aに示す例示的な設計では、スイッチプレクサ560はスイッチ562〜568を含み、それらのスイッチの第1の端子は、ノードAである、電力増幅器550の出力に結合されている。フルバンド40フィルタ572は、それの入力がスイッチ562の第2の端子に結合され、それの出力がアンテナインターフェース回路250に結合されている。バンドXフィルタ576は、それの入力がスイッチ566の第2の端子に結合され、それの出力がアンテナインターフェース回路250に結合されている。また、追加のフィルタ(図5Aには図示せず)がスイッチプレクサ560とアンテナインターフェース回路250との間に結合され得る。フィルタ572〜576は、SAWフィルタ、セラミックフィルタ、MEMSフィルタなどを用いて実装され得る。バイパス経路578がスイッチ568の第2の端子とアンテナインターフェース回路250との間に結合される。バイパス経路578は、(図5Aに示すように)含まれ得るか、または省略され得る(図5Aには図示せず)。
[0035]概して、フィルタ544およびフィルタ572〜576は、ワイヤレスデバイス110によってサポートされる任意の関心周波数帯域をカバーし得る。図5Aに示す例示的な設計では、フィルタ544は、バンド40をカバーするが、より狭い帯域幅を有し、ナローバンド40フィルタ544と呼ばれる。また、フィルタ572は、バンド40をカバーし、(たとえば、図4Aに示したように2300〜2400MHzの)フル帯域幅を有し、フルバンド40フィルタ572と呼ばれる。フィルタ576は、バンド38、バンド41などであり得る、バンドXをカバーする。フィルタ544およびフィルタ572〜576はまた、他の周波数帯域、たとえば、LTE TDDのために使用され、2545〜2575MHzの周波数レンジをカバーするeXtended Global Platform(XGP)バンドをカバーし得る。各フィルタは、それの周波数帯域内の信号を通し、それの周波数帯域外の信号を減衰させるように設計され得る。
[0036]図5Aに示す例示的な設計では、PAモジュール540aは、電力増幅器550より前に2つの入力信号経路552および554を含む。第1の入力信号経路552はナローバンド40フィルタ544を含む。第2の入力信号経路554はバイパス経路546を含む。第1の入力信号経路または第2の入力信号経路のいずれかは、スイッチ542および548を制御することによって所与の瞬間において選択され得る。PAモジュール540aはまた、電力増幅器550の後にマルチプルな出力信号経路582〜588を含む。第1の出力信号経路582はスイッチ562とフルバンド40フィルタ572とを含む。1つまたは複数の他の出力信号経路はそれぞれ、フィルタと、関連するスイッチとを含み得る。出力信号経路588はスイッチ568とバイパス経路578とを含む。出力信号経路のうちの1つは、スイッチ562〜568を制御することによって所与の瞬間において選択され得る。
[0037]ドライバ増幅器530は、変調されたRF信号を受信し、増幅し、PAモジュール540aに入力RF信号を与える。ドライバ増幅器530は、(図5Aに示すように)図2の送信回路232の一部であり得るか、またはPAモジュール540aの一部であり得る(図5Aには図示せず)。PAモジュール540a内で、入力RF信号は、(i)ナローバンド40フィルタ544を備える第1の入力信号経路552、または(ii)バイパス経路546を備える第2の入力信号経路554のいずれかを通じてルーティングされる。第1の入力信号経路552が選択された場合、ナローバンド40フィルタ544は入力RF信号をフィルタリングする。電力増幅器550は、スイッチ548aまたは548bのいずれかからのRF信号を受信し、増幅し、増幅されたRF信号を与える。スイッチプレクサ560は、電力増幅器550からの増幅されたRF信号を受信し、増幅されたRF信号を、スイッチ562〜566のうちの1つを介してフィルタ572〜576のうちの1つに与えるか、またはスイッチ568を介してバイパス経路578に与える。フィルタ572〜576のうちの1つが選択された場合、選択されたフィルタは、関連するスイッチを介して、増幅されたRF信号を受信し、アンテナインターフェース回路250に出力RF信号を与える。バイパス経路578が選択された場合、増幅されたRF信号は出力RF信号として与えられる。
[0038]図4Bは、図5Aのナローバンド40フィルタ544の例示的な周波数応答を示す。この例示的な設計では、ナローバンド40フィルタ544は、バンド40の周波数レンジよりも小さい2300〜2380MHzの通過帯域を有する。ナローバンド40フィルタ544は、下側遷移帯域において2300MHzの左にロールオフし、また、上側遷移帯域において2380MHzの右にロールオフする。図4Bに示すように、ナローバンド40フィルタ544の上側遷移帯域はバンド40内にある。対照的に、フルバンド40フィルタ572は、図4Aに示したように、2300〜2400MHzの通過帯域と、バンド40の外にあり、ISMバンド内にある上側遷移帯域とを有する。
[0039]再び図5Aを参照すると、バンド40におけるWWANとISMバンドにおけるWLANとの間の共存があるときはいつでも、ナローバンド40フィルタ544を備える第1の入力信号経路552が選択され得る。この場合、ナローバンド40フィルタ544はISMバンドにおける不所望な信号を減衰させることになり、その結果、ISMバンドにおけるWLANのための所望の信号への干渉が少なくなる。WLANとの通信のパフォーマンスは、WWANとの通信についてのバンド40からの不所望な信号による低下が最小限に抑えられ得る。バンド40におけるWWANとISMバンドにおけるWLANとの間の共存がないときには、バイパス経路546を備える第2の入力信号経路554が選択され得る。この場合、バイパス経路546を介して、入力RF信号についてより小さい挿入損失が得られる。
[0040]ナローバンド40フィルタ544およびフルバンド40フィルタ572は様々な方法で選択され得る。1つの例示的な設計では、ISMバンドにおけるWLANとの共存があるときには、バンド40におけるWWANとの通信のために、ナローバンド40フィルタ544のみが選択され得る。別の例示的な設計では、ISMバンドにおけるWLANとの共存があるときには、バンド40におけるWWANとの通信のために、ナローバンド40フィルタ544とフルバンド40フィルタ572の両方が選択され得る。ナローバンド40フィルタ544および/またはフルバンド40フィルタ572はまた、他の基準に基づいて選択され得る。たとえば、ISMバンドにおける周波数チャネル1上でエネルギーが検出された場合のみ、ナローバンド40フィルタ544が選択され得る。例示的な設計では、ISMバンドにおけるWLANとの共存がないときには、バンド40におけるWWANとの通信のために、フルバンド40フィルタ572のみが選択され得る。
[0041]図5Bに、隣接する周波数帯域におけるマルチプルなワイヤレスネットワークとの共存をサポートするPAモジュール540bのブロック図を示す。PAモジュール540bは、図2のPAモジュール240の別の例示的な設計である。
[0042]図5Bに示す例示的な設計では、PAモジュール540bは、図5Aについて上記で説明したように結合された、スイッチ542a、542b、548aおよび548bと、ナローバンド40フィルタ544と、バイパス経路546と、電力増幅器550とを含む。PAモジュール540bは、ノードAに対応する、出力電力増幅器550に結合されたスイッチプレクサ561をさらに含む。スイッチプレクサ561はスイッチ562〜566を含み、それらのスイッチの第1の端子はノードAに結合され、それらのスイッチの第2の端子は、それぞれフィルタ572〜576に結合されている。フィルタ572〜576は、それらの入力が、それぞれスイッチ562〜566に結合され、それらの出力がアンテナインターフェース回路250に結合されている。図5Bに示す例示的な設計では、スイッチプレクサ561はスイッチ568をさらに含み、それの第1の端子はノードAに結合され、それの第2の端子は、アンテナインターフェース回路250にさらに結合されたバイパス経路578に結合される。スイッチ568およびバイパス経路578は省略されることもできる。
[0043]フィルタ572〜576は、ワイヤレスデバイス110によってサポートされる異なる関心周波数帯域をカバーし得る。図5Bに示す例示的な設計では、フィルタ572は、バンド40をカバーし、たとえば、図4Aに示したように2300〜2400MHzの公称帯域幅を有する。フィルタ574は、バンド40をカバーするが、たとえば、図4Bに示したように2300〜2380MHzの、より狭い帯域幅を有する。フィルタ576はバンドXをカバーする。フィルタ572〜576はまた、他の周波数帯域をカバーし得る。ナローバンド40フィルタ544および574は、同じまたは異なる周波数応答を有し得、同じまたは異なる帯域幅を有し得、同じまたは異なるタイプのフィルタを用いて実装され得る。
[0044]図5Bに示す例示的な設計では、PAモジュール540bは、図5Aについて上記で説明したように、電力増幅器550の前に第1の入力信号経路552と第2の入力信号経路554とを含む。PAモジュール540bは、電力増幅器550の後にマルチプルな出力信号経路582〜588をさらに含む。第1の出力信号経路582はスイッチ562とフルバンド40フィルタ572とを含む。第2の出力信号経路584はスイッチ564とナローバンド40フィルタ574とを含む。1つまたは複数の他の出力信号経路はそれぞれ、フィルタと、関連するスイッチとを含み得る。出力信号経路588はスイッチ568とバイパス経路578とを含む。出力信号経路のうちの1つは、スイッチ562〜568を制御することによって所与の任意の瞬間において選択され得る。
[0045]1つの例示的な設計では、バンド40におけるWWANとISMバンドにおけるWLANとの間の共存があるときには、ナローバンド40フィルタ544を備える第1の入力信号経路552およびナローバンド40フィルタ574を備える第2の出力信号経路584が選択され得る。ISMバンドにおけるWLANとの共存がないときには、バンド40におけるWWANとの通信のために、バイパス経路546を備える第2の入力信号経路554およびフルバンド40フィルタ572を備える第1の出力信号経路582が選択され得る。別のワイヤレスネットワークとの通信および/または別の周波数帯域における通信のために、バイパス経路546を備える第2の入力信号経路554および別のフィルタ(たとえば、フィルタ576)を備える別の出力信号経路が選択され得る。
[0046]表1は、PAモジュールによってサポートされ得る構成のセットを記載している。図5AのPAモジュール540aは、電力増幅器550の後にナローバンド40フィルタ574を含まず、したがって表1の構成1、3、5および6のみをサポートする。図5BのPAモジュール540bは、電力増幅器550の後にナローバンド40フィルタ574を含み、したがって表1のすべての6つの構成1〜6をサポートする。PAモジュールは、表1に記載されている構成よりも多くの構成および/または表1に記載されている構成とは異なる構成を含み得る。
Figure 2015508268
[0047]図5Aおよび図5Bは、バンド40におけるWWANとISMバンドにおけるWLANとの間の共存を可能にするために電力増幅器より前のナローバンド40フィルタを使用する2つの例示的な設計を示す。概して、電力増幅器より前に配置されたナローフィルタを使用する技法は、隣接するまたは近くの周波数帯域におけるマルチプルなワイヤレスネットワーク間の共存を可能にし得る。本技法は、図4A〜図5Bに示すように、バンド40およびISMバンドのために使用され得る。本技法はまた、他の隣接するまたは近くの周波数帯域における共存を可能にするために使用され得る。たとえば、本技法は、2400〜2500MHzのISMバンドおよび2500〜2690MHzのバンド41における共存を可能にするために使用され得る。ワイヤレスデバイスは、電力増幅器より前に配置された、2520〜2690MHzのより狭い帯域幅を有する、ナローバンド41フィルタを含み得る。ワイヤレスデバイスはまた、電力増幅器の後に配置された、2500〜2690MHzの公称帯域幅を有する、バンド41フィルタを含み得る。ナローバンド41フィルタは、ISMバンドにおけるWLANのための所望の信号への干渉を低減するためにバンド41の下側部分の不所望な信号を減衰させ得る。
[0048](たとえば、図5Aおよび図5Bに示すように)電力増幅器の前に配置されたナローバンド40フィルタを使用することはいくつかの利点をもたらし得る。第1に、電力増幅器の前のナローバンド40フィルタは、たとえば、ドライブ増幅器530、アップコンバータなど、電力増幅器に先行する回路によって生成される雑音およびひずみのレベルを低減するために使用され得る。バンド40における信号からISMバンド中に入る雑音およびひずみは、ISMバンドおよびバンド40における動作の実際の周波数(または周波数オフセット)に依存し得る。特定の周波数オフセットは、送信機の出力における全雑音およびひずみを支配する先行する回路からの雑音およびひずみをまねくことがある。これらの状況では、電力増幅器より前のナローバンド40フィルタを使用することは、雑音およびひずみのレベルを低減し得る。これは、電力増幅器の後の追加される挿入損失なしに達成され得る。場合によっては、電力増幅器の後の挿入損失を低減するために、出力バイパス経路578を選択し、電力増幅器の後の送信フィルタを使用しないことが可能であり得る。
[0049]第2に、電力増幅器より前のナローバンド40フィルタならびに電力増幅器の後のフルバンド40フィルタまたは別のナローバンド40フィルタを使用することは、パフォーマンスを改善し得る。電力増幅器の前のナローバンド40フィルタは、ISMバンドにおける共存をサポートするために十分な除去(rejection)を行い得る。電力増幅器の後のフルバンド40フィルタは、高調波および広帯域雑音など、通常発生し得るスプリアス信号の除去を行い得る。フルバンド40フィルタは、バンド40に近すぎることがあるので、ISMバンドの下側部分に入る雑音およびひずみを低減しないことがある。フィルタ選択は、(i)バンド40とISMバンドとの間の共存があるかどうか、(ii)雑音およびひずみが送信電力に対して正の非線形関係を有し得ることによる動作の送信電力、および(iii)バンド40動作とISMバンド動作との間の実際の周波数オフセットのうちの1つまたは複数に基づき得る。
[0050]電力増幅器の後にナローバンド40フィルタを配置すること(および電力増幅器より前にフィルタリングを実行しないこと)が、このフィルタに関連する挿入損失を増加させ得る。より高い挿入損失は、電力増幅器の効率を低減し得、これは、特に高出力電力レベルにおいては、望ましくないことがある。
[0051]例示的な設計では、装置(たとえば、ワイヤレスデバイス、IC、回路モジュールなど)は、ナローフィルタと電力増幅器とを備え得る。ナローフィルタ(たとえば、図5Aおよび図5Bのナローバンド40フィルタ544)は、第1の周波数帯域に関するものであり得、第1の周波数帯域よりも狭い第1の帯域幅を有し得る。たとえば、第1の帯域幅は、(たとえば、図4Aに示したように)第1の周波数帯域全体ではなく、(たとえば、図4Bに示したように)第1の周波数帯域の一部分のみをカバーし得る。ナローフィルタは、入力RF信号を受信し、フィルタリングし、フィルタリングされたRF信号を提供し得る。電力増幅器(たとえば、図5Aおよび図5Bの電力増幅器550)は、ナローフィルタの出力に動作可能に結合された入力を有し得る。電力増幅器は、フィルタリングされたRF信号を受信し、増幅し、増幅されたRF信号を提供し得る。
[0052]例示的な設計では、本装置は、電力増幅器より前にマルチプルな信号経路を含み得る。第1の信号経路(たとえば、図5Aおよび図5Bの信号経路552)は、ナローフィルタを含み得、第1のスイッチ(たとえば、スイッチ548a)を介して電力増幅器の入力に結合され得る。バイパス信号経路(たとえば、信号経路554)は、第2のスイッチ(たとえば、スイッチ548b)を介して電力増幅器の入力に結合され得る。バイパス信号経路は、ナローフィルタが選択されないときには、電力増幅器に入力RF信号を与え得る。電力増幅器は、ナローフィルタが選択されないときには、(フィルタリングされたRF信号ではなく)入力RF信号を受信し、増幅し得る。
[0053]例示的な設計では、本装置は、ナローフィルタの第1の帯域幅よりも大きい第2の帯域幅を有する、第1の周波数帯域に関するフルフィルタ(たとえば、図5Aおよび図5Bのフルバンド40フィルタ572)を含み得る。フルフィルタは、たとえば、スイッチを介して電力増幅器の出力に動作可能に結合された入力を有し得る。フルフィルタは、使用のために選択されたときには、増幅されたRF信号を受信し、フィルタリングし、出力RF信号を提供し得る。
[0054]例示的な設計では、本装置は、第1の周波数帯域よりも狭い帯域幅を有する、第1の周波数帯域に関する第2のナローフィルタ(たとえば、図5Bのナローバンド40フィルタ574)を含み得る。第2のナローフィルタは、たとえば、スイッチを介して電力増幅器の出力に動作可能に結合された入力を有し得る。第2のナローフィルタは、使用のために選択されたときには、増幅されたRF信号を受信し、フィルタリングし、出力RF信号を提供し得る。
[0055]例示的な設計では、本装置は、電力増幅器の出力とアンテナインターフェース回路との間に結合されたバイパス信号経路(たとえば、図5Aおよび図5Bのバイパス信号経路578)を含み得る。このバイパス信号経路は、電力増幅器の後に送信フィルタを通ることなしに、出力RF信号として電力増幅器からの増幅されたRF信号を提供するように選択され得る。
[0056]例示的な設計では、第1の周波数帯域はバンド40に対応し得る。ナローフィルタの第1の帯域幅はバンド40の帯域幅よりも小さくなり得る。フルフィルタの第2の帯域幅はバンド40の帯域幅に等しいかそれよりも大きくなり得る。第2のナローフィルタの帯域幅もバンド40の帯域幅よりも小さくなり得る。ナローフィルタは、たとえば、図4Bに示したように、第1の周波数帯域内に遷移帯域を有し得る。フルフィルタは、たとえば、図4Aに示したように、第1の周波数帯域外に遷移帯域を有し得る。
[0057]例示的な設計では、電力増幅器の前のナローフィルタは、少なくとも1つの基準に基づいて選択またはバイパスされ得る。ナローフィルタは、それが選択されたときにのみ、第1の周波数帯域について入力RF信号をフィルタリングし得る。例示的な設計では、フルフィルタおよび第2のナローフィルタはそれぞれ、選択またはバイパスされ得る。フルフィルタまたは第2のナローフィルタは、そのフィルタが選択さたとき、第1の周波数帯域について、増幅されたRF信号をフィルタリングし得る。
[0058]例示的な設計では、本装置が第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワーク(たとえば、バンド40におけるLTEネットワーク)および第1の周波数帯域に隣接する第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワーク(たとえば、ISMバンドにおけるWLAN)と同時に通信するときには、ナローフィルタが選択され得る(たとえば、表1の構成3、4または5の場合)。例示的な設計では、本装置が、第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークと通信するが、第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークとは通信しないときには、フルフィルタが選択され得る(たとえば、表1の構成1の場合)。別の例示的な設計では、本装置が第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークおよび第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークと同時に通信するときには、ナローフィルタとフルフィルタが両方とも選択され得る(たとえば、表1の構成3の場合)。さらに別の例示的な設計では、本装置が第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークおよび第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークと同時に通信するときには、ナローフィルタと第2のナローフィルタが両方とも選択され得る(たとえば、表1の構成4の場合)。ナローフィルタ、フルフィルタ、および第2のナローフィルタは他の方法でも選択され得る。
[0059]図6に、ワイヤレスデバイスによってフィルタリングを実行するためのプロセス600の例示的な設計を示す。入力RF信号がナローフィルタ(たとえば、図5Aおよび図5Bのナローバンド40フィルタ544)を用いてフィルタリングされて、フィルタリングされたRF信号を得ることができる(ブロック612)。ナローフィルタは、第1の周波数帯域に関するものであり得、第1の周波数帯域よりも狭い第1の帯域幅を有し得る。ナローフィルタからのフィルタリングされたRF信号が電力増幅器を用いて増幅されて、増幅されたRF信号を得ることができる(ブロック614)。ナローフィルタが使用のために選択されないときには、(フィルタリングされたRF信号ではなく)入力RF信号が電力増幅器を用いて増幅され得、ナローフィルタはバイパスされ得る。
[0060]例示的な設計では、電力増幅器からの増幅されたRF信号がフルフィルタ(たとえば、図5Aおよび図5Bのフルバンド40フィルタ572)を用いてフィルタリングされて、出力RF信号を得ることができる(ブロック616)。フルフィルタは、また、第1の周波数帯域に関するものであり得、ナローフィルタの第1の帯域幅よりも大きい第2の帯域幅を有し得る。別の例示的な設計では、増幅されたRF信号は、第2のナローフィルタ(たとえば、図5Bのナローバンド40フィルタ574)を用いてフィルタリングされて、出力RF信号を得ることができる。第2のナローフィルタは、また、第1の周波数帯域に関するものであり得、第1の周波数帯域よりも狭い帯域幅を有し得る。さらに別の例示的な設計では、増幅されたRF信号は、電力増幅器の後に送信フィルタを通ることなしに、出力RF信号としてバイパス信号経路(たとえば、図5Aおよび図5Bのバイパス信号経路578)を介して与えられ得る。
[0061]例示的な設計では、ワイヤレスデバイスが第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワーク(たとえば、バンド40におけるLTEネットワーク)および第1の周波数帯域に隣接する第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワーク(たとえば、ISMバンドにおけるWLAN)と同時に通信するときには、入力RF信号をフィルタリングするためにナローフィルタが選択され得る(ブロック618)。例示的な設計では、ワイヤレスデバイスが、第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークと通信するが、第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークとは通信しないときには、増幅されたRF信号をフィルタリングするためにフルフィルタが選択され得る(ブロック620)。
[0062]本明細書で説明するPAモジュールおよび/またはフィルタは、IC、アナログIC、RFIC、混合信号IC、ASIC、回路モジュール、ハイブリッドモジュール、プリント回路板(PCB)、電子デバイスなどの上に実装され得る。PAモジュールおよび/またはフィルタはまた、様々なプロセス技術を用いて作製され得る。PAモジュールおよび/またはフィルタのための能動回路(たとえば、トランジスタ)は、相補型金属酸化物半導体(CMOS:complementary metal oxide semiconductor)、NチャネルMOS(NMOS)、PチャネルMOS(PMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT:bipolar junction transistor)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(GaAs)、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:heterojunction bipolar transistor)、高電子移動度トランジスタ(HEMT:high electron mobility transistor)、シリコンオンインシュレータ(SOI:silicon-on-insulator)など、様々なICプロセス技術を用いて作製され得る。
[0063]本明細書で説明するPAモジュールおよび/またはフィルタを実装する装置は、スタンドアロンデバイスであり得るか、またはより大きいデバイスの一部であり得る。デバイスは、(i)スタンドアロンIC、(ii)データおよび/または命令を記憶するためのメモリICを含み得る1つまたは複数のICのセット、(iii)RF受信機(RFR)またはRF送信機/受信機(RTR)などのRFIC、(iv)移動局モデム(MSM)などのASIC、(v)他のデバイス内に埋め込まれ得るモジュール、(vi)受信機、セルラーフォン、ワイヤレスデバイス、ハンドセット、またはモバイルユニット、(vii)その他であり得る。
[0064]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0065]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (20)

  1. 第1の周波数帯域よりも狭い第1の帯域幅を有する、前記第1の周波数帯域に関するナローフィルタであって、入力無線周波数(RF)信号を受信し、フィルタリングし、フィルタリングされたRF信号を提供するように構成された、ナローフィルタと、
    前記ナローフィルタの出力に動作可能に結合された入力を有する電力増幅器であって、前記フィルタリングされたRF信号を受信し、増幅し、増幅されたRF信号を提供するように構成された、電力増幅器と
    を備える装置。
  2. 前記ナローフィルタを備え、第1のスイッチを介して前記電力増幅器の前記入力に結合された第1の信号経路と、
    第2のスイッチを介して前記電力増幅器の前記入力に結合されたバイパス信号経路と
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ナローフィルタの前記第1の帯域幅よりも大きい第2の帯域幅を有する、前記第1の周波数帯域に関するフルフィルタであって、前記電力増幅器の出力に動作可能に結合された入力を有し、前記増幅されたRF信号を受信し、フィルタリングし、出力RF信号を提供するように構成された、フルフィルタ
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の周波数帯域がバンド40に対応し、前記ナローフィルタの前記第1の帯域幅がバンド40の帯域幅よりも小さく、前記フルフィルタの前記第2の帯域幅がバンド40の前記帯域幅に等しいかそれよりも大きい、請求項3に記載の装置。
  5. 前記ナローフィルタが前記第1の周波数帯域内に遷移帯域を有し、前記フルフィルタが前記第1の周波数帯域外に遷移帯域を有する、請求項3に記載の装置。
  6. 前記第1の周波数帯域よりも狭い帯域幅を有する、前記第1の周波数帯域に関する第2のナローフィルタであって、前記電力増幅器の出力に動作可能に結合された入力を有し、前記増幅されたRF信号を受信し、フィルタリングし、出力RF信号を提供するように構成された、第2のナローフィルタ
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記電力増幅器の前記出力とアンテナインターフェース回路との間に結合されたバイパス信号経路
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記ナローフィルタが、少なくとも1つの基準に基づいて選択またはバイパスされ、前記ナローフィルタは、前記ナローフィルタが選択されたときには、前記第1の周波数帯域について前記入力RF信号をフィルタリングするように構成された、請求項1に記載の装置。
  9. 前記装置が前記第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークおよび前記第1の周波数帯域に隣接する第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークと同時に通信するときには、前記ナローフィルタが選択される、請求項1に記載の装置。
  10. 前記装置が、前記第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークと通信するが、前記第1の周波数帯域に隣接する第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークとは通信しないときには、前記フルフィルタが選択される、請求項3に記載の装置。
  11. 前記装置が前記第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークおよび前記第1の周波数帯域に隣接する第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークと同時に通信するときには、前記ナローフィルタと前記フルフィルタが両方とも選択される、請求項3に記載の装置。
  12. 前記装置が前記第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークおよび前記第1の周波数帯域に隣接する第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークと同時に通信するときには、前記ナローフィルタと前記第2のナローフィルタが両方とも選択される、請求項6に記載の装置。
  13. フィルタリングされたRF信号を得るためにナローフィルタを用いて入力無線周波数(RF)信号をフィルタリングすることであって、前記ナローフィルタが、第1の周波数帯域に関するものであり、前記第1の周波数帯域よりも狭い第1の帯域幅を有する、フィルタリングすることと、
    増幅されたRF信号を得るために電力増幅器を用いて前記ナローフィルタからの前記フィルタリングされたRF信号を増幅することと
    を備える方法。
  14. 出力RF信号を得るためにフルフィルタを用いて前記電力増幅器からの前記増幅されたRF信号をフィルタリングすることであって、前記フルフィルタが、前記第1の周波数帯域に関するものであり、前記ナローフィルタの前記第1の帯域幅よりも大きい第2の帯域幅を有する、フィルタリングすること
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 出力RF信号を得るために第2のナローフィルタを用いて前記電力増幅器からの前記増幅されたRF信号をフィルタリングすることであって、前記第2のナローフィルタが、前記第1の周波数帯域に関するものであり、前記第1の周波数帯域よりも狭い帯域幅を有する、フィルタリングすること
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  16. 前記ナローフィルタが使用のために選択されないときには、前記電力増幅器を用いて前記入力RF信号を増幅し、前記ナローフィルタをバイパスすること
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  17. 入力無線周波数(RF)信号を受信し、フィルタリングし、フィルタリングされたRF信号を提供するように構成された、フィルタリングするための第1の手段であって、第1の周波数帯域に関するものであり、前記第1の周波数帯域よりも狭い第1の帯域幅を有する、フィルタリングするための第1の手段と、
    前記フィルタリングされたRF信号を受信し、増幅し、増幅されたRF信号を提供するように構成された、増幅するための手段と
    を備える装置。
  18. 前記増幅されたRF信号を受信し、フィルタリングし、出力RF信号を提供するように構成された、フィルタリングするための第2の手段であって、前記第1の周波数帯域に関するものであり、前記ナローフィルタの前記第1の帯域幅よりも大きい第2の帯域幅を有する、フィルタリングするための第2の手段
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記増幅されたRF信号を受信し、フィルタリングし、出力RF信号を提供するように構成された、フィルタリングするための第2の手段であって、前記第1の周波数帯域に関するものであり、前記第1の周波数帯域よりも狭い帯域幅を有する、フィルタリングするための第2の手段
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  20. ワイヤレスデバイスが第1の周波数帯域における第1のワイヤレスネットワークおよび前記第1の周波数帯域に隣接する第2の周波数帯域における第2のワイヤレスネットワークと同時に通信するときには、入力無線周波数(RF)信号をフィルタリングし、フィルタリングされたRF信号を提供するためにナローフィルタを選択することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードであって、前記ナローフィルタが、前記第1の周波数帯域に関するものであり、前記第1の周波数帯域よりも狭い第1の帯域幅を有し、前記ナローフィルタが電力増幅器より前に配置された、ナローフィルタを選択することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記ワイヤレスデバイスが、前記第1の周波数帯域における前記第1のワイヤレスネットワークと通信するが、前記第2の周波数帯域における前記第2のワイヤレスネットワークとは通信しないときには、前記電力増幅器からの増幅されたRF信号をフィルタリングし、出力RF信号を提供するためにフルフィルタを選択することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードであって、前記フルフィルタが、前記第1の周波数帯域に関するものであり、前記ナローフィルタの前記第1の帯域幅よりも大きい第2の帯域幅を有し、前記フルフィルタが前記電力増幅器の後に配置された、フルフィルタを選択することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
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