JP2015507990A - 経鼻配送装置 - Google Patents

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Abstract

患者の鼻腔に物質を配送する経鼻配送装置がハウジング(15)と、患者の鼻腔にフィットするノーズピース(17)と、患者が使用中に呼息するマウスピース(19)と、マウスピースをハウジングに連結するフレキシブル連結部(20)とを備え、フレキシブル連結部はマウスピースのノーズピースに対する非対称の移動を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、物質を配送する、より詳細には、薬物、特に全身性または局所的医薬を含有する懸濁液や溶液としての液体もしくは粉末またはワクチンのうちの1つを患者の気道に配送する、経鼻配送装置および方法に関する。
図7を参照すると、鼻気道1は鼻中隔で隔てられる2つの鼻腔を有し、気道1は、副鼻腔口3や耳管口5などの数々の口と嗅覚細胞を含み、鼻粘膜で覆われている。鼻気道1は、鼻気道1が中咽頭帆13の開閉により鼻咽頭7前部と口腔9と選択的に連通して、鼻咽頭7、口腔9および下気道11と連通可能である。帆13は軟口蓋と呼ばれることも多く、口腔9を通じての呼息時に実現されるような一定の正圧が口腔9内に与えられることで実現される閉位置を実線で、開位置を破線で示す。
治療を要する多くの鼻の病状がある。そのような病状の1つは、鼻の炎症、特には鼻炎であり、アレルギー性または非アレルギー性であり得、しばしば感染と関連があり、正常な鼻機能を阻害する。例として、アレルギー性および非アレルギー性の鼻気道の炎症は、最も一般的な症状として鼻甲介の勃起組織の鼻閉、流涙、水様粘液の分泌、くしゃみ、かゆみを典型的には集団の10〜20%にもたらし得る。当然ながら、鼻閉は鼻呼吸を阻害して口呼吸させるので、いびきや睡眠障害の原因となる。他の鼻の病状としては、副鼻腔に生じる鼻ポリープ、アデノイド肥大、滲出性中耳炎、副鼻腔疾患および嗅覚低下が挙げられる。
特定の鼻の病状の治療では、例えば鼻閉の治療や緩和などの特に鼻粘膜が主要な病理経路である場合、薬物の局所投与が好ましい。一般的に局所配送される薬物としては、うっ血除去薬、抗ヒスタミン剤、クロモグリク酸、ステロイド剤および抗生物質が挙げられる。現在、既知の抗炎症医薬のうち、局所ステロイド剤が鼻閉に有効であることが示されている。鼻閉の緩和には局所うっ血除去薬の使用も提案されている。多少異論もあるが、局所うっ血除去薬、ステロイド剤および抗菌剤を用いるアデノイド肥大および慢性滲出性中耳炎の治療も提案されている。さらに、医薬の局所投与は、鼻咽頭前部、副鼻腔および耳管の炎症症状の治療または少なくとも緩和に用いられている。
薬物は鼻道を通じて全身的に配送される場合もあり、鼻道は、鼻粘膜の血流量が多く表面積が広いので全身に素早く吸収されるという利点があるため、例えばオキシトシンやカルシトニンといったホルモン剤や抗片頭痛組成物などの鎮痛剤などの医薬の全身配送の良好な投与経路を提供している。
経鼻配送は、例えば鎮痛剤、制吐剤、インスリン、抗てんかん剤、鎮静剤および睡眠剤など急速に作用を開始する必要がある薬物、またその他例えば心血管系薬物投与などの医薬の配送に有利であることも期待される。経鼻投与は、注射と同様の速度で、また、経口投与よりも相当速く作用を開始することが想定されている。事実、経口投与後、胃内容うっ滞により作用開始がさらに遅れることがあるため、経鼻投与は多くの急性状態の治療において経口投与よりも有利である。
経鼻配送はまた、現代のバイオ工学技術により生産されるタンパク質やペプチドの有効な配送経路を提供できることも期待される。そのような物質にとって、腸内代謝や肝臓での初回通過効果は、信頼できる費用効果的な配送の著しい障害となる。
さらに、本発明の経鼻配送技術を用いた経鼻配送は、既存の技術を用いることが不可能な、多くの一般的な神経疾患、例えばアルツハイマー病、パーキンソン病、精神疾患および脳内感染の治療に有効であると立証されることが期待される。本発明の経鼻配送技術は嗅部への配送を可能にするが、該嗅部は、鼻腔上部に位置し、血液脳関門(BBB)を迂回し脳脊髄液(CSF)および脳との連通を可能にする唯一の領域である。
また、本発明の経鼻配送技術はワクチンの有効配送を可能にすることが期待される。
薬物配送の他にも、液体、具体的には生理食塩水溶液での鼻粘膜の洗浄が、微粒子や分泌物の除去ならびに鼻粘膜の粘膜毛様体の活性向上のため、一般的に実施されている。これらの溶液は活性薬物との併用で使用され得る。
どのような種類の薬物配送でも正確で信頼できる投薬は不可欠であるが、治療域の狭い強力な薬物、重篤な有害事象の可能性のある薬物、および重篤かつ生死に関わる病状を治療する薬物の投与に関しては、特に重要である。病状によっては、例えば真性糖尿病の場合、特定の状態に合わせて用量を個別化することが不可欠である。糖尿病および実際には他の多くの病状で、医薬の用量は、実際のリアルタイムの測定結果に基づくことが好ましい。
現在、血液試料が最も頻繁に用いられているが、いくつかの病状については血液検査の代わりに患者の呼気中の分子分析が提案されている。呼気分析は現在、胃潰瘍の原因となるヘリコバクターピロリ感染症などの病状の診断に用いられている。
国際公開第2000/051672号は、物質、具体的には薬物を、鼻腔内に二方向流、つまり一方の鼻孔に入り、鼻中隔の後縁を回って反対方向に他方の鼻孔から出るエアフローを流して配送する配送装置を開示している。この二方向エアフローは、有利にも鼻粘膜の感覚神経を刺激する作用があるので、患者を配送に馴化させてより快適な配送状態を提供する。
国際公開第2000/051672号
本発明の目的は、患者の鼻腔に物質を配送する経鼻配送装置および経鼻配送方法を提供することであり、より具体的には、比較的簡易で機械的に作動可能な配送装置を提供することである。
一態様では、本発明は、患者の鼻腔に物質を配送する経鼻配送装置を提供し、該配送装置は、ハウジングと、患者の鼻腔にフィットするノーズピースと、患者が使用中に呼息するマウスピースと、マウスピースをハウジングに連結するフレキシブル連結部であって、マウスピースのノーズピースに対する非対称の移動(非対称の並進。asymmetric translation)を提供するフレキシブル連結部とを備える。
一実施形態では、ノーズピースは、出口から物質が配送される出口と、使用中患者の鼻孔の外鼻孔に対し据え付けられ(固定され)、ノーズピースと患者の鼻腔との間の密封フィットを達成する(ノーズピースと患者の鼻腔をシールして固定する)シートとを含む。
一実施形態では、ノーズピースは、使用中患者の鼻腔内に配置され、出口から外向きにテーパがかかった、テーパ部分(a tapered section)を含む。
一実施形態では、マウスピースはチューブ状部分を備える。
一実施形態では、チューブ状部分は剛性材料で形成される。
一実施形態では、チューブ状部分は半剛性材料で形成される。
一実施形態では、フレキシブル連結部は弾性要素である。
一実施形態では、マウスピースのノーズピースに対する非対称の移動は、ノーズピースに対し横方向よりもノーズピースの軸方向のほうに大きい動きを提供する。
一実施形態では、マウスピースの遠位端は、ノーズピースの軸に直交する方向よりもノーズピースの軸に平行な方向に少なくとも1.5倍大きい距離を移動するように構成されている。
一実施形態では、マウスピースの遠位端は、ノーズピースの軸に直交する方向よりもノーズピースの軸に平行な方向に少なくとも1.75倍大きい距離を移動するように構成されている。
一実施形態では、マウスピースの遠位端は、ノーズピースの軸に直交する方向よりもノーズピースの軸に平行な方向に少なくとも2倍大きい距離を移動するように構成されている。
一実施形態では、フレキシブル連結部は、一方の部分がハウジングに取り付けられ、別の部分がマウスピースに取り付けられた環状連結部分を備え、呼息がマウスピースを通ってエアフローをハウジング内に配送するようになっている。
一実施形態では、連結部材は、ヒンジ部分を提供し、ヒンジ部分の周りで、マウスピースが付勢力をかけられ上向きまたは下向きに付勢されると優先的にヒンジで動かされるように構成されている。
一実施形態では、ヒンジ部分はノーズピースの近位の一方の側に設けられる。
一実施形態では、連結部材は連結部材の一方の側に短い寸法を有し、したがってマウスピースが連結部材の一方の側の周りで、確実にヒンジで動かされる。
一実施形態では、連結部材はノーズピースの遠位の連結部材の他方の側に徐々に(累進的に)増加する寸法を有する。
一実施形態では、連結部材はその他方の側に向けて大きくなり、マウスピースが上向きに付勢されているときは伸長を提供し、マウスピースが下向きに付勢されているときは収縮を提供する、円弧状の湾曲した輪郭(an arcuate, bowed profile)を有する。
一実施形態では、輪郭部分は外向きに湾曲しており、したがってマウスピースを上向きに付勢するのに必要な付勢力は、マウスピースを下向きに付勢するのに必要な付勢力よりも小さい。
一実施形態では、連結部材の輪郭部分は傾斜材料で形成され、結果として連結部材の材料は他方の側よりも一方の側で弾性が低い。
一実施形態では、連結部材は傾斜材料で形成され、結果として連結部材の材料は他方の側よりも一方の側で弾性が低い。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースの軸をノーズピースの軸に対し約45度から約55度の角度で提供するように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースの軸をノーズピースの軸に対し約48度から約52度の角度で提供するように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースの軸をノーズピースの軸に対し約50度の角度で提供するように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約7度から約17度の角度で上向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約9度から約15度の角度で上向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約10度から約14度の角度で上向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約12度の角度で上向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約4度から約10度の角度で下向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約5度から約9度の角度で下向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約6度から約8度の角度で下向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は、マウスピースがノーズピースの軸に対し約7度の角度で下向きに動かされるのを可能にするように構成されている。
一実施形態では、連結部材は熱可塑性エラストマー(TPE)で形成される。
一実施形態では、TPEはジュロメータ約40から約60を有する。
一実施形態では、TPEはジュロメータ約45から約55を有する。
一実施形態では、TPEはジュロメータ約50を有する。
一実施形態では、配送装置は、手動で作動されて患者の鼻腔に物質を配送する物質供給ユニットをさらに備える。
別の態様では、本発明は、患者の鼻腔に物質を配送する経鼻配送装置を提供し、該配送装置は、ハウジングと、患者の鼻腔にフィットするノーズピースと、患者が使用中に呼息するマウスピースと、マウスピースをハウジングに連結してマウスピースのノーズピースに対する動きを提供するフレキシブル連結部とを備える。
本発明のさらなる態様では、患者の鼻腔に物質を配送する方法を提供し、該方法は、ハウジングと、患者の鼻腔にフィットするノーズピースと、患者が使用中に呼息するマウスピースと、マウスピースをハウジングに連結するフレキシブル連結部であってマウスピースのノーズピースに対する非対称の移動を提供するフレキシブル連結部とを備える経鼻配送装置を準備するステップと、ノーズピースを患者の鼻腔にフィットするステップと、非対称の連結部を撓ませて(収縮させて)マウスピースを患者の口内に配置するステップであって、したがってマウスピースがノーズピースに対し非対称に移動されるステップとを含む。
次に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面を参照しながら、単なる例として以下に説明する。
本発明の第1実施形態による経鼻配送装置の斜視図を示す。 マウスピースが休止中位置にある、図1の配送装置の垂直断面図を示す。 マウスピースがノーズピースに対して上向きに付勢された位置にある、図1の配送装置の垂直断面図を示す。 マウスピースがノーズピースに対して下向きに付勢された位置にある、図1の配送装置の垂直断面図を示す。 図1の配送装置の適合妥当性を3つのコンパレータ装置と比較して決定した研究結果を示す。 図1の配送装置をフィットする複数のステップを達成した被験者の成功率を示す。 人間の患者の上部呼吸器の解剖図を概略的に示す。
配送装置は、ハウジング15と、患者の鼻腔にフィットするノーズピース17と、患者が使用中呼息するマウスピース19と、マウスピース19とハウジング15を連結するフレキシブル連結部20と、手動で作動され患者の鼻腔に物質を配送する物質供給ユニット21とを備える。
ノーズピース17は、そこから物質が配送される出口25と、使用中ユーザーの鼻腔内に配置され、出口25から外向きにテーパがかかった、テーパ部分27と、使用中鼻孔の外鼻孔に対し固定され、ノーズピース17とユーザーの鼻腔をシールして固定するシート29とを含む。
マウスピース19は、この実施形態では、剛性または半剛性材料のチューブ状部分31を備える。
フレキシブル連結部20は、マウスピース19のノーズピース17に対する移動、この実施形態ではマウスピース19のノーズピース17に対する非対称の移動(並進)を可能にする弾性要素である。
発明者らは、マウスピース19とノーズピース17が互いに固定されていると、患者間の特に年齢、性別および人種における差異を考慮すれば、1種類の配送装置を使用する推定患者人口に配送装置が十分に対応できないことを認識しており、さらに、何ら束縛のないマウスピース19とノーズピース17との完全に自由でフレキシブルな連結部は、物質配送を最適化するために必要な配送装置の方向を得るためには必要であると発明者らが考えるマウスピース19とノーズピース17の望ましい関係を維持できず不十分であることを認識している。
発明者らは、マウスピース19が動かされるときのマウスピース19のノーズピース17に対する非対称の移動(並進)の提供、具体的にはノーズピース17に対し横方向よりもノーズピース17の軸方向に大きく移動させることで、単一サイズの配送装置がより広範な推定患者人口に適合するのを可能にする構成を提供すると判断した。
図5は、被験者数29名の、配送装置の適合妥当性を3つのコンパレータ配送装置(製品A、製品B、製品C)と比較し決定した研究結果を示す。妥当な適合性は、配送装置は好ましいか快適ではないかもしれないが、配送装置が患者に適合し鼻と口を十分にシールし配送装置の使用を可能にすることで決定される。
この研究では、マウスピース19のノーズピース17に対する非対称の移動(並進)は、29人中28人の被験者で単一サイズの配送装置の適合を可能にした構成を提供する。
図6は、配送装置をフィットする複数のステップを達成した被験者の成功率を示す。
この研究では、被験者は、(1)ノーズピース17を鼻腔にフィットするステップ、(2)マウスピース19を口内に配置するステップおよび(3)マウスピース19内に息を吹き込むステップを繰り返すよう求められた。
これらのステップでは、(A)ノーズピース17における適当なシールを獲得する、(B)ノーズピース17を正確に向ける、(C)マウスピース19における適当なシールを獲得する、(D)マウスピース19内に息を吹き込む、(E)マウスピース19内に妥当な呼息力で息を吹き込む、および(F)一連のステップを適切な順で実施する、の各パラメータを、一連のステップの初回と最終回に測定した。
観察されるように、配送装置では非常に高度の患者コンプライアンスが得られ、これは配送装置の使用とともに向上する。
この実施形態では、マウスピース19の遠位端Dは、ノーズピース17の軸に直交する方向Xよりもノーズピース17の軸に平行な方向に少なくとも1.5倍大きい距離Yを移動するように構成されている。より好ましくは、マウスピース19の遠位端Dは、ノーズピース17の軸に直交する方向Xよりもノーズピース17の軸に平行なY方向に少なくとも1.75倍または少なくとも2倍大きい距離を移動するように構成されている。
この実施形態では、フレキシブル連結部20は、一部分をハウジング15に取り付けられ別の部分をマウスピース19のチューブ状部分31に取り付けられた環状連結部材41を備え、マウスピース19を通る呼息がエアフローをハウジング15内に配送するようになっている。
この実施形態では、連結部材41は、ヒンジ部分43を、ここではその一方の上側の、ノーズピース17の近位に提供し、マウスピース19に付勢力Fがかかり上方または下方に付勢されたときヒンジの周りで、優先的にヒンジで動かされるように構成されている。
この実施形態では、連結部材41は、一方の上側に短い寸法を有し、したがってマウスピース19が該一方の上側の周りで、確実にヒンジで動かされ、徐々に(累進的に)増加する寸法を他方の下側の、ノーズピース17の遠位に有する。
この実施形態では、連結部材41は、該他方の下側に向けて大きくなり、図3に示すようにマウスピース19が上向きに付勢されている場合には伸長を可能にし、図4に示すようにマウスピース19が下向きに付勢されている場合には収縮を可能にする、弧状の湾曲した輪郭45を有する。
この実施形態では、輪郭部分45は外向きに湾曲しており、したがってマウスピース19を上向きに付勢するのに必要な付勢力は、マウスピース19を下向きに付勢するのに必要な付勢力よりも小さい。繰り返すが、配送装置の適合と方向を最適化するには、発明者らは、マウスピース19が低位置から上向きに付勢されるようにすれば実現されると認識している。したがって、配送装置は、マウスピース19の上昇を下降よりも容易にすることで操作を促進するように構成されるが、このことは、マウスピース19を、患者人口の大半で必要とされるよりも低位置に位置するように構成することで、さらに促進される。
この実施形態では、連結部材41は、マウスピース19の軸をノーズピース17の軸に対し約50度の角度で提供し、マウスピース19が約12度の角度で上向きに動かされてノーズピース17の軸に対し約38度の角度を包囲し、約7度の角度で下向きに動かされてノーズピース17の軸に対し約57度の角度を包囲するのを可能にするように構成されている。
代替の実施形態では、連結部材41は、湾曲した輪郭部分45の代わりかまたはそれに加えて、傾斜材料で形成され得、結果として連結部材41の材料は、他方の下側よりも一方の上側で弾性が低い。
この実施形態では、連結部材41は、好ましくはジュロメータ50を有する熱可塑性エラストマー(TPE)で形成される。
最後に、本発明を好ましい実施形態で説明してきたが、添付の特許請求の範囲により定義される本発明の範囲を逸脱することなく多くの変形が可能であることを理解されたい。

Claims (38)

  1. 物質を患者の鼻腔に配送する経鼻配送装置であって、
    ハウジングと、
    前記患者の鼻腔にフィットするノーズピースと、
    前記患者が使用中に呼息するマウスピースと、
    前記マウスピースを前記ハウジングに連結するフレキシブル連結部と
    を含み、
    前記フレキシブル連結部が、前記マウスピースの前記ノーズピースに対する非対称の移動を提供する、経鼻配送装置。
  2. 前記ノーズピースが、物質が配送される出口と、使用中に前記患者の鼻孔に対し据え付けられ、前記ノーズピースと前記患者の鼻腔との間の密封フィットを達成するシートとを含む、
    請求項1に記載の配送装置。
  3. 前記ノーズピースが、使用中に前記患者の鼻腔内に配置され、前記出口から外向きにテーパがかかった、テーパ部分を含む、
    請求項2に記載の配送装置。
  4. 前記マウスピースが、チューブ状部分を備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の配送装置。
  5. 前記チューブ状部分が、剛性材料で形成される、
    請求項4に記載の配送装置。
  6. 前記チューブ状部分が、半剛性材料で形成される、
    請求項4に記載の配送装置。
  7. 前記フレキシブル連結部が、弾性要素である、
    請求項1〜6のいずれかに記載の配送装置。
  8. 前記マウスピースの前記ノーズピースに対する前記非対称の移動が、前記ノーズピースに対する横方向よりも、前記ノーズピースの軸方向に大きい動きを提供する、
    請求項1〜7のいずれかに記載の配送装置。
  9. 前記マウスピースの遠位端が、前記ノーズピースの軸に直交する方向よりも前記ノーズピースの軸に対し平行な方向に少なくとも1.5倍大きい距離を移動するように構成されている、
    請求項8に記載の配送装置。
  10. 前記マウスピースの遠位端が、前記ノーズピースの軸に直交する方向よりも前記ノーズピースの軸に対し平行な方向に少なくとも1.75倍大きい距離を移動するように構成されている、
    請求項8に記載の配送装置。
  11. 前記マウスピースの遠位端が、前記ノーズピースの軸に直交する方向よりも前記ノーズピースの軸に対し平行な方向に少なくとも2倍大きい距離を移動するように構成されている、
    請求項8に記載の配送装置。
  12. 前記フレキシブル連結部が、一部分を前記ハウジングに取り付けられ、別の部分を前記マウスピースに取り付けられた環状連結部材を備え、前記マウスピースを通る呼息がエアフローを前記ハウジング内に配送するように構成されている、
    請求項1〜11のいずれかに記載の配送装置。
  13. 前記連結部材が、付勢力によって上方または下方に付勢されたときに、前記マウスピースが優先的にヒンジで動かされる、ヒンジ部分を提供するように構成されている、
    請求項12に記載の配送装置。
  14. 前記ヒンジ部分が、前記ノーズピースの近位の一方の側に設けられている、
    請求項13に記載の配送装置。
  15. 前記連結部材が、前記連結部材の前記一方の側に短い寸法を有し、
    これにより、前記マウスピースが前記連結部材の前記一方の側の周りで、確実にヒンジで動かされる、
    請求項14に記載の配送装置。
  16. 前記連結部材が、前記連結部材の前記ノーズピースの遠位の他方の側に、徐々に増加する寸法を有する、
    請求項15に記載の配送装置。
  17. 前記連結部材が、前記連結部材の前記他方の側に向けて大きくなり、前記マウスピースが上向きに付勢されているときは伸長を提供し、前記マウスピースが下向きに付勢されているときは収縮を提供する、弧状の湾曲した輪郭を有する、
    請求項12〜16のいずれかに記載の配送装置。
  18. 前記輪郭部分が、外向きに湾曲されており、
    これにより、前記マウスピースを上向きに付勢するのに必要な付勢力が、前記マウスピースを下向きに付勢するのに必要な付勢力よりも小さい、
    請求項17に記載の配送装置。
  19. 前記連結部材の前記輪郭部分が傾斜材料で形成され、結果として前記連結部材の材料は、前記他方の側よりも前記一方の側で弾性が低い、
    請求項17または18に記載の配送装置。
  20. 前記連結部材が傾斜材料で形成され、結果として前記連結部材の材料は、前記他方の側よりも前記一方の側で弾性が低い、
    請求項12〜16のいずれかに記載の配送装置。
  21. 前記連結部材が、前記マウスピースの軸を前記ノーズピースの軸に対し約45度から約55度の角度で提供するように構成されている、
    請求項12〜20のいずれかに記載の配送装置。
  22. 前記連結部材が、前記マウスピースの軸を前記ノーズピースの軸に対し約48度から約52度の角度で提供するように構成されている、
    請求項21に記載の配送装置。
  23. 前記連結部材が、前記マウスピースの軸を前記ノーズピースの軸に対し約50度の角度で提供するように構成されている、
    請求項21に記載の配送装置。
  24. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約7度から約17度の角度で上向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項21〜23のいずれかに記載の配送装置。
  25. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約9度から約15度の角度で上向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項24に記載の配送装置。
  26. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約10度から約14度の角度で上向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項24に記載の配送装置。
  27. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約12度の角度で上向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項24に記載の配送装置。
  28. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約4度から約10度の角度で下向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項21〜27のいずれかに記載の配送装置。
  29. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約5度から約9度の角度で下向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項28に記載の配送装置。
  30. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約6度から約8度の角度で下向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項28に記載の配送装置。
  31. 前記連結部材が、前記マウスピースが前記ノーズピースの軸に対し約7度の角度で下向きに動かされることを可能にするように構成されている、
    請求項28に記載の配送装置。
  32. 前記連結部材が、熱可塑性エラストマー(TPE)で形成されている、
    請求項12〜31のいずれかに記載の配送装置。
  33. 前記TPEがジュロメータ約40から約60を有する、
    請求項32に記載の配送装置。
  34. 前記TPEがジュロメータ約45から約55を有する、
    請求項33に記載の配送装置。
  35. 前記TPEがジュロメータ約50を有する、
    請求項33に記載の配送装置。
  36. 前記患者の鼻腔に物質を配送するために、手動で作動される物質供給ユニットをさらに備える、
    請求項1〜35のいずれかに記載の配送装置。
  37. 患者の鼻腔に物質を配送する経鼻配送装置であって、
    ハウジングと、
    前記患者の鼻腔にフィットするノーズピースと、
    前記患者が使用中に呼息するマウスピースと、
    前記マウスピースを前記ハウジングに連結して、前記マウスピースの前記ノーズピースに対する動きを提供するフレキシブル連結部と
    を備える、経鼻配送装置。
  38. 患者の鼻腔に物質を配送する方法であって、
    ハウジングと、前記患者の鼻腔にフィットするノーズピースと、前記患者が使用中に呼息するマウスピースと、前記マウスピースを前記ハウジングに連結するフレキシブル連結部とを備え、前記フレキシブル連結部が前記マウスピースの前記ノーズピースに対する非対称の移動を提供する、経鼻配送装置を準備するステップと、
    前記ノーズピースを前記患者の鼻腔にフィットするステップと、
    前記非対称の連結部を撓ませることによって前記患者の口内に前記マウスピースを配置し、これにより、前記マウスピースが前記ノーズピースに対し非対称に移動されるステップと
    を含む、方法。
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