JP2015504315A - 多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントと、それを用いたインプラント補綴物の製造方法及びインプラント手術方法 - Google Patents

多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントと、それを用いたインプラント補綴物の製造方法及びインプラント手術方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】本発明は、ヒーリングアバットメントを使用せず、直接にフィクスチュアの上部に形成されたアバットメント人工歯冠(コアクラウン)をセメントで接着させ、アバットメントとクラウンとの接触面積を広げるために、アバットメントの上部とクラウンの下部に溝部をさらに設け、アバットメントの側面に突部により構成されたアバットメントで構成された、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントと、それを用いたインプラント補綴物の製造方法、及びインプラント手術方法に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、歯科のインプラント手術に用いられ、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントと、それを用いたインプラント補綴物の製造方法及びインプラント手術方法に関する。
歯が抜けた場合、従来は義歯を入れたり、周辺の歯を柱にして、歯の抜けた部分を金属などで被せるブリッジ手術を行っていた。
しかし、このような手術過程では、義歯やブリッジ手術が行われた人工歯で食物を噛む力が弱いと共に、周辺の歯に悪影響を及ぼすなどの多くの問題があった。
よって、発展した歯科医療の一手術として、インプラント手術が登場するようになった。このようなインプラント手術は、歯槽骨に人工的な歯根を形成し、これを用いて実際の歯と同様に製作された人工歯を結合することで、患者にとって実際の歯を使うような効果が得られた。
上記のインプラント手術過程は、歯の抜けた歯槽骨にフィクスチュア(fixture)を埋植するために、ドリルなどの工具を用いて埋植溝を形成し、埋植溝の内部にフィクスチュアが堅固に埋植されるための選択作業としてタッピングを行う。その後、前記フィクスチュアを埋植溝の内に埋植した後、フィクスチュアへの異物の浸透を防止するためにクロージングスクリュー(closing screw)で締結し、歯茎を覆って縫合することで1次手術を完了する。(基礎作業)
その後、2次手術として、約3〜6ヶ月が経過した後、縫合された歯茎を再び切開した後、フィクスチュアからクロージングスクリューを取り除き、その部位に、歯茎の厚さと、締結されるアバットメントの直径と、を考慮した上、ヒーリングアバットメントを選択して締結し、その横の歯茎が開かないように縫合する。
この際のヒーリングアバットメントは、フィクスチュアにアバットメントを締結する前に、フィクスチュアの上に歯茎がきれいに形成されるようにするものである。
2次手術の後、約2〜3週が経過した後、前記ヒーリングアバットメントを取り除いた後、その部位にインプレッションコーピング(Impression Coping)を結合し、インプレッションコーピング部分と周辺の歯を印象材で型を取る。
技工室で型を取ったものを用いて、アナログ(フィクスチュアの代用)が口腔内のフィクスチュアの位置と同位置に挿入されている石膏モデル(作業モデル)を製作する。製作された作業モデルのアナログの上部にアバットメントを装着し、アバットメントの上部に結合される人工歯冠(クラウン)の形態を考慮してアバットメントをミーリングし、人工歯冠(クラウン)を製作しやすい形態に加工する。このミーリングされたアバットメントの上に、ワックスで人工歯冠(クラウン)の模様を作り、埋沒材の中に入れて焼還させた後、溶融された金属を入れて人工歯冠(クラウン)を鋳造する。
上記の鋳造された人工歯冠(クラウン)とミーリングされたアバットメントを診療室に送り、患者の口腔内のフィクスチュアにアバットメントを結合した後、そのアバットメントの上に人工歯冠(クラウン)をセメントで取り付けることでインプラント手術を完了する。
以上のように、前記フィクスチュアを埋植するために1次手術を行い、一定の期間が経過した後、アバットメントを連結するための歯茎を形成するために2次手術を行う方式を2回手術法と称する。
上記のようなインプラント手術過程において、歯槽骨に埋植されたフィクスチュアは歯の根の機能を行い、前記アバットメントは人工歯冠(クラウン)とフィクスチュアとを一体化する連結構成となる。
特に、前記フィクスチュアとアバットメントは、人工歯冠(クラウン)を正位置に堅固に固定させるためのインプラント構造物となり、このようなインプラント構造物は、主に物理的・化学的剛性が優れたチタンなどの金属材質により製作される。
一般的に、インプラントは元々、人体組職が喪失された場合に回復してくれる置き換え物のことを意味するが、歯科では人工歯を移植することを言う。
喪失された歯根(根)の代わりに、人体に対する拒否反応のないチタン(titanium)などで作った歯根を、歯の抜けた歯槽骨に植えた後、人工歯を固定させることで歯の機能を回復してくれるような手術である。
一般の補綴物や義歯の場合、時間が経過するにつれて周辺の歯と骨が壊れるのに対し、インプラントは周辺の歯組職を壊すことなく、自然歯との機能や模様が同様であると共に、虫歯を生じさせないため、半永久的に使用可能であるという利点がある。
しかし、セメントで人工歯冠をアバットメントに接着する場合、歯冠の高さが低い際には、ミーリングされたアバットメントと人工歯冠(クラウン)の取り付け部位が小さいため、補綴物が容易に脱落してしまうことがあった。
韓国登録特許第10−0537219号には、結合突起を含むアバットメントを提供し、フィクスチュアの上部に形成された結合溝に結合突起を再位置させ、スクリューを用いてアバットメントをフィクスチュアに結束した後、スクリュー孔を含む補綴物を提供し、アバットメント及び補綴物の間に歯科用セメントを介在し、補綴物及びアバットメントを合着する。ねじ維持型補綴とセメント維持型補綴との利点を両方含むと同時に、両方の短所を解決することができ、結合突起に形成された誘導傾斜面を用いて、アバットメント及び補綴物を容易に分離及び再装着することができるねじ・セメント維持型アバットメントの装着方法は、内部結合型インプラントが公開されている。
さらに、韓国登録特許第10−0662583号には、クラウンをアバットメントに結合して支持するための連結部材を含む歯科用インプラントユニットにおいて、前記アバットメントの胴体の側面に溝部を形成し、前記アバットメントの上部に安着されるクラウンの内径部に貫通溝を形成し、前記アバットメントの溝部とクラウンの貫通溝に同時に挿入固定される連結部材を結合させ、アバットメントとクラウンを一体に固定するクラウン臨時固定用インプラントユニットが記載されている。
尚、韓国公開特許公報第10−2007−0112075号には、歯槽骨に植立されたフィクスチュアに固定され、歯科補綴物を維持するためのアバットメントであって、前記フィクスチュアに固定される下部部材と、前記歯科補綴物に固定される上部部材と、前記上部部材と下部部材とを互いに分離可能に結合させる脱着構造を含む歯科インプラントの分離型アバットメントが記載されている。
さらに、韓国公開特許公報第10−2006−82079号には、一体の支台歯クラウンは、インプラント・ボアに収容可能なポスト部とヘッド部との中間に中央部を有する支台歯部を備え、前記ヘッド部は、ノーズと、前記中央部の外部からノーズまで延長されるシェルフを備え、支台歯部には、ヘッド部のノーズとシェルフに直接に塗布されるクラウン部分の材料を支持するための緩慢な曲面が形成された歯科用インプラントシステム及び方法が記載されている。
尚、韓国登録実用新案公報第20−0392305号には、上側で一定な平面を有して形成されるフィクスチュア結合面から下側に一定の長さが延長され、その外周面にねじ山が形成されるフィクスチュアと、接着物質を通じて前記フィクスチュア結合面に接着固定される下面から上側に傾くように形成され、歯齦と結合される歯齦接触面と、前記歯齦接触面から逆に傾くように延長される補綴結合面と、を含んで、前記人工歯を支持するアバットメントを含むことを特徴とする一体型インプラントが記載されている。
上記のような従来のインプラント手術方式は、人工歯冠(クラウン)の高さが低い場合、アバットメントの接着部分が小さいため、長期間に亘って使用する場合、上下の圧力のみならず、左右側からの傾いた圧力により人工歯冠(クラウン)とアバットメントが分離される問題と、手術過程の中、2次手術の際にヒーリングアバットメントを必ず使わなければならないという経済的な負担があり、植立されたフィクスチュアの方向と人工歯冠(クラウン)の方向とが異なる場合、多くの種類の傾いたアバットメントを使わなければならないという経済的な負担と、技工過程の中、アバットメントをミーリングしなければならないという作業の複雑性及び経済的な問題と、さらに人工歯冠(クラウン)を患者に装着する際、ミーリングされたアバットメントを先に取り付け、人工歯冠(クラウン)をその上に取り付けなければならないという不便が、本発明が解決しようとする課題である。
上記のような問題点を解決するため、本発明は、アバットメントの接着部位の高さを小さくすることで、アバットメントキャップを被せるとヒーリングアバットメントの代わりにすることができ、アバットメントの接着部位の高さを小さくすることで、技工室での技工作業中にアバットメントをミーリングする必要がなくなる。アバットメントの人工歯冠(コアクラウン)の接着部位が、外部面と内部面に一定以上の傾斜があり、補綴物の方向を自由に形成することができると共に、アバットメントのミーリングが不要になる。さらに、技工室で製作された人工歯冠(コアクラウン)を、診療室でアバットメントキャップを取り除き、フィクスチュアに固定されているアバットメントに直ちに接着することができるため、診療が簡便になる。以上のような改善を提供するのが、本発明が達成しようとする課題解決の手段である。
本発明は、別途のヒーリングアバットメントを使わないため経済的であり、本発明のアバットメントが1次手術或いは2次手術の際にフィクスチュアに結合されて取り除かれないので、アバットメントと歯周組織との間の間隔がないため、異物が挟まらず、脱着時に発生する刺激がなく、歯周疾患による骨吸収が少なく、さらに、フィクスチュア(固定具)が間違って埋め込まれた(角度が傾いた)場合にも、本発明のアバットメントの内外側が傾くようになっており、人工歯冠(コアクラウン)の接着部位が歯茎の外に少なく露出されているため、どのような角度にも人工歯冠(コアクラウン)の方向を変えて製作可能であり、よって、アングルド・アバットメント(angled abutment)のような特殊な高価のアバットメントを使わなくても良く、技工室での技工作業の中に、アバットメントをミーリングする必要がないため、作業の便利性と経済的な側面で優れた効果がある。既存のアバットメントとは異なって、内側と外側に共にセメントで接着されるので、長期間に亘って使用しても咀嚼による垂直圧及び側方圧に強く耐えられ、アバットメントと人工歯冠(コアクラウン)の脱離を防止し、さらに、完成された人工歯冠(コアクラウン)の装着時にも単に上部のキャップのみを取り除き、直ちにセメントで接着することで、診療が単純かつ便利になる効果があり、インプラント手術の経済化、または手術時間の短縮が可能であり、患者にとって苦痛と経済的な負担が減少されると共に、手術者(医者)にとって手術時間が短縮するような利点がある。
本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術状態図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント詳細図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント分解詳細図である。 従来のインプラント手術工程図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを用いたインプラント手術工程図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの他の例示図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図である。 本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図である。
[発明を実施するための最良の形態]
本発明は、アバットメント3の中央の上部から下部に貫通されたアバットメント中央貫通孔31と、前記アバットメント中央貫通孔31の周縁を形成するアバットメントの上部39と、前記アバットメントの上部39の内側の下部に形成され、傾斜度は1〜30の範囲内で製作され、高さLは0.5mm〜3.5mmの範囲内で製作されるアバットメントの内側の上部32と、前記アバットメント3の側面に設けられ、突き出た頂点を基準にして上下に設けられた傾斜度aは、5〜45の範囲内で製作されるアバットメントの側面の上部36、及びアバットメントの側面の下部35と、前記アバットメントの上部39に安置されるアバットメントキャップ4で構成される。
さらに、前記アバットメントの上部39、アバットメントの内側の上部32、及びアバットメントの側面の上部36にセメントで接着されるクラウン5で構成される、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを用いて、1回手術法で手術を行う場合には、歯の抜けた歯槽骨にフィクスチュアを埋植するために、ドリルなどの工具を用いて埋植溝を形成し、前記フィクスチュアを埋植溝内に埋植した後、フィクスチュアへの異物の浸透を防止するために、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを締結し、その上部にアバットメントキャップを被せ、アバットメントキャップの上端が露出された状態で、両側端の歯茎が開かないように縫合することで手術を完了する。
手術後、3〜5ヶ月(骨融合期間)が経過した後にアバットメントキャップを取り除き、そのキャップが取り除かれた部位にインプレッションキャップを結合させ、印象材でインプレッションキャップと周辺の歯の型を取って、硬化された印象型とインプレッションキャップを技工室に送る。
技工室で、硬化された印象型を用いて、実際に手術しようとする歯槽骨と同形態の仮想の歯槽骨に、アナログ(フィクスチュアに結合されたアバットメントの代用)が患者の口腔内と同様に植立された状態の作業モデルを石膏で作った後、作業モデルのアナログの上に、ワックスで人工歯冠(コアクラウン)を彫刻した後、上記の彫刻されたワックスクラウンを埋沒剤に入れ、鋳造された人工歯冠(コアクラウン)を作ったり、ワックスで作った人工歯冠(コアクラウン)をスキャンして、キャドキャムで人工歯冠(コアクラウン)を作る。製作された人工歯冠(コアクラウン)を、診療室で患者の口腔内にあるアバットメントキャップを取り除き、その部位にセメントで取り付けることでインプラント手術を行った。
[発明を実施するための形態]
上記のような目的を達成するために、本発明は、ヒーリングアバットメントを使用せず、本発明のアバットメントの上部にキャップを被せてヒーリングアバットメントとして使用可能であり、前記アバットメントと人工歯冠(コアクラウン)の接着面積を広げるために、人工歯冠(コアクラウン)とアバットメントの内部面と外部面で同時に接着され、装着された補綴物の角度を自由にするために、内部と外部が一定以上の傾斜を有し、技工過程の中、アバットメントのミーリング過程の省略と、診療室でキャップを被せてヒーリングアバットメントの機能を行うために、アバットメントの高さが一定の長さ以下になり、歯茎の外に少しだけ露出される、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントと、それを用いたインプラント補綴物の製造方法及びインプラント手術方法に関する。
本発明のインプラント手術方法は、歯の抜けた歯槽骨にフィクスチュア(fixture)を埋植するために、ドリルなどの工具を用いて埋植溝を形成し、前記フィクスチュアを埋植溝内に埋植した後、フィクスチュアへの異物の浸透を防止するために、本発明のアバットメントをフィクスチュア内に締結し、その上にアバットメントキャップを結合した後、アバットメントキャップの上端が露出されるように歯茎の両側端を縫合することで1次手術を完了した後、約3〜5ヶ月後(骨融合期間)にキャップを取り除いた後、アバットメントの上部に設けられていたキャップだけ取り除き、その部位にインプレッションキャップを結合させ、印象材でインプレッションキャップと周辺の歯の型を取って、硬化された印象型とインプレッションキャップを技工室に送る。技工室で型を取ったものを用いて、実際に手術しようとする歯槽骨と同形態の仮想の歯槽骨にアナログ(フィクスチュアに結合されたアバットメントの代用)が患者の口腔内と同様に植立された状態の作業モデルを石膏で作った後、作業モデルのアナログの上に、ワックスで人工歯冠(コアクラウン)を彫刻した後、上記の彫刻されたワックスクラウンを埋沒剤に入れ、鋳造された人工歯冠(コアクラウン)を作る。または、ワックスで作った人工歯冠(コアクラウン)をスキャンして、キャドキャムで人工歯冠(コアクラウン)を製作することができる。作られた人工歯冠(コアクラウン)を、診療室で、患者の口腔内にあるアバットメントキャップを取り除き、その部位にセメントで取り付けるインプラント手術方法である。
本発明は、アバットメントと歯周組織との間の間隔がないため、審美的な上部補綴物が可能であり、アバットメントと歯周組織との間の間隔がないため、異物が挟まらず、歯周疾患による骨吸収が少なく、アバットメントと人工歯冠(コアクラウン)の接着部位が内側面と外側面にあり、長期間に亘って使用しても咀嚼による垂直圧及び側方圧に強く耐えられ、アバットメントと人工歯冠(コアクラウン)の脱離を防止し、特に、人工歯冠(コアクラウン)の高さが、既存のアバットメントを使うことができない程度に低い場合でも、本発明のアバットメントは内側面と外側面が同時に接着されるコア形態の人工歯冠(コアクラウン)を製作することで、脱落されない安定した人工歯冠(コアクラウン)を製作することができる。また、前記アバットメントの人工歯冠(コアクラウン)の接着高さが低いので、歯茎の外への露出部位が非常に小さいため、アバットメントミーリング作業や特殊アバットメントの使用が不要であり、本発明のアバットメントの上部にキャップを被せるとヒーリングアバットメントとして使用可能であるという特徴があり、これによって手術過程や技工過程が単純であり、経済的であるという特徴がある。
本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントは、図1ないし図3に示すように、アバットメント3の中央の上部から下部に貫通されたアバットメント中央貫通孔31に、連結ねじ2を挿入させてフィクスチュア1に連結し、アバットメントの上部39に安置されるアバットメントキャップ4を連結する構造であって、アバットメント中央貫通孔31の周縁を形成するアバットメントの上部39と、アバットメントの内側の上部32、及び側面の中央部が突き出た頂点を中心にして上下に区分されたアバットメントの側面の上下部36、35の中、アバットメントの側面の上部36にセメントで接着されるクラウン5で構成される、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの構造である。
上記で、アバットメントの側面の上部36の傾斜度aは、5〜45の範囲内で製作され(外部の傾斜度は、補綴物の方向を多くの方向に作るためのものであり、この角度の範囲は臨床的に発生可能な範囲である。)、アバットメントの内側の上部32の傾斜度は、1〜30の範囲内で製作され(内側面の傾斜度は、2個以上のインプラント補綴物を一つに作って入れる際、2個のインプラントフィクスチュア間の角度差を補償するためのものである。)、人工歯冠(コアクラウン)が取り付けられるアバットメントの側面の上部36、36−1の高さLは、0.5mm〜3.5mmの範囲内で製作される構造である(高さは、ヒーリングアバットメントとして使用するためには、歯茎の上に最小限に露出されるべきであり、アバットメントのミーリングがない補綴物を製作するためにも、できるだけ短くならなければならないためであり、人工歯冠(コアクラウン)の高さが4mm以下の際に使用するためである。)。
図6は、アバットメント3−1の中央の上部に形成された溝と、下部に突き出てフィクスチュア1に結合するように雄ねじ線が備えられたフィクスチュア連結部38と、前記アバットメントの上部39−1に安置されるアバットメントキャップ4−1と、前記アバットメントの上部39−1、アバットメントの内側の上部32−1、及びアバットメントの側面部35−1、36−1にセメントで接着されるクラウン5で構成される、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの構造である。
図7A及び図7Bは、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを用いた手術された状態の多様な例を示した図である。
本発明で使用されている人工歯冠(コアクラウン)は、前述したように、鋳造して製作したり、キャドキャム加工により製造して、本発明のアバットメントに直ちに接着して使用可能である。
以下、本発明を、実施の形態を通じて詳しく説明すると、以下のようである。
[実施の形態1]
1回手術法で手術を行う場合には、歯の抜けた歯槽骨にフィクスチュアを埋植するために、ドリルなどの工具を用いて埋植溝を形成し、前記フィクスチュアを埋植溝内に埋植した後、フィクスチュアへの異物の浸透を防止するために、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを締結し、その上部にアバットメントキャップを被せ、アバットメントキャップの上端が露出された状態で、両側端の歯茎が開かないように縫合することで手術を完了する。
手術後、3〜5ヶ月(骨融合期間)後にアバットメントキャップを取り除き、そのキャップが取り除かれた部位にインプレッションキャップを結合させ、印象材でインプレッションキャップと周辺の歯の型を取って、硬化された印象型とインプレッションキャップを技工室に送る。
技工室で硬化された印象型を用いて、実際に手術しようとする歯槽骨と同形態の仮想の歯槽骨に、アナログ(フィクスチュアに結合されたアバットメントの代用)が患者の口腔内と同様に植立された状態の作業モデルを石膏で作った後、作業モデルのアナログの上に、ワックスで人工歯冠(コアクラウン)を彫刻した後、上記の彫刻されたワックスクラウンを埋沒剤に入れ、鋳造された人工歯冠(コアクラウン)を作ったり、ワックスで作った人工歯冠(コアクラウン)をスキャンし、キャドキャムで人工歯冠(コアクラウン)を作る。製作された人工歯冠(コアクラウン)を、診療室で、患者の口腔内にあるアバットメントキャップを取り除き、その部位にセメントで取り付けることでインプラント手術を行った。
[実施の形態2]
2回手術法を使用する場合、歯の抜けた歯槽骨にフィクスチュアを埋植するために、ドリルなどの工具を用いて埋植溝を形成し、前記フィクスチュアを埋植溝内に埋植した後、フィクスチュアへの異物の浸透を防止するためにクロージングスクリュー(closing screw)で結合し、歯茎を完全に覆って縫合することで1次手術を完了した後、手術後、3〜5ヶ月(骨融合期間)後に歯茎を再び切開してクロージングスクリューを取り除き、アバットメントを締結した後、その上部にアバットメントキャップを結合し、アバットメントキャップの上端が露出された状態で、両側面の歯茎を縫合することで2次手術を完了し、2〜3週(歯茎治癒期間)後に、アバットメントの上部に設けられたアバットメントキャップを取り除き、そのキャップが取り除かれた部位にインプレッションキャップを結合させ、印象材でインプレッションキャップと周辺の歯の型を取って、硬化された印象型とインプレッションキャップを技工室に送る。技工室で、硬化された印象型を用いて、実際に手術しようとする歯槽骨と同形態の仮想の歯槽骨に、アナログ(フィクスチュアに結合されたアバットメントの代用)が患者の口腔内と同様に植立された状態の作業モデルを石膏で作った後、作業モデルのアナログの上に、ワックスで人工歯冠(コアクラウン)を彫刻した後、上記の彫刻されたワックスクラウンを埋沒剤に入れ、鋳造された人工歯冠(コアクラウン)を作ったり、ワックスで作った人工歯冠(コアクラウン)をスキャンし、キャドキャムで人工歯冠(コアクラウン)を作る。製作された人工歯冠(コアクラウン)を、診療室で、患者の口腔内にあるアバットメントキャップを取り除き、その部位にセメントで取り付けることでインプラント手術を行った。
以下、本発明を、図面を参考して詳細に説明すると、以下のようである。
図1は、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術状態図であり、図2は、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント詳細図である。
図3は、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント分解詳細図であり、図4は、従来のインプラント手術工程図であり、図5は、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを用いたインプラント手術工程図であり、図6は、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの他の例示図であり、図7A及び図7B、図8A〜図8Cは、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図であり、フィクスチュア1、連結ねじ2、アバットメント3、3−1、アバットメントキャップ4、4−1、4−2、クラウン5、アバットメント中央貫通孔31、アバットメントの内側の上部32、32−1、32−2、アバットメントの側面の下部35、35−1、アバットメントの側面の上部36、36−1、フィクスチュア連結部38、アバットメントの上部39、39−1、39−2、人工歯冠取付部A、歯茎貫通部B、フィクスチュア固定部Cを示していることが分かる。
構造を説明すると、図1及び図3に示すように、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントは、アバットメント3の中央の上部から下部に貫通されたアバットメント中央貫通孔31と、前記アバットメント中央貫通孔31の周縁を形成するアバットメントの上部39と、前記アバットメントの上部39の内側の下部に形成され、傾斜度は1〜30の範囲内で製作され、高さLは、0.5mm〜3.5mmの範囲内で製作されるアバットメントの内側の上部32と、前記アバットメント3の側面に設けられ、突き出た頂点を基準にして上下に設けられた傾斜度aは、5〜45の範囲内で製作されるアバットメントの側面の上部36、及びアバットメントの側面の下部35と、前記アバットメントの上部39に安置されるアバットメントキャップ4で構成され、前記アバットメントの上部39、アバットメントの内側の上部32、及びアバットメントの側面の上部36にセメントで接着されるクラウン5で構成される、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの構造である。
本発明のアバットメント3の中央の上部から下部に貫通されたアバットメント中央貫通孔31に挿入される連結ねじ2と、前記アバットメント3のアバットメントの上部39に安置されるアバットメントキャップ4と、前記アバットメントの上部39、アバットメントの内側の上部32、及び側面の中央部が突き出た頂点を中心にして、上下に区分されたアバットメントの側面の上下部36、35の中、アバットメントの側面の上部36にセメントで接着されるクラウン5で構成された、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの構造である。
図6Aは、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの他の例を示す図であって、アバットメント3−1の上部の中央に形成された溝31−1と、前記溝31−1の周縁を形成するアバットメントの上部39−1と、前記アバットメントの上部39−1の内側の下部に形成されたアバットメントの内側の上部32−1と、前記アバットメント3−1の側面に設けられたアバットメントの側面の上下部36−1、35−1と、下部に延設され、外部に雄ねじ線が備えられたフィクスチュア連結部38で構成され、前記アバットメントの上部39−1に安置されるアバットメントキャップ4−1を取り付けることができ、前記アバットメントの上部39−1、アバットメントの内側の上部32−1、及びアバットメントの側面の上部36−1にセメントで接着されるクラウン5で構成される、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントの構造である。
図7A及び図7Bは、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された一例を示す状態図である。
図8Aは、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図であって、咬合高径が4mm以内である際に適用した場合を示しており、図8Bは、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図であって、アバットメントのミーリング無しに使用可能な場合を示しており、図8Cは、本発明の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント手術された状態図であって、フィクスチュアと補綴物との角度が異なる場合を示している。
1…フィクスチュア
2…連結ねじ
3、3−1、3−2…アバットメント
4、4−1、4−2…アバットメントキャップ
5…クラウン
31…アバットメント中央貫通孔
31−1…溝
32、32−1、32−2…アバットメントの内側の上部
35、35−1…アバットメントの側面の下部
36、36−1…アバットメントの側面の上部
38…フィクスチュア連結部
39、39−1、39−2…アバットメントの上部
A…人工歯冠取付部
B…歯茎貫通部
C…フィクスチュア固定部

Claims (8)

  1. 多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントにおいて、
    アバットメント3はアバットメント3の中央の上部から下部に貫通されたアバットメント中央貫通孔31と、
    前記アバットメント中央貫通孔31に挿入されてフィクスチュアに連結固定させる連結ねじ2と、
    前記アバットメント中央貫通孔31の周縁を形成するアバットメントの上部39と、
    前記アバットメントの上部39の内側の下部に形成され、傾斜を有するアバットメントの内側の上部32と、
    前記アバットメント3の側面に設けられ、突き出た頂点を基準にして上下に設けられた傾斜を有するアバットメントの側面の上部36、及びアバットメントの側面の下部35と、を含んで構成されていることを特徴とする、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント。
  2. 多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントにおいて、
    アバットメント3−1の上部の中央に形成された溝31−1と、
    前記溝31−1の周縁を形成するアバットメントの上部39−1と、
    前記アバットメントの上部39−1の内側の下部に形成され、傾斜を有するアバットメントの内側の上部32−1と、
    前記アバットメント3−1の側面に設けられ、突き出た頂点を基準にして上下に設けられた傾斜を有するアバットメントの側面の上部36−1、及びアバットメントの側面の下部35−1と、下部に延設され、外部に雄ねじ線が備えられたフィクスチュア連結部38と、を含んで構成されていることを特徴とする、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント。
  3. 前記アバットメントの側面の上部36、36−1の傾斜度は5〜45であることを特徴とする、請求項1または2に記載の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント。
  4. 前記アバットメントの内側の上部32、32−1の傾斜度は1〜30であることを特徴とする、請求項1または2に記載の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント。
  5. 前記アバットメントの側面の上部36の高さは0.5mm〜3.5mmであることを特徴とする、請求項1または2に記載の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント。
  6. 前記アバットメントの上部39、39−1にアバットメントキャップ4、4−1をさらに追加することを特徴とする、請求項1または2に記載の多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント。
  7. 多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを用いたインプラント手術方法において、
    歯の抜けた歯槽骨にフィクスチュアを埋植するために、ドリルなどの工具を用いて埋植溝を形成し、前記フィクスチュアを埋植溝内に埋植した後、フィクスチュアへの異物の浸透を防止するために、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを締結し、その上部にキャップを被せ、歯茎が開かないように縫合することで手術を完了した後、
    手術後、3〜5ヶ月(骨融合期間)後にアバットメントキャップを取り除き、そのキャップが取り除かれた部位にインプレッションキャップを結合させ、印象材でインプレッションキャップと周辺の歯の型を取って、硬化された印象型とインプレッションキャップを技工室に送った後、(技工室で型を取ったものを用いて)実際に手術しようとする歯槽骨と同形態の仮想の歯槽骨に、アナログ(フィクスチュアに結合されたアバットメントの代用)が患者の口腔内と同様に植立された状態の作業モデルを石膏で作った後、作業モデルのアナログの上に、ワックスで人工歯冠(コアクラウン)を彫刻した後、上記の彫刻されたワックスクラウンを埋沒剤に入れ、鋳造された人工歯冠(コアクラウン)を作った後、人工歯冠(コアクラウン)を、診療室で、患者の口腔内にあるアバットメントキャップを取り除き、その部位にセメントで取り付けることで手術することを特徴とする、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを用いたインプラント手術方法。
  8. 多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメントを用いたインプラント手術方法において、
    歯の抜けた歯槽骨にフィクスチュアを埋植するために、ドリルなどの工具を用いて埋植溝を形成し、前記フィクスチュアを埋植溝内に埋植した後、フィクスチュアへの異物の浸透を防止するためにクロージングスクリュー(closing screw)で結合し、歯茎を完全に覆って縫合することで1次手術を完了した後、手術後、3〜5ヶ月(骨融合期間)後に、歯茎を再び切開してクロージングスクリューを取り除き、アバットメントを締結した後、その上部にキャップを結合させ、両側面の歯茎を縫合することで2次手術を完了し、
    2〜3週(歯茎治癒期間)後に、アバットメントの上部に設けられたアバットメントキャップを取り除き、そのキャップが取り除かれた部位にインプレッションキャップを結合させ、印象材でインプレッションキャップと周辺の歯の型を取って、硬化された印象型とインプレッションキャップを技工室に送った後、(技工室で型を取ったものを用いて)実際に手術しようとする歯槽骨と同形態の仮想の歯槽骨に、アナログ(フィクスチュアに結合されたアバットメントの代用)が患者の口腔内と同様に植立された状態の作業モデルを石膏で作った後、作業モデルのアナログの上に、ワックスで人工歯冠(コアクラウン)を彫刻した後、上記の彫刻されたワックスクラウンを埋沒剤に入れ、鋳造された人工歯冠(コアクラウン)を製造した後、製造された人工歯冠(コアクラウン)を、診療室で、患者の口腔内にあるアバットメントキャップを取り除き、その部位にセメントで取り付けることで手術を行うことを特徴とする、多角度に製作されるコアクラウンの収容が可能であり、キャップを取り付けるとヒーリングアバットメントの機能を行うアバットメント。
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