JP2015503251A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

デュアルモードアクセスポイントの第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方が、その動作モードに関する情報を他方の基地局モジュールに提供する通信システムについて記載する。一実施形態では、動作モード情報は第1と第2の基地局モジュールを結合する内部インターフェースを介して提供される。

Description

本発明は、移動通信ネットワークおよびその構成要素に関し、特に、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)標準またはその同等標準または派生標準に従って動作するネットワークに関するが、これには限定されない。本発明は、特に、上記のネットワークにおけるホーム基地局の省エネルギーに関するが、これには限定されない。
3GPP標準において、NodeB(またはLTE:Long Term Evolution(すなわちロングタームエボルーション)におけるeNB)は、それを介して携帯デバイスがコアネットワークに接続する基地局であり、ネットワークのセルを規定する。ホーム基地局(HNB:home base station)は、短距離の3G無線周波数(RF:radiofrequency)サービスエリアを提供し、フェムトアクセスポイント(FAP:femto access point)と呼ばれることもある。ホーム基地局がLTE標準に従って動作している場合、そのHNBを一般にHeNBと呼ぶ。基地局の中には、HNB/HeNBと呼ばれることがあるものがあり、3G標準とLTE標準の両方に従って動作することができ、そのためデュアルモードフェムトセルを規定することができる。HNB/HeNB基地局は、デュアルフェムトアクセスポイント(FAP)とも呼ばれることがある。
HNBまたはHeNBは、家庭内、小規模または中規模企業内、ショッピングモール内などで無線サービスエリア(例えば3G、4Gおよび/またはWiMAX)を提供し、一般には、適切な宅内ゲートウェイ(Residential Gateway:RG)および公共または法人ブロードバンド(BB:broadband)アクセスネットワークを介してコアネットワークに(例えばADSLリンクを介してインターネットに)接続する。HNBまたはHeNBには、接続されているローカルネットワークによってIPアドレスが与えられ、HNBまたはHeNBは、このIPアドレスを携帯電話事業者ネットワークに提供し、それによってブロードバンドアクセスネットワークを介してHNBまたはHeNBのために適切な資源を確保することができる。
通常動作モードまたは通常状態での動作時、HNBまたはHeNBは、ユーザ装置(UE:User Equipment)のユーザが他の同様のユーザと、複数の基地局(eNodeB、eNB)の1つおよびコアネットワークを介して通信することができるようにする。
接続状態または接続モードまたはアクティブ状態またはアクティブモードでは、UEはネットワークに登録され、基地局とのRRC(Radio Resource Control)(無線リソース制御)接続を有し、それによりネットワークはUEがどのセルに属しているかを特定することができ、UEとの間でデータを送受信することができる。LTEにおいては、アクティブ状態またはアクティブモードでは、ハンドオーバ手順によって、UEがLTE内システム(RAT内および周波数間)内での移動中および他のRAT(Radio Access Technology)(無線アクセス技術)に向かって移動中に、継続してサービスを受けられるようにする。
UEは、節電または遊休状態またはモードも有し、その状態またはモードでは、一般にUEはデータの送受信をしておらず、UEに関するコンテキストが基地局によって格納されていない。遊休状態では、UEの位置は、基地局セルのクラスタまたはグループを含むトラッキングエリア(TA:Traking Area)の精度でしか(3GPP内のMME(Mobility Management Entity)(移動管理エンティティ)に)わからない。遊休状態では、UEは、トラッキングエリア更新タイマ値によって与えられる周波数を使用し、BCH(Broadcast Channel)(報知チャネル)で基地局が報知したパラメータに従ってセルを選択および再選択し、基地局はUEが行ったこのセル選択/再選択を認識しない。
通常動作モード中は、HNBまたはHeNBは通常、例えばパイロットチャネルと報知チャネルの両方の基準信号とシステム情報を含むダウンリンク送信を周期的に報知して、その存在をUEに知らせる。
HNBまたはHeNBによるこの報知は、比較的大量のエネルギーを消費し、人体を放射線に被曝させることにもなる。HNBまたはHeNBのサービスエリア範囲内にUEがない場合、この報知はエネルギーの浪費および人体の無用な放射線被曝とみなされ得る。また、HNBまたはHeNBは、パイロットおよび報知チャネルの送信を続けることにより、隣接HNBまたはHeNBとの干渉を起こす可能性がある。
上記の欠点を軽減するために、HNBまたはHeNBは省エネルギーモードまたは状態に移行することができ、このモードまたは状態では、HNBまたはHeNBによるエネルギー消費量、放射線人体被曝、および隣接HNBまたはHeNBに対する干渉が減少する。
このために、通常動作モードでは各HNBまたはHeNBは、遊休状態または接続状態のUEがそのセル内にあるか否かを確認する。HNBまたはHeNBがこの確認を行うことができるようにするために、運用および管理(Operations and Management:O&M)システムを介して周期的なトラッキングエリア更新タイマ値をHNBまたはHeNBに送信することができる。トラッキングエリア更新を行うことによって応答するUEがない場合、HNBまたはHeNBはセル内に遊休状態のUEがないものとみなすことができる。HNBまたはHeNBは、遊休状態のUEについてダミーページングを行うこともできる。HNBまたはHeNBがUEからページング応答を受信しない場合、HNBまたはHeNBは、セル内に遊休状態のUEが存在しないものとみなすことができる。
(遊休タイマによる判断により)一定期間にわたってセル内に接続状態または遊休状態のUEが存在しない場合、HNBまたはHeNBは省エネルギーモードに移行し、すべてのダウンリンク送信を停止する。
しかし、省エネルギーモードタイマが満了した場合、または、HNBまたはHeNBがそのS1インターフェースまたはTR069インターフェース上でページングまたはその他のメッセージを(ブロードバンドフォーラムのTR196データモデルで定義されているプロトコルメッセージを使用して)受信した場合、またはHNBまたはHeNBが隣接セル内のUEからのアップリンク送信を検出した場合、HNBまたはHeNBは通常動作モードに復帰し、ダウンリンク送信を再開する。
デュアルモードセルでは、HeNBのベースバンドと高周波処理ハードウェアブロックが両方ともHNBのベースバンドおよび高周波処理ハードウェアブロックから独立している。したがってHeNBおよびHNBは、省エネルギーモードへの移行および該モードの終了に関して互いに独立して動作する。例えば、第1の基地局内のUEを、第2の基地局にハンドオーバまたはリダイレクトする必要がある場合、第2の基地局をウェイクアップするために第1の基地局から指示を送信する必要がある。その結果、省エネルギーモードになっているHNBまたはHeNBは、UEハンドオーバ要求を受信することができない可能性があり、その呼を、デュアルモードフェムトセルが動作するマクロセルにハンドオーバする必要がある場合がある。さらに、フェムトセル事業者は、マクロセルネットワークを管理していない場合があり、呼をマクロセルにハンドオーバすると収入の損失になる可能性がある
本発明の態様は、上記の問題に対処するかまたは少なくとも改善する。
一態様によると、本発明は、第1の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための第1の基地局モジュールと、第2の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための第2の基地局モジュールと、第1の基地局モジュールと該第2の基地局モジュールとを結合するためのインターフェースとを含む通信装置であって、各基地局モジュールは通常動作モードと省エネルギー動作モードとを有し、第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記インターフェースを介して第1および第2の基地局モジュールの他方に動作モード情報を提供するように構成された通信装置を提供する。
第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、その動作モードを切り替えるときに第1および第2の基地局モジュールの他方に通知するように構成されてもよい。第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、第1および第2の基地局モジュールの他方に動作モード情報を提供して第1および第2の基地局モジュールの他方の基地局モジュールの動作モードを制御してもよい。
第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、第1および第2の基地局モジュールのその他方が省エネルギー動作モードであるときに、第1および第2の基地局モジュールの他方に動作モード情報を提供して、第1および第2の基地局モジュールの他方の基地局モジュールの省エネルギー動作モードの終了と他方の基地局モジュールの通常動作モードへの移行をトリガするように構成されてもよい。第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、第1および第2の基地局モジュールの他方に回線交換フォールバック(Circuit Switch Fall Back:CSFB)メッセージまたは通信リダイレクションメッセージのうちの少なくとも一方を含むメッセージを提供してもよい。
第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、第1および第2の基地局モジュールのその他方に省エネルギー動作タイマと省エネルギー動作モード閾値とのうちの少なくとも一方に関する情報を含むメッセージを提供するように構成されてもよい。第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、第1および第2の基地局モジュールの他方に他方の基地局モジュールでの省エネルギー動作モードを終了させるためのトリガに関する情報を含むメッセージを提供してもよい。
第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、第1および第2の基地局モジュールの他方によって提供された動作モード情報の1つの機能として自身の動作モードを切り替えるように構成されてもよい。
第1の基地局モジュールおよび第2の基地局モジュールは、共通の筐体内に実装されてもよい。通信装置はデュアルモードフェムトアクセスポイントとすることができる。
第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方はHNBを含み、第1および第2の基地局モジュールの他方はHeNBを含み得る。
本発明は、電気通信ネットワークにおいて使用されるシステムであって、1つまたは複数の移動通信デバイスと、上述のような本発明のいくつかの態様による通信装置とを含むシステムも提供する。
本発明は、第1の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための第1の基地局モジュールと、第2の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための第2の基地局モジュールと、第1の基地局モジュールと第2の基地局モジュールとを結合するためのインターフェースとを含む通信装置であって、各基地局モジュールは通常動作モードと省エネルギー動作モードとを有し、第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、第1および第2の基地局モジュールの他方に動作モード情報を提供するように構成され、移動通信デバイスは通信装置の第1および第2の基地局モジュールの一方を介して通信ネットワークと通信するように構成された移動通信デバイスも提供する。
本発明は、電気通信ネットワークで実行され、通信装置の2つの基地局モジュールのうちの少なくとも一方の省エネルギー動作モードへの移行および動作モードの終了のうちの少なくとも一方を容易にする方法であって、2つの基地局モジュールを結合するインターフェースを介して、前記2つの基地局モジュールの少なくとも一方に対して前記2つの基地局モジュールの他方が省エネルギー動作モードであるか否かを示す動作モード情報を前記2つの基地局モジュールの少なくとも一方に提供することを含む方法も提供する。
本発明の態様は、命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体などのコンピュータプログラム製品にも及び、これらの命令は、プログラム可能プロセッサをプログラムして上記の各態様に記載の方法および上記または特許請求の範囲に記載の実現可能な手段を実施させ、および/または、適切に構成されたコンピュータをプログラムして特許請求の範囲のいずれかに記載の装置を実現させるように動作可能である。
本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら例示として以下に述べる。
移動体電気通信システムを概略的に示す図である。 3GシステムにおけるホームNodeB通信ノードである基地局の主要構成要素を示すブロック図である。 図1の電気通信システムのUEの主要構成要素を概略的に示す図である。 図1の電気通信システムのデュアルモードFAPのためのアーキテクチャの一例を概略的に示す図である。 図1の電気通信システムのデュアルモードFAPのためのアーキテクチャの他の例を概略的に示す図である。 図1の電気通信システムによって実行される例示の方法を示す図である。 図1の電気通信システムによって実行される他の例示の方法を示す図である。 図1の電気通信システムよって実行される他の例示の方法を示す図である。
当業者が効率よく理解することができるように、本発明の実施形態および実装について3Gシステム(UMTS、LTE)の文脈で詳述するが、本発明の原理は、携帯デバイスまたはユーザ装置(UE)がいくつかの基地局の1つと通信するその他のシステム(WiMAXなど)にも、システムの対応する要素を必要に応じて変更すれば適用可能である。
概要
図1に、携帯電話3−1〜3−6などのユーザ装置(UE)のユーザが様々なアクセスノードを介して他のユーザと通信可能な移動(セルラ)電気通信システム1を概略的に示す。具体的には、携帯電話3(またはその他のユーザ装置UE)は、ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network:UTRAN)基地局5−1およびそれに付随する無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)7または次世代UTRAN(E−UTRAN)基地局5−2を直接介して携帯電話コアネットワーク8と接続することができる。携帯電話3は、ユーザの商用宅内または個人宅内9に設けられた「ホーム」基地局を使用して携帯電話コアネットワーク8に接続することもできる。各HNBまたはHeNB11(すなわちHNB11−1,HeNB11−2、HNB/HeNB11−3およびHNB/HeNB11−4)は、レジデンシャルゲートウェイ13およびブロードバンドアクセスネットワーク15(ブロードバンドフォーラム(BBF:BroadBand Forum))に準拠)によって、携帯電話コア電話ネットワーク8に結合される。
図1に示す例では、携帯電話3−1はHNB11−1を介してコアネットワーク8に接続され、携帯電話3−2はHeNB11−2を介してコアネットワーク8に接続され、携帯電話3−3はE−UTRAN基地局5−2を介してコアネットワーク8に接続され、携帯電話3−4はUTRAN基地局5−1を介してコアネットワーク8に接続され、携帯電話3−5はデュアルモード基地HNB/HeNBまたはデュアルフェムトアクセスポイント11−3を介してコアネットワーク8に接続され、携帯電話3−6はデュアルモード基地HNB/HeNBまたはデュアルFAP11−4を介してコアネットワーク8に接続される。
図1の例では、レジデンシャルゲートウェイ13は、ADSLまたはケーブル接続16を介してブロードバンドアクセスネットワーク15に接続し、HNBおよびHeNBには、コアネットワーク8内のセキュリティゲートウェイ(図示せず)のIPアドレスが設定され、それにより、HNBおよびHeNBが最初に予め設定されセキュリティゲートウェイに接続するようになっている。この実施形態では、ユーザの商用宅内または個人宅内9のレジデンシャルゲートウェイ13は、HNBまたはHeNB11にブロードバンドアクセスネットワーク15におけるローカルIPアドレスを割り当て、HNBまたはHeNB11はコアネットワーク8との通信にこのIPアドレスを使用する。
好都合なことに、デュアルFAP11−3、11−4のHNBおよびHeNBはインターフェースモジュールを備えている。インターフェースモジュールは、デュアルFAPのHNBとHeNBとの間で情報を交換することができるようにするので好都合である。したがって、HNBおよびHeNBは動作モード情報を好都合に交換することができ、提供された情報を使用してそれぞれの省エネルギーモードへの移行および/または該モードの終了を連係させることができる。したがって、HNBおよびHeNBはそれぞれ省エネルギーモードへの移行および/または該モードの終了のためにこの情報を使用することができるため、HeNBおよびHNBは省エネルギーモードへの移行および該モードの終了に関して互いに独立して動作はしない。
ホーム基地局
図2に、3Gシステム1におけるHNB基地局11−1、またはデュアルFAP11−3または11−4のHNB部の主要構成要素を示すブロック図を示す。図2に示すように、各HNB11は、1つまたは複数のアンテナ23を介してUE3との間で信号を送受信し、ネットワークインターフェース25を介して電話ネットワークとの間で信号を送受信するための少なくとも1つの送受信回路21を含む。送受信回路21は、メモリ29に格納されたソフトウェアに従い、コントローラ27によって制御される。ソフトウェアは、オペレーティングシステム31、IPSecモジュール32、UE3との通信で送受信回路21によって送信されるユーザデータパケットをスケジュールするダウンリンクスケジューラ33、およびUE3がアップリンクデータを基地局に送信するために使用する周波数資源を割り当てる資源割当て部34を含む。この例では、ソフトウェアはさらに、基地局からのUEの範囲を判断する範囲判断部35、使用する変調および符号化率を判断する変調種類および符号化率(MCS:modulation type and coding rate sheme)判断部36、基地局がUE3との通信を試みる制御チャネルのMCSをUE3に識別させる変調種類および符号化率(MCS)識別部37、HNB−GW通信モジュール38、SGSN/MSC通信モジュール39、およびユーザ装置通信モジュール40を含む。HNB11は、標準無線ネットワークコントローラRNC41によって提供される無線資源管理機能をさらに含む。
図1に示すHeNB11−2、およびデュアルFAP11−3および11−4のHeNB部は、図2に示す構成要素と同様の構成要素を有する。主な相違は、HNB−GW通信モジュール38がなくてもよいことと、SGSN/MSC通信モジュール39の代わりにMME通信モジュールを含み得ることである。また、HeNBはHNBAPプロトコルを使用して通信するのではなく、S1APプロトコルなどのE−UTRANプロトコルを使用する。
ユーザ装置
図3に、図1に示すUE3の主要構成要素を概略的に示す。図3に示すように、各UE3は、1つまたは複数のアンテナ73を介して基地局5または11との間で信号を送受信する送受信回路71を含む。図のように、UE3は、UE3の動作を制御するコントローラ75も含む。コントローラ75は、送受信回路71と、この例ではスピーカ77、マイクロフォン79、ディスプレイ81、およびキーパッド83を有するユーザインターフェースとに接続されている。コントローラ75は、メモリ85内に格納されたソフトウェア命令に従って動作する。図のように、これらのソフトウェア命令は、オペレーティングシステム87と、ダウンリンク(DL:downlink)制御チャネル上で復号を行うデコーダを有する通信モジュール89などを含む。
デュアルFAPアーキテクチャ
図4aおよび図4bに、図1のデュアルFAP11−3および11−4のためのアーキテクチャの2つの例を概略的に示す。
図4aに、デュアルFAPが別々のコントローラモジュール27−1および27−2を含む、すなわちHNBおよびHeNBのそれぞれのためのコントローラモジュール27がある、図1のデュアルFAP11−3のためのアーキテクチャの一例を概略的に示す。この例では、別々のコントローラモジュール27−1および27−2のそれぞれを、それぞれ別々のベースバンドチップセット11−3−1および11−3−2の一部とみなすことができる。
図4bに、デュアルFAPが単一のコントローラモジュール27を含む、すなわちHNBとHeNBの両方のための単一のコントローラモジュール27がある、図1のデュアルFAP11−4のためのアーキテクチャの一例を概略的に示す。この例では、コントローラモジュール27は、HNBとHeNBの両方のための単一のベースバンドチップセット11−4−1の一部と見なすことができる。
いずれの場合も、デュアルFAPの2つのホーム基地局HNBとHeNBはインターフェースモジュール28によって接続され、このインターフェースモジュール28を内部インターフェースと呼ぶこともある。
図4a、図4bおよび図4cでは、第1の基地局モジュールと第2の基地局モジュールは、矢印11−3および11−4で示すように共通の筐体内に実装されている。
動作
電気通信ネットワークにおける多モードフェムトアクセスポイントの少なくとも2つのホーム基地局間で、省エネルギーモードへの移行および該モードの終了のうちの少なくとも一方を連係させる際に使用する方法の4つの例について以下に述べる。当業者が効率よく理解することができるように、本発明についてデュアルFAPの2つのホーム基地局(HNBおよびHeNB)の文脈で詳述するが、本明細書に記載の原理は、システムの対応する要素を必要に応じて変更すれば、3つ以上のホーム基地局を含む多モードFAPにも適用可能である。
第1の例について、図4aおよび図4bを参照しながら説明する。本発明の一部の態様では、デュアルFAPのHNBおよびHeNBの省エネルギーモードへの移行および該モードの終了のうちの少なくとも一方について連係を行う。第1の例は、2つのホーム基地局HNBおよびHeNBが内部インターフェースモジュール28を介して動作モード情報を交換することができるようにすることによって連係を実現する。HeNBとHNBの両方が、インターフェース28を介して交換されるメッセージを理解することができる。2つのホーム基地局HNBおよびHeNB間の内部インターフェースモジュール28を介した2つのホーム基地局間での動作モード情報の交換は、図4aおよび図4bの矢印30で示されている。各ホーム基地局が、少なくとも1つの動作モード情報に応じてその現在のモード(省エネルギーモードまたは通常動作モード)を維持することを決定するかまたはその現在のモードを変更することを決定することができるため、デュアルFAPの2つのホーム基地局間での省エネルギーモードへの移行および該モードの終了の連係が改善される。
第2の例について、図5を参照しながら説明する。S1において、デュアルFAPの第1のホーム基地局がユーザ装置UEと通信を行っているおり、第2のホーム基地局に通信を転送する必要がある場合、第1のホーム基地局は、S2においてデュアルFAPの第2のホーム基地局が省エネルギーモードであるか否かを判断する。
第2のホーム基地局が省エネルギーモードでない場合、S5において第1のホーム基地局は通信を転送する。第1のホーム基地局がHNBであり、第2のホーム基地局がHeNBである場合、通信の転送は通信リダイレクションメッセージ(すなわち3GPP TS36.331で規定されているRRCメッセージ)を含むことができる。第1のホーム基地極がHeNBであり、第2の基地局がHNBである場合、通信の転送は、通信リダイレクションまたは回線交換フォールバック(CSFB)メッセージ(すなわち3GPP TS36.331で規定されているRRCメッセージ)を含むことができる。
第2のホーム基地局が省エネルギーモードである場合、動作モード情報の交換は、S3で第1のホーム基地局が第2のホーム基地局にメッセージを送信することを含む。このメッセージをトリガとして、S4で第2の基地局が省エネルギーモードを終了し、通常動作モードへ移行する。
第2のホーム基地局が通常動作モードになった後、第1のホーム基地局はS5で第2のホーム基地局への通信転送を行う。
図6を参照しながら第3の例について説明する。S6でデュアルFAPの第1のホーム基地局が通常動作モードである場合、S7で、第1のホーム基地局が省エネルギーモードへ移行する条件が満たされているか否かを判断する。この条件には、例えば一定期間(例えばデュアルFAPの遊休タイマによって判断される期間)、デュアルモードセル内で遊休または接続状態になっていたUEがなかったという条件を含むことができる。
省エネルギーモードへ移行する条件が満たされない場合、第1のホーム基地局は通常動作モードを維持する。
省エネルギーモードへ移行する条件が満たされた場合、S8において、動作モード情報の交換は、第1のホーム基地局が省エネルギーモードへ移行するときに第1のホーム基地局が第2のホーム基地局にメッセージを送信することを含む。
この情報の交換は、第1の基地局の省エネルギーモードタイマと省エネルギーモード閾値のうちの少なくとも一方に関する情報の送信をさらに含んでもよい。
第2のホーム基地局が例えば、第1のホーム基地局が省エネルギーモードになっている時間を提供された情報から推定することができるため、デュアルFAPの2つのホーム基地局間での省エネルギーモードへの移行および該モードの終了の連係が改善される。第1のホーム基地局が省エネルギーモードへ移行するとき、またはその後の任意の時点で、第2のホーム基地局は、メッセージ、省エネルギーモードタイマ、および省エネルギーモード閾値のうちの少なくとも1つに応じて、自身の現在のモード(省エネルギーモードまたは通常動作モード)を維持することに決定するか、または現在のモードを切り替えることに決定することができる。
図7を参照しながら第4の例について述べる。S9でデュアルFAPの第1のホーム基地局が省エネルギーモードである場合、S10において、省エネルギーモードを終了する条件が満たされているか否かを判断する。この条件には、例えば、省エネルギーモードタイマが満了したという条件、および/または、第1のホーム基地局がそのS1/TR069インターフェース上でページングまたはその他のメッセージを受信したという条件、および/または、第1のホーム基地局が隣接するセル内のUEからのアップリンク送信を検出したという条件が含まれ得る。
省エネルギーモードを終了する条件が満たされない場合、第1のホーム基地局は省エネルギーモードを維持する。
省エネルギーモードを終了する条件が満たされた場合、S11において、動作モード情報の交換は第1のホーム基地局が省エネルギーモードを終了するときに第1のホーム基地局が第2のホーム基地局にメッセージを送信することを含む。
この情報の交換は、少なくとも省エネルギーモードを終了するトリガに関する情報を送信することをさらに含んでもよい。
デュアルFAPの2つのホーム基地局間での省エネルギーモードへの移行および該モードの終了の連係が改善される。第2のホーム基地局は、提供された情報から、第1のホーム基地局が省エネルギーモードを終了するとき、またはその後の任意の時点で、メッセージ、トリガ、および第1のホーム基地局が省エネルギーモードを終了する目的のうちの少なくとも1つに応じて、自身現在のモード(省エネルギーモードまたは通常動作モード)を維持することを決定するかまたは現在のモードを切り替えることを決定することができる。
変更および代替態様
以上、詳細な実施形態について説明した。当業者ならわかるように、本明細書で実施した本発明の利点を維持しながら上記の各実施形態には多くの変更または代替が可能である。
上記の実施形態では、携帯電話の電気通信システムについて説明した。当業者ならわかるように、本出願に記載の信号技術は他の通信システムでも採用可能である。他の通信ノードまたはデバイスとしては、例えば携帯情報端末、ノートブックコンピュータ、ウェブブラウザなどのユーザデバイスが含まれ得る。
上記の各実施形態では、携帯電話およびHNBまたはHeNBはそれぞれ、送受信回路を含む。典型的には、この回路は専用ハードウェア回路によって構成される。しかし、実施形態によっては、送受信回路の一部を対応するコントローラによって実行されるソフトウェアとして実装することもできる。
図2、図3、図4aおよび図4bには明示的に図示していないが、基地局11およびUE3は、基地局およびUEとして機能するように設計されている特定のシステムにおいて、それぞれ基地局およびUEとして動作することができるようにするのに必要な機能のすべてを有することを、当然ながら理解すべきである。また、図2、図3、図4aおよび図4bは機能ブロック図であり、図2、図3、図4aおよび図4bに示す個々のブロックは実際には個別要素として存在してもよく、またはその機能を分散させることも可能であり、または個別には見分けがつかないものとすることも可能であることも理解すべきである。一例として、モジュール31と41とは別々のソフトウェアモジュールであってもよく、また、別々でなくてもよい。
図2、図3、図4aおよび図4bの上記の説明では、記載の機能はソフトウェアによって実現されるものとして示しているが、UEまたは基地局の機能は、必要に応じてハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現することも可能であることを理解すべきである。一例として、上記のソフトウェアの一部または全部によって実行される機能を1つまたは複数の専用ハードウェア回路を用いて実行することができる。ただし、基地局11またはUE3の機能の更新を容易にするためには、ソフトウェアによる実装が好ましい。
ソフトウェアモジュールを備える場合、ソフトウェアモジュールは必要に応じて、コンパイル済み形式または未コンパイル形式で備えることができ、場合によってはコンピュータまたは電気通信ネットワーク、または例えばCD ROMなどのコンピュータ記憶媒体を介して信号として基地局またはUEに供給することができる。
その他の様々な変更が当業者には明らかであろうし、本明細書では詳述しない。
例えば、多モードフェムトアクセスポイントの基地局は、状況および条件に応じて上記の任意の例を単独で、または上記の例を任意に組み合わせて実装することができる。
本発明について、内部インターフェースを使用したデュアルFAP内部におけるデュアルFAPのフェムトセル間の通信を含む特定の実施形態を参照しながら説明したが、本発明は、HeNBおよびHNBが動作モード情報を格納することができ、デュアルFAPのHeNBおよびHNBのそれぞれがデュアルFAPの他方の基地局に関する動作モード情報を読み出すことができる共有転送メモリを内部で使用するデュアルFAPのフェムトセル間の通信にも有利に採用することができる。共用転送メモリは、運用、保守、管理(OAM:Operation Administration and Maintenance)モジュールの一部であってもよい。動作モード情報は、通信ネットワーク、例えばコアネットワーク内の他の場所において、外部機構を使用して、例えばサービングGPRSサポートノード(SGSN:Serving GPRS Support Node)などの他の通信ノードとの通信を介して、デュアルFAPの外部からデュアルFAPのどの部分にでも提供することができる。外部機構は、例えば、3GPP TS36.413 V10.3.0およびTS48.018 V10.3.0で定義されている自己組織化ネットワーク(Self Organizing Network:SON)転送プロトコルを含み得る。
本出願は、2011年12月6日に出願された英国特許出願第1120958.2号に基づきその優先権を主張し、その開示はその全体が参照により本明細書に援用される。

Claims (27)

  1. 第1の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための前記第1の基地局モジュールと、
    第2の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための前記第2の基地局モジュールと、
    前記第1の基地局モジュールと前記第2の基地局モジュールとを結合するためのインターフェース、とを含む通信装置であって、
    各基地局モジュールは通常動作モードと省エネルギー動作モードとを有し、
    前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記インターフェースを介して前記第1および第2の基地局モジュールの他方に動作モード情報を提供するように構成された通信装置。
  2. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、その動作モードを切り替えるときに前記第1および第2の基地局モジュールの他方に通知するように構成された請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記第1および第2の基地局モジュールの他方に動作モード情報を提供して前記第1および第2の基地局モジュールの他方の基地局モジュールの前記動作モードを制御するように構成された請求項1または2のいずれか一項に記載の通信装置。
  4. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記第1および第2の基地局モジュールの他方が前記省エネルギー動作モードであるときに、前記第1および第2の基地局モジュールの前記他方に動作モード情報を提供して、前記第1および第2の基地局モジュールの前記他方の基地局モジュールを前記省エネルギー動作モードの終了と、前記通常動作モードへの移行をトリガするように構成された請求項1または3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記第1および第2の基地局モジュールの他方に回線交換フォールバック(Circuit Switch Fall Back:CSFB)メッセージまたは通信リダイレクションメッセージのうちの少なくとも一方を含むメッセージを提供するように構成された請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記第1および第2の基地局モジュールの他方に省エネルギー動作モードタイマと省エネルギー動作モード閾値とのうちの少なくとも一方に関する情報を含むメッセージを提供するように構成された請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記第1および第2の基地局モジュールの他方に前記省エネルギー動作モードを終了させるためのトリガに関する情報を含むメッセージを提供するように構成された請求項1から6のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記第1および第2の基地局モジュールの他方によって提供された動作モード情報の1つの機能として自身の動作モードを切り替えるように構成された請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記第1の基地局モジュールおよび前記第2の基地局モジュールは、共通の筐体内に実装されている請求項1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. 前記通信装置はデュアルモードフェムトアクセスポイントである請求項1から9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方はHNBを含み、該第1および第2の基地局モジュールの他方はHeNBを含む請求項1から10のいずれか一項に記載の通信装置。
  12. 電気通信ネットワークにおいて使用されるシステムであって、1つまたは複数の移動通信デバイスと、請求項1から11のいずれか一項に記載の通信装置とを含むシステム。
  13. 第1の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための前記第1の基地局モジュールと、第2の基地局モジュールの範囲内の1つまたは複数の移動通信デバイスに通信ネットワークへの無線接続を提供するための前記第2の基地局モジュールと、前記第1の基地局モジュールと前記第2の基地局モジュールとを結合するためのインターフェースとを含む通信装置と共に使用する前記移動通信デバイスであって、各基地局モジュールは通常動作モードと省エネルギー動作モードとを有し、前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方は、前記第1および第2の基地局モジュールの他方に動作モード情報を提供するように構成され、
    前記移動通信デバイスは前記通信装置の前記第1および第2の基地局モジュールの一方を介して通信ネットワークと通信するように構成された移動通信デバイス。
  14. 電気通信ネットワークで実行され、通信装置の2つの基地局モジュールのうちの少なくとも一方の省エネルギー動作モードへの移行および該モードの終了のうちの少なくとも一方を容易にする方法であって、前記2つの基地局モジュールを結合するインターフェースを介して、前記2つの基地局モジュールの少なくとも一方に対して前記2つの基地局モジュールの他方が前記省エネルギー動作モードであるか否かを示す動作モード情報を前記2つの基地局モジュールの少なくとも一方に提供することを含む方法。
  15. 前記提供された情報に基づいて、前記第1および第2の基地局モジュールの少なくとも一方によって前記省エネルギー動作モードへの前記移行または該モードの前記終了を連係させることをさらに含む請求項14に記載の方法。
  16. 第2の基地局モジュールが前記省エネルギー動作モードであり、かつ、第1の基地局モジュールが移動通信デバイスと通信状態にあって前記第2の基地局モジュールへの通信転送を行う必要があるときに、前記第1の基地局モジュールは前記インターフェースを介して前記第2の基地局モジュールにメッセージを送信し、前記メッセージの前記送信が前記第2の基地局モジュールの前記省エネルギー動作モードの終了と前記通常動作モードへの移行とをトリガすることによって、前記第1の基地局モジュールが前記第2の基地局モジュールへの前記通信転送を実行することができるようにする請求項14または15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記第1の基地局モジュールは、HeNBを含み、前記第2の基地局はHNBを含み、前記通信転送は、回線交換フォールバック(CSFB)メッセージまたは通信リダイレクションメッセージとのうちの少なくとも一方を含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の基地局モジュールは、HNBを含み、前記第2の基地局はHeNBを含み、前記通信転送は通信リダイレクションメッセージを含む請求項16に記載の方法。
  19. 前記第1の基地局モジュールは、前記第1の基地局モジュールが前記省エネルギー動作モードに移行するときに前記第2の基地局モジュールにメッセージを送信する請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記メッセージは、前記第1の基地局モジュールの省エネルギー動作モードタイマおよび省エネルギー動作モード閾値のうちの少なくとも一方に関する情報をさらに含む請求項19に記載の方法。
  21. 前記第2の基地局モジュールは、前記第1の基地局モジュールが前記省エネルギー動作モードに移行するときに、前記メッセージの1つの機能として、自身の現在のモードを維持する請求項19または20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記第2の基地局モジュールは、前記第1の基地局モジュールが前記省エネルギー動作モードに移行するときに又はその後の任意の時点で、前記メッセージの1つの機能として、自身の現在のモードを切り替える請求項19または20のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記第1の基地局モジュールは、前記第1の基地局モジュールが前記省エネルギー動作モードを終了するときに、前記第2の基地局モジュールにメッセージを送信する請求項14から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記メッセージは、前記第1の基地局モジュールによる前記省エネルギー動作モードの前記終了のトリガに関する情報をさらに含む請求項23に記載の方法。
  25. 前記第2の基地局モジュールは、前記第1の基地局モジュールが前記省エネルギー動作モードを終了するときに、前記メッセージの1つの機能として、自身の現在のモードを維持する請求項23または24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第2の基地局モジュールは、前記第1の基地局モジュールが前記省エネルギー動作モードを終了するとき又はその後の任意の時点で、前記メッセージの1つの機能として、自身の現在のモードを切り替える請求項23または24のいずれか一項に記載の方法。
  27. 請求項14から26のいずれかに記載の方法を実行するための命令を含むコンピュータプログラム、コンピュータプログラム製品またはコンピュータ可読媒体。
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