JP2015503115A - 印形付きボタン形状携帯型メディアプレーヤー - Google Patents

印形付きボタン形状携帯型メディアプレーヤー Download PDF

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Abstract

携帯型メディアプレーヤーは、着用可能なボタンという形態を有し、本体と、 本体をシャツや上着などの衣服に着脱可能に装着するための手段とを備える。また、基盤と共に配置された電子部品も備える。この電子部品には、少なくとも1つのオーディオファイルを格納するメモリを備えるプロセッサがあり、プレーヤーは、プレーヤーの電源投入と、メモリに記憶されたオーディオファイルの再生とを可能にするコントロールをさらに備える。これらのコントロールは、電子部品に動作可能に接続されている。本体のカバーは第1の締付部材を備え、本体の基盤は第2の締付部材を備える。カバーおよび基盤は、互いに着脱可能に接続されており、ユーザが、本体のカバーを取り外して交換することにより、メディアプレーヤーの外観を変えられるようになっている。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年10月19日に出願された米国特許出願第61/549,020号明細書の優先権を主張するものであり、同出願は参照により、その全体が本明細書に援用される。
本発明は、携帯型メディアプレーヤーに関するものであり、特に、ボタン形状であり、メディアプレーヤーに記憶されたコンテンツと直接関連のある印形を含む携帯型メディアプレーヤーに関するものである。
携帯型のオーディオまたはメディアプレーヤーの人気は年月を経てますます高まっており、広く普及した消費者向け電子製品の1つである。携帯型プレーヤーは、さまざまな状況で使用されている。例えば、多くの人が屋外またはジムでの運動中に携帯型プレーヤーを使用しており、通勤中や徒歩移動中に使用する人も多い。
一般に携帯型オーディオプレーヤーは、録音された音声をユーザが移動中に聴けるパーソナルモバイル装置である。パーソナルプレーヤーは、ヘッドフォンで聴く携帯型オーディオプレーヤーを表す。これらのプレーヤーは、AM信号やFM信号といった放送ラジオ信号の受信もできることが多い。
大きな成功を収めた最初の携帯型プレーヤーの1つが、1979年に登場したソニーのウォークマンなどのコンパクト・カセット・プレーヤーであった。技術の進歩に伴い、さまざまな種類の携帯型プレーヤーが人気となり、主流となった。例えば、商用CDを再生するコンパクト・ディスク・プレーヤーは成功を享受し、その後のモデルは、記録可能なCDRおよびCDRWメディアを再生できるようになった。次の技術的飛躍として、デジタル・オーディオ・プレーヤーが登場した。このプレーヤーは、フラッシュメモリまたはハードディスク記憶装置に基づくものであった。ファイルは通常、損失性圧縮によって圧縮され、この技術が、多少の音質低下を犠牲にしてファイルサイズを減らす。ハードディスクおよびCDに対するソリッドステート型デジタル・オーディオ・プレーヤーの長所は、振動耐性と小型・軽量、そして少ないバッテリ使用量である。
デジタル・オーディオ・プレーヤーは、ユーザがプレーヤーのメモリにコンテンツをダウンロードできるように設計されている。そのため、プレーヤーのオーディオコンテンツは動的であり、ユーザは、興味のなくなったファイルを削除し、かつ/または新しいファイルをダウンロードするだけで、簡単に変更することができる。プレーヤーは、再生中のトラック番号、名前および/または選択内容、ラジオ局など特定の情報を表示するLED画面などのディスプレイ画面を備えるのが典型的である。
そのため、このようなプレーヤーは、消費者がアクセス権を有し、コンテンツの記憶が動的であり、かつエンドユーザによって変更できるタイプのものである。プレーヤーは、ストラップやベルトなどを用いて身体に着用することができる。
プログラミング不能の(クローズド)プレーヤーは、電子グリーティングカードなど、さまざまな形態をとることもできる。消費者がカードを開いたときに、カードからハッピーバースデーなどの曲が再生されるのが典型的であろう。このカードは、グリーティングカード自体の開閉に基づいて回路を開閉するマイクロスピーカ、コイルセル、およびシンプルなリーフスイッチを有する。ただしこの種の装置は、着用されることを意図しておらず、エンドユーザに聴く楽しみを提供するためのメディアプレーヤーとして機能することも意図していない。
本発明の一実施形態では、携帯型メディアプレーヤーが着用可能なボタンの形態を有し、前面と背面とを有する本体を備える。このメディアプレーヤーは、本体をシャツや上着などの衣服に着脱可能に装着するための手段も有する。また、このメディアプレーヤーは、基盤と共に配置された電子部品も備える。この電子部品には、少なくとも1つのオーディオファイルを格納するメモリを備えるプロセッサがあり、プレーヤーは、プレーヤーの電源投入と、メモリに記憶されたオーディオファイルの再生とを可能にし、オーディオファイルの再生を停止できるコントロールをさらに備える。これらのコントロールは、電子部品に動作可能に接続されている。本体のカバーは第1の締付部材を備え、本体の基盤は第2の締付部材を備える。カバーおよび基盤は、互いに着脱可能に接続されており、それにより、ユーザが、本体のカバーを取り外して交換することで、メディアプレーヤーの外観を変えられるようになっている。プロセッサは、本明細書に記載された機能を提供するためのソフトウェアを実行する。
これらおよび他の態様、特徴ならびに利点は、添付の図面および本発明の特定の実施形態に関する記述から明らかとなるであろう。
図1は、印形が本発明の一例示的実施形態にかかるボタン形状携帯型メディアプレーヤーの斜視図である。 図2は、図1のプレーヤーの正面立面図である。 図3は、図1のプレーヤーの背面立面図である。 図4は、図1のプレーヤーの側面立面図である。 図5は、図1のプレーヤーの断面図である。 図6は、別の実施形態にかかる印形付きボタン形状携帯型メディアプレーヤーの背面および底面斜視図である。 図7は、図6のボタン形状携帯型メディアプレーヤーの正面立面図である。 図8は、図6のボタン形状携帯型メディアプレーヤーの背面立面図である。 図9は、別の実施形態にかかるボタン形状携帯型メディアプレーヤーの正面立面図である。 図10は、図9のプレーヤーの背面斜視図である。 図11は、図9のプレーヤーの側面立面図である。 図12は、基盤ユニットに対して取り外し可能なカバーを有する種類の携帯型メディアプレーヤーの分解平面図である。 図13は、基盤ユニットに対して取り外し可能であるカバーを有するタイプの携帯型メディアプレーヤーの分解平面図である。
本発明の第1実施形態にかかる携帯型メディアプレーヤー100が図1〜図8に示されている。携帯型メディアプレーヤー100は着用可能なボタンの形状であり、前面または表面120および反対側の背面または表面130を有するボタン本体110を備える。ボタン本体110は、前面および背面120、130間に延在する周囲側面140を有する。
図示する実施形態では本体110が円形だが、本体110は、正方形、長方形、三角形、および楕円形からなる群から選択される、他の形状を有し得るものと理解される。
ボタン形状メディアプレーヤー100は、従来型ボタンの着用方法と同様にユーザの身体に着用されることを意図するものである。さらに具体的に言えば、プレーヤー100は、ユーザの身体に着用できるようにするための手段200を備える。手段200は、プレーヤー100を着脱可能に装着するための任意数の各種従来型連結技法(機械的締付具)であり得る。図1〜図4に示す実施形態では、ユーザが着用している衣服にボタン本体110を装着するための手段として、ピンバッグ構造200が使用されている。ピンバッグ構造200は、背面130に沿って配置されており、ボタン本体110を衣類にしっかりと装着するために、ピン留め金220と係合およびロックする押し下げピン210を備える。ロック解除位置では、このピン210がピン留め金220から離れており、これにより、ピン210を衣服に挿入し、ピン留め金220と係合して、ボタンをしっかりと装着することができる。
ピンバッグ構造が、ボタンを衣服に装着するための構造の一種に過ぎないことが理解されるであろう。他の留め金または締め金、あるいは他の構造でも、ボタン形状プレーヤー100を衣服に等しく取り外し可能に装着できる。
本発明によれば、前面120は、メモリに記憶されているコンテンツに対応する印形300を備える。言い換えれば、印形300は、メモリに記憶された曲を表すアーティストの印形である。例えば、印形300は、アーティスト名、曲名、アルバムカバー、またはメモリに記憶されたコンテンツを表す他の印形のうち少なくとも1つのもしくはそれ以上のグラフフィック表示であり得る。
一実施形態では、プレーヤー100のメモリに1曲しか記憶されず、印形300にはアーティスト名および/または曲名が列記され、かつ/またはそれらを表すグラフィカル画像が含まれている。
前面120上の印形300がこのように固定されている(静止している)のは、メモリに記憶されたコンテンツが固定されており、エンドユーザが変更できないようになっていることとまったく同じであると理解されたい。
その結果、かつ本発明の一実施形態によれば、印形300は、プレーヤーの前面を横断して配置されているレンズ状画像という形態であり得る。
本発明のプレーヤーは幅広い用途を有し、さまざまな経路を通じて消費者(エンドユーザ)に提供することができる。そのため、プレーヤー100は、例えば、あるアーティストの曲や、アーティストによる厳選曲のプロモーションアイテムの役割を果たすことができる。また、プレーヤー100は、イベントや会場のプロモーション目的で使用したり、チャリティあるいは同様のイベントで使用したりすることもできる。受取人または消費者は、プレーヤー100を衣服に装着し、プレーヤーを起動するだけで、そのコンテンツを聴くことができる。
プレーヤー100のサイズは用途によって異なり得るが、ユーザの衣服に快適に着用できるサイズである必要があり、プレーヤー100内に格納されている下記の電子部品が比較的シンプルであることから、25セント硬貨よりわずかに大きい程度など、比較的小型であり得る。ただし、所望の印形300を前面120に配置するのにより広いスペースが必要な場合には、それより大きくても良い。
動的なディスプレイがないので、印形300は、メモリに記憶されたコンテンツを表すことに限られ、そのコンテンツに手を加えることはいかなる方法でもできない。ユーザは、メディアを再生することと、任意の時期にメディアの再生を停止することしかできない。言い換えれば、(データポートなどがないことから)消費者はアクセス権を持っておらず、メモリは工場でプログラムされる。一実施形態において、メモリは追記型(単回書き込み、複数回読み出し)のものであり得る。追記型とは、書き込めるのは1回だが、読み出しは複数回できるデータ記憶メディアのことである。エンドユーザがメモリに対するアクセス権を持たず、それ故にメモリのコンテンツを変更できないのであれば、他の種類のメモリも使用可能であるものと理解されたい。
一実施形態において、メモリ記憶装置はCD品質の音声(例えば700MBまたはそれ以上)を格納できるだけの容量である。
そのため、プレーヤー100は、消費者のアクセス権がないという意味でクローズドメディアプレーヤーなので、限られた再生コントロールしか備えていない。例えば、プレーヤー100は、第1のボタン400(再生ボタン)と第2のボタン410(停止ボタン)とを備え得る。第1および第2のボタン400、410は、本体110の周囲側面140に沿って配置されている。
コンテンツを再生するのに、ユーザは第1のボタン400を押すだけであり、再生を停止する場合も、第2のボタン410を押すだけである。プレーヤー400の電子部品は、プレーヤー400が再生ボタン400を押すことによって電源がオンになるように構成することができ、電源をオフにするには、ユーザが停止ボタン410を一定時間押したままにすれば良い(再生を停止する場合は停止ボタンを1回だけ押す)。
再生音量については、プレーヤー100を、事前に選択された再生音量を1つだけ用意するように設計すれば良く、これによって音量コントロールが一切不要となる。あるいは、周囲側面140沿いに位置し得る再生コントロールが音量制御ボタン(+および−ボタン)を備えても良い。図示の便宜上、本明細書の図は、音量が既定の設定に設定されており、ユーザによって変更できない第1実施形態を示す。
コンテンツをヘッドフォン500で聴けるようにするために、プレーヤー100は、プレーヤー100の本体110内に配置されたヘッドフォンジャック420(オーディオポート)を備える。ジャック420は、このように本体110の周囲側面140に沿って開いており、ヘッドフォン500のプラグを受容するように構成されている。ヘッドフォン500は、携帯型メディアプレーヤーと一緒に着用されるように構成された従来型ヘッドフォンである。ジャック420は、コンテンツをスピーカで聴けるようにするために、1つもしくはそれ以上のスピーカに接続されたプラグを受容することもできる。
図5は、プレーヤー100の内部部品を図示するために本体110を切断したプレーヤー100の断面図である。例えば、プレーヤー100は、メディアコンテンツ(圧縮オーディオファイルとして保存されている曲または曲群など)の記憶および制御再生を可能にする電子部品を格納する内部区画または空洞102を含む。
プレーヤー100は、大半のMP3プレーヤーと似ており、メモリ記憶装置(フラッシュメモリや小型ハードディスクドライブなど)と、埋め込みプロセッサと、圧縮オーディオファイルをアナログ音声信号にカバーするためのマイクロチップ(オーディオ・コーデック・チップ)を備える。
これらの電子部品はこのように、メディアを記憶するためのメモリ(内蔵フラッシュメモリ(ソリッドステートメモリ)など)を有し、第1および第2のボタン400、410に電気的に接続されているプロセッサ600(マイクロチップ)と、ジャック420とを概して含む。例えば、本明細書に記載のとおり、電気リード線または電気接点430は、ボタン400、410とジャック420とをプロセッサ600に接続して、プレーヤーを限定的に制御できるようにする。電源(図示せず)も同様に内部区画102に内蔵されている。電源は、プロセッサ600に電気的に接続されており、1つもしくはそれ以上のバッテリ(充電式または非充電式バッテリ)という形態であり得る。
プロセッサは、本明細書に記載された機能を提供するためにソフトウェアを実行する。
メディアプレーヤー内の他の従来型部品は電子部品の一部として含められるものと理解されたい。単純化のために、プロセッサ600は、デジタル信号プロセッサ(DSP)やアンプなど、再生を実現するために記憶されたメディアを処理する従来型電子部品を含むものと理解される。
繰り返しになるが、プレーヤー100は完全に書き込み可能なオープンな装置ではないため、コンテンツを、パーソナルコンピュータなどの装置からメモリに外部的にアップロードおよび/またはダウンロードできるようにするためのデータポートを備えていない。先述のとおり、メモリに記憶されたコンテンツは静的であり、チップ(プロセッサ600)の製造時点で、このコンテンツはメモリに記憶されており、以降のプレーヤー100の組立ておよび密封ができるようになっている。
図3で確認できるとおり、カバー700などを、本体110の背面130の一部として含めることができる。例えば、カバー700は、ピンバッグ構造200の可動ピンの下に位置し得る。カバー700は、スナップ嵌合など従来の手段を用いて本体110に固定することができる。
ここで図6〜図8を参照すると、別の実施形態にかかる携帯型メディアプレーヤー800が示されている。携帯型メディアプレーヤー800は、これらの図を参照することによって確認できるとおり、ボタン100と類似している。本明細書に記載のとおり、携帯型メディアプレーヤー800は、ボタン100と同様に動作することが意図されている。言い換えれば、携帯型メディアプレーヤー800は着用可能なボタンという形状であり、前面または表面820および反対側の背面または表面830を有するボタン本体810を備える。ボタン本体810は、前面および背面820、830間に延在する周囲側面840を有する。
図示する実施形態では本体810が円形だが、本体810は、正方形、長方形、三角形、および楕円形からなる群から選択される、他の形状を有し得るものと理解されたい。
ボタン形状メディアプレーヤー800は、従来型ボタンの着用方法と同様にユーザの身体に着用されることを意図するものである。さらに具体的に言えば、プレーヤー800は、ユーザの身体に着用できるようにする手段900を備える。手段900は、プレーヤー800を着脱可能に装着するための任意数の各種従来型連結技法(機械的締付具)であり得る。図6〜図8に示す実施形態では、ユーザが着用している衣服にボタン本体810を装着するための手段として、ピン905が使用されている。ピン905は、図に示すような安全ピンなど、任意数の各種ピンであり得る。第1実施形態とは異なり、第2実施形態のプレーヤー900で使用されたピン905は、実際には別々の部品であり、従来の安全ピン構成のものであり得る。
ピン905は他のパーツおよび携帯型メディアプレーヤー900とは別々の部品であり得ることから、一般的なメディアプレーヤー900のデザインで使用する目的で、さまざまな種類のピン905を選択できるものと理解されたい。例えば、ピン905は、任意数の異なる色で提供されて良く、異なるグラフィック模様を含んでも良く、サイズもさまざまであって良い。さまざまなバージョンのメディアプレーヤーが消費者(エンドユーザ)に提供できるため、ユーザは自身の好みに応じてプレーヤー900をカスタマイズすることができる。
任意数の異なる技法を用いて、本体810にピン905を固定することができる。図示する実施形態では、互いに間隔を設けた1対の圧着可能部材920間にピン905が挿入される圧着技法が用いられている。部材920は、一端で本体810に装着される圧着可能な先鋭具や突起などの形状であり得る。このように、部材920は本体810から外側に延びており、本体810に装着されない自由端を有する。図に示すとおり、部材920は、下に隙間を設けるようにカーブした形状を有しており、ピン905を受容できるようになっている。そのため、部材920は、本体810自体が形成される際の打抜き工程で形成され得る。
そのため、ピン905は、本体810および他の部品の組立後に固定される。本体810にピン905を固定するために、ピン905は、固定バー907(回動して開くことのないピン部分)が先鋭具920の下に位置するように先鋭具920の下に挿入される。先鋭具920はその後、圧着されるか、あるいは他の方法で曲げられ、ピン905を完全に捉えて確実に固定する。ピン905のフレクシブルバー909はこうして、先鋭具920によって抑制されないようになっているため、回動して開くことができ、ユーザが着用している衣服にピン905を固定できるようになっている。
携帯型メディアプレーヤー900は、メディアプレーヤー100に関する、開示されていない他のいくつかの機能も含む。
例えば、かかるオプション機能の1つが「即時再生」機能で、プラグがジャック420に受容されると、プレーヤー900の電源が自動的に投入されてコンテンツの再生を開始するようにプレーヤー900の電子部品(プロセッサ)を構成することができる。この自動または即時再生機能により、ユーザは、ユニットの電源を入れるためにコントロールパネルで「再生」ボタンを押す必要がなくなる。携帯型メディアプレーヤーは、本明細書に記載のとおり、固定コンテンツを含むという意味で「再生ボタン」であることが意図されるため、プレーヤー900は、音量の増減、巻戻しおよび早送りなど、非常に基本的なコントロールを有し得る。当然のことながら、ユーザがプラグをジャック420に挿入した直後にコンテンツを聴きたくない場合には、単に停止ボタンを押すだけで良い。本発明のプロセッサは、プラグ(コネクタ)がジャック420から取り外されたときにプレーヤー900の電源がオフになる「即時電源オフ」機能を提供するように構成可能であることも理解されたい。
また、本体810のジャック420は、ヘッドフォン500だけでなく、コネクタケーブルなど(図示せず)も使用して、バッテリを充電するためにコンピュータのUSBポートに接続したり、スピーカに接続したりといった他の機能を実現できるということも理解されたい。
第1実施形態と同様、メディアプレーヤー900は、巻戻し(スキップ戻し)ボタン911、早送り(スキップ送り)913、および再生/停止(一時停止)ボタン915を含むいくつかの制御ボタンを備える。また、リセットボタン919を設けることもできる。
メディアプレーヤー900は、ボタン950で起動できるイコライザ(EQ)を任意選択的に備えることもできる。周知のとおり、イコライゼーションとは、信号内の特定周波数の強度を調節するプロセスのことである。イコライゼーションを達成する目的で使用される回路または器材は、イコライザと呼ばれる。これらの装置は、特定の周波数帯域のエネルギーを強める(ブースト)か、あるいは弱める(カット)。メディアプレーヤーは、ベースまたはトレブル周波数をブーストするイコライザを有するのが典型的である。ユーザはEQボタン950を押すだけでイコライザを起動することができ、ボタン950を押して、選択可能なEQオプションをスクロールするだけでアクセス可能な複数の設定済みイコライザモードをユーザに提供することができる。ユーザは、耳に心地よいモードが聴こえたら、単にボタン950を押すのを止め、ユニットをこの設定にすれば良い。プロセッサは、ボタン950を設定された時間にわたって押し下げておくことによってイコライザがオフになり、同様に、ボタン950を押し下げることによってオンにできるように構成することができる。
使用されるボタンの数を減らすために、プレーヤー900は、音量、早送り、および巻戻し機能が同じボタンを共有するように作られており、一例として、特に早送り(前方スキップ)ボタンは、音量増減ボタンとしての役割も果たすことができ、同様に、巻戻し(後方スキップ)ボタンは、反対の音量増減としての役割を果たすことができる。音量を変える場合、ユーザは一定時間にわたってこれらのボタンの1つを押したままにしておくだけであり、早送りまたは巻戻し機能を操作するには、ボタンを早押しするだけである。
停止ボタンは、一時停止ボタンとしても機能する。
提供可能なさらに別の機能が散光機能である。この機能は、LEDなどの光が本体810内に存在し、プレーヤー800が操作されたときに発光するというものである。この光(LED)は、いくつかの異なる目的を果たすことができ、1つ目として、単にユニットの電源がオンになっていることをユーザに知らせることができる。2つ目に、この光は、本体810の前面にある印形と意図的に結合して、ユニットに特定の外観を提供する散光を提供することができる。例えば、前面の一部であるグラフィック印形は、バックライトが劇的な効果を提供する部位を含めることができ、かかる場合、光はかかる箇所で本体810内に配置される。例えば、グラフィック印形は水を含み得る。そしてその場合、青色LEDであり得るこの光は、印形のこの部分の後ろに位置付け可能であることから、プレーヤーが操作されると、水が青色の輝きを放ち得る。同様に、特定のテキストが戦略的にバックライトを持つことができる。例えば、この光を、バンド名やアルバム名などを後ろから照らすように位置付けることができる。当然のことながら、この光は、グラフィック印形の全体または大半を後ろから照らす散光を提供することだけを目的として位置付け、設計することができる。
したがって、本体810の前面カバーを透明または半透明の素材で形成して、かかる光がそこを通って発散できるようしても良いものと理解されたい。そのため、ユニットの背面は金属製であっても良いが、ユニットの表部分は、所望の光を実現するためにプラスチックなどで形成されるのが好ましい。
こうして本発明は、エンドユーザがアクセスしない携帯型メディアプレーヤー(MP3)を提供する。言い換えれば、最終消費者(エンドユーザ)は、メディアプレーヤーに提供されているコンテンツにアクセスしたり、変更したりすることができない。こうして本発明の携帯型メディアプレーヤーは、従来のLPまたはCDを聴いているという感覚をエンドユーザに提供する。加えて、メディアプレーヤーの前部が、メディアプレーヤーのコンテンツに関する印形を表示するように設計されており、さらにメディアプレーヤーは、エンドユーザの衣服に目立つように着用されていて他者から見えるため、エンドユーザは、自分が何を聴いているかを他者に気付かせることができる。
一代替実施形態では、ジャック420を、コンテンツサプライヤ(例えば音楽会社など)が、コンテンツをプレーヤーにアップロードする目的で使用できる。ただし下記のとおり、メディアプレーヤーは、記憶されたコンテンツをエンドユーザが変更できないという意味で、エンドユーザに対して密封されている。言い換えれば、メディアプレーヤーの基本部品は、製造後、メモリを空にしてコンテンツプロバイダに供給することができる。そのため、コンテンツサプライヤに提供されるメモリは追記型(単回書き込み、複数回読み出し)である。その後コンテンツサプライヤは、ジャック420によってメモリにアクセスするなどして、コンテンツをメモリにアップロードする。ただし、メモリにコンテンツが書き込まれたら、コンテンツサプライヤが一度メモリに書き込んだことになり、メモリを変更できなくなるため、いかなる方法でも、エンドユーザが変更することはできない。言い換えれば、このメモリは、(コンテンツサプライヤによって)1回だけ情報を記憶することができる。
本実施形態では、コンテンツサプライヤが携帯型メディアプレーヤーにコンテンツをアップロードした後、コンテンツサプライヤはメディアプレーヤーをパッケージ化し、従来の配信方法を用いてエンドユーザに配信することができる。したがって、コンテンツサプライヤは、製造および配信チェーン全体における仲介者である。
図9〜図11は、別の実施形態にかかるメディアプレーヤー1500を表す。プレーヤー1500は、ユニットをユーザに装着するための手段を除き、メディアプレーヤー100と同様である。装着部材は、依然としてピンバック1510などの形態だが、装着部材と背面ユニットとの間の関係である。特に、基盤ユニット1520は、基盤ユニット1520の中空内部への入口を形成する、間隔を設けて配置された複数のスロット1525を備えている。
ピンバック1510は、終端が留め金部材1515である第1の部分と、鋭利な終端を備えるスプリングアーム1530という形態の第2の部分とを備える。第2の部分が第1の部分の方に押し下げられ、エネルギーを蓄えると、スプリングアーム1530を留め金部材1515内で捉えることができ、これによってボタンがユーザの衣類などに装着することができる。
ピンバッグ構造はボタンを衣類に装着するための構造の一種に過ぎないものと理解されたい。他の留め金または締め金、あるいは他の構造でも、ボタン形状プレーヤー100を衣服に取り外し可能に等しく装着できる。
本実施形態において、スプリングアーム1530の反対側にあるピンバック1500の第1の部分は、基盤ユニット1520の表面より大幅に下方にあるため、視認できない。
図12に示すとおり、携帯型メディアプレーヤー1000は、基盤ユニット1100と取り外し可能なカバー1200とを有するタイプのものであり得る。
基盤ユニット1100は、プレーヤー1000の可動パーツを格納しており、特に、コントローラ、メモリ、ユーザ制御インターフェース(ボタン)、およびヘッドフォンジャックなどの電子部品を備える。これらの部品は、上記実施形態に言及しながらこれまで記載してきた方法で動作する。
プレーヤー1000の形状およびサイズはさまざまであり得る。そのため、プレーヤー1000は円形を有することに限定されず、正方形、長方形、三角形、楕円形など他の形状を有するように形成することができる。
基盤ユニット1100は、着用されたときにユーザの方を向く前面1102と背面1104とを備える。背面1104は、(先述のとおり)クリップ、ファスナ、ピン構造など、そしてボタンなど、プレーヤー1000をユーザに装着するための手段を備える。
前面1102は、電子部品の視認と、場合によってはユーザによる自由なアクセスを可能にするウィンドウまたは開口1110を備え得る。図示のとおり、ウィンドウ1110は、開口という形態であり得る。前面1102は、カバー1200を基盤ユニット1100にしっかりと装着するための第1の締付部材1120を備える。カバー1200は簡単に取り外すことができ、ユーザがプレーヤー1000のカバー1200を自由に変更および交換できるように、取り外し可能ながらもしっかりと基盤ユニット1100に装着されている。
図示する実施形態において、第1の締付部材1120は、第1の面1102に形成される複数のロッキングスロット1130という形態である。各ロッキングスロット1130は、第1の大きい部位1132と、隣接する小さな第2の部分1134とを有する。スロット1130は、実質的に円弧状であり得るとともに、ウィンドウ1110に対して概して円周方向に形成され得る。言い換えれば、かつ図示のとおり、ウィンドウ1110は、基盤ユニット1100内で中央に位置し得る。そしてスロット1130は、中心ウィンドウ1110と基盤ユニット1100の周縁との間に位置する。
基盤ユニット1100自体は、複数のパーツから形成することができ、かつ複数の素材から形成することができる。例えば、かつ図示のとおり、基盤ユニット1100は、背面を画定する底部1105を備え得ると共に、電子部品などを確実に収容および保護するための丈夫なハウジングを画定するように金属から形成され得る。そのため、底部1105は、電子部品が格納される中空シェルなどを表す。基盤ユニット1100は、底部1105の厳選領域を覆う最上部1107も備え得る。そのため、最上部1107は、中空の底部1105を覆うように配置され、かつ底部1105に固定されているカバー構造を表す。最上部1107は、開口1110およびスロット1130が形成される構造であることから、底部1105とは異なる素材(プラスチック素材など)から形成され得る。
最上部1107は、機械的嵌合(ファスナの使用、摩擦嵌合(スナップ嵌合)など)や結合剤(接着剤)の使用など、従来の手段を用いて底部1105に固定されるが、これらに限定されない。
そのため、第1の締付部材1120は、最上部1107の一部である。
カバー1200は、第1の面1202と第2の面1204とを備える。第1の面1202は外側を向いており、他の実施形態に言及しながら先述したとおり、印形などを備える。言い換えれば、この印形は、アルバムカバーのグラフィックやバンド名などの形態であり得るか、メモリに記憶されたメディアコンテンツに関連のない雑多なグラフィック(印刷された模様など)を含み得る。そのため、かつ本発明の一態様によれば、ユニットのカバー1200は、人(エンドユーザであり得る)が自由に交換することができ、これにより、装置1000の見た目と感触を変更することができる。また、カバー1200の形状は、(例えば円形の)1つの基盤ユニット1100が異なる形状のカバー1200の基盤としての役割を果たせるという意味で、カバーごとに異なっても良いということも理解されよう。例えば、カバー1200は、基盤ユニット1100を密封するように形成できるが、装置1000の前面となる表面1202は、基盤ユニット1100とは異なる形状を有し得る。1つの設計において、カバー1200は、基盤ユニット1100の側壁に対して補完的な形状の側壁を有し得る(例えば、両側壁は円形であり得る)。これは、両方の側壁が電子部品などを包容するように互いに密接するためだが、カバー1200の残りの構造の形状は変えることができる(非円形など)。カバーが円形の側壁と非円形の前部とを有し得るため、これにより、非円形のカバー(正方形のカバーなど)を円形の基盤ユニットと合わせることができる。
カバー1200が基盤ユニット1100に装着されると、第2の面1204は基盤ユニット1100の方を向く。
カバー1200は、凹型の構造(ボウル状)であり得る。そして、外周壁(側壁)1225または上方起立型フランジを備える。側壁1225は第1の高さを有する。
カバー1200は、第2の面1204に沿って、カバー1200を基盤ユニット1100に結合するための第2の締付部材1250を備える。第2の締付部材1250は、第1の締付部材1120に対して補完的であり、カバー1200と基盤ユニット1100との間で分離可能な結合を行うように設計されている。そのため、第1および第2の締付部材1120、1250は、任意数の各種機械式ファスナであり得る。これらのファスナは、カバー1200が基盤ユニット1100から容易かつ迅速に取り外せる簡単取り外し型のものであるのが好ましい。
図示する実施形態では、第2の締付部材1250が複数のロッキングキャッチ1260(ロッキングタブ)を備える。各ロッキングキャッチ1260は、第2の面1204に装着されている第1の直立壁と、直立壁から延びており、第2の面1204と概して平行である第2の壁とを有するL字型のキャッチという形態である。キャッチ1260は、カム面を備え得る。
ロッキングキャッチ1260は、第1の大きい部位1132内で受容される大きさであり、その後隣接する第2の部位1134に移されてカバー1200を基盤ユニット1100にロックする。特に第2の壁は、第1の大きい部位1132内で受容され、基盤ユニット1100の前面下に位置へと移される。その後カバー1200が回転するに従って、ロッキングキャッチ1260の直立壁が隣接する第2の部位1134内へと移動する。この回転位置では、第2の壁が第2の部位1134を通過できない。
キャッチ1260およびロッキングスロット1130の箇所は、キャッチ1260がまず部位1132内ですべて受容され、次にロッキングスロット1130の部位1134内へと回転するように位置が合わせられる。それによって解除可能なロックを行う。
カバー1200を解除し、取り外す場合には、ロッキングキャッチ1260の第2の壁の位置が第1の大きい部位1132に合わさるまでカバー1200が反対方向に回転する。それにより、カバー1200が取り外される。
他の技法および手段を用いたスナップ嵌合によってカバー1200を基盤ユニット1100に装着することも可能であるものと理解されたい。そのため、記載された装着方法は、カバー1200を基盤1100に取り外し可能に装着する1つの方法に過ぎない。
メディアプレーヤー1000は、一揃いになっていても、個々のカバー1200が提供されても良い。ユーザは、カバー1200を変えることによってプレーヤー1000の外観を変えることができる。メモリ内のコンテンツ(すなわち、アーティストのアルバムコレクション)が固定されている場合には、異なるカバー1200が、言ってみれば異なるアルバムカバーを表し得る。
ユーザは、カバー1200を変えることによってプレーヤー1000の外観をカスタマイズすることもできる。ユーザの気分に応じて異なるグラフィックコンテンツを表示することができる。
プレーヤー1000については、メモリに記憶された元のプログラム済み内容をエンドユーザが変更できないという意味で、クローズドタイプのものとして本明細書で説明してきたが、これは一実施形態に過ぎないということも理解されよう。他の実施形態では、メモリに記憶されたコンテンツをエンドユーザが変更できる。言い換えれば、メモリは、エンドユーザがコンテンツ(音楽ファイルなど)をアップロードして、装置のメモリに記憶できる書き換え可能タイプのものであり得る。これは、USBポートなどのアクセスポートによって、あるいはヘッドフォンジャックを用いて実現できる。
加えて、各種カバー1200の構造は、互いに異なり得る。例えば、あるカバーは、基盤ユニット1100の光源(LED)を視認できるウィンドウ(物理的な開口または透明なウィンドウ部など)を備え得る。カバー1200が装着されると、ウィンドウが光源に合わさる。再生ボタンは、再生ボタンカバー(面)の裏側にLEDを取り付けることができる。再生ボタンカバー(面)はわずかに光を通すように形成できるため、LEDは、暗い状況でも視認できるように再生ボタンを後方から照らすことができる。この技術革新は、着用可能な音楽という再生ボタンのコンセプトを強調するためのものでもある。この技術革新の本質は、我々が着用するファッションアクセサリを照らすことである。LEDは、ボタンやスイッチなどの制御部材を用いてユーザが選択することによってオンとオフとを切り替えることができる。
加えて、設計によっては、メモリが取り外し可能なタイプのものであり得るため、カバー1200を取り外せば、基盤ユニットに形成された開口からメモリにアクセスできる。こうしてユーザは、まず基盤ユニット1100からカバー1200を取り外すことにより、メモリカードを取り外し、別のカードと取り替えることができる。
さらに別の実施形態では、メディアプレーヤーが、装置のコンテンツが最初にアップロードされた後にそのコンテンツをロックするソフトウェアまたはハードウェア部品を備えるように作られている。コンテンツをロックすると、メモリを上書きできなくなり、読み出ししかできなくなる。そのため、別のコンテンツ(ファイル)を新たにアップロードしてメモリに記憶することはできない。この機構は、イベント、時間、記憶容量などに基づいたロック機構を有することなど、任意数の各種方法で構成することができる。例えば、最も単純にしようとすれば、この機構は1回のアップロードを実行するように構成される。こうしてユーザは、(何曲かの個別曲などから形成され得る(コンピレーションである))1本のアップロードファイルを生成する。言い換えれば、アップロードされた内容は、個々の曲ファイルなど、いくつかの異なるメディアファイルを格納しているフォルダであり得る。さらに別の実施形態において、この機構は、所定の時間(例えば、装置の電源を初めてオンにしてセットアップしてから1時間)にわたってユーザがコンテンツをアップロードできるように構成したり、記憶容量に達するまでユーザがアップロードしたりすることができる。例えば、ユーザは、メモリにファイルを書き込むことができる。ただし、記憶容量に達する(例えばメモリの98%が満杯になる)と、ユーザは別のコンテンツを新たにアップロードすることはできなくなり、装置がロックされる。
さらに別の実施形態では、ユーザが確信的にコンテンツをロックすることができる。例えば、ロックコマンドは、ユーザがアクセスおよびナビゲートできるメニューの一部であり得る。そのため、ユーザは、メニューをスクロールしてロックアウト機能にたどり着くことができ、装置をロックしたい場合には、このロックアウトコマンドを選ぶことによってコンテンツをロックすることができる。
この機構の目的は、友人のためにミックステープを作成するという経験を維持することである。音楽をアップロードし、再生順序を決めた後、装置をロックする(すなわち、いかなる追加アップロードも防ぎ、人がコンテンツを削除するのを防ぐことによってコンテンツをロックする)ことができる。この贈り物を受け取った人は、プレーヤーを、メモリを変更できない装置として受け取るため、選ばれた曲目リストは永遠のものとなる。
このように、一実施形態では、装置のプロセッサが、かかるロック行為を実現するようにプログラムされている。例えば、ディスプレイ画面を持たないユニットでは、2つの別々のボタン(例えば、音量低下および電源ボタン)を所定の時間にわたって押し下げることにより、ロック操作を実行することができる。これにより、装置のメモリがロックされる。プロセッサは、これ(ボタンが初めて所定の時間にわたって一緒に押されること)が行われたら、コンテンツがロックされ、ユーザがコンテンツをメモリに追加することも、メモリから削除することもできないようにプログラムされている。そのためユーザは、ロックアウト処理を直接制御する。上記のとおり、このタイプの装置は、装置が究極的には第三者を想定した状況を意図するものであり、購入者(最終消費者)は、一意の再生曲リストをアップロードし、その後装置をロックして、言ってみれば装置の受取人のために再生リストを変更できないようにすることができる。
ロックされると、LEDなどの視覚的インジケータを起動して、ロックコマンドが受信され、装置が現在ロックされていることをユーザに知らせることができる。このLEDは、ロックが行われた後、設定された時間だけ点灯するようにプログラムすることができる。例えば、このLEDは、3回瞬いてユーザに警報を発したり、装置のメモリをロックした後、ユニットの電源が初めて落とされるまで点灯し続けたりすることができる。
さらに別の実施形態では、プレーヤーを、代替手段によって人の衣服に装着することができる。例えば、再生ボタン(メディアプレーヤー)の背面が磁気性を有することができ、別の磁気層を有する特定の繊維領域を有するTシャツ、シャツ、およびジャケットとセットにして市場投入される。再生ボタンは、このような衣類の特定領域にある繊維片に装着することができる。再生ボタンのコンセプトが聞く音楽を着用するということなので、この技術革新を用いて、再生ボタンのファッショナブルな面が強調される。そのため、この技術革新の本質は磁気クリップではない。衣類は、再生ボタンを所定の位置に保つために必要な第2の磁気要素となる。そのため、再生ボタンのクリップ/ピン面は、再生ボタンを人の衣類に装着するための手段として、磁気バッキング層の代わりになることができる。あるいは、磁気バッキングを、他の実施形態に示すピンタイプのファスナと併用することができる。この場合、磁気要素は、中心ピンの周りに配置されるパッドなどであり得る。
さらに別の実施形態では、再生ボタン(本メディアプレーヤー)を、その音楽プレーヤー用に特別に作曲された24時間の音楽を格納する音楽プレーヤーという形態で構成することができる。この音楽プレーヤーには、内蔵時計(デジタル式)が搭載される。音楽は、この装置の内蔵時計と同期し、それにより、ユーザがプレーヤーのスイッチを入れるたびに、音楽再生がその日の特定の時間に対応するものとなる。この技術革新により、再生される音楽を内蔵時計が司ることになるため、ユーザは、再生したい構成の部分を選択する必要がなくなる。これにより、作曲者は、午前、午後、夕方、夜などに合わせた音楽を作れるようになる。ユーザにとっての興味は、同時刻にスイッチを入れたときに限り音楽が繰り返されるということである。この要素は本発明にとって重大なものではないので、時計は画面を通じて外部に視認可能であっても、視認不可であっても良い。
結果的に、この実施形態は、内蔵時計をプレーヤー内のメモリに記憶されたコンテンツと組み合わせ、連携するという新しい方法を呈する。そのため、プレーヤーの出力は、記憶されたコンテンツが最長24時間に及ぶ一意の(繰り返されない)音楽を追加するいくつかのトラックを含むという意味で、内蔵時計の出力(すなわち、表示時刻)および記憶されたコンテンツの録音スケジュールの両方に直接関連付けられている。特定時刻に再生するトラックが選ばれる。
本発明のこの態様によれば、音楽のプログラミングは、次のとおりであり得る。(1日を表す)24時間のブロックが、1日の特定時刻に一致する1つもしくはそれ以上の時間ブロックに分割される。例えば、午前の時間ブロックは、午前6時から正午までの時間を含み、午後の時間ブロックは、正午から午後6時までの時間を含み、夜間の時間ブロックは、午後6時から午前0時までの時間を含み、時間外または夜通し時間は午前0時から午前6時までの時間を含む。時間(ブロック)ごとに1つもしくはそれ以上の音楽ジャンルを選択することができる。
上記のとおり、トラックの選択とスケジューリングは、1つの時間ブロックを占める音楽が人の興味を考慮して、さらにその日の一般的な時刻も考慮して選択できるという理由で、24時間時計周期における時刻を考慮して行われる。例えば、午後7時から午後10時まで、ほぼ運動だけをする人の場合であれば、そのユーザのアドレナリン分泌を増やすアップテンポの選曲を再生するようにプレーヤーがプログラムされ得る。逆に、就寝前または早朝に瞑想とヨガを楽しむ人の場合であれば、それに応じて選曲をプログラムすれば良く、穏やか、霊感的といった音楽が選択され得る。
コントローラ(プロセッサ)は、内蔵時計によって計測された時刻(コントローラへの入力)と、(再生時間のトラック番号を格納し得るデータベースに存在する)再生予定音楽リストとに基づいて再生を制御するように設計されている。再生ボタンは、ユーザによるユニットのプログラミング(コンテンツのアップロードなど)を支援するソフトウェアと併用することができ、「24時間時計動作モード」用の1つのプログラミングモードを備え得る。このソフトウェアは、本人のライブラリに保存されている音楽を、さまざまなジャンル、さらにはさまざまな再生時間に応じてユーザが選択、分類するのを支援する。ライブラリが分類されると、音楽リストを生成することができ、このソフトウェアは、利用可能な時間ブロックをユーザが正しい音楽でファイルするのを支援する。このソフトウェアは、こうして各時間ブロックの時間を管理し、特定のブロックにおける残り時間をユーザに知らせることができる。そして、ブロックの最後の残り時間を満たして、曲の一部を途切れさせることなく、特定のブロックで使用される時間を最適化する方法について提案することができる。
本発明の取り外し可能なカバーは、基盤ユニット1100に形成された開口1110内に配置できる光源に合わせて配置されている、光透過性の高い戦略的に配置された部位を含むように形成することもできる。
図13は、カバー1200がアクチュエータ1600を備え得る構成を示している。このアクチュエータは、基盤1100に形成されたスイッチ1610と接触する柱(突起)という形態であり得る。スイッチ1610は、開口1110からアクセスすることができ、アクチュエータ1600は、スイッチ1610に接触すると、プレーヤーの電源が投入されたときに(基盤にある)LEDが点灯するように構成されている。
開口1110は、カバー1200が基盤1100と合わさると、アクチュエータ1600が最初に開口1110で受容されるように、そして、カバー1200が基盤1100に対してロック位置へと移動すると、(カバー1200がロック位置へと動くのに応じて、)開口1110のサイズと形状が、アクチュエータ1600のこのような動きを受け入れるように変化するように形成することができる。カバー1200のすべてがアクチュエータを備えるわけではなく、ユーザは、カバーの構成のためにプレーヤー1100の自動点灯させるアクチュエータ1600を有するカバーに切り替えることにより、発光したメディアプレーヤーを手に入れることができる。
本発明についてその特定の実施形態と関連付けて説明してきたが、本発明は他の形態で実施すること、および他の素材および構造を使用することができる。したがって、本発明は、本明細書に添付された請求項における詳述およびそれらの均等物によって定義される。

Claims (20)

  1. ボタン形状を有する本体であって、前記本体の前面を画定するカバーと、前記本体の背面を画定する、少なくとも一部分が中空構造になっている基盤とを有する本体と、
    前記本体の前記基盤に沿って配置されている、前記本体を衣服に着脱可能に装着するための手段と、
    前記基盤内に配置されており、少なくとも1つのオーディオファイルを格納するプロセッサおよびメモリを備える電子部品と、
    前記プレーヤーの電源投入と、メモリに記憶された前記オーディオファイルの再生を可能にし、前記オーディオファイルの前記再生を停止できるようにするためのコントロールであって、前記電子部品に動作可能に接続されているコントロールと、
    を備えるメディアプレーヤーにおいて、
    前記本体の前記カバーが第1の締付部材を備え、前記本体の前記基盤が第2の締付部材を備え、前記カバーおよび基盤が互いに着脱可能に接続されており、それによってユーザが、前記本体の前記カバーを取り外して交換することにより前記メディアプレーヤーの外観を変えられるようになっていることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  2. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記前面に固定的に配置されたアーティスト印形であって、前記オーディオファイルに記憶された前記コンテンツのアーティストに対応する印形をさらに含むことを特徴とする、メディアプレーヤー。
  3. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記カバーおよび前記基盤の各々が円形を有することを特徴とする、メディアプレーヤー。
  4. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記本体を前記衣服に着脱可能に装着するための前記手段がピンバッグ構造を備えることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  5. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記コントロールが、押されたときに前記オーディオファイルを再生させる再生ボタンと、押されたときに前記オーディオファイルの再生を停止させる停止ボタンとを備えることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  6. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記第1および第2の締付部材が、互いに合わさったときに取り外し可能な機械的嵌合を形成することを特徴とする、メディアプレーヤー。
  7. 請求項6に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記第1の締付部材が、前記第2の締付部材である対応ロッキングスロットで受容される複数のロッキングタブを備えることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  8. 請求項7に記載のメディアプレーヤーにおいて、各ロッキングタブおよび各スロットが、前記ロッキングタブが前記ロッキングスロットの1部位にしか受容できないように構成されており、前記基盤に対して前記カバーが回転すると、前記ロッキングタブが、前記スロット内の第2のロック位置を想定することを特徴とする、メディアプレーヤー。
  9. 請求項6に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記第1および第2の締付部材がスナップ嵌合を形成することを特徴とする、メディアプレーヤー。
  10. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記カバーが前記基盤とは異なる形状を有することを特徴とする、メディアプレーヤー。
  11. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記本体が、着用するヘッドフォンで前記オーディオファイルの前記再生を聴けるようにするためのヘッドフォンジャックをさらに備え、前記ヘッドフォンジャックが前記基盤に形成されていることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  12. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記プロセッサおよびメモリが、前記基盤内に形成された入力部を介してオーディオファイルをメモリに1回だけアップロードできるように構成されており、その後は前記メモリがロックされ、追加アップロードができないようになっていることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  13. 請求項12に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記コントロールが、前記コントロールのうち1つもしくはそれ以上を規定の方法で操作することによって前記メモリが恒久的にロックされるように構成されていることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  14. 請求項13に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記メモリが正常にロックされたことを前記ユーザに知らせるためのインジケータをさらに備えることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  15. 請求項14に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記インジケータが前記基盤内に配置されたLEDを備えることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  16. 請求項1に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記電子部品が、現在時刻を追跡するための内蔵24時間時計を備え、前記プロセッサが、24時間再生モードを備えるように構成されており、前記メモリが、最後まで再生されるとちょうど24時間を消費する1つの24時間の音楽を格納しており、それにより、前記音楽が前記装置の前記内蔵時計と同期し、それにより、前記ユーザが前記プレーヤーのスイッチをオンにするたびに、前記音楽再生が、その日の特定の時間に対応する再生となることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  17. 請求項16に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記24時間の音楽が、午前0時に開始および終了し、前記内蔵時計によって判断される24時間の時間ブロック内の別個の時間に対応する異なるセグメントに分割されており、それ故に、前記ユーザが、前記24時間の音楽を構成する前記曲の順序を変更できないようになっており、その代わり、前記曲が、前記内蔵時計によって測定される毎日ちょうど同じ時刻に再生されることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  18. 前記本体を衣服に着脱可能に装着するための前記手段が、固定バーと、開位置と閉位置との間を移動する回動可能バーとを備えるピンバッグ構造を備え、前記固定バーが、前記基盤の下でしっかりと捉られることを特徴とする、請求項1に記載のメディアプレーヤー。
  19. ボタン形状を有する本体であって、前記本体の前面を画定するカバーと、前記本体の背面を画定する、少なくとも一部分が中空構造になっている基盤とを有する本体と、
    前記本体の前記基盤に沿って配置されており、前記本体を衣服に着脱可能に装着するための装着部材と、
    前記基盤内に配置されており、少なくとも1つのオーディオファイルを格納するプロセッサおよびメモリを備える電子部品と、
    前記プレーヤーの電源投入と、メモリに記憶された前記オーディオファイルの再生を可能にし、前記オーディオファイルの前記再生を停止できるようにするためのコントロールであって、前記電子部品に動作可能に接続されているコントロールと、
    を備えるメディアプレーヤーにおいて、
    前記電子部品が、現在時刻を追跡するための内蔵24時間時計を備え、前記プロセッサが、24時間再生モードを備えるように構成されており、前記メモリが、最後まで再生されるとちょうど24時間を消費する1つの24時間の音楽を格納しており、それにより、前記音楽が前記装置の前記内蔵時計と同期し、それにより、前記ユーザが前記プレーヤーのスイッチをオンにする度に、前記音楽再生が、その日の特定の時間に対応する再生となることを特徴とする、メディアプレーヤー。
  20. 請求項19に記載のメディアプレーヤーにおいて、前記24時間の音楽が、午前0時に開始および終了し、前記内蔵時計によって判断される24時間の時間ブロック内の別個の時間に対応する異なるセグメントに分割されており、それ故に、前記ユーザが、前記24時間の音楽を構成する前記曲の順序を変更できないようになっており、その代わり、前記曲が、前記内蔵時計によって測定される毎日ちょうど同じ時刻に再生されることを特徴とする、メディアプレーヤー。
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