JP2015502787A - 小空間用の芳香剤放散器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
小空間用の芳香剤放散器(1)は、収容室(3)及び拡張台座部(4)を形成し、収容室(3)が収容室(3)以外の部分から隔離されて流体(100)を収容するように構成された本体(8)と、外部環境に面して設けられ、少なくとも一部が拡張台座部(4)に隣接する膜体(2)と、収容室(3)と拡張台座部(4)との間に設けられ、流体(100)のための少なくとも1つの仕切り部(20)が内部に形成された少なくとも1つの通路(5)とを備える。芳香剤放散器(1)は、仕切り部(20)が、収容室(3)から拡張台座部(4)への流体(100)の移動を阻止するように機能する封止状態と、仕切り部(20)が機能せずに、流体(100)が収容室(3)から拡張台座部(4)を経て膜体(2)に移動する使用状態とを有する。【選択図】図4
Description
本発明は、小空間用の芳香剤放散器及びその製造方法に関する。
例えば自動車、洋服箪笥、部屋、家庭用電気設備の内部空間、或いは小さな区域などの小空間で芳香剤、即ち香料を放散させるための芳香剤放散器が知られている。例えばスプレー容器といった、これらの芳香剤放散器は、中にある香料を周囲の環境中に直接的に散布することが可能である。
これらの公知の芳香剤放散器は、高圧のガスが入った金属容器を用いており、熱源に晒されると、容器自体が破裂し、そばにいる人に危害が及ぶ可能性があるという問題から逃れることができない。更に、放出されたガスは、環境に有害となる可能性があると共に、中にある芳香剤を変質させて、もともと注入されていた芳香剤とは異なる香りが放散される可能性がある。
また、これらの公知の芳香剤放散器は、自動放散または使用者の任意の操作によって行われる環境中への液状の芳香剤の噴霧が、食品を汚染して食品としての適性を変質させたり、目などの身体の敏感な部分に悪影響を及ぼして炎症や視界の部分的な混濁を引き起こしたりするおそれがあるという問題もある。
これらの公知の芳香剤放散器のほかに、香料を浸透させた吸収材を用いることにより、周囲の環境に向けて間接的に香りを放散させるようにした芳香剤放散器が知られている。
これらの芳香剤放散器は、香料の入った収容室と、この香料の中に少なくとも一部が浸された膜体またはその他の吸収材とを内部に有した密封容器からなり、容器を開封することにより、膜体を介して周囲の環境中に芳香剤を放散させることが可能となる。また、香料の収容室に結合されて膜体の一部を収容した拡張台座部を設けることも可能である。周囲の環境中に向けての香りの放散は容器の開口面積に関連するので、この開口の形成は、適切な機構、即ち、所定の期間にわたって芳香剤をむらなく放散させる上で十分な開口を容器に形成するための穿孔体を有した専用の台座を用いて行う必要がある。
更に、公知の芳香剤放散器は、周囲の環境中に芳香剤を適正に放出させるために、例えば電気抵抗式加熱器、または小型ファンなどのような、香料の揮発を促進する手段を用いており、このような手段は外部エネルギ源を必要とする。
これらの公知の芳香剤放散器は、毛細管現象によって容器から香料を吸い上げる膜体が微小分子の移動を許容し、これら微小分子より大きな分子からなる芳香剤の放散が妨げられるという問題から逃れることができない。
また、これらの公知の芳香剤放散器は、手作業による容器の開封によって必要以上に大きく開封され、芳香剤の放散の均一性が変わってしまったり、液状の芳香剤が漏れ出たりするので、芳香剤を放散させるための受容体が必要となるという問題もある。更に、このような受容体は、付加的なコスト要因に加え、適合する放散器の数が限られるため、適用可能な芳香剤放散器の種類が著しく減少する。
また、これらの公知の芳香剤放散器は、容器が開封されると、液状の芳香剤が漏れ出る可能性があるという問題もある。芳香剤の収容室と開封用フィルムとの間に設けられた膜体を有する芳香剤放散器では、芳香剤の収容室から開封用フィルムと膜体との間の隙間への液状の芳香剤の移動が可能であり、開封中、即ち開封用フィルムを取り除く際に、液状の芳香剤が流れ出してしまう。
本発明の狙いは、上記のような問題の発生を防止すると共に先行技術における制限を克服し、内部を高圧にした容器を用いることなく芳香剤の放散を可能とする小空間用の芳香剤放散器を提供することにある。
このような狙いの中で、本発明の目的は、浸透性及び透過性を有した膜体に用いられる芳香剤の分子より大きい分子からなる芳香剤の放散を可能とする芳香剤放散器を提供することにある。
本発明の更なる目的は、液体の芳香剤を周囲の環境中に直接的に噴霧することなく、芳香剤を放散させることが可能な芳香剤放散器を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、放散を活発化させるための専用の入れ物を必要とせずに芳香剤の放散を可能とする芳香剤放散器を提供することにある。
本発明の更なる目的は、外部エネルギ源を必要とすることなく香りを放散可能な芳香剤放散器を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、液状の芳香剤の漏洩を防止する芳香剤放散器を提供することにある。
本発明の更なる目的は、先行技術と比較して、容易に提供され、価格的にも競争可能な芳香剤放散器を提供することにある。
このような狙い、目的、及び後に明らかとなる他の目的を達成するため、小空間用の芳香剤放散器は、収容室及び拡張台座部を形成する本体を備え、前記収容室が前記本体の前記収容室以外の部分から隔離されて流体を収容するように構成された小空間用の芳香剤放散器であって、外部環境に面して設けられ、少なくとも一部が前記拡張台座部に隣接する膜体と、前記収容室と前記拡張台座部との間に設けられ、少なくとも1つの仕切り部が内部に形成された少なくとも1つの通路とを備え、前記芳香剤放散器は、封止状態と使用状態とを有し、前記封止状態では、前記仕切り部が、前記収容室から前記拡張台座部への前記流体の移動を阻止するように機能する一方、前記使用状態では、前記仕切り部が機能せずに、前記流体が前記収容室から前記拡張台座部を経て前記膜体に移動し、前記本体は、変形可能な材料からなる外殻を備えることを特徴とする。
また、上記のような狙い、目的、及び後に明らかとなる他の目的を達成するため、芳香剤放散器の製造方法は、変形可能な本体、隔離フィルム、及び膜体を備えた芳香剤放散器の製造方法であって、
前記本体を変形させて、前記本体の裏面側にそれぞれ開口する収容室及び拡張台座部を形成する第1工程と、
前記隔離フィルムに穿孔して、少なくとも1つの貫通孔を形成する第2工程と、
前記収容室に流体を充填する第3工程と、
前記少なくとも1つの貫通孔が前記拡張台座部の開口部分に重なるように、前記裏面に前記隔離フィルムの第1面を並設する第4工程と、
少なくとも1つの第1閉曲線状接合部及び少なくとも1つの第2閉曲線状接合部に沿って、前記隔離フィルムを前記裏面に接合し、前記拡張台座部から前記収容室を密封状態に隔離する第5工程と、
前記膜体を、前記少なくとも1つの貫通孔に接した状態で、前記第1面の裏側となる前記隔離フィルムの第2面に並設する第6工程と、
前記隔離フィルムに前記膜体を接合する第7工程と
を備えることを特徴とする。
前記本体を変形させて、前記本体の裏面側にそれぞれ開口する収容室及び拡張台座部を形成する第1工程と、
前記隔離フィルムに穿孔して、少なくとも1つの貫通孔を形成する第2工程と、
前記収容室に流体を充填する第3工程と、
前記少なくとも1つの貫通孔が前記拡張台座部の開口部分に重なるように、前記裏面に前記隔離フィルムの第1面を並設する第4工程と、
少なくとも1つの第1閉曲線状接合部及び少なくとも1つの第2閉曲線状接合部に沿って、前記隔離フィルムを前記裏面に接合し、前記拡張台座部から前記収容室を密封状態に隔離する第5工程と、
前記膜体を、前記少なくとも1つの貫通孔に接した状態で、前記第1面の裏側となる前記隔離フィルムの第2面に並設する第6工程と、
前記隔離フィルムに前記膜体を接合する第7工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の更なる特徴及び利点は、添付の図面による限定されない例によって示された、小空間用の芳香剤放散器の好ましいが限定されない3つの実施形態についての詳細な説明から、更に明確になるであろう。
図を参照すると、全般に符号1で示される小空間用の芳香剤放散器は、収容室3及び拡張台座部4を形成する本体8を備えている。収容室3は、当該収容室3以外の本体8の部分から隔離されて流体100を収容するようになっている。
本発明によれば、芳香剤放散器1は、外部環境に面して設けられ、少なくとも一部が拡張台座部4に隣接する膜体2を備える。更に、芳香剤放散器1は、封止状態と使用状態とを有しており、封止状態にあるときには、流体100が収容室3内に封入されており、拡張台座部4内は空の状態に、また膜体2は乾いた状態にある一方、使用状態にあるときには、流体100が収容室3から流出し、拡張台座部4を経て膜体2に向けて流動し、膜体2に染み込んだ後に、周囲の環境中に蒸散するようになっている。
収容室3及び拡張台座部4は、本体8の変形処理によって適切に成形された部位が形成する開口した部屋を有している。即ち、当初は本体8がシート状をなして表面9と当該表面9の裏側となる裏面10とを有しており、例えば熱成形または絞り加工といった公知の加工処理により行うことが可能な変形の結果、収容室3及び拡張台座部4が形成され、表面9の側が完全に閉じると共に、裏面10の側でそれぞれの部分が開口した状態となる。本体8は、人の指で加えることができる圧力により容易に弾性変形または塑性変形することが可能な材料で形成された外殻からなり、特定の使用目的に応じ、型成形や熱加工に適した熱可塑性ポリマや、アルミニウム、ポリエチレン繊維、またはその他の材料で構成することが可能である。
シート状の隔離フィルム6の第1面11が、裏面10の一部に接した状態で設けられ、隔離フィルム6は、拡張台座部4の開口部分に少なくとも1つの開口7を有している。開口7は、隔離フィルム6の両面を連通させる複数の貫通孔、複数の切り込み、またはその他の複数のスリットで構成することが可能である。
隔離フィルム6は、第1閉曲線状接合部13及び第2閉曲線状接合部14に沿って本体8に密着している。このような隔離フィルム6の接合により、収容室3及び拡張台座部4の完璧な封止をなすことが可能となり、収容室3と拡張台座部4との間の連通を防ぐことができる。即ち、収容室3は、本体8の第1成形部分と、第1閉曲線状接合部13に沿って第1成形部分に接合された隔離フィルム6の部分とにより形成される隔離されて封止された部屋を有する一方、拡張台座部4は、本体8の第2成形部分と、第2閉曲線状接合部14に沿って第2成形部分に接合された隔離フィルム6の部分とにより形成される隔離された部屋を有し、この拡張台座部4の部屋は、開口7の存在により開口している。
拡張台座部4の大きさと収容室3の大きさとは、20%〜150%の体積比となるような関係にあるのが好ましい。また、単回適用式の芳香剤放散器1における収容室3内の流体100の典型的な量は1〜20ミリリットルである。
拡張台座部4に隣接する第1閉曲線状接合部13、及び第2閉曲線状接合部14は、封止ビードとして技術的に知られており、本体8に隔離フィルム6をヒートシールするか、または接着剤で接着する処理によって得られる。第1閉曲線状接合部13は、特定の部位16に少なくとも1つの通路5を有しており、この通路5は、開通すると収容室3を拡張台座部4に連通させるようになっている。実際には、通路5が少なくとも1つの仕切り部20を内部に備えており、この仕切り部20は、芳香剤放散器1が封止状態にあるときに機能し、通路5を閉止して流体100の収容室3から拡張台座部4への移動を阻止する一方、芳香剤放散器1が使用状態にあるときには、機能せずに通路5を開通させて、流体100の収容室3から拡張台座部4への移動を許容する。
具体的には、仕切り部20が、通路5を開通させて流体100を移動させるための破断領域を形成するように構成された脆弱化帯を有している。この脆弱化帯は、弱い接合部からなり、この弱い接合部は、第1閉曲線状接合部13の残部におけるヒートシール部分とは外形が異なるか、或いは第1閉曲線状接合部13の当該残部よりも接着剤の量が少なくなっていることで、収容室3及び拡張台座部4の少なくとも一方において内部の圧力が上昇すると、接合箇所がはがれるようになっている。
隔離フィルム6の第2面12には、多孔性膜15からなる膜体2が設けられる。具体的には、多孔性膜15が、0.015〜5μm、好ましくは0.025〜1μmの平均細孔径を有した微孔質材料からなり、この微孔質材料は、天然素材か、例えばテスリン(Teslin、登録商標)或いはソルポア(Solupor、登録商標)などのような、ポリオレフィンまたはポリエチレンを主成分とした合成材料とすることができる。このような多孔性膜15により、浸透性及び透過性を有した膜体に一般的に用いられる芳香剤の分子より大きい芳香剤の分子の移動が可能となる。
図1〜図6に示す第1実施形態では、拡張台座部4が本体8の周縁に沿って配置される一方、収容室3が本体8の中央部分に配置されている。
図7及び図8に示す第2実施形態では、収容室3が本体8の上部に、また拡張台座部4が収容室3が本体8の下部に、それぞれ配置されている。
図9及び図10に示す第3実施形態では、収容室3及び拡張台座部4が第2実施形態と同様に配置されているが、収容室3の縮小延長部が通路5に隣接して設けられている点で第2実施形態とは異なっている。
図示していない別の実施形態では、隔離フィルム6が第1閉曲線状接合部13に沿った形状をなし、拡張台座部4が膜体2に直接的に接する状態となっている。従って、このような実施形態では、芳香剤が収容室3から流れ出たときに膜体2に直接的に接することになるので、開口7が設けられない。
変形可能な本体8、隔離フィルム6及び膜体2を備えた小空間用の芳香剤放散器1は、本体8を変形させて、本体8の裏面10側にそれぞれ開口する収容室3及び拡張台座部4を形成する第1工程と、隔離フィルム7に穿孔し、または隔離フィルム7を切って、少なくとも1つの貫通孔7を形成する第2工程とを備えた製法により得ることができる。
収容室3の容積に応じて1〜20ミリリットルの量の、通常は液体である流体100を収容室3に充填する第3工程が実行されるが、この第3工程は、対象製品の種類に応じ、第2工程の前に実行してもよいし、第2工程の後で実行してもよい。
次に、開口7が拡張台座部4の開口部分に重なるようにして、隔離フィルム6の第1面11を裏面10に近接させる第4工程を実行した後、少なくとも1つの第1閉曲線状接合部13及び少なくとも1つの第2閉曲線状接合部14に沿って隔離フィルム6を裏面10に接合し、収容室3を拡張台座部4から隔離して密封する第5工程を実行する。最後に、膜体2を、開口7に接した状態で、第1面11の裏側となる隔離フィルム6の第2面12に近接させる第6工程を実行した後、隔離フィルム6に膜体2を接合して、これら2部材を組み合わせる第7工程を実行する。
近接配置を行う第4及び第6工程、並びにそれぞれに伴う接合工程は、さまざまな構成要素を積層した後、全てを同時に行うことが可能であり、或いはこれらの工程を対にして同時に、即ち、第4工程を第5工程と同時に行い、第6工程を第7工程と同時に行うことも可能である。なお、2つの接合工程は、ヒートシール、接着剤による接着、或いは少なくとも2つの構成要素を互いに接合することが可能な同等の処理によって実施することができる。また、本体8の変形を行う第1工程は、本体8を形成する材料に応じ、熱成形または絞り加工を用いて実行される。
第5工程において、第1閉曲線状接合部13の接合を行う際、第1閉曲線状接合部13の部位16に沿い、拡張台座部4に隣接して、仕切り部20が、外力の作用により変形可能な破断領域を形成するように構成された脆弱化帯によって形成される。
次に、小空間用の芳香剤放散器1の作動について説明する。
最初は、芳香剤放散器1が封止状態にあり、流体100が収容室3内に封入されて、仕切り部20が機能している。収容室3及び拡張台座部4の一方の外面、即ち表面9側に僅かに圧力を加えると、収容室3及び拡張台座部4の内部の圧力が上昇する。この圧力の上昇により、仕切り部20の脆弱化帯が変形し、部分的に本体8が隔離フィルム6からはがれて仕切り部20が機能しなくなることにより、芳香剤放散器1が封止状態から使用状態に移行する。収容室3内にある流体100は、重力、または収容室3と拡張台座部4との圧力差によって、拡張台座部4に向けて流出する。拡張台座部4内の流体100は、開口7を介して多孔質膜15に吸収された後、周囲の環境中に蒸散する。
上述したような仕切り部20の作用及び流体100の流動を助長するため、例えば窒素ガスなどの不活性ガスを僅かに加圧して収容室3内に充填することにより、最小限の外圧で、通路の形成と、拡張台座部4に向かう強い流動とが可能となる。
図示しない実施形態では、仕切り部20が機能しなくなった後で再び機能するようにして、収容室3と拡張台座部4と間で流体100が移動しないようにすることが可能となっている。その後、収容室3に外圧が加わると、仕切り部20は再び機能しなくなり、芳香剤放散器1は使用状態に戻る。
以上、本発明による小空間用の芳香剤放散器は、高圧の容器を用いることなく、周囲の環境中に芳香剤を放散させることが可能であり、意図した狙い及び目的を達成することが実際に判った。
本発明による芳香剤放散器のもう1つの利点は、微孔質材料からなる膜体を用いることにより、公知の種類の芳香剤より大きな分子からなる芳香剤を放散させることが可能なことである。
本発明による芳香剤放散器の更なる利点は、膜体における液体の蒸散によって芳香剤の放散が行われるので、周囲の環境中に直接的に噴霧することなく、芳香剤を放散させることが可能なことである。
本発明による芳香剤放散器のもう1つの利点は、付加的な機構や専用の入れ物を必要とすることなく香料の供給が可能であり、購入コストを大幅に低減できることである。
本発明による芳香剤放散器の更なる利点は、例えば電力源や熱源などの外部エネルギ源を必要とすることなく香りを放散させることが可能であり、そのような外部エネルギ源のない環境であっても、むらなく芳香剤を放散させることができることである。但し、使用者の要求に応じ、環境中に放出される芳香の強さを増すための電気的機構を用いる可能性は排除されない。
本発明による芳香剤放散器のもう1つの利点は、芳香剤が収容室内に隔離されて密封されており、使用者が通路を開通させて芳香剤が膜体に接した後に、芳香剤が周囲の環境の空気と接するようになるので、液状の芳香剤の漏出が防止されることである。
このように創作された小空間用の芳香剤放散器は、さまざまな変更や変形が可能であって、それらはいずれも本発明の概念の範囲に含まれるものである。
全ての構成要素は、詳細にわたり、別の技術的均等物に置き換えることが可能である。
使用する材料に加え、その形状及び寸法は、特定の使用に適合する限り、必要に応じて任意のものとすることが可能である。
本出願が主張する優先権の基礎となるイタリア国特許出願第MO2011A000301号の開示内容は、参照によりここに組み入れられるものである。
請求項において示される技術的特徴には参照符号が付されているが、これらの参照符号は、請求項の理解を促進することのみを目的とするものであって、これらの参照符号によって例が示された各要素の解釈を限定するものではない。
Claims (11)
- 収容室(3)及び拡張台座部(4)を形成する本体(8)を備え、前記収容室(3)が前記本体(8)の前記収容室(3)以外の部分から隔離されて流体(100)を収容するように構成された小空間用の芳香剤放散器(1)であって、
外部環境に面して設けられ、少なくとも一部が前記拡張台座部(4)に隣接する膜体(2)と、
前記収容室(3)と前記拡張台座部(4)との間に設けられ、少なくとも1つの仕切り部(20)が内部に形成された少なくとも1つの通路(5)とを備え、
前記芳香剤放散器(1)は、封止状態と使用状態とを有し、
前記封止状態では、前記仕切り部(20)が、前記収容室(3)から前記拡張台座部(4)への前記流体(100)の移動を阻止するように機能する一方、前記使用状態では、前記仕切り部(20)が機能せずに、前記流体(100)が前記収容室(3)から前記拡張台座部(4)を経て前記膜体(2)に移動し、
前記本体(8)は、変形可能な材料からなる外殻を備える
ことを特徴とする芳香剤放散器。 - 前記本体(8)と前記膜体(2)との間に介装され、少なくとも前記収容室(3)に隣接して設けられる隔離フィルム(6)を備えることを特徴とする請求項1に記載の芳香剤放散器。
- 前記隔離フィルム(6)は、前記使用状態において前記拡張台座部(4)から前記膜体(2)に前記流体(100)を移動させる少なくとも1つの開口(7)を有し、前記収容室(3)及び前記拡張台座部(4)に隣接して設けられることを特徴とする請求項2に記載の芳香剤放散器。
- 前記収容室(3)及び前記拡張台座部(4)は、それぞれ前記本体(8)の表面(9)側に向けて凸に成形された部分に、前記隔離フィルム(6)を組み合わせることによって形成される閉止された部屋を有し、
前記隔離フィルム(6)は、前記表面(9)の裏側となる前記本体(8)の裏面(10)に対し、少なくとも1つの第1閉曲線状接合部(13)及び少なくとも1つの第2閉曲線状接合部(14)に沿ってそれぞれ接合されることにより、前記収容室(3)を前記拡張台座部(4)から密封状態で隔離する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の芳香剤放散器。 - 前記隔離フィルム(6)は、前記本体(8)に接する第1面(11)の裏側となる第2面(12)が前記膜体(2)に接合されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の芳香剤放散器。
- 前記第1閉曲線状接合部(13)は、前記拡張台座部(4)に隣接する部位(16)に前記通路(5)を有することを特徴とする請求項4に記載の芳香剤放散器。
- 前記仕切り部(20)は、破断領域を形成するように構成された脆弱化帯を有し、前記収容室(3)及び前記拡張台座部(4)の少なくとも一方における内圧の変化により作動することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の芳香剤放散器。
- 前記膜体(2)は、0.015〜5μmの範囲の平均細孔径を有した少なくとも1種類の微孔質材料からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の芳香剤放散器。
- 変形可能な本体(8)、隔離フィルム(6)及び膜体(2)を備えた芳香剤放散器の製造方法であって、
前記本体(8)を変形させて、前記本体(8)の裏面(10)側にそれぞれ開口する収容室(3)及び拡張台座部(4)を形成する第1工程と、
前記隔離フィルム(6)に穿孔して、少なくとも1つの貫通孔(7)を形成する第2工程と、
前記収容室(3)に流体(100)を充填する第3工程と、
前記少なくとも1つの貫通孔(7)が前記拡張台座部(4)の開口部分に重なるようにして、前記裏面(10)に前記隔離フィルム(6)の第1面(11)を並設する第4工程と、
少なくとも1つの第1閉曲線状接合部(13)及び少なくとも1つの第2閉曲線状接合部(14)に沿って、前記隔離フィルム(6)を前記裏面(10)に接合し、前記拡張台座部(4)から前記収容室(3)を密封状態に隔離する第5工程と、
前記膜体(2)を、前記少なくとも1つの貫通孔(7)に接した状態で、前記第1面(11)の裏側となる前記隔離フィルム(6)の第2面(12)に並設する第6工程と、
前記隔離フィルム(6)に前記膜体(2)を接合する第7工程と
を備えることを特徴とする芳香剤放散器の製造方法。 - 前記第4工程、前記第5工程、前記第6工程及び前記第7工程のうちの少なくとも2つは同時に行うことを特徴とする請求項9に記載の芳香剤放散器の製造方法。
- 前記閉曲線状接合部(13)は、前記拡張台座部(4)に隣接する部位(16)に仕切り部(20)を備え、
前記仕切り部(20)は、前記仕切り部(20)を作動させて前記収容室(3)から通路(5)を介した前記拡張台座部(4)への前記流体の移動を行うべく、外力が作用することにより変形可能な破断領域を形成するように構成された脆弱化帯を有することを特徴とする請求項9に記載の芳香剤放散器の製造方法。
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