JP2015501692A - 医薬品送達デバイス用の操作支援装置(operationaid)および操作支援装置を備える医薬品送達デバイス - Google Patents

医薬品送達デバイス用の操作支援装置(operationaid)および操作支援装置を備える医薬品送達デバイス Download PDF

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Abstract

本開示は、医薬品送達デバイス(2)のアクチュエータ(4)の操作を軽減するように構成された、医薬品送達デバイス(2)用の操作支援装置(1)に関する。さらに、医薬品送達デバイス(2)および操作支援装置(1)を備えるシステムが開示される。

Description

本開示は、医薬品送達デバイス用の操作支援装置に関する。
医薬品送達デバイスは、ボタンによって起動されることが多い。一例として、ペン型のデバイスでは、デバイスの端部にボタンを配置することができる。ボタンは、親指によって押されるように構成することができる。これは、特に使用者が別の人間に医薬品を送達しなければならないとき、あまり生理学的ではないことがある。さらに、ボタンを操作するには、特定の力が必要とされることがあり、健康を損なっている使用者は、必要な力を加えるのが困難なことがある。
本発明の目的は、医薬品送達デバイスの取扱いを改善できる医薬品送達デバイス用の操作支援装置を提供することである。さらに、一目的は、操作支援装置を備える医薬品送達デバイスを提供することである。
本開示の一態様によれば、医薬品送達デバイス用の操作支援装置が提供され、操作支援装置は、医薬品送達デバイスのアクチュエータの操作を軽減するように構成される。
具体的には、操作支援装置は、アクチュエータを備えるデバイスとともに使用することができる。具体的には、アクチュエータは、アクチュエータが操作されたときにデバイスから医薬品を送達するように構成することができる。一例として、アクチュエータは、操作されたとき、操作方向に、たとえばデバイスの長手方向軸に沿った方向に動くことができる。具体的には、操作支援装置は、アクチュエータを操作するように構成することができる。それによって、操作支援装置を操作することにより、医薬品送達デバイスからの医薬品を送達することができる。好ましくは、アクチュエータは、遠位方向に動かされるように構成することができる。「遠位方向」とは、医薬品送達デバイスの近位端から遠位端の方への方向である。「近位端」という用語は、医薬品送達デバイスの投薬端から最も遠くに位置する、または最も遠くに配置されるべきデバイスの端部を指す。「遠位端」という用語は、デバイスの投薬端の最も近くに位置する、または最も近くに配置されるべき薬物送達デバイスの端部を指す。
操作支援装置は、注射デバイスとともに使用されるように構成することができる。好ましい実施形態では、操作支援装置は、ペン型のデバイスに適したものとすることができる。医薬品送達デバイスは、自動注射器とすることができる。自動注射器は、ばね懸架式とすることができる。具体的には、医薬品を送達するのに必要な力を、ばねによって提供することができる。
好ましい実施形態では、操作支援装置は、人間工学的に設計される。好ましくは、操作支援装置は、医薬品送達デバイスの触覚特性を改善するように構成される。操作支援装置は、使用者による医薬品送達デバイスの取扱いが簡略化されるように設計することができる。操作支援装置は、異なる方法で操作されるように構成することができる。たとえば、使用者は、人差し指、親指、または4本の指を使用して、操作支援装置を操作することができる。
好ましくは、操作支援装置は、アクチュエータの操作方向とは異なる方向から、医薬品送達デバイスの操作を容易にすることができる。好ましくは、操作支援装置は、医薬品送達デバイスの長手方向軸に対して傾斜している方向から、デバイスの操作を容易にすることができる。たとえば、医薬品送達デバイスの側面からの操作を有効にすることができる。
操作支援装置は、作動要素を備えることができる。作動要素は、使用者によって操作されるように構成することができる。作動要素の操作により、医薬品を送達することができる。
具体的には、作動要素は、医薬品送達デバイスのアクチュエータを動作させるように構成することができる。それによって、作動要素の操作により、医薬品送達デバイスから医薬品を送達することができる。具体的には、医薬品送達デバイスのアクチュエータではなく、作動要素が操作されるように構成することができる。
一例として、作動要素は、ボタンを備えることができる。ボタンは、1本の指で操作されるように構成することができる。さらなる実施形態では、作動要素は、ハンドル、具体的にはレバーを備えることができる。ハンドルは、数本の指、たとえば4本の指で操作されるように構成することができる。それによって、作動要素は、健康を損なった使用者によって容易に操作できるようにすることができる。
操作支援装置は、長手方向軸を備えることができる。作動要素は、操作支援装置の長手方向の側面に配置することができる。それによって、作動要素の操作は、医薬品送達デバイスのアクチュエータの直接操作に比べて、人間工学的に改善することができる。
操作支援装置は、操作支援装置またはデバイスのうち、デバイスのアクチュエータの場所とは異なる場所で、医薬品送達デバイスの作動を容易にするように構成することができる。具体的には、操作支援装置がデバイスに取り付けられたとき、作動要素は、アクチュエータとは異なる位置に配置することができる。さらに、作動要素の進行方向は、アクチュエータの操作方向とは異なることができる。
さらに、操作支援装置は、デバイスのアクチュエータの進行方向とは異なる方向からの医薬品送達デバイスの作動を容易にするように構成することができる。
アクチュエータの操作方向は、医薬品送達デバイスの長手方向軸に沿って遠位方向とすることができる。一例として、操作支援装置は、アクチュエータの操作方向に対して傾斜している方向、具体的にはアクチュエータの操作方向に対して垂直の方向から、医薬品送達デバイスの作動を容易にするように構成される。さらなる実施形態では、操作支援装置は、アクチュエータの操作方向に対して平行であるがアクチュエータの操作方向に合致しない方向から、医薬品送達デバイスの作動を容易にするように構成することができる。さらなる実施形態では、操作支援装置は、アクチュエータの操作方向と同軸の方向から、医薬品送達デバイスの作動を容易にするように構成することができる。
作動要素は、操作支援装置が操作されていないとき、基本位置につくことができる。作動要素は、使用者によって操作された後、その基本位置に戻ることを可能にすることができる。
この目的のため、作動要素は、ばねを備えることができる。ばねは、作動要素が使用者によって操作されていないとき、作動要素をその基本位置で保持するように構成することができる。作動要素の基本位置は、操作支援装置の本体に対して距離をあけた位置とすることができる。特に、作動要素は、スリーブ状の本体に対して距離をあけて位置することができる。使用者が作動要素を操作したとき、ばねを圧縮することができる。それによって、作動要素と操作支援装置の本体との間の距離を減らすことができる。使用者が作動要素をもはや操作しないとき、ばねは弛緩することができ、作動要素はその基本位置へ戻ることができる。
さらに、操作支援装置は、グリップを備えることができ、グリップは、使用者の手が医薬品送達デバイスから滑り落ちないようにすることができる。グリップは、たとえば被覆を備えることができる。被覆は、ゴム材料を備えることができる。
好ましくは、操作支援装置は、特に医薬品の用量を投薬するために、片手操作を可能にするように構成することができる。さらなる実施形態では、医薬品の用量の「設定」と「投薬」の両方に対して、片手操作を可能にすることができる。
好ましくは、操作支援装置は、取っ手を備える。取っ手は、医薬品送達デバイスの取扱い、具体的にはデバイスの片手操作を容易にすることができる。たとえば、使用者は、2本の指で取っ手を保持することができる。たとえば、使用者は、親指で操作支援装置を操作しながら、人差し指および中指で取っ手を保持することができる。
さらなる実施形態では、取っ手は、ストラップ・ハンドルを備えることができる。ストラップ・ハンドルは、使用者が医薬品送達デバイスをデバイスの長手方向の側面上で保持することを有効にすることができるように構成することができる。たとえば、使用者は、ストラップ・ハンドルによって医薬品送達デバイスを保持して、親指で操作支援装置を操作することができる。
好ましい実施形態では、操作支援装置は、医薬品送達デバイスに取り付け可能である。
一例として、操作支援装置は、医薬品送達デバイスの近位端に押し付けられるように構成することができる。特に、操作支援装置は、医薬品送達デバイスのアクチュエータの上に配置されるように構成することができる。好ましくは、操作支援装置は、医薬品送達デバイスのアクチュエータを少なくとも部分的に覆うことができる。
好ましくは、操作支援装置は、取り付け要素を備える。取り付け要素は、操作支援装置を医薬品送達デバイスに取り付けるように構成することができる。
取り付け要素は、スリーブを備えることができる。操作支援装置は、スリーブを医薬品送達デバイスの本体に押し付けることによって、医薬品送達デバイスに取り付けることができる。一例として、スリーブは、デバイスのペン型の本体に押し付けられるように構成することができる。
さらに、取り付け要素は、操作支援装置をデバイスにロックするロッキング・デバイスを備えることができる。たとえば、操作支援装置は、医薬品送達デバイスにスナップ嵌めで留めることができる。たとえば、ロッキング・フックとすることができるスナップ要素を、医薬品送達デバイスの本体内へカチッと留めることができ、それによって操作支援装置を本体に確実に固定することができる。さらなる実施形態では、操作支援装置は、ゴム・リングを備えることができ、ゴム・リングは、医薬品送達デバイスの本体に押し付けることができる。好ましくは、ゴム・リングは、操作支援装置を医薬品送達デバイスの本体に固定できるように寸法設定される。
さらなる実施形態では、取り付け要素は、ねじ山を備えることができる。好ましくは、ねじ山は、操作支援装置を医薬品送達デバイスに固定するように構成することができる。
操作支援装置は、医薬品送達デバイスから取り外し可能とすることができる。さらなる実施形態では、操作支援装置は、医薬品送達デバイスに恒久的に固定されるように構成することができる。
好ましい実施形態では、操作支援装置は、医薬品送達デバイスを操作するのに必要な力を低減させるように構成される。好ましくは、力は、機械的倍率を提供することによって低減させることができる。機械的倍率の量は、使用者によって適合可能とすることができる。
好ましい実施形態では、操作支援装置は、作動要素の動きを医薬品送達デバイスのアクチュエータの動きに伝達するように構成された伝達機構を備える。
好ましくは、伝達機構は、作動要素が使用者によって操作されたときに作動要素の動きをアクチュエータの動きに伝達するように構成することができる。好ましくは、作動要素は、伝達機構に連結される。伝達機構は、作動要素の進行方向を偏向させることができる。具体的には、作動要素の進行方向は、アクチュエータの進行方向とは異なることができる。好ましくは、伝達機構は、作動要素に及ぼされる力をアクチュエータに伝達することができる。それによって、アクチュエータを操作することができる。
好ましくは、伝達機構は、伝送要素を備える。好ましい実施形態では、伝送要素は、作動要素が操作されたときに医薬品送達デバイスのアクチュエータを操作するように構成される。具体的には、伝送要素は、アクチュエータに力を及ぼし、それによってアクチュエータを操作し、その結果医薬品が送達されるように構成することができる。一例として、伝送要素は、医薬品送達デバイスの長手方向軸に沿って遠位方向にアクチュエータを押すことができる。一例として、伝送要素は、突起を備えることができる。作動要素がその基本位置にあるとき、伝送要素の位置は、アクチュエータに力を及ぼさないような位置とすることができる。伝送要素は、アクチュエータより上に位置するように構成することができる。
さらなる実施形態では、伝達機構は、少なくとも1つのロッドを備えることができる。好ましくは、伝達機構は、複数のロッドを備えることができる。
これらのロッドは、作動要素の動きをアクチュエータへ伝達するように構成することができる。ロッドは、ヒンジによってカップリングすることができる。一実施形態では、ロッドは、まっすぐなものとすることができる。さらなる実施形態では、ロッドは、湾曲したものとすることができる。伝達機構は、まっすぐなロッドと湾曲したロッドの両方を備えることができる。これらのロッドは、少なくとも1つの支承部によって、操作支援装置にカップリングすることができる。一実施形態では、支承部は、固定の支承部とすることができる。さらなる実施形態では、支承部は、摺動式の支承部とすることができる。好ましくは、これらのロッドの少なくとも1つは、作動要素に連結される。さらに、これらのロッドの少なくとも1つは、伝送要素に連結することができる。
好ましくは、操作支援装置の伝達機構は、レバー機構を備えることができる。
レバー機構は、少なくとも1つのレバーを備えることができる。レバーは、旋回式にすることができる。好ましくは、レバー機構は、アクチュエータを操作するのに必要な力を低減させることができる。具体的には、レバー機構は、機械的倍率をもたらすことができる。好ましい実施形態では、伝送要素は、レバーにカップリングすることができる。レバーは、作動要素の動きを伝送要素へ伝達することができ、その結果、伝送要素は、医薬品送達デバイスのアクチュエータを操作することができる。さらに、レバーは、たとえばヒンジによって、操作支援装置の本体に連結することができる。
さらなる実施形態では、操作支援装置の伝達機構は、歯車機構を備えることができる。
歯車機構は、作動要素の動きを伝送要素へ伝達するように構成することができる。好ましくは、歯車機構は、少なくとも1つの歯車を備える。歯車機構は、少なくとも1つの歯車ロッドを備えることができる。好ましくは、第1の歯車ロッドが作動要素に連結される。伝送要素には、第2の歯車ロッドを連結することができる。好ましくは、第1および第2の歯車ロッドは、歯車に係合する。第1の歯車ロッドは、作動要素が使用者によって操作されたときに動くことができる。好ましくは、作動要素が操作され、第1の歯車ロッドが動かされたとき、歯車は回転軸の周りを回転する。第2の歯車ロッドと歯車の係合のため、歯車が回転すると、第2の歯車ロッドも動かすことができる。歯車の回転は、作動要素が操作されたときに伝送要素をアクチュエータの方へ動かすような回転とすることができる。伝送要素は、アクチュエータを操作して医薬品を送達できるまで、アクチュエータの方へ動かすことができる。
好ましい実施形態では、作動要素は、伝送要素から距離をあけて配置される。一実施形態では、作動要素は、伝送要素より上に配置することができる。具体的には、伝送要素の進行方向は、アクチュエータの進行方向と同軸とすることができる。さらなる実施形態では、作動要素は、伝送要素から横方向の距離をあけて配置することができる。具体的には、作動要素は、作動要素の進行方向が伝送要素の進行方向に合致しないように配置することができる。
本開示のさらなる態様によれば、医薬品送達デバイスおよび操作支援装置を備えるシステムが提供される。
操作支援装置は、上述したあらゆる構造上および機能上の特性を備えることができる。操作支援装置は、医薬品送達デバイスに、具体的には医薬品送達デバイスの本体に、取り付け可能とすることができる。システムでは、操作支援装置は、医薬品送達デバイスとは別個の要素とすることができ、または医薬品送達デバイスに取り付けることができる。医薬品送達デバイスは、医薬品、具体的には薬液を投薬するように構成することができる。特に、医薬品は、インスリンとすることができる。医薬品送達デバイスは、注射デバイスとすることができる。医薬品送達デバイスは、ペン型のデバイスとすることができる。医薬品送達デバイスは、自動注射器とすることができる。
システムの医薬品送達デバイスは、アクチュエータを備えることができる。好ましくは、アクチュエータは、操作支援装置が医薬品送達デバイスに取り付けられていないときに使用者によって操作されるように構成することができる。一例として、アクチュエータは、ボタンを備えることができる。医薬品送達デバイスは、アクチュエータが操作されたときに医薬品を投薬するように構成することができる。好ましい実施形態では、アクチュエータは、医薬品送達デバイスの近位端に配置される。
好ましい実施形態では、システムの操作支援装置は、操作支援装置が医薬品送達デバイスに取り付けられたときに医薬品送達デバイスのアクチュエータを少なくとも部分的に覆うように構成することができる。具体的には、アクチュエータを覆うことによって、アクチュエータの直接操作を防止することができる。
好ましい実施形態では、アクチュエータは、医薬品送達デバイスの遠位方向に軸に沿って動かされるように構成することができる。好ましくは、アクチュエータは、遠位方向に押されて医薬品を投薬するように構成される。
好ましくは、操作支援装置は、操作支援装置が医薬品送達デバイスに取り付けられたときに医薬品を投薬するように構成される。具体的には、操作支援装置を操作することにより、アクチュエータを動作させることができる。特に、使用者は、アクチュエータを直接操作するのではなく、操作支援装置を操作することができる。
本開示のさらなる態様では、操作支援装置を備える医薬品送達デバイスが提供される。操作支援装置は、医薬品送達デバイスの本体に取り付けることができ、したがって医薬品送達デバイスの一部と見なすことができる。医薬品送達デバイスおよび操作支援装置は、上述したあらゆる機能上および構造上の特性を備えることができる。
本明細書で使用する用語「医薬品」は、好ましくは少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、たとえば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、たとえば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、たとえば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、たとえば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、たとえば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、たとえば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、たとえば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(たとえば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、たとえば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、たとえば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、たとえば、アルカリまたはアルカリ土類金属、たとえば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、たとえば、水和物である。
さらなる特性、改善、および便法は、図に関する例示的な実施形態の以下の説明から明らかになる。
操作支援装置の例示的な実施形態を示す図である。 図1Aの操作支援装置が医薬品送達デバイスにどのように取り付けられるかを示す図である。 図1Bの医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置を、操作支援装置が操作されていない状態で示す図である。 操作支援装置が操作されたときの図1Bの医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置を示す図である。 医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置の第2の実施形態を示す図である。 医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置の第3の実施形態を示す図である。 医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置の第4の実施形態を示す図である。 医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置の第5の実施形態を示す図である。 医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置の第6の実施形態を示す図である。 医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置の第7の実施形態を示す図である。 医薬品送達デバイスに取り付けられた操作支援装置の第8の実施形態を示す図である。
図では、同様の要素、同じ種類の要素、および同一の作用をする要素に、同じ参照番号を与えることができる。
図1Aは、操作支援装置1の例示的な実施形態を示す。操作支援装置1は、取り付け要素3を備える。取り付け要素は、操作支援装置1を医薬品送達デバイスに固定するように構成することができる。取り付け要素は、スリーブを備えることができる。スリーブは、医薬品送達デバイス2に押し付けられるように構成することができる。
操作支援装置1は、使用者によって操作可能な作動要素5を備える。作動要素5は、医薬品送達デバイスから医薬品を投薬するために、医薬品送達デバイスのアクチュエータを動作させるように構成することができる。したがって、薬剤を投薬するには、使用者は、医薬品送達デバイスのアクチュエータを直接操作するのではなく、操作支援装置1の作動要素5を操作することができる。それによって、医薬品送達デバイスの操作を容易にすることができる。一例として、作動要素5は、医薬品送達デバイスのアクチュエータの操作方向とは異なる方向から、医薬品送達の操作を可能にすることができる。さらに、作動要素5は、デバイスのアクチュエータとは異なる位置に配置することができる。
作動要素5は、ハンドル、具体的にはレバー7を備える。レバー7は、ヒンジ13によって取り付け要素3に連結される。レバー7と取り付け要素3との間には、ばね8が配置される。作動要素5は、取り付け要素3の長手方向の側面に配置され、その結果、医薬品送達デバイスは、デバイスの長手方向の側面から操作することができる。
さらに、操作支援装置1は、伝送要素6を備える。伝送要素6は、医薬品送達デバイスから薬剤を送達するために、医薬品送達デバイスのアクチュエータに力を及ぼすように構成される。伝送要素は、たとえば突起を備えることができる。さらに、操作支援装置1は、伝達機構17を備える。伝達機構17は、作動要素5の動きを伝送要素6に伝達する。
図1Bは、図1Aの操作支援装置1を示し、図1Aの操作支援装置1を医薬品送達デバイス2にどのように取り付けることができるかを示す。医薬品送達デバイス2および操作支援装置1によって、システムが提供される。
医薬品送達デバイス2は、注射デバイス、たとえばペン型の注射器とすることができる。具体的には、医薬品送達デバイス2は、自動注射器とすることができる。医薬品送達デバイス2は、薬剤を投薬するように構成される。薬剤は、薬液とすることができる。薬液は、たとえばインスリンとすることができる。
医薬品送達デバイス2はアクチュエータ4を備え、アクチュエータ4は、デバイス2の長手方向軸22に沿って可動とすることができる。アクチュエータ4は、ボタンを備える。アクチュエータ4は、医薬品送達デバイス2の近位端に配置することができる。
アクチュエータ4は、進行方向18に押されるように構成することができる。具体的には、医薬品送達デバイス2は、アクチュエータ4が起動されたときに薬剤を投薬することができる。医薬品送達デバイス2は、投薬端25から薬剤を投薬することができる。投薬端25には、針を取り付けることができる。
操作支援装置1は、医薬品送達デバイス2の使用を容易にするように構成される。たとえば、操作支援装置1は、アクチュエータ4の進行方向18とは異なる方向から、医薬品送達デバイス2の作動を容易にすることができる。たとえば、医薬品送達デバイス2は、医薬品送達デバイス2の長手方向軸22に対して傾斜している方向から作動させることができる。
操作支援装置1は、医薬品送達デバイス2を取り付け要素3内へ、具体的には操作支援装置のスリーブ内へ挿入することによって、医薬品送達デバイス2に取り付けることができる。取り付け要素3を医薬品送達デバイス2に固定するために、取り付け要素3は、ゴム・リングを備えることができる。別の例では、取り付け要素3は、医薬品送達デバイス2にスナップ嵌めで留めることができる。たとえば、取り付け要素3は、医薬品送達デバイス2の本体内へカチッと留めることができるロッキング・フックを備えることができる。
図1Cは、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1を示す。操作支援装置1は、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4を少なくとも部分的に覆う。操作支援装置1は医薬品送達デバイス2に押し付けられ、その結果、伝送要素6がアクチュエータ4の上に配置される。伝送要素6は、アクチュエータ4に力を及ぼし、それによってアクチュエータ4を操作するように構成される。具体的には、伝送要素6は、作動要素5が操作されたときにアクチュエータ4を操作することができる。
図1Cは、デバイス2に取り付けられた操作支援装置1を、作動要素5が操作されていない状態で示す。作動要素5は、基本位置にある。この状態では、伝送要素6は、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4を操作していない。レバー7とスリーブとの間に配置されているばね8には、レバー7が基本位置で保持されるように、事前に張力が与えられている。レバー7の基本位置は、レバー7の一方の端部、具体的には遠位端が、医薬品送達デバイス2またはスリーブに対して距離をあけて保持されるような位置とすることができる。たとえば、基本位置では、レバー7は、長手方向軸22に対して傾斜している方向に延びることができる。
図1Dは、作動要素5が操作されたときの操作支援装置1を示す。作動要素5は、使用者によって操作することができる。使用者は、異なる方法で、たとえば人差し指、親指、または4本の指を用いて、作動要素5を操作することができる。
作動要素5が操作されたとき、伝送要素6は、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4を操作する。それによって、薬剤を送達することができる。具体的には、ばね8が圧縮され、レバー7が医薬品送達デバイス2の方へ動き、その結果、レバー7と医薬品送達デバイス2との間の角度が減少する。レバー7の動き16は、レバー7がヒンジ13の周りを回転するような動きである。レバー7がヒンジ13の周りを回転したとき、伝送要素6は医薬品送達デバイスのアクチュエータ4の方へ動き、その結果、伝送要素6がアクチュエータ4に力を及ぼす。それによって、アクチュエータ4が操作される。具体的には、アクチュエータ4は、伝送要素6によって長手方向軸22に沿って進行方向18に動かされる。それによって、医薬品送達デバイス2から医薬品が送達される。
図2は、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1のさらなる実施形態を示す。医薬品送達デバイス2および操作支援装置1によって、システムが提供される。操作支援装置1は、医薬品送達デバイスの長手方向軸22に対して傾斜している方向、具体的には医薬品送達デバイスの長手方向軸22に対して垂直の方向から、医薬品送達デバイス2の作動を容易にするように構成される。操作支援装置1は、医薬品送達デバイス2の近位端に取り付けられる。操作支援装置1は作動要素5を備え、作動要素5は、医薬品送達デバイス2の長手方向の側面に配置される。作動要素5は、ボタンの形状を有する。
操作支援装置1は、伝送要素6をさらに備える。伝送要素6は、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4を操作するように構成される。作動要素5の動きを伝送要素6に伝達するように構成された伝達機構17は、歯車ロッド9、19および歯車10を備える。歯車ロッド9は、作動要素5に連結される。さらに、歯車ロッド9は歯車10に係合する。伝送要素6に連結された別の歯車ロッド19もまた、歯車10に係合する。作動要素5と操作支援装置1のスリーブ3との間には、ばね8が配置される。医薬品送達デバイス2が操作されていないときに作動要素5が基本位置で保持されるように、ばねには事前に張力が与えられている。
作動要素5が操作方向24に押されたとき、ばね8は圧縮され、作動要素5は歯車10の方へ動かされる。それによって、歯車ロッド9と歯車10の係合のため、歯車10が回転する。歯車10が回転したとき、歯車ロッド19と歯車10の係合のため、伝送要素6はアクチュエータ4の方へ動かされる。それによって、伝送要素6は、アクチュエータ4を操作することができ、具体的にはアクチュエータ4を進行方向18に押し、それによって医薬品送達デバイス2から医薬品を送達することができる。作動要素5が使用者によってそれ以上操作されなくなったとき、ばね8は弛緩し、それによって作動要素5をその基本位置へ動かすことができる。
図3は、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1のさらなる実施形態を示す。操作支援装置1は、医薬品送達デバイス2の近位端に押し付けられる。操作支援装置1は取っ手21を備え、取っ手21は、医薬品送達デバイス2の容易な取扱いを容易にする。使用者は、取っ手21によって2本の指で医薬品送達デバイスを保持することができる。たとえば、使用者は、人差し指および中指で取っ手21を保持することができる。
操作支援装置1は、医薬品送達デバイス2の近位端に配置された作動要素5と、伝送要素6と、ばね15とをさらに備える。作動要素5が操作されていないときに作動要素5および伝送要素6がアクチュエータ4を操作しないように、ばね15には事前に張力が与えられている。使用者は、取っ手21によって医薬品送達デバイス2を保持したとき、親指で作動要素5を遠位方向に押すことができる。それによって、ばね15は圧縮され、伝送要素6は、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4を操作する。アクチュエータ4の進行方向18は、遠位方向に合致する。使用者が作動要素5をそれ以上押さなくなったとき、ばねは弛緩することができ、作動要素5は基本位置へ動かされる。
操作支援装置1のこの実施形態では、作動要素5および伝送要素6の進行方向は、アクチュエータ4の進行方向18に合致する。
図4は、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1のさらなる実施形態を示す。操作支援装置は、作動要素5および伝送要素6を備える。作動要素5は、医薬品送達デバイス2の長手方向の側面に配置される。
操作支援装置1は、伝達機構17を備える。伝達機構17は、作動要素5の動きを伝送要素6へ伝達するように構成された複数のロッド11、11a、11bを備える。ロッド11、11a、11bは、ヒンジ13によってリンクされる。ロッド11aは、作動要素5に連結され、摺動式の支承部14内に埋め込まれる。別のロッド11bは、伝送要素6に取り付けられる。ロッド11、11a、11bは、まっすぐまたは湾曲したものとすることができる。ロッド11、11a、11bは、支承部12によってスリーブ3にカップリングされる。
作動要素5は、ばね8によって基本位置で保持される。使用者が作動要素5を操作したとき、ばね8は圧縮され、作動要素5の動き24は、ロッド11、11a、11bおよびヒンジ13によって伝送要素6へ伝達される。伝送要素6は、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4の方へ横方向に動き、アクチュエータ4を医薬品送達デバイス2の遠位端の方へ進行方向18に押す。使用者が作動要素5を操作しなくなったとき、ばね8は弛緩することができ、作動要素5は、医薬品送達デバイス2から離れて基本位置へ動かされる。それによって、伝送要素6を医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4から引き抜くことができる。
図5は、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1のさらなる実施形態を示す。操作支援装置1は、取り付け要素3、作動要素5、伝送要素6、ばね8、およびヒンジ13を備える。作動要素5は、医薬品送達デバイス2の長手方向の側面に配置される。作動要素5は、レバー7を備える。レバー7とスリーブ3との間には、ばね8が配置される。操作支援装置1が操作されていないとき、レバー7の一方の端部、具体的にはレバー7の近位端が、取り付け要素3または医薬品送達デバイス2に対して距離をあけて保持されるように、ばね8には事前に張力が与えられている。
使用者が作動要素5またはレバー7を進行方向24に動かしたとき、ばね8は圧縮され、レバー7はヒンジ13の周りを回転する。それによって、伝送要素6はアクチュエータ4の方へ動き、その後、伝送要素6がアクチュエータ4を操作し、具体的にはアクチュエータ4を遠位方向に押し、その結果、医薬品送達デバイス2から医薬品が送達される。使用者が作動要素5をそれ以上操作しなくなったとき、ばね8が弛緩することが有効になり、レバー7は、取り付け要素3、具体的にはスリーブから離される。それによって、伝送要素6をアクチュエータ4から引き抜くことができる。
図6は、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1のさらなる実施形態を示す。操作支援装置1は、医薬品送達デバイス2の長手方向の側面に配置された作動要素5と、伝送要素6と、伝達機構17とを備える。伝達機構17は、複数のロッド11、11a、11bと、複数のヒンジ13とを備える。ロッド11、11a、11bは、支承部12によって取り付け要素3にカップリングされる。1つのロッド11aは、作動要素5に連結される。別のロッド11bは、伝送要素6に連結される。使用者が作動要素5を操作したとき、作動要素5の動きは、ロッド11、11a、11bおよびヒンジ13によって伝送要素6へ伝送される。それによって、伝送要素6は遠位方向に動かされ、その結果、アクチュエータ4を操作する。作動要素5と取り付け要素3との間にはばね8が配置されており、医薬品送達デバイス2が操作されていないときに作動要素5が基本位置で保持されるように、ばね8には事前に張力が与えられている。
図7は、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1のさらなる実施形態を示す。この実施形態は、ロッド11が異なる形で配置されていることを除いて、図6の実施形態に類似している。しかし、この機構は同様に機能する。
図8は、医薬品送達デバイス2に取り付けられた操作支援装置1のさらなる実施形態を示す。操作支援装置1は、作動要素5と、伝送要素6と、ロッド11と、レバー7と、少なくとも1つのヒンジ13とを備える。レバー7は、ヒンジ13の周りを可動である。作動要素5および伝送要素6は、レバー7に配置される。伝送要素6は、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4より上で、長手方向軸22上に配置される。作動要素5は、伝送要素6から横方向の距離をあけて配置され、その結果、作動要素5は長手方向軸22上に配置されない。作動要素5および伝送要素6は、レバー機構26によってカップリングされる。レバー機構26によって、作動要素5と伝送要素6との間の機械的倍率が実現される。この機械的倍率のため、操作支援装置1をもたない医薬品送達デバイス2の実施形態に比べて、医薬品送達デバイス2のアクチュエータ4を操作するのに必要な力が低減される。この機械的倍率は、アクチュエータ4を操作するのに必要な力を低減または増大できるように、使用者によって適合させることができる。具体的には、使用者は、レバー・アームの長さ、すなわち作動要素5とヒンジ13との間の距離を調整することができる。
この実施形態では、使用者が加えなければならない力の方向は、アクチュエータ4の進行方向18に対して平行である。しかし、力を加える点が操作支援装置1によってずらされるように、作動要素5はアクチュエータ4から横方向に変位されている。この実施形態は、アクチュエータ4を操作するのに必要な力を加えるのが困難なことがある健康を損なった使用者にとって、特に適していることがある。
さらに、医薬品送達デバイス2上にはグリップ23が配置され、それによって医薬品送達デバイス2の取扱いを容易にする。グリップ23は、使用者が片手を使用することによって薬剤を投薬できるようなものとすることができる。たとえば、グリップは開口部を備えることができ、使用者はその開口部の中に、指またはストラップ・ハンドルを入れることができる。使用者は、医薬品送達デバイス2を3本の指で保持して、作動要素を親指で操作することができる。
1 操作支援装置
2 医薬品送達デバイス
3 取り付け要素
4 アクチュエータ
5 作動要素
6 伝送要素
7 レバー
8 ばね
9 歯車ロッド
10 歯車
11 ロッド
11a ロッド
11b ロッド
12 支承部
13 ヒンジ
14 摺動式の支承部
15 ばね
16 レバーの進行方向
17 伝達機構
18 アクチュエータの進行方向
19 歯車ロッド
20 回転軸
21 取っ手
22 軸
23 グリップ
24 作動要素の操作方向
25 投薬端
26 レバー機構
27 歯車機構

Claims (15)

  1. 医薬品送達デバイス(2)のアクチュエータ(4)の操作を軽減するように構成された、
    医薬品送達デバイス(2)用の操作支援装置(1)。
  2. 医薬品送達デバイス(2)に取り付けられるように構成される、請求項1に記載の操作支援装置。
  3. 医薬品送達デバイス(2)を操作するのに必要な力を低減させるように構成される、請求項1または2に記載の操作支援装置。
  4. 使用者によって操作可能な作動要素(5)を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の操作支援装置。
  5. 作動要素(5)の動きを医薬品送達デバイス(2)のアクチュエータ(4)の動きに伝達する伝達機構(17)を備える、請求項4に記載の操作支援装置。
  6. 伝達機構(17)は、作動要素(5)が操作されたときに医薬品送達デバイス(2)のアクチュエータ(4)に力を及ぼすように構成された伝送要素(6)を備える、請求項5に記載の操作支援装置。
  7. 伝達機構(17)はレバー機構(26)を備える、請求項5または6に記載の操作支援装置。
  8. 伝達機構(17)は歯車機構(27)を備える、請求項6に記載の操作支援装置。
  9. アクチュエータ(4)の進行方向(18)に対して傾斜している方向から、医薬品送達デバイス(2)の作動を容易にするように構成される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の操作支援装置。
  10. ペン型の医薬品送達デバイス(2)に適している、請求項1〜9のいずれか1項に記載の操作支援装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬品送達デバイス(2)および操作支援装置(1)を備えるシステム。
  12. 医薬品送達デバイス(2)は、医薬品を投薬するように構成されたアクチュエータ(4)を備える、請求項11に記載のシステム。
  13. 医薬品送達デバイス(2)のアクチュエータ(4)はボタンを備える、請求項12に記載のシステム。
  14. アクチュエータ(4)は、医薬品送達デバイス(2)の近位端に配置される、請求項12または13に記載のシステム。
  15. 操作支援装置(1)は、該操作支援装置が医薬品送達デバイス(2)に取り付けられたときに該医薬品送達デバイス(2)のアクチュエータ(4)を少なくとも部分的に覆うように構成される、請求項12〜14のいずれか1項に記載のシステム。
JP2014542873A 2011-11-29 2012-11-26 医薬品送達デバイス用の操作支援装置(operationaid)および操作支援装置を備える医薬品送達デバイス Pending JP2015501692A (ja)

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