JP2015231116A - データ配信システム及びデータ配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 端末装置の負荷を低減するデータ配信システム及びデータ配信方法を提供する。【解決手段】 データ配信システムは、データベース装置、データ配信装置、及び端末装置を有し、データベース装置は、データ配信装置及び端末装置の間の通信の可否を示す通信可否情報を保持し、データ配信装置は、端末装置からの要求に応じて、端末装置との間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立し、端末装置にコネクションを介してデータを配信し、コネクションが切断された場合、データベース装置から通信可否情報を取得し、通信可否情報が、端末装置との通信が可能であることを示すとき、他のプロトコルに従い、端末装置にコネクションの再確立を指示するメッセージを送信し、端末装置は、データ配信装置からデータを受信し、メッセージを受信したとき、データ配信装置にコネクションの再確立を要求する。【選択図】図7

Description

本件は、データ配信システム及びデータ配信方法に関する。
インターネットの普及に伴って、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP: Application Service Provider)から自発的に、ユーザの端末装置(例えばスマートフォン)に情報を配信する常時接続型プッシュサービスが広まっている。配信される情報としては、例えば、端末装置にインストールされたアプリケーション(ソフトウェア)の更新通知や端末装置の状態に関する情報などが挙げられる。
常時接続型プッシュサービスでは、端末装置のアプリケーションからサーバに対し、TCP(Transmission Control Protocol)に基づくコネクションの確立を要求することにより、情報を配信するためのコネクションが確立される。なお、情報の配信にTCPが用いられる理由は、インターネットに接続可能な端末装置には、TCPが実装されているからである。
端末装置とサーバの間のコネクションに関し、例えば特許文献1には、無線端末が、着呼による通信セッションの中断を、SMSデータベアラによりサーバに通知する点が記載されている。また、特許文献2には、無線通信装置と無線通信ネットワークとの間の通信喪失の後、通信を再確立するため、無線通信装置の存在を無線ネットワークに通知する点が記載されている。
特表2007−537621号公報 特表2006−513644号公報
常時接続型プッシュサービスでは、例えば、端末装置が、無線通信の圏外に移動したとき、サーバだけがコネクションの切断を検出するため、コネクションは、ハーフクローズ状態となる。ハーフクローズとは、双方向通信の一方だけが終了した状態になることである。
コネクションがハーフクローズ状態になっても、端末装置のアプリケーションは、単にサーバが情報を配信していないのか、または通信に障害が発生したのかを判別できない。そこで、端末装置のアプリケーションは、周期的(例えば30分ごと)にキープアライブパケットをサーバに送信し、サーバからの応答に基づいてコネクションの状態を判別する。端末装置のアプリケーションは、サーバから応答がない場合、コネクションが切断されたと判定し、コネクションの再確立をサーバに要求する。
しかし、キープアライブパケットの送信処理は、端末装置の負荷を増加させるため、端末装置の通信設備の規模や端末装置の消費電力が増加するという問題が生ずる。また、多数の端末装置からキープアライブパケットが送信された場合、ネットワークの帯域を圧迫するという問題も生ずる。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、端末装置の負荷を低減するデータ配信システム及びデータ配信方法を提供することを目的とする。
本明細書に記載のデータ配信システムは、データベース装置、データ配信装置、及び端末装置を有し、前記データベース装置は、前記データ配信装置及び前記端末装置の間の通信の可否を示す通信可否情報を保持し、前記データ配信装置は、前記端末装置からの要求に応じて、前記端末装置との間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立し、前記端末装置に前記コネクションを介してデータを配信し、前記コネクションが切断された場合、前記データベース装置から前記通信可否情報を取得し、前記通信可否情報が、前記端末装置との通信が可能であることを示すとき、前記所定のプロトコルとは異なる他のプロトコルに従い、前記端末装置に前記コネクションの再確立を指示するメッセージを送信し、前記端末装置は、前記データ配信装置から前記データを受信し、前記メッセージを受信したとき、前記データ配信装置に前記コネクションの再確立を要求する。
本明細書に記載のデータ配信方法は、データ配信装置から端末装置にデータを配信する方法において、前記端末装置からの要求に応じて、前記端末装置とデータ配信装置の間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立し、前記データ配信装置から前記端末装置に前記コネクションを介してデータを配信し、前記コネクションが切断された場合、前記データ配信装置と前記端末装置の間の通信が可能であるとき、前記データ配信装置から前記端末装置に、前記所定のプロトコルとは異なる他のプロトコルに従い、前記コネクションの再確立を指示するメッセージを送信し、前記メッセージに従って、前記端末装置から前記データ配信装置に前記コネクションの再確立を要求する方法である。
端末装置の負荷を低減できる。
データ配信システムの一例を示す構成図である。 無線端末装置の一例を示す構成図である。 配信サーバの一例を示す構成図である。 配信処理データベース及び認証データベースの一例を示す表である。 HLRの一例を示す構成図である。 比較例に係るデータ配信方法を示すラダーチャートである。 実施例に係るデータ配信方法を示すラダーチャートである。 配信サーバのコネクション確立処理の一例を示すフローチャートである。 配信サーバのデータ配信処理の一例を示すフローチャートである。 無線端末装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、データ配信システムの一例を示す構成図である。データ配信システムは、無線端末装置(端末装置)1と、配信サーバ(データ配信装置)2と、HLR(Home Location Register)(データベース装置)3と、ASPサーバ4と、プッシュサービス登録サーバ5とを有する。データ配信システムは、さらに、パケット交換機6と、回線交換機7と、無線基地局8とを有する。なお、図1において、1つの無線基地局8だけ示されているが、データ配信システムには、複数の無線基地局8が含まれる。
配信サーバ2は、一例として、無線端末装置1に常時接続型プッシュサービスを提供する。配信サーバ2は、例えばインターネットNWを介してASPサーバ4及びプッシュサービス登録サーバ5に接続されている。
ASPサーバ4は、ASPに設けられ、配信サーバ2に対し、無線端末装置1へのデータ配信を依頼する。ASPサーバ4は、データ配信の開始前、配信対象のデータ(以下、「配信データ」と表記)に対応するアプリケーションを識別するアプリケーションID及びASPを識別するプロバイダIDを、配信サーバ2に登録する。なお、配信データとしては、例えば、無線端末装置1にインストールされたアプリケーションの更新プログラムが挙げられる。
プッシュサービス登録サーバ5は、無線端末装置1からの依頼に応じて、無線端末装置1を常時接続型プッシュサービスに登録する。プッシュサービス登録サーバ5は、無線端末装置1の登録時、配信サーバ2が確立した複数のコネクションのうち、データ配信に用いられるコネクションを示すデータ配信IDを、配信サーバ2に通知する。
配信サーバ2は、パケット交換機6、回線交換機7、及びHLR3と接続されている。パケット交換機6、回線交換機7、及びHLR3は、無線基地局8に接続されている。パケット交換機6、回線交換機7、HLR3、及び無線基地局8は、無線端末装置1に無線通信サービスを提供する通信キャリアのネットワーク内に設けられている。なお、LTE(Long Term Evolution)の場合、HLR3に代えてHSS(Home Subscriber Server)が設けられる。
無線端末装置1は、無線基地局8の圏内に存在する場合、無線基地局8に無線接続されることにより、配信サーバ2と通信する。無線端末装置1としては、例えばスマートフォンや携帯電話機が挙げられる。
無線端末装置1は、インストールされたアプリケーションにより、配信サーバ2に、常時接続型プッシュサービスの登録を依頼する。登録依頼には、上記のアプリケーションID、無線端末装置1の電話番号が含まれる。配信サーバ2は、無線端末装置1の依頼に応じて、アプリケーションID及び電話番号を登録する。
配信サーバ2及び無線端末装置1は、パケット交換機6を介してデータ通信する。配信サーバ2は、無線端末装置1の要求に応じて、無線端末装置1との間に、TCPに基づいてコネクションを確立する。つまり、TCPのコネクションは、無線端末装置1からの要求を契機として確立される。なお、本実施例では、コネクション型通信のプロトコルとしてTCPを挙げるが、これに限定されず、他種のプロトコルが用いられてもよい。
配信サーバ2は、ASPサーバ4からの配信依頼に応じ、コネクションを介して配信データを無線端末装置1に配信する。配信データは、例えばIP(Internet Protocol)パケットに格納され、無線基地局8及びパケット交換機6を経由する通信経路R1に沿って配信される。パケット交換機6は、配信サーバ2及び無線端末装置1間でIPパケットを交換する。無線端末装置1は、配信データを受信したとき、受信した旨を通知するため、コネクションを介して配信サーバ2に応答を送信する。
例えば、無線端末装置1が、無線基地局8の圏外に移動した場合、コネクションは、ハーフクローズ状態となる。このとき、無線端末装置1は、配信データを受信することも、応答を送信することもできない。
このため、配信サーバ2は、無線端末装置1から応答を受信していないとき、コネクションが切断されたと判定する。これにより、配信サーバ2は、容易にコネクションの切断を検出する。
配信サーバ2は、コネクションが切断された場合、HLR3から無線端末装置1の在圏状態情報(通信可否情報)を取得する。HLR3は、無線基地局8と通信することにより、在圏状態情報を生成する。在圏状態情報は、無線基地局8ごとの無線端末装置1の在圏状態を示す。つまり、在圏状態情報は、配信サーバ2及び無線端末装置1の間の通信の可否を示す。
配信サーバ2は、在圏状態情報が、在圏状態、つまり無線端末装置1との通信が可能であることを示すとき、SMS(Short Message Service)のプロトコル(他のプロトコル)に従い、無線端末装置1にコネクションの再確立を指示する指示メッセージを送信する。SMSは、通信キャリアにより提供されるメッセージ通信サービスである。
SMSのメッセージは、電話回線網を利用して送信され、宛先として電話番号を含む。SMSのメッセージは、配信サーバ2から、回線交換機7及び無線基地局8を含む通信経路R2を経由して、無線端末装置1に送信される。なお、本実施例において、指示メッセージを送信するためのプロトコルとして、SMSのプロトコルを挙げるが、これに限定されず、他のプロトコルが用いられてもよい。
無線端末装置1は、指示メッセージを受信したとき、配信サーバ2にTCPのコネクションの再確立を要求する。配信サーバ2は、無線端末装置1からの要求に応じて、コネクションを確立する。
このように、配信サーバ2は、TCPに基づくコネクションが切断された場合、HLR3から在圏状態情報を取得することにより、指示メッセージの送信前に、無線端末装置1との通信の可否を判断できる。このため、配信サーバ2は、指示メッセージの無駄な送信を回避できる。
配信サーバ2は、無線端末装置1との通信が可能となったときに、TCPとは異なるSMSのプロトコルに従い、指示メッセージを送信する。無線端末装置1は、指示メッセージを受信したとき、配信サーバ2にTCPのコネクションの再確立を要求する。
したがって、配信サーバ2は、コネクションが切断されていても、例えば、無線端末装置1が、無線基地局8の圏内に移動したとき、タイムリーに無線端末装置1にコネクションの再確立を指示できる。このため、無線端末装置1は、後述するようなキープアライブパケットの送信処理を行うことなく、低負荷でコネクションを再確立できる。
また、配信サーバ2は、コネクションが切断された場合、配信データを一時的に保持し、コネクションが再確立された後、保持していた配信データを無線端末装置1に配信する。これにより、配信サーバ2は、コネクションの切断により配信が中断された配信データを、無線端末装置1に再送信できる。
図2は、無線端末装置1の一例を示す構成図である。無線端末装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、操作部13、表示部14、及び無線通信処理部15を有する。
CPU10は、互いに信号の入出力ができるように、ROM11、RAM12、操作部13、表示部14、及び無線通信処理部15と、データバス16を介して接続されている。ROM11は、CPU10を駆動するプログラム(上記のアプリケーション)が格納されている。RAM12は、CPU10のワーキングメモリとして機能する。無線通信処理部15は、例えば、アンテナ及びベースバンド信号処理回路などを含み、無線基地局8との間で通信を行う。
操作部13は、例えばキーパッドであり、ユーザからの操作を受け付ける。表示部14は、例えば液晶パネルであり、情報が表示される。なお、操作部13及び表示部14に代えて、操作部13及び表示部14が一体化されたタッチパネルが設けられてもよい。
CPU10は、ROM11からプログラムを読み込むと、機能として、データ処理部100、登録依頼部101、コネクション要求部102、及びSMS処理部103が形成される。登録依頼部101は、無線通信処理部15を介して、常時接続型プッシュサービスの登録依頼を配信サーバ2に送信する。登録依頼には、無線端末装置1のユーザID及び電話番号と、アプリケーションIDとが含まれる。登録依頼部101は、登録が完了すると、コネクション要求部に登録完了を通知する。
コネクション要求部102は、常時接続型プッシュサービスの登録が完了すると、TCPに基づくコネクションの確立要求を、無線通信処理部15を介して配信サーバ2に送信する。コネクションの確立処理は、例えば、スリーウェイハンドシェークにより行われる。コネクション要求部102は、コネクションの確立処理が完了すると、確立完了をデータ処理部100に通知する。
データ処理部100は、コネクションが確立されているとき、配信サーバ2から無線通信処理部15を介して受信した配信データを処理する。データ処理部100は、例えば、配信データの内容を表示部14に表示する。また、データ処理部100は、配信データを受信したとき、応答を、無線通信処理部15を介して配信サーバ2に送信する。
SMS処理部103は、配信サーバ2から無線通信処理部15を介して、コネクション再確立の指示メッセージを受信したとき、コネクション要求部102に、コネクションの再確立の要求を依頼する。コネクション要求部102は、SMS処理部103から依頼を受けると、コネクションの再確立処理を行う。
図3は、配信サーバ2の一例を示す構成図である。配信サーバ2は、CPU20、ROM21、RAM22、HDD(Hard Disk Drive)23、データ通信部24、及び回線網通信部25を有する。
CPU20は、互いに信号の入出力ができるようにROM21、RAM22、HDD23、データ通信部24、及び回線網通信部25と、データバス26を介して接続されている。ROM21は、CPU20を駆動するプログラム(上記のアプリケーション)が格納されている。RAM22は、CPU20のワーキングメモリとして機能する。
データ通信部24は、例えばネットワークインターフェースカードであり、別々のポートを介してパケット交換機6及びインターネットNWに接続されている。データ通信部24は、パケット交換機6またはインターネットNWとの間でIPパケットを送受信する。回線網通信部25は、HLR3及び回線交換機7と接続され、信号を送受信する。
CPU20は、ROM21からプログラムを読み込むと、機能として、登録受付部200、コネクション確立部201、データ配信部202、在圏判定部203、及びメッセージ生成部204が形成される。また、HDD23には、認証データベース(DB)230、配信処理データベース(DB)231、及び配信データ232が格納されている。
登録受付部200は、無線端末装置1からデータ通信部24を介して受信した登録依頼を受け付け、登録依頼に含まれる電話番号と、アプリケーションIDとを、TCPのコネクションIDに対応付けて配信処理DB231に登録する。コネクションIDは、コネクションの識別子であり、確立されたコネクションに付与される。
また、登録受付部200は、無線端末装置1からの登録依頼をプッシュサービス登録サーバ5に中継する。プッシュサービス登録サーバ5は、登録依頼に応じて配信データIDを登録受付部200に通知する。登録受付部200は、登録が完了すると、登録完了を無線端末装置1に通知する。
また、登録受付部200は、ASPサーバ4からデータ通信部24を介して受信した登録依頼を受け付け、登録依頼に含まれるプロバイダID及びアプリケーションIDを配信処理DB231に登録する。登録受付部200は、登録処理が完了すると、登録完了をコネクション確立部201に通知する。
図4(a)には、配信処理DB231の一例が示されている。配信処理DB231には、ユーザID、コネクションID、配信データID、無線端末装置1の電話番号、アプリケーションID、及びプロバイダIDが、互いに対応付けられて登録されている。ここで、ユーザIDは、無線端末装置1のユーザを識別する情報であり、無線端末装置1の認証が成功することによりに登録される。配信処理DB231は、配信データの配信処理及び指示メッセージの送信処理において用いられる。
コネクション確立部201は、登録完了後、無線端末装置1からの要求に応じて、無線端末装置1との間にTCPのコネクションを確立する。上述したように、コネクションの確立処理は、例えば、スリーウェイハンドシェークにより行われる。
また、コネクション確立部201は、TCPのコネクションの確立後、認証DB230に基づいて無線端末装置1の認証処理を行う。認証処理において、無線端末装置1は、ユーザID及び配信データIDを含む認証要求を配信サーバ2に送信する。
図4(b)には、認証DB230の一例が示されている。認証DB230には、ユーザID、コネクションID、及び配信データIDが、互いに対応付けられて登録されている。コネクション確立部201は、認証要求に含まれるユーザID及び配信データIDが、認証DB230に登録されたTCPのコネクションのコネクションIDに一致した場合、認証成功と判定する。コネクション確立部201は、認証成功の場合、データ配信部202に、当該コネクションを介したデータ配信の許可を通知する。
データ配信部202は、ASPサーバ4から配信依頼を受信すると、配信依頼に含まれる配信データID及びアプリケーションIDに基づいて、配信処理DB231を参照する。データ配信部202は、配信データID及びアプリケーションIDが配信処理DB231に登録済みである場合、当該コネクションIDが示すコネクションを介し、無線端末装置1にデータを配信する。
また、データ配信部202は、配信データに対する無線端末装置1からの応答の受信の有無を検出し、応答が受信されていない場合、応答がない旨をコネクション確立部201に通知する。これにより、データ配信部202は、コネクションが切断されたと判定し、判定結果をコネクション確立部201に通知する。
コネクション確立部201は、コネクションが切断された場合、HDD23に配信データ232を一時的に保持する。また、コネクション確立部201は、無線端末装置1の在圏判定を在圏判定部203に依頼する。
在圏判定部203は、依頼に応じて、HLR3から在圏状態情報を取得し、在圏状態情報に基づいて、無線端末装置1が無線基地局8の圏内に存在するか否かを判定する。つまり、在圏判定部203は、配信サーバ2及び無線端末装置1の間の通信の可否を判定する。在圏判定部203は、在圏状態情報が、無線基地局8の圏内に存在すること、つまり無線端末装置1との通信が可能であることを示す場合、指示メッセージの生成依頼をメッセージ生成部204に出力する。
メッセージ生成部204は、在圏判定部203からの生成依頼に応じ、無線端末装置1にTCPのコネクションの再確立を指示する指示メッセージを生成する。メッセージ生成部204は、SMSのプロトコルに従い、回線網通信部25を介して無線端末装置1に指示メッセージを送信する。指示メッセージは、通信経路R2を経由して無線端末装置1に送信される。このとき、メッセージ生成部204は、指示メッセージの宛先として、配信依頼に含まれるアプリケーションID及びプロバイダIDに基づき、配信処理DB231に登録された電話番号を選択する。メッセージ生成部204は、指示メッセージの送信完了を、コネクション確立部201に通知する。
コネクション確立部201は、指示メッセージの送信完了後、無線端末装置1からの要求に応じて、TCPのコネクションを再確立する。データ配信部202は、コネクションの再確立後、HDD23に保持していた配信データ232を、無線端末装置1に配信する。これにより、配信サーバ2は、コネクションの切断により配信が中断された配信データを、無線端末装置1に再送信できる。
図5は、HLR3の一例を示す構成図である。HLR3は、CPU30、ROM31、RAM32、HDD33、及び通信処理部34を有する。
CPU30は、互いに信号の入出力ができるようにROM31、RAM32、HDD33、及び通信処理部34と、データバス35を介して接続されている。ROM31は、CPU30を駆動するプログラムが格納されている。RAM32は、CPU30のワーキングメモリとして機能する。通信処理部34は、無線基地局8と接続され、信号を送受信する。
CPU30は、ROM31からプログラムを読み込むと、機能として、在圏情報収集部300及び在圏情報通知部301が形成される。また、HDD33には、在圏情報データベース(DB)330が格納されている。
在圏情報収集部300は、無線基地局8ごとに無線端末装置1の在圏状態情報を収集し、在圏情報DB330に登録する。在圏情報通知部301は、配信サーバ2の在圏判定部203からの要求に応じて、無線端末装置1の在圏状態情報を在圏判定部203に通知する。
次に、上記の構成を用いた、実施例に係るデータ配信方法を、比較例と対比して説明する。比較例では、実施例とは異なり、プッシュサービス登録サーバ5aが、ASPサーバ4aからの配信依頼に応じて、無線端末装置1aにデータを配信すると仮定する。
図6は、比較例に係るデータ配信方法を示すラダーチャートである。無線端末装置1aは、コネクション確立要求パケット(PKT)をプッシュサービス登録サーバ5aに送信する。次に、プッシュサービス登録サーバ5aは、同期PKTを無線端末装置1aに送信する。次に、無線端末装置1aは、ACK PKTをプッシュサービス登録サーバ5aに送信する。これにより、無線端末装置1aとプッシュサービス登録サーバ5aの間において、TCPに基づくコネクションが確立される(ステップSt1)。
コネクションが確立すると、無線端末装置1aは、コネクションを監視するため、周期的(例えば30分ごと)にキープアライブPKTを、コネクションを介してプッシュサービス登録サーバ5aに送信する。プッシュサービス登録サーバ5aは、キープアライブPKTを受信するたびに、応答PKTを、コネクションを介して無線端末装置1aに送信する。
ASPサーバ4aは、プッシュサービス登録サーバ5aに配信データの配信を依頼する。プッシュサービス登録サーバ5aは、配信依頼に応じて、コネクションを介して、配信データを無線端末装置1に配信する。例えば、無線端末装置1aが、無線基地局8の圏外に移動すると、無線端末装置1a及びプッシュサービス登録サーバ5aの間のコネクションは、ハーフクローズ状態となり、切断される(ステップSt2)。
このとき、プッシュサービス登録サーバ5aは、ASPサーバ4aから配信依頼を受けても、配信データを無線端末装置1aに配信できない(「NG」参照)。また、無線端末装置1aは、キープアライブPKTをプッシュサービス登録サーバ5aに送信しても、応答PKTを受信しないので、コネクションの切断を検出する(ステップSt3)。
この場合、無線端末装置1aは、コネクション確立要求PKTをプッシュサービス登録サーバ5aに送信する。次に、プッシュサービス登録サーバ5aは、同期PKTを無線端末装置1aに送信する。次に、無線端末装置1aは、ACK PKTをプッシュサービス登録サーバ5aに送信する。これにより、無線端末装置1aとプッシュサービス登録サーバ5aの間において、TCPに基づくコネクションが再確立される(ステップSt4)。
コネクションが再確立すると、プッシュサービス登録サーバ5aは、配信データを無線端末装置1に配信する。このようにして、データ配信方法は実行される。
このデータ配信方法において、キープアライブパケットの送信処理は、無線端末装置1aの負荷を増加させるため、無線端末装置1aの通信設備の規模や無線端末装置1aの消費電力が増加する。また、多数の無線端末装置1aからキープアライブパケットが送信された場合、ネットワークの帯域を圧迫する。
これに対し、実施例に係るデータ配信方法では、TCPのコネクションの切断時、無線端末装置1が通信可能になると、SMSのプロトコルに従い、配信サーバ2から無線端末装置1にコネクションの再確立の要求を促すことで、無線端末装置1の負荷を低減する。
図7は、実施例に係るデータ配信方法を示すラダーチャートである。無線端末装置1は、コネクション確立要求PKTを配信サーバ2に送信する。次に、配信サーバ2は、同期PKTを無線端末装置1に送信する。次に、無線端末装置1は、ACK PKTを配信サーバ2に送信する。これにより、無線端末装置1と配信サーバ2の間において、TCPに基づくコネクションが確立される(ステップSt11)。
ASPサーバ4は、配信サーバ2に配信データの配信を依頼する。配信サーバ2は、配信依頼に応じて、コネクションを介して、配信データを無線端末装置1に配信する。例えば、無線端末装置1が、無線基地局8の圏外に移動すると、無線端末装置1及び配信サーバ2の間のコネクションは、ハーフクローズ状態となり、切断される(ステップSt12)。
このとき、配信サーバ2は、ASPサーバ4から配信依頼を受けても、配信データを無線端末装置1に配信できない(「NG」参照)。配信サーバ2は、無線端末装置1から応答を受信しないことから、コネクションが切断されたと判定する(ステップSt13)。配信サーバ2は、HLR3に無線端末装置1の在圏状態情報を要求する。HLR3は、要求に応じて、無線端末装置1の在圏状態情報を配信サーバ2に送信する。
配信サーバ2は、在圏状態情報が、配信サーバ2と無線端末装置1の間の通信が可能であることを示す場合、無線端末装置1に、SMSのプロトコルに従い、無線端末装置1にTCPのコネクションの再確立を指示する指示メッセージを送信する。つまり、配信サーバ2は、無線端末装置1に指示メッセージを送信することにより、コネクションの再確立を促す。
無線端末装置1は、指示メッセージに従って、コネクション確立要求PKTを配信サーバ2に送信する。次に、配信サーバ2は、同期PKTを無線端末装置1に送信する。次に、無線端末装置1は、ACK PKTを配信サーバ2に送信する。これにより、無線端末装置1と配信サーバ2の間において、TCPに基づくコネクションが再確立される(ステップSt14)。
コネクションが再確立すると、配信サーバ2は、コネクションの切断したときに一時的に保持した配信データを無線端末装置1に配信する。このようにして、データ配信方法は実行される。
このデータ配信方法では、コネクションが切断された場合、配信サーバ2が、無線端末装置1との通信が復旧したとき、TCPとは異なるSMSのプロトコルに従って、無線端末装置1に指示メッセージを送信する。無線端末装置1は、指示メッセージに従って、配信サーバ2にコネクションの再確立を要求する。
このため、無線端末装置1は、コネクションの切断時、配信サーバ2からコネクションの再確立を促され、比較例とは異なり、キープアライブPKTを送信することなく、コネクションの再確立を要求できる。したがって、無線端末装置1の負荷が低減され、キープアライブPKTによるネットワークの帯域の圧迫が防止される。
次に、配信サーバ2及び無線端末装置1の処理を説明する。
図8は、配信サーバ2のコネクション確立処理の一例を示すフローチャートである。配信サーバ2のデータ配信部202は、無線端末装置1からコネクション確立要求PKTを受信したか否かを判定する(ステップSt21)。コネクション確立部201は、コネクション確立要求PKTを受信していない場合(ステップSt21のNo)、処理を終了する。
コネクション確立部201は、コネクション確立要求PKTを受信した場合(ステップSt21のYes)、TCPに基づくコネクションを確立する(ステップSt22)。つまり、コネクション確立部201は、無線端末装置1に同期PKTを送信し、無線端末装置1からACK PKTを受信することにより、コネクションを確立する。
次に、コネクション確立部201は、コネクションが確立したか否かを判定する(ステップSt23)。コネクション確立部201は、コネクションが確立していない場合(ステップSt23のNo)、処理を終了する。
コネクション確立部201は、コネクションが確立した場合(ステップSt23のYes)、無線端末装置1から認証要求を受信したか否かを判定する(ステップSt24)。コネクション確立部201は、認証要求を受信していない場合(ステップSt24のNo)、再度、認証要求の受信の有無の判定処理を行う(ステップSt24)。
コネクション確立部201は、認証要求を受信した場合(ステップSt24のYes)、認証DB230に基づいて認証処理を行う(ステップSt25)。より具体的には、コネクション確立部201は、認証要求に含まれるユーザID及び配信データIDが、当該コネクションIDに対応付けられて認証DB230に登録されている場合、認証成功と判定し、登録されていない場合、認証失敗と判定する。
コネクション確立部201は、認証が失敗した場合(ステップSt26のNo)、処理を終了する。また、コネクション確立部201は、認証が成功した場合(ステップSt26のYes)、ユーザIDを、当該コネクションIDに対応付けて配信処理DB231に登録し(ステップSt27)、処理を終了する。これにより、配信サーバ2から無線端末装置1への配信データの配信が可能となる。このようにして、コネクション確立処理は行われる。
図9は、配信サーバ2のデータ配信処理の一例を示すフローチャートである。データ配信部202は、ASPサーバ4から配信依頼を受信したか否かを判定する(ステップSt31)。データ配信部202は、配信依頼を受信していない場合(ステップSt31のNo)、処理を終了する。
また、データ配信部202は、配信依頼を受信した場合(ステップSt31のYes)、配信依頼に含まれるプロバイダID及びアプリケーションIDが、配信処理DB231に登録済みであるか否かを判定する(ステップSt32)。プロバイダID及びアプリケーションIDが登録済みではない場合(ステップSt32のNo)、データ配信部202は、処理を終了する。
また、プロバイダID及びアプリケーションIDが登録済みである場合(ステップSt32のYes)、データ配信部202は、当該コネクションが確立済みであるか否かを判定する(ステップSt33)。より具体的には、データ配信部202は、プロバイダID及びアプリケーションIDに対応付けられて配信処理DB231に登録されたコネクションIDのコネクションが確立済みであるか否かを判定する。
データ配信部202は、コネクションが登録済みではない場合(ステップSt33のNo)、処理を終了する。また、データ配信部202は、コネクションが登録済みである場合(ステップSt33のYes)、配信データを無線端末装置1に配信する(ステップSt34)。
次に、データ配信部202は、無線端末装置1から応答を受信したか否かを判定する(ステップSt35)。データ配信部202は、応答を受信した場合(ステップSt35のYes)、処理を終了する。
データ配信部202は、応答を受信していない場合(ステップSt35のNo)、コネクションの切断を検出する(ステップSt36)。次に、データ配信部202は、配信データをHDD23に保持する(ステップSt37)。次に、在圏判定部203は、HLR3から無線端末装置1の在圏状態情報を取得する(ステップSt38)。
次に、在圏判定部203は、在圏状態情報に基づいて、無線端末装置1が在圏状態であるか否かを判定する(ステップSt39)。つまり、在圏判定部203は、無線端末装置1との通信の可否を判定する。在圏判定部203は、無線端末装置1が在圏状態ではない場合(ステップSt39のNo)、つまり通信が不可である場合、再びステップSt38の処理を行う。
一方、無線端末装置1が在圏状態である場合(ステップSt39のYes)、つまり通信が可能である場合、メッセージ生成部204は、SMSのプロトコルに従い、無線端末装置1にコネクションの再確立を指示する指示メッセージを送信する(ステップSt40)。
次に、データ配信部202は、無線端末装置1からコネクション確立要求PKTを受信したか否かを判定する(ステップSt41)。コネクション確立部201は、コネクション確立要求PKTを受信していない場合(ステップSt41のNo)、処理を終了する。
コネクション確立部201は、コネクション確立要求PKTを受信した場合(ステップSt41のYes)、TCPに基づくコネクションを確立する(ステップSt42)。つまり、コネクション確立部201は、無線端末装置1に同期PKTを送信し、無線端末装置1からACK PKTを受信することにより、コネクションを確立する。
次に、データ配信部202は、HDD23に保持した配信データ232を、コネクションを介して無線端末装置1に送信する(ステップSt43)。このようにして、データ配信処理は行われる。
図10は、無線端末装置1の処理の一例を示すフローチャートである。無線端末装置1のデータ処理部100は、配信サーバ2から配信データを受信したか否かを判定する(ステップSt51)。データ処理部100は、配信データを受信していない場合(ステップSt51のNo)、処理を終了する。
データ処理部100は、配信データを受信した場合(ステップSt51のYes)、配信データの処理を行う(ステップSt52)。このとき、データ処理部100は、例えば配信データの内容を表示部14に表示する。
次に、データ処理部100は、応答を配信サーバ2に送信する(ステップSt53)。次に、SMS処理部103は、配信サーバ2から指示メッセージを受信したか否かを判定する(ステップSt54)。SMS処理部103は、指示メッセージを受信していない場合(ステップSt54のNo)、処理を終了する。
SMS処理部103は、指示メッセージを受信した場合(ステップSt54のYes)、配信サーバ2にコネクション確立要求PKTを送信し(ステップSt55)、処理を終了する。このようにして、無線端末装置1は処理を行う。
これまで述べたように、実施例に係るデータ配信システムは、データベース装置(HLR)3、データ配信装置(配信サーバ)2、及び端末装置(無線端末装置)1を有する。データベース装置3は、データ配信装置2及び端末装置1の間の通信の可否を示す通信可否情報(在圏状態情報)を保持する。
データ配信装置2は、端末装置1からの要求に応じて、端末装置1との間に、所定のプロトコル(TCP)に基づいてコネクションを確立し、端末装置1にコネクションを介してデータ(配信データ)を配信する。データ配信装置2は、コネクションが切断された場合、データベース装置3から通信可否情報を取得する。データ配信装置2は、通信可否情報が、端末装置1との通信が可能であることを示すとき、所定のプロトコルとは異なる他のプロトコル(SMSのプロトコル)に従い、端末装置1にコネクションの再確立を指示するメッセージ(指示メッセージ)を送信する。
端末装置1は、データ配信装置2からデータ(配信データ)を受信し、メッセージを受信したとき、データ配信装置2にコネクションの再確立を要求する。
上記の構成によると、データ配信装置2は、データ配信に用いられる所定のプロトコルに基づくコネクションが切断された場合、データベース装置3から通信可否情報を取得することにより、コネクションの再確立を指示するメッセージの送信前に、端末装置1との通信の可否を判断できる。このため、配信サーバ2は、メッセージの無駄な送信を回避できる。
データ配信装置2は、端末装置1との通信が可能となったときに、他のプロトコルに従い、指示メッセージを送信する。端末装置1は、指示メッセージを受信したとき、データ配信装置2にコネクションの再確立を要求する。
したがって、データ配信装置2は、コネクションが切断されていても、端末装置1との通信が可能となったとき、タイムリーに無線端末装置1にコネクションの再確立を指示できる。このため、無線端末装置1は、比較例のようなキープアライブパケットの送信処理を行うことなく、低負荷でコネクションを再確立できる。
また、実施例に係るデータ配信方法は、データ配信装置2から端末装置1にデータを配信する方法であり、以下の工程を含む。
工程(1):端末装置1からの要求に応じて、端末装置1とデータ配信装置2の間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立する。
工程(2):データ配信装置2から端末装置1にコネクションを介してデータを配信する。
工程(3):コネクションが切断された場合、データ配信装置2と端末装置1の間の通信が可能であるとき、データ配信装置2から端末装置1に、所定のプロトコルとは異なる他のプロトコルに従い、コネクションの再確立を指示するメッセージを送信する。
工程(4):メッセージに従って、端末装置1からデータ配信装置2にコネクションの再確立を要求する。
実施例に係るデータ配信方法は、実施例に係るデータ配信システムと同様の構成を含むので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) データベース装置、データ配信装置、及び端末装置を有するデータ配信システムにおいて、
前記データベース装置は、前記データ配信装置及び前記端末装置の間の通信の可否を示す通信可否情報を保持し、
前記データ配信装置は、
前記端末装置からの要求に応じて、前記端末装置との間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立し、
前記端末装置に前記コネクションを介してデータを配信し、
前記コネクションが切断された場合、前記データベース装置から前記通信可否情報を取得し、前記通信可否情報が、前記端末装置との通信が可能であることを示すとき、前記所定のプロトコルとは異なる他のプロトコルに従い、前記端末装置に前記コネクションの再確立を指示するメッセージを送信し、
前記端末装置は、
前記データ配信装置から前記データを受信し、
前記メッセージを受信したとき、前記データ配信装置に前記コネクションの再確立を要求することを特徴とするデータ配信システム。
(付記2) 前記端末装置は、前記データを受信したとき、前記コネクションを介して前記データ配信装置に応答を送信し、
前記データ配信装置は、前記端末装置から前記応答を受信していないとき、前記コネクションが切断されたと判定することを特徴とする付記1に記載のデータ配信システム。
(付記3) 前記データ配信装置は、前記コネクションが切断された場合、前記データを一時的に保持し、前記コネクションが再確立された後、保持していた前記データを前記端末装置に配信することを特徴とする付記1または2に記載のデータ配信システム。
(付記4) データ配信装置から端末装置にデータを配信するデータ配信方法において、
前記端末装置からの要求に応じて、前記端末装置とデータ配信装置の間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立し、
前記データ配信装置から前記端末装置に前記コネクションを介してデータを配信し、
前記コネクションが切断された場合、前記データ配信装置と前記端末装置の間の通信が可能であるとき、前記データ配信装置から前記端末装置に、前記所定のプロトコルとは異なる他のプロトコルに従い、前記コネクションの再確立を指示するメッセージを送信し、
前記メッセージに従って、前記端末装置から前記データ配信装置に前記コネクションの再確立を要求することを特徴とするデータ配信方法。
(付記5) 前記端末装置は、前記データを受信したとき、前記コネクションを介して前記データ配信装置に応答を送信し、
前記データ配信装置は、前記端末装置から前記応答を受信していないとき、前記コネクションが切断されたと判定することを特徴とする付記4に記載のデータ配信方法。
(付記6) 前記データ配信装置は、前記コネクションが切断された場合、前記データを一時的に保持し、前記コネクションが再確立された後、保持していた前記データを前記端末装置に配信することを特徴とする付記4または5に記載のデータ配信方法。
1 無線端末装置(端末装置)
2 配信サーバ(データ配信装置)
3 HLR(データベース装置)
4 ASPサーバ

Claims (4)

  1. データベース装置、データ配信装置、及び端末装置を有するデータ配信システムにおいて、
    前記データベース装置は、前記データ配信装置及び前記端末装置の間の通信の可否を示す通信可否情報を保持し、
    前記データ配信装置は、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記端末装置との間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立し、
    前記端末装置に前記コネクションを介してデータを配信し、
    前記コネクションが切断された場合、前記データベース装置から前記通信可否情報を取得し、前記通信可否情報が、前記端末装置との通信が可能であることを示すとき、前記所定のプロトコルとは異なる他のプロトコルに従い、前記端末装置に前記コネクションの再確立を指示するメッセージを送信し、
    前記端末装置は、
    前記データ配信装置から前記データを受信し、
    前記メッセージを受信したとき、前記データ配信装置に前記コネクションの再確立を要求することを特徴とするデータ配信システム。
  2. 前記端末装置は、前記データを受信したとき、前記コネクションを介して前記データ配信装置に応答を送信し、
    前記データ配信装置は、前記端末装置から前記応答を受信していないとき、前記コネクションが切断されたと判定することを特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。
  3. 前記データ配信装置は、前記コネクションが切断された場合、前記データを一時的に保持し、前記コネクションが再確立された後、保持していた前記データを前記端末装置に配信することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ配信システム。
  4. データ配信装置から端末装置にデータを配信するデータ配信方法において、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記端末装置とデータ配信装置の間に、所定のプロトコルに基づいてコネクションを確立し、
    前記データ配信装置から前記端末装置に前記コネクションを介してデータを配信し、
    前記コネクションが切断された場合、前記データ配信装置と前記端末装置の間の通信が可能であるとき、前記データ配信装置から前記端末装置に、前記所定のプロトコルとは異なる他のプロトコルに従い、前記コネクションの再確立を指示するメッセージを送信し、
    前記メッセージに従って、前記端末装置から前記データ配信装置に前記コネクションの再確立を要求することを特徴とするデータ配信方法。
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