JP2015231115A - 映像音声装置 - Google Patents

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加藤 倫紀
Tsunenori Kato
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Abstract

【課題】外部機器で扱うコンテンツを視聴する際の利便性を向上させた映像音声装置を提供する。【解決手段】外部機器から映像音声情報を受信する受信部と、表示部にコンテンツの映像を表示させているときに前記受信部が映像情報を受信すると、前記受信された映像情報と前記コンテンツの映像情報に基づく複数画面表示に表示を切替える表示制御部と、前記表示制御部による表示切替えの際に、音声出力を前記コンテンツの音声から前記受信部により受信された音声情報に基づく音声へ切替える音声出力制御部と、を備える映像音声装置としている。【選択図】図3

Description

本発明は、映像音声装置に関する。
従来、外部機器で扱うコンテンツを視聴することができる映像音声装置が知られている(例えば特許文献1)。
このような映像音声装置として、例えば、複数のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子を有し、一のHDMI(登録商標)入力端子に外部機器から入力される映像音声信号に基づき映像音声を視聴しているときに、優先度の高い別のHDMI入力端子に別の外部機器から映像音声信号が入力されると、当該入力された映像音声信号に基づいた映像音声の視聴に切替えるものが存在している。
特開2011−61639号公報
しかしながら、上記従来の映像音声装置では、それまでに表示させていた外部機器からの映像に置き換えて、別の外部機器からの映像を表示させるので、切替前の外部機器による映像を視たいユーザーにとっては利便性が低いといった問題があった。
上記問題点に鑑み、本発明は、外部機器で扱うコンテンツを視聴する際の利便性を向上させた映像音声装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る映像音声装置は、
外部機器から映像音声情報を受信する受信部と、
表示部にコンテンツの映像を表示させているときに前記受信部が映像情報を受信すると、前記受信された映像情報と前記コンテンツの映像情報に基づく複数画面表示に表示を切替える表示制御部と、
前記表示制御部による表示切替えの際に、音声出力を前記コンテンツの音声から前記受信部により受信された音声情報に基づく音声へ切替える音声出力制御部と、を備える構成としている。
このような構成によれば、外部機器からコンテンツを表示部に表示させている映像音声装置へ映像を割り込ませると、複数画面表示に切替わるとともに音声出力が自動で切替わるので、それまでコンテンツを視聴していたユーザーは、外部機器からの映像音声を視聴できると共に、コンテンツの映像も継続して視ることができるので、利便性が高いものとなる。
また、上記構成において、操作部による設定に応じて、前記音声出力制御部は音声を切替えるか否かを切替えることとしてもよい。
このような構成によれば、複数画面表示に切替わった場合でも音声についてはコンテンツのものを継続して聴きたいといったユーザーにも対応できる。
また、上記いずれかの構成において、前記表示制御部は、前記複数画面表示において前記コンテンツの字幕情報を表示させることとしてもよい。
このような構成によれば、ユーザーは、音声出力が切替わることによりコンテンツの音声が聴こえずとも、複数画面表示において字幕情報が表示されるので、コンテンツの内容を理解することが容易となる。
また、上記目的を達成するために本発明の別態様に係る映像音声装置は、
外部機器から映像音声受信のための受信用情報を受信する情報受信部と、
前記情報受信部が前記受信用情報を受信すると、受信された前記受信用情報に基づいて外部より映像音声情報を受信する映像音声受信部と、
前記映像音声受信部により受信された映像情報に基づき表示部に映像を表示させる表示制御部と、
前記情報受信部が前記受信用情報を受信すると、前記外部機器との接続が切断された音声出力機器との接続を行う接続実行部と、
前記接続実行部により接続された前記音声出力機器へ、前記映像音声受信部により受信された音声情報を送信する音声送信部と、を備える構成としている。
外部機器にて受信可能な映像音声を映像音声装置において受信させて視聴する際に、音声出力機器との接続が自動で行われ、受信された音声が音声出力機器から出力されるので、利便性が高いものとなる。
また、上記構成において、前記表示制御部は、コンテンツの映像表示から、前記映像音声受信部により受信された映像情報及び前記コンテンツの映像情報に基づく複数画面表示に表示を切替え、
前記表示の切替えの際に、前記音声出力機器とは別の音声出力機器への前記コンテンツの音声情報の送信を維持する前記音声送信部とは別の音声送信部を更に備えることとしてもよい。
このような構成によれば、複数画面表示へ切替わった際に、一のユーザーは受信された映像情報に基づく映像を視つつ、受信された音声情報の音声を音声出力機器により聴くことができる。そして、別のユーザーは、コンテンツの映像を継続して視つつ、別の音声出力機器によりコンテンツの音声を継続して聴くことができる。
また、上記構成において、所定の放送が放送されたことを検出する検出部を更に備え、
前記検出部による検出に基づき、前記音声送信部と前記別の音声送信部は、前記音声出力機器と前記別の音声出力機器へそれぞれ前記所定の放送の音声情報を送信することとしてもよい。
このような構成によれば、別々の音声を聴いている上記一のユーザーと上記別のユーザーは両方とも、所定の放送が放送された場合、その放送の音声を聴くことが可能となる。所定の放送がなるべく多くの人に聴かせたいものである場合に有効となる。
本発明の映像音声装置によると、外部機器で扱うコンテンツを視聴する際の利便性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るスマートフォンのブロック構成図である。 本発明の第1実施形態に係るテレビ装置のブロック構成図である。 本発明の第1実施形態に係る映像割り込み機能を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る映像割り込み機能を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係るテレビ装置のブロック構成図である。 本発明の第3実施形態に係る映像割り込み機能に関するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る映像割り込み機能を説明する図である。
<第1実施形態>
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る映像音声システムを構成するスマートフォン(外部機器の一例)とテレビ装置(映像音声装置の一例)の構成について図1及び図2を用いて説明する。
スマートフォン10(携帯端末)のブロック構成を図1に示す。図1に示すように、スマートフォン10は、アンテナ101、第1無線通信部102、タッチパネル103、液晶パネル104、バックライト105、カメラ部106、操作部107、GPS受信部108、ジャイロセンサー109、記憶部110、スピーカ111、マイク112、第2無線通信部113、第3無線通信部114、電源部115、及び制御部116を備えている。
第1無線通信部102は、移動通信網における基地局に対し無線通信を行う。この無線通信を用いて、音声データ、映像データ、電子メールデータ等の送受信や、Webデータやストリーミングデータ等の受信を行う。
液晶パネル104は制御部116によって駆動され、表示させる映像に応じて各画素に対応する液晶が駆動されることで光の透過率が調整される。バックライト105は、液晶パネル104を背後から照明するものであり、例えばLEDと導光板を用いたエッジ型などが採用される。
タッチパネル103は、液晶パネル104の表示画面上に表示される映像を視認可能に構成されて液晶パネル104上に載置され、ユーザーの指などの操作物のタッチを検出する。タッチパネル103から出力された検出信号に基づき、制御部116はタッチパネル103上の操作位置を検出する。
カメラ部106は、CMOSイメージセンサーなどの撮像素子を用いて電子撮像するものであり、撮像された画像を例えばJPEG形式で圧縮し、圧縮データを記憶部110に記憶させることができる。
操作部107は、ユーザーからの入力を受け付けるハードウェアキーである。
GPS受信部108は、GPS衛星から電波を受信し、位置情報を取得して制御部116に出力するものである。ジャイロセンサー(ジャイロコンパス)109は、スマートフォン10の向き(方位)を検出し、向き情報を制御部116に出力する。
記憶部110は、制御部116のための制御プログラムや制御データ、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータや、ダウンロードしたコンテンツデータを記憶し、またストリーミングデータなどを一時的に記憶するものである。なお、記憶部110は、例えばフラッシュメモリ、RAM、ROMなどにより構成される。
マイク112は、ユーザーが発した音声を取り込み、取り込まれた音声は制御部116により所定の処理を行われ、第1無線通信部102により基地局へ送信される。また、第1無線通信部102により受信された音声は、制御部116により所定の処理を行われてスピーカ111から出力される。これにより、ユーザーは通話を行うことができる。なお、スピーカ111は、通話の音声に限らず、例えば第1無線通信部102により受信されたストリーミングデータに基づく音声など各種音声を出力できる。
第2無線通信部113は、Wi-Fi(登録商標)規格に準じた無線通信を行うものであり、後述するMiracastによる映像伝送等に用いられる。MiracastとはWi-Fi Allianceによって策定された、1対1の無線通信による映像伝送技術であり、映像のミラーリングを可能とする。
第3無線通信部114は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))規格に準じた無線通信を行うものであり、例えば外部のブルートゥースに対応したヘッドフォンとの間で通信を行うことができる。
電源部115は、スマートフォン10の各部に不図示であるバッテリに蓄電された電力を供給する回路である。
制御部116は、マイクロプロセッサを備え、記憶部110に記憶された制御プログラムや制御データに従って動作し、スマートフォン10の各部を統括制御するものである。
次に、テレビ装置20のブロック構成を図2に示す。図2に示すように、テレビ装置20は、チューナ202、復調部203、分離部204、デコーダ205、表示部206、制御部207、アンプ部208、スピーカ209、記憶部210、リモコン受光部211、第1無線通信部212、及び第2無線通信部213を備えている。チューナ202には、外部のアンテナ201が接続される。
チューナ202は、例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送の少なくともいずれかに対応するものであり、アンテナ201から入力された高周波の放送信号から所望のチャンネルの放送信号を選局する。
復調部203は、チューナ202において選局されたチャンネルの放送信号に対してデジタル復調及び誤り訂正などの処理を行い、トランスポートストリームを生成し、分離部204へ出力する。
分離部(デマルチプレクサ)204は、復調部203から入力されるトランスポートストリームを映像ストリーム、音声ストリーム、SI(Service Information)、字幕データ等に分離する。分離部204の映像音声出力は、デコーダ205に入力される。
デコーダ205は、分離部204から入力される映像ストリームに対してデコードを行い、映像データを生成する。表示部206は、液晶パネル206A、パネル駆動部206B、及びバックライト206Cを備えている。パネル駆動部206Bは、例えばデコーダ205により生成される映像データに基づき液晶パネル206Aに駆動信号を送る。バックライト206Cは、液晶パネル206Aの背後から光を照射するものであり、例えば液晶パネル206Aの背面に光源をマトリクス状に配した直下型を採用できる。これにより、液晶パネル206Aに放送映像が表示される。
また、デコーダ205は、分離部204から入力される音声ストリームに対してデコードを行い、音声データを生成する。アンプ部208は、例えば、デコーダ205により生成される音声データに基づき電力増幅を行い、増幅後の音声信号をスピーカ209に出力する。これにより、スピーカ209から放送音声が発生される。
制御部207は、テレビ装置20を統括的に制御する制御装置である。記憶部210は、制御部207の制御プログラムや制御データ、各種設定データなどを保存するメモリであり、例えばROM、RAM、及びフラッシュメモリから成る。
リモコン受光部211は、不図示のリモコン装置から操作に応じた例えば赤外線信号の操作信号を受信し、受信した操作信号をリモコンコードに変換し、リモコンコードを制御部207へ送信する。制御部207は、送信されたリモコンコードに応じた制御動作を行う。これにより、ユーザーはリモコン装置によってテレビ装置20を操作することができる。
第1無線通信部212は、Wi-Fi規格に準じた無線通信を行うものであり、例えばスマートフォン10の第2無線通信部113(図1)との間で通信を行う。
第2無線通信部213は、ブルートゥースに準じた無線通信を行うものであり、例えば外部のブルートゥースに対応したヘッドフォンとの間で通信を行う。
次に、以上のような構成である映像音声システムにおける、スマートフォン10によるMiracastを用いたテレビ装置20への映像割り込み機能について図3も参照して説明する。
まず、図3の上段に示すように、テレビ装置20において、アンテナ201により受信された放送信号に基づいて、表示部206(液晶パネル206A)に第1の映像S1(コンテンツの映像の一例)が表示されているとする。図3の上段では、第1の映像S1は表示部206の全画面表示としている。
また、このとき、放送信号に基づくデコーダ205により生成される音声データは、第2無線通信部213を介してユーザーP1が頭部に装着したブルートゥースに対応するヘッドフォン30へ送信される。つまり、ユーザーP1は、第1の映像S1(放送映像)を視ながら、ヘッドフォン30によって放送音声を聴くことができる。
ここで、図3の下段に示すように、スマートフォン10を携帯したユーザーP2が、スマートフォン10からMiracastを用いてテレビ装置20へ映像の割り込みを行う。以下、これについて説明する。
まず、ユーザーP2によりスマートフォン10のタッチパネル103で所定の操作がされると、制御部116は第2無線通信部113を介して接続可能なデバイスを検索する。ここで、テレビ装置20では、制御部207がスマートフォン10からの問い合わせに対して第1無線通信部212及び第2無線通信部113を介して制御部116に応答する。そして、検索されたデバイスが制御部116によって液晶パネル104に表示される。この表示にテレビ装置20が含まれるので、ユーザーP2がタッチパネル103によってテレビ装置20を選択すると、制御部116は第2無線通信部113及び第1無線通信部212を介して制御部207との接続を確立する。
接続が確立すると、制御部116は、液晶パネル104に表示させる映像の映像データに対してエンコードを行い、エンコード後の映像データを第2無線通信部113を介してテレビ装置20へ送信する。テレビ装置20では、制御部207が第1無線通信部212を介して送信された映像データを受信する。
そして、制御部207は、デコーダ205により生成される映像データ(放送映像のデータ)と、第1無線通信部212により受信された映像データに基づき、複数画面表示用の映像データを生成する。そして、表示部206は、生成された複数画面表示用の映像データに基づき、第1の映像S1’及び第2の映像S2(図3の下段)の2画面を含んだ複数画面表示を行う。第1の映像S1’は、デコーダ205により生成される映像データに基づくものである(即ち、放送映像である)。また、第2の映像Sは、第1無線通信部212により受信した映像データに基づくものである。
従って、表示部206には、それまでに表示されていた映像S1と同様のコンテンツの第1の映像S1’が表示されることに加えて、スマートフォン10の液晶パネル104に表示される映像と同様の内容である第2の映像S2がミラーリング表示されることとなる。なお、図3下段で示した複数画面表示の方法は一例に過ぎず、例えば第2の映像S2を全画面表示として、それに一部重畳させるよう第1の映像S1’を小さく表示させる等、種々の方法が考えられる。
また、スマートフォン10の第2無線通信部113からは映像のみでなく、音声データも第1無線通信部212に送信する。この音声データとは、液晶パネル104に表示される映像のコンテンツ(例えばストリーミングコンテンツ)に含まれる音声データである。なお、当該音声データは、第3無線通信部114を介してユーザーP2が装着したブルートゥースに対応したヘッドフォン40(図3下段)に送信される。
制御部207は、スマートフォン10から送信されて第1無線通信部212により受信された音声データに対してデコードを行い、音声データを生成する。そして、制御部207は、デコーダ205により生成された音声データから上記デコード後の音声データに切替えて、第2無線通信部213を介してヘッドフォン30に音声データを送信する。従って、ヘッドフォン30からは、放送音声からスマートフォン10に表示された映像に対応した音声へ切替わって音声が発生される。
以上により、ユーザーP1がテレビ装置20により放送の映像音声を視聴しているときに、ユーザーP2がスマートフォン10によりMiracastの操作を行うと、テレビ装置20において放送映像とミラーリングされた映像を含めた複数画面表示に表示が切替わる。これにより、ユーザーP2は、スマートフォン10より大画面であるテレビ装置20において、ミラーリングされた映像を視ることができる。
また、ユーザーP1は、ミラーリングされた映像を視ることができると共に、放送音声から自動的に切替わった上記映像に対応した音声をヘッドフォン30により聴くことができる。更にこのとき、ユーザーP1は、それまでに表示されていた放送映像も複数画面表示により継続して視ることができるので、利便性が高いものとなる。
なお、リモコン装置(不図示)等の操作による音声切替設定により、音声切替設定がオンとなっている場合に、上述したように、スマートフォン10からの割り込みよりに複数画面表示へ切替える際に第2無線通信部213からヘッドフォン30に送る音声を切替えてもよい。一方、上記設定がオフの場合は、音声の切替えは行わず、それまでのデコーダ205により生成された音声データ(即ち放送音声)のままヘッドフォン30に送るようにする。これにより、割り込まれた場合でも元のコンテンツの音声を聴きたいというユーザーにも対応できる。
<第2実施形態>
次に、第1実施形態の変形例としての本発明の第2実施形態について、図4を参照して説明する。
本実施形態では、スマートフォン10においてMiracastの操作がされた場合に、テレビ装置20の制御部207(図2)は、デコーダ205により生成された映像データ、スマートフォン10から送られて第1無線通信部212により受信された映像データに加えて、分離部204によりトランスポートストリームから分離された字幕データに基づき複数画面表示用の映像データを生成する。そして、表示部206は、当該生成された映像データに基づき、図4の下段に示すように、字幕表示C1を含んだ第1の映像S1’と第2の映像S2’を含めた2画面の複数画面表示を行う。
これにより、ユーザーP1は、ミラーリング表示された第2の映像S2とそれに対応した音声(ヘッドフォン30による)を視聴しつつ、第1の映像S1’によって、元のコンテンツである放送の映像を字幕とともに視ることができ、放送音声は聞こえずとも放送映像の内容を理解することが容易となる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について図5〜図7を参照して説明する。本実施形態に係る映像音声システムにおいては、スマートフォンについては第1実施形態と同様の構成であるが(以下、スマートフォン10として説明)、テレビ装置の構成が相違している。
本実施形態に係るテレビ装置のブロック構成を図5に示す。図5に示すテレビ装置20’の構成上の第1実施形態(図2)との相違点は、第3無線通信部214と、ネットワークインタフェース(I/F)215を更に備えていることである。
第3無線通信部214は、第2無線通信部213と同様、ブルートゥース規格に準じた無線通信を行うものである。ネットワークインタフェース215は、インターネット50と通信を行うものである。
次に、このようなスマートフォン10とテレビ装置20’から成る本実施形態に係るシステムにおけるスマートフォン10によるテレビ装置20’への映像割り込み機能について図6に示すフローチャート、及び図7を用いて説明する。
ここで、図7の上段に示すように、ヘッドフォン30を装着したユーザーP1は、テレビ装置20’の表示部206に表示された放送信号に基づく第1の映像S1(放送映像)を視つつ、第2無線通信部213からヘッドフォン30に無線通信によって送信された音声データに基づき放送音声を聴いているものとする。
また、図7の下段に示すユーザーP2は、携帯しているスマートフォン10により、ストリーミングコンテンツ(例えばYoutube(登録商標)によるコンテンツ等)に含まれる映像データに基づく液晶パネル104に表示された映像を視つつ、第3無線通信部114を介してヘッドフォン40(ブルートゥースに対応)に送られる上記ストリーミングコンテンツに含まれる音声データに基づく音声を聴いているものとする。つまり、制御部116は、第3無線通信部114を介してヘッドフォン40とペアリングが確立されている。
このような状態で、ユーザーP2によりスマートフォン10において所定の操作がされると、図6に示すスマートフォン側の処理が開始される。すると、図6のステップS1で、制御部116(図1)は、第2無線通信部113及び第1無線通信部212(図5)を介して制御部207へ、上記ストリーミングコンテンツのダウンロード用のアドレス情報と、スマートフォン10とのペアリングが確立されたヘッドフォン40のID情報を送る。そして、ステップS2で、制御部116は、第3無線通信部114を介した通信により、ヘッドフォン40とのペアリングを解除する。
一方、テレビ装置20側では、ステップS11において、制御部207は、第3無線通信部214を介した通信により、ヘッドフォン40とのペアリングを新たに確立する。そして、ステップS12で、制御部207は、第1無線通信部212により受信された上記アドレス情報に基づき、ネットワークインタフェース215を用いてインターネット50からストリーミングコンテンツをダウンロードすることを開始する。
そして、制御部207は、ダウンロードされたストリーミングコンテンツに含まれる映像データと、デコーダ205により生成された映像データに基づき、複数画面表示用の表示データを生成する。そして、表示部206は、当該生成された表示データに基づき、図7の下段に示すように、第1の映像S1’と第2の映像S2を含めた2画面での複数画面表示に表示を切替える。第1の映像S1’は、デコーダ205により生成された映像データに基づくものであり、即ち、放送映像となる。また、第2の映像S2は、ダウンロードされた映像データに基づくものである。
また、このとき、制御部207は、ダウンロードされた上記ストリーミングコンテンツに含まれる音声データを第3無線通信部214を介してヘッドフォン40に送信する。これにより、ヘッドフォン40からはダウンロードされた音声データに基づく音声が発生される。
なお、このとき、制御部207は、デコーダ205により生成された音声データを第2無線通信部213を介してヘッドフォン30に送る。これにより、ヘッドフォン30からは放送音声が発生される。
以上により、スマートフォン10によりストリーミングコンテンツを視聴していたユーザーP2が所定の操作によりテレビ装置20’への映像割り込みを行うと、ユーザーP2は、複数画面表示によってストリーミングコンテンツの映像をスマートフォン10よりも大画面にて視ることができる。また、このとき、ユーザーP2が装着したヘッドフォン40とスマートフォン10とのペアリングが解除され、テレビ装置20’とのペアリングが確立され、ユーザーP2はストリーミングコンテンツの音声をヘッドフォン40によって聴くことができる。
一方、ユーザーP1は、映像割り込みが行われても、複数画面表示によって、それまでと同じコンテンツである放送の映像を視つつ、放送の音声をヘッドフォン30によって聴くことができる。
なお、上記ではスマートフォン10における所定の操作により映像割り込みが行われたが、映像割り込みが行われるタイミングとしては、例えばその他にも、スマートフォン10においてバッテリ(不図示)の残量が所定値以下となった場合としてもよい。これにより、バッテリの残量が少なくなり、スマートフォン10での視聴の継続が困難になってきた場合に、テレビ装置20による視聴に切替えることができ、視聴を安定して継続できる。
また、同様に上記タイミングとしては、例えば、スマートフォン10のアンテナ101による受信状況が悪化した場合でもよい。これによっても上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記では複数画面表示(図7下段)への切替えとしていたが、ネットワークインタフェース215によりダウンロードされたストリーミングコンテンツに含まれる映像データに基づく映像のみを一画面として表示部206に表示させてもよい。この場合、ストリーミングコンテンツに含まれる音声データは、第2無線通信部213を介してヘッドフォン30にも送るようにしたほうが望ましい。これにより、ユーザーP2に加えて、ユーザーP1もヘッドフォン30によってストリーミングコンテンツの音声を聴くことができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、先述した第3実施形態を前提とするものである。従って、本実施形態は、スマートフォン10(図1)とテレビ装置20’(図5)から成るシステムを対象とする。
ここで、図7の下段に示すように、スマートフォン10からの映像割り込みによって、テレビ装置20’には複数画面表示がなされ、ヘッドフォン40にはネットワークインタフェース215によりダウンロードされた音声データが送信され、ヘッドフォン30にはデコーダ205により生成された音声データが送信されているとする。つまり、ユーザーP2は、ヘッドフォン40によりストリーミングコンテンツの音声を聴き、ユーザーP1は、ヘッドフォン30により放送の音声を聴いている。
この状態でテレビ装置20’は、緊急警報放送が放送されたかを監視している。具体的には、制御部207は、チューナ202から取得されるTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration and Control)情報の緊急警報放送用起動フラグを監視している。このフラグが0から1になると、制御部207は、トランスポートストリームのPMT(Program Management Table)に含まれる緊急情報記述子を監視する。
そして、緊急情報記述子のstart_end_flagが1となり、area_codeがテレビ装置20’に設定された地域符号に該当していれば、制御部207は、緊急情報記述子に記載されるサービスをチューナ202に選局させる。そして、このときデコーダ205により生成される映像データに基づき表示部206は緊急警報放送映像を表示する。この際、複数画面表示は解除してもよいし、複数画面表示のうちデコーダ205により生成された映像データに基づく映像の部分(図7下段の第1の映像S1’)に上記緊急警報放送映像を表示してもよい。
また、このとき、制御部207は、デコーダ205により生成される音声データを第2無線通信部213及び第3無線通信部214を用いて、ヘッドフォン30及び40にそれぞれ送信する。これにより、ヘッドフォン30及び40からはそれぞれ緊急警報放送の音声が発生される。
このように本実施形態によれば、通常時は別々の音声を聴いているユーザーP1とP2の両方に、緊急警報放送が放送されたときは緊急警報放送に関する音声を聴かせることが可能となり、安全性を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施形態では、ユーザーP1はヘッドフォン30から音声を聴いたが、テレビ装置20又は20’に備えられるスピーカ209から音声を聴く形態にも適用できる。
また、本発明の映像音声装置は、テレビ装置に限らず、例えばHDDレコーダ、光ディスクレコーダ、セットトップボックス等に適用してもよい。
10 スマートフォン
20、20’ テレビ装置
30 ヘッドフォン
40 ヘッドフォン
50 インターネット
101 アンテナ
102 第1無線通信部
103 タッチパネル
104 液晶パネル
105 バックライト
106 カメラ部
107 操作部
108 GPS受信部
109 ジャイロセンサー
110 記憶部
111 スピーカ
112 マイク
113 第2無線通信部
114 第3無線通信部
115 電源部
116 制御部
201 アンテナ
202 チューナ
203 復調部
204 分離部
205 デコーダ
206 表示部
207 制御部
208 アンプ部
209 スピーカ
210 記憶部
211 リモコン受光部
212 第1無線通信部
213 第2無線通信部
214 第3無線通信部
215 ネットワークインタフェース

Claims (6)

  1. 外部機器から映像音声情報を受信する受信部と、
    表示部にコンテンツの映像を表示させているときに前記受信部が映像情報を受信すると、前記受信された映像情報と前記コンテンツの映像情報に基づく複数画面表示に表示を切替える表示制御部と、
    前記表示制御部による表示切替えの際に、音声出力を前記コンテンツの音声から前記受信部により受信された音声情報に基づく音声へ切替える音声出力制御部と、
    を備える映像音声装置。
  2. 操作部による設定に応じて、前記音声出力制御部は音声を切替えるか否かを切替えることを特徴とする請求項1に記載の映像音声装置。
  3. 前記表示制御部は、前記複数画面表示において前記コンテンツの字幕情報を表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像音声装置。
  4. 外部機器から映像音声受信のための受信用情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部が前記受信用情報を受信すると、受信された前記受信用情報に基づいて外部より映像音声情報を受信する映像音声受信部と、
    前記映像音声受信部により受信された映像情報に基づき表示部に映像を表示させる表示制御部と、
    前記情報受信部が前記受信用情報を受信すると、前記外部機器との接続が切断された音声出力機器との接続を行う接続実行部と、
    前記接続実行部により接続された前記音声出力機器へ、前記映像音声受信部により受信された音声情報を送信する音声送信部と、
    を備える映像音声装置。
  5. 前記表示制御部は、コンテンツの映像表示から、前記映像音声受信部により受信された映像情報及び前記コンテンツの映像情報に基づく複数画面表示に表示を切替え、
    前記表示の切替えの際に、前記音声出力機器とは別の音声出力機器への前記コンテンツの音声情報の送信を維持する前記音声送信部とは別の音声送信部を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の映像音声装置。
  6. 所定の放送が放送されたことを検出する検出部を更に備え、
    前記検出部による検出に基づき、前記音声送信部と前記別の音声送信部は、前記音声出力機器と前記別の音声出力機器へそれぞれ前記所定の放送の音声情報を送信することを特徴とする請求項5に記載の映像音声装置。
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