JP2015231072A - イヤホン - Google Patents

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Abstract

【課題】耳形状の個人差により、音質の劣化が発生しないイヤホンを提供する。【解決手段】筐体3のドライバユニット1の音が放射される側を先端側とすると、ドライバユニット1より後端側の筐体3に設けられた通気孔7cと、筐体3の通気孔7cを覆うように設けられた音響抵抗材15とを有する。空間A’を介して通気孔7cを覆うカバー11を筐体3に設け、筐体3とカバー11との間に、空間A’の空気を外部へ導く空気抜け部17を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、筐体に設けられた通気孔と、この通気孔を覆う音響抵抗材とを有するイヤホンに関する。
音信号により駆動されるドライバユニットを収容するイヤホンの筐体には、通気孔が設けられ、さらに、この通気孔を音響抵抗材で覆い、音響特性を調整するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4523065号
一般に、筐体の通気孔は、耳への装着の際に肌で塞がれないような位置にも配置されているが、耳掛け装着などで左右切り切り替え装着などを行った際、耳形状の個人差により通気孔を塞いでしまい、音質の劣化が発生する場合があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、耳形状の個人差により、音質の劣化が発生しないイヤホンを提供することにある。
上記課題のうち少なくとも一つを実現するために、本発明の一側面を反映したイヤホンは、
音信号により駆動されて音を放射するドライバユニットと、
該ドライバユニットを収容した筐体と、
前記筐体の前記ドライバユニットの音が放射される側を先端側とすると、前記ドライバユニットより後端側の筐体に設けられた通気孔と、
前記筐体の通気孔を覆うように設けられた音響抵抗材と、
を有するイヤホンであって、
空間を介して前記通気孔を覆うカバーを前記筐体に設け、
前記筐体と前記カバーとの間に、前記空間の空気を外部へ導く空気抜け部を設けたことを特徴とする。
本発明の他の特徴は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
本発明のイヤホンによれば、
空間を介して前記通気孔を覆うカバーを前記筐体に設け、
前記筐体と前記カバーとの間に、前記空間の空気を外部へ導く空気抜け部を設けたことにより、空気抜け部の大きさを適宜設定すれば、耳形状の個人差により、通気孔が塞がれることがなくなり、音質の劣化が発生しない
本発明の他の効果は、以下に述べる発明を実施するための形態並びに添付の図面から一層明らかになるであろう。
第1実施形態のイヤホンを音導管の中心軸に沿って切断した際の切断部端面図である。 図1のII部分の拡大図である。 第1実施形態のイヤホンの外観図である。 第2実施形態のイヤホンのを音導管の中心軸に沿って切断した際の切断部端面図である。 図4の分解斜視図である。 回転範囲規制機構を説明する図 他の実施形態の回転範囲規制機構を説明する図である。
<第1実施形態>
図1−図3を用いて説明する。図1は第1実施形態のイヤホンを音導管の中心軸に沿って切断した際の切断部端面図、図2は図1のII部分の拡大図、図3は第1実施形態のイヤホンの外観図である。
これらの図において、音信号により駆動されて音を放射するドライバユニット1は、筐体3に収容されている。
筐体3は、一方の面が開放面となった椀状のフロントハウジング5と、フロントハウジング5の開放面を覆うように設けられた椀状のリアハウジング7とからなっている。
フロントハウジング5の内部底部には、ドライバユニット1が設けられている。
フロントハウジング5の底部には、使用者の耳穴に挿入され、ドライバユニット1から放射された音を使用者の耳穴へ案内する音導管(ステム)9が設けられている。さらに、音導管9の先端部には、使用者の耳穴への装着性を向上させるゴムやウレタン等の成形品のイヤホンチップ13が設けられる。
リアハウジング7には、ドライバユニット1へ音信号を供給するコードを筐体3内へ引き入れるコード導入部14が設けられている。
筐体3のドライバユニット1の音が放射される側を先端側とすると、ドライバユニット1より後端側の筐体であるリアハウジング7の天部7t近傍の周部には、周方向に沿って段部7aが形成されている。この段部7aと天部7tとの間の小径周部7bに、通気孔7cが形成されている。
そして、この通気孔7cを覆うように音響抵抗材が設けられている。本実施形態では、音響抵抗材として制動材15を用いた。本実施形態の制動材15の材質は、高い制動効果(イヤホンの空気の出入りに対し、大きな制動をかけ、音響的に抵抗を持たせる効果)を有する材質、例えば、紙材や発泡ウレタンを採用した。
リアハウジング7には、カバー11が設けられる。このカバー11は、リアハウジング7の天部7tと対向する天部11tと、リアハウジング7の小径周部7bと全周に渡って対向する周部11aとからなっている。そして、カバー11の周部11aは空間Aを介して通気孔7cを覆っている。
また、カバー11の周部11aのリアハウジング7の段部7aと対向する部分は、全周にわたって隙間が形成され、この隙間は、図2に示すように、空間Aの空気を外部へ導く空気抜け部17となっている。
このような構成によれば、空間Aを介して通気孔7cを覆うカバー11を筐体3に設け、筐体7とカバー11との間に、空間Aの空気を外部へ導く空気抜け部17を全周に渡って設けたことにより、耳形状の個人差や様々な装着をしても、通気孔7cが塞がれることがなくなり、音質の劣化が発生しない
さらに、音響抵抗材として制動材15を用いたことより、外部騒音の筐体3内への侵入を緩和できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。上記実施形態では、空気抜け部17cを全周に渡って設けたが、耳形状の個人差や装着態様を考慮し、通気孔7cが塞がれない箇所を特定すれば、それ以外の箇所に空気抜け部17cがあれば、通気孔7cが塞がれることがなくなる。よって、空気抜け部17cは、必ずしも全周に渡って設ける必要がない。
<第2実施形態>
図4−図6を用いて説明する。図4は第2実施形態のイヤホンを音導管の中心軸に沿って切断した際の切断部端面図、図5は図4の分解斜視図、図6は回転範囲規制機構を説明する図である。
図4において、音信号により駆動されて音を放射するドライバユニット101は、筐体103に収容されている。
筐体103は、一方の面が開放面となった椀状のフロントハウジング105と、フロントハウジング105の開放面を覆うように設けられた椀状のリアハウジング107とからなっている。
フロントハウジング105の内部底部には、ドライバユニット101が設けられている。
フロントハウジング105の底部には、使用者の耳穴に挿入され、ドライバユニット101から放射された音を使用者の耳穴へ案内する音導管(ステム)109が設けられている。さらに、音導管109の先端部には、使用者の耳穴への装着性を向上させるゴムやウレタン等の成形品のイヤホンチップ113が設けられる。
筐体103のドライバユニット101の音が放射される側を先端側とすると、ドライバユニット101より後端側の筐体であるリアハウジング107の天部107t近傍の周部には、周方向に沿って段部107aが形成されている。この段部107aと天部107tとの間の小径周部107bに、通気孔107cが形成されている。
そして、この通気孔107cを覆うように音響抵抗材が設けられている。本実施形態では、音響抵抗材として制動材15を用いた。本実施形態の制動材15の材質は、高い制動効果(イヤホンの空気の出入りに対し、大きな制動をかけ、音響的に抵抗を持たせる効果)を有する材質、例えば、紙材や発泡ウレタンを採用した。
リアハウジング107には、カバー111が設けられる。このカバー111は後述する回転機構RMにより、筐体103に対して回転可能に支持されている。
ここで、図4、図5を用いて、カバー111及び回転機構RMの説明を行う。
カバー111は、ドライバユニット101へ音信号を供給するコード100を筐体103内へ引き入れるテール117kを有し、筐体103のリアハウジング107に積層配置されるフロントカバー117と、フロントカバー117を覆うリアカバー119とからなっている。
ここで、回転機構RMの説明を行う。
フロントカバー117には、リアハウジング107の天部107tと対向する底部117tと、リアハウジング107の小径周部107bと全周に渡って対向する周部117aとからなっている。そして、フロントカバー117の周部117aは空間A’を介して通気孔107cを覆っている。
また、フロントカバー117の周部117aのリアハウジング107の段部7aと対向する部分は、全周に渡って隙間が形成され、この隙間は、図4に示すように、空間A’の空気を外部へ導く空気抜け部118となっている。
フロントカバー117の底部117tには、貫通した穴117bが形成されている。
一方、リアハウジング107の天部107tには、フロントカバー117の穴117bに挿通される突部107dが形成されている。この突部107dの外径は、フロントカバー117の穴117bの内径より若干小さく設定されている。
よって、リアハウジング107(筐体103)に対して、フロントカバー117(カバー111)は突部107dを中心に回転可能となっている。
また、突部107dのフロントカバー117の穴117bから突出した部分の周面には、周方向に沿って溝107fが形成されている。この溝107fにEリング121が係合することにより、リアハウジング107が、フロントカバー117から離れる方向の抜け止めとなっている。
さらに、フロントカバー117の底部117tと、リアハウジング107の天部107tとの間の空間には、リアハウジング107の突部107dに嵌合するウエーブワッシャ(波形座金)123が配置され、軸方向のガタ(リアハウジング107の天部107tとの間の空間のガタ)を除去している。
つぎに、図6を用いてカバーの回転範囲を規制する回転範囲規制機構を説明する。
フロントカバー117の周部117aの内面には、リアハウジング107(筐体103)の通気孔107cの前に形成される空間A’に位置するリブ117cが形成されている。一方、リアハウジング107(筐体103)には、通気孔107cの前に形成される空間A’を形成し、リブ117cが当接可能な2つの立壁部107g、立壁部107hが形成されている。
よって、リブ117cが2つの立壁部107g、立壁部107hに当接する範囲(図6において、角度θ)でのみ、カバー111は筐体103に対して回転可能となっている。
さらに、突部107dには、その中心軸に沿って、貫通穴107eが形成されている。この貫通穴107eを前述したコード100が筐体103内へ配線され、ドライバユニット101へ音信号を供給している。即ち、ドライバユニット101へ音信号を供給するコード100は、回転機構RMの回転中心軸に沿ってカバー111から筐体103内へ配線されている。
このような構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) 空間A’を介して通気孔107cを覆うカバー111を筐体103に設け、筐体107とカバー111との間に、空間A’の空気を外部へ導く空気抜け部118を全周に渡って設けたことにより、耳形状の個人差や様々な装着をしても、通気孔7cが塞がれることがなくなり、音質の劣化が発生しない。
(2) 音響抵抗材として制動材115を用いたことより、外部騒音の筐体103内への侵入を緩和できる。
(3) カバー111は回転機構RMにより、筐体103に対して回転可能に支持されていることにより、コード100をイヤホン内へ引き入れるテール117kの向きを所望の方向へ向けることが可能である。よって、個人差の多い耳形状へのイヤホンの装着性が向上する。
(4) カバー111の回転範囲を規制する回転範囲規制機構を設けたことにより、カバー111の回転によりコード100が大きくねじられることがない。よって、コード100の断線しにくくなる。
(5) コード100は、回転機構RMの回転中心軸に沿ってカバー111から筐体103内へ配線されていることにより、コード100がねじられない。よって、さらに、断線がしにくくなる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。
例えば、図7に示すように、リアハウジング107の小径周部107bの通気孔107cと対向する部分に、空間A’と同じような空間Bを設け、フロントカバー117の周部117aの内面には、空間Bに位置するリブ217cが形成する。一方、リアハウジング107(筐体103)には、空間Bを形成し、リブ217cが当接可能な2つの立壁部207g、立壁部207hを形成する。
よって、リブ217cが2つの立壁部207g、立壁部207hに当接する範囲(図7において、角度θ’)でのみ、カバー111は筐体103に対して回転可能とすることができる。
本実施形態によれば、通気孔107cが望む空間A’にリブが配置されないので、音響特性が向上する。
更に、本発明は、片耳に装着するモノラル用のイヤホンに限定するものではなく、左右の耳に装着するステレオ用のイヤホンにも適用できる。
A 空間
1 ドライバユニット
3 筐体
7c 通気孔
11 カバー
15 音響抵抗材
17 空気抜け部

Claims (5)

  1. 音信号により駆動されて音を放射するドライバユニットと、
    該ドライバユニットを収容した筐体と、
    前記筐体の前記ドライバユニットの音が放射される側を先端側とすると、前記ドライバユニットより後端側の筐体に設けられた通気孔と、
    前記筐体の通気孔を覆うように設けられた音響抵抗材と、
    を有するイヤホンであって、
    空間を介して前記通気孔を覆うカバーを前記筐体に設け、
    前記筐体と前記カバーとの間に、前記空間の空気を外部へ導く空気抜け部を設けたことを特徴とするイヤホン。
  2. 前記音響抵抗材として、制動効果が高い制動材を用いたことを特徴とする請求項1記載のイヤホン。
  3. 前記カバーを前記筐体に対して回転可能に支持する回転機構を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のイヤホン。
  4. 前記カバーの回転範囲を規制する回転範囲規制機構を設けたことを特徴とする請求項3記載のイヤホン。
  5. 前記ドライバユニットへ音信号を供給するコードは、前記回転機構の回転中心軸に沿って前記カバーから前記筐体内へ配線されていることを特徴とする請求項3記載のイヤホン。
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