JP2015229307A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】NFC通信を介したID認証を行った後に投入したジョブについては、その処理状況に応じたステータスの通知を行う仕組みが求められていた。【解決手段】投入したジョブの終了予測時間を見積もる手段を設け、処理中に遅延が発生した場合に終了予測時間を修正して通知することで、ジョブ処理状況の進捗度と把握を容易にする。【選択図】図2
Description
本発明は、近距離通信手段を有する画像処理装置に関する。
近年、近距離無線通信手段の一つであるNFC(Near Field Communication)と呼ばれる技術がスマートフォンやタブレットPCといった携帯端末に実装され始めている。NFCの仕様には3つの機能が規定されている。1つ目は、リーダ/ライタ機能であり、NFCカードやNFCタグに対するデータのリードおよびライトを実施することができる。2つ目は、ピア・ツー・ピア機能であり、NFCを介して様々なデータの送受信が可能である。3つ目は、カードエミュレーション機能であり、先のNFCタグと同等の動作を実施することができる。
画像形成装置においても、これまでRFID(Radio Frequency IDentification)タグを利用して実現しており、ユーザに対する使用の可否を制御するための認証機能をNFCに置き換えることが可能である。このように、NFCは様々な機器において利用可能であるため、NFCを介して送受信されるデータも、電話番号、等の個人情報からIPアドレス、等の機器情報といった幅広い種類となる。NFCの3つの機能は、NFC制御ICを実装する機器上で動作するソフトウェアにより自由に切り替えることができる。
また、NFC制御ICの消費電力の観点では、リーダ/ライタ機能、ピア・ツー・ピア機能に比べてカードエミュレーション機能動作時の消費電力は大幅に少なくなる。このため、NFC制御ICを実装する機器では、機器での消費電力低減を図るためにNFC制御ICに対してカードエミュレーション機能が動作するように制御する技術が開発されている。
画像処理装置にNFCの技術をとり入れることにより、ユーザがIDカードを翳すだけで認証が行えるのでジョブの管理と履歴の把握が容易にできるようになっている。従来の技術として、ステータスを通知する手段を施したものが有る(特許文献1参照)。また、ネットワークを介して画像処理装置へログインした際に実行状況を示す情報画面を示す手段を施したものが有る(特許文献2参照)。さらには、画像処理装置で処理中および処理待ち状態にあるジョブを操作部にそれぞれ一覧表示させる手段を施したものが有る(特許文献3参照)。
画像処理装置は内部にHDDを備えることで画像処理データを一時的にHDDへスプールすることが可能となり、コピー、プリント、スキャンなど複数のジョブを受け付けることが可能となっている。しかしながら、ユーザにとっては投入したジョブの処理状況を一目で把握できず、表示される複数のジョブ情報の中から処理中のジョブの進捗度合いを把握するためには煩雑なメニュー画面の操作を逐一行わなくてはいけないという課題があった。またID認証を行う手段を備えた画像処理装置においても、各ユーザ毎のジョブの管理ができるという利点があるが、過去に遡って全ての履歴が表示されている。このため、処理中のジョブに対して印字終了までどれ位の時間を要するのかを即座に把握することが出来ていなかった。
また、投入したジョブの進捗状況が処理中なのか終了したかの判別は可能であったが、他の要因により遅延が発生した場合には、その原因と内容、遅延したことに伴う終了予測時間の変更を把握することが出来なかった。
本発明に係る画像処理装置の構成は、画像処理装置(100)において、ユーザのIDを無線通信手段(107)によって読み取り照合する手段(204)、前記画像処理装置を操作するための入力手段としての操作部(120)と、投入されたジョブを解析して実行処理時間を見積もる手段(202)と、投入されるジョブの処理順番を管理する制御手段(201)と、ジョブの処理状況に応じて終了までの時間を見積もり(304)、終了時間を通知する(305)手段を有することを特徴とする。
本発明により、先ずはNFC搭載機器でのカードエミュレーション機能動作時において、ユーザのID認証が行われる。 次に、画像処理装置へ投入済のジョブが処理中であるか、終了済であるかに応じて操作部の画面表示に通知する内容が変更されることが可能となる。これにより、ジョブの終了予測時間の把握が即座に可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態におけるシステム全体の構成を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるシステム全体の構成を示す図である。
本システムは、画像形成装置100、パーソナルコンピュータ200、ID情報を格納しているメモリ300を内蔵している携帯端末400、無線LANアクセスポイント500、ローカルエリアネットワーク600より構成される。画像形成装置100は、コピー機能、プリント機能、スキャン機能を有しており、更に、こうした機能を使用するユーザの認証機能も具備している。ユーザの認証は、ユーザのID情報を格納しているメモリ300を使用する。
画像形成装置100は、NFC通信700を介してメモリ300に格納されているユーザのID情報を受信し、画像形成装置100内に保持された認証用データベース(図示せず)に基づいてユーザ認証を行う。また別途、ユーザのID情報を保持し、認証処理を行うサーバ(図示せず)を用意し、ローカルエリアネットワーク600を介して認証処理を実施する構成でも良い。パーソナルコンピュータ200は、画像形成装置100に印刷ジョブを送信し、また、画像形成装置100が電子化したデータを参照することができる。携帯端末400は、NFC通信700機能、無線LAN通信800機能、等を具備した持ち運び可能な情報処理端末であり、スマートフォンやタブレットPC、等がこれにあたる。
携帯端末400は、NFC通信700を介して画像形成装置100との通信を行うことができる。送受信される情報として、IPアドレスの授受、ユーザID情報等が挙げられる。また、携帯端末400は、無線LAN通信800を介して携帯端末400内の画像データを画像形成装置100に送信することで、画像データの印刷を実行することができる。無線LANアクセスポイント500は、無線LANインタフェースを有する携帯端末400等とローカルエリアネットワーク600に接続されている機器との通信を可能とする機能を有する。本発明の第1の実施形態における無線通信インタフェースでは無線LANを使用したシステム構成を用いているが、Bluetooth(登録商標)、等のその他の無線通信技術を使用しても良い。ローカルエリアネットワーク600は、イーサネット(登録商標)、等で実現されるネットワーク接続であり、画像形成装置100、パーソナルコンピュータ200、無線LANアクセスポイント500は、ローカルエリアネットワーク600を介して接続されている。
図2は、本発明の第1の実施形態における画像形成装置100の構成を示すブロック図である。CPU101は、画像形成装置全体を制御する中央演算ユニットである。RAM102は、CPU101で実行されるプログラムが格納されるメモリであり、また、CPU101が演算に用いるデータを一時的に格納する為のワークメモリでもある。ROM103は、画像形成装置100の起動に用いるプログラムが格納されており、主に画像形成装置100の起動の際に使用される。HDD104は、画像形成装置100の制御に関するソフトウェアや各種設定、保存された文書等を格納するハードディスクドライブ(HDD)である。操作部120は、画像形成装置100とユーザ間での情報の入出力を行う。
操作部I/F105は、操作部120に対するインタフェースであり、操作部120に入力および出力したいデータを中継する。ネットワークI/F106は、ローカルエリアネットワーク600を介して外部機器とのデータの送受信を行うためのインタフェースである。NFC制御部107は、NFC通信を行うための制御を行う。フラッシュROM127は、NFC制御部107に接続され、NFC制御部107で取り扱われるデータの一時保持に使用される。本発明の第1の実施形態における画像形成装置100は、NFC制御部107で取り扱われるデータの一時保持にフラッシュROM127を使用するが、これに限るものではなく、他の不揮発性メモリや電池とSRAMとの組み合わせも適用可能である。アンテナ108は、NFC通信を行うためのアンテナであり、外部機器との間でNFC通信で発生する電波の送受信を行う。
ユーザID照合部204は前記NFC通信で受信したID情報を既に登録済のユーザID情報と合致するか否かを識別するための照合部である。電源制御部125は、画像形成装置100の電源を制御するブロックであり、ユーザによる電源スイッチ(図示せず)の操作により電源の制御を行う。電源制御部125は、電源スイッチ(図示せず)による電源オフの操作を検出することが可能であり、検出した結果を電源オフ要求としてCPU101に通知することができる。電源部126は、画像形成装置100に対して交流電源を直流電源に変換する電源であり、電源制御部125の指示により変換動作をオフ/オンする。
ジョブ管理部201は投入されたジョブの履歴や優先順位を決める制御をおこなう。ジョブ解析部202は投入されたジョブが要する画像処理の時間、印字処理の時間を見積もる。203はリアムタイムクロックであり、ジョブ管理部201に対してジョブの投入時間、所要時間をタイムスタンプ形式で通知するものである。CPU101、RAM102、ROM103、HDD104、操作部I/F105、ネットワークI/F106、NFC制御部107および電源制御部125は、システムバス114を介して接続されている。イメージバスI/F109は、システムバス114と画像処理を担当する各ブロックを接続している画像バス115との中継、データ構造の変換を担う。
画像バス115には、RIP110、デバイスI/F111、プリンタ画像処理部112、スキャナ画像処理部113が接続されている。RIP110は、ラスタイメージプロセッサ(RIP)であり、ページ記述言語(PDL)コードやディスプレイリストをビットマップイメージに変換する。デバイスI/F部111は、スキャナ部130やプリンタ部140と画像バス115を接続するインタフェースである。デバイスI/F111は、スキャナ部130から受信した画像データを画像バス115に送信するためのタイミング調整と、画像バス115からプリンタ部140への画像データ送信のためのタイミング調整を行う。スキャナ部130は、スキャナセンサーが生成した画像データに対し、画像形成装置100に応じた補正、解像度変換、等の処理を行う。プリンタ部140は、プリント出力する画像データに対し、画像形成装置100のプリントエンジンに応じた補正、解像度変換、等の処理を行う。
図12は、第1の実施形態における携帯端末400の構成を示すブロック図である。CPU1201は携帯端末を制御する中央演算ユニットである。RAM1202はCPU1201で実行されるプログラムを格納し、演算に用いるデータを維持的に格納するためのワークメモリである。フラッシュROMA1203は、携帯端末400の制御に用いるプログラムが格納されている。操作部1204は携帯端末の操作を行うための操作部であり、例として静電容量方式を用いるタッチパネルである。1205は画像を撮影するためのカメラである。1206は無線LANI/Fであり、1207はアンテナ1208を介して近距離無線によるNFC通信を行うための制御部である。1210はNFC制御部1207で取り扱われるデータの一時保持用として使用されるフラッシュROMBである。1211は電源監視部であり電源部1212のバッテリ残量を検知してCPU1201へ通知し、CPU1201はこれを受けて通常モードか省電力モードかの動作モードの選択をしている。1209はシステムバスであり、前記の各制御部、ユニットがデータのやり取りをするために接続されている。
図3は画像処理装置におけるジョブ処理状況を通知する一例を示すフローチャートである。本制御は図1で示したROM103に格納される制御プログラムに基づいてCPU101が行う処理に対応する。301でNFC制御部107が動作モードをリーダ・ライタ、かつ、イニシエータに設定する。アンテナ108経由で外部のユーザが携帯端末を翳すと、メモリ1210に格納されているユーザID情報をNFCにより読み取る。次に、ユーザID照合部204が使用権のあるIDか否かを照合する。使用権が有るIDであると判断されると、NFC制御部107は画像処理装置100のIPアドレス情報を携帯端末400に送信する。携帯端末400は無線LANI/F1206を介して高速な無線LAN通信800へハンドオーバーし、画像処理装置100のIPアドレスへ印字ジョブとして大量の画像データを送信する。302で外部のユーザからジョブが投入されると、201ジョブ管理部が303でジョブを受け付けたことを示す管理番号を発行する。そして、ジョブ解析部202がジョブの内容を解析し、304でジョブの処理時間を見積もる。
具体的には、用紙サイズ、用紙の厚み、印字解像度、印字枚数や、折り曲げ工程を含む製本、穴あけなどの後処理の指定の有無を判別し、それに伴うプリンタ部の制御に要する処理時間を予測する。305で前記処理時間から見積もった終了時間を前記ユーザの携帯端末IPアドレスへ通知する。携帯端末のIPアドレスは302でジョブを受信したときに、画像処理装置100内のネットワークI/F106が識別可能である。306では301のID認証を行った時点からの時間を計測し、タイマー設定値を上回ったか否かを判断する。上回っている場合には、オートログオフ機能により301で認証したIDを308で無効とする。上回っていない場合には307で、アンテナ108経由で別のユーザが翳すIDカードからユーザ情報をNFCにより読み取ったかどうかをセンスする。別ユーザのID情報を読み取れた場合は307の時点で301で実施したユーザIDの認証状態を無効とする。いずれの場合も認証状態が無効となるため、再認証を行うには再び301で実施した画像処理装置のアンテナ108にユーザがIDカード300を翳す行為が必要となる。
図4は図3の305で予測した終了時間を超過した要因が発生したときの処理の例を示すフローチャートである。ここでは割り込みジョブを受け付けた場合の処理について示している。同図の処理について401から404までは図3と同じ処理であるため、差分についてのみ以下に説明を行う。404で投入されたジョブの処理時間を見積もった後に、405で現在処理中の先行するジョブが有るか否かを判別する。先行するジョブが有る場合には、406で処理優先度の比較を行う。先行するジョブよりも優先度が高い場合には、411で先行処理中のジョブを中断する。412で先行ジョブのユーザIDへ終了時間の変更を通知する。
413では後続で割り込んでジョブを実行させた後続のユーザIDに対して終了時間を通知する。414では割り込みジョブをスタートさせる。415で割り込みジョブが終了するまでwaitし、416では割り込みジョブが終了すると中断していた先行ジョブのユーザIDへ終了時間の更新を通知する。既に412で一度終了時間の変更を通知しているが、416では時間の精度を高めるために再度終了時間の通知を行うものとする。そして417で先行ジョブの再起動を行い、中断していた箇所からジョブを再開させる。
一方、406で先行するジョブよりも優先度が低いと判断された場合には、一旦407で図3の305に相当する終了時間の通知を行う。408で先行ジョブが終了するまで待ち状態となり、終了した時点でジョブが実行開始される。409ではより精度を高めるために終了時間の通知を行う。また、先の405で先行処理中のジョブが無い場合には、410で終了予測時間の通知を行う。
図5は図3の305で予測した終了時間を超過した要因が発生したときの例を示すフローチャートである。ここではプリンタ部140にジョブが中断するようなダウンタイムが発生した場合の処理について示している。同図の処理について501から505までは図3と同じ処理であるため、差分についてのみ以下に説明を行う。506でプリンタ部140にジョブが中断するダウンタイムが発生しているかを判断する。発生している場合には507でプリンタ本体140のステータスをデバイスI/F111を介してCPU101が受信し、ダウンタイムの要因を解析する。ダウンタイムが発生する要因としては消耗品の不足と印字が継続できなくなるようなプリンタ部の課題がある。
消耗品の例としては印字用紙、トナー、用紙綴じのためのホチキス針などがある。また、ダウンタイム発生の例としては、パンチ穴開けの用紙屑が満杯になる、あるいは、画像処理装置内の用紙搬送系の途中で紙詰まりが発生する、などがあげられる。508では505で通知した終了予測時間からの遅延を考慮して修正した時間を通知する。509でプリンタ部140のダウンタイム要因が解消するまでwaitする。要因が解消すると510で終了が予測可能となるので、再度終了時間の通知を行うものとする。一方、506でプリンタ部140にジョブが中断するダウンタイムが発生していなければ、511でジョブが終了したか否かを判断する。そしてジョブが終了するまでの間に、ダウンタイムが発生しないかどうかを506で継続してセンスする。
図6は図4の割り込みジョブが有った場合の処理について時間軸をベースに遅延時間を説明した図である。以下に図4のフローとの対比をしながら各時間における処理について説明を行う。ここでは先行ジョブのユーザIDをユーザAとし、割り込みジョブのユーザIDをユーザBとしている。t61は図4の401でID認証を行うタイミングであり、t62にて402のジョブ投入と403管理番号の発行が行われる。404で予測するジョブの終了予測時間はt68である。t63は306の別IDの認証が発生したタイミングであり、t64は図4の411で示したユーザAのジョブが中断されるタイミングである。
また同時に図4の412で示したユーザAへ終了予測時間t68が変更となることを通知する。tch61は先に実行中であったユーザAのジョブを一時中断し、ユーザBのジョブを実行するための準備として図1のプリンタ部140の切り替えに要する調整時間である。t65はユーザBの割り込みジョブ投入が行われた時間であり図4の414に相当する。t66からt65の期間でユーザBの割り込みジョブが実行され、tch62はユーザAのジョブを再開するために要するプリンタ部140の調整時間である。ユーザBの実質的なジョブ処理時間は(t66−t65)である。この割り込みジョブに伴うユーザAの当初のジョブ終了予測からの遅延時間は、tch61+(t66−t65)+tch62となる。
t67で図4の416で示した修正時間をt610へ変更する通知を行うと同時に、417で示す中断していたジョブが再開される。t69はジョブ終了前に再認証が発生したタイミングである。t68は割り込みジョブが発生しないとして当初t62で予測したユーザAのジョブ終了時間である。実際には遅延要因が発生したために、この時点では未だ処理中となっている。t69でアンテナ108経由で外部のユーザが翳すIDカード300からユーザ情報をNFCにより再度読み取ると、修正した終了予測t611より前であるために、操作部120には終了予測時刻を表示させる。また、再認証のタイミングがt612で有る場合には、ジョブが終了予測時刻t611を経過しているためにデフォルトの初期画面を操作部120に表示させる。
図7は図5の506において、プリンタ部140のダウンタイムが発生した場合の処理について時間軸をベースに遅延時間を説明した図である。以下に図5のフローとの対比をしながら各時間における処理について説明を行う。t71は図3の501でID認証を行うタイミングであり、t72にて502のジョブ投入と503の管理番号の発行が行われる。504で予測するジョブの終了予測時間はt77である。t77はジョブ開始から終了までの期間に図1のプリンタ部140にダウンタイムが発生しないと想定したときの終了予測時間である。
t73のタイミングでプリンタ部140の印字が中断するような1回目のダウンタイムが発生し、t74のタイミングでその要因が解消されたことを示している。tch71はt73で発生したダウンタイム要因の解消に要した時間であり、t74で終了予測時間をt78=(t77+tch71)に修正して、ジョブを再開する。同様にt75のタイミングでプリンタ部140の印字が中断するような2回目のダウンタイムが発生し、t76のタイミングでその要因が解消されたことを示している。tch72はt75で発生したダウンタイム要因の解消に要した時間であり、t75で終了予測時間をt710=(t78+tch72)に修正して、ジョブを再開する。t79ではアンテナ108経由で外部のユーザが翳すIDカード300からユーザ情報をNFCにより再度読み取る。
t79は2回目のID認証を行っているが、当初の終了予測時間t77から(tch71+tch72)の遅延が発生したために、この時点では未だ処理中となっている。t79は修正した終了予測t710より前であるために、操作部120には終了予測時刻を表示させる。また、再認証のタイミングがt711で有る場合には、ジョブが終了予測時刻t710を経過しているためにデフォルトの初期画面を操作部120に表示させる。
図8はCPU1201で示した携帯端末400の操作部1204の表示画面の一例を説明する図である。図8は図4のフロー406において図6で示したような割り込みジョブが途中で入り、かつ、ジョブ終了前に再認証を実施したときの表示画面である。NFCによるID認証を実施した後に、図4の416の内容を通知する例を示したものである。同図において、操作部1204はジョブID、ジョブ管理番号、ジョブを投入した時刻、遅延要因、割り込みジョブの処理時間、ジョブ切り替えに発生した準備時間、および割り込みジョブに伴う遅延時間と修正した終了予測時間を表示する。
図9は図5のフロー506において図7で示したようなダウンタイムが有った場合におけるジョブ終了前の再認証を実施したときの表示画面である。NFCによるID認証を実施した後に、図5の510の内容を通知する例を示したものである。同図において、操作部1404はジョブID、ジョブ管理番号、ジョブを投入した時刻、遅延要因、ダウンタイム時間、復旧までの所要時間、および遅延時間を考慮して修正した終了予測時間を表示する。
図10は図4のフロー405において、ジョブが終了している場合にID認証を行ったときの初期画面である。操作部1404に画像処理装置に実装されている機能毎の操作ボタンを表示する。具体的には、コピー、プリント、スキャン、FAX送受信、FAX受信したデータトレイ、画像処理装置の機能を表示するインフォメーション、および、図1のHDD104に格納されている保存ファイルの利用のための操作ボタンである。
図11は図8、図9において、操作部画面にある801、901ジョブ状況スイッチと並んでいる、802、902のジョブ履歴スイッチを押下したときの表示画面の例を示すものである。同図において、表示画面上にはジョブ管理番号、ジョブ投入番号、ジョブ開始から終了までの期間に発生した遅延時間、および、終了かジョブオーナーが取り消しを実施したかのステータスの履歴を表示させる。ここではID認証した以外のユーザジョブについても一覧で表示させる例を示したものである。
[第2実施形態]
第1の実施形態では、ユーザの携帯端末上の表示部にジョブの終了予測時刻を表示させるものであったが、画像処理装置の操作部120の液晶画面に表示させることも可能である。
第1の実施形態では、ユーザの携帯端末上の表示部にジョブの終了予測時刻を表示させるものであったが、画像処理装置の操作部120の液晶画面に表示させることも可能である。
図13、14、15に画像処理装置の操作部120の表示画面の例を示す。図13は図1で示した操作部120の詳細構成の一例を説明する図である。同図において、1309は電源スイッチと予熱キーの役割を兼ねたものであり、省電力モードからの復帰を行う時に押下する。1311はスタートキーであり投入したジョブを実行させるときに押下する。1310はストップキーであり、投入したジョブを中断したり中止したりするときに押下するキーである。1302はリセットキーであり、ジョブに関する諸々の設定を行った後で押下するとデフォルトの初期設定に戻す機能を有する。
1303はユーザモードキーであり、ユーザ毎に基本設定を変更するときに押下する。1304は割りこみキーであり実行中のジョブを一時中断して他のジョブを実行させたいときに押下する。1307はNFC通信によりID認証を行うためのアンテナ図1の108であり、内部のNFC制御部107を内蔵している。1308はクリアキーであり、テンキー1306で入力した数値をクリアするときに押下する。1301は液晶表示部であり、後述する図14、図15で示す内容を表示する。図14、図15、図8で説明した携帯端末400の操作部1404の表示画面の一例を説明する図である。図14は図9に相当し、図15は図10に相当する画面である。表示内容は先に説明をしたものと同等であるために省略する。
100 画像形成装置、200 パーソナルコンピュータ、
300 ID情報を格納のメモリ、400 携帯端末、
500 無線LANアクセスポイント、600 ローカルエリアネットワーク、
700 NFC通信、800 無線LAN通信
300 ID情報を格納のメモリ、400 携帯端末、
500 無線LANアクセスポイント、600 ローカルエリアネットワーク、
700 NFC通信、800 無線LAN通信
Claims (5)
- 携帯端末から無線通信によりジョブを受け付ける受付手段と、
前記ジョブを解析して前記ジョブの終了予測時間を見積もる見積手段と、
前記見積手段によって見積もられた終了予測時間を前記携帯端末に通知する通知手段と、
前記ジョブの中断が発生する要因が発生した場合に、前記ジョブの前記終了予測時間を再度見積り、変更後の終了予測時間を前記携帯端末に通知するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記通知手段は、前記ジョブを識別する識別情報とともに前記終了予測時間を通知することを特徴とする請求項1に記載にお画像処理装置。
- 前記ジョブは印刷ジョブであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記ジョブは、割り込みジョブが投入された場合に中断されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記携帯端末から前記無線通信によりユーザ情報を読み取り、ユーザを認証する認証手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像処理装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017173872A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、画像形成装置及び情報処理プログラム |
JP2019207557A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 学校法人慶應義塾 | 物品提供システム、物品提供装置、管理サーバ、物品提供方法及びプログラム |
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