JP2015228767A - インナーコアリボン、インナーコアおよびインナーコアの製造方法 - Google Patents

インナーコアリボン、インナーコアおよびインナーコアの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高い担持力を持たせ、かつ、インナーコアリボンを紐ほどく際の力の大きさやばらつきを小さくする。【解決手段】帯状の胴体部と、胴体部の短手方向の一端から突出し、先端に突起部が設けられた凸部と、胴体部の短手方向の他端から胴体部の内側に入り込むよう形成された凹部と、を備え、胴体部は可塑性を有する樹脂からなり短手方向の一端より他端が厚くなるよう構成され、胴体部の短手方向の他端に開口する凹部は、突起部の大きさと同一の幅を含む所定範囲内の開口幅を有し、胴体部の短手方向の他端と胴体部の主表面とが交わる角部は、曲率半径が0mm超0.9mm未満の曲面状に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、インナーコアリボン、インナーコアおよびインナーコアの製造方法に関し、特に、常温収縮接続部絶縁筒用のインナーコアリボンおよびインナーコアに関する。
電力ケーブル2本が互いに接続される接続部には、接続スリーブが被せられ、更に、その外側に設けられた常温収縮接続部絶縁筒によって、双方の電力ケーブルが接続されている。
常温収縮接続部絶縁筒は、予め広げていた径が装着時に収縮するよう形成されている。常温収縮接続部絶縁筒の内部には、インナーコアリボン(インナーコア紐)と呼ばれる帯状の部材が螺旋状に巻かれて筒状となったインナーコアが設けられ、常温収縮接続部絶縁筒の収縮を押しとどめている。常温収縮接続部絶縁筒を所定の位置に移動させた後、インナーコアリボンを紐ほどくことでインナーコアが取り去られ、常温収縮接続部絶縁筒が収縮する。
よって、インナーコアには、常温収縮接続部絶縁筒の収縮力に耐える強度(保管力)が必要とされると共に、インナーコアリボンへと紐ほぐす際の力の大きさやばらつきが小さいことが要求される。
例えば特許文献1〜3では、インナーコアリボンの両端部をフック状とし、螺旋状に巻かれた隣接するインナーコアリボンの両端部同士をかみ合わせてインナーコアを形成する。インナーコアリボンへと紐ほぐす際には、互いにかみ合わされたフックを外せばよい。
また、例えば特許文献4では、インナーコアリボンの一端に凸部を設け、他端に凹部を設け、これらを互いに嵌め合わせてインナーコアを形成する。インナーコアリボンへと紐ほぐす際には、互いに嵌め合わされた凹凸部を外せばよい。
特開2006−289791号公報 特開2007−154982号公報 特表2009−537353号公報 特開2010−213428号公報
しかしながら、例えば特許文献1〜3のように、フックを互いにかみ合わせて構成されたインナーコアでは、常温収縮接続部絶縁筒の収縮力に耐える強度、つまり、インナーコアの保管力やインナーコアリボンの担持力が充分には得られない。特許文献1〜3では、互いにかみ合わせたフックを融着させることも一部に述べられているが、この場合には、インナーコアリボンへと紐ほぐす際に多大な力を要し、また、一定の力で紐ほぐすことができない場合がある。
そこで、例えば特許文献4のように、凸部を凹部に嵌め込んでインナーコアを形成することで、保管力や担持力を向上させることができる。しかしながら、この場合であっても、得られる担持力は充分ではなく、インナーコアリボンを構成する材料や、インナーコアリボンの凹凸部の形状には、まだ検討の余地がある。
本発明の目的は、高い担持力を持ち、かつ、インナーコアリボンを紐ほどく際の力の大きさやばらつきが小さいインナーコアリボン、インナーコアおよびインナーコアの製造方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、
帯状の胴体部と、
前記胴体部の短手方向の一端から突出し、先端に突起部が設けられた凸部と、
前記胴体部の短手方向の他端から前記胴体部の内側に入り込むよう形成された凹部と、を備え、
前記胴体部は可塑性を有する樹脂からなり短手方向の前記一端より前記他端が厚くなるよう構成され、
前記胴体部の短手方向の前記他端に開口する前記凹部は、前記突起部の大きさと同一の幅を含む所定範囲内の開口幅を有し、
前記胴体部の短手方向の前記他端と前記胴体部の主表面とが交わる角部は、曲率半径が0mm超0.9mm未満の曲面状に形成されている
インナーコアリボンが提供される。
本発明の第2の態様によれば、
前記凹部は、前記突起部の大きさと同一の幅を中心として±30%の範囲内の開口幅を有する
第1の態様に記載のインナーコアリボンが提供される。
本発明の第3の態様によれば、
前記凹部は、前記突起部の大きさと同一の幅よりも広い開口幅を有する
第1または第2の態様に記載のインナーコアリボンが提供される。
本発明の第4の態様によれば、
前記胴体部の短手方向の前記他端と前記胴体部の主表面とが交わる角部は、曲率半径が0.1mm以上0.3mm以下となる曲面状に形成されている
第1〜第3の態様のいずれかに記載のインナーコアリボンが提供される。
本発明の第5の態様によれば、
前記凸部は、
前記胴体部から突出して伸び、前記胴体部と前記突起部とを接続する首部を備え、
前記凹部は、
前記胴体部の短手方向の前記他端に開口する狭溝と、
前記狭溝の奥側に設けられた中空部と、を備える
第1〜第4の態様のいずれかに記載のインナーコアリボンが提供される。
本発明の第6の態様によれば、
前記凸部に設けられた前記突起部は、
前記胴体部の短手方向の断面が円形である
第1〜第5の態様のいずれかに記載のインナーコアリボンが提供される。
本発明の第7の態様によれば、
押出成形により形成された
第1〜第6の態様のいずれかに記載のインナーコアリボンが提供される。
本発明の第8の態様によれば、
第1〜第7の態様のいずれかに記載のインナーコアリボンが螺旋状に巻かれ、互いに隣接する両端部同士が固定された筒状に構成され、
前記インナーコアリボンの両端部は、
互いに隣接する前記インナーコアリボンのうち、一方のインナーコアリボンの前記凸部の前記突起部が、他方のインナーコアリボンの前記凹部に嵌め込まれ、前記突起部が嵌め込まれた側の前記胴体部の短手方向の前記他端に荷重が加わることで固定されている
インナーコアが提供される。
本発明の第9の態様によれば、
軸方向の径が異なる筒状に構成された
第8の態様に記載のインナーコアが提供される。
本発明の第10の態様によれば、
第1〜第7の態様のいずれかに記載のインナーコアリボンを螺旋状に巻きながら互いに隣接する両端部同士を固定することで、前記インナーコアリボンを筒状とするインナーコアリボン固定工程を有し、
前記インナーコアリボン固定工程は、
互いに隣接する前記インナーコアリボンのうち、一方のインナーコアリボンの前記凸部の前記突起部を、他方のインナーコアリボンの前記凹部に嵌め込む嵌め込み工程と、
前記突起部が嵌め込まれた側の前記胴体部の短手方向の前記他端に荷重を加え、隣接する前記インナーコアリボン同士を固定する固定工程と、
を有する
インナーコアの製造方法が提供される。
本発明の第11の態様によれば、
前記嵌め込み工程では、
他方のインナーコアリボンの前記凹部の開口幅を拡張した後に、一方のインナーコアリボンの前記凸部の前記突起部を前記凹部に嵌め込む
第10の態様に記載のインナーコアの製造方法が提供される。
本発明の第12の態様によれば、
筒状となった前記インナーコアリボンを周方向に捻って軸方向の径を異ならせる
第10または第11の態様に記載のインナーコアの製造方法が提供される。
本発明によれば、高い担持力を持ち、かつ、インナーコアリボンを紐ほどく際の力の大きさやばらつきが小さいインナーコアリボン、インナーコアおよびインナーコアの製造方法が提供される。
本発明の一実施形態に係るインナーコアリボンの短手方向の断面斜視図である。 本発明の一実施形態に係るインナーコアの製造方法を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るインナーコアを示す模式図である。 本発明の一実施形態の変形例に係るインナーコアリボンの短手方向の断面図である。 実施例および比較例に係るインナーコアリボンの短手方向の断面図である。
<本発明の一実施形態>
(1)インナーコアリボンの構造
本発明の一実施形態に係るインナーコアリボンの構造について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るインナーコアリボン10の短手方向の断面斜視図である。
図1に示されているように、インナーコアリボン10は、帯状の胴体部10tを備える。また、インナーコアリボン10は、胴体部10tの短手方向の一端から突出し、先端に突起部12cが設けられた凸部12を備える。また、インナーコアリボン10は、胴体部10tの短手方向の他端から胴体部10tの内側に入り込むよう形成された凹部11を備える。
インナーコアリボン10の少なくとも胴体部10tは、例えば可塑性を有する樹脂から構成されている。インナーコアリボン10は、例えば押出成形により形成され、この場合、インナーコアリボン10の全体が可塑性を有する樹脂から構成されていてもよい。また、胴体部10tの短手方向の一端より他端の方が厚い。つまり、胴体部10tの凸部12が設けられた側より凹部11が設けられた側の方が厚い。具体的には、胴体部10tは、例えばその短手方向の中央付近から他端へ向けて裾広がりの断面形状、つまり、テーパ形状10sを有する。
胴体部10tの短手方向の一端に設けられた凸部12は、上述の突起部12cと、胴体部10tから突出して伸び、胴体部10tおよび突起部12cを接続する首部12nと、を備える。突起部12cは、胴体部10tの短手方向の断面が例えば円形、より具体的には真円形状である。首部12nの厚さ(凸部−首部厚さ)は、突起部12cの最大径(凸部−突起部最大径)より小さい。凸部12は、例えば帯状に延びる胴体部10tの全体、すなわち、長手方向に連続に設けられている。つまり、断面円形の突起部12cと、これより薄い首部12nとからなる凸部12が、胴体部10tの短手方向の一端を縁取るように設けられている。
胴体部10tの短手方向の他端に設けられた凹部11は、胴体部10tの短手方向の他端に開口する狭溝11nと、狭溝11nの奥側、つまり、胴体部10tのより内奥に設けられた中空部11cと、を備える。中空部11cは、胴体部10tの短手方向の断面が、突起部12cの断面形状より若干大きい相似形、つまり、例えば円形、より具体的には真円形状である。胴体部10tの短手方向の他端に開口する凹部11、つまり、狭溝11nは、突起部12cの大きさ(最大径)と同一の幅を含む所定範囲内、例えば突起部12cの大きさ(凸部−突起部最大径)と同一の幅を中心として±30%の範囲内の開口幅(凹部−狭溝開口幅)を有する。本実施形態では、好ましい構成として、凹部−狭溝開口幅が、凸部−突起部最大径よりも、例えば+30%の範囲内で広いこととする。凹部11は、例えば帯状に延びる胴体部10tの全体に設けられている。つまり、断面円形の中空部11cと、胴体部10tの短手方向の他端に開口する狭溝11nと、からなる凹部11が、胴体部10tの短手方向の他端をえぐるように連なって設けられている。
胴体部10tの短手方向の他端である胴体部10tの側面と、胴体部10tの主表面とが交わる角部10rは曲面状に形成されている。胴体部10tの主表面とは、後述するように、胴体部10tが螺旋巻きされたときに外側となる面(表面)、及び内側となる面(裏面)の少なくともいずれか一方を指す。ここでは、胴体部10tの表裏面側の角部10rが共に曲面状となっている。これら曲面の有する曲率半径は、極力小さいことが好ましく、例えば0mm超0.9mm未満、好ましくは0.1mm以上0.3mm以下である。
(2)インナーコアの製造方法
本発明の一実施形態に係るインナーコアの製造方法について、図2および図3を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るインナーコア100の製造方法を示す模式図である。図3は、本実施形態に係るインナーコア100,100a,100bを示す模式図である。
インナーコア100の製造にあたっては、上述のように構成されるインナーコアリボン10を用いる。インナーコアリボン10は、例えば可塑性を有する樹脂を押出成形することにより製造される。樹脂を押出成形した後、約70℃の高温でアニール処理を施してもよい。可塑性を有する樹脂は、例えばポリプロピレンやポリエチレン等に充填剤(可塑剤)を加えることで得られる。このとき例えば、樹脂のMFR(Melt Flow Rate)を5以下、比重を1.0以上とすることができる。MFRは、溶融した材料の流れやすさを示し、樹脂の分子量の指標となる。低分子量の樹脂ほど、MFRが大きくなる。
図2に示されているように、上記のようなインナーコアリボン10を螺旋状に巻きながら互いに隣接する両端部同士を固定することで、インナーコアリボン10が筒状となったインナーコア100が製造される。
具体的には、インナーコア巻き付け装置20が備えるガイド金具21により保持される芯金22に、インナーコアリボン10を巻き付ける。芯金22はガイド金具21により周方向に回転自在に保持されている。この芯金22を回転させることで、インナーコアリボン10がその周囲に螺旋状に巻き付けられていく。このとき、芯金22の外周近傍に設けられたローラ23r,24rにより、巻き付けられたインナーコアリボン10を押圧する。これにより、互いに隣接するインナーコアリボン10の両端部同士が順次、固定されていく。
より具体的には、インナーコアリボン10の両端部を固定するときは、図2(a)〜(c)に示す手順を順次実施する。図2(a)に示されるインナーコアリボン10の所定箇所であるインナーコアリボン10bは、その一端に設けられた凸部12が、インナーコアリボン10bに隣接する他の箇所であるインナーコアリボン10aの他端に設けられた凹部11に嵌め込まれた状態となっている。つまり、インナーコアリボン10bの一端は、インナーコアリボン10aの他端に既に固定された状態となっている。インナーコアリボン10bの他端は未だ固定されてはおらず、その凹部11は開放された状態にある。
次に、図2(b)に示されるように、インナーコアリボン10bの他端側に隣接する更に他の箇所であるインナーコアリボン10cの凸部12を、インナーコアリボン10bの凹部11に嵌め込む(嵌め込み工程)。凹部11、つまり、狭溝11nは、例えば突起部12cの最大径(凸部−突起部最大径)と同一の幅より広い開口幅(凹部−狭溝開口幅)を有するので、突起部12cは狭溝11nを通り抜けて中空部11cへと収容される。このとき、インナーコアリボン10b,10c同士は未だ固定されていない。
次に、図2(c)に示されるように、インナーコアリボン10bをローラ23r(24r)で押圧し、突起部12cが嵌め込まれたインナーコアリボン10bの他端に荷重を加える。これにより、インナーコアリボン10bの凹部11、つまり、狭溝11nの開口が、塑性変形を起こし、インナーコアリボン10cの凸部12が備える首部12nを挟み込むように閉じられる。これにより、インナーコアリボン10cの突起部12cが、インナーコアリボン10bの狭溝11nに係止されることとなり、突起部12cの引き抜きが抑止された状態となる。つまり、インナーコアリボン10b,10c同士が固定される(固定工程)。
このように、インナーコアリボン10を芯金22に巻き付けながら、図2(a)〜(c)に示される各手順を繰り返すことで、インナーコアリボン10が筒状に形成される。その後、巻き付け終端部側から筒の内側をくぐらせたインナーコアリボン10の末尾(長手方向の一端)を、筒の巻き付け始端部側へと引き出す。以上により、図3(a)に示されるインナーコア100が製造される。
また、インナーコアリボン10を筒状に形成した後、これを周方向に捻ると筒の軸方向の径を異ならせることができる。その後、改めて、ローラ23r,24r等によりインナーコアリボン10の他端を押圧し、突起部12cが狭溝11nに強固に係止された状態とする。これにより、軸方向の径が異なる筒状に構成されたインナーコアが製造される。図3(b),(c)に、このように製造されたインナーコア100a,100bを例示する。
以上のように構成されるインナーコア100,100a,100b等は、例えば常温収縮接続部絶縁筒としての常温収縮チューブの内部に挿入されて用いられる。常温収縮チューブは、例えば2本の電力ケーブルが互いに接続される接続部に装着して用いられる。
電力ケーブルの接続部では、2本の電力ケーブル間で電気的接続を得る必要がある。このため、双方の電力ケーブル端部の導体部分を、それらを被覆している絶縁体からそれぞれ露出させ、接続スリーブを被せて接続している。接続スリーブの周囲には、接続スリーブ及び双方の電力ケーブルを包み込むように常温収縮チューブを装着して、双方の電力ケーブルの接続部が絶縁被覆される。
常温収縮チューブは、予め広げられていた径が装着時に収縮するよう形成されており、その内部に設けられた上述のようなインナーコア100,100a,100b等により、収縮が押しとどめられた状態に構成される。電力ケーブルの所定の位置に移動させた常温収縮チューブからインナーコア100,100a,100b等が取り去られることで、常温収縮チューブが収縮状態となって電力ケーブルの接続部を絶縁被覆することができる。
常温収縮チューブからインナーコア100,100a,100b等を取り去るときは、インナーコアリボン10を紐ほどく。インナーコア100,100a,100b等の巻き付け始端部側へと引き出されたインナーコアリボン10の末尾を引き抜くことで、インナーコアリボン10を紐ほどくことができる。これにより、常温収縮チューブの外部へと、インナーコア100,100a,100b等を除去することができる。
(3)本実施形態に係る効果
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
(a)本実施形態では、胴体部10tの短手方向の他端に開口する凹部11は、突起部12cの大きさ(凸部−突起部最大径)と同一の幅よりも広い開口幅(凹部−狭溝開口幅)を有する。これにより、凹部11に対して突起部12cを備える凸部12を挿入することができる。
(b)本実施形態では、胴体部10tは可塑性を有する樹脂から構成される。これにより、隣接するインナーコアリボン10のうち、突起部12cが嵌め込まれた側のインナーコアリボン10の胴体部10tの短手方向の他端に荷重を加えることで、胴体部10tが塑性変形し、隣接するインナーコアリボン10同士を固定することができる。
また、可塑性を有する樹脂を用いることで、インナーコアリボン10を押出成形する際、上記のような複雑な形状を実現することが可能となる。また、胴体部10tの他端の角部10rにおける曲率半径を小さく保つことができる。また、インナーコア100,100a,100bを構成したとき、後述するように、インナーコアリボン10の緩みを抑制することができる。
(c)本実施形態では、凹部11の開口幅(凹部−狭溝開口幅)は突起部12cの大きさ(凸部−突起部最大径)と同一の幅よりも広く形成され、インナーコアリボン10を押圧することで係る開口が閉じるように形成されている。これにより、凸部12が備える突起部12cの断面形状を真円形状などとして、突起部12cの最大径と首部12nの厚さとの比を大きくとることができる。よって、首部12nを挟み込むように閉じられた狭溝11nによる突起部12cの係止力を高めることができる。つまり、インナーコアリボン10の担持力や、インナーコア100,100a,100b等の保管力を高めることができる。
例えば、上述の特許文献4においても、両端部に凹凸部を備えるインナーコアリボンが開示されている。しかしながら、特許文献4では、弾性を有する樹脂からインナーコアリボンを形成し、凹凸部を弾性変形させることで互いに嵌め合わせている。このような構成では、インナーコアリボンの形状は、弾性変形が可能な許容値内に限定されてしまう。このため、例えば突起部と首部(特許文献4では、凸部とくびれ部分)との差を大きく取ることができない。よって、インナーコアリボンにおいて充分な担持力が得られない。
しかしながら、本実施形態では、突起部12cの最大径と首部12nの厚さとの比を大きくし、インナーコアリボン10の担持力を向上させることができる。
また、インナーコアリボン10が充分な担持力を有するので、例えば上述の特許文献1〜3とは異なり、凹凸部11,12等を互いに融着させる必要がない。よって、インナーコアリボン10を紐ほどく際、小さい力でも容易にインナーコアリボン10を引き抜くことができる。引き抜きに要する力のばらつきも小さくて済む。
(d)本実施形態では、胴体部10tの短手方向の一端より他端の方が厚い。これにより、突起部12cが嵌め込まれた側のインナーコアリボン10の胴体部10tを押圧する際、胴体部10tの他端に荷重が加わり易くなる。
(e)本実施形態では、胴体部10tの短手方向の他端と胴体部10tの表裏面とが交わる角部10rは曲面状に形成されている。これにより、インナーコア100に保持される常温収縮チューブの内面に、螺旋状の跡が付き難くなる。
(f)また、角部10rが曲面状に形成されていることにより、インナーコアリボン10の胴体部10tを押圧する際などに、角部10rの損傷等を抑制することができる。このとき、曲面の曲率半径が極力小さくなるよう構成されているので、胴体部10tの他端に荷重が加わり難くなることを抑制することができる。また、凹部11に凸部12を嵌め込む際の摩擦を軽減することができる。
なお、係る曲面が有する曲率半径は、可塑性を有する樹脂の押出成形によりインナーコアリボン10を形成することで、0mm超0.9mm未満、好ましくは0.1mm以上0.3mm以下というように、小さく保つことができる。一方、弾性を有する樹脂等を押出成形すると、角部曲面の曲率半径は例えば0.9mm以上となってしまう。このように、上記所定範囲内よりも角部曲面の曲率半径が大きいと、インナーコアリボンを押圧する際、充分に加圧できずに凸部を凹部に固定することが困難となってしまう。この点においても、特許文献4に開示のインナーコアリボンでは、本実施形態のインナーコアリボン10の上記効果が得られない。
(g)本実施形態では、インナーコア100a,100bは軸方向の径が異なる筒状に構成されている。このように、軸方向の径が異なるインナーコア100a,100bであっても、筒状の形状が保たれ易い。
インナーコアは、例えば直線状に押出成形されたインナーコアリボンを螺旋巻きした構造を有する。このため、インナーコアリボンの巻き方向の変形に抗う応力、つまり、インナーコアの径を押し広げようとする力が生じる。軸方向の径が異なるインナーコアは、このような応力の影響をいっそう受け易い。よって、例えば、特許文献4のように担持力の劣るインナーコアリボンにより、軸方向の径が異なるインナーコアを形成した場合、巻き方向に沿って嵌め合わされた凹凸部に滑りが生じ、インナーコアリボンが緩んでしまう場合がある。特許文献4では、インナーコアリボンが弾性を有するため、このような緩みがよりいっそう発生し易いと考えられる。
しかしながら、本実施形態では、軸方向の径が異なるインナーコア100a,100bであっても、凹凸部11,12に滑りが生じ難く、インナーコアリボン10の緩みを抑制することができる。また、上述のように押出成形後にアニール処理を行うことで、インナーコアリボン10の曲げによる応力が緩和され、よりいっそうインナーコアリボン10の緩みが抑制される。
(4)本実施形態に係る変形例
次に、本実施形態の変形例に係るインナーコアリボンの構造について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の変形例に係るインナーコアリボンの短手方向の断面図である。
図4(a)に示される変形例においては、胴体部の短手方向の他端と、胴体部の主表面とが交わる角部が曲面状となっていない点が、上述の図1に示すインナーコアリボン10と異なる。つまり、本変形例では、角部の曲率半径は(押出)成形可能な限り0mmに近い状態である。
図4(b)に示される変形例においては、凹部が備える狭溝の開口が、胴体部の他端側へ向かって広がったテーパ形状となっている点が、上述の図1に示すインナーコアリボン10と異なる。
図4(c),(d)に示される変形例においては、凸部が備える突起部、および凹部が備える中空部の断面形状が共に多角形となっている点が、上述の図1に示すインナーコアリボン10と異なる。具体的には、図4(c)においては、突起部と中空部とは共に三角形となっている。図4(d)においては、突起部と中空部とは共に菱形となっている。
これらの変形例の他、インナーコアリボンは、図示しない他の形状を有していてもよい。
なお、上述のインナーコアリボン10においては、凹部11の開口幅(凹部−狭溝開口幅)は突起部12cの大きさ(凸部−突起部最大径)と同一の幅よりも広い例について主に説明した。しかし、凹部11は、突起部12cの大きさ(最大径)と同一の幅を含む所定範囲内の開口幅を有していればよく、突起部12cの大きさと同一の幅よりも例えば−30%の範囲内で狭くなっていてもよい。このようなインナーコアリボンの例を、図4(e)に示す。
凹部11がいずれの開口幅を有している場合であっても、胴体部10tの他端の厚さと一端の厚さとの差が、上述の凹部11が備える狭溝11nの開口幅(凹部−狭溝開口溝)と凸部12が備える首部12nの厚さ(凸部−首部厚さ)との差よりも大きくなっていることが好ましく、更には3倍程度大きくなっていることがより好ましい。
また、上記範囲内において、凹部11の開口幅が突起部12cの大きさと同一の幅以下となる場合、必要に応じて、インナーコア100,100a,100bの製造時に以下の工程を追加することができる。すなわち、一方のインナーコアリボン10cの凸部12の突起部12cを、他方のインナーコアリボン10bの凹部11に嵌め込む際、他方のインナーコアリボン10bの凹部11の開口幅を拡張した後に嵌め込み工程を行ってもよい。具体的には、インナーコア巻き付け装置20が備えるガイド金具21に開口ピン等を固定し、インナーコアリボン10の凹部11に開口ピンを差し込む。その状態で芯金22を回転させることにより、長手方向に連なる凹部11の開口が開口ピンによって押し広げられながら、インナーコアリボン10が巻き付けられていく。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
次に、本発明に係る実施例について比較例と共に説明する。
(インナーコアリボンの試作)
図5は、実施例および比較例に係るインナーコアリボンの短手方向の断面図である。図5(a)〜(d)に示されているように、それぞれ、実施例1,2および比較例1,2のインナーコアリボンを試作した。以下の表1に、実施例1,2および比較例1,2のインナーコアリボンの各部寸法を示す。
Figure 2015228767
図5(a)に示されている実施例1のインナーコアリボンは、図4(e)と同様である。実施例1のインナーコアリボンは、可塑性を有する樹脂、具体的には、充填剤を加えたポリプロピレンを押出成形することにより試作した。
図5(b)に示されている実施例2のインナーコアリボンは、図4(a)と同様である。実施例2のインナーコアリボンは、実施例1と同様の材料により試作した。
図5(c)に示されている比較例1のインナーコアリボンは、胴体部の短手方向の他端と、胴体部の主表面とが交わる角部が上記構成を外れる曲率半径、つまり、0.9mm以上となる曲面状に形成されている。比較例1のインナーコアリボンは、実施例1と同様の材料により試作した。
図5(d)に示されている比較例2のインナーコアリボンは、特許文献1に基づいて試作したものであり、フック状となった両端部をかみ合わせてインナーコアを形成する構成を有する。
表1に示されているように、実施例1,2および比較例1においては、それぞれのインナーコアリボンの角部の曲率半径rを変化させた。それ以外は、各部とも同一寸法とした。具体的には、凹部の狭溝開口幅dが、突起部最大径Rの70%となる(−30%小さくなる)よう構成した。また、胴体部の凹部側の厚さt(2.8mm)と凸部側の厚さt(2.2mm)との差を、上述の凹部の狭溝開口幅d(0.7mm)と凸部の首部厚さd(0.5mm)との差の3倍とした(0.6mm/0.2mm=3倍)。比較例2においては、胴体部左側厚さtおよび右側厚さtを互いに等しく2.0mm、幅wを4.8mmとした。
(インナーコア引き抜き評価)
以上のように試作した各種のインナーコアリボンを螺旋巻きに巻いて、インナーコアを試作した。比較例2においては、両端部のフックをかみ合わせた後、超音波を用いてそれらを融着させた。試作したそれぞれのインナーコアを、常温収縮チューブに挿入し、引き抜きに要する力を評価した。比較例2以外のインナーコアにおいては、いずれも適正な強さの力で容易に引き抜くことができ、そのときに要する力のばらつきもなかった。両端部のフックを融着させた比較例2は、強い力で引き抜かないと紐ほぐすことができず、また、一定の力で引き抜くことは困難であった。
(保管力評価−その1)
上記と同様に試作した実施例1,2および比較例1のインナーコアを常温収縮チューブに挿入し、70℃で10日間、保管(常温収縮チューブを収縮させずに保持)し、インナーコアの変形の有無を評価した。以下にその結果を示す。
・実施例1:12本中12本とも変形無し(100%良品)
・実施例2:49本中44本が変形無し(約90%が良品)
・比較例1:18本中10本が変形無し(約56%が良品)
以上のように、角部の曲率半径rが所定値内である実施例1、および角部が曲面状となっていない実施例2において、良好な結果が得られた。上述のとおり、例えば実施例2のように角部が曲面を有していない方が、インナーコアリボンの端部に荷重が加わり易く、より確実に端部同士を固定することができる。但し、実施例1のように角部の曲率半径rが充分に小さければ、曲面を有さない実施例2と同等の保管力が得られることがわかった。
一方で、角部の曲率半径rが所定値を外れて大きい比較例1においては、変形してしまうインナーコアが多く、良品が半数程度となってしまった。角部の曲率半径rが大きすぎ、インナーコアリボンの端部に充分な荷重を加えることができずに端部同士の固定が確実なものとなっていなかったと考えられる。
(保管力評価−その2)
上記において良好な結果が得られた実施例1のインナーコアについて、より長時間の保管力評価を行った。すなわち、実施例1のインナーコアを常温収縮チューブに挿入し、70℃で20日間保管した後に、インナーコアの変形の有無を評価した。その結果、12本中12本とも変形は認められず良好な結果であった。
10 インナーコアリボン
10r 角部
10s テーパ形状
10t 胴体部
11 凹部
11c 中空部
11n 狭溝
12 凸部
12c 突起部
12n 首部
20 インナーコア巻き付け装置
21 ガイド金具
22 芯金
23r,24r ローラ
100,100a,100b インナーコア

Claims (12)

  1. 帯状の胴体部と、
    前記胴体部の短手方向の一端から突出し、先端に突起部が設けられた凸部と、
    前記胴体部の短手方向の他端から前記胴体部の内側に入り込むよう形成された凹部と、を備え、
    前記胴体部は可塑性を有する樹脂からなり短手方向の前記一端より前記他端が厚くなるよう構成され、
    前記胴体部の短手方向の前記他端に開口する前記凹部は、前記突起部の大きさと同一の幅を含む所定範囲内の開口幅を有し、
    前記胴体部の短手方向の前記他端と前記胴体部の主表面とが交わる角部は、曲率半径が0mm超0.9mm未満の曲面状に形成されている
    ことを特徴とするインナーコアリボン。
  2. 前記凹部は、前記突起部の大きさと同一の幅を中心として±30%の範囲内の開口幅を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のインナーコアリボン。
  3. 前記凹部は、前記突起部の大きさと同一の幅よりも広い開口幅を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインナーコアリボン。
  4. 前記胴体部の短手方向の前記他端と前記胴体部の主表面とが交わる角部は、曲率半径が0.1mm以上0.3mm以下となる曲面状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインナーコアリボン。
  5. 前記凸部は、
    前記胴体部から突出して伸び、前記胴体部と前記突起部とを接続する首部を備え、
    前記凹部は、
    前記胴体部の短手方向の前記他端に開口する狭溝と、
    前記狭溝の奥側に設けられた中空部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインナーコアリボン。
  6. 前記凸部に設けられた前記突起部は、
    前記胴体部の短手方向の断面が円形である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインナーコアリボン。
  7. 押出成形により形成された
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインナーコアリボン。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のインナーコアリボンが螺旋状に巻かれ、互いに隣接する両端部同士が固定された筒状に構成され、
    前記インナーコアリボンの両端部は、
    互いに隣接する前記インナーコアリボンのうち、一方のインナーコアリボンの前記凸部の前記突起部が、他方のインナーコアリボンの前記凹部に嵌め込まれ、前記突起部が嵌め込まれた側の前記胴体部の短手方向の前記他端に荷重が加わることで固定されている
    ことを特徴とするインナーコア。
  9. 軸方向の径が異なる筒状に構成された
    ことを特徴とする請求項8に記載のインナーコア。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のインナーコアリボンを螺旋状に巻きながら互いに隣接する両端部同士を固定することで、前記インナーコアリボンを筒状とするインナーコアリボン固定工程を有し、
    前記インナーコアリボン固定工程は、
    互いに隣接する前記インナーコアリボンのうち、一方のインナーコアリボンの前記凸部の前記突起部を、他方のインナーコアリボンの前記凹部に嵌め込む嵌め込み工程と、
    前記突起部が嵌め込まれた側の前記胴体部の短手方向の前記他端に荷重を加え、隣接する前記インナーコアリボン同士を固定する固定工程と、
    を有する
    ことを特徴とするインナーコアの製造方法。
  11. 前記嵌め込み工程では、
    他方のインナーコアリボンの前記凹部の開口幅を拡張した後に、一方のインナーコアリボンの前記凸部の前記突起部を前記凹部に嵌め込む
    ことを特徴とする請求項10に記載のインナーコアの製造方法。
  12. 筒状となった前記インナーコアリボンを周方向に捻って軸方向の径を異ならせる
    ことを特徴とする請求項10または11に記載のインナーコアの製造方法。
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