JP2015228649A - 通話セッションを移行するためのネットワーク選択用のシステムと方法 - Google Patents

通話セッションを移行するためのネットワーク選択用のシステムと方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なるアクセスネットワーク間で通話セッションを移行するために、局によって実施される方法を提供する【解決手段】第1局により、第1無線アクセスネットワーク(RAN)上の音声通話に参加するための招待を、第2局に送信するステップと、第2局により、招待を受信するステップと、第2局により、招待に対する応答を生成するステップと、第2局により、この応答を第1局に送信できないことを判定するステップと、第2局により第2RANと関連づけるステップと、第2局により、第2局が第2RANに関連づけられていることを示すメッセージを生成するステップと、第2局により、このメッセージを第1局に送信するステップと、第1局により、音声通話に参加するための招待を再送信するステップと、第2局により、第2RAN上で招待を受信するステップと、第1局と第2局との間で音声通話をセットアップするステップとを、含む。【選択図】なし

Description

第1局は、第2局と無線通信するよう構成可能である。具体的には、第1局は、無線通信ネットワークを介して第2局にデータを送信し、第2局からデータを受信できる。第1及び第2局は、このネットワークにより、様々なアプリケーションを使って通信可能である。例えば、第1局は、音声通話用のモバイル発信(MO(mobile origination))局で良く、第2局は、モバイル宛先(MT(mobile terminating))局で良い。音声通話は、種々の異なる方法で実行できる。例として、MO局、又は、MT局が2G、又は、3Gネットワークに接続する場合、回線交換音声通話を用いて、音声通話を実行できる。別の例として、MO局、又は、MT局が、ロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークに接続する場合、音声通話は、Voice over LTE(VoLTE)通話を用いて実行できる。
VoLTE通話を行う場合、MO局及びMT局は、初期セットアップ手順を実行可能である。初期セットアップ手順では、MO局は、VoLTE通話に参加するための招待(invitation)をMT局に送信できる。VoLTE通話として、この招待は、LTEネットワークを介して送られる。MT局も、またLTEネットワークを介して、招待を受信し応答を提供可能である。だが、MT局が招待に応答不可能となる様々な理由が存在することがある。例えば、MT局は、MO局からの着呼があることを認識できるが、LTEネットワークを介して招待に対する応答を提供することができない。このような状況では、特に、MT局の利用者が、その指示を受信し、その招待(例えば、プロンプト)に対して手動で応答する場合があるので、通話が確立できなくなり、エンドユーザエクスペリエンスが極めて悪い。その上、MT局がLTEネットワークを介して応答を送信できるようになるまでは、新たにVoLTE通話を試みても、失敗し続ける恐れもある。
局が音声通話を実行するための例示的なネットワーク構成を示す図である。 音声通話を実行するよう構成された例示的な局を示す図である。 通話セッションを第1ネットワークから第2ネットワークへと移行するためのネットワーク選択を実行する第1の例示的シグナリング図を示す図である。 通話セッションを第1ネットワークから第2ネットワークへと移行するためのネットワーク選択を実行する第2の例示的シグナリング図を示す図である。 モバイル宛先局により第1、又は、第2ネットワークを介して音声通話を実行するための第1の例示的方法を示す図である。 モバイル発信局により第1、又は、第2ネットワークを介して音声通話を実行するための第2の例示的方法を示す図である。
例示的実施形態では、2つの局により実施される方法について説明する。この方法は、第1局により、第1無線アクセスネットワーク(RAN)上の音声通話に参加するための招待を第2局に送信するステップと、第2局により、この招待を受信するステップと、第2局により、招待に対する応答を生成するステップと、第2局により、応答を第1局に送信できないことを判定するステップと、第2局により、第2RANと関連づけるステップと、第2局により、第2局が第2RANと関連づけられていることを示すメッセージを生成するステップと、第2局により、このメッセージを第1局へと送信するステップと、第1局により、音声通話に参加するための招待を再送信するステップと、第2局により、第2RAN上で招待を受信するステップと、第1局と第2局との間で音声通話をセットアップするステップとを、含む。
更に、例示的実施形態は、第1局によって実行される方法についても述べており、この方法は、第2局から音声通話のセットアップ手順に関する招待を受信するステップであって、第1局は、ロング・ターム・エボリューション無線アクセスネットワーク(LTE−RAN)へと接続し、この第1局は、Voice over LTE(VoLTE)を用いて音声通話を実行するよう構成される、受信するステップと、第1局がLTE−RANを用いて招待に対する応答を第2局に送信できないことを判定するステップと、第1局をレガシーRANに接続するステップであって、このレガシーRANは回線交換呼として音声通話を実行する、接続するステップと、レガシーRANへの接続時に切り替えメッセージを生成するステップであって、この切り替えメッセージは、第1局がレガシーRANに関連づけられていることを示す表示を含む、生成するステップと、切り替えメッセージを第2局に送信するステップと、第2局から音声通話のセットアップ手順に関する招待を受信するステップであって、このセットアップ手順は、レガシーRANに従って実行される、受信するステップと、レガシーRANを介して、第2局との音声通話を実行するステップとを、含む。
更に、例示的実施形態は、第1局によって実行される方法についても述べており、この方法は、音声通話のセットアップ手順に関する招待を第2局へ送信するステップであって、第1局は、ロング・ターム・エボリューション無線アクセスネットワーク(LTE−RAN)へと接続し、この第1局は、Voice over LTE(VoLTE)を用いて音声通話を実行するよう構成される、送信するステップと、第2局から切り替えメッセージを受信するステップであって、この切り替えメッセージは、第2局がレガシーRANに関連づけられることを示す表示を含み、レガシーRANは、回線交換呼として音声通話を実行する、受信するステップと、招待を第2局に再送信するステップと、音声通話のセットアップ手順を実行するステップと、第2局により音声通話を実行するステップとを、含む。
例示的実施形態は、以下の説明、及び、関連する添付図面を参照することでより理解でき、同様の要素には、同一の参照符号が付与されている。例示的実施形態は、通話セッションを移行するためのネットワーク選択用のシステムと方法に関する。具体的には、移行は、音声通話を確立するための音声通話用のセットアップ手順に関連する。より具体的には、モバイル発信(MO)局は、モバイル宛先(MT)局をMO局及びMT局が共にロング・ターム・エボリューション無線アクセスネットワーク(LTE−RAN)へと接続する音声通話に招待することが可能である。MO局及びMT局は、Voice over LTE(VoLTE)通話セッションで音声通話を実行できる。したがって、データパケットは、音声通話を確立するセットアップ手順中に、LTE−RANを介してMO局及びMT局との間で送信される。MT局が、LTE−RANを介して音声通話の招待に対する応答を送信できなければ、MT局は、レガシー無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば、2Gネットワーク、3Gネットワーク等)のようなより信頼性の高い可能性のある別のネットワークが選択されるべきであることを示すメッセージをMO局に提供できる。
図1は、MO局105がMT局110との音声通話を実行するための例示的なネットワーク構成100を示す。具体的には、MO局105は、音声通話を実行するために、MT局110と無線通信できる。このネットワーク構成100には、LTE−RAN115、レガシーRAN120、並びに、セルラーコアネットワーク125等を含められる。例示的実施形態によると、MO局105とMT局110は、LTE−RAN 115とレガシーRAN120の双方を利用できる。前述のように、音声通話に関する場合、LTE−RAN115は、略完全にIPをベースとするネットワーク規格であり、レガシーRAN120は、専用通信チャンネルを介して回線交換プロトコルを使用できる。LTE−RANやレガシーRAN(例えば、2G、又は、3Gネットワーク)に関して、例示的実施形態について述べるが、ネットワークがこれらの正確な種類のネットワークとすることは要求されない。例えば、第1ネットワークは、任意の種類のパケット交換、又は、IPをベースとするネットワークが可能であり、レガシーRANは、任意の種類の回線交換ネットワークで良い。例として、ネットワーク115、120のいずれかは、IEEE 802.11 a/b/g/n/acの下で規定される等のWiFi(登録商標)ネットワークで良い。更に、WiFiネットワークは個人用WiFiネットワーク、家庭用WiFiネットワーク、企業用WiFiネットワーク、ホットスポットのようなあらゆる種類のWiFiネットワークに相当する。場合によっては、WiFiネットワークは、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)と呼ぶこともある。また、ネットワーク115、120は、WLANと呼ばれる任意のネットワークも含められる。したがって、例示的実施形態において、MO局105とMT局115がLTE−RAN115、又は、レガシーRAN120に接続するものとして説明する場合、MO局105とMT局110は、代わりとして、WiFiネットワークに接続できる。
MO局105とMT局110は、音声通話を実行する任意の電子装置であってよい。MO局105とMT局110は、LTE−RAN115への接続時にVoLTE通話を実行するのに必要とされるハードウェアとソフトウェア構成を備えるものと、考えることができる。音声通話は、種々の異なるアプリケーションを用いて、MO局105とMT局110との間で確立可能である。MO局、又は、MT局がレガシーRAN 120に接続する際、局105、110は、回線交換音声通話を用いて、音声通話に参加できる。音声送信に関して、レガシーRAN120は、主に専用通信チャンネルを使って、音声通話を実行するが、これは、必須要件ではない。
VoLTE通話は、LTE−RAN115を介したデータフローとしての音声サービス配信に関連する。VoLTE通話は、レガシーネットワーク(例えば、レガシーRAN 120)で使用される専用通信チャンネルを必要とせずに、略完全にインターネット・プロトコル(IP)に基づくネットワークとして実施可能である。それ故、初期セットアップ手順で使用される情報、及び、VoLTE通話中に使用される全ての音声情報は、LTE−RAN115を介して、データパケットとして送信される。
VoLTE通話は、LTE−RAN115のプロバイダーのセルラーコアネットワーク125に関連づけられるIPマルチメディア・サブシステム(IMS)130を使用できる。IMS130によって、一般的なIPインターフェースを用いたマルチメディア・アクセスが可能となる。IMS130により、種々のプロトコルを介して接続を確立できる。具体的には、IMS130を用いて、VoLTE通話は、回線交換音声ネットワークと相互運用できる。例えば、MO局105がLTE−RAN115へと接続し、レガシーRAN120に接続したMT局110への通話を開始した場合、IMS130を用いて、異なるネットワーク間の通話を相互接続する。更に、回線交換ネットワークが利用できない場合であっても、IMS130のIPインターフェースによって、VoLTE通話は他の音声ネットワーク技術と相互運用できる。したがって、音声通話を実施するために、MO局105は、LTE−RAN115に接続できるが、MT局110がLTE−RAN115に接続されている必要はなく、その逆もまた真である。それ故、MO局105とMT局110が共にLTE−RAN115に接続する場合、VoLTE通話は、両局105、110によって実施できる。MO局105のみがLTE−RAN115に接続する際には(又は、LTE−RAN115のアップリンクとダウンリンクの双方の伝送を使用できる)、MO局105は、VoLTE通話を実施できる。だが、MT局110が回線交換音声通話を実行するようには、MT局110はLTE−RAN115に接続できない。このようにして、MO局105とMT局110との間の音声通話は、IMS130を介して依然として確立される。
MO局105とMT局110との間で音声通話を確立する場合、レガシーRAN120は、このレガシーRAN120が提供するカバレッジエリアを考慮に入れる際に、LTE−RAN115よりも信頼性がより高いと考えることができる。例えば、局には、VoLTE通話への招待に対する応答を送信するのに十分なアップリンク送信電力はないが、レガシーRAN120からの呼に応答するのに十分なアップリンク送信電力がある場合がある。しかし、当業者であれば、見込みデータ伝送率を考慮する際、レガシーRAN120よりも、LTE−RAN115の方を優先する場合があることは理解しているであろう。
MO局105とMT局110が共にLTE−RAN115へと接続し、LTE−RAN115への接続時にVoice over IMS130へ登録されると、MO局105とMT局115は共に、LTE−RAN115を介してデータと音声を同時に保有し、これにより、VoLTE通話を実行するオプションを局105、110に提供する。MO局105とMT局110が共にLTE−RAN115を利用できる場合、ユーザ視点とネットワーク視点からの様々な理由によって、VoLTE通話は、回線交換音声通話よりも望ましくなることがある。実際、局がLTE−RAN115に接続する場合、常にVoLTE通話を用いて音声通話に参加するよう、局を構成できる。だが、局の1つがLTE−RAN115を使用できない種々の状況が存在する可能性がある。例えば、MT局110は、VoLTE通話のセットアップ手順中に、LTE−RAN115においてアップリンク送信を使用できずに、音声通話が確立できなくなる場合がある。別の例では、局がIMS130に登録されていなければ、この局は、データ伝送に関しては、LTE−RAN115へと依存し、更に、音声通話に関しては、レガシーRAN120へと依存する場合がある。
例示的実施形態は、MO局105とMT局110との間で音声通話を確立するために、レガシーRAN120ネットワークへの通話セッションの円滑な移行方式を提供する。具体的には、MT局110がVoLTE通話の招待に応答できない場合、MT局110は、このMT局110がLTE−RAN115を利用できないことを示す切り替えメッセージをMO局105へと提供できる。更に、この切り替えメッセージは、MT局110が音声通話用にレガシーRAN120を使用することを意図していることを、局105に示すことが可能である。MO局105は、MT局110からの切り替えメッセージの受信時に、確立すべき音声通話用の異なる操作を実行できる。
図2は、VoLTE通話、又は、回線交換音声通話を用いて音声通話を実行するよう構成された例示的な局200を示す。具体的には、局200は、MO局105やMT局110等の電子装置に相当可能である。局200は、携帯型装置(例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ファブレット、ラップトップ等)、又は、固定装置(例えば、デスクトップ・コンピュータ)のようなネットワークに参加するよう構成された任意の電子構成要素で良い。局200は、プロセッサ205、メモリー構成210、ディスプレイ装置215、入出力(I/O)装置220、トランシーバ225、及び、他の構成要素230、例えば、携帯型電源やオーディオI/O装置等を含むことができる。
プロセッサ205は、局200の複数のアプリケーションを実行するよう構成することができる。プロセッサ205は、アプリケーション・プロセッサ、ベースバンド・プロセッサ、又は、これらの組み合わせで良い。アプリケーションには、トランシーバ225を介してLTE−RAN115、又は、レガシーRAN120に接続する際のウェブブラウザーを含むことができる。ウェブブラウザーは、データ関連アプリケーションを代表することができる。
別の例では、アプリケーションは、通話アプリケーション235を含むことがある。通話アプリケーション235は、局200向けの音声通話を実行する音声関連アプリケーションに相当しうる。局200がMO局105の場合、通話アプリケーション235によって、音声通話用の招待を生成できる。局200がMT局110であれば、通話アプリケーション235は、音声通話用の招待を受信できる。そして、通話アプリケーション235は、招待に対する応答を生成できる。音声通話用のこのセットアップ手順を用いて、MO局105とMT局110との間の音声通話を確立できる。音声通話が確立された場合、通話アプリケーション235は、音声通話中の音声情報の送信と受信に関連する機能を実行できる。例えば、オーディオI/O装置は、ユーザから生音声を受信して、この生音声をデータパケットに変換し、トランシーバ225を介してネットワークに送信できる。ある特定の例として、音声通話がVoLTE通話の場合、LTE−RAN115を介して、音声データバケットを送信できる。
更に、通話アプリケーション235は、局200が実行するべき音声通話の種類を決定できる。例えば、局200がLTE−RAN115に接続する場合、音声通話は、VoLTE通話で良い。別の例として、局200がレガシーRAN120に接続するのみの場合、音声通話は、回線交換音声通話が可能である。注意すべき点として、LTE−RAN115への接続時にVoLTE通話を常に実行するよう、通話アプリケーション235を構成できる。だが、以下でより詳細に説明するように、例示的実施形態では、局200がLTE−RAN115に接続する場合であっても、レガシーRAN120を使用する方式を提供している。
更なる例として、例示的実施形態によれば、アプリケーションは、ネットワーク選択アプリケーション240を含むことができる。以下でより詳細に説明するように、局200が音声通話を確立できない状況にある場合、ネットワーク選択アプリケーション240は、通話セッションの移行を実行できる。具体的には、局200(MT局110として)が、VoLTE通話で音声通話に対する招待に応答できない場合、ネットワーク選択アプリケーション240は、レガシーRAN120を用いて、音声通話を確立できる。更に、ネットワーク選択アプリケーション240は、MT局110がレガシーRAN120の使用中にあることを示す、MO局105宛に送られるべき切り替えメッセージを、生成できる。
注意すべき点として、プロセッサ205によって実行されるアプリケーション(例えば、プログラム)である通話アプリケーション235とネットワーク選択アプリケーション240は、例示目的に過ぎない。また、アプリケーション235〜240は、局200の別個に組み込まれた構成要素として表してもよく、又は、局200に結合されたモジュール式の構成要素でも良い。
メモリー構成210は、局200により実行される操作に関連するデータを記憶するように構成されたハードウェア構成要素で良い。例えば、メモリー構成210は、通話アプリケーション235に関連する発呼者データベースを記憶できる。この発呼者データベースは、例えば、指定人物に該当する局との音声通話中に通話アプリケーション235によって使用される関連連絡先情報を含む人物ディレクトリーであり得る。更に、メモリー構成210は、LTE−RAN115について測定されたネットワーク・パラメータのようなデータも記憶できる。ディスプレイ装置215は、データをユーザに表示するよう構成されたハードウェア構成要素で良く、I/O装置220は、入力をユーザから受信し、対応するデータを出力するよう構成されたハードウェア構成要素とすることができる。他の構成要素230には、携帯型電源(例えば、バッテリー)、データ取得装置、局200を他の電子装置へと電気的に接続するポート等を含められる。
図3は、通話セッションをLTE−RAN115からレガシーRAN120へと移行するためのネットワーク選択を実行する第1の例示的シグナリング図300を示す。具体的には、このシグナリング図300は、MT局110がレガシーRAN120に切り替わる最中にあることを示す切り替えメッセージをMT局110から受信した後、MO局105は、LTE−RAN115に留まっている状況に関連する。
図示のように、MO局105は、セッション招待(session invite)305をMT局110に送信できる。具体的には、MO局105が、音声通話をVoLTE通話として実行する(例えば、MO局105がLTE−RAN115に接続する)場合、セッション招待305は、LTE−RAN115の構成要素(例えば、拡張ノードB(eNB))に送信できる。通話がVoLTE通話であれば、セッション招待310は、セッション開始プロトコル(SIP)招待(invite)で良い。MO局105とMT局110が共にLTE−RAN115へと接続してから、LTE−RAN115は、セッション招待310をMT局110へと送る。当業者であれば、セッション招待310をMT局110へ送信することを確実にするため、LTE−RAN115には、追加のシグナリングがあることを理解するであろう。だが、このシグナリング図300は、シグナリング・プロセスの簡略化した概要に過ぎず、音声通話を完全に実行するために送られるそれぞれの信号、及び、全ての信号を示してはいない。
MT局110は、セッション招待310を受信できるように、LTE−RAN115に接続し、LTE−RAN115のダウンリンクの復号が可能である。MT局110は、セッション招待310を受信すると、MO局105の識別情報等のセッション招待310に含まれる種々のパラメータを判定できる。ある特定の例では、SIP招待を受信すると、MT局110は、IMS130についてページングされ、更に、無線リソース制御(RRC)接続を確立することが可能とされてきた。MT局110は、セッション招待310に対するセッション応答315を生成して、音声通話を確立できる。この例では、セッション応答315はLTE−RAN115に到達しないものと、考えられている。だが、完結した議論を提供するために、セッション応答315が、LTE−RAN115により受信されて、MO局105に送られると、VoLTE通話は、MO局105とMT局110との間でセットアップ可能である。
セッション応答315の生成の他、MT局110のネットワーク選択アプリケーション240は、セッション招待310の受信時に、タイマー320を起動できる。この第1例において、タイマー320は、連続的な「同期外れ(out of sync)」表示に関連する場合がある。この「同期外れ」表示については、以下でより詳細に説明する。第2例では、システムを過度に再選択しないよう、プリセット・タイマーを選択できる。したがって、このプリセット・タイマーは、ネットワーク選択アプリケーション240がネットワーク選択を実行すべき時を決定する閾値として使用可能である。プリセット・タイマーは、例えば、1秒から3秒までで良い。
タイマー320の期間中、MT局110の通話アプリケーション235は、セッション応答315を送信することで、セッション招待310への応答を試行できる。このセッション応答は、SIP応答形式で良い。だが、図3で示すように、MT局110は、LTE−RAN115を使って、セッション応答315をMO局105に送信することができない。MT局110がセッション応答315をLTE−RAN115に提供不能となる数多くの状況が可能であり、その幾つかの例を、以下に示す。
第1の例では、MT局110は、LTE−RAN115において、アップリンク制限状況の可能性があるが、LTE−RAN115におけるダウンリンクの復号は、可能なままである。それ故、MT局110は、MO局105からLTE−RAN115を介して送られたセッション招待310を受信できるが、応答は不可能である。アップリンク制限状況により、MT局110がセッション応答315を送信する場合があるが、このセッション応答315は、宛先、つまり、LTE−RAN115、又は、MO局105には、決して到達することはない。
第2例では、MT局110は、無線リンク障害(RLF)イベントを判定する場合がある。このRLFイベントは、物理(PHY)層内の断絶であり得る。RLFイベントは、当業者であれば理解できる種々の異なる状況によって起こりうる。例えば、物理層から連続した回数の「同期外れ」表示(例えば,N310)が発生する可能性がある。この発生の所定時間後(例えば、T311)、RLFイベントは判定されることが可能である。別の例では、測定された参照信号受信電力(RSRP)、又は、測定された参照信号受信品質(RSRQ)が規定閾値よりも低い場合、電力信号品質(例えば、低いRSRP、又は、RSRQ)によって、物理ダウンリンク制御チャンネル(PDCCH)が復号に失敗した場合、電力信号品質等によって、物理ダウンリンク共有チャンネル(PDSCH)が復号に失敗した場合において、RLFイベントは、局200により発生したと推定される場合がある。更に別の例では、局200からの信号対干渉雑音電力比(SINR)がeNBの設定よりも著しく低い場合、eNBが、PDSCHについて、局200からの肯定応答(ACK)若しくは否定応答(NACK)を検知できない場合等において、RLFイベントは、LTE−RAN115の拡張ノードB(eNB)によって発生したと推定されることもある。
タイマー320が終了したら、ネットワーク選択アプリケーション240は、MT局110が応答できないと判定する(325)。例えば、上記の状況がMT局110に存在する場合(例えば、アップリング制限状況やRLFイベント等)、ネットワーク選択アプリケーション240は、MT局110がLTE−RAN115を介したVoLTE通話として音声通話を実行できないと判定できる。
この判定を実施したら、MT局110のネットワーク選択アプリケーション240は、LTEネットワーク115を介してレガシーRAN120を選択できる(330)。例えば、ネットワーク選択アプリケーション240は、レガシーRAN120を介して、回線交換音声通話を実行すべきであることを決定できる。このネットワーク選択アプリケーション240は、レガシーRAN120を介して、音声通話を実行するべきであることを、通話アプリケーション235に示すことができる。利用可能な場合はLTE−RAN115を常に使用するよう、通話アプリケーション235が構成される場合、この指示は構成を上書きできる。更に、ネットワーク選択アプリケーション240は、通話アプリケーション235による音声通話での使用には、レガシーRAN120を選択するべきであるように、LTE−RAN115を利用できないことを前向きに示すことも可能である。こうすれば、LTE−RAN115を利用できる際にはVoLTE通話を使用するという構成に対して、違反することはない。MT局110は、レガシーRAN120の基地局に接続するための関連づけ機能を実行できる。この関連づけ機能は、本シグナリング図の中で示していないが、このネットワーク型のレガシーRAN120(例えば、3G、2G等)において使用される関連づけ手順とすべきであることを理解すべきである。
レガシーRAN120はアップリンク送信時の信頼性がより高くなる場合があるので(例えば、LTE−RAN115におけるアップリンク制限状況によって、SIP応答に失敗した時)、ネットワーク選択アプリケーション240は、全てのアップリンク送信用にレガシーRAN120を使用できる。レガシーRAN120に移行することで、MT局110は、使用される通信規格に基づいていくつかの操作を実行できる。例えば、3GPP2において、MT局110は、拡張高速パケット・データ(eHRPD)(例えば、拡張音声データ最適化(1xEV−DO))、及び、voice over 1xにおいてのみ、ショート・メッセージ・サービス(SMS)をover IMSを登録できる。別の例として、3GPPにおいて、MT局110は、SMS over IMS、及び、voice over 広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))を登録可能である。このようにすれば、MT局110は、LTE−RAN115からレガシーRAN120に移行できる。以下で詳細に説明するように、SMSの機能は、音声通話を続けつつ情報をMO局に送信するのに用いられるので、MT局は、SMSを登録する。
レガシーRAN120と関連づけられた後、ネットワーク選択アプリケーション240は、MO局105に送るべき切り替えメッセージ335を生成可能である。前述のように、このメッセージは、SMSを介して送ることができる。だが、MO局105とMT局110が、局間でメッセージを送信する別の手法(例えば、専用メッセージング・システム)を備える場合、この別の種類のメッセージング・システムも、使用可能である。即ち、目的とされる機能は、MT局110がMO局105に到達するメッセージを送信する機能である。この例では、切り替えメッセージ335は、MT局120からSMSを介して送られ、更に、レガシーRAN120を介して、切り替えメッセージ340をMO局105に送る。
MO局105のネットワーク選択アプリケーション240は、MT局110から切り替えメッセージ340を受信可能である。注意すべき点として、切り替えメッセージ340がSMSメッセージ形式の場合、MO局105の利用者がメッセージを受信したことに気付かないよう、メッセージをフォーマットすることが可能である。即ち、ネットワーク選択アプリケーション240は、切り替えメッセージ340を受信して、MO局105の利用者からの入力を使用せずに、記載の機能を実行できる。切り替えメッセージ340を受信することによって、通話が確立できなかったことをMO局105に示すことができる。例えば、MT局110は、セッション招待310を受信したものの、RFに制限がある状況によって、セッション招待310に応答できず、MT局110は、レガシーRAN120に移行してしまう。ネットワークの視点から、レガシーRAN120を介したMO局105からMT局110までの再ページ(re−page)が起こらないよう、切り替えメッセージ340を使用できることに注意すべきである。
MO局105は、LTE−RAN115に接続したままで、VoLTE通話による音声通話に参加可能である一方、MT局110は、レガシーRAN120を用いて、音声通話に参加する。切り替えメッセージ340の受信時、MT局110への音声通話を透過的に再開始できるよう、MO局105を構成可能である。具体的には、MO局105は、呼をMT局110に送るべきであることを示すセッション招待345をLTE−RAN115へと再度送信する。だが、MT局110は、もはやLTE−RAN115に接続しないので、LTE−RAN115、レガシーRAN120、セルラーコアネットワーク125、及び、IMS130を伴う通話セットアップ手順350が実行されて、MO局105とMT局110とを接続する。回線交換音声通話と相互運用するために、IMS130はVoLTE通話用の機能を提供するという点に、再度注意するべきである。このセットアップ手順350が完了したら、音声通話355を実行できる。
図4は、通話セッションをLTEネットワーク115から3Gネットワーク120へと移行するためのネットワーク選択を実行する第2の例示的シグナリング図400を示す。具体的には、このシグナリング図400は、切り替えメッセージの受信後、MO局105もレガシーRAN120へと切り替える例に関連する。シグナリング図400は、例えば、MO局105が切り替えメッセージを受信するまでは、シグナリング図300と略類似のプロセスを含み得る。特に、セッション招待305、310、セッション応答315、タイマー320のステップ、応答不能325、レガシーRANの選択330、及び、切り替えメッセージ335、340は、図3のシグナリング図300を参照した前述の説明と略同様に実施可能である。
シグナリング図400において説明するように、MO局105のネットワーク選択アプリケーション240が切り替えメッセージ340を受信すると、MO局105のネットワーク選択アプリケーション240は、MO局105もレガシーRAN120を選択することを決定する(445)。この例において、MT局110から切り替えメッセージ340を受信すると、MO局105は、レガシーRAN120へと自律的に移動する。したがって、MO局105も、レガシーRAN120の基地局と関連して、レガシーRAN120へと接続する。レガシーRAN120に接続すると、MO局105の通話アプリケーション235は、VoLTE通話が利用できないことを判定し、回線交換音声通話を使用することを決定できる。通話アプリケーション235は、レガシーRAN120の通話セットアップ手順450を用いて、MT局110との音声通話を再開始することができる。MO局105とMT局110はいずれも、LTE−RAN120を使用しないので、LTE−RAN120とIMS130は、このセットアップ手順450に関与しない。このセットアップ手順450が完了したら、音声通話455を実行できる。
レガシーRAN120へとやはり移動するMO局105は、切り替えメッセージの処理の際に、とりわけ、ネットワーク視点から、より効率良い応答を提供できる。例えば、イベントを処理して、新規呼をMO局105からMT局110へ、LTE−RAN115からレガシーRAN120へと再度ルーティングする際に、ネットワーク遅延が発生する場合がある。別の例では、LTE−RAN115からMT局110についての過去の通話コンテキストを開放する際に、ネットワーク遅延が起こることもある。
MT局110によるVoLTEを用いた音声通話の確立の失敗に対処する上記方法を用いると、音声通話を、円滑な方法によりMO局105とMT局110との間で維持し、実行可能である。即ち、MT局110、又は、MO局105とMT局110との双方のいずれかについて、通話セッションは、音声通話のセットアップ手順においてレガシーRAN120へ移行することができる。したがって、MT局110がSIP応答をLTE−RAN115に送信できないことにより、この音声通話のセットアップ手順ではうまくいかない場合、ネットワーク選択アプリケーション240は、MT局110が音声通話に参加するためにVoLTEを使用できなくても、音声通話を実行可能とする機構を提供できる。
図5は、MT局110によって音声通話を実行するための第1の例示的方法500を示す。即ち、この方法500は、MT局110とMO局105がネットワーク選択アプリケーション240と通話アプリケーション235について上記で述べた機能を実行する際の、MT局110の視点に立っている。方法500が開始する前、MT局110はLTE−RAN115に接続しているものと想定される。図1のネットワーク構成100、図2の局200、並びに、図3と図4のシグナリング図300、400とそれぞれ関連して、方法500について述べる。
ステップ505において、MT局105の通話アプリケーション235は、LTE−RAN115のダウンリンクを介して、セッション招待310を受信する。ステップ510において、MT局105のネットワーク選択アプリケーション240は、MT局105がセッション招待に応答できるかどうかを判定する。例えば、ネットワーク選択アプリケーション240は、利用可能なアップリンク送信電力等のネットワーク・パラメータに関する情報を受信できる。
ネットワーク選択アプリケーション240によって、MT局110がセッション招待310に応答不能であることを即時に判定したら、方法500は、ステップ540に進む。このステップについて、以下でより詳細に説明する。だが、ネットワーク選択アプリケーション240によって、MT局110が、LTE−RAN115を使用できるか、又は別の方法で応答を送信できると判定したら、方法500は、ステップ515に進む。
ステップ515において、MT局110のネットワーク選択アプリケーション240は、プリセット・タイマー320を起動する。ステップ520において、通話アプリケーション235は、LTE−RAN115のアップリンクを介して、セッション応答315を送信する。通話アプリケーション235は、送信に成功するまで、又は、タイマーの持続時間が終了するまで、セッション応答を送信できる。ステップ525では、MT局110のネットワーク選択アプリケーション240は、セッション応答315をMO局105にうまく送信できたかどうかを判定する。送信に成功したら、方法500は、ステップ530に続く。ステップ530で、MT局110は、MO局105との音声通話を実行する。具体的には、MT局110は、VoLTEを用いてMO局との音声通話を実行する。
ステップ525に戻って、セッション応答を送信する試行に失敗したと判定された場合、方法500は、ステップ535に続く。ステップ535で、MT局110のネットワーク選択アプリケーション240は、タイマー320が終了したかどうか判定する。タイマー320が、まだ実行中であれば、方法500は、ステップ520に戻る。だが、タイマー320が終了していた場合、ネットワーク選択アプリケーション240は、VoLTE通話のためにLTE−RAN115を使用できないと判定できる。それ故、方法500は、ステップ540に続く。
ステップ540で、MT局110のネットワーク選択アプリケーション240は、レガシーRAN120を選択する。前述のように、これには、SMS over IMS130の登録、並びに、3GPP2におけるvoice on 1x 、あるいは、3GPPにおけるvoice on WCDMAの登録を伴うことがある。したがって、MT局110は、それからレガシーRAN120へと接続する。ステップ545で、MT局110のネットワーク選択アプリケーション240は、例えば、SMSを介して、切り替えメッセージ335を送信する。ステップ550で、MT局110の通話アプリケーション235は、レガシーRAN120を用いて音声通話用の通話セットアップ手順を実行するために再送信された情報を受信する。
ステップ540〜550の実行後、方法500は、ステップ530に進み、そこで、MT局110がレガシーRANを用いて、音声通話が実行される。レガシーRAN120が使用されているので、MT局110の通話アプリケーション235によって、音声通話は回線交換音声通話として実行される。
図6は、MO局110によって音声通話を実行するための第2の例示的方法600を示す。即ち、方法600は、MO局105とMT局110がネットワーク選択アプリケーション240と通話アプリケーション235について上記で述べた機能を実行する際の、MO局105の視点に立っている。方法600が開始する前、MO局105はLTE−RAN115に接続しているものと想定される。図1のネットワーク構成、図2の局200、並びに、図3と図4のシグナリング図300、400とそれぞれ関連して、方法500について述べる。
ステップ605において、MO局105の通話アプリケーション235は、LTE−RAN115のアップリンクを介して、セッション招待305を送信する。LTE−RAN115を用いると、セッション招待305は、SIP招待が可能である。ステップ610で、MO局105の通話アプリケーション235は、セッション応答(例えば、SIP応答)を受信したかどうかを判定する。方法500で上記に述べたように、このことは、MT局110が、LTE−RAN115のアップリンクを用いてセッション応答315をうまく送信できた場合に相当する。通話アプリケーション235が、セッション応答を受信したら、方法600は、ステップ615に続く。ステップ615で、音声通話を実行する。具体的に言えば、これらの状況を考慮に入れると、MO局105の通話アプリケーション235は、LTE−RAN115を介したVoLTE通話として音声通話を実行する。
ステップ610に戻ると、セッション応答が受信されていなければ、方法600は、ステップ620に続く。ステップ620で、MO局105のネットワーク選択アプリケーション240は、切り替えメッセージ340が、例えば、SMSを介して、MT局110から受信されたかどうかを判定する。切り替えメッセージ340が受信されていなければ、方法600は、ステップ610に戻る。このプロセスは、セッション応答315、若しくは、切り替えメッセージ340のいずれかが受信されるまで、又は、これらのいずれもが受信されずにタイムアウト期間が終了し通話が切断されるまで、継続され得るという点に注意するべきである。
ステップ620において、切り替えメッセージ340を受信すると、方法600は、ステップ625に続く。ステップ625で、MO局105のネットワーク選択アプリケーション240は、MO局105によってレガシーRAN120も使用するべきかを判定する。注意すべき点として、レガシーRAN120の使用に関する判定は、事前に決められていても良い。第1例として、レガシーRAN120の選択は、トグル式のユーザ入力でも良い。第2例では、レガシーRAN120の選択は、管理者によって設定可能である。第3例では、ネットワーク選択アプリケーション240によって、レガシーRAN120を使用すべき時を動的に決められる。
レガシーRAN120が使われずに、LTEネットワーク115に接続したままとする場合、方法600は、ステップ630に続く。方法600のこの分岐処理は、シグナリング図300において述べたプロセスを参照し、この場合、MO局は、レガシーRAN120に切り替えない。ステップ630で、MO局105の通話アプリケーション235は、LTE−RAN115のアップリンクを介して、セッション招待345を再送信することで、音声通話を、透過的に再開始する。その後、方法600は、ステップ640に続き、このステップについて、以下で詳細に述べる。
ステップ625に戻ると、レガシーRAN120が、MO局105によって使用される場合、方法600は、ステップ635に続く。ステップ635で、MO局105のネットワーク選択アプリケーション235は、レガシーRAN120を選択して、レガシーRAN120に接続するための対応する操作を実行する。方法600のこの枝は、シグナリング図400で述べたプロセスを参照し、この場合、MO局105は、音声通話を実行するために、レガシーRAN120へと切り替える。
ステップ640で、MO局105の通話アプリケーション235は、MO局105への現在の接続に応じて、LTE−RAN115、又は、レガシーRAN120のいずれか用の通話セットアップ手順を実行する。前述のように、この通話セットアップ手順は、MO局105がMT局110への音声通話を透過的に再開始することを含む。ステップ645で、MO局105の通話アプリケーション235は、MT局110からセッション応答を受信する。そして、方法600は、ステップ615に続き、そこで、音声通話を実行する。
注意すべき点として、ステップ630を使用して、LTE−RANに接続したままである場合、MO局105は、VoLTE通話を用いて音声通話に参加可能であり、一方、MT局110は、回線交換音声通話を使って音声通話に参加する。更に、ステップ635を使用し、レガシーRANへの接続を使用する場合、MO局105は、MT局110と類似の回線交換音声通話を用いて、音声通話に参加できる。
例示的実施形態は、音声通話を実行可能とするネットワークを選択することで、通話セッションを移行するシステム、及び、方法を提供する。具体的には、MO局は、MO局とMT局が共にLTE−RANに接続する音声通話にMT局を招待できる。したがって、MO局とMT局は共に、VoLTE通話を用いて、音声通話に参加できる。種々の理由により、MT局は、招待に応答できないことがある。VoLTE通話を使用すべきであるが、この応答不能により、通常、音声通話は、確立できない。だが、MT局のネットワーク選択アプリケーションは、音声通話用のレガシーRANを選択する機能を提供できる。音声通話が失敗していないことを暗黙的に示して、その再開始を要求する切り替えメッセージをMO局に提供することで、音声通話を透過的に確立できる。
当業者であれば、上記の例示的実施形態が、任意の好適なソフトウェア、若しくは、ハードウェアの構成、又は、これらの組み合わせとして実装できることを理解するであろう。例示的実施形態を実現するための例示的なハードウェア・プラットフォームには、例えば、互換性のあるオペレーティング・システムを備えたIntelx86(登録商標)系プラットフォーム、Mac(登録商標)プラットフォーム及びMAC OS(登録商標)、並びに、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、若しくは、他のオペレーティング・システムを実行するモバイル装置が含められる。更なる例として、上記方法の例示的実施形態は、コンパイル時に、プロセッサ、又は、マイクロプロセッサ上で実行可能な非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたコードラインを含むプログラムとして、具現化できる。
本発明では、発明の趣旨、又は、範囲から逸脱することなく様々な変更が可能であることは、当業者にとって明らかであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲、及び、その同等物の範囲に収まるという条件において、本発明の修正、及び、変更を網羅することを意図している。

Claims (19)

  1. 方法であって、
    第1局により、第1無線アクセスネットワーク(第1RAN)上の音声通話に参加するための招待を、第2局に送信するステップと、
    前記第2局により、前記招待を受信するステップと、
    前記第2局により、前記招待に対する応答を生成するステップと、
    前記第2局により、前記応答を前記第1局へ送信することに成功しないことを判定するステップと、
    前記第2局により、第2RANに関連づけるステップと、
    前記第2局により、前記第2局が前記第2RANに関連づけられていることを示すメッセージを生成するステップと、
    前記第2局により、前記メッセージを前記第1局に送信するステップと、
    前記第1局により、前記音声通話に参加するための前記招待を再送信するステップと、
    前記第2局により、前記招待を前記第2RAN上で受信するステップと、
    前記第1局と前記第2局との間で前記音声通話をセットアップするステップと、
    を含む方法。
  2. 前記第1局は、前記第1RAN若しくは前記第2RANの1つを用いて前記音声通話に参加し、前記第2局は前記第2RANを用いて前記音声通話に参加する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1RANは、ロング・ターム・エボリューション無線アクセスネットワーク(LTE−RAN)、又は、WiFiネットワークのうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2RANは、音声通話を回線交換呼として実行する、請求項1に記載の方法。
  5. 方法であって、
    第1局にて、
    音声通話のセットアップ手順に関する招待を第2局から受信するステップであって、前記第1局は、ロング・ターム・エボリューション無線アクセスネットワーク(LTE−RAN)に接続され、前記第1局は、Voice over LTE(VoLTE)を用いて前記音声通話を実行するよう構成される、受信するステップと、
    前記第1局が、前記LTE−RANを用いて前記招待に対する応答を前記第2局に送信できないことを判定するステップと、
    前記第1局をレガシーRANに接続するステップであって、前記レガシーRANは回線交換呼として音声通話を実行する、接続ステップと、
    前記レガシーRANへの接続時に切り替えメッセージを生成するステップであって、前記切り替えメッセージは、前記第1局が前記レガシーRANに関連づけられていることを示す表示を含む、生成するステップと、
    前記切り替えメッセージを前記第2局に送信するステップと、
    前記第2局から音声通話のセットアップ手順に関する前記招待を受信するステップであって、前記セットアップ手順は、前記レガシーRANに従って実行される、受信するステップと、
    前記レガシーRANを介して前記第2局との前記音声通話を実行するステップと、
    を含む方法。
  6. 前記切り替えメッセージは、前記第1局が前記LTE−RANから前記レガシーRANに切り替えたことを示す表示を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記レガシーRANは、2G RANと3G RANのうちの1つである、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第1局が応答を送信できないことを判定する前記ステップは、
    前記招待の受信時にプリセット・タイマーを起動するステップと、
    前記プリセット・タイマーが、応答の送信に成功しないで終了した場合、前記第1局は、前記応答を送信できないと判定するステップと、
    を含む、請求項5に記載の方法。
  9. 前記第1局が応答を送信できないことを判定する前記ステップは、
    アップリンク制限状況、及び、無線リンク障害イベントを判定するステップを含む、請求項5に記載の方法。
  10. 前記切り替えメッセージは、前記レガシーRANのショート・メッセージ・サービス(SMS)を介して送られる、請求項5に記載の方法。
  11. 方法であって、
    第1局にて、
    音声通話のセットアップ手順に関する招待を第2局に送信するステップであって、前記第1局は、ロング・ターム・エボリューション無線アクセスネットワーク(LTE−RAN)へと接続され、前記第1局は、Voice over LTE(VoLTE)を用いて前記音声通話を実行するよう構成される、送信するステップと、
    切り替えメッセージを前記第2局から受信するステップであって、前記切り替えメッセージは、前記第2局がレガシーRANに関連づけられていることを示す表示を含み、前記レガシーRANは、音声通話を回線交換呼として実行する、受信するステップと、
    前記招待を前記第2局に再送信するステップと、
    前記音声通話の前記セットアップ手順を実行するステップと、
    前記第2局との前記音声通話を実行するステップと、
    を含む方法。
  12. 前記第1局は、前記音声通話の実行のために、前記LTE−RANに接続したままとするべきか、又は、前記音声通話の実行のために、前記レガシーRANに接続するべきかを判定するステップを更に含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記レガシーRANを介して前記音声通話を実行するべきであると判定された場合、前記レガシーRANに接続するステップを更に含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第1局が前記LTE−RANに接続したままにするべきであると判定された場合、前記音声通話を、前記第1局によりVoLTE通話として実行する、請求項12に記載の方法。
  15. 前記第1局が前記LTE−RANに接続する場合、前記招待は、セッション開始プロトコル(SIP)招待である、請求項11に記載の方法。
  16. 前記招待を再送信する前記ステップは、ユーザとの対話処理なしに実施される、請求項11に記載の方法。
  17. 前記レガシーRANは、2Gネットワークと3Gネットワークのうちの1つである、請求項11に記載の方法。
  18. 前記切り替えメッセージは、前記第2局が前記招待を受信したことを示す表示を更に含む、請求項11に記載の方法。
  19. 前記招待を再送信する前記ステップは、前記レガシーRAN上で前記第2局をページングせずに実施される、請求項11に記載の方法。
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