JP2015226613A - ニーバランサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 骨切除を完了する前の膝関節への挿入を容易にするとともに、伸展から屈曲の全可動域で連続して一定圧力を印加した際の左右の靭帯のバランスと関節裂隙の距離変化を測定し、骨切除調整を良好に行う。【解決手段】 ニーバランサ10のパドル50は、下パドル52の凹面内に上パドル54が収納された状態で、脛骨ベースプレートBPと大腿骨遠位端との間に挿入される。スイッチバルブ62をONとすると、窒素供給源60から窒素がアクチュエータ40の気体シリンダ42に送り込まれ、昇降体30ないし上パドル54が上昇する。上パドル54は、大腿骨遠位端に当接して持ち上げるが、内側側副靭帯MLa及び外側側副靭帯MLbの引っ張りの強さの影響を受けて傾く。このときの下パドル52と上パドル54との間隔距離H及び傾きθは、距離センサ70及び角度エンコーダ34によって電子的に知ることができる。【選択図】図1

Description

本発明は人工関節手術において、脛骨と大腿骨との間に挿入して、左右の靭帯のバランスの確認や骨切除の調整を行うためのニーバランサの改良に関する。
従来のニーバランサは、関節の動きを静止させた状態でトルクレンチによって関節にテンションを加えることで、関節間の距離と傾きを計測する構造となっており、伸展位0度と屈曲位90度の肢位置で計測を行うという前提で設計された構造となっているため、関節の可動域の全域において連続的に計測を行うことができない。このような問題を解決するニーバランサとして、下記特許文献1記載の装置がある。これは、下部材と上部材の間に圧縮コイルバネを備えており、その張力によって脛骨及び大腿骨間に張力を付勢する構造となっている。上部材は、圧縮コイルバネにより、下部材に対して上下に移動可能,かつ、前後左右に傾斜可能となっている。
特開2008-183083号公報
しかしながら、上述した背景技術では、脛骨と大腿骨との間に、下部材及び上部材を圧縮コイルバネとともに挿入するため、全体として厚みが大きくなってしまう。このため、骨切除が完了する前の限られた関節裂隙にニーバランサを設置することができない。加えて、骨切除を完了した後にニーバランサを用いて関節間の距離とアライメントの傾きを計測するだけの目的で使用するのではなく、骨切除を完了する前にニーバランサを設置して関節裂隙の距離と靭帯バランスを計測した後、骨切除量と角度を決めて骨切を行う施術においては、厚みが大きすぎて用いることができない。
また、圧縮コイルバネは、厳密には関節間の隙間距離が広がると関節にかかる張力が減衰してしまうことから、関節の可動域全域で変化する関節の隙間に対応して、連続して常に一定の張力を加えることができていないといった課題もある。
本発明は、以上のような点に着目したもので、その目的は、骨切除を完了する前の狭い関節裂隙に設置可能な薄い構造とすることである。他の目的は、関節の可動域全域で変化する関節の隙間に対応して、膝関節部分に連続して一定の圧力を印加できる構造とすることである。更に他の目的は、それらの構造により、関節の可動域全域における左右の靭帯のバランスの変化・アライメントの変化・関節裂隙の変化を確認したうえで、骨切除量と角度を調整し、骨切を行う施術を可能にすることである。
本発明は、人工関節置換術を行う際に、膝関節に挿入して靭帯のバランスの程度を確認するニーバランサであって、脛骨側に接する下パドル,大腿骨側に接する上パドル,気体圧もしくは液体圧を利用して、前記下パドルに対して前記上パドルを上下方向に移動させる移動手段,前記上パドルを左右方向に傾斜させる傾斜手段,を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記下パドルを、プレートの周囲にリブが形成された形状とし、前記上パドルを、前記プレートとリブとの間に形成された凹面内に収納されるプレートを含む形状としたことを特徴とする。他の形態の一つは、前記パドルとして、靭帯を避けるための右膝用のオフセットを設けたものと左膝用のオフセットを設けたものをそれぞれ用意し、左右の膝に応じて付け替えることを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記移動手段が流体圧、本実施例では窒素ガス圧を利用することを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記移動手段の移動量及び前記傾斜手段の傾斜量を電子的に計測する手段を設けたことを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記大腿骨側に固定された第一の姿勢センサと、前記脛骨側に固定された第二の姿勢センサとを備えており、膝関節が伸展位から屈曲位まで連続的に変化したときの前記第一及び第二の姿勢センサの相対角度と、前記移動手段の移動量及び前記傾斜手段の傾斜量とを同時に電子的に計測するようにしたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、上パドルが下パドルの凹面内に収納されるように上パドルを形成したので、厚さが小さく、骨切除を完了する前の膝関節への挿入を容易に行うことができる。また、気体圧もしくは液体圧により、一定の圧力を印加して、前記下パドルに対して前記上パドルを上下方向に移動させることとしたので、左右の靭帯のテンションバランスや関節裂隙の距離を可動域全域において連続的に計測することができ、靭帯のテンションバランスに応じた骨切除量及び角度を調整する施術を良好に行うことができる。
本発明のニーバランサの一実施例を上方から見た斜視図である。 前記図1の実施例を矢印F2の背面方向から見た斜視図である。 前記図1の実施例を矢印F3の方向から見た側面図である。 前記図1の実施例のエア供給及びセンサ部分を示す図である。 前記実施例におけるパドルを拡大して示す図である。 前記実施例の使用状態を示す図である。(A)は膝が伸展位にある状態を示し、(B)は膝が屈曲位にある状態を示す。 本発明を応用した他の実施例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
図1には本実施例のニーバランサが示されており、同図の矢印F2方向から見ると図2となり、矢印F3から見ると図3(A)となる。これらの図において、ニーバランサ10は、本体20を中心に構成されており、その上部に昇降可能な昇降体30が設けられている。本体20の前側にはアクチュエータ40が設けられており、これによって前記昇降体30の昇降が行われるようになっている。また、本体20と昇降体30の前面側には、パドル50が設けられている。パドル50は、本体20に接続している下パドル52と、前記昇降体30に接続している上パドル54によって構成されており、図3(B)に示すように、本体20に対して昇降体30が昇降することで、前記下パドル52に対して前記上パドル54が昇降するようになっている。
上述したアクチュエータ40は、例えばガス圧を利用しており、例えば手術室内に用意された窒素供給用のアウトレットから、チューブ61,スイッチバルブ62,チューブ63を介して気体シリンダ42内に、窒素ガスが供給されている。気体シリンダ42内に供給された窒素ガスは、一部が脱気弁64から放出されており、窒素ガスの供給量と脱気量とのバランスにより気体シリンダ42内の窒素ガス圧を調整することで、ピストンロッド44が一定圧で昇降するようになっている。ピストンロッド44には、並行にガイドロッド45が設けられており、これらピストンロッド44及びガイドロッド45によって昇降バー31が昇降し、その上に設置された昇降体30も昇降するようになっている。
本体20の後側にはピストン構造のセンサロッド72が設けられ、上パドル54に加わる応力に対しピストン内側のベアリングで傾き抵抗を緩和することにより、ロッド44・45が平行に昇降するように支えている。センサロッド72の先端には距離センサ70が設けられている。距離センサ70は、例えばソレノイドコイル型の構造となっており、その中を、前記センサロッド72が移動することで、昇降体30の移動量,すなわち昇降距離を電子的に計測できるようになっている。なお、ピストンロッド44,ガイドロッド45とセンサロッド72が並行に設けられていることで、昇降体30の昇降動作が安定して行われるようになる。距離センサ70の背面側には、距離目盛74が設けられており、これによっても昇降距離を知ることができるようになっている。
図4には、上述した各種センサ類の接続とガス供給経路が示されている。手術室内には制御コンソール100が設けられており、キャスタ102付きの支柱104に表示パネル110が支持されている。表示パネル110には、窒素供給用のアウトレットである窒素供給源60からレギュレータ65を介して窒素ガスが供給されており、その圧力が圧力センサ80及び精密圧力調整弁82によって検知・調整できるようになっている。なお、レギュレータ65は、窒素供給源60の窒素ガス圧力を予め所定の値に調整しておくためのものであり、必要に応じて設けられる。圧力センサ80及び精密圧力調整弁82によって圧力が調整された窒素ガスは、上述したチューブ61に供給される。
表示パネル110には、角度エンコーダ34,距離センサ70,圧力センサ80の検知信号も供給されており、それらの検知結果が表示されるようになっている。すなわち、表示パネル110には、窒素ガス圧112,距離116,角度118が表示されるようになっており、術者は、これらを参照しながら、ニーバランサ10を操作する。
次に、上述した本体20の前面側の上部には、パドル50の下パドル52が取り付けられており、昇降体30の前面側には、上パドル54が取り付けられている。図5には、それらの部分が拡大して示されており、(A)は下パドル52,上パドル54が離れた状態を示し、(B)は下パドル52,上パドル54が重なった状態を示す。また、(C)〜(F)に各パドル52,54の平面と側面をそれぞれ示す。
まず、下パドル52側から説明すると、下パドル52は、脛骨近位端の切断面の形状に沿った略ハート形状のプレート52Aと、その周囲に設けられた強度を増すためのリブ52Bを備えている。プレート52Aの付け根部分には、下方に伸びた肉厚の腕52Cが、オフセット52Dを形成するように略コ字状に設けられている。腕52Cの先には、取付片52Eが形成されている。取付片52Eは、上述した本体20の取付溝22A内に挿入され、ネジ22Bで固定される。
一方、上パドル54は、前記下パドル52のリブ52B内に収まる形状であって、大腿骨遠位端の内側顆及び外側顆に対応する形状のプレート54Aを備えており、その付け根部分には、水平に伸びた肉厚の腕52Cが、オフセット54Dを形成するように略コ字状に設けられている。腕54Cの先には、取付片54Eが形成されている。取付片54Eは、上述した昇降体30の傾斜部32に設けられた取付溝32A内に挿入され、ネジ32Bで固定される。
下パドル52の腕52Cと上パドル54の腕54Cに形成されたオフセット52D,54Dは、膝蓋靭帯を避けるために同じ方向に形成されている。なお、図5のパドル50は右足用で、患者の右膝の内側から膝蓋靭帯を避けるように膝関節にパドル50を挿入するようになっている。左膝用のパドルは、オフセットの方向が図5の場合と逆になる。なお、本実施例では、上パドル54については、表裏反転することで、右膝及び左膝の両方に適用できるように形状が工夫されている。
次に、上述した昇降体30の前面側の傾斜部32は、昇降体30の昇降方向と直交する方向であって、パドル50の延設方向を傾斜軸32Cとして傾斜可能に、前記上パドル54の腕54Cを保持している。上パドル54の傾斜の角度は、昇降体30内に設けられた角度エンコーダ34(図4参照)によって電子的に検知されるようになっている。また、昇降体30の背面側における傾斜軸32Cの端部には、指針36Aと傾斜角度目盛36Bが設けられており、これによっても、上パドル54の傾斜角度を知ることができるようになっている。
上述した本体20の前面側には凹凸24Aが設けられており、背面側には凹24Bが設けられている。これらの凹凸24A,24Bによって、術者が本体20を良好に手で把持できるようになっている。
次に、図6も参照しながら、前記実施例の作用について説明する。同図(A)は膝が伸展位にあるときの使用状態を前額面から見た図であり、(B)は膝が屈曲位にあるときの使用状態を矢状面から見た図である。脛骨BTの近位端側には、脛骨ベースプレートBPが設けられている。術者は、ニーバランサ10の本体20の凹凸24A,24Bを持って、パドル50を膝関節に挿入する。ニーバランサ10のパドル50は、下パドル52のプレート52Aとリブ52Bの間に形成された凹面内に上パドル54が収納された状態で、脛骨ベースプレートBPと、大腿骨BF遠位端の内側顆BFa及び外側顆BFbとの間に挿入する。本実施例によれば、背景技術のような圧縮コイルバネが存在せず、全体が薄く形成されているので、骨切除が完了する前のせまい関節裂隙への挿入が容易である。
この状態で、術者がスイッチバルブ62を「ON」とすると、窒素供給源60から一定圧の圧縮窒素がアクチュエータ40の気体シリンダ42に送り込まれ、昇降体30が上昇し、更に上パドル54が上昇する。上パドル54は、大腿骨BF遠位端の内側顆BFa及び外側顆BFbに当接して持ち上げるが、内側側副靭帯MLa及び外側側副靭帯MLbの引っ張りの強さの影響を受けて傾くようになる。このときの下パドル52と上パドル54との間隔ないし距離Hは、距離センサ70もしくは距離目盛74によって知ることができる。また、下パドル52と上パドル54の傾きθは、角度エンコーダ34もしくは傾斜角度目盛36Bによって知ることができる。また、上述したように、前記距離Hや傾きθは、圧力Pとともに、表示パネル110に表示されるので、これらによっても、術者は距離H等を知ることができる。必要があれば、術者は、精密圧力調整弁82によって圧力Pを調整する。術者は、進展位及び屈曲位のそれぞれにおいて、距離H及び傾きθを計測する。これらの距離H及び傾きθから、膝関節のバランスを知ることができ、これに基づいて、術者は、大腿骨遠位端の切断量や切断角度を設定する。
一方、角度エンコーダ34及び距離センサ70の検知信号は、例えばコンピュータシステムに送信され、膝関節の伸展から最大屈曲までの各屈曲肢位における変化量のデータ管理などに利用される。なお、距離H及び傾きθから、適切な大腿骨遠位端の切断量や切断角度を演算するようにしてもよい。
このように、本実施例によれば、次のような効果が得られる。
(1)下パドル52と上パドル54との間に圧縮コイルバネが存在しないので、パドル50の全体としての厚みが大幅に低減されるようになり、骨切除が完了する前のせまい関節裂隙への挿入が容易となる。
(2)窒素供給源60から絶えず一定の圧力が付与されて上パドル54を持ち上げているので、膝関節の伸展から最大屈曲までの各屈曲肢位に至る可動域全域における左右の靭帯のバランスや関節裂隙の距離を連続的に計測でき、これに応じて骨切除量や角度を調整する施術を良好に行うことができる。
(3)膝蓋靭帯を避けて膝関節に挿入するためのオフセットが設けられたパドル50は、簡単にネジで左右付け替えが可能な構造となっているため、1台で左右の膝に対応できる。
次に、図7を参照しながら、本発明の実施例2について説明する。同図に示すように、本実施例では、大腿骨BF側に姿勢センサA(ジャイロセンサ)200を設け、脛骨BT側に姿勢センサB210を設けている。具体的には、大腿骨BF側では、その遠位端側に取り付けた切断ガイド用のピンPA,PBにセンサ用アタッチメント202を取り付け、これに姿勢センサA200が取り付けられる。一方、脛骨BT側では、その近位端側に脛骨ベースプレートBP及び下パドル52を介して固定されているニーバランサ10の本体20に、姿勢センサB210が取り付けられている。
これにより、膝関節が伸展位から屈曲位まで連続的に変化したときのこれら姿勢センサA200,姿勢センサB210の相対角度を計測することができる(例えば特願2014-105295号参照)。更には電子的な演算を行うことで、膝の屈曲角度を知ることができる。加えて、ニーバランサ10による距離Hや角度θの変化も同時に計測することができ、それらの計測値を連携させることで、より適切な施術が可能となる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例では、窒素ガス圧を利用してパドルの上下動を行ったが、油圧などの液体圧を利用するようにしてもよい。

(2)前記実施例で示した姿勢センサの取付位置も一例であり、要するに、大腿骨側と脛骨側のいずれかに固定できれば、どのような位置であってもよい。固定方法も適宜変更してよい。
(3)前記実施例で示した各部の構造や形状は一例であり、同様の作用を奏する範囲で種々設計変更可能である
本発明によれば、上パドルが下パドルの凹面内に収納されるように上パドルを形成したので、厚さが小さく、骨切除が完了する前の狭い関節裂隙への挿入が容易となる。また、気体圧もしくは液体圧を利用して、前記下パドルに対して前記上パドルを上下方向に移動させることとしたので、連続して一定の圧力を印加して、左右の靭帯のバランスの確認や関節裂隙の距離を全可動域において連続的に計測できる。更に、靭帯のテンションバランスに応じて骨切除量・角度を調整する施術を良好に行うことができ、膝関節置換術に好適である。
10:ニーバランサ
20:本体
22A:取付溝
22B:ネジ
24A,24B:凹凸
30:昇降体
31:昇降バー
32:傾斜部
32A:取付溝
32B:ネジ
32C:傾斜軸
34:角度エンコーダ
36A:指針
36B:傾斜角度目盛
40:アクチュエータ
42:気体シリンダ
44:ピストンロッド
45:ガイドロッド
50:パドル
52:下パドル
52A:プレート
52B:リブ
52C:腕
52D:オフセット
52E:取付片
54:上パドル
54A:プレート
54C:腕
54D:オフセット
54E:取付片
60:窒素供給源
61:チューブ
62:スイッチバルブ
63:チューブ
64:脱気弁
65:レギュレータ
70:距離センサ
72:センサロッド
74:距離目盛
80:圧力センサ
82:精密圧力調整弁
100:制御コンソール
102:キャスタ
104:支柱
110:表示パネル
112:窒素ガス圧
116:距離
118:角度
200:姿勢センサA
202:センサ用アタッチメント
210:姿勢センサB
BF:大腿骨
BFa:内側顆
BFb:外側顆
BP:脛骨ベースプレート
BT:脛骨
H:距離
θ:傾き角度
MLa:内側側副靭帯
MLb:外側側副靭帯
PA,PB:切断ガイド用のピン

Claims (6)

  1. 人工関節置換術を行う際に、膝関節に挿入して靭帯のバランスの程度を確認するニーバランサにおいて、
    脛骨側に接する下パドル,
    大腿骨側に接する上パドル,
    気体圧もしくは液体圧を利用して、前記下パドルに対して前記上パドルを上下方向に移動させる移動手段,
    前記上パドルを、左右方向に傾斜させる傾斜手段,
    を備えたことを特徴とするニーバランサ。
  2. 前記下パドルは、プレートの周囲にリブが形成された形状とし、
    前記上パドルは、前記プレートとリブとの間に形成された凹面内に収納されるプレートを含む形状としたことを特徴とする請求項1記載のニーバランサ。
  3. 前記パドルとして、靭帯を避けるための右膝用のオフセットを設けたものと左膝用のオフセットを設けたものをそれぞれ用意し、左右の膝に応じて付け替えることを特徴とする請求項1又は2記載のニーバランサ。
  4. 前記移動手段は、窒素ガスを利用することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のニーバランサ。
  5. 前記移動手段の移動量及び前記傾斜手段の傾斜量を電子的に計測するための計測手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のニーバランサ。
  6. 前記大腿骨側に固定された第一の姿勢センサと、前記脛骨側に固定された第二の姿勢センサとを備えており、
    膝関節が伸展位から屈曲位まで連続的に変化したときの前記第一及び第二の姿勢センサの相対角度と、前記移動手段の移動量及び前記傾斜手段の傾斜量とを同時に電子的に計測するようにしたことを特徴とする請求項5記載のニーバランサ。
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