JP2015226609A - 足首関節運動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の構造を特別強固にすることなく、良好な足首の屈伸運動を安定的に行うことができるシンプルな構造の足首関節運動装置を提供する。
【解決手段】保持部12aから離れて配置される基台部14と、基台部14上面に取り付けられ、下腿のアキレス腱部分を支持する足支持部16を備える。足裏の指先側の部分が当接する足裏支持面18を有する揺動部材20を備える。長手方向の一端部に、保持部12aに係止させるための係止部34を有し、他端部側に、揺動部材20を回動可能に支持する第一の揺動軸36を有し、係止部34と第一の揺動軸36の間の、第一の揺動軸36に近い位置に第二の揺動軸38を有する連結部材32を備える。基台部14上面に連結部材支持部40が立設され、連結部材32を第二の揺動軸38で回動自在に軸止する。揺動部材20を往復揺動させる駆動装置を備える。
【選択図】図1
【解決手段】保持部12aから離れて配置される基台部14と、基台部14上面に取り付けられ、下腿のアキレス腱部分を支持する足支持部16を備える。足裏の指先側の部分が当接する足裏支持面18を有する揺動部材20を備える。長手方向の一端部に、保持部12aに係止させるための係止部34を有し、他端部側に、揺動部材20を回動可能に支持する第一の揺動軸36を有し、係止部34と第一の揺動軸36の間の、第一の揺動軸36に近い位置に第二の揺動軸38を有する連結部材32を備える。基台部14上面に連結部材支持部40が立設され、連結部材32を第二の揺動軸38で回動自在に軸止する。揺動部材20を往復揺動させる駆動装置を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、足首の機能回復のリハビリテーションや足首関節の拘縮予防のために使用する足首関節運動装置に関する。
ベッドに寝たきりの入院患者や高齢者等は、関節が固くなって可動域が狭くなる関節拘縮になりやすい。足首の関節拘縮は、日頃から足首を動かすことで防止できることが知られているが、麻痺が残った患者やまだ体力が回復していない患者等は自発的に足首の運動をするのが難しい。そこで、従来から、理学療法士の施術により、患者等の足首関節を屈伸させる持続受動運動法によるリハビリが行われていた。
本願の発明者らは、理学療法士がいなくても足首関節の受動運動ができるようにするため、リハビリ用の足首関節運動装置の検討を行っている。以下、先に試作した足首関節運動装置10について、図4に基づいて説明する。
足首関節運動装置10は、図4に示すように、椅子12から離れて配置される基台部14上面に足支持部16が取り付けられ、使用者Mの下腿のアキレス腱部分を下方から支持し、使用者Mの踵部分を基台部14上面から浮かせる。基台部14の上方には、使用者Mの足裏の指先側の部分が当接する足裏支持面18を有する揺動部材20が配設され、揺動部材20は、基台部14上面に立設された揺動部材支持部22に取り付けられ、揺動軸22aの周りを回動自在に支持されている。また、基台部14に、揺動部材20を往復揺動させる動力を供給するための図示しないモータ(駆動装置)が設けられている。基台部14には、高さ調節機構24の上端部に固定され、高さ調節機構24の下面には移動用キャスタ26が取り付けられている。椅子12の座部12aと基台部14は、それぞれ連結部材28の両端の連結部28aに接続され、位置決めされている。
足首関節運動装置10によれば、揺動部材22が揺動軸22aの周りを往復揺動することによって使用者Mの足が踝付近を軸に背屈及び伸展し、足首関節の屈伸運動を行うことができる。この足首関節運動装置10は、本願発明者らによる発明として特許文献1に詳しく開示されている。
しかし、従来の足首関節運動装置10は、使用中に、座部12aと基台部14を連結部材28で固定する構造に対して大きい負荷が加わるという問題があった。
図5に示すように、揺動部材20をA方向に駆動して足首の関節を背屈させるとき、足の裏に強い押圧力(例えば、約1kN)を加える。この力は、図示しないモータの強い駆動トルクによるもので、このトルクに対して足が揺動部材20を押し返す反力fが発生し、反力fがほとんど吸収又は緩和されることなく、揺動部材22から揺動軸22a、揺動部材支持部22、基台部12、高さ調節機構24へと伝わり、基台部14及び高さ調節機構24等をA方向と反対方向に揺動させるモーメントして作用する。この結果、連結部28aと基台部14との固定が弱いと、図5に示すように、揺動部材22から高さ調節機構24までの部分が一体に傾いて足の背屈状態が不安定になり、適切な足首の屈伸運動ができなくなる。
したがって、従来の足首関節運動装置10は、座部12a及び基台部14を連結部材28で固定する構造に大きい負荷が加わるため、この部分の構造を特に強固にしなければならず、装置が大型化重量化し、可搬性にも劣るものとなった。
本発明は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、装置の構造を格別強固にすることなく、良好な足首の屈伸運動を安定的に行うことができるシンプルな構造の足首関節運動装置を提供することを目的とする。
本発明は、使用者の体重の一部が載せられる保持部と、前記保持部から前記使用者の脚側に離れて配置される基台部と、前記基台部上面に取り付けられ、使用者の下腿のアキレス腱部分を下方から支持する足支持部と、使用者の足裏の指先側の部分が当接する足裏支持面を有する揺動部材と、前記基台部を前記保持部に連結するための部材であって、長手方向の一端部側に、前記保持部に係止するための係止部が設けられ、他端部側に、前記揺動部材を回動自在に支持する第一の揺動軸が設けられ、前記係止部と前記第一の揺動軸の間の、前記第一の揺動軸の側に偏った位置に第二の揺動軸が設けられた連結部材と、前記基台部に設けられ、前記連結部材を前記第二の揺動軸で回動自在に軸止する連結部材支持部と、前記揺動部材を前記第一の揺動軸の周りに往復揺動させる駆動装置とを備え、前記揺動部材が前記第一の揺動軸の周りを往復揺動することによって使用者の足が踝付近を軸に背屈及び伸展し、足首関節の屈伸運動が行われる足首関節運動装置である。
前記揺動部材は、使用者の足裏の母指球及び子指球を含む部分に当接する構造にすることが好ましい。また、前記連結部材は、長手方向の長さを可変可能に設けられていてもよい。また、前記基台部には、前記保持部の保持面に対する前記基台部の高さを調節するための高さ調節機構が設けられていてもよい。
本発明の足首関節運動装置は、使用者の下腿や足先を締め付けて固定する必要がなく、下腿が足支持部で支持されたときに踵の上下動も自由なことから、足が圧迫されず、理学療法士の施術に近い感覚で心地よい持続受動運動を行うことができる。しかも、揺動部材を駆動して足首の関節を背屈させるとき、足が揺動部材を押し返す反力が発生しても、第二の揺動軸に吸収されて基台部に伝わらないので、基台部が浮き上がったり傾いたりしない。したがって、適切な足首の屈伸運動を安定に継続することができる。また、この反力は、第二の揺動軸と連結部材を介して保持部側に梃子の原理で伝わり、保持部上の使用者の体重により、容易に抑え込むことができる。したがって、連結部材の係止部と保持部とを接続する構造や、連結部材の第二の揺動軸と基台部とを接続する構造を特別強固にする必要がなくなり、これらをシンプルな構造にして装置の軽量化やコストダウンを図ることができる。
以下、本発明の足首関節運動装置の第一の実施形態について、図1、図2に基づいて説明する。ここで、従来の足首関節運動装置10と同様の構成は、同一の符号を付して説明する。
第一の実施形態の足首関節運動装置30は、図1に示すように、使用者Mの体重が載せられて、後述する連結部材32の係止部34を保持する保持部である座部12aから離れて配置される基台部14を備えている。座部12aは普通の椅子12の一部であり、上面側が座面12bで、下面側に脚部が設けられ、座面12bの端部に背もたれ設けられている。基台部14は、例えば一定の剛性を有する板部材であり、後述する高さ調節機構24の上部に取り付けられている。
基台部14の上面14aには、使用者Mの下腿のアキレス腱部分を下方から支持し、使用者Mの踵部分を基台部上面14aから浮かせる足支持部16が設けられている。足支持部16は、例えば、芯棒の外周面をクッションで厚く覆った円柱状の部材であり、基台部上面14aに立設された図示しない一対の脚によって、略水平に支持され固定されている。クッションは、使用者Mのアキレス腱部分を保護すると共に、支持している部分の位置ずれを防止する働きをする。
基台部14の上方には、使用者Mの足裏の踵以外の指先側の部分であって、少なくとも母指球及び子指球を含む部分が当接する足裏支持面18を有する揺動部材20が配設されている。揺動部材20は、コの字状に形成された揺動パイプ20aを有し、その内側に、足裏支持面18が揺動パイプ20aの三辺と略平行に取り付けられている。足裏支持面18は、例えば、使用者Mの足裏に当接する面をクッションで覆った板状部材であり、揺動パイプ20aの上記三辺から座部12a側に突出するように取り付けられ、足裏が揺動パイプ20aに接触しないようになっている。クッションは、使用者Mの足裏に当接している部分を保護すると共に、当接している足裏の位置ずれを防止する働きをする。さらに、揺動パイプ20aの両端部は、上記三辺から足裏支持面18を突出させた方向にL字状に屈曲し、各先端部分が連結部材32に取り付けられている。
連結部材32は、基台部14を座部12aに連結するための長尺の部材である。本体部分の素材は一般的なステンレスパイプ等であり、図1に示すように、平面視でY字状、正面視でヘの字状に形成されている。二股に分岐していない側の端部は、座部12aの下面に取り付けるための係止部34が設けられている。座部12aと係止部34との接続構造は特別強固である必要はなく、例えば、座部12aの下面の受け部に係合させるようなシンプルな構造でもよい。二股に分岐している側の端部には、第一の揺動軸36が一対に設けられている。
第一の揺動軸36は、揺動部材20の左右の側端部を図示しない駆動装置により揺動可能に支持する部分であり、揺動パイプ20aの両先端部分がそれぞれ軸着されている。揺動部材20を往復揺動させる図示しない駆動装置は、基台部14に取り付けられた図示しないモータなどの電動機等から成る。
さらに、係止部34と第一の揺動軸36の間の、第一の揺動軸36に近い位置には、第二の揺動軸38が一対に設けられている。第二の揺動軸38は、基台部14の上面14aに立設された一対の連結部材支持部40の上端部に取り付けられ、連結部材32を自由回転可能に軸支している。
したがって、図1(a)に示すように、第一の揺動軸36は、使用者Mの踝付近に位置し、足裏支持面18が足裏と当接する方向に揺動可能に揺動部材20を軸支する形となる。そして、第一の揺動軸36は、揺動部材20を図示しない駆動装置により揺動可能に支持し、自由には回動せず、第一の揺動軸36を介して揺動部材20が設けられた連動部材32が、第二の揺動軸38を中心に自由に揺動可能に設けられている。
基台部14の下部には、座部12aの座面12bに対する基台部14の高さを調節するための高さ調節機構24が設けられている。高さ調節機構24は、略水平に配置された本体板24aと、本体板24aの上面に立設された外パイプ24bと、基台部14の下面14bに立設された内パイプ24cとで構成され、内パイプ24cが外パイプ24bの内側に挿入される深さを調節することにより、基台部14の高さを可変することができる。さらに、本体板24aの下面には、移動用キャスタ26が設けられている。
足首関節運動装置30を使用するとき、駆動装置の動力で揺動部材20を駆動すると、図2に示すように、揺動部材20がA,B方向に往復揺動する。足裏支持面18がA方向に揺動すると、使用者Mの足裏の母指球及び子指球を斜め下向きに押圧し、踝を軸として足首の関節を背屈させる。このとき、駆動装置の強い駆動トルクに抗して、足が揺動部材20を押し返す反力が発生するが、この反力は第二の揺動軸38で吸収されて基台部14に伝わらないので、基台部14が浮き上がったり傾いたりする心配はない。一方、連結部材32に対しては、第二の揺動軸38を支点とする回転モーメントが働き、係止部34を持ち上げようとするが、第二の揺動軸38から作用点である揺動部材20の足裏支持面18の中心までの距離よりも、第二の揺動軸38から係止部34の先端部までの距離の方が十分長いので、座部12aに着座している使用者Mの体重によって容易に抑え込まれる。その後、足裏支持面18がB方向に揺動すると、足裏への押圧が解除され、足首の関節を自然な形で伸展させることができる。
以上説明したように、足首関節運動装置30は、使用者Mの下腿や足先を締め付けて固定する必要がなく、下腿が足支持面18で支持されたときに踵の上下動も自由なことから、足が圧迫されず、理学療法士の施術に近い感覚で心地よい持続受動運動を行うことができる。しかも、揺動部材20を駆動して足首の関節を背屈させるとき、足からの反力により揺動部材20を押し返す力が発生しても、第二の揺動軸38に吸収されて基台部14に伝わらないので、基台部14が浮き上がったり傾いたりしない。したがって、適切な足首の屈伸運動を安定に継続することができる。
また、この反力は、第二の揺動軸38と連結部材32を介して座部12a側に梃子の原理で伝わるが、座部12aに着座している使用者Mの体重により、容易に抑え込むことができる。したがって、連結部材32の係止部34と座部12aとを接続する構造や、連結部材32の第二の揺動軸38と基台部14とを接続する構造を特別強固にする必要がなくなり、これらをシンプルな構造にして装置の軽量化やコストダウンを図ることができる。
また、座部12aとして普通の椅子12を使用できる汎用性を備え、移動用キャスタ26が設けられているので移動も容易で非常に便利である。従って、自宅療養中の高齢者や入院患者などが日常的に気軽に使用することができ、広く普及させやすいものである。さらに、高さ調節機構24が設けられているので、基台部14の高さを調節することによって、使用者Mの足首関節の運動と同時に、下腿の特定の筋肉に対するストレッチも行うことができる。
次に、本発明の足首関節運動装置の第二の実施形態について、図3に基づいて説明する。ここで、上記の足首関節運動装置30と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
第二実施形態の足首関節運動装置42は、足首関節運動装置30の構造をよりシンプルにしたものであり、高さ調節機構24と移動用キャスタ26が省略されている。また、座部12aは平坦な板状の座台であり、基台部14と共に床面に置いて使用される構造になっている。大きく異なるのは、Y字状の連結部材32に代えて、一対の連結部材44a,44bが設けられている点である。
連結部材44a,44bはほぼ同じものであり、本体部分は、長尺のステンレスパイプ等をヘの字状に屈曲させて形成されている。一方の端部には、座部12aに取り付けるための係止部46が設けられている。座部12aと係止部46との接続構造は特別強固である必要はなく、例えば、座部12aの左右側面の受け部に係合させるようなシンプルな構造でもよい。反対側の端部には、第一の揺動軸36が設けられている。第一の揺動軸36は、揺動部材20の左右の側端部を回動自在に支持する部分であり、揺動パイプ20aの両先端部分がそれぞれ軸着されている。
さらに、係止部46と第一の揺動軸36の間の、第一の揺動軸36に近い位置には、第二の揺動軸38が設けられている。第二の揺動軸38は、基台部14の上面14aに立設された一対の連結部材支持部40の上端部に取り付けられている
したがって、図3(a)に示すように、第一の揺動軸36は、使用者Mの踝付近に位置し、足裏支持面18が足裏と当接する方向に揺動可能に揺動部材20を軸支する形となる。また、連結部材44a,44bは、揺動部材20が回動する向きに回動自在に支持される形となる。揺動部材20を往復揺動させる動力は、基台部14に取り付けられた図示しない駆動装置(モータなどの電動機)から供給される。足首関節運動装置42の基本的な動作は、上記の足首関節運動装置30と同様である。
したがって、図3(a)に示すように、第一の揺動軸36は、使用者Mの踝付近に位置し、足裏支持面18が足裏と当接する方向に揺動可能に揺動部材20を軸支する形となる。また、連結部材44a,44bは、揺動部材20が回動する向きに回動自在に支持される形となる。揺動部材20を往復揺動させる動力は、基台部14に取り付けられた図示しない駆動装置(モータなどの電動機)から供給される。足首関節運動装置42の基本的な動作は、上記の足首関節運動装置30と同様である。
足首関節運動装置42によれば、使い勝手をよくする付属機能が足首関節運動装置30より絞られるものの、構造をよりシンプルにすることができ、さらなる小型化とコストダウンを図ることができる。
なお、本発明の足首関節運動装置は、上記実施形態に限定されるものではない。使用者の体重が載せられる保持部は、椅子の座部以外に、使用者が寝た状態で、臀部等や上半身の下に位置する部材を保持部として用い、その保持部から連結部材が使用者の足の方へ伸びている形態でも良く、連結部材の係止部が保持部と兼用されていても良い。これにより、寝たきりの人や上半身を起こすことが困難な患者等の使用者のリハビリ運動にも使用可能となる。
その他、連結部材は、基台部を保持部に連結するための部材であって、長手方向の一端部側に、保持部に係止させるための係止部が設けられ、他端部側に、揺動部材を回動自在に支持する第一の揺動軸が設けられ、係止部と第一の揺動軸の間の、第一の揺動軸の側に偏った位置に第二の揺動軸が設けられたものであればよく、使い勝手やデザイン性を考慮して、上記の連結部材32や連結部材44a,44b以外の構造に変更することができる。また、使用者Mの体形に合わせて基台部と保持部との間隔を可変できるように、連結部材の本体部分の長さを可変できる構造にしてもよい。その他、足裏支持面を含む揺動部材、連結部材支持部、基台部の各構造についても、上述した機能を発揮できる範囲で、自由に変更することができる。
図3に示す足首関節運動装置42の構成に加え、基台部14の下方に高さ調節機構24を付設してもよい。これにより、図1の足首関節運動装置30よりもシンプルな構成で、使用者Mの下腿の特定の筋肉のストレッチを行うことができる。また、揺動部材の足裏支持面を内外方向に揺動させる機構を付設してもよい。これによって、膨ら脛の他の筋肉を動かす運動が可能になるので、使用者Mごとの足首関節の形状や回復状況に合わせ、より適切な持続受動運動を行うことができる。しかも、使用者Mの下腿が足支持部によって支持され、踵の上下動だけでなく左右動も自由なことから、足が圧迫される心配もない。
10,30,42 足首関節運動装置
12a 座部
12b 座面
14 基台部
14a 上面
16 足支持部
18 足裏支持面
20 揺動部材
24 高さ調節機構
32,44a,44b 連結部材
34,46 係止部
36 第一の揺動軸
38 第二の揺動軸
40 連結部材支持部
M 使用者
12a 座部
12b 座面
14 基台部
14a 上面
16 足支持部
18 足裏支持面
20 揺動部材
24 高さ調節機構
32,44a,44b 連結部材
34,46 係止部
36 第一の揺動軸
38 第二の揺動軸
40 連結部材支持部
M 使用者
Claims (4)
- 使用者の体重の一部が載せられる保持部と、
前記保持部から前記使用者の脚側に離れて配置される基台部と、
前記基台部上面に取り付けられ、使用者の下腿のアキレス腱部分を下方から支持する足支持部と、
使用者の足裏の指先側の部分が当接する足裏支持面を有する揺動部材と、
前記基台部を前記保持部に連結するための部材であって、長手方向の一端部側に、前記保持部に係止させるための係止部が設けられ、他端部側に、前記揺動部材を回動可能に支持する第一の揺動軸が設けられ、前記係止部と前記第一の揺動軸の間の、前記第一の揺動軸の側に偏った位置に第二の揺動軸が設けられた連結部材と、
前記基台部に設けられ、前記連結部材を前記第二の揺動軸で回動自在に軸止する連結部材支持部と、
前記揺動部材を前記第一の揺動軸の周りに往復揺動させる駆動装置とを備え、
前記揺動部材が前記第一の揺動軸の周りを往復揺動することによって使用者の足が踝付近を軸に背屈及び伸展し、足首関節の屈伸運動が行われること特徴とする足首関節運動装置。 - 前記揺動部材は、使用者の足裏の母指球及び子指球を含む部分に当接する請求項1記載の足首関節運動装置。
- 前記連結部材は、長手方向の長さを可変可能に設けられている請求項1又は2記載の足首関節運動装置。
- 前記基台部には、前記保持部の保持面に対する前記基台部の高さを調節するための高さ調節機構が設けられている請求項1又は2記載の足首関節運動装置。
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