JP2015225230A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の入力端子のうち、どの入力端子から信号が入力され、また、どの入力端子からの信号が切断されたのか、入力信号の切り換え状況によらず、ユーザーがリアルタイムかつ容易に把握できる画像表示装置を提供する。【解決手段】複数の入力端子と、前記入力端子を通じて入力された入力信号を検出する入力信号検出部と、前記入力信号の入力状態に関する情報をユーザーに報知する入力状態報知部と、前記入力信号に係る画像を表示する画像表示部と、前記入力端子の位置を示す端子位置情報を前記画像表示部に表示する端子状態表示部とを備え、前記入力信号検出部が前記入力信号の入力または切断を検出したとき、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を前記入力状態報知部に報知させ、前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を示す前記端子位置情報を前記端子状態表示部に表示させることを特徴とする画像表示装置。【選択図】図3

Description

この発明は、画像表示装置に関する。
従来、複数の入力信号が入力されたときの画像表示装置の入力信号の切り換え方法としては、ディスプレイ画面上に切り換え可能な入力信号の情報がリスト表示された入力切換メニューをオンスクリーン表示(On-screen Display、以下OSD)させて、所望の入力信号をユーザーに選択させることによって入力信号を切り換える方法が知られている。
また、入力端子部を介して送られてくる入力信号の中から操作部で指示された信号を選択する入力セレクタと、前記入力セレクタで選択された入力信号の情報を表示させるOSD回路部とを備え、前記OSD回路部は、前記入力端子部と同じ位置構成ですべての入力端子のグラフィック画像を表示させることにより、ユーザーに映像入力切換時の映像信号の状態を容易に理解させ、操作性の向上を図ることが出来る画像表示装置の発明が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−212618号公報
しかしながら、入力切換メニューから所望の入力信号を選択させる方法は、入力信号の情報が、例えば、「HDMI(登録商標)1」「HDMI2」「HDMI3」のように入力切換メニューに表示された場合、これらの表示がどの外部機器から入力された入力信号に対応しているのかわかりにくいため、ユーザーは、入力信号を切り換えて画像を確認する必要があった。
また、入力セレクタで選択された入力信号の情報を表示させる方法は、入力セレクタによって実際に選択されるまで、ユーザーは入力信号の有無を知ることができない。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、複数の入力端子のうち、どの入力端子から信号が入力され、また、どの入力端子からの信号が切断されたのか、入力信号の切り換え状況によらず、ユーザーがリアルタイムかつ容易に把握できる画像表示装置を提供することにある。
この発明は、複数の入力端子と、前記入力端子を通じて入力された入力信号を検出する入力信号検出部と、前記入力信号の入力状態に関する情報をユーザーに報知する入力状態報知部と、前記入力信号に係る画像を表示する画像表示部と、前記入力端子の位置を示す端子位置情報を前記画像表示部に表示する端子状態表示部と、前記入力端子、前記入力信号検出部、前記入力状態報知部、前記画像表示部および前記端子状態表示部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記入力信号検出部が前記入力信号の入力または切断を検出したとき、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を前記入力状態報知部に報知させ、前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を示す前記端子位置情報を前記端子状態表示部に表示させることを特徴とする画像表示装置を提供するものである。
この発明によれば、入力信号の入力または切断を検出してユーザーに報知し、当該入力信号の入力または切断を検出した入力端子の位置を画像表示部に表示することにより、どの入力端子からの信号が入力され、どの入力端子からの信号が切断されたのか、ユーザーがリアルタイムかつ容易に把握できる画像表示装置を実現できる。
この発明の画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。(実施形態1) この発明の画像表示装置の電源入力時のOSD表示処理のフローチャートである。(実施形態1) 入力信号の変化を検出したときの、この発明の画像表示装置1のOSD表示処理のフローチャートである。(実施形態1) この発明の画像表示装置の入力端子の配置および入力端子と外部機器との接続の一例を示す説明図である。(実施形態1) 従来の画像表示装置の入力信号切換手順の一例を示す説明図である。(比較例) この発明の画像表示装置の電源入力時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態1) この発明の画像表示装置の入力信号検出時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態1) この発明の画像表示装置の外部機器の切換時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態1) この発明の画像表示装置への外部機器の接続例を示す説明図である。(実施形態1) この発明の画像表示装置の外部機器からの信号入力切断時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態1) この発明の画像表示装置への外部機器の接続例を示す説明図である。(実施形態2) この発明の画像表示装置の外部機器の切換時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態2) この発明の画像表示装置の外部機器の切断時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態3) この発明の画像表示装置の外部機器の接続時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態3) この発明の画像表示装置の外部機器の接続時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態4) この発明の画像表示装置の外部機器の接続時のOSD表示処理の説明図である。(実施形態5)
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施形態1)
<画像表示装置1の構成>
この発明の実施形態1に係る画像表示装置1について説明する。
以下、図1に基づき、この発明の画像表示装置1の構成を説明する。
図1は、この発明の画像表示装置1の概略構成を示すブロック図である。
画像表示装置1は、動画、静止画または3D画像等の映像を表示する装置であり、例えば、テレビやパーソナルコンピュータ(PC)、電子黒板等のディスプレイがあげられる。
また、ディスプレイ14とハードディスクとが一体型になった表示装置に限定されず、ディスプレイ14単体の表示装置であってもよい。
また、据え置き型の表示装置に限定されず、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型の表示装置であってもよい。
また、画面上にタッチすることによって操作するタッチパネル機能を有する表示装置であってもよい。
また、ディスプレイ14に画像が表示される表示装置に限定されず、例えば、プロジェクタのようにスクリーン上に画像が投影される表示装置であってもよい。
図1に示すように、この発明の画像表示装置1は、主として、マイコン10、信号検出部11、スケーラー12、画像メモリー13、ディスプレイ14、不揮発性メモリー15、揮発性メモリー16、バックライト17、電源ユニット18、DC−DCコンバータ19、タイマ20、受光部21、通信部22および入力端子部23を備える。
実施形態1において、この発明の「画像表示部」はディスプレイ14によって実現し、また、この発明の「入力状態報知部」は、マイコン10、信号検出部11、スケーラー12、画像メモリー13およびディスプレイ14、不揮発性メモリー15および揮発性メモリー16の協働によって実現し、また、この発明の「端子状態表示部」は、マイコン10、信号検出部11、スケーラー12、画像メモリー13、ディスプレイ14、不揮発性メモリー15および揮発性メモリー16の協働によって実現し、また、この発明の「制御部」は、マイコン10によって実現する。
以下、図1に示す各構成要素を説明する。
マイコン10は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)を主体とする回路であり、各種装置の制御処理やオペレーティングシステム、アプリケーションソフトウェアなどの処理を行う演算装置である。また、周辺回路として、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路を含んでいてもよい。
信号検出部11は、入力端子231〜234を通じて外部機器31〜34から入力された入力信号の有無を検出する部分である。
また、有線による入力信号の検出に限定されず、Bluetooth(登録商標)や無線LANなどの無線による入力信号を検出するものであってもよい。
スケーラー12は、画像データの処理を行う部分である。例えば、画像補整、カラー補正、γ補正、倍速処理またはOSD重畳などの処理を行う。
画像メモリー13は、スケーラー12で処理された画像データを格納する部分である。例えば、FRC(Frame Rate Conversion)などに用いられる。
ディスプレイ14は、ユーザーに対して入力画像またはOSD表示140などの各種情報の表示を行う部分である。ディスプレイ14は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態などの電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
また、ディスプレイ14の表示面をタッチパネルで覆い、表示面に接触したユーザーの指先等の位置を検出してタッチパネル操作を行うものであってもよい。位置検知方式としては、電圧を検知する抵抗膜方式、静電容量の変化を検知する静電容量方式、赤外光を遮断して検知する光学方式、超音波を検知する超音波方式、電子ペンを指示体として用いる電磁誘導方式などのいずれの方式であってもよい。また、赤外線等を用いて指先等の位置を非接触で感知できる方式であってもよい。
不揮発性メモリー15は、制御プログラムやログ情報、ユーザー設定情報、システム情報用の固定テキストなど、画像表示装置1の各種機能を実現するために必要な情報を格納する部分である。例えば、フラッシュメモリーやEEPROMなどの記憶媒体が用いられる。
揮発性メモリー16は、各種データや取引結果を一時的に記憶する部分である。揮発性メモリー16は、プログラムのワークエリア等としても使用する。揮発性メモリー16として、例えば、SRAMなどの半導体素子やハードディスク等の記憶媒体が用いられる。
バックライト17は、ディスプレイ14の背面から液晶を照明する部分である。バックライト17の光源としては、例えば、LEDや冷陰極蛍光ランプ(CCFL)などが用いられる。また、直下型方式、エッジライト方式その他の方式が用いられる。
電源ユニット18は、外部の交流電源を直流に変換して画像表示装置1の各部分に電源を供給する部分である。電源ユニット18としては、例えば、AT電源、ATX電源またはSFX電源などが用いられる。
DC−DCコンバータ19は、電源ユニット18から入力された直流電流を降圧または昇圧して画像表示装置1の各部分に必要な電源を供給する部分である。
タイマ20は、画像表示装置1の各種処理の経過時間を計測する部分である。例えば、ディスプレイ14に表示されたOSD表示140の表示時間を計測するために用いられる。
受光部21は、リモコンからの赤外線(IR)信号を受光する部分である。
リモコンからの赤外線信号の受光を通じてユーザーからの指令が受け付けられる。
通信部22は、ネットワークを介して、外部機器34と有線または無線による通信を行い、データを送受信する部分である。ネットワークとしては、LAN、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)、専用の通信回線などが用いられる。
その無線通信規格としては、例えば、Bluetooth(登録商標)や無線LANの標準規格であるIEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n等があげられる。
通信先の外部機器34としては、例えば、PC、携帯端末、サーバなど、有線または無線による通信が可能なものがあげられ、レガシインターフェースである、RS−232Cなども含まれる。
入力端子部23は、外部機器31〜34の端子を接続して信号を入力する部分である。
図1の入力端子部23は、外部機器31〜34に対応する4つの入力端子231〜234を有するが、これは一例であり、3つ以下の入力端子または5つ以上の入力端子を有するものであってもよい。
入力端子部23に接続可能な端子としては、VGA端子やコンポーネント端子等のアナログ入力端子、DVI端子やHDMI端子やDisplayPort端子等のデジタル入力素子、またはUSBコネクタ等の制御系の入力端子があげられる。
外部機器31〜34としては、例えば、PC、携帯端末、レコーダー、ビデオカメラなど、動画または静止画の信号を出力可能なものがあげられる。
<画像表示装置1のOSD表示手順>
次に、図2および図3に基づき、画像表示装置1のOSD表示手順について説明する。
図2は、この発明の画像表示装置1の電源入力時のOSD表示処理のフローチャートである。図3は、入力信号の変化を検出したときの、この発明の画像表示装置1のOSD表示処理のフローチャートである。
画像表示装置1の電源がONになった後、マイコン10は、以下のステップに示す手順に従う。
図2のステップS1において、マイコン10は、ディスプレイ14の画面中央に電源がONになった旨のOSD表示140を表示させる(ステップS1)。
次に、ステップS2において、マイコン10は、不揮発性メモリー15を参照して、前回保存された入力端子データが存在するか否かを判定する(ステップS2)。
ステップS2において、前回保存された入力端子データが存在する場合(ステップS2の判定がYesの場合)、マイコン10は、ステップS3において不揮発性メモリー15に保存された入力端子データを読み込んで設定する(ステップS3)。
一方、ステップS2において、前回保存された入力端子データが存在しない場合(ステップS2の判定がNoの場合)、マイコン10は、ステップS4において不揮発性メモリー15に予め設定されたデフォルトの入力端子データを読み込んで設定する(ステップS4)。
デフォルトの入力端子データの設定としては、例えば、外部機器31〜34のいずれか1つのみから入力信号を検出した場合は、当該外部機器が接続された入力端子のデータを読み込み、複数の外部機器31〜34から入力信号を検出した場合は、予め定められた入力端子231〜234の順にデータを読み込み、また、外部機器31〜34からの入力信号をまったく検出しない場合は、予め定められた入力端子231〜234のデータを読み込むなどの設定があげられる。
次に、ステップS5において、マイコン10は、設定された入力端子231〜234から入力された入力信号に係る画像をディスプレイ14に表示させる(ステップS5)。
次に、図3のステップS6において、マイコン10は、信号検出部11が入力信号の変化を検出したか否かを判定する(ステップS6)。
具体的には、マイコン10は、信号検出部11が入力端子231〜234から新たに入力信号を検出したとき、または、入力端子231〜234から入力信号を検出しなくなったとき、入力信号の変化を検出したものと判定する。
ステップS6において、信号検出部11が入力信号の変化を検出した場合(ステップS6の判定がYesの場合)、マイコン10は、ステップS7において、ディスプレイ14に入力端子部23の配置を示すコネクタレイアウト141〜144を表示させる(ステップS6)。
一方、信号検出部11が入力信号の変化を検出していない場合(ステップS6の判定がNoの場合)、マイコン10は、ステップS6の判定を繰り返す(ステップS6)。
なお、コネクタレイアウト141〜144の具体例については後述する。
次に、ステップS8において、マイコン10は、信号検出部11が新たな入力信号を検出したか否かを判定する(ステップS8)。
信号検出部11が新たな入力信号を検出した場合(ステップS8の判定がYesの場合)、マイコン10は、ステップS9において、入力信号を検知した旨および入力信号を検出した入力端子231〜234を特定するOSD表示140を表示させる(ステップS9)。
一方、ステップS8において、信号検出部11が新たな入力信号を検出しなかった場合(ステップS8の判定がNoの場合)、マイコン10は、入力信号が切断されたものとして、ステップS9において、ディスプレイ14に入力信号の切断があった旨を知らせるOSD表示140を表示させる(ステップS9)。
その後、マイコン10は、ステップS13の処理を行う。
次に、ステップS11において、マイコン10は、表示されたOSD表示140がユーザーによって選択されたか否かを判定する(ステップS10)。
OSD表示140の選択方法として、ユーザーは、ディスプレイ14の画面に表示されたOSD表示140をタッチすることによって選択するか、または、リモコン操作を通じてOSD表示140を選択する。
また、OSD表示140が予め定められた時間(例えば、1秒間、2秒間または3秒間など)内に選択されなかった場合は、OSD表示140がユーザーによって選択されなかったものと判定する。
ステップS11において、表示されたOSD表示140がユーザーによって選択された場合(ステップS11の判定がYesの場合)、マイコン10は、ステップS12において、選択されたOSD表示140に係る入力信号の画像に切り換えてディスプレイ14に表示させる(ステップS12)。
一方、ステップS11において、表示されたOSD表示140がユーザーによって選択されなかった場合(ステップS10の判定がNoの場合)、マイコン10は、ステップS13の処理を行う(ステップS13)。
次に、ステップS13において、マイコン10は、選択されたOSD表示140に係る入力信号の端子データを不揮発性メモリー15に保存させる(ステップS13)。
次に、ステップS14において、マイコン10は、選択されたOSD表示140をディスプレイ14に一定時間表示させた後、消去させる(ステップS14)。
OSD表示140の表示時間としては、例えば、1秒間、2秒間または3秒間などである。
また、OSD表示140の表示時間をユーザーが任意に設定できるようにしてもよい。
最後に、ステップS15において、マイコン10は、ディスプレイ14に表示されたコネクタレイアウト141〜144を消去させる(ステップS14)。
このように、入力信号の入力または切断を検出してユーザーに報知し、当該入力信号の入力または切断を検出した入力端子231〜234の位置をコネクタレイアウト141〜144として画像表示部に表示することにより、どの外部機器31〜34からの信号が入力され、どの外部機器31〜34からの信号が切断されたのか、ユーザーがリアルタイムかつ容易に把握できる画像表示装置1を実現できる。
<この発明の画像表示装置1の入力端子231〜234の配置および画像表示装置1と外部機器31〜34との接続の一例>
図4は、この発明の画像表示装置1の入力端子231〜234の配置および画像表示装置1と外部機器31〜34との接続の一例を示す説明図である。
入力端子部23は、画像表示装置1の背面側(図示せず)に設けられ、図4に示すディスプレイ14の白い破線で囲まれた位置に対応する位置に、4つの入力端子231、入力端子232、入力端子233および入力端子234が設けられている。
なお、入力端子部23の配置、個数および種類は一例であり、図4に示す配置に限定されるものではない。
図4においては、入力端子231〜234のそれぞれに外部機器31(据え置き型PC)、外部機器32(レコーダー)、外部機器33(ビデオカメラ)および外部機器34(ノートPC)が接続されている。
(比較例)
<従来の画像表示装置2の入力信号切換手順の一例>
次に、比較例として、従来の画像表示装置2の入力信号切換手順の一例について説明する。
図5は、従来の画像表示装置2の入力信号切換手順の一例を示す説明図である。
従来の画像表示装置2において、ディスプレイ14の画面上に図5に示すように入力切換メニュー240を表示させる。「入力1」〜「入力4」は、入力端子231〜234に対応し、ユーザーは、リモコン操作により「入力1」〜「入力4」のいずれかを選択することによって、入力信号の切り換えを行う。図5においては、「入力2」が選択されている。
しかしながら、従来の画像表示装置2の入力信号切換手順は、入力切換メニュー240に表示された「入力1」〜「入力4」が外部機器31〜34のどの信号に対応しているのか、直観的にわかりにくい。
また、入力切換メニュー240に「HDMI1」「HDMI2」のような入力端子231〜234の種類を表示する方法もあるが、複数個のHDMI端子が存在する場合、「HDMI1」がどのHDMI端子に対応しているのかわかりにくい。
それゆえ、ユーザーは、実際に入力切換メニュー240の「入力1」〜「入力4」のいずれかを選択して、画像を確認する必要があった。
<この発明の画像表示装置1の入力信号切換手順の具体例>
次に、図6〜図9に基づき、この発明の画像表示装置1の入力信号切換手順の具体例について説明する。
図6は、この発明の画像表示装置1の電源入力時のOSD表示処理の説明図である。図7は、この発明の画像表示装置1の入力信号検出時のOSD表示処理の説明図である。図8は、この発明の画像表示装置1の外部機器31,32の切換時のOSD表示処理の説明図である。
図6に示すように、外部機器31および32がそれぞれ入力端子231および232に接続され、外部機器31,33および34が電源ONに、外部機器32のみが電源OFFになっている状況を想定する。
ここで、画像表示装置1の電源をONにすると、画像表示装置1のディスプレイ14の画面中央に「電源ON」というOSD表示140が表示される。
また、デフォルトの、または保存された入力端子231のデータを読み込み、当該入力端子231に接続された外部機器31から入力された入力信号に係る画像がディスプレイ14に表示される。
次に、図7に示すように、外部機器32の電源をONにした場合、画像表示装置1のディスプレイ14の画面中央に「信号が入力されました」というOSD表示140が表示される。
また、入力端子231〜234の位置をそれぞれ示すコネクタレイアウト141〜144が表示される。
また、OSD表示140は、電源がONになった外部機器32が接続されたコネクタレイアウト142を指し示す。
図7においては、OSD表示140の吹き出しの引き出し位置により、コネクタレイアウト142が特定されるが、このような特定方法に限定されない。例えば、特定すべきコネクタレイアウト142の近傍にOSD表示140を表示させるなど、コネクタレイアウト142を特定する方法であれば、どのような方法であってもよい。
このように、ユーザーは、OSD表示140によって特定されたコネクタレイアウト142の位置から、電源がONになった外部機器32の入力端子232の位置をリアルタイムかつ容易に把握することができる。
なお、コネクタレイアウト141〜144の位置は、実際の入力端子231〜234の配置と全く同一でなくてもよい。例えば、入力端子231〜234間の相対的な位置関係が把握できる範囲で、コネクタレイアウト141〜144の位置を自由に拡大または縮小してディスプレイ14に表示させてもよい。
次に、図8に示すように、ユーザーがOSD表示140をタッチして選択した場合、画像表示装置1は、ディスプレイ14の画像を外部機器32に係る画像に切り換える。
画像を切り換えた後、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144は、予め定められた表示時間(例えば、1秒間、2秒間または3秒間など)表示された後に消去される。
一方、OSD表示140がユーザーによって選択されなかった場合は、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144は、予め定められた表示時間(例えば、1秒間、2秒間または3秒間など)表示された後に消去される。
<この発明の画像表示装置1と外部機器33との入力信号切断の具体例>
次に、図9および10に基づき、この発明の画像表示装置1と外部機器33との入力信号切断の一例について説明する。
図9は、この発明の画像表示装置1への外部機器31〜34の接続例を示す説明図である。図10は、この発明の画像表示装置1の外部機器33からの信号入力切断時のOSD表示処理の説明図である。
図9に示すように、画像表示装置1に外部機器31〜34がすべて接続された状態を想定する。また、外部機器31〜34はすべて電源がONになっているものとする。
ここで、図10に示すように、画像表示装置1から外部機器33を切断したとき、画像表示装置1のディスプレイ14の画面中央に「信号が切断されました」というOSD表示140および入力端子231〜234の位置をそれぞれ示すコネクタレイアウト141〜144が表示される。
また、OSD表示140は、外部機器33が接続されていた入力端子233に対応するコネクタレイアウト143を指し示す。
また、外部機器31〜34が接続された状態で電源がOFFになったときも、画像表示装置1のディスプレイ14の画面中央に「信号が切断されました」というOSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144が表示される。
このように、ユーザーは、どの外部機器31〜34が切断され、または電源がOFFになったのかを、ディスプレイ14の画像からリアルタイムかつ容易に把握することができる。
(実施形態2)
次に、図11および図12に基づき、この発明の実際形態2に係る画像表示装置1の入力信号切換手順の具体例について説明する。
図11は、この発明の画像表示装置1への外部機器31〜34の接続例を示す説明図である。図12は、この発明の画像表示装置1の外部機器31,32の切換時のOSD表示処理の説明図である。
実施形態2に係る画像表示装置1は、外部機器31〜34が接続中であるか、または切断中であるかによって、コネクタレイアウト141〜144の形状および色彩を変化させる。
図11に示すように、接続中の外部機器31および32にそれぞれ対応するコネクタレイアウト141および142を実線表示とし、切断中の外部機器33および34にそれぞれ対応するコネクタレイアウト143および144を破線表示とする。
また、図12に示すように、外部機器32の接続時に、対応するコネクタレイアウト142を異なる色彩で表示させる。
図12において、コネクタレイアウト142は、コネクタレイアウト141,143および144よりも濃い色で表示される。
このように、コネクタレイアウト141〜144の形状および色彩によって、ユーザーは、外部機器31〜34の接続状態および切断状態をリアルタイムかつ容易に把握することができる。
それゆえ、外部機器31〜34の接続状態が不安定になったときや、外部機器31〜34の電源が不意に切れたとき、当該外部機器31〜34からの入力信号に係る画像がディスプレイ14に表示されているか否かにかかわらず、どの外部機器31〜34に問題が生じたのかを、ユーザーはリアルタイムかつ容易に把握することができる。
(実施形態3)
次に、図13および図14に基づき、この発明の実際形態3に係る画像表示装置1のOSD表示処理の具体例について説明する。
図13は、この発明の画像表示装置1の外部機器32の切断時のOSD表示処理の説明図である。図14は、この発明の画像表示装置1の外部機器32の接続時のOSD表示処理の説明図である。
図13に示すように、画像表示装置1に接続された状態で外部機器32の電源がOFFになったとき、外部機器32が切断されたことを示すため、コネクタレイアウト142の形状をディスプレイ14の画面外側方向(図13では画面下側方向)を向いた矢印形状にする。
一方、図14に示すように、画像表示装置1に接続された状態で外部機器32の電源がONになったとき、外部機器32の接続時のコネクタレイアウト142の形状をディスプレイ14の画面内側方向(図14では画面上側方向)を向いた矢印形状にする。
また、図13および図14において、コネクタレイアウト142の色彩を他のコネクタレイアウト141,142および144と異なる色彩にする。このとき、コネクタレイアウト142を点滅表示させてもよい。
このように、コネクタレイアウト143の形状および色彩等によって、ユーザーは、外部機器31〜34の画像表示装置1の接続状況または切断状況をリアルタイムかつ容易に把握することができる。
特に、OSD表示140に吹き出しや矢印等を設けることによってコネクタレイアウト142を特定せずとも、ユーザーは、外部機器31〜34の画像表示装置1の接続状況または切断状況を容易に把握することができる。
(実施形態4)
次に、図15に基づき、この発明の実際形態4に係る画像表示装置1のOSD表示処理の具体例について説明する。
図15は、この発明の画像表示装置の外部機器34の接続時のOSD表示処理の説明図である。
図15に示すように、画像表示装置1が外部機器34からの有線による入力信号ではなく、無線による入力信号を検出した場合、画像表示装置1のディスプレイ14の画面中央に「信号が入力されました」というOSD表示140と、有線のコネクタレイアウト141〜144および無線のコネクタレイアウト145とが表示される。
また、OSD表示140の吹き出しの引き出し位置により、コネクタレイアウト145が特定される。
なお、有線の場合と異なり、無線によるコネクタレイアウト145の配置は、実際の無線LANのアンテナの位置とは必ずしも対応している必要はない。
また、複数の外部機器31〜34からの無線による入力信号を受信した場合は、有線によるコネクタレイアウト141〜144の場合と同様に、複数のコネクタレイアウトを配置してもよい。
このように、ユーザーは、無線を通じた外部機器31〜34からの入力信号の接続、切断および切り換えについても、リアルタイムかつ容易に把握することができる。
(実施形態5)
最後に、図16に基づき、この発明の実際形態5に係る画像表示装置1のOSD表示処理の具体例について説明する。
図16は、この発明の画像表示装置1の外部機器33の接続時のOSD表示処理の説明図である。
図16において、画像表示装置1に外部機器31および32が接続され、外部機器33および34が未接続の場合に、外部機器33が接続されたときを想定する。
また、外部機器31〜34はすべて電源がONになっているものとする。
ここで、画像表示装置1は、図示しない音声出力部を備えているものとする。
図16に示すように、画像表示装置1に新たに外部機器33が接続された場合、ディスプレイ14の画面にコネクタレイアウト141〜144が表示され、また予め定められた音声メッセージ146「端子3から信号が入力されました」が流される。
ここで、コネクタレイアウト141〜144は、順番に端子番号が付され、外部機器31〜33が接続中のコネクタレイアウト141〜143は実線表示され、外部機器34が未接続のコネクタレイアウト144は破線表示される。
また、外部機器33が新たに接続された入力端子233に係るコネクタレイアウト143を反転表示させたり、点滅させたりすることによって、入力端子233から信号入力があったことをユーザーにリアルタイムかつ容易に把握できるようにする。
このように、ユーザーは、ディスプレイ14に表示されたコネクタレイアウト141〜144を参照することによって、外部機器31〜34の接続、切断および入力信号の切り換えがあったことをリアルタイムかつ容易に把握することができる。
(その他の実施形態)
1.実施形態1において、入力信号の種類および接続状態の違いに応じて、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144の形状や色彩を変更するものであってもよい。(実施形態6)
例えば、OSD表示140の吹き出しの背景色および文字色を下の表1のように設定する。
このように設定することで、入力信号の種類および接続状態を、ユーザーは容易に把握することができる。
また、アナログ信号またはデジタル信号の違いによって、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144の形状や色彩を変更するものであってもよい。
2.実施形態1の図7において、ディスプレイ14のOSD表示140以外の部分をタッチしたときに、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144をただちに消去し、現在表示されている画像を継続して表示するようにしてもよい。(実施形態7)
このようにすれば、ユーザーは、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144が消去されるのを待たずに、現在表示されている画像を意識的に選択することによって、現在の画像を継続して表示させることができる。
3.ディスプレイ14の解像度、輝度、コントラストまたは表示画像の色彩等の変化に応じて、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144の形状や色彩を変化させるものであってもよい。(実施形態8)
例えば、ディスプレイ14に表示された画面が黒系の場合は、白系のOSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144を表示させる。
このようにすれば、ディスプレイ14の解像度、輝度、コントラストまたは表示画像の色彩等の変化によらず、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144をユーザーが容易に把握することができる。
4.実施形態1において、画像表示装置1は、リモコン操作による表示指令やディスプレイ14の画面上の所定箇所へのタッチ操作を受け付けた場合、ディスプレイ14上にOSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144を表示させるようにしてもよい。(実施形態9)
このようにすれば、入力端子231〜234の接続時や切断時のような予め定められたタイミング以外の場合においても、リモコンの入力表示ボタン等の操作によって、OSD表示140およびコネクタレイアウト141〜144を表示させることができるため、ユーザーは、望みのタイミングで入力信号を切り換えることができる。
また、実施形態2の図11に示すように、入力端子231〜234が接続中であるか、または切断中であるかによって、コネクタレイアウト141〜144の形状および色彩が異なる場合、入力端子231〜234の接続状況を一目で確認することができる。
5.実施形態1において、コネクタレイアウト141〜144をディスプレイ14の画面上で直接タッチすることで、選択されたコネクタレイアウト141〜144に対応する入力信号の画像をディスプレイ14に表示させるようにしてもよい。(実施形態10)
このようにすれば、画面中央に表示されたOSD表示140でなく、入力端子231〜234近傍に表示されたコネクタレイアウト141〜144をタッチすることで入力信号を切り換えることができるので、特に、ディスプレイ14が大型サイズの場合に、ユーザーの負担を大きく軽減できる。
6.実施形態10において、ディスプレイ14の画面上に表示されたコネクタレイアウト141〜144をタッチすることで、入力信号の切り換え処理または外部機器31〜34の画像表示装置1からの切断処理を行えるようにしてもよい。(実施形態11)
例えば、表示されてから予め定められた時間内(例えば、1秒以内)に、ユーザーがコネクタレイアウト141〜144をタッチした場合、入力信号の切り換え処理を行い、一方、予め定められた時間以上(例えば、1秒以上)タッチし続けた場合、外部機器31〜34の画像表示装置1からの切断処理を行うようにする。
このようにすれば、対応するコネクタレイアウト141〜144を直接タッチすることで、ユーザーは入力信号の切り換えや外部機器31〜34の切断を迅速かつ容易に行うことができる。
7.実施形態1において、外部機器31〜34の切断時の場合は、コネクタレイアウト141〜144をすべて表示させず、切断された外部機器31〜34に対応するコネクタレイアウト141〜144のみを表示させるようにしてもよい。(実施形態12)
このようにすれば、外部機器31〜34が切断されたとき、ユーザーは必要最小限の表示で、どの外部機器31〜34が切断されたのか容易に把握できる。
8.実施形態1において、外部機器31〜34の接続時または切断時において、コネクタレイアウト141〜144を表示させず、OSD表示140のみを外部機器31〜34が接続または切断された入力端子231〜234の近傍に表示させてもよい。(実施形態13)
このようにすれば、OSD表示140をコネクタレイアウト141〜144の代わりに表示させるだけで、どの外部機器31〜34が入力または切断されたのかを、ユーザーは容易に把握することができる。
9.実施形態4において、無線LANの他、Bluetooth(登録商標)など異なる無線通信規格による入力信号を検出した場合は、無線通信規格の種類ごとに異なる形状および色彩のコネクタレイアウトをディスプレイ14の画面上に表示させてもよい。(実施形態14)
このようにすれば、無線通信規格ごとに異なるコネクタレイアウトがディスプレイ14の画面上に表示されるため、ユーザーは、どの種類の無線信号が入力されたのかを容易に知ることができる。
以上に述べたように、
(i)この発明の画像表示装置は、複数の入力端子と、前記入力端子を通じて入力された入力信号を検出する入力信号検出部と、前記入力信号の入力状態に関する情報をユーザーに報知する入力状態報知部と、前記入力信号に係る画像を表示する画像表示部と、前記入力端子の位置を示す端子位置情報を前記画像表示部に表示する端子状態表示部と、前記入力端子、前記入力信号検出部、前記入力状態報知部、前記画像表示部および前記端子状態表示部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記入力信号検出部が前記入力信号の入力または切断を検出したとき、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を前記入力状態報知部に報知させ、前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を示す前記端子位置情報を前記端子状態表示部に表示させることを特徴とする。
この発明において、「画像表示装置」は、動画、静止画または3D画像等の映像を表示する装置であり、例えば、テレビやコンピュータ(PC)、電子黒板等のディスプレイがあげられる。
また、ディスプレイとハードディスクとが一体型になった表示装置に限定されず、ディスプレイ単体の表示装置であってもよい。
また、画面上にタッチすることによって操作するタッチパネル機能を有する表示装置であってもよい。
また、据え置き型の表示装置に限定されず、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型の表示装置であってもよい。
また、ディスプレイに画像が表示される表示装置に限定されず、例えば、プロジェクタのようにスクリーン上に画像が投影される表示装置であってもよい。
「入力状態報知部」は、入力信号の入力状態をユーザーに報知する部分である。例えば、ディスプレイ画面上に画像情報をOSD表示(On-Screen Display)することによって、入力状態を報知する。また、ディスプレイ画面上への画像情報の表示に限定されず、音声による報知であってもよい。
また、画像入力に限らず、音声入力やキーボード、マウス等の切り換え状況や接続状態を報知するようにしてもよい。
「前記入力端子の位置を示す端子位置情報」は、ディスプレイ画面上において、実際の入力端子の位置に対応する位置に画像情報を配置することによって入力端子の位置を示すものである。
また、ディスプレイ画面上の実際の入力端子の位置と必ずしも同じでなくてもよい。入力端子間の相対的な位置関係が把握可能な範囲内であれば、自由に拡大または縮小して端子位置情報を表示させてもよい。
また、1つの画面上に画像および端子位置情報を表示する場合に限定されず、ディスプレイ画面上に子画面を表示させて当該子画面上に端子位置情報を表示させるようにしてもよい。
また、プロジェクタのようにスクリーン上に画像が表示される画像表示装置の場合は、スクリーン上のプロジェクタ側から見た入力端子位置に端子位置情報を表示させる。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)この発明による画像表示装置において、前記制御部は、前記入力信号検出部が前記入力信号の入力または切断を検出したとき、前記複数の入力端子の位置を示す端子位置情報を前記端子状態表示部に表示させ、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報および前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を特定する情報を前記入力状態報知部に報知させるものであってもよい。
このようにすれば、入力信号の入力または切断をリアルタイムに検出してユーザーに報知し、かつ、入力端子全体との関係において、どの入力端子が接続または切断されたのか、ユーザーが容易に把握できる画像表示装置を実現できる。
「前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を特定する情報」は、ディスプレイ画面に表示された複数の入力端子のうち、入力信号の入力または切断を検出した入力端子を特定するための矢印等の指示情報である。
また、入力信号の入力または切断を検出した入力端子の近傍に入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を表示させるようにしてもよい。
また、複数の入力端子の端子位置情報に番号を付して、入力信号の入力または切断を検出した入力端子の位置を当該番号により特定してもよい。
(iii)この発明による画像表示装置において、前記入力状態報知部は、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を示す画像情報を前記画像表示部に表示することによって報知するものであってもよい。
このようにすれば、入力信号の入力または切断をリアルタイムに検出して画像情報としてユーザーに表示するため、ユーザーが入力信号の入力または切断を視覚的に把握できる画像表示装置を実現できる。
「前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を示す画像情報」は、例えば、「信号が入力されました」、「信号が切断されました」など、ディスプレイ画面上にOSD表示される画像情報である。
(iv)この発明による画像表示装置において、前記入力状態報知部は、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を示す画像情報を前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を示す端子位置情報の近傍に表示することによって報知するものであってもよい。
このようにすれば、入力信号の入力または切断を報知する画像情報を当該入力信号の入力または切断のあった入力端子の位置を示す端子位置情報の近傍に表示するため、ユーザーが入力信号の入力または切断のあった旨および当該入力信号の入力または切断のあった入力端子の位置を容易に把握できる画像表示装置を実現できる。
(v)この発明による画像表示装置において、前記画像表示部に表示された前記画像情報の選択によってユーザーからの指令を受け付ける画像操作部をさらに備え、前記制御部は、前記画像表示部に表示されている画像に係る入力信号と異なる入力信号の入力を検出した場合、前記入力信号の入力を検出した旨の画像情報を前記入力状態報知部に表示させ、前記画像情報が前記画像操作部によって選択されたとき、前記入力信号に係る画像に切り換えて前記画像表示部に表示させるものであってもよい。
このようにすれば、入力信号の入力をリアルタイムに検出して画像情報としてユーザーに表示し、前記画像情報をユーザーが選択したとき、前記入力信号に係る画像に切り換えできる画像表示装置を実現できる。
「画像操作部」は、ディスプレイ画面上にOSD表示された画像情報をリモコン装置の操作によって操作するものである。また、ディスプレイ画面上に直接タッチすることによって操作するタッチパネル方式のものであってもよい。
(vi)この発明による画像表示装置において、前記制御部は、予め定められた時間、前記画像表示部に前記画像情報を表示させるものであってもよい。
このようにすれば、予め定められた時間、入力信号の入力状態の変化をユーザーに報知し、ユーザーによる消去操作を待たずに画像情報を消去する画像表示装置を実現できる
(vii)この発明による画像表示装置において、前記画像操作部は、前記端子位置情報の選択によってユーザーからの指令を受け付け、前記制御部は、前記端子位置情報が前記画像操作部によって選択されたとき、前記端子位置情報が示す前記入力端子が検出した前記入力信号に係る画像に切り換えて前記画像表示部に表示させるものであってもよい。
このようにすれば、前記端子位置情報をユーザーが選択したとき、前記位置情報が示す前記入力端子が検出した前記入力信号に係る画像に切り換えできる画像表示装置を実現できる。
(viii)この発明による画像表示装置において、前記入力状態報知部は、前記入力信号の種類および前記入力信号の入力状態の変化に応じて前記画像情報の形状および色彩の少なくとも一方を変更して前記画像表示部に表示することによって報知するものであってもよい。
このようにすれば、入力信号の種類および接続状態をリアルタイムに検出して画像情報の形状や色彩の変化としてユーザーに表示するため、ユーザーが入力信号の種類および接続状態を直観的に把握できる画像表示装置を実現できる。
(ix)この発明による画像表示装置において、前記端子状態表示部は、前記入力信号の種類および前記入力信号の入力状態の変化に応じて前記端子位置情報の形状および色彩の少なくとも一方を変更して前記画像表示部に表示するものであってもよい。
このようにすれば、入力信号の種類および接続状態をリアルタイムに検出して端子位置情報の形状や色彩の変化としてユーザーに表示するため、ユーザーが入力信号の種類および接続状態を直観的に把握できる画像表示装置を実現できる。
この発明の好ましい態様は、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味及び前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:画像表示装置、 2:従来の画像表示装置、 10:マイコン、 11:信号検出部、 12:スケーラー、 13:画像メモリー、 14:ディスプレイ、 15:不揮発性メモリー、 16:揮発性メモリー、 17:バックライト、 18:電源ユニット、 19:DC−DCコンバータ、 20:タイマ、 21:受光部、 22:通信部、 23:入力端子部、 31〜34:外部機器、 140:OSD表示、 141〜145:コネクタレイアウト、 146:音声メッセージ、 231〜234:入力端子、 240:入力切換メニュー

Claims (9)

  1. 複数の入力端子と、前記入力端子を通じて入力された入力信号を検出する入力信号検出部と、前記入力信号の入力状態に関する情報をユーザーに報知する入力状態報知部と、前記入力信号に係る画像を表示する画像表示部と、前記入力端子の位置を示す端子位置情報を前記画像表示部に表示する端子状態表示部と、前記入力端子、前記入力信号検出部、前記入力状態報知部、前記画像表示部および前記端子状態表示部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記入力信号検出部が前記入力信号の入力または切断を検出したとき、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を前記入力状態報知部に報知させ、前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を示す前記端子位置情報を前記端子状態表示部に表示させることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記制御部は、前記入力信号検出部が前記入力信号の入力または切断を検出したとき、前記複数の入力端子の位置を示す端子位置情報を前記端子状態表示部に表示させ、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報および前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を特定する情報を前記入力状態報知部に報知させる、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記入力状態報知部は、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を示す画像情報を前記画像表示部に表示することによって報知する、請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記入力状態報知部は、前記入力信号の入力または切断を検出した旨の情報を示す画像情報を前記入力信号の入力または切断を検出した前記入力端子の位置を示す端子位置情報の近傍に表示することによって報知する、請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  5. 前記画像表示部に表示された前記画像情報の選択によってユーザーからの指令を受け付ける画像操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記画像表示部に表示されている画像に係る入力信号と異なる入力信号の入力を検出した場合、前記入力信号の入力を検出した旨の画像情報を前記入力状態報知部に表示させ、前記画像情報が前記画像操作部によって選択されたとき、前記入力信号に係る画像に切り換えて前記画像表示部に表示させる、請求項3または4に記載の画像表示装置。
  6. 前記制御部は、予め定められた時間、前記画像表示部に前記画像情報を表示させる、請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  7. 前記画像操作部は、前記端子位置情報の選択によってユーザーからの指令を受け付け、
    前記制御部は、前記端子位置情報が前記画像操作部によって選択されたとき、前記端子位置情報が示す前記入力端子が検出した前記入力信号に係る画像に切り換えて前記画像表示部に表示させる、請求項5に記載の画像表示装置。
  8. 前記入力状態報知部は、前記入力信号の種類および前記入力信号の入力状態の変化に応じて前記画像情報の形状および色彩の少なくとも一方を変更して前記画像表示部に表示することによって報知する、請求項3〜7のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  9. 前記端子状態表示部は、前記入力信号の種類および前記入力信号の入力状態の変化に応じて前記端子位置情報の形状および色彩の少なくとも一方を変更して前記画像表示部に表示する、請求項3〜8のいずれか1つに記載の画像表示装置。
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