JP2015224981A - 経路案内装置、経路案内方法、および経路案内プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの画面上に風景映像とエアタグとが表示されていてもより明確にユーザーに進行方向を示すことのできる経路案内装置を実現する。【解決手段】携帯端末装置10には、避難経路の探索を行う避難経路探索手段140と、ユーザーが撮影している風景映像を表示する映像表示手段170と、避難経路の案内に供される情報としてのエアタグ(拡張現実画像)を風景映像に重ねて表示するエアタグ表示手段180と、避難経路の左側または右側の少なくとも一方に風景映像の一部を隠すための画像(マスク画像)を表示する風景映像マスク手段190とが設けられる。ここで、映像表示領域においてマスク画像とエアタグとが重なる場合には、マスク画像よりもエアタグの方が前面に配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、端末装置(典型的には携帯電話などの携帯端末装置)のユーザーに目的地(例えば地震などの災害が発生した際の避難所)までの経路の情報を提供する経路案内装置、経路案内方法、および経路案内プログラムに関する。
携帯電話などの携帯端末装置の高機能化・高解像度化により、近年、地図を利用するアプリケーションソフトウェアが多く開発されている。そのようなアプリケーションソフトウェアの1つとして、携帯端末装置の利用者(以下、「ユーザー」という。)を目的地に案内するための「経路探索アプリ」などと呼ばれるアプリケーションソフトウェアが知られている。経路探索アプリを利用することにより、ユーザーは手元に地図がない場合でも目的地に容易にたどり着くことができる。
ところで、地震などによる広範囲にわたる災害が発生した場合、人々は直ちに近くの避難所に移動して身の安全や必要な物資・情報を確保する必要がある。近年、比較的規模の大きい災害が多く発生していることから、災害発生時に人々を速やかに避難所に誘導することが重要視されている。これに関し、携帯電話などの携帯端末装置が近年広く普及してきたことから、災害発生時に携帯端末装置を用いてユーザーを避難所に誘導することが考えられている。具体的には、携帯端末装置用の経路探索アプリの1つとして、避難所までの経路案内に特化したアプリケーションソフトウェア(以下、「避難誘導アプリ」という。)も提供されている。
ところが、地震などの災害の発生時には、人は、パニック状態になって論理的な判断を行うことが困難となり、地図を正しく読めなくなることがある。また、土地勘のない観光客にとっては、現在位置を基準とした方角がわからないことが多い。特に、外国人旅行者など日本語を読むことのできない者にとっては、方角の判断がより困難となる。以上のようなことから、災害発生によってユーザーがパニック状態になっていても当該ユーザーを避難所まで速やかに誘導することのできる避難誘導アプリの開発が望まれている。
ところで、近年、携帯端末装置に付随するカメラで撮影している映像(以下、便宜上「風景映像」という。)にエアタグと呼ばれる仮想的画像を付加して表示する拡張現実技術(AR技術)が発達しつつある。そこで、経路探索アプリ等において、現在位置から目的地までの進行経路に関する情報を表すエアタグ(拡張現実画像)を風景映像に付加して表示することが行われている。
また、本件発明に関連して、特表2011−527754号公報には、道路の分岐点の映像である分岐点ビューをディスプレイ上に表示し、ユーザーに進行方向を把握させるためにユーザーが進むべき道路セグメントに関する道路標識を強調表示するナビゲーションシステムの発明が開示されている。
特表2011−527754号公報
上述した拡張現実技術を用いれば、避難誘導アプリにおいて、ユーザーが撮影している風景映像に、避難経路の案内に供される情報(避難所の情報、災害箇所の情報など)としてのエアタグを付加的に表示することができる。しかしながら、1つの画面上に風景映像とエアタグとが混在して表示されると、風景映像中の物体とエアタグとが干渉して視認性の悪い映像となる。例えば、風景映像中の赤色の看板と火災を表す赤色のエアタグとが重なって表示されている場合、両者が干渉することによって、ユーザーにとっては、当該看板近傍の映像が視認性の悪い映像となる。このような視認性の悪い映像が表示されていると、特に災害発生によってユーザーがパニック状態になっている場合には、ユーザーにとっては進行方向を迅速に正しく把握することが困難である。また、特表2011−527754号公報には、風景映像とエアタグとの混在については、何ら記載されていない。
そこで本発明は、1つの画面上に風景映像とエアタグとが表示されていてもより明確にユーザーに進行方向を示すことのできる経路案内装置を実現することを目的とする。
第1の発明は、目的地までの進行経路を案内するための経路案内装置であって、
利用者によって入力される条件に基づいて、目的地までの進行経路の探索を行う経路探索手段と、
所定の映像表示領域に撮影中の映像を表示する映像表示手段と、
前記映像表示領域において、進行経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示手段によって表示されている撮影映像に重ねて表示する拡張現実画像表示手段と、
前記映像表示領域において、前記経路探索手段によって得られた進行経路の左側または右側の少なくとも一方に前記撮影映像を部分的に隠すためのマスク画像を表示するマスク画像表示手段と
を備え、
前記マスク画像表示手段は、前記映像表示領域において前記マスク画像と前記拡張現実画像とが重なる場合には、前記拡張現実画像を前記マスク画像よりも前面に配置することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記マスク画像表示手段は、前記マスク画像として半透明の画像を表示することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記マスク画像表示手段は、前記映像表示領域において、前記経路探索手段によって得られた進行経路の左側および右側の双方に前記マスク画像を表示することを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明において、
前記マスク画像表示手段は、前記経路探索手段によって得られた進行経路が前記映像表示領域において曲がっている場合には、当該進行経路が曲がっている方向に配置されるマスク画像については当該進行経路の折れ曲がり地点よりも手前側の撮影映像のみを隠すように、前記マスク画像を表示することを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明において、
前記マスク画像表示手段は、前記映像表示領域において縦方向の幅が前記経路探索手段によって得られた進行経路の進行方向に向かって徐々に狭くなるような画像を前記マスク画像として表示することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記マスク画像表示手段は、現在位置と前記経路探索手段によって得られた進行経路とに基づいて透視変換によって得られる画像を前記マスク画像として表示することを特徴とする。
第7の発明は、第1から第6までのいずれかの発明において、
前記マスク画像の端部のうち前記経路探索手段によって得られた進行経路の進行方向側の端部の形状は、矢印状であることを特徴とする。
第8の発明は、第1から第7までのいずれかの発明において、
前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする。
H×0.5<Wmax
第9の発明は、第1から第7までのいずれかの発明において、
前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする。
H×0.2>Wmax
第10の発明は、第1から第9までのいずれかの発明において、
前記拡張現実画像表示手段は、前記拡張現実画像の1つとして、前記経路探索手段によって得られた進行経路を表す矢印状の画像を表示することを特徴とする。
第11の発明は、第10の発明において、
前記マスク画像表示手段は、前記矢印状の画像と前記マスク画像とが重なることのないように、前記マスク画像を前記映像表示領域に表示することを特徴とする。
第12の発明は、第1から第11までのいずれかの発明において、
前記経路探索手段は、道路および避難所の情報を用いて、目的地である避難所と当該避難所までの避難経路の探索を行うことを特徴とする。
第13の発明は、目的地までの進行経路を端末装置を用いて案内する経路案内方法であって、
前記端末装置の利用者によって入力される条件に基づいて、前記端末装置が目的地までの進行経路の探索を行う経路探索ステップと、
前記端末装置の所定の映像表示領域に撮影中の映像を表示する映像表示ステップと、
前記映像表示領域において、進行経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示ステップによって表示されている撮影映像に重ねて表示する拡張現実画像表示ステップと、
前記映像表示領域において、前記経路探索ステップで得られた進行経路の左側または右側の少なくとも一方に前記撮影映像を部分的に隠すためのマスク画像を表示するマスク画像表示ステップと
を含み、
前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において前記マスク画像と前記拡張現実画像とが重なる場合には、前記拡張現実画像が前記マスク画像よりも前面に配置されることを特徴とする。
第14の発明は、目的地までの進行経路を案内するための、端末装置で実行される経路案内プログラムであって、
前記端末装置の利用者によって入力される条件に基づいて、目的地までの進行経路の探索を行う経路探索ステップと、
前記端末装置の所定の映像表示領域に撮影中の映像を表示する映像表示ステップと、
前記映像表示領域において、進行経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示ステップによって表示されている撮影映像に重ねて表示する拡張現実画像表示ステップと、
前記映像表示領域において、前記経路探索ステップで得られた進行経路の左側または右側の少なくとも一方に前記撮影映像を部分的に隠すためのマスク画像を表示するマスク画像表示ステップと
を前記端末装置に含まれるコンピュータのCPUがメモリを利用して実行し、
前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において前記マスク画像と前記拡張現実画像とが重なる場合には、前記拡張現実画像が前記マスク画像よりも前面に配置されることを特徴とする。
第15の発明は、第14の発明において、
前記マスク画像表示ステップでは、前記マスク画像として半透明の画像が表示されることを特徴とする。
第16の発明は、第14または第15の発明において、
前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において、前記経路探索ステップで得られた進行経路の左側および右側の双方に前記マスク画像が表示されることを特徴とする。
第17の発明は、第14から第16までのいずれかの発明において、
前記マスク画像表示ステップでは、前記経路探索ステップで得られた進行経路が前記映像表示領域において曲がっている場合には、当該進行経路が曲がっている方向に配置されるマスク画像については当該進行経路の折れ曲がり地点よりも手前側の撮影映像のみを隠すように、前記マスク画像が表示されることを特徴とする。
第18の発明は、第14から第17までのいずれかの発明において、
前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において縦方向の幅が前記経路探索ステップで得られた進行経路の進行方向に向かって徐々に狭くなるような画像が前記マスク画像として表示されることを特徴とする。
第19の発明は、第18の発明において、
前記マスク画像表示ステップでは、現在位置と前記経路探索ステップで得られた進行経路とに基づいて透視変換によって得られる画像が前記マスク画像として表示されることを特徴とする。
第20の発明は、第14から第19までのいずれかの発明において、
前記マスク画像の端部のうち前記経路探索ステップで得られた進行経路の進行方向側の端部の形状は、矢印状であることを特徴とする。
第21の発明は、第14から第20までのいずれかの発明において、
前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする。
H×0.5<Wmax
第22の発明は、第14から第20までのいずれかの発明において、
前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする。
H×0.2>Wmax
第23の発明は、第14から第22までのいずれかの発明において、
前記拡張現実画像表示ステップでは、前記拡張現実画像の1つとして、前記経路探索ステップで得られた進行経路を表す矢印状の画像が表示されることを特徴とする。
第24の発明は、第23の発明において、
前記マスク画像表示ステップでは、前記矢印状の画像と前記マスク画像とが重なることのないように、前記マスク画像が前記映像表示領域に表示されることを特徴とする。
第25の発明は、第14から第24までのいずれかの発明において、
前記経路探索ステップでは、道路および避難所の情報を用いて、目的地である避難所と当該避難所までの避難経路の探索が行われることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、経路案内装置には、撮影映像を部分的に隠すためのマスク画像を映像表示領域において進行経路に沿って表示するマスク画像表示手段が設けられる。ここで、映像表示領域においてマスク画像と拡張現実画像(エアタグ)とが重なる場合には、マスク画像よりも拡張現実画像の方が前面に配置される。これにより、映像表示領域内に撮影映像と拡張現実画像とが混在していても、撮影映像がマスク画像によって隠されるとともに、マスク画像の前面に拡張現実画像が表示される。このようにして、進行経路をたどるのに不必要な情報はマスク画像によって隠され、進行経路をたどるのに必要な情報がユーザーに明瞭に視認される。従って、例えば災害発生によってユーザーがパニック状態になっていても、当該ユーザーを速やかに目的地に誘導することが可能となる。以上のように、1つの画面上に撮影映像と拡張現実画像とが表示されていてもより明確にユーザーに進行方向を示すことのできる経路案内装置が実現される。
上記第2の発明によれば、ユーザーは、撮影映像を参考にしつつ進行経路をたどることができる。
上記第3の発明によれば、進行経路の両側(左側および右側の双方)にマスク画像が表示される。このため、ユーザーに、より明確に進行方向を示すことが可能となる。
上記第4の発明によれば、進行経路が曲がっている場合、その曲がっている方向に配置されるマスク画像の長さは、他方のマスク画像の長さよりも短くされる。これにより、現在位置よりも先の地点で進行経路が曲がっていることをユーザーに認識させることが可能となる。従って、災害発生によってユーザーがパニック状態になっていても、当該ユーザーが進行経路からそれることを防止することが可能となる。
上記第5の発明によれば、現在位置から遠くなるにつれて撮影映像が徐々に小さくなるのと同様、現在位置から遠くなるにつれてマスク画像の幅が徐々に狭くなる。これによりユーザーに違和感を与えることなく、マスク画像によって撮影映像を隠すことが可能となる。
上記第6の発明によれば、上記第5の発明と同様、ユーザーに違和感を与えることなく、マスク画像によって撮影映像を隠すことが可能となる。
上記第7の発明によれば、ユーザーに対して、進行方向の認識をより高めることができる。
上記第8の発明によれば、マスク画像の幅は、比較的太い幅となる。これにより、進行経路をたどるのに不必要な情報をより効果的に隠すことが可能となる。その結果、進行経路をたどるのに必要な情報がユーザーに明瞭に視認される。
上記第9の発明によれば、マスク画像の幅は、比較的狭い幅となる。これにより、ユーザーに対して、進行方向の認識をより高めることができる。
上記第10の発明によれば、映像表示領域において、経路探索手段による経路探索によって得られた進行経路を示す矢印状の拡張現実画像が表示される。これにより、ユーザーに対して、進行方向の認識をより高めることができる。
上記第11の発明によれば、経路探索手段による経路探索によって得られた進行経路を示す矢印状の拡張現実画像は、マスク画像によるマスク(撮影映像を隠すこと)が施されていない領域に表示される。ユーザーの視線はマスク画像によって隠されていない領域に向けられるので、ユーザーの視線は進行経路を示す矢印状の拡張現実画像に向けられる。このため、例えば災害発生によってユーザーがパニック状態になっていても、ユーザーは目指すべき方向をきわめて短時間で把握することが可能となる。
上記第12の発明によれば、1つの画面上に撮影映像と拡張現実画像とが表示されていてもより明確にユーザーに避難経路を示すことのできる経路案内装置が実現される。
上記第13の発明によれば、上記第1の発明と同様の効果を経路案内方法の発明において奏することができる。
上記第14から上記第25の発明によれば、それぞれ上記第1から上記第12の発明と同様の効果を経路案内プログラムの発明において奏することができる。
本発明の一実施形態に係る避難誘導システムを実現する機器構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、携帯端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、表示部内の領域についての詳細を示す図である。 上記実施形態において、携帯端末装置の詳細な機能構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、個人状況入力手段の一画面例を示す図である。 上記実施形態において、移動可能距離入力手段の一画面例を示す図である。 上記実施形態において、周辺状況入力手段の一画面例を示す図である。 上記実施形態において、地図表示手段による地図の表示および映像表示手段による風景映像の表示について説明するための図である。 上記実施形態において、ワイヤーフレームについて説明するための図である。 上記実施形態において、風景映像にワイヤーフレームが付加された映像の一例を示す図である。 上記実施形態において、エアタグ表示手段によるエアタグの表示について説明するための図である。 上記実施形態において、マスク画像について説明するための図である。 上記実施形態において、マスク画像が付加されていない映像の一例を示す図である。 上記実施形態において、マスク画像が付加された映像の一例を示す図である。 上記実施形態において、携帯端末装置での処理フローを示すフローチャートである。 上記実施形態において、マスク画像の位置について説明するための図である。 上記実施形態において、マスク画像の透明度について説明するための図である。 上記実施形態において、マスク画像の幅について説明するための図である。 上記実施形態において、マスク画像の幅について説明するための図である。 上記実施形態において、マスク画像の先端部の形状について説明するための図である。 上記実施形態において、避難経路が曲がっている場合のマスク画像の形状について説明するための図である。 上記実施形態において、折れ曲がり地点とマスク画像の長さとの関係について説明するための図である。 上記実施形態において、マスク画像を表示することによる効果について説明するための図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。なお、以下においては、「アプリケーションソフトウェア」のことを「アプリ」と略記している。
<1.全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る避難誘導システムを実現する機器構成を示すブロック図である。この避難誘導システムは、携帯端末装置10とサーバ20とによって実現される。携帯端末装置10とサーバ20とは、インターネットなどの通信回線を介して接続されている。本実施形態においては、この避難誘導システムを実現するために、避難誘導アプリが携帯端末装置10にインストールされる。避難誘導アプリは、地震などの災害が発生した際にユーザーに現在位置から避難所までの避難経路を提示するためのソフトウェアである。ユーザーは、所定の操作により避難誘導アプリを起動することができる。このような避難誘導アプリを携帯端末装置10にインストールしておくことにより、ユーザーは、例えば土地勘のない場所で災害に遭遇しても、避難誘導アプリを使用することによって避難所に容易にたどり着くことが可能となる。
図2は、携帯端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末装置10は、CPU11,フラッシュROM12,RAM13,通信制御部14,映像撮影部(カメラ)15,GPS処理部16,入力操作部17,表示部18,および傾きセンサ19を有している。CPU11は、この携帯端末装置10の全体を制御するために各種演算処理等を行う。フラッシュROM12は、書き込み可能な不揮発性のメモリであって、携帯端末装置10の電源がオフされても保持されるべき各種プログラム・各種データを格納する。RAM13は、書き込み可能な揮発性のメモリであって、実行中のプログラムやデータ等を一時的に格納する。通信制御部14は、外部へのデータ送信の制御や外部からのデータ受信の制御を行う。映像撮影部(カメラ)15は、ユーザーによる操作に基づいて、現在位置から見える風景の撮影を行う。GPS処理部16は、GPS衛星から受信する電波に基づいて、ユーザーの現在位置を特定するための位置情報(緯度・経度の情報)を取得する。入力操作部17は、例えばタッチパネルであって、ユーザーによる入力操作を受け付ける。表示部18は、CPU11からの指令に基づいて、画像の表示を行う。傾きセンサ19は、この携帯端末装置10の傾きを示す角度情報を取得する。
避難誘導アプリが実行されているときにユーザーによって映像撮影部15を用いた撮影が行われると、表示部18内の領域は、例えば図3に示すように、地図を表示するための領域(以下、「地図表示領域」という。)18aと映像撮影部15による撮影で得られる映像(風景映像)を表示するための領域(以下、「映像表示領域」という。)18bとに分割される。本実施形態においては、図3に示すように、表示部18の上方に地図表示領域18aが配置され、表示部18の下方に映像表示領域18bが配置される。
携帯端末装置10内において、避難誘導アプリを実現する避難誘導プログラムは、フラッシュROM12に格納される。ユーザーによって避難誘導アプリの起動が指示されると、フラッシュROM12に格納されている避難誘導プログラムがRAM13に読み出され、そのRAM13に読み出された避難誘導プログラムをCPU11が実行することにより、避難誘導アプリの機能がユーザーに提供される。なお、避難誘導プログラムは、典型的にはインターネットなどの通信回線を介して所定のサーバ(不図示)から携帯端末装置10にダウンロードされ、当該携帯端末装置10内のフラッシュROM12にインストールされる。このように避難誘導プログラムが携帯端末装置10にインストールされることにより、本発明に係る経路案内装置が当該携帯端末装置10によって実現される。
<2.機能構成>
図4は、携帯端末装置10の詳細な機能構成を示すブロック図である。携帯端末装置10は、GPS情報取得手段100,観光機能選択手段110,ユーザー情報送信手段120,データ受信手段121,データ記憶手段130,避難経路探索手段140,個人状況入力手段141,移動可能距離入力手段142,周辺状況入力手段143,地図表示手段150,観光情報表示手段160,映像表示手段170,エアタグ表示手段180,および風景映像マスク手段190を有している。
なお、本実施形態においては、避難経路探索手段140によって経路探索手段が実現され、エアタグ表示手段180によって拡張現実画像表示手段が実現され、風景映像マスク手段190によってマスク画像表示手段が実現されている。
GPS情報取得手段100は、GPS衛星から受信する電波に基づいてユーザーの現在位置を特定するための位置情報(緯度・経度の情報)を取得し、その位置情報を示すGPSデータGdaを出力する。なお、GPS情報取得手段100は、ハードウェアとしてのGPS処理部16(図2参照)によって実現される。
観光機能選択手段110は、ユーザーの所望する観光機能(観光施設の各種情報の提示,観光コースの案内,宿泊施設・飲食店・土産店の紹介など)をユーザーに選択させるための手段である。ユーザーが観光機能を選択すると、観光機能選択手段110は、ユーザーによって選択された観光機能を示す機能選択データFdaを出力する。このように、本実施形態における避難誘導アプリは、平常時には観光のための情報をユーザーに提供することが可能となっている。但し、本発明はこれに限定されず、観光情報をユーザーに提供するための機能は必ずしも携帯端末装置10に設けられていなくても良い。
ユーザー情報送信手段120は、GPSデータGdaおよび機能選択データFdaをユーザーデータYdaとしてサーバ20に送信する。なお、GPSデータGdaは、例えば、ユーザーがこの避難誘導アプリを起動したタイミングおよびユーザーがこの避難誘導アプリを用いて何らかの操作を行ったタイミングで、携帯端末装置10からサーバ20へと送信される。また、ユーザーがこの避難誘導アプリを使用している期間中、所定期間毎にGPSデータGdaが携帯端末装置10からサーバ20に送信されるようにしても良い。
データ受信手段121は、サーバ20から送信されるサーバデータSdaを受信する。このサーバデータSdaには、避難経路の探索に有用なデータである有意データMdaと、避難経路の案内に供される情報としてのエアタグを表示するためのエアタグデータAdaと、観光機能選択手段110によってユーザーに選択された観光機能に対応するデータである観光データKdaとが含まれている。また、有意データMdaには、地図データ,道路データ,避難所データなどの基礎データBdaの他に、例えば各道路の混雑度を示すデータが含まれている。サーバ20から送信されたサーバデータSdaのうちの有意データMdaは、データ記憶手段130に格納される。なお、データ記憶手段130はハードウェアとしてのフラッシュROM12またはRAM13(図2参照)によって実現される。また、避難誘導プログラムが携帯端末装置10にインストールされる際に有意データMdaをデータ記憶手段130にダウンロードしておくことによって、災害発生時に通信状態にかかわらず避難経路の探索を実行することが可能となる。
個人状況入力手段141は、災害が発生した際のユーザー(被災者)の被災状況や運動能力(避難経路上の障害を回避・克服できる能力)をユーザーに入力させるための手段である。この個人状況入力手段141は、表示部18に例えば図5に示すような画面を表示することによって実現される。図5に示すように、例えば「登れる」,「走れる」,「平坦のみ」,「車いす」,「足の怪我」,「歩けない」,「担架」,「子連れ」,「乳母車」などの状態を示すボタンが表示される。ユーザーは、該当する状態を示すボタンを押すだけで良い。個人状況入力手段141によって入力された内容を示す個人状況データIdaは、避難経路探索手段140によって使用される。
なお、図5に示した画面は一例であって、画面のレイアウトや画面に表示される項目はこれには限定されない。この点については、後述する移動可能距離入力手段142(図6参照)および周辺状況入力手段143(図7参照)についても同様である。
移動可能距離入力手段142は、災害が発生した際のユーザー(被災者)の移動手段や移動可能距離をユーザーに入力させるための手段である。この移動可能距離入力手段142は、表示部18に例えば図6に示すような画面を表示することによって実現される。図6に示すように、例えば「徒歩」,「自転車」,「車」などの移動手段を示すボタンと、移動可能距離の入力が可能な入力ボックスとが表示される。ユーザーは、該当する移動手段を示すボタンを押し、移動可能距離を入力する。移動可能距離入力手段142によって入力された内容を示す移動能力データDdaは、避難経路探索手段140によって使用される。
周辺状況入力手段143は、災害が発生した際のユーザー(被災者)の周辺の状況をユーザーに入力させるための手段である。この周辺状況入力手段143は、表示部18に例えば図7に示すような画面を表示することによって実現される。周辺状況入力手段143は、図7に示すように、例えば災害状況および混雑状況の入力が可能なように構成されている。災害状況を入力するための領域には、例えば、「火事」,「水害」,「倒壊」,「地割れ」などの災害の種別を表すボタンと、「激しい」,「強い」,「中程度」,「弱い」などの災害の強度を表すボタンと、災害の規模の入力が可能な入力ボックスとが表示される。混雑状況を入力するための領域には、例えば、「危険」,「強い」,「普通」,「少し」などの混雑の程度を表すボタンと、混雑の範囲の入力が可能な入力ボックスとが表示される。ユーザーは、災害の種別,災害の強度,および混雑の程度を選択し、災害の規模および混雑の範囲を入力する。周辺状況入力手段143によって入力された内容を示す周辺状況データPdaは、避難経路探索手段140によって使用される。
避難経路探索手段140は、GPSデータGdaと、ユーザーによって入力されたデータ(個人状況データIda,移動能力データDda,および周辺状況データPda)と、サーバ20から送信されデータ記憶手段130に格納されている有意データMdaとに基づいて、ユーザーにとっての最適な避難所・避難経路を探索する。観光情報表示手段160は、観光データKdaを表示部18に表示する。
地図表示手段150は、データ記憶手段130に格納されている基礎データBdaに基づいて表示部18内の地図表示領域18aに地図を表示する。その際、避難経路探索手段140によって既に避難所・避難経路の探索が行われている場合には、探索結果Reが地図に反映される。これにより、例えば図8に示すように、地図および探索結果Reとしての避難経路が地図表示領域18aに表示される。この地図表示手段150には、表示モードとして、ヘディングアップモードとノースアップモードとが用意されている。ヘディングアップモードとは、ユーザーの進行方向が常に画面上において上方向となるように、ユーザーの進行方向に応じて地図を回転させながら表示するモードである。ノースアップモードとは、北方向が画面上において上方向となるように地図を表示するモードである。また、この地図表示手段150は、ピンチ操作(複数の指で画面をつまんだり押し広げたりする操作)等によって地図の拡大・縮小・スクロールが可能なように構成されている。なお、地図表示領域18aには、後述するエアタグ表示手段180によって映像表示領域18bに表示されるエアタグに対応するランドマーク(例えば、避難所を示すランドマーク,火災や水害などの災害箇所を示すランドマーク)も表示される。
映像表示手段170は、上述した映像撮影部15による撮影で得られる風景映像を表示部18内の映像表示領域18bに表示する。これにより、例えば、図8に示すように、映像表示領域18bに風景映像が表示される。ところで、この避難誘導アプリにおいては、映像表示領域18bに表示されるエアタグと地図表示領域18aに表示されている地図上の位置との対応関係の把握を容易にするために、図9に示すような「ワイヤーフレーム」と呼ばれる画像が映像表示領域18bに表示される。図9に示すように、ワイヤーフレームは、進行方向に向かって伸びる縦軸と、進行方向とは垂直方向に伸びる横軸とによって構成される。隣接する2本の縦軸間の距離Xおよび隣接する2本の横軸間の距離Yは、避難誘導アプリによって定められた一定の距離を表している。
ところで、このワイヤーフレームは、携帯端末装置10が地表面に対して垂直になっている場合に映像表示領域18bの中心が消失点となるように、遠近法を用いて表示される。従って、携帯端末装置10が地表面に対して垂直になっていれば、全ての縦軸の一方の端点は、映像表示領域18bの中心に存在する。また、携帯端末装置10が地表面に対して垂直になっている場合の映像表示領域18bの上下方向についての真ん中のラインが風景映像中の水平線(地平線)であるとみなされる。従って、上記消失点は、風景映像中の水平線(地平線)上に存在する。また、ワイヤーフレームの横軸の間隔については、映像表示領域18bの中心に近づくにつれて狭くなっている。以上のようなワイヤーフレームが風景映像に付加されることにより、図10に示すような映像が映像表示領域18bに表示される。なお、携帯端末装置10が上向きになっている場合(映像撮影部15による撮影方向が水平方向よりも上方向の場合)には、上記消失点は映像表示領域18bの中心よりも下方に位置し、携帯端末装置10が下向きになっている場合(映像撮影部15による撮影方向が水平方向よりも下方向の場合)には、上記消失点は映像表示領域18bの中心よりも上方に位置する。
エアタグ表示手段180は、データ受信手段121によって受信されたエアタグデータAdaに基づいて、ユーザーが避難経路をたどって避難する際に当該ユーザーにとって有用となるような情報を表すエアタグ(拡張現実画像)を、ユーザーによって撮影されている風景映像に重ねて表示する。これにより、映像表示領域18bには、例えば、避難所を表すエアタグ,災害(火災,水害など)を表すエアタグ,混雑状況を表すエアタグ,進行経路を表す矢印状のエアタグなどが表示される。例えば図11に示す映像表示領域18bには、進行経路を表すエアタグ31,火災を表すエアタグ32,および水害を表すエアタグ33が表示されている。
ところで、各エアタグは、当該エアタグに対応する位置と現在位置(ユーザーの位置)とに基づく透視変換の結果を用いて表示される。このため、同じ種類の情報を表すエアタグに着目すると、現在位置に近い位置の情報を表すエアタグほど大きく表示され、現在位置から遠い位置の情報を表すエアタグほど小さく表示される。例えば、現在位置から近い位置で発生している火災を表すエアタグは大きく表示され、現在位置から遠い位置で発生している火災を表すエアタグは小さく表示される。また、上述のようにワイヤーフレームが風景映像に付加されていることから、ユーザーは、映像表示領域18b内におけるエアタグとワイヤーフレームとの位置関係に基づいて、当該エアタグによって表されている事物(例えば避難所)・事象(例えば火災)の地理上の位置や方角をある程度推測することができる。
また、エアタグ表示手段180によってエアタグが表示される際には、傾きセンサ19によって携帯端末装置10の傾きが検出され、その傾きに応じて、映像表示領域18bにおけるエアタグの表示位置が決定される。具体的には、携帯端末装置10が上向きになるほど(映像撮影部15による撮影方向が上方向になるほど)エアタグは映像表示領域18b中の下方に表示され、携帯端末装置10が下向きになるほど(映像撮影部15による撮影方向が下方向になるほど)エアタグは映像表示領域18b中の上方に表示される。
風景映像マスク手段190は、風景映像の一部を隠すための図12に示すような画像(以下、「マスク画像」という。)40を映像表示領域18bに表示する。このマスク画像40は、典型的には、避難経路の両側(左側および右側)の風景映像の一部を覆い隠すように表示される。例えば、図13に示すような映像にマスク画像40が付加されることによって、映像表示領域18bには図14に示すような映像が表示される。ここで、マスク画像40によって風景映像が隠されるべき領域のことを「不要領域」と定義すると、不要領域は、現在位置(ユーザーの位置)と避難経路探索手段140によって得られた避難経路とに基づく透視変換によって求められる。このように透視変換によって不要領域が求められるので、図14に示すように、マスク画像40の上下方向の幅は、映像表示領域18bの中心に近くなるほど狭くなる。また、エアタグが表示される際と同様、風景映像マスク手段190によってマスク画像が表示される際には、傾きセンサ19によって携帯端末装置10の傾きが検出され、その傾きに応じて、マスク画像40の表示位置が決定される。具体的には、携帯端末装置10が上向きになるほど(映像撮影部15による撮影方向が上方向になるほど)マスク画像40は映像表示領域18b中の下方に表示され、携帯端末装置10が下向きになるほど(映像撮影部15による撮影方向が下方向になるほど)マスク画像40は映像表示領域18b中の上方に表示される。なお、マスク画像40の表示に関する更に詳しい説明は後述する。
<3.処理フロー>
次に、図15に示すフローチャートを参照しつつ、携帯端末装置10での処理フローについて説明する。携帯端末装置10では、まず、避難誘導アプリが起動される(ステップS100)。避難誘導アプリの起動後、ユーザーは、経路探索機能を選択する(ステップS110)。そして、GPS情報取得手段100によるGPSデータGdaの取得および当該GPSデータGdaのサーバ20への送信が行われる(ステップS120)。その後、GPSデータGdaに基づくサーバデータSdaの受信が行われる(ステップS130)。すなわち、ステップS130では、携帯端末装置10は、有意データMdaやエアタグデータAdaなどをサーバ20から受信する。
次に、ユーザーは、個人状況入力手段141によって、ユーザーの被災状況や運動能力などの個人状況の入力を行う(ステップS140)。また、ユーザーは、移動可能距離入力手段142によって、移動手段および移動可能距離の入力を行う(ステップS150)。さらに、ユーザーは、周辺状況入力手段143によって、ユーザーの周囲の災害状況や混雑状況などの周辺状況の入力を行う(ステップS160)。
ユーザーによって個人状況,移動手段・移動可能距離,および周辺状況の入力が行われた後、避難経路探索手段140による避難経路探索処理(避難所・避難経路を探索する処理)が実行される(ステップS170)。
避難経路探索処理の実行後、地図表示手段150によって、地図,道路,避難所,および避難経路が表示部18の地図表示領域18aに表示される(ステップS180)。なお、このときユーザーは映像撮影部15を用いて風景映像を撮影し、当該風景映像が表示部18の映像表示領域18bに表示されているものとする。そして、映像表示領域18bに表示されている風景映像に、避難経路の案内に供される情報としてのエアタグが重ねて表示される(ステップS190)。さらに、映像表示領域18bに、上述したマスク画像40が付加的に表示される(ステップS200)。
以上のようにして、例えば、ステップS180の終了時点においては図10に示すような画像(地図および映像)が表示部18に表示され、ステップS190の終了時点においては図13に示すような画像が表示部18に表示され、ステップS200の終了時点においては図14に示すような画像が表示部18に表示される。但し、ステップS180からステップS200までの処理時間は極めて短い時間であるので、人の目には図14に示すような画像が瞬時に知覚される。
なお、本実施形態においては、ステップS170によって経路探索ステップが実現され、ステップS180によって映像表示ステップが実現され、ステップS190によって拡張現実画像表示ステップが実現され、ステップS200によってマスク画像表示ステップが実現されている。
<4.マスク画像>
次に、風景映像マスク手段190によって映像表示領域18bに表示されるマスク画像40について詳しく説明する。
<4.1 マスク画像の位置>
図14に示したように、マスク画像40は、通常、避難経路の両側(左側および右側の双方)に表示される。但し、避難経路の左側または右側の一方の風景映像が映像表示領域18bに表示されないような撮影が行われているときには、映像表示領域18bにおいて風景映像が表示されていない側にはマスク画像40は表示されない。例えば、避難経路の左側の風景映像が映像表示領域18bに表示されないような撮影が行われているときには、図16に示すように、マスク画像40は避難経路の右側のみに表示される。
また、映像表示領域18bにおけるマスク画像40の位置(上下方向の位置)は、ユーザーの視線に適合するようにされる。通常、ユーザーは携帯端末装置10が地表面に対してほぼ垂直になるようにして撮影を行うので、映像表示領域18bの中央部(上下方向についての中央部)近傍にマスク画像40が表示される。
<4.2 マスク画像の透明度>
マスク画像40は、図17(a)に示すように半透明にしても良いし、図17(b)に示すように不透明にしても良い。但し、風景映像を参考にしつつ避難経路をたどることを可能にするという観点からは、マスク画像40は半透明にすることが好ましい。
<4.3 マスク画像の幅>
マスク画像40の幅(上下方向の幅)については、図18(a)に示すように比較的狭い幅にしても良いし、図18(b)に示すように比較的太い幅にしても良い。すなわち、マスク画像40の幅は特に限定されない。なお、説明の便宜上、図18においては、風景映像のうちの道路(避難経路)とマスク画像40のみを示している(図19,図20,および図21も同様)。
マスク画像40によって風景映像を隠すことを重視する場合には、マスク画像40の幅を太くすれば良い。このような携帯端末装置10においては、映像表示領域18bの高さ(縦方向の幅)Hとマスク画像40の縦方向の幅の最大値Wmaxとの関係が例えば次式(1)を満たすように、マスク画像40の幅が定められる(図19参照)。
H×0.5<Wmax ・・・(1)
また、進行方向の認識を高めることを重視する場合には、マスク画像40の幅を狭くすれば良い。このような携帯端末装置10においては、映像表示領域18bの高さ(縦方向の幅)Hとマスク画像40の縦方向の幅の最大値Wmaxとの関係が例えば次式(2)を満たすように、マスク画像40の幅が定められる(図19参照)。
H×0.2>Wmax ・・・(2)
なお、通常、映像表示領域18bの上端部近傍および下端部近傍にはマスク画像40によって隠されることのない領域が設けられる。これにより、ユーザーに与える閉塞感が緩和される。
<4.4 マスク画像の先端部の形状>
マスク画像40の先端部の形状については、図20(a)に示すように点状になっていても良いし、図20(b)に示すように線状になっていても良いし、図20(c)に示すように矢印状になっていても良い。図20(a)に示す例の場合、マスク画像40全体の形状は三角形となる。図20(b)に示す例の場合、マスク画像40全体の形状は台形となる。なお、図20(c)に示すようにマスク画像40の先端部の形状を矢印状にすることによって、進行方向の認識をより高めることができる。
<4.5 避難経路が曲がっている場合のマスク画像の形状>
本実施形態においては、避難経路が曲がっている場合、より詳しくは、ユーザーによって風景映像の撮影が行われている地点の先で例えば左折や右折などがあることによって進行先の経路が風景映像から隠れるように避難経路が曲がっている場合、避難経路が曲がっている方向に配置されるマスク画像40については避難経路の折れ曲がり地点よりも手前側の風景映像のみを隠すように、映像表示領域18bにマスク画像40が表示される。これについて、図21を参照しつつ、説明する。
避難経路が曲がっていない場合、図21(a)に示すように、道路の右側に手前側(映像表示領域18bの枠部分)から消失点にまで伸びるマスク画像40aが表示されるともに、道路の左側にも手前側から消失点にまで伸びるマスク画像40bが表示される。これに対して、避難経路が例えば符号Pで示す地点で左側に曲がっている場合、図21(b)に示すように、道路の右側には手前側から消失点にまで伸びるマスク画像40aが表示されるが、道路の左側には手前側から折れ曲がり地点Pよりも手前の地点までしか伸びていないマスク画像40cが表示される。このように、避難経路が曲がっている場合、その曲がっている方向に配置されるマスク画像40の長さは通常よりも短くされる。従って、例えば図14に示した映像においても、道路の左側に表示されているマスク画像40については、他方のマスク画像40よりも短くされている。避難経路が曲がっている場合のマスク画像の形状を以上のようにすることによって、避難経路が曲がっていることをより明確にユーザーに認識させることができる。
ところで、図22(a)〜(c)に着目すると、マスク画像40dはマスク画像40eよりも長くなっており、マスク画像40fはマスク画像40eよりも短くなっている。このような場合、図22(a)における現在位置から折れ曲がり地点までの距離は図22(b)における現在位置から折れ曲がり地点までの距離よりも長く、図22(c)における現在位置から折れ曲がり地点までの距離は図22(b)における現在位置から折れ曲がり地点までの距離よりも短い。このように、マスク画像40の長さに基づいて、現在位置から折れ曲がり地点までの距離の大小を把握することができる。
<4.6 その他>
上述したように、マスク画像40は、半透明であっても良いし、不透明であっても良い。また、マスク画像40の幅(上下方向の幅)については特に限定されない。さらに、マスク画像40の先端部の形状についても特に限定されない。これらに関しては、携帯端末装置10のユーザーが設定できるようにしても良い。例えばマスク画像40の透明度に関し、携帯端末装置10への避難誘導アプリのインストール直後は予め決められたデフォルト状態(半透明もしくは不透明)にしておき、必要に応じてユーザーが透明度を切り替えることができるようにしても良い。
<5.効果>
本実施形態によれば、携帯端末装置10には、避難経路の探索を行う避難経路探索手段140と、ユーザーが撮影している風景映像を表示する映像表示手段170と、避難経路の案内に供される情報としてのエアタグ(拡張現実画像)を風景映像に重ねて表示するエアタグ表示手段180と、典型的には避難経路の両側の風景映像を上述したマスク画像40によって隠す風景映像マスク手段190とが設けられる。ここで、映像表示領域18bにおいてマスク画像40とエアタグとが重なる場合には、マスク画像40よりもエアタグの方が前面に配置される。これにより、映像表示領域18b内に風景映像とエアタグとが混在していても、風景映像がマスク画像40によって隠されるとともに、マスク画像40の前面にエアタグが表示される。例えば、映像表示領域18bに水害を表すエアタグ33と当該エアタグ33と同じ色の看板39(風景映像内の物体)とが互いに重なりあって表示される場合、マスク画像40が存在しなければ、図23(a)に示すように看板39とエアタグ33とが干渉するため、ユーザーにはエアタグ33が視認されにくい。この点、本実施形態によれば、風景映像がマスク画像40によって隠されるので、図23(b)に示すように上記看板39はマスク画像40の背面に配置され、水害を表すエアタグ33がユーザーに明確に視認される。このように、避難経路をたどるのに不必要な情報はマスク画像40によって隠され、避難経路をたどるのに必要な情報がユーザーに明瞭に視認される。従って、災害発生によってユーザーがパニック状態になっていても、当該ユーザーを速やかに避難所に誘導することが可能となる。以上のように、本実施形態によれば、携帯端末装置10の1つの画面上に風景映像とエアタグとが表示されていてもより明確にユーザーに避難経路(進行方向)を示すことのできる避難誘導システムが実現される。
また、本実施形態によれば、道路の両側の風景映像をマスク画像40によって隠すことによって、ユーザーの視線を避難経路上に集中(誘導)させることが可能となる。特に、マスク画像40の幅を狭くすることやマスク画像40の先端部の形状を矢印状にすることによって、ユーザーに対して、進行方向の認識をより高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、避難経路が曲がっている場合、その曲がっている方向に配置されるマスク画像40の長さは、他方のマスク画像40の長さよりも短くされる。これにより、現在位置よりも先の地点で避難経路が曲がっていることをユーザーに認識させることが可能となる。従って、災害発生によってユーザーがパニック状態になっていても、当該ユーザーが避難経路からそれることを防止することが可能となる。
また、本実施形態によれば、映像表示領域18bにおいて、避難経路探索手段140による避難経路探索処理によって得られた避難経路(進行経路)を示す矢印状のエアタグ31が、避難経路となっている道路の中央部に表示される。ユーザーの視線はマスク画像40によって隠されていない領域に向けられるところ、この矢印状のエアタグ31はマスク画像40によるマスク(風景映像を隠すこと)が施されていない領域に表示される。従って、ユーザーの視線は避難経路を示す矢印状のエアタグ31に向けられ、ユーザーは、たとえパニック状態になっていても、目指すべき方向をきわめて短時間で把握することが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、マスク画像40によって風景映像が隠されるべき領域(不要領域)は、現在位置(ユーザーの位置)と避難経路探索処理で得られた避難経路とに基づく透視変換によって求められる。このため、現在位置から遠くなるにつれて撮影映像が徐々に小さくなるのと同様、現在位置から遠くなるにつれてマスク画像40の幅が徐々に狭くなる。これによりユーザーに違和感を与えることなく、マスク画像40によって撮影映像を隠すことが可能となる。
<6.変形例など>
上記実施形態においては、本発明に係る経路案内装置が携帯端末装置10によって実現される例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着型表示装置)のように携帯端末装置10以外の端末装置によって本発明に係る経路案内装置を実現することもできる。
また、上記実施形態においては、避難誘導システムを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。ユーザーに現在位置から目的地までの進行経路を案内するための一般的なナビゲーションシステムにも、本発明を適用することができる。
10…携帯端末装置
18…表示部
18a…地図表示領域
18b…映像表示領域
20…サーバ
40…マスク画像
130…データ記憶手段
140…避難経路探索手段
150…地図表示手段
170…映像表示手段
180…エアタグ表示手段
190…風景映像マスク手段

Claims (25)

  1. 目的地までの進行経路を案内するための経路案内装置であって、
    利用者によって入力される条件に基づいて、目的地までの進行経路の探索を行う経路探索手段と、
    所定の映像表示領域に撮影中の映像を表示する映像表示手段と、
    前記映像表示領域において、進行経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示手段によって表示されている撮影映像に重ねて表示する拡張現実画像表示手段と、
    前記映像表示領域において、前記経路探索手段によって得られた進行経路の左側または右側の少なくとも一方に前記撮影映像を部分的に隠すためのマスク画像を表示するマスク画像表示手段と
    を備え、
    前記マスク画像表示手段は、前記映像表示領域において前記マスク画像と前記拡張現実画像とが重なる場合には、前記拡張現実画像を前記マスク画像よりも前面に配置することを特徴とする、経路案内装置。
  2. 前記マスク画像表示手段は、前記マスク画像として半透明の画像を表示することを特徴とする、請求項1に記載の経路案内装置。
  3. 前記マスク画像表示手段は、前記映像表示領域において、前記経路探索手段によって得られた進行経路の左側および右側の双方に前記マスク画像を表示することを特徴とする、請求項1または2に記載の経路案内装置。
  4. 前記マスク画像表示手段は、前記経路探索手段によって得られた進行経路が前記映像表示領域において曲がっている場合には、当該進行経路が曲がっている方向に配置されるマスク画像については当該進行経路の折れ曲がり地点よりも手前側の撮影映像のみを隠すように、前記マスク画像を表示することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の経路案内装置。
  5. 前記マスク画像表示手段は、前記映像表示領域において縦方向の幅が前記経路探索手段によって得られた進行経路の進行方向に向かって徐々に狭くなるような画像を前記マスク画像として表示することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の経路案内装置。
  6. 前記マスク画像表示手段は、現在位置と前記経路探索手段によって得られた進行経路とに基づいて透視変換によって得られる画像を前記マスク画像として表示することを特徴とする、請求項5に記載の経路案内装置。
  7. 前記マスク画像の端部のうち前記経路探索手段によって得られた進行経路の進行方向側の端部の形状は、矢印状であることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の経路案内装置。
  8. 前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の経路案内装置。
    H×0.5<Wmax
  9. 前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の経路案内装置。
    H×0.2>Wmax
  10. 前記拡張現実画像表示手段は、前記拡張現実画像の1つとして、前記経路探索手段によって得られた進行経路を表す矢印状の画像を表示することを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の経路案内装置。
  11. 前記マスク画像表示手段は、前記矢印状の画像と前記マスク画像とが重なることのないように、前記マスク画像を前記映像表示領域に表示することを特徴とする、請求項10に記載の経路案内装置。
  12. 前記経路探索手段は、道路および避難所の情報を用いて、目的地である避難所と当該避難所までの避難経路の探索を行うことを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載の経路案内装置。
  13. 目的地までの進行経路を端末装置を用いて案内する経路案内方法であって、
    前記端末装置の利用者によって入力される条件に基づいて、前記端末装置が目的地までの進行経路の探索を行う経路探索ステップと、
    前記端末装置の所定の映像表示領域に撮影中の映像を表示する映像表示ステップと、
    前記映像表示領域において、進行経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示ステップによって表示されている撮影映像に重ねて表示する拡張現実画像表示ステップと、
    前記映像表示領域において、前記経路探索ステップで得られた進行経路の左側または右側の少なくとも一方に前記撮影映像を部分的に隠すためのマスク画像を表示するマスク画像表示ステップと
    を含み、
    前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において前記マスク画像と前記拡張現実画像とが重なる場合には、前記拡張現実画像が前記マスク画像よりも前面に配置されることを特徴とする、経路案内方法。
  14. 目的地までの進行経路を案内するための、端末装置で実行される経路案内プログラムであって、
    前記端末装置の利用者によって入力される条件に基づいて、目的地までの進行経路の探索を行う経路探索ステップと、
    前記端末装置の所定の映像表示領域に撮影中の映像を表示する映像表示ステップと、
    前記映像表示領域において、進行経路の案内に供される情報としての拡張現実画像を前記映像表示ステップによって表示されている撮影映像に重ねて表示する拡張現実画像表示ステップと、
    前記映像表示領域において、前記経路探索ステップで得られた進行経路の左側または右側の少なくとも一方に前記撮影映像を部分的に隠すためのマスク画像を表示するマスク画像表示ステップと
    を前記端末装置に含まれるコンピュータのCPUがメモリを利用して実行し、
    前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において前記マスク画像と前記拡張現実画像とが重なる場合には、前記拡張現実画像が前記マスク画像よりも前面に配置されることを特徴とする、経路案内プログラム。
  15. 前記マスク画像表示ステップでは、前記マスク画像として半透明の画像が表示されることを特徴とする、請求項14に記載の経路案内プログラム。
  16. 前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において、前記経路探索ステップで得られた進行経路の左側および右側の双方に前記マスク画像が表示されることを特徴とする、請求項14または15に記載の経路案内プログラム。
  17. 前記マスク画像表示ステップでは、前記経路探索ステップで得られた進行経路が前記映像表示領域において曲がっている場合には、当該進行経路が曲がっている方向に配置されるマスク画像については当該進行経路の折れ曲がり地点よりも手前側の撮影映像のみを隠すように、前記マスク画像が表示されることを特徴とする、請求項14から16までのいずれか1項に記載の経路案内プログラム。
  18. 前記マスク画像表示ステップでは、前記映像表示領域において縦方向の幅が前記経路探索ステップで得られた進行経路の進行方向に向かって徐々に狭くなるような画像が前記マスク画像として表示されることを特徴とする、請求項14から17までのいずれか1項に記載の経路案内プログラム。
  19. 前記マスク画像表示ステップでは、現在位置と前記経路探索ステップで得られた進行経路とに基づいて透視変換によって得られる画像が前記マスク画像として表示されることを特徴とする、請求項18に記載の経路案内プログラム。
  20. 前記マスク画像の端部のうち前記経路探索ステップで得られた進行経路の進行方向側の端部の形状は、矢印状であることを特徴とする、請求項14から19までのいずれか1項に記載の経路案内プログラム。
  21. 前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする、請求項14から20までのいずれか1項に記載の経路案内プログラム。
    H×0.5<Wmax
  22. 前記映像表示領域の縦方向の幅をHとし、前記マスク画像の縦方向の幅の最大値をWmaxとしたとき、下記の式が成立することを特徴とする、請求項14から20までのいずれか1項に記載の経路案内プログラム。
    H×0.2>Wmax
  23. 前記拡張現実画像表示ステップでは、前記拡張現実画像の1つとして、前記経路探索ステップで得られた進行経路を表す矢印状の画像が表示されることを特徴とする、請求項14から22までのいずれか1項に記載の経路案内プログラム。
  24. 前記マスク画像表示ステップでは、前記矢印状の画像と前記マスク画像とが重なることのないように、前記マスク画像が前記映像表示領域に表示されることを特徴とする、請求項23に記載の経路案内プログラム。
  25. 前記経路探索ステップでは、道路および避難所の情報を用いて、目的地である避難所と当該避難所までの避難経路の探索が行われることを特徴とする、請求項14から24までのいずれか1項に記載の経路案内プログラム。
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